ドラマル

2021年6月13日

『ナイト・ドクター』原作ネタバレ!ドラマ最終回までのあらすじと結末考察

ドラマ『ナイト・ドクター』の1話から最終回までのあらすじを、原作ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

波瑠さん主演の連続ドラマ『ナイト・ドクター』を200%楽しむために、キャストや各話ゲスト、視聴率の推移をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。

※『ナイト・ドクター』全話ネタバレ完了済み(2021年9月14日)。

見逃し配信をチェック

当記事には、『ナイト・ドクター』の第1話から最終回までのネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「FODプレミアム」で第1話から最終回までの放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

『ナイト・ドクター』の基本情報

概要(見どころ)

『Night Doctor(ナイト・ドクター)』は、『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』『グッド・ドクター』を手掛けた脚本家・大北はるかによる、完全オリジナルの青春群像医療ドラマです。

『柏桜会あさひ海浜病院』夜間勤務専門の救命医チーム「ナイト・ドクター」の立ち上げに集まった5人の若き医師、主人公の朝倉美月(波瑠)、成瀬暁人(田中圭)、深澤新(岸優太)、高岡幸保(岡崎紗絵)、桜庭瞬(北村匠海)たちが、医師として人として成長していく姿を描いた物語です。

キャスト一覧

  • 朝倉美月(あさくら・みつき):波瑠
    29歳、医師6年目の『柏桜会あさひ海浜病院』ナイト・ドクター、負けず嫌いで行動力がある
  • 成瀬暁人(なるせ・あきと):田中圭
    35歳、医師11年目、美月の先輩医師、クールでドライな現実主義者
  • 深澤新(ふかざわ・あらた):岸優太(King & Prince)
    27歳、医師4年目、研修医あがりの元・内科医、八雲院長に誘われナイト・ドクターになる
  • 高岡幸保(たかおか・ゆきほ):岡崎紗絵
    26歳、医師3年目、美月の同僚のナイト・ドクター、頭の回転が早く責任感もある
  • 桜庭瞬(さくらば・しゅん):北村匠海
    26歳、医師3年目、ナイト・ドクターとして働く研修医上がりの医者、明るく人懐っこい性格
  • 根岸進次郎(ねぎし・しんじろう):一ノ瀬颯
    27歳、救命救急センターで昼間に働く日勤の医師
  • 益田舞子(ますだ・まいこ):野呂佳代
    38歳、救命救急センターの看護師
  • 新村風太(にいむら・ふうた):櫻井海音
    22歳、救命救急センターの看護師
  • 嘉島征規(かしま・まさき):梶原善
    52歳、救命救急センターのセンター長
  • 桜庭麗子(さくらば・れいこ):真矢ミキ
    52歳、『柏桜会あさひ海浜病院』の本院『柏桜会』会長
  • 八雲徳人(やくも・のりと):小野武彦
    70歳、『柏桜会あさひ海浜病院』の院長、「ナイト・ドクター」の新設を『柏桜会グループ』の定例会議で提案した発起人
  • 佐野大輔(さの・だいすけ):戸塚純貴
    29歳、美月の彼氏
  • 青山北斗(あおやま・ほくと):竹財輝之助
    36歳、幸保の彼氏、複数店舗のレストランを展開するやり手の経営者
  • 本郷亨(ほんごう・とおる):沢村一樹
    52歳、くせ者ぞろいのナイト・ドクターをまとめる指導医
  • 深澤心美(ふかざわ・ここみ):原菜乃華
    16歳、新の妹、高校1年生、新が働く『柏桜会あさひ海浜病院』に通院
  • 岡本勇馬(おかもと・ゆうま):宮世琉弥
    16歳、心美の彼氏、高校1年生

1話ゲスト

  • 助っ人救急医:昴生・亜生(ミキ)

2話ゲスト

  • 哲郎:佐戸井けん太
    美月の父
  • 鮎川希実:谷村美月
    玲生の母
  • 聡:笠原秀幸
    玲生の父
  • 斎藤篤男:赤ペン瀧川
    舌を噛んだ患者

3話ゲスト

  • 宮本守:東根作寿英
    桜庭の主治医

4話ゲスト

  • 花園詩織:松井愛莉
    SNSで強力な宣伝力を持つインフルエンサー

5話ゲスト

  • 横溝日向:正垣湊都
    両親から虐待を受けている子ども
  • 越川法子:紺野まひる
    日向の母親と名乗る女性
  • 秋山真紀:山本未來
    成瀬を訴えている女性

7話ゲスト

  • 星崎比呂(ほしざき・ひろ):泉澤祐希
    横浜市消防局の新米救命士
  • 里中悟(さとなか・さとる):古舘佑太郎
    『あさひ海浜病院』の脳外科医
  • 赤松直人:佐伯大地
    りんご病に罹った保育士
  • 濱辺照夫:神尾佑
    10年前に事故で妻子を亡くしたホームレス
  • 風見まどか:藤嶋花音
    14歳の少女
  • 風見信行:林泰文
    まどかの父

8話ゲスト

  • 高梨英樹:益岡徹
    脳外科部長
  • 安西直道:橋爪淳
    52歳、有名な料理人

スタッフ一覧

  • 原作:なし
  • 脚本:大北はるか『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』『グッド・ドクター』
  • 音楽:得田真裕
  • 主題歌:なし
    ナイト・ドクターでは、主題歌はなく、各話によって異なるアーティストの楽曲がドラマ中に流れます。手掛けるアーティストは、yama、eill、琴音、Tani Yuuki、三浦風雅の5人。
    音楽プロデューサー:田中隼人
  • プロデュース:野田悠介『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』『コード・ブルー特別編-もう一つの戦場-』
  • 演出:関野宗紀『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』『ハラスメントゲーム』、澤田鎌作『監察医 朝顔』『悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~』
  • 制作著作:フジテレビ

各話の視聴率

『ナイト・ドクター』各話の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※視聴率はビデオリサーチ調べ

各話放送日視聴率
1話6月21日13.4%
2話6月28日10.6%
3話7月5日11.7%
4話7月12日12.4%
5話7月19日10.4%
6話8月9日10.2%
7話8月16日11.1%
8話8月23日9.5%
9話8月30日9.1%
10話9月6日11.4%
11話・最終回9月13日12.5%

『ナイト・ドクター』の原作ネタバレ

『ナイト・ドクター』に原作となる小説や漫画はありません。脚本家・大北はるかによる完全オリジナル作品です。

2014年に放送された海外ドラマ『ナイトシフト 真夜中の救命医』のリメイクでは?という声もありますが、公式発表はありません。着想は得ているかもしれませんが、設定がかなり異なるので、リメイクとはいえないでしょう。

『ナイト・ドクター』の最終回ネタバレ・結末考察

第1話では、主人公の朝倉美月(波瑠)をメインに、主要登場人物の特徴を描きながら、柏桜会あさひ海浜病院に新設された夜間勤務専門の救命医チーム「ナイト・ドクター」と、日勤医師との関係・対立が描かれます。

2話~9話までは、物語の中心となる美月を含む5人の医師、成瀬暁人(田中圭)、深澤新(岸優太)、高岡幸保(岡崎紗絵)、桜庭瞬(北村匠海)のいずれかに各話スポットライトがあたります。
医師として、人として困難な場面に直面する5人。しかし、チームの仲間に公私ともに助けられながら乗り越えていきます。

10話、予想する最終回11話では、リーダー本郷亨(沢村一樹)の元、絆を深めてチーム一丸となったナイト・ドクターが、対立していた日勤の医師でセンター長の嘉島征規(梶原善)にも認められ、和解します。
こうして柏桜会あさひ海浜病院は、365日24時間、どんな患者も断らない最高の医療体制を確立。崩壊寸前の現代の救急医療に一筋の希望の光をみせる結末になると予想します。

『ナイト・ドクター』各話のあらすじ

2021年6月21日からフジテレビ系にて放送開始された波瑠さん主演の連続ドラマ『ナイト・ドクター』の各話あらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。

1話のあらすじネタバレ

屋上で月を見上げる柏桜会あさひ海浜病院の救命センターの医師、朝倉美月(波瑠)。
「夜。それは誰にでも1日1回訪れる。不安で眠れない夜。孤独を何かで埋める夜。とろける様な甘い夜。現実を忘れる様にはしゃぐ夜。誰しもが当たり前だと思っていた。どんな夜もやがて明ける事を。朝がまたやってくる事を」と思います。

病院の前に立つ医師の深澤新(岸優太)。救急車が到着し慌ただしい様子を見て「今日も大変だな。救命は」と呟きます。

救命センターではセンター長の嘉島征規(梶原善)が救急医の根岸進次郎(一ノ瀬颯)に怒鳴っています。
ふらつく根岸を見て看護師の益田舞子(野呂佳代)が同じ看護師の新村風太(櫻井海音)に「根岸先生48時間勤務だって。嘉島先生もえぐい事するよね」と話します。

院長の八雲徳人(小野武彦)は働き方改革を進め夜勤の廃止、そして夜勤だけをする医師を募集し、「ナイトドクター」を始めると演説で話しました。

美月は恋人の佐野大輔(戸塚純)にナイトドクターになると伝えます。大輔は驚きますが、彼女の新しい門出を喜んでと美月は言いました。

新は落ち込んでいました。
妹の深澤心美(原菜乃華)は「どうして内科のお兄ちゃんがナイトドクターに?」と聞くと、「あのタヌキおやじのせいだよ」と院長の事を言います。
心美は自分の病気でお世話になったから仕方ないと話します。
そして心美は再び入院する予定になっていました。

院長は医師の本郷亨(沢村一樹)に指導医をお願いしていました。

新達は帰り道、歩道橋の下で倒れている人を発見。けれど焦って何も出来ません。
その時、美月がやって来て素早く処置をします。
置いてけぼりになった大輔は渡すはずだった指輪を見つめていました。
少し意識が戻った男性は「何で助けた」と言いました。
そして救急車が到着。
美月は新に「あんな処置しか出来ないなら医師を名乗らないでくれる?」と言います。

ナイトドクター初日。
自分に務まるのかと不安な新。医師の桜庭瞬(北村匠海)が明るく出迎えてくれました。
医師の成瀬暁人(田中圭)が「また研修上がりか」と言うと、医師の高岡幸保(岡崎紗絵)は「そう言うあなたは老けてらっしゃいますね」と言います。
「俺は上級医だ。お前らとは違う」と言う暁人。瞬は同期だからタメ口でと言いました。
そして美月もやって来ましたが暁人を見て驚き、成瀬先輩と呼び脳外科じゃなかったのか?と聞きます。

そして本郷が説明をします。
本郷はニューヨークからやって来た凄腕の医師の様子。
厳しい口調の本郷。

その時、電話が鳴り患者が運び込まれてくる事に。
何人もの人が運ばれて来ます。
重症者が多く、新と瞬は何も出来ず困惑。
そして、また同じ事故現場から負傷者が出たと連絡が入ります。暁人は無理だと言いますが、本郷は受け入れろと言います。

運ばれた男性は足の感覚がないと言い、明日彼女にプロポーズ予定で行けるかな?と言います。
次の瞬間「先生助けて」と呟き意識を失う男性。
本郷は足を切断するしかないと言いますが、美月は「彼はまだ25歳ですよ?」と反対。
けれど本郷は命が危ないと言い、切断をする事に。
新は家族に電話をする様に言われますがプロポーズの事を思い出し、彼女らしき人物に電話を掛けます。
けれど、何度掛けても電話は繋がりません。

切断が終わった時、男性の心拍が止まります。懸命に心臓マッサージをする美月に意見をする本郷。美月は「何の為に切断したんですか」とマッサージを続けます。
そして心拍は戻りますが、意識は戻っては来ませんでした。

家族にも連絡がつかず、地元の友人と連絡がつき事情を聞いた美月。
その事情を新に説明。
男性は勤めていた飲食店が潰れ、少しでも早く安定して彼女と結婚したいと思い、ようやく新しい就職先が決まった矢先、事故に巻き込まれてしまったと話します。
新は「そんな。その結果がこれなんて」と言うと、「その結果?どの結果?生きようとしている人の前で悲観する事を言わないで」と美月は言います。
それを聞いていた暁人は「お前が生かしたかっただけだろ?この患者が目を覚ましたとして自分の状況を知ったらどう思うだろうな」と言いました。

救命救急の日勤医師達が重症者を受け入れ過ぎだと意見します。
ナイトドクターは日勤の医師がきちんと休んで働きやすく出来る様に夜に働くスペアだと。
自分達が一軍なら君達は二軍なんだと言いました。

幸保は迎えに来ていた彼氏、青山北斗(竹財輝之助)の車に乗り込みます。
夜に働く北斗と同じ時間に働けば朝から会えて良いと嬉しそうな幸保。

新は学校に向かう心美を見送ります。
心美と2人、独身寮に住む新。
その隣は美月。
そのまた隣は暁人が住んでいました。

瞬は帰り道、急に呼吸が乱れ薬の様な物を急いで飲みます。

美月達が出勤し、申し送りをしている時、足を切断した男性が亡くなった事を知らされます。
そして男性の恋人が美月を訪ね、何故助けてくれなかったのかと泣き崩れました。
言い訳もせずに謝る美月。

そして再び急患が。
身元不明。登録をしなければならない為、名前は仮にミスターAとする事に。
心拍が止まった患者。
新は何も出来ずただ、呆然と見ているだけでした。
そして患者は死亡。
新は「やっぱり無理だ。こんな仕事」と言います。
どこの誰か分からないまま死んで行った患者。
自分は向き合うのは無理だと言います。
それを聞いた美月は、何もしていないのに理屈ばかり。
「私、そんな医者が1番嫌い」だと言いました。

院長に辞めたいと頼む新。
ただ穏やかに生きて行きたいだけだと。
だから今夜が最後、内科に戻して欲しいと言いました。
本郷は「こんな事で弱音を吐く奴はいらない」と言いました。

休日の美月は大輔とデートへ。
体を気遣う大輔に笑顔になる美月。
つい仕事の話をしてしまう美月に休日ぐらいは仕事の事は忘れようと言います。
そして近くで行われる花火を見ていく事にした2人。

病院では本郷から脱略者が出たと新の事を報告されました。

心美も彼氏の岡本勇馬(宮世琉弥)と花火大会に来ていました。
けれど、体調に異変を感じ、お手洗いに行くと言いその場を離れます。
鞄から薬箱を出しますが、薬がなくなっていました。
座り込んでしまう心美。
その時、勇馬が待っている場所で、突然爆発音が。

離れた所から花火を見ていた美月と大輔。
大輔がポケットから指輪を取り出した時、美月は花火大会の会場の異変に気付きます。
行こうとする美月を止める大輔。
けれど美月は走り出してしまいました。

会場には救急車やパトカーが到着し応援の要請を受けた本郷や暁人達も到着しました。
そして美月も会場に着き、偶然にも勇馬の処置を始めます。
勇馬は美月の病院に搬送される事に。

病院で待機している新は本郷が頼んだと言う応援の医師を待ちますが、なかなか現れません。
その時、電話が鳴り激しい腹痛を訴える女性で、基礎疾患もあると、受け入れ可能かと聞かれますが、受け入れ出来ないと言いました。
受け入れ先がないと言われますが、それでも断る新。
救急隊員は困り、患者の様子を見ています。
そして、それは心美だったのでした。
救急隊員は花火会場の本郷達に頼みます。
美月は自分に行かせて欲しいと言いました。

病院では応援の医師(ミキの昴生と亜生)が到着。
新に腹痛の患者が運ばれてくるから準備をと指示を出します。

運ばれて来た心美を見て驚く新。
手術を受ける心美を見て涙を流します。

手術が終わり目を覚ました心美に謝る新。
美月もやって来て心美は言います。
「もう誰も助けてくれないと思った。怖かった」と。
「大丈夫。もう大丈夫だからね」と美月は優しく言いました。

病院の屋上。
美月は新に自分の母親の話をしました。
いつもの様に過ごし眠りにつくと母のうめき声が聞こえて部屋に向かうと倒れている母。
近くにあった携帯から電話をし救急車を呼び、隊員があちこちに電話をかけますが病院は見つからず2時間が経過していました。
結局4時間以上たらい回しにされ病院に到着した頃には意識が無かったと話します。
病院に着いた時点で手遅れだったと言われた美月。
「だから私は絶対に受け入れる」と言いました。
夜が明け朝日を見つめる2人。
「俺は初めて知った。朝日がこんなにも美しく尊い事を。そして、その朝日が見れる事は決して当たり前じゃないと言う事を」と新は思いました。

瞬は隊員から美月の荷物を預かります。
そして呼吸が苦しくなり鞄を落としてしまう瞬。
鞄の中にあった写真の様な物を手に取り「どうして朝倉がこれを?」と言いました。

そして新は本郷に逃げたくないからもう少しだけ働かせて欲しいと頼み、暁人は残るなら腕を磨けと言い、本郷は好きにしろと。
美月は「次逃げ出したら承知しないから」と言うのでした。

2話のあらすじネタバレ

妻に浮気がばれ、刺された男性が運ばれて来ました。浮気と聞き考え込む朝倉美月(波瑠)。佐野大輔(戸塚純貴)が浮気した事を思い出してしまいます。
美月は処置をしながら「どうして浮気なんかしたんですか?」と聞きます。患者は「毎日味噌汁ばかり飲んでるとたまにフカヒレスープ飲みたくなる事があるだろう」と答えます。「ありません」と傷口を強く押す美月。

処置が終わり高岡幸保(岡崎紗絵)に何かあったのか?と聞かれる美月。どうやら大輔が浮気をしてしまい上手く行っていない様でした。
「こんな仕事していて恋愛なんか上手く行く訳ないだろう」と成瀬暁人(田中圭)は言います。
いつも言い合いになる美月と暁人を見て、幸保は「元カレ元カノだったりして」と言いました。

救急車が到着し、2時間前から腹痛を訴えていると言う6歳の男の子が運ばれて来ました。けれど、子供は元気そうで自力で歩いていました。

深澤新(岸優太)と幸保は本郷亨(沢村一樹)から外来に来ている軽症患者を見る様に言われます。新は子供が多い事が気になった様子。共働き夫婦が増えて、昼間に病院に行けない分、夜になって訪れるのだと幸保。軽症なのに夜間や休日に受診に来る患者が増えてコンビニ受診とも言われていると言います。

美月が診察した6歳の男の子も異常はなく、食べ過ぎだと美月は説明。母親はやっぱり?と言い、車がなく、救急車を呼んだと。救急車はタダだからと言いました。

そして美月も外来の方を手伝う様に言われます。
足が痛いと言う男性。折れているかもと言う患者。けれど、不審に思い患者のマスクを外すと「やっぱり」と美月は言いました。

隣では赤ちゃんを連れた母親が新に謝っていました。鼻水ぐらいですみませんと。新は大丈夫ですよと言っていると、隣から美月の怒る声が。大した事がないのにと。
新と桜庭瞬(北村匠海)が止めに入ります。
瞬が美月ちゃんと呼ぶと患者は「美月ちゃんって馴れ馴れしいんじゃないのかな?」と言います。その患者は美月のお父さん朝倉哲郎(佐戸井けん太)でした。軽症者が気軽に来る所じゃないと怒る美月。

新はコンビニ受診がどうして悪いのか?と言います。親は心配になるからと。
けれど美月は本当に治療を必要としている人を助けられなくなってしまうと反論します。

瞬は待合室にいる哲郎に声を掛けます。本当はナイトドクターになる事を反対していると言う哲郎。妻は14年前に亡くなったのだと言い、生きていてくれたらと話しました。それを聞き何か思った様子の瞬。

朝になり、疲れた様子の美月達。コンビニ受診の患者が多かったからです。けれど、新は自分には向いていると言うと「深澤はチキンだからね」と美月は言いました。

帰ろうとする美月の電話が鳴ります。大輔からでしたが美月は出ません。それを見ていた新は「浮気された彼氏の電話に出ないなんて朝倉もチキンなんだな」と言います。
その会話を待ち伏せしていた哲郎が聞いてしまいました。「お前、大輔君に浮気されたのか?仏様の様に心が広いあの大輔君に浮気されたのか?」と聞きます。
そして夜間勤務を辞める様に言いますが、美月は放っておいてと冷たく言いました。

そんな美月を見て新は冷たすぎると注意をします。美月は母が倒れた夜に自分がいなかったからあの人は罪滅ぼしをしたいだけ、自分のせいで母に無理をさせてしまったからだと言いました。

寮に戻ると大輔が待っていました。謝る大輔。
そこに暁人が帰って来ました。部屋に入れず廊下で話が終わるのを待ちます。
大輔は普通の恋人の様に出来なかったのが寂しかったと言いました。そして、「今までありがとう。仕事頑張れよ」と言い立ち去ります。
泣き出す美月に戸惑う暁人。 
そこに瞬がやって来て、美月は部屋に戻って行ってしまいました。

どうして?と涙を流しているとチャイムが鳴りました。「大輔?」と美月は慌ててドアを開けます。が、立っていたのは哲郎。
朝食を一緒にと言いますが、美月が泣いているのに気付くと、美月はドアを閉めてしまいました。
新が哲郎に声を掛けます。
すると哲郎は新の部屋に入って行き、持って来た食材で料理を作ってと頼みます。
そして、何故か2人で朝食を食べる事に。
美月は小さい頃、学校の先生になりたいと言っていたけれど、母の死がきっかけで医師を目指したと話します。哲郎は自分のせいで美月の未来を変えてしまったのかもしれないと責任を感じている様でした。

勤務時間。
新はお父さんの話を聞いてあげたらどうか?と言いますが、美月は追い返してくれて良いと冷たく言います。新は心配してくれる親がいるのにと言います。幸保は、新は親がいないのかな?と言いました。

そして院長の八雲徳人(小野武彦)に話を聞く美月。新が高校生の時に両親が事故に遭い、いくつもバイトをしながら医大を卒業した事を教えてもらいました。

以前、外来に鼻水で来ていた赤ちゃん。体調が悪く再び訪れていました。
新が気付き声を掛けると少し熱があると言います。
子供の様子を見て「これは…」と呟く新。
美月が診察をする事に。
風邪と診断。
オムツを替えようとした母は何か異変に気付きました。
その時、美月が以前、舌を怪我した男性を治療、今度は自分で舌を噛み切り運ばれて来ると連絡が。美月は赤ちゃんの異変に気付かないまま処置に向かってしまいました。

舌を噛み切った男性が気になる暁人。
美月も噛み跡がおかしいと気になっていました。

新は美月が診察した赤ちゃんが気になります。顔全体が黄色く感じたと言う新。
本郷は何が異変を感じなかったのか?と美月に聞きます。
美月はオムツを替えていたのを思い出し、捨てられていたオムツを見ると便が白いと。
本郷は「まずいな。すぐにもう一度受診する様に伝えろ」と言いました。
けれど、何度も電話を掛けても電話は繋がらず。
そして、自宅で意識を失ってしまった赤ちゃん。救急車で搬送されて来ました。

緊急手術が始まりました。
何かを思い、手術をしている美月をじっと見つめている新。

そして手術は無事終わりました。
「あと少し気付くのが遅かったら命が危なかった。何を持って重症患者なんだろうな。ひととおり医学を学んだ俺たちでさえ見落とす病気だった場合、何の知識もない素人が重症だと気付けるはずがない」と言う暁人。
「キチンと受診しないと分からないって事だよね?例えコンビニ受診だとしてもさ」と瞬は言います。

哲郎が新を訪ねて来ました。
新に部屋の鍵を渡し家に帰ると言いました。

美月は赤ちゃんのお母さんに謝ります。
けれど、お母さんは、面倒臭かったと言います。
しょっ中、保育園から熱が出たと連絡があり、会社を早退し、色んな所で気を使い頭を下げて疲れ、息子の異変に向き合わなかった。「他の人は普通に出来てるのに」と言います。
美月は「普通って何なんですかね?今は女性が働く事が普通になった。でも病院に連れて行くのは昼間が普通なんて矛盾している」と言います。
そして、お父さんは自分は子育てから逃げていたと謝ります。

そんな美月を見ながら話す新と哲郎。
新は「今の彼女は自分がやりたくてナイトドクターをしている様に思います」と言いました。

寮の前で待つ哲郎。
美月が帰り「もう邪魔はしない。お前にとっては嵐だろうが真夜中だろうが患者を救うのは当たり前の事なんだよな」と哲郎は言いました。
そしておにぎりを手渡し帰って行く哲郎。
後を追いかけ「ありがとう」と伝える美月。

病院の屋上で夜景を見ている美月。
そこに新がやって来ました。
「いつか昼間に働いている人達が気軽に夜の病院に来られる様な。むしろ、それが当たり前になる様になれば良いよね」と美月は言いました。
どんな患者でも受け入れる。それが私の普通だと美月は思いました。

暁人は隠れる様にして苦しそうにしている瞬を見つけ声を掛けます。
明るく誤魔化し、トイレに行くと言う瞬は慌てて薬を飲みました。
そして瞬は思います。「どんなに願っても変えられない事はある。どんなに願っても普通に生きられない人だっている。世の中は不公平で満ちている」と。
本郷は胸を押さえている瞬を見かけ、何かを思った様子。

そんな中、電話が鳴り暁人が出ると警察からでした。
近所で変質者が出ると通報があり、昨夜女子高生が夜道で襲われ無理矢理キスをされ抵抗し舌を噛み切ったと言う証言があり、病院を受診した可能性がある。写真を送るから調べて欲しいと言います。
その男性を見て驚く暁人。

美月は舌を噛み切った男性の治療を行っていました。
治療が終わり、また来ますと声を掛けた美月の背後に立ち腕を掴む男性。
怪しく笑う男性を見て、どうしたのかと思う美月。
そこに暁人が走って来て「離れろ。そいつは変質者だ」と叫ぶと、男性は美月に襲いかかり馬乗りに。
そこに胸を押さえながら現れた瞬が走って行きました。

3話のあらすじネタバレ

「新しい場所に足を踏み入れればきっと何かが変わると思っていた。でも僕は何処にいたって僕のまま。頑張りたくても皆んなと同じ様には頑張れない。あの頃の僕のまま」と思いながら心臓辺りを押さえ歩く桜庭瞬(北村匠海)。
すると捕まえろと叫ぶ声がし瞬が見ると、朝倉美月(波瑠)が襲われていました。
走り出す瞬。男性に掴み掛かりますが、近くに落ちていたメスで腕を切られてしまいます。

瞬の処置をする美月。
高岡幸保(岡崎紗絵)は助けに入った瞬を意外だと言いました。
成瀬暁人(田中圭)は瞬が飲んでいる薬を見つけ何か考えています。

院長の八雲徳人(小野武彦)が本郷亨(沢村一樹)に連行される犯人を見ながら「捕まった男性は母親からネグレクトを受けて優しくしてくれた女性に対し、歪んだ行動をとる様になってしまった」と説明します。
そこに桜庭麗華(真矢ミキ)が現れ八雲が、会長と声を掛けました。
麗華は本郷に「就任早々、私の大事な1人息子に怪我をさせるなんて指導医向いてないんじゃないんですか?」と言います。
麗華は瞬の母親で瞬は伯桜会の御曹司。
そして麗華は瞬を迎えに来たのでした。

麗華が医師達に挨拶をし、ここを辞めイギリスに留学する様に言い、経営学を学ぶ様にと瞬に言います。本郷もそれに賛成。けれど、瞬は救急医になりたい、ここで働かせて欲しいと本郷に頼みますが、本郷は役に立たない奴は要らないと言います。

美月と暁人、深澤新(岸優太)と瞬が寮に帰る道を歩いています。
瞬を励ます美月。
暁人は病気の事をきちんと説明する様に言います。
瞬は生まれつき心臓が悪く、薬を飲み続けなければいけないと話します。
母親が言う通り、自分は救急医には向いていない、どんなに頑張ってもどうしようもない事ってあると瞬は言いました。

検査を受ける瞬。担当医は治療の為、1週間ぐらい休みを取る様に言います。
けれど、今は休めないと言います。
担当医は瞬には救急医は難しいのではないか?免疫抑制剤を飲んでいる瞬は感染のリスクは人より高いと話します。
瞬が「やりたい事をやれないまま、毎日を無駄に過ごすのは嫌なんです」と言うと、「これだけは忘れないで。キミの体は君だけのものじゃない。闘病を支えてくれたお母さんや君を生かせてくれたドナーの事は忘れないで。自分の体をちゃんと大事にしないと」と担当医は言うのでした。
「そう。僕の体は僕だけのものじゃない。僕の心臓は移植されたものだ。誰よりも清く正しく自分の命を大切に生きなくちゃならないんだ」と瞬は思います。

救急センターに20代の男性が倒れて運ばれて来ました。
本郷が処置をするのをメモをしながら見ている瞬。
心臓マッサージを続ける美月に止める様に言う本郷。
もっと早くに発見されていればと言う美月に「以前から症状は出ていたはず。けれど、あえて受診をしなかった。無保険だから」と本郷と暁人は言います。
「医療だけでは救えない命がある」と本郷は言います。

幸保は何故、救急医になりたいのかと瞬に聞きます。
物心ついた時から父親がいなく、初めて尊敬した大人が本郷だと話します。
本郷は麗華の同僚だった人。小さい頃から良く遊んでくれたと言い、一緒に出掛けてた先で容態が悪くなった子供の処置をする本郷に大きな影響を受けたのだと話します。

麗華は本郷に瞬の留学の事を話し転科届けにサインをしてと頼みました。

シフト表を見ている瞬が来週から自分の名前がない事に気付き驚きます。
本郷に美月が聞くと「大事な1人息子を返却して欲しいと頼まれたからな」と言い、転科届けにサインをする様に言います。
「やっぱりさ、不公平な事ってあるよね。先日亡くなった無保険の小関さんもそうだよ。もし彼が金持ちの家に生まれていたらきっと自分の努力とは関係なしに保険料も医療費も払えてた。そしたら受診控えする事なく元気に生きてた。俺、思うんだ。人は生まれたその瞬間からある程度人生は決まってる。どんな親の元に生まれるか健康に生まれたか?そうじゃないか?初めからスタートラインは違うのに皆んなと同じ様には行かないよね」と瞬は言い、出て行きました。
そして、幸保は瞬の忘れ物を届けようと探しています。
それは瞬のメモ帳。そこには病気や処置の仕方などがびっしり書き込まれていました。

病院に男性が運ばれてきました。一緒にいた息子は何かを言いたげな様子。けれど処置が始まり、手術が必要となりますが、男性は無保険だから手術は受けないと言います。
息子に話を聞くと、母親は亡くなり祖母は認知症。祖母の看病の為、仕事を辞めた時から無保険になったと思うと話します。
生活保護は?と聞く暁人。生活保護を受ける為には今、住んでいる家を手放す様に言われ、父は母と過ごした家を手放したくないと生活保護を断念したと話しました。

瞬は息子に手術を受けなくて良いのか?と聞きますが、拒否する息子。父は受けたくないと言っているのに手術をしろって言うのはエゴだと言います。
本郷は「エゴで何が悪い。お父さんがこのまま亡くなって困るのはお父さんじゃない。残された君だ。お父さんが倒れた時、君は何故、救急車を呼んだ?お父さんに助かって欲しいからじゃないのか?君たちには幸せになる権利がある。それを守る最低限の制度もある。これから先、君に好き勝手に言う大人は多いだろう。でも1つだけ言えるのは誰も君の人生の責任はとってくれない。それがどんな優秀な親であろうとだ。だから自分て考えて決めろ」と言いました。

目を覚ました父に手術を受けて欲しいと頼む息子。
受けれないと言う父に「あんな家、手放せよ。家なんてどうだって良い。俺を置いて勝手に居なくなるとか許さない。俺は父さんに生きてて欲しいんだよ」と息子は言いました。
そして父は手術を受ける事に。

瞬は息子を見ながら「凄いよね。自分の気持ちってどんどん言えなくなるんだよ。どうせ叶わないならなかった事にして諦めた方が楽だから。俺、14歳に負けてるね」と新に話します。

その時、患者の1人の容態が急変。けれど、本郷と暁人は手術中。
本郷に連絡しますが、自分達で何とか持ち堪えろと指示をします。
瞬は本郷がして来た事を思い出しながら処置をしようとします。新は不安になりますが、瞬は「やるしかない」と言いました。

美月は現場を幸保に任せ、瞬達の元に向かいます。
手が震える瞬に「ずっと夢だったんでしょう?何の為にここに来たの?」と聞きます。
本郷を思い出す瞬。震えは止まり、処置を始めます。

朝になり美月と話す瞬。
「東条さんのさ、呼吸が戻った感覚覚えてる?あの感覚。病みつきになるでしょう?桜庭の言う通りある程度決まっているのかもしれない。でも昨日の桜庭と今日の桜庭は違うよ?だってホラ。1人の人の未来。ちゃんと変えたでしょう?」と美月は言いました。
「ありがとう」と言う瞬。
「まさかあの桜庭が役に立つ日が来るなんてね」と言う幸保。
「お前、先越されたな」と新の肩を叩く暁人。

本郷は「良くやった」と瞬の胸を叩きます。
すると涙を流す瞬。
「僕の心臓が飛び跳ねた。この時感じた喜びも誰かを救ったこの手も誰の物でもない。僕の物だ」と思う瞬。

そして、麗華を訪ねます。
「母さん。僕にナイトドクターを続けさせて下さい。無理はしません。昨日初めて患者を救ったんだ。母さんや先生は命を大切にしろって言うけど、分かるんだけど、それと同じぐらい気持ちを大切にしたい。だからお願いします」と頭を下げる瞬。
「勤務中、病院の外には出ない事。あなたは感染症になりやすいし、いつ、また発作を起こすか分からない。危険の多い災害現場には出ない事。それから経営の勉強も怠らない事。この2つが守れるならもう少しだけ続けてみなさい」と麗華は言います。
頑張りますと頭を下げて病院を出る瞬。

「ゆっくり、一歩ずつで良い。僕の歩幅で」と瞬は走り出しました。

寮では暁人と新が美月の部屋に呼ばれてゴキブリ退治をしています。
暁人は一枚の葉書を見つけます。ドナー様のご家族様へと書かれた葉書。その字を見て、瞬の字と似ていると思う暁人。

1週間の治療を終え仕事に復帰した瞬。
暁人は瞬を呼び出し聞きます。「まさかと思うけどお前のドナーって?」と聞きますが、瞬は誤魔化してしまいます。

「誰かの秘密を知った時、一歩一歩積み上げて来た関係なんて簡単に壊れてしまう」と思いながら恋人からの連絡を待つ幸保。

急患が運ばれて来ました。
20代女性がレストラン2階から転落。恋人が付き添いで来ていると現れた男性を見て驚く幸保。
その男性は幸保の恋人、青山北斗(竹財輝之助)だったのです。
「どんなに信じていた人もオセロがひっくり返るみたいに白から黒になる」と幸保は思います。

4話のあらすじネタバレ

レストランの2階から転落した20代の女性、花園詩織(松井愛莉)が運ばれ、付き添いでやって来たのは恋人だと言う青山北斗(竹財輝之助)。
高岡幸保(岡崎紗絵)は驚き「どうして?」と言います。

朝倉美月(波瑠)と桜庭瞬(北村匠海)が処置を始め幸保に処置に入る様に言いますが、何も答えず出て行きました。

そして北斗を問い詰める幸保。北斗は付き合っていると勘違いされていたと話、でも自分が悪い、彼女を利用してしまったと言いました。

詩織が目を覚まして北斗に手を握ってと頼みます。躊躇いながらも握る北斗。
幸保は笑顔を見せて我慢をします。

深澤新(岸優太)と瞬が北斗が詩織を利用し、店の宣伝をしていたと話しています。詩織はいわゆるインフルエンサー。店の宣伝を広めてもらう為、思わせ振りな態度を取っていたと話します。
瞬は「高岡が振られたらどうする?」と言うと、幸保がやって来ました。自分が構ってちゃんに負けるわけがない、階段から落ちたのも、わざとじゃないかと言う幸保。
本郷亨(沢村一樹)は幸保に詩織の経過観察をする様に指示をします。

詩織は幸保に肩を揉む様に言います。
「ここはマッサージ店ではありません」と言う幸保に、「聞いたよ。あんた北斗の知り合いなんだってね」と言います。
北斗が見舞いにやって来ると、態度がコロッと変わる詩織。
それを見ていた美月は大丈夫?と心配しますが、幸保は美月が浮気された話を持ち出し、美月と私は違うと言いました。

「ありのままの自分を受け入れてくれる人なんかいない。だからきっと誰だって理想の誰かを演じている」と幸保は思います。

経験が多く処置に当たる美月と違い幸保は病棟周りばかりを命じられます。
納得いかない幸保に新は何故そんなに焦るのか?と聞きます。
30までに結婚すると決めていると言う幸保。
必死に勉強して医師になったのに、結婚出来なそう、かわいそうと言われた。だから仕事もプライベートも充実させるのだと幸保は言いました。

詩織が病室から居なくなり看護師達が慌てていました。皆んなで探そうとしますが、幸保はトイレに行っているだけじゃないのか?と言います。
美月は何かあったらどうするのかと言います。
幸保は「行けば良いんでしょ」と怒りながら行ってしまいました。

幸保が詩織を見つけ、メイクをしている詩織を見て「何してるんですか?」と言います。
「今から就寝前のインスタ用の写真を撮るからさ」と詩織。
「馬鹿な事、言ってないで安静にしてさっさと回復して、とっとと退院して下さい」と幸保は言います。
「北斗が居なくなってから、ようやく本性だしたわね。それが患者に対する態度?あんたってさ友達いないでしょ。上辺だけの浅い付き合いしかしてなさそう」と笑う詩織。
幸保はメイク道具を持ちその場を立ち去りました。

暫くして、またも詩織に呼び出される幸保。
部屋が寒いから温度を上げる様に言う詩織。
布団が薄いから腰が痛くなるなどと文句ばかりを言います。
「こっちは金払ってんだからさっさとやりなさいよ」と言われ我慢出来なくなった幸保。それを新が止めに入りました。

新の妹の深澤心美(原菜乃華)の病室に向かう美月と新。途中に岡本勇馬(宮世琉弥)を見かけます。
美月が声を掛けると「先日はありがとうございました」と言う勇馬。
「知り合い?」と聞く新に、「心美ちゃんの彼氏だよ」と美月が言うと新は驚きました。

勇馬は新に丁寧に挨拶をしますが、新は気に喰わない様子。
「返事ぐらいしなさいよ」と怒る美月。
勇馬は心美の怪我はいつ治るのか?見舞いにも来なくて良いと言われてしまったと言います。
新は怪我ではなく病気なのだと勇馬に告げ、病気は完治はしないと言いました。

幸保は海を見ながら北斗からのメッセージを見ています。
今日も会えないと書かれています。溜息をつく幸保。
誰か会える人を探そうとスマホを見ていると、詩織に言われた言葉がよぎります。
「友達いないでしょ?」
画面を閉じて「うるさい」と幸保は言いました。

新は勇馬に病気の事を告げた事を心美に責められてしまいます。

幸保が詩織の病室に向かうと機嫌が良い詩織。
スマホを見せながら「良い物見つけちゃった」と言います。それは幸保の実家が田舎で営む美容整形クリニック。そして、幸保の子供の頃の写真も見つけていて、メガネ姿の幸保を地味だと笑います。
我慢しきれずスマホを奪い取ろうとする幸保。
2人は揉み合いになり、それを美月が止めに入りました。
北斗との関係を知り、嫌がらせばかりする詩織に意見する幸保。「あんたなんか患者でも何でもない」と言ってしまいます。

体調が悪い為、帰らせて欲しいと本郷に頼む幸保。揉めた事を知っている本郷は、逃げるのか?と聞きますが、何も言わず幸保は帰って行きました。

帰ろうとする幸保を止める美月。
自分は北斗の仕事の時間に合わせてナイトドクターを選び、髪型、服装も北斗の好みに変えたのにと話します。
それを聞いた美月は「本当の高岡はどこに居るの?」と聞くのでした。

急患が数名運ばれてくる事に。
瞬も幸保もいないと言う美月に、「自分達が撒いた種だろ」と本郷は言い、全員受け入れると言い放ちます。

患者の1人に輸液が効かず、付き添いの人に持病がないかと聞く成瀬暁人(田中圭)。
すると、この病院に受診履歴があり、その病気の為、輸液が効かなかったと分かりました。そのカルテはとても細かく、詳しく書かれていて担当したのが幸保と分かると、美月は驚きました。

北斗の事を思いながら、詩織や美月の言葉を思い出して涙を流す幸保。
幸保は病院に戻り本郷に頭を下げます。

暁人は院長の八雲徳人(小野武彦)から医科大学から電話があり、話し合いは上手くいかなかったと知らされます。

幸保が病棟を回っていると、泣き声が聞こえて来ました。病室を覗くと詩織が眠りながら泣いていました。驚き慌てて部屋を出る幸保。
そこに本郷がやって来て、「昨日も泣いていたらしいぞ。お前の彼氏以外、誰一人お見舞いに来ていないらしい。本当に頼れる人間は居ないのかもな」と言いました。

本郷達が引き継ぎをしている時、幸保が詩織には精神疾患があるかもしれないから、精神科を受診した方が良いと言い出しました。
日勤の医師達は反対します。
本郷は美月に意見を求めます。美月は「高岡がそう言うならコンサルすべきだと思います」と言います。
本郷は幸保に詩織への説明を指示。幸保は病室に向かいました。

説明を始める幸保に納得がいかない詩織。
始めは北斗の事で嫌がらせをしてくるのだと思ったと話し、でも、北斗に依存するのは寂しくて不安だから。
そして眠りながら泣いていた事を話します。
その姿が苦しそうだったと言う幸保。
「髪が伸びたら美容室に行きますよね?それと同じで心のケアだってもっと気軽にして良いんです。すべきなんです」と幸保は言いました。

仕事を終え帰ろうとする幸保を新が待っていました。
ベンチに座り話す二人。
詩織は精神疾患の可能性が高いと精神科で言われたと言う幸保。「彼女は私だから。私だって彼女みたいになっていたかもしれない」と話し始めます。
美容クリニックを営む両親から20歳のプレゼントに整形してあげようかと言われた事を話します。その言葉でありのままの自分は受け入れてもらえないと思ったと言います。
それを聞いた新は、幸保が真面目に努力をしてきたから救われた人がいるのだと励ましました。

美月が部屋を掃除していると、引っ越しのトラックがやって来ました。何事かと外に出てみると新がいました。
するとタクシーが止まり幸保が降りて来て、今日からここに住むと言いました。

屋上でビールを飲む美月達。
幸保が北斗と別れた事を報告すると、新と瞬は驚きます。
「振られた?」と笑う美月に、「朝倉と一緒にしないでよ」と言う幸保。自分に自信をつけて見返すと決めたと言います。
「ずっと空っぽの自分が怖かった。でも今はそんな自分をありのまま楽しもう。何も持たないと言う事は、これから先何でも持てると言う事なんだから」と幸保は思いました。

暁人が寮の前に到着。
「何かを持てば持つ程、目の前の選択肢は増えて行く。例えば仕事終わりの朝食になにをたべるか?誰と食べるか?毎日はちょっとした選択の連続だ。いつだって自分が正しいと思う事を選択して来た。でも、それが別の誰かにとって正解とは限らない」と思う暁人。
そして、暁人に裁判所からの郵便が届いたのでした。

5話のあらすじネタバレ

成瀬暁人(田中圭)に裁判所から郵便が届き、居合わせた朝倉美月(波瑠)に見られない様に隠しました。それを変に思った美月は「あっ。ゴキブリ」と言い、暁人が驚いた隙に郵便物を奪いました。「訴えられてるんですか?」と聞く美月に、「お前には関係ないだろう」と暁人は言いました。

病院では暁人と美月の様子がおかしく、深澤新(岸優太)、高岡幸保(岡崎紗絵)、桜庭瞬(北村匠海)はどうしたのか?と様子を伺っています。

怪我をした女性が運ばれ、美月が処置をします。傷口が深く動脈が掴めないと焦る美月。そこに暁人が現れ、手早く処置をすると「さすが、成瀬先生」と皆んなは言います。

別の患者でも手こずる美月の元に暁人がやって来て処置をします。不満そうな顔をする美月。それを本郷亨(沢村一樹)は見ていました。
1人カップラーメンを食べる暁人に、「少しは下の人間を育てようとか言う気概はないもんかね?」と本郷は言いますが、「患者が望むのは最善の医療です。自分がやった方が確実です」と言いました。

怪我をして運ばれた女性。昼間、働き夜はホステスをしていると言い「働き方改革のせいで残業代が減って仕方なく夜も働いて。働き方改革されて余計、働かなきゃ行けなくなるなんて。笑えませんよね」と言うと、「副業…その手があったか」と美月は呟きました。

子供が運ばれパニックになる母親、越川法子(紺野まひる)。新は落ち着かせようと「絶対に助けます」と言いますが、暁人から「絶対に助けるなんて口にするな」と言われてしまいます。医療に絶対はないと。

運ばれた子供の容態が急変。暁人は以前いた病院での事が頭をよぎります。
検査をし原因を調べますが分からず、それを暁人と美月が説明します。なぜ、原因が分からないのか?言われますが、最善を尽くすとだけ暁人は言うのでした。

美月は院長の八雲徳人(小野武彦)を訪ねます。暁人が訴えられたのは、相当ヤバい事をしたのかと。「もしかして、殺した?」と聞くと、八雲は笑いながら「生きてるよ。医療事故調査委員会でも成瀬君に医療ミスがない事は証明された。でもご家族は納得しなくてね。突然お子さんが事故に合ったんだ無理もない」と言いました。
急性硬膜下血症で危険な状態で手術は無理。けれど、暁人は出来るだけの事はしたいと頼み、助からない事を家族が了承すればと言い説明をする暁人ですが、母親、秋山真紀(山本未来)は必ず助かりますよね?と言い、時間がないと思った暁人は必ず助けますと言いました。
命は取り留めたましたが、障害が残り半身麻痺になった息子。母親は約束が違うと訴えたと言います。

「どんなに腕を磨き鍛えようが医療には限界がある。それでも患者は望んでくる。100%完璧な医療を。その望みがある限り医者にとって1番の敵は時によって患者なのかもしれない」と暁人は思います。

昼間勤務の医師の勤務時間に真紀が暁人を訪ねて来ました。

美月は訴訟の事を聞いたと暁人に話します。励ます美月に「俺が間違えているのかもしれないだろ。今の仕事は答えがない事ばかりで嫌になるな」と暁人は言いました。

昼間勤務の医師から嫌味を言われる本郷達。そして真紀が訪ねて来たと言われて訴えられている事が知られてしまいました。
新達は暁人が裁判に負け辞める事になったらどうしようと心配します。

暁人は重体で運ばれた男の子を診ています。保険証が提出されていない事に気付き、看護師から法子が無くしたと言い、見つかり次第提出すると言う事になっていると言われますが、何か気になる暁人。
暁人は男の子に遺伝性の疾患があるかもしれない、父親に既往歴がないかと法子に尋ねますが、法子は何も言いませんでした。

本郷は美月に男の子の年齢を尋ね、6歳と答えると「おかしいな。書かれている生年月日と合わない。母親が焦って書いたのか?」と言います。そう言われた美月は暁人の元に。幸保も後を追います。
その時、幸保は本郷に封筒を渡し、中身を見ます。
机に置かれている資料を見て本郷は微笑みました。

暁人と美月は法子に話を聞きます。
幸保は男の子の荷物を調べます。

法子に男の子が生まれた日の事を聞く暁人。生まれた日の天気は?生まれた時の体重は?と。「覚えていません」と答える法子。「覚えていないんじゃなくて知らないんじゃないですか?本当にあなたが生んだお子さんですか?」と聞きます。「私が生んだ」と言いはる法子。
そこに幸保と新がやって来て「横溝日向君。それが本当の名前ですね」と靴下に書かれている名前を見せる幸保。動揺する法子に「役所に問い合わせます」と言う幸保を必死に止める法子。
「本当の両親がいるなら心配している」と言う幸保に、「心配なんかしていません。そんな事したらあの子にまた何されるか分かりませんから」と言う法子。
本当の事を話して欲しいと言う美月達。
「日向君は本当の両親から虐待を受けていたんです。アパートの隣に住んでいた私は食事も与えられず車の中に閉じ込められている日向君の姿を何度も見ていたんです。助けてあげたくて児童相談所に通報したんです。でも…」と言います。
「保護期間が終わり両親の元に返されたんですね?」と言う暁人。
「あの両親は反省するどころかまた余計な事を言ったら許さないと怒鳴っていました。私はこのままじゃあの子は殺される。両親が出掛けた隙にあの子を。あんな人達、親じゃありません。私の方が日向君の事、大切に思ってます」と話します。

その時、男の子の容態は急変。全身に湿疹が現れ焦る暁人。頭部のCTを取り、それを見た暁人はオスラー病かもしれないと判断。それを法子に説明。

毛細血管に異常があり色んな箇所から出血症状が出る珍しい疾患で今、脳出血を起こしているから緊急手術が必要だと言います。
法子はすぐに手術をして下さいと頼みますが、本郷が子供の手術には親の同意書がいるから出来ないと言います。
「あの子の母親は私です。直ぐに手術して下さい。サインしますから」と言います。
「あなたのしている事は犯罪ですよ」と言う暁人に、「日向君の為なら犯罪者にもなります」と言う法子。

美月は暁人に手術を頼み全力でサポートしますと言います。暁人はサポートを断り1人ですると言います。本郷は実の両親が金目当てでお前を訴えるかもしれないぞと言います。
けれど暁人は「犯罪者になる覚悟で頼んでいる人がいるんです。それに成功すれば問題ないですよね?」と言います。すると本郷は自分が麻酔に入ると言い、手術の説明に向かいます。美月と幸保はサポートに入ります。

手術が始まります。
出血は止まり手術は成功。
涙を流す法子。
そして法子は迎えに来たパトカーに乗って行きました。

新は実の両親を探していました。大家さんと連絡が取れ話を聞いた所、家賃を滞納し、蒸発。警察には日向君の捜索願いも出されてはいなかったのだと話します。

昼間の医師からまたも嫌味を言われます。

寮に戻る美月達。すると暁人がスーツを来てやって来ました。足早に出掛ける暁人。
真紀を尋ね頭を下げます。同意書のサインを求める際の膨大な書類や説明。それを分かりやすく説明出来ずにいたかもしれないと言います。資料を見て欲しいと頼みますが、追い返されてしまいました。
真紀の息子が車椅子でリビングにやって来て資料を見ています。「俺、こんな難しい手術を受けたんだ。生きてるの奇跡じゃん」と言うと父親は、「お母さんのおかげだよ。お母さんも不安だったのに同意書にサインしてくれたんだ」と話します。すると息子は「ありがとう」と真紀に言うと、真紀は涙を流しました。

「人生は選択の連続だ。時には何が正解か誰にも分からない問いもある。でも俺はきっとまた同じ問題にぶつかった時、何度でも同じ答えを選ぶんだろう」と暁人は思います。

そして美月は副業として別の病院で働き始めました。

病院のロッカーの椅子で眠る美月を見て驚く新。八雲が暁人を探しています。

美月と新が走りながら暁人を探します。暁人を見つけ「訴訟が取り下げられました」と伝えると驚く暁人。暁人は「ただ謝ったんだ」と涙を堪えて言いました。

本郷が暁人に封筒を渡します。
幸保が書いた上申書。暁人が居なくなった場合の作業効率の低下などが書かれています。
瞬は母親に頼み優秀な弁護士を紹介してもらっていました。
美月と新は似ている裁判の資料を探したのだと本郷は言いました。

寮の屋上では訴訟取り下げのパーティーが始まりました。嬉しそうな顔をしたらどうですか?と美月が言うと、ビールを一気飲みをし、皆んなにダメ出しを始め、もう訴えられるのはごめんだから、皆んなを鍛えると言い出しました。

「いつか俺もこの4人に追いついてみせる。彼女にも追いついてみせる。そう思っていた。この夜が来るまでは」と美月を見つめる新。

事故が起こり本郷が暁人と美月を連れて行こうとすると新が自分も行きますと言い出しました。
暁人は足手まといにならないならと連れて行きます。
「どうしてこの時、彼女の異変に気付かなかったのだろう。初めての事故現場。その悲惨な光景を前に俺の頭の中は不安と恐怖でいっぱいで周りの事なんて、ちっとも見えていなかったんだ。あの時、声を掛けていれば、手を差し伸べていれば」

美月は事故現場で落ち、倒れてしまいました。

6話のあらすじネタバレ

現場で処置を行なっている朝倉美月(波瑠)、成瀬暁人(田中圭)、深澤新(岸優太)。
重機の下敷きになった男性が何処かを指差してそのまま意識を失いました。
新が向かうと足を挟まれた男性が動けずにいました。新は美月を呼びに行き、もう一度向かいます。
高い場所にいる男性の元に梯子を使い向かう美月は、目眩を感じふらつき落ちてしまいました。一瞬意識を失いますが、目を覚ます美月。痛みを感じながら処置を始めます。
怪我人の処置が終わると美月は倒れてしまいます。暁人が見ると肋骨が折れ、脈も弱くなっていました。救急車で運ばれる美月。

病院に到着すると桜庭瞬(北村匠海)は驚き新に掴み掛かります。何があったのかと。

美月の処置が終わり暁人が新に大丈夫だと説明をします。けれど新は責任を感じ、眠る美月を心配そうに見ています。

本郷亨(沢村一樹)が何があったのか説明する様に新に言います。
美月に処置を全て任せてしまったと。そして、立ちくらみを起こした様だったと説明します。
暁人は美月が疲れているのを知りながら、何も言わなかったと自分にも責任があると言いました。
本郷は美月が副業をしている病院のネームプレートを見つけます。

日勤の救急医が本郷を責めます。副業も含めて働く時間が過労死レベルを超えていると言われ、頭を下げる本郷。

そして、美月が目を覚まします。
高岡幸保(岡崎紗絵)が暁人が手術をしたと言うと、全部見られたとショックを受ける美月。
暁人が美月の元に。美月が副業をする病院のシフト表を見せ「どう言う事だ?」と聞く暁人。
「経験を積まないと先輩に追いつけない」と言う美月に、「一歩間違えれば患者の命も危なかった。今のお前は救急医失格だ」と言いました。

本郷は院長の八雲徳人(小野武彦)に呼ばれます。
院長室には会長の桜庭麗子(真矢ミキ)もいました。
ナイトドクターの現状を聞きに来たと言う麗子。決められた労働時間を守らないなら意味がないと言います。
自分の責任だと頭を下げる本郷は、「もう少しだけ時間を頂けないでしょうか?この制度は崩壊寸前の日本の医療体制を救う一筋の光になるかもしれない。そうお考えになったから採用を認めてくれたんですよね?これからはルールを守り最善を尽くします」と言いました。

落ち込む新に暁人が声を掛けます。寮の屋上で話す2人。
「お前だけのせいじゃない。俺の方がタチが悪い」と言い昔の後輩の話をします。その後輩は美月と似ていて寝る事も食べる事も惜しみ働いていたと。夜勤明けの帰り道、無理が祟り心臓発作で亡くなった。27歳の若さで。無理をしていると知りながら何も出来なかった自分。美月を見る度にその後輩を思い出してしまうと話します。
新は「だから朝倉が救急医をする事に否定的だったんですね」と言います。
「結局、何も出来なかったけどな。救急医だって人だ。無理をすればガタが来る。なんであいつは分からないんだろうな」と暁人が言いました。

医務室で新が1人いると美月がやって来ました。「深澤。あんたって意外と冷たいんだね。深澤だけだよ。一回もお見舞い来てくれなかったの」と笑いながら言いました。

本郷と麗子がお酒を飲んでいます。「自分の腕を磨く事にしか興味がなかった人がどうして、そこまでするの?あの子達の為に頭まで下げちゃって」と言います。
「生きた証が欲しくなったのかもな。俺が死んだらこれまで積み上げて来た経験も知識も技術も全て灰となって消えてしまう。だったら少しでも使えそうな連中に使った方がましだろ?」と本郷は言います。
「あなた死ぬの?」と麗子は驚きながら聞きます。
「いつかはな。俺もお前も」と答える本郷に怒る麗子。
そして「このままだと救命医こそが無くなっていく。24時間診療なんて夢のまた夢だ。でも夜に働ける一流の医者が育てば、そこにはまた一流の医者が集まる。まだ程遠いけどな」と本郷は言いました。

美月が復帰。皆んなに頭を下げて謝ります。
始末書を本郷に渡すと「次はないからな」と言われる美月。

工事現場の事故の患者を訪ねる美月。1人の青年の様子がおかしい事に気づかず部屋を出て行きました。

まだ怪我も治っていないのに無理をする美月。
そして、本郷は暁人に現場に向かう様に指示。
暁人は新を連れて行くと言うと「私も行きます。体調なら大丈夫です」と言う美月。けれど「お前の言葉は信用ならない」と暁人は言いました。
美月は本郷に「問題ありません。人手は多い方が」と言い掛けると、「いい加減にしろよ。患者、患者ってどうして自分の事を考えないんだよ。朝倉が患者を大切に思う様に俺達だって朝倉を大切に思ってるんだよ。本郷先生だって朝倉のせいで責任取れって責められて皆んなの前で頭下げて。どれだけ周りに迷惑掛ければ気が済むんだよ」と怒りました。

暁人と新は現場に到着。
怪我人を見て足がすくむ新に暁人が「お前が見ろ」と指示します。
戸惑いながら状態を見る新。暁人にサポートしてもらい、やらなければいけない事の確認をします。「完璧だ」と言う暁人に「無理ですよ」と言う新。けれど暁人は処置を行う様に言い、新は処置を始めました。

暁人は「時間を掛け過ぎだ。でもお前のおかげで患者は助かった。お前にはちゃんとした知識も技術もあったって言う事だ。足りなかったのはそれを使う度胸だ」と新に言いました。

病院では幸保が美月に、新が自分のせいで美月が怪我をしたと責めていた事を話します。疲れていると知りながら処置を任せてしまったと。

美月は事故現場で助けた青年にお礼を言われます。そして重機を誤作動した副工事長が心臓の持病があるのを知りながら、人手も足りないと言う理由で頼りきってしまった事を話します。

本郷は美月に「お前ここでどうなりたい?」と聞きます。「どんな患者でも受け入れる医者です」と答える美月に、「じゃあ、そうなるには何が必要なんだ?」と問い掛けます。

新達が患者と共に戻ります。率先して処置を行う新。

寮で新がご飯を作っています。暁人に言われた言葉を思い出して喜んでいると、美月が訪ねて来ました。
「深澤に嫌な思いをさせてごめん。深澤のせいで倒れたんじゃないから」と言う美月。新の部屋には瞬に借りた論文や、幸保に借りた手術のDVDなどが沢山置かれていて美月は驚きます。

自分の部屋に戻り、暁人が行なった新しい治療法を調べる美月。

副工事長のベッドを訪ねると姿はなく、同じ部屋にいた青年が仕事の電話をしに部屋を出て戻らないと言います。
その時、倒れている副工事長を看護師が見つけ運ばれます。心筋梗塞を起こしたかもしれないと言う美月。

処置が終わり目を覚ました副工事長。仕事に向かおうとします。謝罪に行かなければ、このクライアントを逃せば会社は潰れてしまう。従業員が路頭に迷ってしまうと言います。
美月は「自分の体の事を考えて下さい」と言います。快適に働ける環境の改革をと語る美月に、感動する副工事長。美月を師匠と呼びました。

患者に語ったのだから無理はしない様にと皆んなに言われてしまう美月。瞬に新に貸している論文を自分にも貸してと、幸保には手術のDVDを貸してと、暁人にはセミナーに行く時は誘ってと、頼み帰って行きました。
「美月ちゃんの向上心って」と瞬が言うと、「ブラックホールだな」と暁人は言いました。

「ただひたすらに走り続けて来た。どんな患者も受け入れる為に。同じ道をただ、ひたすらに。でも、たまに立ち止まり、回り道したその先に新しい何かが待っているのかも」と美月は思います。

病院の前で本郷を見つけた美月は駆け寄り「本郷先生。今夜もお願いします」と言い、仕事に向かいます。その姿を見て本郷は微笑みました。

深澤心美(原菜乃華)を見舞う新。美月に告白ができない新に「チキンだ」と言う心美。「朝倉から聞いたんだな」と言っていると美月もやって来ました。
心美にチキンと言った事を怒る新に「いいじゃんね。もう卒業したんだし」と言う美月。驚く新は聞き直します。「卒業したんでしょう?この間、1人で処置出来たみたいだし」と美月が言うと喜ぶ新。

「夜の病院で出会った私達。友達でもない家族でもない。ただの同僚とも少し違う。曖昧な関係な私達はこれから、何処に向かって歩いて行くのだろうか?」

7話のあらすじネタバレ

深澤新(岸優太)がスムーズに処置を行っています。
それを見て「よし」と言う成瀬暁人(田中圭)。
自信をつけた新を複雑な表情で見ている桜庭瞬(北村匠海)。

高岡幸保(岡崎紗絵)と看護師の益田舞子(野呂佳代)が朝倉美月(波瑠)を合コンに誘いますが断られてしまいます。
相手は公務員、スッピンでも良いとなんとか来て貰おうとしますが、逃げられてしまいました。

美月はスマホで元カレの佐野大輔(戸塚純貴)の結婚を知ります。
しかも赤ちゃんが出来、結婚相手は浮気をしていた女性でした。
驚く美月は座り込んでしまいました。

幸保と舞子は合コンへ。
舞子に先生と呼ぶのは禁止だと言い、自己紹介が始まりました。
男性が1人足りない事に気付き、急に来れなくなったと幸保が言うと突然、美月が現れました。
お洒落をして、上品に振るまう美月に「引き立て要員じゃないじゃん」と呟く舞子。
男性に全員看護師だと言っていた幸保ですが、何も知らない美月はナイトドクターをしていると説明すると男性達のテンションは下がってしまいました。

「この時の私達は知ろうともしていなかった。ナイトドクターの仕事が持つ本当の意味を」

幸保は合コンが失敗したのは美月がナイトドクターとバラしたからだと怒ります。
そして、お洒落をして来た事が意外だったと。
「その話には触れないで」と言う美月。
その時、50代の男性の搬送受け入れの連絡が入ります。
その男性は18件も断られていると、救命士は切羽詰まっている様子で本郷亨(沢村一樹)が受け入れると言うと救命士は「よっしゃー」と叫びました。

救急車を待っている美月に舞子が先日合コンをした赤松直人(佐伯大地)が40度の熱が続き関節が痛いと連絡があったと相談します。
病院を受診する様に伝えてと言う美月。
そして、救急車が到着。
気合いの入った救命士が、患者を運びます。
男性を見て驚く美月。
以前、道端で倒れ処置をしたホームレス(神尾佑)だったのです。

身元不明の為、ミスターFと言う名前でカルテが作成されます。
救命士の星崎比呂(泉澤祐希)に美月が声を掛けると、「まさかホームレスだし受け入れられないとか言わないですよね?」と慌てます。
美月は以前も搬送されているはずだから、身元を調べて欲しいと頼みます。

続けて14歳の少女が運ばれて来ました。
名前は風見まどか(藤嶋花音)。
付き添っているのは父の風見信行(林泰文)でした。
お腹を押さえ苦しそうなまどか。
幸保が処置をする為、まどかを連れて行くと信行は新に、彼女は研修医なのか?と尋ねます。
「違います」と答える新。
すると信行はスマホで何か調べ始めました。

幸保が信行に手術をすると説明すると、スマホで検索し、まどかの症状を調べて手術は本当に必要なのかと言います。
そして、夜間は未熟な医師ばかりだと言い、昼間の医師に手術を頼みたいと信行は言い出しました。

事情を聞いた美月と新は幸保が悔しがっているのを見ても何も言えません。
すると本郷が「それがお前達の現実だ。実際何処の病院も新米の医師に当直を任せる事が多い。一流の医師ほどわざわざ夜中に働きたがらないからな。だから俺はここを変えに来た。夜に働く医者が昼間の連中と同等もしくは、それ以上に優秀だと知れ渡れば意識の高い医師がここに学びにやって来る。いつの日かナイトドクター制度が全国に普及しお前達の様な夜間専門のドクターが居て当たり前のものとなれば、医者の過重労働に頼らない新しい働き方が日本でも実現する。そうなれば人手不足にあえぐ救急医療の未来を変えられるかもしれない」と言います。
けれど、幸保は理想論だと、一度ついたレッテルは剥がれないと言います。
本郷は「自分達が変わらないと何も変わらないぞ」と言いました。

美月は本郷の意見に賛同しますが、「他の連中は違うみたいだな。同じ場所で同じ様に働いているからと言って全員同じ方向を向いているとは限らない。いつか空中分解しないといいな」と本郷は言いました。

そして赤松が受診に訪れ、美月はインフルエンザの検査をします。
けれど、結果は陰性で気になるなら入院を勧める様に暁人は言います。
赤松に声を掛けた幸保に夜遅くまで大変ですねと言うと、その言葉に苛立つ幸保は、自分達はホームレスと一緒だと。
夜中に働いているってだけで境界線を引かれてしまうんだと言います。
そんな話をしていると、まどかの容態が急変しました。

すぐに手術しなければいけないと信行が言うと、昼間の医師を呼んで欲しいと頭を下げます。
そこに本郷が日勤の医師だと言い納得した信行は手術を承諾しました。

「そんな嘘までつかないとオペ出来ないなんて、やってらんない」と言う幸保に意見する美月。
幸保の機嫌は更に悪くなってしまいました。

日勤の医師にホームレスを受け入れた事、日勤の医師だと偽り手術をした事を責められる本郷達。
美月は偽善者だと言われてしまいます。

暁人は後輩から今なら脳外科に戻れると誘いを受けました。

新は幸保の朝食を作りながら話をします。
幸保は美月のやり方が理解出来ないと言い、新は怖いんだと思うと、美月の母が亡くなった時の話をしました。

美月のスマホに瞬から屋上に集合とメッセージが。
屋上に向かうと皆んなが集まって来ました。
スイカを持ち「夏と言えばこれでしょ」と、スイカ割りが始まりました。
皆んなが笑顔になります。
盛り上がるスイカ割り。皆んなでスイカを食べながら話します。

本郷先生の意見に賛同しているのは自分だけなんだよねと言う美月。
幸保は美月の母の話を聞いてそこまで強い思いを持てるのは凄いと、美月の真似は出来ないと言います。
新はいつか妹の病気を治せる医師になりたいと言います。
瞬は新を凄いと言い、自分は経営を学んで分かった事があると話します。
「技術のある事って後世に伝えるのが大変なんだよ。教えるのに時間がかかるし、限界がある。だから俺は人だけに頼らないでもっと医者が学びやすい環境や仕組みを整えたり、病院をもっと働き易い場所にしたい。言うなれば医者を救う医者みたいな」と言います。
成瀬はどんな考えかを皆んなが聞きます。
脳外科に戻ろうかと悩んでいると話します。
幸保は女性の医師が増える様に結婚も仕事も両立出来る医師になりたいと言います。

美月は出会った時の皆んなのイメージが変わったと言い「深澤はチキンだと思ってたけど、本当は愛情深く根性がある奴だって知った。成瀬先輩だって自分の事しか考えてない冷たい人間に見えて本当は熱いもの持ってるのダダ漏れだし。桜庭だって能天気で中身空っぽの軽い奴と思ってたけど、でも本当は広い視点で色々な事、考えてて気も利くし優しい奴だって気付いた。高岡だって最初は年下で生意気な奴って思ってたけど、その分誰よりも勉強して努力してる」と、最初のレッテルを剥がせたのは皆んなと一緒に居たから。
自分達の仕事も、知ってもらえれば変えられる。
そして本郷の想いに少しでも応えたいと美月は言いました。

星崎が美月にホームレスの身元を報告にやって来ました。
濱辺照夫。
10年前に事故で妻子を亡くし、仕事を辞めて家賃を払えず住む場所を失くし今の生活に至ったのだと言います。
星崎は濱辺さんを助けて下さいと頼みました。

赤松の容態が急変し、体が痛いと訴えます。
幸保が足を見ると赤い湿疹の様なものが。
庄司を調べる美月と幸保。
新が「子供達大丈夫かな?」と言うと、「赤松さんは独身」と言う幸保。
新は保険証を見た時、保育園勤務って書いていた様なと言います。
そして2人は確かめに行きます。
幸保は保育園でりんご病は流行っていないかと尋ね、大人が移ると関節痛や湿疹が出るのだと説明します。
赤松はりんご病の可能性が高くなりました。

赤松は公務員だと嘘をついていた事を謝ります。好きな仕事なのに隠したりするなんてと赤松は言います。
「私の同僚にすっごく気が強くて負けず嫌いで気が合わないと思ってた人がいる。今じゃ1番、本当の自分を出せる相手なんじゃないかって。私達の仕事も少しずつ知って貰う事でイメージが変わるって言うか。いつか胸張って自分の仕事を言える様になると良いですね」と幸保は言いました。

そして濱辺が目を覚まして「何で助けたんだ。朝、目が覚めると今日も1人だって気が付いて、街を歩く度に皆んな潮が引く様に周りから居なくなる。生きてるだけで煙たがられる。そう言う人間だっているんだ」と言います。
「堂々と生きて下さい。私は必ず何度でもあなたを受け入れます。それが救急医としての私の仕事だから」と美月は言い、日勤の医師に濱辺の治療の継続を頼みます。

「同じ職場で働いているからと言って同じ方向を向いているとは限らない。それでも私は途方もなく大きな夢に向かってこの4人で働きたい。そう願ってしまうのは我儘なんだろうか。人の数だけ夢がある。1番近くにいた人が急に遠くに行ってしまう。そんな予感がした」と美月は思いました。

8話のあらすじネタバレ

成瀬暁人(田中圭)が後輩から脳外科に誘われている事を知った朝倉美月(波瑠)。
仕事終わりで疲れていると言う暁人を捕まえて、話してくれるまで帰さないと言います。
「また戻りたいんですか?」と聞く美月。
脳外科の部長に会ったと言い「夜間救急は君を手放すのは嫌がるだろう。でも君みたいな人は1つの分野を極めて唯一無二のスペシャリストになるべきじゃないか?」と言われた暁人。その言葉に揺らいだと、けれど行く当てのなくなった自分を拾ってくれた本郷亨(沢村一樹)と受け入れてくれた八雲徳人(小野武彦)に恩があると話します。

その事を、深澤新(岸優太)と高岡幸保(岡崎紗絵)に相談する美月。
幸保は暁人が居なくなっては困ると慌て引き留めると言います。
美月は暁人の気持ちは?と言い、2人は言い合いを始めてしまいます。
新は妹の深澤心美(原菜乃華)がセッティングしたダブルデートの事で頭がいっぱい。
心美が作ったデートプランノートには美月にあらかじめ聞いておく事などが書かれ、それを見ていて話を聞いていませんでした。
キャンプのお肉は牛派か豚派か?を事前に聞くと書かれています。
新は「そう言えば朝倉って、牛?豚?」と聞きます。「人間ですけど」と答える美月に「違う」と慌てる新。
幸保は「失礼ねー」と言いました。

仕事が始まり、暁人が出勤します。
幸保が「おはようございます。成瀬先輩。深澤、成瀬先輩にコーヒー」と言います。「私達、成瀬先輩にご指導頂かないと無理ですから」と言う幸保。
成瀬は「驚く程、口が軽いな」と美月に言いました。

くも膜下出血を起こした患者が運ばれて緊急手術をする事に。
暁人が執刀する事になり美月と幸保がサポートをする事に。
手術の映像を見ていた本郷が何かに気付き手術室に向かいます。
暁人も気付きました。「CTでは普通の脳動脈瘤に見えていたがそうじゃない。解離性脳動脈瘤だ」と言う暁人。
本郷がやって来て「無理はするな。冷静に判断しろ」と言いました。
目を閉じて考える暁人。そして「オペを中止する」と言いました。
暁人をじっと見つめる本郷。 

家族に説明をする暁人と美月。
専門の脳外科医にお願いすると話すと怒り出す妻。何の為に運ばれて来たのか?と言われますが、何も言えない2人。

新達は、そんな暁人の話をします。
「これを機にひょっとして脳外科に行くの諦めるかもしれないよ?」と言う新に、「分かってないな。成瀬の場合、その逆でしょう。悔しくてスキル上げたくて意地でも脳外科に行くって言いかねない」と幸保は言います。
「それはそれで成瀬の為かもね」と桜庭瞬(北村匠海)が言います。

暁人は脳外科の後輩に運ばれて来た患者を頼みに行きます。
カルテや画像を見て僕がやりますよと言った後輩に驚く成瀬。

本郷が暁人に声を掛け「脳外科に行こうか迷ってるそうだな。俺は止める気もないし、背中を押す気もない。お前がやりたい様にやれ」と言いました。

ダブルデート当日。
車で待つ新。美月がやって来ました。
華麗なハンドル捌きを見せようと助手席のドアを開けますが美月は運転席の方に。久々に走りたいと言い運転します。複雑な表情で助手席に座る新。

キャンプ場に到着。
隠れ細マッチョをアピールする事と、ノートに書かれているので火を起こそうとしますが、美月が素早く火を起こしてしまいます。
全く良い所を見せれない新。
ボートに乗る心美と彼氏の岡本勇馬(宮世琉弥)を見ながら話します。
心美の病気を治す為に頑張れと言う美月。
本当はナイトドクターをいつかは辞めなければ行けないと思うと悩んでしまうと話す新。
多分、暁人もそうかもしれない。
脳外科に行きたい、でもナイトドクターを辞めたい訳でもないと思っているのかもと話します。
心美と話す美月。新は今の仕事にやりがいを感じているみたいで嬉しいと話す心美。自分の病気のせいで新は色々と我慢して来たはず。やっと見つけた好きな仕事を大事にして欲しいと心美は話しました。

美月達は暁人がどうするんだろうと話しています。
「このままじゃ駄目だと思う。先輩に自分の気持ちに正直に決めてもらうには私達が重荷になってる様じゃ駄目だと思う」と言いました。

引き継ぎに向かった美月達ですが、急患が運ばれて日勤の医師達は引き継ぎ所ではない様子。
運ばれたのは安西直道(橋爪淳)52歳。その名を聞いて、何処かで聞いた事がある様なと言う新。
有名な料理人で店の駐車場で倒れていたと説明を受けます。
倒れた原因は脳卒中と判明。
脳外科は学会で不在の為、入院患者を受け入れられないと、転院先を探す事になりました。けれど、受け入れ先が見つからず慌てる日勤の医師達。「うちには成瀬と言う元脳外科医がおりますが?」と言いますが、有名な料理人を任せられないと言われてしまいます。

安西が意識を取り戻し「手が動かない」と言います。

脳外科の部長は地方で朝にならないと戻れない為、それまで何とかして持たせる様にとセンター長の嘉島征規(梶原善)は本郷に言います。
安西の意識レベルが下がり危険な状態に。
そして、暁人が執刀させて欲しいと本郷に頼みます。
美月と本郷も一緒にオペ室に。
その時、2人の受け入れ要請の連絡が入りました。
嘉島は「無理だ。断れ。お前らみたいなミジンコしか居ないのに無理だ。断れ」と言います。
新は幸保を見ると幸保は頷き、新は受け入れますと答えました。
2人は処置を始め、瞬も加わり無事に処置が終わりました。
看護師の益田舞子(野呂佳代)と新村風太(櫻井海音)は「あの3人頼もしくなりましたね」と話します。

嘉島は手術の映像を見ながら、何かに気付き慌てて走り出しました。
腫瘍からの出血が酷すぎると手を止める暁人。
嘉島は「成瀬。何してるんだ。早くオペを続けろ。緊急開頭しておいて何もしなかったなんて後でご家族にどう説明するつもりだ。諦めるな。何としてもやり遂げるんだ」と言います。
暫く考え「オペを中止します」と言う暁人に、「このまま腫瘍が脳幹を圧迫したらどうするんだ?患者を見殺しにするのか?」と問います。
「執刀医は私ですから私が判断します」と答えると、「分かった。お前の指示に従う。いいな。朝倉」と本郷が言うと、「先輩。それは患者の事を考えてですよね?」と聞きます。
「それ以外に何がある」と暁人。
「分かりました。私も先輩の指示に従います」と美月は言いました。

朝になり、脳外科の部長が戻り嘉島がオペを中断した事を伝えます。
急いでオペを始めると言う部長。
手術室の前で待つ暁人にコーヒーを渡す美月。

暁人の後輩は何かに気付きました。
手術は無事に成功。
後輩は暁人に「あのままオペを続けていれば、脳幹が酷く損傷され障害が残る可能性がありました。だから先輩は小脳だけをあえて部分摘出して脳圧を下げ我々がすぐに処置出来る様に工夫して下さってたんですよね?それだけじゃありません。朝まで丁寧に管理して下さっていたからこそ我々は直ぐにオペにとりかかれました。こんなに有り難いバトンはありませんよ。こんなに優秀な医師が夜に居て本当に良かったです」と感謝の気持ちを伝えました。

安西は目を覚まして自分の手が動くのを確かめて喜びを噛み締めます。
安西の元を八雲が訪れます。
安西の店の常連だと言う八雲。
安西は皆さんでまた店に来て下さいと言います。
脳外科部長が「礼を言うなら体調を夜通し管理してくれていた医師に伝えてください」と言われたと話します。
「彼らなら帰りましたよ。彼らは朝まで患者の命を繋ぐスペシャリスト。夜間専門の医師ナイトドクターですから」と八雲は言いました。

寮の屋上では流し素麺が始まりました。
皆んながなかなか取れない中、簡単に素麺を取る暁人。
「こんな物もすくえないなんて、それでも医者か?」と言う暁人。
幸保は脳外科に戻る話はどうなったのか?と聞きます。
「俺はここに残ってナイトドクターを続ける事にした。後輩より技術が劣っていると分かった時は悔しかった。でも患者がまた朝を迎えられる技術を持った医者は俺達だけだ。脳外科は諦めるつもりはない。ナイトドクターのシフトを調整して脳外科に研修に行かせて貰える様に病院側に交渉した。それぞれが色んな場所で色んな専門性を高めてここに持ち帰ってくれば、それこそ本郷先生の言う様な一流の医者に近づけるかもしれないしな」と暁人は言いました。

そして皆んなはそれぞれの決意を改めて語りました。

「今と言う時代の同じ場所にいる私達はいったい、どのくらいの偶然が重なりこうして出会ったのだろうか?この時の私達は間違いなく同じ場所で同じ方向を見つめていたんだ。日本の救急医療の未来を変える為に」(美月の心の声)

そして、心美の容態が急変。

「でもこの夜を境に私達は思い知る事となる。この5人の出会いは単なる偶然ではないと言う事を」(美月の心の声)

9話のあらすじネタバレ

深澤心美(原菜乃華)の容態が急変し深澤新(岸優太)が病室に急ぎます。
緊急手術をする事になり動揺する新。
手術は無事に終わり新は安心します。
眠る心美を見ながら「どうして心美ばかりこんな目に」と呟きます。

翌日。
本郷亨(沢村一樹)が出勤すると新が妹の側にいる為、休職になったと言います。
朝倉美月(波瑠)は心美が新について話していた事を思い出します。今の仕事を大切にして欲しいと。

ずっと付きっきりで看病する新。
美月は朝、皆んなでお見舞い行こうと。仲間なんだからと言いますが成瀬暁人(田中圭)は家族の事だから口出しをするべきじゃないと言います。
けれど、美月は「じゃあ、家族が居ない人は?家族だけで何とかしようとするから介護疲れやそう言う問題が起こるんじゃないですか?深澤だって、こう言う時に1人じゃないって分かれば安心すると思います」と美月は言いました。

心美は新にお願いがあると言い出しました。

美月達がお見舞いに向かうと新の怒る声が聞こえてきました。
声を掛ける美月達は何があったのか?と聞きます。
「もし自分に何かあったら万が一死んじゃったらドナーになりたいって言ったんです」と話す心美。
新は何故、死んだ時の事を考えなければいけないのか?と言います。
心美は必死に説得をしようとします。
ドナーを待つ人がどれだけいるか?と聞く心美。
新は「知るかよ、そんな事。どうでも良いよ。だいたい分かってるのか?ドナーになるって体にメス入れられて、お前の代わりに誰かが生きる為に何でお前がそこまでしなくちゃいけないんだ」と新は怒り反対します。
暁人は皆んなに帰るぞと言いますが、桜庭瞬(北村匠海)は新の言葉に何か思った様子でした。

高岡幸保(岡崎紗絵)は新の気持ちが分かると話します。

暁人は瞬に「大丈夫か?朝倉も高岡も深澤もお前が移植手術受けてるって知らないからな。悪気はない」と言います。
「分かってるよ。でもあれが本音って事だよね?成瀬は気付いてるんでしょ?俺のドナーの事。美月ちゃんショックだっただろうな。俺の事知ったらどうなるんだろう?」と言う瞬。

美月は1枚のカードを取り出します。それはドナーカード。美月の母のものでした。 

「たとえ同じ命を扱う仕事をしていても価値観は人それぞれ異なる。5人いれば5通りの考え方がある。性格も価値観もバラバラな私達はどうしてこの場所で出会ったんだろうか?」と美月は思います。

日勤のセンター長、嘉島征規(梶原善)がこんな夜にお前達だけで大丈夫か?と言い、チラシを渡します。
ヘビー級の格闘技大会が行われる様で、看護師の益田舞子(野呂佳代)のメイクはいつもより、かなり濃いめでした。

体がゴツく大きな男性が次々運ばれて来ます。

新は次々やってくる救急車が気になってしまいます。
そんな新を見て仕事に行く様に言う心美に休職した事を話す新。
「最悪。かっこ悪過ぎ、信じらんない。医者なら患者の事を優先してよ。それとカードにもサインしてよ」と心美は言います。
しないと言う新に「お兄ちゃん全然分かってない。とにかく書いて。ちゃんと仕事もして。ここにサインしてくれるまで来なくて良いから」と心美は言いました。

次々運ばれる格闘家達の処置がひと段落。
美月達が休憩しようとすると新がいました。
新は美月に心美と話して欲しいと頼みます。美月の話なら聞くはずだと。今の心美は体調が悪く、弱っているだけで、そんな事は考えなくて良いと言って欲しいと言います。
「ごめん、それは出来ない。私の母はドナーになったんだよね。深澤の気持ちも分かるし、心美ちゃんにも考えがあるんだろうから。私には何も言う事が出来ない」と美月は言いました。

瞬が新にドナーの件がどうなったのかと聞きます。
反対だと言う新に、「臓器提供の意思表示をするのは深澤じゃなくて心美ちゃんだろ?もしかしてさ自分の為に言ってるんじゃない?」と言うと、「そうだよ。体を傷つけられるのは耐えられないと言い、心美が死ぬのを待ってる人がいると思うとゾッとする」と言います。
瞬はそれでも医者か?と言い掴み掛かります。
「自分の為って言うのはそう言う事じゃない。心美ちゃんの事だよ。心美ちゃんの気持ち、ちゃんと聞けよ」と瞬は言いました。

美月は新が休んでいる間の新の仕事を瞬が全て請け負っていた事を話します。

仕事が始まる前に新が瞬に話があるとやって来ました。
ごめんと頭を下げる新。
ムキになったと言う新に「ムキになったのは俺の方だ。俺はレシピエントだ。心美ちゃんの様に意思表示してくれる人が居なかったら俺は今頃、この世には居なかった。だから否定する深澤にあんな事を。ごめん」と瞬は言いました。

瞬に声を掛ける本郷。
瞬は謝りレシピエントであると皆んなに話してしまった事を伝えます。
新と揉めた事を話し、「やっぱり何処か負い目があるんですかね?誰かの大切な物を貰って生きる程ちゃんとした人間になれていない気がして。罪悪感と言うか。でもその罪悪感と一生付き合って行かないといけないんですよね?」と瞬は言いました。

その日の夜は重症患者が多く運ばれて来ました。

新は心美の気持ちを聞く為、病室を訪れます。これから元気になって学校にも通える。なのに、何故こんな後ろ向きな考え方をするのか分からないと。
心美は「後ろ向きになんか考えてない。自分の為だよ。自分の為に少しでも誰かの役に立ちたかった。ずっと苦しかった。お兄ちゃんが私の事ばかり優先して優しくしてくれる度に申し訳ない気持ちになって。先生や看護師さんにだってそう。いつも良くしてもらうのに全然良くならなくて。貰ってばかりで。迷惑かけて。だからどんな形でも良い。誰かの役に立ちたかったの。ドナー提供を見つけて調べれば調べる程、こんな私でもいつか誰かの役に立てるんじゃないかって思った。医者として働くお兄ちゃんみたいに。そしたら少し心が軽くなった。こんな自分でも好きになった。堂々と生きていたいからこれを書いたんだよ」と話しました。
その時、救急車の音がして心美は新に仕事に行く様に言いました。

男性が運ばれて来ました。
けれど、手術に必要な大型RBCが足りず、到着まで2時間掛かると知らせが入ります。
センターに直接取りに行く方が早いと言う話しになった時、新がやって来ました。
そして新を向かわせます。

新がセンターから戻り、手術は無事に成功。
本郷は「深澤。良くやった。お前が運んだ誰かの献血が患者の命を救ったって言う事だ」と言いました。

美月が心美の病室に新とやって来ました。
瞬がお見舞いに来たと話す心美。恐竜のぬいぐるみを貰ったと話し、持っているだけで良い事が起こるんだと言われたと言います。

寮の屋上で乾杯をする皆んな。
心美の気持ちを聞き、理解して尊重したいと思ったと話す新。あと少し自分の気持ちに踏ん切りが付かないと言う新。
そんな新に美月は母のドナーカードを見せます。いつも人の為に生きていた母。そんな母がある日突然亡くなり、財布からこのカードを見つけた時は戸惑ったと。あの時は母の意思を尊重したけれど提供した後に母と会った時、正しかったのか分からなくなったと。
その後、レシピエントから届いたサンクスレターを見て、辛かった気持ちが少しずつ変わっていったと話す美月。
「だから私はこのカードを残してくれたお母さんにありがとうって伝えたい」と言います。
それを聞いた瞬は涙を堪えきれず席を立ちます。
新が瞬に言い難い話をしてくれた事にお礼を言うと、「俺は皆んなだから話したんだよ」と瞬は言いました。

「私達がここで出会ったのは単なる偶然なんかじゃない。お互いがそれぞれの場所で色んな事を経験し、選択してきたから今がある。彼らとこうしてここにいる事は、今までの選択が間違っていなかったんだと、そう母が教えてくれているような気がした」と美月は皆んなを見ながら思いました。

新はカードにサインして心美に渡します。「これでお前は堂々と胸を張っていれば良い。だっていつか誰かの命を救うかもしれないんだから。でもそれを使う時は絶対に来ないぞ。だってお前は良くなるんだから」と新は言いました。

電話が鳴り出ると救命医の星崎でした。重症の患者の受け入れ先が無く2時間経過していると、受け入れを要請されますが、本郷が断れと言います。
電話の向こうでは星崎が「助けて下さい」と叫んでいました。

10話のあらすじネタバレ

2時間病院が見つからず救急車に乗っていた患者。
受け入れ要請をされ、朝倉美月(波瑠)が受け入れの返事をしようとしますが本郷亨(沢村一樹)は断れと言います。
美月は「この病院はどんな患者も受け入れるのが理念じゃ…」と言いますが、「冷静になって考えろ。発症から2時間経過していて到着まで40分掛かる。ここに着くまでもたない」と本郷は言います。
電話の向こうでは一度止まった心肺が動き出し生きようとしていると必死に訴え掛けてます。
美月は声を震わせながら「受け入れは出来ません」と伝えました。

落ち込む美月に桜庭瞬(北村匠海)が声を掛けます。
「仕方ないよ。全ての患者を受け入れるのは限界があるよ」と言います。
けれど美月は落ち込んだまま。
高岡幸保(岡崎紗絵)が余計に落ち込むと思い、瞬をその場から立ち去る様に言います。
すると深澤新(岸優太)がやって来て「さっきの患者どうなったかな?」と言いました。
幸保は怒り「あんたも余計な事言わないの」と言います。
その時、電話が鳴り緊急搬送の要請がありました。
症状を確認すると、本郷が15分で到着は可能か?と聞きます。
可能ですと答える救命医。
受け入れる事になり救急車の到着を待ちます。

新と待つ美月。
「絶対に助けるよ」と言う美月。
救急車がやって来ました。その時点で3分オーバー。
本郷は「15分で到着出来ると言っただろう」と怒ります。

手術が始まりました。
止血が出来た時、心肺が停止。
マッサージが始まりますが、戻らず、本郷は「もう良い」と言い心停止から30分経過。
それでも美月はマッサージを止めず、本郷は「可能性はない。やめろ」と言い、死亡が確認されました。

美月は落ち込んでいると幸保がやって来ました。
慰める様に美月を抱き締める幸保。
受け入れても救えない。受け入れられず救えなかった命。理想は夢物語なのか?と美月は思います。

本郷は院長室に呼ばれ、会長の桜庭麗子(真矢ミキ)と八雲徳人(小野武彦)が待っていて、ナイトドクターの今後について話し合う事になりました。

新と幸保、瞬はご飯を食べながら話しています。
本郷が3分遅れた救命医に怒鳴った時、驚いたと話す3人。
そして、美月の事を心配していました。

美月が休みの日。
強風で倒れた看板の下敷きになったと言う人が運ばれて来ます。
今日は患者が多くなりそうだと呟く本郷。

瞬は男の子の傷の手当てをし、一緒に怪我をした母親の治療が終わるのを待つ事に。
その時、雷が鳴り出し停電が発生。
病院では1分経っても自家発電に切り替わらず慌て出します。

新と看護師達はICUなどを見て回ります。

しばらくして電気がつき、安心だと言う新に「戦いはこれからだ。うちの病院の自家発電は持って3日だ。いつ復旧するか分からない以上、極力節電する必要がある」と使用していない器具のコンセントを全て抜いて来る様に指示をしました。
そして、トイレや廊下の電気を消して来る様に言いました。
「俺が全部回るんですか?」と聞く新に、「頼んだぞ。節電隊長」と本郷は言いました。
そして、最後にエレベーターは使用禁止だと新に言いました。

そして新は階段を使いあちこち走り回ります。
本郷は館内放送をし患者に説明をします。

瞬は男の子の包帯にナイトレンジャーの絵を描いてあげます。
励まそうとしますが「ダサっ」と言われてしまいます。

新が節電から戻ると、本郷は次に向かう場所を指示します。

患者が運ばれますが停電の為、いつも通りの医療が行えません。

瞬と待っていた男の子のお母さんがやって来ました。

成瀬暁人(田中圭)が「ICUもHCUも満床ですね」と言った時、電話が鳴り、近隣の病院から停電で医療機器が使えず5人を受け入れて欲しいと要請がありました。
看護師の益田舞子(野呂佳代)はベッドも満床で人手も足りないから断って欲しいと言います。
本郷はお前達が決めろと言います。
新は美月を思い出し受け入れたいと言います。
暁人も他も満床だったらその患者は危なくなる。だったら受け入れて、どう対処するかを考えたいと言います。
その時、またも電話が鳴り受け入れ要請が。
舞子達が「嘘でしょう」と言った時、美月がやって来て「受け入れましょう」と言いました。
本郷はそれを許可して次々と患者が運ばれて来ました。

どこで患者を処置するかを振り分ける美月。
どの部屋も満床になり、廊下を使う事に。

救命医の星崎比呂(泉澤祐希)が患者を連れやって来ました。そして、美月に謝ります。無理なお願いをしてしまった事を。
断った患者はどうなったのか?と聞く美月に、「亡くなりました」と答える星崎。
そんな星崎に本郷は頼みたい事があると言い、渚総合病院で患者が待っているから搬送して欲しいと頼みます。
「分かりました」と星崎は言いました。

患者でどのスペースもいっぱいになって行きます。
使える場所は何処でも使えと言う本郷。
ロビーを使い簡易ライトなどを準備していきます。
これから15人が運ばれて来ると連絡が入りました。
星崎は本郷に頼まれた患者を連れてやって来ました。
そして、電源車を持って来たと言います。
美月は星崎に「昨夜の患者さんですが、1人で責任を背負い込まないで下さい。やり切れない気持ちでいるのは私も同じです」と言います。
すると「その悔しさを忘れるな。あの患者を断った1軒目の病院はその日の当直が研修医だけで、どうする事も出来なかった。2軒目の病院は担当医師が1人だけで、しかも他の患者のオペ中だった。3軒目は若い内科の医師が当直だった。もし1番近い病院にお前達の様なナイトドクターがいれば、あの患者は助かっていたかもしれない。1分1秒が勝負の現場で俺が目指すのは、いつ何処で誰が倒れても救う事が出来る医療体制だ。その為にどの病院にもナイトドクターがいて当たり前の物にしたい。患者を救えず悔しい思いをしたなら、お前達がナイトドクターの成功例となれ。それが亡くなった患者に出来る唯一の葬いだ」と本郷は言いました。

人工呼吸器を使っていた患者が停電で機械が止まったからと受け入れ要請が来ました。
舞子は呼吸器がもう無いから無理だと言いますが、美月は「バギング」と呟き新が「手動で酸素を送るのか?」と言います。
本郷は「お前らに任せる」と言い、美月は「受け入れます」と言いました。

ロビーには沢山の患者が日勤の医師でセンター長の嘉島征規(梶原善)が驚きますが、患者から感謝され拍手をされ、気分が良くなった様子。
美月達は手伝うと言いますが、「日勤の医師を舐めるな。夜の為に休め」と嘉島は言いました。

「受け入れた所で救えない命もある。でも、その悔しさの分だけ救える命がある。どんな患者も受け入れる。その小さな日々の積み重ねで日本の医療の未来が変わって行く。私達はその未来にまた少し近づけたと思っていた。思っていたのに」…美月の心の声

そして美月達は出勤。
本郷が会長からの決定事項だと言い、ナイトドクターは今月を持って解散する事に決まったと言いました。

「私達5人に別れの時が迫っていた」…美月の心の声

11(最終回)話のあらすじネタバレ

線路を走る朝倉美月(波瑠)は思い出していました。本郷亨(沢村一樹)が今月でナイトドクターを解散すると話した事を。
深澤新(岸優太)も思い出していました。
病院が決定した事で皆んなに謝る桜庭瞬(北村匠海)。
そして、本郷は「俺はこの解散を心から喜んでいる」と言いました。

この日の夜は事故が多く、美月、新、高岡幸保(岡崎紗絵)は現場に出動していました。
「何故、あの3人を現場に向かわせたんですか?」と聞く成瀬暁人(田中圭)。
「今夜はここの指揮をお前に任せたい。5人で過ごせるのも、残りわずかだ。頼んだぞ」と本郷は言いました。

美月は電車に挟まれ動けない男性の元へ。

ごみ収集所で機械に足を挟まれ動けない男性。
新は男性を見て愕然とします。

幸保はエスカレーターの事故現場へ。

美月は男性に声を掛け、握りしめた手のひらを広げるとワイヤレスイヤホンが握られていました。聞こえたら手を握り返してと言う美月の手を握り返す男性。

病院に残っていた瞬はトイレで倒れている患者を見つけます。

新が処置をしていると、死にたくないと言う男性。
「まだまだあいつらとやりたい事があるんだよ」と一緒に働く仲間の方を見ます。
そして、段々と脈が弱くなって行きました。

幸保は怪我をした女性に声を掛けます。
すると「今、何時ですか?朝までにメンテナンス終えないと皆さんにご迷惑が」と女性は言います。
幸保が治療をしようと女性に声を掛けますが、女性は応答しなくなりました。

病院にも急患が運ばれ、暁人が対応します。

本郷は院長の八雲徳人(小野武彦)を訪ねます。
そして2人は話し始めました。
解散の本当の理由。
解散を告げたあの日、本郷は解散が嬉しいと言った理由。
ナイトドクターが出来てからも赤字は続いていたけれど、夜間の患者の受け入れが増え、病床数も増え利益が増えて来た事も事実としてある。
そこで一度解散し、各地の病院でナイトドクターとして学んだ事を伝える為、働いて欲しいと本郷は伝えました。
美月達は何故?と言いますが、本郷は自分達で考えて決める様にと言いました。

新がどうすれば良いのかと悩んでいると、暁人から電話が入ります。
状況を聞いた暁人は「足は諦めるしかないんじゃないのか?そこにいる医師はお前だ。お前にしか判断ができない」と言います。
新は男性が死にたくないと呟いた事を思い出します。
そして、切断を決意。
美月は男性の処置を始めたいと思いますが、下敷きになっていて、スペースの確保が出来ません。救出にはあと20分かかり、それでは男性が持たない。

新が処置の準備をしていると、作業員達が他に方法はないのかと言い出します。
新は助からなかった人を沢山見て来た。今なら彼は助かると作業員達を説得し、処置を始めようとしていました。
作業員達は涙を流しながら処置の様子を見つめていました。

美月は機械の下敷きになった男性に「私は同僚に負けず嫌いだと言われます。だから絶対に助けます」と強く指を握りながら言いました。

幸保は現場での処置を終え、女性を病院に運んで来ました。

病院では瞬が処置をしようとしている事に不安を感じた看護師は暁人に処置を変わって欲しいと頼みます。
けれど、暁人は「桜庭の指示に従え」と言い、それを聞いていた幸保は「この間まで人の患者を横取りしていた人がねぇ」と言いました。
「お前こそ随分洒落た格好する様になったな」と血塗れの幸保を見て言いました。

瞬の処置も無事に終了。

救急車に乗る新。
足を切断した男性を運んでいる最中、同僚が「生きてさえいれば、また一緒に働けますよね?こいつ、いつも言ってたんです。ゴミ処理場の仕事は人が生きて行く上で絶対に必要なはずなのに、汚いとか臭いとか誰もがやりたがら無い仕事で。でもいつか、そんな状況を変えてやるって」と同僚は写真を見せます。
「これ見て下さい。昔は近寄り難かったゴミ処理場の現場が今は観光スポットになって、多くの人で賑わう場所に変わった所だってあるんです。俺達が働く職場も、いつかこんな風に憧れられる職場にしたいって。いつも言ってて」と話しました。
「生きてさえすればきっと叶えられます。それに彼にはあなたの様な仲間が沢山いるじゃないですか」と新が言うと、看護師の益田舞子(野呂佳代)は新を見て微笑みました。

新も病院に戻ります。
そして、美月の患者が戻り次第、すぐに処置が出来る様に暁人達は準備を始めました。

美月は現場で処置を始めていました。
狭い空間での処置。
そして、男性は救出されストレッチャーに運ばれ、そこで美月は処置を続けます。
「ドレーンバック」と看護師に言い、手を差し出す美月に看護師が「持って来ていません」と言います。
驚く美月ですが、自分の手袋を抜き、チューブにテープで固定します。
手袋が膨れるのを確認し「よし」と言いました。
美月は患者を救急車に乗せ病院に向かいます。
男性は美月の手を握り涙を流します。
そして病院に到着。全員で処置が始まりました。

明け方の屋上。
美月が空を見ていると暁人達がやって来ました。
美月は「自分達だけが特別な気がしてた。でも、そうじゃないんだよね」と助けた男性が握りしめていたワイヤレスイヤホンを見せます。
最近、線路によく落ちていて、そのイヤホンが原因で事故に繋がるかもしれない。それを防ぐ為に、毎晩、沢山の人が点検してくれているんだと。
そして「私達以外にもいるんだよね。夜に働く人達が」と美月は言います。
幸保も「そんな人達が安心して働ける様にナイトドクターって必要だよね。色んな所に」と言い、瞬は「本郷先生にあの話された時、正直怖かった。皆んながいない所でやって行けるのかな?って。でも今日処置した時、高岡に借りたDVDとか深澤と読んだ論文とか美月ちゃんと成瀬のサポートについた時の事を思い出したら全然怖くなかった。何処にいても1人じゃないって思った」と言います。

新は「ナイトドクターなんて正直、誰もやりたがら無い仕事だと思ってた。でも今は俺がやりたくてこの仕事をやってる」と話します。
「俺も本郷先生に言われて1つ引っ掛かってた事がある。俺達が各地に散らばって本当にナイトドクターをやりたい人材が増えるかどうか?でも深澤みたいにヤル気なし、度胸なし、技術なしの三拍子揃ったやつがこうなったんだ。そう考えると可能性はあるのかもな」と暁人は言います。
そして美月は「じゃあ皆んな答えは決まったみたいだね」と言い夜が明けて行きました。

「人知れず夜に働く人達がいる。そのおかげで時刻通りに走る電車、ゴミのない綺麗な街並み。いつも通りの通勤場所。そこには私達が知っている当たり前の朝がある。私達ナイトドクターに課せられた使命。夜の病院を守るだけじゃない。当たり前にある朝を守る事なんだ」

1ヶ月後、福岡にいる美月はお腹すいたと言いながら電話で話しています。
幸保が「何やってんの?」と初出勤だからと3時間前からスタンバっていると言います。
そんな幸保は大阪にいました。
そんな幸保に話し掛ける瞬。
言い合いになる2人に暁人が「喧嘩するな」と言います。
すると幸保が「嘘でしょう」と常駐医師の写真を写し皆んなに見せます。
そこには助っ人医師の森太一(ミキ昂生)と森優二(ミキ亜生)が。
ガッカリする幸保の元に2人がやって来て、同じ寮だから仲良くしようと言いました。

本郷は下り搬送の強化を会議で強く求めていました。
回りの病院との連携を取る為、その道のプロを仲間に取り入れたいと言い、そして救命医の星崎比呂(泉澤祐希)が抜擢されました。

何故か会話に入って来ない新。
瞬が「どうせ拗ねてるんだよ。1人だけ残留だから」と言い、幸保は「本郷先生にまだ他の病院に出せないって思われたんだろうね」と言います。

そして、出勤時間になり5人は「またね」と電話を切りました。

新が出勤すると日勤の医師、根岸進次郎(一ノ瀬颯)が「俺もナイトドクター目指す事にしたから。待ってろよ」といい、舞子達は「なんか変わったよね」と言いました。
女性の救急医師が最近増えたと話していると、八雲がやって来ました。
「定時で帰れるし、週休2日制ならばここで働きたいと言う女性が増えて。ちゃんと休んで働ける環境が整えば働ける幅は広がる。私の狙い通りだ」と言いました。

そして、この夜も各自の病院には急患が。

「夜空に月が登る。それは私達にとって戦いの合図だった。でも今はどんな夜空も繋がっている事を伝えてくれる。同じ時代の同じ夜空の下。明けない夜はないと胸を張って言えるその日まで。私達は受け入れる」

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