ドラマル

2020年7月9日

『刑事7人 シーズン6』ネタバレ!1話から最終回までのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ

ドラマ『刑事7人 シーズン6』の1話から最終回までのあらすじを、ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

東山紀之さん主演の連続ドラマ『刑事7人 シーズン6』を200%楽しむために、キャストや各話ゲスト、視聴率の推移をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。

※『刑事7人 シーズン6』全話ネタバレ完了済み(2020年9月30日)。

見逃し配信をチェック

当記事には、『刑事7人 シーズン6』の第1話から最終回までのネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「TERASA」で第1話から最終回までの放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

『刑事7人 シーズン6』の基本情報

概要(見どころ)

刑事7人は2015年から放送しているロングランシリーズの刑事ドラマで、今回は『刑事7人 シーズン6』の解禁となります。

東山紀之さん演じる主人公の天樹悠が中心となり、個性あふれる刑事たちが、超凶悪犯罪や様々な難解未解決事件に挑む人気刑事ドラマです。

海老沢芳樹(田辺誠一)、水田環(倉科カナ)、野々村拓海(白洲迅)、青山新(塚本高史)、片桐正敏(吉田鋼太郎)、そして法医学の権威・堂本俊太郎(北大路欣也)ら専従捜査班のメンバーたちが、今回も己の正義をまっとうする為に何事件解決に尽力します。

キャスト一覧

  • 天樹 悠(あまぎ・ゆう):東山 紀之
    警視庁刑事部・刑事総務課刑事資料係 兼 専従捜査班刑事
  • 海老沢 芳樹(えびさわ・よしき):田辺 誠一
    警視庁刑事部・専従捜査班主任刑事
  • 水田 環(みずた・たまき):倉科 カナ
    警視庁刑事部・専従捜査班刑事
  • 野々村 拓海(ののむら・たくみ):白洲 迅
    警視庁刑事部・刑事総務課刑事資料係 兼 専従捜査班新人刑事
  • 青山 新(あおやま・あらた):塚本 高史
    警視庁刑事部・専従捜査班刑事
  • 片桐正敏(かたぎり・まさとし):吉田鋼太郎
    警視庁刑事部・刑事総務課刑事資料係長 兼 専従捜査班長
  • 堂本 俊太郎(どうもと・しゅんたろう):北大路 欣也
    東都大学医学部法医学教授・天樹の義父

1話ゲスト

  • 加山一彦:笠原秀幸
    庶務係
  • 河本春夫:難波圭一
    庶務係
  • 高木慎一郎:金子昇
    法務大臣
  • 小林孝之:不破万作
    教育委員会の元教育長
  • 原田國広:阿南健治
    5年前に亡くなった原田雅史の父
  • 大河内貞夫:升毅
    1年前に自殺した大河内遥の父

2話ゲスト

  • 木下幸二:藤田宗久
    過去に殺人事件の被疑者の精神鑑定を手掛けていた大学教授
  • 本条美和:花奈澪
    3年前に廃墟に連れ込まれ殺害された女性
  • 村上雅人:平田雄也
    本条美和の殺人容疑者、判決で無罪となる
  • 本条健一:正名僕蔵
    美和の父
  • 道上:田中哲司
    元管理官

3話ゲスト

  • 山田和彦:酒井貴浩
    偽造パスポートを所持した男
  • 中西由紀夫:冨家規政
    バイオマス発電の研究所・所長
  • 室井沙織:佐藤寛子
    3年前に退官した所轄の刑事、NPO法人「WIND」のフランス支局長
  • 釜本久志:篠井英介
    NPO法人「WIND」の代表

4話ゲスト

  • 柴田茜:中島菜穂
    自宅で刺殺された女性
  • 柴田凛:鈴木結和
    茜の5歳の娘
  • 沼田正樹:濱津隆之
    児童福祉司
  • 朝倉佑二/矢木俊平:田中幸太朗
    清掃会社に勤務
  • 望月奈緒:中村守里
    5年前に下校途中に殺害された女子高生

5話ゲスト

  • 野上康二:勝部演之
    キャンプ場で会った男
  • 悦世:田岡美也子
    康二の妻
  • 山波智喜:深澤嵐
    ミステリー研究会に所属する大学生
  • 川崎慶吾:安田啓人
  • 戸沢博之:村松利史
    キャンプ場の管理人
  • 笹沼一平:内野謙太
    ソロキャンパー
  • 清田澄子:宍戸美和公
    キャンプ場の隣に住む

6話ゲスト

  • 一色朱子:野波麻帆
    スナックで働く女性
  • 橙花:三木理紗子
    朱子の娘
  • 井鳥一馬:川原一馬
    橙花のストーカー
  • 今野誠司:大浦龍宇一
    捜査一課刑事
  • 百田浩二:河合郁人
    情報屋

7話ゲスト

  • 西村健一:斉木しげる
    死亡していたホームレスの老人
  • 佐藤和子(赤間麻里子)
    マンションに住む主婦
  • 田中実:六角慎司
    元大学准教授
  • 高橋清:増田修一朗
    会社経営者
  • 鈴木茂:有福正志
    マンションの理事長、投資家

8話ゲスト

  • 谷内田浩司:大和田獏
    元警察官
  • 康平:佐野岳
    浩司の息子
  • 片瀬壌:渡辺大
    極刑を望む検事

9話(最終回)ゲスト

  • 八代正:小橋川建
    暴力団の構成員
  • 秋山真美:東亜優
  • 中村隆弘:筒井俊作
  • 山寺郁子:横内亜弓
  • 宮田達彦:木村了

スタッフ一覧

  • 原作:なし
  • 監 督:兼﨑涼介、塚本連平、安養寺工、大山晃一郎
  • 脚本:吉本昌弘、吉原れい、吉高寿男、保木本真也
  • 音楽:奈良悠樹
  • 主題歌
    曲名:-
    歌手:-
    レーベル:-
  • エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
  • ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)
  • プロデューサー:山川秀樹(テレビ朝日)、貴島彩理(テレビ朝日)、和佐野健一(東映)、井元隆佑(東映)
  • 制作:テレビ朝日、東映

各話の視聴率

『刑事7人 シーズン6』各話の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※視聴率はビデオリサーチ調べ

各話放送日視聴率
1話8月5日13.5%
2話8月12日11.6%
3話8月19日11.8%
4話8月26日12.0%
5話9月2日13.2%
6話9月9日11.9%
7話9月16日11.7%
8話9月23日10.8%
9話・最終回9月30日11.1%

『刑事7人 シーズン6』の最終回ネタバレ(予想)

『刑事7人 シーズン6』では、より深い人間ドラマが見どころの一つとして挙げられます。今シリーズでは、登場人物一人一人にスポットを当て、人間ドラマの側面が垣間見れるストーリーになっている模様です。
また、主演を務める東山紀之さんが「非常に成熟した大人のドラマになってきました」とおっしゃていたことからも、刑事や凶悪犯罪者の心の中を垣間見れるドラマになっているのではないかと思われます。

そして、今回のシリーズでは、これまでのシリーズ同様に一話完結系の形も取りつつ、シリーズ全体を通して盗まれた捜査資料の謎も描いています。
一つ一つのストーリーは一話で完結しますが、最後には全て謎が繋がっているというストーリー構成になっているようなので、シリーズ全体を通して明らかになる謎にも注目です。

盗まれたのが捜査資料というところもとても面白い要素です。
捜査資料が盗まれるなんてそうそう起きないような事件だからこそ、その裏にある謎や闇がとても興味深いです。
捜査資料ということは、もしかしたら、内部の犯行か?または、警察内部に犯罪者と内通している者がいるのか?色々な想像ができます。シリーズ全体を通して描かれている盗まれた捜査資料の謎は、著者は後者の方だと予想しています。

『刑事7人 シーズン6』各話のあらすじ

2020年8月5日からテレビ朝日系にて放送開始される東山紀之さん主演の連続ドラマ『刑事7人 シーズン6』の各話あらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。

1話のあらすじネタバレ

警視庁内の資料を完全データ化することになり、紙の資料は倉庫で一元管理することが決まった。

倉庫への移送に同行することになったのは、ババ抜きで負けた資料係と専従捜査班の刑事を兼務する野々村拓海(白洲迅)。拓海は総務課庶務係の加山一彦(笠原秀幸)、河本春夫(難波圭一)とともにトラックに乗り込み、倉庫に向けて出発する。

トラックは走行中、路上で倒れている男を発見し、急停車する。
心配した拓海が急いで駆け寄ると、倒れていた男が突然起き上がり、催涙スプレーを浴びせられる。
更に突然ナイフを持って現れたもうひとりの男に、加山と河本も襲われる。
応戦するも、催涙スプレーの男がおもむろに取り出した拳銃で河本が被弾して、亡くなってしまう。

資料係長兼専従捜査班長の片桐正敏(吉田鋼太郎)の指揮で、天樹悠(東山紀之)、海老沢芳樹(田辺誠一)、水田環(倉科カナ)、青山新(塚本高史)ら専従捜査班のメンバーが、移送トラック襲撃現場に臨場する。

その後、雇い主にトラックを引き渡そうとしていた犯人がいともあっさり逮捕されるが、ネットを通して30万円で雇われただけで詳しいことは知らないまま襲撃に及んだということが判明する。

一方、トラックを調べていた天樹は、「0(ゼロ)A」と呼ばれる、データ化の必要のない解決済みの事件や事件性のない事故事案ばかりを集めた資料が、1箱だけ盗まれていることに気づく。
また、トラックの側面には白い塗料で「18820」と謎の数字が書き殴られていた。

5日後。
専従捜査班は法務大臣・高木慎一郎(金子昇)の息子が誘拐された事件を極秘捜査することに。
現場に残されていたランドセルに、トラックと同じ塗料で「15113」と別の数字が書かれていたことで、関連性が疑われたのだ。
また、母親のもとには「真実は一つだ」という電話がかかってきていた。

犯人から3千万を要求するメールが届き、厳戒態勢の中、杉並ふれあい公園へ高木自らが行くことに。

指定時刻(AM9:00)。自転車に乗った男が高木に急接近し、「うまかもん弁当」を手渡される。
とその直後、弁当箱の中から携帯音が鳴り、高木が電話に出ると、杉並元町公共掲示板前の電話ボックス前に30分後に来いと指示される。

急ぎ電話ボックスに到着すると、公衆電話が鳴る。高木が電話に出るが何も言わずにすぐに切れてしまう。
が、ふれあい公園のベンチに30分後までに戻れと書かれた黄色い紙が置かれていた。

公園に戻る途中で、姿をくらます高木。
後にその高木大臣から、5年前の事件ねつ造を告白した動画が送られてきた。
更に、専従捜査班が振り回される中、当時の事件の関係者である政務官の加倉井陽一が、当時大学2年生だった原田雅史の亡くなった場所で、遺体として発見される。

捜査を進めるうちに、天樹は高木が検察官時代に担当した事件の資料が「ゼロA」に入っていたことに気づく。

そんな中、専従捜査班をあざ笑うかのように新たな誘拐事件が発生する。
現場に残されていた自転車には同じ塗料で「19317」と別の数字が書かれていた。
そしてまた、「真実は一つだ」という電話がかかってきていた。

誘拐された少女・小林優菜ちゃんの家を訪れた海老沢と加山。
事件と優菜ちゃんのお爺ちゃんで教育委員会教育長の小林孝之(不破万作)との関係を疑う中、小林の携帯が鳴り、たばこを買うと行ったきり姿を消してしまう。

そこに「小林孝之でネット検索しろ」との電話が。
ネット上には、小林孝之が大河内遥の自殺した真相を告白する動画が配信されていた。
動画の音声から、「高尾行き」という電車の構内アナウンスを聞き取った天城らは急ぎ駆け付けるが、一足遅く、1年前に自殺した大河内遥と同じ首を吊った状態で、小林孝之の遺体が見つかる。

捜査会議をする専従班。
天樹は、謎の数字が、原田雅史を不起訴処分にした日付(2015年11月3日)と、大河内遥が自殺した日(2019年3月17日)であると言います。
また、5年前に原田雅文が殺された場所に加倉井陽一の遺体が捨てられ、1年前に大河内遥が自殺した場所で小林孝之は殺害されていました。

だが、犯人特定には難航します。片桐が、亡くなった2人の父親である大河内貞夫(升毅)と原田國広(阿南健治)の交換殺人を疑い、2人のアリバイを見直すことに。
しかし、加倉井陽一に殺された雅文の父親・原田國広、小林孝之に万引きしたと言われ、誹謗中傷を受けて自殺した大河内遥の父親・大河内貞夫ともにアリバイがあることが分かります。

そこに小林の遺体解剖を担当した法医学教授・堂本俊太郎(北大路欣也)から連絡があり、小林孝之は「2度、殺された」という報告を受けます。
更に、胃の中にプラスチックのカプセルが見つかり、カプセルの中から「171012」と書かれた紙が見つかるのでした。

2話のあらすじネタバレ

法務大臣・高木慎一郎(金子昇)の隠し子、教育委員会の元教育長・小林孝之(不破万作)の孫の誘拐事件が解決しないまま、3件目の誘拐事件が発生する。

さらわれたのは、過去に殺人事件の被疑者の精神鑑定を手掛けていた大学教授・木下幸二(藤田宗久)の孫。
しかし、今回の現場には、前2件のように白い塗料で書き殴られた不可解な数字は残されていなかった。

一方、殺害された小林の解剖を手掛けた法医学教授・堂本俊太郎(北大路欣也)は、胃の中からプラスチック容器に入った黒い紙を発見。そこには白いペンで「171012」と数字が書かれていた。

専従捜査班の天樹悠(東山紀之)らは、この数字が木下の孫を誘拐する犯行予告だったのかと、首を傾げる。

2件の誘拐事件を調べると、過去に高木慎一郎(金子昇)と小林孝之(不破万作)が保身のために冤罪をでっち上げ、真相を闇に葬っていたという事実が判明する。

その事件の真相を公にし、真犯人を粛清する殺人事件が続いていたため、木下幸二(藤田宗久)が過去に精神鑑定を担当した事件にも隠された真実があるのではないかと考えた天樹は、3年前にクラブクエイサーで起きた事件の裁判記録を入手します。

これは、3年前、帰宅途中の女性・本条美和(花奈澪)が廃墟に連れ込まれ殺害された通り魔事件の記録で、それによると、木下が行った精神鑑定が採用され、被告人・村上雅人(平田雄也)が無罪になっていました。
しかも、その日にちは小林の胃から出てきた数字「(20)171012」だったのです。

一連の犯行は、遺族による復讐ではないかとにらむ水田環(倉科カナ)と青山新(塚本高史)は、通り魔事件の被害者の父・本条健一(正名僕蔵)のもとへ。
しかし、前2件の被害者遺族・原田國広(阿南健治)、大河内貞夫(升毅)と同様、本条にも鉄壁のアリバイがありました。

天樹は3人が交換殺人をしたのではと疑い、野々村拓海(白洲迅)を連れ、本条健一のもとへ。
すると、本条に前2件のアリバイがないことが分かり、原田と大河内のアリバイを洗い直すことになります。

そんな中、竹中という売人から本条美和と村上が恋人関係にあり、美和は村上に薬を辞めるように言っていたことが判明します。
また、美和が殺害された事件の当時の管理官・道上(田中哲司)の助言から「被害者遺族の会」で、原田・大河内・本条が出会っていたと気づきます。

そんな折、木下が3年前の精神鑑定結果は捏造だったと白状します。
これを受けて、本条が娘の美和の殺された場所(クラブクエイサー)で村上を殺すと踏んだ天城らは、現場に急ぎます。

本条は村上を結束バンドで縛り付け「本当のことを言え」と迫ります。
村上は美和に薬を辞めろと言われ、怒り殺したと言い放ちます。
「そんなことで殺したのか」と、本条が持っていたナイフで村上を刺そうとした時、天城らが駆け付け本条を取り押さえ、村上を連行します。

その後、原田と大河内の身柄確保に向かうが、大河内の姿が見つかりません。

本条は、自分が原田と大河内に入れ替わることで、アリバイを作っていたと証言します。
そして、子どもたちの居場所は大河内が知っていると言います。
とその時、大河内がビルの屋上から自殺したという知らせが届きます。

天城たちは、大河内の自宅で、子どもたちの居場所を探すが見つかりません。が、「思いは遂げられた、彼には感謝している」と書かれたメモを発見します。

それと前後して、堂本が大河内の死亡解剖で、右目と爪の隙間から他殺が疑われる繊維片が見つけます。これは後に、警察官の制服であり、庶務係の加山一彦(笠原秀幸)の着ていたものだと判明します。

後日、加山と共に、「0(ゼロ)A」が盗まれた時の実況見分をする天城たち。
天城は加山に、犯行を実行するために「0(ゼロ)A」を盗み、本条たちを利用して、過去のいじめで恨みを持つ教育長・小林孝之へ復讐したと詰め寄ります。

そう大河内の言う「彼」とは加山のことで、小林を絞め殺したのは加山だったのです。
また大河内は、自首をして全てを話そうとしたため、加山に殺されていました。

天城らは、加山から子供たちの居場所を聞き出し、無事救出します。

全ては無事解決。と思えましたが、「あのトラックに書いてあった数字な、もしあれが日付なら事件はまだ…。」と片桐正敏(吉田鋼太郎)は天城に言うのでした。

3話のあらすじネタバレ

偽造パスポートを所持した男の遺体が見つかる。
天樹悠(東山紀之)ら専従捜査班の調べにより、男の本名が山田和彦(酒井貴浩)で、殺害前日に複数国を経由してリオデジャネイロに行く航空券を購入していたことがわかる。
その複雑な経路に加え、年間20回以上もの渡航歴などから、山田は密輸組織に関係していて、高飛びしようとしていたのではないか、という疑惑が浮上します。

野々村拓海(白洲迅)とともに、山田の勤務先であるバイオマス発電の研究所に向かった天樹は、そこで目にした集合写真の日付(2018年8月20日)に引っかかる。
捜査資料「ゼロA」が強奪されたトラックに書き殴られていた数字「18820」だったのだ。
さらに、その写真に写っている女性に見覚えがある天樹。

未来開発エネルギー研究所の所長・中西由紀夫(冨家規政)から、その女性は研究所を支援しているNPO法人「WIND」の秘書・田中玲子だと教えられるが、その後記憶をたどった天樹は、3年前に退官した所轄の刑事・室井沙織(佐藤寛子)と断言する。

退官2日後に田中玲子と名前を変え、「WIND」に入社していることや、その後突然行われ失敗に終わった研究所への家宅捜索は、公安の任務で潜入捜査した沙織が入手した情報によるものではないかと考えた天樹は、それならば自分たちが表立って動くと任務に影響が出るかもしれないと危惧します。

正面突破できないのなら裏からはと、水田環(倉科カナ)の提案で、研究所に青山新(塚本高史)が、「WIND」に環が、そして研究所に出入りのある海運会社「光雲」に拓海が潜入することに。

「WIND」に潜入した環は、沙織がフランス支局長を務めているという情報を入手する。
さらに、代表・釜本久志(篠井英介)の部屋に盗聴器を設置しようと試みるが、疑いの目を向けられてしまう。

また、青山は研究所に突然立ち入り禁止エリアができたことに疑問を感じていた。

一方、沙織の実家を訪れた天樹は、入国管理局に問い合わせた海老沢芳樹(田辺誠一)の調べにより、沙織が出国した記録はなく、研究所への家宅捜索と時を同じくして母への連絡も途絶えていることを知る。

環らが潜入捜査を続ける中で、沙織が「WIND」に寝返り、山田の殺害にも関与している可能性が浮上する。

そんな折、拓海が潜入中の海運会社が研究所に発電の材料を届ける日(8月3日)に、「WIND」の釜本も視察に訪れることが発覚する。

関係者が一堂に会することを知った天樹らは、その日にある仕掛けをすることを決意します。

8月3日当日。環と拓海は、それぞれ中西、釜本に同行して、青山のいる未来開発エネルギー研究所へ。
青山が停電を起こし、3人は怪しんでいた立ち入り禁止エリアを調べるが、何も見つからない。

翌日。天城はNPO法人「WIND」事務員として働いていた日高から、2018年8月20日に沙織が誰かと会っていて「もう…できません。」と言っていたことを聞く。

堂本俊太郎(北大路欣也)のところを訪れた天城は、この2年間の間で身元不明の遺体がないかを調べて欲しいという。
すると、沙織は2年前に鋭利な刃物で殺されていたことが判明する。

更に、研究所が電力量の水増しをしていること。3日後、助成金の審査基準を議題とした再生可能エネルギー団体の定例会議で、国からの助成金を手にするために、中西らがテロを行う可能性が浮上する。

そんな中、大臣の意向で再生可能エネルギー団体の定例会議が、1日前に行われることに。

定例会議の会場に爆弾の入ったキャリーケースを持ち込む坂上。それを青山が見つけるが、中西に後ろからスタンガンをあてられ意識を失ってしまいます。

目を覚ました青山は、ナイフを持った釜本から山田和彦と室井沙織殺害のすべてを聞かされます。
そこへ天城が現れ「今の話は自白と取れます」と言い放ちます。
追い詰められた釜本は、手に持つ爆弾のスイッチを押します。が、爆発は起こりません。

実は、既に海老沢と匠が爆弾を会場に持ち込んだ坂上を確保しており、爆弾の起爆装置は除去されていたのです。
また再生可能エネルギー会議の日取りは変更になっておらず、すべては天城らが仕掛けた釜本らへの罠だったのです。

釜本と中西は、往生際悪く暴れますが、天城らによって確保されるのでした。

4話のあらすじネタバレ

5歳の娘・凛(鈴木結和)と2人で暮らす柴田茜(中島菜穂)が自宅で刺殺され、専従捜査班が臨場する。
部屋の壁には被害者の血液で描かれた「×」印が。
さらに、凶器のナイフを持った被疑者と思われる男によって、凛が連れ去られていた。
クローゼットの中に、ぬいぐるみが残されていたことから、凛は母を殺した犯人を見ている可能性が高く、天樹悠(東山紀之)らは彼女の行方を案じます。

目撃者の証言から、被疑者と思われる男は清掃会社・ツバメ清掃に勤務する朝倉佑二(田中幸太朗)と判明します。
天樹が野々村拓海(白洲迅)とともに朝倉のアパートに向かうと、部屋の壁一面に、近隣で起きた事件記事の切り抜きが貼られていた。
また、水田環(倉科カナ)と青山新(塚本高史)は、清掃会社の同僚から「朝倉が下校中の女子高生をじろじろ見ていた」という証言を得ます。
さらに海老沢芳樹(田辺誠一)の調べで、朝倉佑二は偽名で、経歴もでたらめだったことが分かります。

一方、殺害現場に残されていた「×」印が引っかかっていた天樹は、5年前、下校途中に女子高生の望月奈緒(中村守里 )が刺殺された未解決事件の資料を引っ張り出してくる。
この事件でも被害者のそばに血で「×」印が残されていたのだ。

さらに、この事件の被害者が通っていた高校に向かった天樹と拓海は、卒業アルバムに写っている朝倉を発見、彼の本名が矢木俊平だということを知る。
矢木は当時、非常勤の美術教師をしていたが、事件の後しばらくして理由もいわずに退職していたのだ。

そんな中、茜が児童虐待の疑いをかけられていたことがわかり、海老沢が児童相談所へ。
海老沢は、児童福祉司の沼田正樹(濱津隆之)から、茜が若い男につけられて悩んでいたと聞きます。

矢木が奈緒の殺された2ヶ月後に辞めたのには、何か理由があるはずと感じた天城。矢木の辞めた日(11月30日)の前日に起きた江東区江戸川の歩道橋で起きた転落事故を調べることに。
事故で転落死した北野悟の知人、松原から、矢木が事故の日に北野と女子高生の関係を聞いてきたと言われます。
また、堂本俊太郎(北大路欣也)から、5年前の北野悟の転落事故は他殺の可能性があると告げられます。
更に、奈緒の友人から、矢木と奈緒が美術室で一緒にいるところを見たことがあると聞き出します。

一方、矢木の足取りを追う環らは、矢木がネットでお菓子や船を検索していたのは、"菓子袋の船"を探していて、凛ちゃんを連れ去った目的もそこにあると考えます。

そんな中、矢木と奈緒の実家を訪れた拓海の調べで、2人が共に父親から虐待を受けていたことが判明します。

専従捜査班のメンバーを集める天城。矢木は虚言癖のある北野が松原の店で「あの女子高生みたいにしてやる!」と叫ぶ姿を見て、歩道橋から突き落としたこと。
凛ちゃんが茜や5年前に奈緒を殺した真犯人を知っているから連れて逃げていること。
そして、矢木の目的が、自分と同じ境遇を持ち特別な存在だった5年前に殺された奈緒の復讐だと伝えます。

船の絵が描かれたお菓子を見つけるため、海老沢らはお菓子屋に聞き込みを開始。
和菓子屋「浮舟堂」で、矢木が犯人を特定する領収書を確認したことを知る。
また、環は犯人の顔を知る被害女性から、人相を聞き似顔絵を描きます。

その頃、児童相談所に来た矢木は、凛ちゃんに船の絵を見せて、沼田が犯人だと確証。ナイフを手に襲いかかります。
そんな時、駆け付けた青山と天城が矢木を確保。
天城は沼田に「茜さんを殺害したのはあなたですね沼田正樹さん」と告げます。

言い逃れようとする沼田に、環が被害女性の聞き取りから描いた似顔絵を突きつけます。
堪忍した沼田は「あの女がいけないんだ。」と自供を始め、犯行後に残した「×」印の理由を「テストで間違ったらバッテンもらうだろ!それと同じだよ」と言い放つ。

黒髪のボブスタイルで細身・長身の女性に癖がある沼田は、欲を満たすため、数え切れない程の女性を襲っていました。
そんな中、抵抗した茜と奈緒は殺されていたのでした。

天城の聴取に、矢木は間違った人(北野)を殺してしまった十字架を背負って、犯人に復讐するためだけに生きてきたと言います。
そして、凛ちゃんは親戚の家に預けられることになると聞き、「それはよかった」というのでした。
そんな矢木に天城は「あなたを5年前の殺人容疑で逮捕します。ただし、誘拐容疑に関しては被害者の証言が得られないため不問に付します」と告げます。

5話のあらすじネタバレ

日々、事件に追われている専従捜査班に訪れたつかの間の休日、にも関わらず、なんだかんだと資料係にメンバーが集まってくる。
忘れ物を取りに来た野々村拓海(白洲迅)の発案で、天樹悠(東山紀之)、海老沢芳樹(田辺誠一)、水田環(倉科カナ)、青山新(塚本高史)は、急きょ天国に一番近いと呼ばれるキャンプ場へ。

到着した天樹らは、そこで出会った野上康二(勝部演之)、悦世(田岡美也子)夫妻、とうれい未来大学ミステリー研究会の仲間だという大学生・山波智喜(深澤嵐)らと、一緒に食事をすることに。
楽しいひと時を過ごす一行だが、温泉水をくみに行った川崎慶吾(安田啓人)が青ざめた顔で戻って来るなり、倒れてしまいます。
天樹らは救急車を呼ぼうとするが、なんと圏外、さらに管理人の戸沢博之(村松利史)らと事務所に駆け込んだところ、電話線が切られていた。
幸い、もと看護師の悦世が看病をし、命に別状はないと分かる。

そんな中、青山は『伝説が始まった』と書かれた看板を発見する。
それを知った山波は、この村に伝わる伝説について語り始めます。
昔、干ばつに襲われたこの村で、3人の若者をいけにえとして神様に捧げたところ、恵みの雨が降って救われたというのだ。
しかも最近、伝説をなぞらえるようにこの村を訪れた人が3人消えるという奇妙な事件がお盆の時期に起きていると。

姿が見えなくなった単独行動をしていたソロキャンパーの笹沼一平(内野謙太)を一行が探していると、『伝説は終わらない 次はお前だ』と書かれた看板を発見。
そんな折、拓海が突然意識を失ってしまう。

その後、単独行動をしていたソロキャンパーで過去に逮捕歴のある笹沼一平(内野謙太)が、傷だらけで倒れているのが見つかる。

3人が被害に遭ったこと、キャンプ場の隣に住んでいる清田澄子(宍戸美和公)の「バチが当たったのよ」という言葉に、やはり伝説になぞらえた事件なのかと、一行が騒然とする中、重苦しい空気が漂う野上夫妻の様子から過去の記憶を呼び起こされた天樹は、探し出した避難所から片桐正敏(吉田鋼太郎)に連絡。
井上夫婦が刺殺され、山中で見つかった25年前の事件を調べてほしいと頼みます。

井上和美の旧姓は野上だと知り、次々に起こっている不可解なできごとは、単純な事件ではないと考えた天樹は、専従捜査班のメンバーとイチから調べ直すことに。

そして一連の事件の真相が明らかになる。
川崎が倒れたのは、同じミステリー研究会の江田と佐知江が、愛菜と川崎が付き合う姿に嫉妬しての犯行でした。
この土地に根付く都市伝説は、隣人の清田がうるさいキャンパーに腹を立て、看板を設置することで引き起こしていました。
笹沼が怪我を負い倒れていたのは、女風呂を覗こうとして、転落したためでした。
拓海が倒れたのは温泉水を飲んだからではなく、生物化学教授をしていた野上康二が、妻・悦世の愛情を確かめるため、自分で飲むために用意していた致死量には至らない毒入りの飲み物を、拓海が誤って飲んでしまったからなのでした。――そもそも、本キャンプ場に温泉は出ず、水道水に温泉の素を混ぜたものだということが海老沢が明らかにします。

わだかまりが解けた一向は、それぞれ仲を取り持ちます。
拓海たちは、クーラーボックスからホールケーキを取り出し、天城の誕生日を祝うのでした。

資料係に帰った海老沢は、一人置いていかれてしまった片桐に、お土産に竹とんぼを渡します。
一方、青山は、スマホを見て血相を変えて出ていき、バーで謎の女性と会います。

6話のあらすじネタバレ

スナックで働く女性・一色朱子(野波麻帆)が、自宅で腹部を刺され死亡。天樹悠(東山紀之)ら専従捜査班が臨場し、室内を調べていると、血相を変えた野々村拓海(白洲迅)が飛び込んできます。

拓海が防犯カメラの映像を再生すると、慌てて立ち去る血まみれの青山新(塚本高史)が映し出されます。
しかも、現場には青山のスマホが落ちており、凶器の包丁に残っていたのは彼の指紋だけ。
さらに、ほかにこの部屋を訪れた人物はいないと、すべての状況が青山の犯行を指し示していることに、コンビを組む水田環(倉科カナ)をはじめ、専従捜査班のメンバーはぼう然とします。
そして、追い打ちをかけるように、突然現れた捜査一課の今野誠司(大浦龍宇一)に、捜査から外れるよう命令されます。

殺人容疑で緊急手配が行われる中、青山から専従捜査班に電話がかかってきます。「記憶がない…」と助けを求める青山だが、出頭するよう説得する仲間の言葉にショックを受け、「自分で何とかする」と言い残して電話を切ってしまいます。

そんな中、凶器の包丁が被害者自身のものにも関わらず、青山の指紋しか残っていないことを不審に思った天樹の「誰かが意図的に青山くんの仕業にしようとしているようだ」と言う言葉に、専従捜査班の面々は自分たちのやり方で真相を追う決意を固めます。

捜査を続けるうちに、青山が2年前に起きた女性暴行事件に関わっていたことが判明します。
しかも事件の被害者は朱子の娘・橙花(三木理紗子)。橙花のストーカー・井鳥一馬(川原一馬)の犯行が疑われたものの証拠不十分で検挙できず、後に青山が井鳥を別件で逮捕していたのでした。
さらに、3カ月前から脅迫状や自分を付け回す人物に悩まされていた朱子が、青山に相談していたこともわかります。

時を同じくして、逃亡を続ける青山も井鳥のことを思い出します。
自分と朱子に恨みをもっている人物は井鳥しかいないと考えた青山は、情報屋・百田浩二(河合郁人)のもとへ。
百田に井鳥の出所後の足取りを追ってほしいと頼みます。

自分を陥れようとしている人物に思い当たった青山の次の行動を予測した天樹らは、井鳥の家へ向かうが、さらに青山を追い込む事態が。
天城らが井鳥の家に着いた時には既に井鳥が首を絞められ殺されていたのです。
居合わせ青山は、天城と環に犯行を否認します。しかし、天城らをつけていた捜査一課の今野らに囲まれてしまい、再び逃亡します。

その後、捜査していくと朱子が白血病を患い余命宣告を受けており、橙花の日記を見て、ある決意をしていたことがわかります。

それと前後して、堂本俊太郎(北大路欣也)の解剖結果より、青山を薬で眠らせた上で、朱子が自殺を図っていたこと。井鳥が殺されたのは、朱子が死んだ前であったことがわかり、青山にはアリバイがあることが判明します。
更に、警視庁に差出人不明で送られてきた「18512」という数字の書かれた写真を発端に、井鳥から刑事・今野が金を貰っていたことが分かります。

つまり、橙花の日記に「警察に裏切られた、あいつを死刑にして」と書かれていた"あいつ"というのは今野。それを青山だと勘違いした朱子が、井鳥を殺害し、全ての罪を青山に被せようとしていたのでした。

真相が判明し、容疑の晴れた青山は、天城や環らに感謝するのでした。

7話のあらすじネタバレ

深い溝にはまって死亡しているホームレスの老人(斉木しげる)が見つかる。
被害者の老人が現場近くのタワーマンションの庭にあるベンチに一日中座っていたという目撃情報を得た専従捜査班の天樹悠(東山紀之)、水田環(倉科カナ)、青山新(塚本高史)は、タワーマンションの住人に聞き込みを開始します。

佐藤和子(赤間麻里子)という主婦から、元大学准教授の田中実(六角慎司)が未成年の女子学生を自宅に連れ込む写真をSNSに投稿されてクビになり、マンションを出て行かざるをえなくなったという話を聞きます。
天樹は、その画像が被害者の老人が座っていたベンチから撮影されたものだと気づきます。

さらに、会社経営者の高橋清(増田修一朗)が老人ともめていたという証言も出てきます。
SNSを使って住人の弱みを握っていた老人が、その報復で殺されたのではないか、という見方が強まります。

そんな中、和子がマンションの理事長で投資家の鈴木茂(有福正志)が防犯カメラで住人を撮影し、気に入らない人を追い出そうとしているのではないか、と言い始めます。

一方、天樹は老人の素性をデータベースで照会。すると、老人が30年前に妻子を殺害された事件の参考人として事情聴取を受けていた“西村健一”と判明します。
30年前の西村は、福岡県で不動産会社を経営して大もうけ、派手な暮らしをしていた。
さらにその財力で市政にも関与するなど、何かと黒いうわさが絶えない人物だったことがわかります。
しかし西村は、妻子を失って以降、消息を絶っていた。西村が自分の妻子に手をかけたという疑いも残る中、事件は現在も未解決だった。

天樹は、順風満帆な日々を送っていた西村が、妻子を殺されるという災禍に見舞われて以降、どんな人生を歩んできたのかを知ることで、死の真相に近づけるのではないか、と考えます。

その後、天城は、西村が9年前に自殺未遂で救急搬送されていたことを堂本俊太郎(北大路欣也)から聞きます。

和子の証言で、マンションの裏掲示板の存在を知った環は、老人が鈴木から何かを受け取っている動画と、2人がもめている動画を発見します。
環と青山は鈴木に事情を聞くが、はぐらかされてしまう。
しかし、青山は鈴木が防犯カメラのことを聞かれ動揺を見せたと感じ、調べて見ると、防犯カメラの費用を着服していることが判明。修繕積立金の横領容疑で鈴木を逮捕します。

すべての真相が判明します。実は、今まで証言をしてきていた和子が、階下の人を見下すマンション住民たちに腹を立てて、動画を撮影してアップしていました。
そして、西村の死は事件ではなく、事故だったのでした。

一件落着し、タワーマンションから防犯カメラは撤去。住民たちに平穏な日常が戻ります。

8話のあらすじネタバレ

検察側の証人として、法廷に立っている専従捜査班の天樹悠(東山紀之)。

ピエロの面を着けた犯人が男女2人を射殺、さらにどちらの遺体にも左頬にひどい陥没骨折の跡が残るなど、半年前にその残虐極まりない犯行で世間を震撼させた連続殺人事件で、天樹が実況見分を行ったことから証人として召喚されたのだ。

被告人は元警察官の谷内田浩司(大和田獏)。自首して以降、容疑を全面的に認めているため、極刑を望む検事・片瀬壌(渡辺大)優勢で裁判が進むはずだったが、天樹が突然、別の事件について語り始めます。

天樹は、証人尋問の要請を受け、密かにこの事件を再捜査していたのだ。

1週間前、白骨死体が発見され、臨場した天樹と野々村拓海(白洲迅)。現場には、ピエロの面と銃弾が残されていた。

法医学教授・堂本俊太郎(北大路欣也)は、左頬が陥没骨折していたため、激しい拷問の末に射殺された可能性が高いという。
半年前に起きた2件の事件と類似点が多いことから、専従捜査班は3件の連続殺人事件の可能性を疑い、独断で捜査を始めます。

天樹らは、拘置所の谷内田と面会。息子・康平(佐野岳)の、「退職して行き場を失った強い正義感から、事件を起こしたのかも…」という言葉を伝えた際、感情的になった谷内田が叫んだ「私の半生は過ちに塗れている」という言葉が引っかかる天樹。

一方、捜査を続けていた拓海は天樹と片桐正敏(吉田鋼太郎)に、3件の事件の共通点を報告します。
被害者3人が過去にいくつものトラブルを起こしていたというのだ。

谷内田は、ゆがんだ正義感から3人を粛清したのではないか、と拓海が勢いづく中、3件目の事件が起きた日、谷内田にはアリバイがあることが判明します。

その後、谷内田に「強い正義感」を植え付けられて育った康平が犯行に及んだのではないかと疑い始めた拓海の調べで、被害者3人がトラブルを起こした現場が康平の通勤ルートと重なっていることがわかります。
谷内田は息子を庇って自首したと考え、拓海が康平を調べると、薬の常習犯であることが判明します。

事件の真相は、25年前のスーパーを襲った強盗事件と関係がありました。
当時、所轄の刑事課にいた谷内田は、被疑者の笠森を息子のいる前で発砲。笠森は死亡します。
しかし、強盗事件と笠森を結び付ける証拠は見つからず、未解決事件となっていました。

一連の連続殺人の真犯人は、現事件の検事である片瀬でした。
片瀬は、笠森の息子で、児童養護施設に送られた後に、育て親の氏名である片瀬と名前を変えていました。
片瀬は半年前、育て親が死んだ際に、実は本当の父親が別にいること、25年前の事件のことを知り、谷内田に恨みを持ちます。

片瀬は、父親の復讐のため、自分が過去に担当していた3人を殺して、康平が殺害したことを谷内田に仄めかします。
息子の犯行を確信した谷内田は、息子を庇うために自首したのでした。

しかし、天樹らの再捜査により、25年前の強盗事件は、やはり笠松の犯行であったことが判明します。
つまり、片瀬は自分の記憶を美化しているだけなのでした。
実は、片瀬は笠松に虐待を受けており、もうすぐで命を落とすところだったところを、笠松らに保護され、命を救われていたのです。

「これで僕の計画も失敗だ」という片瀬は、拳銃を取り出し、「天樹悠…お前の顔覚えたよ」と言いながら自らに銃口を向けます。
そこに谷内田が銃を奪い、片瀬にちゃんと救えなかったことを詫びるのでした。

9話(最終回)のあらすじネタバレ

刺殺された男性の遺体が見つかり、天樹悠(東山紀之)ら専従捜査班が臨場します。
被害者は暴力団の構成員・八代正(小橋川建)で、白い塗料で目の上に殴り書きされていた。

法医学教授・堂本俊太郎(北大路欣也)の解剖で、八代は睡眠導入剤で眠らされたうえで刺殺されたことが判明します。
不可解なことに、目には「1748」という数字が刻まれた青いコンタクトレンズが入れられていました。しかも、昨夜青山新(塚本高史)に、その数字を告げる電話がかかってきていたのでした。

一方、天樹は数字が示す日付に起きた事件の資料が「ゼロA」に入っていたことを思い出します。
さらに、使用された塗料も「ゼロA」に関連する事件と同じものだということがわかります。

「ゼロA」事件の再来に専従捜査班ががく然とする中、2017年4月8日に痴漢事件の被疑者になった中村隆弘(筒井俊作)が、目撃証言をした八代を復讐のため殺害したと自供します。
しかし、「1748」という数字が入ったコンタクトレンズには、身に覚えがありませんでした。

翌日、なんと水田環(倉科カナ)にも電話がかかってきます。
数字とともに告げられた廃墟に向かった専従捜査班は、そこで秋山真美(東亜優)という女性の刺殺体を発見します。
真美は、「191122」という数字が書かれた紙幣を詰め込まれた口に白い塗料で横一文字に殴り書きされていました。死因は睡眠導入剤を飲まされた状態での刺殺です。
犯人は、2019年11月22日に真美の密告で現金窃盗事件の被疑者になったと自供する山寺郁子(横内亜弓)でした。

いずれも、「冤罪被害者の会」からの手紙によって、報復に及んだことがわかるが、殺された2人は「ゼロA」絡みの事件とは無関係でした。
犯行に及んだ中村と郁子は、一方的に実行犯に仕立て上げられたのでした。

そんな中、ついに天樹にも電話がかかってきます。
そして、その電話の声は「06930 これが最後の裁きになる」と告げます。

被害者の接点を探っていた天樹は、八代と真美が高校の同級生で、14年前の2006年9月30日に甲府市で放火事件を起こしていたことを突き止めます。
そして、さらにもう一人、宮田達彦(木村了)も当時の仲間だったことがわかり、水田と海老沢、青山が宮田を訪ねます。

宮田は、秋山と八代には15年前から会っていないといっていたが、実は2人と会っていたことが後に判明します。
再び宮田の元に向かった水田たちは、逃亡しようとする宮田を確保。しかし、宮田は知らぬ存ぜぬを決め込みます。

その頃、放火事件の資料を読み返していた天樹と野々村拓海(白洲迅)は、放火が起こったのが室井沙織の実家の傍だったこと。元管理官の道上慎之助(田中哲司)が旅行中に放火事件に遭遇し、犯人確保に協力していたことを知ります。

当時の詳しい状況を教えてもらうため、道上のもとへ向かった天樹だが、確信に迫る情報は得られませんでした。

しかし、2006年9月30日に甲府市で起こった事件を洗い直していた天城は、放火事件と同じ日、マンションで飛び降り自殺があったことに気づきます。

天城と拓海は、自殺した松尾夏江がボランティアをしていた養護施設を訪ね、夏恵と道上が事実婚の関係にあったことを知ります。

さらに、宮田が「生きていたくありません」と遺書を残し、松尾夏江を自殺と見せかけて殺し、指輪を戦利品と持ち帰っていたことが判明します。

実は、ゼロA」の資料を奪い、すべての犯行をしていたのは道場なのでした。

そんな中、天城たちの行動を盗聴していた道場は、警察に拘留されている宮田を、弁護士を偽って連れ出します。

夏江が眠る墓前で、宮田を殺し、自分も死のうとしている道上。
そこへ駆け付けた天城が、「あなたが死ねば、夏江さんはもう一度死ぬことになる。あなたにそれができるんですか?僕らは共に生きていくしかないんだ」と叫びます。

同じく最愛の人を失った天城の言葉に、心うたれた道場は、銃を渡し投降します。
宮田は海老沢たちによって連れていかれます。