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2019年5月18日

『なつぞら』第7週(37話~42話)のネタバレ感想【なつよ、今が決断のとき】

2019年5月13日から放送されたドラマ『なつぞら』第7週「なつよ、今が決断のとき」のネタバレを含む37話~42話のあらすじと感想を、放送後に詳しくお伝えしています。

第7週では、なつがアニメーターになるために、東京へ行くことを決意する。
夢と家族(柴田家)を想う気持ちとで葛藤するなつ!ついに北海道編完結です。

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※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

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『なつぞら』第7週のあらすじネタバレ

第37話:森小屋にて

猛吹雪の中、気を失って倒れた奥原なつ(広瀬すず)は、十勝の森深くに住む阿川弥市郎(中原丈雄)とその娘・砂良(北乃きい)に助けられました。

その夜中、なつは目を覚まします。
なつは、皆が心配するから早く帰らなければと焦りますが、この暗闇と吹雪の中では無理だと弥市郎に諭され、翌朝、帰ることにしました。

そして弥市郎たちと話をするなつ。
すると、砂良から「演劇やってたでしょ?」と聞かれました。
なんでも演劇部の顧問・倉田隆一(柄本 佑)先生が、台本の取材のために何度かこの家を訪れたことがあって顔なじみなのだという。
先の『白蛇姫』の劇も、親子で見に来ていたとのこと。
それを聞いて、急に恥ずかしくなるなつ。
砂良の振舞う、オショロコマの塩焼きを食べながら「砂良が白蛇姫のモデルだったんだね」などと零しました。

なつと弥市郎親子には意外な共通点もありました。
弥市郎は以前、東京で教師をしており、親子二人で東京に住んでいたとのこと。そして、砂良の母は空襲で亡くなったとも…。
そして終戦後に北海道へやってきて、開拓はせずに森に入ったという。

そんな弥市郎に、なつは「戦争を恨んでいるか?」と聞きました。
弥市郎は「恨んでいる」と答えると「何も出来なかった自分自身にも」と付け加えました。そんなやるせない想いを、弥市郎は、木彫りの作品に込めることで心に折り合いをつけているという。

見渡すと、小屋の中には所狭しと、木彫りの置物が大小それぞれいくつも置いてありました。
それらの作品には、弥市郎の怒りや悲しみ、そして魂が、全て込められているのだと実感するなつでした。

そして翌日。
なつは、夜が明けるのと同時に小屋を出て、自宅へと向かいました。

雪原を進むなつの目の前には、壮大な十勝の朝焼けの景色が広がり、そのあまりの美しさに息を飲むと、一筋の涙を零すなつでした。

その頃、柴田家に山田天陽(吉沢 亮)が訪れていました。
そこでなつが天陽の家にも来ていないと知った照男(清原 翔)は、「俺のせいだ」と取り乱して探しに出ようとします。

しかし、ちょうどそのとき、なつが帰宅し、一同、胸を撫で下ろしたのでした。

第38話:アニメーターになりたい!

なつの無事を確認して安心した天陽は、自宅に戻ることに。
それを見送るなつ。

天陽の隣を歩きながら、天陽が言ってた「話したいこと」について尋ねました。
けれど天陽は「その話はまた今度」と言うと、何か言いたげななつに話を聞きます。
するとなつは、

「東京へ行って漫画映画を作りたい。アニメーターになりたい!」

と打ち明けました。
今朝、十勝の朝焼けを見て心を決めたという。そしてそれを、一番に天陽に知らせたかった、と。
それを聞いた天陽は「決めたか」と満足そうな笑顔をみせると、「頑張れ」となつに声援を送ったのでした。

その日の夕飯後。
なつは、柴田家全員の前で「東京に行きたい」と打ち明けました。
ただ、アニメーターになりたいという夢までは正直に明かすことができず、「咲太郎と、そして千遥を探して、三人で一緒に暮らしたいから」と言うに留めました。
そして、今すぐにではなく、これまで育ててくれた恩返しをしてから…と。

すると泰樹(草刈正雄)は「恩返しなどいらない」と低く呟くと、「牛飼いをさせたのは儂の勝手だ」と続けました。なつはそれを否定するも、泰樹は聞き入れようとせず、次第に声を荒げていきます。牛飼いとお前は関係ない、この家とも関係ない、東京に行きたいのなら勝手に行けばいい、と。
そして最後には「今すぐ出て行け!」と、なつに怒鳴ったのでした。

なつは「わかった…」と返すと、自棄になり、自室に戻って旅立つ支度を始めてしまいます。
それを止めようとする富士子(松嶋菜々子)と剛男(藤木直人)。

「申し訳なくてここにはいられない」と他人行儀なことを言うなつに、富士子は頬を叩いて叱ります。
剛男も「これからのことは一緒に考えていこう」と言い、夕見子(福地桃子)は「大事なのは自分自身が納得して行動すること。今すぐ出たところで納得できないでしょ?」と、落ち着いて考えるよう説得しました。
そうして、ようやく冷静になるなつでした。

一方、泰樹に寄り添う照男。「なつがようやく言えた本心なのだから」と泰樹を宥めました。
すると泰樹は照男に「お前にも悪いことした」とぼそりと謝ったのでした。

第39話:揺れる想い

翌朝、なつは泰樹に謝ると「ゆうべのことは忘れてほしい。ずっとここで頑張るから」と伝えました。
すると泰樹は静かに「その必要はない」と言って、その場を立ち去ってしまいます。なつを責めて悪いことをしたと思ってる泰樹にとって、やりたいことを我慢するなつの発言は逆に辛いものだったのです。そう富士子たちに諭されるも、それでもなつは「東京へ行きたい」という自分の想いは間違っていると、感じ始めてしまうのでした。

富士子と照男は、なつを助けてくれたお礼にと、採れたての牛乳を持って弥市郎の小屋を訪ねました。
弥市郎は、あの日、なつが夜通し、ここにある木彫りの置物を熱心に描いていたと伝えます。

それまで、なつが絵を描くことに興味があったと知らなかった富士子は、家に帰ると、なつのノートを見ました。
そこには、牧場で働く泰樹たちの姿や、学友の姿、そして、弥市郎の言っていた木彫りの置物や、それを彫る弥市郎の姿が生き生きとパラパラ漫画のように描かれていました。
それはもはや落書きというより、ひとつの立派な作品のようで。なつの絵にかける情熱と才能を知り、言葉を失う富士子でした。

一方、天陽の家に行ったなつ。
昨夜のことを天陽に話しました。
すると天陽は「なぜ漫画映画を作りたいと、本心を言わなかったのか」と強い口調で責めます。
なつは、言えなかった理由として「柴田家を裏切りたくない」とか、「漫画映画という新しい分野に飛び込んで、やっていける自信が自分にはないから」と釈明しました。それに対し、天陽は「本音を隠すほうが裏切りだ」とか、「泰樹は昔、富山からたった一人で十勝に来て、未開の地を切り拓いてきたんだ。その泰樹の背中に憧れ、ずっと見てきたなつなら、新しいことでもきっとやり遂げられる」と、なつの不安を払拭しようとしました。そして「今なら兄の勤めている製作会社に入れるチャンスがある。これを逃すな」とも。
そんななつの夢を懸命に後押ししてくれる天陽に、なつは困惑しながら「そんなに応援しないでよ」と言い残すと、自宅へ帰ってしまいました。

第40話:東京に行っても家族だ

雪月を訪れた泰樹。
泰樹は、小畑とよ(高畑淳子)に、高校卒業後に東京修行に行く予定だという雪次郎(山田裕貴)になつのことも頼みたいと相談しました。
とよは、なつは泰樹の後を継ぐのだとばかり思っていたため、首を傾げます。そこで泰樹は、照男との結婚を持ち出してなつを傷つけてしまったこと、なつが東京の兄妹と暮らしたいと願ってることを打ち明けたのでした。

一方、照男は天陽の家に押し掛けていました。
「約束通り、告白はしたのか?」と。
天陽は、東京でやりたいことを見つけたなつを応援するのが自分の役目だとし、告白はしないと断言します。また、自分は幼き頃になつや泰樹と誓った通り、この地で畑を守りながら生きていくと。
天陽の強い意志を感じ、何も言葉が返せない照男でした。

夕飯時になり、牛乳を入れた石狩鍋を振舞う照男。
それは砂良から学んだものでした。その砂良が、弥市郎と一緒に柴田家を訪ねて来ます。
頂いた牛乳のお礼にと、木彫りの熊を柴田家に贈りにきたのです。なつたちはお礼返しに恐縮しながらも、弥市郎の素晴らしい作品に喜びました。

石狩鍋を一家でつつきながら、泰樹は、なつの東京行きについて話題に上げると、なつに「雪月のみんなにもよろしく伝えたから、雪次郎と一緒に安心して行ってくるといい」と伝えました。なつは、泰樹が東京行きをすんなり受け入れたことに「もう家族じゃないから?」と不安の声をあげるも、泰樹はそうじゃないと否定し、「東京へ行っても家族に変わりは無い。いつでも戻ってくればいい」とした上で、「もし東京で幸せに暮らすことになっても、それはそれで立派な親孝行というもんだ」と、なつに言い聞かせました。
その泰樹の言葉に、富士子と剛男も力強く頷いたのでした。

第41話:じいちゃんのような開拓者になる!

なつは雪月を訪れると、とよに抱き付いて「わたしはずるい…じいちゃんを裏切ってしまった」と零しました。

とよはとりあえず、元気の無いなつを店に招き入れると、小畑家みんなでなつの話を聞くことにしました。

雪之助は「川村屋で面倒見てもらえることになったから、咲太郎ともじき会えるだろう」と俯くなつを元気付けます。
するとなつは「違うの」と言って首を振りました。
自分が東京へ行きたいと言い出した本当の理由は、兄に会いたいからではなく、酪農とは全く関係のない夢を追うという自分のわがままのため。そんな裏切りを正直に打ち明けることができず、兄を想う自分に同情させて泰樹たちを騙してしまったこと、気を遣わせてしまったことが、ずるいとなつは白状しました。

これを聞いたとよは「それほどまでして叶えたい夢があるなら、泰樹にそれを正直にぶつけてから東京へ行けばいい」と説得しました。泰樹となつは、何でも言い合える仲ではないか、と。そして「わがままを言うことは裏切ることではない」とも言い含めました。

とよの後押しがあって、本当の理由を泰樹たちに明かそうと決意したなつ。
夕飯後、早々に席を立つ泰樹を呼び止めると、なつはあらたまって正座しながら手をついて頭を下げました。

「嘘をついて、ごめんなさい」と。

そして、こう続けました。

「兄に会うために東京に行きたいのではなく、漫画映画を作りたくて東京に行きたい。
ただ、漫画映画はまだまだ未開の分野。自分にそれを切り拓く力があるかは、まだ自信はない。けれど、たった一人海を渡り北海道へとやってきて開拓したじいちゃんのように、わたしも新しいことに挑戦したい。じいちゃんはわたしの憧れで、その背中をずっと追い続けてきた。だから、わたしもじいちゃんのように、新しいものを切り拓く人になりたい。酪農を…じいちゃんを裏切ってしまってごめんなさい」

そう告げるなつに、泰樹は「何が裏切りじゃ!」と返すと、「それでこそ儂の孫だ!」と嬉しそうに涙を浮かべて、「東京行って、存分に開拓して来い!」となつに檄を飛ばしたのでした。

翌日、なつは天陽のもとへ行くと、喜びのあまり抱き付いて、泰樹に夢を認めてもらえたことを報告しました。そして「天陽くんのおかげ。ありがとう」と感謝の言葉を口にします。
それを笑顔で受け止める天陽でした。

第42話:門出の日

東京行きを一番に天陽に報告したなつは、「この北海道にきて天陽くんに会えてよかった」と、あらためて、夢の実現を後押ししてくれた天陽への有り難さを噛み締めました。
そしてそのまま天陽の両親にも報告し、天陽の兄・陽平(犬飼貴丈)を通じてこれからもお世話になりますと伝えました。

その後、天陽と一緒に弥市郎の小屋にも行って挨拶をしました。
するとそこへ牛乳を持って照男がやってきます。
とくに用事もないのに、浮かれた表情で牛乳を持ってきた照男を怪しむなつ。照男に「仲を取り持とうか?」などと、からかうなつでした。

そして3月。

北海道大学の受験で、札幌へと向かう夕見子と富士子。
家族全員で出立を見送り、健闘を祈りました。

そして、卒業の日を迎えました。
式の後、演劇部の部室に集まって、すっかりおなじみとなったFFJ(日本学校農業クラブ)の歌を、涙を浮かべながら合唱する部員一同。
ここでまた、番長こと門倉努(板橋駿谷)が威勢よくプロポーズしました。今度のお相手は、なつの親友・居村良子(富田望生)。そしてまた良子にも「ごめんなさい」と断られる門倉。倉田先生の胸を借りて男泣きする門倉でした。

その後、天陽の家を訪ねるなつ。
するとちょうど、母牛が雌の子牛を出産したところでした。新しい命の誕生に沸く山田家一家。その感動冷めやらぬうちに、なつはてきぱきと必要な処置を施していきます。

そして出産後のあれこれも片付き、山田家をおいとまするなつ。
その帰り道、天陽に呼び止められました。
勢いよく腕をとられ、反動で二人して雪原に倒れ込みます。
そして青空を眺めながら、天陽はあらたまって「俺はなっちゃんを待たないから」となつに告げました。それはなつの門出を祝した、天陽の精一杯の餞別の言葉でした。
そして「白いキャンバスを通して俺となっちゃんは心を通わせることができる。いつでも応援してるから」と。
天陽の言葉に涙するなつ。
二人は固く握手を交わし、互いの前途を祈念したのでした。

『なつぞら』第7週のネタバレ感想

40代女性

ドラマ大好きうさうさ

なつをこの上なく可愛がっていた泰樹にとって、なつが遠く離れた東京に行ってしまうのはとても寂しいことだと思います。
それでも、なつの幸せを願って、なつが東京に行っても困らないようにと小畑家になつを頼みに行った泰樹。そのときの泰樹の気持ちを考えると、やるせない気持ちになりました。
なつも、そんな泰樹の優しさが身に沁みたからこそ、ずっと悩み続けてましたね。なつを見守り育ててくれた泰樹を、酪農を裏切っていいのか…と。
そんななつが出した答えが『泰樹のような開拓者になること』。
これには胸がすーっと晴れました。漫画映画の道を目指すことは、泰樹から学んだことを捨てることじゃない、まさに泰樹から学んだ道を歩むことなんだ!って。そう考えると「なつに自分の意志を継いでほしい」という泰樹の夢もまた、業種は違うにしろ、叶ったことになるんじゃないでしょうか。
泰樹の夢となつの夢が重なったことに、胸がアツくなり涙が零れました。

また、幼きなつが初めて柴田家にやってきた時「ここで働かせてください!」と言ったなつに、「それでこそ赤の他人じゃ!」と言ってなつを受け入れた泰樹が、今度は「それでこそ儂の孫じゃ!」と言って東京になつを送り出す。この展開にもグッときました…!

なつが東京行きを決意するにあたり、天陽も見事になつをアシストしてくれました。
でも、なつの将来のために、告白を飲み込んでしまった天陽。なんだか気の毒な気がします…。
そして、天陽が告白したときのなつの反応も見てみたかった…!
もし告白を受けてたなら、なつはどんな反応をしたんでしょう。天陽の愛を受け入れたのかな?
告白されたからといって、東京へ行くのを諦めることはなさそうだけど、遠距離恋愛はやっぱりツラいかなぁ。電話もまだないみたいだし、ね…。
ラストの、天陽がなつを呼び止めて、まっ白な雪原に二人で倒れこむシーン。キュンときました!
敢えて「俺はなっちゃんを待たないよ」と言った天陽、ひたむきになつの夢を応援しようとする天陽の、深い愛情が溢れ出ていました。そして固く握手を交わす二人。このシーンもまた胸アツでした…!

そしてまた気になる、なつの将来のお相手。
案外、アニメーターの仲さんだったりして?!年が離れ過ぎてるけど、おじいちゃん子のなつは、年上好みっぽい気もするし、あり得ない話ではない?!
…と、そもそも仲は独身なのかしら?

第7週で最も話題になった出来事

赤の他人が孫になるまで(北海道編)

泰樹の想いが詰まった「わしの孫じゃ」に泣かされましたね。北海道編はなつが柴田家の赤の他人から本当の家族(泰樹の孫)になるまでの9年半でした。

最後の感動ピークは、草刈さんが持っていきましたね。
その後の、天陽くんがなつとの別れを惜しみながらも「俺は待たんよ」と背中を押すシーンも感動的でしたが、やっぱり爺ちゃん×なつのシーンが北海道編は素晴らしかったです。

なつは本当にいい人達と巡り合いましたね!

『なつぞら』第8週のあらすじ

公式サイトが発表している『なつぞら』第8週のネタバレStory(あらすじ)は以下の通りです。

昭和31年春、アニメーターになる夢を叶えるため、なつ(広瀬すず)は雪之助(安田顕)・雪次郎(山田裕貴)親子と一緒に上京を果たす。雪次郎が菓子修業をする新宿・川村屋を訪ね、エキゾチックな雰囲気を身にまとうマダム・光子(比嘉愛未)と再会。なつは光子の好意で、川村屋に住み込みで働くことになる。新生活を始めたなつは、兄・咲太郎(岡田将生)をよく知るクラブ歌手・カスミ(戸田恵子)に誘われ、近所のおでん店・風車を訪ねる。なつが女将の亜矢美(山口智子)に兄への思いを話すと、なぜか亜矢美は動揺する。

出典:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/story/08/