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ドラマ『私たちはどうかしている』原作漫画の結末ネタバレ!樹を殺した犯人は?

浜辺美波・横浜流星さんW主演の連続ドラマ『私たちはどうかしている』の原作漫画のあらすじを、ネタバレを含めて結末までわかりやすく紹介しています。

ドラマ版もほぼ同様の展開になると予想されますので、ネタバレしたくない方は、ドラマ版『私たちはどうかしている』の放送後にご覧ください。

『私たちはどうかしている』ドラマ版のネタバレはこちら

『私たちはどうかしている(ドラマ版)』ネタバレ!1話から最終回までのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ

ネタバレ注意

当記事には、『私たちはどうかしている』の原作漫画のネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「まんが王国」で第1話から最新話までをご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

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『私たちはどうかしている』の原作漫画ネタバレ

『私たちはどうかしている』の原作漫画はまだ完結していないため、最新話までの内容をご紹介します。原作の登場人物で、ドラマでの演者が判明している場合は、キャスト名を()の中に記載しています。

七桜と椿が運命的な再会を果たす

創業400年の歴史を持つ和菓子屋・光月庵に住み込みで働くことになった和菓子職人・大倉百合(中村ゆり)子が、娘の七桜を連れて光月庵にやってきました。若旦那・高月樹(鈴木伸之)の息子の椿と七桜は同い年ということもあって直ぐに仲良くなります。

椿は七桜をさくらと呼んで幸せな1年が過ぎたある日、若旦那が何者かに殺害されます。
そして、若旦那の部屋から七桜の母親が出てきたのを見たという椿の証言で百合子は逮捕され、七桜は光月庵を追い出されてしまいます。

15年後、21歳になった七桜(浜辺美波)は苗字を花岡と変えて和菓子職人になっていました。しかし、店宛てに七桜の母親が人殺しだという嫌がらせのメールが届くようになり、店をクビになってしまいます。

七桜が行く当てもなく彷徨っていると、七桜の母のファンだという着物姿の奇妙な男から母の手紙を渡されます。男はいつの間にかいなくなっており、手紙を読んだ七桜の表情は驚きでいっぱいになります。

数日後、七桜は和菓子対決のために金沢にいました。対戦相手が光月庵ということで一度断った七桜ですが、母の手紙を読んで気持ちが変わったのでした。
控室に通された七桜は、そこに椿(横浜流星)がいることに驚き動揺します。しかし、椿の方は全く気付いている様子がなく黙々と作業を続け素晴らしい作品を完成させます。七桜も椿に負けないような作品を仕上げますが、選ばれたのは椿の作品でした。
しかし、勝負は最初から光月庵が勝利することに決まっていたと知り空しい気持ちで帰ろうとすると、椿に腕を掴まれいきなりプロポーズされます。内心とてもびっくりした七桜でしたが、それを顔に出さず淡々と了解します。その時、七桜の頭の中には15年前に警察の取り調べ中に死んだ母の「私は何もやっていない」という手紙の文字が浮かんでいました。

椿との約束の日、七桜は15年振りに光月庵を訪れます。
案内された部屋では椿と長谷屋の娘・栞(岸井ゆき)の結婚式が行われていましたが、七桜は椿に言われていた手土産を広げ差し出します。
七桜が作った羊羹を食べた椿は何か納得したような表情を浮かべ「この女と結婚する!」と言って七桜を引き寄せ突然キスします。
椿の母である光月庵の女将・高月今日子(観月ありさ)は椿をビンタし叱責しますが、騒然となった場を収めたのは大旦那・高月宗寿郎(佐野史郎)でした。
大旦那は土下座しながら、式は中止にするが自分が生涯かけて償うと言って謝罪します。それを見た椿は急に庭先に出て土下座し自分の我儘を詫びたあと、結婚で支援を受けて一時的に補うのではなく今の光月庵を自分の力で変えて理想の和菓子屋にしてみせると言い切ります。
大旦那は孫の成長を喜び微笑みますが、直ぐに厳しい表情に変わり「そこまで言うなら3ヶ月で成果をだせ!できなければその娘と出ていけ!」と言って立ち去ります。そして七桜は奪われたものを取り戻すため椿を欺くことを決意するのでした。

七桜が椿から愛の告白を受ける

光月庵の嫁としての生活が始まった七桜は、15年前の事件の真相を探るために先ずは母を知る人を探そうとします。
そして、50年以上の付き合いがあるという呉服屋・白藤屋に目を付け近づきますが、女将の陰謀で大失態を犯してしまい白藤屋の信用を失ってしまいます。

ところが突然、七桜が作るという条件で白藤屋から最中20個の注文が入ります。これを御膳立てしたのは、母の手紙を持ってきたあの着物姿の男なのですが、何も知らない七桜は名誉挽回のチャンスとばかり張り切ります。
しかし、またもや女将の差し金で厨房が使えなくなる事態になります。
見かねた椿は厨房を仕切る権限を譲ってほしいと大旦那に願い出ますが、椿が本当の孫でないから駄目だと拒否されてしまいます。大旦那は椿のことを女将の不貞でできた子だと思っているのでした。

椿は別の手を使って厨房を使えるようにし、七桜は無事に最中を完成させます。白藤屋の女将は最中をとても気に入ってくれて信頼は回復しますが、実は七桜が持っていったのは自分が作ったものではなく光月庵のものだったのです。過去の注文データから白藤屋の女将が求めている味を推測して最中を変更した七桜の機転に椿はとても驚くのでした。

白藤屋の一件以来、少しずつ距離が縮まってきた椿と七桜は夜も一緒に過ごすようになり、七桜がさくらだと気付いてない椿は15年前の事件のことを話します。
事件の夜にさくらの母親と自分の父が二人でいるのを見たといい、事件以来さくらのことも憎むようになったという椿の言葉に七桜は酷く動揺し、以後椿に対する態度がよそよそしくなってしまいます。

ある日、七桜の母親だと名乗る花岡夕子(須藤理彩)が訪ねてきます。七桜は適当な嘘を並べ立てる夕子に話を合わせ、送る振りをして彼女を問い詰めました。
夕子は飲み屋の客から人助けだからと頼まれたことを白状します。その人が母の手紙を持ってきた男ではないかと思った七桜は、会わせて欲しいと土下座で頼み店の名刺をもらうのでした。

そして夕子の店を訪ねようとした日、七桜は椿によって奥の部屋に閉じ込められます。隙を狙ってやっとのこと部屋から逃げ出した七桜ですが、突然上から花瓶が落ちてきて間一髪のところで椿に助けられます。
これは恐らく女将の仕業で七桜を女将から守るために部屋に閉じ込めたという椿の告白に七桜の心は揺れます。しかし、七桜を狙ったのは女将ではなく別の人物だったのです。

そんな中、茶道の名門・草薫会が茶会の菓子を依頼してきました。七桜をかばって手を怪我した椿は断ろうとしますが、自分が手伝うからやってほしいという七桜の頼みを聞き入れます。

七桜が茶室に籠って必死でお菓子のデザインを考えているところに椿がきて、不妄五戒(嘘を言ってはいけないという仏教の教え)と書かれた掛け軸の前に連れていかれ愛を告白されます。
そして最後に「あんたは本当に花岡七桜なのか?それともさくらなのか?」と聞かれた七桜は、椿に対する誠実さよりも母の冤罪を晴らす事を選び「私は花岡七桜です」と答えます。

女将の共犯者が判明する

茶会の当日、完成したお菓子を納めに行った七桜は、そこで偶然母の手紙を届けてくれた男と再会します。多喜川(山崎育三郎)と名乗るこの男は、この辺り一帯の地主で手広く事業をやっており、家族そろって七桜の母親が作るお菓子のファンだったそうで、例の手紙は亡くなった父親から託され七桜の力になるよう頼まれたと言います。
そしてこれからも七桜を見守ると言ってくれました。

一方、椿の作ったお菓子を茶会の席で口にしなかった大旦那が、お菓子をこっそり持ち帰り椿の父親の仏壇の前で食べる姿を見て、椿は嬉しさのあまり涙を流すのでした。

そのころ女将は共犯者らしき人物と何か悪巧みを企てている様子で、そこで不敵な笑みを浮かべている人物はなんと、七桜がいつも仲良くしている見習い職人・城島裕介(高杉真宙)だったのです。

女将とグルになって七桜に嫌がらせをしていた城島ですが、彼の本当の敵は椿でした。
城島は七桜に実家の店を継ぐために修行していると言っていましたが、実は実家の和菓子店しまやは既に潰れていました。
しまやが借金で倒産寸前のころ、和菓子のイベントに一か八かの思いで出品しますが、ちょっと席を外した時にお菓子が床に落ちてしまい、自慢のわらび餅は売り物にならなくなってしまいます。急きょ他の和菓子を用意しますが、結局3個しか売れずに負けてしまいます。
そして、しまやのブースで光月庵の袱紗を拾った城島は椿が犯人だと確信します。絶望し疲れ果てた父親が厨房で倒れそのまま亡くなったとき城島の怒りは頂点に達し、椿に復讐するために光月庵に潜り込んだのでした。

父親が病気で実家の店が開けられずヤバいところから借金したという城島の嘘を信じた七桜は、しまやのわらび餅を再現しようと頑張ります。

一方、多喜川を通じて城島の母親・昭子の情報を得た椿は、昭子の入院先に出向き面会します。昭子は息子の事情を隠さず椿に話したあと、息子には純粋にお菓子を作ってもらいたいから光月庵から追い出して欲しいと訴えます。
そして、自分を疑ってないのかという椿の問いに、イベントの時に椿が作った作品のことを持ち出し、あんな綺麗なお菓子(はさみ菊)を作れる人がそんな酷いことをするとは思えないと昭子が答えたとき物音がして城島が立っていました。

しまやの味に近付こうとして頑張った七桜は、とうとう城島が感動するようなわらび餅を完成させますが、城島はそれを素直に受け入れることができずに反発します。

しばらくして、母親の病室を訪れた城島は借金が完済されていることを知り、椿の仕業だと気付いて抗議に行きますが、百貨店のイベントに例のわらび餅を出すので報酬を前払いしただけだと説明する椿に反論し去っていきます。しかし、それ以降城島が女将の悪事に加担することはなくなりました。そして、七桜には妊娠の兆候が現れます。

七桜の父親は高月樹だった

百貨店のイベントの前日、用意しておいたわらび餅が女将によって床にばらまかれていました。実は3年前のイベントでしまやのわらび餅をダメにしたのも女将だったのです。
しかし、七桜の機転でわらび餅は無事搬入され大好評で投票1位となります。心動かされた城島は、借りた金は必ず返すと言って椿に頭を下げるのでした。

椿との結婚式が近付き、七桜は妊娠と自分の正体を椿に明かす気持ちになっていました。
そんなある日、七桜は母が使っていた部屋の押し入れで母の持ち物らしき箱を見つけます。その中には、桜の型、へその緒、母子手帳、高月樹から母への手紙、そして母から七桜への手紙が入っていました。

手紙の中には、七桜の父親が高月樹であることを証明するDNA鑑定書と、高月樹と椿が父子ではないことを証明するDNA鑑定書が入っていて、七桜は一瞬にしてあることに気付きます。
椿がさくらを憎むのは父親を殺した女の娘だからではなく、父親とさくらの母親が一緒にいるのを見て、子供ながらにさくらが父親の実の子で光月庵の正式な後継ぎだと察し憎むようになったと。そして、七桜は椿のために光月庵を出て姿を消すことを決心します。

そんな中、椿の元婚約者・栞が椿を訪ねてきます。
栞は七桜が働いていた和菓子店に送られていた嫌がらせのメールのことを椿に伝えますが、椿は七桜を信じようとします。

翌朝、七桜は15年前の事件の部屋までいきますが、板が張られていて中に入れずにいるところを職人の山口(和田聰宏)に見つかり誤魔化します。
しかし、山口から年に1度の茶会のあとだけは大旦那がその部屋で酒を飲むと聞き、七桜はその時が真相を探るチャンスだと思うのでした。

また、女将は大旦那が作成した遺言書に、もし高月の血を引く孫が現れた時はその孫が全財産を相続するという記述があるのを知って焦っていました。

茶会の当日、女将が大旦那の部屋で遺言状を探していると大旦那が現れ、20年前に女将の不倫現場を目撃してからずっと椿をその男の子供と思っていたと告げます。
それに対し女将は、夫に愛されて夫に尽くして幸せになろうとしたのに樹は自分を愛さないどころか触れてもくれなかったと反論します。
そして、女将が遺言状を奪い取ろうとして揉み合いになったその時、大旦那が机の角に頭をぶつけて気を失ってしまい、パニックになった女将は部屋に火をつけてその場から逃げ出します。

一方、大旦那を探して椿の父親の部屋に来た七桜は、そこで一人たたずむ女将の姿を見て、15年前の事件現場で見た同じ光景を思い出します。

女将が真犯人だと確信した七桜は、自分が百合子の娘だと告げますが、そのうしろには椿の姿がありました。ショックを受けている椿のところに、職人の山口が血相を変えてやってきて大旦那が見当たらないと言います。
椿は七桜にここから出ないように命じて飛び出し、燃え上がる母屋に入って大旦那を探しますが、煙を吸い込み意識を失ってしまいます。
そのころ、七桜はお腹に激痛が走り倒れたところを城島に助け出されます。

2日後、七桜は病院のベッドで目を覚まします。火事で亡くなった人はいませんでしたが、七桜は流産してしまいました。
多喜川からこれからどうしたいか聞かれた七桜は、お菓子を作りたいとだけ答え、椿のことも何もかも忘れることを決意するのでした。

七桜が椿に宣戦布告

火事の後10日間も意識不明の重体だった椿は、なんとか回復し日々の仕事をこなしながら七桜を探していました。
そんな椿の元に足繁く通う栞は、どうしても椿への思いを断ち切ることができず、とうとう婚約を破棄してしまいます。
父親から勘当された栞は、椿に頼みこみ光月庵で働くことになります。

火事から3年が経った頃、栞はすっかり光月庵の看板娘になっていました。
ある日栞は、お使いの帰りに偶然七桜を見かけ、思わず引き留めてしまいます。3年ぶりに会った七桜は雰囲気がずいぶん変わっていて栞は驚きます。
七桜は東京のお店で修行をし、3か月前に金沢に自分の店を開業したようでした。椿や光月庵を侮辱するような言い方をする七桜に対し栞は怒りを感じてしまいます。そして、七桜と椿が対決する時が直ぐそこまで近づいていました。

五月雨亭主催の新春園遊会で出されるお菓子の選考会に向けて、七桜は自分の店・花がすみで毎日遅くまでお菓子作りに励んでいました。
七桜は心配する多喜川に、光月庵を乗っ取って母のお菓子を出すと宣言します。

最近お菓子を作らなくなっていた椿も選考会のために職人たちの意見を聞きながら、対戦相手が七桜とも知らずに繰り返し試作品を作っていました。

そして選考会当日、五月雨亭の庭にいた椿は急に視界がぼやけて木にもたれかかっていました。椿を見かけた七桜は宣戦布告をしようとして近付きますが、栞の声が聞こえ木の陰に隠れます。

選考会は光月庵の勝利で終わりました。しかし、七桜は負けたことよりも庭で見た椿の様子の方が気になっていました。

椿は目を診てもらうため病院に行きますが、火事のときに網膜が傷付いた椿の目は放っておけば失明、手術しても完治するまで数年かかるかもしれないと医師から告げられます。

診察室を後にした椿は、同じ病院に入院している大旦那を見舞うのですが、あの火事依頼大旦那は無表情になり全くしゃべらなくなっていました。

椿が帰宅すると女将と誰かの話し声が聞こえてきて、選考会の勝利が女将の根回しだと知った椿は女将を酷く叱責します。

椿は気になっていた対戦相手の店・花がすみに足を運びます。
店内に入った椿はそこに七桜がいることに驚き言葉を失いますが、七桜の方は冷静な態度で椿を客として扱います。
黙って消えたことを責める椿に七桜はやっと感情を表し、母を殺人者にした人を好きにはならないと告げます。
そして、光月庵は自分のものだと言い切ります。
そこに多喜川が現れて、自分の大事なパートナーを傷つけることは許さないと言って、七桜の肩を抱き寄せます。椿は何も言えずに店を後にするのでした。

そんな中、光月庵に和倉温泉の和菓子フェアの依頼が入るのですが、椿は花がすみと共同でやることを提案します。

そして顔合わせを兼ねた茶会のお菓子をそれぞれの店で持ち寄ることになるのですが、裏では女将が小豆の卸業者に手をまわし七桜が上等な小豆を買えないよう邪魔します。しかし、七桜は干し柿を利用したあんを作り上手く乗り切ります。

和倉温泉での二人はまるで3年前に戻ったようにお菓子の話で盛り上がります。
そして、二人が一緒だと知った栞は思わず女将に椿の子を妊娠したと言ってしまいます。温泉から帰った椿は女将からそのことを聞かされ戸惑います。

そして、七桜の方は光月庵を乗っ取る理由が変わり、椿を光月庵から自由にして一刻も早く目の手術を受けさせることを新たな目的にするのでした。

光月庵をかけて七桜と椿が対決

七桜や多喜川の行動に焦りを感じ出した女将は、遺言状を手に入れるため大旦那を病院から連れて出します。
それを知った七桜は大旦那に全て話そうと近付きますが、女将によってDNA鑑定書が入っている封筒を破られてしまいます。しかし大旦那は人払いをして七桜と二人きりになり、恋人同士だった七桜の母と樹を無理やり別れさせたことを白状し許しを請うのですが、七桜は許すことはできないが、光月庵は欲しいと答えます。
椿にもチャンスを与えたいと思った大旦那は、七桜と椿にお菓子対決をさせ、美味しく魂をふるわすお菓子を作った方に光月庵を譲ると約束し隠してあった遺言状を燃やすのでした。

七桜は大晦日の対決のために店を休んで何度も試作品を作りますが思うようにいかず、心配してやってきた多喜川に大旦那が好きなものや嬉しくなるものがわからないと訴えます。
多喜川は「自分が好きだって思うお菓子を作ればいい」とアドバイスしたあと、七桜にプロポーズします。

大晦日の対決の日が来ました。
まず、七桜が差し出したゆずの上生菓子を食べた大旦那は、いつまでも包まれていたいようなあたたかい菓子だと評価しました。
続いて椿が差し出したシンプルなつばき餅を口にした大旦那は驚いて目を見開きました。これは自分が息子の樹に教えたものだったからです。どうしてこの味を知っているのかと聞かれた椿は、父から教えられた大切な味だと答えました。
大旦那は涙をこぼしながら食べ続けますが、大旦那が後継者として選んだのは七桜でした。

その直後に大旦那は倒れ、最後に椿に今までのことを詫び、これからはなににも縛られず自分のために好きなようにお菓子を作れと言い残して亡くなります。

葬儀の日、椿は七桜に「光月庵を絶対に潰さないでくれ」と言って去って行きました。

椿が光月庵に従業員として戻る

正式に光月庵を継いだ七桜ですが、従業員たちにはなかなか受け入れてもらえませんでした。

そんな中、武六会というトップの老舗だけが集まる新年会に参加した七桜は、新春奉納の儀に献上するお菓子を頼まれます。
しかし、それを作るのに必要な光月庵の当主に代々受け継がれている道具は女将が持ち去っていました。

栞の助けを借りてやっと見つけ出した女将は、例の道具を燃やそうとしていました。
七桜が着物で必死に火を消し道具は無事でしたが、ホッとした七桜が倒れそうになり誰かに支えられます。

一方、その場から逃げ出した女将の前に多喜川が現れ女将に対し怒りをぶつけますが、椿が多喜川家の血を継いでいるという女将の言葉に多喜川は驚き絶句します。

倒れる七桜を支えたのは椿でした。
椿は目の手術をしたことを七桜に伝え、光月庵で職人として雇って欲しいと頼みます。

職人として働き始めた椿にどう接していいか迷う従業員たちを見た七桜は、椿に下働きがやるような仕事を指示します。
椿は文句も言わず黙々と雑用をこなし、城島や栞とも普通に接します。

一方、日本舞踊の名取になった多喜川がお披露目式の練習をする傍らには栞の姉・由香莉がいました。
自分を誘惑しようとする由香莉に、多喜川は七桜を本気で好きだからダメだと断ります。驚いた由香莉は、七桜が本当のことを知ったら多喜川を許すはずがないと言って立ち去ります。

お披露目式の当日、多喜川は七桜が見守る中で順調に女形を舞っていましたが、椿の姿が目に入った途端一瞬動きが止まってしまいます。
舞のあと控室で汗を拭く多喜川に、椿は何が目的で七桜に近付いたのかと問い詰めます。

椿と多喜川が異母兄弟と判明

椿を追ってきた七桜は、大きな仏間に迷い込んでいました。
七桜が床に置かれた遺影を見つめていると、多喜川の父親のものだと言いながら由香莉が入ってきて、多喜川が椿の母と不倫していた父を許せずに遺影を床に置いているのだと説明します。
遺影の目元が椿に似ていると感じた七桜は、椿と多喜川が異母兄弟であることに気付きます。
そして、由香莉は誰も知らないはずの七桜の過去までも話し始め、嫌がらせメールで和菓子店を辞めたことだけでなくメールの内容まで知っていました。

そこへ多喜川と椿が現れ、多喜川は七桜を連れ出そうとします。
多喜川が七桜の母の手紙を持ってきたとき何か話したい様子だったのを思い出した七桜は、あの時何を話そうとしたのか本当のことを教えて欲しいと多喜川に頼みます。
そしてやっと多喜川が口を開きました。

夫の存在がすべてだった多喜川の母は夫に裏切られたことで壊れてしまい、息子の多喜川に光月庵の女将への恨みを言い続けて亡くなりました。
母は絶望の中で死んでいったというのに、華やかな舞台にいる女将が許せない多喜川は、彼女を引きずり下ろすことだけを考えるようになりました。
そして、女将によって同じように人生を狂わされた七桜の存在を知り、七桜に光月庵を奪わせるためにあの嫌がらせメールを送ったと告白します。
多喜川を信じていた七桜は、あまりのショックにその場から逃げ出すのでした。

部屋で泣き続ける七桜を椿は厨房まで連れていき、二人でお菓子を作り始めます。
そして18年前の事件の話になり、七桜は椿の父親が倒れているのを見て自分の母を呼びに行ったときに庭で椿の母親を見たと話します。しかし、椿の記憶では母は自分の隣で寝ていたというのです。
椿の話を聞いて七桜は自分の見間違いかと考えますが、多喜川の父の遺影を思い出しながら何かが気になっていました。

以上、2020年7月現在の最新話までの内容となります。