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『コタキ兄弟と四苦八苦』4話のネタバレ感想!須弥子を何路たちの優しさが救う?【死苦】

2020年2月1日に放送されたドラマ『コタキ兄弟と四苦八苦』4話のネタバレを含むあらすじと感想を、放送後にSNSで最も注目を集めた出来事を含めてお伝えします。

4話では、コタキ兄弟が終末論者と思われる島須弥子から長期の依頼を受ける!
「あと3ヶ月で世界が終わる」という須弥子に対して、一路は不信感を抱くが…。

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この記事には、『コタキ兄弟と四苦八苦』4話のネタバレが含まれています。まだご覧になっていない方は、「Paravi」で過去の放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

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『コタキ兄弟と四苦八苦』4話のあらすじネタバレ

【第4話:死苦(しく)】死んでゆく苦しみのこと。

コタキ兄弟は、ムラタ(宮藤官九郎)から「レンタルおやじ」の依頼を受けます。
依頼人は、60歳の独身女性・島 須弥子(樋口可南子)。
長期の契約ということで、面談を行いました。すると、兄弟のポンコツぶりに説教をはじめる須弥子。呆れ顔で「もう結構」と言うと、なぜか契約を結んでくれました。
期間は3か月で、週に2回(月曜と金曜)。
二路(滝藤賢一)が何気なく「3か月後に何かあるの?」と聞くと、「世界が終わるのよ」と答える須弥子でした。

その後、週に2回呼び出されては買い物に付き合わされる兄弟。
須弥子は二人をまるで奴隷のように、こき使います。名前も覚えようとせず、どっちも「何路」呼ばわり。そんな不遜な態度をとる須弥子に、一路(古舘寛治)は腹を立てますが、二路はお金が貰えるんだからと割り切って笑顔でやり過ごしました。

そんなある日の買い物途中、「3か月後に世界が終わる」と言い切る須弥子のオーラに気圧されて、つい終末論にのめり込んでしまった一路。
これまでオカルト話など一切信じない主義だったにもかかわらず、様々な予言書やオカルトサイトを読み漁り、奇妙な言葉まで口走るようになります。そんな尋常じゃない姿に、「兄貴に終末論は『混ぜるな危険』だった」とさっちゃん(芳根京子)にボヤく二路でした。

契約して一か月が経った頃。
海辺の別荘ホスピスに移り住む須弥子の引っ越しを手伝いました。
ここではじめて、「3か月後に世界が終わる」というのは「3か月後に須弥子の人生が終わる」という意味だったと理解する二人。
須弥子は住んでいたマンションを売り払い、財産も全て処分したという。
病気のことは、誰にも話していないとのこと。病気のことで親しい人に気を煩わせるのも、見舞いで時間を取らせるのも嫌だし、正気を失い失礼なことでも口走って関係や思い出が壊れたりするのも嫌だから、という理由。
とはいえ、週に2回くらいは誰かと会話したい。そこで、何のしがらみもない、どうでもいい赤の他人が話し相手にはちょうど良いと、「レンタルおやじ」を依頼したのでした。

ある日、一路と二路が兄弟なのに全然似ていないという話題に。
二路は、自称発明家という父親似でした。父も無職の根無し草で、今は行方不明。
一方、一路はというと母親似…ではなく、お嬢様育ちの母親とも似てなかったという。どちらにも似ていないから養子かと疑って戸籍まで確認したことがある一路。
母は、父親ゆずりの二路をいたく可愛がっており、病床に伏した52歳の死の間際も、二路に会いたがっていたという。しかし二路は怖気づき、事故に遭ったと適当な理由をつけて、母の最期に立ち会いませんでした。
そんな二路に、一路は「須弥子さんの最期の日は逃げるなよ」と釘を刺しました。

相変わらず、二人を名前ではなく「何路」と呼ぶ須弥子。
けれど、徐々に最初の頃のような刺々しい態度は軟化していき、子供の頃の話を述懐しました。

小学校卒業式の日、理科室に行くたびに見惚れていたキレイな水晶玉を、つい盗んでしまったという。
それを海辺で夕日にかざしたとき、どういうわけか、あんなにキレイだった水晶玉が、ただのガラス玉のように見えたという。須弥子は罪悪感に苛まれ、それを海に投げ捨てました。

病気になったのはその罪のせいじゃないかと言う須弥子。
もし過去に誰かをすごく傷つけたとして、その罪で病気になったのだとしたらやりきれないから、と。
「どうして私だけ世界から消えてしまうんだろう…」と寂しそうに呟く須弥子でした。

そんな須弥子を励まそうと、「世界の終わりを語るナイト」を催すコタキ兄弟。
奇しくも終末論を学んだ一路が、その知識を活用して、世界各地で伝わる「世界の終わり」を二路とともにプレゼン。人類も、世界も、何度も滅びていることを強調します。
すると須弥子は笑い出し、「一路も二路もバカねぇ」と名前で呼んでくれたのでした。

その後、まだ契約は一か月残っているというのに、急に契約解除されてしまいました。
心配して電話するも着信拒否。
そして、一か月後、ムラタから連絡があり、須弥子が亡くなったことを知ります。
葬式は行われず、カフェにて簡単な食事会が催されました。
須弥子の最期は、ムラタと弁護士だけが立ち会ったという。お骨は海洋散骨で、と強く希望されたとのこと。ムラタは「どうしてだろう」と首を捻ります。
そして、死の間際に須弥子が零した言葉「嫌われるくらいがよかったのに。『何路』くらいがちょうどよかった」と伝え、去っていきました。
急に契約解除した須弥子の想いを知り、「ひどい人だ…」と寂しそうに呟くコタキ兄弟でした。

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『コタキ兄弟と四苦八苦』4話のネタバレ感想

40代女性

ドラマ大好きうさうさ

今回も、秀逸なストーリー展開に胸がいっぱいになりました。

3か月契約の予定が、突然、一か月も前に解約。それは、序盤で須弥子が語っていた、親しい人には死に際を晒したくないという理由に繋がり、ただのどうでもいいレンタルおやじだったはずのコタキ兄弟に情が沸いた、という証しとなりました。そして、海に散骨してほしいというこだわりは、子供の頃の水晶玉を海に捨ててしまったエピソードに繋がりました。
そんな何気ない会話やエピソードが、じつは伏線となっていて、それらがすべて最後に回収されていくという展開が、ほんとうにお見事で、胸打たれました。

また、須弥子さんのイメージが最初と最後で、ガラッとイメージが変わりました。
見始めたときは「うわ、なにこの人。こんな偏屈な女性になりたくないわ~」だったのが、見終わった後は「なんて素敵な人。こういう女性になりたい~」に変わってました。
誰にも悟られずひっそりと亡くなり、葬式もせず、「香典はお断りします。どうぞ、ご自分の為にお使い下さい」という最期のメッセージ。カッコ良すぎます。
視聴者の印象を、鮮烈にではなく、自然と違和感なく、気付いたら180度変わっていたという流れに、あらためて素晴らしいお話(脚本)だなぁと、しみじみ思いました。

世界から消えるのが寂しいと嘆く須弥子のために、「世界の終わりを語るナイト」を催したコタキ兄弟の優しさにもジーンときました。

須弥子を何路たちの優しさが救う?【死苦】

何路たちの優しさから、もはや赤の他人とは思えなくなり、2人を遠ざけた須弥子。
当初のレンタルおやじ利用意図とは変わってしまいましたが、須弥子は一路と二路と出会うことで、死苦(死んでゆく苦しみ)を軽減することができたのではと感じました。

4話のコタキ兄弟!ちょっと違いましたね。
避けられぬ死を受け入れ、終活をする姿を演じた樋口可南子さんも素晴らしかったですが、4話のコタキ兄弟(古舘寛治さんと滝藤賢一さん)はいつになくカッコ良かった。

結局、誰にも迷惑をかけずに綺麗に逝くことを選んだ須弥子。
親しい人の死と向き合う決意をした一路と二路が、お葬式で「酷い人だ」といった言葉が沁みます。

4話にして、完成された感動物語をぶつけてきたドラマ『コタキ兄弟と四苦八苦』。
今後への期待がますます高まってしまいましたね。

『コタキ兄弟と四苦八苦』5話のあらすじ

公式サイトが発表している『コタキ兄弟と四苦八苦』5話のネタバレStory(あらすじ)は以下の通りです。

無職の兄弟、一路(古舘寛治)と二路(滝藤賢一)は喫茶シャバダバで依頼人・後藤を待っていたが一向に現れない。そんな中、一路はさっちゃん(芳根京子)がレジから3万円を盗む瞬間を目撃してしまう!混乱する一路がさっちゃんを改心させる為にとった“ある行動”が、今度は二路を混乱させて…。叩くとお金が増える不思議なポケット?疑惑が疑惑を呼ぶ心理戦!相手を慮るあまり、すれ違ってしまう3人の行動…その真相はいかに!?

出典:https://www.tv-tokyo.co.jp/kotaki/story/