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『なつぞら』第9週(49話~54話)のネタバレ感想【なつよ、夢をあきらめるな】

2019年5月27日から放送されたドラマ『なつぞら』第9週「なつよ、夢をあきらめるな」のネタバレを含む49話~54話のあらすじと感想を、放送後に詳しくお伝えしています。

第9週では、なつは憧れの東洋動画の入社試験を受けるものの不合格になってしまう。
自らの行く先を見失ったなつ!新たな一歩を踏み出すことは出来るのか?

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『なつぞら』第9週のあらすじネタバレ

第49話:いざ、東洋動画採用試験へ

東洋動画の臨時採用試験、当日。
時を同じくして、北海道の柴田泰樹(草刈正雄)は時計を見ながら奥原なつ(広瀬すず)の健闘を祈りました。

まずは筆記試験。
馬と柵の絵が描かれた一枚の紙が配られ、この絵のあと、馬が柵を飛び越える様子を6枚の絵にして描きなさい、というもの。
なつは、山田天陽(吉沢 亮)がノートに描いていた力強く動く馬の絵を思い浮かべながら、描きました。そうして出来上がったものは、なつ自身も納得のいく仕上がりとなり、たしかな手ごたえを感じます。

次に面接試験。
面接官は、社長の大杉 満(角野卓造)を含め3人。
大杉は、何かを思い出すように、なつの名前「奥原なつ」を何度か繰り返し呟きました。というのも以前、劇場の廊下で奥原咲太郎(岡田将生)とすれ違ったとき、咲太郎からしつこいほどの売込みを受けていたのです。
なつは、受験するに至ったきっかけとして、帯広で見た大杉も出演しているPR動画のことを話題に上げました。話していくうちに、つい興奮して、砕けた口調になってしまったなつ。はっとして口をつぐむも、大杉から「もういい、結構です」と言われてしまいます。
なんだか消化不良のまま面談を終えるなつでした。

試験を終えた後、なつは、マダムこと前島光子(比嘉愛未)をはじめ、川村屋の人々や、岸川亜矢美(山口智子)や咲太郎など、いろんな人から「どうだった?」と感触を聞かれました。
実技には自信があったものの、面談がいまひとつで言葉を濁すなつでした。

その頃、アニメーターの仲 努(井浦 新)や井戸原 昇(小手伸也)が筆記試験の採点にあたっていました。
仲は、なつの高く跳び上がって柵を越える馬の絵を見て、唸ります。絵自体は未熟なものの、その生き生きとした動きに可能性を感じたのです。
仲が井戸原にもなつの絵をみせると、井戸原も高評価を下しました。そこで付けられた点数は、75点。50点台の受験者が多い中で大健闘の点数でした。

そうして一ヵ月後、採用試験の結果がなつの元へ届きます。
息を飲んで開封するなつ。

そこに書かれていたのは…「不採用」でした。

第50話:なつよ、元気出せ

採用試験から一ヶ月が経ち、柴田家ではその結果をしきりに気にしていましたが、なつは報告の手紙を書けないでいました。

マダムに不合格の報告をすると、マダムから「これから先どうするの?」と聞かれました。
聞かれてはじめて、落ちた時のことを考えていなかったと気付くなつ。その場では、はっきりとした答えが出せませんでした。けれど、夢を諦めたり、北海道に帰ることだけは考えられないと、断言します。
ならばと、マダムは「これからのことは、ここで働きながらゆっくり考えていけばいい」と言ってくれたのでした。

そうして今まで通り川村屋の仕事をしっかりこなしていくなつでしたが、傍から見ても元気の無い様子に、小畑雪次郎(山田裕貴)たちは心配します。

雪次郎はなつをなんとか元気付けられないかと、咲太郎に相談すべく、風車を訪れました。
そして雪次郎から結果を聞いた咲太郎は、さっそくなつの寮に顔を出します。

なつを励ます咲太郎。
それに対し、自信をすっかり無くしてしまったなつは「実力もなく、美大で学んだわけでもないのに、私にもできると言われて、すっかりその気になってしまった。バカみたい」と零しました。
これを聞いた咲太郎は、面接試験について尋ねました。面接官に大杉社長はいなかったか、何か聞かれなかったか?と。
これについて、大杉社長はいたものの、家族のことを聞かれ「戦災孤児か」と言われたことがトゲのように心に刺さっていたなつは、それを正直に言う気にもなれず「べつに…普通だよ」と答えるに留め、「きっと絵がダメだったんだ」と呟きました。

それを受けて咲太郎は、外で昼休み休憩している仲のもとに押し掛けました。
そして仲に「どうして、なつは落ちたんでしょうか?」と凄むように迫りました。

第51話:不合格の理由

「どうして、なつは落ちたのか?」と咲太郎に問い詰められるも、まさかなつが落ちるとは思っていなかった仲は戸惑います。
そして正直に「知らなかった」と答える仲。そんな仲に、咲太郎は「誘っておいてそれは無責任だろう」と肩を強く押してしまいます。仲は、その勢いで背後の噴水に倒れ込み、ずぶ濡れになってしまいました。

咲太郎はお詫びにと、仲を近くの喫茶店に連れて行きます。
仲は自分が採点を担当し、なつの絵に高得点を付けていたから落ちるとは思っていなかったと説明しました。だから、面談で何かあったのかもしれない、と。
そこで咲太郎は、大杉社長になつのことを「孤児院から北海道に渡り、苦労した子で…」と言って売り込んだことを思い出します。まさか、孤児院出だから落されたのでは?と勘ぐる咲太郎でした。

その頃、佐々岡信哉(工藤阿須加)が川村屋を訪れて、なつの様子を見に来ました。
なつを励ます信哉。

そこに仲と山田陽平(犬飼貴丈)もやってきて、なつが不合格になった理由を明かしました。
東洋動画スタジオの所長・山川(古屋隆太)によると、実技では問題なかったものの、大杉社長の鶴の一声で不採用が決まってしまったとのこと。なんでも、なつの売り込みにきた咲太郎が『赤い正座』に所属しているのだと聞いて、プロレタリア演劇の流れをくむ者の縁者を入れるわけにはいかないと判断されたのだという。
それを聞いたなつと信哉は、咲太郎が特定の政治思想をもって活動しているわけがないと否定するも、どうすることもできませんでした。
仲たちは、代わりにと、9月に募集がある仕上げ(セル画に色を塗ったりトレースする作業)の採用試験を受けてみてはどうかと、なつに勧めます。入社さえすれば、そこからアニメーター転向も考えられると。そして、それまでには誤解を解くように働きかけるとも。
なつはその提案を有り難く受け入れ、挑戦することにしました。

こうして夢への道がまた見えてきたことで、なつはようやく柴田家の皆へ、不合格の知らせと、9月の仕上げ採用試験に再チャレンジするという報告ができました。

ようやく前を向くことができたなつ。
そこにまた、とんでもない知らせが。

咲太郎が警察に捕まったというのです。

第52話:お兄ちゃんは自分のために生きて!

咲太郎が警察に捕まったという話を聞いて驚くなつ。
ただ正確には、サイドイッチマン(広告板を体に下げて歩く広告屋)をやっていたところを、交通の邪魔だと注意されただけだという。
とはいえ心配になったなつは、信哉と一緒に咲太郎の様子を見に行くことにしました。

劇場メランコリーの前で、凝りもせず、煙 カスミ(戸田恵子)のサンドイッチマンをしながらタップを踏む咲太郎の姿がありました。傍にはカスミの付き人である土間レミ子(藤本沙紀)の姿も。

なつは、咲太郎に声を掛け「何でこんなことをしてるの?」と問いました。
それに対し「川村屋の借金を返すため、ムーランルージュを復活させるためじゃないか」と答える咲太郎。するとなつは「それが本当にお兄ちゃんのやりたいこと?もしわたしや亜矢美さんのためにやっているのなら、やめてほしい。わたしのことは放っておいて!」と訴えました。子供の頃から、なつたちを支えるためにタップダンスで稼いでいた咲太郎、そんな兄に、もうこれからは、人のために何かやるのではなく、自分がやりたいことをやってほしい、となつは切に願っていたのでした。

翌朝、その願いをマダムに零しました。
そんななつにマダムは「誰かのために何かやってあげたい、その願いこそが自分の願いだという人もいる。咲ちゃんはそういう人なのよ」と、だから咲太郎の気持ちをわかってあげてと諭しました。

するとそこに、亜矢美が訪ねてきました。
亜矢美はマダムに、借金の返済として一万円の入った封筒を渡します。がしかし、マダムは亜矢美からは受け取れないと拒みますが、亜矢美は「わたしは母代わり。いくらマダムが咲太郎に恋をしてるといっても、借金は返さないと」と言って強引にマダムに受け取らせました。
この勘違いについてもマダムは全力で否定するも、亜矢美は全く取り合わず、なつに一枚の絵を渡しました。
それは、なつの父が手紙に描いた絵とそっくりな絵でした。これは咲太郎が、以前見たのを思い出しながら描いたもので、咲太郎自身もこの絵を支えにして生きてきたのだという。

亜矢美もまたマダムと同じように、咲太郎がどれだけなつを大事に想っているか、迷惑をかけてしまうことも多いけれど、彼なりに一生懸命生きてるのだと、それを分かって欲しいと訴えたのでした。

第53話:新たな一歩

咲太郎の気持ちを知ったなつは、風車を訪ね、咲太郎に厳しいことを言ってしまったことを謝りました。

すると咲太郎も、東洋動画に落ちたのは自分のせいだと頭を下げました。けれど、なつはそれを否定します。ただ自分の実力が足らなかっただけだと。そして、9月に再挑戦することも明かしました。

そんな力強く前を向くなつに対し、咲太郎は己の不甲斐なさを感じるとともに「俺は誰の役にも立てない…」と落ち込みます。けれどなつは「お兄ちゃんはそこに居るだけで力になる。この絵のように」と言って、父からの手紙を咲太郎に渡しました。
「わたしは子供の頃からこの絵に力をもらってきた。だから今度はお兄ちゃんの番」と。けれど咲太郎は「俺はなつが思い描く絵がみたい。なつの漫画映画が見られる日を楽しみに待っている」と、父の絵はそのままなつが持っておくように言い聞かせました。

そして迷いを消した咲太郎は、ふたたび元気にタップを踏みながらサンドイッチマンに励んだのでした。

9月。
東洋動画の仕上げ試験を受けるなつ。
今回の面談では面接官に大杉社長はおらず、見事合格しました。

なつはすぐさま柴田家にも報告し、喜びに沸いた柴田家は祝杯を上げます。そして、なつに祝福の電話をする夕見子(福地桃子)。泰樹と同様に照れ屋な夕見子の言葉はそっけないものでしたが、「入ったら負けるな!」という激励の言葉は、なつにとってこの上なく嬉しいものでした。

これから東洋動画で働くことになるなつは、川村屋での仕事を辞めると同時に寮からも出る必要があったため、風車に置いてもらえないかと亜矢美に相談しました。
これを聞いた亜矢美は、喜んで二つ返事で受け入れます。

咲太郎となつ、共に暮らせることになり、心躍らせる亜矢美でした。

第54話:風車へお引越し

風車へ引越しすることになり、半年間お世話になった川村屋に挨拶をするなつ。
マダムはじめ、杉本平助(陰山 泰)調理長など川村屋の皆から東洋動画合格を祝われ、激励を受けました。

引越し先の風車では、咲太郎が使っていた日当たりの良い部屋を譲りうけることに。
また、亜矢美が着ていた服も貰い受けました。
なつは恐縮しながらも、二人の厚意を有り難く頂くと、家賃はいくらかと尋ねました。そんなものはいらない、と返す亜矢美でしたが、それではなつの気が済まないとわかると、食事代諸々込みで1500円(初任給は5000円)でということにしました。

そうして風車へ引越した夜、なつの就職祝いが催されました。
なつが好きだったお父さんの天丼を再現すべく、咲太郎が腕を振るいます。

そこへ大きな花束を持った信哉がやってきました。
「これで昔の家族が揃ったな!」と喜ぶ咲太郎。なつが「千遥は?」と呟くと、「千遥はいいんだ」と答えます。親戚の家で幸せに暮らしているという千遥、その邪魔はしたくない、と。

さらに、偶然食事にとやってきたカスミやレミ子も合流します。
それぞれの仕事談議に花を咲かせつつ、なつの就職祝いは盛会となりました。

そしていよいよ初出勤の日。
髪も切り、亜矢美にコーディネートしてもらった服装で、気合も新たに出勤するなつでした。

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『なつぞら』第9週のネタバレ感想

40代女性

ドラマ大好きうさうさ

今週は、いつにも増してなつを想う咲太郎の想いが溢れ出ていました…!
溢れすぎて次々とトラブルを起こしてしまいますが、それすらも愛おしい。なつが「お兄ちゃんはそこに居るだけで力になる」と言ってましたが、まさにその通り!
兄のいない私は、ここまで妹のために一生懸命になってくれるお兄ちゃんを見て、ちょっと羨ましい気持ちにもなりました。

そして、咲太郎もめちゃくちゃ絵が上手でびっくり!
なつのお父さんも絵が上手で、しかも料理も上手だったという。奥原家はなんでも器用にこなせる家系なのかな。これもまた羨ましいです。
あれほど絵が上手いのなら、咲太郎もなつといっしょにアニメーターになっちゃえばいいのに!と思いましたが、咲太郎は絵よりもダンスや演劇のほうが好きなようですね。

そして、お兄ちゃんと一緒に暮らすという子供の頃からの夢も叶えられたなつ。ほんとによかった!
東京では亜矢美がお母さん代わりになってくれるのかな、なつのために見事なコーディネートをしてくれましたね。一気に垢抜けて、大人びたなっちゃんに!すごく素敵でした。

第9週で最も話題になった出来事

天丼の飯テロ!咲太郎よ天丼屋になれ!

第9週のラストを飾ったのは、天丼の飯テロでしたね。
放送後、「天丼が食べたい!」「昼はさっそく天丼にする!」と天丼への食を駆り立てられた人が殺到しました。

おでん店「風車」の締めで天丼を!
もしくは咲太郎は天丼屋になれば良いのに…。
そうすれば、あっという間に、ムーランルージュ再建資金を集め、川村屋への借金も返済できそう。

それにしても、本当に美味しそうな天丼でした。さすが朝ドラ『ひよっこ』や数々のドラマで料理監修しているプロ(西東京調理師専門学校副校長・フードコーディネーター住川啓子)が教えているだけありましたね。

『なつぞら』第10週のあらすじ

公式サイトが発表している『なつぞら』第10週のネタバレStory(あらすじ)は以下の通りです。

なつ(広瀬すず)はついに東洋動画に入社。仕上課でセル画に色を塗る仕事を与えられる。先輩の桃代(伊原六花)から手ほどきを受け作業を覚えていくが、緊張のあまりに手が震えてしまう。そんなある日、なつは仲(井浦新)から誘われ、憧れの作画課の部屋を訪れる。下山(川島明)たちとの再会を喜ぶ中、後輩を厳しく指導する女性アニメーターの麻子(貫地谷しほり)を目にし、なつは衝撃を受ける。数日後、なつのもとを背景担当の陽平(犬飼貴丈)が訪ねてきて、十勝にいる弟・天陽(吉沢亮)の近況について語り始めた。

出典:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/story/10/