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『エール』第19週あらすじネタバレ!戦争孤児のケンは智彦と吟の養子になる?

2020年10月19日から放送された朝ドラ『エール』第19週のネタバレを含む91話~95話のあらすじと感想を、放送後にSNSで注目を集めた出来事を含めてお伝えします。

第19週では、劇作家・池田二郎と出会った裕一が、作曲活動を再開する!
一方、吟の夫・智彦は、職探しをする中で、戦災孤児のケンと出会い…。

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※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

『エール』第19週のあらすじネタバレ

第91話:痛々しい爪痕

終戦から3か月。
古山裕一(窪田正孝)は曲を作ることができずにいました。
そんな裕一を親友の村野鉄男(中村蒼)は心配します。鉄男は、戦争が終わったことで作詞活動を再開させました。

音(二階堂ふみ)は空襲を受けた豊橋の実家へ帰省。
入院していまだ意識が戻らない岩城新平(吉原光夫)を見舞います。
梅(森七菜)は回復し、無事退院。五郎(岡部大/ハナコ)とともに、戦争が終わったことで下火となった馬具の代わりになる新たな革製品について模索していました。
五郎は、裕一のもとへ弟子入りするきっかけとなった大好きな歌「紺碧の空」を思い出し、野球のグローブを作ろうと閃きます。
光子(薬師丸ひろ子)は、音の来訪を喜びますが、曲が書けずにいるという裕一の傍にいてあげなさいと促します。
その数日後、岩城は静かに息を引き取ったのでした。

その頃、裕一のもとへ劇作家の池田二郎(北村有起哉)が訪ねてきます。
池田は、裕一が作曲した「愛国の花」にいたく感動し、いつか一緒に仕事がしたいと願っていました。そこで今回、池田が書いたラジオドラマ「鐘の鳴る丘」に曲をつけてほしいと依頼しにやってきたのです。
しかし裕一は、もう曲を書くつもりはないと困惑。
すると、娘の華(子役・根本真陽)が「今のお父さん見たら、弘哉君(山時聡真)はどう思うのかな?弘哉君はお父さんの曲、聴きたいってきっと思ってる」と背中を押します。
けれど、世間からの陰口「戦意高揚の詩を書いた西條八十(中野英樹)はしょっ引かれてるのに、曲を書いた古山裕一は無罪放免か。戦争でたんまり儲けてお咎め無しなんて羨ましい」といったのを耳にした裕一は、さらに心を閉ざしてしまうのでした。

一方、吟(松井玲奈)の夫で軍人だった関内智彦(奥野瑛太)は、いまだ就職が決まらず職探しをしていました。
ある会社の面接に行くと、「軍人であった頃の輝かしい経歴なんて何の価値もない。鉄くず集めなら採用してやる」と言われます。プライドの高い智彦は激昂し、その話を断ってしまいました。
すると面接官に「一杯のラーメンだって作るの大変なんだよ。あんた、作れる?」と馬鹿にされ、さらに苛立つ智彦。帰り道、闇市のラーメン屋台がふと目に止まり、フンと鼻を鳴らしたのでした。

第92話:ミュージックティーチャーと再会!

その後は就職活動もせず、軍服を着たまま闇市で飲んだくれる智彦。
ある日、周りの男たちから「あんたらのせいで、みんな家族を失った!」と罵倒されてしまいます。
そこへ戦災孤児のケン(子役・浅川大治)がやってきて、蹲る智彦からこっそり財布を盗み、逃走。
けれど財布の中を見てみると金は無く、軍の襟章だけが入っていました。ケンを追ってきた智彦は、「それは売っても金にならない。でも俺にとっては大事なものだから返せ!」と要求したのでした。

いつまでも元気のない裕一を心配する音は、吟から「音が音楽の楽しさを思い出させてあげたら?」とアドバイスされ、また歌のレッスンを始めることに。
喫茶「バンブー」の梶取恵(仲里依紗)や保(野間口徹)から、常連客だというベルトーマス羽生(広岡由里子)を紹介してもらいます。ベルトーマス羽生は留学経験もあるという。

さっそく羽生にレッスンを受ける音。
そこへ、豊橋で歌の先生をしていた御手洗清太郎(古川雄大)がやってきて、二人は予期せぬ再会を喜びます。御手洗は羽生の友人で、今は、悩みや苦しみを抱える人のチカラになろうと占い師をやっているという。

一年半後。
智彦はいまだ就職先がみつからず、生活費が底をつきかけます。
そこで吟は、自分も働くと申し出ますが、智彦は「俺がそんなに頼りないか!」と激昂。また闇市へと繰り出してしまいます。

その頃、闇市では警察官による「刈り込み」(浮浪児を捕らえ施設に収容すること)が行われていました。
智彦の目の前である少年が捕らえられ、少年は藁にも縋る思いで智彦に向かって「父さん!」と助けを求めます。その少年は、かつて智彦の財布を盗んだケンでした。

華(古川琴音)は中学3年生となり、思春期を迎えます。
裕一は自責の念に駆られ、いまだ譜面に向き合えずにいました。
そこで音は、裕一のことを御手洗に占ってもらうことに。
御手洗は、裕一の音楽に対する情熱は今も変わっていないとし、「今度くる仕事が人生を変える」と明言しました。

その頃、池田はNHK局員の重森正(板垣瑞生)から、前々からやりたいと熱望していたラジオドラマ「鐘の鳴る丘」がいよいよ実現できるかもしれないという話があり、CIE(民間情報教育局)のハギンス(チャールズ・グラバー)と打ち合わせすることに。
15分の連続ドラマで放送することが決定しました。

第93話:「連続テレビ小説」の元祖

池田は再び裕一のもとを訪ね、「鐘の鳴る丘」に曲をつけてほしいと依頼します。
けれど裕一は、若者を戦争に駆り立てた自責の念から、頑なに断り続けます。
その裕一の苦しみを感じ取った池田は、「痛みを知ったからこそ表現できるものがある。なおさら先生に書いてほしい」と懇願。今なお苦しんでいる子供たちを励ましてくださいと、池田は自分が書いた主題歌「とんがり帽子」の歌詞を裕一に託しました。

一方その頃、闇市のラーメン屋台で「店員募集」の貼り紙を見つけた智彦。
以前、「一杯のラーメンだって作るの大変なんだよ。あんた、作れる?」と馬鹿にされたことを思い出し、やってやろうじゃないかとラーメン屋台で働くことを決意。
けれど、それは智彦にとって簡単なことではありませんでした。
店主の天野弘(山中崇)から軍服なんて邪魔だから脱げと要求されたり、客商売なんだから愛想よくしろと言われたり、皿洗いしろとぞんざいに命令されたり。
それでも耐えて、慣れないながらも懸命に皿洗いをしていると、ケンがやってきます。
ケンは先日「刈り込み」で捕まりそうになったところを、智彦がうまく調子を合わせて父ということにしてくれたことへの感謝と、それに役立った智彦の襟章を返しに来たのでした。

池田から渡された原稿と歌詞を読んだ裕一は、久しぶりにメロディーが浮かびます。
そこで裕一は、池田に頼まれた曲作りをしようと一念発起。
その決意を聞いた音は、飛び跳ねて喜びました。

けれどいざ譜面に向かってみると、世間からの陰口や、ビルマで経験した戦場の惨状、恩師・藤堂清晴(森山直太朗)の死や昌子(堀内敬子)の涙など、辛い記憶が次々と蘇り、生気を失ってしまいます。
そんな痛々しい姿の裕一に、音は「もう自分を許してあげて!」と言い聞かせ、強く抱き締めました。
音の言葉と愛情に助けられ、裕一はなんとか曲を書き上げたのでした。

1947(昭和22)年 7月5日。
ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」がスタート。
当初は土日の2回放送でしたが、もっと放送してほしいとリクエストが殺到し、半年後には月曜から金曜まで週5回の録音放送となり、今に続く「連続テレビ小説」のもととなりました。
この、復員した青年が戦争孤児のために居場所をつくる奮闘の物語は、戦争で傷付いた人々の心を励まし勇気付けたのでした。

第94話:長崎の鐘

次に、池田から随筆「長崎の鐘」を題材にした映画の主題歌を作らないかと打診された裕一。
「長崎の鐘」を読んだ裕一は、原爆の現実を克明に描いた鬼気迫る内容に息を飲み、著者である永田武(吉岡秀隆)医師に会って直に話を聞いてみたいと思うように。
それを池田に相談すると、快く背中を押してくれました。

2週間後、裕一は長崎へ。
永田の妹・ユリカ(中村ゆり)が出迎え、案内してくれました。
永田は被爆により白血病を患い、寝たきりの状態でした。
永田も二度、戦争に行った経験があり、裕一の作った「露営の歌」や「暁に祈る」をよく歌っていたという。その話を聞いた途端、「すみません…」と謝罪を口にする裕一。
そんな罪の意識に苛まれる裕一の姿を見た永田は、「あなた自身の贖罪として、この『長崎の鐘』を書いてほしくはない」と明言。
そして、あるエピソードを語ります。
焦土と化した長崎や広島を見て絶望したある若者から「神は本当にいるのですか?」と問われたとき、永田は「落ちろ…落ちろ…どん底まで落ちろ」と答えたという。
その意味がわかりますか?と裕一に問い掛けた永田は、それを自分で見つけることこそが着想のきっかけになるだろうと助言しました。
以降、裕一は宛がわれた部屋に3日間籠りっきりで、譜面に向き合いながらその意味を考えたのでした。

一方その頃。
ラーメン屋で働き始めてから2か月が経った今も、まったく慣れない智彦。
毎晩、夜遅くまで千切りの練習をします。
働き先も知らされず帰りの遅い智彦を心配した吟は、音から「今こそ行動するときよ!」と発破をかけられ、こっそり尾行することに。智彦が闇市のラーメン屋台で働いているのを見て、無理してるんじゃないかと、さらに不安が募る吟でした。

夜遅くまで千切りの練習をしていたある日、またケンが茶化しにやってきます。
ケンは自分のほうが上手だと、華麗な包丁捌きを披露。戦時中、弟や妹のためにご飯作りをしていたという。けれど、買い出しに出掛けた間に空襲がきて全てを失ってしまったと…。
「辛かったな」と言葉をかける智彦に、「辛くない!」と強がり、それよりも弟や妹に申し訳ないと零すケン。
ケンの強さと優しさに絆された智彦は、プライドを脱ぎ捨て、ケンに千切りの仕方を教えてほしいとお願いしました。
おかげで、天野から及第点を貰え、認めてもらうことができました。

第95話:どん底に大地あり

永田から問われた答えが見つからず、煮詰まる裕一。
それを見かねた永田は、ユリカに鐘がある場所へと案内するよう指示します。
そこは、永田が医師として治療を施していた場所でした。
次々と被爆した重症人が運び込まれ、血の匂いやうめき声、苦痛の叫びで充満していました。
永田自身も母を原爆で亡くしたのですが、悲しむ様子は微塵も見せず、ただひたすら治療に専念。当時の姿を、ユリカは「気迫がすさまじかった」と表現。
そんな永田は、壁に「どん底に大地あり」という言葉を刻みました。
その言葉と、皆が力を合わせて掘り起こした鐘のそばで子供たちが生き生きと花植えをしている姿を見た裕一は、「そっか…!」と何かを気付きます。

裕一は永田のもとへ戻り、問いかけの答えを出します。
「希望ですか?」と。
その答えに頷いた永田は、次のように続けました。
「神の存在を問うた若者のように、なぜ?どうして?と自分の身を振り返っているうちは希望は持てません。どん底まで落ちて、大地を踏み締め、共に頑張れる仲間がいて、はじめて真の希望が生まれるのです。その希望こそ、この国の未来をつくると私は信じています」と。
永田の言葉により目覚めた裕一は、戦争が終わった今こそ、みんなを応援する歌を作ろうと熱意を漲らせます。
裕一は帰宅する汽車の中で、一気に「長崎の鐘」の曲を書き上げました。
そして、歌手の中で唯一、南方の最前線まで慰問した経験のある山藤太郎(柿澤勇人)に、歌ってほしいと依頼。
こうしてできあがった「長崎の鐘」は、人々の心を打つ裕一の代表曲となりました。

豊橋でも復興が進み、逞しい光子はさっそく新事業(野球のグローブ生産)についての融資を銀行から取りつけ、関内家の工房も動き出します。

智彦にも変化が。
ケンの協力もあって、チャーシューを作らせてもらえるようにまでなりました。
けれど、陸軍時代の同期・松川(木原勝利)に誘われ、松川の家で経営している大きな貿易会社へ就職することに。
松川は「将校には将校にふさわしい待遇がある」と智彦専用部屋を用意し、ひとつの部署を任せます。そして「戦争では負けたが、今度は経済で巻き返してやるんだ!」と意気込みました。

『エール』第19週のネタバレ感想

40代女性

ドラマ大好きうさうさ

先週、梅ちゃんと岩城さんが生きててよかったー!とほっとしたのも束の間、まさか岩城さんが亡くなってしまうとは…。切なかったです。

でも、「鐘の鳴る丘」から「長崎の鐘」へと経て、裕一が完全復活する様を見ることができ、元気をもらえました!
永田医師の「自分の身を振り返っているうちは希望はもてない。どん底まで落ちて、大地を踏み締めて、はじめて真の希望が生まれるのです」という言葉。感動しました。
さらに、永田医師を演じる吉岡秀隆さんの儚げなんだけど強いチカラをもった眼差しと醸し出される厳かさや慈悲深さが相まって、涙がじわり。

闇市の「刈り込み」を見て、そういえば…と「なつぞら」のなっちゃん(広瀬すず)と咲太郎(岡田将生)を思い出しました。この二人の兄妹も子供の頃、上野の闇市の刈り込みで捕まってしまいました。親もいない小さい子にとって、大人たち・警官に追い立てられるのは相当な恐怖だったでしょうね…。
そこを救った智彦、流れで相槌打ったとはいえ、カッコよかったです!
せっかく智彦とケンとの絆が芽生えたのに、でも智彦は闇市を離れることに。ケンはきっと智彦のことを父親のように思い始めていたんじゃないかなぁ…。不貞腐れて一人丸まって寝るケンの背中が、とても寂しそうでした。

「なつぞら」を思い出し懐かしんでいたら、なんと「鐘の鳴る丘」こそが朝ドラの原点だというエピソードが!
その誕生秘話を、今の「連続テレビ小説」で見れたのは感慨深かったです。
そういえば、「鐘の鳴る丘」の作者・池田二郎のモデルとなった菊田一夫さん。ウィキペディアに掲載されている写真を見たら、「これ、北村有起哉さんだよね!?」と思っちゃうほど瓜二つでびっくりしました。

戦争孤児のケンは智彦と吟の養子になる?

裕一と池田二郎や永田武との出会いなど、見どころたくさんの週でしたが、個人的には戦争孤児ケンと智彦との関係にグッときました。

ケンが智彦から財布を盗んだことで生まれた縁。とんでもない出会いですが、徐々に2人が父子のように距離を縮めていく様子が良かったです。

でも、ラーメン屋を辞めて、ケンの元から去ってしまった智彦。
ケン…すごく寂しそうでしたね(可哀想)。
出来れば、智彦にはラーメン屋を続けて、ケンとの仲を育みながら大成してもらいたかったかな?

おそらく、貿易の仕事で家計にゆとりが出てきたら、智彦はケンを息子(養子)に向かい入れるという展開になりそう。
この2人および吟さんとのエピソードで泣かせて欲しい!

朝ドラ『エール』第20週のあらすじ

公式サイトが発表している『エール』第20週のネタバレStory(あらすじ)は以下の通りです。

「長崎の鐘」を書き上げ、音楽への情熱を取り戻した裕一(窪田正孝)は、戦時中に出会った新聞記者の大倉(片桐 仁)からの依頼で「全国高等学校野球選手権大会」の曲作りに取り組む。そんなある日、裕一と鉄男(中村蒼)は藤丸(井上希美)に案内されて、久志(山崎育三郎)と再会する。戦後、自暴自棄の生活を続けていた久志に立ち直ってほしい裕一は、高校球児のために「栄冠は君に輝く」を歌ってほしいと頼む。しかし久志は…。

出典:https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_20.html