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『心の傷を癒すということ』3話のネタバレ感想!イカナゴの差し入れが校長先生の命を救う!

2020年2月1日に放送されたドラマ『心の傷を癒すということ』3話のネタバレを含むあらすじと感想を、放送後にSNSで最も注目を集めた出来事を含めてお伝えします。

3話では、精神疾患を抱えた患者・片岡心愛(清水くるみ)を安和隆が診ることに!
そんな中、父・哲圭の事業が破綻したことを和隆は知り…。

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※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

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『心の傷を癒すということ』3話のあらすじネタバレ

カルフォルニア大学バークレー校
2011年3月19日
安智明(森山直太朗)が教壇に立ち、大勢の生徒の前で東日本大震災について話します。
「東日本大震災が発生して10日経った今も、情報が錯綜しています。福島第一原子力発電所で何がおきているのか正確な事はまだ分かりません。しかし原子力発電所の廃棄物処理をしてきた者として、今話をする責任がある。
私がこの大学で教え始めたのは1995年1月でした。
最初の講義の日に阪神淡路大震災が起きました。
あの時私の弟は、神戸で精神科医をしていました。
弟は手探りで被災者に寄り添いました。
私はこの後、福島に行くつもりです」と英語で話した智明。

福島に行くと聞いた生徒達はざわつきます。
危険じゃないのかと。
智明が教卓を見つめます。
そこには安和隆が書いた「心の傷を癒すということ」と言うタイトルの本がありました。

1995年3月。
安和隆(柄本佑)と湯浅浩二(濱田岳)が建設予定の湯浅の病院の場所に来て図面を見ながら話しています。
その横には安終子(尾野真千子)と娘の春子がいます。
「再建のめどが立って良かったなぁ」と和隆は言います。
キョロキョロする浩二に「どないしたん?」と和隆が聞きます。
「いやこの匂い」と浩二は言います。
「どっかでイカナゴ焼いてますね」と終子が言います。
「匂いだけでご飯3杯いけるわ」と浩二が言います。

自宅で電子ピアノを弾く和隆。
隣でぬいぐるみをトランペット代わりに吹いてる様に見せる浩二。
「久々のセッションやったなぁ」と浩二が言います。
そこに終子がやって来て「春ちゃん。お昼寝しよか」と声を掛けます。
「僕が寝かせてくるわ」と和隆が言います。

書斎で待つ浩二。
お待たせと和隆が戻って来ました。
湯浅が学生時代の文集を見ながら「お前は小説家なるんかな思ってたけどな」と浩二が言います。
「なりたかったけどな」と和隆。
「まぁ。しゃあないわな。あのお父さんに医学部行け言われたら抵抗できへんもんな」と浩二が言います。
「うん。そやから相談せーへんかった。精神科進む時」と和隆が言います。

校長先生(内場勝則)が「こんな時でも春は来るんやな。なんとか卒業式できそうで良かった」と言います。
「先生、血圧上がってますね」と和隆は言います。
「ちゃんと薬飲んどうで?」と校長は言います。
「ちゃんと眠れてますか?」と和隆。
「僕の事はええねん。それより気になる人がおってな。片岡さん言う人なんやけどな。ちょっと変わっとう人やねん」と話します。
看護師の新島聡子(平岩紙)がファイルを渡します。
その中から片岡さんを探す和隆。

教室の隅で頭を抱えて苦しんでいる女性がいます。
片岡心愛(清水くるみ)でした。

和隆が様子を見にやって来ました。
心愛に声を掛けます。
「こんにちは」2人は目が合います。
「あっ。片岡さん。前にお会いしましたね」と和隆が言います。
「いいえ」心愛は答えます。
「地震の前日。勘違いかな。すみません。安と言います」と和隆が言います。
「お医者さんですか?」と心愛が聞きます。
「はい」と和隆。
「頭が痛いです。突き刺されてるみたいに」と心愛が辛そうに言います。
そして頭を壁にぶつける心愛。
その様子をじっと見つめる和隆。

心愛は保健室で問診票を記入します。
アルコールは飲みますかの質問にいいえと丸をする心愛。
和隆はじっと見ています。

そこに医師の北林史也(浅香航大)がやって来ました。
「おにぎり食べますか?」と言いながら入って来た北林。
心愛に気づき会釈します。
「あっ」と北林は言います。
「これで頭痛薬いただけるんで」と言い心愛は倒れます。

「震災の前急性アルコール中毒で運ばれて来ましたよね」と北林が言います。
「地震の後色んな避難所を渡り歩いて来はったんちゃうかな」と和隆は眠る心愛を見ながら言います。
校長先生が「片岡さんどお?」と和隆に聞きます。
まだ眠っていると答える和隆。
「僕が残ってるんでお帰りになって大丈夫ですよ」と校長に言います。
「すまんね。家遠なってしもて」と校長が言います。

「もう仮設当たったんか?あの人」とまるで別人の様に心愛が言います。
「ここで暫く休んで下さい」と靴を履く心愛に言います。
「にいちゃん、ここ酒あんのか?」と心愛。
「いえ」と言う和隆に「酒もないとこで休めるかいな」と言い出て行きます。

仮設住宅に戻る校長に梓(紺野まひる)と言う女性が声を掛けます。
「こんばんは。申し訳ありません。この子が泣いてご迷惑でしょう」と謝ります。
「いやぁ」と校長は言います。
「うるさいって怒られるんです。それやったらお隣さんにはどれだけ響いとう事か」と梓が言います。
「ここは壁が薄いからなぁ。心配せんでも大丈夫ですよ。地震の後で夜泣きがひどいって言う赤ちゃんは多いらしいですよ。知り合いの精神科医が言うてました。地震怖かったなぁ。大丈夫やで」と校長は優しく言います。

和隆は連載の締め切りが明日に迫り、家で急いでパソコンをのキーを叩きます。
谷村英人(趙珉和)に原稿を渡す和隆。
「いずれこの連載を本に出来たらなって思ってるんです」と谷村。
「えー。そないに書けませんよ」と和隆は言います。

心愛の話を聞く和隆。
「父はアパートの管理人をしていて母は早くに死にました」と心愛。
「いつですか?」と和隆が聞きます。
「私が小学校に上がる前」
「子供の頃の事教えてくれる?」と和隆。
「父はお酒を飲むと何か食える物ないんかと怒鳴るんです。いつも取りに行ってました」
「取りに?」と和隆。
「スーパーにこうやって」と商品を取り隠す仕草をします。

病院から帰ろうとする和隆。
外に出ると心愛が座り込み泣いていました。

「あたしのおうちどこ?ママに会いたい」と言う心愛。
「そうやな。ママに会いたいな」と和隆。
「痛い、痛い。もうしません。ごめんなさい。許して」と子供の様に泣きじゃくる心愛。

家に帰り寝室の布団に入る和隆。
「お帰り。待っとったんよ」と終子が言います。
「なぁ。終子。生きてるだけで悲しい事たくさんあんのに何でわざわざ人が人に悲しい事するんやろうか」と和隆は眠そうな声で言います。

心愛の病室を訪ねる和隆。
「昨日の夜ね。あなた外来玄関の外におったんやわ。覚えてる?」と和隆が聞きます。
覚えていないと言う心愛。
「こんな風に記憶がなくなってよう困ってたんと違う?」と和隆。
「はい。でも病気とは違います」と心愛が言います。
「片岡さん。あなたの心の中にはいくつかの部分があるんやと思う。多重人格。例えばあまりに辛い目におうた時、これは自分の身に起きた事やないと感じる。今苦しんでいるのは別の子やと。その子の中に痛い事を引き受けてくれる人格が生まれるんやね。そうやって苦痛をやり過ごした子はその後も複数の人格を生み出しながら生きていく事になってしまうんや」と和隆は話します。

「それが私なんですか?」と心愛が言います。

ジャズバーで本を持ち読むでもなく溜息をつく和隆。
ママ(濱田マリ)が「その本おもろないん?」と聞きます。
「分からへん。文字が頭に入ってけーへん。それにな、最近夢とか希望とか復興とか頑張ってとかキラキラした言葉に心が動かへんねん」と和隆。
「そうかもなぁ」とママは言います。

避難所の保健室。
心愛が訪ねて来ました。
「避難所出るん?」と和隆が聞きます。
「はい。お世話になりました」と心愛。
「行くあては?」と和隆。
「ありませんけど、ここにはいられません。私らの目に付かへんとこにおってって思われてますから」と心愛が言います。
「元気でな」と和隆。
頷く心愛。
「こんな病気になったんは私が弱いからですよね」と心愛が聞きます。
「違うよ。とても耐えられへんような苦しさと悲しさの中でそれでも生き延びる方法を見つけようとしたんや。生きる力が強いんや」と和隆が言うと、涙を流し心愛は出て行きます。

校長先生が「片岡さんどこ行くん?行かせてええの?」と和隆に言います。
「そやけど、強制は出来ませんから」と和隆は言います。

震災から1年。
和隆と終子に赤ちゃんが産まれました。

人間は傷つきやすい。
今後日本の社会はこの人間の傷つきやすさをどう受け入れて行くのか?
傷ついた人が心を癒す事が出来る社会を選ぶのか?
それとも傷ついた人を切り捨てて行く厳しい社会を選ぶのか?

和隆の母・朴美里(キムラ緑子)が生まれた赤ちゃんを抱いています。
和隆に似ていると終子が言うと「頑固なとこ似たらあかんよ。学校の勉強せんとSFばっかり読むんもやめてなぁ」と言います。
「悪口全部聞こえてんで」と和隆が言いながらやって来ます。
和隆は父・安哲圭(石橋凌)の薬を見ています。
「お父さん調子どお?」と和隆が聞きます。
「それがあんまりようないんやわ。お医者さんにもっと大きなとこで検査してもらいって言われたとこや」と美里は言います。

哲圭の部屋に行き「ちょっと体休めた方がええよ」と和隆は言います。
「休んどる場合ちゃうんや」と哲圭は言います。
「何か手伝おか?」と和隆。
「いらん」と哲圭は言います。
「会社の事は壮介がようやってくれとる」と言います。
和隆は父に封筒を渡します。
「まあ、少しやけど何かの足しにして」と言う和隆。
「出産祝いを渡さなあかんのにあべこべやな。いつか入院する事でもあったらお前のとこの病院で見てくれるか?」と哲圭は言います。
「その時は他のええ病院紹介するわ」と和隆は言います。
「もう行け。行けて言うてんのや」と哲圭は言います。
封筒を手に辛そうな哲圭の姿がありました。

ジャズバーで浩二の病院の完成を祝ってママと三人で乾杯をします。
「学生時代あんなおっちょこちょいやった湯浅君が院長先生とはなぁ」とママが言います。
「嫌やわ。ママ。今もおっちょこちょいやで」と湯浅が言います。

北林が和隆を呼びます。
心愛が訪ねて来ていました。

和隆が連載していた記事が本になり校長先生に渡します。
「わざわざすまんね」と校長先生。
その様子を見て和隆は「何かご心配な事ありますか?」と聞きます。
「僕に話したくなかったら信頼出来る別の人に話して下さいね」と和隆は言います。

仮設住宅に帰る校長先生。
娘に電話をします。
「この間買うの忘れて米なくなってしもた事あって。その時ふと思った。このまま死んでもいいかなって。米残して死んだらもったいない思ったんかな」と会話をし電話を切ります。
電車が通り揺れる仮設住宅。

「何かあなたの支えになる物見つけてほしいんや」と心愛に話す和隆。
趣味もないと言う心愛。
和隆に趣味があるかと尋ねます。
「ジャズピアノは好きやな」と和隆。
「何でですか?」と心愛が聞きます。
「クラシックピアノって楽譜に書かれた通りに弾かないとあかんのやけどこれジャズちゃうねん。どんだけの思いつき試してもええし人と違う演奏しても怒られるどころか自分の個性として認めてもらえる。僕はジャズ弾いてる時自分を1番出せてる気がする」と和隆は話します。

和隆の本の受賞パーティに湯浅が永野良夫(近藤正臣)を連れてやって来ます。
「賞を貰える本を書いたって言う実感がないんです。それに震災の事を書いて賞を貰って申し訳ない気がします」と和隆が言います。
「突然襲い掛かった災害に君は手持ちの武器だけでどう立ち向かったのか?それがこの本に書いてある。本の中に人の苦しみに精一杯耳を傾けている君がいる。ええ本や」と涙を流す永野。
「ありがとうございます」と和隆は言います。

実家を訪ねる和隆。
家具などがなくなっていて、美里は哲圭の治療費がかかる為売ったと言います。
「そんなん言うてくれたらお金出すのに」と和隆が言います。
「子供は心配せんでええんよ」と美里は言います。

父を見舞う和隆。
「なんやえらいめかし込んで」と哲圭は言います。
「受賞式の帰りやから。僕の本がフロンティア学芸賞をもうたんや」と言います。
「この本がか?作家になる言うた夢叶えたんやな」と哲圭は言います。
覚えてたん?と驚く和隆。
和隆の賞状を飾る哲圭。 
「上野の闇市で働いてた時な韓国人がでかい顔しやがってて言われてなぁ。それが悔しゅうて。在日は普通に就職するのは難しい。それやったら自分で会社興したらええ。でっかい仕事して社会に貢献したろやないかい。そう思って休む間もなく働いてやっと成功した思ったら全部なくなってしもた。情けないわ」と哲圭は話します。
「堪忍やで」と哲圭は泣きます。
「僕な昔、自立せー言われんの辛かったんや。なんや、自分1人で生きていけって見放された様な気がしてな。一生懸命働いてそやけど上手く行かへんかった。僕は情けないとは思えへんよ」と和隆は伝えました。

仮設住宅では校長先生がほとんどない米びつの米を見ています。
思いつめている時ナイフが目に入ります。
手に取ろうとした時部屋をノックされました。
校長が出ると梓でした。
イカナゴを炊いたからとお裾分けをしてくれました。
それを見て涙を流す校長。
思い留まり「米買いに行こう」と言います。

父・哲圭が亡くなりました。
智明が「お父さん、あっという間やったな」と言います。
「がんが見つかった時もう末期やったからな」と和隆が言います。
「智兄、いつアメリカ帰るん?」と弟の安壮介(上川周作)が聞きます。
明日の夜と言うと、「飲みに行こう」と壮介は言います。

兄弟3人で居酒屋に行きます。
帰り智明は2人に支えられながら歩きます。
「智兄大演説やったな」と壮介は言います。
「おお。お父さんが誇りに思う訳や。智明を見習えが口癖やったからな」と和隆が言います。
「お父さん、亡くなる前に毎日和兄が貰った賞状読んでたで。フロンティア学芸賞の。その度に嬉しそうな顔してた」と壮介が教えてくれました。
「和隆ほど世の中の役に立ってるやつおらんで。ほら行くで」と智明も言います。

和隆は北林と待ち合わせをします。
そして一緒に西市民病院に行きます。
「来月からここで働くつもりや。出世せーへんかわりに時間出来るからやりたい事やれる。僕な心のケアって何やろってずっと考えてるんやけどもしかしたら1人1人が尊重される社会を作るって事ちゃうかなって思って。それやりたいんや。北林先生。今の病院あんまり合わんのやってな。良かったらここで一緒に働けへん?」と和隆は言います。
笑顔になる北林。
そこに看護師の聡子がやって来て北林を見て驚きます。
笑顔になる3人でした。

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『心の傷を癒すということ』3話のネタバレ感想

40代女性

なか

震災があり、1年~2年経ち少しずつ生活を立て直そうと頑張っている住民の人達。
それでも避難所生活や仮設住宅での暮らしのストレスなど蓄積された物が色々な場面で起きていました。

多重人格の心愛。
避難所で周りから白い目で見られて、違う人格が何かしていても分からず自分のせいではないのに責められたりと辛い中生きていたのだと悲しく思いながら見ていました。
和隆に出会い自分の事がわかり、弱いのではなく生きたいと思う強さが多重人格を生み出したと知り、それだけでも救われたのかなと思いました。

お父さんと和隆の関係にも変化がありました。
何とか会社を立て直そうと奮闘する父を気遣う和隆。
今まで父としての威厳を保つ為どんな時でも厳しかった父。
そんなお父さんの弱さが少し見えた時少し和隆は真正面から向き合えた様でした。

校長先生も仮設住宅での生活に限界を感じていた様子でした。
お米がなくなる時自ら命を絶ってしまうのかと思ってしまいましたが、梓がお裾分けをした事で思い留まりました。
ほんの小さな優しさで人は前を向く事が出来るんだと分かりました。
人と人との関わり方を考えさせてくれたお話でした。

イカナゴの差し入れが校長先生の命を救う!

梓(紺野まひる)のイカナゴの差し入れにより、生きる意味を見つけた校長先生(内場勝則)。
「米、買いに行こ」という発言にほっとしました。

傷つきやすい人間を癒す社会か否か。
人々の繋がりがお互いを傷つけることも救うこともあることを感じる回でしたね。

多重人格で苦しみ続ける結城理恵(谷村美月)に対して、「生きる力が強いんや」という安先生の言葉も、きっと理恵さんの生きる力・支えになったことでしょう。

1人1人が尊重される社会を作るという答えを見つけた安先生。
次回の最終回で、安先生がどんな答えを見せてくれるのか楽しみです。

『心の傷を癒すということ』4話(最終回)のあらすじ

公式サイトが発表している『心の傷を癒すということ』4話(最終回)のネタバレStory(あらすじ)は以下の通りです。

震災から5年がたち、神戸の街は徐々に復興を遂げつつあった。新しい病院に移り、精神科医として理想の医療に燃える安和隆(柄本佑)。そんな中、和隆にがんが発覚する。仕事を中断して治療に専念するか、病を抱えながらも患者に向かい続けるか、選択を迫られる。自然治癒率は500分の1。幼い二人の子どもを抱えながら、身重の妻・終子(尾野真千子)と共に有効な治療法を探す和隆は、ついに「心のケア」の本質にたどり着く…。

出典:https://www.nhk.or.jp/drama/dodra/kokoro/html_kokoro_story.html