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2019年5月11日

『なつぞら』第6週(31話~36話)のネタバレ感想【なつよ、雪原に愛を叫べ】

2019年5月6日から放送されたドラマ『なつぞら』第6週「なつよ、雪原に愛を叫べ」のネタバレを含む31話~36話のあらすじと感想を、放送後に詳しくお伝えしています。

第6週では、陽平に誘われて漫画映画を作る制作現場を目の当たりにして心を奪われるなつ。
そして十勝では、なつを巡って照男と天陽がスキー大会で対決することに…。

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※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

『なつぞら』第6週のあらすじネタバレ

第31話:なつ、アニメーターに挑戦?!

川村屋で食事していた奥原なつ(広瀬すず)と柴田富士子(松嶋菜々子)は、偶然やってきた山田天陽(吉沢 亮)の兄・陽平(犬飼貴丈)と再会しました。
陽平は、奨学金をもらって東京の芸術大学に通っていました。
陽平は、「天陽は好きなことしてる俺のことズルいと思ってるかな…」などと零しました。そして、どれだけ頑張っても敵わない絵の才能をもった天陽のほうこそズルい、とも。

そしてふと、なつが絵に興味があることを思い出すと、自身が学業の傍ら働いている漫画映画の制作会社に、なつを案内しました。

なつは、制作会社の作業場を見て目を輝かせます。
そしてなつを、アニメーターで職場のリーダーでもある仲 努(井浦 新)に紹介する陽平。仲は、笑顔で歓迎してくれました。

陽平は、仕事内容をなつに説明しました。
ここではモノクロの短編映画を作っていて、陽平は背景画を担当しているとのこと。
その背景にのせる作画を描くのがアニメーターで、動きの基礎となる「原画」と、その間をつなぐ中割り「動画」を描きます。

仲は、なつに見学にきた記念にと、可愛いうさぎのキャラクターが描かれたセル画をあげました。それは以前の作品で、仲がデザインしたものだという。

そして仲は、なつに「ひとつテストしてみないか」と提案しました。2枚の薪割りをしている少年の絵、その間の動作を5、6枚の絵に描いて繋げるというもの。
なつは戸惑いながらも、自分で実際に巻き割りの動作をしながら描いていきました。

なつの出来上がった絵の躍動感に、唸る仲たち。なつの才能を褒めちぎりました。
最近同じテストを受けてアニメーターとなった下山克己(川島 明)も、自分の描いたものより優れていると舌を巻きます。
そんななつに、仲は「立派なアニメーターになれる」と太鼓判を押すも、なつは「なろうとは思ってないけど…」と返しました。その答えに仲は驚き、残念がりました。

けれど、仲が「これからディズニーに負けないくらいのアニメーション映画を作ろうとしてるんだ」と意気込む姿をみて、なつは心動かされます。

そして帰りがけに、街行く人々の動きを脳裏に思い描くと、仲からもらったうさぎのキャラクターを、その街中に自由に跳び回らせ、想像を膨らませるなつでした。

第32話:照男よ、なつと結婚しろ

季節は冬となり、十勝は一面雪景色となりました。
なつの高校生活も、あと残り僅かです。

ある日、照男(清原 翔)がなつにディズニーの映画チケットを2枚手渡しました。
なつは大好きなディズニーが見られると喜ぶも、照男から「天陽と一緒に見に行くといい」と言われ怪訝な顔をします。そこで照男は「夏に天陽の兄に世話になったようだから、そのお礼にでも」と言い足すと、なつは素直に感謝の言葉を返したのでした。

高校の授業で、バター作りを学ぶなつや雪次郎(山田裕貴)たち。
雪次郎はなつに、父・雪之助(安田 顕)が柴田牧場が作るバターを、首を長くして待っていると伝えました。雪之助は、地元のバターを使ったお菓子作りを考えているという。
するとクラスメイトの居村良子(富田望生)が「バターが欲しいなら自分で作ればいい。牛乳が必要なら牛飼いの娘と結婚すれば早い」と言いました。雪次郎はその提案に「夕見子ちゃんと…?!」と裏返った声を上げると、わかりやすく照れて動揺するのでした。

学校帰りに天陽の家に寄って、並んで絵描きをするなつと天陽。
天陽は、なつが見学した漫画映画の製作会社のことを話題に上げ、そこが大きな映画会社と一緒になり、兄もその会社の試験を受けて採用されたと話しました。そして兄が「もしその気があるのなら相談に乗る」と言っていたことも明かします。けれどなつは「いくわけないでしょ」と即座に否定しました。
その答えに、天陽が「牧場を捨てるわけにはいかないから?」と問うと、なつは「そうじゃない。映画は見るだけでいいの」と言うに留めました。

一方、柴田家では、泰樹(草刈正雄)が剛男(藤木直人)と富士子の前で「照男をなつと結婚させたい」と打ち明けていました。

剛男と富士子は、考えてもみなかった泰樹の提案に驚きます。そして、何の相談もなく勝手に、照男へ話をしたことに怒る富士子。
泰樹は、照男となつが結婚すれば、兄妹を捨てなくても「柴田なつ」になれると、そうなるのが最善なのだと訴えました。

第33話:漫画映画デート

泰樹が「照男をなつと結婚させたい」と剛男や富士子に打ち明けた、その日の夕飯。

何か言いたいことを抱えつつも不自然に口を閉ざす剛男や富士子たち。そんなぎこちない空気を感じ取った夕見子(福地桃子)と明美(平尾菜々花)は「どうしたの?」と尋ねるも、はっきりしたことは何も答えられない大人たちでした。

数日後。
なつは天陽と一緒に、帯広までディズニー映画を見に行きました。

映画館の大画面に映し出されたカラフルで迫力のある映像と音楽に、なつは魅了されます。

そして映画の最後に「東洋動画スタジオ」のPR映像が流れました。
社長の大杉 満(角野卓造)が映画を見た観客に向かって語りかけます。

「東洋動画スタジオは、天然色の長編漫画映画を日本でも作成するために作ったスタジオです。日本の漫画映画を世界中に広めたい。その第一回目の作品は、中国の昔話を題材とした『白蛇姫』。広く新しい人材を求めているから、志のある若者は是非来てほしい」と。

なつは『白蛇姫』という馴染みのある単語にドキリとしつつ、熱く訴える大杉社長の言葉に聞き入りました。

映画を見た後、雪月へ寄るなつと天陽。
とよ(高畑淳子)や妙子(仙道敦子)から、デートだろうとひやかされてしまいます。

なつはそんな二人を笑顔でやり過ごすと、映画の興奮冷めやらぬ表情で「アニメーションは何でも表現できてすごい」としきりに感心します。
けれど天陽は「何でもできる、ということは何もないのと同じこと。何もない荒野を開拓するようなものだ」と厳しい意見を返しました。なつはその言葉に納得すると「そんなに大変なこと、わたしじゃ無理だ」と愛想笑いします。
本当は行きたい気持ちがあるのに諦めている、そう感じてしまう天陽は、なつの態度が腑に落ちませんでした。

第34話:おまえ、なつのことが好きか?

雪之助たちから試作品の「バター煎餅」が振舞われました。
ミルクバケットの形をしたビスケットのような焼き菓子で、雪次郎が授業で作ったバターを使ったという。
雪月ではこの商品化も考えていて、入れる缶まで用意していました。それは帯広や十勝を切り拓いた開拓団・晩成社に敬意を表したもので、晩成社の「マルセイバタ」ラベルを元にデザインされていました。
商品名は「開拓者の郷」。
とよはその缶に、泰樹への土産にと、バター煎餅を入れて持たせてくれました。
雪之助は、ゆくゆくはこれを帯広の銘菓にしたいと意気込み、「そのためにもバター作りよろしく頼むよ」となつに期待を寄せたのでした。

帰りの汽車で、天陽はなつに「東京へ行くこと、じいちゃんに相談してみれば」と言葉を掛けました。けれどなつは「行きたいなんて思ってないよ」と返すばかり。
「だったら行くなよ」と天陽は小さく呟くと、話題を変え、笑顔でスキー大会に出ることを明かしました。

帰宅して、雪月からのお土産を泰樹たちに振舞うなつ。
泰樹たちは「美味しい」と舌鼓を打ちます。
なつがこのお菓子のためにも、バター作りが期待されてると伝えると、泰樹は「バターは照男となつに任せる」と返しました。
そして、なつから天陽がスキー大会に出ると聞くと「照男も出なさい」と命じる泰樹でした。

すぐに立派なスキー板を買ってきて、照男に渡す泰樹。
すると、なつは「ずるい!」と声を上げます。天陽は板を持ってないから自分で作っているのに、と。そして、自分で作るのほうがカッコいいとも。
それを聞いた泰樹は「勝ったほうがカッコいい」と対抗心を燃やしました。

そしてスキー大会当日。
照男は天陽を、大事な話しがあると言って呼び出すと、「お前、なつのこと好きなのか?」と問い質しました。

第35話:勝負の行方

突然、照男に「なつのこと好きなのか」と問われ、天陽は憮然とするも「好きだ」と答えました。
けれど、その想いはなつに伝えられないとも明かします。
なつに想いを伝えれば、なつは夢を諦めてしまうのではないかと、天陽は案じていたのです。
照男は「なつの夢はお前と一緒になることだろ」と言うも、天陽は肝心のなつの夢の中身までは明かさず、あくまでなつ本人の口から聞いてほしい、としました。

照男は釈然としないながらも、勝負を持ち掛けました。
「もしスキー大会で俺が勝ったら、お前、なつに告白しろ」と。
一方、天陽は「俺が勝ったら、なっちゃんを諦める」と宣言したのでした。

そしていよいよレース開始。
天陽はスタートで出遅れたものの、中盤から終盤にかけてぐんぐんペースを上げていきます。
スタートからずっと先頭集団にいた照男は、追い上げてくる天陽に焦ります。
照男はついに天陽に抜かされるも、ぴったりと後ろに張り付き、最後は、辛くも僅差で天陽を追い抜いたのでした。

二人の裏約束を知らない泰樹は「これで照男の気持ちがはっきりしたな」と喜び、なつは「どっちが勝ってもおかしくないレースだった。二人とも勝者だね」と、二人の健闘を称えました。
けれど照男と天陽にとって勝敗は歴然と決しており、曲げられない事実でした。
天陽に「約束は守れよ」と念を押しつつ「なつを頼む」と託す照男。天陽は約束通り、なつに「話があるから家に来て欲しい」と告げました。

その日、なつが家に帰ると佐々岡信哉(工藤阿須加)から手紙が来ていました。
咲太郎(岡田将生)の様子を綴ったもので、咲太郎が借金の一部をもって川村屋を訪れたとのこと。まだ会えてないから住んでる場所など詳しいことは分からないけれど、これからもきっと借金を返し続けるだろうから、咲太郎のことを信じたいと綴られていました。
その手紙を胸に抱き、思いを馳せるなつでした。

第36話:わたしは家族じゃなかったの…?

なつは、天陽の家に出掛けてくると泰樹に声を掛けました。
すると泰樹は、出掛ける前に話があるとなつを呼び止め、照男との結婚について話を切り出しました。

なつは突拍子も無い話にしばし呆然としますが、照男にも同じ話をしたと聞いてショックを受けます。
照男のことは本当の兄だと思っているのに、なぜそんなことを言うのか。
泰樹は、自分のことを実の娘と思っていなかったのか、と。
なつは泣きながら泰樹を責め立てました。

そこへ照男や富士子もやってきます。
照男は、泰樹を責めるなつを宥めると、泰樹に「なつは妹にしか思えない。期待には応えられない」と断言しました。その上で、なつにも「じいちゃんの気持ちをわかってやってくれ」と言い聞かせます。
するとなつは泰樹に「ごめんなさい」と繰り返し謝りましたが、泰樹は「謝るな」と言ってその場を去ってしまいます。
照男はなつに「じいちゃんのことは大丈夫だから」と言うと、「天陽のところへ行って来い」と背中を押したのでした。

雪の降る中、スキーを履いて天陽の家に向かうなつ。
その足取りは重くゆっくりでした。
本当の兄のように思っていた照男との結婚を勧められたショックと、そのことで泰樹にひどいことを言ってしまった罪悪感とで、打ちひしがれていたのです。

次第にあたりは暗くなり、天気は荒れ模様となっていきます。

出掛けたなつのことを気にかけるも、照男は今頃は天陽の家に着いているだろうと予想し、天陽のほうはもう外出はやめたのだろうと思い込んでいました。

けれど足取りの重かったなつは、天陽の家には辿り着けず、猛吹雪の中、気を失って倒れ込んでしまいました。

そして夜。
見知らぬ小屋の中で目を覚ますなつでした。

『なつぞら』第6週のネタバレ感想

40代女性

ドラマ大好きうさうさ

天陽に「お前、なつのこと好きなのか?」と問い質した照男。
照男自身の本当の気持ちは、どうだったのでしょう…?
泰樹には「なつは妹にしか思えない」と言ってたけど、スキー大会で勝利した後「負けたのは俺だ」と呟いてたから、照男はなつのことが好きだったのでは…?と感じてしまいます。
公式サイトの人物紹介にも「なつとの結婚を勧められるが、密かにそうなることを願っている」と書かれていますし。
だとしたら、自分の恋心を押し殺して、なつの幸せのために天陽との恋を応援してたことになります。なんて切ない恋なんでしょう…。
そうやって、あくまで「なつの良き兄」でいようと頑張ってるところに、泰樹から「なつと結婚しろ」と迫られ…そのときの照男の気持ちを考えると、胸が詰まります。

今まで登場シーンが少なく影の薄かった照男ですが、今週は照男の優しさが存分に出ていて、天陽推しだったわたしも心が揺らぎました。照男も、とても素敵な男性です!

複雑な恋模様をみせた照男と天陽に比べて、泰樹の表現はストレートでわかりやすかったですね。
「照男vs天陽」というより「泰樹vs天陽」のようにも見えてしまって。大人気なく火花を散らす泰樹が微笑ましくてニヤニヤしちゃいました。
36話では、なつに責められ落ち込んでしまいますが、良かれと思って行動した泰樹の気持ちもわからなくもなく、ちょっと可哀想でした。

ところで、雪月は六花亭がモデルになっているそうで。
マルセイバターサンドを彷彿とさせる缶のデザインをみて、無性に食べたくなりました。バタークリームとレーズンの相性が最高なんですよね!

第6週で最も話題になった出来事

照男兄ちゃんの人気が爆上がり!

今週は清原翔さん演じる照男兄ちゃんこと柴田照男の魅力が爆発しましたね。

なつを好きな気持ちを抑えて一生懸命兄を振る舞う照男 !
自分が一番辛いのに、優しいお兄ちゃんとしてなつのことを常に第一に考えながらも、泰樹(おんじ)の気持ちも気にかける器のでかさを持つ最高の兄でした。

天陽の元へ行かせることで今のなつの答えがすべて見つかる訳ではないが、天陽の気持ちをなつが聞くことで、アニメーターになりたいという気持ちの大きさになつが気づくと思うので、照男の行動はなつの将来を強く後押ししたことになるでしょう。

結果として、照男はどうあっても愛する妹・なつを妻にはできないでしょうが、兄として家族でいられる幸せを選びました。
なつの結婚相手も気になりますが、柴田家を支えていく照男の結婚相手の登場も今後気になりますね。

『なつぞら』第7週のあらすじ

公式サイトが発表している『なつぞら』第◎週のネタバレStory(あらすじ)は以下の通りです。

天陽(吉沢亮)に会いに行く途中、吹雪の中で気を失ってしまったなつ(広瀬すず)。なつを助けたのは、森の奥でひっそりと暮らす弥市郎(中原丈雄)と砂良(北乃きい)親子だった。翌朝、帰宅途中でなつは、美しい雪景色に出会い、アニメーターになりたいという思いを強く抱く。その夜、なつは家族に東京へ行きたいと打ち明けようとするが、泰樹(草刈正雄)を気遣い、嘘をついてしまう。そのころ、富士子(松嶋菜々子)と照男(清原翔)は弥市郎を訪ね、小屋で過ごした一夜、なつが一心不乱に絵を描いていたことを知らされる。

出典:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/story/07/