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2020年12月22日

『教場2』原作ネタバレ!新春ドラマスペシャルのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ

新春スペシャルドラマ『教場2』のあらすじを、原作ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

木村拓哉さん主演のドラマ『教場2』を200%楽しむために、キャストや各話ゲスト、視聴率の推移をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。

※『教場2』全話ネタバレ完了済み(2021年1月4日)。

見逃し配信をチェック

当記事には、新春スペシャルドラマ『教場2』のネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「FODプレミアム」で過去の放送をご覧になれます。また「FODプレミアム」では、2020年に放送された『教場(1)』も配信されています。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

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『教場2』の基本情報

概要(見どころ)

新春スペシャルドラマ『教場2』は、同名小説の原作を下敷きに、『踊る大捜査線』シリーズを手掛けた君塚良一が脚本を書いたミステリードラマ。
白髪隻眼の鬼教官の主人公・風間公親(木村拓哉)が、警察学校という密室を舞台に、生徒たちの抱えるさまざまな葛藤や秘密を暴き、導いていく物語です。

2020年1月に放送された第1弾の、大反響を受けての第2弾!
『教場2』では、風間の隻眼の秘密、ドラマ版オリジナルの設定に注目です。

キャスト一覧

  • 風間公親(かざま・きみちか):木村拓哉
    白髪隻眼の鬼教官、元神奈川県警捜査一課刑事
  • 田澤愛子(たざわ・あいこ):松本まりか
    生徒を指導する副教官見習い、元強行犯係の刑事
  • 服部京子(はっとり・きょうこ):佐藤仁美
    風間教場の副教官、座学担当
  • 須賀太一(すが・たいち):和田正人
    風間教場の副教官、術科担当
  • 小野春江(おの・はるえ):高橋ひとみ
    神奈川県警察学校・事務員
  • 四方田秀雄(よもだ・ひでお):小日向文世他
    神奈川県警察学校の学校長

200期の生徒

  • 鳥羽暢照(とば・のぶてる):濱田岳
    白バイ隊員になるのが夢、耳を鍛えて聴覚が異常に優れている生徒
  • 石上史穂(いしがみ・しほ):上白石萌歌
    199期では休学をしており、200期の生徒として復学する
  • 忍野めぐみ(おしの・めぐみ):福原遥
    ハーモニカを吹くのが得意
  • 漆原透介(うるしばら・とうすけ):矢本悠馬
    時間の感覚が人と違い、たびたび遅刻をしてしまう問題児
  • 比嘉太偉智(ひが・たいち):杉野遥亮
    真面目で実直な性格の元剣道国体選手
  • 杣利希斗(そま・りきと):目黒蓮(Snow Man)
    警察一家に生まれた冷静な観察眼の持ち主
  • 稲辺隆(いなべ・たかし):眞栄田郷敦
    手先が器用、将来は鑑識を目指している
  • 伊佐木陶子(いさき・とうこ):岡崎紗絵
    優秀かつ快活、誰にでも人当たりのよい優等生的な生徒
  • 吉村健太(よしむら・けんた):戸塚純貴
    200期の生徒の中でもとびっきり明るいムードメーカー
  • 堂本真矢(どうもと・まや):高月彩良
    勝ち気な性格で負けず嫌いの体育会系女子
  • 坂根千亜季(さかね・ちあき):樋口日奈(乃木坂46)
    争いを好まない温厚な生徒

199期の生徒(史穂の休学に関わる生徒たち)

  • 出馬求久(いずま・もとひさ):重岡大毅(ジャニーズWEST)
  • 浦美慶介(うらみ・けいすけ):三浦貴大
  • 佐久野みゆ(さくの・みゆ):佐久間由衣
  • 小嘉竜一(こが・りゅういち):嘉島陸

198期の生徒

  • 宮坂定(みやさか・さだむ):工藤阿須加
    小学校教職生活をへて警察官
  • 菱沼羽津希(ひしぬま・はづき):川口春奈
    美しい美貌を持つ、自信過剰
  • 岸川沙織(きしかわ・さおり):葵わかな
    気が弱くて頼りない
  • 枝元祐奈(えだもと・ゆな):富田望生
    元女子レスリング選手
  • 都築耀太(つづき・ようた):味方良介
    ポーカーフェイス
  • 石山広平(いしやま・こうへい):村井良大
    198期のムードメーカー
  • 楠本しのぶ(くすもと・しのぶ):大島優子
    元インテリアコーディネーター
  • 日下部准(くさかべ・じゅん):三浦翔平
    198期の最年長

スタッフ一覧

  • 原作:『教場』シリーズ
    作者:長岡弘樹
    出版社:小学館
    レーベル:小学館文庫
  • 脚本:君塚良一
  • 主題歌
    曲名:-
    歌手:-
    レーベル:-
  • プロデュース:中江功、渡辺恒也、宋ハナ、遠藤光貴(SWITCH)
  • 演出:中江功
  • 制作協力:SWITCH
  • 制作著作:フジテレビ

視聴率

『教場2』の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※視聴率はビデオリサーチ調べ

各話放送日視聴率
『教場2』前編1月3日13.5%
『教場2』後編1月4日13.2%

『教場2』のネタバレ(予想)

教場2は普通のドラマとは少し異なったオムニバス形式を取っており、創傷・心眼・罰則・敬慕・机上・奉職の6つの短編で成り立ってます。
小説が原作で、こちらの方も主人公を除いて2、3人ほどの人物が1話ごとに登場し、1話ごとに話が完結します。
教場の舞台は日本の警察学校で、主人公の風間公親(木村拓哉)は、警察学校教官で冷静沈着ミステリアスな人物です。この主人公と様々な経歴を持つ生徒30人が、秘密と疑惑が渦巻く教場で警察官を目指して繰り広げる攻防と謎を暴くドラマです。

以下は全て原作の結末です。
「創傷」でフォーカスされる人物、桐沢篤は元医者の経歴を持っており、医者時代に診察した南原が同期にいます。
ある時、桐沢は警察手帳を紛失するのですが、南原の盗難であることが分かります。
さらに、入学前に拳銃を密造していたことが発覚し、密造中に出来た傷を診察したのが桐沢でした。手帳紛失は退学に関わる大きな問題です。密造を隠すために桐沢の手帳を盗み、退学させようという目論見が発覚することで幕を閉じます。

「心眼」でフォーカスされる人物、忍野は端正な顔立ちから目をつけられることが多く、その度に同期の堂本が守っていました。ある時、教場内のものが次々と盗まれる事件が発覚。風間は教場ないの誰かが犯人だと考え、忍野が脈拍測定の授業で盗難事件に関与する人物達が手本の指名をされれば、犯人は動揺して脈が上がるはずだと推理します。
その結果、堂本が犯人だと発覚し、忍野は必死にそれを隠そうとしますが風間にバレて退学してしまうという話で結末を迎えます。

「罰則」でフォーカスされる人物、津木田はある時、教官の目を盗んでずるをします。しかし、その瞬間同期の秦山と目が合います。津木田はバレることを恐れますが、秦山は頭痛でその記憶を失っており難を逃れます。
授業の一環で3階から地上のマットに飛ぶという救助訓練の練習をします。これに怯える津木田は、失禁を防ぐためにトイレに行きますが、彼にはある癖がありました。それは、アスパラガスを食べると尿が匂うので、1人のときを見計らってトイレをするということでした。丁度この日とずるを目撃された日はアスパラガスを食べており、秦山が尿の匂いからずるをしたことを思い出し、許せず津木田を3階から下に落とすという話でした。

「敬慕」の主人公、菱沼は容姿端麗で広告塔として、テレビ局からのインタビューを受ける等が多く、自分でも当たり前だと自覚していました。
ある時、同期の枝元を同伴に選びインタビューに望みますが、自分よりも枝元の方が魅力的に映されてました。そして広告塔の表紙の選抜でも枝元の投票数の方が多く、屈辱的な思いを味わいます。
さらに、教場内で好意を寄せる人も被っていました。インタビューの時なぜ魅力的に映されていたのか、それは枝元が恋している顔をしており、目線の先に好きな人がいたからでした。プライドの高い菱沼でしたが、自分よりも強く思っている気持ちを感じ、身を引くのでした。

「机上」の主人公、仁志田は捜査技術ばかりを重視する様な視野の狭いタイプでした。2人1組の授業時、相方の捜査技術レベルの高さに落ち込みます。しかし、風間は遺族になったつもりで捜査しろと声をかけます。
同期達にそれを話す中でこの言葉が捜査技術だけではなく、現場に残された思いを大切にという真意に気づき、生徒が1歩成長するお話です。

「奉職」の主人公、美浦は総長希望でしたが、武術が苦手なことから総長になったのは桐沢でした。風間は美浦に向かって自分を殴れと命令しますが、美浦は出来ず、逆に風間にやられます。それから卒業をかけた武術の授業で先陣を切って美浦は風間に対決を申し込み、勝利します。成長し教場から翔く生徒とそれをやりがいと感じる風間のお話です。

短編形式なことから各ストーリーは、原作と結末は変わらないでしょう。ですが、表現の仕方などはドラマの方が柔らかいのではないかと予想します。

以上、原作の『教場2』は、創傷・心眼・罰則・敬慕・机上・奉職の6つの短編で成り立っていますが、このうち、幾つかは既に2020年の『教場』で放送済みです。
また一部キャストは原作の設定と異なりますし、ドラマ版のオリジナルと思われる生徒・吉村健太(戸塚純貴)も登場していますので、『教場2』の内容にプラスして、原作の『教場(1)』からいくつかのストーリー、更にオリジナルストーリーが展開される可能性もありそうですね。

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『教場2』のあらすじ

2021年1月3日からフジテレビ系にて放送開始された木村拓哉さん主演の新春スペシャルドラマ『教場2』のあらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。

『教場2』前編のネタバレ

200期三十名、初任科入校式が終わり、様々な訓練が開始されます。

白バイ隊員になる為に耳を鍛えていて、聴覚が異常に優れている鳥羽暢照(濱田岳)が、副教官の須賀太一(和田正人)による水難救助訓練で中耳炎を発症しますが、そのことを隠します。白バイに乗れなくなることを恐れ、耳の異常を隠す為に、手先が器用で鑑識希望だった稲辺隆(眞栄田郷敦)を裏切ります。
無断外出した者がいて、それが稲辺ではないかと教官たちに疑われた時、鳥羽は図書館で稲辺を見かけていたのに、それを無かったことにします。図書館にいたら聞こえるはずがない交通事故の際の音、軽自動車と原付バイクの衝突音を聞いたと日記に書いてしまっていたので、そうする他にありませんでした。警察学校前の道路上での交通事故の衝突音があった時、自室にいたと言う他なかったのでした。他の生徒の言う言葉を受け、鳥羽は、本当は聞こえていなかったのに、自分も衝突音を聞いたということになっていました。
生徒全員の日記は、教官の風間公親(木村拓哉)が毎日閲覧していますから、今更、図書館にいたとは言えなかった鳥羽。だから、無断外出者が門を飛び越えて入って来た時間帯に、図書館で人(稲辺)に会ったとは言えません。それで、無断外出などしていない稲辺は、鳥羽の嘘が許せず復讐に走ります。

稲辺は鳥羽に掃除を手伝うよう依頼し、射撃場に連れ込みます。そして、隙を見て、瞬間接着剤を付けたイヤープロテクター(射撃防音器具)を鳥羽に装着させます。皮膚に貼り付いて簡単に取り外せないプロテクターの中には沢山の蟻がいて、中耳炎の膿を餌と勘違いして喰い付きます。膿だけでなく鼓膜も一緒に蟻に喰い千切られそうです。
風間が、のたうち回る鳥羽を救出して、傷害罪の稲辺は退校処分になります。鳥羽は耳治療の痛々しさを隠しようもなく教室に復帰。

後日、休暇日で殆どの生徒が外出する中、ランニングの自主トレ時に忍野めぐみ(福原遥)と出会った鳥羽は、白バイ警官になるのが夢だったというのは嘘であり、単に、三十歳を目前に定職を得たかっただけと白状します。忍野は、そんな鳥羽を軽蔑し、「さっさと警察学校を辞めれば」と言い放ちます。入校時には、ひ弱だった忍野でしたが、それが、たくましく変貌していて、鳥羽に対しても、はっきりと意見を言えるようになっています。

ハーモニカが得意なのですが、女子の中では少し浮いていて、入校直後にはイジメも受けていた非力な忍野めぐみを救い上げていたのは、勝気な体育会系女子の堂本真矢(高月彩良)です。筋トレルームでの体力づくりを促し、その指導もします。
そんな中で、連続備品紛失事件が発生。盗まれたものは、マウス、ミット(ファーストミット)、マレット(木琴を叩くバチ)。
三件の備品紛失が掲示板に張り出される中、一分間の脈拍を測るという授業があります。風間は坂根千亜季(樋口日奈)を実測者に指名。そして、紛失物届の提出者の三名を被験者とさせます。その後、生徒全員の脈拍数が計られます。忍野めぐみは、その脈拍データを見て、誰が盗難犯か分かります。

拾得物の交番への届けに対する対応指導で、千亜季はがま口財布を拾った通行人役をしていました。忍野が交番警官役でした。その時、がま口財布の中身を忍野に問われて、「はい、これだけです」と十円玉を取り出していた千亜季。その教室指導の終了後、備品室にがま口財布などを戻す忍野に、風間が言います。「連続備品紛失事件の犯人が次に狙っている物は、それだ」と、がま口財布の十円玉を示します。風間は、犯人は十円玉を盗んだ後、別の十円玉を入れておくに違いないので、その十円玉の指紋採取で犯人が分かると言います。それを聞いた忍野は、堂本を庇おうと、予め関係の無い別の十円玉をがま口財布の中に忍ばせます。で、堂本が十円玉を抜き去った後、再び、千亜季の指紋付きの十円玉を、元通りにがま口財布に戻していました。
風間は、忍野が犯人の堂本を庇っていることに気付いていました。堂本の備品持ち去りの動機は、千亜季への恋心でした。同性愛的な恋心から千亜希が触れた物を入手したかった堂本。風間は、紛失した全ての物は、いずれも千亜季が触れた物であるという証言を千亜季当人から得ていました。

忍野はいろいろと世話になった堂本に恩義を感じており、だからこそ、彼女の犯行を隠したかったことになります。が、風間は「それが本当の友情と言えるのか」と、忍野に問います。腕立て伏せ十回が出来るようになっていた忍野は、それを指導者(堂本)に感謝の意味で見せますが、窃盗の罪で堂本真矢、残念ながら退校です。

その後、時間感覚がズレていて遅刻を繰り返したり、相変わらず全ての行動に関して人に後れを取る問題児、漆原透介(矢本悠馬)の行動が俄かに怪しくなります。
副教官の服部京子(佐藤仁美)による授業開始時には、突如、トイレに走るなど問題行動が頻発します。副教官見習いの田澤愛子(松本まりか)には、薬物依存かと疑われるほどの挙動不審状態に陥ります。それには理由がありました。
スマホなどの通信機器を取り上げられているので、外部のニュース情報は、掲示板が頼りです。各所にあるその掲示板を求めて、廊下を走り回るようになっている漆原。漆原の知りたかったことは、昨日、休暇外出が許されて、その帰り、門限ぎりぎりに教場に戻る際、便宜を図ってくれた川崎原町交差点で交通整理をしていた宮坂定(工藤阿須加)の安否でした。門限破りしそうな自分を助けてくれた宮坂の安否情報でした。

所轄署(川崎原警察署)から届いたCDを警察学校長の四方田秀雄(小日向文世)から手渡される風間。視聴覚室にいる風間の元に198期卒の五名がやって来ます。日下部准(三浦翔平)、楠本しのぶ(大島優子)、菱沼羽津希(川口春奈)、都築耀太(味方良介)、石山広平(村井良大)の五名です。所轄署から届けられたCD映像を見せながら、風間が宮坂定の死について、その状況説明をします。
川崎原町交差点の信号機故障で、その交差点の真ん中で交通整理をしていて、漆原を優先的に渡らせた宮坂。198期卒で、仮入校の指導員も務めていた宮坂が交通整理をしていたのでした。宮坂は、自身が警察学校で苦労した経験があるだけに、門限ぎりぎり(6/28、午後5時28分)になっている漆原を、ルールを無視して横断させ、その直後、車に撥ねられ、今朝になって息を引き取っていました。殉職していました。

198期の主だった面々が風間とともに視聴覚室から花壇に移動しています。その背後には、腰を折り、背を丸めた漆原がいます。時間にルーズな漆原の非を詰(なじ)り、つかみかかる者(日下部)もいるのですが、風間は、「君たちは警察官失格だ。職務遂行で宮坂を弔え」と、彼らを諭します。それにしても、卒業時、「死ぬなよ」と風間が声をかけていた宮坂が一番先に殉職するという皮肉な事態に至りました。横隊に集まり、「宮坂定に敬礼!」という風間の号令がかかります。背後の漆原は、深く腰を折って、頭を垂れています。「直れ!」の号令後も、その姿勢を崩しません。
「僕がだらしないから……、僕は学校にいる資格はありません」と、泣き崩れる漆原。宮坂定の死を背負って強く生きることを、今後の漆原に期待している風間教官がいます。風間は、「部屋に戻れ!」と漆原に命じます。

副教官見習いの田澤愛子が校内を夜間見回りしていて、元剣道国体選手だった生徒、比嘉太偉智(杉野遥亮)と教室内で妙な形で会っています。

『教場2』後編のネタバレ

警察官を目指し、日々奮闘する生徒たちが夏を迎えます。入校して三ヶ月が経った200期の生徒たち、既に、二名が退校。そんな中での行進訓練では、生徒たちの動作が揃い始めます。神奈川県警警察学校教官、風間公親(木村拓哉)が入校式初日に黒板に大書した同調が現れ始めます。が、剣道で国体経験がある比嘉太偉智(杉野遥亮)と副教官の田澤愛子(松本まりか)の挙動が不自然になっています。

風間は、生徒に注意報告書を出せと命令。注意報告書とは、放っておけば事件や事故に繋がりそうな情報を、日常業務の中から見い出し、それを文書にしたもの。
田澤が比嘉のことで相談があると風間に言います。注意報告書という隠れ蓑を使い、比嘉から執拗に交際を迫られていると申し立てます。即刻、警官を辞めさせるべきと風間に進言します。が、事態は逆で、脅されていたのは、実は比嘉なのでした。比嘉に迫っていたのが田澤なのでした。

そのことは、火災現場でのエアーマット落下訓練で発覚します。
風間が田澤副教官に落下役を命じ、彼女の腕を比嘉に抑えさせます。その上で、落下を受け止めるエアーマットの空気を抜きます。そこから、田澤が足を滑らせ落下するところを、手を繋いでいる比嘉が懸命に引き上げようとしますが、力尽きてそのまま地上に落下。咄嗟にシートを張って、辛うじて命には別状無しなのですが、そういう緊張場面の落下前、風間は注意報告書の偽造を田澤に指摘していました。本物の比嘉の報告書は、田澤副教官に誘われて困っているというものでした。比嘉は左利きなのですが、文字を書くときは右手で書くことを知らなかった田澤副教官の嘘が、風間にはバレていました。

田澤はかつて上司の裏切りが許せず、その復讐の意味で、上司の風間をその代替者として陥れようとしていたのでした。嘘の報告書をでっち上げ、それで、比嘉を退校させることになれば、風間の間違った判断ということになります。そういう間違いに対する処罰も下るはずです。それで、成績優秀で風間が目をかけている比嘉が標的になっていました。上司から受けた裏切りという屈辱感が、田澤の性質を歪めていました。
後日、落下衝撃で怪我を負った田澤が職場復帰。退職届を提出する田澤に対して、風間は、訓戒書だけでこの問題を処理します。

後日、教場の廊下で比嘉が田澤副教官に出会った際、あの時、引き上げることができずに落下させてしまったことを謝罪します。「手を離して申し訳ありませんでした。二度と同じ失態を繰り返さないよう、今後、しっかりと鍛えてゆきたいと思います」と、今後の決意を比嘉が語ります。

話が変わり、備品紛失の連帯責任としてグランド20周が課せられます。その時、体調を悪くしていた伊佐木陶子(岡崎紗絵)が倒れます。彼女は快活で人当たりの良い優等生であり、父親、叔父は県警幹部。彼女を背負って医務室に運んだ杣利希斗(目黒蓮)の家系も警察一家で、母親が警察幹部です。この両者、警察を辞めるなどとは、とても言い出せる環境にありません。それで、二人は考えた挙句、警察学校を辞める口実として妊娠を思い付きます。それで、週末外出のたびに誘い合わせて行動をともにします。

で、案の定、妊娠による体調変化で、最近になって、陶子の成績がどんどん落ちます。拳銃操法では一人だけ発砲できません。学科テストも酷いものです。それに連動して杣の成績も急降下。しかも、ポリ容器、スプレー缶などの備品紛失の犯人が杣であることをも風間に見抜かれてしまいます。紛失備品の組み合わせで爆発物を作り、それを炸裂させることでの退学を目論み、それで盗み出した備品をロッカーに隠していました。
杣は退校を決意しますが、風間は警察に残すべき人材と見て、それを許しません。なにより、杣と陶子は、記憶力テストと鑑識実習(指紋採取の授業)ではズバ抜けた成績でした。
そんな中、杣のことはさておいて、妊娠して体調が悪い陶子は、石上史穂(上白石萌歌)の勧めで休学届を提出。陶子は、出産後の復学を決意しつつ、一旦、教場を去ります。

時間にルーズだった漆原透介(矢本悠馬)は、今では、十分前集合を励行できる人物に変貌しています。自分のせいで死んだ先輩(宮坂定)がいて、その人の亡くなった命を背負い頑張っています。

杣には、是非、これから生まれてくる我が子の命を背負って生きて欲しいと願う風間。杣は、退校届を撤回。警察学校を卒業後、晴れて陶子と結婚することになります。当初は、警察を辞める口実としての妊娠でしたが、二人には本物の愛が芽生えています。

優等生の浦美慶介(三浦貴大)と出馬求久(重岡大毅)が199期の総代の座を争う中、ひとつの交通事故後に休学していた石上史穂(上白石萌歌)が、200期生として復学していました。
そんな史穂に週末休暇の外出禁止令が出て、そして、風間によって、彼女は第三教場に呼び出されます。
史穂を心配した仲間、忍野めぐみ(福原遥)、杣、漆原、比嘉、それに聴力が完全に回復した鳥羽暢照(濱田岳)が廊下に集まっており、風間は、彼らの入室を許します。過ちを犯した人間に相応しい仕事こそ警察官なのだと諭された田澤副教官もその教場内にいます。

一年前の休学直前、何があったのかと風間に問われた史穂が、当時の事故の詳細を語ります。
あの時、出馬の運転する車が暴走して浦美が轢かれ、吹っ飛ばされた彼は骨折していました。蜂が車内に入り込み、それでパニックになって暴走したのだと出馬は説明していましたが、それは真っ赤な嘘なのでした。蜂などどこにもおらず、ただ、総代争いで負けたくないという一心で、それを邪魔する存在の浦美に向かって車を突進させていたのでした。外から見る限り、とても仲の良いライバル関係に見えていましたが、出馬の心は、どこか歪んでいたことになります。一瞬の気の迷いで、魔が差したということかも知れません。
もとより史穂は、浦美とも出馬とも親しくしていて、二人の総代争いを応援していましたので、この真実を他では語れず、見て見ぬフリをしていたのでした。
史穂は、事故後、教場の屋上に潜んでいた出馬に会っていて、そこで車中の蜂の話は嘘であることを当人から知らされていました。そして、その直後、出馬は屋上から身を投げ、一命は取り留めたものの腰の骨を折り、警官を自主退職していました。

「やってしまったことは仕方ない。警察官にはなれなくても、別の道で頑張れ」と言った史穂に向かって、「同情かよ。冷たいな」と言って身を投げた出馬。出馬が身を投げたのは、そういう不用意な言葉を発した史穂の責任だと叱責する風間。「ここを卒業したら、私は、市民の命を背負うことになります」というフレーズを復唱させられます。出馬のことを背負っているのを忘れてはならないと教えられます。で、卒業検定は、背負っている仲間の為にも全力で挑むよう、教場内の全員に求めます。

週末の外出許可が出て、久しぶりに喫茶店で浦美に会う約束の史穂。やって来た浦美が押す車椅子には出馬が乗っています。出馬は身体の回復後、警察学校に再チャレンジする積りのようです。事件後も浦美と出馬が昔のように仲良くしているのを見て、それで、史穂の気持ちが完全に吹っ切れます。

200期卒業式では、28名の卒業です。総代は杣です。妊娠中の陶子が会場に来ていて、夫になる杣の写真を撮っています。
その後、教官との最後の別れの挨拶で最後になった鳥羽に対し、「小さい頃の夢を思い出せ。……私の右眼のこと、覚えがあるな」と、風間が言います。鳥羽には、何か思い当たることがあるのか、眼を丸くして敬礼します。
激しく降る雨の中、風間は若手刑事、遠野章宏(北村匠海)とともに、容疑者の張り込みで車中にいました。容疑者と思われる人物を発見して車を降りると、そこに別の不審人物が登場します。遠野は「持ち場を離れるな!」と言う風間の制止を聞かず、新たに現れた不審者を追い、そして、背後から千枚通しで滅多突きに刺されます。その救出に入った風間でしたが、その際、不審者に右眼を刺されます。その場で遠野は殉職するのですが、「遠野、死ぬな!」と言う風間の声を、得意の聴力で聞いていた鳥羽。当時、鳥羽はバイク便で働いていて、現場近くのバーのママ宛に、「Happy Birthday」の花束を届けていました。そして、不審者がそのバーのある建物内に逃げ込んで、鳥羽とぶつかり、花束を散乱させていました。この時、鳥羽は、風間の叫びを聞いていただけでなく、風間に直接に会っていたのでしょうか?

いずれにせよ、遠野が風間の相棒となったのは、警察学校の校長、四方田秀雄(小日向文世)の推薦によるものでした。警察学校での成績が良かった故に、その卒業生を風間に預けたのが、そもそも四方田校長でした。ただ、確かに成績だけは優秀でしたが、体力も無く、肝も座っていない若者を過酷な捜査一課の現場に送り出していたのは間違いでした。
その結果、若者の尊い命が奪われました。風間が生徒に厳しいのは、二度とそういう若者の死があって欲しくないからなのでした。