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『刑事7人 シーズン5』9話のネタバレ感想!帝銀事件の模倣犯?相棒っぽい回と話題に!

2019年9月11日に放送されたドラマ『刑事7人 シーズン5』9話のネタバレを含むあらすじと感想を、放送後にSNSで最も注目を集めた出来事を含めてお伝えします。

9話では、4人の男女が毒物で殺害される事件が発生!
天樹は犯行の手口が71年前に起こった帝銀事件と酷似していると気づき…。

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この記事には、『刑事7人 シーズン5』9話のネタバレが含まれています。まだご覧になっていない方は、「テレ朝動画」で過去の放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

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『刑事7人 シーズン5』9話のあらすじネタバレ

ベンチャー企業社長で投資家の村野真(かないしゅう)を含む四名の男女が会議室で死んでいます。村野はエンジェル投資家を名乗っていて、決して利益優先ではないと謳っていました。が、見方によれば、一部の選ばれた者に富が集中するシステムを作っている会社ということになります。上下の格差を生み出す会社という解釈も成り立ちます。

専従捜査班臨場。――村野は、「企業コンサルタント/貴田竜介」の名刺を握り締めています。現金二千万円も消えています。天樹悠(東山紀之)は、被害者四名なのに、グラスが八つあることに疑問を感じます。コップは十脚セット売り。あと二つのコップは犯人が持ち去ったものと考えられます。ともあれ、東都大学法医学教授・堂本俊太郎(北大路欣也)は、二種が合わさることで致死性に達する毒物(バイナリ式青酸性毒物)が見付かったと言います。

水田環(倉科カナ)と青山新(塚本高史)は、村野が握っていた名刺の貴田竜介(尾崎右宗)を訪ねます。名刺は、とあるコンサルタントセミナーで百枚ほど配ったものの一枚だと分かります。で、名刺交換した人物を総当たりした結果、貴田の名刺が手元に無くて、それを回収できなかったのが六人。犯人が六人に絞り込まれたかに見えます。――野村拓海(白洲迅)は、その六人の中の一人の名前を知っていて、それが現代アート画家の松井章(須賀隆匡)。

環と青山が松井に聞き取りです。松井は、事件の時間帯、近所をブラブラしていたというだけですからアリバイ無し。更に、消えた二千万円と同額の金が事務所口座に入金されています。主任の海老沢芳樹(田辺誠一)が来て、松井に任意同行を求めます。取り調べ中、現場付近で不審者を目撃していた介護センター職員(契約社員)、吉井理(清水尚弥)に面通しさせると、その時の不審者は松井に間違いない言います。

帝銀事件との酷似に気付く天樹。真犯人として捕まったテンペル画家は死刑が確定していますが、冤罪(えんざい)を疑う人が少なくありません。――コーヒー豆の輸入が禁じられていた終戦直後。本物のコーヒー豆の売り込みに来た行商人がいました。代用品の大豆コーヒーと本物のコーヒーの飲み比べということで、行商人を装う人物が帝銀を訪れます。苦い代用コーヒーを飲んだ一分後に、本物を飲みます。で、混入されていた青酸化合物で十二人が死亡、三人が重体。現金、貴金属が奪われます。犯人は、自ら一杯目を飲んで信用させますが、二杯目は飲んでいません。そういうことは、重体で生き残った人たちの証言で明らかになっています。

本物のコーヒーの入手先として信用させたのが、進駐軍のパイン・ウィル少尉の名刺でした。当時の事件捜査では、名刺交換した88枚中、8枚が回収不能。名刺交換していたテンペラ画家・平原正通がパインの名刺を紛失していて、真犯人とされます。アリバイを主張した者が親族だったので、それも却下されます。金の出所については、当初明らかにされずに、それで疑いが深まりますが、後になって、秘かに春画を描いていたことを告白し、その代金だと証言。が、最終的に死刑が確定。

帝銀事件の犯人は復員兵であるとする小説があります。それによれば、自決用に軍部から与えられていた青酸性毒物を使っての犯行とされます。――終戦直後、国民と軍部は完全に切り離されます。軍人は、祖国から裏切られます。その復讐が帝銀事件。

天樹は、松井の犯人説に疑問を抱いていましたが、後日、松井のアリバイが成立します。アート画家の松井は、渋谷のパーティーに出席していました。その主催が半グレ集団の帝都連合。反社会勢力との関わりが世間に知られるとマズイので、それを言えなかった松井。投資会社から資金援助を受けていた松井は、反社と会っていたというアリバイを警察に言えなかったのです。

こうなると目撃証人者の吉井が怪しくなります。――吉井が看護に通っている小野田宅を訪ねる天樹。吉井は両親の離婚後、定時制高校へ。卒業後、派遣会社の有期契約社員。四年後に契約解除。その三ヶ月後、現在の介護センター(いのちの木)に入所。再び、有期契約社員になっています。
アート画家の松井との面識は無いと言っていた吉井でしたが、実は、貴田のパーティー(セミナー)で会っていました。前の契約社員を解雇になって途方に暮れていた時、たまたま見掛けたパーティー会場に入り、そこで貴田竜介に会って名刺を貰おうとしていた吉井。そこに、松井が現れて、二人は吉井の前から立ち去ります。二人が立ち去った後、貴田の名刺が床に落ちていて、吉井はそれを拾い上げます。この拾い上げた「企業コンサルタント」の名刺が、今回の犯行に使われました。セミナー講師としての貴田の名刺が、被害者たちを信用させていました。

ただ、犯行時、吉井は書店で立ち読みしていて、その防犯カメラ映像が残されています。吉井には確かなアリバイがあります。

復員兵による国民への復讐という帝銀事件の模倣犯なのかとも思われていましたが、実は、その帝銀事件の真犯人による再犯というのが今回の事件の真相でした。
真犯人は、吉井が介護を続けていた老人・小野田金治(品川徹)、92歳でした。
帝銀事件で生き残った被害者の証言通りに、小野田老人には頬に傷痕があります。――吉井が小野田から聞いた話では、小野田は、帝銀で奪った金を全部、戦争で親を亡くした子らに与えていました。強い者から奪って、弱い者に分け与えていました。――英米に支配されていた世界。植民地を解放しようということでの戦争。上下が鮮明に区分けされつつある今日の日本は、戦時下の世界のあり方と一緒。人間が植民地化されています。そういう事態への警鐘が、今回の事件。貴田の名刺を吉井から貰い受けた小野田老人が、それを犯行に利用していました。

小野田の自宅の庭から、グラス二つ、現金、毒物が出ます。それを海老沢が発見し、吉井に詰め寄ります。――吉井のやったことは、真犯人を捜査の目から反らそうということですから、吉井は共犯。――「いのちの木」から派遣された吉井は、車椅子の小野田老人と出会います。吉井は、正義の戦争だったという話を聞き、そして、帝銀事件で使った毒物を見せられます。小野田は、たった一人で再び戦争をする為に立ち上がります。支配からの解放が大義名分です。

長い車椅子生活で完全に足の筋力が無くなっていると思われていましたが、スクッと車椅子から立ち上がった小野田老人。で、完璧に、再犯を実行します。

海老沢が、「殺人容疑で逮捕します」と奥の部屋で寝ている小野田老人に告げます。全く反応がありません。天樹が小野田の脈を取り、小野田の死を確認。死因は老衰。――「なんで~」と叫ぶ吉井。「弱い人間を救ってくれるんじゃなかったのか」と泣き叫ぶ吉井。

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『刑事7人 シーズン5』9話のネタバレ感想

50代男性

ゆの字

低賃金で働く若者がいる一方で、楽して稼ぐ人たちがいます。現在の世の中の仕組みは過酷です。小野田老人の共犯とされた吉井は、更に、底辺に沈みます。小野田老人のやったことは、本当に、下層の人々を救うことになっているのか疑問です。帝銀事件の真犯人であると自白する手記でも残せば、あるいは、テンペル画家の冤罪を晴らすことに貢献したことになるのでしょうが、とりあえず、その種のものは何もありません。

そして、突然、小野田老人が車椅子から立ち上がったと言う吉井の証言もかなり不自然。そのあたり、医学的に可能なのかどうか、法医の堂本のコメントが欲しかったところ。堂本に、長年車椅子生活を強いられていた人でも、突然、立ち上がることが可能になる理屈を言わせたいなと思いました。

帝銀事件の模倣犯?相棒っぽい回と話題に!

右京さんが一喝しそうな相棒っぽい話だったと話題に!
帝銀事件をモチーフにした考えさせられるものがある回でしたね。

結局、帝銀事件の模倣犯ではなく、真犯人が生きていて再度同様の手口を行ったとは…。
信じ固い内容でしたが、アリバイが吉井にはあり、本人が死んでしまった以上、真実は闇の中です。

支配と被支配…「甘ったれるな!」と言ってしまえば簡単ですが、平和であるとされる日本においても(だからこそ?)、困窮する人びとがいて、救済を求めていることを忘れてはいけないのかもしれませんね。

『刑事7人 シーズン5』10話のあらすじ

公式サイトが発表している『刑事7人 シーズン5』10話のネタバレStory(あらすじ)は以下の通りです。

 廃工場で腹部を刺された男の遺体が見つかり、専従捜査班の天樹悠(東山紀之)と海老沢芳樹(田辺誠一)が現場に急行する。先に着いていた青山新(塚本高史)は、被害者の岡崎誠(井上康)が数字の羅列が書かれた紙片を握りしめて事切れていたという。さらに天樹は、岡崎のポケットから『外交官水田純平』と書かれた名刺を発見する。
 捜査会議が始まる前、部屋に入ってきて上座に着いた幹部の姿に天樹らは衝撃を受ける。かつての仲間・沙村康介(髙嶋政宏)だったのだ! しかも管理官という立場で、この捜査の指揮を取るという。さらに、あろうことか「この事件から専従捜査班を外す!」と宣言。片桐正敏(吉田鋼太郎)は反論するが、一蹴されてしまう。
 一方、会議で配られた資料を見て黙り込んだ水田環(倉科カナ)の様子が気になった天樹は、環を誘って飲みに行くことに。環は、資料に載っていた名刺が父・純平(河相我聞)のものであること、外交官の父が17年前に赴任先のインドネシアから帰国した日に転落死したこと、実家で見つけた写真に岡崎が写っていたことを告げる。
 専従捜査班の締め出しが続く中、岡崎の前職はコーディネーターで、インドネシアで会社を経営していたことがわかる。岡崎の死と17年前の純平の死には関連があると踏んだ専従捜査班が、純平について調べようとデータベースにアクセスすると、「特S案件」でアクセス不可…。
 また、純平の元上司で外務審議官の山口敏也(橋本じゅん)に聞き込みをした結果、外務省に「17年前の外交機密費に不正流用の疑いあり」という怪文書が届いたことも判明し、事態は混迷を極める。
 ――特S案件、外交機密費の不正流用、専従捜査班の締め出し、そして大きな壁となって立ちはだかる沙村…。この事件には、何か裏があるのではないかと考えた片桐は、沙村の圧力を無視し、捜査を続行すると宣言する。
 そんな中、17年前、岡崎の口座に10億円もの大金が入金されていたことがわかり、純平が外交機密費を横領し、岡崎に流したのではないかという疑惑が生じる。
 万が一、純平が横領していたら環の警察人生は終わる…。そうでないことを願いつつ、専従捜査班が奔走する中、天樹に魔の手が忍び寄り……!

出典:https://www.tv-asahi.co.jp/keiji7_05/story/0010/