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2019年12月24日

佐方貞人シリーズ『検事・佐方~裁きを望む~』ネタバレ!あらすじ・キャスト・視聴率まとめ

ドラマスペシャル『検事・佐方~裁きを望む~』のあらすじを、ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

上川隆也さん主演のドラマ、佐方貞人シリーズ第4弾『検事・佐方~裁きを望む~』を200%楽しむために、キャストやゲスト、視聴率をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。

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当記事には、『検事・佐方~裁きを望む~』のネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「テレ朝動画」で過去の放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

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『検事・佐方~裁きを望む~』の基本情報

概要(見どころ)

「このミステリーがすごい!」大賞、第15回大藪春彦賞、第69回日本推理作家協会賞など数々の賞に輝く、柚木裕子の小説が原作。
ドラマは『最後の証人(2015年1月24日放送)』『検事の死命(2016年1月17日放送 )』『検事の本懐(2016年12月3日放送)』に続く人気シリーズ「佐方貞人シリーズ」のドラマ化第4弾です。

ドラマスペシャル『検事・佐方~裁きを望む~』は、小説『検事の信義』に収録の一編『裁きを望む』をドラマ化した法廷ミステリーです。「犯した罪はまっとうに裁かれなければならない」という熱い信念を貫く検事・佐方貞人(上川隆也)の活躍を描きます。

キャスト一覧

  • 佐方貞人(さかた・さだと):上川隆也
    米崎地方検察庁検事、信念に熱い男
  • 庄司真生(しょうじ・まお):松下由樹
    米崎地方検察庁刑事部検事、佐方の同期、刑事部エース
  • 小田薫(おだ・かおる):水崎綾女
    米崎地方検察庁・検察事務官、地検イチの噂好き
  • 筒井義雄(つつい・よしお):伊武雅刀
    米崎地方検察庁公判部部長、佐方の上司でありよき理解者
  • 本橋信次郎(もとはし・しんじろう):松尾貴史
    米崎地方検察庁・次席検事、検察権威を何より優先する
  • 芳賀渉(はが・わたる):渡辺大
    勝一郎の婚外子、窃盗罪で起訴される
  • 芳賀明美(はが・あけみ):石野真子
    渉の母、勝一郎の元秘書、2019年3月病死
  • 児島隆雄(こじま・たかお):利重剛
    郷古家の顧問弁護士、切れ者
  • 郷古勝一郎(ごうこ・しょういちろう):津嘉山正種
    大手不動産会社『GOKO ESTATE』の前・代表取締役社長、2019年4月病死
  • 郷古麻恵(ごうこ・あさえ):立石涼子
    勝一郎の妻
  • 郷古勝哉(ごうこ・かつや):池内万作
    勝一郎の長男
  • 郷古恭治(ごうこ・きょうじ):黄川田雅哉
    勝一郎の次男
  • 吉田高子(よしだ・たかこ):山下容莉枝
    郷古家の家政婦

スタッフ一覧

  • 原作:『裁きを望む』(KADOKAWA刊『検事の信義』所収)
    作者:柚月裕子
  • 監 督:兼﨑涼介
  • 脚本:酒井雅秋
  • プロデューサー:佐藤凉一(テレビ朝日)、和佐野健一(東映)、大西文二(東映)
  • 制作:テレビ朝日、東映

各話の視聴率

『検事・佐方~裁きを望む~』の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※視聴率はビデオリサーチ調べ

ドラマ名放送日視聴率
検事・佐方~裁きを望む~2019年12月26日

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『検事・佐方~裁きを望む~』の結末ネタバレ(予想)

「佐方貞人シリーズ」は既刊が4冊出ており、検事を退職し弁護士となった佐方を描いた『最後の証人』、捜査検事時代の佐方を描いた『検事の本懐』、公判検事となった佐方を描いた『検事の死命』、「正義」と「信義」の違いを突き付ける『検事の信義』があります。

検事から弁護士に転職した佐方貞人。1作目の『最後の証人』が時系列的に最も未来の出来事が描かれています。ドラマ『検事・佐方~裁きを望む~』では、将来佐方が検事を退職し、上司の筒井と訣別することを予感させる、真相解明後のやり取りが見どころとなってくると考えます。

それを踏まえ、小説『裁きを望む』の原作ストーリーをもとに、以下にドラマでの結末を予想します。

病気で亡くなった大手不動産会社の前社長・郷古勝一郎(津嘉山正種)の通夜の晩、芳賀渉(渡辺大)が郷古家の豪邸に侵入、高級腕時計が盗まれます。
当初は犯行を認めていたはずなのに、公判に入ると一転して全てを否定する渉。「腕時計は譲り受けたもの」と無実を訴えます。検事・佐方貞人(上川隆也)は渉のことを一から調べることになります。

渉は勝一郎の隠し子でした。渉の母・芳賀明美(石野真子)は30年前、勝一郎の秘書でしたが、突然消息を絶ち、その間に勝一郎との子・渉を生み育てました。勝一郎は遺言状で渉を認知しようとしましたが、本妻・郷古麻恵(立石涼子)や息子たちの猛反対で諦めます。

この事が窃盗事件の動機だと思われましたが、佐方が調べ上げた結果、刑事部のエース・庄司真生(松下由樹)の起訴が誤りであったことを認めざるを得ない結果になります。
次席検事・本橋信次郎(松尾貴史)は、起訴した検察が自ら無罪を認めるなどありえないと憤怒しますが、冤罪を許せない佐方により渉は無罪となります。

しかし、あえて起訴後に真実を明かした渉の行動が解せない佐方。事務官の小田薫(水崎綾女)と調査を続けると、本橋次席が自分の娘の万引きの件で、渉に弱みを握られていたことが判明します。
さらに、郷古家の顧問弁護士・児島隆雄(利重剛)から、金庫から出て来た勝一郎の遺言状が、書き換え前の古い物(渉を認知すると記載)であったと聞き、窃盗事件における渉の本当の目的は金庫の中の遺言状のすり替えだったと佐方は見抜きます。

渉は「一事不再理」という、刑事事件の裁判で確定した判決がある場合には、その事件について再度、実体審理をすることは許さないとする刑事手続上の原則を利用しました。自分の本当の罪から免れるため、一度別件で起訴される必要があったのでした。
渉に脅迫され、本橋次席が冤罪を指摘できる検事を見繕った結果、佐方検事が選任されたのです。

真相が分かった以上、佐方は渉の罪は正当に裁かれるべきとし、遺言状のすり替えは民事訴訟での無効申立てを依頼。さらに、本橋への脅迫を刑事事件にしようとすると、上司の筒井義雄(伊武雅刀)が佐方を諫めます。
佐方の言う通りにすれば、本橋の娘の万引きも明らかになり傷付いてしまいます。また、渉の動機は、父親を失う寂しさから本当の息子として認められたかったのだとする筒井。佐方は自身の思いやりのなさと視野の狭さを恥じ筒井の意見に従います。そんな佐方を筒井は飲みに誘い、事務官の小田もついてくるのでした。

ドラマスペシャル『検事・佐方~裁きを望む~』でも、以上の原作ストーリーを踏襲した形になると予想します。

『検事・佐方~裁きを望む~』のあらすじ

2019年12月26日にテレビ朝日系にて放送された上川隆也さん主演のドラマスペシャル『検事・佐方~裁きを望む~』のあらすじネタバレを、放送後に更新してお届けしていきます。

あらすじネタバレ

芳賀渉(渡辺大)は、公判中に起訴事実を否認します。
大手不動産会社・GOKO ESTATEの前社長・郷古勝一郎(津嘉山正種)の通夜の晩、渉は勝一郎の書斎に侵入、腕時計を盗みます。
勝一郎の長男・勝哉(池内万作)と次男・恭治(黄川田将也)と鉢合わせ、現行犯逮捕され起訴されたのでした。
ところが、渉は腕時計は父親である勝一郎に貰ったと供述を覆します。
渉は勝一郎の婚外子だったのです。

勝哉の証言と渉の主張が矛盾、米崎地検公判検事・佐方貞(上川隆也)は検察事務官・小田薫(水崎綾女)を伴い補充捜査を始めます。
腕時計は祖父の代から郷古家に伝わり、遺品整理をしていた通夜の前日、勝哉は腕時計を見ていました。
渉の母・明美(石野真子)は、30年前、勝一郎の秘書でしたが、半年で辞め姿を消します。

渉は侵入から1時間も滞在、侵入した書斎の窓から逃げず書斎を不用意に出ています。
しかも、腕時計が仕舞ってあった棚の引き出しは脇を押さえないと開きません。
ところが、棚の脇から渉の指紋は検出されていなかったのです。

ホテル・グランホレスト赤坂で、渉と勝一郎がランチをしたと判明。
その日ラウンジスタッフは、コーヒーをこぼし、勝一郎のジャケットを汚します。
ホテルの紹介で、渉は腕時計の査定を時計店・オオミヤに依頼、オオミヤは米崎にも支店があり、渉はメンテナンスに出し事件当日受け取っていたのです。
渉を快く思わない勝哉は、虚偽の証言をしたのです。

第2回公判で、佐方は窃盗について無罪を主張、渉に無罪判決が下ります。

49日が過ぎ、顧問弁護士・児島隆雄(利重剛)が金庫に保管された遺言書を開示、渉を認知することのみ記載されていました。
保管に立ち会った児島が見た遺言書とは、別物だったのです。
児島は渉がすり替えたと主張、金庫の開閉履歴に渉が侵入した時刻に解錠した記録が残っていました。
一事不再理、無罪が確定した渉を窃盗で二度と裁けません。
郷古家は検察を告訴すると息巻き、捜査検事・庄司真生(松下由樹)の東京地検への栄転も白紙になります。
佐方は次席検事・本橋信次郎(松尾貴史)に辞表を提出します。

渉の目的は起訴、しかし佐方には動機が不明でした。
DNA鑑定で既に親子関係は証明済み、遺産目的なら認知訴訟を起こせば良かったのです。

明美が入院した病院に、家政婦・吉田高子(山下容莉枝)が見舞っていたことが判明。
高子が明美と出会ったのは婦人科、子宮系の病気を患い、子供ができないと診断を下され落ち込んでいるところに、明美が声をかけたのです。
明美は不妊治療で通院していました。
暫くして明美の夫が亡くなり、事業に失敗した夫の借金が残ります。
高子は勝一郎の秘書の仕事を、明美に紹介。
半年ほどして、勝一郎の子供を妊娠し明美は秘書を辞めたのでした。
明美が亡くなり渉は仕事を辞め、人が変わったようになります。
渉に頼まれ、書斎の窓の鍵を開けたのは高子でした。
「父さんがくれたはなむけに応えたいんだ」
渉の言葉の意味は、高子には分かりませんでした。

遺言書のコーヒーの跡に気づき、佐方は再びホテルを訪ねます。
コーヒーをこぼした時、渉がジャケットのコーヒーを洗い落としました。
佐方は自らジャケットにコーヒーをかけ、トイレでジャケットを洗おうとした時、スマホが落ちます。
勝一郎がいつも手帳をジャケットの内ポケットに入れていたことに気づきます。

手帳の金庫のパスワードを記したページから渉の指紋が見つかり、遺言書を盗んだのは渉と分かりました。
しかし、動機と勝一郎が遺言書を残した理由は不明、佐方は遺族の前で渉に説明を求めます。

末期癌の勝一郎は家族を説得する時間も、遺言書を見せる勇気もありませんでした。
勝一郎は明美を覚えていたのです。
会社を立て直すため強引に進めた結果、周りは敵だらけになり、この時、勝一郎を支えたのが明美でした。
遺言書と勝一郎の子供の証として腕時計を渉に渡したのです。
明美の葬儀の日、手切れ金3千万円を持って勝哉が現れ、明美と渉を遺産狙いと侮辱。
その上、渉が働いていた運送会社に圧力をかけ契約を切らせます。
偶然見たパスワードが役に立つと考え、父からのはなむけと思った渉は、遺言書を見せつけようと犯行に及んだのです。

郷古家に憤る渉に、明美が高子に宛てた手紙を佐方が渡します。
独りになる渉を案じる内容でした。
郷古家と争うなら、遺言書をすり替えた渉に勝ち目はなく、遺言書は効力を失います。
それは、大切な人の思いを踏みにじることになると佐方は諭します。

郷古家が検察を告訴することはなくなり、公判部部長・筒井義雄(伊武雅刀)は、本橋に佐方が辞める必要はないと進言。

一方、渉は本物の遺言書と腕時計、それと3千万円を返しに郷古家に訪れ、そして相続を放棄する旨を高子に伝えました。
そんな渉に、勝一郎が認めた証として恭治は腕時計を返し、渉に履歴書を持って来るよう告げるのでした。

感想

40代男性

のらゆき

正義を貫いた結果、窃盗について無罪を主張するに至った佐方ですが、郷古家に侵入した動機そのものは第2回の公判時点でも不明でした。
法律に詳しくないので、なんとも言えませんが、公判の期日を延ばす方法はなかったのでしょうか。

もし、不法侵入だけなら実刑にならないような軽い罪という理由で、公判を維持しようと考えなかったのなら、佐方のキャラとは違う気がします。
引き延ばさず第2回公判に挑まなければならない説明が欲しかったです。

ストーリーそのものは、よくある遺産絡みで特に目新しさはなかったです。
渉が何を企んでいるのか、無性に惹きつけられて面白かったです。

ただ、家政婦・高子が雇い主の勝一郎のことを、30年前から「勝一郎さん」と呼んでいて、その呼び方が凄く気になりました。
明美が「勝一郎さん」と呼ぶのは当然として、何故高子までが。
高子と勝一郎の関係が気になり、途中からなかなか話が入ってきませんでした。
一体どんな関係だ。
これこそ、佐方に突き止めて欲しかった。