ドラマル

『なつぞら』第11週(61話~66話)のネタバレ感想【なつよ、アニメーターは君だ】

2019年6月10日から放送されたドラマ『なつぞら』第11週「なつよ、アニメーターは君だ」のネタバレを含む61話~66話のあらすじと感想を、放送後に詳しくお伝えしています。

第11週では、照男兄ちゃんが砂良(北乃きい)を連れて新婚旅行でなつの元を訪れる。
そして、なつはアニメーターになるため、三度目となる試験に挑戦し…。

関連記事

『なつぞら』ネタバレ!1話から最終回までのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ

見逃し配信をチェック

この記事には、『なつぞら』第11週(61話~66話)のネタバレが含まれています。まだご覧になっていない方は、「U-NEXT」で過去の放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

スポンサーリンク

『なつぞら』第11週のあらすじネタバレ

第61話:照男兄ちゃんの新婚旅行

昭和32(1957)年 春。
『白蛇姫』の製作は、遅れていた作画の作業がようやく終わり、あとは仕上げを残すのみとなりました。

仕上げ課では急ピッチで作業が進められ、連日残業が続きます。
そんな中、作業を終えた作画課の人たちも応援に駆けつけてくれました。

そうしてやっと最後の一枚が完成し、奥原なつ(広瀬すず)たちもようやく肩の荷を降ろします。
動画総枚数は65,298枚。

漫画製作は以下のような流れで、

原画→動画→彩色、背景→撮影→編集→録音→完成!

仕上げの後は、セル画と背景を合わせる「撮影」を行います。

ひと段落して、やっと早めに帰宅できたなつ。
その日は、新婚旅行で東京観光に来ていた柴田照男(清原 翔)と砂良(北乃きい)が風車を訪れていました。

照男と砂良は土産にと、山田天陽(吉沢 亮)から預かったというじゃがいもと、弥市郎(中原丈雄)から預かった木彫りの熊、そして泰樹(草刈正雄)と一緒に作ったバターを持ってきました。
バターは、泰樹のアイデアで「これを砂良も一緒に作ったと言って渡せば、バター作りの夢を継いでもらえたと、なつも安心するだろう」という配慮からでした。

その後、咲太郎(岡田将生)も帰宅し、東京のお兄ちゃんと北海道のお兄ちゃんの対面も果たしました。

皆が揃ったところで、おでんや、土産もので作ったじゃがバターに舌鼓を打ち、久しぶりの再会に、話に花を咲かせました。

食後は、なつの部屋に行って、亜矢美のたくさんの衣装に驚いたり、なつが練習で描きまくったものを見てその熱意に感心したりしました。

そして帰り際、なつは柴田家のみんなのために買った手袋(お手製のイラストつき)を砂良に渡し、託すと、あらためて「幸せになってね!」と照男との結婚を祝福したのでした。

第62話:はじめての新劇観賞

咲太郎の劇団『赤い星座』の新劇『人形の家』が、公演の日を迎えました。

小畑雪次郎(山田裕貴)と一緒に見に行ったなつは、はじめて見る本物の舞台にいたく感動し、夢中になって見入ったのでした。

観賞後、咲太郎が主演女優の亀山蘭子(鈴木杏樹)に、なつと雪次郎を紹介してくれました。
なつと雪次郎は、興奮冷めやらぬ様子で、蘭子の芝居を褒め称えます。
蘭子はそれを有り難く受け取ると、なつたちに職業は何をしているのか尋ねました。
なつはアニメーターを目指していて「今回の演劇を観た経験が仕事に生かせるといいな」と言い添え、雪次郎は菓子職人見習いだと告げました。
すると、演劇が大好きで熱く語っていた雪次郎に、蘭子は「よく芝居を諦められたわね」と何気なく零しました。そして、楽屋へと戻って行った蘭子。
それをなつたちは立ち上がって見送るも、雪次郎だけは、蘭子の言葉に衝撃を受けたのか、座ったまま目を見開き、じっと固まっていました。

その夜、雪次郎も風車に立ち寄って食事をすることに。
話題は昼間に観た『人形の家』の話題でもちきりで、ここでもまた演劇に詳しい雪次郎が、熱く語り出したのでした。

蘭子の芝居に感化されたなつもまた、その夜、無性に『白蛇姫』のワンシーンを描きたくなりました。そして、動画の線をきれいに描くクリーンナップの練習にも励みました。

そんななか、仕上げ課では『白蛇姫』のセル画作成が終わり、ヒマを持て余すように。
そこで石井富子(梅舟惟永)は、トレース担当を増やすべく彩色担当を集めて講習を行いました。
トレースは、作画をセル画に線を書き写す作業で、一定の訓練を要する職人技ともいえるもの。

講習の中で、試しにと、なつは実演を名乗り出ました。
「A」という文字と簡単な魚の絵が書いてあるだけの作画。これを10枚のセル画に書き写していきます。
その10枚を重ねたとき、線が重なるのが理想なのですが、なつがトレースしたものは線がズレて太い線のように見えてしまう惨めな出来でした。

第63話:千遥にも会いたい

石井は、なつのトレースを熟練者のものと比べるとズレが大きいとしつつも、じつはこの「ズレ」も大事なのだと説明しました。このズレがアニメーションのゆらぎとなり、それがまるで生きているような息遣いにも感じられる、と。
実際、熟練者が描いたものにもズレが多少ありました。
そうして絵に命が込められる、これも大事なトレースの技術なのだと説く石井でした。

ある日、久しぶりに川村屋を訪れるなつ。
川村屋では白黒テレビが導入され、さらに客で賑わっていました。

するとそこへ、佐々岡信哉(工藤阿須加)もやってきます。
今から、はじめて信哉が取材したものがテレビニュースで流れるという。なつとマダムこと前島光子(比嘉愛未)は、さっそく共にニュースを見ることに。

内容は「都会の迷子たち」というテーマで、上野駅で迷子の保護をしている警察を密着取材したものでした。その中で、迷子となった少年が、迎えに来た母に抱かれて大泣きするシーンが紹介されていました。
これを観て、小さい頃、同じように「お母さんに会いたい!」と言って泣いていた千遥のことを思い出すなつ。
そして再び、なつの胸に、千遥に会いたいという気持ちが湧き上がります。
そこで、取材のため警察官とも顔なじみになったという信哉へ、千遥を探してほしいと頼み込みました。
しかし信哉は、そっとしておけという咲太郎の気持ちも知っているだけに難色を示します。するとなつは、咲太郎については自分が説得しておくと、信哉に約束しました。

帰宅後、なつは咲太郎に千遥探しのことを話しました。
千遥の今の幸せを壊すつもりはない、ただ遠くから見るだけでもいいから、千遥に会ってみたい、と。
すると咲太郎は、孤児院にいた頃、千遥を引き取った親戚・川谷とし(なつの母のいとこ)から届いた最後の手紙をなつに渡しました。
この手紙の後は何の音沙汰もなかったため、咲太郎も手紙の住所を見に行ったことがあるという。しかし、もう既に引越しの後で、その後について近所の人に聞いても誰も知る人がおらず、結局消息が掴めなかったのだという。
咲太郎もじつは千遥に会うために色々探っていたのだと知るなつ。
なつは、その後を継いで、信哉とともに探すことを決意します。
そんななつに、咲太郎は「無理はするなよ」と念を押したのでした。

第64話:迫真のアフレコ

公開を間近に控えた『白蛇姫』は、アフレコ作業を残すのみとなり、その間なつは、トレースの練習に励んでいました。

そして自宅で描いていた大量の動画を、仲に見てもらうようお願いしました。
すると仲は、はじめてなつの才能を見出した大沢麻子(貫地谷しほり)にまずは見て欲しいと、麻子に託します。

そうしてようやく迎えたアフレコ収録の日。
当初は、プレスコ(アニメーションを作る前にセリフや音楽を録音すること)を担当した映画スターにアフレコをお願いしたものの、声だけの出演に渋り、降りてしまいました。そこで新たに二人選出すべく、一人は、『人形の家』を気に入った演出の露木重彦(木下ほうか)が亀山蘭子を選出しました。もう一人は、活動弁士の大御所・豊富遊声(山寺宏一)。
蘭子が白蛇姫と小青(シャオチン)の二人を演じ、残りは全て豊富が演じます。

蘭子は一人二役に戸惑いをみせ、アフレコでも、とくに侍女の小青の役作りに苦戦し、何度も露木からダメ出しを受けてしまいます。
一方、圧巻の演技をみせる大ベテランの豊富。

休憩中、蘭子はぐったり疲れた様子を見せます。それを優しく励ます、付き人の咲太郎。

その後、なつも、仲に頼んで収録の様子を見学にやってきました。

収録が再開されると、蘭子と豊富によって声が吹き込まれて迫力が増した物語に、なつは心を震わせ、目に涙を浮かべます。
そして、なつが描いた動画が採用されたシーン(法海に敗れ、白娘がキッと睨め上げながら泣き崩れるシーン)を見て、さらに感動するなつでした。

収録の後、仲はなつに、次回作が決まったことを明かして、なつの両肩を掴みながら「また動画のテストを受けてみないか?」と詰め寄るように勧めました。

第65話:三度目の正直

風車へ帰宅したなつは、(9月の入社試験も含めると)三度目となるアニメーター試験への挑戦を明かし、意気込みをみせました。
そんななつにエールを送る咲太郎たち。

咲太郎は、昼にみたアフレコの余韻に浸りながら、俳優業のさらなる可能性を感じていました。

そこへ、煙 カスミ(戸田恵子)と土間レミ子(藤本沙紀)が食事にやってきます。
改まった様子で、咲太郎にお願いがあるのだけど、と切り出すレミ子。
新劇『人形の家』に感動したレミ子は、『赤い星座』に入団したいというのです。ただ、年齢的に今からじゃキツいかと心配するレミ子。
咲太郎は「25歳なら遅いことはないだろう」と返し、さらには「漫画映画ならなおさら問題ないし、レミ子だって絶世の美女を演じられる」と広がる可能性に目を輝かせました。

数日後、アニメーターの社内審査試験の日を迎えます。
今回は二人の少年がキャッチボールをしている原画で、その間を5枚以上の動画で描くというものでした。
なつはそこで50枚もの動画を仕上げます。

そうして出された試験結果は…ついに合格!
日々のクリンナップ練習が功を奏し、さらには、以前練習で描いたものを麻子が見て評価していたことも決定打となりました。

なつは、一番に麻子のもとへ、挨拶も兼ねて感謝を伝えに行きました。
麻子はそっけないながらも「頑張りなさい」と激励してくれました。

そして、北海道の泰樹へ「開拓者への第一歩」を踏み出せたことを手紙で報告し、川村屋にも合格の報告に行きました。
咲太郎も借金の返済で同行します。そしてようやく今回で、全額返済となりました。

このとき川村屋のテレビには、子供向けのテレビ映画「名犬チンチンリー」が映し出されており、子供たちが噛り付くようにして見入っていました。
海外映画というのに、テレビからは日本語の声が流れていることに疑問の声を上げる咲太郎。マダムが「日本人が吹き替えしているからよ。字幕より見やすいからね」と説明します。

ここでもまた、声を当てる役者の可能性を感じる咲太郎でした。

第66話:なつ、ついにアニメーターに

昭和32(1957)年 夏。
晴れてアニメーターとなったなつは、意気揚々と作画課へ出社します。
なつの隣の席には、前回の試験で一緒だった三村 茜(渡辺麻友)がいました。

朝、作画課の一同が集められ、次回作のタイトル『わんぱく牛若丸』が発表されました。
ついては、この作品のキャラクターのイメージイラストを課内の皆から無記名で広く公募されることに。期限は盆休み明け。
なつたちは互いに闘志を燃やします。

その後、大杉 満(角野卓造)社長もお偉方を引き連れてやってきました。
7月に公開された『白蛇姫』が大ヒットしたことへの労いと、次回作への激励をする大杉社長。
しかし、その言葉の端々には偏見が垣間見え、スタッフたちは顔を強張らせながら愛想笑いをします。
なつも大杉社長の、女性は結婚したら辞めるのだろう的な発言にムッとしたのでした。

帰宅後、信哉から千遥の住所がわかったという話がありました。
千遥を引き取った川谷としの夫・幸一から、居所を突き止めたという。幸一は、戦争で片足を負傷したため農業ができなくなり、千葉の船橋へと引越したとのこと。

信哉は念のため、その住所へ赴き、それらしき女性を見かけたものの、千遥本人だという確信が持てなかったため、声が掛けられなかったという。
なつは、長年ずっと会いたいと思っていた千遥に会えると思うと、居ても立ってもいられず、すぐにでも向かおうとしますが、千遥が家にいる時でないと会えないだろうと、ここは逸る気持ちを抑えて、お盆の8月15日に会いに行くことにしました。

そして8月15日。
咲太郎と共に、信哉から聞いた住所の場所「栄春荘」へとやってきました。
そこは古めかしいアパートで、1階の部屋から、杖を突いて片足を引き摺りながら歩く初老の男性と、それを支えるようにして若い女性が出てきました。

その姿をみて、思わず「千遥…?」と声をかけてしまうなつでした。

スポンサーリンク

『なつぞら』第11週のネタバレ感想

40代女性

ドラマ大好きうさうさ

『白蛇姫』のアフレコシーン、圧巻でした…!
心優しい青年の許仙の声と、野太く荒々しいオヤジの法海の声との一人二役を、瞬時に切り替える山寺宏一さんの迫真の演技に、鳥肌が立ちました!その演じている姿が見られて嬉しかったです。
できることなら『白蛇姫』をノーカットで、声当てしてる山寺さんや鈴木杏樹さんの姿を見ながらアニメーション映像を見てみたい!と思ってしまいました。

そして、とうとうアニメーターになれた、なつ。
これまでの試験では天陽と気持ちがリンクしてましたが、最後の試験では、懐中時計をくれた泰樹と心がリンクしていましたね。
泰樹と心が通じ合う演出もよかった!

それにしても仲のなっちゃん推しはすごいですね~。
いつでもなつのことを優しく見守ってくれて、周囲へは精力的になつを売り込み、そしてなつの才能を情熱的に語っているときの熱量が半端ない!
なつの才能にすっかり惚れ込んだ仲さん。人としてもなっちゃんに惚れているんじゃ…?どきどき。

来週からアニメーターとして本格始動するなつ。どんな活躍を見せてくれるのか楽しみです!

第11週で最も話題になった出来事

山寺宏一の迫真アフレコに感動!

山寺宏一と鈴木杏樹のコラボ『白蛇姫』 のアフレコが圧巻でしたね。

山寺宏一さん演じる豊富遊声の凄さはもちろん、鈴木杏樹さん演じる亀山蘭子も劇団「赤い星座」看板女優という名に恥じぬ名演でした。

また、豊富遊声が許仙から法海へ瞬時に声を切り替えたシーンは、身体にゾクゾクして、本当に感動してしまいました。プロの声優さんって凄いですね。

『なつぞら』第12週のあらすじ

公式サイトが発表している『なつぞら』第12週のネタバレStory(あらすじ)は以下の通りです。

なつ(広瀬すず)と咲太郎(岡田将生)は、生き別れた妹・千遥がいるはずの住所を訪ねる。部屋から出てきた少女に息をのみ、やっとの思いで声をかけるも人違いだった。千遥の手がかりを一切失い、落胆するなつ。しかし咲太郎らから励ましを受け、なつは悲しみを忘れようとアニメ制作に集中する。ある日、東洋動画では仲(井浦新)や下山(川島明)らアニメーターが集まり、新作映画のキャラクター検討会を行っていた。あるキャラクター像をめぐって、なつと麻子(貫地谷しほり)の意見が激しくぶつかり、2人は闘志を燃やす。

出典:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/story/12/