ドラマル

2019年12月28日

ドラマ『教場』ネタバレ!あらすじ・キャスト・視聴率まとめ【主演:木村拓哉】

ドラマ『教場』の1話から最終回までのあらすじを、原作ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

木村拓哉さん主演の連続ドラマ『教場』を200%楽しむために、キャストや各話ゲスト、視聴率の推移をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。

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当記事には、『教場』の第1話から最終回までのネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「FODプレミアム」で第1話から最新話までの放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

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『教場』の基本情報

概要(見どころ)

『教場』は、シリーズ累計50万部を超えるベストセラーとなった長岡弘樹の同名小説『教場』『教場2』を原作とするミステリードラマです。

警察学校を舞台に、主人公の冷徹な教官・風間公親(木村拓哉)と生徒たちの間で繰り広げられる様々な人間模様をリアルに描いた物語です。

フジテレビ開局60周年特別企画『教場』は、木村拓哉を主演に、2020年1月4日、1月5日と2夜連続で放送されます。

キャスト一覧

  • 風間公親(かざま・きみちか):木村拓哉
    白髪隻眼の鬼教官
  • 宮坂定(みやさか・さだむ):工藤阿須加
    物語の語り部、小学校教職生活をへて警察官
  • 菱沼羽津希(ひしぬま・はづき):川口春奈
    風間教場一の美貌、自信過剰な女生徒
  • 平田和道(ひらた・かずみち):林遣都
    クラスいちの落ちこぼれ
  • 岸川沙織(きしかわ・さおり):葵わかな
    気が弱くて頼りない、体力にも自信がない
  • 南原哲久(なんばら・てつひさ):井之脇海
    拳銃マニア
  • 樫村卓実(かしむら・たくみ):西畑大吾(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)
    「調達屋」として生徒にあらゆるモノを提供
  • 枝元祐奈(えだもと・ゆな):富田望生
    元女子レスリング選手
  • 都築耀太(つづき・ようた):味方良介
    ポーカーフェイス、クラスでも浮いた存在
  • 石山広平(いしやま・こうへい):村井良大
    クラスのムードメーカー
  • 楠本しのぶ(くすもと・しのぶ):大島優子
    元インテリアコーディネーター
  • 日下部准(くさかべ・じゅん):三浦翔平
    風間教場の最年長(32歳)
  • 服部京子(はっとり・きょうこ):佐藤仁美
    風間教場の副教官、座学を担当
  • 須賀太一(すが・たいち):和田正人
    風間教場の副教官、術科を担当
  • 尾崎賢治(おざき・けんじ):石田明(NON STYLE)
    風間教場の生徒の一人、樫村卓実の大学の先輩、横須賀白澤署・警察官
  • 小野春江(おの・はるえ):高橋ひとみ
    神奈川県警察学校・事務員
  • 植松貞行(うえまつ・さだゆき):筧利夫
    警察学校の初任科教官、現役警察官
  • 平田国明(ひらた・くにあき):光石研(友情出演)
    平田和道の父親
  • 四方田秀雄(よもだ・ひでお):小日向文世他
    神奈川県警察学校の学校長、校内で唯一風間の過去を知る人物

スタッフ一覧

  • 原作:『教場』シリーズ
    作者:長岡弘樹
    出版社:小学館
    レーベル:小学館文庫
  • 脚本:君塚良一
  • 主題歌:-
  • プロデュース:中江功、西坂瑞城、髙石明彦(The icon)
  • 演出:中江功
  • 制作協力:The icon
  • 制作著作:フジテレビ

各話の視聴率

『教場』各話の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※視聴率はビデオリサーチ調べ

各話放送日視聴率
1話(前編)1月4日15.3%
2話(後編)1月5日15.0%

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『教場』の結末ネタバレ(予想)

ドラマ『教場』は、「警察学校とは適性のない人間をふるい落とす場である」と考える冷厳な白髪教官・風間公親(木村拓哉)が務める、初任科第198期短期課程の教場(通称・風間教場)を舞台とする物語です。

警察学校では、早朝6時起床から激しいトレーニングが行われ、ルール厳守を重んじ、行動は常に監視され、ミスは連帯責任、携帯電話は没収、外出は許可が必要、うそがバレたら即退校。
さらに、教官の風間は、生徒がトラブルを抱えた途端、退校届を突きつける非情な男です。

そんな究極の試練が待ち受ける風間教場では、生徒たちの秘密と思惑が渦巻き、窃盗、薬物、ガス中毒、傷害といった事件が次々と巻き起こっていきます。

原作小説の『教場』『教場2』では、各6つのエピソードが描かれています。
各エピソードはそれぞれ、一人から二人の生徒に焦点をあて、教官である風間とガチンコで向き合う形で進んでいきます。

原作小説『教場』では、『職質』『牢問』『蟻穴』『調達』『異物』『背水』という物語。『教場2』では、『創傷』『心眼』『罰則』『敬慕』『机上』『奉職』という物語が描かれています。

ドラマ『教場』では、この中から公表されている生徒役キャストが登場する『職質』『牢問』『調達』『背水』『心眼』『敬慕』の6つのエピソードが描かれると予想します。

例えば、『職質』では、クラスいちの落ちこぼれ平田和道(林遣都)を気遣い、わざと下手な職質を行う宮坂定(工藤阿須加)に対して、見下しだと感じた平田が、宮坂と共に心中しようと毒ガス事件を起こす話です。
結末として、事前に犯行を予期していた風間が毒ガスを水に取り換えていたことで、事なきを得ます。平田は退校します。

その他の原作エピソードで、出演キャスト(生徒役)が登場するのは以下の通りです。
『牢問』:楠本しのぶ(大島優子)、岸川沙織(葵わかな)。
『調達』:日下部准(三浦翔平)、樫村卓実(西畑大吾)、尾崎賢治(石田明)。
『背水』:都築耀太(味方良介)。
『心眼』:南原哲久(井之脇海)。
『敬慕』:菱沼羽津希(川口春奈)、枝元祐奈(富田望生)。

以上の6つのエピソードで、公表されている生徒役のうち、石山広平(村井良大)を除く全生徒が登場します。
「じゃあ石山は?」となりますが、石山はクラスのムードメーカーなので、全エピソードに渡り出演する役柄となるのではないでしょうか。

全エピソードを終えての結末は、さまざまな出来事から成長を遂げた生徒たちが、鬼教官と怖れていた風間公親の秘めた思いを感じとり、卒業証書を手に立派な警察官となって巣立っていくシーンで終わると予想します。

『教場』各話のあらすじ

2020年1月4日から2夜連続でフジテレビ系にて放送開始された木村拓哉さん主演の連続ドラマ『教場』の各話あらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。

第一夜では、菱沼羽津希役の川口春奈さんが不審車両運転手役になる実習訓練での、蛇柄スカート姿が見どころです。都築耀太役の味方良介さんに、麻薬所持の疑いでボディチェックされて、「キャー、エッチ」と叫ぶのが可愛いです。

第二夜では、テレビインタビューの際の枝元佑奈(富田望生)の瞳に、風間教官の姿が映っているというのが見どころです。菱沼羽津希(川口春奈)が佑奈の瞳の中に風間の姿が反射しているのを発見して、それで退校前の佑奈が輝いていた理由を了解しています。で、最後に、「分かっているな、キミは二人分だ」と風間に言われ、「はい、佑奈の為にも、佑奈が好きだった人(風間のこと)の為にも」と言う羽津希がカッコ良いと思いました。自身が風間を好きなのを押し殺しているのが、ちょっと、悲しくもあるのですがね…。

1話(前編)のあらすじネタバレ

入校1ヶ月後の「警察手帳貸与式」。
万が一にも、手帳を紛失した場合、どのような理由があろうと即刻退校というのが決まりです。この1ヶ月で既に5人が退校して、現在クラスは30名。あと5ヶ月、身を引き締めて毎日を過ごすよう警察学校校長の四方田秀雄(小日向文世)が訓示。――連日、早朝点呼、隊列行進、所作訓練と各種の実習が続きます。副担任の須賀太一(和田正人)の叱咤激励の声が響きます。

「職務質問」実習の担任教官・植松貞行(筧利夫)が、平田和道(林遣都)と宮坂定(工藤阿須加)をシゴキます。実は、元小学校教師の宮坂はちゃんとできるのですが、平田の父、駐在勤務警察官の国明(光石研)に、4年前、雪山で命を救われたという恩がある宮坂は、何かと平田に気を遣い、故意に「職質」下手を演じます。

この植松教官が体調を崩して入院し、復帰するまでの代理教官が風間公親(木村拓哉)。
命の恩人の警官に憧れて警察学校にやって来たと言う宮坂に対して、「憧れているだけではダメだ」と風間。更に、「故意に職質を下手に見せたのは、植松教官への背信行為。君には、今すぐここを辞めて貰う」と風間。それを懸命に回避したい宮坂に対して、風間が課題を与えます。
課題とは、スパイ行為です。仲間、及び、副教官の違反行為を密告せよというのが宮坂に与えられた課題でした。授業中に硫黄の臭いをさせている者がいたこと、土日の外出時に入浴剤を持ち込んだ者がいること、服部副教官が10回以上、授業中に欠伸(あくび)をしていたこと、トイレから洗剤が失くなっていることを風間に報告する宮坂。風間は、そのペナルティーとして、全員にグランド25周のランニングを命じます。

その後、平田が宮坂に逮捕術の練習に付き合って欲しいと依頼。自分の部屋に宮坂を呼び込みます。で、宮坂に手錠をかける平田。そのうえで、自信と気力を完全に失くした今、この学校で一番嫌いなのは、宮坂なのだと告げる平田。平田は宮坂を巻き込んでの硫化水素心中を図ります。樫村卓実(西畑大吾)から貰った「硫黄入りの入浴剤」をゴミ箱に捨てていた宮坂。それを拾っていた平田。硫黄入りの入浴剤にトイレの酸性洗剤を加えると、硫化水素が発生して、人は死に至ります。

平田は、庇って貰って喜ぶと思うのかと宮坂を責めます。人から憐れみを受けるのが一番辛い平田。入浴剤に洗剤が投下されようという時、風間が部屋にやって来ます。
そこで、「構わん、やれ!」と風間。――洗剤を水にスリ替えていた風間。結局、心中は未遂に終わります。事務員の小野春江(高橋ひとみ)が机上の平田和道の名札を外します。平田、父親に引き取られて警察学校を去ります。

副教官の服部京子(佐藤仁美)による「取り調べ」実習。
良い警官と悪い警官を演じる取り調べテクニックは被疑者が初犯で怯えている場合に有効。菱沼羽津希(川口春奈)が良い警官役、日下部准(三浦翔平)が悪い警官役。もう一人の刑事に耳打ちするテクニックも有効。こちらは、岸川沙織(葵わかな)が昨夜、飲酒運転をして、県庁前の交差点で人を撥ねて逃げたという設定。車の色は青。楠本しのぶ(大島優子)が取り調べ刑事役。
その時、突然、体調を崩した沙織が机に俯せに倒れます。

グランドでは、機動隊の重い盾を持って走る訓練。
優秀な生徒をスカウトに来た機動隊幹部が見守っています。元女子レスリング選手の枝元佑奈(富田望生)がスカウトされます。そんなグランドの様子を校舎内から見ている沙織に風間が手紙を渡します。
手紙には、「お前が犯した罪を知っている。このまま警察官になれると思うなよ。絶対に許さない。自白しろ」と書かれています。
沙織は、この手紙の件で、しのぶに相談します。と、脅迫状を出した者を突き止めようと言うしのぶが、続けて、昔の石抱き拷問の話をします。階段に沙織を座らせて、その膝上に腰を落とすしのぶ。「痛いよ!」と言って、沙織が両手でしのぶを弾き飛ばします。
花粉症で天然ハッカ油のミントの薬を手放せないしのぶ。書いた手紙にミント薬の小瓶を倒したしのぶ。その香りで、脅迫手紙がしのぶの仕業と察知した風間。沙織も、ミントの香りを感じて、階段でしのぶを弾き飛ばしていたのでした。

祖母の法事に帰る前に、車のワックス掛けをするしのぶ。が、その時、パレットが作動して立体駐車場にしのぶは挟まれます。沙織が、駐車場を走り去って行きます。
一旦気を失っていたしのぶが意識回復して、風間に携帯で「助けて下さい」と電話。祖母の法事に帰るということで、携帯を返却されていたしのぶ。風間は、直ぐに助け出すことをせず、しのぶを質問攻めにします。「キミと岸川沙織の間に何があった?」との風間の問いに答えずにいると携帯電話が切れます。

「話せ」と、風間。
しのぶが意を決して語ります。「沙織は車で人を殺しています。私の恋人(和馬)を殺しています」と。しのぶは、沙織が和馬を轢き殺したベンガラ色の車の所有者と思い込んでいるようです。祖母の法事は嘘で、和馬の墓参りに行く予定のしのぶ。ドライバーの顔を見ていないのに、沙織を犯人とする根拠は、車の色。それで、脅迫手紙に悪い警官役をやらせ、自分は良い警官役という手法を実行。
つまり、沙織の味方のフリをして、沙織に真相を語らせようとしたしのぶ。

風間が、沙織の車の画像をしのぶに提示。沙織の車には偏光性塗料が使われていて、天候とか時間帯で違う色に見えます。沙織が恋人を轢き殺したというのは、しのぶの見込み違いでした。

沙織はしのぶに依存して一番の友達だと信じていたのに、それが裏切られました。その裏切り行為が許せなくて、しのぶに殺意を向けた沙織。退校届をしのぶに差し出す風間。「辞めます。だから許して。直ぐに助けて」と、しのぶ。しかし、直ぐに助けると、しのぶの命が危なかったことが後になって分かります。それを教える為、風間は、直ぐに助けることをしませんでした。

岸川沙織、退校。
足をバレットに挟まれたしのぶは入院。四方田校長が病院にお見舞い。水羊羹(みずようかん)のお土産と、風間教官からの教材の届け物。まだ、やる気があるのなら、杖を突いてでも授業に出て来いという風間の伝言が校長から伝えられます。で、その時、しのぶは、「死ななかったのは運が良かったからではない」と医者に言われたと校長に報告。
後日、タクシーで警察学校に乗り付け、松葉杖姿で登校するしのぶ。

災害救助訓練で、即座に風間が自分を助け出さなかった意味を、しのぶは知ります。
しのぶが被災者役で、南原哲久(井之脇海)が救助者役。その時、南原が即座に、しのぶの圧迫物を取り除こうとして、教官が、「お前、今、この被災者を殺していたかも知れないぞ」と救助役の南武を叱り付けます。「長時間、身体を挟まれていた被災者を直ぐに助け出してはいけない。どのくらい挟まれていたか質問し、それが4時間以内であれば瓦礫を取り除く。しかし、それ以上であれば手を出すな。挫滅症候群が起こっている可能性がある。長時間の身体圧迫で細胞が崩れて血液が濁っている時、そんな時に瓦礫を取り除けば、その瞬間、一気に濁った血液が身体を駆け巡る。それで、意識混濁から死に至る。だから、目の前に苦しんでいる人がいても、長時間の身体圧迫のある被災者については、レスキュー隊の到着を待て。辛いだろうが、それで被災者が救われる」と教授されます。

しのぶ、風間に外出許可を貰い、喫茶店でウェイトレスをしている沙織に恋人殺しを疑ったこと、そして、脅迫状を出したことの謝罪。沙織も、酷い仕返しをしたということで謝罪。

都築耀太(味方良介)が風間に指名されて、車中の覚せい剤を発見せよという課題を与えられます。羽津希が車の運転手役です。
車に模擬覚醒剤を隠せという教官の指示に逆らって、手中にブツを隠し持っていた羽津希。都築に麻薬発見を失敗させて喜ぶ羽津希。この実習の最後に、昨夜、ボヤが発生したとの須賀教官からの報告。

来週の追試で落ちたら、いよいよヤバくなる成績不振の日下部准(三浦翔平)。そんな日下部と樫村の夜間の警備当番です。
巡回中に成人向けの本を見付けた日下部が、こういう持ち込み禁止物を秘かに売っている者を捕まえようとします。そんな時、樫村の大学の先輩にあたる尾崎賢治(石田明)が、やって来ます。尾崎は寮兄という立場の巡査部長です。ここでの辛いことは、あとあと必ず役に立つと言う尾崎が、「皆で食え」と差し入れをします。

禁止物を調達屋に求めていた石山広平(村井良大)が、成人向けの本が置かれているはずの隠し場所を開けますが、既に日下部がそれを抑えていて何もありません。石山は、日下部に調達屋の名前を吐かされます。調達屋は樫村です。
「持ち込んだモノが抜き打ち検査で引っかからないのはなんでだ?」と日下部が樫村に問います。樫村は、違反行為を見逃して貰う条件として、日下部の成績点数の調達を申し出ます。

服部教官の「自殺死体発見通報を受けての臨場」実習で、早速、調達の成果が見られます。
まず、自殺体を前にして、「何に注意すべきか?」という教官の問いに、樫村が「ガス漏れの可能性」を指摘。次いで、火の気の確認。「火花を起こすようなものはあるか?」という問いに対しては、日下部が挙手。調達屋から服部教官の質問資料(去年の授業のレポート)を入手している日下部には、スラスラと的確な応答が可能です。
「そこまで火の起こし方に詳しいのなら、これに見覚えがあるだろう」と風間が言って、テーブルクロスを外します。と、机の中央が焦げています。ボヤ騒ぎはここで起きていました。これは、ハッカ性燃料に引火した跡です。「教官室に来なさい。詳しい話を聞きます」と日下部は服部教官に犯人扱いされます。こうして、調達屋の樫村は日下部を見事にハメたのでした。

風間の日下部と樫村の二人に向けた特別授業。
繁華街の交番勤務の想定。ここでは、重要な任務が二つ。酩酊者の保護と巡回連絡。それには、こまめな訪問が大切。住民の動向を探るには、マンションの管理人、町内会長、商店主など、住民の生活実態を知っている人たちの協力が必須。警察官だけでなく、犯罪者にとっても協力者の必要性は同じ。仮眠室に隠してあった漫画、ゲーム、携帯、過去の試験問題を発見していた風間が、先輩、尾崎の逮捕を樫村に告げます。
尾崎の逮捕は覚醒剤の所持容疑。県警は内偵を進めていましたが、その使用場所が特定できずにいました。そんな時、ボヤ現場から覚醒剤反応が出ました。

「キミと尾崎が組んだのは、尾崎にはクスリを買う金が必要だったからだ」と風間。尾崎に頼まれて樫村が調達したものは、尾崎の無罪なのでした。ボヤの真犯人に日下部を仕立て上げさえすれば、尾崎は逃げ延びることができていました。
日下部と樫村の二人に対して、ここを辞めて貰うと言う風間。
日下部が土下座して風間に謝罪。「ここは確かに<ふるい>だが、残すべき人材があれば、マンツーマンで指導してでも残す場所」なのだと風間。

樫村、退校。
その一方で、日下部が自習する机の横に立つ風間。「分からないことがあったら、教官室に来れば良い」と風間。「で、今日は、何か変わったことはあったか?」と言葉を重ねる風間に、「そうやって生徒の情報を?」と都築が横合いから顔を出します。で、「私は協力しません。規則に無いことです」と言う都築に、「キミと同様、私も警察には恨みがある」と風間。

宮坂が事務員の春江に南原宛の手紙を部屋に届けるよう頼まれます。が、南原は不在。部屋に入って机の上に手紙を置きます。ガンマニアらしくその種の書籍が本棚にあります。机の下を覗き込むと、ビニール袋に入った拳銃。袋から拳銃を取り出そうとしている時、背後から近付いた南原に頭部を殴られ、そのまま銃を突き付けられる宮坂。「本物だよ」と南原。――その時、風間は道場でひとり正座して瞑想をしていました。

1話(前編)の感想

50代男性

ゆの字

「フジテレビ開局60周年特別企画」の「新春、木村拓哉スペシャル」。前夜の「マスカレード・ホテル」で、ホテルに潜入する刑事を演じた木村拓哉さんは、そちらのドラマ幕開けで、まず、「自分勝手な行動」が強調されました。で、こちらの「教場」でも、「悪意」とも思えるほどの異常な言動が最初から爆発します。で、最終的な着地点では、当初の「自分勝手さ」とか、「異常行動」が正解であったというのが、通常パターン。

つまり、通常感覚とは異なる突拍子も無い独特な言動に意味があり、それが、物事を解決してゆきます。周囲を幸せにもします。ワンパターンといえばワンパターンなのですが、何故か、そんなキムタク劇場には、安心感と落ち着きがあります。

2話(後編)のあらすじネタバレ

宮坂定(工藤阿須加)が南原哲久(井之脇海)の部屋で拳銃を発見。それを風間公親(木村拓哉)に報告されたら退校処分になる南原は、宮坂の頭部に銃を突き付け脅したうえで警察手帳を奪い、それを隠します。警察手帳の紛失がバレたら、それだけで宮坂は退校ですから、何時バレるのかと気が気でなく、何をやっても集中力が散漫になっています。そんな宮坂を心配する楠本しのぶ(大島優子)は、宮坂の様子がおかしいと風間に報告。風間は、「人を傷付けた者は、人を守ることが出来る」と言って、しのぶの「守る力」に期待します。

射撃訓練中。
風間教場副担任の須賀太一(和田正人)が、男子トイレの水洗タンクの中からビニール袋に入った密造銃を発見し、射撃場の風間の元に走り込んで来ます。この銃は、南原が実家に帰った時に作っていたもの。既に、指紋は採取済み。風間は、その銃を南原に向けます。
玩具の銃だと言い張る南原でしたが、それは実弾が発射する本物。銃を突き付けて、宮坂の警察手帳の隠し場所を南原に吐かせる風間。
南原哲久、退校。宮坂は、警察手帳が戻って退校を免れます。が、しのぶに「スパイ失格ね」と皮肉られる宮坂。

テレビ局の特集番組「警察学校潜入」のクルーが、警察学校にやって来て取材。それで、その際のインタビューを受ける生徒を決める投票を実施。圧倒的な票を得た菱沼羽津希(川口春奈)は、親しくしていて、更に手話が出来る枝元佑奈(富田望生)を伴ってインタビューにのぞみます。
羽津希は佑奈に、好きな人が目の前にいると思ってインタビューに答えるのが可愛く見せるコツだと教えます。このインタビュー以降、佑奈の評価が急上昇します。佑奈が輝いていたのは、大好きな風間教官を見ていたからだと、後に判明します。

家宅捜索実習、そして、緊急時を想定した逮捕術実習。
親友の筈の二人でしたが、何だか羽津希と佑奈の関係がギクシャクし始めます。そんな折、広報誌の表紙を飾るミス警察学校の投票では、美貌を誇ってきた羽津希を抑え、佑奈に軍配が上がります。
しかし、佑奈は、病気で倒れた兄に代わって、実家の旅館を継ぐことが急遽決まっています。警察学校の生徒でないと表紙モデルにはなれないので、これは再投票です。
枝元佑奈、退校。

羽津希、風間に好意を寄せていることを告白したのに散々に言われて、「退校届」用紙を手渡されていました。で、もはやこれまでと「退校届」を提出。が、再投票でも「枝元佑奈」と書いていた羽津希を評価する風間は、これで「仲間を尊敬できない」という問題点は解消されたと告げて、「退校届」を一旦、羽津希の手に戻します。

卒業まで、残り一週間。
卒業検定ということで二日間の特別授業です。クラスを四つのグループに分けて、第一班は校長、四方田秀雄(小日向文世)の運転で山中の県警実習施設に向かいます。日下部准(三浦翔平)、楠本しのぶ、都築耀太(味方良介)、菱沼羽津希、宮坂定の五名です。他班は、海、洞窟、墓地へ。

赤い目印を辿って山道を進むと、そこに待っているのは風間。
ダミー人形が被害者です。山中での「殺人事件想定課題」です。設定では、頭部を鈍器で強打されての殺害。脳挫傷。ここから、どれだけの情報を読み取れるかが課題です。犯人と被害者を推理せよというものです。
リーダーに都築を指名する風間。「遺族になったつもりで捜査に当たって欲しい。明日の正午、迎えに来た時に捜査結果を発表して貰う」と言い残して、そこから風間は立ち去ります。

ダミー人形の所持品は、煙草、ライター、馬券。所持金2万6千円、カード類は無し。札から食用油の臭いを嗅ぎ取った羽津希は、被害者を調理人と推測。ライターの花はアベリア。花言葉は「強運」。これは「馬券」と繋がります。被害者は、競馬場に出入りしている調理人という推察になります。

一晩を山中で過ごした翌日、風間が現れて捜査報告です。
被害者が厨房で働いていたことと競馬場に出入りしていたことは正解。犯人は競馬場での顔見知りと思われ、だから、わざわざ山中に遺棄したと考えられます。であれば、被害者の交友関係を調べれば手掛かりが得られます。それも正解のようですが、風間は、次の言葉を待ちます。「それで?」という問いかけに、「以上です」と五人の生徒。最後の言葉が見当たらない五人に対して、「全員失格。全員退校届を出すように」と宣告する風間。

警察学校に戻った風間が、教場に五人を集めます。他の三班は課題クリアで、全員合格という中、所定の書類(退校届)を持って集まるようアナウンスされます。
集まった五人に対して、風間が、「捜査の件で、忘れていたことはないか?」と尋ねます。
風間は、工場経営者だった都築の父親が、会社倒産した際の話を始めます。高利の借金取りや税務署員が入り乱れる中、警官を殴ったとされてパトカーで連行された父。そのあと押し掛けていた借金取りが根こそぎ金目のものを工場から持ち出します。で、今は、年金生活者で競馬場に入り浸り。が、都築にとっては自慢の父親。子供の頃、忙し過ぎて遊んで貰った記憶もないが、大事な父親。

「警察を憎むが故に警察学校に入った」と都築は常々言っていましたが、どうやら、それは正確に都築の気持ちを表現してはいません。風間に追い込まれて、都築の本音が浮かび上がります。都築が、「オレは、苦しむ人の傍に立つ警官になりたいんだ」と叫びます。「弱い立場の人に寄り添える警官」になりたいとも言います。

その言葉を聞いた風間は、「君のような警官を待っている人はたくさんいる」と都築に共鳴。
風間の「遺族の気持ちになって捜査せよ」という言葉を理解していなかったと羽津希も気付きます。「被害者の苦しみを忘れていました。言葉が足りませんでした」と、しのぶ。捜査報告の最後に、「被害者は、さぞ無念だったでしょう」と言うべきだと気付きます。

「決して忘れるな。苦しむ人の声に耳を傾けること。それが警察官の仕事」と告げる風間。
「返事は?」と風間が畳みかけ、「はい!」という返答を待ちます。「全員合格。卒業を認める」と風間。卒業者、総員25名。

各自、それぞれの地域での交番勤務が始まります。
旅館「松浅園」の女将、枝元佑奈の元には、巡回警官(さんま)が立ち寄ります。

2話(後編)の感想

50代男性

ゆの字

何だか、最後の都築の件は良く分かりません。何がいけなくて、それがどう改善して良しということになったのか、判然としません。「被害者は、さぞ無念だったでしょう」という言葉も、白々しいだけで、何の感動も視聴者に与えていないと思われます。そういう言葉は却って嘘くさく思えます。本当に「無念」を噛み締めるのであれば、そういうありきたりの使い古された軽い言葉ではなく、行動から滲み出る所作が欲しい。

そういう意味でも、最低限、他の刑事モノで見慣れている風景の、最初に仏さんに合掌するポーズが必要でしたね。せめて、片膝(または、中腰)で合掌するくらいの作法は必要だと思いました。ブルーシートをパッと外して、被害者と想定されているダミー人形を見て、それで、教官以下、全員が棒立ち姿勢のままというのが、如何に被害者感情を無視したものなのかという、そのあたりのことを察知して欲しいと思いました。

いずれにせよ、ちょっと、着地が上手く決まっていない感じがしましたね。何か、最終段階での大幅変更があったのでしょうかね。