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2021年1月7日

『青のSP(スクールポリス)』原作ネタバレ!ドラマの1話から最終回までのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ

ドラマ『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』の1話から最終回までのあらすじを、原作(原案)ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

藤原竜也さん主演の連続ドラマ『青のSP』を200%楽しむために、キャストや各話ゲスト、視聴率の推移をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。

※『青のSP』全話ネタバレ完了済み(2021年3月17日)。

見逃し配信をチェック

当記事には、『青のSP』の第1話から最終回までのネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「FODプレミアム」で第1話から最終回までの放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

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『青のSP』の基本情報

概要(見どころ)

『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』は、佐々木充郭(著)の『スクールポリス』を原案として、大石哲也、山岡潤平、小島聡一郎らが脚本を手掛けた警察×学園エンターテインメントドラマです。

「学校内警察(スクールポリス)」制度の試験導入で、赤嶺中学校に配属された警視庁捜査一課刑事の主人公・嶋田隆平(藤原竜也)が、SNS、薬物、盗撮、マタハラ、セクハラなど、校内にはびこる悪を痛快に成敗していく物語です。

キャスト一覧

  • 嶋田隆平:藤原竜也
    警視庁捜査一課刑事 住浜署生活安全課少年係 スクールポリス
  • 浅村涼子:真木よう子
    赤嶺中学3年1組の担任で、国語教師
  • 三枝弘樹:山田裕貴
    隆平の後輩刑事、住浜署生活安全課少年係所属
  • 水野楓:山口紗弥加
    赤嶺中学3年2組担任、英語教師、現在妊娠3ヵ月
  • 阿部裕亮:音尾琢真
    赤嶺中学3年3組担任、野球部顧問の熱血体育教師
  • 木島敏文:高橋克実
    赤嶺中学の校長、典型的な事なかれ主義
  • 福島美津子:峯村リエ
    赤嶺中学の副校長
  • 一ノ瀬悟:石井正則
    赤嶺中学2年2組担任、数学教師
  • 柴田透:泉澤祐希
    赤嶺中学校の2年副担任、社会科教師、中学のバスケ部OGの涼子を慕う
  • 新津清:須賀健太
    赤嶺中学1年副担任、卓球部の顧問で英語教師
  • 小川香里:明日海りお
    赤嶺中学校の音楽教師、嶋田の恋人だった(5話で判明)
  • 尾崎賢治:升毅
    東京都教育委員会 教育委員長
  • 新井英子:たくませいこ
    一学年主任
  • 青木祐志:渋谷謙人
    理科教師
  • 澤田敦子:智順
    バレー部顧問の国語教師
  • 古賀一成:兒玉宣勝
    サッカー部顧問の教師
  • 三田恵子:金沢雅美
    養護教諭
  • 岡部昌浩:遠藤雄弥
    退職した美術教師
  • 元木湧・内村颯太・深田竜生(少年忍者)
    慶城附属中学校の生徒

赤嶺中学校3年1組生徒

  • 西田雄一(にしだ・ゆういち):池田優斗
  • 相良恭子(さがら・きょうこ):石井薫子
  • 寺岡蒼太(てらおか・そうた):石岡飛鳥
  • 市原健太(いちはら・けんた):奥智哉
  • 竹村隼人(たけむら・はやと):小野瀬悠太
  • 森 凪紗(もり・なぎさ):小畑仁乃
  • 藤川美沙希(ふじかわ・みさき):筧かな
  • アレン徳永(あれん・とくなが):川村ジーモン凜一朗
    男子バスケット部所属
  • 三村翔子(みむら・しょうこ):吉柳咲良
  • 山岸真季(やまぎし・まき):四ノ宮樹美
  • 菊池京介(きくち・きょうすけ):鈴木悠仁(少年忍者/ジャニーズJr.)
    バレー部員
  • 尾崎香澄(おざき・かすみ):鈴木梨央
    クラス委員長
  • 井上双葉(いのうえ・ふたば):唯藤絵舞
  • 深山敏春(みやま・としはる):田中奏生
  • 成田千佳(なりた・ちか):田畑志真
  • 真田一樹(さなだ・かずき):中川翼
  • 矢島裕(やじま・ゆう):長島令玖
  • 松本柚葉(まつもと・ゆずは):牧野羽咲
  • 向井大(むかい・だい):水野哲志
  • 佐々木悠馬(ささき・ゆうま):宮世琉弥
    元サッカー部員
  • 中野夏美(なかの・なつみ):宮原和
  • 楠田大地(くすだ・だいち):宮本龍之介
  • 渡辺奈美(わたなべ・なみ):山本海心
  • 涌井美月(わくい・みづき):米倉れいあ(821)
  • 笹本エレーヌ(ささもと・えれーぬ):和氣マヤ

赤嶺中学校3年2組生徒

  • 大林優也(おおばやし・ゆうや):荒木飛羽
  • 三上真司(みかみ・しんじ):木村聖哉
  • 長田彩花(ながた・あやか):豊嶋花
    佐々木悠馬に思いを寄せる

赤嶺中学校その他生徒

  • 今井莉緒(いまい・りお):藤嶋花音
    陸上部マネージャー
  • 奈良橋英里(ならはし・えり):長澤樹
  • 坂木 司(さかき・つかさ):山時聡真

スタッフ一覧

  • 原案:スクールポリス
    作者:佐々木充郭
    出版社:ポプラ社
    雑誌・レーベル:ポプラ文庫
  • 脚本:大石哲也、山岡潤平、小島聡一郎
  • 音楽:菅野祐悟
  • 主題歌
    曲名:追い風
    歌手:SHE’S
    レーベル:ユニバーサル ミュージック
  • プロデューサー:河西秀幸、国本雅広、高橋史典
  • 協力プロデューサー:阿部優香子(ジニアス)
  • 演出:国本雅広、白川士、高橋貴司
  • 制作:カンテレ、ケイファクトリー

各話の視聴率

『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』各話の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※視聴率はビデオリサーチ調べ

各話放送日視聴率
1話1月12日8.9%
2話1月19日8.3%
3話1月26日8.0%
4話2月2日8.5%
5話2月9日7.9%
6話2月16日8.5%
7話2月23日8.7%
8話3月2日8.7%
9話3月9日8.6%
10話・最終回3月16日9.6%

ドラマ『青のSP』の最終回ネタバレ(予想)

『青のSP』に原作はなく、佐々木充郭(著)の小説『スクールポリス』を原案としたドラマとなります。物語の舞台や大筋は、公式サイトで公開されている1話あらすじを読んだ限り、たたき台である小説とほぼ同じです。
しかし、小説では真木よう子さん演じる浅村涼子が主人公という設定ですので、嶋田隆平(藤原竜也)が主人公となるドラマ版とは、描かれ方が大きく異なるでしょう。
また、小説を"原作"ではなく"原案"としていることから、ドラマ版の最終回(結末)は、小説とは異なるドラマオリジナルになることを期待し、最終回までの展開を予想しました。

赤嶺中学校は、どこにでもある平凡な公立校だと思われていました。しかし、その実態は、内面に、さまざまな事件を抱える問題校だったのです。
SNSによるトラブル、薬物所持、盗撮、マタハラやセクハラなどの奥深い問題が存在し、それが表面化しないまま繰り返されるという悪循環に陥っていたのでした。

そんな問題校に、ある男がやってきます。彼の名前は嶋田隆平(藤原竜也)。彼は法の名のもと、容赦なく犯罪者たちをあぶりだし、生徒であろうが教師であろうが関係なく、必要であれば逮捕するという強硬策を実行するスクールポリスでした。
現場の混乱や反発にものともせず、冷静かつ毒舌な隆平は、強引に任務を遂行していきます。「この学校の生徒に守る価値があるのか確かめたい」という謎の言葉をつぶやきながら。そんな隆平の暴挙ともいえる行動に国語教師である浅村涼子(真木よう子)は戸惑います。

そんな折、数学の授業を行っていた教室で生徒による暴行事件が発生、しかも、それがSNSで拡散されてしまいます。さらに混乱に陥る涼子に、隆平は、その犯人を特定するよう命じるのでした。
ここまでが、現在、公開されている作品の内容です。
以下から『青のSP』最終回までの展開予想を記載していきます。

SNSの事件の犯人は、最終的に涼子と隆平によって突き止められ、隆平に逮捕されます。最初は、隆平の強引なやり方にむしろ反発していた涼子でしたが、回を重ねるごとに、その強引なやり方の裏に、彼なりの思いがあることに気づいていきます。
実は隆平の息子は、以前、この学校に通っており、自殺したという経緯がありました。その理由を知りたくて隆平はこの学校に自ら進んで赴任し、実態を調査していたのです。

隆平のスクールポリスとしての活躍により、学校全体に平和が戻り始めた頃、隆平は自分の息子を自殺に追い込んだ張本人に気づきます。その人物はなんと、自分の味方だと思っていた、校長の木島敏文(高橋克実)と教育委員長の尾崎賢治(升穀)だったのです。
驚愕と怒りで感情をあらわにす隆平でしたが、そんな隆平を学園の生徒たちや涼子らの教師たちが、一丸となって支え、ついに白日の下に木島と尾崎の悪行がさらされることになるのでした。

最後に隆平はつぶやきます。「この学校の生徒に守る価値があると、よくわかった。それを息子に伝えてやりたい」という結末を予想します。

『青のSP』各話のあらすじ

2021年1月12日からカンテレ・フジテレビ系にて放送開始された藤原竜也さん主演の連続ドラマ『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』の各話あらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。

1話のあらすじネタバレ

赤嶺中学3年1組の担任、国語教師の浅村涼子(真木よう子)は、同僚の社会科教師、柴田透(泉澤祐希)と夜の繁華街を夜回りです。19時の夜回り終了時間になって、二人でビールが飲める店を探しに走り出す柴田。涼子が一人残されたところで、隣り町の進学校、慶城付属中学の制服チョッキを着た集団が、同じ制服の一人の生徒から金を奪おうとしている場面に遭遇。涼子が注意すると、恐喝していた生徒にナイフを突き付けられます。
そこに嶋田隆平(藤原竜也)が現れ、彼らを暴行と恐喝の現行犯で逮捕。住浜署少年係刑事の三枝弘樹(山田裕貴)に引き渡します。

その翌日、文科省の承認を得た学校内警察官、通称スクールポリスを試験的に赤嶺中学に導入することになったと校長の木島敏文(高橋克実)が全校生徒の前でスピーチ。
教師も不安を感ずる中、校長に紹介されて現れた嶋田。警視庁捜査一課の刑事からスクールポリスに志願した理由を尋ねる涼子に、「この学校の生徒に、守るべき価値があるのか確かめたかった」と返答します。

3年1組では一ノ瀬悟(石井正則)による数学授業。授業態度を注意された真田一樹(中川翼)が逆上。駆け付けた嶋田に器物(窓ガラス)損壊罪と暴行罪で逮捕されます。その模様がブルーナイトを名乗る投稿者のSNS動画で拡散されます。
ともあれ、一樹のこの一件は、一ノ瀬先生による挑発、つまり成績優秀だった兄を引き合いにして、弟の一樹を詰(なじ)ったのがそもそもの原因と分かり、被害届の提出はしないことになります。母親の泉美が一樹の引き取りに警察に出向き、厳重注意のみで釈放です。

その後、ブルーナイトは、一ノ瀬がロリコン趣味の風俗店から出てくる場面をSNS拡散。嶋田が涼子にブルーナイトの特定を指示する中、様々な人物に向けてのブルーナイトによるネットリンチが続きます。ブルーナイトの拡散動画により、世間から叩かれる人物が続出します。
女子高生とタダでエッチできるという餌(エサ)に喰い付いてきた人物として、会社員の黒鉄哲夫の実名が出たりしています。自宅まで暴かれています。ブルーナイトは、標的にした人物の人生を潰しにかかっています。
三ヶ月前、国土交通省建設事業局長、岩井達夫がゼネコンからの収賄容疑で逮捕されていました。で、この官僚(岩井達夫)を激しくネット上で叩きまくっていた人物がブルーナイトの標的なのでした。

ブルーナイトの正体は、進学塾クレアに通っていた3年1組の三村翔子(吉柳咲良)。その進学塾には、特に高校進学の為ということも無く、国交省官僚、岩井達夫の娘、真帆も通っていました。二人は親友であり、私立中学(清澄女子学園)受験を頑張っていた時代がありました。
二人は同じ有名中学校入学を希望していましたが、残念ながら翔子は不合格。それで是非、清澄女子の高校受験で合格し、それで中学から自動的に持ち上がって来る真帆と同じ高校に通おうと頑張っていた翔子。が、父親の一件での誹謗中傷に悩み、真帆は引き籠りの後、建物屋上から投身自殺していました。この恨み、つまり、父ともども真帆を必要以上に罵倒したネットリンチ者たちに対しての恨みを、翔子は晴らそうとしている模様です。

嶋田が危惧していた通り、ブルーナイトに叩かれた黒鉄哲夫が包丁を持って赤嶺中学に乗り込み、三村翔子を探し回ります。女子高生を餌にブルーナイトにハメられた怒りが爆発しています。これを嶋田が制圧し、殺人未遂現行犯として逮捕。
翔子は、父親と真帆に対して過激な誹謗中傷をした者たちへの報復、つまり、敵討ちなのだと主張しますが、実は、ただ成績が落ち、ムシャクシャしていただけのストレス開放目的での犯行(ネットリンチ)に過ぎなかったという嶋田の言い分を認めます。
心を潰された人間は何をするか分かりません。何かが起こった時、その責任を負い切れません。そういうリスクを嶋田が翔子に諭します。真帆の父をネットリンチしていた黒鉄をネットリンチした翔子。翔子は、黒鉄と同じこと、卑怯な犯罪行為をやっていたことになります。

翔子は手錠を受け入れようと両手を揃えて嶋田の前に伸ばしますが、彼は手錠をかけることはせず、腕を取ってその場から連行。外で待ち構えていた警官のパトカーで移送される翔子を、嶋田と涼子が見送ります。

学校には亡霊が住み付いているという噂を一生徒から聞いた嶋田。音楽教室でモーツァルトのレクイエムをピアノ演奏していた奈良橋英里(長澤樹)が、無念の死を遂げた者の亡霊が学校内を彷徨っていると言っています。

2話のあらすじネタバレ

妊娠三ヶ月の英語教師、3年2組担任の水野楓(山口沙弥加)の職員室の机の引き出しに二十日鼠(はつかねずみ)の死骸があり、それを見た楓は失神。教師の妊娠を快く思わない者の仕業と思われます。楓を慕う3年1組の成田千佳(田畑志真)は、早速、犯人捜しに躍起になります。2組の生徒たちの中には、担任の妊娠に嫌悪感を持つ者がいて、SNSの裏アカでは、楓と生まれて来る子の不幸を願う書き込みもあります。

千佳は、楓の悪口を言っていた2組の大林優也(荒木飛翔)を犯人と決め付け、それが騒動に発展。優也の母親が学校に怒鳴り込みます。楓の頬を平手で打って、受験が近い3年生の担任教師が妊娠するという無責任さを詰(なじ)ります。そこに騒ぎを聞きつけた嶋田がやって来て、威力業務妨害罪で現行犯逮捕しようとするところに、優也が現れます。「マジ殺すぞ。とっとと失せろクソババア」と、凄い剣幕で母親を罵(ののし)ります。

校長の木島敏文(高橋克実)は、産休を早めるよう進言しますが、責任を感じている楓は、出産ギリギリまで勤務し、更に、産後2ヶ月で復帰すると宣言。それで、ごく短期間の休暇で済むことになり、その間、英語教師免許も持っている副担任の理科教師、青木祐志(渋谷謙人)に、英語科目も任せようということになります。現状の教師陣のみで、楓の短期休暇を乗り切ろうということになります。
いずれにせよ、出産前6ヶ月の産休と出産後、3歳に至るまでの育休は法的にも認められていますが、楓は、それを一切放棄する決意です。

ほどなく、相棒刑事の三枝弘樹(山田裕貴)の協力もあり、二十日鼠の入手者として、中央薬科大学大学院薬学研究科教授、三上真一郎を父に持つ、2組の三上真司(木村聖哉)に辿り着く嶋田。優也に頼まれて父の研究室から鼠を盗み出していた真司。教室内でその真実を嶋田に突き付けられた優也は、近くに座っていた女性徒に犯行を非難されたことで逆上し、彼女につかみ掛かります。嶋田は、優也を暴行の現行犯で逮捕。引っ張られた優也は、住浜署生活安全課少年係で反省文を書かされたうえで釈放になります。

翌日、優也登校。
昼食の時間、ポットに入った飲み物を飲んで、楓が倒れます。ポットからはパラリーゼという流産に至る危険物質が検出されます。とりあえず流産は免れたものの、本気で流産させようとしている者がいることを知り、大きなショックを受ける3年1組担任の浅村涼子(真木よう子)。
涼子は優也を犯人と決め付け詰問します。そこに嶋田が現れ、優也というのは、逆に楓を守ろうとしているのだと説明します。つまり、多くの女子生徒がSNS上で楓の悪口を書き込んでいるのを見て、これを何とかしようと画策。自らが精神的に痛めつけようとする犯人役を演ずることで、楓に同情が集まり、楓の立場が好転することを狙っていた優也。若者の浅知恵ではあっても、優也としては、それが精一杯の考えなのでした。

夜間、楓の病院での検診を終えての帰路。彼女を追う金属バットを手にした男がいます。男が金属バットを振り回して楓に襲い掛かります。そこに嶋田が飛び出してタックル。両者ともに階段を転げ落ち、暴行罪の現行犯で男を逮捕。
男は、危険物質を混入させたポットをスリ替えた副担任の青木祐志です。楓には、短期休暇ではなく、長期休暇、または退職をと望んでいた青木。なにより、青木は偽教師であり、教員採用試験には合格したものの、教員免許状は、何一つ持っていません。友人の沼田修に教員免許状を借り受け、その名前と免許番号を書き換えて偽造。それを教育委員会に提出し、チェックを免れ採用されていました。逮捕された青木は、当然、中学校も懲戒免職です。

楓が短期休暇であればこそ、自分が英語科もやることになり、改めて、英語科の教員免許状を提出しないといけなくなります。そこで、今度こそ、偽教師がバレてしまう可能性が高まります。楓が長期休暇、または、退職ということであれば、正式に楓の代替教員(正規教員)が採用されるはずですから、今後、10年毎の免許状更新があるものの、青木の立場は当面、安泰です。自分の今のポジションを守りたいというのが、青木の犯行動機でした。

翌日の朝礼では、木島校長による楓をターゲットにした事件の説明報告です。騒がしくなる生徒を一喝した嶋田が、「お腹の子に罪はない。そんなことが分からないバカは、容赦なく逮捕する」と、言い放ちます。

楓とともに妊婦でも働き易い環境作りを考えた涼子が、スクールロイヤー制度(学校内トラブル解決弁護士)の導入提案書を手に嶋田に話し掛けます。嶋田は、「もっと早く導入されていたら、死なずに済んだ(教師がいた)のかも知れないな」と、応じます。そして、「中学教師、転落事故。過労死か?」の記事紙片(週刊LAVIDA)を涼子に差し出します。そこには、音楽科担当教師、小川香里が遅くまでの残業後に帰宅して、そして、その夜、自宅階段から落下死したことが報じられています。
彼女が赤嶺中学校に住み着いているという噂の亡霊の正体なのでしょうか。

3話のあらすじネタバレ

赤嶺中学校内(パソコンルーム)の高価な備品(電子機器類)が盗まれ、それがフリマアプリに出品されています。嶋田隆平(藤原竜也)は、社会科教師の柴田透(泉澤祐希)のスマホからフリマ出品物を購入。そこから検出される指紋と照合しようということで、全教師、全生徒の指紋採取を実行。

そんな折り、3年3組のサッカー部員、仲村紀明(藤本哉汰)が突然に笑い出し、着衣を脱ぎパンツひとつで階上(ベランダ)から飛び降りようとします。嶋田がそれを阻止。救われた仲村は泡を吹いて失神状態です。呆然とする浅村涼子(真木よう子)に、ドラッグ使用の疑いを告げます。ドラッグを買う金欲しさの備品窃盗の可能性も指摘します。中学生のドラッグ疑惑です。
住浜署生活安全課少年係の後輩刑事・三枝弘樹(山田裕貴)に、ドラッグの出所を探らせます。組対刑事が目星を付けているターゲットを特定させます。

サッカー部顧問の教師・古賀(兒玉宣勝)は、三年生になってやっとレギュラーの座をつかんだ仲村が大事な都大会を前にドラッグなどやるはずがないと弁明しますが、同じサッカー部員の新垣と沼尻も、仲村と同様の症状に陥って泡を吹きます。異常な動悸と発汗症状も同じです。これで、サッカー部の無期限活動停止が決定します。

嶋田は、仲村のペットボトルに薬物が仕込まれたものと推理します。そのボトルから、新垣と沼尻も練習中に水分補給していました。サッカー部に恨みを持つ何者かが、仲村のボトルにドラッグを仕込み、都大会出場を断念させようとしているものと思われます。それで、生徒の真田一樹(中川翼)と三村翔子(吉柳咲良)に、サッカー部に恨みを持つ者を探すよう頼みます。
更に、仲村のボトルを三枝刑事に渡して付着物検出を要請。ボトルからは、スノーシャワーというドラッグ成分が検出されます。

フリマ出品物が購入者の柴田先生に届き、そこから検出された指紋は、元サッカー部員の佐々木悠馬(宮世琉弥)のもの。彼は、仲村が奪い取ったレギュラーの座にいた元チームメイトです。仲村のせいで怪我を負い、それで退部したという噂もあります。
佐々木は、校門ゲートを飛び越え、嶋田を振り切り逃走。

サッカー用品の購入で生徒が良く利用している高山スポーツ店を訪問し、「佐々木は来ていないか?」と、涼子が問います。丁度、その時、若い男女が店内に入って来て、涼子は、彼らがドラッグ購入に来たものと見抜きます。スポーツ店の店長・高山はサッカー部OBであり、彼こそが、組対刑事に目を付けられていた人物でした。
ドラッグ販売の事実を知られた高山が涼子に襲い掛かりますが、そこに嶋田が現れ、高山に手錠。密輸品のサッカーボールをカッターナイフで切り裂くと、中から違法ドラッグが出て来ます。高山にドラッグ販売者リストを提出させます。

3年2組の長田彩花(豊嶋花)が仲村のペットボトルにドラッグを仕込んだ犯人でした。彼女は、そういう仕掛けを無差別な犯行に見せかける為、他の部室にも潜入していましたが、その現場を嶋田が抑えます。
彩花は佐々木と付き合うことを熱望していましたが、それを拒否され、それで次の一手として、佐々木を退部に追い込んだ仲村という妄想話をデッチ上げ、その復讐に動きます。それで佐々木が自分に振り向くはずという算段でした。で、スポーツ店の高山がドラッグ販売者であることを知った彩花は、彼に近付き、それを入手。

ドラッグ購入の事実を嶋田に知られた彩花が取り乱します。
佐々木に嫌われるようなら死んだ方がマシと言う彩花の額に拳銃を突き付ける嶋田。「死んだら終わりなんだ」と諭します。引き金を引きそうな嶋田の勢いに怯える彩花が、「ごめんなさい」と謝ります。嶋田の夜回りに同行していた涼子は、嶋田の乱暴な振る舞いに驚愕し、彩花の横にへたり込みますが、「弾、入っていないからね」と嶋田。

彩花は当然、薬物使用犯罪者としての取り調べを受けることになります。サッカー部の仲村ら三人の仕組まれたドラッグ使用疑惑については、その疑いが晴れて謹慎処分が解かれます。
佐々木は窃盗備品とフリマで得た金を返却。校長の木島敏文(高橋克実)は、なんとか厳重注意のみに留めて貰えるよう嶋田に懇願します。

音楽科担当教師・小川香里(明日海りお)が死ぬ前に弾いていたピアノの音が「揺れていた」と言う奈良橋英里(長澤樹)。小川香里先生のことを聞かせてくれと言う嶋田に向い、英里は「私が先生を殺した!」と言い放ちます。

4話のあらすじネタバレ

赤嶺中学校3年1組の生徒・涌井美月(米倉れいあ)が、一ヶ月ぶりに登校。病院を退院した母親から、担任の浅村涼子(真木よう子)に事前の登校連絡が入っていました。で、その日、体育館の女子更衣室で、ロッカー上の籠(カゴ)に隠されていた盗撮カメラが発見されます。

数学教師の一ノ瀬悟(石井正則)がロリコン趣味の持ち主であることから、SPの嶋田隆平(藤原竜也)が彼を問い詰めますと、既に退職した美術教師・岡部昌浩(遠藤雄弥)の名を挙げます。一ノ瀬はJKコスプレの大人に興味があるだけで、本物は苦手。本物のロリコン趣味の持ち主は岡部だったと証言します。
そして、どうやら岡部によるセクハラ被害者は、久し振りに登校して来た美術部員、涌井美月でした。彼女は、部活後、岡部に執拗に身体を触られていました。一年前、自宅アパート階段から転落死した音楽教師・小川香里(明日海りお)は、そのことに気付いており、それで、岡部との口論が絶えず、何度も二人は校長室を訪ねては相談を重ねているようでした。

更衣室での盗撮映像は、既に課金目的の動画サイトに投稿されています。嶋田と住浜署生活安全課少年係刑事・三枝弘樹(山田裕貴)は、捜査を開始します。三枝が、盗撮動画はネットカフェからの投稿であることを突き止め、そこに嶋田とともに急行します。で、盗撮投稿者を捕まえて見ますと、それは、陸上部マネージャー・今井莉緒(藤嶋花音)の兄(内藤光佑)でした。親と喧嘩して家出していた兄が妹に金を借りようと部屋に忍び込み、そこで妹の盗撮映像を発見した兄。それをダビングして抜き取り、課金サイトに投稿していました。
が、妹の莉緒にしてみますと、それは通常の盗撮目的ではなく、ただ、大好きな陸上部員・小峰環(舞優)の映像が欲しかっただけ。女子が女子を好きになってしまったこと(同性愛性癖)が恥ずかしくて、それで莉緒は隠し撮りをしていました。その映像を勝手に兄が持ち出していました。

柴田透(泉澤祐希)は、他にも盗撮カメラがあるかも知れないと、放課後、涼子を伴って校内を見回ります。すると、男子バレーボール部更衣室から、バレー部顧問の国語教師・澤田敦子(智順)と3年1組の菊池京介(鈴木悠仁)が、不自然な表情で出て来る場面に遭遇します。訝る涼子に、次の大会に向けての打ち合わせなのだと澤田は言います。

その後、廊下で、涼子とぶつかり転倒した京介が胸を抑えて苦しみます。パニック障害を引き起こしています。養護室で、養護教諭の三田恵子(金沢雅美)とともに、京介の話を聞く涼子。京介は女の人が怖いと言い出します。特に年上の女性に身体に触られるのが苦手のようです。
実は、京介は練習後、澤田に身体を触られていました。俯せに横たわる京介に跨り、マッサージと称して、若い身体を弄んでいる女性教師の澤田。

涼子は男子バレー部員を集め、セクハラ被害者の京介を救おうと呼び掛けますが、全員、不祥事発覚で大会に出られなくなるのを懸念して、協力を拒否。友より大会(試合)を優先するバレーボール部員たち。京介は生贄(いけにえ)として、澤田に差し出されています。
が、その翌日、涼子が職員室に入ると机の上にDVDがあります。そこには、澤田による京介へのセクハラ映像が納められています。録画ボタンを押したまま、カメラをバレー部更衣室に置き忘れた者がいて、それで偶然撮影された動画ということですが、それは、間違いなく嶋田の仕業です。
強制猥褻罪で澤田、逮捕。中学校は懲戒免職。澤田がパトカーで連行されるのを、嶋田と涼子が見送ります。

陸上部員・小峰環の練習を遠くから見詰める今井莉緒。彼女は、自分の隠し撮り映像を兄が投稿したことの責任を取る意味で、自ら陸上部マネージャーを辞めていましたが、彼女の元に環ら陸上部の仲間が駆け寄ります。莉緒はマネージャーに復帰します。嶋田が、莉緒の性癖が、それほど特殊なものではないことを教えていました。サイトの盗撮投稿映像も、速やかに消去されています。

嶋田が、音楽教師・小川香里の死に関する新たな事実を涼子に語ります。
頭部挫傷で死亡した香里。しかし、階段転落事故だけでは生じない頭部の傷痕が彼女にはありました。また、その脇には、ブレーキワイヤーが切断された通勤自転車がありました。そこから推察されるのは、まず、自転車での何らかの事故があり、それで、転倒して頭部を打ったまま自転車を手押ししてアパートまで帰り、そして、そこで足を滑らせて階段を落ちたことで、再び頭部を打って息絶えたということ。そうなりますと、これは事故ではなく、殺人事件です。

5話のあらすじネタバレ

男子バスケット部のアレン徳永(川村ジーモン凛一朗)が、同じ部員仲間の市原健太(奥智哉)と西田雄一(池田優斗)から自主練習中にイジメを受けています。それを教師の柴田透(泉澤祐希)と嶋田隆平(藤原竜也)が目撃します。柴田からそれを伝え聞いたバスケット部顧問の浅村涼子(真木よう子)は、最近の試合で、西田に代えてアレンをスタメン起用していることが原因なのかとも考えます。

そんな中、市原が駿創ゼミナール(塾)帰りに何者かに襲われ、全治一週間の打撲傷を与えられます。市原は、殴り掛かって来た手が黒かったことから、犯人はアフリカ系人種のアレンに違いないと言います。犯行現場には、アレンの生徒手帳も落ちていました。
西田は、アレンを犯人と決め付け殴り掛かりますが、アレンは何故か、暴行を加える西田を庇います。西田は、もともとアレンをバスケット部に誘うなど、肌色の違いで居場所のなかったアレンを救い上げてくれた友人なのでした。

アレンは、嶋田の聞き取りで犯行を否認した後、心当たりの場所に向かいます。そこは、外人主体の半グレ集団、オクタゴンが屯(たむろ)する廃屋です。
オクタゴンのリーダーはマーカス瑠偉。で、メンバーのひとり、ジュワニ誠が市原を襲った犯人でした。アレンがイジメられているところをたまたま見ていたジュワニが、その報復として市原を襲っていました。

アジトにやって来たアレンに、偽ブランドのバッグ類の運び屋をマーカスが命じます。偽ブランド品を入れた大きなバッグを持って歩いている路上で西田らと出会ったアレン。アレンへの彼らのイジメ追跡が始まります。アレンは河原に追われます。そして、マーカスから預かっていたバッグを川に投げ捨てられます。中の偽バッグが散乱し川を流れます。それで、売り手側にバッグが届きません。
マーカスは、総額六百万円を見込んでいたバッグを持ったアレンが西田に追われていたことを知り、それで西田がバックを持ち去ったものと考え、部下に命じて西田を拉致。「ホントに川に捨てたんです。盗んでいない」と、マーカスにボコボコに殴られている西田が泣き叫んでいます。

西田が連れ込まれたオクタゴンの廃屋アジトに、嶋田、柴田、それに三枝弘樹(山田裕貴)が駆け付けます。そこに遅れてアレンと涼子もやって来ます。
嶋田と三枝対オクタゴンのバトルがあり、バイクが倒れガソリンが漏れたところに、マーカスが火を放ち逃走。炎の上には西田が倒れています。そこで、アレンが大ジャンプで火を飛び越え、西田を救出。三枝がバイクの炎上を消火。
アジト突入直後、半グレに一発で殴り倒されていた柴田が、目覚めます。逃走しようとしていたオクタゴンの一団は、廃屋外に待ち構えていた警官隊に全員逮捕されます。

職員室に戻った柴田が、「教師がちゃんと向き合っていれば、イジメは無くなる」と熱弁。それに対して、嶋田が、「イジメと言っていてる限り、イジメは無くならない。イジメではなく、それは暴行、傷害、恐喝という犯罪行為なのだという認識がないといけない」と教えます。

既に退職している美術教師、岡部昌浩(遠藤雄弥)の居場所が見付かったと、三枝からの報告を受ける嶋田。
女生徒へのセクハラ発覚後、赤嶺中学校から他の中学に飛ばされた後、その中学も辞めていた岡部の行方(東京都青桜区)を三枝がつかみました。

嶋田は、音楽教師だった小川香里(明日海りお)の死の真相究明を目的にスクールポリスを志願していました。嶋田は、直ぐにでも岡部に会おうとしています。「会ってどうするのですか?」と問う涼子に、「小川香里を殺したのか問い詰める」と嶋田。「嶋田さんと小川先生は、何か関係があるのですか?」という涼子の問いに、「愛していた」と嶋田。「もし、小川さんの死に岡部先生が関わっていたら、どうするつもりですか?」と重ねて問われると、「殺す!」と、即答。

6話のあらすじネタバレ

一年前、自宅アパート階段で落下死したことになっている小川香里(明日海りお)は、嶋田隆平(藤原竜也)の恋人であり、その真相解明を目的にSPに志願したことを浅村涼子(真木よう子)に明かした後、香里の死と深い関わりがあったとみられる元美術教師、岡部昌浩(遠藤雄弥)の行方が再び分からなくなります。嶋田は涼子が岡部に連絡して逃がしたものと考え、彼女に疑いの目を向けます。
実は、涼子とともに、岡部にマンション転居を促していたのは校長の木島敏文(高橋克実)でした。

職員室では、一年副担任の英語教師で卓球部顧問の新津清(須賀健太)が気弱であるのを良いことに、一学年主任の新井英子(たくませいこ)とサッカー部顧問の古賀一成(兒玉宣勝)に雑務を押し付けられ連日の残業。「働き方改革提案書」を木島校長に提出している三年副担任の柴田透(泉澤祐希)は、同期仲間の窮状を何とかしようとしますが、他学年のことに口を出さないというのが学校ルール。そんな中、生前の香里も、新津を先輩教師によるパワハラ被害から守ろうとしていたことを知る嶋田。
そんな新津が夜道でひったくりに逢い、生徒の個人情報(USBデータ)が流出。夜九時までという門限までに押し付けられた仕事が終わらず、それで資料を持ち出し被害にあっていました。柴田は新津に付き合って各父兄の家庭に謝罪回りです。

それにしても、最近、新津に対するパワハラがキツくなったのは、柴田が古賀にクレームを付けたからでした。余計な柴田の親切心が、却って、パワハラに拍車が掛かっていました。
そこで、柴田と新津が小芝居を演じます。……まず、古賀に仕事を押し付けられた新津が「もう疲れました」と呟き、それから、「いなくなりますのでご安心ください。さようなら」という遺書のようなメモ書きを残し、屋上に出るドアの鍵を手に職員室から飛び出します。
柴田が、「屋上だ!」と言って、新津を追います。新津は屋上の淵に立って、投身自殺を図る構えです。「毎日の残業、休日は部活の顧問で駆り出され、全く休む時間が無い。僕は人間らしく生きたい」と言う新津に、校長は、「そもそも楽をしたいというだけのことじゃないのか」と言葉を返します。その木島校長の言葉に、屋上に駆け付けていた全教師が反発し、新津の側に寄り添います。木島校長は、教師の業務量を減らすことを約束します。

新津は投身自殺を思い留まり、集まっていた教師は屋上から散会。嶋田を残し、誰もいなくなったところで、柴田が倒れ込んでいる新津を助け起こします。その二人に、ボディブローを打ち込む嶋田。「今度やったら、偽計業務妨害罪で告発する」と警告します。その時、涼子が戻って来て、嶋田の二人に対する腹パンチに驚きます。
嶋田は二人の小芝居に気付いていました。職員室内の柴田の机の位置からは、新津が何処の鍵を持って飛び出したのか見えないはずなのに、即座に「屋上だ!」と叫んでいた柴田。それで、柴田と新津の子芝居を察知した嶋田。
いずれにせよ、この小芝居以降、「生徒と向き合う時間を死ぬ気で守る」と言って、雑務を引き受けることを拒否できるようになっている新津がいます。雑務を引き受け、それで授業準備が疎かにならぬよう心掛けるということで、生徒の為に命を賭けようとしています。

一旦行方を見失っていましたが、ついに、芸大美大受験予備校(益輪美術学院)に勤務変えしている岡部を捕らえた嶋田。が、香里が転落死した時、フランスに渡っていた岡部。しかも岡部は、涌井美月(米倉れいあ)に対する強制性交等未遂(刑法180条)で刑務所送りになるところを救ってくれた香里に感謝こそすれ、何らかの恨みで殺すことなど有り得ないと言います。
つまり、岡部の遣ったことは、単純なセクハラ行為に留まらず、収監に値する犯罪行為なのでした。

岡部のスマホを奪い取り、それを使って涼子に電話する嶋田。涼子の応答で、彼女が岡部と緊密に連絡を取り合っていたことが分かります。何故、岡部の犯罪行為が表沙汰にならなかったのかを涼子に問いますと、木嶋校長が穏便な処理を望み、美月の親も内密にということになり、それで香里も、そういう流れに従ったとのこと。であれば、香里、涼子、校長の三人で話し合い、事件を秘密裏に処理したことになります。が、嶋田は、香里が隠蔽に加担することなど有り得ないと言って、涼子につかみ掛かります。

嶋田へのメール着信(メールメッセージ)をマナーモードが知らせます。添付されている音声ファイルをタップすると、涼子の声が聞こえます。「小川先生、馬鹿な真似は止めて下さい。そんなことをしたら、先生の身に何が起こるか分かりませんよ」と言う涼子に、「私を脅迫するつもり?」と香里の声。それに、涼子が「これは警告です!」と応じています。そういう音声データが、嶋田のスマホに転送されています。

7話のあらすじネタバレ

涌井美月(米倉れいあ)に対する強制性交未遂事件を起こしていた岡部昌浩(遠藤雄弥)を巡り、浅村涼子(真木よう子)は、その直後に階段から落下死することになる小川香里(明日海りお)と対立。何者かにより、二人が口論する音声データが嶋田隆平(藤原竜也)に送られて来て、涼子と香里の対立構造が明らかになります。そして、香里の死後、臨時教員だった涼子は本採用。更に、以前の勤務先、辻ノ宮中学での一学期中の不可解な依願退職。
嶋田は、有給休暇を取り、中学校を飛び出して独自捜査を開始。三枝弘樹(山田裕貴)に臨時SPを要請。三枝は心を寄せる涼子との接近チャンスを喜んでいます。

二年前、涼子が辻ノ宮中を去る直前、女生徒(芦田薫)の投身自殺(未遂)事件が起きていました。街に出た嶋田が薫に話を聞きますが、涼子がクラスを滅茶苦茶にしたと言うだけで、あとは何も語りません。が、その後、辻ノ宮中の元校長(茂木)に逢い、涼子の言動の裏側を知ります。
裏付け調査を終え、「私を脅迫するつもり?」、「これは警告よ!」という遣り取りの音声データを涼子に聞かせる嶋田。……辻ノ宮中勤務時代、イジメ被害者(亜由美)に真実を正直に告知するよう迫っていた涼子。過剰な正義感を振り回し、保護者、学校当局と繰り返し衝突していた涼子。
その結果、イジメの首謀者だった芦田薫が、涼子の目の前で投身自殺(未遂)を起こしていました。で、独りよがりな正義感の持ち主として涼子は関係者からバッシングを受け、依願退職を強いられました。

一年前の香里はセクハラ被害者の美月を追い詰め、真相を究明後、事件の全貌を世間に曝そうとしていました。それは、イジメ被害者を追い込んでいた過去の自分(涼子)と同じこと。それに気付いた涼子は、香里に、美月への接近を避けるよう警告していたのでした。

前後して、欠席と遅刻が増え、日に日に痩身になる3年1組の深山敏春(田中奏生)を心配する涼子と三枝。敏春は、母(深山恵里香)、祖母(サキ)の三人暮らしなのですが、夜の酒場(ナイトイン蝶々)で働く母は、新しい男と何処かに旅立って一ヶ月前から行方不明。祖母は散歩中に怪我をして寝たきり状態で、その介護は敏春。窮状を見かねた三枝は、以前から少年係刑事として敏春を気にかけていたこともあり、学校屋上に呼び出し、当面の食事代として数万円を渡します。が、これをアパートで待ち伏せしていた借金(七都興業)の取り立て屋(安藤)に、暴行された挙句に奪われます。

涼子と三枝がナイトイン蝶々を訪れると、そこに逃避行から戻った恵里香が、借金取りから逃れる為、匿(かくま)われています。ヘルパー、ディケア、介護士派遣、それに生活保護を受けるにせよ、一度、家に帰り、敏春の保護者として、きちんと役所に申請すべきと訴える涼子と三枝。

そんな頃、コンビニでのパンの万引きがバイト店員に見付かり、敏春は取り抑えられます。が、それを突き飛ばし転倒させた敏春。後頭部を打ち出血したバイト店員を見て、殺してしまったものと思った敏春はその場から逃走。防犯カメラ映像で敏春の犯行を知る三枝。
敏春は祖母を車椅子で連れ出し、河原での入水心中を決行しようとしています。「ばあちゃん、ゴメン。オレ、人を殺した。逃げたいけど、ばあちゃんを放っておけない」と言う敏春に、「いいよ、アンタと一緒なら怖くない」とサキ。サキを背負って河に入水する敏春。そこに三枝と涼子が駆け付けます。「コンビニのオッサン、死んでねえし、母ちゃんも戻った。借金の心配も無い」と告げます。母の恵里香も駆け付け、「こんな母親でゴメンなさい」と謝ります。そこに嶋田も現れ、「この傷、誰にやられた? 借金取りか?」と敏春に問います。嶋田が借金取りの呼び出し場所に乗り込み、悪徳高利貸し一味(七都興業)を全員殴り倒してカタを付けます。

警察での事情聴取の前に、三枝が子も食堂に敏春を連れて行き、トンカツ定食を振る舞います。何時もより肉が大きいのは、その日、匿名で山のように肉が届いたから。
家に戻ったばあちゃんは元気なこと、コンビニ店員も搬送先病院で回復し家に戻ったことを、三枝が敏春に伝えます。
その頃、瀬島精肉店の領収書(¥54,000)をカウンターに置き、一杯数百円の立ち食い蕎麦(そば)をすする嶋田。

水野楓(山口紗弥加)から、住浜区職員<調理師>募集要項パンフを手渡される涼子。敏春の母の恵里香は調理師免許を持っていますから、一応、受けてみたらどうかと声をかけるよう勧められます。
楓の職員室退室と入れ替わりに嶋田がやって来て、音声データの香里と涼子の会話は、どの場所でのものかと問います。涼子が職員室で交わした会話だと答えます。職員室で盗聴器が発見されます。

8話のあらすじネタバレ

野球部の対外試合中、レーザー光線を浴びた投手の矢島裕(長島令玖)が頭部に打球を受け脳震盪。嶋田隆平(藤原竜也)は、校長に報告の無い闇の部活動を常態化させ、更に、部員(三上)を殴って鼓膜を破ったこともある顧問の阿部裕亮(音尾琢真)に対する嫌がらせ目的のレーザー照射ではないかと推察。
部活帰りの熱中症の眩暈(めまい)で交通事故に遭(あ)っていた野球部員がいたことを生前の小川香里(明日海りお)から聞いていた嶋田は、その事故以来、登校していない坂木司(山時聡真)の家を訪問。交通事故で足の骨折と顔に怪我を負った司。顔に大きな傷痕が残って登校を躊躇しています。
ともあれ、レーザー照射事件後、野球部は外部コーチを招聘し、阿部には活動休止処分を命じます。

坂木司に話を聞くと、母のいつき(岩橋道子)は息子の顔に大きな傷が残る交通事故に遭わせた阿部に対する恨みを口にするものの、当人は、熱中症は阿部のせいではないと明確に答えます。所定の練習を終えて顧問の阿部が帰った後、既に今は卒業している黒石先輩らによる強制的な自主練習が繰り返されていました。そういう真実を、病室に見舞いに来た香里に伝えていた司。香里は、黒石に強制的な自主練習を止めるよう忠告しますが、その直後、司は、チクったことを黒石に責められ「殺すぞ!」と脅されていました。で、実際に、香里は死亡。「小川先生は黒石に殺された」と、司は思っています。それで怖くなって登校できません。
その後、グランドに隣接する改装中のホテルからレーザー光線を放った仁村を三枝弘樹(山田裕貴)が確保。仁村は、司の母、いつきに金を渡されて、レーザー照射を実行していました。やはり、部活中の事故ということでの阿部に対する処分が、いつきの犯行目的でした。

ゲームセンターで遊ぶ黒石を取り抑え尋問する嶋田。黒石と一緒に遊んでいた野球部OBの松田宏太は、ネットカフェから音声データを嶋田に送った人物の似顔絵とそっくりであり、彼は嶋田を見て逃走を図ります。それを嶋田が追走し確保。
松田は、自分ら三年生の先輩が下級生に無茶な自主練を強いていたことがバレれば高校推薦が取り消されると校長の木島敏文(高橋克実)に脅され、それで、事の真相(闇部活)を暴こうとする香里に脅しをかけることで彼女の動きを阻止しようとブレーキワイヤーを切断していました。
つまり、松田にしてみれば、ちょっと香里を脅かすつもりだったのですが、校長にブレーキ破壊を命じられ、そして、香里は死亡していました。で、浅村涼子(真木よう子)の何らかの事件関与を知っている松田は、自分ら当時の先輩部員だけでなく、どうせ捕まるのなら涼子も捕まるべきと考えて、音声データを嶋田に送っていました。

校長室に乗り込み、校長を取り抑えて手錠を掛ける嶋田。松田は、嶋田がSPとして赤嶺中学に入るということを聞き付けた時、香里の死の真相が暴かれることを危惧して、それで校長に相談を持ち掛けたのですが、それを校長が無視。それで、校長を信じられなくなった松田は、その後の校長との会話を秘かに録音していました。その録音会話で、校長が松田にブレーキ破壊を指示していたことが明らかになります。
校長を殴り付けるだけでなく、剪定鋏で腕を刺す嶋田。その後、首を絞め続ける嶋田を駆け付けた三枝が止めます。で、傷害教唆容疑で校長を逮捕する三枝。

東京都教育委員会教育長の尾崎賢治(升毅)が、校長逮捕に関して、赤嶺中学職員に箝口令を指示。

香里が何を調べていたのか、何を知りたがっていたのかを知りたい嶋田。校長への暴行罪により、パトカーで連行されます。

9話のあらすじネタバレ

親と子の意見対立が浮かび上がる三年生の進路指導(三者面談)が始まります。
相良恭子(石井薫子)の母・律子(堀内敬子)は医師であり、同じ医師の夫がアメリカに渡り家を空けていることもあって、娘には家業の病院を継がせようと医学部付属高への進学を望んでいます。が、当人は、帰国子女として語学(英語)のスキルアップが可能な進学先を望んでいます。将来的に語学力が生かせる就職先を夢見ています。
この母娘に関しては、浅村涼子(真木よう子)がスピーチコンテスト参加を恭子に勧めたのがキッカケになって和解。恭子が希望している東和女子大付属の受験が認められます。一夜漬けでコンテントに挑み落選する娘を見て、「優勝はそんなに甘くはない。来年の優勝を目指せ」と娘の進学希望校を認めます。パティシエなりたかったのに母親に医者への道を強要されていた律子は、ずっと、死ぬまで母親を憎み続けていました。自分と同じように母を憎む娘にしてしまうことを避けることができた律子は、今までの言動を悔いて、涙を零します。律子は、代々続いていた母娘の連鎖を断ち切ります。
そのほか、自分が成れなかった女優への道を強要され、通信制高校をと言われている井上双葉(唯藤絵舞)がいます。身勝手な親に翻弄される生徒たちがいます。地道な三者の話し合いが求められます。

涌井美月(米倉れいあ)の進路指導でやって来たのは父親(龍夫)です。具合を悪くした母(静香)に代って父親がやって来ます。龍夫は中卒でも好いのだと言い、交通費のかからない近くの公立高校進学を希望。それに反発する娘を見て、突然、暴力を振るう父。嶋田隆平(藤原竜也)が、龍夫を取り抑えます。
嶋田は、これだけ短気な龍夫なのに、娘に性的暴行を働いた教師・岡部昌浩(遠藤雄弥)に対し、何もアクションを起こしていないことを訝ります。涼子によれば、教師による性的被害報告とそのお詫びに涌井家を訪れた時、母親のみが在宅で、龍夫は不在。どうやら、龍夫の耳には、娘の性的暴行被害の件は入っていません。

いよいよ美月に不審を抱いた嶋田が、彼女を尾行。美月が入った図書館では、クラス委員長の尾崎香澄(鈴木梨央)が待っています。
学校に戻った嶋田が、涼子に二人の関係性を問います。涼子は、美月が岡部に襲われた時、香澄も現場にいたことを思い出します。

小川香里(明日海りお)の階段転落死の前に自転車転倒事故があり、それは、校長の木島敏文(高橋克実)による傷害教唆によるものでした。野球部員・松田宏太(水沢林太郎)にブレーキワイヤー切断を命じていた校長が逮捕され、その直後、岡部が勤務していた美術系進学塾に、警察の聞き込みが入ります。それで、塾長の今野栄作(水野智則)が岡部の性的暴行という過去を知り解雇。岡部は解雇によって、結婚が間近だった資産家の娘(美希)に逃げられます。

香澄がレストランで教育委員会教育長の尾崎賢治(升毅)と逢っています。教育長から「母さんは元気か?」と尋ねられ、当月分の養育費を受け取っています。
確かに同じ尾崎姓なのですが、香澄の実父が、尾崎教育長であることを知っていたのは、おそらく、既に辞表を提出している木島元校長のみと思われます。

嶋田の暴行を受け、その被害届を出さなかった木島元校長が不起訴になって釈放されます。夜の街を彷徨(さまよ)う木島を呼び止める岡部。岡部は、決して口外しないと約束していた秘密を警察に話して、それで木島は釈放になったものと思っています。岡部が密造拳銃で木島を撃ち、それを周囲の歩行者が目撃。

提出が遅れていた香澄の進路票によれば、彼女の進学希望高は、美月と同じ国立東洋芸大付属です。二人は建築デザインを専攻したいようです。
そこで、二人の女子生徒に騙されていたことに気付く嶋田。少年係刑事の三枝弘樹(山田裕貴)も、最近の子供について、「大人顔負けのワルがいる。化け物がいる」と言っていました。

10話(最終回)のあらすじネタバレ

女生徒への暴行未遂の疑いのあった岡部昌浩(遠藤雄弥)が「約束が違う」と言って、木島敏文(高橋克実)を密造銃で撃った後、次のターゲットは涌井美月(米倉れいあ)。それに彼女と陰では親しい関係の尾崎香澄(鈴木梨央)。彼女は、教育委員会教育長、尾崎賢治(升毅)の娘ですが、離婚した母親(靖代)に引き取られて暮らしています。美月と香澄が、ともに国立東洋芸大付属への進学を希望していると知った嶋田隆平(藤原竜也)は、小川香里(明日海りお)が死に至った真相に思い至ります。

肩に触れるなど、岡部のボディタッチが嫌だった美月が、そのことでクラス委員長の香澄に相談。相談を受けた香澄が一計を案じました。で、香澄の計画通り、美月が岡部をハメていました。美月は自ら岡部を誘ったうえで、性的暴行未遂を受けた女生徒を演じていました。そして、母(静香)に慰謝料としての420万円を学校当局に請求させていました。静香が木島校長に掛け合い、そして、校長は岡部を説得し、要求通りの額が美月に渡っていました。そういう真相を、病室の木島元校長が、嶋田に強制的に白状させられていました。で、この420万円というのは、国立東洋芸大での四年間の学費です。高校までが精一杯の涌井家として、大学の学費は自ら捻出しようという美月の錬金術でした。

そういう計画を香里に悟られていた美月。香里は、美月の行為が恐喝罪にあたるものと考え、それを止めようと説得していたのですが、結局、木島校長の傷害教唆などあって他界。
香里は、嘘が嫌いでした。香里は父の手引きによる裏口入学で大学に合格したものの、その事実を知って、教育実習を終えた時点で大学を中退していました。で、バイトを開始して、再入学。改めて教員資格を取得していた苦労人でした。ズルしてはいけない、間違っていると思ったらやり直さないといけない、というのが香里が生徒に伝えたかったことでした。

密造拳銃を持った岡部が逃走中ということで、赤嶺中学には多くの警官が集結して厳戒態勢ですが、前日夜から学校内に潜伏していた岡部。まず、一階入り口付近で、三枝弘樹(山田裕貴)が撃たれます。そこから3年1組の教室に入る岡部。美月と香澄を前に呼び出します。その前に立ちはだかる担任の浅村涼子(真木よう子)。「こいつら(美月と香澄)とスクポリ(嶋田)さえ殺したら、僕も死ぬから邪魔しないでくれ」と岡部。そこに、嶋田の影響で警官志望になっている真田一樹(中川翼)が、岡部に飛び掛かろうとして、足に被弾。そんな教室内の急場に嶋田が飛び込み、特殊警棒のみで岡部に立ち向かいます。三村翔子(吉柳咲良)は、嶋田から貰っていた防犯ライトを岡部の目に当て嶋田に加勢。
嶋田も被弾しますが、何とか、岡部に手錠を掛けて確保。殺人未遂で現行犯逮捕です。その直後、撃たれた嶋田の意識が遠のきます。香里が嶋田の脳裏に浮かび上がり、「あの子たち、守る価値はあった?」と問います。「ああ、充分な……」と嶋田が応えると、「ありがとう、隆平」と香里の声。

文科大臣の発案によるSP導入でしたが、校内での発砲事件、嶋田の大立ち回りなど、SP導入失敗の責任を尾崎教育長が取らされます。テストケースとして赤嶺中学で実施されていたSP制度の導入は、見送りになります。涼子がTV報道陣の質問に答えます。「今回のような事件が起こりますと、SP導入も仕方ないのかなと思われますが、人を疑い処罰しようとするSPは、本来、学校に必要ありません。SPが必要無い学校を私たち教師は作っていきたいです」と、涼子。

被弾の傷が癒えた嶋田は捜査一課に戻るのではなく、地方(菅ノ里)の公園前交番勤務を志願。涼子が、菅ノ里交番の嶋田を訪ねます。「ちょっと暴れ過ぎたから、リハビリだ」と、嶋田の挨拶。
病院に運ばれる時、香里の夢を見ていた嶋田。「ここ(中学校)は私の聖域。断りもなく好き勝手に暴れないで!」という香里の声を聞いていた嶋田。病院で目覚め、TV報道陣に対する涼子の演説をネットで見た嶋田には、その涼子の姿が香里に見えていました。「何時か本当に、学校が警察など必要ない場所になると好いな」と、嶋田。「はい」と、頷く涼子。

強盗事件発生の無線を受けて、白チャリ(自転車)で現場に急行する嶋田。涼子が、嶋田の背中に向かって敬礼します。