ドラマル

2021年3月15日

『リコカツ』ネタバレ!1話から最終回までのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ

ドラマ『リコカツ』の1話から最終回までのあらすじを、ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

北川景子さん主演の連続ドラマ『リコカツ』を200%楽しむために、キャストや各話ゲスト、視聴率の推移をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。

※『リコカツ』全話ネタバレ完了済み(2021年6月19日)。

見逃し配信をチェック

当記事には、『リコカツ』の第1話から最終回までのネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「Paravi」で第1話から最終回までの放送をご覧になれます。またParaviでは、Paraviオリジナルストーリー「リコハイ!!」も独占配信してます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

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『リコカツ』の基本情報

概要(見どころ)

『リコカツ』は、泉澤陽子が脚本を手掛けたオリジナルのホームドラマ。
運命的な出会いから、交際ゼロ日婚した主人公の水口咲(北川景子)と緒原紘一(永山瑛太)が、新婚生活早々に離婚を決意して、離婚活動(リコカツ)をする姿を描いた物語です。

自由奔放な咲と生真面目な紘一、相反する2人がなぜ結婚したのか?
笑いもふんだんにありそうな水面下でのリコカツに、注目です。

キャスト一覧

  • 水口咲(みずぐち・さき):北川景子
    ファッション雑誌の優秀な編集者
  • 緒原紘一(おばら・こういち):永山瑛太
    航空救難団のエース隊員、絵に描いたようなカタブツ人間
  • 青山貴也(あおやま・たかや):高橋光臣
    咲の元カレ、弁護士、結婚に対してネガティブなイメージを持つ独身主義者
  • 水無月連(みなづき・れん):白洲迅
    若者に大人気の恋愛小説家、恋愛のカリスマと称されている
  • 三本木なつみ(さんぼんぎ・なつみ):大野いと
    咲が働くファッション雑誌編集部の後輩
  • 一ノ瀬純(いちのせ・じゅん):田辺桃子
    救難ヘリコプター(UH-60J)の副パイロット
  • 城木里奈(しろき・りな):中田クルミ
    咲の父・武史と怪しい関係を持つ女性
  • 鹿浜梓(しかはま・あずさ):夏野琴子
    咲の姉
  • 鹿浜楓(しかはま・かえで):平岩紙
    咲の姉、小学2年生の生意気な娘を持つ母
  • 緒原薫(おばら・かおる):宮崎美子
    紘一の母、良妻賢母で料理上手
  • 緒原正(おばら・ただし):酒向芳
    紘一の父、元自衛官で頑固者
  • 水口美土里(みずぐち・みどり):三石琴乃
    咲の母、世間から美魔女モデルと呼ばれているインフルエンサー
  • 水口武史(みずぐち・たけし):佐野史郎→平田満
    咲の父、元大手広告代理店勤務
  • 大崎哲郎(おおさき・てつろう):松永天馬
    ファッション誌「marie claire mode」の編集長
  • 立川誠実(たちかわ・せいじ):中山麻聖
    フリーの編集者、美土里が新たに出す本の担当
  • 松山あざみ(まつやま・あざみ):松川星
  • 重森敦(しげもり・あつし):菅原卓磨
    航空自衛隊航空救難団隊員、チームの隊長でパイロット
  • 早乙女大(さおとめ・だい):池田大
    航空自衛隊航空救難団メディック(救難員)
  • 狩場学(かりば・まなぶ):吉田涼哉
    航空自衛隊航空救難団の機上整備員、アニメオタク
  • 谷雅樹(たに・まさき):柴田勇貴
    救難員、隊の中で1番の若手でマジメな男
  • 小松原京子:濱田マリ
    文芸編集部・文芸部長
  • 岩田三十五:椿原愛
    編集部員

ゲスト一覧

  • 中谷ユミ(なかたに・ゆみ):武田玲奈(1話)
    ファッション誌「marie claire mode」の編集部員
  • 吉良尚人:谷田歩(2話)
    ラルフローレンのバイスプレジデント
  • 朋美:月船さらら(2話)
    尚人の妻、マーケティングディレクター
  • 松山あざみ:松川星(2話)
    薫が働く温泉旅館の仲居

スタッフ一覧

  • 原作:なし
  • 脚本:泉澤陽子
  • 主題歌
    曲名:Pale Blue
    歌手:米津玄師
    レーベル:ソニー・ミュージックレーベルズ
  • プロデュース:植田博樹、吉藤芽衣
  • 演出:坪井敏雄、鈴木早苗、韓哲、小牧桜
  • 製作著作:TBS

各話の視聴率

『リコカツ』各話の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※視聴率はビデオリサーチ調べ

各話放送日視聴率
1話4月16日9.7%
2話4月23日9.4%
3話4月30日7.6%
4話5月7日8.9%
5話5月14日9.0%
6話5月21日9.1%
7話5月28日9.0%
8話6月4日9.7%
9話6月11日9.0%
10話・最終回6月18日9.1%

『リコカツ』の最終回ネタバレ(予想)

『リコカツ』はファッション雑誌の優秀な編集者・水口咲(北川景子)と、咲と運命的な出会いをする緒原紘一(永山瑛太)の二人の離婚するかもエンターテイメントです。原作はなくオリジナルストーリーです。

咲は大手広告代理店勤務だった父・水口武史(佐野史郎)と美魔女モデルと呼ばれる母・美土里(三石琴乃)の2人の元、現代的で自由な家庭で育ち、自分に正直で自由奔放な女性です。
一方、紘一は航空救難団のエース隊員で、父親も自衛隊員の厳格な自衛官一家で育った真面目なカタブツ人間です。
そんな二人が運命的な出会いを果たし、交際0日で結婚することになります。
咲が倒れているところを助けられたのか、事故や事件に出くわしたのか、どんな運命的な出会いなのかはまだ明かされていません。

盛大な結婚式を果たした二人は一緒に暮らし始めますが、これまで育った環境や価値観の違いから大喧嘩に発展してしまいます。
そして、二人は新婚早々離婚を決意するという展開です。
しかし、周りに祝福されて結婚した二人。また、周囲の大きな期待も背負っています。結婚早々に離婚なんてとても言えない二人は密かに離婚に向けた活動(リコカツ)を開始します。

2人のリコカツは離婚活動を進めるうちに周りを巻き込んで、お互いの個性や価値観を再認識し理解し合うことで離婚を回避して、新たな結婚の形を構築する結末に成ると予想します。

咲の元カレ・青山貴也(高橋光臣)や恋愛のカリスマ・水無月連(白洲迅)も登場するので、三角関係、四角関係と恋愛模様にも期待できそうです。
また、親世代の夫婦にも問題が起きそうです。自由奔放な水口夫妻と昭和な気質を残す緒原夫妻のどちらかもしくはどちらも熟年離婚の問題に直面するのではと予想します。
水口夫妻は不倫問題が、緒原夫妻はモラハラ問題が浮き彫りになるでしょう。
またそんな親世代の夫婦の形を目の当たりにして咲と紘一も夫婦の形について改めて考える機会になって、最後には本当の夫婦の絆を築いていくと予想します。

『リコカツ』各話のあらすじ

2021年4月16日からTBS系にて放送開始された北川景子さん主演の連続ドラマ『リコカツ』の各話あらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。

1話のあらすじネタバレ

運命の出会い?咲と紘一が交際ゼロ日婚

水口咲(北川景子)は結婚するものと思っていた5年間交際した恋人と別れ傷心、友人で後輩の編集部員・三本木なつみ(大野いと)に誘われ雪山に登山に行きました。
山頂からの絶景に感動する咲は、なつみの勧めもあって元恋人への怒りをぶちまけ絶叫、ところが咲は山頂から転落し遭難してしまいます。
気を失っていた咲が意識を取り戻すと、日は傾き吹雪始めていました。
なつみの姿はなく不安に駆られる咲、そんな時、百里救難隊の救難ヘリコプターが到着、1等空曹・緒原紘一(永山瑛太)がヘリコプターから降下(ホイスト降下)し咲を救助します。
咲は大手出版社『泉潮社』ファッション誌『marie claire mode』の編集者、紘一は航空自衛隊の自衛官、好対照ともいえるふたりはこの時、互いに運命を感じ、ふたりは3カ月後の今日、めでたくゴールインしたのです。

ふたりの馴れ初めに盛り上がる『ザ・シーズンズ』の披露宴会場、咲と紘一のふたりと同様に互いの家も好対照で、新婦の水口家は自由奔放、新郎の緒原家は厳格な自衛官一家でした。
咲の母は美魔女モデルとして人気の美土里(三石琴乃)、父・武史(佐野史郎)は大手広告代理店『電博堂』を半年前に定年退職したものの、未だに電博堂の名刺を持ち歩く見栄っ張り、しかも武史は経理でした。
披露宴に出席する咲の姉・鹿浜楓(平岩紙)はゼロ日婚の咲を元恋人への当てつけ婚と突っ込む毒舌で、その毒舌を受け継ぐ小学2年生の娘・梓(夏野琴子)も小生意気。
一方、無口な紘一の父・正(酒向芳)は武史と同じく既に定年退職した元自衛官、祖父も自衛官で、そんな自衛官一家の緒原家を、母・薫はかいがいしく武史と紘一の世話をし支えてきた専業主婦でした。

その夜、咲と紘一はホテルには泊まらず、都内にふたりで購入した新居に帰宅します。
紘一が新居に訪れるのは購入してから初めて、内装は全て咲に任せていましたが、注文したカーテンがスウェーデンから届かず、リビングにはレースのカーテンしかありませんでした。
リビング以外の部屋を見ようとして紘一が入った部屋は、枕が2つ並ぶベッドのある寝室、一瞬、ふたりの間に緊張が走り、咲に何かを言いかけた紘一は酔いが回りそののままベッドに倒れこむように寝てしまったのでした。

いまどき家訓、ライフスタイルが全く合わない咲と紘一

翌朝4時、紘一のスマホから起床ラッパが鳴り響き紘一が飛び起きると、ラッパの音に驚いた咲も目を覚まします。
朝4時に起き、トレーニングをするのが紘一の日課でした。
紘一はリビングに行き、壁に飾られたインテリアを外すと額に入った家訓を掛けたのです。
緒原家の家訓とは、昭和7年に当時の海軍兵学校長・松本元が創始した『五省』、海上自衛隊幹部候補生学校となった今も継承されていました。

一、至誠に悖るなかりしか
一、言行に恥づるなかりしか
一、気力に缺るなかりしか
一、努力に憾みなかりしか
一、不精に亘るなかりしか

この家訓を、咲は朝から紘一に唱和させられます。

朝食は1時間後の5時、献立はご飯に魚、味噌汁に漬物、有無をも言わさず一方的に咲に要望した紘一は、ランニングに出かけるのでした。
咲は材料の買出しから戻るとキッチンへ、紘一と一緒に食べようと買っていた焼きたて食パン専門店『一本堂』の食パンを紙袋から取り出し眺めていると、紘一がランニングから帰宅し慌てて食パンを隠します。
咲が用意した朝食は全てレトルトとインスタント、紘一は疑問を感じつつ何も言わずに食べました。

咲は結婚初日から出勤、新婚旅行に行こうしていましたが自衛官が海外に行くには許可が必要で止めてしまい、紘一は急な任務で今日は家にいませんでした。
通勤途中に一緒になったなつみに紘一の愚痴をこぼし、咲は家訓の写真をスマホで会社の前で見せると、なつみに笑われてしまいます。

ランチタイムに編集部のデスクでなつみと食事を摂る咲は、紘一と結婚した理由を尋ねられました。
咲の元恋人・青山貴也(高橋光臣)が咲には似合いだと、なつみは思っていたのです。
咲は紘一に助けられ運命を感じた他に、紘一との初めてのデートでプロポーズされ紘一に掛けようと決めました。
初めてのデートの夜、咲は紘一と雷門の前で待ち合わせ、東京ソラマチでデートを楽しんだ別れ際、紘一が突如、咲にプロポーズしたのです。

午後、仕事中の咲に新婚を理由に編集長・大崎哲郎(松永天馬)が帰宅するよう勧め、その様子見ていた咲の後輩の編集部員・中谷ユミ(武田玲奈)は、大崎は咲に甘いと咲に対して不満を募らせます。
帰宅した咲は夕飯を用意し紘一の帰宅を待っていましたが、紘一にメッセージを送っても既読は付きませんでした。

任務を終えた紘一が百里基地に戻りスマホを確認すると、咲から度々メッセージが届いており、申し訳ないと思う紘一は口下手で、帰るとだけメッセージを送ります。
夜遅くに帰宅した紘一は、テーブルに用意された夕飯を見て再び申し訳ないと思いました。
咲が紘一の帰宅に気がつきリビングに顔を出すと、紘一から先に食べるよう言われ、メッセージに既読も付かずどうすべきか分からないと咲は不満顔。
任務中にスマホには出れず、その任務の話も国家機密で話してもらえず、不貞腐れた咲は一本堂の食パンを持って寝室でひとりでやけ食いするのでした。

翌朝、咲が用意した朝食を食べる紘一、今回は咲が魚を焼いてみたものの生焼け、そのまま食べ続ける紘一は次の休みに外食を提案、咲も賛成し喜びます。

結婚は間違い、咲と紘一の不満が爆発!

楽しみにしていた休日、おしゃれをして咲が家から出ると、大型SUV『ハイラックスサーフ』を支えにし逆立ちして待つ紘一はいつもと同じ服でした。
たまには違う服をと勧める咲でしたが、紘一は勤める百里基地の売店で服は購入、質実剛健で気に入っており、咲の提案をスルーします。

おしゃれなランチを期待していた咲の思いとは裏腹に、紘一が咲を連れて行ったのは相模原にある町の定食屋『よしの食堂』、てんこ盛りの豚の生姜焼きにどんぶり飯、更におまけで空自名物、空揚げ(からあげ)がてんこ盛りで出てくる始末。
帰りの車中で不満たらたらの咲に更なる悪夢が……、紘一がカーテンを買うと言い出し咲のイメージにぴったりと水色の既製品のカーテンを購入したのです。

自宅前の駐車場に着くと雨が振り出し、咲は子供のころ思い出します。
咲は雨が嫌いで、車を飛び出し家に駆け込みました。
そして遂に、ふたりは不満が爆発、売り言葉に買い言葉で互いの琴線に触れてしまいます。
紘一のファッションにも文句をつけた咲に反発するは紘一は、咲を見た目だけのように言い、咲は紘一が大事にする家訓を侮辱してしまいました。
結婚が間違いだったという紘一に、咲は『離婚』のひと言を口にしてしまいます。
その夜、咲は寝室で紘一はリビングのソファーで寝るのでした。

咲がリコカツ開始

翌日、出勤した咲はノートパソコンで離婚を検索、『リコカツ』という言葉を目にします。
そんな中、咲のヴァレンティノの新作バッグの企画が通りユミが提案した企画はボツに、ユミは益々咲に不満を募らせます。
一方、任務から百里基地に戻った紘一は、ディブリ(状況報告)の前に隊長の2等空佐・重森敦(菅原卓磨)から、よりにもよって離婚問題が勃発する最中に新婚の挨拶を求められてしまいました。

そんな中、咲は楓に相談しようと楓のスマホに電話にし、楓の自宅に行けないか尋ねましたが断られてしまいます。
楓は梓とホテルに泊まり、自宅に戻っていなかったのです。

咲はやむを得ず美土里に相談しに実家に行くと、フリーの編集者・立川誠実(中山麻聖)が来ており、新しく出版する本の表紙に使う写真を選んでいました。
武史は家におらず、中井(本人)の教えるゴルフ教室に行っており、新しく教室に入った若い生徒・城木里奈(中田クルミ)と出会います。

立川が帰り、美土里とふたりきりになりましたが、咲は美土里に離婚のことを切り出せず、そんな時、紘一からのメッセージがスマホに届き、咲は実家を後にし緒原家との会食のため紘一の実家に向かいます。

薫と正が離婚!

夜、薫と正、そして咲と紘一の4人での会食を終え、無口の正は「あれ」のひと言で全てを薫に指示、それを理解し行動する薫に咲は驚愕します。
薫が結婚式のお祝い金をテーブルに出し、紘一も流石にこの場で離婚の話は切り出せないと思う咲でしたが、紘一は話そうとしていました。
そして、紘一が切り出そうとしたその時、紘一の結婚を機に薫が離婚することにしたと打ち明けたのです。
離婚に反対する紘一でしたが、薫は以前からリコカツをしており紘一の話に耳を貸しませんでした。

パワハラ疑惑で咲がピンチ!

翌日、出勤した咲が大崎に呼び出され会議室に行くと、人事部長が待っていました。
咲をパワハラで告発した者がいたのです。
そのころ紘一はジムで筋トレに励んでいましたが、ジムのトレーナーと女性客(天木じゅん)の不倫騒動に巻き込まれ、紘一をトレーナーと勘違いした女性客の夫(ねりお弘晃 )に襲われていました。
紘一が反撃すると夫は警察と騒ぎ出し、そこへ弁護士の貴也が現れ紘一を助けます。

人事部に送られた音声データは編集された可能性が高く、咲がパワハラしたとは人事部長は思っていませんでした。
しかし、咲のチーム内に問題があると思われ、咲はヴァレンティノの企画を外されることになったのです。
落ち込む咲がトイレの個室にこもっていると、そうとは知らずにユミが同僚とパワハラを捏造したことを話していました。
個室から出てきた咲はそんなユミを諭しましたが、咲の見た目の良さで企画が選ばれた考えるユミは咲の言うことを聞き入れませんでした。

夜、帰宅した紘一のスマホに、なつみから電話がありました。
ユミと揉めて会社を飛び出したきり、咲が会社に戻っていなかったのです。
夜の通りをひとり歩く咲、咲は子供のころから見た目で得していると言われ、今もそれは変わっていないと思いました。
すると、雨が降り出し、子供のころに他の生徒の親が雨が降ると迎えに来ていましたが、美土里は迎えに来なかったことを思い出します。
そんな中、咲のスマホにSNSの通知、結婚式の日に両親と撮った写真の投稿に結婚を祝福する貴也からの返信でした。
努力を認めてくれた貴也のことを思い出し、咲は貴也に電話しようとしたものの思い留まります。

雨の中、通りを歩き信号待ちしていると、咲は傘をさしかけられ貴也かと思い振り向くと、紘一が立っていました。
紘一は咲に見た目ばかりと言ったことを謝罪、しかし咲は謝罪を受け入れずに走り出します。
立体交差する通りの階段を下りようとする咲は足を滑らせ、後追って来た紘一が身を挺して咲を庇い階段を下まで滑り落ちました。
離婚するから守らなくて良いという咲に、まだ夫という紘一は咲を抱き寄せます。

水口家、ノートパソコンで国際弁護士・八代英輝(本人)の著書『リコカツのススメ』が販売される通販サイトのページを見る美土里は、西田レディスクリニックから届いた封筒の中を読んだ日のことを思い出していました。
そして、リコカツのススメをカートに1冊入れると注文を確定しました。
その頃、自宅駐車場のMINI(ミニ)に乗る武史は、里奈を誘うメッセージを送っていたのでした。

一方、緒原家では、腹が減ったと台所に来た正が、テーブルの上に置かれた薫が署名捺印した離婚届と結婚指輪を見つけます。

紘一に抱き寄せられていた咲は、紘一を抱きしめ返すのでした。

2話のあらすじネタバレ

離婚を宣言した薫が失踪

大手出版社『泉潮社』ファッション誌『marie claire mode』の編集部員・水口(緒原)咲(北川景子)と百里救難隊1等空曹・緒原紘一(永山瑛太)は雪山での運命的な出会いから交際0日婚、ところが、あまりにも価値観が違い過ぎるふたりは新婚早々に離婚を決意します。
そんな中、咲にパワハラ疑惑が浮上、後輩の編集部員・中谷ユミ(武田玲奈)と揉めた咲は会社を飛び出したきり戻りませんでした。
咲は新居にも戻っておらず、咲の友人で後輩編集部員・三本木なつみ(大野いと)から連絡を受けた紘一が咲を捜索、雨の中、立ち尽くす咲を発見します。
紘一から逃げるように走り去る咲は階段で足を滑らせ、紘一が咲を身を挺して庇い、ふたりは階段から滑り落ちました。
離婚するから守る必要はないという咲に、紘一は「まだ夫」と優しい言葉をかけ、抱き寄せたのでした。

そんな最中、紘一のスマホに元自衛官の父・正(酒向芳)から電話があり、咲と紘一が緒原家に駆けつけると、母・薫(宮崎美子)が離婚届を残し居なくなっていました。
家のことが何もできない正は当たり前のように咲に夕飯の支度を頼み、紘一もそれが当たり前のように振る舞います。
何もしないくせに注文の多い正とそれを是とする紘一の態度に腹を立てた咲は夕飯を作らず、オンライン・フードデリバリー・サービス『Uber Eats (ウーバーイーツ)』で出前を取ることにしました。

紘一と正はそっくりで、そんな紘一は正を尊敬、帰宅した咲は正と同じように紘一が離婚の道を辿るのも仕方のないことだと思うのでした。

咲に新連載企画のチャンス、パートナー同伴のパーティーで担当者選定!

翌日、出勤した咲はリフレッシュスペースで読者プレゼントのクオカードの発送準備をしていました。
咲はパワハラ疑惑が原因で自ら立案した『Valentino(ヴァレンティノ)』の新作バッグの企画から外され、一方、咲を陥れたユミはそのまま企画を担当していたのです。
そんな不遇な咲に、『Ralph Lauren(ラルフ ローレン)』の新連載企画のチャンスが舞い込みます。
新企画は、ラルフローレンのバイスプレジデント・吉良尚人(谷田歩)とマーケティングディレクター・朋美(月船さらら)夫妻のライフスタイルとファッションの連載。
吉良夫妻には連載にあたり条件があり、それは担当者を吉良夫妻が主催するパーティーで直接会って決めることでした。
そして、担当者をより深く知るため、吉良夫妻はパーティーにパートナーとの同伴を要望していたのです。
新企画を咲に任せたい編集長・大崎哲郎(松永天馬)は、来週予定するパーティーに紘一との同伴を咲に求めます。

その夜、帰宅した咲は紘一にパーティーの出席を懇願、パーティーは24日の土曜日13時でした。
パーティー嫌いの上、女性の付き添いということに納得できない紘一は出席を拒みます。
そんな紘一に、離婚後に仕事がないと生きていけないと言っていた薫を引き合いに出し、咲はパーティー出席は『リコカツ(離婚活動)』の一環と説得します。
咲は編集の仕事が好きで努力して編集者になり、紘一とのパーティー出席が編集に復帰するチャンスでした。
なつみから仕事を外された経緯を聞いていた紘一は、パーティーの出席を渋々了承するのでした。

翌日、咲は紘一を『ラルフローレン表参道』に連れて行き、パーティーに着て行くスーツを購入しました。

紘一がダブルブッキングで咲が緒原家家訓で逆襲!

翌日、百里基地に出勤した紘一は、空士長・谷雅樹(柴田勇貴)から彼女へのプレゼントを相談されます。
しかし、紘一は咲にプレゼントしたことがなく、買って貰ったスーツが咲からのプレゼントであることすら気づいていませんでした。
空士長・狩場学(吉田涼哉)は、咲にお返しをする必要があると紘一に進言します。
そんな中、隊長の2等空佐・重森敦(菅原卓磨)が、来週の土曜日に救難隊恒例のバーベキュー大会を行うことを隊員たちに告げます。
妻子がある者は連れて行くことが慣例で、咲に会うのを楽しみにしている重森に、紘一は離婚の話を切り出せませんでした。

その夜、谷からの相談にかこつけてライト付きのボールペンを咲に見せた紘一でしたが、ボールペンは咲に不評でした。
そのボールペンには咲の名前が入っており、自身へのプレゼントだと気づいた咲は、落ち込む紘一をなだめます。
不貞腐れる紘一はバーベキュー大会に参加するよう咲に要請、咲はわざわざ外で食べるバーベキューが理解できず、その上、虫が嫌いで気乗りしませんでした。
そのバーベキュー大会は来週の土曜日13時からの予定で、その日はラルフローレンのパーティーと同じ日、紘一のダブルブッキングが判明したのです。
激怒する咲は5つある緒原家家訓のうちの1つ『至誠に悖るなかりしか』を持ち出し、誠実さに背くことはなかったかと紘一を責めたのでした。

咲の父・武史に女の影

ある日、キャディーバッグを自宅リビングに置き、咲の父・水口武史(佐野史郎)が出かけようとした時、咲の姉・鹿浜楓(平岩紙)とその娘・梓(夏野琴子)がやって来ました。
咲の母・美土里(三石琴乃)は、武史が浮気していることを楓に告げます。
武史が洋菓子店『CRIOLLO』のマカロンを百貨店で購入し、マカロンが入った紙袋の中にもう1つ紙袋が入っていて、美土里は浮気に気づいたのです。
また浮気かと思う楓でしたが、以前の武史はブランドバッグを浮気相手にプレゼントしており、そんな武史を知る40代の女性ではなく知らない20代の女性が浮気相手と推測、美土里も同じように考えていました。

玉子焼きに感慨深げな薫と紘一、そんな薫は温泉旅館で仲居!

一方、緒原家を出た薫は温泉旅館(秦野市鶴巻の陣屋)で仲居として働いていました。
百里基地で昼食の弁当を食べる紘一は玉子焼きを見つめ、仲居仲間と昼食を摂る薫もまた玉子焼きを見つめていました。

咲が元恋人・貴也に遭遇

夜、咲がレストランでひとり座っていると、店長が久しぶりに来た咲にスイーツをサービスしてくれました。
すると、事前に注文したテイクアウトの品を受け取りに現れた咲の元恋人で弁護士・青山貴也(高橋光臣)が、咲に気づき咲の前に座ります。
咲は仕事を外されたことを貴也に打ち明け、事情を察した貴也は咲の味方だと励まします。
そんな中、咲と待ち合わせしていたなつみが現れ、貴也は店を出るのでした。

美土里が武史にリコカツ宣言!?

武史は同じゴルフ教室の生徒・城木里奈(中田クルミ)といちゃつき、ボウリングを楽しんでいました。
そのボウリング場(EST 渋谷東口会館)に美土里が直撃、悪びれない武史と里奈の動画を撮り、離婚の一環として浮気の証拠を集めていることを武史に告げるのでした。

緒原家の玉子焼きが甘い理由

翌日、紘一が実家に駆けつけると、薫の居なくなった家は荒れていました。
その頃、薫は仲居・松山あざみ(松川星)たちと初めてのゴルフに挑戦していたのです。
薫のことを理解しているかの口振りで何れ家に戻ると高を括る正に、紘一は緒原家の甘い玉子焼きの真実を明かします。
甘い玉子焼きは正の好み、正の好みに合わせて玉子焼きを作っていた薫は、しょっぱい玉子焼き好みだったのです。
幼いころ、薫が玉子焼きを食べないことを不思議に思った紘一は薫に尋ねて知っていましたが、正はそんなこととは知りませんでした。
薫ばかりが我慢をするのは間違っていると正に指摘する紘一は、自身も正と同じように咲に我慢を強いていたことに気づきます。

咲の窮地には必ず紘一

土曜日、咲はラルフローレンのパーティーへ、紘一はバーベキューに、それぞれがひとりで出かけます。
救難隊の隊員とその家族が河原(嵐山渓谷 月川荘キャンプ場)に集まり、バーベキューの準備をする中、ひとりで来ている紘一に姿の見えない咲について重森が尋ねます。
そして、咲もまた、パーティー会場で大崎から紘一について尋ねられていました。

そんな中、パーティーを主催する吉良夫妻が登場、吉良夫妻と面識のある咲は紘一について尋ねられ、咲は紘一が出席しないことを伝えると、紘一とは適度に距離を保つ夫婦と苦しい言い訳をします。
尚人から結婚した意味を問われ、咲は言葉に詰まるのでした。

ドタバタと騒がしい音がし、咲が振り向くとスーツ姿の紘一が階段から転げ落ちて来ました。
紘一は遅れて来たことを謝罪し、吉良夫妻に咲の夫であることを自己紹介します。
そして、紘一は咲の仕事への思いを吉良夫妻に伝えると、咲は紘一のために出来ることをしたいと吉良夫妻に告げ、紘一を連れてパーティー会場を後にするのでした。

咲と紘一が河原に駆けつけると、既にバーベキューは終わり片づけ始めていました。
咲は救難隊の隊員とその家族に遅れたことを謝罪し、片づけを申し出ます。

夫は家庭での司令官で妻は夫が導くもの、そんな考えの重森に紘一は反論し、妻のために夫が変わることも必要と主張し河原を後にしました。
2等空曹・早乙女大(池田大)から紘一がパーティー駆けつけた経緯を聞きかされた咲は、紘一のもとへ駆け寄ろうとします。
ところが、その様子を見ていた紘一に密かに想いを寄せる3等空尉・一ノ瀬純(田辺桃子)が妨害し、咲を騙して森の中へと誘い込み置き去りにしたのです。

河原に戻ろうとする咲でしたが、道に迷ってしまい、スマホの電波は届かず、その上、スマホのバッテリーも切れてしまいます。
咲が行方不明と知った紘一は、咲を捜しに向かいます。
日が暮れ星明りの薄暗い森の中で、咲は動かずに助けを待っていました。
すると、咲の名を呼ぶ紘一の声がし、ライト付きのボールペンを持った紘一が咲を見つけると、怒鳴りながら咲を抱き寄せました。
咲をおぶって河原へ向かう紘一は、離婚するのにいつも助けに現れる理由を咲に問われ、以前と同じように「まだ夫」と答えるのでした。

帰宅した咲は紘一に歩み寄りを見せ、ライト付きのボールペンを貰い、そしてバーベキューは意外と楽しいと紘一に告げます。
そんな咲が、スマホでSNSのハッシュタグ「#バーベキュー」をタップすると、仲居仲間とバーベキューを楽しむ薫の写真を見つけ、紘一に知らせます。
写真を見た紘一が驚き固まっていると、インターホンが鳴り、玄関のドアを開けると大きなキャリーバッグを持った美土里が、咲と紘一の新居に住むと勝手に上がり込んで来たのでした。

3話のあらすじネタバレ

咲と紘一の新居に美土里が乱入、勘違いからの新婚旅行!?

夜、百里救難隊恒例のバーベキュー大会から帰宅した大手出版社『泉潮社』ファッション誌『marie claire mode』の編集部員・緒原咲(北川景子)と百里救難隊1等空曹・紘一(永山瑛太)のふたり。
紘一に歩み寄る咲がSNSでバーベキューを検索し、離婚届を置いて失踪した紘一の母・薫(宮崎美子)が仲間とバーベキューしている写真を見つけました。
そんな矢先、突如、咲の母・美土里(三石琴乃)が、ふたりの新居に現れ、一緒に住むと言い出したのです。
美土里は夫・武史(佐野史郎)の浮気が原因で離婚を決意、家を出て来ました。
これまでも度々浮気をしていた武史でしたが、今回は浮気を認める発言を美土里の前でしたのです。

咲は美土里に離婚のことを話すと面倒になると思い、紘一に頼み夫婦仲が良好なフリをして貰います。
いつもは別々に寝ている咲と紘一でしたが、今夜は寝室で一緒に寝ることにしました。
咲が検索していたSNSは写真・動画共有サービス『Instagram』で、薫の写真は老舗温泉旅館『陣屋』の公式アカウントから見つけました。
ベッドに寝転びながら、ふたりが一緒に咲のスマホで薫の写真を見ていると、美土里が寝室に入って来ました。
美土里は目ざとく、ベッドにあった咲のスマホを見つけ、陣屋の写真を見ると、咲と紘一の新婚旅行だと勘違いするのでした。

茨木の百里基地から遠く離れた東京に新居を構えた理由

翌朝、紘一はリビングから父・正(酒向芳)にスマホで電話し、陣屋に居る薫を迎えに行くよう説得したものの断られてしまいました。
咲と美土里が起きて来て、美土里は5時半に出勤する紘一に驚きます。
百里基地に通勤するには実家の緒原家の方が近く、紘一が新居を東京にしたのは咲のためでした。
東京は咲の通勤に便利な上、万が一、紘一に何かあった場合、都内なら咲の実家の水口家に近く、咲が安心して暮らせると考えたからでした。

出勤した咲は社内のリフレッシュスペースで、紘一からプレゼントされたライト付きのボールペンを落とし、恋愛を信じないという怪しい男性(白洲迅)に拾って貰いました。
一方、百里基地に出勤した紘一は休暇を申請、ここでも新婚旅行と勘違いされ、何故か新婚旅行壮行会が開かれることになったのでした。

貴也は咲に未練

この日の夕方、紘一はスポーツジムで咲の元恋人で弁護士・青山貴也(高橋光臣)と再会します。
紘一は貴也が咲の元恋人であること、貴也は紘一が咲の夫であることを互いに知りませんでした。
貴也は結婚する気はないものの、未だに咲に未練があることを紘一に打ち明けるのでした。

紘一がデートプラン?

同じ頃、咲は友人で後輩編集部員・三本木なつみ(大野いと)を新居に招き、陣屋に行くにあたり咲はなつみに旅のプランの相談をしていました。
なつみのおすすめグルメは『渡邊ベーカリーの梅干しあんぱん』、咲は『ベーカリーアンドテーブル(Bakery&Table)箱根のカレードーナツ』。
ベーカリーアンドテーブルは足湯に浸かれる人気カフェで、目の前には芦ノ湖が広がり、咲は久しぶりに遊覧船に乗ろうと思い立ちます。

そんな中、美土里が帰宅、美土里がプロデュースした美顔器『ビーナスミニョン』が大ヒット、中国進出の話が持ち上がっていたのです。
美土里は、イタリアンレストラン『ピアットスズキ』のテイクアウトを持って帰って来ていました。
美土里が一緒に住んでいると知り、なつみは咲が大変そうだと思うのでした。

その夜、紘一は咲と美土里と3人でテーブルを囲み、自宅で夕食を取ります。
食べ終えた紘一はリビングで旅行雑誌『るるぶ箱根』を読み、しっかり予習するのでした。

咲に内示、5月1日付けで文芸部に異動

翌日、出勤した咲は、リフレッシュスペースでなつみから仕事の相談を受けていました。
そこへ、編集長・大崎哲郎(松永天馬)が現れ、5月1日付けで文芸部に異動することを咲に伝えます。
『Ralph Lauren(ラルフ ローレン)』のバイスプレジデント・吉良尚人(谷田歩)とマーケティングディレクター・朋美(月船さらら)夫妻の新連載企画は、別の人が担当することになったのでした。

その夜、焼肉酒場『牛恋』で紘一の新婚旅行壮行会が開かれ、一方、編集部に残っていたなつみは咲の異動に憤りを覚え、泣いているなつみを逆に咲が励ましていました。
壮行会が終わり、紘一のスマホに咲から何時に帰宅するかメッセージが届きます。
紘一に惹かれる純は相談があると紘一を誘いましたが、紘一は日を改めることにし断りました。
そして、帰宅した紘一は酔いつぶれ、リビングの床に倒れこむとそのまま寝るのでした。

楓と梓も咲と紘一の新居に乱入!

翌朝、咲と紘一は大型SUV『ハイラックスサーフ』で陣屋を目指します。
その道中、咲のスマホに姉・鹿浜楓(平岩紙)から電話があり、美土里に呼び出された楓が娘・梓(夏野琴子)とともに咲と紘一の新居に居たのです。
梓は『Pierre Ledent(ピエール・ルドン)』のチョコレート、楓はシャンパンを引っ張り出し、咲と紘一の居ない新居で好き放題、そして楓は一方的に電話を切るのでした。

生き生きと働く薫、離婚は自立の証

陣屋に着いた咲と紘一は、海外からの観光客と片言の英語で接客する薫を見かけます。
薫は仲居として、生き生きと楽しそうに仕事をしていました。

一方、薫に去られ自宅でひとりの正は、買った弁当の玉子焼きがしょっぱく荒れていました。
そんな中、連絡もなしに武史が緒原家を訪ね、遠慮なく上がり込むと、ふたりは酒のつまみに失踪した妻たちの愚痴で盛り上がるのでした。

同じ頃、美土里は先日買った国際弁護士・八代英輝(本人)の著書『リコカツのススメ』をリビングで取り出し、楓の前で読み始めます。
ところが、リコカツのススメの冒頭には、「いきなり家を出てはいけません」と書かれていたのです。
最初から間違えている美土里に、楓は弁護士に相談することを勧めるのでした。

咲と紘一が泊まる部屋に、春の懐石の前菜を薫が配膳しに来ました。
正のもとに戻るよう説得する紘一でしたが、薫は聞く耳を持ちませんでした。

落ち込む紘一は、ひとり庭園を眺め、温泉から上がった咲が紘一を励まします。
雨が降り始め、離婚するにもかかわらず励ます咲に、紘一はその理由を尋ねました。
咲は雨がやむとふたりは別々に歩く、ただ同じ場所で雨宿りしているだけの関係と答えるのでした。

翌日、仲居に見送られ早々に陣屋を去ろうとする紘一を咲が引き止めると、紘一は薫を捜しに引き返しました。
庭園を眺めながら紘一は薫と話をし、そんなふたりを咲は物陰から見守っていました。
薫は正を嫌いになった訳ではなく、ひとりで生きていくと決めたのです。
そして、薫の自立する証が離婚だったのです。
紘一は全てを納得することは出来なかったものの、薫を応援することに決めました。

紘一が咲と結婚した理由

その夜、咲と紘一のふたりは陣屋から帰るその足で、緒原家を訪ねました。
薫は戻らず薫の生き方を尊重する紘一に正は激怒し、紘一を責めます。
咲が責められる紘一を庇い、正は更に激高すると居間から飛び出すのでした。

帰宅し自宅前の駐車場に車を停めると、ふたりは車から降ります。
咲は正に言い過ぎたことを紘一に謝罪、正に責められる紘一を見てはいられずに口走りました。
そして、咲は「まだあなたの妻だから」と告げ、そんな咲を紘一は抱きしめたのです。
咲は陣屋からの帰り際、薫から聞いた紘一が結婚した理由を思い出します。

紘一の仕事は助けられない命も多く、救難ヘリコプターから降下し咲を助けた時、咲の笑顔を見て、紘一は咲を守るために救難隊の仕事に就いたと思ったのでした。

咲と紘一のふたりが家に入ると、何故かリビングに貴也が立っていました。
3人は顔を見合わせ驚き、貴也は絶叫するのでした。

4話のあらすじネタバレ

修羅場!?咲と紘一の新居に何故か咲の元恋人・貴也が!

緒原家の離婚騒動を機に、互いに通じ合えたと感じる緒原咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)のふたりが、夜、帰宅すると、咲の元恋人で弁護士・青山貴也(高橋光臣)がリビングに立っていたのです。
咲の父・水口武史(佐野史郎/平田満)の浮気が原因で家を出て、咲と紘一の新居に住む咲の母・美土里(三石琴乃)がリコカツの間違いに気づき、離婚の相談のために貴也の事務所に連絡し弁護士を依頼。
貴也以外の弁護士をお願いしましたが、久しぶりに美土里に会いたいと思った貴也は、咲と紘一の新居とは知らずに来てしまったのでした。

美土里はつい口が滑り、貴也が咲の元恋人であることを明かしショックを受ける紘一、そんな紘一と貴也が同じスポーツジムに通い知り合いであることに咲は動揺します。
咲と紘一が居ない隙に娘・鹿浜梓(夏野琴子)を連れて新居に上がり込んでいた咲の姉・楓(平岩紙)は、恐ろしい偶然に何故か大喜び。
困惑する貴也は、先日、行きつけのレストランで咲に会ったことを、つい口を滑らせ、紘一は更にショックを受けます。

貴也が慌てて新居から飛び出し、まるで他人事の楓は貴也がお土産に買ってきたチーズケーキを咲と紘一に勧めます。
激怒した咲は、美土里と楓、そして梓の3人を新居から追い出しました。

平静を装い、貴也に離婚の相談をするよう咲に勧める紘一は、トレーニングに使う部屋に籠り、寝室の咲は貴也に偶然会ったことを紘一に誤解され落ち込むのでした。

異動早々に咲が人気恋愛小説家・水無月連の担当

翌朝、出勤した咲は後輩編集部員・三本木なつみ(大野いと)に別れを告げ、荷物を持って異動になった文芸編集部を訪ねます。
マリクレールモード編集部との違いに不安を覚える咲でしたが、早速、文芸部長・小松原京子(濱田マリ)に呼ばれ、泉潮社の稼ぎ頭、恋愛のカリスマこと人気恋愛小説家・水無月連(白洲迅)の担当を命じられます。
咲を指名したのは連の方でしたが、咲は連と会った覚えはなく困惑します。

連の仕事場『M.R office』に挨拶に来た咲は、連の現担当者への横柄な態度に呆れます。
咲は連に無理難題を吹っ掛けられた挙げ句、連からの電話にはどんな状況でも必ず出るよう命じられるのでした。

招待客には貴也も、咲と紘一の新居で美土里の誕生日パーティー

百里基地に出勤した紘一は心ここにあらず、紘一に秘かに想いを寄せる3等空尉・一ノ瀬純(田辺桃子)が心配して声を掛けます。
すると突如、空士長・谷雅樹(柴田勇貴)から美土里の誕生日パーティーが咲と紘一の新居で開かれることを知らされ、初耳の紘一は驚くのでした。

その夜、咲と紘一は揃って水口家に美土里を訪ねます。
武史が居るから水口家で誕生日パーティーを開きたくないという美土里は、現在、武史と家庭内別居中、武史と話をするのに楓と梓をわざわざ通していました。
既に、紘一の関係者と美魔女モデル仲間、そして貴也も招待、美土里は新居でのパーティーを懇願。
更に、5年も交際したほど気の合う貴也と、これからも友達付き合いするよう美土里が咲に軽く言い、咲は激怒し紘一を連れて帰ります。

水口家からの帰りの夜道、まだ夫婦であるため紘一に貴也のことを聞かせたくないと、咲は貴也の件を紘一に謝罪します。
すると、紘一はスマホを忘れたと言って、水口家に引き返しました。
紘一は美土里に咲と貴也の関係を尋ね、美土里はふたりが似合いのカップルだったことを話すのでした。

帰宅した咲は寝室の机に向かい、著書や特集記事を読み漁り連について調べたまま寝ていました。
寝室に顔を出した紘一は、咲の肩にそっと毛布を掛けるのでした。

すれ違うふたり、離婚を思い留まる咲に離婚を進める紘一

翌日、連に吹っ掛けられた無理難題を解決し、咲は連の仕事場を訪ねていました。
連の好みの赤ワイン、ブルゴーニュ産『ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・シュブール』のグレートヴィンテージで幻と呼ばれる1990年もの、甘くないジェリービーンズ、そして季節外れの赤いヒガンバナを連の要望通り揃えたのです。
連は咲が顔だけではないと認め、次回作のプロットを説明、その小説は結婚して間もない夫婦の家に、妻の元恋人が現れるというものでした。
元恋人の存在を知った夫が怒るべきか否か、連は悩んでいたのです。
今まさにその境遇にある咲は、友達の話として怒って欲しいと即答します。
夫は元恋人を気にせず、そんな夫に気が気でない妻の心情を咲は吐露、連は妻が夫を好きだから誤解されたくないし嫉妬して欲しいと見解を述べました。

紘一のことが好き、やり直せるかも、連の見解を切っ掛けにそう思う咲は、連の仕事場を出て家路を急ぎます。
帰宅すると紘一は、不動産会社と電話し新居売却の査定を依頼、その上、離婚届まで用意し離婚を進めていたのです。
紘一は離婚届が入った封筒を咲に渡すのでした。

そんな紘一はパーティー嫌いにもかかわらず、咲のために美土里の誕生日パーティーを新居で開くことを了承します。
美土里と武史が離婚するなら、最後にみんなで集まって祝うべきと紘一は考えました。
ふたりは美土里のパーティーが終わったら、親しい人に離婚のことを打ち明けることにしたのでした。

美土里が誕生日パーティーで離婚宣言

誕生日パーティー前日、水口家を訪ねた咲は、武史にパーティーに出席するよう懇願、美土里の本気を知る咲は両親を離婚させたくない一心でした。
しかし、いつものことと高を括る武史は、パーティーの出席を拒みます。

帰宅した咲は、紘一とふたりでパーティーの準備をしリビングを飾りつけます。
そして、パーティー当日を迎えるのでした。

パーティーに出席した純は、咲にマウントを取るかのようにおふくろの味的な筑前煮とおでんを持参、しかも紘一とキッチンに立った純は新婚のようとまで言い、咲は怒り心頭。
貴也が来て招待客が揃うと、パーティーが始まりました。
そんな最中、純が寝室に入り、気がついた咲が純の後を追って寝室に入ります。
自衛官は命がけで紘一のために尽くしているか純に問いかけられ、咲は何も言えませんでした。
そんな中、不動産会社からスマホに連絡がありベランダに出た紘一は、先にベランダに居た貴也と遭遇、貴也は咲に未練があることをうっかり漏らしてしまいます。
ベランダに居るふたりに気づいた咲は、リビングに戻る貴也と入れ替わりにベランダに出て、怒っているか紘一に尋ねましたが、紘一は「別に」としか言いませんでした。

純の態度から紘一を想っていることに気づいていた貴也は、不倫関係になれば妻から訴えられると諭し、そんな貴也に「法律で心は縛れない」と純は反論するのでした。

インターホンが鳴り咲と紘一が出迎えると、バラの花束を抱えた武史が立っていました。
毎年、美土里の誕生日には赤いバラと白いバラを贈り、白いバラは結婚した年数を表し、今年は35本、美土里と武史は結婚35周年でした。
リビングの明かりを消し、梓がローソクに火を灯したバースデーケーキを持って現れ、美土里がローソクの火を消すと、サプライズで武史が登場しバラの花束を美土里に渡します。
美土里は花束を武史に突き返すと、招待客の前で離婚を宣言するのでした。

離婚は撤回、傷つく咲は見たくない!

誕生日パーティーが終わり、家族以外の招待客が帰ります。
美土里は以前から離婚を考えており、自身名義の預金が2,000万円貯まれば離婚しようと、なんとなく思っていました。
武史の浮気はいつものことでしたが、武史はどんな時でも浮気は認めず、それが美土里と武史の最低限のルールと美土里は考えていました。
ところが、今回は軽口とはいえ武史が浮気を認め、美土里は武史の今回の浮気が離婚を決意する良い切っ掛けになったと武史の告げるのでした。

美土里の本気を知った武史は咲と紘一の新居を後にし、心配する咲が武史の後を追います。
大通りの歩道を行く武史は、脇道の階段に座り込み泣き崩れました。
咲に見つかると、武史は大丈夫と言って階段を上るのでした。

咲が帰宅すると、美土里と楓、そして梓も帰り、紘一がひとり居ました。
離婚は個人の問題と考えていた咲でしたが、美土里と武史が離婚することになり、家族を傷つけると痛感します。
咲が傷ついていないか気遣う紘一を前に咲は涙があふれ、咲の傷つく姿を二度と見たくない紘一は咲を抱きしめ離婚を撤回するのでした。

夜、緒原家のチャイムが鳴り、正(酒向芳)が扉を開けると笑顔の薫(宮崎美子)が立っていました。

ひとり帰路につく美土里は、西田レディスクリニックから届いた封筒を開けた日のことを思い出します。
封筒の中身は『乳がん検診結果通知書』、マンモグラフィ検査の結果、美土里は精密検査が必要だったのです。

一方、クライアントとスマホで電話しながら夜道を歩く貴也は、訴訟の見積もりを取り出そうと鞄から封筒を取り出すと、封筒の中から紘一が署名した離婚届が出て来たのでした。

5話のあらすじネタバレ

薫の自立の証、給与明細

緒原咲(北川景子)とその夫・紘一(永山瑛太)のふたりが進めていた離婚を撤回した頃、夜道でクライアントに連絡する咲の元恋人・青山貴也(高橋光臣)は、間違って持ってきた紘一が署名した離婚届を落とし、紘一の上官で3等空尉・一ノ瀬純(田辺桃子)に離婚届を見られてしまいます。

そんな中、紘一の父・正(酒向芳)から母・薫(宮崎美子)が戻ったと紘一のスマホに電話が入り、咲と紘一は東京の新居から急遽、茨木の緒原家に向かいました。
薫が戻り喜ぶ正でしたが、薫は咲と紘一、そして正が居間に揃うと、温泉旅館『陣屋』で働いた1カ月の給与明細を見せ、改めて正に離婚を迫ります。
翌日に話し合うことにし、取り敢えずその場を収めた紘一は、咲と薫と3人で緒原家に泊まることにしました。

カオス?水口家で紘一と貴也が武史と里奈とすき焼き!

翌日、日課のトレーニングから戻った紘一と正、居間のテーブルには薫の作った朝食が並んでいましたが、正の分はありませんでした。
「もう妻じゃありませんから」
この薫のひと言を聞き、正は外に食べに行くのでした。

紘一は庭でトレーニング、正が居間で新聞を読む中、買い物から帰ってきた咲と薫、台所で紘一の好きな料理の作り方を薫から咲が教わっていると、咲の父・水口武史(佐野史郎/平田 満)から咲と紘一を水口家に誘うメッセージが咲のスマホに届きます。
咲の母・美土里(三石琴乃)に離婚を宣告され落ち込む武史を心配する咲でしたが、薫から料理を教わることを優先、紘一も武史のことは心配しており、咲のために紘一ひとりで水口家に出かけました。

落ち込んでいると思われた武史でしたが、美土里の出て行った家に離婚の要因でもある城木里奈(中田クルミ)を上げていたのです。
里奈を友達と言う武史に、理解に苦しむ紘一、そんな中、何故か貴也が水口家を訪ねて来ました。
ダイニングで里奈が作ったすき焼きを囲む紘一と貴也に武史、そして里奈の4人、弁護士として来たと改まる貴也は、美土里から預かった離婚届を武史に渡します。
美土里は現在、会社を設立するために新しく借りたマンションに住み、会社を登記する前に戸籍を綺麗にすることを望んでいました。

薫から料理を教わっていた咲でしたが、担当する小説家・水無月連(白洲迅)に呼び出されてしまいます。

カオスなすき焼きが終わり、帰ろうと玄関で靴を履く紘一に、お土産にマカロンを持たせる武史は離婚届の件を口止めしました。
水口家を後にし、コインパーキングに向かう紘一を貴也が呼び止め、間違って持って帰った紘一が署名した離婚届を返します。
咲と紘一を心配する貴也に、離婚が撤回されたことを紘一は告げるのでした。

連の新境地開拓

東京の連の仕事場『M.R office』に茨木から駆けつけた咲は、プリントアウトされた連の書きかけ新作原稿を読ませてもらいます。
連は何万部売れるかを気にし、恋愛のカリスマとまで呼ばれる人気作家の連なら書きたいものを書いていると思い込んでいた咲は、うっかりそのことを口にしてしまいます。
連は原稿をごみ箱に捨て自身の新境地開拓を咲に要求、更に開拓のために咲に話し相手になることを求めるのでした。

連は結婚について咲に尋ね、紘一とは全く価値観が合わないことを咲が答えると、連は何故結婚したのか疑問を抱きます。
この結婚に賭けていると答える咲が、逆に連の家族について聞き返すと連の顔が曇るのでした。

紘一に異動の噂

翌日、救難隊隊長の2等空佐・重森敦(菅原卓磨)は、百里基地に出勤した紘一に異動の話が持ち上がっていることを伝えます。
東京から茨木まで1時間半かけて出勤する紘一を、上層部の中に問題視する者が居たのです。
何かあれば庇いきれないという重森は茨木への引っ越しを勧め、咲と相談するよう言います。
そんなふたりの話を、物陰に隠れ純が立ち聞きしていたのでした。

連はピークを過ぎた落ち目?

新境地開拓に挑戦する連のことを文芸編集部で文芸部長・小松原京子(濱田マリ)に報告する咲、小松原が歓迎する一方、編集部員・岩田三十五(椿原愛)は、小説のクオリティは落ち既にピークを過ぎた落ち目と連を酷評します。
ピークは過ぎていないと反論する咲は、連の次回作が新境地開拓の第一歩になると豪語するのでした。

茨木に引っ越し?紘一の代わりに出動した谷が任務中に負傷

紘一が帰宅すると、珍しく咲が料理をしていました。
後輩編集部員・三本木なつみ(大野いと)と食べに行ったタイ料理店で食べたパッタイが美味しく、紘一に食べさせたくて作っていました。
ところが、その最中、連から連絡があり、その後、咲は連に付き合いスマホで話し続けます。

翌朝、いつもより30分早く3時半に紘一が起床すると、咲はリビングのソファーで電話をしたまま寝ていました。
慌てて連に電話する咲でしたが、連は電話に出ず、咲は連に謝罪しに出かけます。

余裕を持って出勤したはずの紘一でしたが、常磐自動車道が玉突き事故で渋滞し任務に遅れることになり、百里基地に連絡する紘一は自身の代わりに空士長・谷雅樹(柴田勇貴)を指名します。

連の仕事場に着いた咲でしたが、電話中に寝たことに腹を立てる連は会ってはくれませんでした。

救難隊が任務を終え百里基地に戻ると、紘一の代わりに任務に出動した谷が右腕を負傷、紘一は責任を感じます。

その夜、咲が何度電話しても紘一は出ず、こんな時に傍に居て欲しいと咲は思っていました。
紘一は谷の件を重森に謝罪、任務に支障をきたすことを痛感した紘一は基地近くに引っ越すことを決めたのでした。

翌朝、紘一が帰宅すると、咲は徹夜で連と話していました。
激怒する紘一は咲からスマホを奪うと電話を切り、茨木の緒原家への引っ越しを咲に打診します。
咲が茨木に来ることを望む紘一でしたが、東京に居る連を担当する咲は東京から離れる訳にはいかず、ふたりの話は決裂してしまいました。

みんな離婚?

出勤した咲に連の件で嫌味を言う三十五が、純が訪ねてきたことを伝えます。
喫茶店『COFFEEギャラン』に場所を変え、自宅が基地から遠いことが問題視され紘一に異動の話が持ち上がっていることや、紘一が任務に間に合わず代わりに出動した谷が負傷したことを純が咲に伝えます。
仕事を辞めて紘一に尽くすべきと考える純は、咲に離婚を勧めるのでした。

その夜、帰宅した咲は仕事中に純と会ったことを紘一に伝えます。
咲は他人から、しかも年下で敵意があると感じる純から紘一のことを聞かされたことに腹を立てていました。
年下でも尊敬する上官で紘一は純を庇い、咲は更に腹を立てます。
純に仕事を辞めるべきと言われ、紘一も純と同じ考えなのか質す咲に、紘一は家庭に入るよう望みました。
逆に咲は、紘一に家庭に入る訳にはいかないのか問い返します。
互いに仕事を誇りに思う咲と紘一、咲は茨木にはついて行けないと告げるのでした。
しかし、離婚ではなく別居婚を視野に入れての咲の発言でしたが、一緒に住まなければ夫婦ではないと考える紘一は離婚を決断、リュックから離婚届を取り出すと咲に手渡しました。

その頃、緒原家では薫の言ったことを思い出し、正が台所のテーブルに向かい結婚指輪を外していました。
何が悪かったのか、正からそう問われた薫は、紘一が生まれて幸せを感じていた薫でしたが、紘一とのどの思い出にも正は居なかったのです。

咲はリビングのテーブルに向かい、紘一の前で離婚届を書いていました。

水口家ではリビングで武史が離婚届に署名し捺印、正も離婚届を書き終えると捺印しました。
そして、署名し終えた咲もまた離婚届に捺印するのでした。

6話のあらすじネタバレ

咲と紘一ふたりの新居の売却相手が決定

緒原咲(北川景子)が紘一(永山瑛太)の用意した離婚届に署名捺印した翌日、ふたりの新居の売却を依頼していた不動産会社から連絡があり、購入を希望するカップルが内見に訪れます。
古いだのセンスがないだの文句を言っていたカップルでしたが、結局、購入することになり、2週間後の土曜日に契約することになりました。
紘一は契約の前日の夜に新居を出て茨木の実家に戻ることにし、咲はその夜に手料理を振舞う最後の晩餐を提案し、紘一は了承するのでした。

渋滞に巻き込まれ遅刻した紘一に代わり出動し負傷した空士長・谷雅樹(柴田勇貴)のギブスがとれた日、百里基地に出勤した紘一は『所在地変更届』に記入。
紘一に想いを寄せる3等空尉・一ノ瀬純(田辺桃子)は、実家に咲も一緒に戻るのか気になります。

一方、咲は担当する人気恋愛小説家・水無月連(白洲迅)の仕事場『M.R office』に出向き、電話中に紘一が怒鳴ったことを謝罪していました。
その夜、咲の元恋人で弁護士・青山貴也(高橋光臣)にカフェに呼び出された咲は、貴也に離婚の相談に乗ると言われます。
貴也に咲の相談に乗るよう頼んだのは紘一でした。

咲が帰宅すると、紘一は新居にある荷物のことを咲に相談、新居にあるものは咲が全て選んだもので、咲の実家に入りきらない分は業者に引き取って貰うことになりました。
いつものようにメモ帳に書き留める紘一でしたが、そのページにメモしていた「りなっち」に咲が気づき、問い詰められた紘一は咲の父・水口武史(佐野史郎/平田 満)の浮気相手であることを白状するのでした。

水口家と緒原家で離婚が成立

翌日、咲は水口家に家族全員を集め、弁護士を介さずに母・美土里(三石琴乃)と武史の話し合いの場を設けます。
しかし、美土里の意志は固く、最後のプレゼントという武史が署名捺印した離婚届を受け取ると、美土里はその足で青葉区役所へ……。
後を追って来た咲の説得も空しく、区役所の庁舎へ向かう美土里をフリーの編集者・立川誠実(中山麻聖)が待っていました。
立川が仕事だけでなくプライベートでもパートナーになることを望み喜ぶ美土里でしたが、乳がん検診の診断結果を思い出し顔が曇るのでした。

一方、紘一は母・薫(宮崎美子)から連絡を受け緒原家に駆けつけます。
父・正(酒向芳)との離婚が成立し、薫が箱根に戻ることになったのでした。

ダブルレインボー、紘一との幸せを実感する咲

急な雨に降られ、帰宅する咲はマンションのエントランスに慌てて入り、咲の肩に紘一が自身のシャツを掛けました。
階段を上り部屋へと向かう途中、雨が上がり踊り場からダブルレインボーが見えました。
初めて見たダブルレインボーに興奮する咲、そんな咲に紘一は虹のうんちくと共に咲への想いを滲ませます。
ダブルレインボーの内側は主虹、外側は副虹、副虹は主虹が強く輝かなければ存在せず、紘一にとって咲は主虹でした。
踊り場の手すりに手を置く咲のその手に紘一が包み込むように手を重ね、この時、咲は幸せを実感するのでした。

咲と紘一の最後の晩餐に連が乱入

最後の晩餐の前夜、料理の仕込みをする咲は、このまま別れるべきか迷っていました。
そして、最後の晩餐の当日、料理が出来上がり紘一の帰りを待つ咲でしたが、紘一は急な任務で出動し連絡がつきませんでした。
咲が用意をした料理にラップを掛けようとしたその時、インターホンが鳴り宅配便の荷物が届き、配送員と入れ替わりに連が現れ部屋に勝手に上がり込みます。

急いで帰宅した紘一を連が出迎え、紘一と連は一触即発、しかし連が咲の担当する作家と知り紘一は頭を下げるのでした。
トレーニングに使う部屋にこもる紘一が、リビングで仕事をする咲と連が気になり覗いていると、気がついた連が挑発するかのように咲の手料理を食べます。

咲と連の仕事が一段落し、紘一が出てくると咲の手料理はほぼ食べつくされていました。
帰宅を促す紘一に連がふたりの出会いや子供、そして最後にバカにしたように古いマンションを購入した理由を尋ね、咲がリノベーションした新居を気に入る紘一は、ついに堪忍袋の緒が切れます。
紘一にまた怒られ帰る連を外まで追いかけて来た紘一は、過ぎた言動を咲の前で連に謝罪するのでした。

紘一が一生かけて探す離婚の理由はたったの100個

部屋に戻りありあわせのもので料理をしようとする咲に、紘一は焼き魚を要望します。
最後の晩餐に焼き魚でテーブルを囲むふたり、咲はふたりの最後に焼き魚で良いのか紘一に確認しました。
咲が料理する焼き魚は、毎回、焼き加減が違い食べる前に緊張する紘一でしたが、咲が一生懸命に焼いてくれたのが伝わり、いつの間にか紘一の中でこの焼き魚がうちの味となっていたのです。
離婚する理由がないように思える咲は離婚を止めようとしましたが、紘一は理由は100は超えると反論、ふたりは離婚理由を挙げて行きましたが、たったの5つしか出ませんでした。

その1:咲は朝ごはんはパン派
その2:咲の料理は最低レベル
その3:紘一の服がダサい
その4:紘一の行きつけの店が大盛り過ぎ
その5:紘一の声が大きくてうるさく顔もうるさい

紘一は一生かけて離婚理由を100個探し、残りの95個は『ライン(LINE)』で送ると咲に約束しました。

咲がイメージする家が完成、紘一が咲に全面降伏!

食べ終わった食器を洗おうとして、紘一が届いていた荷物に気がつきます。
咲と紘一が段ボール箱を開けてみると、咲がオーダーしていたカーテンでした。
紘一がカーテンを吊るし咲のイメージした新居が完成、部屋に居てとても落ち着く素敵なカーテンであることがインテリアに疎い紘一にも分かり、紘一は咲に全面降伏します。

結婚してこの家に初めて入った時、紘一は実は感動していました。
この家がなくなるのは寂しく、紘一は咲に住み続けて欲しいと望むのでした。

別れがたい最後の握手

壁から緒原家の家訓の額を外した紘一は、離婚届を提出しに行きます。
ひとり家に残る咲は、紘一からプレゼントされたネームの入ったライト付きボールペンを手にすると、紘一との思い出が走馬灯のように蘇り家を飛び出しました。
夜道を懸命に走る咲が文京区役所の庁舎前に立つ紘一に追いつきましたが、離婚届を提出した後でした。
「今までありがとう」
そう言って紘一は左手を差し出し、咲はその手を握り締めます。
別れ難いふたりは互いに手を離そうとせず、少しずつ紘一の手から咲の手が離れて行き、ついに咲の指が紘一の手から離れました。
「幸せになってくれ」
そう言い残すと紘一は咲を残して立ち去り、見送る咲はその場に泣き崩れるのでした。

7話のあらすじネタバレ

全員離婚家族

水口咲(北川景子)と緒原紘一(永山瑛太)が離婚届を提出した翌日、咲は家族を自宅に招き離婚を報告。
そんな中、紘一が父・正(酒向芳)と母・薫(宮崎美子)を伴って謝罪に現れました。
正と薫は自分たちは離婚したものの咲と紘一の離婚には反対、正と薫が離婚したと知り、咲の母・美土里(三石琴乃)も水口武史(佐野史郎/平田 満)と離婚したことを告白。
すると、咲の姉・鹿浜楓(平岩紙)も離婚予定であることを明かします。
楓の娘・梓(夏野琴子)はこの場に居る大人がみんなが離婚で、「全員離婚家族」と揶揄するのでした。
正と薫は考え直すよう紘一を説得しましたが、紘一と咲は別々に生きていくと家族の前で宣言します。

緒原家の3人を咲が表まで送ると、離婚で良いのか薫は咲に改めて尋ねました。
紘一は気持ちの整理がつかないと、こめかみをかく癖が幼い頃からあり、それは今も変わっていないからでした。
正と薫が先に帰り、残った紘一が咲に話しかけようとして、こめかみを掻きます。
その癖を見て、咲が紘一に何かを言いかけたその時、咲の元恋人・青山貴也(高橋光臣)が現れ、紘一は帰ってしまいます。
貴也は相談があると、楓に呼び出されていました。
咲と貴也が気になる紘一は、物陰から2人のことをうかがうのでした。

美土里と楓が咲と同居

貴也を連れて咲が自宅に戻ると、咲と紘一の離婚を梓が貴也に暴露し楓が梓を叱ります。
楓の相談は離婚のことで、義母が梓の面倒を見ると言って同居話を勧め、楓の夫は義母の言い成りで何も言わず、このままでは梓を義母に取られると思った楓は離婚を決意したのでした。

梓を連れて逃げていた楓はホテル暮らしで貯金を使い、咲の自宅で同居を希望、何故か美土里も同居を希望するのでした。

愛を信じない連は咲の離婚をバッサリ

週が明け、大手出版社『泉潮社』に出勤した咲は氏名変更届と共に文芸部長・小松原京子(濱田マリ)に離婚を報告、一方、百里基地に出勤した紘一もプリブリーフィングの前に救難隊の一同に離婚を報告します。
そして、咲は担当する人気恋愛小説家・水無月連(白洲迅)の仕事場『M.R office』へ出向くと連に離婚を報告、連は「愛なんてこの世には存在しない」と一刀両断するのでした。

その夜、帰宅した咲と紘一は『ライン(LINE)』でメッセージを送ろうとしたものの躊躇し、結局、2人とも止めてしまうのでした。

離婚は純の責任?純がこれまでの悪事を告白!

ある日、紘一の上官である3等空尉・一ノ瀬純(田辺桃子)が手料理の煮物を持って、緒原家を訪ねます。
紘一と正は早速、ご馳走になり純の手料理でご飯をかきこみました。

同じ頃、咲は美土里にホテルのラウンジに呼び出され、貴也と鉢合わせしていました。

ご飯を食べ終えると、純は正の将棋の相手をし、下手な紘一とは面白くなそうに打っていた正でしたが、純とは楽しそうに打っていました。

夕暮れ時、純は手料理を入れてきたタッパーを、台所でクーラーバッグに詰めていました。
久しぶりに正の笑顔を見て、紘一は咲に感謝します。
咲と紘一の離婚の責任を感じる純は、咲にしてきたこれまでの悪事を紘一に全て告白するのでした。

美土里が詐欺被害

美土里はフリーの編集者・立川誠実(中山麻聖)に騙され、預金2,000万円を50万円ずつ全額引き出されてしまいました。
美土里が被害に気がついたのは4~5日前、若い恋人に浮かれ騙されたとは言えなかったのです。
事務所兼住まいとして借りたマンションは既に解約され、美土里がプロデュースした美顔器『ビーナスミニョン』で世界進出という話も真っ赤な嘘でした。

紘一が貴也に嫉妬?

咲が帰宅すると梓が友達と喧嘩して怪我をしていました。
自分のことばかりで、梓のことを気遣ってやれずにいたことを楓は反省します。
何れ時間が解決し嫌な思い出も忘れられる、とよく使われるありきたりなセリフを言う楓、咲が良い思い出も忘れてしまうのかと思いふける翌朝、紘一からラインのメッセージが届きました。
紘一は、5つしか思い浮かばなかった離婚理由の続き、その6を送ってきたのです。
咲はその7、紘一その8で応酬、しかし、その8に対する反論メッセージが次々と送られ、入力が遅い紘一はパニックになり咲に電話し反論、今度は電話で離婚理由その9、その10の応酬になりました。

一旦落ち着いた2人は、互いのことを気遣いましたが、楓の離婚話の際、咲が「貴也」と下の名前で呼び紘一が嫉妬。
嫉妬を咲に指摘された紘一は動揺し、電話を切るのでした。

未だに使う緒原のネーム入りボールペン

咲は連の仕事場に出向き、メモをするのに緒原のネームが入ったボールペンを使い、そのことを連に指摘されます。
そんな中、美土里の件で貴也からメッセージが届き、咲が応対している隙に連はボールペンを取り上げるのでした。

咲に恋の予感?

連の仕事場からの帰り、クリーニング店に立ち寄った咲は、クリーニング済みの服の中に、紘一のワイシャツを見つけます。
咲は緒原家まで届けに行きましたが、紘一は居ませんでした。
緒原家からの帰り、咲は紘一と行った『よしの食堂』へ行き、空自唐揚げ定食を頼みます。
唐揚げを食べていると紘一が現れ、紘一は咲がよしの食堂の唐揚げが好きなのだと勘違い、紘一に会いに来たと咲が言いかけたその時、純が現れました。

店を飛び出し走り去る咲を紘一が追いかけましたが、紘一は踏切につかまります。
踏切を渡っていた咲が名前を呼ばれ振り返ると、純が紘一を追いかけて来ていました。
純は紘一に告白しましたが、電車が通過し遮断機が上がると、紘一は咲を追いかけます。
咲は電車に乗り行ってしまい、紘一は間に合いませんでした。

夜、帰宅する咲を雨の中、貴也が、一方、同じく帰宅する紘一を何故か連が待っていました。
貴也は落ち込む咲を抱きしめ、結婚を前提に復縁を申し込み、連は咲から貰ったというネーム入りのボールペンを出し、咲も貰うと紘一に宣言するのでした。

8話のあらすじネタバレ

咲にふさわしい人は誰?

人気恋愛小説家・水無月連(白洲迅)が茨木の緒原家まで百里救難隊1等空曹・緒原紘一(永山瑛太)を訪ね、紘一は連を家に招き入れます。
紘一の元妻で連の担当編集者・水口咲(北川景子)を貰うと連が宣言しましたが、紘一はふさわしなくないと反対、すると透かさず連は咲にふさわしい人が誰か問うのでした。

翌日、大手出版社『泉潮社』の文芸部に咲が出勤すると、連を酷評していた文芸部の編集部員・岩田三十五(椿原愛)が、連の書きかけの新作を読み絶賛します。
そんな中、連が文芸部に咲を訪ね、連の秘密の場所という、とあるビルの屋上に咲を連れ出しました。
愛はないと断言していた連でしたが、それは親に捨てられたことが原因でした。
連は自ら咲に身の上を打ち明けると、咲のために小説を書きたいと告げると、紘一からプレゼントされたネームの入ったライト付きボールペンの代わりに、自身が選んだボールペンを咲に渡すのでした。

その夜、咲の元恋人で弁護士・青山貴也(高橋光臣)が緒原家を訪ね、結婚を前提に復縁を申し出たものの離婚したばかりの咲を気遣い撤回したことを紘一に打ち明けました。
そして、咲が前向きになった時、改めてプロポーズすると貴也は紘一に伝えたのでした。

翌日から紘一は貴也を尾行し貴也の素行調査を開始、貴也の人となりを知ったある日、紘一は連の仕事場『M.R office』を訪ねます。
そこへ、咲も現れ、紘一は咲を前に、咲にふさわしい人が貴也であることを連に告げるのでした。

紘一が咲と貴也にデイト(デート)をプレゼント

突拍子もない紘一の行動に怒り心頭の咲が、夜、帰宅すると、紘一の上官で3等空尉・一ノ瀬純(田辺桃子)がマンションの前で待っていました。
リビングに通された純は、バーベキューの時に林の中に置き去りにしたことを始めとする、これまで咲に行ってきた数々の非礼を詫び土下座します。
純は初めて人を好きになり、どうして良いのか分からなかったのでした。

寝室に咲がひとりでいると紘一からスマホに電話があり、紘一は連のことで迷惑をかけたことを謝罪し電話を切ります。
すると、透かさず『ライン(LINE)』のメッセージを送り、咲に7日の18時に集合をかけるのでした。

そして、当日、紘一に呼び出された咲が高級日本料理店『よし邑』に入ると、貴也も来ていました。
店員の女性から紘一のメッセージという巻物を貴也が受け取ると、その巻物には咲と貴也に向けて「デイトを楽しんで下さい」と書かれていたのでした。

当の紘一は、純と『よしの食堂』へ行き、いつもの空自唐揚げ定食をふたりで頼み、どんぶり飯をかきこんでいました。
先日の純の告白の件に紘一が水を向けると、純は航空自衛官の仲間として接して欲しいと告げるのでした。

食事を堪能しつつ咲は紘一とは喧嘩ばかりだったと貴也にこぼし、聞いていた貴也は咲が本当に紘一のことが好きなのだと実感します。

前へ進め!紘一が正と武史を叱咤

アニメ『美少女戦士セーラームーンR』のエンディング・テーマ『乙女のポリシー』を、咲の母・美土里(三石琴乃)と紘一の母・薫(宮崎美子)、そして咲の姪・梓(夏野琴子)の3人が外に声が漏れるほど大声で熱唱、帰宅した咲が慌ててカラオケを止めさせます。
薫は先日、突然、親子3人で押しかけた件を謝罪しに訪れ、美土里と薫が意気投合したのでした。

一方、紘一が水口家に邪魔している父・正(酒向芳)を迎えに行くと、正は咲の父・武史(佐野史郎/平田 満)と武史の愛人疑惑のある城木里奈(中田クルミ)の3人で盛り上がっていました。
別れた薫と美土里を酒のつまみにくだを巻く正と武史に激怒する紘一は、薫たちのように前へ進めと叱咤するのでした。

後日、武史は長女・鹿浜楓(平岩紙)を自宅に呼び、美土里がフリーの編集者・立川誠実(中山麻聖)に預金2,000万円を騙し取られたことを知ります。

その夜、美土里は咲の寝室を訪ね、紘一のことを気にする咲に他の人との未来を考えるようアドバイス。

翌朝、正とふたりで紘一が自宅で朝食を取っていると、反省した正は前向きに自分のことを考えると告げ、ひとりは寂しいと紘一には咲以外の人との結婚を勧めるのでした。

誰とも付き合わないと純に宣言した紘一が咲に嘘!

ある日、咲は純を訪ね、制服姿の純と川沿いの遊歩道に居ました。
純の父はブルーインパルスのパイロットで、そんな父に憧れ純はパイロットを目指し夢を叶えます。
自衛官であることに誇りを持つ純でしたが、結婚したら夫のために自衛官を辞めるつもりでいました。
仕事を辞めると純から聞いた咲は、紘一とは離婚したのだから自身のことは気にしないよう純に告げるのでした。

その日の夕方、貴也が緒原家に紘一を訪ね、咲が前に向けるようになるまで待つと紘一に伝えます。
咲のことをよく理解しているのは貴也であると改めて実感した紘一は、「咲さんのことをよろしくお願いします」と貴也に頭を下げるのでした。

そんな紘一は、純を鳥居の前に呼び出し誰とも付き合わないと告げると、その場から走り去ります。

その夜、その足で咲の自宅を訪ねた紘一は、喧嘩ばかりしていたが咲との結婚生活は楽しかったと咲に告げます。
咲が穏やかで居られる陽だまりのような居場所を見つけて欲しいと紘一は咲に望み、咲もまた紘一に陽だまりのような居場所を見つけて欲しいと願います。
咲は純に会ったことを紘一に伝え、純が夫のために仕事を辞める考えでいることを教えると、紘一にとって純が陽だまりのような場所になると告げました。
そして、純のことをどう思っているのか、咲は紘一に尋ねます。
すると、紘一は純と付き合うことにしたと、咲に嘘をつくのでした。

咲の自宅を後にした紘一が夜道をひとり歩いていると、追いかけて来た咲に、突然、手を掴まれ、紘一が振り向くと、咲は「貴也とやり直す」と告げました。

その頃、自宅リビングのソファーに座りスマホを操作する武史は、美土里と一緒に写る立川の写真を見ていました。
一方、自宅の居間のテーブルに「探すな 父」とメモを残し、正は線路沿いの夜道をひとり歩いていました。

紘一と別れ帰宅する咲は、マンションの前で美土里の資料を持ってきた貴也に会います。

夜道をひとり行く紘一は、歩道の防護柵の透明なパネルに写る自身の顔を見て、「おまえ嘘ついたな」と激高し、その場にしゃがみ込みました。

貴也とやり直すと決めたはずの咲でしたが、貴也を目の前にしてその言葉を言えず、咲は「もう誰とも結婚しない」と貴也に告げるのでした。

9話のあらすじネタバレ

咲と紘一共有名義のマンションを咲が売却決意

水口咲(北川景子)が自宅マンションで母・美土里(三石琴乃)と姉・鹿浜楓(平岩紙)、そして楓の娘・梓(夏野琴子)と朝食を取っている最中、マンションを売ることを明かします。
梓は咲の元恋人・青山貴也(高橋光臣)と結婚するのかと思いましたが、咲は誰とも結婚しないことを告白。
マンションの売却は、元夫で百里救難隊1等空曹・緒原紘一(永山瑛太)が3等空尉・一ノ瀬純(田辺桃子)と交際することになったと紘一に聞かされたのが理由でした。

その夜、楓が貴也を咲の自宅マンションに呼び、咲はマンションの売却手続きを貴也に委任、貴也は友人として咲に協力することを約束しました。

翌日の夕方、貴也は咲の代理として茨木の緒原家を訪ねます。
咲が紘一に貴也とやり直すと言っていた関係で貴也は咲の話に合わせて紘一に接し、咲の幸せを願う紘一はマンションの売却に全面同意、『不動産売却に関する委任状』に署名捺印、そしてその夜、咲もまた委任状に署名捺印するのでした。

正が陣屋に再就職

一方、家を出た紘一の父・正(酒向芳)は、温泉旅館『陣屋』を訪ね再就職を希望します。
紘一の母・薫(宮崎美子)は旧姓を使っていたため、正と元夫婦であることはバレていませんでした。
薫から連絡を受けた紘一は、正の居場所が分かり一安心します。
正は陣屋に就職が決まったものの、旅館の仕事は自衛隊とは勝手が違い、即戦力という訳にはいきませんでした。

パリで研修、期間は3年、にわかに持ち上がる咲の異動

ある日、大手出版社『泉潮社』の文芸部に出勤した咲を、ファッション誌『marie claire mode』編集長・大崎哲郎(松永天馬)が訪ねて来ました。
大崎は咲の文芸部への異動を不本意に思っており、以前、咲が希望していたパリのmarie claire modeでの海外研修を上層部と掛け合い、やっと許可が下りたのです。
研修期間は3年、文芸部長・小松原京子(濱田マリ)も承知していましたが、咲は保留するのでした。

武史が立川と決闘、見届け人に紘一

武史の愛人疑惑のある城木里奈(中田クルミ)の情報網により、美土里の預金2,000万円を騙し取ったフリーの編集者・立川誠実(中山麻聖)の居場所が判明。
武史は紘一に協力を要請し、とある雑居ビルに事務所を構える立川のもとへと向かいました。
事務所には立川がひとり、武史は2,000万円の返還を要求したものの、立川は既に使って2,000万円はありませんでした。
美土里に稼がせてやったから使って当然と開き直る立川が逃げようとし、紘一が取り押さえます。
すると、立川は先の短い美土里には金の使い道がないと言うのでした。

生きてくれよ!治療拒否の美土里に武史が懇願

立川を警察に突き出した紘一と武史、特に活躍をした訳でもない武史でしたが転んで腕を捻挫、病院まで付き添っていた紘一が水口家まで武史を送って来ました。
武史は美土里と咲、そして楓母娘を呼び、4人は武史の帰りを待っていました。

紘一が梓にお願いし1階のリビングから2階に行って貰うと、武史は美土里が乳がんであることを咲たちの前で明かします。
立川が美土里のバッグを勝手に漁り、乳がんの再検査の通知を見つけていたのです。
『美魔女』と持ち上げられ見た目しか価値がないと思う美土里は、綺麗なままでいたいと望み治療を拒否、そんな美土里に激怒する武史は美土里とふたりきりになることを要求しました。
そして、美土里とふたりきりになった武史は、生きて欲しいと美土里に泣いて懇願するのでした。

売れたマンション、美土里と楓は水口家へ

紘一は咲をマンションまで送り、咲と紘一はリビングでお茶をしていました。
そこへ、武史から咲のスマホに電話があり、美土里が治療に同意したことを知らされます。
いつ何があるか分からないことを美土里と武史を見て改めて実感した紘一が、咲に何かを言いかけた時、マンションの売却の件で貴也が訪ねて来ました。
紘一はマンションを後にし、貴也は咲にマンションが売れたことを告げます。

その夜、楓と美土里がマンションに帰宅、病院にも近いことから楓の提案で美土里は楓と水口家に戻ることにしました。
緒原家に戻った紘一は、咲との思い出の品を整理、一方、寝室で紘一との写真をノートパソコンで見ていた咲は、その写真を消去しようとするのでした。

連の新作小説が完成間近、結末は咲と紘一次第

咲の担当する人気恋愛小説家・水無月連(白洲迅)、その連の新作小説がラストを残し完成間近でした。
親に捨てられ愛を知らない男が愛を売り愛を求める物語、最終章で愛を売る男はある女を好きになります。
女は別の男と結婚していたものの離婚、それでも女は別れた男のことが好きでした。

結末は咲と紘一次第でしたが、連の仕事場『M.R office』を訪ねていた咲は元には戻れないと連に告げ連が激高します。
親に捨てられ愛は存在しないと思っていた連は、咲と紘一を見て愛は存在すると教えられました。
「手遅れ」と言う咲に、「そんな訳ない」と連は語気を強め、そして連は咲に紘一からプレゼントされたネーム入りのライト付きボールペンを返し咲を送り出すのでした。

正が陣屋を解雇?薫が正と再び話し合い

一方、薫に電話で呼び出された紘一が、陣屋に駆けつけます。
支配人・小山田に解雇を宣告された正が、小山田に土下座し解雇の撤回を懇願、薫と紘一はその様子を見ていました。
薫と紘一に寄り添えていなかったことを後悔する正はやり直しを希望し、生まれ変わったことを薫に伝えるために陣屋に就職したのでした。
正の人生は自身と紘一と一緒だったと改めて感じた薫は、正と再び話し合うことを紘一に告げます。

至誠に悖るなかりしか、初デイト(デート)は東京ソラマチ

「初めて2人でデートした場所に来て」
紘一のスマホに咲から『ライン(LINE)』のメッセージが届きます。
紘一が咲との離婚を後悔していると察する薫は、緒原家家訓の1つ「至誠に悖るなかりしか」を声にし、「自分の気持ちに正直に」と紘一に伝えます。

雷門前で待つ咲でしたが夜になっても紘一は現れず、紘一に電話しても通じません。
咲は紘一が告白してくれた『東京ソラマチ(Solamachi)』を思い出し駆けつけると、紘一が待っていました。
「あっち(雷門)は待ち合わせの場所、デイトといったらこっち(東京ソラマチ)」
そう言う紘一は咲に返信がなかったことを責められ、紘一はスマホの充電が切れていたことを明かします。

待ち合わせからやり直そうとする紘一が咲を置いてエスカレーターに乗り、階段で追いかける咲は紘一に愛を告白、エスカレーターを降りた紘一もまた咲に愛を告白します。
キスをしようと顔を近づける紘一でしたが、結局できずに咲を抱きしめ、そんな自分を悔いる紘一なのでした。

10話(最終回)のあらすじネタバレ

家賃は月30万円、マンションの新しいオーナーは山田幸男

離婚から一転、水口咲(北川景子)と百里救難隊1等空曹・緒原紘一(永山瑛太)は改めて交際をすることになり、咲の住むマンションに戻っていました。
思い出のこのマンションが売れたことを思い出し、ふたりは売却手続きを委任していた咲の元恋人・青山貴也(高橋光臣)に買戻しを相談、すると貴也が急遽マンションに駆けつけます。
マンションを買ったのは山田幸男、直接会って話すのが筋という山田は、貴也から話を聞き、これからマンションに来るというのです。

インターホンが鳴り咲と紘一が山田を出迎えると、山田とは咲が担当する人気恋愛小説家・水無月連(白洲迅)だったのでした。
家賃さえ払えば住み続けても良いという連が提示した家賃は月30万円、高額な家賃にふたりは直ぐに結論が出せませんでした。

咲に持ち上がるパリ研修の話を知る紘一

翌日、百里基地に出勤した紘一は上機嫌、救難隊(メディック)の仲間に咲との復縁を明かします。
一方、大手出版社『泉潮社』の文芸部に出勤した咲は、元上司のファッション誌『marie claire mode』編集長・大崎哲郎(松永天馬)と文芸部長・小松原京子(濱田マリ)にパリ研修の回答を迫られていました。

その夜、咲の姉・鹿浜楓(平岩紙)と咲の友人で後輩編集部員・三本木なつみ(大野いと)をマンションに招いた咲は、パリにも行きたい、紘一の傍にも居たい、そんな複雑な胸中を打ち明けます。

その頃、紘一は連の仕事場『M.R office』へ出向き、マンションの件で連に頭を下げていました。
すると、連は、3年間パリに赴任する海外研修の話が咲に持ち上がっていることを紘一に明かすのでした。

マンションまで咲を訪ねた紘一は、咲とパリ研修の件を話そうとしたものの咲は寝てしまいます。
抱きかかえて寝室まで咲を運ぶ紘一は、咲のデスクに広がるmarie claire modeを見て、編集に懸ける思いを語っていた咲のことを思い出すのでした。

タケぽんは親友

元夫・武史(佐野史郎/平田 満)の愛人疑惑のある城木里奈(中田クルミ)を自宅に招いた美土里(三石琴乃)は、里奈に武史との関係を改めて尋ねます。
里奈には性別・年齢を問わず親友と呼べる人たちが存在し武史もその1人、しかし美土里に気遣う里奈は武史と会わないことに決めました。
美土里には理解し難いことでしたが、里奈の言葉を信じる美土里は里奈と武史が会うことを認めるのでした。

ママはママだから

美土里が『青葉医科大学附属病院』に入院、咲が見舞いに駆けつけます。
自由に楽しく生きたいと思う一方、良い母親ではないことを自覚していた美土里はその胸中を咲に打ち明け謝罪、完璧な母親は居ないという咲は「そのままで良い」と美土里を励まし「ママはママだから」と言いました。
ふたりの話を病室の外で聞いていた楓とその娘・梓(夏野琴子)、そして武史の3人、梓は「ママもそのままが良い」と楓に言うのでした。

他を生かすため

紘一は温泉旅館『陣屋』で働く父・正(酒向芳)を訪ねていました。
40年間、自衛官に誇りを持って生きてきた正は、陣屋で働き無価値な人間であると悟り、変わらなければならないと考えていました。
正は「1人の人間として一番大切な人を守れ」と紘一に助言を贈り、そんなふたりの様子を物陰から母・薫(宮崎美子)が見ていました。

茨木の緒原家に戻った紘一は正座し、壁に飾られた緒原家家訓を読み上げていました。
そして、同じく壁に飾られた救難隊のモットーである利他の精神『他を生かすため』を、最後に呟きます。
そして、翌日、百里基地に出勤した紘一は救難隊隊長である2等空佐・重森敦(菅原卓磨)に退職願を提出するのでした。

ある夜、咲は『ハウス オブ ディオール ギンザ』のショーウィンドウの前で立ち止まり、ディスプレイされた服を眺めていました。

緒原家に紘一が帰宅すると、家の前で咲が待っていたのです。
有給休暇が取れた咲が、紘一を訪ねてきたのでした。
紘一は家に入ると慌てて、フランス語の教材やメモを片づけます。

咲は緒原家に泊まり、翌朝、目覚めると紘一の姿が見当たりません。
台所に落ちていたビニール袋を拾った咲が、ごみ箱に捨てようとした時、書き損じて捨てられていた退職願を見つけるのでした。

咲と紘一が再び破局?

紘一が大型SUV『ハイラックスサーフ』で百里基地のゲート前に着くと、咲が駆け寄ってきました。
激怒する咲が降りてきた紘一を問い詰めると、紘一は仕事を辞めて咲とパリに行くことを明かし、紘一がパリ行きのことを知っていることに咲は驚きます。
救難隊の仕事に紘一が誇りを持つことを知る咲は辞めるべきではないと説得、紘一の傍から離れないと決めた咲はパリに行かないと言いました。
どうすればふたりが一緒に居られるのかを考えることにしたふたり、紘一は重森に退職願の取り下げを申し出ます。

勤務を終えた紘一が咲のマンションを訪ね、3年間、咲を待つと告げ、その夜、咲と紘一は遠距離期間中のルールを決めるのでした。

それぞれの夫婦の形

『the 3rd Burger 青山骨董通り店』に貴也に呼び出された咲は、マンションの売買契約書を受け取ります。
連からマンションを買い戻すことができたのです。

ある日、連の仕事場を訪ねた咲は、完成した連の新作小説を読んでいました。
素敵な結末と評する咲は、連から貰ったボールペンを返すのでした。

一方、再婚はしないが新たな関係を築くことにした薫と正は、ふたりで『小田急藤沢ゴルフクラブ』でゴルフを楽しんでいました。

退院した美土里が水口家に戻ると、武史は美土里にバラの花束を手にプロポーズしたものの再婚は断られました。
しかし、武史と友達から始めることにした美土里は、バラを受け取るのでした。

咲がパリに旅立ち、紘一は咲との思い出のマンションに出向き、かつて緒原家家訓を飾った壁に、『緒原紘一 水口咲 ルール』と婚姻届け提出までのカウントダウンボードを飾りました。

そして、3年が経ち、1038日から始まったカウントダウンボードは0000日に、マンションで朝を迎えた紘一は咲にプレゼントされたダブルのスーツに着替え咲の帰りを待っていました。
ところが、咲から紘一のスマホに電話があり、咲は寄りたいところがあると言うと電話を切ってしまいます。
紘一が動揺していると玄関のドアが開く音がし、咲が立っていました。
サプライズに心を弄ばれた紘一は怒り心頭、そんな紘一に咲は飛びつきます。
そして、結婚指輪を互いに交換し、紘一がキスをしようとしたものの鼻の頭が当たりキスができず、咲が抱きつきキスをするのでした。