ドラマル

2019年3月24日

『絶対正義』8話(最終回)のネタバレ感想!原作と違う!まさかのハッピーエンド?

2019年3月23日に放送されたドラマ『絶対正義』8話のネタバレを含むあらすじと感想を、放送後にSNSで最も注目を集めた出来事を含めてお伝えします。

範子が生きていた!予測不能の最終回!
絶対正義のモンスター・高規範子と、4人の親友(家族)たちの運命は…

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この記事には、『絶対正義』8話(最終回)のネタバレが含まれています。まだご覧になっていない方は、「FODプレミアム」で過去の放送をご覧になれます。

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『絶対正義』最終回のあらすじネタバレ

刑務所から出て来た4人を、律子(白石聖)は山奥のログハウスに連れて行きます。で、律子が言います。「高槻範子(山口紗弥加)は生きていました。率直な感想は?」、と。理穂ウィリアムズ(片瀬那奈)、西山由美子(美村里江)、石森麗華(田中みな実)、今村和樹(桜井ユキ)が椅子に座っていて、その正面に律子。高槻範子が生きていたことを喜ぶ人は、貴方たちの中にはいないようですと律子。が、全員それを否定。
その時、「久しぶり」と範子登場。7年間の記憶喪失、あるいは意識を無くして病院にいたということのようです。そして、「私、間違ったこと言ってる?」と言う律子に対して、「あなたは間違ったことを言ってる」と諭す範子がいます。

ここで一旦、律子と2人だけの話し合いの場を別の部屋でもつ範子。律子の付けていたリンドウのブローチには、範子によってGPSが仕込まれており、それで範子には律子の居場所が特定できたことが語られます。怒った律子はブローチを破壊します。ともあれ、律子との話し合いを終えた範子は、律子を休ませ、4人のいる場に戻ります。

その頃、警察は矢沢剛志(水橋研二)殺害容疑で逮捕状が出ている範子が病院から脱走したと発表。全国指名手配で警察は範子の行方を追っているようです。「矢沢さんの件で、もうすぐここに警察が来ます。最後にみんなと一緒にご飯を食べたい」と範子が言って、全員での食事作り。出来上がった料理を食べるなか、7年間の記憶喪失で、範子は「正義脳」から解放されて、常識が通ずる人に変貌していることが分かって来ます。それで、範子に対して間違ってる~、と言えるようになっている4人がいます。

4人に殺されるという時、間違いに気が付いた範子。正義が何なのか分からないから争いごとが起こる。正義とは、光、希望を与えるもの。4人にしても、そもそも、見て見ぬ振りをしたのが間違いでした。範子の物言いに対して間違いだと言って、理解しあえるまで話し合うべきだったと気付く4人。「分かり合えるっていうのは、こんなに幸せな気持ちになれるのね」と範子も同意。それを背後で聞いていた律子が「馬鹿みたい」と呟き、範子と4人を罵倒します。

「私は彼女たちを許す。彼女たちは私が守る」と律子の前に、範子が立ちはだかります。

律子はその場を走り去り、それを範子が追います。横断歩道を律子が渡り切ったところで信号が赤に変わります。高校生時代、範子を追いかけて来て、それで母が交通事故で死んだ場面の再現です。
で、赤信号なのに横断歩道に足を踏み出した範子が、「くらしの相棒まるたま商店」とドアに書かれた車にハネられるというイメージ画が挿入されます。
「まるたま商店」とは、範子が最終話冒頭に入っていた店です。範子はそこで警官に職務質問されそうになりますが、法的知識を開陳してそれを回避しています。この時、店にいた店主と警官が乗る車にハネられそうになったところを、範子は、由美子の横合いからのタックルで救われます。

この警官、職質を回避され範子を見逃したのち、無線で、範子の一番至近距離にいるということで、単独で範子の確保に向かうよう命じられたのですが、途中、パトカーが故障して立ち往生。そこに「まるたま」店主が運転する車が通りかかり、「何やってんの?」、「おっ、いいとこにいるじゃない」ということで、店主の運転する車で範子確保に向かっていました。

ともあれ、赤信号を無視して踏み出そうとする範子を由美子がタックルして阻止します。数歩以上、範子は横断歩道を歩み始めていたはずなのに、タックルされた場所は信号手前の歩道上です。由美子は、すんでのところで範子を救った後、青信号で律子に向かいます。
「なんで」という律子に、「あなたの為に決まっているでしょ」と由美子。そして、由美子は律子の顔を両手で包み込んで続けて言います。「範子の新しい正義があなたを守ってくれるから、もう大丈夫なんだよ」、と。

立ち上がって来た範子が近付きます。泣いて抱擁しあう母と娘。そこに「まるたま」の車に乗って追って来た警官が、手錠を片手に駆け寄ります。が、警官の両肩をグッと掴んで警官の動きを制止する由美子。執行妨害のはずですが、母と娘の抱擁シーンを遮ることを許しません。「私、何か間違ってますか?」と言い放ちます。

また、後日、バスに乗っていて、男子高校生がSNSに動画アップしようとすれば、即座に立ち上がって「止めてください、運転手さん!」と叫ぶ由美子がいます。普通に考えれば、バスの中で化粧する女子高生が悪く、なによりも、女子高生の化粧鏡の反射が由美子の顔面を直撃していたのですから、それを咎めて動画撮影する男子高生の方にこそ理があるかなとも思われますが、由美子の正義の牙は、動画を撮った男子生徒に向けられます。範子の偏りのある絶対正義は律子ではなく、どうやら、由美子に引き継がれてしまいました。

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『絶対正義』最終回のネタバレ感想

50代男性

ゆの字

母と同様に人を断罪することの快感を覚えた律子が、範子の死後も4人の断罪を継続。断罪に目覚め、次の獲物を求めて舌なめずりというのが原作のラストシーンでしたが、ドラマでは由美子が絶対正義を受け継ぐということで、何だか、良く分からないことになりました。

かつて、由美子は、律子の万引きを目撃したりしていました。そして、律子に「私に関わらない方が身の為ですよ」と忠告されていたシーンがあったことを思い出しました。

最後、律子と範子を追った由美子は、大きく律子に関わることになり、それで絶対正義を背負い込むという不幸な道を歩むことになっています。小学生時代の律子の「予言」が的中するというオチだったのですね~。驚きました。

ユングの英雄神話、母殺しという概念が入るものと思っていましたが、これ、無しでしたね。自分を飲み込み喰い殺そうと追ってくる母。恐ろしい侵襲感。やられる前に殺す衝動。ネガティブ・グレートマザー(否定的太母)です。そして、それに抗う娘。ギリシャ神話、日本神話の親殺しのモチーフです。自分を産んだものを殺すことで自身の神性に目覚めます。
人間が人間を産みますが、それは親が全能であることを意味していません。人間を産んだ神も全能ではありません。そういうテーマが底流にあるものと思っていましたが、一切、ユングも神話も無しだったんですね~。そういう意味で、やや、収束が軽く感じられました。

あと、律子の顎の傷は?範子が殺した矢沢剛志(水橋研二)の遺体の発見は?丘に住む浮浪者は何者?それに、なにより、母、幸恵(山口紗弥加)が事故死した日、範子が一緒に遅くまで遊んでいたクラスメイトは誰だったのか。そして、その時の秘密の約束は何だったのか?これらの疑問が明かされること無く、足早の完結で残念でした。いろいろと謎を放置しての完結でした。

私としましては、矢沢殺しは律子という予想をしていたのですが、肩透かしでした。最後にリアリティーを求めるということでの、演者を含めての話し合い協議が難航したものと推察されます。

20代女性

結咲

毎週楽しみにしていたこのドラマの最終回でした。最後にどうなるのか予測が難しくて色んな想像をしながら放送の日を待っていました。範子と4人の関係がどのように落ち着くのか、範子の娘、律子が下す正義の鉄槌とは何かなど気になる所が満載でした。

このドラマを見ると毎週、正義って本当に正しいのかなと考えさせられます。最近の社会では、発言や行動などが取り上げられ問題にされたり話題にされたりと多くあります。何かとハラスメントになったりします。生きづらい世の中になっているなと感じているのですが、このドラマはこういう社会の風潮が行き過ぎるとこのドラマの主人公の範子のような人が多く存在する社会になるのではないかなと重なり少し恐怖に思いました。

最後に、範子が悪気があって正義を全うしていたのではなく4人の友達が大切すぎるがあまり行き過ぎた正義を押し付けていたことを和解できたのですが、不器用だったんだなと感じほっこりました。ホラーに感じることの多いドラマでしたが、最終話では感動することもありこれまでの放送話とのギャップも面白かったです。

40代女性

mimi

ストーリー展開が目まぐるしくて、振り返るとすごい人生だなあとしみじみ感じました。
女友達同士の学生時代から始まり大人になって再会し、いろいろあってそれぞれが刑務所に入ったり、意識不明になったりと波乱万丈すぎ!でも主人公の高規範子(山口紗弥加)のキャラクターが強烈過ぎるので、ありえないシチュエーションでも楽しんで見ることができました。
最後になって範子が自分の性格の非を認めたのにはびっくり。彼女の絶対正義は絶対!変わらないと勝手に思ってたので意外でした。
でもそのおかげで、また元通り仲良し5人組に戻れたし、これからはきっとうまくやっていけるんだろうなと思えたラストだったのでホッとしました。
毎回ドラマが終わった後に厚切りジェイソンが自分の持ちネタで叫ぶシーンが好きでした。

最終回で最も話題になった出来事

原作と違う!まさかのハッピーエンド?

範子が生きてる時点で原作とは異なりますが、範子とその家族(4人の親友と律子)みんなが心の幸せを得るハッピーエンドは、裏切られましたね。

範子のあの狂気を最終回にまた見られる期待もありましたが、優しい人間味をもった範子も素敵でした。

まとめ

最終回の見どころは、何と言っても、最後の由美子なんでしょうね。絶対正義の終焉かと思っていたら、なんとなんと由美子がシッカリと引き継いでいました。警察官、男子高校生の前に立ちはだかってゆく由美子が、なんとも不気味でした。

さて、前回予告の、病院を抜け出した範子の表情が優しそうだったので、まさか(人間が変わってる)と思ったのが、ハマるラストでした。

原作のバッドエンドとは異なりますが、これはこれで正義とは一体何なのかを考えさせられるいい展開でしたね。ストーリーだけじゃなくキャストも素晴らしいドラマでした。