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『知らなくていいコト』10話(最終回)のネタバレ感想!『闇落ちする亀』で野中春樹が芥川賞作家に!

2020年3月11日に放送されたドラマ『知らなくていいコト』10話(最終回)のネタバレを含むあらすじと感想を、放送後にSNSで最も注目を集めた出来事を含めてお伝えします。

遂に最終回は、乃十阿が幼い息子を庇って罪を来たと知ったケイトは、息子が住むドイツへ!
その後、帰国したケイトは、再び岩谷に事件の真相についての手記を書くよう迫られるが…。

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※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

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『知らなくていいコト』最終回のあらすじネタバレ

高村(平田満)弁護士から、乃十阿徹(小林薫)が幼い息子を庇って罪を被ったと聞いた真壁ケイト(吉高由里子)。
衝動に突き動かされるまま、当事者である息子・戸倉聡(橋本淳)に話を聞こうと、単身ドイツへ。
聡は、ケイトの一つ年上で現在33歳。ピアニストとしてドイツで活躍していました。
尾高由一郎(柄本佑)からは「これはイーストの記事じゃないんだ、落ち着け。そもそも彼は当時小さかったんだから、聞いても無駄だ」と止められますが、どうにも気持ちが収まらず、コンサートの後、聡に直撃。
するとちょうどその時、聡の小さな息子と妻が駆け寄ってきました。その姿を見て、ケイトは思い止まり、何も聞かないまま帰国したのでした。

空港では、尾高が待っていてくれました。
ケイトは「3歳の子供なら、そもそも罪には問われないはずなのに。なんでわざわざ、乃十阿は罪を被ろうとしたんだろう?むしろ、自分が殺人犯になってしまったら、その後、家族が苦しむことになってしまうのに…」と疑問を漏らします。一方、父として咄嗟に息子を庇おうとした乃十阿の心情を理解し、共感する尾高。
ケイトは「乃十阿にとって人生をかけて守るべき子どもは、わたしじゃなくて息子のほうだったんだ…」とショックをみせました。

ドイツから戻ったケイトは、岩谷進(佐々木蔵之介)に呼ばれます。
岩谷は、高村弁護士から明かされた真実に興味を示し、それを記事に書けとケイトに命じます。しかしケイトは、記事を書いてしまえば、今ドイツで家族と共に暮らす聡の平穏な生活を脅かしてしまう可能性があり、乃十阿が人生をかけて守ろうとした秘密を暴いて良いものか、とためらいます。
それでも、真実を書けと何度も迫る岩谷。
3年前、乃十阿の出所写真を「イースト」で出したとき、人権侵害だと糾弾されたことがありました。これがもし、乃十阿が無実となれば、その真実を追い続けていたことに繋がり、3年前の汚名も晴らせる、と訴えます。
けれどケイトの意志は固く、ならば自ら書くと言い出す岩谷。
編集部の選抜メンバーを集め、30年前の事件の裏取りをはじめました。そのメンバーの中には小泉愛花(関水渚)もいました。

そうして十分な情報が集まったところでケイトを呼び、結果を報告。
乃十阿の別れた妻・戸倉静江は、再婚して唐木静江となり、今は高級老人ホームで何不自由ない生活を送っているという。
事件当日のキャンプ場写真も入手しており、そこには、飲料タンクに何かを入れているような格好の3歳の聡の姿が写っていました。
当時、静江は、乃十阿に愛人がいること、さらにはその愛人に子供までいることを知り、情緒不安定となって、息子に当たっていたという証言も。そんな静江が、乃十阿との関係を修復したくて、キャンプに行こうと誘ったという。
キャンプに行った理由が、関係修復のためならば、その原因を作った母・杏南(秋吉久美子)やその娘である自分も、事件に無関係ではなかった、と心を痛めるケイトでした。

真実を知った後、尾高から「話がある」と言われ、尾高のスタジオへ。
尾高からも、ケイト自らの手で真実を書くよう強く促されます。
「息子の居場所は伏せて書けばいいし、乃十阿さんも一度は傷付くかもしれないけれど、いつかきっと娘の手で無実を証明されたこと、嬉しく思うはず。だから、ケイトが命削って真実を書かないと。岩谷さんが書いたんじゃダメだ」と。
そしてケイトを抱き締めて「俺は、そういう命削って真実に突き進んでいくケイトが好きなんだ」と告白し、「結婚しよう」とプロポーズ。
妻のみほ(原史奈)には全てを話し、離婚を承知してもらったという。すでに離婚届も記入し、あとは提出するだけ。息子の親権については、今話し合っているところだという。本当は、それらが片付いて、離婚成立した後にプロポーズするつもりだったという尾高。昂った想いの丈を、ケイトにぶつけました。
ケイトも「尾高さんが好き。死ぬほど好き。尾高さんが欲しい…一緒に生きていきたい」と返しますが、「でも親としての心を失った尾高さんは嫌。子供を見捨てないでほしい」と言い募り、プロポーズは受け入れず、キスをして別れたのでした。

編集部に戻ったケイトは、尾高の言葉を胸に刻み、泣きながら、30年前の真実を明かす記事に取り掛かりました。

一方、自宅に顔を出した尾高は、リビングに一人残され泣き叫ぶ息子に気付きます。
傍らには、二人の署名と夫の親権欄に息子の名前が記入された離婚届が置かれていました。

ケイトが書き上げた記事を、岩谷は大絶賛。他のネタを差し替えて、右トップとして出すことに。
そんな中、野中春樹(重岡大毅)がフラフラとした様子で出社。何日も無断欠勤したことを詫びて、退職願を取り出しました。
岩谷はこれをあっさり受理。
それにショックを受けて自棄になった野中は、急に大声を出して「みなさん!他紙に真壁さんを売ったの僕です!どうぞ軽蔑してください!どうもすみませんでした」と白状。
そこへ、乃十阿は無実だったと明かす岩谷。野中は茫然自失となり、「乃十阿が無実なのだとしたら、僕と真壁さんは、なんで別れなくちゃならなかったんだ…」と零します。
そんな野中に、「ケイトには尾高くんがいる。お前と別れて大正解だ」と容赦なく浴びせる岩谷。すると野中は「僕、真壁さんに言われた通り、小説家になります!みんなに跪かれるような小説書くんで!アハハハ…!」と、妙なテンションで高笑いしながら去って行ったのでした。

その後、ケイトから、尾高と別れたと明かされた岩谷。
尾高の様子を見に、スタジオへ。
尾高は、慣れないながらも、必死に赤ちゃんの面倒をみていました。父子家庭としてやっていく決意をみせます。
岩谷は「なんでケイトはお前を振る必要があるんだ?」と首を傾げながら、「お前たちは運命の二人だと思うんだけど…ままならないなぁ~人生は」と呟いたのでした。

後日、編集部に石森(大高洋夫)副社長がやってきます。
社長から「乃十阿の記事を出すな。没にしろ」と命じられたという。3年前の出所記事を出した際に糾弾されて以来、それがトラウマとなっており、今回の記事も遺族が反発したら…と心配していたのです。しかも、書いたのは乃十阿の娘・ケイト。身内を庇って書いたと思われかねない、と。
岩谷は反発しますが、もし強引に出したら岩谷もケイトも左遷すると脅され、仕方なく従うことに。
右トップを元に戻し、至急、他のネタをかき集めろとの指示が出されます。
これに不本意な気持ちを滲ませつつ、気持ちを切り替えるケイトでした。

ひと息ついたところで、尾高と会話を交わすケイト。
離婚して息子を引き取ったことを知り「子供、一緒に育てようか?」と申し出ます。けれど尾高は「そういうケイト…好きじゃない。そんな気分じゃないよ。今の俺」と、その申し出を断ったのでした。

その後、ケイトは、千葉に戻った乃十阿のもとへ。
「あなたには読んでいただきたくて…わたしが書きました」と、記事のゲラを手渡しました。その場で記事を読み始める乃十阿。
記事の最後は、「最後まで乃十阿は、真壁ケイトを娘だと認めなかった。本妻の息子の罪をかぶり、学者としての将来も人生も捨てて息子を守り、その後、乃十阿はケイトがどんなに聞いても、ケイトを自分の子だと認めなかった。それは、ケイトを殺人犯の子どもにしたくなかったからだろう。認めないということで、乃十阿はケイトも守ったとも言える。この世には『知らなくていいコト』がある。乃十阿は、そう考えているに違いない」と締め括られていました。
これを読み終えた乃十阿はケイトに記事を返し、ケイトはそれを、焚き火の中に入れ、燃やしたのでした。

2023年 4月。
野中は作家デビューし、小説「闇落ちする亀」が30万部のベストセラーに。
ドラマ化の話まで上がって、テレビに引っ張りだことなりました。

ケイトはデスクに、デスクだった黒川正彦(山内圭哉)は編集長に、編集長だった岩谷は局長に昇進。
ケイトはデスクになっても、アグレッシブに動き回ります。
その日も自ら取材のため外を飛び回り、その街中で、3歳になった息子と手を繋いで歩く尾高の姿を見かけます。その後ろ姿を、微笑ましく見遣るケイトでした。

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『知らなくていいコト』最終回のネタバレ感想

40代女性

ドラマ大好きうさうさ

前回、岩谷が「乃十阿がケイトに水をぶっかけた理由にこそ、真意が隠されている」と言ってましたが、それが今回の手記の締め内容(乃十阿は冤罪を暴かれたくなかった、家族の罪を庇い通したかった。だけではなく、ケイトのことも守りたかったから)に繋がってジンときました。
乃十阿は寡黙な人物で、ほとんど台詞がなかったけれど、演じる小林薫さんの表情が、その苦悩と優しさを如実に物語っていました。おかげで、乃十阿の誠実さに好感を抱けました。
でも、ケイトと本妻の息子との年の差はわずか1歳。生まれた直後か、もしくは妊娠中に不倫…?そう考えると許し難い気持ちが沸々と…。

結局、タイミングのすれ違いで破局してしまったケイトと尾高。
離婚を決めた尾高に「親としての心を失った尾高さんは嫌」というケイトに、子供を一緒に育てると申し出たケイトに「そういうケイトは好きじゃない」と答えた尾高。
二人はもしかしてー…不倫気質なんでしょうか。

このドラマで、クラっとくるような色気をたっぷり発揮してくれた柄本佑さん。
番宣でも周囲から「男前」「色気がやばい」と賞賛されてましたが、それでも全然腰が低いというか、「ドラマチームの総合力が『イケメン尾高』を作り上げてくれた。自分はそんなイケメンじゃないから…」と謙遜しちゃうところが、逆にイケメン!
柄本佑さんの大ファンになりました。

ベストセラーを出して、人生の一発逆転を果たした野中春樹。
野中の名前が「春樹」だったことに、なるほど~!と思った瞬間でした。
でも、性格はまだこじらせたままのようで…。今後もさらに売れる作品が書けそうですね、野中先生!

杏南の「あなたの父親はキアヌ・リーヴス」という、死に際の言葉から始まったこのドラマ。
ある意味、杏南の『言わなくていいコト』が、ケイトを翻弄させることになりました。
杏南は、出生の秘密を墓場まで持っていくつもりだったのでしょうけど、乃十阿と愛し合ったこと、その愛の結晶としてケイトが生まれたことを知ってほしくて、でもかといって真実を明かすわけにもいかず…という葛藤があり、「あなたの父親はキアヌ・リーヴス」という発言になったのでしょうね。
そのおかげで、ケイトは『知らなくていいコト』があることを知り、その裏には誰かを守ろうとする優しさがあると知ることができました。いろいろあったけれど、結果、『知ってよかったコト』になったんじゃないかと思わせてくれる、じんわり心温まる素敵な終わり方でした。

『闇落ちする亀』で野中春樹が芥川賞作家に!

水槽の中にいる亀に問う壊れた野中春樹(重岡大毅)が面白かったですね。

崩壊した野中は、イースト編集部にふらつきながら現れ、退職願を編集長の岩谷(佐々木蔵之介)に提出。
岩谷の野中に対する素っ気ない感じがこれまた笑えたし、「ケイトにはもう尾高がいるお前と別れて大正解だ。」というコメントが最高でした。

でも、「小説家に(俺は)なる!」と叫んでいた野中。
3年後、「普通の人と出会って普通に愛して、普通に結婚する。普通の幸せ。僕にはそれが、手に入らない《愛することの難しさを世に問う傑作!》」というキャッチコピーの『闇落ちする亀』で芥川賞を受賞して、夢を叶えてしまいます!

3年後も愛を得て普通の幸せを得ているようには見えませんでしたが、ケイトとの出会いによって、野中先生として覚醒できたと考えれば、いい出会いだったのかもしれませんね。

まとめ

結局最後までタイミングが合わずに結ばれなかったケイトと尾高。視聴者の声は、2人が結ばれてのハッピーエンドだった気がしますが、不倫への反響を恐れる上の者(社長など)への忖度の結果、いずれタイミングが合えば的な結末にしたんでしょうね。

3年後の2023年、一応はハッピーエンドでしたが、いつか『知らなくていいコト』のSPまたは続編を放送して、2人の行く末を回収していただきたい。
また、30万部売れドラマ化する『闇落ちする亀』を、主演・重岡大毅(役・野中春樹)で見たいですね。