2020年12月15日
『青天を衝け』ネタバレ!1話から最終回までのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ
大河ドラマ『青天を衝け』の1話から最終回までのあらすじを、ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。
吉沢亮さん主演の大河ドラマ『青天を衝け』を200%楽しむために、キャストや各話ゲスト、視聴率の推移をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。
※最新話のネタバレは、リアタイ(視聴)後に追加します。
当記事には、『青天を衝け』の第1話から最終回までのネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「U-NEXT」で第1話から最新話までの放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。
※放送前のため、今までのNHK総合ドラマの見逃し動画配信状況から予測して記載しています。放送開始後、変更が必要な場合は正しい情報に更新します。
『青天を衝け』の基本情報
- タイトル:青天を衝け
- ドラマ公式URL
https://www.nhk.or.jp/seiten/ - ドラマ公式Twitter
https://twitter.com/nhk_seiten - 主演:吉沢亮
- ジャンル:ヒューマンドラマ
- 放送局:NHK総合、BSプレミアム・BS4K
- 放映日時:【NHK総合】日曜 20:00 – 20:45、【BSプレミアム・BS4K】日曜 18:00 – 18:45
- 放送開始日:2021年2月14日
概要(見どころ)
大河ドラマ第60作の主人公は、新一万円札の顔としても注目される「渋沢栄一」です。
約500の企業を育て、約600の社会公共事業にも関わり、ノーベル平和賞の候補に2度選ばれています!#青天を衝け#2月14日スタート pic.twitter.com/j3VtxGF4hf— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」2/14スタート! (@nhk_seiten) December 7, 2020
『青天を衝け』は、2021年に放送される大森美香が脚本を手掛けたオリジナルのNHK大河ドラマです。幕末から明治を駆け抜けた実業家で、新一万円札の顔としても注目されている渋沢栄一(吉沢亮)の生涯が描かれます。
天保11(1840)年、豪農の家に生まれた栄一は、幕末の動乱期に尊王攘夷思想に傾倒するが、江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜との出会いで人生が大きく転換。慶喜の元、幕臣としてパリに渡って、株式会社や銀行の仕組みを学びます。
その後、大政奉還を受け帰国、明治新政府に仕官され、日本の近代化に向けて奔走します。
そして、33歳の時に辞表を出して民間人へと転身。実業家として、実業界を引退する1916年(栄一76歳)まで、近代日本の礎を築き上げることに貢献していきます。
キャスト一覧
- 渋沢栄一(しぶさわ・えいいち):吉沢亮
主人公、渋沢中の家の長男 - 渋沢市郎右衛門(しぶさわ・いちろうえもん):小林薫
栄一の父、藍玉づくりの名手 - 渋沢ゑい:和久井映見
栄一の母 - 渋沢なか:村川絵梨
栄一の姉 - 渋沢てい:藤野涼子
栄一の妹、栄一の妻となる千代の心の友 - 渋沢喜作(しぶさわ・きさく):高良健吾
栄一の従兄、「新屋敷」の長男、栄一の生涯の相棒 - 渋沢よし:成海璃子
喜作の妻 - 尾高惇忠/新五郎(おだか・じゅんちゅう):田辺誠一
尾高家の長男、栄一の従兄 - 尾高長七郎(おだか・ちょうしちろう):満島真之介
惇忠の弟 - 尾高千代(おだか・ちよ):橋本愛
惇忠、長七郎の妹、栄一の従妹でのちの妻 - 尾高平九郎(おだか・へいくろう):岡田健史
尾高家の末っ子 - 尾高やへ:手塚理美
尾高家の母 - 尾高きせ:手塚真生
惇忠の妻 - 渋沢宗助(しぶさわ・そうすけ):平泉成
栄一の伯父、渋沢一族の中で最も財をなした「東の家」の当主 - 渋沢まさ:朝加真由美
栄一の伯母、宗助の妻 - 徳川斉昭(とくがわ・なりあき):竹中直人
水戸徳川家第9代藩主 - 吉子/登美宮:原日出子
斉昭の正妻、慶喜の母 - 藤田東湖(ふじた・とうこ):渡辺いっけい
斉昭の腹心 - 藤田小四郎(ふじた・こしろう):藤原季節
水戸学の大家・藤田東湖の息子、「天狗党」を結成 - 武田耕雲斎(たけだ・こううんさい):津田寛治
斉昭の側近、尊攘派の水戸藩士 - 徳川慶喜(とくがわ・よしのぶ):草彅剛
徳川斉昭の七男、徳川幕府最後の将軍 - 平岡円四郎(ひらおか・えんしろう):堤真一
慶喜の側近 - 平岡やす:木村佳乃
円四郎の妻 - 川路聖謨(かわじ・としあきら):平田満
勘定奉行 - 高島秋帆(たかしま・しゅうはん):玉木宏
高島流を確立した洋式砲術家 - 徳川家慶(とくがわ・いえよし):吉幾三
江戸幕府第12代将軍 - 徳川家定(とくがわ・いえさだ):渡辺大知
江戸幕府第13代将軍 - 篤君(天璋院):上白石萌音
薩摩藩主・島津斉彬の養女、家定の正室 - 歌橋:峯村リエ
家定の乳母 - 徳信院:美村里江
一橋家当主・徳川慶寿の正室、慶喜の養祖母 - 美賀君:川栄李奈
慶喜の正室 - 井伊直弼(いい・なおすけ):岸谷五朗
大老 - 阿部正弘(あべ・まさひろ):大谷亮平
25歳で老中となった若きエリート - 堀田正睦(ほった・まさよし):佐戸井けん太
老中 - 永井尚志(ながい・なおゆき):中村靖日
ペリー来航後、海防掛に就任 - 松平慶永/春嶽(まつだいら・よしなが):要潤
福井藩主 - 橋本左内(はしもと・さない):小池徹平
福井藩士 - 利根吉春(とね・よしはる):酒向芳
岡部藩代官 - 真田範之助(さなだ・はんのすけ):板橋駿谷
北辰一刀流・千葉道場で腕を磨いた剣豪 - 大橋訥庵(おおはし・とつあん):山崎銀之丞
江戸の儒学者 - マシュー・ペリー:モーリー・ロバートソン
米国海軍軍人、日米和親条約を締結
スタッフ一覧
- 原作:なし
- 作:大森美香
- 音楽:佐藤直紀
- 題字:杉本博司
- 制作統括:菓子浩、福岡利武
- プロデューサー:板垣麻衣子
- 広報プロデューサー:藤原敬久
- 演出:黒崎博、村橋直樹、渡辺哲也、田中健二
各話の視聴率
『青天を衝け』各話の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※視聴率はビデオリサーチ調べ
各話 | 放送日 | 視聴率 |
---|---|---|
1話 | 2月14日 | - |
2話 | 2月21日 | - |
3話 | 2月28日 | - |
4話 | 3月6日 | - |
5話 | 3月13日 | - |
6話 | 3月20日 | - |
7話 | 3月27日 | - |
8話 | 4月3日 | - |
9話 | 4月10日 | - |
10話 | 4月17日 | - |
11話 | 4月24日 | - |
12話 | 5月1日 | - |
13話 | 5月8日 | - |
14話 | 5月15日 | - |
15話 | 5月22日 | - |
16話 | 5月29日 | - |
17話 | 6月5日 | - |
18話 | 6月12日 | - |
19話 | 6月19日 | - |
20話 | 6月26日 | - |
21話 | 7月3日 | - |
22話 | 7月10日 | - |
23話 | 7月17日 | - |
24話 | 7月24日 | - |
25話 | 7月31日 | - |
26話 | 8月7日 | - |
27話 | 8月14日 | - |
28話 | 8月21日 | - |
29話 | 8月28日 | - |
30話 | 9月4日 | - |
31話 | 9月11日 | - |
32話 | 9月18日 | - |
33話 | 9月25日 | - |
34話 | 10月2日 | - |
35話 | 10月9日 | - |
36話 | 10月16日 | - |
37話 | 10月23日 | - |
38話 | 10月30日 | - |
39話 | 11月6日 | - |
40話 | 11月13日 | - |
41話 | 11月20日 | - |
42話 | 11月27日 | - |
43話 | 12月4日 | - |
44話・最終回(仮) | 12月11日 | - |
『青天を衝け』の最終回ネタバレ(予想)
ドラマの始まりは、主人公・渋沢栄一(吉沢亮)と、後に江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜(草彅剛)となる七郎麻呂の若き時代が、並行して描かれていきます。
慶喜のいる水戸藩での描写を通じ、幕末の動乱時代の社会情勢が描かれると同時に、将軍継嗣などを巡るスリリングな武家抗争が展開します。その一方で、水戸から150キロ離れた現在の埼玉近辺にあたる武蔵野血洗島村では、若かりし栄一の物語が始まります。
時は、江戸。幕末の動乱。1840年(天保11年)に、武蔵国の血洗島村に生まれた渋沢栄一。ジャパンブルーに染まる藍の原料・藍玉の製造と養蚕を家業とする職人の父・渋沢市郎右衛門(小林薫)を手伝いながら、栄一はその商才を発揮していきます。
百姓の息子として才気を発揮していく栄一でしたが、その一方で彼は、情に熱い相棒の従兄・渋沢喜作(高良健吾)とは違って知性的で弁も立ち、反骨精神と気骨に溢れていました。17歳になった栄一は、歳上で学問と剣術を教えてくれた歳上従兄の尾高惇忠(田辺誠一)の影響もあって、身分制度に囚われた江戸の身分社会に疑問を感じ、自らも武士になることを誓います。
やがて、栄一は尊王攘夷の思想に傾倒し、人生を変える大きな事件を起こします。喜作とともに一大攘夷計画を企てるのです!横浜にある外国人の居留地を焼き払うという暴挙。計画は順調に進んでいきますが、遊学の経験があって京の情勢に詳しかった惇忠の弟・長七郎(満島真之介)の反対で、栄一と喜作の攘夷計画は頓挫!身分社会の変革と攘夷の志士を目指した二人でしたが、倒幕どころか逆に江戸幕府から追われることになってしまい、ともに京に逃亡します。
一方、血洗島村から150キロ離れた水戸藩では、後に徳川慶喜として江戸幕府最後の将軍となる七郎麻呂が、9代目水戸藩当主である父・徳川斉昭(竹中直人)から、愛情深く育てられていました。慶喜は才気に溢れ、側近の平岡円四郎(堤真一)の助けを借り、父・斉昭から一橋家を継ぎます。
しかし、1853年マシュー・ペリー(モーリー・ロバートソン)による黒船来航を迎え、幕府は開国か鎖国かに揺れていました。第12代の徳川家慶(吉幾三)の息子は家定(渡辺大和)。しかし、病弱な家定は、歌橋(峯村リエ)以外にほとんど心を開こうとせず、そんな息子に不安を感じていた家慶は、才気煥発の慶喜を将軍継嗣に担ぎ出します。が、その家慶が病死し、13代目に家定が急遽就任。慶喜に期待していた周囲は、家定を中継ぎの飾り物として考え、幕府内では早々に、次期後継者争いが勃発します。(ちなみに、家定の正室は篤君(上白石萌音)なのですが、この篤君には実は、「器量不足の家定に、慶喜を後継とすることを認めさせる」という密命がありました。しかし、史実では家定は早世するので、ドラマではどのように描かれるのか楽しみです。篤君が幕府に翻弄される展開になると予想しますが、結局のところ、彼女は天璋院として、徳川の人間になるだろうと思われます。)
慶喜を継嗣に推す筆頭は、福井藩主の松平慶永(要潤)。側近の橋本左内(小池徹平)とともに、慶喜を将軍にすべく、奔走します。
その反対に、紀州藩の徳川家福を推すのが井伊直弼(岸谷五朗)。継嗣問題以外にも強引な政策を推し進めていた井伊直弼は、慶喜らの政敵となります。史実から予想するに、井伊直弼は、いわゆる「安政の大獄」で慶喜ら一橋家に制裁を与えますが、井伊は、周知の通り、行き過ぎた強引さが引き金となって、「桜田門外の変」で暗殺されてしまいます。
井伊直弼を暗殺したのは、水戸藩の尊王攘夷の過激派と言われますが、この頃の渋沢栄一も尊王攘夷に傾倒し、栄一に学問を教えた惇忠は水戸学に傾倒していました。また、尊王攘夷を唱えたのは、大橋訥庵(山崎銀之丞)で、訥庵の塾には、惇忠の弟・長七郎も通っていました。この辺りから、なんの接点も見えなかった栄一と慶喜が近づいていきます。
そして、喜作とともに、幼馴染みとして育った尾高千代(橋本愛)と結婚し、江戸に遊学していた栄一は、ある酒場で藤田小四郎(藤原季節)という水戸藩士と出会っていました。小四郎はその後、水戸藩の過激派となっていきます。水戸藩の過激派といえば、幕末最大の悲劇とも言われる、いわゆる「天狗党の乱」ですが、小四郎の周囲もおそらく暗殺されていくと思われます。
そして、いよいよ、栄一と慶喜が接触することになります。攘夷計画の頓挫で幕府から追われていた栄一と喜作は、街道で馬に乗っている慶喜と側近の円四郎を追いかけます。栄一の才覚を感じ取った円四郎は、「一橋家の家臣となる」か「幕府に囚われて死を迎えるか」という選択を迫ります。攘夷の志士を目指していた栄一でしたが、柔軟に生き方を変えていく姿勢はさすがではないでしょうか。その後、栄一は一橋家に入ります。
商才に長けた栄一は、一橋家の財政改革にも着手し、その手腕を遺憾なく発揮していきます。そのせいで、不本意ながら、慶喜の信頼を勝ち取ってしまい、幕府との繋がりが深くなっていきます。さらには、慶喜が第15代として徳川将軍を継承したことで、栄一は1866年、とうとう幕臣となってしまいます。倒幕どころか幕府入り。
不本意ではありましたが、そんな栄一に、再び、人生を変えるような契機が訪れます。パリの万国博覧会の随員に選ばれたのです。パリに飛んだ栄一は、鎖国のなか、身分制度が跋扈していた日本とは違い、政官と同等に経済を主導するパリの民間の姿を目の当たりにします。中でも、栄一の目を引いたは「株式会社」と「バンク」の仕組み。渋沢が数多くの企業設立に関わったことは周知の事実ですし、「バンク」の知識は、日本初の銀行である「第一国立銀行」設立として結実します。
その一方、1868年を迎えた日本は明治維新により、新政府が樹立されていました。大政奉還の知らせをパリで受け取った栄一は帰国しますが、栄一の目に映った日本は、既に自分の知る徳川の時代の日本ではありませんでした。まさに様変わりしていたのです。
このドラマのテーマは、渋沢の経済的な面ではなく、青春と謳われています。また、同時期の朝ドラ『おかえりモネ』もそうですが、閉塞感に覆われているようにも感じられる今の日本に、希望の物語を投げかけたいと、製作陣はコメントしています。ですので、栄一が帰国したこの辺りが、物語の終盤になるのではないかと予想できます。
攘夷の志士を目指していた栄一が、慶喜と運命的に出会い、幕臣となって産業発展著しい西洋の姿を見、明治維新によって変わり果ててしまった日本の経済発展のために尽力する。その姿は、私たちに希望を与えてくれるに違いありません。震災から10年目の節目として作られた『おかえりモネ』では、東京で天気予報士となった気仙沼出身の主人公が描かれます。台風に見舞われた故郷のため、主人公は東京から気仙沼へと向かい、尽力します。どこか栄一の姿と重なります。
また、栄一は経済発展に寄与するだけでなく、明治維新によって失われてしまった慶喜の名誉の回復にも労します。静岡に入った慶喜の姿に涙し、民間に入ってからも栄一は、終生、慶喜に寄り添います。
生き方や立場は柔軟に変わっても、誠意や義理といったものを尊重する栄一の姿が描かれるでしょう。とても楽しみな作品で、今の日本を元気にしてくれそうな大河ドラマです!
『青天を衝け』各話のあらすじ
2021年2月14日からNHK総合、BSプレミアム・BS4Kにて放送開始される吉沢亮さん主演の大河ドラマ『青天を衝け』の各話あらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。
1話のあらすじネタバレ
『青天を衝け』1話のあらすじネタバレは、2021年2月14日(日)20:00の放送後こちらに追加します。今しばらくお待ちくださいませ。