『桶狭間~織田信長 覇王の誕生~』ネタバレ!スペシャルのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ
スペシャルドラマ『桶狭間~織田信長 覇王の誕生~』のあらすじを、ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。
市川海老蔵さん主演のドラマ『桶狭間~織田信長 覇王の誕生~』を200%楽しむために、キャストや各話ゲスト、視聴率をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。
※『桶狭間~織田信長 覇王の誕生~』全話ネタバレ完了済み(2021年3月27日)。
当記事には、スペシャルドラマ『桶狭間~織田信長 覇王の誕生~』のネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「FODプレミアム」で放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。
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目次
『桶狭間~織田信長 覇王の誕生~』の基本情報
- タイトル:桶狭間~織田信長 覇王の誕生~
- ドラマ公式URL
https://www.fujitv.co.jp/okehazama/ - 主演:市川海老蔵
- ジャンル:歴史エンターテイメントドラマ
- 放送局:フジテレビ系
- 放映日時:金曜 21:00 – 23:32
- 放送開始日:2021年3月26日
概要(見どころ)
『桶狭間~織田信長 覇王の誕生~』は、大森寿美男が脚本を手掛けた歴史エンターテインメント。
十三代目市川團十郎白猿襲名記念特別企画で、市川海老蔵が主人公の織田信長を演じる、命がけでこの世を変えた信長の愛と宿命の物語です。
海老蔵、ぼたん、勸玄の親子3人の共演に注目です。
キャスト一覧
- 織田信長:市川海老蔵(少年期・吉法師:堀越勸玄、15歳の信長:川崎皇輝/少年忍者 ジャニーズJr.)
- 今川義元:三上博史
- 濃姫:広瀬すず(少女期・帰蝶:市川ぼたん)
信長の正室 - 木下藤吉郎/豊臣秀吉:中尾明慶
- 堀田道空:竹中直人
津島湊の頭領 - 織田信秀:北村一輝
信長の父 - 服部小平太:味方良介
- 松平元康/徳川家康:鈴鹿央士(幼少期・竹千代:高橋夾)
- 千秋季忠:堀井新太
中島砦守将 - 柴田勝家:松田龍平
- 土田御前:黒木瞳
信長の生母 - 斎藤道三:佐藤浩市
帰蝶の父 - 織田信勝:馬場徹
信長の弟 - 毛利新介:松村龍之介
- 林秀貞:小野了
織田家の筆頭家老 - 由比備前守:本宮泰風
今川の家臣 - 佐久間信盛:山田純大
善照寺守将 - 佐久間大学盛重:山口馬木也
丸根砦守将
スタッフ一覧
- 原作:なし
- 脚本:大森寿美男
- 音楽:Face 2 fAKE
- 主題歌
曲名:shining
歌手:宮本浩次
レーベル:ユニバーサルシグマ - プロデュース:高井一郎、保原賢一郎、足立弘平、亀井威
- 演出:河毛俊作
- 制作協力:松竹
- 制作著作:フジテレビ
視聴率
『桶狭間~織田信長 覇王の誕生~』の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※視聴率はビデオリサーチ調べ
各話 | 放送日 | 視聴率 |
---|---|---|
SPドラマ | 3月26日 | – |
『桶狭間~織田信長 覇王の誕生~』のネタバレ(予想)
さまざまな解釈で描かれてきた織田信長の一生、その中でも二千人対二万五千人という圧倒的な差をものともせず勝利を収めた桶狭間の戦いにスポットを当てた作品です。
織田信長(市川海老蔵)の襲名披露も兼ねての特別企画ですから、うつけぶりはなりを潜め勇敢なる姿が楽しめるでしょう。無謀なる闘いですが、決してやけになって突っ走っていくのではなく戦略を巡らせて勝てると確信したからこそ立ち上がった、のちに日本全国を統一の一歩手前まで持ちこんだその力量が垣間見られる人物となるのです。
ただ計算高いだけの人物では無し、そこには愛する者たちを守りたいという愛と勇気の心もあるのです。濃姫(広瀬すず)が案じる中、彼女の期待や不安に答えるためにまだ若造だった信長がどう動いたかは結末を知っている我々にも響いてくるはずです。
闘いは水物、100パーセント大丈夫だとは言い切れません。総大将として戦う信長、負けるということは死を意味します。それが怖くないと言ったらうそになる、ただ自分が行動することできっと未来に何か変化は訪れるのです。それは明るい未来であるはず、変化をこわがって動かなければ生き続けることも出来ますが本当の意味で生きているとは言えません。吉と出ようとも凶となるにしても変化を楽しむことそういった人物だったから小さな地の大名でしかなかった信長はどんどん伸びていきました。
コロナという大きな出来事が起こり、終息したとしても前の状態の未来を取り戻すことなどできません。それでも、今はつらくともこの変化が新しい何かを生み出してくれるはず、また違った新しい未来を作り出してくれるだろうという思いを現代人が感じられるような闘いとその終息が描かれることでしょう。
桶狭間の戦いは、多勢に無勢とはならず勝つことができた、出来事としてはそれだけです。
ただそのような結末を生み出した信長とその周りの人々のこと、丁寧に追って行った作品となるはずです。そこに何らかのメッセージを我々は感じると予想します。
『桶狭間~織田信長 覇王の誕生~』のあらすじ
2021年3月26日からフジテレビ系にて放送開始された市川海老蔵さん主演のスペシャルドラマ『桶狭間~織田信長 覇王の誕生~』のあらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。
『桶狭間~織田信長 覇王の誕生~』スペシャルのネタバレ
16世紀半ば、尾張第一の戦国大名となった織田信長(市川海老蔵)の父・信秀(北村一輝)と駿河の名門・今川義元(三上博史)は、三河・尾張の国境地域を中心に領土争いを繰り広げていました。
信長が家督を継ぎ、ようやく尾張を統一しようとしていた頃、義元は甲斐の武田、相模の北条と甲相駿(こうそうすん)三国同盟を結び、東の守りを固めると、三河の松平も支配下に置き、1560年5月、ついに義元自ら2万5千の大軍を率いて、尾張への進攻を開始したのでした。
1560(永禄3)年 5月19日 桶狭間の戦い当日。
2万を超える駿河の強敵・今川義元の軍勢が尾張に進攻してきたのに対し、信長はわずか5人の小姓だけを従えて、早朝、清州城を出ました。
これを、信長の母・土田御前(黒木瞳)は「恐れをなして逃げ出したのだろう」と、信長の妻・濃姫(広瀬すず)に向けて非難します。土田御前は、我が子でありながら信長のことを憎んでいたのです。
けれど、信長を心より慕う濃姫は、それを否定したのでした。
◇
1553(天文22)年のこと。(桶狭間の戦いより7年前)
家督を継いだばかりの織田信長は、その頃、清州城を支配していた同族の織田大和(おだやまと)家とも敵対しており、尾張統一も道半ばでした。
濃姫は、この苦境を救えるのは父・斎藤道三(佐藤浩市)をおいて他にはないと考え、道三へ何度も文をしたためます。
それに応えるかたちで、道三は、津島湊の頭領・堀田道空(ほったどうくう・竹中直人)を仲立ちとし、尾張と美濃の国境・富田の正徳寺(しょうとくじ)で信長と会うことに。
正徳寺で会う前に、信長の様子をこっそり偵察することにした道三は、その様子に驚かされます。
「うつけ者」らしい粗野な恰好で馬にまたがり、鉄砲を携えた大勢の足軽を従えて来たのです。
けれど、対面の場では、きちんとした正装でやってきた信長。
道三は、型に嵌らない粗暴さと場をわきまえる礼節とを併せ持つ信長をいたく気に入りました。
信長もまた、道三の帰り際、はなむけとして鉄砲隊に空砲を撃たせたときに、道三が鉄砲に背を向けて川を渡った姿を見て「わたしを信じてくれた」と喜びます。
その日から信長は、道三のことを誰よりも慕うようになり、翌年、駿河の今川義元に寝返る者たちが続出して尾張の東に出陣を余儀なくされたときも、那古野(なごや)城の留守を道三に預けるなどしました。
斉藤道三という強い味方を得て勢いが増した信長は、敵対していた清州城も手に入れます。
1556(弘治2)年 4月。
道三に、濃姫の兄・斉藤義龍が謀反を起こします。(長良川の戦い)
報せを受けた信長は、すぐに道三の救援に向かいましたが間に合わず、道三は討ち死に。
濃姫は、「子を産まぬ正室であるうえに、敵の妹になってしまった」と小刀を手に自害しようとします。
その小刀は、濃姫が7歳・帰蝶(市川ぼたん)のとき、道三から「誰が敵で味方か、いずれ己の目で確かめねばならぬときがくる。たとえ夫であれ、敵とみれば殺めるか、それとも自害を選ぶか、自分で決める必要がある」と言って渡されたものでした。
けれど信長はそれを制して、「いずれ美濃も駿河もわしの国にしてみせる」と約束し、濃姫を抱き締めたのでした。
◇
1556(弘治2)年 8月のこと。(桶狭間の戦いより4年前)
信長の身勝手な政に嫌気が差した織田家の筆頭家老・林秀貞(小野了)らが、信長の弟・織田信勝(馬場徹)に謀反をそそのかします。
信勝は、母・土田御前に相談。
土田御前は信勝を溺愛しており、「何も迷うことはない。そなたは家臣たちに選ばれたのだから」とその背中を押してやりました。
しかし、信長に謀反の戦を仕掛けた信勝は、稲生(いのう)の合戦で信長に敗れてしまいます。
土田御前は「信勝は家臣にそそのかされただけだから、どうか許してほしい」と懇願。
信長は、母の頼みであればと謀反の罪をあっさり許し、その場で切腹しようとした信勝の家臣・柴田勝家(松田龍平)も許した上で、引き続き信勝を支えてやってほしいと頼んだのでした。
勝家は、その信長の度量の大きさと人柄に惚れ込みます。
その翌年。
勝家は、信勝が岩倉の守護代家と手を結んで、また謀反を企んでいることに勘付きます。しかも、岩倉は美濃の斎藤義龍と通じている者。斎藤義龍は、信長が心酔する斎藤道三を討った宿敵でした。
勝家からこれらのことを聞いた信長は、信勝を討とうと決意。
吉法師(きっぽうし・堀越勘玄)と名乗っていた幼少の頃、父から「討つべきときには決して迷うな」と言われたことを思い起こします。
信長は、仮病と偽って信勝を誘殺。
自害として処理すべく、勝家に介錯させました。
以降、勝家は信長に仕えることになったのでした。
◇
1560(永禄3)年 5月19日 午前8時。
城を出た信長は熱田神宮に向かい、そこで兵が集まるのを待ちます。
一方、今川義元は、尾張領内の今川方の拠点・沓掛城(くつかけじょう)を発ちました。
午前8時30分。
松平元康(鈴鹿央士)(のちの徳川家康)が、今川方の先陣として、織田方の丸根砦に攻め入ります。
丸根砦守将の佐久間大学盛重(山口馬木也)は、なんとか死守しようと奮戦するも討ち死に。丸根砦は元康の手によって落とされました。
元康は、7歳の・竹千代(高橋夾)のとき、松平家が信秀に敗れて人質となっていたときに会った15歳の信長(川崎皇輝/少年忍者 ジャニーズJr.)の姿を思い出し、勝ち目のない戦に臨もうとしていることに「大うつけ者が…」と零しました。
午前10時。
信長は、熱田から丹下砦を通って、善照寺(ぜんしょうじ)砦に到着。
善照寺守将の佐久間信盛(山田純大)が出迎えます。
このとき、義元の本隊がどこにいるのか、この時点では掴めていませんでした。
その頃、織田方の中島砦では。
中島砦守将の千秋季忠(せんしゅうすえただ・堀井新太)が、今川方の馬印を見て、本陣が目の前にきたと勘違いし、信長の指示を待たずに攻め入ってしまいます。
しかしそれは本陣ではなく、ただの先陣。まんまと今川の策略にはまり、全滅してしまいました。
午前11時。
善照寺砦に、清州城を出た林秀貞ら家老たちの軍勢が、ようやく到着。その数およそ2000。
このとき信長は、千秋季忠らが今川の先陣に攻め入り全滅したとの報せを受けます。
信長は、季忠の先走りを咎めるも、これにより義元は勝利を確信し、そこに付け入る隙ができるだろうと睨み、季忠らの死を無駄にはしないと心に誓ったのでした。
木下藤吉郎(中尾明慶)(のちの豊臣秀吉)が、義元が桶狭間の陣にいるか確かめてくると申し出ます。
藤吉郎は、数年前、津島湊の堀田道空の屋敷で出会った商人でした。
以前は、今川方の松下加兵衛(まつしたかへい)に奉公しており、三河の豊川稲荷に参詣する今川義元の顔を見たことがあるから影武者と見分けることができるとアピールします。
信長は、藤吉郎にその役目を任せることに。
正午。
桶狭間山の今川本陣へ、丸腰の商人に扮した藤吉郎がやってきてきます。
今川の家臣・由比備前守(本宮泰風)らは「大将などここにはおらん」と偽って追い返そうとしますが、藤吉郎はチラッと見えた義元の姿を見逃さず、本人であると確信。
藤吉郎からの報告を受けた信長は、出兵を指示。
兵を二手に分けて、1000の軍勢を任せた勝家に、鎌倉住環へ向かわせます。そこにいる今川勢を打ち破り、桶狭間山の上へ回り込ませる寸法です。
その軍勢に、服部小平太(味方良介)や毛利新介(松村龍之介)といった津島衆を組み入れます。
津島は、堀田道空を頭領とする尾張の商いを支える港町。津島を領地とした織田家は、その財力を武器に、一守護代の一家臣から下克上を果たしました。津島衆は、尾張の中にも敵の多かった信長にとって、最も信頼できる家臣団だったのです。
午後0時30分。
柴田勝家の一団が鎌倉住環に到着。
信長は善照寺砦を出発し、桶狭間山へ向かいます。
午後1時。
嵐のような大雨が降り出し、その雨が信長の行軍を見えなくし、その音も掻き消します。
午後2時。
雨が止み、銃声とともに、服部たちが今川本陣へとなだれ込みます。
義元は輿に乗って逃げようとしますが、それを信長が撃って阻止。
義元は輿から出て、自ら奮戦します。
義元を取り押さえようと掴み掛ってきた毛利新介の指を噛み千切りました。
その後、信長が義元を討ち取ります。
首級は、信長の言いつけにより、毛利の手柄となりました。
こうして今川義元を討った桶狭間の戦いから、信長は、捨て身で人を愛し、人を憎み、捨て身でこの世を変えてみせるのでした。