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2019年7月6日

『なつぞら』第14週(79話~84話)のネタバレ感想【なつよ、十勝さ戻って来い】

2019年7月1日から放送されたドラマ『なつぞら』第14週「なつよ、十勝さ戻って来い」のネタバレを含む79話~84話のあらすじと感想を、放送後に詳しくお伝えしています。

第14週では、北海道に千遥(清原果耶)がやってくる!
急ぎ十勝に向かうなつと咲太郎。千遥と再会できるのでしょうか?

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この記事には、『なつぞら』第14週(79話~84話)のネタバレが含まれています。まだご覧になっていない方は、「U-NEXT」で過去の放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

『なつぞら』第14週のあらすじネタバレ

第79話:北海道に千遥がやってきた!

昭和34(1959)年 5月。
東洋動画入社からおよそ3年。奥原なつ(広瀬すず)は、めきめきと作画の腕前を上げていました。

そんなある日、下山克己(川島 明)から、大沢麻子(貫地谷しほり)や坂場一久(中川大志)とともに別室に呼び出されます。
そこには仲 努(井浦 新)と井戸原 昇(小手伸也)もいて、3人に次の短編映画の企画・原画を任せたいという話が出ました。そして監修には下山が付くことに。
この大役に目を輝かせるなつたち。

さっそく3人で方向性を決めるべく、話し合います。
けれど坂場は、何のアイデアも持たないまま議論しても時間の無駄だとし、それぞれ素案を練ってから話し合おうと提案すると、なつや麻子の返事を待たないまま、そそくさとその場を去って行ってしまいます。
そんな一方的に話を進めてしまう坂場の態度に、不信感を募らせる麻子でした。

一方その頃。
柴田牧場になつの妹・千遥(清原果耶)がやってきます。
千遥はなかなか牧場の人々に声か掛けられず、物陰から様子を窺っていました。

そんな千遥の姿に気付いた砂良(北乃きい)や照男(清原 翔)が声をかけます。
すると、妊娠してお腹の大きくなった砂良の姿を見て「お姉ちゃん…?」と呼びかける千遥。
この言葉に、以前なつから手紙で千遥のことを聞いていた富士子(松嶋菜々子)は「もしかして千遥ちゃん?」と尋ね返しました。これにおずおずと頷く千遥。
富士子たちは千遥が来てくれたことを喜び、家に招き入れました。

そして、なつが東京にいること、漫画映画を作っていることなど、なつの近況を千遥に伝えます。
じつは千遥も、今は東京に住んでいるという。けれど、それ以上のことは話したがらず、その上「ここに来たのはお姉ちゃんの無事を確かめに来ただけ。できれば会いたくない」と言うのです。
これに疑問を抱く富士子。なつがいかに千遥に会いたがっているか、なぜそんなことを言うのか、と千遥に言い募ります。

そこへやってきた泰樹(草刈正雄)は「人それぞれ事情があるんだ」と富士子を制すと、千遥に「ここはなつの家だから、その妹である千遥の家でもある。気兼ねせずくつろいでくれ」と歓迎の言葉を掛けたのでした。

千遥からは、なつには伝えないでほしいと言われたものの、それでも知らせないわけにはいかないと思った富士子は、急ぎ、なつの職場へ電話を入れました。

第80話:千遥の声

突然の千遥が来たという連絡に驚くなつ。
なつは「今すぐ北海道に帰るから、千遥を引き止めておいて」と富士子に頼みます。
そしてなつは、すぐに風車へ電話すると、岸川亜矢美(山口智子)に咲太郎(岡田将生)にも伝えてほしいとお願いしました。

電話の後、職場に戻るや否や下山に早退と数日の休暇を願い出るなつ。
以前、なつから千遥のことを話に聞いていた下山は二つ返事で快諾し、麻子も「短編映画のことならどこでも考えられるから、気兼ねせず行ってきなさい」と背中を押してくれました。

急ぎ自宅に戻ると、程なくして咲太郎も帰ってきました。
今すぐ北海道に帰るぞと意気込むも、千遥に「会いたくない」と言われたことを気にするなつ。とりあえず千遥と話をしてみようと電話を掛けることに。

その頃、柴田家では。
連絡を受けた剛男(藤木直人)もまた仕事を早退して、急ぎ帰宅しました。
すると、千遥が今まさに柴田家を出ようとしていました。それを富士子が引き止めます。そして、なつに千遥のことを伝えたと明かし、千遥に会いたがっているなつが帰ってくるまでは居てもらえないかと頼み込みました。
これに戸惑いをみせる千遥。
その時、なつから電話が掛かってきて、電話に出た泰樹は受話器を千遥に渡しました。

13年振りに電話越しに聞く千遥の声。
なつは「声がすっかり大人になったね」と涙を流しながら感慨に耽ります。
そして千遥の声が聞きたくて、堪らず受話器を取り上げる咲太郎。咲太郎は、千遥に苦労かけてしまったことを何度も謝り、今すぐ会いに行くと繰り返すと、不意に電話を切られてしまいます。

気が動転した千遥が、思わず受話器を置いてしまったのでした。
千遥がなつたちと一緒に過ごしていたのは5歳までの短い間。そのため当時の記憶がほとんど残っていなかった千遥でしたが、声を聞いた途端、不思議と「お姉ちゃんとお兄ちゃんだ」という実感が沸きあがり当時の記憶が鮮明に蘇ったという。これに戸惑って電話を切ってしまった千遥。
様々な感情が渦巻く中、突然切ってしまったことを申し訳なく思った千遥は、富士子に「またこちらから掛けてもいいでしょうか」と願い出ます。

ふたたび掛かってきた電話に飛びつくなつ。
「今すぐ北海道に行くから待っていてね。どうしても千遥に会いたいから」と言い聞かせます。これに「私も会いたい」と涙を流しながら答える千遥でした。

第81話:写真は嫌

なつと咲太郎は、千遥と電話したその日の夜行で北海道へと向かいました。
十勝の柴田家に到着するのは二日後の予定。

その頃、柴田家では、千遥を歓迎して豪勢な夕飯が振舞われていました。
泰樹は早くも「千遥」と呼び捨てで呼び、牛の世話を一緒にするかと誘うなど、家族の一員として認めた態度をみせます。これに「”あれ”とか”おい”だの、いまだに名前で呼ばれたことがない」と冗談交じりでやっかむ剛男。
そんな和気藹々とした柴田家の食事に千遥は微笑みます。

そんな食事中、千遥の身上を心配する剛男や富士子に、千遥はこれまでのことを話しました。

6歳のときにおばの家から家出し、その後間もなくして置屋(芸者を抱えている家)の人に拾われたこと。そこで今はお酌と呼ばれる見習いをしていること。
そして、優しく頼もしい女将さんやお姐さんたちに囲まれながら、何不自由なく育てられ、今は幸せに暮らしているとのこと。

これを聞いてほっと一安心する富士子たちでした。

翌朝、早起きして牛の世話をすることにした千遥。
なつが着ていた服を借りました。その姿は、おさげ髪のなつの姿を彷彿とさせるもので、懐かしく感じた泰樹たちは顔を綻ばせます。
そして、乳搾りの指導をしながら、はじめて乳絞りをした幼きなつの姿を千遥に重ねる泰樹でした。

そこへ、一年前より帯広の放送局に着任した佐々岡信哉(工藤阿須加)が、カメラを携えてやってきました。
乳絞りの光景を写真に撮る信哉。
すると、カメラのフラッシュに肩をびくりと震わせた千遥が、顔を強張らせながらゆっくりと振り返りました。

信哉は驚かせてしまったことを詫びて、「昔一緒にいた『信さん』だ」と自己紹介します。
これに「なんとなく覚えている」と返す千遥。久しぶりの再会を喜びますが、信哉のカメラに視線を向けると、固い表情で「その写真、誰にも見せないでください」と頼みました。そして「写真は嫌い…」とも。

その様子を怪訝に思うも、勝手に撮ってしまったことを謝り、写真は撮らないと約束する信哉でした。

第82話:消えた千遥

帯広の雪月に寄ったなつと咲太郎。
そこから雪之助(安田 顕)の車に乗せてもらい、柴田家へと向かいました。

およそ3年ぶりの帰省で、再会を懐かしむなつや富士子たち。
泰樹たちとは初対面となる咲太郎は自己紹介しました。

そして再会の余韻もそこそこに、千遥のことを気にするなつ。
そこで泰樹たちは顔を曇らせました。
というのも、牛飼いの作業をしていた千遥が知らぬ間に姿を消してしまったのです。

その後、なつも外に探しに出るも一向に見つかりませんでした。

千遥に会えず塞ぎ込むなつと咲太郎。
本来であれば賑やかになるはずの朝食が、まるでお通夜のようになってしまいます。

そこに信哉もやってきました。
信哉は、せめて千遥の姿だけでもと、昨日撮った写真をなつと咲太郎に見せてくれました。
これを食い入るように見つめるなつと咲太郎。

信哉は写真を撮ってしまったことが千遥を傷つけたのではないかとか、富士子は何か不手際があって機嫌を悪くさせてしまったのではないかとか、咲太郎やなつは自分に会いたくなくて出て行ってしまったのではないかとか、それぞれに自分を責めていました。

そんな不安を晴らすべく、泰樹や砂良はなつに声をかけ、千遥が柴田家に来て、牛の世話などして本当に楽しそうにしていたこと、本当はなつに会いたがっているに違いないことを伝え、元気付けてくれました。

そして翌日。
千遥から、なつと咲太郎宛に手紙が届きました。

第83話:千遥からの手紙

帯広から出された千遥の手紙を読み上げるなつ。
そこには、置屋でのこと、柴田家を訪れたいきさつ、勝手に抜け出してしまった理由などが書かれていました。

とよおばさんの家での生活が辛くて家出した千遥。
家出の際に、咲太郎からの手紙を持ち出します。けれど字がほとんど読めなかった千遥は、住所も読めず、とりあえず元々暮らしていた場所・東京へ向かおうと線路を辿ることに。

その道すがら、千遥は復員兵に拾われ、東京にある置屋の女将・光山なほ子(原日出子)に売られました。
そしてなほ子の養女となった千遥。姓も奥原から光山に。
以降、千遥はなほ子に芸事を教わりながら大事に育てられました。

そうして18歳になったある日、なほ子から縁談が持ちかけられます。
お相手はとても立派な家柄の人。

そこで一通の手紙を差し出すなほ子。
それは、千遥が家出した際に持っていた咲太郎からの手紙でした。
なほ子は、この手紙を見せることが果たして千遥の幸せに繋がるのか、また、元の家族へと千遥が戻ってしまうのではないかと不安で、今まで見せられなかったのだという。
それが今、なぜ千遥に見せたのかというと、結婚したら元の家族との縁は完全に断ち切らねばならないため。なぜなら、戦災孤児という過去が知られてしまったら結婚が破談になってしまうから。
そう伝えた上で、千遥には自分が望む幸せを掴んでほしいと願うなほ子は、千遥自身に判断を委ねるべく手紙を差し出したのでした。

しかし千遥は躊躇うことなく「幸せにしてくれた母のために結婚したい」と答えます。
ただ、北海道にいるという姉・なつのことが気掛かりで、結婚前に様子を見に行きたいと願い出たのでした。
もし、なつが不幸な身であったとしたなら、結婚を蹴ってでも助け出さなければという覚悟を抱いて。
けれど実際のなつは、柴田家でとても幸せに暮らしていたと知ることができた千遥。
これで安心して嫁げると胸を撫で下ろすと同時に、なつや咲太郎との永遠の別れを決意します。
そのため、なつや咲太郎と会って別れ難くなってしまわないうちに、柴田家を出ることにしたのでした。

手紙の最後には、そのお詫びと、お世話になった柴田家への感謝、そして別れの言葉で締めくくられ、幼き頃のなつと咲太郎が笑いあっているイラストが添えられていました。

この手紙になつや咲太郎、柴田家の人々は、ただただ涙したのでした。

第84話:寂しくてたまらない…

なつは天陽に会いに行くことに。

なつは、いつものように「天陽くーん!」と呼びかけようとしますが、そこに天陽のお嫁さん・靖枝(大原櫻子)がきて、胸がざわめき、声をかけるタイミングを逸してしまいます。
そこへ、なつの姿に気付いた天陽が声をかけてくれて、靖枝のことも紹介してくれました。

そして、山田家の食卓に招かれるなつ。
再会を喜ぶ正治(戸次重幸)とタミ(小林綾子)。なつは、千遥とのことや東京での仕事のことなど近況報告をしました。

食事の後、天陽と二人で話をするなつ。
天陽は、靖枝との馴れ初めを話してくれました。

演劇部にいた門倉努(板橋駿谷)となつのクラスメイトだった居村良子(富田望生)が、卒業後に青年演劇団を立ち上げ、天陽はその舞台背景作りを頼まれていました。
そこで同じく手伝いをしていた開拓農家の娘・靖枝と出会い、惹かれ合い、結婚に至ったのだという。
これを聞いて「よかったね、いい人がみつかって」と笑顔で祝福するなつでした。

けれど柴田家に戻ったなつは、泰樹の手伝いをしながら「わたし、寂しい。寂しくて…寂しくてたまらない」と涙を零します。
これに泰樹も「儂だって寂しいときがある」と零しながらも、「それでも耐えて生きなければならない。そんな辛さを乗り越えるためにも、支え合って生きていくんだ」と返します。そして「離れ離れでも支え合える。儂とお前は支え合っているだろう?」と。
これに元気付けられるなつでした。

その後の夕飯。
夕見子(福地桃子)も帰省し、いつもの威勢のいい夕見子節に、一気に華やぐ柴田家の食卓でした。

『なつぞら』第14週のネタバレ感想

40代女性

ドラマ大好きうさうさ

やっと千遥と再会できる…!と思いきや、まさかの会えずじまいで、ちょっと拍子抜け。
千遥は影のあるキャラだったから、置屋でも不遇な人生を送っていたのでは…?と勘ぐってしまいましたが、千遥の育てのお母さんも、富士子や亜矢美と同じように、千遥自身の幸せを心から願ってくれるとっても良い人で。良い意味で予想がハズれてくれました。
ただ、これで千遥編が終わってしまうのは、若干消化不良。
数年先でもいいから、いつかまた登場して、なつや咲太郎と笑顔で再会できる日がくるといいな…!
そして千遥もめちゃくちゃ絵が上手くてびっくり!
奥原DNAがほんと羨ましい~。

とうとう結婚した天陽。なつと同じように切ない気持ちになってしまったけど、なつを吹っ切って靖枝と恋愛結婚して(てっきり天陽はお見合い結婚するのかと…)、幸せそうな姿が見られてよかったです!天陽にはちゃんと幸せになってほしかったから。

一方、上京のときには、夢へと期待を膨らませていたせいか、天陽との別れではわりと淡白だったなつ。それが今回、結婚した天陽の姿を見て、胸をざわつかせたり、「寂しくてたまらない」と嘆いてみたり。そんな、切ない恋に心を砕いて、めずらしく弱さを見せたなつに、むしろヒロインとしての魅力をより一層感じました。

千遥や天陽の結婚で、恋愛に疎かったなつも、これからは結婚を意識していくことになるのかな。
今後の、坂場との初々しい恋の芽生えに注目したいです!

第14週で最も話題になった出来事

千遥の登場に湧いた1週間

14週は、奥原千遥→光山千遥(清原果耶)の登場に湧いた1週間でしたね。

北海道の人達も全員集合(夕見子も来た!)で、待ちに待った感じでした。やっぱり北海道・十勝での『なつぞら』は最高!

千遥の謎・闇、兄弟のすれ違い、千遥からの最初で最後の手紙に泣けましたね。父から圧倒的画力を継承する奥原DNAは千遥にも受け継がれてました。

絵と言えば、天陽くんとの再会もありましたね…
まあ、「天陽はどうでもいい」かな?

『なつぞら』第15週のあらすじ

公式サイトが発表している『なつぞら』第15週のネタバレStory(あらすじ)は以下の通りです。

天陽(吉沢亮)との決定的な別れを痛感したなつ(広瀬すず)の帰省は、終わろうとしていた。そんな中、北海道大学に通う夕見子(福地桃子)が帰省してくる。夕見子のハッキリとした物言いに富士子(松嶋菜々子)たちが振り回される姿を見て、なつはどこか懐かしさを感じる。出社後、十勝でヒントを得た企画が正式に採用され、なつが初めて原画を務める漫画映画の制作が動き出す。坂場(中川大志)の自分勝手な進め方に麻子(貫地谷しほり)や下山(川島明)は反発するが、なぜかなつは彼の情熱に心を動かされていく。一方、兄・咲太郎(岡田将生)はテレビ時代の到来を見越して、洋画にアテレコする声優たちの会社を立ち上げようとしていた。

出典:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/story/15/