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2020年12月17日

『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』ネタバレ!1話から最終回までのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ

ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!(ウチカレ)』の1話から最終回までのあらすじを、ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

菅野美穂さん主演の連続ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』を200%楽しむために、キャストや各話ゲスト、視聴率の推移をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。

※『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』全話ネタバレ完了済み(2021年3月18日)。

見逃し配信をチェック

当記事には、『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』の第1話から最終回までのネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「Hulu」で第1話から最終回までの放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

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『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』の基本情報

概要(見どころ)

『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』は、朝ドラ『半分、青い。』『ロングバケーション』の脚本家として知られる北川悦吏子が脚本を手掛けた恋愛コメディドラマ。少女のような天然母としっかり者のオタク娘、トモダチ母娘の物語です。

主人公の恋多き小説家の母・水無瀬碧(菅野美穂)と恋愛に興味のないオタクの娘・水無瀬空(浜辺美波)が、とある理由から突如「私たち、恋をしよう!」と決意します。

キャスト一覧

  • 水無瀬碧(みなせ・あおい) :菅野美穂
    44歳、シングルマザーの恋愛小説家、やや天然ぼけのヒロイン、『恋愛小説の女王』の異名を持つ
  • 水無瀬空(みなせ・そら):浜辺美波
    20歳、立青学院大学の学生、筋金入りの漫画オタク
  • 入野光(いりの・ひかる):岡田健史
    空と同じ大学に通うイケメン大学生
  • ゴンちゃん:沢村一樹
    碧の幼馴染み、鯛焼き屋「おだや」の四代目
  • 小西(こにし):有田哲平
    大手出版社「散英社」の敏腕編集長
  • 橘漱石(たちばな・そうせき):川上洋平([Alexandros)
    碧の担当編集者、雰囲気イケメン
  • 伊藤沙織(いとう・さおり):福原遥
    漱石の同僚でストーカー気質の彼女
  • ナオキ:大地伸永
    光の友人
  • 愛梨:長見玲亜
    光の女友達
  • 小田俊一郎:中村雅俊
    ゴンの父、鯛焼き屋「おだや」の三代目
  • ケンタ:中川大輔
    「おだや」のアルバイト
  • 渉周一:東啓介
    整体院『太葉堂』のイケメン整体師
  • 未羽:吉谷彩子
    光の元家庭教師
  • 松山:ふせえり
    碧の担当を20年してきた編集者
  • 青葉:貴島明日香
    欣次の見合い相手
  • 久遠悠人:赤楚衛二
    大人気バンド『サイレントナイフ』のメンバー
  • 筧浩志:本多力
    脚本家
  • 一ノ瀬風雅(いちのせ・ふうが):豊川悦司
    空の父親、元役者、かつて碧が本気で愛した男
  • 星野鈴(ほしの・すず):矢田亜希子
    空の母親、風雅の元恋人

スタッフ一覧

  • 原作:なし
  • 脚本:北川悦吏子
  • 音楽:得田真裕
  • 主題歌
    曲名:空と青
    歌手:家入レオ
    作詞:北川悦吏子
    作曲:川上洋平(Alexandros)
    レーベル:ビクターエンタテインメント
  • チーフプロデューサー:加藤正俊
  • プロデューサー:小田玲奈、森雅弘、仲野尚之
  • 演出:南雲聖一、内田秀実
  • 制作協力:AX-ON
  • 製作著作:日本テレビ

各話の視聴率

『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』各話の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※視聴率はビデオリサーチ調べ

各話放送日視聴率
1話1月13日10.3%
2話1月20日8.8%
3話1月27日8.1%
4話2月3日8.2%
5話2月10日8.3%
6話2月17日8.4%
7話2月24日9.0%
8話3月3日8.6%
9話3月10日7.9%
10話・最終回3月17日

『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』の最終回ネタバレ(予想)

物語の主要人物となるのは、一組の母娘。
母親の水無瀬碧(みなせ・あおい)を演じるのは、高い演技力と飾らない人柄で女性からの指示も高い菅野美穂。碧は、現在44歳の売れっ子小説家で美人、とにかく陽気でポジティブな性格で、シングルマザーですが、これまで恋多き人生を送ってきており、現在彼氏はいないものの、常に恋愛に対しては積極的です。
一方、娘の水無瀬空(みなせ・そら)を演じるのは、今最も注目を集めている若手女優の浜辺美波。20歳の空は黒縁の丸眼鏡をかけた地味ないで立ちで、マンガに人生を捧げる、いわゆるオタクキャラ。暴走し続ける母親をフォローする、しっかり者ですが、母親の碧とは真逆の性格で、恋愛には無縁の日々を送っています。
そんな空のことを「若いのだから、もっと恋愛しなくちゃ」と後押しする碧ですが、空はまったく関心を示しません。でも、ある日、空の身に突然「恋」が訪れて、しかも、母親の碧にまで、ひさびさにトキめきが訪れて…というのがおおまかなストーリーです。

二人が恋する相手が誰なのか気になるところですが、ちなみに男性出演者は、空と同じ大学に通う入野光(岡田健史)、光の友人のナオキ(大地伸永)、碧の編集担当者である橘漱石(川上洋平)、幼馴染のゴンちゃん(沢村一樹)らのイケメンぞろいです。

これまでいくつもの恋愛を重ねてきた碧は久々の恋愛に張り切りますが、一方の空は初めての現実の恋にとまどい悩み苦しみます。

私の予想では、空の恋する相手は、同級生の光、母親の碧が恋する相手は、編集担当の橘。しかし橘には彼女・伊藤沙織(福原遥)がおり、一方で、光は空ではなく、なんと碧に恋心を抱いてしまい、二人の恋心は迷走します。
同時に光の気持ちが自分にあると気づかない碧は、空と光の仲を取り持とうと奮闘。それがかえって光の思いを強めることになり、空は複雑な思いを抱えて、そんな母親のことを思わず強く非難してしまいます。
こうして一度は仲たがいしてしまう母と娘ですが、最終的にはお互いを思いやり、きちんと気持ちを伝えあって仲直りします。

結局、二人とも自身の恋はうまくいかないのですが、母娘の絆は一層深まり、空には新しい恋の予感が見え始め、母親の碧は改めて幼馴染のゴンちゃんの優しさに気づき、ちょっといい感じになっていくというラストシーンで物語は終わると予想します。

『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』各話のあらすじ

2021年1月13日から日本テレビ系にて放送開始された菅野美穂さん主演の連続ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』の各話あらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。

1話のあらすじネタバレ

恋愛小説の女王とオタクな娘

港区すずらん町、東京都心の一等地にあるタワーマンション『エンゼルフォレスト』に住む『恋愛小説の女王』の異名を持つ売れっ子小説家・水無瀬碧(菅野美穂)は、シングルマザーでひとり娘・空(浜辺美波)とふたりで暮らしていました。
空は都内の私立『立青学院大学』に通う20歳の女子大生、彼氏いない歴年齢のガチの漫画・アニメオタクで、碧の目下の心配事は、空が一生恋愛もせず『子供部屋おばさん』と化すこと。
自宅マンションのリビングでライターの取材を受ける碧は、そう胸中を明かすのでした。

一方、空はビッグサイトでR18指定の同人誌を大量に購入、帰宅途中、大手出版社『散英社』の文芸誌『ラファエロ』編集長・小西(クリームシチュー:有田哲平)と編集者・橘漱石(川上洋平)に遭遇します。
エンゼルフォレストまでの道を尋ねられ近くまで案内すると、小西と漱石と別れコンビニに向かうのでした。

碧は訪ねてきた小西と漱石をリビングで迎え、小西の手にある老舗和菓子店『たつや』の菓子折りに気づきます。
たつやの菓子折りは小西が謝罪の時に持ってくるもので、碧は不安を覚え受け取りを躊躇、そんな中、空が帰宅、小西と漱石は空が碧の娘であることを知るのでした。

老舗たい焼き店おだやの新商品さんま焼き

すずらん商店街、江戸時代から門前町として300年以上栄えてきた歴史ある商店街で、『おだや』はその商店街の中ほどにある銭湯『すずらん温泉』の隣にあり、明治以来続く老舗のたい焼き店、ゴンちゃんこと四代目・小田欣次(沢村一樹)と三代目で父・俊一郎(中村雅俊)のふたりで営んでいました。

とある夏の日、しっぽの先までたっぷりのあんこで満たすことこそ、この世の善として疑わなかった欣次に衝撃が走ります。
客の女子高生があんこが多すぎて、残していたのです。
そして、新たに発案した新商品が、あんこの少ない『さんま焼き』、現在は白あんバージョンを開発中でした。

連載打ち切り

そんなさんま焼きをお茶請けとして、空は小西たちに振舞います。
すると、小西は菓子折りをテーブルに出し、ラファエロで碧が連載中のミステリー小説『アンビリカルコード』の打ち切りを宣告します。
アンビリカルコードはシーズン1が書籍化されシーズン2まで出版したところで、映画化を予定していましたが、シーズン1がことの外売れず映画化は中止に。
しかも、碧の後、連載するのはイケメンタレント・中川トモロウ、ショックを受ける碧に更に追い打ちをかけます。
そして、20年来、碧の担当をしてきた編集者・松山(ふせえり)は、どんなに女性が努力しても報われないと悟り早期退職を決意、自宅近くの世界最大の家具量販店『IKEA』に再就職、店長を務めることになっていました。
その松山の後任が、橘だったのです。

空、イケメンと運命の出会い

ショックを受ける碧をよそに、さんま焼きを食べ終えた空はアルバイトに出かけます。
自転車に乗る空は、調理器具の製造販売メーカー『象印マホービン』のぞうのマークがあるビルの横の通りを抜けます。
空のバイト先はおだやで、客入りのピークも過ぎ、空と欣次、そして俊一郎の3人は休憩に入ります。
おだやは住居も兼ねており、欣次と俊一郎はふたり暮らし、そんなおだやの居間で3人はこたつに入りさんま焼きを食べていました。
空は碧の仕事が減り、タワーマンションのローンの支払いが厳しいことを欣次と俊一郎に打ち明けました。

その頃、小西と松山は碧の自宅を後にし、橘だけが残っていました。
橘は碧に恋愛小説の執筆を打診し書籍化も確約、しかし今の碧は恋愛とは縁遠く恋愛小説は書けないと断るのでした。

落ち込む碧はおだやを訪ね、居間で俊一郎とこたつに入っていました。
そんな中、空は『はなカフェ』に、たい焼きを配達しに出かけます。
そのままバイトをあがることになり、空はおだやまで乗ってきた自転車を碧に頼みます。
空の自転車は碧には高く欣次がサドルを下げようとしましたが、錆つていて下げられませんでした。
碧と欣次は幼馴染で、年齢は欣次が少し上、ふたりとも訳あって今は独身でした。
幼いころ、ふたりは同じ書道教室に通い、ひょんなことから喧嘩になり、墨汁をかけられた碧がやり返そうと硯の墨をかけようとして、硯が欣次の顎に命中、その傷は今も欣次の顎に残っていました。
結局、欣次が自転車を押し碧を自宅まで送ることになり、途中、欣次はタワーマンションを売ることを勧めます。
しかし、碧は空のために売りたくありませんでした。

はなカフェに配達に来た空は、店長(高木トモユキ)から新商品のソイペチーノをプレゼントされ、すずらん商店街を歩きながらソイペチーノに乗るクリームを食べていました。
そして、喫茶店『麻布珈琲』と『杉養蜂園』の前に差し掛かります。
この2軒合わせて、かつては空の祖父母が所有し、老舗の写真館『水無瀬写真館』を営んでいました。
ある時、地上げにあうと、あっさり手放し、祖父母は結構な大金を手にすると、ふたり揃って念願だったスイスに移住、今も住んでいました。
家から放り出された碧は駆け出しの小説家でしたが、『空の匂いをかぐ』が大ヒット、そして成功の象徴であるタワーマンションを買ったのでした。

公園沿いの歩道を歩き、碧と夕飯を食べる約束をした高級焼肉店『はまだ』へ向かう空は、「空の匂いって、どんな匂い」そう思いながら目を閉じ顔を上げると、躓いて転倒、ソイペチーノを歩道にぶちまけます。
そこへ、高身長のイケメン・渉周一(東啓介)が通りかかり手を差し伸べましたが、空は断り自ら立ち上がります。
そして、渉は空のめがねのフレームの歪みを直してくれたのでした。

碧の計画

その夜、欣次と俊一郎はすずらん温泉の湯舟に浸かり、同じ頃、焼肉を堪能した碧と空は帰宅していました。
空は今月の収支がマイナスであることを碧に見せ、家計の窮状を訴えます。
しかし、碧には窮状を打破する計画があったのです。
アンビリカルコードの続きが書ける出版社を探し、『ハリーポッター』のようなベストセラー小説にして小西を見返すことでした。
呆れる空は、目を丸くするのでした。

空と相いれない陽キャ

翌日、立青学院大学のキャンパスで入野光(岡田健史)が美人カメラマンに撮影され、同じ『ケインズゼミ』の愛梨(長見玲亜)やケンタ(中川大輔)、そしてナオキ(大地伸永)たちが集まっていました。
そんな陽キャを尻目に、ウエイ系の立青学院大学でトップオブトップの陰キャを自負する空は、タブレットで漫画を読んでいました。
すると突然、空はナオキにゼミの飲み会に誘われるのでした。

頓挫する碧の計画

散英社、碧が恋愛小説の構想を考えず、漱石は碧が散英社から逃げるつもりかもしれないと危惧し小西に相談、小西は逃げられないよう漱石に発破をかけます。
そんな中、何故か漱石の恋人・伊藤沙織(福原遥)が編集部に、驚く漱石は倉庫に沙織を連れ込みます。
漱石と片時も離れたくない沙織は、アルバイトに応募し採用されていたのです。

一方、書斎で電話をしアンビリカルコードを出版社に売り込む碧でしたが、尽く断られてしまい、落ち込む碧は寝室のベッドに飛び込みます。
涙がこぼれる碧、スマホの着信音が鳴り、電話に出ると漱石でした。
漱石は、後2回でアンビリカルコードの連載を終わらせるよう告げるのでした。

書斎でパソコンに向かう碧は書きかけの原稿を消し、キッチンで水を飲みます。
ふと、窓の外を見ると、象印のぞうのマークが夕日に照らされていました。
書斎に戻り、碧は再びパソコンに向うのでした。

その夜、空は居酒屋『一休』で開かれたゼミの飲み会に参加、空が枝豆を食べようとして豆が飛び出し顔に当たり、その様子を見て笑っていた光にキレた空は枝豆を投げつけ、「見たいアニメがあるんで」と言い残し居酒屋を後にするのでした。

一方、碧は執筆が1文字も進まず、肉まんを食べながらすずらん商店街を部屋着のまま彷徨うのでした。

碧がタワーマンションに拘る理由

翌日、空は南十条の物件の詳細が書かれたチラシ(販売図面)を碧に手渡します。
都心に出るのも便利で、南北線1本で大学までいけました。
家計を圧迫するローンを減らしたい空でしたが、国立に行ってくれていればという碧のひと言を切っ掛けにふたりは口論、碧に出て行けと言われ空は家を出て行きました。

その夜、空はおだやのこたつに潜り泣いていました。
一方、薄暗い書斎でパソコンに向かう碧は筆が進まずリビングを出ると、空の部屋から明かりが漏れていました。
碧は空の部屋へ行き電気を消すと、窓の外に象印のぞうのマークが見え、再び気力を振り絞り書斎でパソコンに向かいます。

欣次は店で空にお汁粉を振る舞い、タワーマンションに碧が拘る理由を明かします。
父親がいない空は、幼いころから象印のぞうのマークを守護神と碧に言われ育って来ました。
高校のころに吹奏楽部の1軍に入れなかった時や、大学受験で国立に落ちた時もぞうのマークを見てホッとしていました。
更に、空はスマホの待ち受けもぞうのマークにしていました。
空にとって大事なものは、碧にとってもっと大事だったのです。

碧の真意に気づき、空が碧の分のお汁粉を持って慌てて帰宅すると、碧はキッチンにしゃがみ込んでいました。
空が幼いころに描いたぞうのマークの上に碧と空が乗る落書きを見ていました。

空をネタに恋愛小説?

小説を書く自信を失った碧は、南十条に引っ越す気になっていました。
書くことしか出来ない碧は恋愛小説しか生き残る道はありませんでしたが、恋から縁遠くなり書ける気がしませんでした。
そんな碧のため、空は自身が恋をしオタクで腐女子の恋愛をネタに小説を書くことを提案します。
碧は恋愛小説を書く気になり、その上、恋をしないと思っていた空がその気になり大喜び、しかし年齢には勝てず、万歳しようとあげた右腕に四十肩の激痛が走るのでした。

再び碧にトキメキ、母娘で恋愛バトル?

翌日、落ち着いて考えるとオタクを主人公に書く小説はラノベで、碧自身が書くものとは違うと感じ、やはり自身で恋愛して小説を書きたいと思っていました。
そんな話をしながら、整体院『太葉堂』でマッサージを受ける碧でしたが、四十肩が酷く女性従業員では手に負えず、引退した院長に代わり太葉堂を任せれている渉に変わります。

渉は碧のファンで、連載中のアンビリカルコードを含め、全ての小説を読んでいました。
自他ともに認めるイケメン好きの碧は、渉が好みで久々にトキメキが蘇ります。
こうして母と娘の戦いの火蓋が切られたのでした。

2話のあらすじネタバレ

3日で終わった碧の恋

『恋愛小説の女王』の異名を持つ小説家の母・水無瀬碧(菅野美穂)とガチの漫画・アニメオタクの娘・空(浜辺美波)、ふたりは同じ相手とは知らずに整体院『太葉堂』の整体師・渉周一(東啓介)に恋しました。

久しぶりの恋に浮かれる碧はばっちりメイクを決め、太葉堂で四十肩の施術を受けます。
四十肩は既に治っていましたが、渉に会いに来ていました。

一方、都内の私立『立青学院大学』に通う空は、『ケインズゼミ』を受講中、担当教授・里中にプリントの裏の落書きが見つかり注意を受けていました。
「人々が月を欲するために失業が生じる」
『一般理論』の中のケインズの言葉が理解できず、空は月を欲する人々の絵を描いていました。
丸めて捨てられそうになった絵が気に入った入野光(岡田健史)は、里中からその絵を貰います。

施術が終わり会計をしていた碧は、40代にもかかわらず渉に五十肩と言われ、その瞬間、たった3日で恋は終わりました。
傷心の碧は、幼馴染で四代目・小田欣次(沢村一樹)が営む老舗たい焼き店『おだや』の居間で焼きそばをやけ食いするのでした。

空と光でジャンプのてっぺん?

ゼミが終わりキャンパスを歩く空は、自身とは真反対の属性、陽キャの光に誘われ嫌々ながらカフェ『Ruby On』に行きます。

そして『週刊少年ジャンプ』連載の藤本タツキ作『チェンソーマン』を切っ掛けに、空のオタ魂に火がつきました。
光はチェンソーマンを愛読していましたが、第1話の段階ではイマイチと感じていました。
一方、空は期待感しかなく、大手出版社『集英社』が配信する『少年ジャンプ+』連載の前作『ファイアパンチ』を光に勧めます。
そんなオタクな空と、光はゼミ以外で会ったことがあり、怪訝な顔をする空にコミケと囁き、空は光が隠れオタクであることに気づきました。
誰にも見つからないよう、光はステレオタイプなオタクに変装してコミケに行き、『週刊少年マガジン』連載の真島ヒロ作『EDENS ZERO』の主人公・シキのコスプレをしポーズをとる空を見かけていたのです。
オタクであることを打ち明けた光でしたが、明るく爽やかなイケメンという大学でのパブリックイメージは捨てる気がなく、空にはオタクであることを内緒にしてもらいます。
そんな光は空の絵を絶賛、そして、まんざらでもない空に、ストーリーは光で作画が空、ふたりで漫画家に成り、ジャンプのてっぺんを取ろうと誘うのでした。

母娘喧嘩が功名?人生初のデートに誘われる空

夕方、帰宅した空は、週刊少年ジャンプに連載された『バクマン。』のごとく、コンビで漫画家を目指そうと光に誘われたことを碧に打ち明けます。
美大を諦め一般大学を受験したことを引き合いに出し、最初から諦めてしまう空に挑戦するよう碧はアドバイス、しかし未だに美大に未練がある空は碧と口論になり家を出ました。

日が落ち、三代目で欣次の父・俊一郎(中村雅俊)は自室で、ジャニス・イアンのシングルレコード『ウイル・ユー・ダンス(WILL YOU DANCE)』に針を落とし、欣次は厨房でアルバイト・ケンタ(中川大輔)に小豆の炊き方を教えていました。

すずらん商店街を彷徨う空は、碧に電話しようとスマホの連絡先を開いたものの止めてしまい、一方の碧は空からの連絡を待っていました。
空が本屋で碧の小説が並ぶ棚に手を伸ばしていると、女性客が碧の著作『片手間のさよなら』を1冊持っていきました。

俊一郎は亡くなった妻・菜子を思い出しひとりで踊り、空は『はなカフェ』で喧嘩をした女の子が落ち込む絵を描いていました。
すると、空はカフェでひとり本を読んでいた渉に気づき、ふたりはカウンター席からテーブル席に移動します。
渉が読んでいた本は片手間のさよなら、驚いた空は「ウソウソウソウソコツメカワウソ」と、若林稔弥作4コマ漫画『幸せカナコの殺し屋生活』の主人公・西野カナコの口癖、動物ダジャレをつい口にしてしまいます。
これが切っ掛けでコツメカワウソの話題で盛り上がり、空は渉にコツメカワウソの赤ちゃんがいる上野動物園に誘われます。
そんな様子を、部屋着にダウンコートを羽織った碧が、カフェの外から見ていたのでした。

空の人生初のデートの相談は百戦錬磨の碧

おだやの居間で碧は欣次とこたつに入り、あつあつのおでんを頬張っていました。
隣の仏間では、俊一郎が菜子が好きだった梅に鶯の掛け軸を床の間に飾り、碧は7年前に亡くなった菜子の月命日であることを思い出します。
7年前、欣次は海外におり、菜子の死に目に会うことはできませんでした。

慌てて帰宅した空は、家中、碧を捜し回りましたが碧の姿はなくおだやへ、そして人生初デートの作戦を練るため、碧を無理やり連れ帰るのでした。

大手出版社『散英社』、文芸誌『ラファエロ』編集部に薄暗い中ひとり残る碧の担当編集者・橘漱石(川上洋平)は、散英社を辞めた碧の元担当編集者・松山(ふせえり)に、碧の新作の恋愛小説の進捗の件で相談していました。
松山は売上の数字しか見ない無能な編集長・小西(クリームシチュー:有田哲平)から碧を守ってやることが出来ずに後悔、橘に出世して碧を守るようアドバイスします。

急かした方が良いのか悩む橘に、小説家には固まる時間が必要という松山は、もう小説を描いているかもしれないと言っていましたが、当の碧は書斎でパソコンに向かい、碧の恋愛テクニックをまとめた『男を落とすリスト』を作成していました。
プリントアウトしたリストのテクニックを読み、こんな姑息なことをしなければならないのかと、空はげんなりするのでした。

光は空と同じ弱虫

とある日の夜、ゼミの飲み会に参加し、カラオケボックスで米津玄師の『Lemon』を歌う光を冷ややかな目で見る空、光が歌い終わると部屋から出て行きます。
後を追う光は、コンビで漫画家に成ろうと空を口説き、ストーリーのプロットを書いたノートを空に渡します。
プロットを読んで感心した空は、オタクであることを隠すのが不思議でしたが、光は週刊少年ジャンプで連載しアニメ化を目指すと言っても痛い奴と馬鹿にされカッコ悪いと思っていました。
しかも、光は始めから失敗すると諦めていました。
そんな光が、空には自身と同じ弱虫に思え、デートを理由に漫画を描くことを断るのでした。

橘のストーカーを自負する沙織が襲撃

翌日の夕方、自宅で空の初デートの服を選ぶ碧のもとに、『春を先どる100冊フェア』の打ち合わせをしに橘が訪れます。
碧は今でも自身の恋愛テクニックが通用するか橘で試し、泣く振りをして橘を傍に寄せ、するとその時、激怒する橘の恋人・伊藤沙織(福原遥)の声が響き渡ります。
タワーマンションの前で佇む沙織に声をかけた空は、橘のストーカーを自称する沙織を面白いと思い部屋にあげ、こっそり2人の様子を見学していたのです。
GPSで橘の行動を監視していた沙織は、橘がマンションから動かなくなり、心配になり駆けつけました。
沙織は興奮するあまり過呼吸になり、原稿が書けない時、よく碧も過呼吸になっており、手慣れた様子で沙織を落ち着かせるのでした。

夜、光は漫画だらけの自宅アパートで漫画を描いていましたが、どうしようもないその下手さに諦め、ベッドに横になります。
カーテンを開け窓から空を見上げる光は、東京は星が見えないと思うのでした。

空、大人への第一歩

碧の寝室で目覚めた沙織は、天井のプラネタリウムを見て「綺麗」と呟きます。
沙織がいつも飲む薬を飲ませると眠くなり、碧の寝室で寝かせました。
沙織は橘が会社に戻ったと聞くと、早速、スマホで監視を始め、碧は画面を手で覆います。
橘は沙織を傷つけるようなことはしたことがなく、碧は沙織が恋に振り回されていると慰めます。
沙織は橘と同棲していましたが、橘と一緒にいない時の沙織の知らない時間が不安でならず、そんな自分のことが沙織は嫌いでした。
そんなに歳が変わらない沙織に感心した空は、自身にとって未知との遭遇である恋愛は闘いかもしれないと思います。

自室に戻った空は、窓から見える調理器具の製造販売メーカー『象印マホービン』のぞうのマークを見て、大人への第一歩に気合を入れ直します。

デート当日の朝、碧と選んだ服を着て、空はデートの待ち合わせ場所へ向かいます。
上野動物園の入り口前で待つ渉を見つけた空は、「渉先生!」と大声で呼び笑顔で駆け寄るのでした。

3話のあらすじネタバレ

恋はジ・エンド?

ガチの漫画・アニメオタク・水無瀬空(浜辺美波)が、整体院『太葉堂』の整体師・渉周一(東啓介)と人生初デート、上野動物園の入り口前で待つ渉に駆け寄る空でしたが、なんと渉の鼻から鼻毛が…。

コツメカワウソはかわいかったものの渉の鼻毛が気になりデートどころではなく、帰宅した空は『恋愛小説の女王』の異名を持つ小説家の母・碧(菅野美穂)に愚痴をこぼすのでした。

その夜、空と同じ『ケインズゼミ』の入野光(岡田健史)は、光の元家庭教師・未羽(吉谷彩子)の帰りを、寒い中、未羽のマンションの前で待っていました。
ボーイフレンドと帰宅して来た未羽は、光をいとこと紹介します。
まだ本命とまでは言えない彼でしたが、30歳を目前に未羽は結婚を考えていたのでした。

突如、欣次に持ち上がる見合い話

翌日、老舗たい焼き店『おだや』四代目・小田欣次(沢村一樹)に、『すずらん商店街』の豊田と神林のおばさん2人が見合い話を持ってきました。
仕事を抜け、居間で豊田と神林の応対をする欣次の隙をつき、三代目で欣次の父・俊一郎(中村雅俊)が見合い写真を見ます。
見合い相手の女性・青葉は26歳、元ミスユニバースの美女、俊一郎は自分が見合いをすると言い出し、欣次と見合い写真の取り合いに…。
居間から逃げ出そうとした欣次とアルバイト・ケンタ(中川大輔)が鉢合わせし、欣次は倒れた拍子に腰を痛めてしまいました。

付け鼻毛

渉の診立てでは俊一郎は単なる打身で、太葉堂で施術を受けると、あっという間に腰の痛みがなくなりました。
すると俊一郎が小さな箱に入った妙なもの気づき、渉に尋ねると、それは付け鼻毛でした。

欣次の結婚はほぼ確実、碧はおだやの居間を失う?

その頃、欣次はわざわざ水無瀬家に出向き、碧と空に自慢気に見合い写真を見せていました。
結婚はほぼ確実、自信を滲ませる欣次には確固たる理由があったのです。
青葉がたい焼きを焼く欣次に一目ぼれ、毎日、店先まで通ったものの声をかけられず、それで豊田に見合いを頼んだのでした。
これまで我が物顔で小田家に入り浸っていた碧でしたが、欣次が結婚すると幼馴染といえど流石にそういう訳には行きません。
ショックを受ける碧でしたが、欣次をおだやへ送る道すがら、亡くなった欣次の母・菜子が生きていたら喜んだだろうと祝福します。
放蕩息子だった欣次は、菜子が亡くなった当時、海外を放浪、居場所すら分からず、菜子の死に目に会えませんでした。

恋しないと書けない碧に強制デート

翌日、大手出版社『散英社』の碧の担当編集者・橘漱石(川上洋平)が水無瀬家を訪ね、碧の次回作のプロットを確認、しかし面白いとはとても思えませんでした。
碧本人も面白くないことは自覚しており、自身が恋をしないと取材では恋愛小説は書けないと落ち込みます。
そんな碧に、空は欣次が結婚しておだやに行けなくなることを題材にするよう提案します。
橘は空に乗っかり、欣次とのデートを条件にボブ・ティランのコンサートのプレミアム・ペアチケットを譲渡すると持ち掛けてくるのでした。

ビー玉

ガールフレンドの1人と映画を観た帰り、光はふたりでおだやに立ち寄り、アルバイト中の空と遭遇します。

ガールフレンドが席を外しテーブル席で待っていた光に空が気づき、向かいに座ります。
彼氏と上手くいってるか尋ねた光に、空は上手くいっていると嘘をつき、すると光は上手くいったお祝いにガチャで出た清水茜作、漫画『はたらく細胞』のキャラクター『白血球』をプレゼントします。
光の推しキャラは『血小板』でしたが、血小板は出ず白血球ばかりが出たのです。
更に光は、ガチャで出た綺麗なビー玉を空にプレゼントしました。

散英社に戻った橘は、GPSの履歴から昨日の行動をアルバイトで恋人・伊藤沙織(福原遥)から備品室で追及され、ほとほとあきれ果ててしまいます。

夕方、碧はおだやを訪れ、欣次をボブ・ディランのコンサートに誘います。

アルバイトを終えた空は、帰りの道すがらビー玉で東京の街並みを眺めると、街が逆さまに見えビー玉が気に入ります。
途中、空はかつて通っていた『旧すずらん小学校』に立ち寄り、なんとなくビー玉で校舎を眺めます。
旧すずらん小学校は少子化の折、廃校となり、校舎は取り壊されマンションが立つことになっていました。
空はうっかりビー玉を落としていまい、転がったビー玉は排水溝に落ちてしまいました。

光はエリート家族の落ちこぼれ

デート中の光のスマホに母親からの着信、法事のことだと思い電話に出た光でしたが、母親から帰って来るなと言われます。
父親は九州大学教授、兄はラ・サールから九州大学医学部、弟もラ・サールに合格し、父親は医学部に進学できなかった光のことを親族には言っておらず、話が出るのを嫌がっていたのでした。

ノスタルジックな気分

帰宅した空は、自室の窓から見える調理器具の製造販売メーカー『象印マホービン』のぞうのマークを眺めていました。
好きだった小学校が取り壊されることになり、いつかはぞうのマークもなくなってしまうと空は考えていました。
その夜、空は碧の寝室を訪ね、一緒に寝るのでした。

私の安定剤

翌日、沙織は橘のGPSを追跡し、おだやで待ち伏せしていました。
注文した焼きそばも食べず、スマホを見ている沙織に俊一郎が声を掛けます。
沙織のスマホが不調で橘のGPSは南北線に乗ったまま動いておらず、俊一郎がモバイルデータ通信をオフにしネットワークを再接続、橘は既に戸田まで行っていました。
そんな優しい俊一郎に、沙織は身の上話を始めます。
沙織と橘は付き合って2年、恋人を追って青森から上京した沙織でしたがフラれてしまい、行く当てもない沙織を拾ってくれたのが橘でした。
行き場のない沙織は、以来、橘のストーカーになってしまい、もはや執着だけで橘のことが好きかどうかも分からなくなっていました。

泣きじゃくる沙織を落ち着かせようと、俊一郎は甘いくずきりを出そうとしましたが、メンヘラを自覚する沙織は精神安定剤『リリカス』を持っていました。
しかし、俊一郎と話すうち、落ち着いてきた沙織は薬を飲むのを止めることにします。
沙織は自身の安定剤になって欲しいと俊一郎にせがみハグを要求、戸惑う俊一郎でしたが沙織を抱きしめます。
居間から一連の様子を覗いていた欣次は、訳が分からず呆れるのでした。

デートの失敗を光に打ち明ける空

ケインズゼミの講義が終わり愛梨(長見玲亜)が試験に向け集まって勉強しようとゼミ仲間に提案、その輪の中にいる光のもとに訪れた空は謝罪したいと光に声を掛けます。

オタばれしたくない光は、空をカフェ『Ruby On』に連れ出しすと、空は光から貰ったビー玉をなくしたことを謝罪したいだけでした。
空は光にデートのことを聞かれ、鼻毛に幻滅したことを打ち明けます。
狭量な空に驚く光でしたが、恋に対する空の名言には共感、美羽のことを思い出します。
文才を感じた光は絵だけじゃなく文章も書けると思いネームを切らせようとしましたが、空は文才を否定し、文章が書けるのは母親(碧)で作家であると明かします。
すると、光は直ぐに碧のことだと気づき感動、父親についても尋ねましたが、碧が空をひとりで産み育てたことを明かすと、碧に関心するのでした。
今日は碧と欣次のデートの日で、空はふたりのことを気にかけていました。

容赦なく欣次にフラれる碧

その夜、コンサートからの帰り、碧は旧すずらん小学校に立ち寄ります。
碧も欣次も、空と同じく旧すずらん小学校の卒業生でした。
無断で校舎に入ったふたりは、思い出話に花が咲き、碧はその勢いで青葉と結婚しないよう欣次に告げます。
既に見合いは進んでおり、欣次は容赦なく碧をフルのでした。

翌日、落ち込む碧は心ここにあらず、水無瀬家に打ち合わせに来た橘の話も耳に入りません。
フラれた碧は突如、怒りが爆発、欣次の愚痴を橘にぶちまけます。
コンサートの後にほろ酔い、しかも取り壊される校舎での告白、大人の男女が何もなかったことに驚く橘でしたが、橘の反応に碧も驚きます。
この時、橘は碧が恋愛下手であることに気づくのでした。

一方、未羽にカフェに呼び出された光もフラれていました。
先日、光が会った未羽のボーイフレンドは資産家で、未羽は結婚相手に決めたのでした。

欣次を見返す?

おだやでバイト中の空は、付け鼻毛を付けて写真を撮ろうとしている俊一郎を不思議に思い尋ねると、渉に教わりネットで購入したと答え空は驚愕します。

その頃、光は血小板を狙いガチャをしていました。

そんな中、水無瀬家からの帰り際に橘は、碧の著作『私をわすれないでくれ』の映画化が決まりかけていることを碧に報告します。
主演は大人気バンド『サイレントナイフ』の久遠悠人(赤楚衛二)、映画化は悠人側から持ち掛けられた話で十中八九間違いありませんでした。
碧は悠人の大ファンで、悠人と恋の落ち欣次を見返すと意気込みます。

光は既に血小板をゲットしていましたが、尚もガチャを続け更にビー玉を狙っていました。

一方、空は太葉堂に乗り込み、わざと付け鼻毛を付けた理由を渉に問い質すのでした。

4話のあらすじネタバレ

渉が付け鼻毛を謝罪

『恋愛小説の女王』の異名を持つ小説家・水無瀬碧(菅野美穂)の著書『私を忘れないでくれ』の映画化が決まり、碧は大手出版社『散英社』で一番良い特別応接室808号室に打ち合わせに訪れていました。
主人公・シュウジを演じる大人気バンド『サイレントナイフ』の久遠悠人(赤楚衛二)に会えるとあって、イケメンに目がない碧はファッションとメイクを決め心待ちにしていました。
朝ドラの撮影で遅れていた悠人がプロデューサーと脚本家・筧浩志(本多力)と共にようやく現れ、碧が浮かれていた頃、碧の娘・空(浜辺美波)は老舗たい焼き店『おだや』でアルバイト。
すると、整体院『太葉堂』の整体師・渉周一(東啓介)が、昼休みにおだやに顔を出し、空を連れ出し『はなカフェ』に行き、先日のデートの付け鼻毛の件を空に謝罪します。
忘れてはいけない女性のいる渉は、万が一にも空に好かれないよう嫌われるために鼻毛を付けたのでした。

屈辱的な交換条件

碧が浮かれていたのも束の間、原作とは名ばかりで、小説の内容は既に改変されることになっており、何も聞かされていない碧は怒り心頭、立ち合っていた碧の担当で文芸誌『ラファエロ』編集者・橘漱石(川上洋平)も初耳でした。
悠人は碧が反発する理由が理解できないままレコーディングへ向かい、プロデューサーと筧も応接室を後にします。
編集長・小西(クリームシチュー:有田哲平)は、遅れている次回作の発表の場と出版を交換条件に原作改変を迫るのでした。

その夜、傷心の空は愛読している漫画『幸せカナコの殺し屋生活』を読んでいても、いつものところで笑えず、そんな中、帰宅した碧は寝室に直行します。
空は自室の窓から見える調理器具の製造販売メーカー『象印マホービン』のぞうのマークを見て、何か閃き、クローゼットからスケッチブックを取り出すと机に向かうのでした。

神の采配?欣次の見合いが破談!

おだや四代目・小田欣次(沢村一樹)の見合い相手の女性・青葉(貴島明日香)が、欣次との見合いの後にIT企業の社長に見染められ、青葉はIT企業の社長を選択。
見合い話を持ってきた『すずらん商店街』の豊田と神林のおばさん2人が、おだやに謝罪しに来ていました。
青葉は金目当てで、欣次に一目ぼれしておだやに通っていたという話は嘘でした。
最近、高輪ゲートウェイ駅ができ商店街周辺の地価が高騰、青葉はおだやを売却したら幾らになるか下見に来ていました。
豊田と神林は、お詫びにたい焼きを60個買って帰ったのでした。

既にタキシードまで買ってありショックを受ける欣次に、三代目で欣次の父・小田俊一郎(中村雅俊)は神の采配と指摘します。
元妻・エトワールと別れたこともフランスから帰ったことも、全ては碧のためだと言うのです。

金は欲しいが改変は拒否

水無瀬家のリビング、小説の主人公の男女、シュウジと奈緒子の結末が逆転しシュウジが死に奈緒子が生きる改変に合わせたプロットを持って、橘が打ち合わせに来ていました。
橘は3日かけて、逆転の辻褄が合うようアレンジしプロットを作成しました。
しかし、碧は奈緒子が死にシュウジが生きる物語と主張、それでも次回作の発表の場も金も欲しいと橘に本音をぶつけます。
そんな碧の意を酌み、橘は映画化を断ることを勧めます。

橘の噂の真相

橘の帰り際、ある噂を持ち出し、碧は橘を追い詰めます。
その噂とは、橘が文芸に異動する前は漫画の編集者で、散英社の漫画雑誌『少年アップ』で『ゼファー』や『シノギ』をヒットさせ、その後、海外の小説を盗作したものを自身のアイデアとして著名な漫画家・由辺譲に渡し『ヤングモンスター』で描かせたというものでした。
橘は噂を否定することなく、自身を卑下する碧に宝飾品の世界的ブランド『ティファニー』のように世代を超えて愛される本物と言い残し水無瀬家を後にします。

ところが、噂は間違いで盗作したのは由辺で、橘は才能ある由辺の名に傷がつかないよう、その罪を被ったのでした。
元担当編集・松山(ふせえり)に電話し、碧は真相を知るのでした。

おだやに大集合で空がパニック

私立『立青学院大学』、同じ『ケインズゼミ』の愛梨(長見玲亜)たちとキャンパスにいた入野光(岡田健史)を呼び止め、空はおだやに光を連れ出します。
光は空にビー玉を渡そうとしましたが、アルバイト・ケンタ(中川大輔)が注文を聞きに来て渡しそびれてしまいます。
空はスケッチブックを取り出し、光に見せます。
それは、光の漫画原作の世界観、「ここではない、今ではないある国、物語が禁止された国」のイメージボードでした。
イメージボードを見た光は、益々創作意欲を掻き立てられます
漫画に非協力的だった空がイメージボードを描いたのは、渉にフラれたモヤモヤを解消するためでした。
渉の件を打ち明けられた光は、好きな女性でも元カノでもなく忘れてはいけない女性と渉が言っているのがひっかかります。
そんな中、おだやの居間でやけ食いをしていた碧が店に出てきて、母が愛読していたのを切っ掛けに碧のファンになった光は感激、するとそこへ、渉が現れ空はパニックになるのでした。

空が渉に告白

光が唐突に忘れてはいけない女性のことを渉に質問、その女性とは、小学3年生の頃、渉が9歳の時に結婚を約束したクラスメイトの女の子でした。
その女の子と兎のミュウを看取り、その時、その女の子と結婚の約束をしました。
渉は両親を事故で亡くし叔父に育てられ感謝していましたが、家族が欲しいと日頃から考えるようになり、そして、その家族とは女の子とミュウだったのです。
その女の子は後に引っ越し、今は何処にいるか分かりませんでしたが、渉は忘れてはいけないと思っていたのです。

渉は空と光のデートの邪魔になると思い、おだやで昼を食べずにマクドナルドへ行くことにします。
渉の後を追いおだやを出た空は、渉に追いつくと付け鼻毛なしの本当のデートをして欲しいと渉に告白、空の後を追ってきた光はその様子を離れたところから見ていました。

その夜、空は碧の寝室にいました。
碧は引っ込み思案だった空が一歩踏み出し喜んでいましたが、不意に映画化の件を思い出し泣けてくるのでした。

幸せに、未羽に別れを告げる光

光の元家庭教師・未羽(吉谷彩子)の結婚が決まり、教会から光に電話をしてきました。
結婚式に光を誘う未羽に、自室のベッドに寝転がりながら電話していた光は出席を拒み、人の心を弄ぶようなことはしたくないと伝え、未羽の幸せを願い別れを告げるのでした。

とんでもない改変に立ち上がる橘

翌日、散英社で、死んだシュウジが冷凍人間になり30年後に生き返り奈緒子の娘と結婚するという完成した脚本を見た橘は、小西に抗議したものの取り合ってもらえず、しかも脚本は既に碧のもとに届けられていました。

そんな中、橘の恋人・伊藤沙織(福原遥)がおだやを訪ね、俊一郎は商店街の理事長・真鍋に呼ばれていると嘘をつき出かけるのでした。

その頃、橘は高級住宅街にある筧のオフィスに脚本の修正を掛け合いに来ていましたが、取り合ってもらえず、しかも筧は脚本をスタッフに書かせていました。
次に、橘は悠人と直談判しに所属事務所に向かいます。
悠人の新曲が社長の依頼した著名な音楽プロデューサー・都築勝也のアレンジにより改変され、悠人は「曲が死ぬ」と社長と揉めていました。

地下駐車場に停めていた自身のオープンカーで新曲を聴いていた悠人に橘は直談判、「曲が死ぬ」と言っていた悠人に物語も同じだと説得します。
メジャーデビュー前から悠人は碧のファンで、碧の気持ちが理解できた悠人は、橘の説得に応じてくれたのでした。

一方、昼休みにキャンパスでおにぎりを食べていた空のスマホに渉から電話があり、空と渉はデートすることになります。
忘れてはいけない女性のことを聞いてくれた光のおかげで道が開け、空は直ぐに光のスマホに電話し感謝を伝えました。

思いがけないキス?

橘はすぐさま水無瀬家に行き、碧に脚本が小説通りになることを伝えます。
筧にプロットを投げつけられた時にできた橘の首の傷に気づき、碧が手当し、お腹が鳴った橘に碧推奨の2分47秒で美味しくなるカレーヌードルを勧めます。
2分47秒待つ間、碧と橘のふたりは空の愛飲するリキュール・レモンチェッロを呑み、すると碧は橘に感謝の言葉を伝えます。
感無量の橘は、『私を忘れないでくれ』が好きで碧の担当になりたくて散英社に入社したことを打ち明けます。
涙が溢れる碧は橘を抱きしめ、橘は強く碧を抱き寄せます。
そして、碧と橘は見つめ合い、互いの顔が近づいていくのでした。
一方、光は空に渡しそびれたビー玉を、河に向かって投げ捨てていました。

5話のあらすじネタバレ

碧と橘のキスは未遂

『恋愛小説の女王』の異名を持つ売れっ子小説家・水無瀬碧(菅野美穂)の自宅リビングに、碧と大手出版社『散英社』の文芸誌『ラファエロ』の碧の担当編集者・橘漱石(川上洋平)がふたりきり。
碧の著書『私を忘れないでくれ』の映画化に際し、原作の改変を阻止した橘は、私を忘れないでくれが好きで碧の担当になりたくて散英社に入社したことを打ち明けます。
ふたりの間は急接近、今まさにキスをしようとしたその時、碧の娘・空(浜辺美波)が帰宅し、ふたりのキスは未遂に終わります。

翌日、空が通う私立『立青学院大学』近くのカフェ『Ruby On』で、空は同じ『ケインズゼミ』の入野光(岡田健史)と光の原作の漫画の打ち合わせをしていました。
空は碧が橘にとられそうな気がして、嫌だったことを光に打ち明けました。
そんな中、漫画のタイトルが思いつかない光は、碧の著作『アンビリカルコード』を引き合いに出し碧のセンスを絶賛。
漫画・アニメオタクを自負する空は小説は読まず、碧の著作も例外ではありませんでした。
アンビリカルコードが臍の緒を意味することを、碧は知りませんでした。

その頃、ラファエロ編集長・小西(クリームシチュー:有田哲平)が橘を伴い碧の自宅を訪れ映画の件を謝罪、碧の様子から橘との関係を勘ぐる小西は、気を利かせて先に退散します。
橘は碧とふたりきりになると、碧の新作企画の締切が2月末であることを伝えます。
次年度の発行予定の関係上、2月末迄に企画を通しておく必要があったのです。
打ち合わせ中「水無瀬さん」と呼び距離を置こうとする橘に、碧は戸惑うのでした。

欣次の将来のお母さん?

橘にフラれた上、企画の締切まで設けられた碧は、いつものように老舗たい焼き店『おだや』の居間でやけ食い、アルバイトに来た空も居間に顔を出します。
おだやの四代目・小田欣次(沢村一樹)は、三代目で欣次の父・俊一郎(中村雅俊)が大事な女性を連れて来るとあって、碧を追い出そうとします。

俊一郎がイケメンで今でも案外モテると思っている欣次は、女優・吉永小百合のような美人が将来のお母さんになることを期待していました。
ところが、俊一郎が連れて来たのは、光の恋人・伊藤沙織(福原遥)だったのです。
欣次は沙織が23歳と知り、卒倒しそうになるのでした。

空と沙織が友達に

帰宅した碧は、ありとあらゆる恋愛小説を寝室で読み漁り、一方、空は沙織とふたりで『はなカフェ』にいました。
沙織はまだ橘と別れていませんでしたが、時間を置いて橘が諦めた頃に別れを告げようとしていました。
母娘仲の良い空を羨む沙織の母親は毒親で、母親から愛されていると感じたことはなく、自身のストーカー気質は母親が原因だと思っていました。
沙織は女性が信じられず自身の人生に女性は必要ないと考えていましたが、空が裏切らないと約束し、ふたりは友達になります。

臍の緒

夜、帰宅した空は碧の寝室で沙織と友達になったことを碧に報告します。
恋は終わるが親子や友達関係に終わりはなく、終わらない関係が良いと思う空は妙にハイテンション。
明日は整体院『太葉堂』の整体師・渉周一(東啓介)と鼻毛なしの本当ののデートだったのです。

テンションが高かった空が眠り、碧はひとりリビングの窓から臨む調理器具の製造販売メーカー『象印マホービン』のぞうのマークを見ていました。
そして、テーブルライトが照らすキャビネットの引き出しの鍵を開け、臍の緒を取り出すのでした。

遂に小説のネタを思いつく碧

デート当日、空は緊張と楽しさが相まって、昼になっても食欲がわきません。
碧の恋愛テクニックは渉には通じず、手を握ることも出来ませんでした。
そんな中、光から空のスマホに着信があり、光はキャラクターデザインの相談をしようと電話しましたが、空はデート中と告げ電話を切ります。

一方、小説が書けない碧を励ましに来た欣次の空のことを書けというひと言を切っ掛けに、碧は小説のネタを思いつき欣次を追い返すのでした。

夕方、水族館のデートを終えた沙織と俊一郎は、おだやにいました。
俊一郎の作ったおしるこが、沙織は好きだったのです。
欣次もおだやに戻り、俊一郎から沙織を将来のお母さんと紹介され驚く欣次でしたが、沙織は満更でもありませんでした。

小説のあらすじを書き上げた碧は、橘にメールで送っていました。
男女の恋愛ものではなく母娘ものの小説でしたが、気に入った橘は企画を通す気満々でした。

デートに失敗?

夜、空と渉はイタリアンレストランでディナーを楽しもうとしていましたが、空が激しい腹痛に襲われます。
レストランから太葉堂まで大して距離はなく、渉は空をおぶって太葉堂に急ぎます。
空は渉に施術を施されると痛みが和らぎ、そんな中、空のスマホに着信があり、空は代わりに渉に出てもらいます。
電話は光からで、仕事中は電話を切っている碧に代わりディナーのことを空に相談され、光は調べてくれていたのです。
しかし、渉が電話に出て、光は慌てて電話を切りました。
緊張から腹痛になりデートは失敗し、次はないと思っていた空でしたが、渉は空の腹痛に気づけなかったことを反省、ふたりはデートのリベンジを誓うのでした。

渉に会えない苦しさを漫画で発散

デートから2週間、デートのリベンジは未だ叶わず、養護施設『長生きホーム』で運動会があり、張り切ったお年寄りが体を痛め太葉堂が大繁盛、渉にデートする暇がなくなってしまいました。
おだやで漫画の打ち合わせをしていた空は、会えないだけで苦しくなる思いのたけを光にぶちまけます。
そんな空のストレスを、光は漫画で発散させます。

空の血液型はO型、碧の血液型はAB型

漫画を描くにはおだやは手狭で空は光を自宅に招き、空が漫画を描く切っ掛けになった光を碧は歓迎します。
碧のスマホに着信があり書斎へ行く碧、空は光を自室に招き漫画に登場するキャラクターの設定を光と考え人物リストを作ります。
キャラクターのプロフィールには血液型もあり、空はO型の碧は詳細な設定まで考えずに勢いで小説を書いていると思います。
碧がO型と知り関心を示す光、空は変わり者のAB型で光はA型でした。

そんな中、新作の企画が通り碧はお祝いにワインを買いに行くと空に声を掛け、出て来た空に『喜びの舞』を頼みます。
楽しそうに踊る空を見て、光も一緒に踊るのでした。

沙織と別れ傷心の橘

その夜、風邪で会社を休んでいた橘は、自宅のキッチンでひとり、おかゆを作っていました。
体温を測ると38.5度、ため息をつく橘のスマホに着信があり、沙織から別れのメッセージが届きました。

一方、自宅で人物リストを見ていた光は、キャラクターの血液型を見て、空と碧の血液型に疑問を抱きます。
O型の親からAB型の子供は、生まれないはずでした。

書斎でパソコンに向かう碧の筆が乗る中、橘は沙織に電話し別れを確信、車のキーを取り部屋を出ます。
ハンドルを握る橘は赤信号で停まり、ダッシュボードからたばこを取り出すと、ダッシュボードにあった沙織の手袋に気づきます。
橘のスマホに碧からの着信がありましたが、信号が青に変わり橘は無視して車を走らせます。
体調が悪化し橘の運転が覚束なくなり、橘の車はセンターラインを割り反対車線へ、そして対向車のクラクションが鳴り響き、驚愕する橘の顔がヘッドライトに映し出されるのでした。

6話のあらすじネタバレ

碧と橘の恋は一時中断?

『恋愛小説の女王』の異名を持つ売れっ子小説家・水無瀬碧(菅野美穂)の担当編集者・橘漱石(川上洋平)は、恋人・伊藤沙織(福原遥)にフラれ、自宅マンションを出て当てもなく夜の街を車で飛ばしていました。
風邪で会社を休んでいた橘は、運転中に高熱で意識が朦朧となりセンターラインを割り、すんでのところで事故を回避します。
スマホに碧から着信があり電話に出た橘、碧は電話口で橘の異変に気づき…。

連絡を受けた橘の上司、大手出版社『散英社』文芸誌『ラファエロ』の編集長・小西(クリームシチュー:有田哲平)が動けなくなった橘をタクシーで迎えに行き、橘はとある病院に入院することになりました。
碧が病院に駆けつけ、小西は気を利かせ病室を後に、ふたりきりなると碧はキスを迫りましたが、碧の気持ちに疑問を抱く橘はキスを拒み、碧の気持ちを確かめるため3カ月間の猶予を設けます。
新作小説『真夏の空は、夢』の企画が通り、そもそも碧に恋愛をしている暇などありませんでした。

碧がゾーン

橘が事故を起こしかけた一因でもある沙織は、老舗たい焼き店『おだや』の四代目・小田欣次(沢村一樹)の父で三代目・俊一郎(中村雅俊)と付き合うことになり、おだやで働くことになりました。

夕方、おだやのアルバイトを終えた碧の娘・空(浜辺美波)が帰宅する途中、碧と連絡がつかずタワーマンションの前まで来ていた橘と出くわします。
ゾーンに入った碧は『はなカフェ』で執筆に夢中になり、今日が打ち合わせの水曜日であることに気づいていませんでした。
空は橘を自宅リビングに通し、おだやのたい焼きでもてなします。
そんな中、沙織と俊一郎のことを空がうっかり口を滑らせ、たい焼きを食べていた橘は俊一郎が誰か気づき、ファザコンの沙織にはどストライクであると納得します。
空は整体院『太葉堂』の整体師・渉周一(東啓介)とデートがあり、自宅の鍵を橘に預け出かけるのでした。

いつものように、おだやの居間で寛ぐ碧は、俊一郎と恋バナで盛り上がる中、やっと今日が水曜日であることに気づき慌てて帰宅、しかし橘は帰った後でした。

空と碧の血液型が気になる光

夜、帰宅した空は碧の寝室に顔を出すと、傷心の碧に拉致されます。
渉とのデートを歓迎する一方、碧は空が自身のことを忘れ、いつか離れて行く気がしていました。
そんな碧に、忘れないと否定する空は、そう言わないと碧がどこか遠くへ行ってしまう気がしていたのです。

翌日、私立『立青学院大学』近くのカフェ『Ruby On』で、空は碧への思いを光に打ち明けました。
一方、空に想いを寄せる光は空と渉の関係が気になり尋ねると、昨日のデートで初めて手を繋いだことを嬉しそうに空が答えます。
空は渉のことを碧には相談できず光に相談することを宣言、複雑な思いの光でしたが、恋愛の力で空が漫画を描いてくれることで自身を納得させます。
空は光を自宅に招いた時、碧の前で漫画を趣味と言ったことを光に謝罪、実は空は漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』の持ち込みを目指していたのです。
才能ある碧の血を何かしら受け継いでいるかもしれないと思いやる気になっていた空でしたが、光は空と碧の血液型が気になり、その夜、おだやにひとり立ち寄るのでした。

O型からAB型は生まれない、血液型に違和感を覚える空

欣次に歓待される光は、碧と空の血液型を尋ねます。
欣次は血液型のことを占い程度に思っていましたが、店の隅で酒を呑んでいた俊一郎は何かを察し、光と酒を酌み交わします。

一方、帰宅した空は光のネームをもとに漫画を描いていましたが、お腹がすき書斎の碧に声を掛けます。
丁度、食事を摂ろうとしていた碧は歩きたくなり、買出しに出かけるのでした。

酔っぱらった光は饒舌になり、空とは隠しつつ、恋の悩みを俊一郎に打ち明けています。
再び漫画を書き始めた空は、ネームにヤドヴィガの父親が登場、父親の設定は決まっておらず、ヤドヴィガとその母・ドミニカの血液型から血液型を決めることにします。
ヤドヴィガの血液型はAB型、ドミニカはO型、グーグルで可能性のある血液型を検索、そして父親の血液型に関係なく、O型の母親からAB型の子供が生まれないことを知ります。
空はAB型で碧はO型、碧から空は生まれないのです。

上機嫌でおだやを後にする光のスマホに着信があり、電話に出ると空でした。
空は血液型の件を光に話し、光は空が血液型を勘違いしているのではないかと指摘します。
碧が勘違いしている可能性もあり、電話を切った空はリビングのキャビネットをあさり、母子健康手帳を見つけ確認すると、やはり碧の血液型はO型でした。

血液型検査、光に空を託す碧

翌日、立青学院大学『ケインズゼミ』の教室で、光がナオキ(大地伸永)と愛梨(長見玲亜)の3人でだべっているところに空が押し掛け、光は直ぐに空と教室を出ました。
そして、空は光に血液型検査を受けることを打ち明けると、光は空に付き添うことにします。

一方、碧はキャビネットの母子健康手帳の位置が変わっていることに気づき激しく動揺、心配した欣次と俊一郎が駆けつけました。

『明治総合病院』前の広場まで来た空は、検査を躊躇いその場にしゃがみ込むと、光も付き合います。
幼い頃、帰宅したくない時にひとりで道草していたことを空は思い出しましたが、今は光がいました。

空が病院で検査の受付をし、待合席に座って光が待っていると、見知らぬ電話番号から光のスマホに着信があり、電話に出ると碧でした。
先日、おだやで呑んだ時、俊一郎が光の電話番号を聞いていたのです。
碧は検査を止めさせるよう懇願しましたが、今、止めても何れ空は検査すると光は忠告、そして空の傍に必ずいると碧に約束、何もできない碧は光に空を託すのでした。

ひとりじゃない、空の傍にいる光

俊一郎は欣次を残し仕込みに戻り、動揺する碧は涙が溢れていました。
血液型検査が終わり、空の血液型は正真正銘のAB型でした。

夕方、光は帰宅したくない空に付き合い、公園のブランコに乗っていました。
検査を後悔する空は泣き出し、光はひとりじゃないと空を励まし、そんな光に空は抱きつくのでした。

その夜、渉とのデートに出かけた空でしたが、体調不良を理由に早々に切り上げ、光に電話します。
入浴中だった光は、3コール以内に電話に出ると空に約束しており、慌てて浴室から飛び出しました。
帰宅したくない空は光のアパートを訪ね、碧には友達とオールするとメッセージを送っていました。
光は空に部屋を明け渡すと、駅前の漫画喫茶に出かけましたが、ひとりでいたくない空は付いて来てしまいました。
空は光といると心が自由になる気がしていたのです。
疲れた空は、光の肩にもたれかかり寝てしまいました。

翌朝、都営浅草線の本所吾妻橋駅のA1番出入口まで空を送る光は、漫画『はたらく細胞』のガチャを見つけると駆け出します。
空の好きなビー玉を出すと豪語する光は、その言葉通りビー玉を出し空にプレゼントします。
ビー玉をお守りにすると光に告げ、空は帰路に就く光を見送ります。
そして、帰宅した空はコーヒーを淹れる碧に、自身が実の娘ではないことを尋ねるのでした。

7話のあらすじネタバレ

空から降りてきた天使

『恋愛小説の女王』の異名を持つ売れっ子小説家・水無瀬碧(菅野美穂)の娘・空(浜辺美波)は、私立『立青学院大学』で同じ『ケインズゼミ』の入野光(岡田健史)と漫画喫茶で一夜を明かし帰宅。
キッチンでコーヒーを淹れる碧に、血液型検査の結果を突きつけ、空は自身の出自を碧に問い質します。

碧が23歳の頃、『空の匂いをかぐ』で小説家デビューし大ヒット、否が応にも次の作品の期待が高まります。
しかし碧は行き詰まり、小説を書けなくなっていました。
そんな中、碧はある男と恋に落ち、裏切られてしまいます。
碧は死を決意し『芦ヶ丘の樹海』へ行き、森の奥で赤ちゃんの泣き声がし、小さな籠に入れられ泣いていた空を見つけます。
そして、空を抱き上げると温かく、碧は生きて空を育てようと決意したのでした。

翌日、大学で空は光に自身の出自を打ち明けます。
碧は樹海で空を抱き上げた時、その日、初めて空を見上げ晴れだと気づき、その青さに涙し空と名づけました。
話を聞き感動した光は、涙がこぼれます。
碧に出自を明かされた空は、血のつながりはどうでもいいと思うようになったのでした。

一方、碧は執筆が進まず、次回作『真夏の空は、夢』が1行も書けていませんでした。
打ち合わせに碧の自宅に来た大手出版社『散英社』の文芸誌『ラファエロ』の碧の担当編集者・橘漱石(川上洋平)は、5ページの連載枠をとり、来年の5月には刊行を予定しており碧の進捗に焦ります。
すると碧は、空が自身の子供ではなく、そのことが空にバレたことを、あっさり橘に打ち明けました。
編集長・小西(クリームシチュー:有田哲平)も前担当編集者・松山(ふせえり)も、空の出自は知っていることでした。

碧と出会え、樹海に捨てられたことさえ良かった思うようになった空でしたが、それでもやはり捨てられた子というのが心の中で引っかていました。
『はなカフェ』で老舗たい焼き店『おだや』の三代目・小田俊一郎(中村雅俊)の恋人・伊藤沙織(福原遥)に空が胸中を打ち明けると、沙織は空のことを「空から降りてきた天使」だと言ってくれたのです。
空の出自を聞いた沙織は童話『かぐや姫(竹取物語)』の光景が浮かび、コースターに光り輝く赤ちゃんの絵を描きます。
沙織の言葉に救われた空は、沙織を抱きしめるのでした。

アンビリカルコード(臍の緒)

自宅アパートに帰宅した光は、碧の著作『アンビリカルコード シーズン1』を手にし怪訝な顔をしていました。

その夜、空はリビングのキャビネットの引き出しから母子健康手帳を取り出し、碧の血液型がO型と記されたページに、空がAB型であることを証明する血液型検査の結果と沙織が赤ちゃんの絵を描いたコースターをゼムクリップで挟みます。
母子健康手帳を引き出しに戻そうとした空は、小物入れが気になり取り出して開けると、中から臍の緒が入った木箱見つけます。

樹海に捨てられた空の臍の緒があることに疑問を抱いた空は、翌日、光のアパートに出向き相談。
光は、アンビリカルコードに空の出自とそっくりな一節があることを教えました。

空と光がおだやに行き、居間に四代目・小田欣次(沢村一樹)とその父・俊一郎、そして沙織が集まります。
空は碧に騙されたことを打ち明け号泣、俊一郎はバレる切っ掛けとなった臍の緒を食べる振りをし、吐き出させようとした欣次が「鈴」という名を口にしました。

碧の自宅に打ち合わせに来た橘でしたが、碧が提出したのは「すみません、書けません……」が繰り返し書き続けられた原稿でした。
そこへ、空と光、欣次に俊一郎、そして沙織が大挙して押しかけます。
空は碧に嘘をつかせないよう、事情を知ると思われる欣次と俊一郎を連れて来ました。
そして、臍の緒が入った木箱を突きつけ碧を追及するのでした。

一方、最近、空と上手くいっていない整体院『太葉堂』の整体師・渉周一(東啓介)は、趣味のスキューバダイビングにひとり出かけていました。
海から上がった渉は、砂浜で流木を集める一ノ瀬風雅(豊川悦司)と出会います。

明かされる空の出生の秘密

リビングのテーブルを囲む空たち7人、碧は当時3枚1千円で買った俳優・一ノ瀬の白黒のプロマイドをテーブルに出します。
碧と一ノ瀬の出会いは下北沢の小劇場、碧が一ノ瀬の芝居に何度も通い恋に落ち、そして1週間経つと一ノ瀬は姿を消しました。

一ノ瀬が所属する劇団で居場所を聞き、碧がとあるアパートを訪ねると、部屋から出て来たのが星野鈴(矢田亜希子)で、この鈴が空の母親でした。
一ノ瀬は半年前に出て行き、既にアパートにはいませんでした。
玄関で出迎えた鈴の顔色は悪く、しかも鈴は妊娠していたのです。
鈴は心臓に持病があり、無理をして出産しようとしていました。
鈴の身寄りは当てにならず、入院した鈴の世話を碧がしていました。
鈴は一ノ瀬と同じ劇団の俳優で、恋に落ち一ノ瀬の子を妊娠、一ノ瀬は妊娠のことは知りませんでした。
一ノ瀬がいなくなった後、碧と同じように何人もの女が一ノ瀬を訪ねてきていました。
鈴には俳優としての野心はなく、こんなクズでもただ好きな一ノ瀬の子供を産みたい、その一心でした。
しかし、入院し死が迫り、空が産まれてからのことを考えていなかったことに気づき、鈴は不安になります。
そんな鈴を、鈴の身に何かあったら空を自身が育てると碧は励まし、そして鈴は空を出産、ほどなくして亡くなったのでした。

空は怒りのあまり泣き叫び、先のことも考えずに自身を産んだ鈴を非難、そんな空の頬を碧は平手で打ち、人生で初めて打たれた空は泣きながら碧に飛びかかると、欣次は空をおだやに連れ帰るのでした。

碧が嘘をついた理由

その夜、リビングには碧と橘のふたり、橘は碧が嘘をついたことが釈然としませんでした。
鈴は既に亡くなっていないものの、一ノ瀬は何処かで生きており、空が一ノ瀬のところへ行きやしないか碧は怖かったのです。
血のつながりがそこまで大事だとは思わない橘に、子供を産んだことがなく分からないと碧は告げるのでした。
橘は今の碧には欣次が必要だと思い、碧の自宅を後にします。

空の愛の告白

沙織はおだやの居間で俊一郎と欣次の作ったおしるこを振る舞い、一緒に食べて空を慰めます。
男を追って津軽から上京した沙織は、当時、その男の子供を妊娠していました。
男は責任を取る気がなく、独りで産み育てられないと思った沙織は、やむを得ず子供を堕ろしました。
産みの親である鈴の勇気と愛、そして育ての親の碧の愛、こんなにも愛されて産まれて育ち何が不満なのか沙織は空に尋ねます。
「母ちゃんの娘がよかったあぁぁぁ~!!」
絶叫する空の声を沙織はスマホで録音、そして。その音声データを碧に送ります。
寝室でひとり落ち込む碧は空の真意を知り、涙がこぼれるのでした。

名前の由来

出産を終え鈴は病室で赤ちゃんと会っていました。
出産に立ち会った碧が、病室のカーテンを開けると青空が広がり、名前を考えないといけないと思っていたふたりは同じことを思いつきます。
そして、産まれた赤ちゃんは空と名づけられたのでした。

ありがとう

空と碧の一大事にも関係なく日常は流れ、金曜日の3時限目のケインズゼミに出席するため、空は自転車で大学に来ました。
教室を見渡す空が光を捜していると察し、光に想いを寄せる愛梨(長見玲亜)はその行為が気に食わず、空に喧嘩を吹っかけます。
空は売られた喧嘩を買い、空と愛梨が取っ組み合いになり、そこへ現れた光が割って入り喧嘩を止めました。

光はキャンパスで空の手当をした後、ふたりで『桜浜公園』に行き、光は公園で自転車を借りると、ふたりは公園を自転車で散策します。
碧が空を育てると決めたのは23歳、光と空は現在20歳、23歳までたったの3年、光はその若さでの碧の覚悟と決心に感心し、光の言葉に空は目が潤みました。

帰宅した空は碧の寝室に行き、今まで育ててくれたことを感謝、「ありがとう」を碧に伝えます。
そんな空に、碧が鈴の写真を見せると、空は鈴にも感謝を伝えたいと言い、翌日、碧は空を鈴の墓参りに連れて行きます。
そして、空は墓前に手を合わせ、一ノ瀬の鉄拳制裁を誓うのでした。
そんなことになっているとは露ほども知らず、岸壁に立つ一ノ瀬は空にカメラを向け写真を撮っていました。

8話のあらすじネタバレ

一ノ瀬、発見!

ある晴れた日の朝、砂浜に寝転がる一ノ瀬風雅(豊川悦司)は、カメラを空に向け雲が流れるのを待ちます。
『恋愛小説の女王』の異名を持つ売れっ子小説家・水無瀬碧(菅野美穂)の娘・空(浜辺美波)は、そんな一ノ瀬の若かりし頃の白黒のプロマイドを自室で黙って見つめていました。

老舗たい焼き店『おだや』に来ていた碧は、空が一ノ瀬を捜し出し鉄拳制裁を加えようとしていることを、おだやの面々に明かします。
そんな中、千葉県の逢瀬島のスキューバダイビングから帰って来た整体院『太葉堂』の整体師・渉周一(東啓介)が、流木を土産に訪ねて来ました。
空の出生の秘密が明かされ、ここ最近の空が大変だっとことを全く知らない渉は、空の素っ気ない態度に悩んでいました。

おだやの面々の反応で空に何かあったことを察した渉は、空を『はなカフェ』に呼び出します。
空は最近の冷たかった態度を謝罪し、碧が実の母ではなく鈴(矢田亜希子)が産みの母で、ふたりを捨てた実の父がこの世のどっかにいて、鉄拳制裁を企てていることを明かします。
そして、空は一ノ瀬のプロマイドをテーブルに出しました。
プロマイドを見た渉が驚愕、逢瀬島で流木を拾っていた一ノ瀬だったのです。

自宅マンションに打ち合わせをしに来た大手出版社『散英社』の文芸誌『ラファエロ』の碧の担当編集者・橘漱石(川上洋平)に、碧は一ノ瀬のことをネットで調べさせていました。
空が会いたいとは言ったものの、自分で検索するのは負けた気がして嫌だったのです。
一ノ瀬は大ヒット・ドラマ『君といた永遠』で33歳の時にブレイク、ところが人気絶頂の最中に姿を消したのでした。

帰宅した空は逢瀬島に向かう身支度をしながら、私立『立青学院大学』で同じ『ケインズゼミ』の入野光(岡田健史)にスマホで電話し、一ノ瀬が見つかったことを報告します。
そして、出生のことで光に相談していたと知った渉に嫉妬されたことを、嬉しそうに話しました。
碧もおだやの四代目・小田欣次(沢村一樹)にスマホで電話しながら身支度をし、渉に流木を売りつけた相手が一ノ瀬と知った欣次は驚き、一ノ瀬に会いに行くと聞いて更に驚くのでした。

翌日、空と碧は漁船に乗り、逢瀬島を目指します。
そして、一ノ瀬が住むという小屋の前で空と碧は、流木を担いで帰って来た一ノ瀬と鉢合わせ、一ノ瀬は碧のことを覚えておらずショックを受けた碧は卒倒するのでした。

ぎこちない父娘

碧と共に小屋に通された空でしたが、何故か小屋を出ます。
一ノ瀬とふたりきりになった碧は、空が一ノ瀬と亡くなった鈴との間にできた子供で碧が引き取り育てたことを明かします。
鈴のことを20年も前のことで覚えていないとごまかしていた一ノ瀬でしたが、一瞬、表情が険しくなります。
そして、一ノ瀬は覚えていないことを碧に謝罪するのでした。

今日は連載が始まる次回作『真夏の空は、夢』の締切日で、碧は一ノ瀬の許可を得て小屋で執筆させて貰います。
空が海岸の岩場を歩いていると足を滑らせ、転びそうになった空を一ノ瀬が助けます。
空と一ノ瀬がぎこちなく会話を交わしていると、一ノ瀬が流木を見つけました。

持ち帰った流木を一ノ瀬が高圧洗浄機で洗っているのを見ていた空は、ブレイク直後に役者を辞めた理由を尋ねます。
一ノ瀬は売れた途端、役者がつまらなくなり、遂には思ってもいない台詞を言うことに疑問を覚え役者を辞めました。
すると、一ノ瀬は唐突に釣竿を空に差し出し、夕飯の魚を釣りに誘うのでした。

空にモテ期到来、渉が光に宣戦布告?

立青学院大学の正門を出る光を、一ノ瀬が待ち構えていました。
光をおだやに誘った渉でしたが、有名なおだやに来たいと言って愛梨(長見玲亜)とナオキ(大地伸永)もついて来てしまいます。

光に負けないと単刀直入に宣戦布告する渉、接客中に聞いた欣次の父で三代目・俊一郎(中村雅俊)の恋人・伊藤沙織(福原遥)はスマホで空に電話し、空がモテていることを伝えるのでした。

距離が縮まる父娘に複雑な碧

締切の16時を前に原稿を送信しようとした碧でしたが、小屋のネット環境が分からず一ノ瀬を捜しに出ました。
仲良く釣りをする空と一ノ瀬を見て、碧の表情が曇ります。
3人で小屋に戻り、碧はノートパソコンをネットに接続し原稿を送信します。
そんな姿を見た一ノ瀬は、ノートパソコンで完結する碧の作家という仕事の世界が小さいと批判、空が反論すると一ノ瀬は良い子に育ったと碧に告げるのでした。

ラファエロ編集部に届いた原稿を読んだ編集長・小西(クリームシチュー:有田哲平)は、碧の復活を予感します。
そして、橘を飲みに誘いましたが橘は断り、その夜、行きつけの店のない橘は、おだやに寄り欣次と酒を酌み交わします。

小屋の前にテントを張り、焚火をしてマシュマロや釣った魚を焼いて食べたことを、空はスマホで光に電話します。
空の話を嬉しそうに聞く光でしたが、恋人である渉に電話するよう言って電話を切ります。
自身の態度を大人げないと思い、光は後悔するのでした。

呑めない橘は酔いつぶれ、おだやの居間のコタツで眠り、沙織が介抱します。
沙織は橘の胸に頭を乗せ空にスマホで電話、俊一郎と橘のどちらが安心できるか確認し、橘はあくまで昔の男でした。
そんな沙織は、空に暗闇を想像させ、その中で掴んだ誰かの肩が空を安心させ、その人が空にとって必要な人だとアドバイスを贈ります。
電話を切った沙織は、沙織の幸せを願う橘の寝言を聞き目が潤むのでした。

空と碧は小屋に、一ノ瀬はテントに泊まることになり、布団に入る空でしたが、なかなか寝つけず、焚火に当たる一ノ瀬と島の焼酎を酌み交わします。
そして、空は昼間に聞いた一ノ瀬が役者を辞めた話の続きを尋ねます。
全てを捨てた一ノ瀬は、自分を助けてくれる人と自分が助けたい人さえいれば、互いに持ちつ持たれつ、お金がなくても生きていけるのだと空に言います。
色々なところを転々とした一ノ瀬は、世界中を家にしました。
そんな話を聞き、一年間に世界の半分を飛び、世界中を家にする渡り鳥のことを思い出します。
仲の良いふたりの様子を小屋の窓の隙間から覗く碧は、ふたりの間に嫉妬しこのままでは娘離れが出来ないと思うのでした。

空が旅へ

俊一郎が自室でジャニス・イアンのシングルレコード『ウイル・ユー・ダンス(WILL YOU DANCE)』に針を落とし、欣次は薄暗い店の客席に座わり何かを思います。
コタツの中の橘は目を覚まし、そして沙織は帰路についていました。

同じ曲がラジオから流れ、焚火に当たる一ノ瀬が踊り始めると空を誘い、楽しそうな姿に釣られ空も踊りだします。

薄暗い整体院から空に電話しようとする渉は躊躇い、ベッドに横になり窓を開け空を見上げる光は、空が電話の時に星が綺麗と言ったのを思い出していました。

小屋で眠り空の夢を見る碧は、かぐや姫姿の空が月に帰るところで驚いて目を覚まします。
隣の畳まれた布団の上に空の置手紙があり、一ノ瀬と旅に出ると書かれていました。
手紙を読んだ碧は、空を一ノ瀬に取られたと思うのでした。

9話のあらすじネタバレ

旅に出てから音信不通の空

『恋愛小説の女王』の異名を持つ売れっ子小説家・水無瀬碧(菅野美穂)は、娘・空(浜辺美波)と元俳優で空の父・一ノ瀬風雅(豊川悦司)に会いに逢瀬島へ行きました。
鉄拳制裁を加えると息巻いていた空でしたが、血の繋がりせいなのか一ノ瀬と意気投合、置手紙を残し一ノ瀬とふたりで旅に出ます。

空が旅からなかなか戻らず、不安に駆られる碧は老舗たい焼き店『おだや』へ駆け込みます。
するとそこへ、サーターアンダギーとシーサーを土産に旅から戻った空が顔を出します。
この4日間、空は一ノ瀬と沖縄に旅行し、戻って来いと言われると思った空は碧に連絡しませんでした。

玄関にリビングの壁、そしてテーブル、大きなものから小さなものまで、碧への土産の流木の飾り付けを一ノ瀬がすっかり済ませ、帰宅した碧と空を出迎えます。
流木にテンションが上がる空とは違い、碧には流木の良さが今一つ分かりませんでした。

一ノ瀬の生活力に感心する空

一ノ瀬は『すずらん商店街』のおもちゃ店『おもちゃのオオバヤシ』の2階を格安で間借りし、住むことになります。
ヨーヨーで店主のおばさん・かなえを手懐けたのです。
一ノ瀬はオオバヤシでアルバイトもすることになり、その上、整体院『太葉堂』も流木でアジアンテイストな内装に改装。
車を所有する一ノ瀬は、神社の境内に車を置かせてもらい、しかもそこで流木を販売、繁盛していました。
沖縄旅行中にも地元の人から何でもただで貰ったり、リゾートホテルの内装の仕事を取りつけたり、私立『立青学院大学』で同じ『ケインズゼミ』の入野光(岡田健史)の自宅アパートで、漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』の応募作を一ノ瀬と描く空は、そんな一ノ瀬の生活力に感心していました。
独特の視点で一ノ瀬に興味を持つ空が、血の繋がりに関係なく碧と母娘なのだと光は思います。

碧を覚えていた一ノ瀬

碧は執筆が進まず、気分転換に商店街の中ほどにある銭湯『すずらん温泉』で風呂に入ります。
その帰りに、オオバヤシの2階から一ノ瀬に呼び止められ、碧は一ノ瀬の部屋へ上がります。
泡盛を20年ねかせた古酒『琉宮』を酌み交わし、碧と一ノ瀬はジェンガを始め、タワー状に積み上げられた木製のブロックを、碧が真ん中辺りから1つ抜き取ろうとし、危ないところか抜き取るその癖を一ノ瀬が指摘します。
碧のことを覚えていないと言っていた一ノ瀬でしたが、碧のことを忘れていませんでした。
鈴(矢田亜希子)そっくりな瞳を持つ空を見て戸惑う一ノ瀬は、鈴がいるような気がして碧を覚えていないと思わず嘘をついたのでした。

鈴には一ノ瀬の子供ができて碧にはできず、鈴に嫉妬するほど碧は当時、一ノ瀬のが好きでした。
そして、持病を持つ鈴をひとりで出産させたことに憤る碧は、一ノ瀬の頬を平手で打つのでした。

その夜、帰宅した碧は一ノ瀬との一部始終を空に打ち明けましたが、一ノ瀬に鉄拳制裁を加えようとしていたはずの空は一ノ瀬を擁護し、鈴と碧ふたりの母を覚えていたことを喜び、空と碧、そして一ノ瀬の3人で、鈴の墓参りをしたいと提案します。

空が生まれたことを知っていた一ノ瀬

翌日、空と碧、そして一ノ瀬の3人は、鈴の墓に参り墓前に手を合わせます。
その帰り、3人はすずらん温泉に寄り、湯船に浸かり、風呂を出た3人はビールで乾杯します。

その頃、大手出版社『散英社』では、文芸誌『ラファエロ』の碧の担当編集者・橘漱石(川上洋平)が、編集長・小西(クリームシチュー:有田哲平)からニューヨークへの異動を告げられていました。
ニューヨーク在住の著名な漫画家・由辺譲は漫画『異世界ワンダ』が大ヒット中で、その由辺が橘の担当を望んだのです。
かつて、橘は由辺を担当、ところが由辺が起こした盗作の罪を自ら被りラファエロに異動し、碧の担当になりました。

すずらん温泉からの帰り、空と碧、そして一ノ瀬の3人は親子のように仲睦まじく、まだ呑み足りない空は沖縄で買ったシークヮーサーの酒があるのを思い出します。
酒は一ノ瀬の車に積んだままで、3人は酒を取りに向かいます。
そんな3人の様子を見て、おだやの四代目・小田欣次(沢村一樹)は心穏やかにはいられませんでした。

神社に着くと、一ノ瀬はおもむろに荷台のブルーシートを外すと、ズタ袋の中のアルバムが出てきました。
アルバムには青く澄み渡る空や夕暮れの空など空の風景写真ばかりでしたが、沖縄で撮った空の笑顔の写真以降、毎日撮られていたはずの空の風景写真はありませんでした。

3人でオオバヤシに帰宅し、空の風景写真が空の代わりだと知ると、その写真の多さに驚く空は「きもっ」と呟いてしまい、一ノ瀬に謝ります。
この時、「父ちゃん」と一ノ瀬を呼び、動揺した空は部屋から飛び出すのでした。

自宅に帰宅した空は光に電話し、光は一ノ瀬が空の存在を知っていたことに気づきます。

一ノ瀬は鈴から手紙を貰い空が生まれたことを知っていました。
その手紙は一ノ瀬が送った手紙の鈴からの返事で、一ノ瀬は鈴と復縁を考えていたのです。
しかし、鈴は一ノ瀬との復縁は望まず、新しい人と家庭を築くと返したのでした。
この日を境に一ノ瀬は、毎日空の風景写真を撮るようなったのでした。

その夜、帰宅した碧は鈴から手紙を貰い、鈴の存在を一ノ瀬が知っていたことを空に明かします。
碧は知らないところで鈴と一ノ瀬が手紙の遣り取りをしていたことに、少しショックを受けていました。
鈴が一ノ瀬との手紙の遣り取りを隠したのは、女にだらしない一ノ瀬より碧に自身のことを託したかったのだと空は鈴のことを慮ります。

一方、ひとり酒を呑む一ノ瀬は鈴の幻を見ていました。
その鈴は一ノ瀬が信用できないから、新しい家庭を築いたと嘘をついたことを釈明し、一ノ瀬にこの世のことを託すと言って消えるのでした。

翌日、碧が結婚せず子供を生まなかったのは、自身の責任だと感じる空は、おだやに相談に行きます。
当時モテていた碧は引く手あまたで、欣次の父で三代目・俊一郎は空に責任はないと断言します。

動き出す母娘の恋模様

橘が碧に編集部から電話で連絡すると、エゴサーチをして落ち込む碧に気づき慰めます。
そんな橘をよそに5時に焼きあがる人気の『生搾りクリームパン』を買いに碧は出かけ、橘はニューヨークへの異動を言い出すことが出来ませんでした。

『はなカフェ』で太葉堂の整体師・渉周一(東啓介)と会っていた空は、一ノ瀬がすずらん町に滞在出来るよう、太葉堂の内装改装を依頼したことを渉から明かされます。
幼い頃に両親を亡くした渉は、空と一ノ瀬が一緒にいる時間を作りたかったのです。

神社の境内で、一ノ瀬が学校帰りの女の子と遊んでいるところに碧が通り掛かり、一方、空は光の自宅アパートで応募作の漫画を描いていました。
日が暮れ始め、空と光は腹が減り買出しに出かけ、碧はオオバヤシの2階で一ノ瀬が作ったラフテーをつまみに酒を酌み交わします。

買出しの帰り不良3人に絡まれる空と光は、通り掛かりの男性の機転に助けられ事なきを得ましたが、空のメガネは破損してしまいます。
目の悪い空に漫画の続きを描くのは難しく、空は帰宅することにしました。
家まで送ることにした光は空の手を取り、手を繋いだら恋人と言った光の言葉を空が投げかけます。
気まずい雰囲気に手を繋いだまま先を急ぐ光でしたが、横断歩道の信号が赤に変わります。
信号待ちをしていると雪がちらつき、同じ雪を碧も窓際から眺め、そんな碧に一ノ瀬は復縁を提案します。
信号が青に変わってもふたりは歩き出さず、空は卒業して社会に出ると今までのように光に相談できなくなると言い、変わらないと光が返しても空は否定します。
そして、光の匂いをかぐと言って空は光の肩に顔を近づけ、信号が再び青に変わっても、ふたりが歩き出すことはありませんでした。

10話(最終回)のあらすじネタバレ

仕事も恋愛も絶好調、碧にモテ期到来!

『恋愛小説の女王』の異名を持つ小説家・水無瀬碧(菅野美穂)の著書『私を忘れないでくれ』が、大人気バンド『サイレントナイフ』の久遠悠人(赤楚衛二)主演で映画化されることが発表され、その途端、原作である小説の30万部の増刷が決定。
碧の過去の著作も人気を博し重版に次ぐ重版で、現在連載中の『真夏の空は夢』も好調でした。
碧の自宅マンションに打ち合わせに来ていた大手出版社『散英社』の文芸誌『ラファエロ』編集長・小西(クリームシチュー:有田哲平)も大喜び、そんな小西が突如、碧の担当編集者・橘漱石(川上洋平)の『ニューヨーク散英社』への異動を碧に告げます。

リビングに夕陽が差し込み、小西は帰り碧の娘・空(浜辺美波)も出かけ、碧と橘はふたりきり、元恋人で空の父・一ノ瀬風雅(豊川悦司)に沖縄に誘われたことを、碧は橘に打ち明けます。
すると、橘も碧をニューヨークに誘い、一ノ瀬に橘、ふたりからのプロポーズにモテ期到来とばかりに浮かれる碧は、満月の中、夜の通りを急ぎ、老舗たい焼き店『おだや』の居間に駆け込みます。
四代目・小田欣次(沢村一樹)は『すずらん商店街』の飲み会に出かけていませんでしたが、モテ期を喜ぶ欣次の父で三代目・俊一郎(中村雅俊)は碧にビールを勧めます。
空も付いて来るものと思っていた碧は、空が通う私立『立青学院大学』が提携するアメリカの大学を調べ資料まで用意していましたが、沖縄にしろニューヨークにしろ空は付いて行く気がなく碧は断られてしまいます。

飲み会を終え隣の銭湯『すずらん温泉』でひと風呂浴びていた欣次は、風呂から上がり一ノ瀬を見かけると、自ら一ノ瀬に絡んで行くのでした。

互いに意識する空と光

翌日、『ケインズゼミ』の講義が終わり、入野光(岡田健史)は慌てて空にノートを借りに行きます。
今年度最後のレポートを提出する必要がありましたが、最近の光は講義中も『週刊少年ジャンプ』の応募作のネームを描き、ノートを取っていませんでした。
互いの目が合い、空と光は信号待ち中に空が光の匂いをかいだ夜のことを思い出し、ふたりは互いを意識します。
慌てて席に戻る光、教室は既にふたりきりで、碧がプロポーズされていることを空は光に打ち明け、寂しそうにする空の顔を見つめ光は心配するのでした。

おだやに来た橘は、元恋人で現在は俊一郎の恋人・伊藤沙織(福原遥)と鉢合わせし、沙織にニューヨークに異動になったことを告げます。
気を遣い先に店を出ようとする俊一郎の腕を掴み、サリーは俊一郎とふたりで出かけます。
店を出たサリーが俊一郎に気を遣わせたことを謝ると、簡単に割り切れるものではないと俊一郎は理解を示しサリーの幸せを望みます。
そんな俊一郎に惹かれるサリーは、人目も気にせず俊一郎に抱きつくのでした。

そんな中、おだやに一ノ瀬が訪ねて来ます。

夕陽が差し込むリビングのソファーに寝転ぶ碧は、橘か一ノ瀬か決めかね迷っていました。
するとそこへ、借りたノートを返しに光がやって来ます。
空は、整体院『太葉堂』の整体師・渉周一(東啓介)に会いに出かけ留守でした。
玄関先で光の応対をする碧に、碧がどこかに行ってしまいそうで寂しそうな顔を空がしていたことを告げます。
自身の前ではそんな顔は見せず、碧が先に寂しいと言ってしまうことで空に気を遣わせていることを反省する碧に、空が碧を大好きなことを光が教えると、碧は笑顔を浮かべるのでした。

好きが過去形

『はなカフェ』で渉と会う空は、渉のことを「好きだった」と思わず過去形で言ってしまいます。
そんな真っ直ぐな空のことが好きだった渉は、光のことを念頭に置き失いたくない関係を守るべきだと空に告げ、ふたりの関係に自ら終止符を打ちます。

欣次 対 一ノ瀬

おだやで酒を呑む一ノ瀬は欣次に絡み、ゲスな言い回しで碧のことを「良い女」と言うと、激高した欣次が一ノ瀬を殴ります。
そこへ、空が現れ、一ノ瀬は更に欣次を挑発し無抵抗に殴られ、居合わせた橘は一ノ瀬が笑っていると欣次を止めに入ります。
空と一ノ瀬は店を出て、橘は欣次が一ノ瀬を殴ったことをスマホで電話し碧に連絡しました。

夜道を行く空と一ノ瀬が神社に着くと、境内の石段にふたりで座ります。
一ノ瀬は笑ったつもりはありませんでしたが、欣次に空や碧に対する過去の罪を責められ、ホッとしたのでした。
空が一ノ瀬に絆創膏を渡すと、一ノ瀬は使わずに大事に取っておくことにします。
すると、空は自身と会って一ノ瀬がガッカリしなかったか尋ねました。
一ノ瀬は元恋人で空の母・鈴(矢田亜希子)から空が生まれたことを手紙で知らされて以来、空の風景写真を日々撮り、自身の中で空が育って行きました。
そして、空に会えるとは思ってもおらず、そんな中、空に会えたのです。
心境を空に吐露する一ノ瀬は、思わず涙ぐむのでした。

モテ期の碧の結論とは?

翌日、『ジャンプ新人賞』の応募作を光の自宅アパートで空が描き終え完成します。
タイトルを決めることになり、光はジャンプっぽくはありませんでしたが『君のいる世界』と提案、空が気に入りタイトルが決定し、後は扉絵を描くだけでした。

橘が担当の引継ぎが終わったことを碧に報告し、碧がニューヨークに行かないことが分かっていた橘はあっさりと碧の自宅マンションを後にしようとします。
ところが、湿っぽい別れを希望する碧に橘は付き合うされることになります。
書けなくなった碧は自身をオワコンと思い、そんな時に橘が担当になり書けるようになりました。
碧は橘に感謝し、「忘れないでくれ」と橘の足にしがみつくのでした。

翌日、一ノ瀬は間借りしていたおもちゃ店『おもちゃのオオバヤシ』の2階を引き払う準備をし、店主のおばさん・かなえが別れを惜しみます。

太葉堂で渉がノートパソコンを使用しているとSNSに友達申請が来て、確認すると小学生の時に想いを寄せ忘れられずにいた沢野くるみからでした。

一ノ瀬は神社の境内で不要になったものを焼き、アルバムを手に取り空の写真を眺めていると思わず笑みがこぼれます。

欣次が配達の途中、碧の自宅マンションに立ち寄り、さんま焼きを置いて行きました。
ゴルゴンゾーラ味が意外といけ、リビングのソファーに寝転びながら食べる碧。
白馬の王子様が現れ、何処に行くかもわからない白馬に乗る女ではなくなったことを実感します。

扉絵が完成し応募作の発送の準備を終えた空と光は、光の自宅アパートを後にし郵便局の窓口に応募作を預けます。
そして、郵便局からの帰り神社に立ち寄り、光は入賞を、空は大賞を願います。
神社からの帰り、光は、碧が何処に行っても自身は東京にいると空に告げるのでした。

夕方、パンを買って帰る碧を、おもちゃのオオバヤシの2階から一ノ瀬が呼び止めます。
2階に上がった碧は、明日、沖縄に発つことを一ノ瀬から知らされ、断ろうとする碧を制した一ノ瀬は一晩ゆっくり考えるようお願いします。

その夜、碧の寝室に来た空は、一ノ瀬が碧と欣次の仲を取り持つため、欣次を挑発したと告げます。
空は碧には欣次が必要不可欠であることを、沖縄旅行中に一ノ瀬に話していました。
自身の気持ちを無視され不貞腐れる碧に、空は以前に沙織からされた同じ質問をします。
棘の道を歩く3歳の碧が振り返ると、いつも付いて来てくれて笑いかけてくれるのが誰か、そう問われた碧は直ぐに欣次のことを思いつきます。
そんな碧は自身の前に3歳の娘が歩き、その道が棘の道なら何歳になっても見守っていたいと答え、ベッドに寝転がるふたりは涙があふれるのでした。

翌日、碧は空と共に一ノ瀬と待ち合わせている公園に出かけ、沖縄にいけないことを一ノ瀬に告げます。
空は旅立つ一ノ瀬にこれまで撮り続けた空の風景写真のアルバムを望み、そして一ノ瀬の写真を撮ることを懇願します。
空が一ノ瀬の写真を撮ると親子3人で撮ることになり、公園にいた男性に撮ってもらいました。
そして、空と碧は旅立つ一ノ瀬を見送るのでした。

新人賞の結果は?

碧がいつものようにおだやに寄ったある日、雑な口説き方をする欣次に文句を言い、一方、空は『みなとブックセンター』で光と週刊少年ジャンプを購入します。
公園に立ち寄り新人賞の発表ページを見ると、受賞は逃したものの努力賞に選ばれていました。
興奮するふたりは缶コーヒーで祝いながら帰路につき、光は恋人がいないことを明かします。
光が恋人と言っていた心とは、漫画雑誌『週刊少年マガジン』に連載中の『ランウェイで笑って』に登場する長谷川心のことでした。
帰宅したふたりは、碧に努力賞に選ばれたことを報告、すると碧はおめでとうの舞を踊り、空もありがとうの舞を踊ります。
そして、光も空を真似て、ありがとうの舞を踊ります。

ある日、リビングのテーブルに置かれた2個あるミルバのアイスクリーム、どちらを選ぶかじゃんけんして碧が勝つと、ふたりは自宅マンションを飛び出し調理器具の製造販売メーカー『象印マホービン』のぞうのマークがあるビルへと向かい走り出すのでした。