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『サギデカ』5話(最終回)のネタバレ感想!今宮と加地の正義と廻谷の正論?正しい答えとは?

2019年9月28日に放送されたドラマ『サギデカ』5話(最終回)のネタバレを含むあらすじと感想を、放送後にSNSで最も注目を集めた出来事を含めてお伝えします。

ついに最終回、拉致された加地から今宮のスマホに連絡が!
今宮と手塚らは、番頭、そして首魁に辿り着くことが出来るのか…。

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この記事には、『サギデカ』5話(最終回)のネタバレが含まれています。まだご覧になっていない方は、「U-NEXT」で過去の放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

『サギデカ』最終回のあらすじネタバレ

木々に覆われた屋敷の敷地内で血痕が途絶え、側に加地颯人(高杉真宙)の音楽プレーヤーが落ちていました。
通報した警部補・今宮夏蓮(木村文乃)は、動揺するあまり現場の状況を正確に伝えられず、警部補・森安真悟(眞島秀和)が代わります。
一方、首魁・桑原傑(田中泯)は、口利きする国会議員が見つかったと、起業家・廻谷誠(青木崇高)に伝えます。

捜査二課は、この日の捜査を一旦終了します。
現場の別荘地は空き家が多く、監視カメラの映像がありません。
鑑識も加地が拉致された車種を特定出来ませんでした。

焼き鳥屋『しのぶ』の前に立つ廻谷に気づき、今宮は驚きます。
「大きな成果が望めるなら小さな不正は許されるのか。」
廻谷は今宮に問います。
今宮は駄目だと答えましたが、そう答える資格はないと自らを戒めます。
目的のために加地を犠牲にしたことを悔いていました。

通話記録や位置情報を検索している時、今宮に加地から連絡が来ます。
移動中の番頭(長塚圭史)の車のトランクルームに居ました。

二日前の9月12日。
桑原と番頭、そして廻谷は中国料理店で会っていました。
証拠保全能力の低い東南アジアに箱を移すことを、廻谷は提案します。
一旦席を外しトイレに立った番頭は、戻る時、廊下から桑原と廻谷が話し合う様子を携帯で写真に撮ります。

9月13日。
トランクルームの鞄の中にスマホを見つけ、番頭は人気のない別荘地に加地を誘き寄せます。
バールで一発殴った後、止めを刺さず、加地自らの足で歩かせ車のトランクルームに閉じ込めます。

9月14日。
捜査二課は、加地の連絡から都内を車で移動する番頭の映像を特定します。
前歴から、錦糸町界隈で飲食店を営む古川奨也と判明します。
古川のケツ持ちは黒玲会系桑原組で、首魁は組長の桑原でした。
黒玲会の先代の娘と親しい仲の桑原は、先代の月命日に群馬県の寺を必ず訪れていました。

捜査二課は温泉旅館の駐車場に桑原の車を発見、今宮は古川の車をバイクで追跡します。
古川の車は捜査二課が張り込む駐車場に到着、古川ではなく初老の男性が車を降り、そのまま車を放置します。
今宮が痺れを切らせかけたところへ、浴衣姿の桑原が現れます。
トランクルームを開け鞄に手をかけると、中に居た加地がその腕を掴みます。
桑原はその場で逮捕され、加地への傷害容疑で古川も逮捕されます。

古川は店長(玉置玲央)の殺人の罪まで着せられそうになり、桑原を警察に売ります。
古川の携帯の写真を見て、今宮は驚きます。
桑原と写っていたのは廻谷で、16年前、振り込め詐欺のメソッドを開発しました。

係長・手塚賢三(遠藤憲一)は、衆議院議員への贈賄で廻谷を追求、しかし贈賄の捜査は中止、廻谷と知り合いだった今宮は元町署・知能犯係へ異動になります。
そして、廻谷のがん治療薬は承認されました。

5ヶ月後。
今宮は13年前の振り込め詐欺の留守番電話の録音テープを発見、廻谷の声に似ていました。
廻谷はドイツとアメリカに合計42回渡航、時効にはなっていませんでした。
今宮から連絡を受けた手塚は、声紋判定のため科捜研に掛け合うと約束します。

東京拘置所に居た加地は、振り込め詐欺被害者の人を信じられず生きるのが辛いという声をラジオから聴き、号泣します。
加地の音楽プレーヤーを持って、今宮は面会に現れます。
必ず焼き鳥屋に取りに行くから預かってと加地に言われ、涙があふれました。

『サギデカ』最終回のネタバレ感想

40代男性

のらゆき

振り込め詐欺の加害者の背景を説明をしてる間に、説明しきれず首魁が逮捕されドラマが終わった感じです。
詰め込み過ぎて、論点が絞りきれていないように思います。

今宮の生い立ちそのものが物語に大きく影響するわけでもなく、描く必要はなかったです。
逆に廻谷とその母、そして首魁の関係を詳しく描くべきだったと思います。

警察視点のドラマなので、今宮の生い立ちを描くのは分かりますが、首魁と関わりが深い廻谷の生い立ちの描き方が雑だったのが残念です。
全5話では、足りなかったのではないでしょうか。

今宮と加地の正義と廻谷の正論?正しい答えとは?

視聴者たちに多くの問いを与え、考えさせられる最終回でした。

今宮と加地は、シンプルに個々人に痛みを与える行為はNG、多少の犠牲の上に社会が成り立っているという理論で個人を踏みにじることを許さない。
正義の名(法)のもとに罰すべきという考え。

対して、廻谷は、現実社会(全体)を健全に保つためならば、多少の犠牲はやもえない(もちろんそうしなくていいならその方がいい)という考えの持ち主。
悪い事をしていると認識しながらも、より良い未来のために突き進む廻谷。

綺麗ごとだけで社会は回っていない。
正義とは何なのか?法とはなんなのか?
毎回、登場人物からさまざまなことを学び・考えさせられましたね。

ところで、廻谷は今宮とあって「答え」を聞いたけど、結局は詐欺に加担したので、今宮に本人も予想していた「NO」を突き付けられた意味はあったのかな?
廻谷の考えていることを完全に理解できなかった。

まとめ

『スカム』も面白かったですが、『サギデカ』も面白かった!

詐欺事件を扱うドラマは、「被害者」「加害者」「警察」それぞれの心情が真っ向からぶつかります。だから、見ているわたしたちを退屈させない熱がありますね。

ドラマ『サギデカ』の魅力は、それぞれ違う立場にいる人間が、1対1で気持ちをぶつけ語り合うシーンでしょう。
主役の木村文乃さんをはじめ、高杉真宙さん、青木崇高さんと素晴らしい演技でした。

なぜ加地や廻谷が詐欺に加担してしまったのか…
彼らの語る言葉は重く、聞き入る今宮(視聴者)にも苦しみ・怒り・葛藤が伝わってきました。

木村文乃さんが本当によかった!
適役でしたね。
1対1の会話シーンが見どころだった『サギデカ』。
事情聴取やさまざま場で、相手に対して真剣な表情かつ感情が伝わる眼差しを向ける木村文乃さんは、本当に素晴らしかった。

今宮は当初、自分の意見を押し通す我の強い人物だと思っていましたが、聞き上手で話を折らない、それでいて自分の意見もしっかりと伝える、 加地や廻谷が気を許したのも頷けました。
そして、森安真悟(眞島秀和)が今も気にかけているのも…笑。

5話では足りない!
是非、続編を作っていただき、森安とよりを戻している今宮の姿を見たい!