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朝ドラ『スカーレット』ネタバレ!1話から最終回までのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ

ドラマ『スカーレット』の1話から最終回までのあらすじを、原作ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

戸田恵梨香さん主演の朝ドラ『スカーレット』を200%楽しむために、キャストや各話ゲスト、視聴率の推移をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。

※最新話のネタバレは、リアタイ(視聴)後に追加します。

関連記事(原作ネタバレ)

朝ドラ『スカーレット』原作ネタバレ!第11週までのあらすじ!喜美子の結婚相手は?

見逃し配信をチェック

当記事には、『スカーレット』の第1話から最終回までのネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「U-NEXT」で第1話から最新話までの放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

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『スカーレット』の基本情報

概要(見どころ)

朝ドラ『スカーレット』は、原作はありませんが、実在する女流陶芸家・神山 清子をモデルに半生を描いた連続テレビ小説です。

川原 喜美子(戸田 恵梨香)は戦後まもない、9歳の頃、家族で大阪から陶芸の里・信楽へ越してきます。信楽焼に惹かれ、女性が窯場に入ると穢れるとされた時代に、女流陶芸家の道を切り開いていく波乱万丈の物語です。

キャスト一覧

  • 川原喜美子(かわはら きみこ):戸田恵梨香
    ヒロイン、川原家の長女、1937年/昭和12年大阪生まれ
    ※喜美子の少女時代:川島夕空

川原家の人々

  • 川原常治(かわはら じょうじ):北村一輝
    喜美子の父、亭主関白
  • 川原マツ(かわはら まつ):富田靖子
    喜美子の母、大阪・八尾の大地主の娘
  • 川原直子(かわはら なおこ):桜庭ななみ
    川原家の次女、わがままで自由奔放
    ※直子の少女時代:やくわなつみ→安原琉那
  • 川原百合子(かわはら ゆりこ):福田麻由子
    川原家の三女、母親譲りの優しくて穏やかな性格
    ※百合子の少女時代:稲垣来泉→住田萌乃

信楽の人々

  • 大野信作(おおの しんさく):林遣都
    喜美子の幼なじみ、大野雑貨店の一人息子
    ※子ども時代:中村謙心
  • 大野忠信(おおの ただのぶ):マギー
    信作の父、大野雑貨店の店主、戦地で常治に助けられた恩義がある
  • 大野陽子(おおの ようこ):財前直見
    信作の母、おおらかな性格
  • 熊谷照子(くまがい てるこ):大島優子
    喜美子の幼なじみ、「丸熊陶業」のお嬢様
    ※子ども時代:横溝菜帆
  • 熊谷秀男(くまがい ひでお):阪田マサノブ
    照子の父、信楽で一番大きな窯元(かまもと)「丸熊陶業」の社長
  • 熊谷和歌子(くまがい わかこ):未知やすえ
    照子の母、教育熱心
  • 熊谷敏春(くまがい としはる):本田大輔
    照子と結婚、「丸熊陶業」を継ぐ
  • 慶乃川善(よしのがわ ぜん):村上ショージ
    「丸熊陶業」の陶工
  • 深野心仙(ふかの しんせん):イッセー尾形
    喜美子の師、信楽焼の火鉢の絵付け師
  • 十代田八郎(そよだ はちろう):松下洸平
    信楽にやってきた若い陶工
  • 黒岩次郎(くろいわ じろう):溝上空良
    ガキ大将、喜美子の同級生
  • 望月先生:前田絵美
    信楽山小学校の教師、喜美子の担任
  • 警官:森乃阿久太
    信楽の駐在警察官
  • 西牟田:八田浩司
    丸熊陶業の陶工
  • 寺岡先生:湯浅崇
    喜美子の中学校の担任

大阪の人々

  • 庵堂ちや子(あんどう ちやこ):水野美紀
    新聞記者、男っぽい性格
  • 酒田圭介(さかた けいすけ):溝端淳平
    医学生、真面目な青年
  • 田中雄太郎(たなか ゆうたろう):木本武宏
    謎の下宿人、滅多に自室から出てこない変人
  • 荒木さだ(あらき さだ):羽野晶紀
    大阪市内の下宿「荒木荘」の女主人、女性下着デザイナー
  • 大久保のぶ子(おおくぼ のぶこ):三林京子
    元「荒木荘」の女中
  • 平田昭三(ひらた しょうぞう):辻本茂雄
    ちや子の上司、通称・ヒラさん
  • 歌える喫茶「さえずり」マスター:オール阪神
  • 泉田あき子(いずみだ あきこ):佐津川愛美
    酒田圭介に一目惚れされ付き合う
  • ジョージ富士川(ジョージ ふじかわ):西川貴教
    世界的な芸術家、「自由は不自由やでェ~」が口癖

その他キャスト

  • 草間宗一郎(くさま そういちろう):佐藤隆太
    謎の旅人、一時的に川原家で居候をする
  • 工藤:福田転球
    借金取り
  • 本木:武蔵
    工藤の弟分

スタッフ一覧

  • 原作:なし
  • 作:水橋文美江
  • 主題歌
    曲名:フレア
    歌手:Superfly
    作詞・作曲:越智志帆
    編曲:島田昌典
  • 語り:中條誠子アナウンサー
  • 音楽:冬野ユミ
  • プロデューサー:長谷知記、葛西勇也
  • 演出:中島由貴、佐藤譲、鈴木航、野田雄介
  • 制作統括:内田ゆき

各話の視聴率

朝ドラ『スカーレット』各話の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。また、各週の「最高視聴率=黄色背景」「最低視聴率=緑色背景」で示しています。

週/曜日月曜火曜水曜木曜金曜土曜週平均
第1週1話
20.2%
2話
19.2%
3話
20.6%
4話
20.7%
5話
20.0%
6話
18.1%
19.8%
第2週7話
19.7%
8話
18.3%
9話
20.8%
10話
19.9%
11話
20.3%
12話
22.4%
20.2%
第3週13話
18.0%
14話
20.4%
15話
20.3%
16話
19.7%
17話18話
第4週19話20話21話22話23話24話
第5週25話26話27話28話29話30話
第6週31話32話33話34話35話36話
第7週37話38話39話40話41話42話
第8週43話44話45話46話47話48話
第9週49話50話51話52話53話54話
第10週55話56話57話58話59話60話
第11週61話62話63話64話65話66話
第12週67話68話69話70話71話72話
第13週73話74話75話76話77話78話
第14週79話80話81話82話83話84話
第15週85話86話87話88話89話90話
第16週91話92話93話94話95話96話
第17週97話98話99話100話101話102話
第18週103話104話105話106話107話108話
第19週109話110話111話112話113話114話
第20週115話116話117話118話119話120話
第21週121話122話123話124話125話126話
第22週127話128話129話130話131話132話
第23週133話134話135話136話137話138話
第24週139話140話141話142話143話144話
第25週145話146話147話148話149話150話

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『スカーレット』の最終回ネタバレ(予想)

窯場に女が入ると穢れると、女性が忌み嫌われていた頃。
信楽焼を愛した少女は、女流陶芸家の先駆け川原 喜美子(戸田 恵梨香)になった。

第二次大戦後、大阪から陶芸の里・信楽に越してきた喜美子。
地元の中学を卒業後、好きな絵を続けたくて美術系大学の進学を希望していました。
しかし、父・川原 常治(北村 一輝)に許してもらえず和洋裁学校へ進学します。
卒業後、大阪で就職しましたが、間もなく信楽に戻ります。
そして、陶器の絵付け助手として働きながら陶芸家を目指します。

喜美子は青年陶芸家と恋に落ち結婚、一男一女、二人の子供に恵まれます。
夫婦で窯を営み、二人で陶芸家として生きることを思い描く喜美子とは裏腹に、夫は陶芸活動に反対します。
ほどなくして、二人の子供をおいて助手の女と家を出た夫。
喜美子は一人で子供を育てていくことを決意します。
貧しいにもかかわらず困った人を放っておけない喜美子の周りには、彼女を慕う人々が集まります。
そんな中、自らの窯を開き試行錯誤の末、独自の焼成法編み出します。
新しい信楽焼は展覧会に入選、個展を開くようになり、海外でも認められます。
喜美子は女流陶芸家としての地位を確立します。

長女は短大を卒業、成長した長男も同じ陶芸の道を歩み、順風満帆に思えた矢先、長男が白血病を発症。
喜美子は骨髄のドナー探しに奔走しますが、2年後、病状が悪化した長男は亡くなります。
悲しみを乗り越え、似た病を患う人や家族に同じ思いをさせまいと、骨髄バンク設立に尽力します。

『スカーレット』各話のネタバレ

以下は放送前に公式サイトで発表されている朝ドラ『スカーレット』の物語概要です。

戦後まもなく、大阪から滋賀・信楽にやってきた、絵が得意な女の子。名前は川原喜美子。両親と二人の妹との暮らしは貧しく、頑張り屋の喜美子は、幼いながらも一家の働き手だった。
15歳になった喜美子は、大阪で就職し、新たな出会いによって、さらに成長する。信楽に戻ったのちは、地元の信楽焼に惹(ひ)かれ、男性ばかりの陶芸界に飛び込む。陶芸家・川原喜美子を目指して奮闘する毎日が始まる。
やがて愛する男性と結婚し、二児を授かった喜美子。仕事も家庭も、と、まい進の日々が続く。だが、結婚生活は思惑どおりにはいかない。最愛の息子は陶芸の跡継ぎとなるも、やがて別離が。喜美子の人生は波乱万丈だが、その中で陶芸への情熱は変わらず、自らの窯を開き、独自の信楽焼を見いだす。
陶芸家として独立したものの、貧乏は相変わらず。だが、困った人を見捨てておけない彼女を、頼る者は後を絶たない。なかでも、喜美子の陶芸そして人柄に惹かれて集まった若者たちを、我が子同様に愛し、見守り、育てていく。
彼女がつらい状況にあるときに支えるのは、かつて助けた人たち。喜美子は陶芸の道に再び希望を見いだし、新たに絆を結んだ人たちとともに歩んでいく。

■タイトル『スカーレット』とは
緋(ひ)色のこと。伝統的に炎の色とされ、黄色味のある鮮やかな赤。
緋=火に通じ、陶芸作品に表れる理想の色のひとつである。
主人公の生業(なりわい)である陶芸では、窯をたく炎が勝負。熱く燃えるような、情熱的な人生につながる。

出典:https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/1000/314754.html

2019年9月30日からNHK総合にて放送開始された戸田恵梨香さん主演の連続ドラマ『スカーレット』の各話あらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。

第1週(1話~6話)ネタバレ

朝ドラ『スカーレット』第1週では、9歳の喜美子が滋賀県の信楽へとやってきます。
おてんばな喜美子と、お人好しで豪放磊落(ごうほうらいらく)な父・常治の人柄にクスリと笑えます。

第1週(1話~6話)あらすじ

第1話:川原一家、信楽へ

昭和22(1947)年 春。
のちに女性陶芸家の道を切り拓くことになる川原喜美子(戸田恵梨香/子役:川島夕空)は、9歳のときに、父・常治(北村一輝)と母・マツ(富田靖子)、そして上の妹の直子(やくわなつみ)とまだ赤ちゃんの百合子とで、琵琶湖近くの信楽(しがらき)へとやってきました。
それまでは大阪に住んでいたのですが、空襲で全てを失い、さらには戦後に始めた商売にも失敗してしまったため、常治が、かつて戦場の仲間であった大野忠信(マギー)を頼ってきたのです。

忠信にとって常治は、ただの戦友というだけでなく、命の恩人でもありました。そのため、妻の陽子(財前直見)とともに、何かと川原一家を気にかけてくれたのでした。

引っ越し当日、元気に走り回る喜美子は、忠信の一人息子・信作(中村謙心)に出会います。
信作は、元気ハツラツとした喜美子とは対照的で、気弱で無口な少年でした。
そこへ、地元の少年たちもやってきて、見慣れぬ喜美子を茶化してきました。これに怒り、ほうきを手にして反撃する喜美子。

喜美子は頭にかすり傷を負って帰宅しました。
すると常治が、かわいい娘に怪我を負わせるとは何事か!と、主犯格の少年・黒岩次郎(溝上空良)宅に乗り込みます。
すると、喜美子以上に酷い怪我を負った次郎が出てきて、すごすごと帰宅する常治。喜美子へ、道具(ほうき)を使って喧嘩したことを卑怯だと言い、女の子が喧嘩するなと強く叱り飛ばしました。

そんな厳しく躾ける常治でしたが、自分には甘く、借金があるのに、大事な生活費を酒につぎ込んでしまうことも。
仕方なく、金の工面のため、マツの着物を売りに大阪へと向かう常治。
その父の後ろ姿に「ちゃんと高く売ってくるんやでー!」と言いつける喜美子でした。

第2話:出会い

その日、信楽の小学校へ初登校する道すがら、たぬきを見つけた喜美子。
喜美子はたぬきを追い、その先で土を掘っていた慶乃川善(村上ショージ)という陶工に出会います。
信楽の土は良い土で、これを焼いて陶器を作るという。喜美子は、土がお金になるのか、と目を輝かせますが、慶乃川から仕事の邪魔だと厄介払いされてしまい、仕方なく学校へ向かうことに。

そうして転校早々、遅刻してしまった喜美子。
自己紹介を済ませた後、国語の授業中だったので、望月先生(前田絵美)から教科書を読むように言われます。喜美子はこれまで家事手伝いばかりで読み書きなどまともに習っていなかったため、漢字が全く読めず、皆をどよめかせました。
そんな喜美子に、放課後声を掛けてきたのが熊谷照子(横溝菜帆)。
照子は、この信楽で一番大きな窯元「丸熊陶業」のお嬢様。「アホでかわいそうな子だから、友達になってあげる」と言ってきました。その言い草が気に食わなかった喜美子は「忙しいから友達なんていらない」と断ってしまいます。
その帰り道、黒岩率いるいじめっ子たちにまた絡まれますが、常治の言いつけを守り、喧嘩せず、無視して帰宅する喜美子でした。

帰宅後、いつものように家事手伝いに奔走する喜美子。
「お腹すいた~」と駄々をこねる直子の相手もします。喜美子は、わがままを言ってマツを困らせる直子を窘めますが、泣かれるとあまり強くも言えませんでした。というのも、喜美子には直子への負い目があったのです。
大阪で空襲のあった日、親から任され、直子の手をひいて防空壕へと向かっていた喜美子。しかしあまりの人混みに、つい手が離れてしまい、直子は焼夷弾が降り注ぐ中、一人取り残される恐怖を味わいます。それがトラウマとなってしまった直子。
その当時のことを思い出しては涙する直子を、喜美子は懸命に慰めるのでした。

一方その頃。
大阪で着物を売って金を手に入れた常治は、また酒を買ってしまい、さらには物乞いにまで金を恵んでしまいます。
そんな折、路地裏で暴漢に襲われた一人の男・草間宗一郎(佐藤隆太)を助け起こしました。

第3話:給食は命綱や!

喜美子の通う小学校では、週2回の学校給食がありました。
といっても、それは家庭から持参したお弁当の補助食程度(味噌汁と牛乳だけ)。けれど懐の寂しい川原家では弁当を用意することができず、喜美子にとって給食こそが主食でした。

帰宅すると、常治が見知らぬ男・草間を連れて大阪から帰ってきました。
暴漢に襲われたという草間は、怪我自体は大したことなかったものの、心の病にかかり生気が抜けた状態。医師曰く、戦後はこういった者が多いという。
そのため常治は、心の養生のためにと自然豊かな信楽の家に連れて帰り、着物を売った金で買ってきた米や卵で、おかゆを振舞ってやれと喜美子に命じました。

たくさん食べさせてやりなさいという常治の意向で、草間の茶碗に、おかゆをなみなみと盛る喜美子。
それに比べ自分の茶碗には、ほんの少しのおかゆ。喜美子はそれを大切に味わいます。
一方元気のない草間は、躊躇いがちに一口だけ食べます。そんな草間の、数少なく発せられた言葉の聞き慣れないイントネーションに「どこの国のひと?」と尋ねる喜美子。
草間は、東京で生まれ育ち、大学は関西。その後は、終戦まで満州鉄道で働き、そして最近なんとか日本へ帰って来れたとのこと。
そんな複雑な経歴を言い当てたかのような喜美子に「君は鋭いね」と言う草間。そのスマートな言い方にキュンときてしまう喜美子でした。

しかし後日、居候の草間が増えたことで、給食費が出せないかもしれない、とマツから聞かされた喜美子。
給食は喜美子にとって命綱。それだけは死守しなければと、草間には早々に元気になって家を出てもらおうと、話をつけに行きました。

一方、忠信の口利きで、丸熊陶業の仕事を紹介してもらった常治。
社長の熊谷秀男(阪田マサノブ)に挨拶をし、火鉢の運送に精を出します。

第4話:陶芸家はあかん

草間を探しに出た喜美子。
土堀をしている慶乃川と話し込んでいるのを見つけます。
草間は、信楽の土に興味を示し、その土を「あったかい感じがする」と称賛。これに気分をよくした慶乃川は、仕事で火鉢を作るほかに、趣味で茶碗も作っていると明かします。
すると、草間と喜美子は慶乃川の作品を見たいとせがみ、自宅へお邪魔することに。

満州にいるとき、美しく絵付けされた陶磁器の大皿を見て感銘を受けたという草間。慶乃川の自宅に並べられた作りかけのものに、興味津々な様子で目を走らせます。
その後間もなくして、照れながら自作の茶碗を披露した慶乃川。それを見た喜美子は「これ歪んでるやん!色も剥げてるし」と酷評。これに「やっぱりアカンか~」と笑いながら肩を落とす慶乃川でした。

その夜、草間は、慶乃川の作品をこき下ろした喜美子を窘めます。
「ひどいのは作品じゃなく君の心だ。ああいう態度はいけない。一生懸命作った人に失礼だ」と。

喜美子は反省し、翌日、慶乃川の自宅を訪ねて謝罪することに。
すると「わざわざええのに」と笑って許す慶乃川。自身でも、陶芸家としての才能が無いことを自覚しており、喜美子の言うことはもっともだと言う。近いうちに陶工も引退して、これからは田舎で畑仕事しながら細々と暮らすとのこと。
そして喜美子へ「陶芸家はあかん。全然金にならへん」と忠告します。
これを素直に聞き入れ、「金にならんことはしません」と宣言する喜美子。自宅を引き払うという慶乃川から、使わなくなった紙を貰い受けました。

その後、大野雑貨店の陽子からも絵具を譲ってもらい、「紙芝居が見たい~!」と駄々をこねていた直子のために絵を描き始める喜美子でした。

第5話:川原家の家訓

喜美子の絵を見て「上手だね」と感心する草間。
喜美子は草間に褒められて嬉しくなると、さらに熱中し、学校を行くのも忘れて絵描きに没頭してしまいます。

その夜、大野家で酔い潰れた常治を迎えに行く喜美子。
学校に行かなかったのがバレて、あわや常治に怒られるかと思いきや、「おなごに学問は不要。それが川原家の家訓や」と言われ、安堵するのでした。

翌日も、学校へ行ったものの授業中も絵描きに没頭します。
これを望月先生に注意されますが、喜美子は常治が言っていた川原家の家訓を持ち出し、開き直りました。

帰宅後、直子やマツ、草間の前で、完成した紙芝居を得意気に披露する喜美子。
「一人10銭な」などと一人前にお金を要求します。
そうして披露された紙芝居には、身近な情景(琵琶湖や、道端に置かれたたぬきの置物、直子のふとした笑顔)が描かれていました。そのどれもが味のある素晴らしい絵で、心から称賛の拍手を送る草間とマツ。一方、直子は、紙芝居なのにストーリーが全く無いことに不満を漏らします。

するとそこへ、常治がものすごい形相でやってきました。
働き先の丸熊陶業で、照子が父であり社長の秀男に、喜美子の学校の様子(読み書きができない。それを良しとする家訓があるなど)を言いつけて、笑われていたのです。
そこで、このままではイカン!と、急ぎ帰宅した常治。家訓をいとも容易く覆し、「お前には何の取柄もないんだから、せめて勉強せえ!」と喜美子に命じます。
すると、これに異議を申し立てる草間。この絵を見てください、と。
しかし常治は、喜美子の絵を取って見るも「こんなのただの落書き。腹の足しにならん」と一蹴。喜美子に、照子に教えてもらうよう話をつけてきたから、と今すぐ勉強するよう催促します。
喜美子は、描いた絵を投げ捨てると「わかった」と言い、照子の自宅へと向かったのでした。

照子から、理科の教科書でじゃがいもやサツマイモの作り方を学んだ喜美子。
すっかり元気を取り戻し、これを自宅で栽培しようとマツに提案します。マツは「いいわね」と相槌を打つと、草間が家を出て行ったことを伝えます。紙芝居代として幾ばくかのお金も置いてくれたから、これで給食費も払える、と。そして、喜美子宛の走り書きも手渡しました。

喜美子はそれを受け取ると、一人外に出て、草間が書いたものに目を走らせます。
そこには、喜美子への感謝と別れの言葉が綴られていたのですが、漢字が読めず殆ど理解できません。虚しさと寂しさに涙する喜美子でした。

第6話:照子の淡い恋

昭和22(1947)年 冬。
信楽に来て半年が経った頃、川原家に電気が通りました。
そして、薪風呂も設置。風呂焚きは喜美子の仕事で、常治に「熱い!」「冷たい!」と文句を言われながら、丁度良い薪のくべ方を模索し、今では玄人並みの腕前に。
庭に作った畑の世話も喜美子の仕事で、大根など作物も増え、収穫もできるようになりました。

そして、漢字も読み書きできるようになった喜美子。
照子はそれは自分のおかげだと主張すると、その見返りとして、信作へ手紙を渡してほしいと要求。照子は信作へ恋をしていたのです。
手紙には「墓地で待ってます」と書かれていました。逢引は人気の無いところ、すなわち墓地が定番だと思い込んでいる照子。実際、年の離れた兄が生前、墓地で女の人と会っていたのを見ていたという。
その兄は、戦時中、学徒出陣で帰らぬ人となり、今はその墓地に眠っていました。そして今日はその兄の誕生日で、例年、信作と墓参りをしていたという。
けれど、信作は「考えるとしんどいから、もうやめたい」と喜美子に伝言をお願いすると帰ってしまいます。
仕方なく、照子は喜美子と二人で墓参りすることに。
その後、信作が来てくれたなら、こういうことをやりたかったと、喜美子相手にデートのシミュレーションをする照子。これにすっかり気分が高揚した照子は、友達になってあげる!とまたもしつこく催促してきて、それを適当にあしらう喜美子でした。

帰宅すると、家の中が物々しい雰囲気に。
大阪から借金取りの本木(武蔵)と工藤(福田転球)という強面の男が来ていたのです。
しかも、常治は問屋の集まりに出ていて、来週明けまで不在。
どうしよう、と震える喜美子でした。

第1週の感想

40代女性

ドラマ大好きうさうさ

負けん気の強い喜美ちゃんが、とにかくかわいくて面白い!
理屈抜きで応援したくなりました。
そして、情に厚い豪放な父・常治も。お金が無いのに飲んだくれたり、早とちりしたり、見栄っ張りで、そのしわ寄せで喜美子たちに苦労掛けたりと、どうしようもないお父さんだけど、でも憎めない!
北村一輝さんが、また絶妙に、コミカルでチャーミングに演じてくれてます。だから魅力が倍増!
北村一輝さんは、「昼顔」等で見せていたセクシーさや、社会派ドラマ等で見せるシリアスさ、そして「ATARU」や今作で見せてくれるコメディの顔と、ほんと演技の振り幅が広くて、大好きな俳優さんの一人です。
これからも喜美ちゃんと常治の笑えるやり取りに期待!

なっちゃんに続き、また絵の才能に恵まれた喜美ちゃん。
お父さんの常治も、なっちゃんのお父さんのように、実は上手かったりするんでしょうか。
絵の才能があるのって、ほんと羨ましい!
今後の喜美ちゃんの作品が楽しみです。

主題歌の、Superflyが歌う「フレア」は、あの喜美ちゃんにぴったりですね!
明るく前向きで、さわやかな元気をくれる歌。
この先半年間、私も、朝はこれを聞いて一日のはじまりの元気をもらおうと思います!

第2週(7話~12話)ネタバレ

朝ドラ『スカーレット』第2週では、15歳まで信楽で暮らした喜美子の少女時代の模様が描かれます。
草間と再会し柔道を学んだり、借金取りや照子の人さらい騒動があったり。そうして成長した喜美子は、就職に際し、別れのときを迎えます。

第2週(7話~12話)あらすじ

第7話:借金取りがやってきた

昭和22(1947)年 冬。
大阪から借金取りの工藤(福田転球)と本木(武蔵)が、川原家にやってきました。
マツ(富田靖子)から風呂を沸かすよう頼まれた喜美子(川島夕空)は、わざと温度を上げて借金取りを追い払おうと目論見ます。しかし、入浴中の工藤から話を聞くうちに、工藤の言い分ももっともで、見た目ほど悪い人ではないと悟った喜美子は悪戯はやめることに。

居間に戻ると、本木がゆで卵を美味しそうに頬張っていました。
それを見た直子(やくわなつみ)が、自分も欲しいと強請ります。喜美子は頭を下げて「一個だけでも妹のために残してやってほしい」とお願いしますが、全く聞き入れてくれない本木。
そんな本木に直子は食って掛かり、ゆで卵を奪って外へと逃げ出します。それを追った本木は、直子を捕まえて羽交い絞めにしてしまいます。
万事休す、といったところで通り掛かった草間宗一郎(佐藤隆太)。本木を直子から引き剥がすと、背負い投げしてお灸を据えたのでした。

草間は、半年前に川原家を出ていった後、通訳の仕事を見つけ、ある程度お金が貯まったから、近いうちに東京へ戻るとのこと。その前に、お礼挨拶のため、改めて川原家にやってきたという。
草間は、工藤らに借金の返済にと1000円を渡し、帰らせました。

一方、大金(800円)をはたいて大野忠信(マギー)から購入したラジオを抱えて帰宅の途につく常治(北村一輝)。
そこで工藤らと出くわし、草間から借金の一部を返してもらったと聞きます。すると常治は、引き返して、忠信に、ラジオと、さらには喜美子たちへの土産に買った可愛い手袋とを合わせて850円で買い取ってもらったのでした。

そして帰宅した常治は、草間に、850円と手持ちの30円を全て渡そうとします。
草間は、川原家には恩があるからと遠慮しようとしますが、それを良しとしない常治。何がなんでも全額返そうと、差額の分までどうにかできないかと家中を探し回ります。
そんな躍起になる常治に「草間さんがいいと言ってるんだから、差額くらいいいじゃない」と言い募る喜美子。しかし、どんな些細な額でも施しを受けることを嫌う常治は、つい喜美子の頬を打ってしまうのでした。

第8話:女にも意地があるんじゃ!

頬を打った常治に「なんで!」と問う喜美子。
常治は「男の意地じゃ!女にはわからん」と返します。

常治の言い草に引っ掛かりを感じた喜美子は、その夜寝ずにその意味を考えました。
そうして、朝、その答えを見つけ、常治に話を聞いてもらいます。

先日、紙芝居を見に直子と一緒に行った日のことを。
その日は、お金と引き換えにポン煎餅が配られていたのですが、喜美子たちは手持ちがなく、「せめて直子だけでも貰えないか」とお願いしても、聞き入れてもらえませんでした。これを見た周りの子たちは「お金が無いのに厚かましい!」と囃し立てます。
ただ、紙芝居を見るだけだったらお金が無くてもいい、とおじさんが言ってくれました。けれど喜美子は見たい気持ちを抑えて、帰ってしまったのです。

この時の気持ちが、常治の言う「意地」だと気づいた喜美子。
「女にも意地と誇りはあるんじゃ!」と高らかに宣言します。

これを傍で聞いていた草間は、昨日、喜美子が柔道を学びたいと言ってきたことを思い出します。
その時は、女の子が柔道を学ぶことに躊躇いがあったのですが、その考えを改め、東京行きを少し遅らせて、喜美子のために柔道教室を開くことに。
これに喜美子は大喜び。大野信作(中村謙心)など近所の子供たちにも呼びかけます。すると、やんちゃな黒岩次郎(溝上空良)や、丸熊陶業のお嬢様・熊谷照子(横溝菜帆)も参加したいとやって来ました。

そうして喜美子たちは、草間の指導の下、柔道の心得を学んだのでした。

第9話:叶えたい夢

冬休みの間も、草間に柔道を習う喜美子たち。
厳しい練習に筋肉痛がツラいとぼやくことも。けれど、普段、日本舞踊や三味線など数多くの習い事で鍛えられている照子は、こんなのへっちゃらだという。そんな照子の将来の夢は、婦人警官になること。当時、女性が警官になることは珍しく、新聞に載るほどの偉業でした。

一方、子供たちが柔道を学んだことで、喧嘩が少なくなり、礼儀正しくなったと喜ぶ親たち。
彼らはそのお礼にと、草間に礼金を出そうとしますが、草間はそれを受け取ろうとせず、代わりに、ラジオがほしいと願い出ました。
それは、常治が買って帰ろうとしたラジオ。皆は費用を出し合って、「このラジオ、草間さんのために家に置いてあげて」と常治に渡したのでした。

直子は居間にラジオが来たことを喜ぶも、喜美子はそれ以上に、草間が東京に行ってしまうことがショックで表情を曇らせます。
なぜ東京に行かねばならないのか、と草間に理由を問いました。
草間は「4年前に満州から日本に帰した奥さんを見つけるため」と答えます。すると「4年も見つけてやれないなんて、奥さんカンカンやで!」と返す喜美子。
その反応に草間は、驚いたような嬉しいような、複雑な表情を見せます。普通、満州から帰国して4年も見つからなければ、亡くなったと思い、「諦めたほうがいい」と言われるのが常でした。
けれど、生きていると思ってくれた喜美子。それが嬉しかった草間は、「奥さんを見つける夢、叶えてみせる」と力強く誓ったのでした。

第10話:人さらい騒動

朝、道場で練習していると、照子の母・和歌子(未知やすえ)が鬼気迫った顔で「照子がいなくなった!照子を知らない?」とやってきました。
なんでも、ちょっとした喧嘩をしてしまい、いつもならすぐに戻って来るはずが、なかなか帰ってこないという。
しかも近頃は、草津のほうで12歳の少女が見知らぬ男に連れ去られるという物騒な事件も。まさか照子も誘拐されたのではないかと心配していました。
そこで、道場の練習は早々に切り上げ、草間たちも探しに出ることに。喜美子ら子供たちは家に帰りました。

すると、警官(森乃阿久太)が信作の母・陽子(財前直見)と共に家にやってきました。物陰には、忠信の姿も。
警官は、落とし物の赤い手袋の持ち主が見つからないから、喜美子と直子に使ってほしいという。これは、忠信が常治から買い取った手袋を、本来プレゼントされるはずだった喜美子と直子に渡すための芝居でした。
喜美子は本当に貰って良いものかと躊躇いましたが、警官と陽子たちに気圧されて受け取ることに。
喜美子たちは、その手袋の可愛らしさとあったかさに大喜びし、その手で常治の頬を温めてあげたのでした。

その後も、行方知れずの照子が心配な喜美子は、照子の無事を祈るため、神社にお参りすることに。
そこで、不審な男(八田浩司)から逃げている照子と遭遇。
喜美子は果敢にも男に立ち向かいます。けれど、男は不審者ではなく、家を飛び出した照子を連れ戻すために追い掛けてきた丸熊陶業の陶工・西牟田だということが判明。
人さらいだと思われたこの事件、結局は照子の家出だったというオチで幕を閉じました。

そして冬休みが終わり、草間が信楽を去る日がやってきました。
喜美子は、草間と再会を約束します。
そして、餞別にと自作のたぬきの信楽焼を持参した慶乃川善(村上ショージ)や、続々と集まってきた柔道の生徒とその親たちと共に、草間を送り出したのでした。

第11話:15歳の喜美子

昭和28(1953)年 2月。
喜美子(戸田恵梨香)は15歳となり、この春から丸熊陶業への就職を予定していました。
一方、信作(林遣都)は高校進学を予定しているのですが、勉強嫌いなため、中学を卒業して働きに出る喜美子を羨みます。

就職に先立ち、丸熊陶業の社長・秀男(阪田マサノブ)へ挨拶に出向く喜美子。
すると、秀男から「就職の話は無かったことに」と言われてしまいます。
秀男は、娘の照子(大島優子)が世話になっているから雇おうとしたものの、男ばかりの職場に15歳の少女はさすがに厳しいだろうと、周囲から強い反発があったという。
秀男は誠心誠意謝罪し、両親へも改めて挨拶に伺うと約束したのでした。

一方、丸熊陶業ほどの大手(日本の火鉢はほとんど信楽で作られ、丸熊陶業はその信楽の中で一二を争う大会社)に喜美子が就職できたとあって、気持ちが大きくなった常治は、また新しい商売を始めようと、失職して路頭に迷う男二人を気前よく雇おうとします。
さらには、近所のお母さん方が自宅に集まり、就職祝い用の洋服を仕立てようと盛り上がったり。そんな、喜美子の就職を喜ぶみんなの前で、なかなか就職話が無くなったことを切り出せない喜美子でした。

そんな中、忠信と祝杯をあげていた常治。
そこに西牟田がやってきて、事情を全て聞きます。自宅にも秀男がやってきて、マツも知ることに。

その後、常治はふらっと姿を消してしまいます。
再び家に戻ってきたのは、数日後のことでした。
常治は「口約束はあかん。今度は一筆書いてもらった」と言うと、一通の封書を喜美子に手渡します。
それは、常治曰く、いとこの荒木さだ(羽野晶紀)が大阪で経営している「荒木商事」で、雇うという誓約書でした。
喜美子は、春から働けることに喜ぶも、大阪という遠い地に驚きました。

第12話:うちは信楽の子や!

遠い地での就職先に虚を衝かれるも、笑顔で「わかった」と答える喜美子。

翌日、寺岡先生(湯浅崇)が自宅にやってきました。
寺岡は、喜美子の絵の才能や学力の高さを買っており、ぜひ高校進学をと勧めにきたのです。そのためならば一肌脱ぎ、奨学金も貰えるようにすると。
けれど常治は「この春から男二人雇うことになり、さらに家計は苦しくなる。喜美子には働いて仕送りしてもらわないと」と、進学の話を断りました。

中学の卒業式を迎え、その帰り際、照子(大島優子)に呼び止められた喜美子。
照子は、親に丸熊陶業を継ぐように言われ、婦人警官になる夢を諦めたという。このままずっと信楽で暮らしていくのに、喜美子がここを去るのが許せないと立ちはだかってきたのです。
「もし大阪に行くのなら、うちを倒してから行きなさい!」と。

喜美子はそれに応えるべく、柔道で決着をつけることに。
信作に柔道着を持ってくるよう指示すると、二人は道場へ。
道場へ着くなり、気が逸る照子はさっそく挑みかかってきました。対峙する二人。しばらく互角の勝負をみせるも、最後は、喜美子が華麗な大外刈りをお見舞いしたのでした。

照子は負けた後も「大阪行ったらアカン!信楽捨てるんか!」と詰り、「友達はあんただけ。あんたが信楽を去ってしまったら、うちは一人ぼっちや」と泣き出しました。すると喜美子は、ことさら明るく笑いながら、泣きじゃくる照子の頭を撫でたのでした。

その夜、喜美子は風呂の薪をくべながら、常治に話かけました。
「うちはもう信楽の子。このまま信楽でみんなと一緒に暮らしていきたい。大阪に行きたくない!」と。
喜美子にしては珍しく、泣きながら、今まで飲み込んできた本音を吐露したのでした。けれどそれを受け入れてやれない常治は、代わりに、喜美子が初日に出会ったというタヌキの道の先にある、夕日が美しい丘の話をします。

翌日、喜美子はそこへ行くと、その景色の美しさに息を飲みます。
そして、その場に落ちていた信楽焼の破片を拾い、それを旅のお守りにするのでした。

第2週の感想

40代女性

ドラマ大好きうさうさ

今週、いっきに成長した喜美ちゃんたち。
子役の川島夕空ちゃんたちが、めちゃくちゃ可愛くて、そして演技も素晴らしく上手で、それをもう見られないのかと思うと、ちょっぴりさみしい。
ワガママな直ちゃんも、愛おしく思えた矢先だったんですけどね。
「りんごとぉ~おミカンとぉ~空からいっぱい降ってくんねん」と、喜美子に紙芝居の絵を強請る口調がものすごく可愛かったです。
何かと喜美子を困らせる直ちゃんですが、憎めない!

憎めないといえば、照ちゃんも。
本人、「性格悪くて友だちできない」と言ってましたが、あんなに真っすぐで純粋な子、そうそういないですよね。ほんといい子。…ただ、素直に言葉に出すのが苦手なだけで。でも、そんなところも愛おしい。そして大島優子ちゃんも可愛らしい!
照ちゃんにあそこまで言われる喜美子が羨ましいくらいです。

そして、草間さんもカッコよかった!
草間が立て替えてくれた千円は、今でいう二万~三万五千円相当とのこと(諸説あり)。サクっと出すにはなかなかの額ですよね。
礼を重んじる柔道を愛するのも草間さんらしい。
別れ際、多くの人が集まってくれたことに(慶乃川さんまで!)、その人望の厚さを感じました。
今度、喜美ちゃんと再会するのは、いつになるのかな。
その時もまた、ヒーローのように、困った喜美ちゃんを颯爽と助けてくれること間違いなし!ですね。

第3週(13話~18話)ネタバレ

朝ドラ『スカーレット』第3週では、出稼ぎのため大阪へとやってきた喜美子が、荒木荘で女中として働くことに。
元女中の大久保のぶ子(三林京子)との、まるで嫁と姑のようなバトルが見ものです!

第3週(13話~18話)あらすじ

第13話:喜美子、大阪へ

昭和28(1953)年 春。
6年ぶりに、一人で大阪にやってきた川原喜美子(戸田恵梨香)。
就職先の荒木商事の荒木さだ(羽野晶紀)社長との待ち合わせ場所に立つも、一向にやって来ないので、警察官(大久保正道)に聞いて、直接職場に伺うことに。

すっかり約束を忘れていたさだは、喜美子に詫びを入れて、改めて自己紹介をしました。
戦後の女性ファッションの変化に目をつけたさだは、親から継いだ会社を、ブラジャーなどの女性下着デザイン会社に変え、自らもデザイナーとして活躍しているという。常治(北村一輝)とは、母方の遠い親戚で、実はほとんど面識がありませんでした。そのため、さだは喜美子を雇うことに前向きではなかったのですが、土下座して頼み込む常治に絆され雇うことに。
とはいっても、まだ小さい会社で、3人の従業員で十分仕事が回ってるため、喜美子には「荒木荘」の女中をしてほしいという話でした。

荒木荘は、さだの実家を改装した、こじんまりとした下宿屋。
元女中の大久保のぶ子(三林京子)が手伝いにやって来てました。さだは、大久保に喜美子を紹介すると、先に部屋に行っといてと促します。
指定された部屋にいくと、窓の修理をしていた下宿人の医学生・酒田圭介(溝端淳平)の姿が。喜美子は、てっきりこの青年と相部屋なのかと勘違いし、「すみません、部屋の半分使わせて頂きます」と恐縮しながら挨拶しました。すると「可愛いらしいなぁ」と笑って、修理してただけだと勘違いを解く圭介。
すぐにさだもやってきて、ここが喜美子専用の部屋で、食事は賄い付きだと説明します。
喜美子は、食事付きで、しかも初めての一人部屋だということに大感激し、部屋中を転げ回ります。すると勢い余って、部屋を隔てるふすまに当たり、隣の部屋へ押し倒してしまいます。
いきなりふすまの下敷きになってしまった隣人・庵堂ちや子(水野美紀)は、布団の中で呻くと、気だるげに起き上がりました。

その騒ぎを台所で聞いていた大久保は「あんな子どもに女中は任せられない」と、さだに苦言を呈するのでした。

第14話:あんたには無理や!

布団から起き上がったぼさぼさ頭の女性・庵堂ちや子(水野美紀)は、呆然と喜美子を見つめると、また布団へ潜り込んで寝入ってしまいました。

その後、さだから話があると呼び出された喜美子。
大久保曰く、ここの女中の仕事は、若すぎる喜美子には勤まらないというのです。しかし喜美子は、幼い頃より家の手伝いをしてきたから炊事洗濯全部できる、精一杯頑張るからと猛反論。
すると大久保は、3枚の皿を取り出して「一枚は家族のために磨いた皿、もう一枚は仕事のために磨いた皿、最後の一枚は家族仕事関係無しに心を込めて磨いた皿。どれが一番きれいな皿だと思う?」と問いかけました。喜美子は迷いながらも、最後の皿を指差します。
大久保は「やっぱりアカンわ」と言うと、答えは、どれも同じだという。というのも、どんな気持ちで磨こうと皿は磨けば綺麗になる。一生懸命やったかどうかなど関係ないというのです。そして、家事というのは、誰にでも出来ると思われている仕事。誰に褒められるわけでもなく、家にいた時のように母親に感謝されることもない。それでもやっていけるのか、と疑問を呈する大久保。
さらには、初日早々、隣人に迷惑をかけたことを話題に上げます。ちや子は新聞記者をやっており、不規則で忙しい生活の中、束の間の休息をとっていたという。その睡眠を邪魔したとあっては、世話人失格だと。これには何も言い返せない喜美子でした。

喜美子は、大久保からお詫びの手紙と現金を持たされ、明日にでも信楽へ帰るよう言われてしまいます。
その夜、食事を出されたものの、まったく箸が進まない喜美子。そんな元気のない様子を心配したさだや圭介は、自分のおかずを分け与えます。それを一口食べた喜美子は、その美味しさに感動します。すると、切ない気持ちとは裏腹に、もりもり食べてしまう喜美子でした。

食事の後、帰り支度で鞄を開けると、入れた覚えのない手拭いと沢山の返信用葉書、そして母・マツ(富田靖子)からの手紙を見つけます。
手紙には、喜美子を応援してくれている近所の大野陽子(財前直見)たちが餞別として返信用葉書を用意してくれたこと、「汗が沁み込んだ臭い手拭いを嗅いだら、弱音も吐けなくなるだろう」と、わざと洗わずに自分の手拭いを入れさせた父・常治(北村一輝)のことが書かれていました。
喜美子は、その手拭いを顔に当てると、何度も吸い込み「臭い~!」と顔を歪めて涙を零したのでした。

第15話:荒木荘での一日

翌朝、玄関に正座して、大久保がやってくるのを待つ喜美子。
渡された詫び状とお金を返して、再び「ここで働かせてください!」と懸命にお願いします。
けれど、大久保はなかなか聞く耳を持ってくれず、食事に集まってきた、さだやちや子、圭介も巻き込んで、話を聞いてほしいと言い募りました。その必死な様子に耳を傾ける一同。

昨日、大久保の言っていた「家事なんて誰がやっても同じ。誰でもできる」に異を唱える喜美子。大久保が今までやってきたことは、誰にでもこなせる簡単なことではなく、食事も、大久保だからこそ出せる美味しさがあった、それを尊敬しているという喜美子。だから自分は、そんな大久保に少しでも近づけるよう働き、そしていつかは「あんたにしかできない」と認められて、大久保に「参りました」と言わせたい!という気概を見せました。
この意気込みに「アホらしい」と言い捨てる大久保。しかし、圭介らに頼まれていたお茶の急須と湯呑を、わざとテーブルに置いたまま台所に戻りました。これに目配せして喜美子に知らせる圭介たち。
すると喜美子は「わたしがお茶淹れてもいいんですか!」と、ようやく大久保の意図を汲み取り、大久保たちへ感謝したのでした。

こうして、喜美子の荒木荘での女中生活が始まりました。
朝は4時半に起き、玄関口や廊下の掃除、朝食の準備、ただし住人皆の生活リズムはバラバラなので、都度それに合わせて用意し、お弁当も必要あれば作って持たせます。皆を見送った後、洗濯し(これも其々分けて)、食事の買い付けなどして、また夕飯の準備に取り掛かります。自分の食事は、その合間に摂ります。あまりの忙しさに、落ち着いて座る時間もありません。
全ての家事が終わるのは夜遅く、その頃にはもうクタクタ。それでも喜美子は弱音を吐くことなく、マツへ「楽しいでー!」と手紙を送ったのでした。

そして、妙な下宿人との出会いも。
荒木荘には、さだ、ちや子、圭介のほかに、もう一人いました。田中雄太郎(木本武宏)という、元市役所勤めで、今は何をやっているのかわからない謎の男。数日間、部屋に閉じ籠ってしまうことも。
喜美子が挨拶に伺ったときは、妙な一人芝居を披露してきて、その面白さがツボにはまり、笑い転げる喜美子でした。

第16話:信楽からのエール

荒木荘には黒電話が置かれており、この時代、まだ各家庭に電話は普及していなかったため、近所宛の電話も荒木荘で受けていました。
そのため、電話の受け答えも指導される喜美子。
押し売りの電話もあるため、舐められないように、ちゃんと大人っぽい声で品よく対応するように言い含められます。

一方その頃。
喜美子からの手紙を受けたマツは、ご近所の陽子たちにもその近況を伝えました。
熊谷照子(大島優子)は、大阪生活を「楽しい」という喜美子に対抗心を燃やし、さも高校生活を謳歌しているような笑顔の写真を大野信作(林遣都)に沢山撮らせて、喜美子へ送ります。

常治は、いつものように従業員の保(中川元喜)と博之(請園裕太)を連れて飲んだくれ、酔い潰れたところを忠信(マギー)に介抱されます。
忠信の家に連れられた常治は、その店先に置かれた黒電話を目にすると、吸い寄せられるように受話器を取って荒木荘へと電話をかけました。
喜美子の声を聴いた瞬間、感極まって嗚咽してしまう常治。それを悟られぬよう、受話器を手で覆います。そのせいで、何も声が聞こえず不審に思った喜美子に切られてしまい、結局、一言も交わすことができませんでした。
けれど電話が切れた後も常治の涙は止まらず、「頑張れ、頑張れよ、喜美子」と繰り返し呟いたのでした。

後日、照子からの、高校生活を自慢した手紙を受け取った喜美子。
照子らしい、と微笑ましい気持ちに。
その後、帰宅したちや子と、信楽から大阪に出たときの話をして、旅のお供に持ってきた信楽焼の破片を見せました。すると「もしかしたら価値のある焼き物かもしれない」と言うちや子。新聞社に持っていって鑑定してもらう?と尋ねます。
これに目を輝かせながら「はい!」と答える喜美子でした。

第17話:はじめてのお給金

喜美子が荒木荘にきて、一か月ほど経った頃。
仕事も大分覚え、時間にも余裕が出てきました。その余った時間で、住人の棚の名札を作ったり、ペン立てを千切った包装紙で綺麗にデコレーションしたりと、工夫を凝らす喜美子。圭介たちから好評を得ます。

しかし、大久保はそれを快く思わず「そんな暇があるなら」と、破れたストッキングの修繕を命じました。しかも段ボール一杯に入った大量のストッキングを。
喜美子は「これは荒木荘の仕事ですか?」と疑問を呈しますが、大久保は「できるか、できないのか、どっちや」と迫るばかり。その気迫に負け「できます!」と答えてしまう喜美子でした。

けれど、ストッキングの修繕作業は細かく、神経をすり減らすばかり。その疲れで、朝寝坊してしまうことも。
それでも、次から次へと段ボールに入った破れストッキングを持ってくる大久保。ウンザリした喜美子は、枕を大久保に見立て、それに柔道技をお見舞いしてストレスを発散させたのでした。

後日、お弁当を届けるため、さだの勤め先を訪れた喜美子。
下着ショーが近いということで、若い女性たちが華やかにメイクしていました。その下着ショーに「お休みを出すから、ちや子さんと一緒に来てね」と誘うさだ。そして、今月分のお給料を喜美子に渡しました。

心躍るようにして喜美子は部屋を出ると、給料袋を開けます。
当時、大学生の初任給が6000円程と言われる中、入っていたのは千円札一枚だけ。「たったこれだけ…」と不満を零す喜美子。
すると、さだが「言い忘れてた」と喜美子を呼び止めました。今は見習いだから、その金額なのだという。大久保がいなくなって一人で切り盛りできるようになったら、大久保に渡してる分も全て喜美子に渡すから、そうしたら一人前のお給料になるとのこと。

これを聞いた喜美子は、その夜も、大久保に見立てた枕に寝技を決め、苛立ちを発散させたのでした。

第18話:わたしに引き抜き話?!

喜美子からの初めての仕送りが、川原家に届きました。
家族の皆が揃って、届いた現金書留の前で正座し、喜美子へ感謝しながら、常治が封を開けます。全額仕送りするという約束だったので、それなりの金額が入っているだろうと期待します。しかし、入っていたのは千円だけ。がっくりと肩を落とす常治でした。

その頃、大阪では。
荒木商事主催の洋装下着ファッションショーに行く日の朝、陽子たちに餞別で貰ったよそ行きの可愛らしい洋服に着替える喜美子。けれど、これに合う靴が無いからと服装を迷っていると、普段のお礼にと、ちや子が自分の靴を貸してくれました。

取材も兼ねているちや子は新聞社に寄り、ついでに、信楽焼の破片の鑑定もしてもらおうと、喜美子もそれについて行くことに。
ちや子の働き先は「デイリー大阪」という夕刊紙を発行している新聞社。
上司の平田昭三(辻本茂雄)に破片を渡すと、興味深くそれに見入ります。すると、大学の先生に詳しく見てもらおうという話になり、平田に破片を預けることにしました。
平田は、焼き物が好きらしく、九谷焼や有田焼の湯呑など何種類か持っていました。それを見た喜美子は、湯呑の汚れが気になってしまいます。そこで「気になるから洗わせてください」と願い出る喜美子。すると、周りの社員たちからも、我も我もと汚れた湯呑を渡されます。そして、ちや子からも。それを快く受け、ついでにしっかり掃除までしてしまう喜美子でした。

その後、ファッションショーを見た喜美子は、その華やかさに魅入ります。

ファッションショーの後は、喜美子が前に道端で貰ったチラシ(珈琲無料券)の歌える喫茶「さえずり」へ立ち寄りました。
そこで、謎の下宿人・雄太郎が何食わぬ顔で歌声を披露しており、驚く喜美子。
一方、ちや子は早々にファッションショーの記事を書き上げ、新聞社へ電話をします。その電話の後「引き抜きよ!」と言って、喜美子に迫るちや子。今朝、手際よく片付けをした喜美子の能力と人柄が買われ、なんと、今の5倍の給料で雇いたいというのです。
この申し出に、目を丸くする喜美子でした。

第2週の感想

40代女性

ドラマ大好きうさうさ

「家事というのは、誰にでも出来ると思われている仕事で、誰に褒められるわけでもなく、とくに感謝されることもない」
この台詞に、よくぞ言ってくれました、大久保さん!ほんとそれ!と共感してしまいました。
ちょっとでも褒めてくれたり、感謝してもらえたなら、やる気が出るんですけどねぇ。

そんな主婦の気持ちを代弁してくれた大久保さん、でもその後の所業が、まるで鬼のよう…。
束の間の休息すらも、大量のストッキング修繕に充てろなんて。
喜美子がやってた工作は「暇」じゃなくて「大事な休息なんだよー!」と言ってあげたかった。
…あ、でも実際に大久保さんを目の前にしたら、怖くて何も言えなくなっちゃいそう。

大久保と喜美子のやり取りは、まるで嫁と姑みたいで、クスっと笑えることも。「大久保ぉ~!」と叫んで枕を投げ飛ばす喜美ちゃん、面白かったです。

荒木荘の女中になるのは滅茶苦茶大変そうだから、なりたくない…と思いますが、でも住人にはなってみたい!
行き届いた掃除、住人個々の好みに合わせたきめ細やかな食事、蒸し器を使ってふっくら温め直してくれる心遣い。全てが心地よい、まるで天国のよう。
ちや子や圭介たちが羨ましいです。

第4週(19話~24話)ネタバレ

朝ドラ『スカーレット』第4週のあらすじネタバレは、2019年10月21日(月)8:00からの第4週(19話~24話)放送終了後に追加します。今しばらくお待ちくださいませ。