ドラマル

『エール』第18週あらすじネタバレ!朝ドラだよね?戦争映画のようなクオリティ

2020年10月16日から放送された朝ドラ『エール』第18週のネタバレを含む86話~90話のあらすじと感想を、放送後にSNSで注目を集めた出来事を含めてお伝えします。

第18週では、裕一が慰問のため、インパール作戦が展開されているビルマへ!
裕一は、戦地で再開した藤堂先生らと演奏会を開くことにするが…。

関連記事

朝ドラ『エール』ネタバレ!1話から最終回までのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ

見逃し配信をチェック

この記事には、『エール』第18週(86話~90話)のネタバレが含まれています。まだご覧になっていない方は、「U-NEXT」で過去の放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

『エール』第18週のあらすじネタバレ

第86話:ビルマへ慰問

古山裕一(窪田正孝)は、慰問でビルマ(現ミャンマー)を訪れます。
同行者には作家の水野伸平(大内厚雄)と洋画家の中井潤一(小松和重)がいました。

当時、ビルマを占領していた日本軍は、インド北東部の要地・インパールを攻略する作戦を開始していました。がしかし、戦況は悪く、作戦は思い通りに進んでいませんでした。
そんな中、裕一は学校へ慰問。現地の子供たちが思いのほか日本語が上手いことに驚かされます。

一か月後、前線に行きたいと志願していた水野と中井はようやく同行を許されます。
水野は前線へ向かう前に、「ビルマ派遣軍の歌」の詞を裕一に託しました。

2か月後、ビルマは雨季に入りました。
まだ、水野や中井は戻ってきません。
裕一が二人のことを心配していると、従軍記者の大倉憲三(片桐仁)がやってきます。裕一の恩師・藤堂清晴(森山直太朗)が前線の駐屯地にいることを教えてくれました。

しばらく経った後、中井が戻ってきます。
中井は「前線は地獄だ」と述べ、前線の状況を描いた中井の絵が、その凄惨さを雄弁に物語っていました。水野は、その実情を伝えるのが作家の使命だとし、軍とともにさらに先へ進んだという。
「日本は負けます!命を尊重しない戦いに未来はありません」という中井の言葉に衝撃を受ける裕一でした。

一方その頃、豊橋では。
梅(森七菜)と結婚した五郎(岡部大/ハナコ)は、一人前の職人として馬具づくりに励んでいました。
けれど、戦争に協力しているんじゃないかという気持ちが溢れ、思い悩む五郎。その気持ちを察した光子(薬師丸ひろ子)や岩城新平(吉原光夫)は、五郎のことを心配しました。

音(二階堂ふみ)と華(根本真陽)は、裕一の母・まさ(菊池桃子)の病状が悪化したとの報せもあり、福島へ疎開することに。
慰問へ行った裕一のことを心配する音に、浩二(佐久本宝)は「兄さんは軍にとって大事な人。そんな危険なとこには行かせないだろう」と元気づけました。

第87話:ビルマ派遣軍の歌

浩二は音と華にお手製の和菓子を振舞います。
久しぶりに甘いものを口にした華たちは大変喜びしました。

病床のまさは浩二に、後継ぎ問題の際に苦労をかけたことを詫び、「これからは自分が生きたいように生きなさい」と告げます。けれど浩二は「父さん(唐沢寿明)から託されたこの家を守る、それが俺の生きたい道だ」と返し、まさの手をぎゅっと握り返したのでした。

大倉から藤堂の居場所(前線のやや後方、補給路の警備と物資の中継に当たっている部隊)を聞いた裕一は、藤堂のもとへ慰問に行きたいと思うも、その度に家族の顔が頭に浮かび、踏み出せずにいました。
そんな折、中井がまた前線へ赴きたいと軍に申し出たという。後世の人に事実を伝えるのが自分の役目だから、と。
裕一は、そんな中井の勇気ある行動に感心しながら、一歩を踏み出せない自分の弱さを吐露します。
すると中井は「あなたの慰問の目的は何ですか?もし、国民を戦いに駆り立てる音楽を作っていることに良心の呵責を覚え、自分の行いが正しいと確かめたくて戦場に行くならやめておきなさい。戦場に意味を求めても何もない」と告げました。
この言葉に気が障った裕一は「おかげで腹が決まりました」と自棄になり、藤堂のいる部隊へ慰問に行きたいと軍に直訴したのでした。

慰問の申し出は認められ、すぐ出発することに。
裕一は楽器をかき集め、3か月ほど滞在したラングーンを後にしました。

部隊の隊長を務める藤堂は裕一を歓迎。
裕一がくると聞いて、あらかじめ、楽器が弾けるメンバーも集めていました。
民謡歌手の父を持ちギターが弾ける陸軍一等兵・岸本和俊(萩原利久)。
宮大工(みやだいく)でトランペットが趣味の陸軍一等兵・東次郎(近藤フク)。
打楽器全般が得意でダンスホールでも演奏していた陸軍上等兵・神田憲明(山崎潤)。
裕一は、水野の詩に曲をつけた「ビルマ派遣軍の歌」を一曲目の演奏に選曲。
藤堂に歌ってほしいとお願いしました。
岸本たちは「我々のために作られた歌だ…!士気が上がる」と感激。明日、部隊の皆に披露すべく、熱心に練習したのでした。

第88話:戦争の現実と恩師の死

練習の後、ささやかながら裕一の歓迎会をします。
その時ふと、岸本が「少し死ぬのが怖くなった」と零しました。
兵士となる前の岸本は、札付きのワルで散々な人生を送ってきたから、失うものが無くて死ぬのはとくに怖くなかったという。けれど今は仲間に恵まれ、今日の楽しい練習然り、かけがのない思い出が増えたから、「失うのが怖い」「死ぬのが怖い」と思うようになった、と。
すると皆も口々に、自分もそうだと零しました。
藤堂は「きっとあともう少しの辛抱。みんなで生きて帰ろう!」と景気付けて、「暁に祈る」を皆で合唱しました。

翌朝、藤堂は家族宛に書いた手紙を裕一に託します。
裕一は「縁起でもない」と受け取りを拒もうとしましたが、藤堂の鬼気迫る様子に圧され受け取ることに。

演奏会の準備中、突然、敵から襲撃を受けます。
裕一のために食料を持ってきた岸本が頭を打たれ、裕一の目の前で絶命。
裕一は腰を抜かしてしまい、藤堂は裕一を車の下に隠しました。

目の前で繰り広げられる銃撃戦、そして次々と倒れていく仲間の姿に震えあがる裕一。
すると藤堂もついに撃たれ、倒れてしまいます。
裕一は無我夢中で車の下から這い出て、必死に藤堂を土のうの陰へ運びました。がしかし、致命傷を負った藤堂は「最後にお前に会えてよかった…。昌子(堀内敬子)と憲太(宇佐見謙仁)を頼む」と別れの言葉を告げ、息絶えてしまいます。

戦闘が終わり、部隊は壊滅状態。
裕一は放心状態のまま、藤堂の傍にいました。そこへ東がやってきて、神田も手榴弾で亡くなったことを知らされます。
裕一は東に縋りつきながら、「何も知りませんでした…ごめんなさい…ごめんなさい」と謝罪の言葉をうわ言のように繰り返し呟いたのでした。

それから間もなくして、インパール作戦は中止。
およそ9万の将兵が投入されましたが、生還者は一万数千人しかいませんでした。

第89話:空襲

帰国した裕一は、藤堂の妻・昌子のもとへ。
託された手紙を渡しました。
そこには昌子への感謝と愛が綴られ、昌子は「もう一度、会いたい…」と咽び泣いたのでした。

音と華が待つ実家へ帰ると、音は裕一の無事を喜んで抱きつきました。
裕一は「心配かけたね、ごめん」と弱々しい声で返すのが精いっぱいでした。
家族団らんの中でも苦しさを感じてしまう裕一は、しばらく一人になりたいと、先に東京へ戻ることに。

戦況の悪化で、国民の士気を高めるため裕一への依頼は増え続けていました。
さらに、作詞家の西條八十(中野英樹)に対して「歌詞に、いかなる敵であるか明確に示すため敵将の名前を入れろ」と指示するなど軍の要求はエスカレート。
これに西條も裕一も、心を押し殺して対応したのでした。

そんな折、村野鉄男(中村蒼)が自作の歌詞をもってきます。
これまで戦争への嫌悪感で歌詞を書くのをやめていましたが、藤堂先生が亡くなったことで、弔いがしたい、勝つために戦っていた先生の無念を晴らしたいという想いに駆られ、戦意高揚の詩を書いたという。
裕一はそれが本当に先生への弔いになるのだろうかと疑問を抱きつつ、作曲を引き受けたのでした。

一方その頃、豊橋では。
真夜中に、五郎がキリスト教の集会へ参加するためこっそり家を出ようとしていました。
光子は危険だからと引き止めようとしましたが、思い詰めた様子の五郎は「僕には必要なんです。許してください」と制止を振り切って出て行ってしまいました。

光子の不安は的中し、その夜特高(特別高等警察)に押し入られ、捕まってしまいます。
ただ、大半の者は罪を認め釈放されました。しかし五郎だけは戦争反対の意志を曲げず、収監されたままとなり、拷問を受けてしまいます。

1945(昭和20)年 6月19日。
豊橋は深夜から未明にかけて空襲をうけ、市街地の7割が焼き尽くされました。
このとき、梅が原稿を取りに燃え盛る屋敷の中へ戻ってしまい、それを助けるべく、岩城も屋敷の中へ。
翌日、光子は瓦礫の下から大怪我を負った梅と岩城を見つけ出したのでした。

第90話:終戦

1945(昭和20)年 8月15日。
日本は敗戦し、音と華は福島で、裕一は東京で玉音放送を聞きました。

自由の身となった五郎は、急ぎ梅と岩城が運び込まれた病院へ。
五郎は、信仰を優先させたばかりに梅のもとを離れてしまったことを心底詫びたのでした。

光子は空襲で変わり果てた自宅の前で、幸せだった家族団らんの日々を思い浮かべながら讃美歌「うるわしの白百合」を歌いました。

梅根弘哉(山時聡真)の母・トキコ(徳永えり)が、遺品のハーモニカをもって弘哉が戦死したことを裕一に知らせに来ました。
それを東京に戻ってきた音と華に伝える裕一。
華は「弘哉君に会いたい」と泣きじゃくります。
裕一は「僕のせいだ…」と項垂れ、自分の役目とは何だったのか?音楽で人を戦争に駆り立て若者の命を奪うことが役目だったのだろうか?と自問自答し、しまいには「音楽が憎い」とまで思うように。
この日以来、裕一は曲を書かなくなりました。

一方その頃。
劇作家の池田二郎(北村有起哉)が、NHK局員でラジオドラマプロデューサーの初田功(持田将史)に、戦争孤児について書いた「鐘の鳴る丘」を持ち込みます。
当時、占領下の日本では配給制度がマヒ状態にあり、特に復員兵が多く戻って来る都心では食料や物資が圧倒的に不足していました。そんな深刻な状況で生まれたのが闇市。
「鐘の鳴る丘」は、その闇市で復員してきた主人公と孤児たちが出会い、やがて共同生活を始め、明るく強く生きていくさまを描いたもの。
初田は、CIE(民間情報教育局。敗戦国・日本の教育、メディア、宗教、芸術など広範囲にわたる諸改革を指導・監督したGHQの部局のひとつ)が認めないだろうと却下します。
けれど池田は、この話は闇市の孤児たちにきっと希望を与えるはずだと食い下がりました。
しつこい池田に根負けした初田は「とりあえず別の話であなたの腕前を試させてください。その後これを採用しましょう」とその場をしのいだのでした。

『エール』第18週のネタバレ感想

40代女性

ドラマ大好きうさうさ

今週は、言葉を無くし…ただただ泣きました。
朝ドラで、ここまで凄惨な戦場を生々しく描いたのはめずらしいことではないでしょうか。
苦しく悲しかったけれど…でも、忘れてはいけない、目を背けてはいけない事実。これを敢えて朝ドラで描いたのには意義がある、とわたしは感じました。

そして、裕一演じる窪田正孝さんの熱演に感服。
恩師の藤堂先生の前だと強めの福島訛りがつい出ちゃうかんじがとても自然で、少年に戻ったかのようなちょっと甘えた口ぶりとか、裕一の先生に対する思慕、尊敬、大好き感がひしひしと伝わってきました。
藤堂先生が裕一の腕の中で息絶えようとしているときも、子供のように「先生、先生」と繰り返し呼び掛け続ける様が、迫真の演技と相まって、もう涙々でした。
藤堂先生の素晴らしい歌や岸本たちの練習成果を、部隊のみんなにも聴かせてあげたかったですね…。

歌といえば、光子演じる薬師丸ひろ子さんが歌う「うるわしの白百合」にも魅了されました。
光子の讃美歌が、空襲で多くの人の魂が眠る荒れ果てた地に、沁み入り、癒してくれてるようで…。
音の美しい歌声は母親譲りだったんですね。

悲しいことばかりが続いた今週でしたが、でもひとつ嬉しいことが。
梅ちゃんと岩城が生きててよかった!

朝ドラだよね?戦争映画のようなクオリティ

少し前の幸せな時から一変、「あれ?これ朝ドラだよね…」と疑いたくなるような凄惨な映像が飛び込んできました。
それはもう、まるで戦争映画!

裕一の言動には少し疑問を感じる部分もありますが、窪田正孝さんの魅力ある演技に完全にやられた一週間でした。

日本は戦争で勝ち続けていたから、悲惨な戦地のことは想像できなかったんでしょうかね…ようやく戦争というものがどんなもので、自分の応援(エール)に罪を感じた裕一。
遅すぎたような…でもしょうがないような…
完全に意気消沈した裕一が、パワフルな劇作家、池田二郎(北村有起哉)と出会いどう立ち直っていくのか。今度は、誰にどんな応援(エール)を送るのか楽しみです。

朝ドラ『エール』第19週のあらすじ

公式サイトが発表している『エール』第19週のネタバレStory(あらすじ)は以下の通りです。

終戦後、裕一(窪田正孝)は曲を書かなくなっていた。しかし劇作家・池田二郎(北村有起哉)との出会いでラジオドラマ「鐘の鳴る丘」、そして「長崎の鐘」の作曲をすることに。裕一は歌詞の元になった本の著者・永田 武(吉岡秀隆)に会いに長崎へ。原爆投下で自らも被爆しながら医師として人々の救護に当たった永田は、裕一に…。一方、吟(松井玲奈)の夫で元軍人の智彦(奥野瑛太)は職探しをしている中、戦災孤児の少年と出会って…。

出典:https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_19.html