ドラマル

2020年7月20日

ドラマ『未解決の女2』原作ネタバレ!1話から最終回までのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ

ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官 Season2』の1話から最終回までのあらすじを、原作小説ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

波瑠さん主演の連続ドラマ『未解決の女2』を200%楽しむために、キャストや各話ゲスト、視聴率の推移をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。

※『未解決の女2』全話ネタバレ完了済み(2020年9月15日)。

見逃し配信をチェック

当記事には、『未解決の女2』の第1話から最終回までのネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「TERASA」で第1話から最終回までの放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

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『未解決の女2』の基本情報

概要(見どころ)

『未解決の女 警視庁文書捜査官 Season2』は、麻見和史による書き下ろしの小説『警視庁文書捜査官』シリーズを原作とするミステリードラマ。

警視庁捜査一課「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)に所属する行動派の熱血刑事の矢代朋(波瑠)と、文書解読のエキスパートの鳴海理沙(鈴木京香)がタッグを組み、文字を糸口に未解決事件を紐解いていく物語です。

キャスト一覧

  • 矢代朋(やしろ・とも):波瑠
    30歳、警視庁捜査一課「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)の刑事、巡査部長
  • 古賀清成(こが・きよなり):沢村一樹
    52歳、警視庁捜査一課「特命捜査対策室」室長、警視
  • 草加慎司(くさか・しんじ):遠藤憲一
    55歳、警視庁捜査一課「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)の主任、警部補
  • 財津喜延(ざいつ・よしのぶ):高田純次
    60歳、警視庁捜査一課「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)の係長、警部
  • 岡部守(おかべ・まもる):工藤阿須加
    34歳、花形部署「第3強行犯捜査 殺人犯捜査」第5係の刑事、巡査部長、朋の同期
  • 多部和樹:飯島寛騎
    25歳、第3強行犯捜査・殺人犯捜査第5係
  • 桑部一郎(くわべ・いちろう):山内圭哉
    46歳、警視庁捜査一課「第3強行犯捜査 殺人犯捜査」第5係の係長
  • 宗像利夫(むなかた・としお):皆川猿時
    48歳、警視庁捜査一課「特命捜査対策室」室長・古賀に仕える室長補佐
  • 中間賢治:岡本智礼
    35歳、匿名捜査対策室第2係刑事
  • 福津正大:加藤大貴
    25歳、匿名捜査対策室第2係刑事
  • 国木田哲夫(くにきだ・てつお):谷原章介
    46歳、警視庁捜査一課「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)の新係長
  • 鳴海理沙(なるみ・りさ):鈴木京香
    50歳、警視庁捜査一課「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)の刑事、警部補

1話ゲスト

  • 岸川登:石丸幹二
    焼死体となって見つかった幸坂達治の従兄
  • 幸坂達治:宮川一朗太
    建築現場の日雇い労働者、「特命捜査対策室」室長・古賀清成とは高校の同級生、指紋も取れないほど無残な焼死体で見つかる
  • 有田賢太郎:大鶴義丹
    売れっ子弁護士
  • 遠山夏希:黒川智花
    老舗の有名劇団「琥珀座」の看板女優、有田の愛人
  • 高柳直也:柏原収史
    部品供給メーカー「共栄パーツ」資材課長

2話ゲスト

  • 板橋京介:佐渡稔
    国文学の権威である啓星大学の教授
  • 倉木達也:合田雅吏
    古書店「大蔵堂」の店主
  • 真田誠:松下由樹
    啓星大学の国文学教授
  • 真田学:野間口徹
    誠の夫
  • 藤原伸一:おかやまはじめ
    8年前まで「大蔵堂」に勤めていた

3話ゲスト

  • 片山彰:谷田歩
    私立稜泉学園バスケットボール部の名物コーチ
  • 上原望:沢井美優
    参議院議員の公設秘書
  • 唐木田玲一:伊藤健太郎
    3年前に私立稜泉学園バスケ部のキャプテンだった教育実習生
  • 唐木田善行:冨家規政
    参議院議員、玲一の父
  • 藤沢さおり:高梨臨
    玲一が高校時代に感銘を受けた国語教師
  • 梅田春雄:コージ・トクダ
    体育教師

4話ゲスト

  • 大岩純一:内藤剛志
    警視庁捜査一課長
  • 佐田貴雄:足立理
    5年前に殺された棋士、「居飛車のプリンス」の異名を持つ
  • 佐田彩子:久保田紗友
    貴雄の娘
  • 山井英俊:長谷川初範
    貴雄の後援会長だった外食チェーンの経営者
  • 桜木正村:小野武彦
    将棋駒作りに専念する職人
  • 桜木歩:永井大
    正村の一番弟子
  • 西川悟:木瀬哲弥
    佐田のライバル棋士、「千駄ヶ谷の虎」の異名を持つ

5話ゲスト

  • 草加美里:佐久間由衣
    草加慎司の娘
  • 河本直也:矢野聖人
    児童養護施設育ちの立てこもり犯
  • 麦野奈津:水谷果穂
    12年前に帰宅途中に殺された専門学校生
  • 三田良平:佐藤祐基
    奈津殺害の容疑がかかった大学生
  • 高村青斗:落合モトキ
    立てこもり犯、直也と同じ児童養護施設で育つ
  • 竜崎健一:山根和馬
    立てこもり犯、直也と同じ児童養護施設で育つ

6話・7話ゲスト

  • 入沢博人:武田航平
    人気イタリアンレストランのオーナー
  • 西松文也:渡辺邦斗
    ネット長者
  • 小野塚吾郎:筧利夫
    警視庁刑事部のナンバー2である参事官
  • 富野泰彦:市原隼人
    朋が新人時代に世話になった「ミスターパーフェクト」と呼ばれていたエリート刑事
  • 杉山貴子:北乃きい
    楽器店に勤める富野の恋人
  • 牧野孝蔵:竜雷太
    警視庁のOB

スタッフ一覧

  • 原作:警視庁文書捜査官
    作者:麻見和史
    出版社:KADOKAWA
    雑誌・レーベル:角川文庫
  • 脚本:大森美香
  • 音楽:村松崇継
  • 主題歌
    曲名:きらきらにひかる
    歌手:いきものがかり
    レーベル:Epic Records Japan
  • ゼネラルプロデューサー:横地郁英(テレビ朝日)
  • プロデューサー:大江達樹(テレビ朝日)、西山隆一(テレビ朝日)、菊池誠(アズバーズ)、木川康利(アズバーズ)
  • 演出:田村直己(テレビ朝日)、樹下直美(アズバーズ)
  • 制作協力:アズバーズ
  • 制作著作:テレビ朝日

各話の視聴率

『未解決の女2』各話の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※視聴率はビデオリサーチ調べ

各話放送日視聴率
1話8月6日13.1%
2話8月13日12.0%
3話8月20日12.9%
4話8月27日12.1%
5話9月3日12.6%
6話9月10日12.6%
7話・最終回9月17日12.6%

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ドラマ『未解決の女2』の最終回ネタバレ(予想)

原作『警視庁文書捜査官』はシリーズもので、7作出ています。(2020年7月時点)

ドラマ版は、『未解決の女 警視庁文書捜査官 Season1』とドラマスペシャルを経ての『未解決の女 警視庁文書捜査官 Season2』ですが、今まで、ドラマスペシャルでは原作の『緋色のシグナル 警視庁文書捜査官エピソード・ゼロ』に相当する内容を放送。

Season2の第一話は、原作の『灰の轍 警視庁文書捜査官』(4巻目)と同じタイトルがついていますので、このまま原作の5巻目~7巻目の内容を放送されると予想されます。

『灰の轍 警視庁文書捜査官』(4巻目)のあらすじです。

絞殺体の傍らに、殺人計画のメモがおかれていました。
鳴海理沙(鈴木京香)率いる文書解読班に、出動命令が下ります。
理沙は、新たに見つかった「ゆにぞんころすげきやくしたい」との切り貼り文とともに犯人を割り出そうとするが、うまくいかず捜査は混迷を極めます。
一方、解読班のサブリーダーとなった矢代(波瑠)の必死の捜査で、被害者の甥が重要参考人として浮かび上がります。
しかし、その甥がまたも絞殺されて…。

4巻目では、文章解読班に新たにIT担当の谷崎が加わり人員が増え、メモや現場に残されていた文章だけでなくパソコンの中にまで捜査範囲が広がりました。
メモ書きとテキストデータ、足での捜査とネットでの検索とアナログとデジタルが融合した推理になっています。

『影の斜塔 警視庁文書捜査官』(5巻目)のあらすじです。

文書解読班主任・鳴海理沙の下へ、管理官から機密命令が下されます。
ある殺人事件に関して、失踪した男性を捜索し、その人物が所持する文書を入手せよとの指令。
手がかりは顔写真とほぼ黒塗りの文書、不確かな目撃情報のみ。
上司の財津(高田純次)が出張で不在のため、全ての判断は理沙の手に委ねられます。
理沙は謎の文書解読に成功するも、更なる殺人事件が起きてしまいます。
失敗したら、文書解読班存続は危うくなり…。

『愚者の檻 警視庁文書捜査官』(6巻目)のあらすじです。

顔を新聞紙で包まれ口に印刷用活字を押し込まれた遺体が発見されます。
被害者の自宅からは謎の暗号文も見つかり、理沙たちは文書捜査を始め
ます。
一方の矢代は岩下管理官に殺人班への異動を持ち掛けられ…。

『銀翼の死角 警視庁文書捜査官』(7巻目)のあらすじです。

札幌から羽田へ向かうフライトでハイジャックが発生!
SITが交渉を始めるが、犯人はなぜか思考パズルを仕掛けてきます。
理沙たち文書解読班は理不尽なゲームに正解し、人質を解放することができるのでしょうか…。

完結はしていませんので、現在の最新刊7巻目の『銀翼の死角 警視庁文書捜査官』では文字解読班の功績が段々認められて、依頼を受けての捜査をチームで行うようになっています。
それまでは依頼を受けてというきっかけではない事件捜査の始まりでした。

おそらくドラマ版も最初はあまり重要視されていない第六係(文字解読係)が、回を重ねるにつれて、段々矢代と鳴海たちの功績が認められ、依頼も増えて捜査にあたるようになっていくという展開を予想します。

Season1からSeason2に変わるにあたって、登場人物のうち昇進した人たちもいますし、矢代や鳴海達が最後は功績を認められて昇進するという展開があっても面白いかなと思います。
こちらは希望を含めた展開予想ですね。

『未解決の女2』各話のあらすじ

2020年8月6日からテレビ朝日系にて放送開始された波瑠さん主演の連続ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官 Season2』の各話あらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。

1話のあらすじネタバレ

5年前(2015年)。テレビにも出演するほどの売れっ子弁護士・有田賢太郎(大鶴義丹)が、自身の不倫騒動で好奇と非難の目にさらされる中、宿泊先ホテルの近くで撲殺体となって見つかった。
奇妙なことに、遺体の周辺には破られた紙片が散乱。貼り合わすと、「もーいちど ころす しょーしたい」という一文が浮かび上がった。
警察はすぐさま、有田の家族や勤務先の法律事務所、そして愛人だった女優・遠山夏希(黒川智花)への聴取を開始する。だが、有力な容疑者は特定できず、時は過ぎていった。

この未解決事件の発生から5年後(2020年)。警視庁捜査一課「第3強行犯捜査 殺人犯捜査」第5係の刑事・岡部守(工藤阿須加)が、つい先日係長に昇進した桑部一郎(山内圭哉)の依頼を携え、未解決事件の文書捜査を担当する「文書解読係」こと「特命捜査対策室」第6係を訪問。ある事件の文書を解読してほしいと頼みに来た。

被害者は建築現場の日雇い労働者・幸坂達治(宮川一朗太)。現場から逃亡した男に火をつけられたと思われる幸坂は、指紋も取れないほど無残な焼死体で見つかった。また彼の部屋にはなんと「もーいちど ころす しょーしたい」と書かれた1枚の紙が落ちていたのだ。

話を聞いて、5年前の有田賢太郎撲殺事件との関連性を疑う矢代朋(波瑠)と鳴海理沙(鈴木京香)ら「文書解読係」の面々。すると、いつもは「文書解読係」を見下している「特命捜査対策室」室長・古賀清成(沢村一樹)が珍しく、直々に捜査を許可する。なぜなら、古賀と幸坂達治は高校の同級生だったのだ。

古賀の許しを得た朋は、大手を振って捜査を開始。幸坂殺害事件の発生時に「サイレントなんとか」という謎の叫び声が何度も聴こえた、との情報を入手する。

一方、5年前の事件と共通する一文を見直した理沙は「しょーしたい」という表記が、どうも引っかかっていた。だが、有田と幸坂の接点は一向に見つからず、捜査は難航する。

そんな中、幸坂の部屋を「文書解読係」の主任・草加慎司(遠藤憲一)と訪れた朋は、本棚から劇団琥珀座の公演チケットを見つける。

有田の愛人で、劇団琥珀座の看板女優である遠山に幸坂との関係を聞くことに。
すると、幸坂が劇団琥珀座の事務員としていて働いていたこと。劇団員で幸坂の妻・克子(旧姓・吉田克子)は、右半身に麻痺を起こした後に火事で亡くなっていたことが判明する。

火事の原因は、たばこの火の不始末。
朋と理沙は、遠山の犯行を疑うが、克子の家を訪ねてタバコを吸ったが、確かに火を消したというのだった。

その頃、幸坂の従兄だという岸川登(石丸幹二)が、わざわざ静岡から遺体を引き取るため、警視庁へ訪ねてきていた。

捜査を続けていくと、遠山を通じて幸坂の弁護を引き受けていた有田がエアポンプに発火の可能性があると知った後に、殺されていたことが判明。
幸坂が焼死した現場の防犯カメラから、部品供給メーカー「共栄パーツ」資材課長の高柳直也(柏原収史)が、逃げる姿をうつした映像が見つかる。

岡部ら強行犯が共栄パーツに行き高柳を確保。古賀が高柳を取り調べる。
高柳は、サイレントチェンジに気づいた有田に金を揺すられ、幾度かお金を渡したと言います。また、幸坂達治に呼び出されて川に行くと、目の前で幸坂が自分に火をつけたと自供します。

古賀は高柳の供述を疑うが、朋は高柳が犯人なら、「もーいちど ころす しょーしたい」という文字を残していた意味が分からないと言います。

その時、幸坂宅で見つかった劇団琥珀座の公演チケットを見た理沙が、ギリシャ文字で書かれた劇タイトルが「コロス」であることに気づき、文が「もう一度『コロス』のショーがしたい」という克子が自身の想いをつづったものだと判明します。

また、幸坂の遺体を引き取るため、警視庁に来た岸川が書いた文字を見た理沙は、古賀の名前を耳にした時に岸川が動揺していたことに気づきます。
なんと、岸川登(宮川一朗太)と幸坂達治(石丸幹二)は、入れ替わっていたのでした。

劇場にいる幸坂達治(石丸幹二)が、朋たちに事の全てを話し始めます。

5年前。幸坂は有田に会いに行き、「事実を知りたい!力をかしてください」と懇願しました。
しかし、有田は金に目がくらみ、証拠を握り潰し、克子の書いた紙を破り捨てます。
幸坂はそんな有田が許せず、撲殺してしまったのでした。

その後。従兄弟の岸川登(宮川一朗太)に自首をすると相談するが引き止められ、共に火事の原因を探すことになります。
そして1年前。ようやく共栄パーツの高柳に辿り着きます。
だが、裁判でサイレントチェンジを実証するのは難しいと分かります。

そんな時、がんで余命1ヶ月だと分かった岸川が、「高柳に殺される」と言い、本当に実行したのです。
岸川は高柳の目の前で、「お前はサイレントチェンジで人を殺したんだ~」といってガソリンを被り、自ら火をつけたのでした。

復讐が終わったとナイフを取り出し自殺を図る幸坂。
そこに財津喜延(高田純次)が現れ、幸坂を止め「辛くても生きなきゃダメだ」と諭します。
うつむく幸坂に、古賀は「今度は俺がお前を見届ける」と声を掛けるのでした。

事件解決後。
特命捜査対策室第6係(文書保管倉庫)で、朋たちがこの夏で引退する財津の後任が誰になるか話をしていると、そこに京都府警の国木田哲夫(谷原章介)が新係長として現れるのでした。

2話のあらすじネタバレ

ある日、クセのある書風で「藤原」と刺繍されているスーツを着た男性が、他殺体で見つかる。

刺繍の文字が気になった「特命捜査対策室」第6係の刑事・矢代朋(波瑠)が、文字のエキスパートである先輩・鳴海理沙(鈴木京香)に見せると、理沙はハッと目を見張る。
その書風は、理沙も大好きな鎌倉初期の歌人・藤原定家の筆跡を模した《定家様(ていかよう)》だったのだ。

被害者は“ただの藤原さん”ではないとにらむ理沙。と同時に、彼女の脳裏には、10年前に起きた未解決事件、大学教授殺人事件の記憶がよみがえる。

それは今から10年前(2010年)。
国文学の権威である啓星大学の教授・板橋京介(佐渡稔)が、研究室内で何者かに殺された事件。
研究室からは、古書店「大蔵堂」の店主・倉木達也(合田雅吏)が「鑑定のため板橋に預けていた」と主張する古書(和泉式部日記)が消えていたのだが、その古書こそは藤原定家の直筆による写本=《定家本》の可能性がある代物だったのだ。

消えた古書がもし本物の「定家本」ならば、国宝級の大発見。
まるで恋でもしたかのように興奮した理沙は、いつもなら嫌がる外回りの捜査を率先して開始する。

さっそく朋と一緒に、10年前の事件で一時は疑いの目を向けられた啓星大学の国文学教授・真田誠(松下由樹)の自宅を訪問します。
改めて10年前のことを聞きたいと告げる朋たちに対し、怒りをあらわにする誠の夫・真田学(野間口徹)。
そこに、誠自身が帰宅して、快く応対してくれるが、有力な手がかりとなるような話は出てこなかった。

その矢先、両事件の新接点が判明する。
なんと刺繍の被害者は、8年前まで「大蔵堂」に勤めていた藤原伸一(おかやまはじめ)だったのだ。

この事実をもとに「特命捜査対策室」室長・古賀清成(沢村一樹)は、定家本は本物で、藤原が10年前に教授・板橋京介殺害した犯人で、倉木がそれに気づき、藤原の首を絞めて殺したという大胆な仮説を立て、両事件を正式に関連付けて捜査することを決定する。

朋も古賀の仮説には一理あると考えるが、理沙はなぜか全否定し、自分のやり方で単独捜査すると宣言して出て行ってしまう。

一方、古賀と桑部一郎(山内圭哉)は、タクシー運転手となっていた倉木を見つける。が、倉木にはアリバイがあった。
更に、定家本は店にたまたま持ち込まれたもので、殺された藤原がそれを定家本ではといっていたことが判明する。

そんな中、誠に会いに来ている理沙から「助けて…心細いの…」との連絡が。
朋に支えられながら理沙は、倉木が板橋に鑑定を依頼していた古書について質問をするが、誠に「見ていない!」と激しく否定され、出直すことに。

誠が板橋を殺害したと睨む朋は、再び理沙を連れて真田家を訪れる。
すると、家から出てきた誠の夫・学が、レンタルボックスから古書を手にして出てくる姿を目撃する。
朋は逃げる学を確保するが、定家本は学に火をつけられて燃えてしまう。

取調室。誠から真実が語られる。
10年前。板橋の元を訪れた学が、愛する妻(誠)に嫌がらせを続けた上に、悪口までいう板橋に腹を立て、殺害していました。
また、藤原伸一が「和泉式部日記をお持ちですよね?」と誠を尋ねてきたことに焦った学は、藤原も手にかけていたのです。

定家のことが大好きなだけだった藤原の未来を奪った誠たちに憤る朋に、誠は「すみませんでした」と謝ります。

そして、理沙と古賀は国宝の定家本を失い、項垂れるのでした。

3話のあらすじネタバレ

2017年。熱心な指導で私立稜泉学園のバスケットボール部を全国大会初出場へと導いた名物コーチ・片山彰(谷田歩)。
そんな学園きっての英雄ともいえる片山が全国大会の開幕前日、校内で後頭部を殴打され、何者かに殺された。
捜査陣は、学園関係者やバスケットボール部の部員など関係者への聞き込みを行ったが犯人の特定はできず、事件は未解決のまま、月日は流れてしまった。

それから3年後のある日、参議院議員・唐木田善行(冨家規政)の公設秘書・上原望(沢井美優)が自宅のリビングで殺されているのが見つかる。
しかも、リビングのDVDデッキから、非常に整った筆跡で「稜泉学園バスケ部 木曜日」と書かれたディスクが発見される。

収録されていた映像は、例の未解決事件から3年が経ち、再び全国大会出場の切符を手にした同校バスケ部の特集番組だった。
だが奇妙なことに、録画されていたのは番組の途中からで、ディスクに残された指紋も被害者のものではなかった。

3年前の体育教師・片山彰の殺害事件と、何らかのつながりがあるとにらんだ矢代朋(波瑠)ら「特命捜査対策室」第6係のメンバーは、さっそく録画された番組の元映像を手配し、最初から見直すことに。
すると、そこに収められていた3年前の片山の指導映像に、なぜか望の姿が映り込んでいることが判明。実は望は秘書になる前は、稜泉学園事務局の広報をしていたのだった。

そんな中、鳴海理沙(鈴木京香)が稜泉学園の理事名簿に、上原望が秘書を務めていた議員の唐木田善行の妻・唐木田美枝子の名前があることを発見する。
強硬班の岡部守(工藤阿須加)と多部和樹(飯島寛騎)が、唐木田夫妻の元を訪れるが、大した情報は得られなかった。

一方、手がかりを求めて稜泉学園へ向かった朋だが、校長の船橋は何かを知っているようだが、何も知らないと言います。
その帰り道、3年前に同校バスケ部のキャプテンだった教育実習生・唐木田玲一(伊藤健太郎)が、授業で国語辞典を使ったクイズを展開している姿を目撃する。
興味を示す朋に、議員の息子でもある玲一は高校時代に感銘を受けた国語教師・藤沢さおり(高梨臨)の授業の受け売りなのだと明かします。

玲一が3年前チームメイトが皆泣く中で神妙な顔をしていたことが気になっていた朋は、彼が持っていた高校時代の授業ノートを借り、文書捜査のエキスパートである理沙に見てもらうことに。

すると、理沙は片山が殺害された日の翌日(2017年6月20日)に、藤沢が「自業自得」が答えになるようなクイズを出題していることに、違和感を覚えます。

そこで、朋は片山と藤沢の関係を、バスケットボール部現コーチの梅田春雄(コージ・トクダ)に尋ねます。
すると、梅田から当時は箝口令が敷かれていて言えなかったが、片山が稜泉学園高校の元数学教師で現塾講師の飯沼浩二をいじめと聞き、
朋は飯沼の元を訪れます。
飯沼は「僕は殺していない」と言い、片山が殺された日の朝に、裁断くずに血が付着していたことを告げられます。

その後、シュレッダーは鑑定依頼され、飯沼には明確なアリバイがあることが分かります。

それと前後して、3年前に片山が母親を入所費用3000万円の施設に入れていたことが判明します。更に同じ頃、上原望にも1000万円が振り込まれており、金を巡っての怨恨の線が浮上する。

「そんな大金を払えるのは…」と朋は唐木田議員の元へ。
朋は片山と上原の写真を並べ「この2人に多額の金を渡したのは議員ではありませんか?」と単刀直入に尋ねます。
すると妻の美枝子が、お金を払ったのは片山コーチで上原のことは知らなかったと言われます。3年前、唐木田善行と前任秘書・大野多恵(黒坂真美)が不倫をしている証拠写真を片山に突き付けられ、写真のデータを5000万円で買い取れと言われてお金を払っていたのでした。

美枝子は更に、片山と上原がグルだったことから「上原を殺した犯人も見当がついた」と言います。
美枝子の発言を元に元公設秘書の大野多恵を聴取します。
すると、バスケ部の特集番組を見て、片山と上原が3年前に知り合いだったことを知った大野が、自分を陥れた上原を訪ねて、揉めた末に殺害してしまったという自供を得ます。
しかし、片山が殺された日、大野は長野の実家にいたというアリバイがありました。

そんな時、シュレッダーの調査結果で片山の血液反応が出て、犯人は学校内の人物に絞られます。

「誰がそのシュレッダーを使って証拠を処分していたかを捜査するのはなかなか困難だ。」という国木田哲夫(谷原章介)に、「「誰が」ではなく「何を」処分したかが重要よ。」と理沙は言います。
とそこへ、草加慎司(遠藤憲一)が理沙に頼まれていた秀印書房の国語辞典の第五版と第六版を持ってきます。
辞書の中身を確認した理沙は、「文字の神様がおりてきたわ!」と言います。

その後、朋が藤沢の元へ。
朋は藤沢に、3年前の事件の日に血の付いてしまった第六版の国語辞典をシュレッダーで処分したため、翌日から以前使っていた第五版の国語辞典に変えたと言い、「片山先生を殺したのはあなたですか?」と尋ねます。

藤沢は「そうです…鉄アレイで殴ったんです」と急に自白します。
そこへ話を聞いていた玲一が現れ、「先生ありがとう。片山コーチを殺したのは僕です。」と告白します。

3年前、玲一が片山に父親からお金をゆすっていることを咎めたところ、逆に藤沢先生のことを「生徒に手を出す淫乱教師だ」と言われ、カッとなって鉄アレイで片山を殴り殺してしまったのでした。

玲一は「先生、本当に好きでした」と言い、藤沢を抱きしめます。
そんな二人の姿をみた朋と理沙は目を覆うのでした。

4話のあらすじネタバレ

2003年将棋の決勝戦が行われ、佐田7段と西川5段が対局、結果は西川5段が二歩を指し反則負け、当日西川は暴力団員を殺害し逃亡、事件は未解決に。

2020年警視庁特命捜査作対策室に、5年前に父親を殺害された佐田綾子(久保田紗友)が来ます。事件の際犯人に盗まれた将棋の駒がネットオークションに出品され、父の後援会長だった山井英俊(長谷川初範)に買取を依頼した直後、取り下げられた、事件と関連があるはずだと。

特命操作対策室第6係刑事矢代は、山形の駒師・桜木正村(小野武彦)に会いに行き、同じものだと証言を得、さらに特命操作対策室第6係刑事の草加慎司(遠藤憲一)と将棋会館で、佐田貴雄(足立理)と西川悟(木瀬哲弥)は子供の頃から仲が良かった、西川は当時スランプで負ければ引退だった、と聞きます。
続いて山井から、同じ女性を好きになり2人は仲が悪かった、彼女は綾子を産んだ後佐田と結婚し病気で亡くなったと聞きます。

綾子は第3強行班捜査・殺人犯捜査第5係刑事の岡部守(工藤阿須賀)と矢代に、奇妙な手紙を見つけたと言いました。差出人の住所も名前もなく時候の挨拶と3文字が書かれ、最後の1通には意味深な言葉が。
これを手紙将棋と見た特命捜査対策室第6係刑事鳴海理沙(鈴木京香)は、将棋に詳しい係長の国木田哲夫(谷原章介)と棋譜を見返し、佐田の指し手が負けるための手だと分析。

一方特命捜査作対策室室長・古賀清成(沢村一樹)は、山井に賭け将棋との関連ありと疑い山井を捜査します。

山井は遺体で発見され、自宅からは5年前佐田宅から盗まれた駒、さらに腕時計からは佐田の血痕も検出され5年前の犯人と推理します。

矢代は、駒の字が違うことに気付き、山形の桜井に聞くと、ウソをついたことを認めます。そして弟子の桜木歩(永井大)の部屋から佐田とやり取りした手紙と綾子の写真を発見し、歩=西川と推理。更に西川が13年前から綾子の母の命日に東京へ行っていたと証言を得ました。
矢代が母娘写真のひまわり畑へ行くと、綾子と西川が居ました。父親と母の命日にここへ来る約束をしており、毎年、歩=西川を見かけていました。

西川は八百長や、わざと負けた事を認め、山井から再び八百長を持ちかけられた佐田が、八百長を公表し引退すると連絡してきた、その後殺されたのだと言いました。
そして偽物をオークションに出品し、連絡してきた山井を殺害してしまったのでした。

5話のあらすじネタバレ

警視庁特命操作対策室第六係に、警視庁第3強行班捜査・殺人犯捜査第5係から連絡が入り、銀行で立てこもり事件が発生、人質の中に刑事・草加慎司(遠藤憲一)の娘・美里(佐久間由衣)が居るとの電話が入ります。

防犯カメラ映像には「三」の紙を掲げる美里と、彼女に銃を向ける河本直也(矢野聖人)が。矢野は12年前の未解決事件で草加が犯人逮捕を約束した相手でした。河本は明日朝10時までに解決しなければ人質を殺すと怒鳴ります。

事件関係者は捜査に加われないという係長・国木田哲夫(谷原章介)に「自分のせいだ」と言い出て行きました。

第六係刑事矢代朋(波留)は12年前の調書から、麦野奈津は父が経営する施設の子供たちと一緒に育ち、犯人が3人共施設出身で年齢も近く、奈津とも親しかったこと、当日は河本の卒園式で、奈津が色紙を用意していたと報告します。

文字フェチの鳴海理沙(鈴木京香)が色紙の文字を読み続けますが、矢代は容疑者・三田が書いたアンケートも分析するよう言います。

銀行では犯人が病気の人質との交換を申し出て、草加の同僚の鳴海を指名。嫌がる鳴海に、矢代は人質の極意を耳打ちします。

鳴海はアンケートから感じ取った違和感から、早くその場を立ち去りたいという心理を分析、つまり完璧すぎるアリバイにはトリックがある?と言い残しました。

草加と矢代が三田のアリバイを検証、替え玉を用意し服を着替えて出入りすれば、犯行可能と判明します。

銀行では鳴海が「三」の文字から奈津への気持ちが解ると話します。河本は自分は奈津と先生に恩がある、先生は末期がんで時間がない、死ぬ前に犯人を見つけなければ、草加にも家族を失う痛みを味あわせると美里に銃を向けました。

草加が見つけた三田は、自分はアリバイを作って奈津に会いに行ったが別の男に刺されていた、怖くなって映画を見たと話しました。

鳴海は色紙の文字の書き癖から、奈津の書いた「三」は、上から縦棒を引く漢字を書く途中に息絶えたもので、本当は別の文字「青」を書きたかったのではと話します。

青斗は自分は奈津に告白したが、断られたこと。でも色紙を見て河本を好きなのだと気付き問い詰めると、河本が卒園後自分から告白しようと思っていると言われ、逆上して殺害したと話します。

青斗は詰め寄る河本に銃を向け発砲、庇おうとした草加が腕を負傷。続いて鳴海に銃を向けますが、矢代が現れ拳銃を奪い、確保されました。

草加は青野に、自分を家族だと思ってくれた人たちに謝れと怒鳴ります。

草加は美里に巻き込んで済まないと謝り、今度ご飯でもという美里。草加は、矢代にあなたが来た時一瞬王子様に見えたという鳴海たちと一緒に帰って行きました。

6話のあらすじネタバレ

警視庁特命操作対策室第6係刑事矢代朋(波留)が第3強行班捜査・殺人犯捜査第5係刑事岡部守(工藤阿須賀)と行列に並んでいると、岡部に溺死体が見つかったと連絡が入ります。

ホテルの浴槽内で仮装通貨でネット長者の西松という男性が溺死していました。両手、足首を結束バンドで縛られ足首には特徴的なタトゥーがあります。

矢代が6係に戻り係長国木田哲夫(谷原章介)、刑事草加慎司(遠藤憲一)と話していると鳴海理沙(鈴木京香)がこのタトゥーが梵字だと言い、5年前の事件を思い出します。今回殺害された西松の梵字は酉年、5年前の入沢は戌年の守護神を意味し、タトゥーの書体が似ていると気付いた6係では、2人の共通点を考えます。

矢代は特命操作対策室室長・古賀清成(沢村一樹)から呼び出され一緒に参事官・小野塚吾郎(筧利夫)に面会し、3日前から欠勤し行方不明のまま連絡が取れない富野康彦(市原隼人)警部補探しを命じられました。

富野は矢代の新人時代の教官で現在は小野塚参事官肝入りで作られた捜査情報係所属です。

矢代は富野宅の様子を見て、争ったかまたは荒らされたと判断。留守番電話を聞き、富野の恋人で楽器店で働きバイオリンを弾く、杉山貴子(北野きい)に会い、貴子から富野とは3日くらい連絡がつかないことはよくある、失踪については何も知らないと聞きます。

草加と係長は5年前の被害者入沢の実家で弟から話を聞いていました。
入沢がタトゥーを入れたのは、大学卒業後借金の取り立て屋をしていた頃ではないか。12年前詐欺商法で逮捕されたが不起訴になったのは弁護士が有能だったからで、自分は兄が粗悪品と知って売りつけたと思っていると言い、さらに西松の写真を見て、兄の詐欺仲間だと証言、2人の接点が判明しました。

草加と係長は続いて担当弁護士の若林に話を聞き、入沢たちは当番弁護士で拒否できずに担当した、2人が殺されたと聞いても犯人の心当たりはないが、恨みは買ってもおかしくない連中だと応じました。

若林の事務所パンフレットを見た草加は、相談役の牧野孝蔵(竜雷太)が警視庁OBで、父親は大物政治家。退官後も大規模な公共工事の調整役として暗躍し、今でも警視庁の捜査方針に影響を及ぼしていると話します。

そして鳴海が、まだ捜査2課に居た頃、国会議員に数十億円の金が流れたとの情報を掴んで内偵捜査をしたが突然中止された。その後も一人で捜査をしていたが、ある日牧野の所へ拉致されて、これ以上余計な詮索するなと脅され、全く関係ない部署に飛ばされたと話します。
聞いて悔しがる矢代に、この世には警察でも敵わない悪が存在すると知った瞬間だったわとつぶやきました…。

係長は5年前と今回の事件の関連について室長に報告すると席を立ちます。
矢代は富野宅の状況を報告、鳴海が1枚の写真を見て、本の表紙に試し書きなんて!と怒りますが、矢代は富野に似つかわしくないと訝しみます。

室長から矢代に連絡があり、西松が殺害された現場のホテルロビーに富野が映っていて、捜査対象に上がった、富野が携帯指示がないまま拳銃を持ち出しているので何か解ったら一番に自分に報告するように命じました。
矢代は射撃訓練を受けた時、富野が優秀な警察官の資質は射撃の腕の良し悪しではない、と励ましてくれたことを思い出します。

岡部から西松殺しの重要参考人として、脅迫メールを送っていた男を捕まえたと連絡がありました。男の名前が弁護士事務所から入手したリストにあったと聞き、それを見た矢代は、あることに気付きます。

矢代は小野塚参事官に面会し、リストの余白に書かれた試し書きが富野の本の上に書かれたものと同じ形で、別人が全く同じ形を描くことはあり得ない。つまりリストを作った弁護士の秘書が富野宅を訪れた可能性が高いことを示している、富野捜査のため弁護士を捜査すべきと進言します。小野寺参事官は情報は受け取った、引き続き捜査するようにと命じました。

報告後矢代は6係メンバーと話し、小野寺参事官が若林弁護士の名前を知っていたのは2人のつながりを示している、だから矢代の報告は無視されたのだと。富野は参事官や若林にとって都合が悪いことを知ってしまい、2人がそれをもみ消そうとしていると考え、6係は動き出します。

室長は小野寺参事官とは別の参事官と食事中、冨野失踪の原因は、室長も驚くような小野寺の過去の不正にあると疑っていると知らされます。

会食を終えた室長が6係に来ますが誰もおらす、掛かってきた電話に出て外出し、富野に会います。証拠が入っている鞄を抱えた富野は、無言のまま室長に銃を向けました。

翌朝室長は銃撃されて見つかり、線状痕の分析から使われた銃は富野のもの銃と断定。

岡野たちが貴子を見張る中、小野塚参事官が訪ねて来ました。

防犯カメラ映像から富野が左腕を脱臼して整骨院に行ったと判明、西松殺害は無理だと思われます。
冨野は何故逃げていて銃を持ち、室長を撃ったのか?
矢代は射撃訓練で的を射抜く富野を思い出していました。

7話(最終回)のあらすじネタバレ

警視庁特命操作対策室第六係刑事・矢代朋(波留)達が捜査した結果、警視庁刑事部参事官・小野塚吾郎(筧利夫)と若林弁護士は裏で繋がってたと判明しました。
特命操作対策室室長・古賀清成(沢村一樹)は逃亡している警視庁捜査一課捜査情報係刑事・富野康彦(市原隼人)に銃撃されましたが、軽傷で済み入院中。鳴海理沙(鈴木京香)、係長・国木田哲夫(谷原章介)、刑事・草加慎司(遠藤憲一)達に当時の状況を話しました。

6係に富野から電話があり、10年前小野塚参事官が冤罪を作った、その事件を明るみに出そうとして、参事官と共に容疑者を取り調べた大川刑事(既に死亡)の詳細な証言記録を持ち出した、これで小野塚が行った取り調べが適正か否かがわかると言います。

矢代が文書捜査官だと思い出し、書類を渡すことにしたらしいのですが、古賀が書類を受け取ろうとすると、突然富野から撃たれたと言います。

矢代は富野があえて軽傷で済むように発砲したのではと考えます。そして富野宅に残された試し書きから、富野を襲ったのが若林の秘書で、その秘書が古賀の後ろに居るのを見た富野が、古賀が狙われないよう、とっさに古賀を撃ち書類を持ったまま逃げているのでは…と閃きました。

古賀と富野の情報が、室内が盗聴されて漏れたと考えた矢代達は、室内を捜索し盗聴器を見つけますが、国木田の判断で盗聴器は付けたままにします。

矢代は小野塚から呼び出され、富野の捜索から外されます。

6係は盗聴を恐れ屋上でミーティングを行い、このままでは富野が捕まり10年前の事件はうやむや、6係も葬られるかもと言います。
最も葬られる可能性が高い冨野が自分を頼ってくれた、自分で富野を確保したいと言います。文書捜査官として重要文書も確保しようと国木田は言い、小野塚と対立関係にある池内参事官を訪ねます。
池内は自分が告発文を作成したと認め、富野が持っている証言記録を取り戻し完全な形で公表し、小野塚の不正を明らかにしなければ、と言い国木田も共感します。

矢代と鳴海は10年前の事件を調べ、小野塚が取り調べたのは釘本洋介というひいらぎ製薬経理担当の会社員で、同僚の野田茂を殺害した容疑が掛けられていました。動機は、2人が会社で購入した薬品を横領し、3,000万円の報酬を得たが、その取り分を巡り諍いが起きたというものでした。鳴海は不信感を持ちます。

またこの会社は当時新薬開発に失敗し、粉飾決算をしたとも報じられており、社員同士の殺人事件発生・逮捕、この2人が粉飾決算に加担していたとすればという矢代。鳴海は会社の株が大暴落、釘本が冤罪、さらに製薬会社の顧問弁護士が若林であると知り、10数年前の私ともう一度対決する、と言ってどこかへ行きました。

鳴海はおでんの屋台で警視庁OB・牧野孝蔵(竜雷太)に会います。
そして牧野が10年前ひいらぎ製薬の株を大量に持っていたこと。新薬失敗は数億の損失になる、時間稼ぎのため粉飾決算を命じ、株を売りぬいたこと。経理の釘本と被害者の2人は良心の呵責からこれを公表しようとしたと推理します。
そして処分を命じられた若林が、昔自分が弁護した入沢・西松を使い野田を殺し、小野塚は横流しのストーリーをでっち上げて釘本に罪を着せたのでは?と話しますが、牧野は証拠がないと嘯きます。

鳴海は小野塚が釘本に自白を強要したと供述している、と詰め寄りますが、牧野はそんなはったりには引っかからないと言います。

鳴海は今度は逮捕状を持って来ますとその場を立ち去り、様子をうかがっていた矢代と合流しました。富野が未だ逃走中と聞き、矢代に、何か2人だけの思い出の場所がないのか、早く富野を確保しないと危ないと焚きつけます。

矢代と鳴海は6係に戻り、小野塚が取り付けた盗聴器の前で思い出の場所の話をすると、若林の秘書が現れ、草加と矢代が確保しました。

秘書の証言を受けた強行班は、若林を取り調べます。殺された入沢と西松は、殺人で手に入れたお金でそれぞれ事業に成功したが、引き続き若林を強請っていました。邪魔には思ったが、誰が殺したかは知らないと供述します。

富野は6係で、証言記録に書かれた内容を話します。
野田が殺された夜、釘本氏は野田からの携帯メールで呼び出されスタンガンを当てられた時男の腕に入れ墨があったこと、目が覚めるとナイフを握っていて、野田が死んでいたと証言したが、逮捕されてしまったとありました。
さらに取調室では小野塚が突然薬品の横流しについて話し出したこと。同席した大川刑事は釘本氏の着衣に血痕が無かったので不審に思い小野塚に伝えたが、無視されたとあります。

釘本氏は冨野の恋人・杉山貴子(北乃きい)の父親でした。交際前に打ち明けられ捜査を始め、結果を新聞社に持ち込んだが取り上げられず、その後部屋を荒らされたので危険を感じて拳銃を持ち出したと。

富野は貴子に会いたいと言いますが、貴子は前日からすでに行方不明でした。部屋には入れ墨の入った男の写真が残されており、写真を見た鳴海は、西松たちよりクオリティーが低いとつぶやきました。そこへ小野塚も行方が分からないと連絡が入ります。

貴子が手足を縛られた小野塚のそばに立ち、入れ墨の写真は父だと言います。

警察の調べで、釘本の刺青は、当時刑務所で同室だった彫り師に頼んで入れて貰ったと解りました。
6係ではその文字が釘本氏からのメッセージで、釘本は弁護士から粉飾決算や刺青男について、裁判で言わないようにと家族の事を持ち出され脅されていたのでは?獄中で彫り師の刺青を見て、自分を襲った人間と同じもの彫って貰った、裁判で話すと家族に被害が及ぶが、獄中で自殺すれば遺体はそのまま家族の元に戻され、腕の刺青に気付いた誰かがその理由を考えるのでは、それを娘が見つけてしまった…と推理します。

貴子が小野塚といる場所に、矢代と岡部が現場に到着、貴子に銃を向けます。

貴子は父親は逮捕後もずっと潔白を主張していたのにある日突然罪を認めて刑務所に行った、1年後に刺青を入れた遺体で戻って来て、どんなに時間が掛かっても復讐しようと誓ったのだと。

そして5年前に偶然入沢に会い凍死させた時、西松の名前を知り、偶然出会って付き合い始めた刑事・富野に調べさせ、ようやく西松が誰かが解り殺害した、でも富野の調べで2人は雑魚で本当に悪いのは小野塚だと知ったと。

貴子はもう自分には何もない、小野塚を殺して自分も…と言います。

矢代は自殺するのはよして欲しいと頼みます。
貴子が死んだら警察は誰に謝れば良いのか?と。
警察は市民を不幸にしても中々謝らない、市民に謝ることは権威の失墜につながると考えているから。でも自分は権力を持つ者こそ頭を下げるべきと思っている、でなければ誰からも信頼されなくなり、信頼を失った警察は不正を暴くことはできない。
そして銃を置き、お願いだから謝罪の機会を与えて欲しいと頭を下げ、小野寺も小声で謝罪…貴子はナイフを捨て、確保されます。
6係に戻り国木田は証言記録を池内参事官に渡そうとしますが、鳴海は8年間眠っていた、という単語に引っかかりを覚えました。

池内は、記録は釘本氏の1年後、8年前に書かれ、釘本氏の1年後で当時から小野塚の捜査に関する噂があって記録を取ったのだといいます。
国木田は、証言中「危険ドラッグが~」の部分について、2012年当時は「脱法ドラッグ」と言ったはず、ならば証言は釘本氏が亡くなる前に得たもので、池内が小野塚を追い落とすタイミングを見計らって文書を公表をずらした結果、釘本が獄死、大川は死亡したのだから、自白強要と同じくらい警察にあるまじきことでは?と言います。

続けて矢代が、6係で組織は文書で動く、文書を軽んじると遅かれ早かれその組織は崩壊すると学んだと話します。
国木田は係長として文書を警視総監に渡す、と言い古賀も池内に賛同せず同意しました。

貴子は取り調べ前に冨野に会い、自分には結婚する気はなかったと言い、冨野はそれでも自分は愛している、一緒に一から始めようと言い、矢代はもらい泣きします。
富野は貴子に向かって矢代が言った言葉を聞き、良い刑事になったなと言い去って行きました。

小野塚・池内とも取り調べ中、富野は古賀が自分を撃ったのは命を守るためだったと庇ったため、情状酌量され依願退職になりました。
矢代は6係と岡部と共に係長の歓迎会を兼ねて食事に出かけました。