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2019年7月27日

朝ドラ『なつぞら』原作ネタバレ!第26週の最終回までのあらすじ

2019年4月1日から広瀬すずさん主演で放送された朝ドラ『なつぞら』の最終週(第26週)までの原作あらすじを、テレビ放送に先駆けてネタバレを含めてわかりやすく紹介します。

気になるキャストたちの結婚相手は誰なのか?
最終回に向けてどんなストーリーで、どんな結末を迎えるのかを週毎に分けてお伝えします。

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ネタバレ注意

当記事には、『なつぞら』の最終回(156話)までのネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、テレビ放送をご覧になってからお読みください。

『なつぞら』最終週(第26週)までのあらすじ

『なつぞら』の最終回(156話)までの26週(最終週)の原作あらすじをお伝えします。

『なつぞら』第1週~第16週のネタバレ一覧

執筆時(2019年7月26日)に既にテレビ放送済みの16週までに関しては、各話の詳しいあらすじネタバレ、感想、最も話題になった出来事を各週毎リンク先にまとめています。

【第17週】なつよ、テレビ漫画の幕開けだ

昭和三十八年(1963年)。26歳になったなつは、東洋動画初の原画を担当する女性アニメーターになっていた。

その頃、テレビでは『鉄腕アトム』が大ヒットしており、東洋動画でもテレビ班を作ることに、なつ(広瀬すず)と茜(渡辺麻友)がテレビ班に配属される。そして坂場(中川大志)がテレビ漫画で演出家デビューすることになる。

なつたちテレビ班の初仕事の作品タイトルは『百獣の王子サム』に決まる。放送が始まると毎週作り続けなければならないため、なつは正月も十勝に帰れなかった。

一方、雪次郎(山田裕貴)にも転機が訪れた。劇団の次回公演『かもめ』の主役に抜擢されたのだ。

『かもめ』の舞台初日、なつは坂場や茜と共に雪次郎の舞台を見に行った。その後、雪次郎を囲んで風車で祝杯を挙げる。

やがて『かもめ』の舞台が千秋楽を迎えた日、二人だけでお祝いをしようと蘭子(鈴木杏樹)の自宅に招かれた雪次郎は、蘭子に告白した。しかし、雪次郎は蘭子から突き放されてしまう。

翌朝、雪次郎は亜矢美(山口智子)と咲太郎(岡田将生)の助言から、雪次郎の将来を考え蘭子が嘘をついたことに気づき涙する。そして雪次郎は、俳優の道を捨て、「雪月」で菓子屋職人として働くため、帯広に戻った。

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【第18週】なつよ、どうするプロポーズ

昭和三十九年(1964年)。『百獣の王子サム』は大人気となった。

そして翌年、下山(川島明)のはからいで、坂場は待望していた長編映画の演出に抜擢される。
すると坂場は、なつにも原画に参加してもらいたいと言い、さらに、「もし長編映画を成功させたら…僕と結婚してください」とプロポーズをした。なつはプロポーズを受け入れる。

しかし、坂場の初演出作品となった長編漫画映画は大失敗に終わった。社長になった山川(古屋隆太)と井戸原(小手伸也)は、作品に関わった全スタッフの昇給とボーナスカットを告げる。坂場は責任から退職願を提出。会社を辞めた坂場は、なつに「結婚はできない」と告げた。

ショックを受けたなつは部屋に籠もり、翌日、会社にも行こうとしなかった。見かねた咲太郎がなつを慰めていると、坂場がやってきて、改めてなつに「あなたが好きです!」とプロポーズをした。

なつと坂場は親しい人達に結婚の報告を済ませると、北海道へ向かった。

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【第19週】なつよ、開拓者の郷へ

柴田家の家族一同を前に、「お嬢さんを、僕にください」と頭を下げる坂場。泰樹(草刈正雄)は難色を示したが、剛男(藤木直人)が二人を心から祝福すると宣言し、ほかの家族も続くと引き下がった。

翌日、なつと坂場は雪月を訪ねると、そこには演劇部顧問の倉田(柄本佑)や同級生の門倉努(板橋駿谷)、努と結婚した良子(富田望生)がいた。なつは倉田や門倉から、農協が乳製品工場をつくる意義を聞かされる。

乳製品工場設置の是非を問う組合長会議が開かれた。会議は紛糾するが、紆余曲折の末、一同は工場をつくることに賛同する。

ある日、雪次郎がなつと坂場、夕見子(福地桃子)を雪月に呼び出す。そこには天陽(吉沢亮)や倉田、門倉、良子がいた。
雪次郎は一同に考案したお菓子「おバタ餡サンド」を試食してもらい、「おいしい」と太鼓判を貰うと、「やっと一人前になれた」と皆の前で夕見子にプロポーズをした。そして、そのまま柴田家にあいさつに行った。

東京に戻ったなつは、坂場の両親の一直(関根勤)とサト(藤田三保子)に挨拶をする。そして昭和四十二年(1967年)の春、なつと坂場、夕見子と雪次郎のW結婚式が十勝で行われた。

【第20週】なつよ、緑の森のわが家

なつと坂場は東京の西荻窪にある小さな家を借りて暮らし始めた。坂場はアメリカ小説の翻訳の仕事を自宅でしながら家事をし、なつはテレビ漫画『魔法使いアニー』の原画を担当していた。なつと同じく原画を担当する茜は、なつより先に下山(川島明)と電撃結婚しており、おなかには赤ちゃんがいた。

ある日、咲太郎が風車の立ち退きの話をしになつを訪ねにきた。亜矢美は心配をかけまいと黙っていたという、それを咲太郎は自分が不甲斐ないからだと考えていた。

どうすれば亜矢美が自分を頼ってくれるか考えた咲太郎は、川村屋のマダム・光子(比嘉愛未)と結婚することを決意したとなつに告げる。

しかしある日唐突に、亜矢美は誰にも何も告げずに姿を消してしまった。カスミ(戸田恵子)は、光子に嫉妬する姿を咲太郎に見せたくなかったのだと諭す。

ある日、なつと坂場の家に、下山・茜夫婦と神地(染谷将太)が訪ねてきた。茜の契約が産休明けから社員から契約(実質は退職勧奨)に変わるという。この頃、女性社員は子どもができたら退職を迫られるような時代だったのだ。

茜に続き、今度はなつの妊娠が分かった。嬉しいが仕事を辞めたくないと涙するなつ。

なつは、神地や仲(井浦新)、井戸原(小手伸也)らアニメーターの後押しを受けて、山川に産休後も今まで通り働きたいと訴える。山川は次作でなつを作画監督にするつもりだったという。こうしてなつの意志は尊重され、作画監督を任されることになった。

【第21週】なつよ、新しい命を迎えよ

それから数ヶ月がたったある日、結婚してイタリアに行った麻子(貫地谷しほり)が、日本に戻り、テレビ漫画を作る会社「マコプロダクション」を起こした。

「マコプロダクション」には、下山が東洋動画を辞めて参加することが決まっており、麻子は坂場にも参加して欲しいという。坂場は生まれてくる子どものことを考え、1年後から働くことを決める。

こうしてなつは、夫・坂場一久の理解もあり、安心して産休に入った。

子どもがうまれる時期が近づくと、なつを心配した富士子(松嶋菜々子)、剛男(藤木直人)、泰樹(草刈正雄)が北海道から駆け付けた。

なつは無事に元気な女の子を出産した。なつは名付け親になることを泰樹にお願いし、泰樹はなつのように、優しい子になってほしいと、「優(ゆう)」と名付けた。

出産から六週間後、なつは出産前と同じ、『魔法使いアニー』の原画の仕事として復帰した。それから1年後、昭和四十四年(1969年)。福祉事務所から申込んだ保育園入所の結果が届くが、全て落ちており、なつは途方に暮れた。

【第22週】なつよ、優しいわが子

ついになつは、キックボクシングを題材にした漫画が原作の『キックジャガー』の作画監督をすることになる。

優は、茜に預かってもらうことになり、なつと坂場は仕事に邁進する。

昭和四十七年(1972年)。優は四歳になり、保育園に通うようになっていた。なつが作画監督を担当する『キックジャガー』は大ヒットのまま感動的な最終回を迎える。

そして、なつは山川に次回作の『魔界の番長』でも作画担当をやって欲しいと頼まれる。

なつは暴力的なシーンを描くことの葛藤、茜が二人目の子どもを妊娠したことから、ほかの預け先を探さなければならないことから悩んだが、結局、引き受けることにした。優は咲太郎の事務所で預かってもらうことになった。

ある日曜日、夕見子が十勝から瓶に代わる、紙パック入りの「たんぽぽ牛乳」を売り込みに東京に来た。夕見子はこの仕事を最後に農協を辞めて、雪月の営業に力をいれるという。また、天陽が入院していることをなつに告げた。

【第23週】なつよ、天陽くんにさよならを

昭和四十八年(1973年)の夏。帯広の病院に入院していた天陽は、アトリエにある描きかけの絵を描くために病院を抜け出した。

そして馬の絵を描き上げた天陽は、畑を見てくると靖枝(大原櫻子)に言い残し…。

九月。なつは優を連れて柴田家に帰り、天陽の家を訪れる。アニメーターの仕事を辞めようかと悩んでいたなつは、天陽の自画像と向き合い、進むべき道を天陽(心の声)から告げられる。

その後、なつは、雪月にて、雪ノ助から天陽が描いた牛が放牧された十勝の風景に一人の少女が立つ雪月の包装紙を見て涙した。

その夜、なつは坂場から一緒に手掛けたいと言われているアメリカ西部の開拓者の家族を描いた『大草原の小さな家』という物語を優に読み聞かせた。朝、起きた優がなつに「きのうお話しを見たい」という言葉を聞いて決意する。

東京に戻ったなつは夫・一久とマコプロダクションで『大草原の小さな家』を描くため、東洋動画の山川に退職願を提出した。

【第24週】なつよ、未来をこの手に

昭和四十九年(1974年)。なつはテレビ班の仲間や山川、仲たちから惜しまれつつも暖かく東洋動画を退社し、マコプロダクションにて『大草原の少女ソラ』の作画監督として働き始めた。

製作を開始するにあたり、坂場の提案で、なつは坂場と優、麻子や神地、下山、桃代(伊原六花)と共に作品の舞台となる北海道を訪れた。

なつたちが雪月でとよの思い出話を聞いている時、突然、亜矢美が現れた。亜矢美は姿を消してから七年の間、全国を巡って、はやらない店を見つけては謳って踊りお金を稼いでいたという。そして、もうひと稼ぎしたら、新宿に戻り返り咲いてみせる…という咲太郎への伝言を東京に戻るなつに託し、亜矢美は雪月で働くことになった。

東京に戻り、『大草原の少女ソラ』の製作が始まった。作画作業は連日連夜、ほぼ休みなく続いた。そして、ついに『大草原の少女ソラ』の放送が始まるが、視聴率は振るわず、伸び悩んだ。

ひと月がたち、打ち切りも囁かれる頃、視聴者から「子どもにこういうものを見せたかった」といった手紙の束が届き、なつたちは士気をあげて製作をしていった。

そんなある日、ソラのファンだという一人の女の子が、マコプロダクションを訪ねてきた。少女は「杉山千夏」と名乗り、使用済みのセル画を貰うと嬉しそうに駆け出して行った。その名を聞いたなつは女の子を追いかけ、物陰から現れた母親に呼びかけた「千遥!」と…。

【第25週】なつよ、千遥よ、咲太郎よ

母親は千遥だった。娘にはなつのことは話していないとそそくさと帰ろうとする千遥。なつがいまどこにいるのか教えて欲しいと懇願すると、神楽坂で「杉の子」という料理屋をやっているから来てほしいと言って帰っていった。

数日後、なつは咲太郎や光子、信哉(工藤阿須加)らと杉の子を訪れた。千遥との関係を伏せつつ板前の問いかけに応えながら料理を食べる一同。料理は進み、最後に咲太郎の頼みで千遥が天丼を作った。咲太郎は涙を流しながら食べた。なつの目からも涙があふれた。――なつの記憶がよみがえり、天丼を作ったのは父ではなく母だったとわかる。

相変わらず『大草原の少女ソラ』の製作に追われる日々の中、マコプロダクションで働くなつのもとに、千遥が千夏を連れてやってきた。

千遥は他の女性と暮らしている夫と離婚を考えていて、義父に見込まれて店を任されるまでになったが、義父は一年ほど前に亡くなり、別れれば店を続けられなくなる。さらに、義母が千夏を引き取りたがっているという。――なつは自分ができることがあれば力になると告げた。

数日後、なつと咲太郎は杉の子を訪ねた。店には、千遥と置屋の女将・光山なほ子(原日出子)が待っていた。そこへ、千遥の義母と夫が入ってきた。なつは千遥から千夏だけは奪わないでほしいと言った。義母は千遥が過去を隠していたことをとがめたが、最後には離婚を認め、慰謝料として千遥に店を譲るといった。
義母と夫、なほ子が帰った店に剛男が入ってきた。なつからの電話で千遥の話を聞き、心配してやってきたのだ。

なつの家で一晩を過ごした剛男は、なつがほとんど寝ないで働いていること。優が来年から小学校に上がるため、放課後の優をどうするかなつが思慮していることを知る。十勝に戻った剛男からいきさつを聞いた泰樹は、富士子になつを助けてやれと告げる。こうして、昭和五十年(1975年)富士子が東京にやって来た。

【第26週(最終週)】なつよ、天晴れ十勝晴れ

四月。優の小学校の入学式を終え、仕事に明け暮れるなつ。そんななつを富士子は心配するが、なつには泰樹のような開拓者たちに、恥ずかしくない作品を届けたいという強い意志があった。

なつの想いは泰樹にも確かに届いていた。泰樹は『大草原の少女ソラ』のワンシーンを見て、苦しい開拓時代を思い出していたのだ。

困難を乗り越えて、『大草原の少女ソラ』は最終回を迎えた。そして、役目を終えた富士子は十勝に帰っていった。

夏休み。なつと坂場、優、千遥、千夏は、柴田家に帰ってきた。老いた泰樹は、千遥を抱きしめ嗚咽した。なつと千遥は、泰樹の深い愛情に感動し涙する。

翌日、雪月に挨拶にいって戻ってきたその夜は嵐となった。夜明けに落雷の音で目覚めた泰樹は、電気がつかないことに気づく。

電気がなければバケットミルカ―(電動搾乳機)が使えないと動揺する照男。乳を搾らなければ牛は乳房炎になってしまう。

「手で搾るんじゃ!」という泰樹の号令で皆が集まり必至に搾乳をした。そして、なんとかすべての牛の乳を搾り全頭が助かった。泰樹は照男(清原翔)に労ったが、照男は自分の不甲斐なさに涙した。

嵐が去った翌日、なつは泰樹に連れられ天陽の畑に行く。そこで、山田家の人たちを手伝ってジャガイモを掘り起こしながら泰樹がなつに言う、「わしが死んでも、悲しむ必要はない」自分の魂はなつの中に生きていると…。

ラストシーン――なつと坂場と優は、果てしない台地と夏空が広がる大草原の丘の上に立ち思いを馳せる。そして、なつたちは未来へと向かって自分たちの道(開拓)を始めることを決意し歩みはじめた…(完)。