ドラマル

2021年3月17日

『リカ〜リバース〜』原作ネタバレ!ドラマの1話から最終回までのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ

ドラマ『リカ〜リバース〜』の1話から最終回までのあらすじを、原作ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

高岡早紀さん主演の連続ドラマ『リカ〜リバース〜』を200%楽しむために、キャストや各話ゲスト、視聴率の推移をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。

※『リカ〜リバース〜』全話ネタバレ完了済み(2021年4月4日)。

見逃し配信をチェック

当記事には、『リカ〜リバース〜』の第1話から最終回までのネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「FODプレミアム」で第1話から最終回までの放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

『リカ〜リバース〜』の基本情報

概要(見どころ)

2019年にテレビ放送されて、視聴者に恐怖と笑いを提供した、狂気の純愛ホラードラマ『リカ』が帰ってきました。

『リカ〜リバース〜』は、五十嵐貴久の超人気サイコスリラー小説『リカ』『リバース』を原作とするサスペンスドラマ。
本作では、最恐の純愛モンスター『雨宮リカ』はいかにして生まれたのか?
狂気のストーカー・雨宮リカの少女時代が、かつてない濃密な全3話で描かれます。

物語の主人公は、自称28歳のリカの母親・雨宮麗美(高岡早紀)。前作で雨宮リカを熱演した高岡早紀さんが、今度はリカを狂わせる母親を演じます。

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キャスト一覧

  • 雨宮麗美(あまみや・れみ):高岡早紀
    自称28歳、双子の娘を持つ専業主婦
  • 宗像忍(むなかた・しのぶ):浅香航大
    23歳、医学部に通う大学3年生、雨宮家の家庭教師、千尋の恋人、麗美と双子の娘から好意を寄せられる
  • 花村幸子(はなむら・さちこ):福田麻由子
    22歳、平凡で純朴な新米家政婦
  • 雨宮結花(あまみや・ゆか):山口まゆ
    15歳、双子の妹、控えめでおとなしい性格、姉の梨花に憧れている
  • 雨宮梨花(あまみや・りか):田辺桃子
    15歳、双子の姉、女王様のような性格
  • 裕福で人望もある完璧そのものの医師。
    その仮面の下には壮絶な苦悩を隠し…
  • 雨宮武士(あまみや・たけし):小田井涼平(純烈)
    45歳、クリニックを経営している外科医、明るく気さくな性格、ハンサムでお洒落、女好き、梨花を溺愛している
  • 小柳千尋:阿部純子
    25歳、双子姉妹の英会話講師
  • 桑原清美:峯村リエ
    50歳、幸子の家政婦協会の先輩

スタッフ一覧

  • 原作:「リカ」「リバース」
    作者:五十嵐貴久
    出版社:幻冬舎
    雑誌・レーベル:幻冬舎文庫
  • 脚本:本田隆朗
  • 音楽:戸田有里子
  • 主題歌
    曲名:99
    歌手:FAKY
    レーベル:rhythm zone
  • 企画・プロデュース:栗原美和子
  • プロデューサー:松崎智宏、芳川茜
  • 演出:松木創
  • 企画:市野直親
  • 制作:東海テレビ、テレパック

各話の視聴率

『リカ〜リバース〜』各話の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※『リカ〜リバース〜』は、ビデオリサーチによる視聴率の発表がないため、SNS(Twitterつぶやき数など)の反響をもとに、視聴熱を5段階(★)で発表します。

各話放送日視聴率
1話3月20日★★★★
2話3月27日★★★★
3話・最終回4月3日★★★★

ドラマ『リカ〜リバース〜』の最終回ネタバレ(予想)

『リカ〜リバース〜』は、前回のドラマ『リカ』の子供時代のお話で、前回主役のリカ役を演じていた高岡早紀さんが、今回は双子の姉妹の母親役として出演されます。

『リカ〜リバース〜』の物語には原作があり、原作では一見絵に描いたような美男美女のご夫婦と賢そうな双子の娘に見えますが、実はそれは偽りの姿でとんでもない家族であることがわかります。

双子の娘の雨宮梨花(田辺桃子)と結花(山口まゆ)は、性格が対照的でお嬢様キャラの梨花に結花が従っているという関係でしたが、結花は梨花に憧れていました。

物語は田舎から出てきた花村幸子(福田麻由子)が雨宮家の家政婦として働きだすことから始まりますが、一緒に暮らしていくうちに家族の本当の姿が見えてきて、殺人事件や失踪事件まで起こってしまう事態になります。
幸子自身も母親である雨宮麗美(高岡早紀)に首を絞められたり体罰を受けたことがあり、一度は家政婦を辞めますが、あの時は奥様も大変だったと思い直してもう一度雨宮家で働くことを決意します。
そこで双子の娘の家庭教師である宗像忍(浅香航大)に出会い、昔失踪した恋人がこの家で働いていたことから真実を追求していることを知り協力をし始めました。調べていくうちに宗像の恋人が雨宮家の誰かに殺されたのではないかと疑問を持つようになります。

不倫を重ねていた雨宮武士(小田井涼平)が可愛がっていた犬が急に居なくなったことがあったことを思い出し庭を掘り起こすと、犬の骨と人骨が見つかり、それが宗像の恋人の物だとわかります。

結末は真実に辿り着こうとしていた宗像が火事で亡くなり、幸子が雨宮家を訪れた時にお風呂場で2人の遺体が見つかり、背後から幸子もじわじわと切られていき最終的に殺されてしまうのですが、犯人は意外にも双子のおとなしい方の娘である結花でした。

ドラマ版では原作に近い感じで進めていくとは思いますが、結花の殺し方が残酷なので殺すシーンはあまり放映せずに誰かの回想や心の声などで見せないようにし、最終話は全員を殺し終わった結花が、憧れていたリカとして生きていく決意をして歪んだ正義感に満ち溢れた顔をして終わると予想します。

『リカ〜リバース〜』各話のあらすじ

2021年3月20日から東海テレビ・フジテレビ系にて放送開始される高岡早紀さん主演の連続ドラマ『リカ〜リバース〜』の各話あらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。

1話のあらすじネタバレ

梨花の周りで続く惨劇

雨宮梨花(高岡早紀)自称28歳、『花山病院』副院長・大矢昌史(小池徹平)を梨花が運命の相手と信じ、梨花が看護師として勤めた花山病院では死者が8名でました。
そして、花山病院の惨劇から3年、今度は映画製作会社『宝映』プロデューサー・本間隆雄(大谷亮平)を梨花は運命の相手と信じ、死者2名、行方不明者1名がでます。
梨花の父は麻布でクリニックを営む開業医、その父は自ら命を絶ち、そして、母も妹も亡くなり、以来、梨花は独りで生きて来たのでした。

完璧な雨宮家

今から30年ほど前……。
東京の閑静な高級住宅地に、バラが咲く大きな庭のある豪邸の雨宮家。
この豪邸に住む二卵性の双子の姉・梨花(田辺桃子)15歳と妹・結花(山口まゆ)15歳、梨花は明るく社交的で結花は物静かで大人しく、ふたりは対照的の性格をしていました。
姉妹はふたりで1つの大きな部屋を与えられ、外科医の父・武士(純烈:小田井涼平)が学校から帰宅した姉妹を歓迎します。
梨花は武士が行けなかったバレエコンクールで金賞、結花は銅賞、梨花を溺愛する武士はあからさまに梨花を褒め、結花は褒めませんでした。
武士はこれから仕事で、姉妹とリビングにいる美しい妻・麗美(高岡早紀)のもとに向かいます。
昨日も夕食が一緒に摂れず寂しがる麗美をなだめると、玄関先まで3人に見送られ武士は腹腔鏡手術の勉強会に出かけたのでした。

『山の手家政婦協会』から来た新米家政婦・花村幸子(福田麻由子)を笑顔で向かえる麗美は、22歳という幸子に28歳と自己紹介し幸子を驚かせます。
雨宮家は3代続く開業医の家系で、この豪邸は麗美の実家、武士の実家も開業医だったものの家は兄が継ぎ、武士は雨宮家に婿養子に入りました。
幸子は父を亡くし母と妹の生活を支えるため青森から出稼ぎに上京、雨宮家で住み込みとして働くことになったのです。
麗美から姉妹を紹介され、幸子は早速、梨花に3人分のお茶を用意するよう頼まれます。
この日は姉妹の家庭教師が勉強を見る日で、チャイムが鳴り響くと梨花と結花の姉妹は急いで玄関に迎えに行きました。
宗像忍(浅香航大)、青鵬大学医学部5年生で地方出身の苦学生、梨花と結花は宗像に淡い恋心を抱いていたのです。

宗像は姉妹を同時に教え、理科が終わり、続けて数学を教えようと栞代わりの『世紀末の美クリムト展』のチケットが挟まれたページを開きました。
前回まで教えたところに挟まれるもので、梨花は何故かそのチケットに注目していたのです。

数週間後、幸子が家政婦の仕事に少し慣れ始めた頃、こんな完璧な家庭があるのかと幸子は感心していました。
この日、麗美から翌週の金曜日の夕食の支度は代わると、幸子は言いつけられます。
その日は麗美と武士の結婚記念日で、麗美が得意料理を振舞うことが恒例になっていました。
チャイムが鳴り響き、幸子が玄関に向かいます。
英会話のレッスンの日で、英会話講師・小柳千尋(阿部純子)でした。
千尋も地方出身者で、幸子に電車の乗り方や付近を案内し、千尋は25歳と年齢も近くふたりはすっかり仲良くなっていたのです。

千尋は梨花との英語での質疑を終えると、今度はテキストを変え結花に英語で話しかけ、この時、梨花に使用していた英検2級のテキストを梨花の机の上に置きました。
梨花がテキストに挟まれた栞を確認すると、宗像と同じチケットが使われていたのです。

崩れ始める完璧な雨宮家

結婚記念日当日、幸子が言いつけられた紫のチューリップを買って帰ると、麗美はキッチンでミートソースを作っていました。
紫のチューリップの花言葉は『不滅の愛』、麗美は結婚記念日だからこの花にしたのです。

リビングの電話が鳴り幸子が出ると武士からで、麗美に代わります。
急患で武士が帰って来られなくなり、激高する麗美は受話器を叩きつけるように電話を切りました。
学校から姉妹が帰宅すると、息を荒げる麗美の姿に気づき逃げようとする梨花、しかし麗美に呼び止められます。
麗美にテスト結果の提出を求められ、梨花は英語のテストの答案を用紙を出し、幸子は99点という高い点数に驚きました。
ところが、麗美は1問間違えたことを責め、結花は梨花を庇うように90点の英語の答案用紙を出します。
怒りの収まらない麗美は姉妹の夕食を抜きにし、自身の左手にある紫の痣を摩りながら幸子に休むと言ってリビングを後にしたのでした。

幸子が紫のチューリップを花瓶に生けていると武士から電話があり、急患の処置が早く終わり、武士が夕食に間に合うことを告げられます。そのことを麗美に伝えると、麗美は嬉しそうな表情を浮かべ、化粧を直し、そして左手の痣をファンデーションで隠します。
ダイニングに家族4人が揃い、麗美と武士の結婚記念日を祝うのでした。

執拗に完璧を求める麗美

山の手家政婦協会に出向き週次報告を済ませた帰り、幸子は広場のベンチに座る千尋に出会います。
隣に座る幸子は、千尋のする高価な指輪に目を奪われました。
恋人の宗像からのプレゼントと千尋は明かしたものの、雨宮家では秘密にするよう幸子に懇願します。
そんなふたりの様子を物陰から伺いカメラを向ける男、千尋にピントを合わせるとシャッターを切るのでした。

ある日、雨宮家に入る千尋を同じ男がカメラで捉えます。
英会話のレッスンをする姉妹の部屋に幸子がお茶を持って行くと、武士が現れました。
武士は千尋の隣に座り、姉妹と一緒に英会話のレッスンを受け、さり気なく千尋の腰に武士が手を回すと、千尋が払い除けるのを幸子は目撃します。
姉妹の部屋から幸子が出ようとしたその時、美容院から早く戻って来た麗美が顔を出し、5人に緊張が走るのでした。

ある日、男性と待ち合わせをする千尋、そんなふたりをやはり同じ男がカメラで捉えていたのです。
そしてある夜、麗美は『共栄興信所』から届いた封筒を開け、中には報告書と共に千尋が武士と腕を組む写真が入っていました。

宗像の家庭教師の日、姉妹の部屋で梨花と結花に宗像が数学を教えていると、梨花が突然、宗像に迫り、宗像は中学生に興味がないと断ります。
数学のテキストに挟まれた栞を見て感情が昂ぶる梨花は、宗像に千尋が先週辞めたことを告げるのでした。

姉妹の部屋で柄の長い靴べらを手に仁王立ちする麗美、そして麗美の前には学校から帰宅した梨花と結花が正座しています。
ふたりとも、理科と数学のテストで満点を取ることが出来ませんでした。
完璧に拘る麗美は怒りが収まらず、自ら自身の左手を靴べらで何度も打ち、その場に泣き崩れます。

その夜も武士は帰らず、麗美はダイニングテーブルに家族写真を置き、ひとり座って眺めていました。
麗美に気づいた幸子が声をかけると、麗美は雨宮家は上辺だけと幸子にこぼし、幸子は先輩家政婦・桑原清美に聞いた武士の女癖の悪さや武士が千尋の腰に手を回した日のことを思い出します。

数日後、雷鳴が轟く雨の日、雨宮家で千尋の悲鳴が響き渡りました。
そして、雨が上がったある晴れた日、西松原署の刑事2名が千尋の件で雨宮家に訪ねて来たのでした。

2話のあらすじネタバレ

千尋が行方不明に

西松原署の刑事2名が、千尋の件で雨宮家を訪ねて来ました。
先週から雨宮家の英会話講師・小柳千尋(阿部純子)と連絡が取れなくなり、千尋の両親が捜索願を出したのです。
雨宮麗美(高岡早紀)とその夫・武士(純烈:小田井涼平)のふたりがダイニングで刑事を応対し、新米家政婦・花村幸子(福田麻由子)は側で控えていました。
そんな様子を、ふたりの娘で姉・梨花(田辺桃子)と妹・結花(山口まゆ)の双子の姉妹が、ダイニングの入口の外から心配そうに見守ります。

千尋は雨宮家の英会話講師を先々週に辞め、麗美が慰留に務めたものの、千尋の意志は固かったと刑事に伝えます。
千尋は雨宮家の家庭教師・宗像忍(浅香航大)と交際しており、警察は痴情のもつれによる殺人を疑っていました。
殺人事件と聞き、幸子を含め雨宮家の面々が驚く中、梨花だけは伏し目がちに不安そうにしていたのです。
麗美の話を聞き、事件性が低いと刑事は考え、そんな刑事の様子を見て梨花は薄っすらと笑みを浮かべるのでした。

事件を疑う宗像、千尋に別の男の影

警察は雨宮家の近所でも聞き込みをし、千尋の失踪は幸子の所属する『山の手家政婦協会』の先輩家政婦・桑原清美の耳にも届いていました。
清美が勤める家の奥様が雨宮家を快く思っておらず、清美にあることないこと吹き込んでいたのです。
家政婦協会に戻った幸子は、そんな清美から雨宮家の実態を耳にします。
雨宮家の先代は妻との間に子供が出来ず、医師の婿を取ることを条件に愛人に生ませた麗美を跡取りに迎え、更に婿に来た武士は地方の貧しい家の出身で研修医の頃に東京に出て来ていました。
雨宮家は三代続く医者の家系で同じく武士の家も医者、麗美から幸子が聞いていた話とは違うものでした。

家政婦協会からの帰り、宗像が通う青鵬大学医学部に寄った幸子は、千尋の裏の顔を垣間見ます。
警察は事件性が低いと判断していたものの、宗像は考えは違っていたのです。
千尋は自身では買えないような指輪やバッグを持っており、千尋に別に男がいると宗像は疑っていました。
以前、幸子が見た千尋の高価な指輪は、宗像が贈ったものではなかったのです。
そして、今回の失踪がその男と関係があると宗像は考えていました。

麗美のように自傷する姉妹

ある日、間もなく夕食で麗美に梨花、そして結花の3人がダイニングのテーブルにつき、そこへ武士が帰宅します。
バレエコンクールで金賞を取った梨花のために、武士は高価なトウシューズをプレゼントしました。
武士は梨花を溺愛し、同じコンクールで銅賞を取った結花には何もありません。
大喜びの梨花は、テーブルにあったグラスを倒してしまい、ジュースをこぼしてしまいました。
麗美は梨花に厳しく当たり、こぼれたジュースを梨花自身に拭かせます。
武士の様子を梨花が伺い、目が合った武士は目を背けるとタバコを吸いにダイニングを後にしました。

食事を終え自室に戻った梨花は子供のような失敗を恥じ、制止する結花をよそに長い定規で自らの左腕を麗美のように何度も打ちます。
大好きな武士に、嫌われたくない一心でした。
すると、結花も梨花を真似、長い定規で自らの左腕を打つのでした。

嫉妬に狂う麗美が幸子を手に掛ける?

翌日、幸子が用を済ませ雨宮家に戻ると、武士が庭に面したテラスで昼間から酒を呷っていました。
梨花の姿はなく、今日は舞台鑑賞に出掛けていたのです。
幸子が武士の要求に応じ酒を注ごうとしたその時、武士は幸子を背中から突如抱きしめ、驚く幸子はただ立ち尽くしていました。
そんなふたりの様子を、日傘をさす麗美が黙って見ていたのです。

その日、再び青鵬大学医学部に宗像を訪ねた幸子は、宗像から千尋の失踪の件である事実を聞かされます。
宗像は初めて幸子が大学に訪ねた日以来、幸子の周辺を調べ続け、ある目撃情報を得ていました。
千尋の住むマンションの近くで、千尋が女性と言い争うのを子供が見ていたのです。
そして、その女性は「主人を奪わないで」と千尋に言っていました。

ある日、用を済ませた幸子が帰宅すると、麗美がダイニングでひとりミートソース・スパゲティーが置かれたテーブルに向かい座っていました。
ミートソースは麗美にとって幸せな家族の象徴、麗美は幸子に武士との関係を問い質すと、ミートソースを持って幸子をダイニングの隅まで追い詰めます。
ふたりが揉み合う内、ミートソースは床に落ち皿が割れると、麗美は幸子の首を両手で締めたのです。
そんな中、突如、電話が鳴り響き、麗美は我に返ります。
幸子が電話に出ると家政婦協会からで、田舎の母が倒れたという知らせだったのです。

数日後、ダイニングテーブルを囲む麗美と梨花、そして結花の3人、幸子の姿はなくテーブルには夕飯に取った出前の寿司が並んでいました。

その夜、ひとり武士が仕事をするクリニックの院長室で、武士の悲鳴が響き渡るのでした。

麗美の運命の人は宗像!

1年後、田舎の母の自宅療養期間を終え、家政婦協会に戻った幸子は再び雨宮家で働くことを選びます。
しかし、雨宮家は1年前とは状況が違っていました。
幸子が雨宮家を訪ねると、麗美は庭で立ち尽くし、芝生が生えていない土を掘り返したような跡を見つめていました。
幸子がダイニングに通されると、暖炉の上には武士の写真が飾られ、その前には武士が好きだったウイスキーを注いだグラスが置かれていたのです。
幸子が田舎に帰ると間もなくして武士は自殺、クリニックは閉鎖状態で麗美は調度品や株、不動産などを売却して生計を立てていました。

チャイムが鳴り、麗美は幸子を制し嬉しそうに自ら迎えに出ます。
今日は、梨花と結花の家庭教師の日で宗像でした。
麗美は、宗像にプレゼントされたというダイニングに飾った淡いピンクのチューリップを宗像に見せます。
しかし、宗像はプレゼントしたつもりはなく、チューリップは商店街のくじを引き当たっただけのもの、男のひとり暮らしには不釣り合いと考え麗美に譲っただけでした。

学校から梨花と結花が帰宅、ふたりは16歳ですっかり大人びた姿に幸子は驚きます。
梨花は宗像と腕を組み、宗像のバッグを結花に持たせると、ダイニングを後にしました。
そんな3人を見送る麗美は、何故か舌打ちするのでした。

梨花と結花の部屋で同時にふたりの勉強を見る宗像、梨花は宗像の顔ばかり見つめ勉強に身が入っていませんでした。
しかし、梨花は名門私立の高校で学年トップ、結花は3位、そんな梨花は宗像と結婚し宗像をクリニックの跡継ぎにしようとしていたのです。
宗像が院長で梨花が看護師、梨花の思い描く未来には大学より看護師学校が必要で、結花も同じく看護師を目指していました。
その夜、夕食の時に、梨花は麗美に宗像を跡継ぎに考えていることを麗美に打ち明けたものの、麗美は反対するのでした。

後日、麗美が宗像に梨花と結花の進路について相談、ダイニングにある応接セットでふたりでお茶をしていると、ティーカップを持ち損ね紅茶が麗美の手にこぼれます。
宗像はハンカチを麗美に差し出し、麗美は宗像の誠実さに感動します。
そして、失踪した千尋のことを未だに思い続ける宗像の姿が、亡くなった武士を忘れずにいる麗美自身と重なります。
そんな胸中を、麗美は宗像に打ち明けました。
「一緒に前を向いて生きて行きましょう」
宗像は麗美にそう声を掛けたのでした。

その夜、ダイニングのテーブルにひとり向かう麗美は、左手の薬指から結婚指輪を外し、宗像から借りたハンカチの香りをかぐと「運命の人」と呟きます。

ある日、楽しそうにダイニングに飾ったチューリップを手入れする麗美、ピンクのチューリップの花言葉は『誠実な愛』でした。
宗像は毎日のように雨宮家に招かれ困惑していましたが、麗美にはこの毎日は宗像との自宅デートだったのです。
デートと聞き驚く宗像に麗美はふたりは付き合っていると言い、「一緒に前を向いて生きて行きましょう」と言った宗像の言葉は麗美にとっては告白でした。

ドアが閉まる音がし、梨花と結花が帰宅したことに気づいた麗美は、宗像にキスをします。
宗像は驚き、そして梨花と結花のふたりはダイニングの前で呆然と立ち尽くすのでした。

3話(最終回)のあらすじネタバレ

宗像がドイツ留学

学校から帰宅した雨宮梨花(田辺桃子)と結花(山口まゆ)の双子の姉妹は、母・麗美(高岡早紀)と青鵬大学医学部5年生で姉妹の家庭教師・宗像忍(浅香航大)がダイニングでキスをするのを目撃。
宗像に憧れる姉妹は、呆然と立ち尽くしていました。
激怒する梨花は麗美を問い質し、交際してもいないのに恋人のように振舞う麗美に宗像は困惑します。
そこへ、新米家政婦・花村幸子(福田麻由子)が帰宅し、宗像は大学の交換留学生としてドイツに行くことを打ち明け、家庭教師を辞めることを告げました。
麗美と梨花は反対し、結花はただ立ち尽くしているだけでした。

驚異の身体能力、雨宮家の女たちがタクシーを猛追!

後日、麗美は派遣会社から住所を聞き宗像のアパートを訪れると、大学へ行こうと部屋から出て来た宗像と玄関の前で鉢合わせします。
交際していると思い込む麗美とは話が噛み合わず、珍しく声を荒げる宗像は逃げ出すようにアパートの2階から駆け下り、大通りに出てタクシーに飛び乗りました。
追いかけて来た麗美をよそにタクシーは大学へと向かい走り出し安堵する宗像、ところが麗美は走ってタクシーを追って来たのです。
今にも追いつかれそうで恐怖を覚える宗像、タクシーがスピードを上げても麗美は追うのを止めず、更に梨花と結花の姉妹も追って来ました。
信号が赤に変わり停車するタクシーに追いつくと、麗美に梨花、そして結花の3人が宗像を呼びタクシーの窓を叩き、宗像はただただ怯えるしかありませんでした。
信号が青になり猛スピードで走り去るタクシー、3人はタクシーを追わず見送るのでした。

麗美に不誠実の烙印を押された宗像が火災で死亡

数日後、幸子が雨宮家の庭を掃除していると、結花が花壇を作りに来ました。
結花は父・武士(純烈:小田井涼平)が亡くなる前のように、美しい花に彩られた庭に戻そうとしていたのです。
ところが、麗美が現れ花壇を作ることに反対、結花が花壇を作ろうとしていた場所は幸子が家政婦に復帰した日、麗美が見つめいていた土が掘り返されたところでした。

結花が2階の自室に戻ると、梨花が声を荒げ泣きながら電話をしていました。
電話の相手は宗像で、来月いっぱいまで家庭教師をするはずの宗像が、突如、家庭教師を辞めたのです。
一方的に電話を切られた梨花は激高し、宗像と撮った思い出のポラロイド写真をはさみで切り裂き、そして結花にも宗像と撮った写真を切らせました。
すると、麗美が現れ、宗像の写真を手にすると宗像を不誠実と罵り写真を燃やします。
そして後日、宗像は自宅アパートの火災に巻き込まれ、同じアパートに住む長谷川浩一と鈴木聡と共に死亡しました。

麗美に疑惑の目を向ける幸子

数日後、麗美に梨花と結花の姉妹、そして幸子の4人が宗像の葬儀に参列し帰宅すると、ダイニングのテーブルにつきます。
アパートの火災が放火の可能性があることに麗美が言及し、梨花に目をやります。
行方不明になった姉妹の英会話講師・小柳千尋(阿部純子)の捜査に来た西松原署の刑事と麗美は葬儀で会い、その刑事から放火の疑いがあることを聞いたのでした。

『山の手家政婦協会』に戻った幸子は、雨宮家に以前勤め行方不明になった家政婦が亡くなった可能性があることを先輩家政婦・桑原清美に知らされます。
家政婦協会に警察から連絡があったのです。
桑原は幸子を怖がらせまいと黙っていましたが、行方不明者や死者が相次ぎ雨宮家に疑問を抱いたのでした。

宗像が亡くなる数日前、宗像から幸子に電話があり、その会話を麗美に聞かれた可能性がありました。
宗像の元を恋人・千尋の友人・涼子が訪ね、自ら失踪したとする警察の見解に疑問を抱く涼子は千尋が不倫していたことを宗像に打ち明けます。
千尋は英会話を教えている家の男性と言われるがまま関係を持ち、親の借金を返すためその男性から貰った高額なプレゼントを金に換え親に送っていたのです。
そんな千尋と涼子が会っていた日、千尋は不倫相手の家に行くと言ってタクシーで出掛け、千尋の様子に違和感を覚えた涼子は、別のタクシーで千尋の後をつけました。
そして、千尋がタクシーを降りた場所は雨宮家の前、千尋の不倫相手は武士、そんな話を電話でしている時、電話から不審な物音がしました。
音を立てたのは幸子でも宗像でもなく、幸子は子機で麗美に会話を聞かれたと思い慌てて電話を切ったのです。
幸子は麗美に疑惑の目を向け、家政婦協会を飛び出して行きました。

幸子はシャベルを持ち出すと、麗美が花壇を作ることに反対した場所を掘り返し人の骨を見つけます。
驚く幸子の元に麗美が現れ、幸子は慌てて逃げ出しました。
麗美は掘り返された骨を拾い、手に持っていた袋に回収するのでした。

純愛モンスター誕生!

夜、薄暗いダイニングにひとり、麗美がテーブルにつき、そのテーブルの上には骨の入った袋が置かれていました。
電話が鳴り麗美が出ると幸子からで、幸子は家政婦を辞める旨を麗美に告げます。
理由を問い質す麗美に、幸子は不倫した武士を麗美が自殺に見せかけ殺害し、その不倫相手の千尋と真相に辿り着いた宗像も殺害、そして以前勤めていた家政婦までも麗美が殺害したと幸子が言い放つと、麗美は電話を切りました。
幸子は桑原に電話すると、今晩は家政婦協会に泊まり、雨宮家に荷物を取りに行った後、警察に出向くと告げます。

麗美が骨の入った袋を持って2階の姉妹の部屋に行くと、白のワンピースを真っ赤に染め床に倒れている梨花の刺殺体を見つけます。
驚愕する麗美が梨花に顔を近づけるとドアの閉まる音がし、驚いた麗美が振り向くと同じ白のワンピースを返り血で染め、血の付いたナイフを手にした結花が立っていたのです。

何があったのか麗美に問い質され、結花はこれまで殺害してきた人たちのことを明かします。
以前勤めいた家政婦と千尋を殺害したのは結花、結花が大好きな武士とふたりは不倫関係にあり、結花には振り向きもしないのに武士は家政婦のことは見ていました。
武士の大切な存在になりたかった結花でしたが、それは叶わず武士を殺害します。
そして、結花は宗像も殺害、麗美や梨花と同じくらい結花も宗像が好きでしたが、麗美と梨花がいると宗像が結花のものになることはなく、しかも宗像は千尋の失踪に納得がいかず調べていました。
電話を聞いていたのは麗美ではなく結花、あの物音は結花が電話を聞いている時に風が入り、カーテンが受話器をかすめたのでした。
真相に近づく宗像に困っていた結花でしたが、「(手に入らないのなら)いない方がまし」梨花の言葉に結花は宗像の殺害を決意し、マッチでアパートに火をつけました。

仲が良く姉のようになりたいと憧れていた梨花を殺害したのは、麗美が骨を掘り返し、結花は全てを終わらせようとしたのです。
そして、梨花がいると梨花にはなれないことに結花は気づきました。
麗美も梨花と同じ、ふたりがいると結花は劣等感を抱えたまま生きていかなければならず、結花はこの先そんな生き方を望みませんでした。
変わりたいと望む結花は麗美に体をあずけ、そのまま麗美をナイフで刺します。
麗美は結花を抱きしめ、自身と梨花のふたりの分まで幸せになり、運命の人を見つけ純愛を貫くよう言い残すと、その場に崩れ落ちるのでした。

翌日、雨宮家を訪ねた幸子がチャイムを鳴らしたものの応答がなく、鍵が開いていたので幸子は勝手にダイニングまで入りました。
笑い声が聞こえ幸子が振り向くと、ナイフを持った結花が立ち『リカ』と名乗ります。
そして、リカはナイフを振り上げると幸子の元へ向かい、そのナイフを振り下ろすのでした。