ドラマル

2020年12月16日

『にじいろカルテ』ネタバレ!1話から最終回までのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ

ドラマ『にじいろカルテ』の1話から最終回までのあらすじを、ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

高畑充希さん主演の連続ドラマ『にじいろカルテ』を200%楽しむために、キャストや各話ゲスト、視聴率の推移をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。

※『にじいろカルテ』全話ネタバレ完了済み(2021年3月18日)。

見逃し配信をチェック

当記事には、『にじいろカルテ』の第1話から最終回までのネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「TELASA」で第1話から最終回までの放送をご覧になれます。また「TELASA」では、4話放送終了後から、スピンオフドラマ「にじいろカルテ 大乱闘バレンタイン編」を独占配信します。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

『にじいろカルテ』の基本情報

概要(見どころ)

『にじいろカルテ』は、朝ドラ『ひよっこ』脚本家の岡田惠和が脚本を手掛けた、オリジナルのヒューマンドラマ。
秘密を抱えたポンコツ女ドクターの主人公・紅野真空(高畑充希)が、ヘンテコ外科医・浅黄朔(井浦新)と、前髪ぱっつん看護師・蒼山太陽(北村匠海)との3人で織りなす、笑って泣ける物語です。

真空がやってきた虹ノ村には、超がつくほど個性的な住人たちがいっぱい!
まるで妖怪みたいに見える愉快な村人たちだが、それぞれが秘密や悩みを抱えながらも、強く生きて行く姿に、真空たちは触れて、成長していきます。

キャスト一覧

  • 紅野真空(くれの・まそら):高畑充希
    大病院から虹ノ村診療所にやってきた内科医
  • 蒼山太陽(あおやま・たいよう):北村匠海
    超絶優秀ながらすぐキレる若き前髪ぱっつん看護師
  • 浅黄朔(あさぎ・さく):井浦新
    「本業は農家、副業が外科医」と語るヘンテコ外科医
  • 橙田雪乃(とうだ・ゆきの):安達祐実
    村唯一の商店兼食堂「にじいろ商店」の看板娘、認知症を患う
  • 橙田晴信(とうだ・はるのぶ):眞島秀和
    雪乃の夫、「にじいろ商店」の店主
  • 霧ケ谷桂(きりがや・けい):光石研
    村役場の職員、村のムードメーカー
  • 霧ケ谷氷月(きりがや・ひづき):西田尚美
    桂の妻
  • 緑川嵐(みどりかわ・あらし):水野美紀
    村役場で働くバリキャリ、シングルマザー
  • 緑川日向(みどりかわ・ひなた):中野翠咲
    嵐の娘
  • 緑川日出夫(みどりかわ・ひでお):泉谷しげる
    嵐の義理の父親、日向の祖父、「じじーず」のリーダー
  • 白倉博(しらくら・ひろし):モト冬樹
    日出夫の同級生、お酒が大好きなじじーずメンバー
  • 筑紫次郎(つくし・じろう):半海一晃
    女の子が大好きなじじーずの1人
  • 雨尾結城(あまお・ゆうき):池田良
    村の外から配達物を運んでくる通称“まじょたく君”
  • 桃井佐和子(ももい・さわこ):水野久美
    元小学校の教師、村人はだいたい教え子でじじーず3人組も彼女には頭があがらない
  • 沙織:佐々木希
    亡くなった朔の妻

スタッフ一覧

  • 原作:なし
  • 脚本:岡田惠和
  • 音楽:ワンミュージック
  • 主題歌
    曲名:旅路
    歌手:藤井風
    レーベル:HEHN RECORDS / UNIVERSAL SIGMA
  • ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子
  • プロデューサー:貴島彩理、松野千鶴子、岡美鶴
  • 演出:深川栄洋
  • 制作:テレビ朝日、アズバーズ

各話の視聴率

『にじいろカルテ』各話の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※視聴率はビデオリサーチ調べ

各話放送日視聴率
1話1月21日12.1%
2話1月28日10.7%
3話2月4日10.8%
4話2月11日11.0%
5話2月18日10.0%
6話2月25日10.7%
7話3月4日10.6%
8話3月11日10.4%
9話・最終回3月18日12.3%

『にじいろカルテ』の最終回ネタバレ(予想)

東京の病院で医師として働いていた紅野真空(高畑充希)。
ある事情があり、東京での仕事を続けられなくなった真空は、小さな村に在る虹ノ村診療所の医師として働き始めることになりました。

村に辿り着き、診療所に行った真空は、医師としてのやる気が感じられない外科医・浅黄朔(井浦新)と気が短い看護師・蒼山太陽(北村匠海)と出会います。
それぞれ個性的な朔と太陽の存在に困惑する真空。
それでも、住む場所もない真空は、朔と太陽と一緒に暮らしながら診療所で働き始めることになりました。

村にやって来た次の日から、早速村人たちの診療をすることになった真空。
真空は、朔と太陽以上に個性あふれる村人たちに驚きつつも、村人たちに温かく迎えられ、嬉しくなります。

東京で医師として働いていた経歴を活かし、新しい環境でも日々村人たちの治療を行っていた真空。
そんな中、休みを取らずに働いていた真空は、無理がたたって倒れてしまいます。

真空は、患者のために完全に体調が回復していない状態で仕事に戻ろうとしますが、朔と太陽に止められます。
ところが、真空は朔と太陽の制止を振り切ろうとします。

朔と太陽は、真空の様子に違和感を覚え、真空を問い詰めます。
すると、真空は、東京で働いていた際、体調を崩して休んだことをきっかけに、同僚たちからの信頼を失ったことを明かします。
信頼を取り戻そうと懸命に働いた真空でしたが、緊張で上手く仕事をすることができなくなってしまい、逃げるように村の診療所で働くことを決めたのでした。

自分の過去を明かした真空は、朔と太陽に励まされ、しっかりと休暇を取って再び診療所で働き始めます。

そんな中、村の人口が少ないという理由から、診療所を閉鎖し大病院と統合するという話が持ち込まれます。
真空は、朔と太陽、さらには村人たちを巻き込んで診療所の大切さを訴え、大病院との統合を阻止します。

そして、真空は、朔と太陽、村人たちとともに、診療所を守り続けることができたことを記念して祝賀会を行い、診療所を守り続けていくことを誓うという結末になると予想します。

『にじいろカルテ』各話のあらすじ

2021年1月21日からテレビ朝日系にて放送開始された高畑充希さん主演の連続ドラマ『にじいろカルテ』の各話あらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。

1話のあらすじネタバレ

東京の大病院(救命救助現場)に勤務していた内科医の紅野真空(高畑充希)は、多発性筋炎(皮膚筋炎)という病を患い、病院内で勤務中に倒れます。
とりあえず休職扱いとはなりますが、その後、病が確定し退職。真空は落ち込みますが、雨の中、村の物産アピールで東京出張していた虹ノ村役場勤務の霧ケ谷桂(光石研)にバス停で出会ったことで道が開けます。雨が降った後に、虹が出ることも教えられます。
その時、霧ケ谷から虹ノ村産の林檎(りんご)を貰ったことで興味が湧いて、それで虹ノ村サイトを開くと、そこに内科医募集の記事を発見。健康状態の欄に「異常なし」と嘘の記載をして応募すると、即、採用決定の通知が届きます。虹ノ村診療所の医師として採用されます。

森を抜け降り立った山間のバス停(虹の折返所)は、にじいろ商店(食堂)の真ん前です。少女に手招きされてそこに入ると、個性豊かな虹ノ村住人が大集合しています。どうやら、真空の歓迎会の模様です。そこには、自ら食堂の看板娘を自称する人妻、橙田雪乃(安達祐実)がいて、店主は雪乃の夫、晴信(眞島秀和)です。村に来るキッカケを作ってくれた霧ケ谷桂とその妻の氷月(西田尚美)もいます。村の仕切り役であり、自称、綺麗で優しいお姉さんの役場職員、緑川嵐(水野美紀)もいます。勝気すぎる彼女は、既に夫には逃げられているものの、娘と義父(夫の父)との三人暮らしをしています。義父の日出夫(泉谷しげる)は、じじーずのリーダーで、白倉博(モト冬樹)と筑紫次郎(半海一晃)がそのメンバー。

歓迎会を適当なところで切り上げ、その後、診療所に案内される真空。かつて学校だった洋館が診療所です。真空は、その佇まいに感激します。
そこで一緒に働くのは、「本業は農家」と言うツナギにグラサンの外科医、浅黄朔(井浦新)。それに、キレ易い性格で前髪パッツンの看護師、蒼山太陽(北村匠海)。真空は一つ屋根の下で、この二人と暮らすことになります。梯子階段で登る最上階のロフトが真空の住処(すみか)になります。
診療所での様々な会話中、月に一度、東京に戻る理由を朔に聞かれた真空は、母の介護の為と返答します。母の紅野一海(長野里美)は、ラーメン店を営む新しい夫の平太と、店を手伝いながら暮らしていて、とても元気なのですが…。

再び、真空歓迎のサプライズパーティーがにじいろ食堂で開かれようという時、白倉博(モト冬樹)は一升瓶(日本酒)を持ったまま、パーティー出席前に畑の見回りに行くのですが、その道中、崖下に転落して、雨が降る中、意識不明状態に陥ります。右足を切って出血もしています。で、なかなかパーティーに現れない博を心配する村人たち。

通称まじょたく君、自転車宅配便の雨尾結城(池田良)が博の落下現場を発見し、朔、太陽、真空らが現場に急行。診療所に運び込みます。体温は32度になっていて、低体温症です。点滴を急ぎます。大きく切れた右足の縫合も朔が急ぎます。
そんな時、霧ケ谷桂と氷月夫婦の幼い息子、久志が風呂場で倒れます。低体温症の博を朔と太陽に任せ、真空が霧ケ谷宅に急行。こちらは体温40度の熱中症であり、久志も診療所に搬送。翌朝、博と久志の体温が平常値に戻ります。

診療所の手伝いをしようということで集まっていた村人全員が安堵する中、真空が、ひとり泣いています。隠し事をせずに正直に生きることの大切さをじじーずの日出夫らが語る中、「嘘をついていました、ごめんなさい」と真空が謝罪。肺炎、合併症に繋がる多発性筋炎を患っていることを告白します。五年後の生存率が60%~80%であることも打ち明けます。月一度、東京に戻るのは、病の進行チェック(検査)の為なのだということも正直に告白します。
「ここにいてはいけませんか? ここにしか私の居場所はありません、お願いします」と真空。朔が、「いいんじゃねえの。医者で患者なら、もう最強」と反応します。真空の去就についての結論を任された役場勤務の霧ケ谷が、「問題ないに決まっています。ここに居てください」と、改めて診療所勤務を要請します。

2話のあらすじネタバレ

虹ノ村診療所に若い女医・紅野真空(高畑充希)がやって来て村人は大喜び。診察に関係なくても熱心に何でも話を聞いてくれる真空は大好評。真空にしても、村人に頼られていることが嬉しくて仕方ありません。

教え子が、緑川日出夫(泉谷しげる)、白倉博(モト冬樹)、筑紫次郎(半海一晃)らの元小学校教師・桃井佐和子(水野久美)からは、スマホを買ったものの話し相手がいないと相談された真空。「いつでも話し相手に」と申し出ます。それを真に受けた佐和子。それで、患者の待ち時間が、どんどん増えてしまいます。真空自身の体調も悪化してゆきます。指先に違和感を感じるようになっています。
そういう状況下、診療の合間を見付け、真空は佐和子からの着信に折り返し電話を入れるのですが、応答無し。何かあったのかと、急ぎ佐和子の自宅に向かいます。が、佐和子は畑仕事をしていて至って元気です。これからは、留守番電話機能を使い、そこに言いたいことを吹き込むよう提案する真空。後日、留守番電話が苦手な佐和子から、「森のクマさん」の童謡が届きます。

糖尿病の持病がある次郎が診療所を来訪。診療所が大行列で困っていることを知っている日出夫から、「何処も悪くないのに、真空に逢いたいだけで診療所に行くな」と言われていた次郎でしたが、真空の診察を受けに来ます。
「たいしたことないけど、来て見た」と次郎は言い、聴診器を当てる真空に、「もしドキドキしていたら、それは先生が美人だから」と説明。で、特に痛い所も無いと言う次郎は、風邪で痰(たん)が出ているだけと判断され、風邪薬だけを貰って帰ります。

帰宅後、畑仕事を始めた次郎でしたが、俄かに息が荒くなり、診療時間過ぎに再来訪。咳込みが酷く酸素投与が必要です。糖尿病患者に多い心不全からの呼吸困難症状が出ています。家族同然の付き合いをしている村役場職員の緑川嵐(水野美紀)と、それに彼女の義父・日出夫に連絡し、彼らが診療所に駆け付けます。
次郎は、無痛性の心筋梗塞を発症していると思われ、直ぐに大病院に移送し、そこでのカテーテル治療が急がれます。心筋梗塞の疑いを見逃していた内科医の真空と、それに、しっかり者の嵐が、サイレンを鳴らす救急車に同乗して次郎の移送に付き添います。移送先病院での次郎の手術は無事に成功。術後の経過も良好です。

まじょたく君の雨尾結城(池田良)が、診療所に宅配便荷物を届け、その序(ついで)に、「次郎さんの病院に寄って来ました。元気そうでした。で、その時、真空先生に伝えてくれと言われたことがある」と、真空の横に寄り添います。まじょたく君、何の躊躇も無く、「俺のハートをもて遊びやがって。惚れちまうだろ」と言って、真空の頬にキスします。真空は、咄嗟に、まじょたく君にビンタ一発。それに全くひるまないまじょたく君、「……とのことでした。ありがとうございました」と言い、帽子を取って一礼。診療所を後にします。

「~のくせに」と言ったらペナルティーポイントが付与されるという「くせにポイント表」が診療所控室に貼り出されています。10ポイント溜まると、他の二人の言うことは、何でも聞き入れないといけません。既に、真空は、「男のくせに」と言って、1ポイント獲得済み。「後輩のくせに」と言った外科医の浅黄朔(井浦新)も1ポイント。今のところ0ポイントの看護師・蒼山太陽(北村匠海)。

にじいろ商店(食堂)では、店主の橙田晴信(眞島秀和)が、まだら認知症の雪乃(安達祐実)を探します。ちょっとでも眼の前からいなくなると大慌てで食堂を飛び出し、「雪乃~!」と叫びます。「いるって~!」と晴信の背後にいた雪乃が応えます。

3話のあらすじネタバレ

「私は誰なんでしょうか?」と言って、診療所に橙田雪乃(安達祐実)が駆け込みます。自分自身のことだけでなく新任医師の紅野真空(高畑充希)のことも、何も分からなくなっています。にじいろ商店(食堂)の店主で夫の晴信(眞島秀和)のことさえ分かりません。
浅黄朔(井浦新)から、雪乃がまだら認知症であることを告げられる真空。十日から二週間単位で繰り返されるこういう事態は、三年前からとのこと。唖然とする真空をよそに、朔と蒼山太陽(北村匠海)は落ち着いた様子。というのも、彼らが診療所にやってくる以前から、雪乃をフォローするシステムは虹ノ村に確立していました。

今回も、雪乃の幼馴染である村役場職員の緑川嵐(水野美紀)と、学童保育的施設に勤務する霧ケ谷氷月(西田尚美)が診療所にやって来て、まずは、雪乃を連れて真空の屋根裏部屋(ロフト)に移動。幼少期からのアルバムを雪乃に見せながら、彼女の生い立ちなど、過去の出来事を説明します。
その後、今は廃墟と化している生家を訪ねます。更には、旧小学校校舎、グランドで、幼い頃を思い出し、童心に帰って遊びます。1982.4.7生まれの雪乃の父は大工でした。そして、母、清子は、虹ノ村初代ミスコン優勝者です。その両親は七年前に他界。
ともあれ、第24回ミスコン優勝者が雪乃ですから、親子二代がミスコン優勝という美形の家系です。

嵐と氷月は、「何も思い出す必要は無い。新しく頭の中に過去の出来事を入れれば良い。あなたが、どういう人だったかは、私たちが教える」と雪乃に言います。愛されてこの世に生まれ、愛されて虹ノ村で育ったという事実を強調する二人の幼馴染みと、その言葉に聞き入る雪乃。そんな三人の遣り取りを背後で見守る真空。

認知症に悩む雪乃を前にして、嵐と氷月と真空は、それぞれが抱え込んでいる悩み、苦しみを語ります。氷月が、頑張ってもどうしようもないことがあり、そういうものとの付き合いが大切だと、四人の中での最年長者として諭します。不幸というものの全体量が決まっているとしたら、その中の一つを自分が引き受けることで、世界の誰かが救われているはずというのが氷月の理屈です。

雪乃を連れ出した嵐、氷月、そして真空を黙って見送った晴信は、朔や太陽、そして霧ケ谷桂(光石研)とともに雪乃との出会いの思い出の品、カツサンドを作ります。で、四人の女性陣が、にじいろ食堂に戻り、カツサンドを食べます。
そこで、胸にピンクの薔薇を付けたタキシード姿の男(晴信)が旦那であり、彼がカツサンドを作ったと教えられる雪乃。雪乃は、晴信について、顔は好きなタイプではないので、きっと気持ちが素敵な人なのかなと推察しています。晴信は、赤い薔薇の花束を持って、これまで何回も繰り返されたプロポーズを改めてします。簡易カメラで花嫁の雪乃の写真を撮ります。

翌朝、ロフトから階段を降りて来た真空が、「私、嘘をついていました」と、朔と太陽に言います。「体の調子は悪いし、東京での検査日は今日なんです。行かせてください」と怖い顔で言います。太陽が、「仲間にだけは嘘を付くな。そういうことを怖い顔して言うな。本当は可愛いくせに」と怒ります。その時、その「可愛いくせに~」を聞き逃さなかった真空。「くせにポイント表」の太陽の欄に、「くせに」と記されたマイナスポイント紙片を貼ってから、診療所を後にします。
その日の真空の膨大な診療所でのスケジュールは、全て、ひとつひとつメモ書きされて机に置かれています。これを残された二人でこなすことになります。

東京での病院の検査結果は良くありません。それでも、何とか元気だよ、幸せだよとラーメン屋の母にメールする真空。何時か、ちゃんと病のことを母に話せる日が来るのでしょうが、とりあえず、今は、ごめんなさいとだけ連絡する真空。悪いと思ったら、怒られる前に先に謝りなさいというのは昔からの母の教えです。

東京での検査を終えて、その日の内に虹ノ村に戻る真空。にじいろ商店(食堂)の灯りに誘われて中に入ると、一斉にクラッカー音が鳴り響きます。真空の帰還歓迎パーティーが準備されています。真空が日帰りで今夜中に村に帰ることは、友達だから分かっていたと言う雪乃。そんな雪乃の言葉を信じ、歓迎パーティーが用意されていました。
村人に促されビールを飲む真空。皆で乾杯です。そこに、無痛性の心筋梗塞を発症して緊急搬送され、搬送先病院で手術を受けていた筑紫次郎(半海一晃)が現れます。手術を無事に終えて退院した次郎が、その夜、真空にやや遅れて村に帰って来ます。で、食堂でのパーティーを自分の退院祝いと勘違いした次郎は大喜びです。一同は臨機応変に「お帰り!」と言い、「ありがとう!」と次郎。じじーずのリーダー・緑川日出夫(泉谷しげる)に抱き付いて、「(白倉)博(モト冬樹)もいる、雪ちゃも……」と喜ぶ次郎に、「えっ、誰?」と不愛想な雪乃。

4話のあらすじネタバレ

隣村のキャンプ場で土砂崩れが発生し、治療の優先順位を決めるトリアージ要請が診療所に入ります。隣村の病院から現場に入る道路が寸断され、救命救急ヘリ(ドクターヘリ)の他に車で現場に入れるのは虹ノ村診療所のスタッフだけのようです。

浅黄朔(井浦新)、紅野真空(高畑充希)、蒼山太陽(北村匠海)が現場に急行。そこで自らも被災しながら気丈に被災者の救援活動をしている女性、山田舞にも朔がトリアージをしようとするのですが、彼女は「自分は大丈夫です」と、それを拒否。その言葉を聞いた朔は、「それは、あなたが決めることじゃない!」と、大きな声を上げます。

かつて、千葉のショッピングモールで爆破事件が発生していました。それに巻き込まれ死亡した妻・沙織(佐々木希)の姿が朔の脳裏に浮かび上がっています。
妻に「大丈夫」と言われ、急を要する赤色ではなく黄色のトリアージ判定をした朔。それで、赤色判定をした爆破犯の命を救うことになっていた朔。朔にプレゼントのサングラスを渡して死んで行った沙織は、美味しい農作物づくりが趣味でした。朔は、以来、妻からプレゼントされたサングラスをかけて、畑仕事に精を出しています。

頭を打ち、一度吐いたということで脳内血腫を疑う朔は、山田舞を赤色判定。その他、適切なトリアージにより、土砂崩れ事故による死者はゼロ。
舞の脳内血腫は無かったようですが、念の為、精密検査に回されます。

畑に向かう朔、真空、太陽。
朔が何か小さなことをコソコソと隠し続けていることを見破った真空が、その器の小ささをあげつらい、「男のくせに~」と発言。太陽がすかさず、「くせにポイント表」を鞄から取り出します。
そんな畑現場に、まじょたく君こと雨尾結城(池田良)が、届け物を持ってやって来ます。
デリケート部分への塗り薬を大量注文していた太陽。まじょたく君にインキンタムシ(股部白癬<はくせん>)の疑いを吹聴されます。
それで、尻の虫刺されを隠し通していた太陽は狼狽します。
青年団による清掃ボランティア活動中にブヨに尻を刺されていた太陽は、それを誰にも言えずに隠していましたが、まじょたく君が、届け物の中身、その塗り薬の品名を全部言ってしまい、尻を虫に刺されていたという恥ずかしい事実が明らかになってしまうのでした。

5話のあらすじネタバレ

村にバラエティー番組「ぽつんと診療所」の取材撮影クルーがやって来ます。紅野真空(高畑充希)は、多発性筋炎(皮膚筋炎)を患っていて五年後の生存率が60%~80%であること、また、東京の総合病院を退職し虹ノ村診療所勤務になっていることを母の一海(長野里美)に伝えておらず番組に困惑。が、とりあえず、地方局のみの放送ということで一安心。

診療所スタッフ、それに村人も、各自、様々なものを抱えて生きています。そんな中、看護師の蒼山太陽(北村匠海)は、ひとり呑気に何の問題も無くただ生きていることに不安を感じていて、それを解消すべく夜道を遠くまで走り続けます。浅黄朔(井浦新)が気を利かせたつもりで、死んだ妻(沙織)との過去を語ったことで、却って落ち込んでいます。

数日後、「ぽつんと診療所」の放送日。にじいろ商店(食堂)にいつものメンバーが集い酒盛りです。そこに、まじょたく君の雨尾結城(池田良)が届け物の配達。撮影クルーのカメラマンが足に傷を負っているのを見た太陽が、破傷風を心配して消毒処理。仕事が終わってから地元の掛かり付け医の元に行ったカメラマンが、そこで、傷の処置をしてくれた人は命の恩人だと言われ、ロシアの強い酒を太陽にプレゼント送付。酒に添えられている御礼コメントを、「地球にとっての太陽のような人」と、朔がアドリブを入れて読み上げます。
そうこうするうち太陽が泥酔。突如、暴れ出し叫びます。「特別な問題が無くて羨ましいとか言われるが、そういう言葉が何も無い自分のような人間をどれだけ傷付けているのか、それを、みな分かっていない」と、太陽が怒っていてます。で、言いたいことを言い終えた太陽は、肝心の放送時間前に、泥酔で意識を失い倒れ込みます。
太陽の言葉に、店主の橙田晴信(眞島秀和)、まじょたく君、それに、じじーずの筑紫次郎(半海一晃)が、いたく賛同。にじいろ商店(食堂)での飲み会を離れ、診療所に太陽を運んで三人で静かに看病します。

真空は医者で重病患者。朔は千葉ショッピングモールでの爆破テロ事件で妻・沙織(佐々木希)のトリアージ判定を誤り、結果的に爆破テロ犯の命を救い、妻を殺してしまった医師という辛い過去を背負って生きています。「じゃあ、僕は何者か?」と言って、太陽は苛立って怒り、そして、涙を流していたのでした。
日頃から、朔と真空に、ことあるごとに「真面目かよ」、「クソ面白くもない」と言われ続けている太陽。特別なものが無く、また背負うものも無い平凡な人生、何事も無く、ただ生きているだけの人生に対する苛立ちと不安を抱え、「普通の僕に生きている価値はあるの?」と村人に問い掛け、それで思いの丈(たけ)を叫んだ後に、太陽は倒れていたことになります。で、放送が始まると、女性リポーターに「普通ですね」と、そのコメント力を評価されていた哀しい太陽。

翌日、緑川嵐(水野美紀)、橙田雪乃(安達祐実)、霧ケ谷氷月(西田尚美)の三人に、にじいろ商店(食堂)に呼び出された太陽。村の有線ラジオ放送、「虹色放送局」をリスタートするにあたり、これは若い順にやることになっているという理屈で、その第一回目のDJを太陽が命じられます。開始時間は正午であり、自己紹介したり、曲を適当に流せば良いということになります。
にじいろ商店(食堂)で泥酔し、マイナス発言をした自分を励まそうということでのDJ要請だろうと太陽は思っていますが、朔と真空は、泥酔時の太陽の発言については、それをとても面白いものと感じています。「いや、DJをやっても、充分に君は面白いと思うよ」と、朔と真空は太陽を後押しします。

ラジオ放送が始まると、太陽は高校時代に作った曲、「俺以外」を流します。「俺以外、みんな死ね。俺以外、みんなクズ。デス、デス、デス~」という叫びが流されます。その放送曲を聞いて、「分かるよ、太陽君」と店長の晴信。じじーずの次郎も曲に乗り踊り出しています。
「笑えるね、どこが普通なんだよ。それでよく看護師になれたね」と真空。自分のことを普通と思い込んでいる太陽を笑う真空がいます。

6話のあらすじネタバレ

緑川日出夫(泉谷しげる)と嵐(水野美紀)が発熱を感じ、それで額を合わせて風邪熱を確認しようとして頭をぶつけます。「痛い!」と言ったあと、二人は自宅の炬燵に足を入れたまま倒れます。
それで嵐の娘の日向(中野翠咲)が、母のスマホを持って、それで電話するのではなく診療所に走り、母と祖父の急変を告げます。二人が倒れるまでの面白動画を日向が母のスマホで撮っていて、それを紅野真空(高畑充希)、浅黄朔(井浦新)、蒼山太陽(北村匠海)に見せます。で、緑川家に急行し診察です。風邪症状の発熱による体調不良で安静が必要になります。
暫くの間、日向を預かって欲しいと嵐に頼まれた霧ケ谷夫婦、氷月(西田尚美)と桂(光石研)は、それを歓迎。家の中を走り回る日向に振り回されながらも、一気に霧ケ谷家が明るくなります。

病床(布団)を並べた日出夫と嵐の会話も楽し気です。大好きだった夫に逃げられ、その哀しい事実から逃げたくて、ガムシャラに働く40歳の村役場職員、キャリアウーマンの嵐。彼女は、自分を捨てて家を出た夫の父、63歳のじじーずリーダー日出夫を「お父ちゃん」と呼んでいます。日出夫は、義理の間柄であるにも関わらず、親子の絆を大切にしてくれる嵐に心から感謝をしています。孫の日向を良い好い子に育ててくれたことにも感謝しています。ふたりは、病気になったからこその言葉を投げ掛け合い、それは面白く、そして、楽しい会話が成立しています。

その日の診療を終えた真空が、いよいよ難病の兆候で倒れ込みます。朔と太陽が住まいにしているロフトに真空を運び上げ看病。翌日の診療を休む真空。真空休診の日の夜、村人が集まり、「きっと明日は好い天気~」と歌い、それを聞いた真空は感動して眠れません。ロフトを出て朔と太陽のいる部屋に降りた真空が、母に真実を語れない理由を話します。
父が亡くなって以降、ひとり親として娘を育てた母。働きづくめで、娘の面倒を充分に見てやれなかったという後ろめたさから、真空が病気になる度に、そんな体に生んでゴメンと謝っていた母。そんな母であれば、娘が難病を抱えていると知れば、今の新しい夫との幸せを捨てて、娘に尽くすことになるのではないかと懸念する真空。だからこそ、母に真実を告げられませんでした。が、太陽は、難病を得たことに関して責任を感じたり、今後、ことさらに頑張ろうとしなくて良いと真空に忠告します。

翌日、真空が診療復帰すると、そこに嵐と日出夫がやって来ます。診断の結果、もう大丈夫です。霧ケ谷夫婦に預かって貰っていた日向を連れて自宅に帰る嵐と日出夫。

まじょたく君の雨尾結城(池田良)に母への宅配便を依頼する真空。冬瓜(とうがん)に手紙と村で撮った写真(村人&風景)が添えられます。
病院で死んだ父を見て、医者になると母に宣言していた真空。母の一海(長野里美)に、「誕生日、おめでとう」を言ってから、自らの難病(多発性筋炎)を報告。また、発症後は叡智東病院を辞め、虹ノ村診療所勤務になっていることも報告。
母から、「とても幸せなのが分かる。良かったね」と返信が来ます。

橙田雪乃(安達祐実)の定期診察は、認知症の進行具合テストです。調子良く無難に問診に答えてゆきますが、年齢を尋ねられると、雪乃は急に顔をしかめ、それに答えられません。

7話のあらすじネタバレ

自分の過去を完全に忘却してしまう日が近付くまだら認知症の橙田雪乃(安達祐実)が、浅黄朔(井浦新)、蒼山太陽(北村匠海)、紅野真空(高畑充希)による桃井佐和子(水野久美)の往診に同行し、そこで、佐和子の婚礼儀式の写真を見ます。それは、虹ノ風穴(洞窟)で執り行われた古代衣装での結婚式写真です。実際の雪乃と晴信(眞島秀和)の結婚式は隣町施設を利用しており、彼女にその記憶はありません。真空は、にじいろ商店(食堂)に村人を召集し、雪乃と晴信の伝統儀式結婚の再現を提案。

虹ノ風穴の代々から続く管理責任者は白倉博(モト冬樹)です。彼は、その中に祀られている御神体を、儀式が執り行われる日まで村人が交代で御世話しないといけないと説明。御神体は源頼朝公が当地を訪れた際、必勝を祈願して懐に忍ばせていた石。世界に二つとない貴重なものなので、くれぐれも丁重に扱い粗相のないよう注意喚起する神官の博。
まずは、筑紫次郎(半海一晃)、そして、霧ケ谷桂(光石研)、緑川日出夫(泉谷しげる)と交代で御神体の世話をするのですが、彼らはその都度、御神体を神棚から取り落とし、神棚の背後の深い水溜りに水没させます。で、身近な石を代わりに置きます。

花嫁の世話をする馬役(たてがみに腰美濃姿)に抜擢された真空は、リヤカーに雪乃を乗せて、結婚式まで洞窟前の檻(おり)に閉じ込められる晴信の元に通います。真空に運ばれた雪乃は食事などを晴信に手渡します。
婚礼準備に沸き立つ村の高齢者たちは、古き良き時代の儀式が復活されたことで、みな元気になります。

「これを見ている私へ。大丈夫、心配しないで。そこがアナタの居場所だよ」と、もう直ぐ記憶が無くなる自分へのメッセージをスマホで動画撮影していた雪乃。
伝統儀式による結婚式が迫る中、ジャンパー姿の神官の博が御神体(源頼朝公の石)の前に進み出て、「復活して良かったな、雪乃のお陰だ」と、呟きます。
その時、御神体の石が変わっているように思え、それを手に取ろうとして、不注意にも水溜りに水没させます。周囲に誰もいないことを確認後、博は、次郎らと同じように身近な石を神棚に置きます。

8話のあらすじネタバレ

夜、トイレに立った蒼山太陽(北村匠海)が、紅野真空(高畑充希)と浅黄朔(井浦新)の親密で怪し気な会話を聞いてしまい二人が完全に付き合っていると勘違い。診療所を飛び出し、パジャマのまま山道を歩く太陽。疲れ切って自動販売機脇のベンチに眠り込み、目覚めると、そこに心肺停止(大動脈解離)の男性がいます。眠りに落ちる前の太陽が飲みかけだった冬瓜(とうがん)ポタージュは、飲み干されています。
太陽は警察に事情聴取。眠り込んでしまった自分の責任をグダグダ言う太陽に、「お前が早く気付いていれば、身元不明男は死なずに済んだかも知れない」と、朔が悪態をつき、診療所の三人の心が離れます。

そんな中、霧ケ谷桂(光石研)が、身元不明男の首の痣で学生時代の転校生、安田たけしを思い出し、それを警察に報告。……都会っ子だったたけしは、短い期間を桂と過ごし、再び東京に引っ越して行きました。妻の氷月(西田尚美)が、夫に代わり、その前後の経緯を説明。
桂が12歳の時、母は家族を捨てて東京に出奔。以来、桂にとって東京とは母を奪った場所、憎むべき場所になりました。それで、東京育ちの都会っ子、たけしを実は嫌っていたのですが、たけしは、再び引越しをするに際して、「友達になってくれて本当にありがとう」と桂に挨拶に来ていました。太陽は、折角、逢いに来たのに、直ぐに友達と気付かなかった桂を責める口調になり、村人を前に、こんこんと友情論を展開します。

が、警察から身元不明男は、安田たけしではなく、隣の水ノ村の実家に家族で帰省していた人物が散歩に出て、そこで山道に迷い込んでの病死と判明。安田たけしは、元気に家族と暮らしている様子です。太陽の熱弁(友情論)は、全くの空振りになります。

太陽のサプライズ誕生日パーティーに向けて準備が村人の間で進んでいます。太陽が、にじいろ商店で三人分の弁当を購入して診療所に戻ると、真空と朔が慌ててカーテン越しに着替えています。それで太陽は、ますます二人の関係を疑います。そもそも太陽は、これまで、三人組の仲良し状態から、常に、ひとり阻害されるという経験が多過ぎた人でした。今回も一緒だと思っています。
で、「二人が恋愛関係でも我慢する。とにかく、これからも三人でいたい。お願いします」などと言い出す太陽。それに対して、「何、それ。ガッカリした。私は太陽のこと愛してる、大好きだよ。毎日、ハグしたい、チューしたい。離してなんかやらない。私の病気がどんなに悪化しようが、太陽を離さない」と、真空。

そんな遣り取りの中、コスプレ姿の村人が診療所に集まっていて、これを太陽が訝(いぶか)ります。自分のサプライズ誕生日パーティーと知った太陽が、「誕生日じゃねえし」と言います。村役場勤務の桂が太陽の履歴書に記載された日付を、3/3と読み間違えていました。本当の太陽の誕生日は、5/5です。それでも、パーティーに向けての出し物を練習してきた村人は、太陽の誕生パーティーを構わず実施します。

キャンディーズの三人組に扮した橙田雪乃(安達祐実)、緑川嵐(水野美紀)、氷月が歌って踊ります。蝶ネクタイに黄色いジャケットでマギー司郎の弟子、マギー審司に扮する桂が大きな耳のマジックを披露します。にじいろ商店の晴信(眞島秀和)は、東京コミックショーのスネークカムカム(蛇遣い)を熱演。真空は、朔との二人羽織(ににんばおり)でソバを食べます。この二人羽織の練習中の声を、夜間、トイレに立った太陽は聞いていて、それで二人の関係を誤解していました。
もっと優しく。初めてか? 初めてに決まってるじゃない。下手くそ。声がでかい、太陽に聞こえちゃうだろ、という言葉の遣り取りが、太陽を勘違いさせていました。

9話(最終回)のあらすじネタバレ

虹ノ村診療所の多忙な日。
霧ケ谷桂(光石研)の発案により、村の空き家を仕事場(作業所)にして貰おうというプロジェクトが始まり、それに応募した藤田浩二(柄本時生)が、足の痛みを訴えてやって来ます。これはジャンクフードの食べ過ぎによる通風。「本日休診の人」というタスキをかけつつも、親身になって藤田に対応する紅野真空(高畑充希)。
次いで、役場職員の西川誠(脇知弘)がやって来て、こちらは脚立から落ちて肩の脱臼。まじょたく君の雨尾結城(池田良)は、木から落ちて足の骨折。こちらは、浅黄朔(井浦新)が対応。何やら様子がおかしい桃井佐和子(水野久美)は、念の為に真空が検診。そんな忙しい急場を、真空、朔、蒼山太陽(北村匠海)は、見事なコンビネーシで乗り切ります。

後日、松葉杖のまじょたく君が、大量の海産物を診療所に届けます。朔の「~くせに」ポイントが50に達して、その罰として、真空と太陽に海産物購入を要求されていました。「私たち、最強の三人よね」と笑い合って、海産物が並ぶ食卓を囲んでいる時、突然、真空が倒れ込みます。山ノ医大に緊急搬送です。搬送中の車内で、「来ちゃったな、この日が……。少し長い入院になるが、帰って来い。あそこ(診療所)は、お前の家だからな」と、朔。「体が動かなくなっても一緒にいようと言った約束は守れ」と、太陽。朔と太陽は、真空の頬に、ベッドの両側からキスします。

先日行われた、のど自慢地区予選大会の模様がテレビ放送されていて、それを、村人が集まり、にじいろ商店で見ています。
村役場職員の緑川嵐(水野美紀)により、真空、朔、太陽の三人は、診療所チームとして勝手に申し込みをされていて、そして、本来の村人たち全チームが予選敗退する中、診療所チームのみが予選通過していました。「虹が空にかかって、きっと明日は好い天気」と歌い、合格の鐘が鳴り響いていました。

時を経て、電動車椅子の真空が、終点、虹ノ折返所でバスを降り立ちます。村の新たな住人、藤田が真空を迎えます。藤田は、世界的に著名な電動車椅子メーカー社長であり、診療所で親切な対応をしてくれた真空の為に特注車椅子を製作。そんな車椅子に乗った真空が、診療所の朔と太陽に「ただいま」を言います。「お帰り」と迎える二人。村人もやって来て、「ただいま」、「おかえり」の挨拶です。

真空は常に車椅子が必要ということではなく、必要に応じて自力で歩けます。体力を温存すべき時とか、往診時に電動車椅子を使いますが、それ以外は自力歩行が可能です。
診療所の三人が車でピクニック。サンドイッチを笑顔で食べる真空がいます。