ドラマル

2021年3月27日

『ゆるキャン△2』原作ネタバレ!ドラマの1話から最終回までのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ

ドラマ『ゆるキャン△2』の1話から最終回までのあらすじを、原作ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

福原遥さん主演の連続ドラマ『ゆるキャン△2』を200%楽しむために、キャストや各話ゲスト、視聴率の推移をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。

※『ゆるキャン△2』全話ネタバレ完了済み(2021年6月18日)。

見逃し配信をチェック

当記事には、『ゆるキャン△2』の第1話から最終回までのネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「Amazonプライム・ビデオ」で第1話から最終回までの放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

『ゆるキャン△2』の基本情報

概要(見どころ)

『ゆるキャン△2』は、600万部突破のあfろによる同名コミックを原作とするキャンプドラマ。テレビ東京で2020年の1月期に放送されて原作ファンからも「原作に忠実」などと好評を博した人気作、待望のシーズン2です。

シーズン2もキャスト続投で、主人公の志摩リン役は引き続き福原遥さんが務め、シーズン1でクリスマスキャンプを終えたリンたちの年末年始から物語はスタートします。

シーズン2から放送される、原作コミックスの巻末に収録されている短編スピンオフ「へやキャン△」にも注目です。

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キャスト一覧

  • 志摩リン:福原遥
    中学1年から祖父の影響でキャンプを始めたソロキャンパー
  • 各務原なでしこ:大原優乃
    高校の同好会「野外活動サークル」(通称・野クル)のメンバー、無邪気で活発な女の子
  • 大垣千明:田辺桃子
    野クルの部長、リンからやや苦手意識を持たれている
  • 犬山あおい:箭内夢菜
    野クルの一員、陰のリーダー的存在、関西なまりで話すおっとり系
  • 斉藤恵那:志田彩良
    リンの友人、マイペースな自由人
  • 各務原桜:柳ゆり菜
    なでしこの姉、ドライブが趣味
  • 鳥羽美波(通称・グビ姉):土村芳
    本栖高校教師、野クルの顧問、ベテランキャンパー
  • 土岐綾乃:石井杏奈
    なでしこの幼なじみ
  • 斉藤潤:橋本じゅん
    斉藤の父
  • ちくわ:山口チョコ
    恵那の愛犬のチワワ
  • 咲:見方あゆ実
    リンの母
  • 菊川昴:向里祐香
    日本茶販売店『日本茶きみくら本店』の店員
  • あかり:西澤愛菜
    あおいの妹
  • 修一郎:野口雄介
    なでしこの父
  • 静花:山本映子
    なでしこの母
  • 『みさきキャンプ場』の管理人:西村瑞樹(バイキング)
  • 飯田美晴:金井美樹
    伊豆で酒屋を営む
  • 和夫:細井学
    美晴の父
  • 大町:猪俣三四郎
    登山部顧問

スタッフ一覧

  • 原作:ゆるキャン△
    作者:あfろ
    出版社:芳文社
    掲載誌: まんがタイムきららフォワード
  • 監 督:二宮崇、吉野主、玉澤恭平
  • 脚本:北川亜矢子
  • 音楽:小田切大
  • 主題歌
    曲名:Hello Youth
    歌手:LONGMAN
    レーベル:ソニー・ミュージックレーベルズ
  • エンディング・テーマ
    曲名:わすれものをしないように
    歌手:門脇更紗
    レーベル:ビクターエンタテインメント
  • チーフプロデューサー:森田昇
  • プロデューサー:合田知弘、熊谷喜一、岩倉達哉
  • 制作:テレビ東京、SDP、ヘッドクォーター
  • 製作著作:ドラマ「ゆるキャン△」製作委員会

各話の視聴率

『ゆるキャン△2』各話の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※『ゆるキャン△2』は、ビデオリサーチによる視聴率の発表がないため、SNS(Twitterつぶやき数など)の反響をもとに、視聴熱を5段階(★)で発表します。

各話放送日視聴率
ゆるキャン△スペシャル3月29日★★★★
1話4月1日★★★★
2話4月8日★★★★
3話4月15日★★★★
4話4月22日★★★★
5話4月29日★★★★
6話5月6日★★★★
7話5月13日★★★★
8話5月20日★★★★
9話5月27日★★★★
10話6月3日★★★★
11話6月10日★★★★
12話・最終回6月17日★★★★★

ドラマ『ゆるキャン△2』の最終回ネタバレ(予想)

『ゆるキャン△』では、各務原なでしこ(大原優乃)が引っ越してきて、今までキャンプに興味がなかったなでしこが、志摩リン(福原遥)と出会い、キャンプに興味を持ち始めます。

その後、なでしこは、高校の同好会「野外活動サークル」(通称・野クル)に入り、大垣千明(田辺桃子)と犬山あおい(箭内夢菜)の2人だけだった小さな同好会でしたが、リンの友人である斎藤恵那(志田彩良)を巻き込みキャンプ先で知り合った新任教師の鳥羽美波(土村芳)を顧問に迎え、活動していきます。
『ゆるキャン△』最終話では、リンと野クルのメンバーでクリスマスキャンプをして、楽しい思い出を作りました。

『ゆるキャン△2』では、志摩リンは、年内最後のソロキャンをするために静岡に向かい年越しします。なでしこは、年越しはバイトをしていて、千明、あおい、恵那(えな)は、神社に初詣でに行きます。

年が明けて、静岡のおばあちゃんちでのんびりとお正月を過ごしていたなでしこは、静岡にいるリンを誘って、浜名湖のウナギを満喫します。おなかも膨れて家に着くと、なでしこの幼馴染の土岐綾乃(石井杏奈)が出迎えてくれて3人でまったりお正月を過ごします。

冬休みも終わり、次のキャンプは、山中湖に行くことを決めます。なでしこは、今までソロキャンをしたことがなかったので、ソロキャンに興味がわいてきます。

一方、千明、あおい、恵那は、3人で山中湖でキャンプすることになります。冬の山中湖は、-15度になるほど寒く、途中温泉によってのんびりしてしまったため、時間を大幅にロスします。急いでキャンプの設営をする3人ですが、焚火をする施設もしまり、スマホの電源も切れてしまい絶体絶命になります。
リンは3人が山中湖にキャンプに行くことをしっており、連絡がつかないことを心配して、顧問の鳥羽に連絡します。鳥羽は車で3人を迎えに行きます。
千明は近くのコンビニにカイロを買いに行っていました。その間に、恵那とあおいは、近くでキャンプしている夫婦に出会い、中で暖を取ることができます。そこに迎えに来た鳥羽と合流して、キャンプは何とかうまくいきます。

知り合った夫婦は伊豆で酒屋を経営していて、伊豆は自然も、観光スポットも多く、キャンプしやすところが多いため、春休みにみんなでキャンプに行こうと鳥羽が提案します。

『ゆるキャン△2』原作アニメの最終回は、伊豆旅行の最終日で、山中湖でもお世話になった飯田さんに挨拶して大室山に登った後、動物園に行きます。温泉に入るカピバラに癒され、最後まで伊豆を堪能します。
リンは動物園までは鳥羽先生の車に乗せてもらってキャンプ場で預かってもらってたバイクを受け取り、山梨まで帰ります。一人で帰ってたリンは少し寂しい気持ちになり、思い出に浸ってました。
一方、スマホのメッセージがこなくて心配したなでしこは、姉の桜に車を出してもらい、身延町(リンの地元の近く)までリンを迎えに行きます。
そこで二人で伊豆のキャンプの思い出を振り返ります。「やっぱりキャンプって楽しいからまたいこう」となでしこがいい、またキャンプの計画を立てていくという結末でした。

ドラマ版『ゆるキャン△2』でも、なでしこが「キャンプって楽しいからまたいこう」といって終わる結末になると予想します。ただアニメ版では、身延での丘から見える富士山を眺めながら言っていたので、ドラマ版では、どこでそういったセリフを言うのかすごく楽しみです。

ゆるキャン△スペシャルのあらすじネタバレ

リンのソロキャン納めは伊豆

『川窪書店』のレジに座りアルバイトをするソロキャン女子高生・志摩リン(福原遥)。
今年のソロキャン納めに何処へ行くか、リンの頭の中はキャンプのことでいっぱいでした。
リンは休憩でバックヤードに入り、一方、リンの親友・斉藤恵那(志田彩良)と野クル(野外活動サークル)の部員・各務原なでしこ(大原優乃)は、川沿いでふたりで弁当を食べていました。
野クルの部長・大垣千明(田辺桃子)は『酒の川本 身延店』でアルバイト、そんな最中に千明はメッセージを送ります。
千明は年末年始は多忙で4日までフル出勤、ところがリンたちは違ったのです。
郵便配達のバイトをしているなでしこは2日と3日が休み、同じく郵便局でアルバイトをしている恵那は3日と4日が休み、リンは31日から3日まで、野クルの部員・犬山あおい(箭内夢菜)は元旦から3日まで休みでした。
あおいは休みに家族で高山の親戚の家、恵那は愛犬のチワワ・ちくわ(山口チョコ)と初詣してショッピングセンター、なでしこは浜名湖の祖母の家、そしてリンはまだ決めてはいないものの伊豆の方でソロキャンを予定していました。

その夜、リンはキャンプ地を伊豆に決め、台所のテーブルに向かいアウトドア雑誌『VIVOUAC MAGZINE 6月号』を眺めていました。
そんなリンに、母・咲(見方あゆ実)は『御前崎灯台』を勧めます。
海を見るなら、灯台から一望出来る太平洋をリンに見てもらいたかったのです。

御前崎灯台、海なし県民の性で海を撮りまくり

31日の朝、愛車のスクーター『ヤマハ vino(ビーノ)』に跨り、リンは御前崎を目指します。
そして、小高い岬の上に建つ御前崎灯台に辿り着いたリンは、灯台から一望する太平洋の絶景に感動し、思わず海をスマホのカメラに収めます。
ところが、灯台に着くまでに50枚ほど海の写真を撮っており、海なし県民の性を実感するのでした。

日本茶きみくら本店、飲む入浴で惰眠を貪る

御前崎灯台を後にし、リンは咲に頼まれた掛川のお茶を買いに日本茶販売店『日本茶きみくら本店』へ……。
ところが、店に入ると全国各地の産地からありとあらゆるお茶が取り揃えられており、リンは何を買えば良いのか分かりません。
咲に電話しても2千円程度のものというだけで埒が明かず、リンは店員の菊川昴(向里祐香)におすすめを尋ねました。
勧められるがまま、ひと夏寝かせた熟成茶『秘壷蔵(ひこぞう)』を試飲したリンは、菊川の説明は分からなかったものの、その美味しさに感動します。
菊川がリンに気づくと、リンも夜叉神峠で菊川からほうじ茶を貰ったことを思い出しました。
リンが磐田に初日の出を見に来たと知った菊川は、初日の出スポットとして有名な『福田海岸』を勧めます。

きみくらの2階、茶寮では季節のスイーツが楽しめ、咲はリンのために少し多めに3千円渡していました。
今回の宿泊予定のキャンプ場は高校生にとっては宿泊費が少し高く、リンは宿泊費に充てるつもりでいました。
しかし、誘惑に負けたリンは、茶寮で抹茶ティラミスのお茶セットを頼みます。
抹茶ティラミスの美味しさに感動したリンがお茶をひと口飲むと、妙に癒されてしまい、駒ヶ根で入った『早太郎温泉 こまくさの湯』を思い出します。
リンはすっかり動きたくなくなり、その危うさに飲む温泉と思うのでした。

一方、なでしこは郵便配達に勤しみながら、リンのことを思い天気が崩れないよう祈るのでした。

見付天神、会いに行ける霊犬・悉平太郎3世

犬好きのリンは、霊犬・悉平太郎が祀られる『見付天神 矢奈比賣神社』を訪ねます。
駒ヶ根で早太郎と親しまれていた霊犬は、ここ磐田では悉平太郎と名を変えていました。
人が混む初詣を避け「ラス詣」で済ませたリンは、早速、会いに行ける霊犬・悉平太郎3世に会いに行きます。
ところが、飼われているはずのリアル霊犬、3代目・悉平太郎は既に亡くなっていたのでした。
リンは犬みくじをゲットすると、キャンプ場へと向かいます。

竜洋海洋公園オートキャンプ場で年越しそば

『竜洋海洋公園オートキャンプ場』管理棟でチェックインを済ませ、リンは早速フリーサイトにテントを設営します。
そして、アルミローテーブルを設置し、その上にコンパクト焚き火グリルを用意しました。
整備されたオートキャンプ場には着火剤となる松ぼっくりはなく、リンはナイフで薪を割り、その割った薪をナイフで削って毛ば立たせフェザースティックを作ります。
コンパクトストーブでフェザースティックに火をつけ、リンは焚き火グリルをくべました。

日が暮れ辺り暗くなると、リンは年越しそばを作ります。
ソロクッカーに湯を沸かし、インスタント袋麺『鴨だしそば』の乾麺となめこを茹で、粉末スープを入れたお椀にそばを移します。
ネギに海苔、フライパンで温めた白身フライと生卵をトッピング、そして七味を多めに振りかけて『鴨だしなめこそば』の完成です。
卵黄を箸で潰し、そばをすするリンは年越しそばを堪能しました。

リンは昼に撮った写真を送り、なでしこが早々と返信、恵那にあおい、そして千明が続きます。
身延町では雪が積り、浜松では雪が降らず浜松から越してきたなでしこは、テンションが上がったことを報告します。
リンはなでしこと出会ってからの今年の後半を振り返り騒がしかったと思いつつ、これまでシーズンオフの冬にだけソロキャンを楽しんでいたリンでしたが、みんなのこと思い浮かべ来年は暖かくなってもキャンプが続く気がしました。
除夜の鐘が鳴り響く中、リンはシュラフに包まれテントの中で眠るのでした。

福田海岸と身延山展望台、ダブル初日の出

夜明け前、本栖高等学校の校門前に、千明とあおい、そしてあおいの妹・あかり(西澤愛菜)が集合、新任教師・鳥羽美波(土村芳)が初詣に愛車の『スズキ ハスラー』を出してくれることになったのです。

リンはビーノで菊川に教わった福田海岸を訪れていました。
何もない浜に鳥居が設置されており、菊川の言う通り不思議な雰囲気がしたものの、期間限定で地元有志が設置しているもので、チャリティーと書かれた賽銭箱を見たリンは一気に現実に引き戻されます。

千明たちはロープーウェイで身延山山頂に上り、『身延山奥之院思親閣』で初詣を済ませると、リンは砂浜で、千明たちは展望台で初日の出を待っていました。
リンは水平線から、千明たちも富士山麓から日が昇り始め、初日の出をカメラに収めます。
その頃、なでしこは年賀状の配達に勤しんでいました。
そんななでしこのため、リンと千明が初日の出を収めた写真を送り、なでしこはダブル初日の出に喜ぶのでした。

富士川町高下、間に合うかダイヤモンド富士の初日の出!?

身延山から見る富士山麓の初日の出は午前7時、ダイヤモンド富士は富士山頂から出る日の出で、高さがある分だけ日の出の時刻が遅く、千明の調べたところ日の出は午前7時50分でした。
千明の次の初日の出の提案に乗り気のあおいたち、美波はハスラーをかっ飛ばしダイヤモンド富士のビューポイント『富士川町高下』へ向かいます。
午前7時47分、日の出まで残り3分、最後のカーブを曲がり何とか間に合ったはずが、何故か日がすっかり上っていたのです。
ダイヤモンド富士の日の出は午前7時20分、千明が日の出時刻を間違えていたのでした。

道路凍結で祖父待ち!

恵那が自宅の自室でやっと目覚め、カーテンを開けすっかり上った日を見て初日の出。
リンが『秘密結社の作り方』読みながら焚き火に当たっていると、恵那から遅い初日の出の写真が届きました。
すると、咲から着信があり、リンが電話に出ます。
昨日、身延町では雪が降り道路が凍結、スクーターで帰れる状況にありませんでした。
咲とリンの祖父・新城肇が相談した結果、肇が3日に志摩家を訪ねる途中、バンでスクーターごとピックアップすることになったのです。
リンは3日の朝まで後2日間、キャンプ場で過ごすことになったのでした。

『ゆるキャン△2』各話のあらすじ

2021年4月1日らテレビ東京系にて放送開始された福原遥さん主演の連続ドラマ『ゆるキャン△2』の各話あらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。

1話のあらすじネタバレ

渚園キャンプ場で節約

ソロキャンをこよなく愛する女子高生・志摩リン(福原遥)は、キャンプ納めに大晦日から静岡を訪れていました。
そこで、夜叉神峠で以前に出会った菊川昴(向里祐香)と偶然に再会、元旦の夜明け前、初日の出を見に来たリンは菊川に勧められた『福田海岸』で初日の出を拝みます。
宿泊していた『竜洋海洋公園オートキャンプ場』に戻り、ゆっくり過ごしていたリンでしたが、地元の山梨では雪が降りリンの住む身延町の道路が凍結、愛車のスクーター『ヤマハ vino(ビーノ)』では帰れなくなり、祖父・新城肇が迎えに来る3日の朝まで静岡に滞在することに……。

所持金が残り少ないリンは、フリーキャンプ1泊410円と格安の『浜名湖 渚園キャンプ場』へ移動します。
受付を済ませると、海なし県民の性か早速、海を求めて弁天島に向かいます。
オートバイの駐車が無料の『舞阪表浜駐車場』にビーノを停めると、近くを通る『浜名大橋』の大きさにリンは驚きます。
駐車場近くの砂浜にアウトドアチェアを出し座るリンは、改めてひとりの良さを実感するのでした。

浜名湖・弁天島、鳥居越しの日の入り

浜名湖・太平洋を一望する浜名湖弁天リゾート『The Ocean(ジ・オーシャン)』の展望大浴場で、湯船に浸かるリンは癒しの時を過ごします。
脱衣所で髪を乾かしていると、『弁天島海浜公園』に人が集まるのが窓から見えました。
気になったリンが海浜公園に行くと、浜名湖に浮かぶ大きな鳥居越しに沈む夕陽を見に、人が集まって来ていたのです。
秋から冬のこの時季に夕陽が鳥居と重なり、とても美しい光景でした。
初日の出に日の入り、一日を振り返りリンはのんびりした元日を過ごしたと思うのでした。

なでしこのお土産は大人気いちごの雫

その夜、渚園キャンプ場に戻ったリンは、テントの中で野クル(野外活動サークル)の部員・各務原なでしこ(大原優乃)へのお土産をスマホで検索していました。
なでしこは2日と3日に浜松の祖母の家に帰省予定で、身延町に帰れなくなったと知りリンを祖母の家に誘っていたのです。
リンは美味しそうな苺大福『いちごの雫』を見つけると、なでしこに買って行くことに決めました。

翌朝、いちごの雫を求め、リンは舘山寺の温泉街を目指します。
『館山寺温泉門前通り』に着いたリンは、鰻専門店が多く建ち並び誘惑に負けそうになります。
しかし、所持金は少なく思い留まったリンは、お土産を買いに和菓子処『しず花』へ行きます。
まだ開店前で辺りには誰もおらず、リンは案内通りにインターホンを押し整理券を貰います。
整理券の番号は23番、不思議に思うリンでしたが、開店の案内と同時に多くの客が現れて来ました。
他の客は寒くて車の中で待っていたのです。
開店が知らされると、客たちが当たり前のようにいちごの雫を50個注文、圧倒されるリンは必死に4個注文するのでした。

「ゴチになります」、浜名湖の鰻はお手頃価格!?

天竜浜名湖線『気賀駅』前の『大判焼の藤田屋』で、なでしこは迷いながらもクリームを2個注文、電車に飛び乗ると車内でぱくつきます。
待ち合わせ場所の天竜浜名湖線『浜名湖佐久米駅』前で、なでしこはリンと合流。
浜名湖佐久米駅はゆりかもめが来ることで知られ、なでしこはリンをゆりかもめのいるホームに案内しました。
リンは犬も良いけど、鳥もかわいいと思います。
なでしこの祖母の家まで、浜名湖佐久米駅から徒歩20分、なでしこは先ず腹ごしらえをすることにし、リンをランチに鰻専門店『さくめ』に誘います。
リンの残金は1290円、いつも金欠のなでしこが鰻専門店に誘うのは、浜名湖は鰻の産地で値段もお手頃なのではないか、そう思いリンはなでしこに付いて行きました。

店内のカウンターにふたりで並んで座り、なでしこが鰻重の「大」を2つ注文、驚いたリンが値段を確認すると大は4100円で更に驚愕します。
しかし、この日のなでしこは、いつもと違いました。
なでしこがリンにいつもお世話になり、なでしこの父・修一郎(野口雄介)がリンに鰻をご馳走するよう言いつけ、なでしこに1万円を預けていたのです。
リンは安心してご馳走になり、鰻重を堪能するのでした。

浜名湖沿いの道をなでしこと並んで歩くリンは、ビーノを押していました。
なでしこの祖母の家に着き、リンは浜松ナンバーのバイク『ホンダ APE100』が目に留まります。
なでしこの祖母と挨拶を済ませ家にお邪魔したリンは、なでしこの幼馴染・土岐綾乃(石井杏奈)と出会うのでした。

2話のあらすじネタバレ

なでしこの体力の秘密はダイエット

ソロキャンをこよなく愛する女子高生・志摩リン(福原遥)は、キャンプ納めに大晦日から静岡に訪れていたものの、地元の山梨では雪が降りリンの住む身延町の道路が凍結、愛車のスクーター『ヤマハ vino(ビーノ)』では帰れなくなり、祖父・新城肇(声:大塚明夫)が迎えに来る3日の朝まで静岡に滞在することになりました。
所持金の少ないリンは『竜洋海洋公園オートキャンプ場』を後にし、元日は格安の『浜名湖 渚園キャンプ場』に宿泊、そして浜松に帰省予定の野クル(野外活動サークル)の部員・各務原なでしこ(大原優乃)に誘われ、リンは2日からなでしこの祖母の家でお世話になることに…。

なでしこの祖母と挨拶を済ませたリンは居間に通され、なでしこから幼馴染・土岐綾乃(石井杏奈)を紹介されます。
リンとなでしこ、そして綾乃の3人でこたつを囲み、なでしこは早速、綾乃のお土産のお菓子、春華堂『うなぎパイ ナッツ入り お徳用』をパクつきます。
美味しそうに食べるなでしこを見て感心する綾乃に共感し納得するリン、そんなリンに以前はもっと美味しそうに食べていたと、綾乃は中学生のころのなでしこの写真をスマホで見せました。
美味しそうにパンにパクつくなんでしこは、今と違いまん丸としていたのです。
なでしこの父・修一郎(野口雄介)は食べるのが大好きで、同じようになでしこも食べていたらまん丸になったのでした。

まん丸ななでしこが1年ほどで痩せたことに驚くリン、なでしこを痩せさせたのは姉・桜(柳ゆり菜)でした。
なでしこが中学3年の夏、お菓子を食べながらゴロゴロしていると桜が遂に激怒、なでしこは、毎日、浜名湖の周りをママチャリで走らされるはめに……。
リンがなでしこと本栖湖で初めて出会った時、なでしこは自宅のある南部町から本栖湖まで自転車で来ており、その体力に驚いたリンでしたが、なでしこの体力の秘密はダイエットにあったのです。

なでしこの祖母も加わり、なでしこが山梨に引っ越してからのキャンプの話で4人は盛り上がりました。
そして、リンとなでしこ、綾乃の3人は庭に出て、なでしこが浜松ナンバーのバイク『ホンダ APE100』に跨ります。
リンが家に入る前に気に留めていたバイクは、綾乃のバイクでした。

日も暮れ始め、綾乃にはコンビニでのアルバイトがあり、リンとなでしこが綾乃を見送りに家の表まで出ます。
アルバイトに向かおうとする綾乃に、なでしこはアルバイトの後、展望台に行こうと誘うのでした。

なでしこの思い出の奥浜名湖展望台、ソロキャンは寂しさも楽しむもの

夜、こたつで眠るリンをなでしこが起こし、リンはビーノ、なでしこはママチャリで『奥浜名湖展望公園』に向かい綾乃と合流、そして3人は『奥浜名湖展望台』に上ります。
なでしこは展望台から見る浜名湖が好きで、浜松にいたころよく来ていました。

展望台の欄干に寄りかかり話をする3人、大垣千明(田辺桃子)、犬山あおい(箭内夢菜)、そしてなでしこの野クルのメンバーに、野クルの顧問で新任教師・鳥羽美波(土村芳)にリンの親友・斉藤恵那(志田彩良)を加え、リンはクリスマスに初めてグループでのキャンプを体験。
このクリスマスキャンプ以来のキャンプが今回のソロキャンで、リンは同じキャンプでもソロとグループでは全く別ものだと実感しました。
ソロは寂しさも楽しむもの、リンは今回、改めてそう思ったのです。

綾乃にココアを勧めるなでしこは、『カップヌードル カレー味』も持って来ていました。
アルミローテーブルにコンパクトストーブを用意し、リンはソロクッカーに湯を沸かし、カップヌードルに注ぎ、ココアを淹れます。

展望台の欄干に寄りかかりながら、リンと綾乃はココアを飲み、なでしこはカップヌードルをすすります。
綾乃はなでしこがキャンプを始めたと聞き疑問に思っていましたが、リンとなでしこの話を聞きキャンプに理解を示すようになっていました。
そんな綾乃は、暖かくなったらバイクで山梨に遊びに行くと約束し、リンはうなずき、なでしこは大喜びするのでした。

翌朝、肇がバンで迎えに来ると、リンとビーノを乗せなでしこの祖母の家を後にします。
リンは車中で、ひとりアルバイトに明け暮れていた千明のお土産を買い忘れたことを思い出すのでした。

新年1発目の野クルはタープ!

『本栖高等学校』にある野クルの狭い部室に、千明とあおい、そしてなでしこの3人、千明は高山に行っていたあおいからの土産『栗きんとんラングドシャ』に、なでしこからの土産『すっぽんサブレ』を頬張り、磐田土産の豚足の入った『おもろカレー』のレトルトは家に帰って食べることにします。

えんじ色のジャージに着替えて校庭に集まる野クルの3人、年が明けて1回目の活動は千明が購入した『ヘキサゴンタープ』税込5,091円を建てることでした。
タープを広げるあおいとなでしこ、ところが千明はタープポールを家に忘れてきたのです。
焦る千明でしたが名案が浮かび、このままタープを建てることにしました。

2本必要なポールの1本を防球ネットが張られた柱を使い張り綱を結ぶと、じゃんけんで負けたなでしこがポールのもう1本になってタープを持ち、張り綱をペグで地面に固定し完成です。
千明とあおいがタープの中に入り、なでしこがタープを支えていましたが、疲れたなでしこが支えるのを止め千明とあおいが大騒ぎします。

恵那がテントを購入?

そんな3人の様子を、図書室の受付に座るリンが不思議そうに見ていました。
受付に来ていた恵那はクリスマスキャンプ以来、テントを欲しがっており、遂にテントを注文、スマホでリンにテントの商品画像を見せます。
注文したテントは、恵那の愛犬のチワワ・ちくわ(山口チョコ)のドギーテント、家でケージとしても使える優れものでした。
ちくわの寝袋をネットで探していた恵那はドギーテントを見つけ、ついカートに入れてしまったのです。
恵那を犬バカと思うリンでしたが、犬好きのリンはドギーテントに入るちくわを想像し、満更でもありませんでした。

ランタンの舞

社会科準備室に戻って来た美波は、メモと共に置かれていた栗きんとんラングドシャとすっぽんサブレに気づきます。
「今年もよろしくおねがいします!!」と書かれた野クルの3人のメモを見て、美波は思わず笑みがこぼれるのでした。

その頃、野クルの3人は、グランド整備に使うトンボをなでしこの代わりにポールにし、3人でタープの中に入っていました。
アルバイト代が月末に振り込まれる予定のなでしこは、甲府のアウトドアショップ・エルク(ELK)でひとめ惚れしたコールマン(Coleman)のルミエール・ランタンを遂に買うことに決めたのです。
そして、千明の提案で3人で買いに行くことになりました。
タープの前で「ランタン」と騒ぎ踊り狂う野クルの3人、下校しようと校舎から出て来たリンは、不思議なものでも見たかのような目で3人を見るのでした。

3話のあらすじネタバレ

なでしこもいつかはソロキャン

甲府のアウトドアショップ『エルク(ELK)』でコールマン(Coleman)のルミエール・ランタンに見惚れる野クル(野外活動サークル)に所属する女子高生・各務原なでしこ(大原優乃)。
アルバイト代を貯めて買うというなでしこの初々しさに、店員の女性は初めてキャンプギアを買った時のことを思い出していました。
なでしこの姉・桜(柳ゆり菜)に呼ばれ、ルミエール・ランタンに別れを告げるなでしこは、店員の女性と店長の男性に挨拶し店を出ます。
店の前の駐車場に停めてある桜の愛車『日産 ラシーン』に乗り込むなでしこを見送る店長と店員のふたり、店長はなでしこのためにランタンを取り置きすることに決めました。

帰りの車中でソロキャンをこよなく愛する女子高生・志摩リン(福原遥)が言ったソロキャンは寂しさも楽しむものという言葉をふと思い出し、なでしこはいつかはリンの様にソロキャンをしてみたいと思うのでした。

なかなか見つからない次のバイト

翌朝、自宅リビングで朝食のトーストを片手にアルバイトを探すなでしこでしたが、身延町には求人が少なく年賀状の配達の次のアルバイトがなかなか見つかりませんでした。
母・静花(山本映子)に使い捨てカイロの在庫を確認する桜を見て、なでしこはいつも車の桜が何故そんなに寒がるのか不思議に思います。
なでしこが理由を尋ねると静香が桜は寒がりと答え、そんななでしこに学校に行かなくても良いのか桜が尋ねました。
リビングの壁の時計は既に午前8時20分を回り、なでしこは慌てて学校に向かいます。
桜はテーブルの上のアルバイトの情報誌を見て、身延町には求人がないとつくづく思うのでした。

繰り返し使えるハクキンカイロ

『本栖高等学校』の野クルの狭い部室に、いつものように部長・大垣千明(田辺桃子)と部員・犬山あおい(箭内夢菜)、そしてなでしこの3人が集まり、なでしこがアルバイトの相談をしていました。
千明は年末に近所のコンビニで求人を見かけたものの、その求人の張り紙はたった2日で剥がされ、あおいは身延町は求人が少なく競争率が高いと予想します。
すると、あおいがリゾート・バイトを提案、期間限定ではあるものの山中湖のキャンプ場が住み込みのアルバイトを募集していました。
楽しそうなアルバイトに食いつく気味の千明は仕事の後にキャンプができると思い、そんなアルバイトに惹かれる3人は笑みがこぼれボーっとします。
いち早く我に返った千明は『酒の川本 身延店』でアルバイトしており、求人があり次第、なでしこに知らせると約束しました。

あおいはアウトドア雑誌『ビバークマガジン(BIVOUAC MAGAZINE)』の2月号を借りてきており、「はじめての冬キャンプ」が特集されていました。
その記事の中で、ベンジンを使用するハンディカイロ『ハクキンカイロ』が紹介されており、繰り返し使えるそのカイロになでしこが興味を示します。
そんな中、なでしこのスマホに桜からメッセージが届き、天丼に釣られたなでしこは、千明とあおいを置いて桜の待つ身延駅前の『食事処ゆたか屋』に急行するのでした。

アルバイト募集中のゆたか屋

なでしこがゆたか屋に着くと、桜は海老天重、税抜1,450円を2つ頼みます。
桜がなでしこを夕飯に誘うことは珍しく、なでしこは今日という日に何か意味があるのか桜に尋ねました。
今日はなでしこのアルバイト代が振り込まれる日で、そのお金を当てにしているという桜に激しく動揺するなでしこは、アルバイト代はランタンの購入費用とキャンプの資金と説明します。
冗談という桜は、なでしこにゆたか屋の求人の張り紙を見せるのでした。

愛しのルミエール・ランタン

翌日、なでしこは千明とあおいの3人でエルクを訪れ、遂にランタンを購入します。
会計は2点で9,830円、なでしこは嬉しそうに1万円札を店員に渡しました。
会計を済ませたなでしこに、千明は記念の1枚を勧めスマホで写真を撮ります。
ランタンのグローブはガラス製で、浮かれるなでしこに取り扱いを注意する店員でしたが、大喜びで了解するなでしこは跳び上がり、ランタンが入った箱を放り投げてしまいました。
店長が飛んで行ったランタンを間一髪でキャッチし、なでしこたち3人は店長を囲み大はしゃぎ、そんな様子を見るエルクの看板犬・ダンテも心なしか喜んでいたのでした。

エルクを出て、ランタン以外に何を買ったか、あおいがなでしこに尋ねましたが、なでしこは教えませんでした。

『川窪書店』でアルバイト中のリンは、「ウルトラライト」が特集された雑誌『キャンプギア・ブック(CAMP GEAR BOOK)』の最新号に目が留まります。
ウルトラライトとはロングハイクを楽しむために装備を軽量化したハイカーのハイキングスタイルのことでしたが、そのコンセプトを取り入れコンパクトかつ軽量化したアウトドア・ギアが商品化され、ウルトラライトと分類されるようになりました。
ウルトライトは積載量に制限のある自転車やバイクでキャンプに出かけるリンのようなキャンパーにもメリットがありましたが、特殊素材などを使い軽量化した商品は値段が高くリンには手が出ませんでした。
格差社会を嘆くリンのスマホに、なでしこからランタンを買った報告のメッセージと共にランタンと写ったなでしこの写真が届き、リンは思わず笑みがこぼれるのでした。

なでしこから桜に感謝のプレゼント

その夜、なでしこは自宅リビングで両親を前にランタンに火を灯し、揺れる炎を見つめ焚き火のように感じていました。
リビングに顔を出した桜は嬉しそうななでしこの様子に笑みがこぼれ、コンビニに行くと家族に声をかけ家を出ます。
ラシーンに乗り込む桜は、ダッシュボードの上に置かれたなでしこからのプレゼントに気がつきます。
プレゼントには、お世話になっている桜に宛てた、なでしこのからの感謝の気持ちが綴られたメッセージカードが添えられていました。
そして、ラッピングされた包装用紙を桜が外すと、中からハクキンカイロが出てきたのでした。

4話のあらすじネタバレ

お値段以上のアイテムで千明の憧れのおしゃれキャンプ

放課後、『本栖高等学校』の野クル(野外活動サークル)の狭い部室に部長・大垣千明(田辺桃子)が一番乗り、部員・犬山あおい(箭内夢菜)と各務原なでしこ(大原優乃)にスマホからメッセージを送り集合をかけます。
なでしこは身延駅前の『食事処ゆたか屋』のアルバイトの初日で、千明に断りのメッセージが届きました。
窓を閉めても隙間風の入る部室は寒く、寒さに耐えきれない千明は寝袋に入り摩擦で温めようと芋虫のように床をのたうち、部室に遅れて来たあおいは、そんな千明を見て唖然とするのでした。

千明とあおいが床に座布団を敷き正座して向き合うと、千明はおもむろにキッチンラックを床に置き、そのラックにランチョンマットを敷くと、コルクの鍋敷きを置き、その上にスキレットを置きます。
そして、木のフォークとスプーンの入った木のボウルをスキレットの隣に並べました。
これらのアイテムを手に入れたことで、野クルがおしゃれキャンパーに仲間入りしたことを千明は声高に訴えました。

スキレットは税込460円、アカシア製の木のボウルは税込700円、ランチョンマットなどその他諸々を合わせても合計2,370円、本来なら7、8千円はすると力説する千明でしたが、甲府に一緒に行ったあおいはインテリア小売業『オオツカ 甲府店』で千明が購入したのを知っていました。
何故かおしゃれキャンプに憧れる千明は、スキレットにパエリア、木のボウルに熱いスープを思い描きます。

そんな中、アルバイトに向かうなでしこから、ニワトリや猫、そして犬の写真が次々と送られ、千明とあおいは、あおいのスマホで一緒に見ていました。
一方、いつものように図書室の受付に座るリンは、今週も来週もアルバイトがあり、スマホのスケジュールを見てため息をつきます。
なでしこのアルバイトのことを思い出したリンは大丈夫か気掛かりになり、そんなリンのことなど知らず、当のなでしこは男性客が海老天重を食べるのを羨ましそうに見てお腹を鳴らすのでした。

厳しいおしゃれキャンパーへの道、木のボウルとスキレットは要メンテナンス!

あおいが木のボウルの裏に貼られた注意書きのシールにふと目をやると、木のボウルは熱いものに使用することが出来ませんでした。
あおいがサンドイッチやお菓子に使うことを提案、そんな用途でしか木のボウルが使えないと知り、千明は700円が高く思えます。
その上、鉄製のスキレットにはシーズニングが必要であることをあおいに指摘されたものの、千明はシーズニングを知りませんでした。

千明とあおいは家庭科(調理)室に行き、木のボウルに塗られたラッカー塗料の塗装剥がしとシーズニングを行います。
白衣を羽織り教壇に立つ千明が塗装剥がしの解説を始めると、リンの親友・斉藤恵那(志田彩良)がふらっと現れました。
千明はふたりを前に塗装剥がしとシーズニングの方法、それらの注意事項を解説し黒板に図解します。

木のボウルの塗装剥がし

木のボウルには汚れ防止のためのラッカー塗料が塗られており、熱湯を注ぐと耐熱性のないラッカー塗料は溶け出してしまいます。
そのため、木のボウルはサンドペーパーで塗装を剥がし、オリーブオイルを塗って仕上げます。

シーズニング

スキレットなどの鉄製品は油ならしをする必要があり、その作業のことをシーズニングと言います。
購入したばかりの鉄製品には錆止めが塗布されており、その錆止めをしっかり洗剤で洗い落とします。
次に洗い終わったスキレットは空焼きしオイルを塗り冷まし、この一連の作業を4、5回繰り返します。
空焼き中は取っ手が熱くなるので注意が必要です。
そして、野菜くずなどを炒め、スキレットの鉄臭さを取り去ります。
最後にスキレットで湯を沸かして汚れを流し、水気を軽く取り再び空焼きしてオイルを塗ると完了です。

千明の解説が終わると、3人はアルバイト代を何に使うかで盛り上がりました。
自身が使うテントを買うはずだった恵那は、かわいさに負け愛犬のチワワ・ちくわ(山口チョコ)のドギーテントを購入済み。
あおいはリンが持っているようなアウトドアチェアを、そして千明はハンモックを購入する予定でいました。
スタンド付きのハンモックが、最近、ネット通販サイト『amazon』でよく売られており、スタンドが大変そうだと思うあおいと恵那でしたが、千明は校舎の前面にある防球ネットの柱となでしこをスタンドの代用にするつもりでした。

スキレットをカセットコンロで火にかけ空焼きが終わると、油を塗ろうとした千明は無造作にスキレットの取っ手を握り、その熱さに絶叫します。
水道水で手を冷やす千明を見て、あおいは空焼きの注意を一生忘れないと思います。

油を塗る作業はあおいが代わり、恵那はサンドペーパーで木のボウルの塗装を剥がしていました。
油を塗り終えると、部室にあったみかんを千明と恵那、そしてあおいの3人が食べ、野菜くずの代わりにその皮をあおいが炒め、スキレットの鉄臭さを取り去ります。

炒める間に野クルの初キャンプで行った『PINE WOODキャンプ場』の話を千明が唐突に始め、あおいはキャンプ場の前に寄った『笛吹川フルーツ公園』まで『山梨市駅』から約3kmの道のりを徒歩で行き大変だったことを思い出しました。
実は山梨市駅からはフルーツ公園までバスが出ており、つい先日その事実が判明し千明があおいに謝罪します。
驚いたあおいは気が緩み、思わずスキレットの取っ手を握り絶叫するのでした。

あおいは手を水道水で冷やし、恵那に代わり千明が木のボウルにオリーブオイルを塗り、あおいに代わり恵那がスキレットでみかんの皮を炒めていました。
そして、全ての工程が終わり、塗装剥がしとシーズニングの作業が完了しました。

千明が野クルの名にかけて最高のキャンプに招待

キャンプでスキレットを使うと知り、コーンバターやバジルソーセージを思い浮かべる恵那は、またキャンプに行きたくなります。
キャンプに行きたい、恵那のひと言に反応した千明は来週キャンプを実施することを宣言、あおいは富士五湖で野クル初の湖畔キャンプを提案しました。

千明がバット代わりにスキレット、あおいがキャッチャーミット代わりに木のボウルを構える動画と共に、キャンプに誘うメッセージが恵那からリンのスマホに届きます。
来週はアルバイトで、リンはキャンプに行くことが出来ずガッカリします。

千明とあおいがスキレットをバットに野球を始め、そんなふたりを微笑ましく眺める恵那にリンから断りの返信が届きました。
リンもなでしこもアルバイトで気落ちする千明でしたが、あおいが新任教師で野クルの顧問・鳥羽美波(土村芳)を誘うことを提案します。

そんな中、カセットコンロで火にかけていたポットのお湯が沸き、千明は木のボウルにコーンスープの粉末を入れ熱湯を注ぎます。
コーンスープの香りを堪能しようと顔を近づける千明は、そのあまりの臭さに驚愕、あおいも恵那もその異臭を嗅ぎ絶叫しました。
塗装を剥がしたアカシア製の木製品には独特の匂いがあり、酢を混ぜた水につけ置きし脱臭する必要があったのでした。

5話のあらすじネタバレ

山中湖で野クルの名を賭けた最高のキャンプ

野クル(野外活動サークル)の部長・大垣千明(田辺桃子)と部員・犬山あおい(箭内夢菜)、そして同級生の斉藤恵那(志田彩良)の3人は、甲府から大槻を経由し『富士山駅』に到着。
冬真っ盛りのこの季節、また雪が降り、3人はそれぞれの装いでしっかり厚着をしていました。

バスが出ていたにもかかわらず、ろくに調べもせず『山梨市駅』から『笛吹川フルーツ公園』まで約3kmの道のりを歩いた野クルの初キャンプ、計画の甘さを反省した千明は山中湖まで周遊バスでの移動を計画。
千明とあおい、そして恵那の3人は1人1,500円『富士吉田・忍野・山中湖エリア共通フリークーポン』を購入、クーポンは2日間乗り降り自由ではあったものの、バスは1時間に1本だけでした。
バスが富士山駅のバス乗り場に到着し、3人は慌ててバスに飛び乗るのでした。

千明が立てたスケジュールでは、アウトドアショップ『モンベル 富士吉田店』に立ち寄った後、温泉に入り、スーパーで買い出ししてからキャンプ場にチェックイン、そして明日は山中湖を観光することになっていました。
ソロキャンをこよなく愛する女子高生・志摩リン(福原遥)と野クルの部員・各務原なでしこ(大原優乃)はアルバイト、新任教師で野クルの顧問・鳥羽美波(土村芳)は用事で都合がつかず、今年初の野クルのキャンプは千明とあおい、そして恵那の3人。
他人が働いている時にするキャンプに優越感を覚える千明は、バスの中で笑いが止まりませんでした。

モンベルでお買い物、どうするハンモック!?

『道の駅富士吉田』側のバス停『富士山レーダードーム前』で降りた千明とあおい、そして恵那の3人は、早速、モンベルに向かいます。
あおいと恵那が入口に立つ人の大きさほどのモンベルのマスコットキャラクター『モンタベア』に抱きつくのをよそに、千明は先に店内に入ったものの、モンタベアのかわいさには抗えず千明もモンタベアに抱きつき、そんな千明を恵那がスマホで写真に収めるのでした。

千明は店内のおしゃれ食器にハイテンション、そんな千明とは裏腹に木製の食器にはこりごりのあおい、しかし、このおしゃれ食器は木目調のプラスチック製だったのです。
先日、必死にメンテナンスした千明購入のアカシア製の木のボウルは、今では千明の家でサボテンの鉢になっていました。

アウトドアチェアを購入予定のあおいは、ローチェアにするかハイチェアにするか悩んでいました。
そんな中、千明がハンモックを購入する予定だったことを恵那が思い出します。
フレーム(スタンド)付きのハンモックは重く持ち運びには不便、かといってフレームがないとハンモックを吊るす場所に困り右往左往、千明はハンモックを購入すべきか悩んでいました。
恵那が近くにあった折り畳み式簡易ベッド『コットワン コンバーチブル』に気づき、千明に勧めます。
コットワンはものによっては2.19kgと軽量のものもあり持ち運びには便利なものの、税抜き価格35,500円と高かったのです。

千明の希望は1万円台で自立するハンモック、しかし1万円台では持ち運びに不便な重い物しかありませんでした。
すると、キャンプ場でよく見かけるローチェア2脚使いのハンモック風を、女性店員が千明に提案します。
1脚のローチェアに座り、もう1脚に踵を乗せ足を伸ばすのです。
ローチェア2脚使いを試して気に入った千明は、あおいとともにローチェアを購入しました。
恵那は愛犬のチワワ・ちくわ(山口チョコ)のドギーテントを購入したばかりで、何も買いませんでした。
すると、恵那のスマホにちょうど着信があり、ドギーテントに入るちくわの写真が届いたのです。
ちくわの写真に千明とあおいはメロメロ、そんな写真を撮ったのは恵那の父・潤(橋本じゅん)、自宅の庭にドギーテントを張り、魚肉ソーセージをご褒美にちくわの写真を撮り送ってくれたのでした。

紅富士の湯でのんびりぬくぬく

千明とあおい、そして恵那の3人は富士山を一望する『紅富士の湯』の露天風呂に浸かり、のんびりしていました。
気温1.4度・湯温38度、温泉から出ようとしたものの3人はなかなか出ることが出来ず、逆に肩まで浸かるのでした。

やっと温泉を出た千明とあおい、そして恵那の3人は、2階の『大食堂』へ行き、食券の券売機に『信玄ソフトクリーム』があるのを見つけます。
千明とあおいは信玄ソフトクリーム、恵那は『抹茶信玄ソフトクリーム』、3人で窓際のカウンター席に座りソフトクリームを食べていたはずが千明が見当たりません。
千明は座敷席の畳の上で、寝転がりながらソフトクリームを食べていました。

あおいは千明の行儀の悪さを注意し、恵那は千明の姿をスマホで写真に収めます。
『ほったらかし温泉』の二の舞を危惧するあおいは、必死に千明を起こそうとしましたが、気がつくと恵那も寝ていました。
野クルの初キャンプで行ったほったらかし温泉では、温泉に入った後、『温玉あげ』を購入し暖かい休憩所で食べると、野クルの千明とあおい、そしてなでしこの3人は、そのまま休憩所で寝てしまい『PINE WOODキャンプ場』のチェックインに遅れたのです。

アルバイト先の『川窪書店』のレジに座るリンのもとに、恵那からスマホに写真が届きました。
写真は富士山駅の赤鳥居、モンベルで買い物した千明とあおいのふたり、3つの信玄ソフトクリーム、そしてソフトクリームを持って畳で寝る千明。
リンは写真を見て山中湖でキャンプをする千明とあおい、そして恵那の3人が羨ましくなりましたが、この季節の山中湖は非常に寒く3人のことが心配になってきました。
そんなリンの心配をよそに、ソフトクリームを食べ終えた3人は、コートを掛け布団代わりにしっかりと座敷で寝ていたのでした。

6話のあらすじネタバレ

今夜はきりたんぽ鍋、なべしこ(なでしこ)はみんなの嫁

『紅富士の湯』の露天風呂に浸かり、2階の『大食堂』で『信玄ソフトクリーム』を食べた野クル(野外活動サークル)の部長・大垣千明(田辺桃子)と部員・犬山あおい(箭内夢菜)、そして同級生の斉藤恵那(志田彩良)の3人。
野クルの初キャンプで行った『ほったらかし温泉』での反省は活かされず、3人は座敷で寝てしまいました。

この日の夜ごはんはきりたんぽ鍋、紅富士の湯を後にした3人は、スーパー『オギノ(OGINO)』に買出しに行きます。
きりたんぽ鍋の具材は、ニンジン、ごぼう、セリに舞茸、そして長ネギ、あおいがカートを押し恵那が買い物かごに鍋の具材を入れます。
事前に野菜を下ごしらえしておくべきだったと呟くあおいに、千明は1袋の野菜ミックス『たっぷり豚汁の具』を見せます。
恵那が手に取り確認すると、ごぼう、ニンジン、大根に椎茸、そして長ネギ、購入予定のきりたんぽ鍋の具材とほぼ同じでした。
昨日、千明は野クルの部員・各務原なでしこ(大原優乃)に相談し、教えてもらっていたのです。

千明はなでしこのきりたんぽ鍋解説動画を、あおいと恵那にスマホで見せました。
なでしこは、きりたんぽはごま油で焼き、スープはまろやかなごま豆乳(ミツカン こなべっち ごま豆乳鍋つゆ)を勧めます。
セリが無ければ三つ葉、硬くなる鶏むね肉より、鶏もも肉、あるいはつくね、そして最後に、なでしこは、とろろを入れて『ごま豆乳とろろきりたんぽ鍋』にすることを思いつくのでした。

なでしこの鍋スキルの高さに感動する恵那は、なでしこを『なべしこ』と呼び、美味しい鍋の食べ放題を企む3人は、なでしこをみんなの嫁にすることに決めました。

みさきキャンプ場、岬の先にテントはご法度

バスに乗り、千明とあおい、そして恵那の3人は山中湖の『みさきキャンプ場』を目指します。
目の前に山中湖が広がり3人はハイテンション、一方、ソロキャンをこよなく愛する女子高生・志摩リン(福原遥)は、アルバイト先の『川窪書店』のレジに座っていました。
「山中湖は富士五湖の中でもっとも南東に位置し、標高も980mと一番高い場所にある湖」
リンはムック本『とらべる富士山』の山中湖のページを読んでいました。

3人はみさきキャンプ場に到着、テントを岬の先に設営することを目論む千明は、湖の真ん中でキャンプするような不思議な感覚が味わえると意気込んでいました。
しかし、岬の先にテントを張ることは非常に危険、管理棟で受け付けをする3人は、管理人(バイキング:西村瑞樹)にこっぴどく叱られるのでした。

3人はキャンプ場の指定の場所にテントとタープを設営し終えると、あおいと千明はアウトドアショップ『モンベル 富士吉田店』で購入した『Helinoxコンパクトアウトドアチェア』税込14,800円を組み立てます。
千明は店員に勧められた通り、コンパクトアウトドアチェア2脚を使いハンモック風にし、その寝心地は快適、座らせて貰った恵那は動きたくなくなるのでした。

岬の先でまったり

千明とあおい、そして恵那の3人は、早速、岬の先へ行き湖を眺めまったり。
レジャーシートで地べたに座る恵那に、千明はコンパクトアウトドアチェア1脚を貸しました。

『ホット・バタード・ラム・カウ』、アルバイト先の人に教わったホットカクテルを、千明が作り振舞います。
テーブルのカセットコンロに甘くしたホットミルクの入った鍋を火にかけ、ラム酒を加えひと煮立ちさせアルコールを飛ばします。
ホットミルクをマグカップに注ぎ、バターを適量入れ、最後にシナモンを振りかけて完成です。

3人がカクテルを飲んでいるとコーギーに遭遇、勝手にコンパクトアウトドアチェアに座るコーギーの名前はチョコ、飼い主の女性キャンパー・飯田の実家が酒屋で、チョコレートではなく酒を呑むお猪口に由来していました。
目を離した隙に出歩いていたチョコを、飯田が引き取り連れて帰ります。
チョコと飯田を見送り、恵那はコーギーや柴犬を見ているとトーストが食べたくなると呟き、千明とあおいも納得するのでした。

暗雲立ち込める野クルの初湖畔キャンプ、気温は既にマイナス2度

夕方、アルバイトを終えて店を出たリンに、恵那からキャンプの様子を知らせる写真がスマホに届きます。
千明とあおい、そして恵那の3人を心配するリンは、冷え込む夜に備えて多めに薪を買うよう返信しました。

急激に冷え込み、岬の先に居る3人は震え、恵那がマグカップを見ると氷が張っていました。
驚いた千明がスマホで気温を確認すると、なんとマイナス2度。
クリスマスキャンプをした朝霧高原の『富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ』は標高600m、山中湖は標高約1,000m、寒くて当たり前、山中湖の標高を思い出したあおいは危険な場所にキャンプをしに来たことに気づくのでした。

急遽、寒さ対策を考える千明は、鍋を食べ体の内側から温め、高温カイロをシュラフ(寝袋)に入れ、3人で寄せ合って眠り極寒の夜を凌ぐことを提案。
しかし、あおいも恵那も普通のカイロしか持っておらず、普通のカイロは高温カイロと違い途中で冷えてしまうのでした。
そして一番の問題は、3人はまだ薪を買っていなかったのです。
千明はコンビニに高温カイロを買いに走り、あおいと恵那は薪を買い鍋を作ることになりました。

あおいと恵那が薪を買いに急いで管理棟に駆けつけたものの、既に管理棟はシャッターが下り閉まっていました。
車のエンジン音が聞え恵那が運転する管理人に気づくと、ふたりは車を追いかけます。
歌を歌い上機嫌の管理人はふたりに気づかず走り去り、ふたりはその場に崩れ落ちるのでした。

7話のあらすじネタバレ

千明、あおい、恵那の3人が事件に

高温カイロをコンビニに買いに走り山中湖の『みさきキャンプ場』に戻って来た大垣千明(田辺桃子)でしたが、犬山あおい(箭内夢菜)と斉藤恵那(志田彩良)の姿が見当たりません。
焚き火はおろか鍋の用意さえされておらず、テントにもふたりは居ませんでした。

夜、千明たちを心配する志摩リン(福原遥)から連絡を受けた野クルの顧問・鳥羽美波(土村芳)が、みさきキャンプ場に駆けつけましたが、テントはもぬけの殻、千明たちは見当たりませんでした。
秘密結社『テーブルクロス』に襲われてやしないか、心配のあまり事件の可能性も考える美波は千明とあおいの名前を叫ぶのでした。

「なにやってんすか?」
近くのティピーテント(NORDISK アルヘイム19.6 レガシーシリーズ ティピー型 8人用)から、千明とあおい、そして恵那の3人が不思議そうに顔をのぞかせていました。
安心した美波はその場にへたり込み、逆に美波を心配する3人がテントから出て来たのでした。

美波がお説教、冬のキャンプは危険!

あおいと恵那が管理棟の前で途方に暮れていた時、岬の先で知り合った飯田美晴(金井美樹)が愛犬のコーギー・チョコを連れて通り掛かり、事情を知った美晴が薪ストーブもあるからとテントに招待してくれたのです。

山中湖は夜になるとマイナス15度にもなり、千明たちを心配したリンがスマホで美波に電話し連絡、本栖高等学校の社会科準備室で仕事をしていた美波は慌ててみさきキャンプ場に駆けつけました。

山中湖周辺は標高差が大きく少し場所が変わるだけでも気温が違い、十分な下調べをしてキャンプに行くよう千明とあおい、そして恵那に美波は注意します。
反省する3人は美波に謝罪、今後キャンプに行く時は計画の詳細を相談するよう美波は3人に提案するのでした。

グビ姉が美晴の父・和夫と酒盛り

伊豆の地酒『池池(純米酒 池)』の一升瓶を片手に美晴の父・和夫(細井学)とチョコを抱えた美晴たち父娘がテントから顔を出し、美波をテントに招待します。

恵那とあおいがきりたんぽを手作りし、千明はスキレットをカセットコンロで火にかけ、出来上がったきりたんぽをきつね色になるまで焼いていました。
その間、美波は和夫と池池で酒盛り、千明がアルバイトする『酒の川本 身延店』で大量の酒を買い込むことから美波はグビ姉(酒豪)とアルバイト仲間から呼ばれており、その本領を遺憾なく発揮、すっかり出来上がっていました。

そうこうするうち、各務原なでしこ(大原優乃)から教わった『ごま豆乳きりたんぽ鍋』が完成、千明が椀によそって振舞い、みんなで堪能しました。

なでしこがリンに相談

鍋パーティーが終わり、千明とあおいに恵那、そして美波の4人は、飯田父娘に見送られテントを後にします。
飯田父娘は伊豆で酒屋を営んでおり、伊豆に立ち寄った折には店に寄るよう4人に告げるのでした。

そんな中、自宅の風呂から上がり、頭をタオルで乾かしながら台所に向かうリン、隣の居間のコタツの上に置いてあるリンのスマホになでしこから着信が来ます。
なでしこはアルバイトからの帰りで、夜道をひとりで歩きながらリンに電話をしていました。
電話に出たリンに相談があるというなでしこでしたが、結局、話すことが出来ずに電話を切り、走って家に向かうのでした。

無事に一夜を明かした4人の朝食はワカサギの天ぷら

美波の愛車『スズキ ハスラー』で一夜を明かした千明とあおいに恵那、そして美波の4人、目を覚ました恵那が車から降り、すっかり固まった体を伸ばして朝日を浴びます。
恵那は朝食にワカサギの天ぷらを揚げ、千明たちに振舞いました。

リンが愛車のスクーター『ヤマハ vino(ビーノ)』を磨いていると、スマホに無事を知らせるメッセージと共に、4人で朝食を取る写真が恵那から送られてきました。

なでしこがソロキャン!

休みが明け、美波は社会科準備室で和夫にご馳走になった池池をスマホで検索、千明たちがお世話になり飯田父娘に何かお礼をと考えていたのです。
そこへ、野クルがやらかした山中湖畔のキャンプにかこつけ、登山部顧問・大町(猪俣三四郎)が美波を訪ねて来ました。
池池に気づいた大町、昨年、登山部で伊豆に行き、地元の酒屋に勧められ知っていたのです。
大町は冬キャンプに、伊豆を美波に勧めます。
温暖な伊豆なら大して防寒対策の必要もなく、安心してキャンプがさせられるからでした。
美波は昔、家族で下田へよくキャンプに行ったことを思い出します。

放課後、図書室の陽当たりの良い窓際のテーブルをリンとなでしこ、そして恵那の3人が囲んでいました。
リンが『コンパクト焚き火グリルB-6君』の手入れをしていると、恵那は美波に連絡してくれたリンに感謝し、なでしこも本栖湖でリンに助けられたことがあり恵那に同調します。

ふたりの妙な雰囲気に、リンは席を立つと受付に逃げます。
リンに感謝するふたりは受付に行き、「しまりん様」とリンを崇め、リンの前に置いてあるコンパクト焚き火グリルB-6君に賽銭を入れるとリンに手を合わせ拝むのでした。

今日は千明とあおいがアルバイトで野クルは休み、最近、野クルの3人はアルバイトが忙しく、部活が休みになることが多かったのです。
そんな状況を寂しく思うなでしこは、リンと恵那、なでしこの3人で臨時野クルをすることを思い立ちます。
賛成する恵那でしたが、用事があると言って帰ってしまいました。

図書室になでしことふたりきりになったリンは、先日、電話があった時になでしこが言いかけた相談について尋ねます。
すると、なでしこはリンのようにソロキャンをしたいと言い出したのです。
正月、浜松のなでしこの祖母の家にリンが泊まりに来た折、リンはソロキャンとみんなでするキャンプは違うアウトドアとなでしこに言いました。
この言葉を聞き、なでしこは自分でもソロキャンがしたくなったのでした。

8話のあらすじネタバレ

ソロキャンの始め方

志摩リン(福原遥)のひと言からソロキャンに興味を抱いた各務原なでしこ(大原優乃)は、リンにソロキャンの始め方をレクチャーしてもらいます。
椅子を持って来たなでしこは、図書室の受付に座るリンとカウンターを挟み向かい合って座りました。
先ず、なでしこはキャンプ場の決め方をリンに尋ねます。
リンは地図アプリを使い、「キャンプ場」と入力し検索、候補のキャンプ場の詳細を調べてから決め、更にプロキャンパーのブログも参考にしていました。

早速、なでしこはスマホで地図アプリを使いキャンプ場を検索し『天子の森オートキャンプ場』に目をつけましたが、自転車で行くには遠いと思います。
ソロキャンすると言えば姉・桜(柳ゆり菜)に反対されるのは必至、なでしこはみんなでキャンプすると嘘をつくつもりでいました。
愛車のスクーター『ヤマハ vino(ビーノ)』でどこでも行けるリンを羨むなでしこは、幼馴染・土岐綾乃(石井杏奈)もいつの間にか免許を取っており、免許が欲しくなります。
「直ぐこけそう、ガス欠で立ち往生しそう、道、間違えて遭難しそう」
リンは口に出さずにいたものの、その顔は絶対ダメと物語り、なでしこにバレるのでした。

次になでしこはソロキャンの時に注意していることをリンに尋ね、リンは5つのことに注意していました。

  1. 電波が通じるキャンプ場を選ぶ
  2. 家族や知人に行き先を言っておく
  3. じっくり下調べする
  4. 天気予報を確認しておく
  5. キャンプ場でやることを決めておく

1は何か困ったときに助けを呼んだり、知りたいことがあった時にネットで調べるため。
2はひとりなら尚更、家族に行き先を伝えておく必要があり、桜に嘘をつこうとしたなでしこをリンが注意します。
3は事前によく調べておかないと、冬は水道が使えないことや、トイレが酷いところもあるからです。
4は特に気温グラフを見て、どの時間帯に何度になるか調べておかないと、野クルの部長・大垣千明(田辺桃子)たちのように危ない目に遭いかねないからでした。
5は火をおこしてご飯を食べたらソロキャンは終わり、絵を描いたり散歩するなど、事前に決めておかないと時間を持て余すからで、リンはいつも読書をしていました。

一通りレクチャーを受けたなでしこは元気に図書室を後にし、見送るリンはなでしこのソロキャンに一抹の不安を覚えるのでした。

恵那の自宅の庭でソーセージ庭キャン

翌朝、千明と犬山あおい(箭内夢菜)、そしてなでしこ、野クルの部員3人がリンの親友・斉藤恵那(志田彩良)の自宅を訪ねます。
この日は、恵那の自宅の庭でソーセージ庭キャン、リンはアルバイトが終わり次第、合流する予定になっていました。

出迎えた恵那はまだパジャマ姿で、恵那が着替えている間に千明たちが庭にタープを設営し、あおいは新しく買った『mont-bell 折りたたみコンパクトテーブル』税込4,180円を広げます。

庭に出て来た恵那の愛犬のチワワ・ちくわ(山口チョコ)と3人が感動の再会を果たし、恵那はちくわ用のテントを設営。
犬用テントに犬用シュラフ、そして犬用コット、ちくわのキャンプセットは3点合わせて税込35,000円もしました。

『川窪書店』でアルバイトするリンに、ドギーテントに入ったちくわの写真と共に、庭キャンが始まるメッセージがなでしこから届きました。
リンのアルバイトが終わるまであと3時間、ソーセージが残っているのかリンは不安になるのでした。

千明の挨拶から庭キャンがスタート、なでしこは『地獄の業火 鬼辛チョリソー』、あおいは『バジル&オリーブソーセージ』と『山梨ポーク ハーブ&レモン』。
恵那はソーセージ縛りにもかかわらず、『まじうま濃厚チーズかまぼこ』とちくわの大好物『まじうまminiササミソーセージ』を持参しました。
千明は『広告の品 国産豚ひき肉 大(100g当り98円、内容量406g)』税込398円とソーセージスタッファー、そしてケーシングを持参、自家製ソーセージを作ります。

ボウルにひき肉を入れ、スパイスと塩を適量振り、粘り気が出るまでこねます。
皮になるケーシングを使う分だけカットし、こねたひき肉をスタッファーに充填、先を結んだケーシングに空気が入らないよう注入、適当な大きさでねじり完成です。
早速、焼いてみることにしましたが、カセットコンロとフライパンをもう1セット用意することになり、ふと見ると恵那の父・潤(橋本じゅん)が窓越しに4人を見つめていたのでした。

潤に用意してもらったカセットコンロとフライパン、千明のカセットコンロとスキレットを使い、千明がソーセージを焼きます。
焼きあがると、なでしことあおい、そして恵那の3人が千明の自家製ソーセージを試食、3人は沈黙し、あおいが口を開くとバジル&オリーブソーセージをなでしこと恵那に配り、3人はバジル&オリーブソーセージを堪能しました。
しつこく、レビューを求めるに千明に、あおいは自家製ソーセージを千明に食べさせます。
無言になった千明は、バジル&オリーブソーセージを食べ絶賛するのでした。

リンが合流、冴えわたる勘で危機を回避!

アルバイトが終わり店を出たリンがこれから向かう旨のメッセージを送ると、恵那たちはちくわを連れて散歩に出ていました。
恵那の家に到着したリンでしたが、リンが着く頃には散歩から戻っているはずの恵那たちは居ませんでした。
メッセージを送ると、恵那のもうすぐ戻るというメッセージに続き、千明から手作りソーセージを食べろと返信が届きます。
コンパクトテーブルの上に2枚の紙皿、それぞれの紙皿にソーセージが乗りラップされていました。
「ちあきの手作りソーセージだぞ(ハート)」
付箋に書かれた千明のメモが、1つの皿の上に置かれていました。
咄嗟に罠と気づいたリンは別の皿のバジル&オリーブソーセージを食べ、絶賛するのでした。

なでしこがソロキャン・デビューを宣言

夕暮れ時、恵那の家を後にしたリンは、千明とあおい、そしてなでしこと共に家路についていました。
自家製ソーセージを食べてもらえず不満をたれる千明に、遂にあおいが不味いと言ってしまい、逃げるあおいを千明が追いかけます。
りんとなでしこは置いて行かれ、リンはアルバイトばかりで、最近、キャンプに行けてないことをなでしこにこぼしました。
すると、そんなリンになでしこは、来週末、ソロキャン・デビューすることを宣言します。
なでしこが千明に呼ばれ走り出すと、「来週末、わたしもバイト休みなんだけどな」寂しそうに呟くリンの顔から笑みがこぼれていました。

9話のあらすじネタバレ

なでしこが遂にソロキャンデビュー

JR東海『西富士宮駅』に降り立つ各務原なでしこ(大原優乃)は駅を背景に自撮り。
姉・桜(柳ゆり菜)に反対されると思っていったソロキャンでしたが、桜は意外にもあっさり許し、とはいえ、なでしこのスマホにはしっかりと追跡アプリをインストールするのでした。

なでしこから富士宮の到着を知らせるメッセージを受け取ると、桜は愛車『日産 ラシーン』を走らせます。

リンは奥山梨の早川町、清水屋で妖怪コタツ河童に遭遇

一方、志摩リン(福原遥)は奥山梨の早川町にある『赤沢宿』を訪れていました。
辺りを散策していたリンは古民家カフェ『清水屋』の立て看板を見かけ、冷えた体を温めることにします。
清水屋の2階の座敷にはコタツがあり、その圧倒的自宅感と温かさでリンはコタツから出たくなくなります。
コタツに入ると出たくなくなるあるある、妖怪コタツ河童(大原優乃)、コタツに入った者の足を掴みコタツの奥底まで引きずり込もうとする妖怪。
リンがそんなことを思いほっこりしていると、注文した甘酒と豆餅を店員が持ってきました。

甘酒の甘さが体中に染みわたり、豆餅は香ばしく色々な豆にほんのり香るゆず、リンは豆餅が完全に優勝したと思います。
そんな中、富士山中宮の大鳥居と富士山を背景にした自撮り写真と共に、富士宮に到着したことを知らせるなでしこからのメッセージがリンに届きました。
富士宮市の最低気温は3度、早川町はマイナス5度、早川に行くならと、なめこと白鳳みそを母・咲(見方あゆ実)に頼まれていたリンは、寒ければ日帰りすることにしました。

なでしこが初のソロキャンを祈願し富士山本宮浅間大社を参拝

なでしこは神様の通る正中を避け左によると、大鳥居を潜る前に一礼します。
二の鳥居を潜った先にある流鏑馬の銅像の写真や、桜門の前にある鏡池にかかる石橋から池の写真をなでしこはスマホに収めます。
桜門の手前にある手水舎で手・口を清め、なでしこは一礼して桜門を潜ると、左端を歩き拝殿へ向かいます。
賽銭箱に賽銭を入れ二礼二拍手、初のソロキャンが楽しく過ごせるよう祈願、一礼して参拝を終えると、なでしこは富士宮焼きそばを食べに向かいます。

お宮横丁から香るソースの匂いに誘われるなでしこ、桜に教えてもらった店で富士宮焼きそばを食べなければならず、我慢するなでしこは後ろ髪惹かれる思いでその場を立ち去るのでした。

リンを圧倒する巨木・湯島の大杉

赤沢宿を後にしたリンは、愛車のスクーター『ヤマハ vino(ビーノ)』を駆り『山王神社』へ向かいます。
石段を上るリンは、途中にある鳥居を潜る前に一礼します。
崖下にそびえる湯島の大杉の大きさに圧倒されながら、リンはスマホで大杉を写真に収めました。

湯島の大杉見物を終えたリンが、南アルプス街道の路肩に停めていたビーノのところまで戻ると、見覚えのあるラシーンが通り過ぎます。
リンの親友・斉藤恵那(志田彩良)からメッセージが届き、恵那は一昨日から始めたアルバイトにこれから行くところでした。
リンが尋ねても恵那はアルバイトが何か教えてくれず、そうこうするうち、リンは世界最古の宿泊施設に認定された『慶雲館』の前を通り過ぎるのでした。

お好み焼き・焼きそばの伊東は大行列

桜に教えてもらったお好み焼き・焼きそば『伊東』へ向かうなでしこは、街から当たり前のように見える富士山を羨みます。
浜松から山梨へ引っ越す時、新しい家から富士山が見えると父・修一朗(野口雄介)に言われていましたが、それは修一朗の勘違いだったのです。
「たまに見れた時にありがたみがある」
そう大垣千明(田辺桃子)に言われていたなでしこは、気を取り直して伊東へ向かいます。
そして、伊東に着いたなでしこでしたが、伊東は行列のできる店だったのです。
腹を空かせているなでしこは、入口にへばりつき焼きそばを食べている客を恨めしそうに見るのでした。

雰囲気のある小島のある奈良田湖

奥山梨の最奥を目指すリンは、途中、『奈良田湖』に立ち寄ります。
奈良田湖には雰囲気のある小島があり、リンはそこでキャンプをしたい衝動に駆られましたが、中州でのキャンプは危険なので絶対NG、リンは自らを律し諦めました。

そんな中、なでしこから伊東の大行列を嘆くメッセージが届きます。
富士宮には富士宮焼きそばの他に『しぐれ焼き』という名物があり、なでしこは伊東でしぐれ焼きが食べられると桜から教わっていたのです。
リンは、しぐれ焼きが何か知りませんでした。

奈良田の里温泉でリンと桜が鉢合わせ

『奈良田の里温泉』に着いたリンは、『外良寺』前にある『奈良田の里専用駐車場』で再びラシーンを見かけます。
坂道に差し掛かったリンは先を行く桜の後ろ姿を見つけ、桜が振り向きかけると思わず隠れてしまいました。
先を行く桜の様子を石垣に隠れうかがうリン、この先にある古民家カフェ『鍵屋』に桜も行くのではと思うリンは、桜と鉢合わせてしまうことに躊躇します。
スマホの着信音が鳴り何故か驚くリン、店内を背景にした自撮り写真と共になでしこが伊東に入れたことを知らせてきました。
なでしこからと分かり落ち着くリンでしたが、桜にふいに声を掛けられ激しく動揺、平静を装うリンは桜に軽く会釈するのでした。

10話のあらすじネタバレ

リンは桜とかぎやでえごまチーズケーキ、なでしこは伊東でしぐれ焼き

奥山梨は早川町『奈良田の里温泉』で各務原なでしこ(大原優乃)の姉・桜(柳ゆり菜)と遭遇した志摩リン(福原遥)は、古民家カフェ『かぎや』でお茶をすることに……。
リンはえごまチーズケーキセット、桜はココアシフォンケーキとコーヒーを注文。
なでしこが居ないと間が持たずドライブについて水を向けると、ひょんなことからテレビ番組『原付旅』の話でリンと桜は意気投合します。

一方、行列に並び、お好み焼き・焼きそば『伊東』の店内に入ったなでしこは、お好み焼きと富士宮焼きそばを合わせたご当地グルメ・しぐれ焼きにやっとありつくことが出来ました。
なでしこは、ひとりで外食するのが初めてで、なんだか大人な感じがします。

リンと桜になでしこから伊東での同じ自撮り写真とメッセージが届き、なんとなく和むふたりは、互いのスイーツを交換し食べ比べるのでした。

かぎやを出てリンと別れた桜は、奈良田の里温泉『女帝の湯』の湯船に浸かりましたが、桜には少し温めでした。

なでしこのソロキャンはアウトドア実験料理、野田山健康緑地公園(金丸山)キャンプ場

夕飯の買い出しを終えたなでしこは、JR東海『富士川駅』に降り立ちます。
なでしこが初のソロキャンの地に選んだのは、『野田山健康緑地公園(金丸山)キャンプ場』、富士川駅から5.5kmの地にありました。

林道を上り、キャンプ場に着いたなでしこは先ず施設を確認、トイレは綺麗、火は炊飯棟しか使えず焚き火は出来ませんが、今日は寒くなく問題ありません。
そして、四阿もあり、雨でもキャンプが出来そうでした。

先にキャンプをしていた父と姉弟の親子に挨拶を済ませ、親子の隣にテントを設営する場所を確保すると、なでしこは早速、辺りの散策に出かけます。
祠を見かけたなでしこは祈願、そして駿河湾が一望できる高台を見つけ、その絶景に感激するのでした。

なでしこは初めてテントをひとりで設営、少し大変でしたがなんとか設営出来ました。
リンのソロキャンは読書、なでしこのソロキャンはアウトドア実験料理、食材を出し準備を始めます。

隣のテントからなでしこの様子を見ていた姉弟は、ひとり言をやたらと話すなでしこを不審に思うのでした。

熊の手の煮込みは面倒だから鹿

奈良田の里温泉を後にした桜は、『早川町ジビエ処理加工施設』の直売所に来ていました。
店内にはオーナーが狩猟した鹿や熊、そして猪などの肉が販売され、桜は中華の熊の手の煮込みもジビエ料理だと思い、レシピを検索します。
ところが、臭み抜きに6時間、熊の手の毛抜きに4時間、更に水に浸して1時間、時間と手間がかかると知った桜は、癖がなく食べやすい鹿肉を買うことにしたのでした。

知っていれば趣深い冬期閉鎖中

桜と別れ、愛車のスクーター『ヤマハ vino(ビーノ)』を駆るリンは、南アルプス街道(山梨県道37号)を北上し開運隧道(トンネル)へ差し掛かると冬期閉鎖中(通行止め)でした。
しかし、リンは昨日、調べて閉鎖中であることは知っていてのです。
夜叉神峠経由で陣馬形山キャンプ場へ向かう途中、冬期閉鎖中を経験したリンは、知らずに来るとガッカリするものの知って来ると趣深いと思うのでした。

楽しいはずのすずりの湯Villa雨畑は、なでしこと音信不通で…

リンは南アルプス街道から雨畑大島線(山梨県道810号)へ入ると雨畑湖を沿いを抜け、『すずりの湯ヴィラ雨畑(Villa雨畑)』へ。
辺りを散歩していると雨畑湖に架かる吊橋を見つけ、渡り始めてはみたものの真ん中辺りで大きく揺れ、怖くなったリンは戻って温泉に入ることしました。

温泉を出て扇風機にあたり、温泉は少し熱いぐらいが良いと思うリンは、ふとなでしこのことを思い出します。
写真も届かなくなり、リンが送ったメッセージも未読のまま、心配になったリンは、なでしこにスマホで電話してみましたが留守番電話になります。
「なでしこは電波通じないだけ」
そう思いマッサージチェアに座るリンでしたが、『秘密結社テーブルクロス』に襲われるなでしこを妄想、不安は拭いされず、ヴィラ雨畑を後にしたリンは、なでしこのもとへとビーノを走らせるのでした。

11話のあらすじネタバレ

悪魔の儀式?なでしこのアウトドア実験料理

夕方になり、一宮親子は夕飯にすることにします。
一宮親子の夕飯はコンビニ弁当、父・伸一が作る料理よりコンビニ弁当の方が美味しいという姉・遥香と弟・拓人は、コンビニ弁当を温めに炊飯棟に向かいました。
炊飯棟から不気味な笑い声が聞こえ立ち止まる遥香と拓人、トングを持った各務原なでしこ(大原優乃)が焚き火台の前にレジャーシートを敷き座っていたのです。
なでしこが何をしているのか拓人に聞かれ、遥香は悪魔の儀式と答えるのでした。

遡ること30分、なでしこの本日のアウトドア実験料理は野菜の丸ごとホイル焼き。
スーパーで買ってきた食材(長ねぎ、玉ねぎ、じゃがいも、りんご、さつまいも、なす、にんにく、アボカド)を軽く水洗いし、アルミホイルで丸ごと包み、火の通り難い根菜類は、湿らせた新聞紙にくるんだ後、アルミホイルで包みました。
これらの食材を成型炭で火を熾した焚き火台の焚き火の中に投入して後は待つだけ。
食材ごとに焼き時間が違い、なでしこはタイマーを掛けて待っていました。

焼き時間
アボカド:10分
トマト:10分
なす:10分
じゃがいも:30分
さつまいも:30分
にんじん:30分
長ねぎ:10分
玉ねぎ:30分
りんご:50分

タイマーが鳴りトマトが焼きあがると、なでしこはハーブソルトとオリーブオイルをかけて食べます。

火が使えるのは炊飯棟だけ、入り難いと思う遥香でしたが、気がつけば拓人がなでしこの隣に座っていたのです。
遥香は仕方なく炊飯棟に入り、カセットコンロで鍋に火をかけました。
拓人はすっかりなでしこと仲良くなり、なでしこは焼きりんごで遥香を誘い、3人で焚き火台を囲みます。
遥香と拓人が焼きリンゴを食べていると、なすが焼き上がり、なでしこはハーブソルトとオリーブオイルをかけて遥香と拓人に振舞い、ふたりは美味しくいただきます。
次にアボカドが焼き上がり、3人で食べましたが、3人とも生の方が美味しいと思いました。

すると、なでしこは遥香が鍋を火にかけていたことを思い出します。
お湯が張られた鍋には、ジップロックに包まれたエビグラタンが入っていました。
なでしこはその温め方に感心、遥香はコンビニ弁当はアウトドアっぽくないと恥ずかしがりましたが、キャンプで食べるご飯は何でも美味しいとアウトドアのコンビニ弁当を肯定します。

リンも一安心、やっぱり電波が届かなかっただけ

日も暮れた頃、志摩リン(福原遥)は愛車のスクーター『ヤマハ vino(ビーノ)』で『野田山健康緑地公園(金丸山)キャンプ場』を目指し、坂道を登っていました。

なでしこは焼きあがったさつまいもを遥香に振る舞い、遥香はその甘さに感激し高いさつまいもかと思いましたが、さつまいもはスーパーの特売品。
アルミホイルでくるんで焚き火の中に入れるだけの簡単料理で、こんなに美味しくできると知り遥香は驚きました。

続けてなでしこは、にんじんのアルミホイルを開封しましたが、焼き過ぎて真っ黒になっていました。
試しに食べたなでしこでしたが苦いだけ、拓人が欲しがるので食べさせましたが、やはり苦いだけでした。

笑い声がして炊飯棟を覗くリンは、元気ななでしこの姿を見て安心します。
既にキャンパーと仲良くなっていて、なでしこに感心するリンなのでした。

なでしこが壊れた?

雨畑でキャンプしていれば良かったと思うリンが駐車場に行くと、なでしこの姉・桜(柳ゆり菜)と遭遇します。
なでしこの様子に安心したふたりは帰ろうとしましたが、金丸山は夜景スポットでリンは桜を誘って夜景を見に高台に登ります。
富士市を中心とした夜景が広がり感動するふたりでしたが、なでしこが駆け上がって来て慌てて物陰に隠れました。

なでしこは夜景を背景にスマホで自撮りし、写真を送ろうとしたものの圏外。
すると、なでしこはスマホを持った手を空に突き上げ、辺りを回り始めたのです。
スマホが壊れたと思う桜でしたが、リンはなでしこが壊れたと思います。
スマホの画面を見て笑みを浮かべるなでしこ、その隙にリンと桜は高台を後にするのでした。

桜の愛車『日産 ラシーン』をビーノで追走し駐車場を出るリン、一方なでしこはまだ高台に居ました。
リンとなでしこは、本栖湖畔の『浩庵キャンプ場』での出会い、『富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ』でのクリスマスキャンプ、なでしこがソロキャンを決意した浜松の祖母の家に泊まった日の夜、そしてなでしこがソロキャンデビューをリンに報告した日のことを互いに思い出すのでした。

12話(最終回)のあらすじネタバレ

次はグルキャン(グループキャンプ)、ソロキャンとグルキャン交互に

志摩リン(福原遥)は愛車のスクーター『ヤマハ vino(ビーノ)』、なでしこの姉・各務原桜(柳ゆり菜)は愛車『日産 ラシーン』に乗り、『野田山健康緑地公園(金丸山)キャンプ場』から連れだって帰るふたり。
桜の車が停まり、リンがスクーターを降りて駆けつけると、桜のスマホに各務原なでしこ(大原優乃)から無事にソロキャンをしている自撮り写真とメッセージが届いたのでした。

放課後、本栖高等学校の野クル(野外活動サークル)の部室に、犬山あおい(箭内夢菜)と共に向かうなでしこは、初のソロキャンを終え、またみんなとキャンプに行きたくなり、ソロキャンとグルキャン交互にすることに決めました。
次はグルキャン、盛り上がるふたりが部室へ行くと、野クルの部長・大垣千明(田辺桃子)が、のこぎりと斧を両手に待ち構えていたのでした。

貰う側・配る側共にウィンウィン、軽トラ1台分の薪が無料配布

千明は軽トラ1台分の薪の無料配布を見つけ、野クルの顧問・鳥羽美波(土村芳)とこれから取りに向かうところでした。
詐欺を疑うあおいでしたが、薪の無料配布は国の河川事務所によるれっきとした事業。

河川の岸や中州に伸びた木を放置すると、台風などで水が増加した際、川の流れが代わり氾濫する恐れがあるため、毎年定期的にそれらの木を伐採する必要があります。
伐採した木は処分に5,000万円もの費用が掛かるため、河川事務所では家庭で消費する薪として無料で配布していました。
なでしこが軽トラ1台分の薪の値段が気になり、あおいが概算を算出。
軽トラには約15本の木が積め、木1本から5束の薪が取れるとして、75束(15本×5束)の薪が取れます。
1束の薪が500円とすると37,500円(75束×500円)、薪の値段を計算してみて改めて驚く3人なのでした。

リンは良い奴、約束が守られても漏れる秘密

いつものように図書室の受付をするリンを訪ねる親友・斉藤恵那(志田彩良)。
ふたりはなでしこの初のソロキャンの写真をリンのスマホで見ていました。
帰ろうとする恵那には新しいアルバイトがありましたが、リンが尋ねてもどんなアルバイトをしているのか恵那は教えません。
去り際にリンを「良い奴」という恵那は、なでしこを心配してリンがキャンプ場まで駆けつけたことを知っていたのです。
動揺するリンを残し、恵那は図書室を後にするのでした。

恵那が新しく始めたアルバイトは、コンビニエンスストア『こんびにえんす永谷』の店員、前日、偶然なでしこの母・静花(山本映子)にコンビニで遭遇。
特に深い意味もなくアルバイトのことをなでしこに内緒と恵那がお願いすると、静香は何故かリンがなでしこを心配してキャンプ場まで駆けつけたことを漏らします。
桜からリンのことを聞いていた静香は、なでしこには内緒と言われていたのでした。

薪は3時間で瞬殺、次回の身延町での配布は徹夜

薪の配布場所に美波と駆けつけた千明でしたが、薪はおろか誰1人居ませんでした。
スマホから電話し問い合わせてみると、薪は3時間で配布が終了していたのです。
本栖高等学校に戻ってきた千明は、薪が貰えなかったことを校庭であおいとなでしこに報告。
次回は身延町でも配布があり、徹夜で並ぶことにした千明は、じゃんけんで担当を決め、なでしこが担当することになりました。

クリスマスキャンプ(クリキャン)以来のオールスターキャンプは伊豆

薪のことはともかく、次の野クルのキャンプにリンと恵那も誘いクリキャン以来のオールスターでのグルキャンを希望するなでしこ。
美波はお世話になった飯田父娘のお礼も兼ねて、3月初旬に伊豆でのキャンプを提案します。
なでしこは飯田父娘に会ったことがなく、会ってみたいと思いました。
美波がキャンプを3月にしたのは、3人がキャンプしたばかりで旅費のことも考慮してのことでしたが、何より2月末には3学期の期末試験が予定されていたのです。

その夜、グループでメッセージを送るなでしこは、リンと恵那を伊豆のキャンプに誘いました。
千明は『酒の川本身延店』、あおいはその隣のスーパー『SELUA身延店』、恵那はコンビニ、なでしこは身延駅前の『食事処ゆたか屋』、そしてリンは『川窪書店』でアルバイト、伊豆キャンプに向けてそれぞれが旅費を稼ぎます。
美波の妹・涼子(北原帆夏)が7人乗りのミニバンを貸してくれることになり、全員でミニバンに乗って伊豆へ行けることになりました。

旅の軍資金はバッチリ、明日からの期末試験が終われば来週は伊豆

リンとなでしこが図書室でテスト勉強。
ソロキャンとグルキャンは違うアウトドア、初めてソロキャンをしてみてリンの言っていたことが分かったというなでしこは、ソロもグループもどちらも好き、キャンプが好きだと思ったことをリンに伝えます。
そして、改めてリンを伊豆に誘い、リンは頷きました。

リンとなでしこが下校していると、千明とあおい、そして恵那も一緒になります。
テストのことより伊豆、千明は旅の軍資金についてみんなに尋ね、明日はリンと恵那が給料日、そして全員、軍資金に問題はありませんでした。

3月初旬にキャンプを設定したのは美波の英断と評する千明、その美波は酒蔵に未成年を同伴しても問題ないか不安になっていました。

5人は『JR 甲斐常葉駅』に着くと、電車通学のなでしこ、千明、そしてあおいの3人、自転車通学の恵那と別れ、リンは帰路につくのでした。