ドラマル

2020年12月18日

『レッドアイズ 監視捜査班』ネタバレ!1話から最終回までのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ

ドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』の1話から最終回までのあらすじを、原作ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

亀梨和也さん主演の連続ドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』を200%楽しむために、キャストや各話ゲスト、視聴率の推移をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。

※『レッドアイズ 監視捜査班』全話ネタバレ完了済み(2021年3月28日)。

見逃し配信をチェック

当記事には、『レッドアイズ 監視捜査班』の第1話から最終回までのネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「Hulu」で第1話から最終回までの放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

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『レッドアイズ 監視捜査班』の基本情報

概要(見どころ)

『レッドアイズ 監視捜査班』は、酒井雅秋、まなべゆきこ、福田哲平らが脚本を手掛けたサイバークライムサスペンスドラマ。韓国映画『監視者たち』のリメイク版ではと噂されていますが、公式による原作の発表はありません。

愛する人の命を奪われた元刑事の主人公・伏見響介(亀梨和也)が、天才的な頭脳を持った元犯罪者たちと共に、国内に500万台あるといわれる監視カメラを駆使して、凶悪な連続殺人鬼に迫る手に汗握る物語です。

物語の前半では、亀梨和也さんや、シングルマザーの元自衛官湊・湊川由美子役のシシド・カフカさんのアクションシーンに注目です。

キャスト一覧

  • 伏見響介(ふしみ・きょうすけ):亀梨和也
    33歳、情熱的なKSBCの特別捜査官、元神奈川県警捜査一課の刑事
  • 長篠文香(ながしの・ふみか):趣里
    27歳、ビッグデータを解析する優秀な情報分析官
  • 湊川由美子(みなとがわ・ゆみこ):シシド・カフカ
    35歳、シングルマザーの元自衛官
  • 小牧要(こまき・かなめ):松村北斗(SixTONES)
    26歳、どんなシステムでも一度で使いこなす天才ハッカー
  • 島原由梨(しまばら・ゆり):松下奈緒
    35歳、冷静沈着で有能なKSBCの指揮官、響介の捜査一課時代の先輩
  • 山崎辰二郎(やまざき・たつじろう):木村祐一
    55歳、犯罪心理学専攻の元大学教授、KSBCのプロファイラーオタク
  • 奥州寛治:矢島健一
    52歳、神奈川県警の刑事部長、島原の上司
  • 長久手智亮:川瀬陽太
    42歳、神奈川県警の捜査一課刑事、典型的なアナログ人間
  • 姉川保:長田成哉
    33歳、長久手の後輩刑事
  • 石津渉:福澤重文
    40歳、屋台「石’s kitchen」の店長
  • 大塩はるか:髙橋ひかる
    21歳、島原の妹、屋台「石’s kitchen」で働いている
  • 結城美保:小野ゆり子
    27歳、伏見の婚約者
  • 湊川敢太:森島律斗
    8歳、湊川の一人息子
  • 鳥羽和樹:高嶋政伸
    45歳、青いコートの男、「鳥羽メンタルクリニック」の心理カウンセラー、伏見の婚約者(美保)の命を奪った殺人鬼?

ゲスト一覧

  • 輪入道(1話)
    美保の殺害容疑をかけられた男
  • 蠣埼孝太郎:忍成修吾(2話)
    犯人に刺された男性→漆川を利用した黒幕
  • 漆川卓也:般若(2話)
    蠣埼と繋がる男
  • 湊川茂夫:呂布カルマ(3話)
    由美子の夫
  • 島原信嗣:笠原秀幸(3話)
    由梨の夫、島原ゼミナールを経営
  • 山崎克巳:塩野瑛久(4話)
    辰二郎の息子
  • 高松優希:冨手麻妙(4話)
    克巳の恋人
  • 晋平:橋本淳(5話)
    文香の兄
  • 真弓:TAK∴(5話)
    謎の男
  • 米野悠香:森田望智(6話)
    小牧の大学時代の後輩
  • 瀬沢巧:古谷隆太(6話)
    小元暴力団員で強盗団リーダー
  • 鴫野耕平:正名僕蔵(7話)
    響介に恨みを持つ、強盗殺人罪の前科
  • 潤子:大高洋子(7話)
    耕平の妻
  • 下関森一:山田明郷(8話)
    次期総理候補の現職外務大臣
  • Zeebra(10話)
    中丸出版の週刊誌編集長

スタッフ一覧

  • 原作:なし
  • 脚本:酒井雅秋、福田哲平、まなべゆきこ
  • 音楽:カワイヒデヒロ
  • 主題歌
    曲名:Roar
    歌手:KAT-TUN
    レーベル:ジェイ・ストーム
  • チーフプロデューサー:池田健司
  • プロデューサー:尾上貴洋、茂山佳則
  • 演出:水野格、長沼誠
  • 制作協力:AX-ON
  • 製作著作:日本テレビ

各話の視聴率

『レッドアイズ 監視捜査班』各話の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※視聴率はビデオリサーチ調べ

各話放送日視聴率
1話1月23日12.4%
2話1月30日10.4%
3話2月6日9.9%
4話2月13日9.4%
5話2月20日9.5%
6話2月27日9.5%
7話3月6日9.8%
8話3月13日10.3%
9話3月20日9.1%
10話・最終回3月27日8.1%

『レッドアイズ 監視捜査班』の最終回ネタバレ(予想)

監視カメラなどの最新の監視システムを利用し、犯罪捜査を行うKSBC(神奈川県警捜査分析センター)が設立されました。
KSBCの責任者に任命された捜査一課の刑事・島原由梨(松下奈緒)は、早速KSBCの捜査官を集めることになります。

特別捜査官としてKSBCで働くことになった伏見響介(亀梨和也)は、過去に捜査一課の刑事として優秀な働きぶりを見せていたエリートです。
しかし、恋人を何者かによって殺害されたことをきっかけに刑事を辞めていました。
伏見は、島原の指示を受けて同じKSBCの一員となる民間捜査員たちと合流します。

民間捜査員たちは、元自衛隊員の経歴を持つシングルマザー・湊川由美子(シシド・カフカ)、天才ハッカー・小牧要(松村北斗)、元大学教授の経歴を持つ山崎辰二郎(木村祐一)です。
珍しい経歴を持つ面々が集まっている民間捜査員たちは、実は全員元犯罪者で、その事実を知った伏見は驚きつつも、早速事件の捜査を行うことになります。

連続殺人犯を逮捕するため、監視システムを使用して行方を追うKSBCのメンバーたち。
伏見は湊川とともに、監視システムで連続殺人犯の行方を探している小牧と山崎の指示を聴きながら、連続殺人犯に接近していきます。
しかし、途中で尾行していることに気づかれ逃げられそうになります。

伏見と湊川は、一度捜査体制を立て直し、他人の心理を読むことに長けている山崎のアドバイスを受けて、潜入捜査をしながら連続殺人犯に近づきます。
連続殺人犯を追い詰めた伏見と湊川は、見事に連続殺人犯を逮捕します。

犯人逮捕を受けて結束力を強め始めたKSBCのメンバーたちは、その後も監視システムを利用し、次々と事件を解決していきます。

そんな中、伏見の恋人を殺害した人物と同一人物と思われる人物が、再び殺人事件を起こしたという情報が入ります。
伏見は動揺を隠して捜査に臨みますが、つい感情的になってしまい、犯人を取り逃がしてしまいます。
それでも、KSBCのメンバーたちに説得され、再び捜査に挑みます。

最終回では、自らも重傷を負う激しい戦いを制し、伏見は恋人を殺害した犯人を逮捕するという結末を予想します。

『レッドアイズ 監視捜査班』各話のあらすじ

2021年1月23日から日本テレビ系にて放送開始された亀梨和也さん主演の連続ドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』の各話あらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。

1話のあらすじネタバレ

神奈川県警捜査一課の敏腕刑事(警部補)だった伏見響介(亀梨和也)。三年前の冬、妊娠六ヶ月で母子手帳を持つ婚約者、結城美保(小野ゆり子)が、山下埠頭倉庫街で、青色フード付コートの男に刺殺されていました。そして、その容疑者(輪入道)に対する暴力行為(特別公務員暴行陵虐罪)で懲戒免職のうえ逮捕、収監。容疑者とされた男にはアリバイがあり、彼は美保殺しとは関係ありませんでした。

出所後、元自衛官で夫殺しの過去を持つシングルマザーの湊川由美子(シシド・カフカ)、詐欺罪で逮捕されたことがある犯罪心理学専門の元大学教授・山崎辰二郎(木村祐一)、防衛省のサーバーへの不正アクセスで逮捕された天才ハッカーの小牧要(松村北斗)とともに浮気調査専門の探偵事務所を開業。既に、美保が殺害されてから三年が経過。

そんな折、響介の元上司の島原由梨(松下奈緒)から、監視(防犯)カメラデータを最新鋭システムを使って解析、捜査しようという神奈川県警捜査分析センター(KSBC)で、特別捜査官として働くよう誘われます。由梨は新設されたKSBCの統括責任者を刑事部長の奥州寛治(矢島健一)より拝命しています。
響介は、探偵事務所の由美子、辰二郎、要の同時配属を希望。情報分析官の長篠文香(趣里)らKSBCスタッフは、元犯罪者たちのKSBC参加に困惑します。

そんな折り、女性が公園の駐車場で襲われ拉致されるという事件がKSBCに飛び込みます。横浜中央公園駐車場で、アマカメラマンのモデル要請に応える素人モデル・深井彩音が青色コートの男に後頭部をスパナで殴られ、車(バン)で誘拐されます。右腕に大きな傷がある犯人は偽装ギブスを胸に下げていて、その中からスパナを取り出していました。事件通報者は公園の主任警備員・岩槻光哉です。公園内監視カメラに女性が拉致される場面が映し出され、それで急ぎ通報したとのこと。

響介と由美子が、天才ハッカー・要の誘導により、誘拐犯が辿った道を車で追います。犯人の車は南足柄方面の山間部、監視カメラが設置されていない方向に向かっています。
その頃、もう一件の誘拐事件が発生していたとの報がKSBCに入ります。彩音誘拐の一時間前、女子高生の岩槻知美も、同一犯と思われる青コートの男に、同一手口で拉致されていました。先行して知美が連れ去られていた場所に、袋に入れられた彩音も運ばれます。

ほどなく、サイト上に「TEDの部屋~真紅眼~/あなたは今の生活に満足していますか?穏やかなあなたのその心に少しのスパイスを……/本日夜7時/殺人START」というタイトルが現れ、連れ去られた知美と彩音が手足を縛られている姿で映し出されます。間もなく、彼女たちの殺人実況ライブが動画配信される模様です。ハックソーフレーム付き金切鋸(かなきりのこぎり)を持った犯人が、最初に彩音の足を断ち切ろうとしています。

文香が、彩音誘拐事件発生前後の監視カメラ映像に不審者事前検知システムを取り込み、事件通報者の主任警備員・岩槻光哉を不審者として割り出します。犯罪予備軍を事前に探り出すこのシステムにより、通報警備員の犯行の可能性が高まります。彼は、事件発生30分前に監視カメラを覗き込むなど、怪しい動きをしています。警備会社に彼の所在を問い合わせますが、既に、岩槻は姿を消しています。

犯人の車はトンネルを抜けてから、その後の動きが判然としません。殺人ライブ配信がそろそろ始まりそうですが、海外サーバーを使っていて、その現場は特定できません。そのあたりの山間部の廃墟、空き家は全八ヶ所。なかなか絞り込めませんが、響介が動画サイト予告画像にカード式テレビがあるのを発見し、それで、拉致現場が元ホテルの廃墟と推定。そのあたりの山間部ホテルなら、オリエンタルホテルとリゾートホテルの二ヶ所です。
まず、近い方のリゾートホテルに向かう響介と由美子でしたが、即座に、駐車場の車を見て、それが180cm以上の身長がある犯人が乗って来た車ではないと気付きます。ハンドルと運転席の距離でそう判断した響介は、もうひとつのオリエンタルホテルに急行し、そちらの建物内に侵入。

捜査一課刑事・長久手智亮(川瀬陽太)と柿川保(長田成哉)も、廃墟になっているリゾートホテル駐車場に辿り着き、それで、この廃墟にこそ犯人がいるという思い込みで、こちらの建物内に侵入。そして、この刑事コンビは面を付けた男にナイフで襲われます。両刑事が襲い掛かって来た男を取り抑えますが、彼は犯人ではなく、誘拐された女子高生・知美の父親、公園警備員の岩槻光哉でした。娘を返して欲しければ協力せよと犯人に脅されていた知美の父親は、捜査を混乱させ、捜査員がアジトの現場に近付くのを阻止(時間稼ぎ?)するよう強要されていました。

金鋸で彩音の足が切断されようという時、響介が駆け付け、フード付き青コートの男を制圧します。今度こそ、この男が美保殺し犯と思い込み、美保の仇とばかりに男が落としたナイフで刺し殺そうとするのですが、顔面を庇った男の腕を見て、そこにある傷痕が美保殺し犯のものとは違うことに気付く響介。
駆け付けたパトカー警官に誘拐犯を引き渡す響介。額から流血している彩音は救急隊員に手当されます。首を固定され担架で運ばれる知美の元には、パトカーに乗せられて駆け付けた父親の岩槻光哉が寄り添います。

二人の女性の誘拐犯、マル容は北畠満夫であり、響介の見立て通り、美保を殺した青コート男の腕の傷痕とは、その切り傷の長さが違います。更には、美保殺しが発生した際、北畠満夫は他県に居ました。
いずれにせよ、北畠の逮捕は、響介ほか三人のお手柄であり、彼らは、正式にKSBC採用が認められます。

全国500万台に達する監視カメラ。そのカメラに、いずれ美保殺し犯がはっきりと映し出されることに期待する響介。が、KSBC統括責任者の島原由梨は、冷静に対応できるはずのない響介に、美保殺しの捜査はさせないと通告します。
「怪物と戦う者は、自らが怪物と化さぬよう心せよ」(ニーチェ)という言葉が響介の背中に突き刺さります。

腕に長い傷痕を持つ美保殺しの真犯人が、パソコン内の北畠満夫のファイルを、役目が終わったものとしてゴミ箱に移しています。
その後、彼の元に届いた新着メールを開くと、森林の中で若い男女が後ろ手に縛り上げられ、そして猿轡(さるぐつわ)をされている映像が立ち現れます。そこに消音器付き拳銃を持った覆面男が現れ、拉致拘束されている若い二人に近付きます。覆面男は、若い男を殴り倒してから拳銃をナイフに持ち替え、それを何度も降り下ろします。

2話のあらすじネタバレ

伏見響介(亀梨和也)らが特別捜査員として配属された神奈川県警捜査分析センター(KSBC)に、「今朝、二人を殺した。今から、死体を山手森林公園に捨てる。最新システムを使って俺を捕まえてみろ」という挑戦的な殺人遺棄通告が届きます。拘束されている若いカップルの前に消音器付き拳銃とナイフを持った覆面男が現れ、彼らにナイフを降り下ろすという映像もKSBC送られています。KSBCの新システムが本当に役に立つのかを確かめようというのが犯行の狙いのようです。

遺棄現場に向かった響介と湊川由美子(シシド・カフカ)は、ナイフで刺殺されたものと思われていた男性、蠣埼孝太郎(忍成修吾)の生存を確認。他方、死亡確認された女性の胸ポケットからは、犯人によるメッセージ暗号が記された手帳が出て来ます。元ハッカーの小牧要(松村北斗)が、暗号解読。「私は人間を殺すのが好きだ。森で獣を狩るよりずっと楽しい。なぜなら、人間は最も危険な動物だから」という暗号文面でした。

犯人は、この暗号内容を新聞社サイトに午後四時までに掲載せよと指示。山崎辰二郎(木村祐一)は、1960年代に世界を震撼させたアメリカの劇場型連続殺人、ゾディアック事件を模倣していると看破。
若いカップルを殺害し、警察やマスコミに犯行声明を送り付けたこの劇場型犯罪には、多数の模倣犯が追随していました。センター長の島原由梨(松下奈緒)は模倣犯の出現を懸念して犯行声明の掲載はせず、とにかく、午後四時までに犯人を確保するよう響介らに命じます。そこに、犯人から、暗号に続いて、新たに謎の設計図が送られて来ます。

横浜大学付属本牧中央病院に運ばれていた被害者、遺棄男性の蠣埼孝太郎の意識が回復。響介と由美子が彼の話を聞きます。殺された女性とは結婚直前だったと聞かされ、自分の過去と重ね合わせる響介。そんな蠣埼は、刺された後、犯人が赤色のオフロードバイク(盗難車)で逃走するのを見ていました。で、その赤色バイクの移動先が追跡解析で判明します。

盗難バイクの移動先は、金沢区の旧若林公民館(廃ビル)でした。そこに駆け付ける響介。相棒の由美子には、息子の敢太(森島律斗)との時間を大切にということで、本牧中央病院に彼女を置き去りにしていた響介は、捜査一課刑事、それに所轄署からの応援刑事らとともに、廃ビルに突入。そこで、血痕が付着した凶器のナイフを発見後、シンバルを打つ猿の玩具に仕掛けられた爆弾に見舞われます。響介らは吹き飛ばされますが、とりあえず、命に別状なし。結局、屋上からロープを伝って逃げようとして、金属バットを振り回す犯人を響介が取り抑えます。廃ビル突入前、屋上にローブが括り付けられているのを目撃していた響介は、犯人の逃走ルートを予見していました。
男が所持していた免許証で、盗難した赤色のオフロードバイクで廃ビルのアジトに逃げ込んでいたこの犯人が、漆川卓也(般若)と判明。そして、暗号文の後にKSBCに送られていた設計図は、五年前、八人もの死者を出した平塚市の四つ葉重工爆破事件で使われた爆弾の設計図と判明します。要が、それを突き止めています。この爆弾がシンバルを打つ猿に仕掛けられていました。

本牧中央病院に取り残された由美子の元に、医師が渡し忘れていた蠣崎孝太郎の手術経過報告書を持って来ます。上から逆手で刺されたと当人は証言していましたが、報告書では、下から刺された傷痕と記載されています。それを響介に伝え、それを聞いた響介は、被害者を装った蠣崎が、自ら腹を刺したものと推察します。そういう遣り取りを響介と由美子がスマホでしている時、由美子がスタンガンで蠣埼に襲われます。由美子の手を離れたスマホを取り上げ、蠣埼が響介に言います。「可愛そうだったか。恋人を失った俺に同情したんだろ。これは己の弱さが招いたお前の失態だ」と言ってから、蠣埼は由美子を車で拉致します。

蠣埼よりKSBCに連絡が入ります。映像が送られます。金属バットを手にした蠣埼が人間が入っている布袋の前にいます。「犯行声明文を新聞社サイトに掲載しなかったな。ということで、新たな犠牲者が必要だ」と言って、蠣埼が袋を乱打します。要求通りに犯行声明文をサイト掲載をしないというのは、模倣犯の出現を嫌った島原センター長の判断でしたが、蠣埼は、それを許せません。何発も殴打された袋の中には由美子がいるものと思われましたが、その袋の中にいたのは、別途、蠣埼に誘拐されていた男性でした。

「午後八時、警察の失態で新たな犠牲者が出たと記者発表しろ」と要求する蠣埼。その奥に、袋から顔だけを出して眠る由美子の姿が見えます。「次は、この女だ。この女を助けたければ原点に帰れ」と蠣埼。袋に入れられ失神している由美子の脇には、例のシンバルを打つ猿の玩具(爆弾)が設置されています。
八時まで、二時間を切っています。「殺してやる」と充血して赤い眼をした響介が呟きます。

3話のあらすじネタバレ

蠣埼孝太郎(忍成修吾)に拉致された湊川由美子(シシド・カフカ)は、過去の夫殺しのこと、そして、息子幹太(森島律斗)のことなど、彼が自分の過去を詳細に知っていることに驚きます。
DV夫、皆川茂夫(呂布カルマ)の暴力に耐え切れず別れ話を持ち出した時、「どうしても別れると言うのなら、幹太を殺して自分も死ぬ」と、言った夫を包丁で刺し殺した過去を持つ由美子。彼女は、命掛けで息子を守り抜いていました。

一方、女性を殺害し、そして、蠣埼も刺したものとして逮捕された漆川卓也(般若)は、犯行を否認。彼は、蠣埼が女性を殺し、その後、自ら腹を刺したものと証言します。後に、この時に殺害された女性は、蠣崎の恋人ではなく、蠣崎の復讐対象になっている男の恋人であったことが分かります。
つまり、島原由梨(松下奈緒)をセンター長とする、KSBC(神奈川県警捜査分析センター)に送り付けられていた若いカップルに対する犯罪行為(殺害)映像そのものは、完全なフェイク動画なのでした。漆川は死体(殺人)フェチであり、本物の殺人現場を見たいということで、蠣崎に協力していただけの男でした。

伏見響介(亀梨和也)は、蠣埼の行方を追います。アメリカの劇場型連続殺人、ゾディアック事件の模倣犯と当初から見ていた山崎辰二郎(木村祐一)は、蠣埼の犯行メッセージに込められていた「原点に戻れ」という言葉から、彼のアジトを特定します。ゾディアック事件の最初の犯行は湖付近であり、それで、栗花湖近くの廃工場に由美子は監禁されているものと推察します。
廃工場の一室では、机の上に立たされた由美子の首にロープが巻かれていて、その机の脚の一本を蠣崎がバットで破壊。バランスを崩して机から脚が離れると、由美子は首吊り状態になります。それだけでなく、蠣埼は、シンバルを打ち鳴らすサルの玩具爆弾という二重の罠を仕掛けています。

その一方では、幹太と祖母、律子(大草理乙子)が乗っているバスに、サルの玩具爆弾が仕掛けられているとの情報が入ります。
バスに仕掛けられた爆弾対応を捜査一課の長久手智亮(川瀬陽太)と柿川保(長田成哉)に任せ、響介は、由美子のいる廃工場に急ぎます。
その頃、由美子は机から脚を踏み外し、既に首吊り状態です。それを間一髪で救出し、そして、その直後の、サルの玩具爆弾も回避。響介の心臓マッサージで、由美子は息を吹き返します。
他方、捜査一課が駆け付けたバスは緊急停止し、全員脱出。こちらは、時限に至っても爆発せず、ただ、KSBCを混乱させ、世間を騒がせるのが狙いのようです。

島原ゼミナールの島原信嗣(笠原秀幸)を訪れ、忙しい姉(島原由梨)に代って誕生日プレゼント(財布)を手渡す大塩はるか(高橋ひかる)。
KSBCに蠣崎から連絡が入り、彼の真のターゲットは、拉致した由美子ではなく、センター長の島原由梨と判明します。
蠣崎が送り付けて来た動画映像には、島原ゼミナールの一室に拘束されている信嗣とはるかの姿が映し出されます。「どちらろかを選べ。選んだ方を助けてやる」と拳銃を手にした蠣崎が由梨に言います。究極の選択を迫られる中、若い女性の次に蠣崎がバットで殴り殺した男が、前科持ちの花倉英司であったことが分かります。そして、最初に森林内で刺殺された若い女性は、花倉の恋人なのでした。

八年前、西南地区で強盗致傷容疑者、花倉英司を追っていた由梨。容疑者を歩道橋上に追い詰めた時、そこに幸せの絶頂期の蠣崎と、彼との結婚を真近に控えた静香がいました。そこで、由梨と花倉が揉み合う中で、花倉が静香を押し倒し、彼女が階段落下します。彼女は頭部を打って死亡します。蠣崎が「救急車~!」と呼ぶ間、由梨は花倉を確保。
「お前(由梨)と花倉が静香を殺した」と、蠣崎。それが犯行動機になっています。で、花倉にも自分と同じ思いをさせようと、花倉の恋人が、最初のターゲットになりました。花倉の恋人だった女性が、森林内での殺人遺棄被害者になりました。

響介が島原ゼミナールに到着した時には、既に警備員は蠣崎に射殺されています。そして「俺を撃て、この子(はるか)だけは助けてやってくれ!」と叫んでいた信嗣も、蠣崎に頭部を撃たれます。
室に突入して蠣崎を制圧後、銃を向けて撃つ構えの響介。由梨が「銃を下ろしなさい」と響介を説得します。
「来年こそ、一緒に誕生日を過ごしたいな」というのが、夫の最後の言葉(メール)になりました。KSBC室をひとり抜け出し、「ああ~っ!」と叫んで、泣き崩れる由梨。

由美子が蠣崎に狙われたのは、病院で医師から蠣崎の術後データを渡された際に、いち早く真相に気付いたからでした。そういうことは分かったのですが、しかし、バス爆発は無かったものの、サルの玩具が幹太の席の下に仕掛けられていたのは間違いなく、それは何時、どのように仕掛けたのかが不明です。
また、KSBCのメンバーなど、その詳細データをどのように蠣崎が入手したのかも不明です。警察内部に、KSBCの機密情報を漏洩している者がいる可能性があります。

確保された蠣崎が署に連行される際、KSBCメンバーの詳細データを熟知している彼が、響介に言い残します。
サプライズだったんだろ。彼女(殺害された婚約者の結城美保)の妊娠は…。

4話のあらすじネタバレ

伏見響介(亀梨和也)と湊川由美子(シシド・カフカ)が、誘拐事案発生の報を受けて現場に向かい不審者を確保しますと、それは山崎辰二郎(木村祐一)と絶縁状態になっている息子、克巳(塩野瑛久)。彼は覚醒剤を運び屋の木留(KZ)から盗み取り、それを持って恋人の高松優希(冨手麻妙)とともにカナダに逃亡しようとしていたのですが、それを元締めの半グレ集団、神流川一馬(今井朋彦)と羊介(真壁刀義)の兄弟に察知され、潜んでいた空き家を急襲されていました。
で、覚醒剤管理の不行き届けで、木留は羊介にバールで殴られ殺害されます。克巳は優希を人質に取られ、盗んだ覚醒剤(ブツ)を隠し場所から戻すよう命じられて外に放たれたところを響介に確保されたことになるのですが、ブツは優希が袋ごと飲み込んでおり、それが腸に達すると袋が溶けて死に至ります。時間の猶予がありません。

この半グレ兄弟の片棒を担ぎ、二億円の投資詐欺で八年間の懲役を喰らっていた辰二郎。その服役中に妻は過労死し、以来、克巳は父を恨んで絶縁状態になっています。
神流川兄弟との関わりがある辰二郎は、優希を取り戻そうと裏取引きを開始。息子の克巳に泣き付かれた父親を演じて、「ブツは自分が持っている」と一馬に嘘を言い、優希と自らの身の人質交換も求めます。

KSBCセンター長の島原由梨(松下奈緒)は、夫を殺された直後、夫の母から葬儀出席を拒否され落ち込んでいるところに、更に辰二郎の独断的な遣り方(裏取引)が重なったという心労から貧血を起こして倒れ、病院に緊急搬送されます。
由梨の代役を任された情報分析官の長篠文香(趣里)は、辰二郎の裏取引という勝負手に乗ることを決断。神流川兄弟の兄・一馬は、辰二郎の取引に応じ、「横浜第三公園にブツを持って来い。息子の克巳も連れて来い」と要求します。

辰二郎と克巳が公園に入ります。響介は遠くで待機です。辰二郎と克巳に、やって来た羊介が近付きますが、その時、辰二郎は羊介に一馬との兄弟喧嘩を仕掛けます。大きなヤマを紹介するから、何時も弟を馬鹿にしている兄抜きで大仕事をやれと焚き付けます。自分が人質になるので、女を解放しろとも頼みます。そんな遣り取りの中、克巳の耳からイヤホーンが落下して、親子が警察の回し者であることがバレます。羊介は辰二郎を殴り倒して逃走を図ります。
響介が逃げる羊介を追い、待ち構えていた湊川由美子(シシド・カフカ)が確保。その一方では、消音機付き銃を手にした植木が克巳を車で拉致。

確保した羊介との人質交換を一馬に持ちかける辰二郎。一馬は、「今度こそブツを持って来い」と言って、辰二郎の持ち掛けた取引に応じます。
一馬の待つアジトには優希が捕らえられており、そこに植木に連行された克巳が入ります。遅れて辰二郎に連れられた羊介も入ります。で、克巳と羊介の人質交換が行われた直後、一馬は、「出来の悪い身内を持つと苦労する」と言って羊介を射殺。そして、「こんなクズの息子の為に、何故、お前は、そこまでするのか?」と問う一馬に、「クズやない、こいつは俺の息子や」と辰二郎。そして、約束の覚醒剤を差し出す辰二郎でしたが、それが偽物とバレ、一馬は足元にそれを叩き付けます。
その粉末が、一馬の足元に付着。その時、秘かに響介とともにアジトに潜入していた由美子が電源を切り屋内は暗闇になりますが、一馬の足元だけは青白く光っていて、彼の居場所は明らかになっています。辰二郎が覚醒剤として差し出した粉は蓄光パウダーなのでした。暗闇内でのバトル後、響介が一馬らを取り抑えます。由美子が克巳と優希を救出します。
病院に急送された優希の腹部から無事に覚醒剤の袋が取り出されます。

幼少期、克巳は重い心臓病を抱えていて、その治療費の捻出の為、辰二郎は、投資詐欺に加担していました。で、神流川兄弟にハメられた挙句、収監されました。
今回、父に助けられた格好にはなったものの、犯罪者の息子として肩身の狭い思いを強いられて来たことを許せない克巳。そんな克巳に、息子の命を守ろうとした父親の気持ちを少しでも分かって欲しい響介。そういう事実に向き合って欲しいと願う響介。「家族を守る為なら、どんなことでもしようという気持ちは、今のお前には分かるはず」と克巳に語りかけます。妊娠12週目の優希を恋人に持つ克巳なら、父親の詐欺事件を了解できると響介は考えています。
克巳が係員に連行されて行くのを、最敬礼で深々と頭を下げて見送る辰二郎。父親の息子への謝罪の気持ちが、そこに現れています。

神流川一馬の密造拳銃を購入していた一人が蠣崎孝太郎(忍成修吾)であることが、小牧要(松村北斗)の調べで判明。由梨の夫・信嗣(笠原秀幸)を殺害した蠣崎が、婚約者の結城美保(小野ゆり子)の殺害にも関与しているものと推測していた響介でしたが、ここに来て、KSBCメンバーに罠を仕掛ける「青いコートの男」の素顔が明らかになります。
今回、捜査中に倒れたことで、刑事部長の奥州寛治(矢島健一)から定期的にカウンセリングを受けるよう命じられた由梨。彼女が鳥羽メンタルクリニックを訪れると、そこにはカウンセラーの鳥羽和樹(高嶋政伸)がいます。彼こそが、右腕に切り傷がある青コートの男です。

5話のあらすじネタバレ

青いコートの男、心理カウンセラーの鳥羽和樹(高嶋政伸)の次なる犯罪計画が続きます。
鳥羽の目的はKSBC解体を目論んでのことかと思われ、それを後押しする警察内部の情報漏洩者がいるものと伏見響介(亀梨和也)は推測しています。

そんな中、横浜管内で捜査一課刑事の殺害を目的とする連続爆破事件が発生。二名の犠牲者は、11年前の女子高生で今はKSBC情報分析官になっている長篠文香(趣里)が被害者になった拉致監禁事件の担当刑事の宇土豊と堅志田守。
この爆破事件後、怪しい挙動を繰り返す文香のロッカーで、湊川由美子(シシド・カフカ)がパイプ爆弾の起爆装置を発見。で、何かと響介と折り合いの悪い捜査一課刑事・長久手智亮(川瀬陽太)に向かって、「次は、あなたの番」と文香が警告。11年前、宇土と堅志田の下で働いていた長久手刑事が次のターゲットになっているようです。
当時、監禁状態の文香を発見したのは、兄の晋平(橋本淳)。事故で両親を早くに亡くしていた兄弟。それで妹の面倒を一手に見ることになっていた兄。そんな兄の元に「彼氏と暮らすことになったので、暫く帰らない」という妹からのメール(実は、犯人の偽装メール)。そんなメールに不信感を抱いて警察通報したのですが、警察は、全く兄の言い分を取り合わず、単なる家出として処理。兄は周辺の監視カメラ映像を懸命に頭を下げて見せて貰い、それで妹の監禁場所を特定。が、妹を助け出したところで拉致監禁犯(崇勲)と鉢合わせ。咄嗟に、身近にあった煉瓦(レンガ)で犯人の顔面を殴り、それで、傷害致死罪で収監されました。警察が兄の求めに応じてキチンと捜査さえしていれば、兄は殺人罪で刑務所に行かなくて済んだはずなのです。

文香は、日本丸メモリアルパークに長久手刑事を呼び出し、出所した兄・晋平のターゲットになっていることを含め、ことの仔細を伝えることで身の安全を確保して貰おうとしますが、そこにドローン爆弾が飛来。その場に響介と由美子が駆け付けたところで爆発します。が、咄嗟に、文香が長久手を庇ったことで、幸い怪我人は無し。ドローン爆弾の操縦者は晋平です。晋平は、警察官になった文香を、今では、裏切り者とみています。
刑事が爆死した際の監視カメラ映像を見た文香は、その中でマスクを一瞬外した兄の晋平を確認していました。当初から、文香は兄の犯行と気付いていて、それで挙動不審に陥っていました。

晋平を確保しようと長篠家に向かう刑事たち。響介が止めるのも聞かず、オトシマエを付けたい長久手が自ら先頭に立って、ドアを開けようとします。が、ドアを開けると爆発するという罠が仕掛けられています。響介がそれに気付き、危うく難を逃れます。
晋平が逃走し、響介と由美子が、それを追います。が、凄腕の格闘家風の男が現れ、響介と由美子を打ち倒します。晋平は楽々と逃走します。

KSBCに戻ると、「俺を売ったな。プレゼントを開けろ!」と、晋平から文香に電話があります。
プレゼントの宅配便段ボールに爆弾が入っています。文香だけ室に残し、あとの者はビル外に全員退出せよと命じられます。
爆発時間は10分後です。が、センター長の島原由梨(松下奈緒)は爆弾処理班を従え、室の近くで待機。電話での遣り取りの中で、文香は晋平に、兄を疎ましく思っていたこと、怖いので早く事件を忘れたかったことを謝罪。そして、監禁状態から助け出してくれた兄に改めて感謝の言葉を伝えます。

……爆発時間が迫っています。KSBCが入っているビルの対面のビル屋上に爆破スイッチを手にする晋平がいることに気付いた響介。「あの女(由梨)は、どこへ行った?」と問う晋平の言葉を耳にした響介は、ビルの外に脱出したKSBCの面々の中に、センター長の由梨がいないことを確認できる場所として、対面のビル屋上を注視していて、そこに晋平の姿を見ていました。響介が、急ぎそこに向かい晋平を取り抑えます。起爆装置を解除します。

刑事に連行される晋平に、「すまなかった」と深々と頭を下げ、心からの謝罪をする長久手刑事。一方の文香は由梨に「退職願」を提出しますが、それを押し戻されます。
いずれにせよ、まず、湊川由美子の息子・敢太(森島律斗)を狙う犯行があり、そして、塾講師の夫・信嗣(笠原秀幸)を蠣崎孝太郎(忍成修吾)が射殺することでセンター長の由梨に精神的ダメージを加えたのに続き、情報分析官(文香)の兄を爆破殺人鬼に仕立て上げた黒幕。

因みに、信嗣が射殺される際、「全ては<先生>の計画通りです」と黒幕と思われる人物に蠣崎が連絡を入れていて、その言葉を真近で耳にしていた妹の大塩はるか(高橋ひかる)。
晋平のメール履歴にも、<先生>が現れていて、その発信源は秦野市北矢沢。響介がその住所に向かうと、逃走する晋平を追った際に現れた屈強な男が待ち構えています。男は、「奴(響介)が来ました」と、鳥羽和樹(高嶋政伸)に報告連絡を入れ、そして、響介をバトルの末に拘束します。

6話のあらすじネタバレ

二名の刑事を爆殺後、次いで長久手智亮(川瀬陽太)の爆殺未遂を犯し逮捕された長篠文香(趣里)の兄・晋平(橋本淳)。彼のスマホのメール履歴分析で、全ての事件に関わっている差出人の「先生」の発信源(秦野市の別荘)が判明。そこに急行した伏見響介(亀梨和也)に続き、湊川由美子(シシド・カフカ)も屈強な真弓(坂口拓)に打倒されます。
真弓は、響介が来たことを島原由梨(松下奈緒)が通うカウンセラー・鳥羽和樹(高嶋政伸)に報告していましたが、その後の指令を受け、二人を置いて、そこから何処かに立ち去ります。

大学時代の後輩・米野悠香(森田望智)から呼び出し連絡を受けた小牧要(松村北斗)が二人組にスタンガンで襲われ、公園から誘拐されます。小牧と悠香は元暴力団員で強盗団リーダー、瀬沢巧(古谷隆太)に引き渡されます。が、拉致現場を目撃され、即座に警察通報されていた責任を拉致実行犯の二人組に問う瀬沢。「俺のミスです」と正直に答えた三浦次郎は助かりますが、黙っていた男(KEN THE 390)の方は、その場で瀬沢の部下に射殺されます。「正直に生きよ」が瀬沢のモットーのようです。
瀬沢は、みなと貴金属の一番倉庫をハッキングするよう小牧に命じます。人質の悠香の腹部をナイフで刺し、それで出血多量で死なぬよう、十時間以内のハッキングを要求。小牧は、倉庫のセキュリティー解除に成功後、KSBCシステムをジャック。KSBCにシステムエラーが発生します。全てのモニターが消えた後、九台の監視カメラ映像が浮かび上がります。それらのカメラ位置を結ぶと円形を描いていて、その中心点が瀬沢のターゲットになっていると小牧がKSBCの仲間に伝えます。

前後して、闇サイトのプログラマー募集に応じていた者が相次いで行方不明になったり死亡しているのが判明。ハッキングで生計を立てていた須藤淳平、湯浅康太、葉山友子が行方不明であり、深谷三四郎は遺体で発見されています。
そして、彼らが闇サイトに応募してその数日以内に数件の窃盗事件が発生しています。高度なセキュリティーを突破する強盗団は、どうやら、ハッキング成功後、その都度、募集したハッカーを殺害し、次のターゲットが決まる度に、プログラマーを新たに募集をしているようですから、小牧も強盗成功後に始末されそうです。

情報分析官の長篠文香(趣里)が、コムスタット(犯罪発生場所予測)の解析で、狙われそうな場所を特定。みなと貴金属本社前に響介と由美子が向かうと、そこで、小牧を拉致した三浦次郎に遭遇。右足が不自由な歩きをする三浦を追いますが、取り逃がします。前科前歴リストによれば、三浦には窃盗罪と傷害罪の前科があります。

その夜、瀬沢とその部下の強盗団が、セキュリティー解除されたみなと貴金属の一番倉庫に侵入します。が、小牧と響介の阿吽の呼吸で、瀬沢のターゲットを特定できていた響介。倉庫には長久手刑事らも待ち構えていて、響介が瀬沢を確保。響介は、瀬沢に小牧と悠香の監禁場所を尋ねますが、「嫌だね、俺は嘘を許さない。人間は自分の感情に正直にならないといけない。それに、もう直ぐ、あいつは死ぬ」と言い、協力するフリをして、そのうえで狙いの倉庫場所を警察に流した小牧の死を予告します。

……瀬沢を抑えた直後、小牧からKSBCに直電。響介の無線にも、それをそのまま繋ぎます。と、「携帯を切ってください。要先輩」と悠香の声が入ります。様子が変です。悠香はナイフを背後から小牧に突き立てています。悠香は瀬沢と共犯でした。瀬沢に腹を刺されていたのも、血糊を腹部に隠し持っていて、その血糊が流れ出ただけのことでした。小牧は、スマホ電話を切ったように装い、そのまま机にそっと置きます。それで、小牧と悠香の会話が響介とKSBCメンバーに届きます。
幼い頃、親に捨てられていた小牧。閉ざされていた小牧の心を解放してくれたのが学生時代の悠香。彼女も優秀なプログラマーでしたが、彼女は親の不都合により大学二年で中退。それ以来、プログラマーとして働きましたが、一度、ドロップアウトしてしまった彼女は、浮かび上がれませんでした。で、ハッカーとしての荒れた生活が続き、瀬沢に接近していました。

小牧は、一緒にハッキングの仕事をしようと悠香に懇願されますが、それを断ります。刑務所で響介に逢い、自分は変わったということを悠香に説明します。で、出所後、探偵事務所に誘い入れてくれたことを感謝しており、そんな響介を裏切ることは小牧にはできません。今は、響介の尽力で、警察官になっていることも悠香に告げます。と、見張り役の三浦が俄かに怒り、「警察官? ふざけるな」と悠香が手にしていたナイフを奪い、「死ね!」と叫んで小牧に向かいます。
そんな遣り取りの地下室現場に、響介と由美子が踏み込み、三浦を取り抑えます。小牧のスマホの位置情報から、彼の居場所を西区の第一鹿和ビルと文香が解明し、響介と由美子が駆け付けていました。

小牧は、地下室に運び込まれた時から悠香が共犯であり芝居をしていることに気付いていました。「懲罰房みたいなところに入った時から気付いていた」という悠香との会話が響介の耳にも届いていて、それで、響介は監禁場所はビル地下室と判断し、それで沢山の室の中から、地下の一室への即座の踏み込みが可能になっていました。
由美子と二人の刑事が三浦を逮捕、連行。「先輩を変えた人って……」と悠香が響介に視線を送ると、小牧は、「悠香も、何時か、きっとそういう人に逢える」と言います。響介に手錠を手渡された小牧。小牧が、涙を零しそうな表情で、悠香に手錠を掛けます。

横浜西区ランドタワー前に移動式(車両)コーヒーショップ店、石’s Kitchen。そのアルバイト店員で、KSBCセンター長、由梨の妹の大塩はるか(高橋ひかる)に、カプチーノを注文する鳥羽和樹。鳥羽は、はるかの存在に興味があるようです。鳥羽は、そこから、スマホで電話。電話を受けた由梨が、「はい、分かりました。明日、必ず伺います。先生」と、応じています。

7話のあらすじネタバレ

新横浜霊園での結城美保(小野ゆり子)の墓参り中、伏見響介(亀梨和也)の元に、生前の美保が街中を歩いている場面の盗撮動画が送られてきます。動画の送り主に呼び出された響介は、そこで首筋に痣(あざ)のある男、藤戸稔((栄信))に麻酔銃で撃たれ、冷凍庫に拉致されます。
冷凍庫内の模様はKSBC(神奈川県警捜査分析センター)に届いており、湊川由美子(シシド・カフカ)は、行く手を阻む男(ACE)を排除しつつ、拉致実行犯の藤戸を確保。

響介の拉致を指示したのは、「先生」の魔の手に操られた鴫野耕平(正名僕蔵)と妻の潤子(大高洋子)。冷凍庫内で響介の前に立つ耕平は、牛専用スタンガンを手にしています。これは昔、彼が牧場で使っていたもので、これを娘の愛菜に譲り、牧場を継いで貰うのが夢だった夫婦。その娘の治療費(スイスでの手術)を得る為に強盗に入り、響介に逮捕されていた夫婦。夫婦は強盗殺人罪による7年の刑期を終え、昨年、出所。その間、愛菜を亡くしている夫婦は、響介を逆恨み。冷凍施設内に響介を鎖で繋ぎ、凍死による無理心中を企てているようです。
その企てに加担したのが、愛菜の恋人だった藤戸稔。彼は犯行(拉致)に協力した共犯なのですが、しかし、彼は拉致からの響介引き渡しをやっただけで、まさか、無理心中をするものとは思っていませんでした。だから、響介の監禁場所を知りません。

冷凍庫内の温度がマイナス25度に引き下げられて、凍死まで、あと30分。夫婦は、響介の死を見届けた後、自分らは凍死ではなく服毒心中する覚悟です。由美子は、長久手智亮(川瀬陽太)、柿川保(長田成哉)らと手分けして、監禁場所として絞り込めていない冷凍倉庫を片っ端から当たります。

「あなたも大切な人を失っているのなら、私たちの気持ちは分かるはず。私たちは感情のままに正直に生きるべきなのです」と言う耕平からスタンガンを取り上げ、それでガスのパイプ菅を突き刺し、ガス爆発を誘発させた響介。ガス爆発により、KSBCでは鶴見冷凍を特定。由美子らが駆け付け、響介の無事を確認します。長久手らは鴫野夫婦を逮捕連行します。
そこに、小牧要(松村北斗)、山崎辰二郎(木村祐一)らも駆け付けます。「単独行動するからこういうことになった。今後はメンバーを家族と思い、仲間を信頼して一緒に行動して欲しい。それを忘れずにいてくれ」と山崎に言われる響介。

三角形の矢印形マークのある靴を履き、白衣の医師を装う真弓(坂口拓)、その手下(坂口茉琴・アシダユウキ)の三人組が神奈川警察病院にやって来て、病室前を警護する長久手、柿川を襲います。手下に一瞬で叩き伏せられる長久手と柿川。腹痛を訴えて入院中だった蠣崎孝太郎(忍成修吾)を三人組が警察病院から搬出します。
逃走用救急車に乗り込む四人。真弓がアタッシュケースから消音器付き拳銃を各自に手渡します。「このままKSBCに直行だ」と、蠣崎が三人組に言います。四人が、KSBCジャックに向かいます。

8話のあらすじネタバレ

真弓(坂口拓)と、その手下の兼山(坂口茉琴)、加治田(アシダユウキ)の手引きによって、蠣崎孝太郎(忍成修吾)が警察病院から逃亡します。
伏見響介(亀梨和也)と湊川由美子(シシド・カフカ)が、未だ付近に彼らが潜伏している可能性ありということで現場に向かう中、蠣崎らは、そのまま清掃員を装ってKSBCを急襲、占拠。真弓は途中で車を降り、残りの三人による占拠です。警報ボタンを押そうとしていた阿蘇涼子(泉川美穂)は、兼山に左肩を撃たれます。

蠣崎の目的は機密文書(B2ファイル/ブルーブラッドリスト)の開示です。警察がモミ消している特権階級による事件記録ファイルです。犯罪被害者にとっては、復讐すべき犯罪者の素性を明かすことこそが正義だと主張する蠣崎。刑事部長の奥州寛治(矢島健一)に制圧したKSBC内の映像を送り、KSBCスタッフを人質に、ファイル閲覧のパスワードを教えるよう要求。が、それを許さない奥州は、響介のSIT(特殊部隊)出動も拒否して、秘密裏解決を厳命。
響介らは伏見探偵事務所に集結。小牧要(松村北斗)は、KSBCシステムのハッキングを長篠文香(趣里)のアシストで開始。KSBC内での出来事が室内カメラ映像を通して見られるようになります。その映像を奥州にも送ります。

狙撃手の中富川が、高所から、石津渉(福澤重文)が店主の移動式コーヒーショップ(石’s Kitchen)でアルバイトしている由梨の妹・はるか(高橋ひかる)をライフルで狙っています。妹のはるか、そして、いま人質になっている部下を見殺しにしてでもパスワードを言わないことが正義なのかと、蠣崎が由梨に迫ります。
響介が石津に電話して、はるかを非難させるよう頼みつつ、石’s Kitchenに急行。ライフルを拳銃に持ち替えた中富川が、その場から逃れたはるかを追います。その邪魔をする石津の足を撃った中富川を響介が追走。中富川は追いすがる響介に対して、はるかを盾に対峙。その場面映像は、監視カメラを通してKSBC内に流れています。
妹の命と引き換えにパスワードを言うよう、蠣崎は由梨に迫ります。そんな急場を、由美子が飛び蹴り一発で解決。はるかに向けられている中富川の銃、それを持つ腕への由美子の飛び蹴りが炸裂して、響介が中富川を確保。はるかの無事を由梨に報告します。

それと時を同じくして、KSBCのシステム機器が、要の細工により火花を散らします。それに驚く蠣崎ら犯人グループに一斉に飛び掛かったKSBCスタッフが、彼らを取り抑えます。「どうした? 撃たないのか?」と、蠣崎が銃を突き付けている由梨に言います。由梨を殺人者に仕立て上げるのが、蠣崎の最後の狙いです。「挑発に乗らないでください」と、響介が由梨と繋がるマイクに向かって叫びます。が、感情に正直に、愛する夫を殺されて憎いはずの男を撃てと、蠣崎は自らの腹に由梨の持つ銃口を向け、それで引き金を引かせます。

警察病院の411号室に、腹部に被弾した蠣崎が入院して、その頃、「俺の合図で動き出せ」とライン指示する黒幕がいます。
「内通者の方はどうですか?」と言う鳥羽和樹(高嶋政伸)の問いに、「何時でも動かせる状態です」と応える真弓。「では、いよいよ始めましょう」と言って、鳥羽が青コートを羽織ります。青コートを着た鳥羽が神奈川県警を訪ね、一階の受付ロビー前で、由梨と響介に対面します。

9話のあらすじネタバレ

鳥羽和樹(高嶋政伸)がKSBCの島原由梨(松下奈緒)を訪れ、クライアントとして接触のあった蠣崎孝太郎(忍成修吾)の情報をもたらします。適当な部屋が開いていないということで、取調室を使い、由梨と長久手智亮(川瀬陽太)が話を聞きます。が、その際、結城美保(小野ゆり子)を殺した犯人と同じ青いコートを着て、そして、腕に同じ傷痕を持つ鳥羽を見て伏見響介(亀梨和也)は逆上。鳥羽は冷静に、「私に罪をなすり付けようとしている者がいる」と説明。自宅とクリニックの鍵を差し出し、自由に家宅捜査するよう求めます。と、時を同じくして、何者かが蠣崎の病室に拳銃を持ち込み、それを使用して、先生に操られていたと思しき蠣崎が自死。先生が真弓(坂口拓)を司令塔に使ってクライアントを操り、そして用済みとなれば犯罪実行者を始末するという構図が浮かびます。
響介は湊川由美子(シシド・カフカ)と鳥羽クリニックに入り、そこで、美保殺害の凶器(ナイフ)を発見。鳥羽邸にそれを持ち込んだのは、響介と由美子が到着する2分前に忍び入っていた嘉吉(三元雅芸)。いずれにせよ、美保の血痕が付着している凶器のナイフから検出された指紋は、なんと、小牧要(松村北斗)のものでした。

小牧は、連絡を絶って行方不明。が、付近の監視カメラ映像に、嘉吉の運転する車に乗り込む小牧の姿が残っていました。後部座席には真弓も同乗しています。
その頃、真弓の指示を受け、病院(みなとみらい総合医療センター)のセキュリティーシステムに入り込んだ消化器外科医の山中次郎(DOTAMA)。その目的は、KSBC占拠事件に引き続いて機密文書(B2ファイル/ブルーブラッドリスト)の開示です。折しも、次期総理候補の現職外務大臣の下関森一(山田明郷)が手術中なのですが、病院内システムを乗っ取られて、手術続行が不可能になります。システム復旧パスワードを知りたければ、B2ファイルを開示せよということになります。
刑事部長の奥州寛治(矢島健一)に、由梨はファイルを渡すよう求めますが、奥州は、それを拒否。大臣の命より、機密ファイルの保持を優先させる奥州は、「それが大臣の為でもある」と言います。

川崎市の平山駐車場に入る小牧の乗った車を監視カメラ映像が捉え、救出に向かう響介と由美子。響介と由美子は、小牧が犯行に加担しているはずは無いと確信しています。
駐車場で、真弓らと対峙する響介と由美子。由美子は左肩を真弓に撃たれます。真弓の手から逃がれようとしていた小牧でしたが、結局、捕まって、その場を車で走り去ります。が、その際、小牧が駐車場内を逃げ回ってた時に潜んでいた駐車場所を示す記号の羅列が、システム復旧のパスワードでした。そのことを響介が気付き、病院のシステムが回復。大臣の手術も続行可能になります。

小牧の居所が再び分からなくなっているところで、響介にメールがあります。山下埠頭の二番倉庫前に一人で来て欲しいということです。呼び出した響介に、「病院のシステムジャックは、ごめんね。これは、自分の意志でやったこと。先生の言うことは絶対なんだよね」と言って、左腕の三角矢印マークの刺青を見せます。どうやら、病院のシステム乗っ取りは、小牧の手によるものだったことになります。それから、「美保さんを殺した」と言って、右腕の大きな長い傷跡を見せます。三年前、響介に渡っていなかった美保のクリスマスプレゼントが、小牧の手から響介に渡ります。

「好いよ、撃って……。自分の気持ちに正直になって自分を解放するんだ。殺せ!」と小牧。小牧に発砲する響介。倒れ込む小牧の元に由美子が駆け寄ります。響介は全力疾走でその場を逃走。
地獄を楽しめと、鳥羽がほくそ笑んでいます。

10話(最終回)のあらすじネタバレ

小牧要(松村北斗)が撃たれ、そこから逃走したことで殺人未遂容疑者となった伏見響介(亀梨和也)。そんな響介に、鳥羽和樹(高嶋政伸)から連絡が入ります。
三年前、個人情報を売って日銭を稼いでいた小牧。小牧から結城美保(小野ゆり子)の個人情報を買い、それで安全に彼女を殺害できたと説明する鳥羽。更に、美保が週刊誌記者だったことで、人から恨まれることが無かったのかと響介に問いかける鳥羽。

長久手智亮(川瀬陽太)、柿川保(長田成哉)ら、捜査一課に追われる響介を街中の雑居ビル内に匿う山崎辰二郎(木村祐一)と湊川由美子(シシド・カフカ)。二人は、要が美保殺害に関与しているとは思えず、また、響介が要を撃つはずがないという確信があって、響介の逃亡を助けます。実際、小牧を撃ったのは、真弓勝哉(山崎拓)でした。長篠文香(趣里)がつかんだ真弓に関する情報が響介に伝えられます。
二年前まで、中東の特殊部隊に所属していた真弓。そこで民間人を巻き込むことになり、以来、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患い、帰国後は鳥羽クリニックに通院。常時、安定剤を服用して生きています。

鳥羽と外務大臣の下関森一(山田明郷)との関係も明らかになります。
四年前、鳥羽の妻、梓が、下関森一の一人息子、悟(現、私設秘書)に襲われていました。有名進学校の英語教師だった梓は校内でのイジメを目撃し、その対応について学校当局に相談しますが、学校側は、大臣の子息がイジメの首謀者であることを理由にそれを無視。それでも、英語教師からイジメ通報があったことを聞いた悟は逆恨みして、梓を夜道で襲撃していました。で、とりあえず悟は逮捕されるのですが、証拠不十分で釈放。
その後、嘘の記事が週刊誌上に踊り、SNSでは、梓に対する誹謗中傷の嵐。それを苦に、梓は服毒自殺していました。その記事を書かせたのが、刑事部長の奥州寛治(矢島健一)。奥州が中丸出版の週刊誌編集長(Zeebra)に、それを要請していました。英語教師の鳥羽梓を貶める記事を掲載せよと命じていました。で、「有名進学校の教師A、自殺に追い込まれた生徒の母、涙の告白」という記事が世間に流れました。この嘘記事を書くよう編集長に命じられたのが美保でした。……センター長の島原由梨(松下奈緒)は、鳥羽が開示を求めているB2ファイルを刑事部長の奥州寛治(矢島健一)のパソコンから盗み出します。当然、そこには、下関悟に関する事件簿も含まれています。

腹部を撃たれて入院していた小牧が、真弓によって拉致されます。小牧は、当初から、美保の情報を鳥羽に売ったことを知られている真弓に協力せざるを得ない状況に追い込まれていました。
そんな中、下関大臣の手術後の退院会見が開かれることになります。響介は「飼い犬(小牧)を助けたければ協力しろ」と鳥羽に言われ、それで、真弓に接近して、彼らへの協力を余儀なくされます。
会見の席に乗り込み、そして、大臣を連れ去ろうとする真弓と響介に対して、大勢の捜査員が立ち向かいます。捜査員をなぎ倒す真弓と響介。そのバトルの中で、柿川保の右腕に矢印マークの刺青が見えて、彼が鳥羽の内通者であることが発覚。蠣崎孝太郎(忍成修吾)の病室に拳銃を運び、彼を自死に導いたのも彼でした。柿川は長久手の足を撃って動きを止めます。が、真弓の手下の嘉吉(三元雅芸)に留めの一発を撃たれそうなところで、自らの身体を盾にして先輩刑事を救います。柿川は確かに鳥羽クリニックで救われていたのですが、先輩刑事の長久手にも、恩義がありました。で、そういう行動になっていました。それで致命傷を与えられずに済んだ長久手は拳銃を取り、嘉吉を撃ちます。倒れた嘉吉を置き去りにして、真弓の運転する車が走り去ります。車中には響介も同乗しています。後部には悟と奥州が縛り上げられています。どうやら、鳥羽の真のターゲットは、下関大臣ではなく、その息子の悟と奥州刑事部長です。大臣を地下駐車場に取り残したまま、大臣を警護していた奥州と大臣の息子を拉致したことになります。

横須賀方面に南下する真弓の運転する車。
その車がロアー劇場前に到着。そこで「二人(悟と奥州)をどうするつもりか?」と問う響介と真弓のバトルが開始されます。由美子が助けに入りますが、スタンガンで倒されます。その時、真弓のポケットから安定剤を抜き取っていた由美子。結局、響介もスタンガンでやられます。

ロアー劇場内での出来事はサイト上で生配信されています。響介がスタンガンのショックから目覚めると、悟、奥州、要、由美子が舞台に転がされています。舞台上に行こうとする響介と真弓のバトルが再び開始されます。
その間、舞台上では銃を持った鳥羽が現れ、悟の罪状を明らかにしたうえで射殺。次いで、鳥羽の妻の梓を襲撃する悟が映っている監視カメラ映像を隠蔽した奥州も射殺。「次はお前だ」と由美子に銃口を向ける鳥羽。鳥羽にしてみれば、由美子は響介の憎しみの炎を燃え上がらせる薪(まき)なのです。それで、響介が全力で自分を殺しに来るというのが、最高にスリリングな快楽と化している鳥羽。自身の感情に支配されるよう導いたらどうなるのかを想像してゾクゾクしている鳥羽。響介の中にいる怪物が何をするのか、それを見たい鳥羽。

響介とのバトルの最中、安定剤の効き目が切れて戦闘能力が落ちた真弓を倒してから、鳥羽の前に飛び出す鳥羽。鳥羽を制圧し、馬乗りになる響介。
美保を殺した理由は、妻を貶める記事を書いた美保を許せなかったからだと言う鳥羽。「君の恋人は、確か、県警にいたよね。これは県警の上層部からの要望だ。断れば、恋人にも影響が出るんじゃないか?」と編集長に言われ、それで嘘記事を書くことになっていた美保。その話を聞き、「俺の為に……」と言って、驚く響介。「あの女(美保)を殺すことで私の中の怪物が目覚めた。あの女は私に殺される為に生まれて来た」と、鳥羽。それを耳にして、「殺してやる!」と、響介が鳥羽の首を締め上げます。

その時、由美子の耳にある通信器を介して、小牧が長篠に連絡を入れ、自分のパソコンファイルを劇場画面に流すよう頼みます。で、劇場の大画面に美保が映し出されます。それは美保の携帯に入っていた動画を小牧が抜き出していたものです。
サプライズとして子供ができたことを言い、そして「自分を見失わず、いつまでも強く優しくしていてね」と、響介に語りかけています。それを見て、鳥羽に向けられていた殺害が止まります。警察に連行される鳥羽が、「お前の怪物は消えたわけではない。見ているからな」と言って、響介の前から立ち去ります。

B2ファイルにあったのは、過去五年間の二十件の隠蔽事件。それが明らかになって、奥州刑事部長が作ったKSBCは解散。県警では、改めてこれらの事件の再捜査を開始。
浮気調査がメインの探偵稼業に戻る響介以下のメンバーたち。

石’s Kitchenでのバイトが終わり帰路に着くセンター長の妹の大塩はるか(高橋ひかる)を、監視カメラ映像が捉えています。撮影中を示す赤ランプが点滅しています。