ドラマル

2020年7月8日

『メンズ校』原作ネタバレ!ドラマの1話から最終回までのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ

ドラマ『メンズ校』の1話から最終回までのあらすじを、原作漫画ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

なにわ男子さん主演の連続ドラマ『メンズ校』を200%楽しむために、キャストや各話ゲスト、視聴率の推移をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。

※『メンズ校』全話ネタバレ完了済み(2020年12月24日)。

見逃し配信をチェック

当記事には、『メンズ校』の第1話から最終回までのネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「Paravi」で第1話から最終回までの放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

『メンズ校』の基本情報

概要(見どころ)

『メンズ校』は、和泉かねよし原作の少女漫画『メンズ校』を原作とするドラマで、なにわ男子7人が主演します。

僻地にある全寮制名門男子校・栖鳳高校で、青春真っ只中のはずの7人が、流行や女の子といった青春からは程遠い隔離された環境で過ごすひと夏を描いた物語です。

頭のいいイケメンたちが送る、閉ざされた全寮制での学生生活。青春を求めてもがいたりしたけれど、同じ時間を楽しむ仲間がいればそれだけで楽しい。少年たちがすこしだけ大人になって成長していきます。

キャスト一覧

  • 牧主税:道枝駿佑
    野上と2人部屋、事なかれ主義、喧嘩っ早い一面もある
  • 野上英敏;西畑大吾
    首席で入学し学力偏差値が高く、リーダー的存在
  • 花井衛:長尾謙杜
    温厚で優しい性格、寮では1人部屋
  • 桃井天:大西流星
    開かずの間にいる特例の生徒、他の生徒たちを観察している
  • 神木累:高橋恭平
    勉強も運動もパーフェクトで男女問わずモテるイケメン、源田と2人部屋
  • 源田新:藤原丈一郎
    いざと言う時に頼れる男の中の男、「食」にこだわりがある
  • 藤木一郎:大橋和也
    栖鳳高校の3年生、希望寮・第壱館の寮長、東大現役合格を目指す受験生
  • 春島エリカ:桜田ひより
    牧に影響を与える謎の美少女
  • 鷹野エリカ:茅島みずき
    栖鳳高校の近くに現れ牧と出会う美少女
  • 福原綾子:福田麻由子
    栖鳳高校に赴任してきた保健室の先生、学校唯一の女性
  • 岸田商店・店主:酒井敏也
    栖鳳高校から唯一の徒歩圏内の店「岸田商店」の店主、「触ったら買う!」が口癖
  • 鬼河原大吉:袴田吉彦
    『希望寮』鬼の寮監、栖鳳高校の教師
  • 真奈:加藤小夏(5話登場)
    神木累の姉
  • 乾奈緒:原愛音(7話登場)
    源田新の元カノ

スタッフ一覧

  • 原作:メンズ校
    作者:和泉かねよし
    出版社:小学館
    雑誌・レーベル:ベツコミ フラワーコミックス
  • 脚本:蛭田直美
  • 脚本協力:今西祐子
  • 監督:狩山俊輔、岡本充史
  • 主題歌
    曲名:アオハル -With U With Me-
    歌手:なにわ男子/関西ジャニーズJr.
  • チーフプロデューサー:山鹿達也
  • プロデューサー:川村庄子、星野恵
  • 協力プロデューサー:都志修平
  • 制作:テレビ東京、ジェイ・ストーム、AX-ON
  • 制作著作:「メンズ校」製作委員会

各話の視聴率

『メンズ校』各話の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※『メンズ校』は、ビデオリサーチによる視聴率の発表がないため、SNS(Twitterつぶやき数など)の反響をもとに、視聴熱を5段階(★)で発表します。

各話放送日視聴率
1話10月7日★★★★★
2話10月14日★★★★★
3話10月21日★★★★★
4話10月28日★★★★★
5話11月4日★★★★★
6話11月11日★★★★★
7話11月18日★★★★★
8話11月25日★★★★★
9話12月2日★★★★★
10話12月9日★★★★★
11話12月16日★★★★★
12話・最終回12月23日★★★★★

ドラマ『メンズ校』の最終回ネタバレ(予想)

笑顔が素敵な癒し系だけどケンカが強い武闘派な牧。男子校で開花したイケメン好き乙女系男子・花井。男子からみてもイケメン、モデルのような神木。牧のルームメイトで養護教諭と付き合っている俺様メガネの野上。神木のルームメイトの源田など、男子校には個性的で魅力いっぱいのキャラクターがたくさん出てきます。

牧には中学校時代にエリカという名前の恋人がいましたが、交通事故で亡くなってしまいます。彼女のことを忘れられずにいましたが、同じ名前のエリカという女性に出会い、彼女にひかれていきます。
原作では仮の交際をするようになりますが、ドラマでは夏の終わりと共に本当の交際に発展するのではないかと予想します。

また、花井は乙女系男子ということを隠してつきあっていた彼女がいましたが、花井を訪ねてきた彼女に真実がばれてふられてしまいます。
花井の恋はドラマでも原作通りになるのではないかと予想します。

せっかく途中まで結ばれかけた牧とエリカですが、最終的には別れてしまいます。
そしてエリカと浮気の疑惑があった神木は、何となく元カノとよりを戻す結末で、恋愛ストーリーとしてはもやもやが残ります。

でもこれは恋愛ストーリーというより、青春真っただ中の男子の日常やわちゃわちゃ楽しく過ごす様子、おバカっぷりを楽しむストーリーなので、なにわ男子が演じるならば、彼らの日常的なグループの仲の良さを存分に出して、イケメンたちが悩んだり、傷ついたりしながら成長していくドラマに仕上がるのではないでしょうか。
ドラマ版も、ほぼ原作と同じような結末になるのではないかと予想します。

『メンズ校』各話のあらすじ

2020年10月7日からテレビ東京系にて放送開始されるなにわ男子(7人)主演の連続ドラマ『メンズ校』の各話あらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。

創立35年の全寮制名門高校「私立栖鳳高校」。海まで5分!最寄り駅はどこ?1日2便の船でしか街に出られない?徒歩での脱出がほぼ不可能な男子校である。「勉学に集中できる環境」といえば聞こえはいいが、流行りの雑誌・お菓子、そして何より「生身の女の子」…現世から隔離された 『アルカトラズ』 生活の中で男子たちは「青春」しなければならないのだ。
欲しいものが手に入らない状況。脱出してフツーの共学生みたいに放課後生活を楽しみたい。女の子とだって遊んでみたい。
船が止まった?イカダを作れ!!自由の地でタピオカミルクティーで乾杯しよう!?
そんな『アルカトラズ』で彼らはどんな成長をとげるのか?自由を求めて毎回彼らはミッションを撃破する!?…のかしないのか、そんな囚われ男子たちのひと夏の物語です!

1話のあらすじネタバレ

離島にある全寮制の進学校「私立栖鳳高校」に入学した牧主税(道枝駿佑)。
ここでは自習や宿題、規則に縛られ、毎日同じことの繰り返し。徒歩圏内には飲食店やコンビニもなく、唯一の店は夕方6時に閉店する岸田商店だけ。欲しいものも手に入りません。
スマホも学校側に回収され、決まった時間と場所でしか使わせてもらえず、まったく自由がない生活でした。
それもこれも、勉学に勤しむためだという学校の方針。教師でこの「希望寮」の寮監でもある鬼河原大吉(袴田吉彦)は「アオハルを捨てろー!」という掛け声を合言葉のように叫んでいました。

牧は自由のない生活にうんざりするも、事なかれ主義のため、ただただじっと耐えていました。

ある日、牧は同部屋の野上英敏(西畑大吾)から脱走計画を持ち掛けられます。
この「希望寮」は、まるでサンフランシスコの孤島に建つ脱出不可能と言われた鉄壁の牢獄「アルカトラズ刑務所」のようだと。しかしながら、その脱出不可能と言われた刑務所でも3人脱走に成功した者がいるという。
野上は、その主犯格の男より自分はIQが高いと自負。絶対に成功させてみせると自信をみなぎらせます。
けれど牧は、こんなヤツに関わったらろくなことがないと話もそこそこに切り上げました。

その後、気弱な生徒・花井衛(長尾謙杜)が先輩二人からいじめを受けている場面に遭遇。
花井はいつも掃除当番や洗濯など、この先輩二人から押し付けられていました。
牧は花井を不憫に思うも、やはり事なかれ主義のため見て見ぬふりをしてしまいます。

ある日、スマホ2台をこっそり持ち出したのが鬼河原にバレてしまう花井。
スマホの食堂外への持ち出しも複数台所持も許されていないため、こっぴどく叱られます。
そこへ、野上と神木累(高橋恭平)が、花井が持ち出したスマホは先輩二人のものだと鬼河原に進言。神木は勉強も運動も得意なイケメンですが、いつも自販機の周りをうろついては小銭を集めている変わり者でした。
野上と神木の助太刀があったにもかかわらず、花井は先輩二人を恐れて、あくまで自分のものだと主張。鬼河原の説教を涙ながらに受けました。
野上はそんな花井にハンカチを渡し、花井はそれで涙をしっかり拭って返しました。

その後、自分たちの悪巧みがバレそうになったと逆恨みした先輩二人は花井を暴行。
そこへ牧が偶然通り掛かり、また、見て見ぬふりを通そうとします。
しかし脳裏に、牧のことを「チカ」と呼ぶ女生徒・春島エリカ(桜田ひより)から「あんたが今自由じゃないのは、あんたのせいだよ」と言われたことがよぎり、一歩踏み出そうと決意。
牧は暴行を止めようと、先輩二人に飛び掛かりました。

騒ぎを聞きつけた鬼河原は、4人を集めて事の次第を問い詰めます。
牧は「花井への暴行を止めるため」と話しましたが、花井を含めた3人は「そんな事実はない」と否定。牧は窮地に立たされます。
そこへ、野上がやってきました。
先刻、花井に渡したハンカチにはブラックライトに反応する塗料(蛍光ペンと粉末洗剤でつくったもの)を染み込ませており、花井の顔にはべったり塗料がついている。もし、その塗料が先輩たちの拳にもついていたら、顔面を殴った証拠になると説明。
そして野上が先輩たち二人の拳にブラックライトを当てると、青く光りました。これが確たる証拠となり、牧と花井は無罪放免に。

牧は野上に「ありがとう」と感謝。
野上は「これは貸しだ」とし、あらためて牧を脱走計画に誘います。そして、計画について仲間と話をするからあとで風呂場に来いと伝えました。
この二人の会話を、「開かずの間」と呼ばれる寮の一室に引きこもっている桃井天(大西流星)が扉の向こう側で聞いていました。

なるべく波風を立たせたくないと願う牧は、脱走なんて大それたことやるもんかと心の中で呟きます。がしかし、自然と足は野上が待つ風呂場へ向かってしまいます。
中へ入ると、野上と神木と源田(藤原丈一郎)が待っていました。

2話のあらすじネタバレ

野上から脱走計画を持ち掛けられ、風呂場に集まるよう言われた牧主税(道枝駿佑)。
とりあえず風呂場に向かうも、面倒ごとは御免だと参加を拒否。けれど野上英敏(西畑大吾)は諦めず、わざと同部屋の牧の前で脱走計画を練るなど、あからさまな行動に出ます。
牧はそれに巻き込まれるような形で、仲間に入れさせられました。

ある日、牧のもとに祖母から段ボールいっぱいのジャガイモが届きます。
野上は「これは使える!」と一策を講じました。
まずはジャガイモをわざと発芽させ、その毒性のある芽を誤って食べてしまったテイで欠食届を出します。欠食届を出すと、18時まで部屋で療養することになります。つまりは夕飯時までフリー。この間に島を脱出して1日外の世界を満期しよう!という作戦です。
この作戦を実行するには、花井衛(長尾謙杜)が必要だという野上。
花井は以前、いじめを隠すため、鬼の寮監・鬼河原大吉(袴田吉彦)を騙し切った実績がありました。そこに目を付けたのです。

野上たちは花井を仲間に引き入れ、作戦実行。
案の定、花井の真に迫る演技のおかげで、周囲を騙すことに成功。
野上、神木累(高橋恭平)、源田新(藤原丈一郎)、牧、花井の5人は、部屋にダミーの人形を布団に仕込み、寮を出ます。このとき、誰も近づかないようにと、濃縮した「くさや」エキスを部屋中に噴射しました。

5人は、船乗り場の前で待ち合わせすることに。
野上だけ洒落た私服でやってきます。しかし乗船条件には「制服着用」とありました。これをすっかり失念していた野上。
制服に着替えるにしても寮に戻るのは危険だからと、学校へ向かい、学校入口に展示されている制服を拝借することに。
入口前にいた用務員は花井が注意を引き、防犯カメラは肩に自信のある源田がボールを投げて方向転換させました。おかげで、展示品の制服を無事入手。
事なかれ主義の牧は、どうして危険を冒してまで野上のためにそこまでするのかと、二人の行動に疑問を抱きました。

5人は岸田商店で棒アイスを買った後、あらためて船乗り場へ。
途中、不審なドローンに追いかけられます。
花井と源田は、脱走が気付かれたかもしれないから引き返したほうがいいと進言。一方、野上と神木は恐れず突き進むべしと主張。意見は真っ二つに。
そこで、多数決で決めようと、牧の判断にゆだねられました。
周りに合わせることばかりで自分の意見を主張したことがない牧は困り果てます。
困った挙句、牧は、今食べているアイスに「アタリ」が出たかどうかで決めると言い出します。しかし同時に、大事な決断を、そんなものに委ねる自分の歯がゆさも感じます。そんな折、目の前にドローンがやってきました。苛立った牧は「今、考えてんだよ!邪魔すんな!」と叫んで、ドローンを蹴落としてしまいました。
それを見て満足そうに微笑む野上。
牧の手には「アタリ」の棒が握られていました。

ドローンを操縦していたのは、「開かずの間」と呼ばれる寮の一室に引きこもっている桃井天(大西流星)。
ドローンで5人の脱走する様子をずっと見ていた桃井は、ドローンを壊されたことに愕然とし「許せない」と怒りの言葉を漏らしました。

5人が船乗り場に着くと、寮長の藤木一郎(大橋和也)が待ち構えていました。
藤木は、異臭騒ぎの中、果敢にもその匂いの元になっている部屋に押し入り、5人が寝ていないことに気付いたのでした。
当然、報告を受けた鬼河原もやってきて、5人は車に乗せられ強制連行。

5人は脱走を企てた罰として、3か月間、敷地内の掃除をさせられることに。
野上たちは不貞腐れますが、牧だけは、これまでの殻を破って何かを掴んだ実感を得ることができ、どこか清々しい表情をみせたのでした。

3話のあらすじネタバレ

船による脱出計画が失敗した一週間後。
次は、ペットボトルでイカダを作り脱走しようと野上英敏(西畑大吾)が提案。
野上の試算によると、1440本のペットボトルが必要で、ペットボトル製イカダによる本土への所要時間は2時間半とのこと。

かくして、ペットボトルをひたすら飲み続ける日々が続きます。
もちろん落ちているペットボトルも残さず回収。
ある程度集まったところで、5人は海辺に集まりイカダを作ってみることに。
するとそこへ、寮長の藤木一郎(大橋和也)がやってきて、何を企んでいるのかと問い詰められます。
そこで機転を利かせた花井衛(長尾謙杜)は「海洋汚染問題に胸を痛めており、ボランティア活動として捨てられたペットボトルを集めていた」と弁明。これにすっかり騙された藤木は、5人の善行にエールを送って立ち去ったのでした。
うまく騙し切った花井に対して、神木累(高橋恭平)たちは感心するも「俺たちは絶対にダマすなよ」と念押ししました。

後日、藤木と鬼河原大吉(袴田吉彦)による抜き打ち所持品検査が行われます。
その情報を、藤木からうまく引き出していた桃井天(大西流星)は、嫌がらせのため、牧主税(道枝駿佑)たちの秘密のコンテナからペットボトルを取り出し、花井の部屋にぶちまけました。
桃井は、先日、脱出を企てたメンバーたちにドローンを壊されたことを根に持っていたのです。

所持品検査のアナウンスを受けて部屋に戻った花井は、大量のペットボトルにびっくり。
急いでベッドの下に隠そうとするも、とても隠しきれる量ではありません。
また、花井には気掛かりなことが、もう一つありました。
それは、クローゼットの中に隠している段ボール。そこには、可愛いクマのぬいぐるみや、レースやフリルのついたかわいい女性ものの服が詰まっていました。花井は、かわいいもの好き男子だったのです。
けれど、それを周りの男子から「キモい」といじめられた苦い過去があり、ずっと隠し通してきました。今回の所持品検査でも、なんとか隠し通そうと、ペットボトルを貯めていたコンテナに隠すことを思いつきます。
幸か不幸か、今、ペットボトルは自分の部屋にあり、コンテナの中は空っぽ。
鬼河原たちが他の部屋を回ってる隙に、段ボール持って秘密のコンテナの場所へ向かいました。
その様子を、偶然、野上が目にしてしまいます。また、花井の部屋に隠しカメラを仕込んでいた桃井も、その様子を観察していました。

花井の部屋にやってきた鬼河原たちは、大量のペットボトルに驚きます。が、藤木が「あ、これボランティアのですよ」と海辺でのことを思い出し、助かる花井。
鬼河原は花井の善行を褒め、リサイクルに出すべく、全てのペットボトルを袋に詰めて回収してしまいました。

所持品検査の後、段ボールを戻そうとコンテナへ向かう花井。
けれどコンテナの中に段ボールは無く、中身が気になった桃井が自室に持って行ってしまったのでした。

その後、ペットボトルがなぜ部屋にあったのか野上たちに問われる花井。
花井は、正直に「わからない」と回答。源田新(藤原丈一郎)、神木、牧はその言葉を信じます。
野上も信じてはいるものの、他に隠し事はないか?と花井に確認。所持品検査のときに見かけた不振な行動が気になっていたのです。
けれど、「なにも…」と口を閉ざす花井。
野上はそれ以上花井を追求することなく、その日は解散となりました。

その夜、罪悪感に苛まれた桃井は、段ボールを返してあげようと花井の部屋へ。
けれど声をかける勇気がなく、部屋の前に置いて立ち去りました。
直後、藤木がその段ボールに気付き、「不審物だ」と持って行ってしまいました。

翌朝、不審物が誰のものか問い質すため、食堂に寮生が集められました。
中身の可愛いグッズに、皆が「なんだこれ、キモい」などと囁き合います。その中傷にいたたまれず、自分のものだと名乗り出ることができない花井。
鬼河原は「このまま誰も名乗り出なければ、共同責任で全員、今後一か月間お小遣いの引き出し禁止!」と言い出します。これに不満の声を上げる寮生たち。
そこで野上は「花井、お前のだろ」と声を上げました。
そしてすかさず、これもボランティアの一環で、恵まれない少女たちのためにリサイクル品を集め、それを消毒・洗濯しようとしていたものだろうと説明。花井は野上の意外な助け舟に驚きつつ、それを肯定しました。
鬼河原たちはそれを全面的に信じ、段ボールを花井に返却したのでした。

その後、花井は野上たちに隠し事をしていたことを謝り、トラウマについても打ち明けました。
「気持ち悪い趣味だと笑われ、嫌われたくなかったから」と。
すると牧は、自分もかつて「周りから嫌われたくない」という一心で迎合してばかりだったことを思い出し、「それなら、自分から嫌う奴を嫌ってやればいい。俺はおまえを認める」と花井に言いました。これは、春島エリカ(桜田ひより)という少女から牧自身が言われた言葉でもありました。
神木たちも同じく花井を受け入れ、「そんなことで俺らが嫌うわけないだろ。見損なうな」と言い添えます。

仲間に受け入れてもらえた花井は自信をつけ、隠すことなくフリルやリボンを身につけるように。
部屋も模様替えして、可愛いもので埋め尽くしたのでした。

4話のあらすじネタバレ

ペットボトルのイカダによる脱出作戦のリベンジをすることにした5人。
ただ、先日の抜き打ち検査でペットボトルを回収されてしまったため、次は5人乗りではなく2人乗りの小ぶりなイカダを作ることに。
誰が乗るかは、ポイント制(それまでの活躍をポイント化して加算)で決めることにしました。

それから3日後、作戦を決行。
5人は海岸に集まってイカダを作り始めます。
5人の作戦を隠しカメラでずっと監視してきた桃井天(大西流星)は、寮長の藤木一郎(大橋和也)に告げ口。藤木はすぐさま5人を捕まえようとしますが、桃井が「もう少し泳がせてから捕まえよう」と制します。
けれど、いつまで経っても行動を起こそうとしない桃井に、藤木が「本当はあいつらの仲間になりたいんじゃないのか?」と一言。図星を突かれた桃井は、それを必死に否定しながら、その場から走り去ってしまいました。

一方、5人は映画「タイタニック」談議に花を咲かせながら、順調に作業を進めます。
ふと、牧主税(道枝駿佑)は熱心にイカダ作りをする4人を見て、冷めた気持ちになります。
なんでこんなにもアツくなれるんだろう?と。
牧以外の5人には、島を脱出した後にやりたいことが明確にありました。
女子大好き変態の野上英敏(西畑大吾)は女子がいる空気を吸うため、花井衛(長尾謙杜)は可愛い洋服やグッツを見に行くため、食にこだわりのある源田新(藤原丈一郎)は調味料を買ったり美味しいものを食べるため、神木累(高橋恭平)は昔好きだった女の子から盗んでしまったおもちゃのペンダントの罪滅ぼしに、ちゃんとしたペンダントを買って返すため。
けれど牧には、とくにやりたいと思えることがありませんでした。
急に虚しくなった牧は作業を中断し、気晴らしのため飲み物を買いに行くことに。

みんなの分の飲み物を買った牧は、戻る途中、自転車に乗ったポニーテールの少女・鷹野エリカ(茅島みずき)とすれ違います。
自転車には「エリカ」と書かれており、幾度となく牧に助言を与えてくれていた春島エリカ(桜田ひより)と同じ名前であることに興味を惹かれます。
じっと見つめていると、自転車の少女・エリカが気付き、牧が栖鳳高校の学生だと知ると「栖鳳高校の学生って朝から晩まで勉強ばかりで、まるで勉強ゾンビみたい」と皮肉りました。それを牧が「ちゃんと自分を持って生きてるヤツらもいるから!」と反論。するとエリカは素直にゴメンと謝りました。
そんなところも春島エリカと似ているなぁと感じる牧でした。

エリカと話したことでやる気が出てきた牧は、心機一転、熱心にイカダ作りに取り組みます。
イカダはようやく完成し、牧と花井で試乗してみることに。
二人を乗せて一旦は浮かんだものの、すぐに崩壊。イカダ作戦は失敗に終わりました。
けれど、「楽しかったから失敗も悪くない」と感じる牧でした。

5話のあらすじネタバレ

女性の吐き出す空気を求めて彷徨う野上英敏(西畑大吾)。
野上特有のセンサーにより、栖鳳高校に新たに赴任してきた保健室の先生・福原綾子(福田麻由子)のもとに辿り着きます。しかし、福原は女性らしからぬ地味な様相で、野上はがっくりと項垂れました。

その頃、栖鳳高校の希望寮には珍しく女性の来訪者が。
とても美しい女性で、寮内の学生たちはチヤホヤ。寮長の藤木一郎(大橋和也)までも鼻の下を伸ばします。

その女性は、神木累(高橋恭平)の姉・真奈(加藤小夏)でした。
ただ、姉といっても、互いに両親の連れ子で血は繋がっていません。
神木の実の父は幼い頃に病気で死別。その時、神木は父から「母さんを守ってくれ」と託され、以降ずっと勉強や部活、家事までも懸命にこなし、まさに優等生として母を支えてきました。
しかし、2年前の神木が中学2年生の頃、母が再婚後の父(真奈の実父)に「累がいい子すぎてさみしい」と零しているのを聞いてしまいます。
神木はショックを受け、それからは母の願望を叶えるべく反抗的な「悪い子」を演じるように。
仲の良かった真奈とも距離を取るようになってしまいました。

そしてもうひとつ、真奈については特別な感情がありました。
先日、島を脱出する目的として語っていた「昔好きだった女の子からおもちゃのペンダントを盗んでしまったから、ちゃんとしたものを買って返したい」。この「好きだった女の子」というのが真奈で、おもちゃのペンダントは神木が幼い頃に買ってプレゼントしたものでした。
安物のペンダントにもかかわらず、毎日大事に身につけていた真奈。神木はそれがなんだか申し訳なくて、だから自ら盗んで、おもちゃではない本物のペンダントを買おうと必死に金を貯めていたのでした。自販機の傍をうろついては小銭を拾っていたのもそのため。
けれど先日、真奈からの手紙で「来月、結婚する」と知らされ愕然。
その手紙には「結婚する前に、昔のような仲良し姉弟に戻って、昔のように一緒に花火大会を見たい」とも綴られており、洒落た服もプレゼントとして送られてきました。
しかし神木はその服には一度も袖を通さず、手紙も丸めてゴミ箱へ捨ててしまいました。

今回、真奈が寮にやってきたのは、その花火大会を神木と一緒に見るため。
外泊許可も真奈がきちんと取って来ました。
それを羨ましがる野上たち。けれど神木は「ほっといてほしい」と真奈を突き放し、花火大会には行かないと意地を張ってしまいます。
真奈の必死の説得にも耳を貸さず、ついには真奈は諦め、島を出ることに。

野上たちは「このままでいいのか?想いを伝えるべきだ」と神木を捲し立てます。
けれど神木は、「結婚間近の真奈に想いを伝えても彼女を困らせるだけ。これでいいんだ」と強がるばかり。そこへ、牧主税(道枝駿佑)が春島エリカ(桜田ひより)からの「自分にウソつくって、人につくより最低」という言葉を思い出し、そのまま神木にぶつけました。そして、神木と同部屋の源田新(藤原丈一郎)も「今のお前は自由を選べる。良い息子でも悪い息子でも、弟でもないお前。お前はどんなお前を選ぶ?」と迫ります。
そこで出した答えは、真奈を追いかけてとにかく抱きしめたい、ということ。

神木は真奈から貰った服を着て、急いで船乗り場へ。
しかし間に合いませんでした。
するとそこへ、一部始終を陰からこっそり盗み見ていた桃井天(大西流星)が、岸田商店の「花火全品80%OFF」と書かれたチラシを神木たちのもとへ紙飛行機で飛ばしました。
これを見た源田は皆から金を集めて花火を買い込み、船が近くを通る岬まで行って、それらを打ち上げて真奈に呼びかけます。
神木は「真奈ー!結婚、おめでとうー!」と叫びました。
それを聞いて「ありがとう」と呟く真奈。その胸には、神木が盗んだおもちゃのペンダントが。
じつは船に乗る前、生徒たちが食堂に集まってる隙を突いて、神木の部屋に忍び込み、ペンダントを見つけたのです。真奈は「ペンダント、返してもらいます。安モノだけど、私にとっては世界で一番大切な宝物なの」と書いたメモを残したのでした。

6話のあらすじネタバレ

海岸で貝殻拾いをしている鷹野エリカ(茅島みずき)と偶然再会した牧主税(道枝駿佑)。
あらためて自己紹介します。すると「チカラ(主税)だなんて、名前負けしてるね」と言われてしまいます。そんな反応も、中学時代の同級生・春島エリカ(桜田ひより)とよく似ているなと感じる牧でした。

ある日、桃井天(大西流星)は鬼河原大吉(袴田吉彦)から「特例期間はもうすぐ終わりだ。このまま出席しなければ退学処分になるぞ」と忠告されます。
そこで桃井は仕方なく、翌日、学校へ行くことに。
ところが、なかなか勇気が出せず、教室まで足が向きません。校舎の玄関口でウロウロしていました。

やがて放課後となり、藤木一郎(大橋和也)に気付かれ、大声で呼びかけられる桃井。
桃井は注目を浴びたくなくて、慌てて身を隠そうと保健室へ駆け込みます。
すると間もなくして、野上英敏(西畑大吾)たちも保健室へやってきました。桃井はとっさにベッドの下へ。
野上たちは、第2の脱走計画として仮病を使いたいから盲腸の診断書を書いてくれと、養護教諭の福原綾子(福田麻由子)に頼みにきたのです。
もちろんそんなものは書けないと福原は断り、野上たちを追い出しました。

桃井は福原のおかげで難を逃れ、ほっと胸を撫で下ろしながら保健室を出ます。
そこに野上が待ち構えており、「なんで隠れていたんだ?」と問い詰められます。
桃井は、自分もこんな島から出て行きたい、脱走したいと胸中を告白。
すると、後からやってきた花井衛(長尾謙杜)、源田新(藤原丈一郎)、神木累(高橋恭平)は「俺たちの仲間だな!」と勝手に桃井を友達認定。
虚を衝かれた桃井は、名前を聞かれたとき、とっさに「飛翔寮の『権田』という名で、愛称は『ゴン』」と嘘をついてしまいました。

桃井を仲間に入れ、あらためて脱走計画を練る野上たち。
なにか良い案はないかと頭を悩ませていると、桃井がハングライダーで本土まで飛ぶことを提案。
野上はそれを採用しました。
そこで問題となるのがハングライダーの素材。
桃井は、引きこもり部屋の窓を覆うのに使っていたテント生地を提供しました。

桃井は、牧たちとハングライダー作りをしながら、仲間と一緒に何かに取り組む楽しさを噛み締めます。
手作りハングライダーが完成すると、このままでは殺風景だからと、羽にみんなの願い事を書くことに。
野上は「女子の吐いた二酸化炭素を吸う」、神木は「本物のペンダントを買って渡す」、源田は「食材をゲットして、みんなに美味いものを食わす」、花井は「かわいいものをGETする」、牧は「自由になれればいいな」と書き、そして桃井は「自分になりたい」と書いて署名は「ゴン」としました。

その夜、桃井の部屋に、占いにハマってる藤木がやってきて「勢いでついたウソに苦しめられる」という占い結果を伝え、気を付けたほうがいいぞとアドバイス。
桃井はそれを迷惑そうに追っ払いましたが、どうにも気になってしまい、翌日、意を決して野上たちに真実を打ち明けることに。
本当は野上たちと同じ希望寮に属しており、入学以来一度も学校に顔を出したことがない引きこもりで、親が理事長の親戚だから特例で許されていたことを白状。
それでも、源田たちや、じつはずっと桃井が行動を監視していたことに気付いていた野上も、桃井のことを仲間として受け入れました。
これに感激した桃井は、署名の「ゴン」を「桃井」と改め、脱走計画の決行日までハングライダーを預かることにしたのでした。

7話のあらすじネタバレ

「合法的に本土へ行けることになったぞ!」
そう高らかに声を上げる野上英敏(西畑大吾)。
IQの高い野上は高校生科学技術オリンピックで入賞し、その表彰式に出るため本土へ行けることになったのです。しかも、牧主税(道枝駿佑)たちも共同研究者ということにして、表彰式に出ることを許されたという。
このチャンスに、ぬかりなく女子高との合コンをセッティングした野上。牧たちは浮かれます。

がしかし、引率者として寮長の藤木一郎(大橋和也)までも同行することに。
表彰式の後、合コン会場であるカラオケ店に向かいますが、そのカラオケ店にまで藤木がついてきます。
予定にない藤木までいたのでは合コン人数が合わなくなってしまうため、どうやって藤木を帰らせようか頭を悩ませます。

そんな折、源田新(藤原丈一郎)の前に、元カノ・乾奈緒(原愛音)と新しい彼氏と思われる男が現れました。
奈緒とは、つい最近、「ごめん、無理…」と別れを切り出されたのです。ただ、源田としてはその理由がわかりませんでした。
けれど、メールをほとんど返信しなかったことや、別れを切り出されたときも「了解」としか返さなかったことを聞いた牧たちは、なんとなく別れの理由を察したのでした。

彼氏とその仲間たちがいる部屋の前を通り掛かった源田は、彼氏たちが有名女子高の奈緒をダシにして合コンを開き、そのパイプ役として利用するためだけに付き合っていることや、さらには奈緒のことを「ブス」と貶しているのを耳にしてしまいます。
これに憤った源田は、その部屋に入り、彼氏へ「理由は明かさず、奈緒を傷つけないように別れてやってほしい」と頭を下げて頼み込みました。
すると彼氏は、ならば大声で校歌を歌ってみせろとか、床にばら撒いた菓子を拾えなど、さんざん源田のことを茶化します。それを甘んじて受け、耐え忍ぶ源田。
その様子を、ドア越しに見ていた牧たちは、見かねて乗り込もうとします。が、他校と喧嘩したら処分されてしまうと止める野上。
そこへ、藤木が「俺が許す。やれ!」と一言。
藤木のお墨付きをもらえた牧たちは一気に乗り込んで、彼氏とその仲間たちを懲らしめました。

彼氏たちは逃げ帰り、その後、部屋の片づけをする源田たち。
そこへ奈緒がやってきて、なんで愛してもいないのに、こんなことしたのかと詰め寄ります。
「俺は愛していた」と答える源田。けれど奈緒は、愛していたのなら、ちゃんとメールの返信もするだろうし、連絡を取り合おうとしたり、別れを切り出されたときは「なんで」と理由を問うはずで、それをしなかった源田の愛情を疑います。
源田は、言葉にするのが苦手だし好きでもないと本音を明かします。そんな源田が奈緒と一緒にいたのは、安心して黙っていられる空気感があったから。その空気感が大好きだったという。そう述べる源田の胸には奈緒への愛しさが込み上げ、顔には自然と笑顔が。
けれどやはり、まだ愛情表現がうまくいかなくて、「なんでこんなときに笑うの?」と尋ねる奈緒に「ごめん」としか返せなかった源田。奈緒は「わかった」と返し、立ち去ったのでした。

結局、野上が呼んだ合コン相手は乱闘を目にしてしまい帰宅。野上たちは合コン叶わず島へ帰ることとなり、がっくりと肩を落とします。
そのお詫びとして、源田は、寮の夕飯にとっておきのお手製「ちょい足し」をしてあげると約束。これにテンションが上がる牧たちでした。

8話のあらすじネタバレ

野上英敏(西畑大吾)は養護教諭の福原綾子(福田麻由子)に惹かれ始め、保健室に入り浸るように。
野上の気持ちに目敏く気づいた花井衛(長尾謙杜)は、桃井天(大西流星)に福原の気持ちを探らせます。
野上のことを聞かれた福原は、あからさまに動揺。桃井たちは、福原も野上に心惹かれていると確信したのでした。

そんな折、学校案内パンフレットの写真撮影をすることになった藤木一郎(大橋和也)が、野上のところへやってきます。
主席である野上は学校のウリだから、野上をモデルに写真を撮りたいという。
しかし「馬鹿らしい」と一蹴して立ち去ってしまう野上。
仕方なく、その場にいた牧主税(道枝駿佑)をモデルに撮ることに。

藤木は保健室の様子も撮るということで、福原のもとへ。
それを耳にした野上は、結局、藤木たちについてきて、モデルの牧へ駄目出ししまくります。そんなに文句を言うならやっぱり野上がモデルになれ、ということに。
野上と福原は、藤木の要求するポーズ(福原がおでこに手を当てるなど)に動揺しまくってしまいました。

その様子を見ていた花井たちは、二人の恋を成就させるべく、地味な福原をプロデュースして大変身させよう!計画を敢行。
福原は躊躇いながらも、花井たちの熱心な説得にほだされ、変身計画に乗ることに。
まずは、神木累(高橋恭平)の姉・真奈(加藤小夏)からお洒落な服をたくさん送ってもらい、福原に着させます。そしてさらに、お化粧やヘヤメイクもばっちりして、野上に見せました。
地味だったこれまでとは見違える福原の姿に絶句する野上。
しばらく固まった後、怒ったように無言で立ち去ってしまいました。

野上は、着飾った福原のことを「本心じゃないのに周りの意見に流されて…まるで操り人形だ」と憤っていたのです。
それを聞いた牧は「好きなお前のために綺麗になりたいっていう『本心』じゃないか!」と反論。すると野上は「自分の本心もわからないような奴が、わかったような顔して首を突っ込むな!」と反撃。二人は取っ組み合いの喧嘩をしてしまいます。
そこへ藤木がやってきて、喧嘩を仲裁しました。

その後、牧は野上と喧嘩してしまったことに落ち込み、海辺で項垂れます。
するとそこへ鷹野エリカ(茅島みずき)がやってきて「喧嘩できる相手がいるなんていいじゃない。羨ましいわ。お互い、どうでもいい相手じゃないから本気で喧嘩するんでしょ」と言われます。

エリカの言葉にハッとさせられた牧は、あらためて、頑固な野上に気持ちをちゃんと福原に伝えるよう説得。
源田新(藤原丈一郎)も「自分も気持ちを言葉にできなかったから奈緒(原愛音)にふられた。野上には俺の二の舞になってほしくはない」と説得しました。
牧たちの熱弁に心動かされた野上は、福原のもとへ。
野上は、地味でもありのままの福原が好きだと伝えた上で、「もし本心からお洒落してみたいと思っているのなら、これを受け取ってほしい」とバレッタを差し出しました。
それは先日、高校生科学技術オリンピックの表彰式で本土へ行ったとき、福原のために買ったものでした。それを今まで渡せなかったのは、福原にとって余計なお世話になってしまうのでは…と思い悩んでいたため。
しかし福原は喜んでバレッタを受け取り、さっそく身につけます。
野上は、バレッタをしてはにかむ福原をそっと優しく抱き締めたのでした。

9話のあらすじネタバレ

名門進学校「私立栖鳳高校」の3年生で寮長をしている藤木一郎(大橋和也)は、東大を目指して勉強に励んでいました。
そんな藤木が、ある日、ジョギング中に島の美少女・鷹野エリカ(茅島みずき)を見かけ、一目惚れしてしまいます。
それからというもの、勉強が手につかず、成績が落ちはじめてしまう藤木。また、奥手なため、エリカに話しかけることも出来ずに、恋も進展しないまま。
それをもどかしく思った桃井天(大西流星)は、藤木のチカラになりたいと思い立ち、野上英敏(西畑大吾)や花井衛(長尾謙杜)らに協力を仰ぎます。
花井たちは、喜んでそれを引き受けました。

まずは、エリカに藤木と会って話をしてもらうよう頼みに行くことに。
その役目を、牧主税(道枝駿佑)が任されます。牧は、複雑な心境になりながらもエリカのもとへ。
エリカは「わたしがその人と会って、恋に落ちちゃってもいいの…?」と牧に問い掛けつつ、引き受けてくれました。

桃井や牧たちのおかげでエリカと話をすることができた藤木は、「今度、一緒にお出かけしよう」とエリカから誘われ上機嫌に。
さらに勉強がおろそかになってしまい、東大模試の判定が「B」から「D」へ転落。
これまで東大合格を目指して必死に頑張ってきた藤木はショックを受け、自信喪失に。エリカとの恋もきっとうまくいかないだろうと悲観して、デートにも行かず引きこもってしまいます。
そんな藤木に桃井が激怒。
藤木を部屋から出そうと、ドアを破らんとするほどの勢いでドアを叩きます。その剣幕と、引きこもり中に何かと世話を焼いてくれた藤木への恩返しがしたいという切実な想いにほだされ、部屋の外に出た藤木。エリカに告白しようと決意しました。

藤木が来るまでの間、牧がエリカと話をして間を繋ぎます。
ようやくやって来た藤木は、「好きです!俺と付き合ってください!」と告白。するとエリカは「ごめんなさい」と即答。見事に玉砕してしまいました。

その後、落ち込む藤木に「当たって砕けたら、また次を探せばいい」と励ます桃井。
藤木はその言葉に、次なる目標を見出し、元気を取り戻します。
その目標とは、自分の殻に閉じこもってしまった生徒に寄り添えるような教師になること。そのために、東大一本狙いだったのを、第二志望として他大学の教育学部を追加。
その意気込みを、教師の鬼河原大吉(袴田吉彦)は応援したのでした。

10話のあらすじネタバレ

もともと成績が良くなかった牧主税(道枝駿佑)は、野上英敏(西畑大吾)たちと過ごすようになってさらに成績が落ちてしまい、追試を受けるハメに。
一方で、牧以外のメンツは成績優秀で上位を保ったまま。その理不尽さと惨めさから、つい「俺とお前たちとでは住む世界が全然違う!」と壁を感じさせる発言をしてしまいます。これに激怒した野上は、以降、口をきかなくなってしまいました。

追試のために勉強に励もうとするも、なかなか身が入らない牧。
気晴らしに海辺を散策。するとそこに鷹野エリカ(茅島みずき)がいました。
エリカはいつもと様子が違い、涙を流しながら、親の仕事で急遽スイスへ行くことになったと明かします。もう次の日曜には旅立つという。
何も知らない海外で、しかも大好きな海が無い生活にきっと耐えられないと嘆くエリカ。
これまで自由で強い子だと思っていた少女の、弱い部分を知った牧は、なんとか元気付けてあげられないかと思い、一緒に島を巡ることに。

夕食時になっても戻ってこない牧を、花井衛(長尾謙杜)たちが心配します。
就寝時の点呼の時間が迫っても戻って来ず、花井たちは、牧のためになんとか点呼をごまかそうと画策。その作戦を練ってる最中に鬼河原大吉(袴田吉彦)がやってきて、牧がいないことがバレてしまいました。

その頃牧は、エリカとともに、誰もいない漁師小屋の中へ入り、そこで一晩過ごそうとします。
小屋の中でランタンを見つけ、明かりを灯そうと準備する牧のポケットから、一冊の本が落ちました。
それは「キミの隣のフライハイ」という題名の小説。「フライハイ」とはドイツ語で「自由」という意味で、まさにその自由を愛した少女・春島エリカ(桜田ひより)から借りたものでした。
春島エリカとは中学の時に出会い、その自由さ、天真爛漫な明るさに牧は惹かれていました。
ある日、「隅々まで読み終わるまで返しちゃダメよ!」と言われて、この小説を渡された牧。何度も読んで返そうとするも「ちゃんと隅々まで読んで!」と突き返されてしまいます。
そんな中、エリカが交通事故で亡くなってしまい、本の返却が叶わなくなりました。

昔語りをした牧は「エリカはなんで、こんなつまらない僕を相手にしてくれたんだろう…」と不思議そうに零します。これに「それは違うんじゃない」と返す鷹野エリカ。自由を愛す子が、わざわざつまらないと思ってる人のことを構ったりはしない、と。
そして鷹野エリカは、本の背表紙がテープで貼られていることに気付きます。牧は、外れないように止めていただけだろうと気にも留めませんでしたが、エリカに促されて、剥がして背表紙の裏側を確認。そこには「チカを縛るもの全部なくなれ!そしてもっと自由になれ!」と書かれていました。
春島エリカからのメッセージに胸がアツくなる牧。
その時、巡回警備官に見つかってしまい、寮へと連れ戻されてしまいました。

夜間無断外出、不純異性交遊、不法侵入、これらの警備会社の記録は理事長にも届くから、退学は免れないだろうと告げる鬼河原。牧に謹慎を言い渡しました。

牧は生徒たちとは隔離された部屋で、自習させられます。
しかしまったく集中できず、エリカのことが気になって仕方ありません。そこで、寮を抜け出そうと決意。
ところが、部屋を出たところで野上たちに引き止められてしまいます。
牧が出ようとしていた裏口には、新たに監視カメラが設置され、危険だという。

野上は「なぜ俺たちを頼らない?なぜお前の世界から俺たちを締め出そうとする?」と問い詰めます。野上は、牧のことを、ともに一喜一憂しながら同じ時間を過ごしたかけがえのない友人だと思っていたが故に、先日の「俺とお前たちとでは住む世界が違う」発言を根に持っていたのです。
牧としては、壁を作っていたつもりはなく、ただ成績優秀者である野上たちを巻き込みたくないから一人で逃げ出そうとしたと弁明。そして、逃げ出そうとした理由(鷹野エリカとのこと)も明かしました。
野上は、東大確実の自分たちを進学率を落としたくない学校側がカンタンに退学にするわけがないと自信をみせ、協力すると申し出ます。
牧は野上たちの友情に感謝し、はじめて自発的に「エリカに会いに行くため」という明確な目的を抱いて「この寮を脱出する!」と宣言したのでした。

11話のあらすじネタバレ

スイスに引っ越すことになった鷹野エリカ(茅島みずき)を見送るため、牧主税(道枝駿佑)は寮を抜け出すことを決意。
そして、その牧を後押ししようと、野上英敏(西畑大吾)たちも一緒に抜け出すことを決意。

鬼河原大吉(袴田吉彦)の私室に忍び込み、釣り道具と私服を拝借し、変装して寮から出ることに成功します。しかし、フェリーまでの道中、教師たちが検問をしており、進めません。
そこで、ポケットからボロボロの地図を取り出した野上。
その地図は、洗濯場の壁に「自由になりたい」と落書きされていた場所に隠されていたもの。そこに書かれた島の地図には1つの×印と、「日本のフランク・モリス」という名が記されていました。
フランク・モリスとは、アメリカの鉄壁の牢獄「アルカトラズ刑務所」の伝説の脱獄犯。
野上たちは地図に脱走のヒントがあると信じて、×印の場所を目指すことに。

×印に辿り着くと、ちっちゃく「レボリューション・オブ・アルカトラズ号」と書かれた古めかしい小舟が隠されていました。
野上たちはそれを漕いで本土へと渡ったのでした。

空港へ着いた牧は、エリカに声をかけます。
海の無いスイスでの暮らしは息苦しいのではないかと不安に感じていたエリカに、「俺も入学した頃は、自由を諦め嘆いていた。でも自由は貰うものじゃなくて自分で掴み取るものだと、仲間が気付かせてくれた。大切なのは、どこにいるかじゃなくて、誰とどんなふうに生きていくか、だよ。波の音や海の匂いの代わりに、鷹野を助けてくれる何かがきっとあるから」と勇気付けました。
この言葉に胸打たれたエリカは、自分が使っていた自転車を牧に使ってほしいと鍵を渡します。
牧はお礼に何か返そうとしましたが、手持ちにはアイスの「アタリ」棒しかなく…。その「アタリ」棒は、気を遣って空気ばかり読んでいた牧が、絶対友達にはなれないと思っていた自由奔放な野上たちと一緒にいることになった『きっかけ』になったもの(第2話)。それは牧にとって、自由をくれたきっかけでもあり、ずっと大事に持っていたのです。
エリカはその「アタリ」棒を餞別の品として貰い、笑顔でスイスへと飛び立ったのでした。

空港を出た野上たちは、ちょうどそのときやって来た車でヒッチハイクしようと呼び止めます。
しかし乗っていたのは、なんと鬼河原。
一同は「退学になってしまう…」と肩を震わせましたが、今回の脱走については目をつむってくれるという。というのも、地図の署名にあった「日本のフランク・モリス」とは鬼河原のことで、30年前に、野上たちが乗ってきた小舟で脱出ルートを開拓した張本人だったのです。
自分も自由を夢見る学生だったという鬼河原は、野上たちのことを多めに見てくれたのでした。

その後、牧は無事追試を乗り越え退学を免れます。
そして野上は牧たちを集め、また新たな計画を打ち立てました。
「不自由から逃れようとするからダメなんだ。ここに自由をつくればいい!」と、『アルカトラズ エデン(楽園)化計画』を提案したのでした。

12話(最終回)のあらすじネタバレ

野上英敏(西畑大吾)が「ここに自由をつくろう」と、『アルカトラズ エデン(楽園)化計画』を提唱してから2年。
寮では様々な改革が進みました。
スマホ使用が全面解禁されたり、フェリーが栖鳳高校の学生については乗り放題になったり、通販も自由にできるようになりました。

3年生になった牧主税(道枝駿佑)は寮長を任されることに。
メガホンを持って生徒たちに元気に話しかける姿は、かつての寮長・藤木さながら。
スイスに渡った鷹野エリカ(茅島みずき)からは「帰国することになった」との連絡があり、週末に会う約束して、おもわず顔がほころびます。

神木累(高橋恭平)がかつて想いを寄せていた姉・真奈(加藤小夏)は、あれから予定通り結婚して出産。
神木はそれを心より祝福します。

源田新(藤原丈一郎)は、元カノ・乾奈緒(原愛音)とよりを戻し、順調に交際。
ゆくゆくは、老舗洋食屋を営んでいる奈緒の実家を継いで料理人になるという夢を抱きます。

大学生となった藤木一郎(大橋和也)は、恋人も出来てバラ色の大学生活を謳歌。
そんな藤木がある日、「忘れものがある」と寮にやってきます。
藤木は、花井衛(長尾謙杜)と桃井天(大西流星)の部屋に保管されていたハングライダー(脱出計画で作ったもの(第6話))に、「社長になりたい!」という藤木なりのアオハルな夢を書き入れました。というのも、当時、藤木はまだ仲間に入っていなかったため、みんなの将来の夢の寄せ書きに自分の名前が無く、それが心残りだったという。

互いに想いを育んでいた野上と福原綾子(福田麻由子)は、生徒と養護教諭という間柄のため正式には交際していなかったため、野上は「卒業するまで待っててほしい」と約束します。

野上ら7人は、自分たちのアオハルの象徴である脱出計画で試行錯誤したもの(ハングライダー等)をタイムカプセルで埋めることに。
自分たちがかつて、鬼河原大吉(袴田吉彦)が学生時代に残した地図に助けられたように、未来の栖鳳高校の学生が、いつかこれを発見して、何かの助けになればいいなと7人は願ったのでした。