ドラマル

2020年8月10日

『おカネの切れ目が恋のはじまり』ネタバレ!1話から最終回までのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ

ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』の1話から最終回までのあらすじを、ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

松岡茉優さん主演の連続ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』を200%楽しむために、キャストや各話ゲスト、視聴率の推移をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。

※『おカネの切れ目が恋のはじまり』全話ネタバレ完了済み(2020年10月7日)。

『おカネの切れ目が恋のはじまり』の基本情報

概要(見どころ)

『おカネの切れ目が恋のはじまり』は脚本家・大島里美のオリジナル脚本のラブコメディドラマです。

お金に関して真面目な「清貧⼥」である九鬼玲子(松岡茉優)と、お金はなんでも使ってしまう「浪費男」・猿渡慶太(三浦春馬)という⾦銭感覚が全然違うふたりの出会いを通じて、お金の使い方をもう一度考え直す事ができる物語です。

キャスト一覧

  • 九鬼玲子(くき・れいこ):松岡茉優
    27歳、おカネの正しい使い方にこだわる「清貧女子」、中堅おもちゃメーカーの経理部で働く
  • 猿渡慶太(さるわたり・けいた):三浦春馬
    33歳、金銭感覚が崩壊した「浪費男子」、玲子が勤めるおもちゃメーカーの御曹司
  • 早乙女健(さおとめ・けん):三浦翔平
    31歳、玲子が15年間片思いし続ける初恋の先輩、顔面を金に換える男
  • 板垣純(いたがき・じゅん):北村匠海
    25歳、主人公に片思いする会社の後輩、ドケチ節約男子
  • 聖徳まりあ(せいとく・まりあ):星蘭ひとみ(宝塚歌劇団)
    29歳、慶太の元カノ、アパレル会社広報、投資女子
  • 牛島瑠璃(うしじま・るり):大友花恋
    25歳、早乙女の秘書
  • 猪ノ口保(いのぐち・たもつ):稲田直樹(アインシュタイン)
    35歳、経理部へ異動した「粘着男子」
  • 鮎川美月(あゆかわ・みづき):中村里帆
    23歳、経理部の「イマドキ女子」
  • 鮫島ひかり(さめじま・ひかり):八木優希
    18歳、鎌倉に住む「タダで生きていける女子高生」
  • 鶴屋春人(つるや・はると):河井ゆずる(アインシュタイン)
    38歳、企画開発部員の「ルーズな男子」
  • 猿渡菜々子(さるわたり・ななこ):キムラ緑子
    57歳、慶太の母、息子を溺愛
  • 鴨志田芽衣子(かもしだ・めいこ):ファーストサマーウイカ
    33歳、経理部の主
  • 白兎吉明(しらと・よしあき):池田成志
    51歳、気が弱く人任せな経理部長
  • 九鬼サチ(くき・さち):南果歩
    55歳、玲子の母、鎌倉の古?家で観光客向けの?泊をしている
  • 猿渡富彦(さるわたり・とみひこ):草刈正雄
    64歳、妻との金銭感覚のずれに悩む夫、おもちゃ会社モンキーパス2代目社長
  • 山鹿眞一郎(やまが・しんいちろう):梶裕貴
    「モンキーパス」と関わるベンチャー企業の社長
  • 水溜りボンドのトミー(YouTuber)、
    情報番組のコメンテーター
  • 登坂淳一
    フリーアナウンサー
  • 武内美結(たけうち・みゆ):岡本莉音
    板垣純のデート相手
  • 三智瑠:村川絵梨
    早乙女の妻

スタッフ一覧

  • 原作:なし
  • 脚本:大島里美
  • 音楽:大間々昂
  • 主題歌
    曲名:turn over?
    歌手:Mr.Children
    レーベル:トイズファクトリー
  • おもちゃ特別協力:バンダイ、GROOVE X
  • 経理監修:山田真哉
  • プロデュース:東仲恵吾
  • 演出:平野俊一、木村ひさし
  • 制作著作:TBS

各話の視聴率

『おカネの切れ目が恋のはじまり』各話の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※視聴率はビデオリサーチ調べ

各話放送日視聴率
1話9月15日11.6%
2話9月22日9.1%
3話9月29日10.4%
4話・最終回10月6日10.9%

『おカネの切れ目が恋のはじまり』の最終回ネタバレ(予想)

今回オリジナル脚本ということと、三浦春馬さんの訃報もあり、4話にぎゅっと詰めこんだ台本になったと聞いています。

公式の見所に、「お金の使い方は恋の仕方そのものではないだろうか」という文章があります。
主人公である九鬼玲子(松岡茉優)は、おカネを正しく使うことにこだわる、と書かれており、玲子が15年間片思いし続ける初恋の先輩の早乙女健(三浦翔平)が登場する一途キャラです。
おもちゃメーカーの御曹司でおカネにルーズだと言われてる猿渡慶太(三浦春馬)は、恋が多い男です。

もし4話完結だとすると、1話で出会い、2話で同棲をはじめ、一緒に暮らしてみてお互いの価値観を分かち合い、お互いに惹かれていき、3話で喧嘩、4話でもう一度好きなのを実感し、愛を育むと予想します。

玲子は一途に好きだった健よりも、凸凹コンビでありながらも、何故か気の合う慶太を好きになり、慶太もまた本当に好きな人を玲子に選びます。

玲子のお金の使い方をわかちあったおかげで慶太の会社も建て直し、結婚式のシーンで終了かなと予想しています。

『おカネの切れ目が恋のはじまり』各話のあらすじ

2020年9月15日からTBS系にて放送開始された松岡茉優さん主演の連続ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』の各話あらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。

以下は放送前に公式サイトで発表されている第1話のあらすじです。

中堅おもちゃメーカーの経理部で働く主人公・九⻤玲子(松岡茉優)は、モノも恋にも一途な“清貧せいひん女子”。
そんな玲子に訪れた「お迎えの日」。1年越しの片思いの相手「1680円の豆皿」をようやく買いに行くことにしたのだ。手作りした豆皿専用のコースターを部屋に配置して、愛しの豆皿と結ばれようとした瞬間、目の前で女性連れの派手な装いの男が、購入してしまい…。

その男は、なんと玲子が勤める会社の御曹司・猿渡慶太(三浦春馬)だった。
そんな折、慶太の度を越した浪費ぶりに社長である父・猿渡富彦(草刈正雄)が激怒し、お金の勉強のために異動させ、慶太は経理部にやってきた。

最悪な再会の中、玲子は慶太の指導係に任命されてしまう。
悪びれもなく浪費する慶太は、玲子とは、まさに正反対のタイプの人間。慶太の浪費っぷりに目を見張る玲子。
穏やかだった玲子の日常が一変する。
さらに、あることがきっかけで慶太は玲子の家に住み込むことになり、玲子は慶太の意外な一面を知ることになる。
“根は悪い人じゃないかもしれない”
玲子は、経理部でも、プライベートでも正しいおカネの使い方を教えることになる。
まず、玲子が渡したのは、お小遣い帳。
次に、玲子が慶太を連れて行ったのは、公認会計士の早乙女健(三浦翔平)のお金に関する公開講座。そこで慶太は、早乙女を一心に見つめる玲子を目の当たりにする。

そんなある日、会社のグッズを不正にフリマアプリに出品しているユーザーを見つける。
同じころ、玲子は、営業部の後輩・板垣純(北村匠海)のある“ほころび”を見つけて、気になり、調べ始める。そして、慶太も手伝っていくうちに、衝撃的な事実が判明する…。

1話のあらすじネタバレ

朝6時、寺の鐘が鳴り、飾り気のない質素な自室で目覚める九鬼玲子(松岡茉優)。
行列が出来るほど人気の洋菓子店『KAMAKURA BENIYA』で、玲子は130円の『くるみクッキー』をバラで1枚のみ購入。
土曜の午前中、鎌倉・浄智寺の仏殿『曇華殿』の前で、おめざのおやつにくるみクッキーを食べアイスほうじ茶で流し込みます。
「良き」
くるみクッキーに感謝し玲子は呟きました。

一方、猿渡慶太(三浦春馬)は銀座にあるメンズファッションブランドのショップ『ジョルジオアルマーニ』で111万円の爆買い。
ショップを出てスキップしながらはしゃぐ慶太がウェディングサロンの前を通りかかると、元恋人・聖徳まりあ(宝塚歌劇団:星蘭ひとみ)が男性と居ました。

玲子は古民家の離れを念入りに掃除、この離れが玲子の部屋でした。
掃除を終えると、1680円を用意します。
庭で洗濯物を干す母・サチ(南果歩)に「お迎えの日とだから」と言って、1年越しの片思いの相手、1匹の猿が描かれた豆皿を買いに出かけます。

陶器店のウィンドウ越しから感慨深く豆皿を見つめる玲子、そこへ友人女性2人と慶太が通りかかります。
バーベキューに行くのに友人女性の1人が皿を忘れ、慶太たち3人は陶器店に入り適当に皿を見繕い買って帰ります。
その中に、玲子の豆皿もあったのです。
「心静かに」
動揺する玲子は繰り返し呟くのでした。

週が明け、民宿『みずよう館』、この民宿が玲子の自宅でした。
玲子は外国人客と一緒に、食堂で朝食を摂っていました。
落ち込む玲子を励ますサチ、するとテレビに公認会計士・早乙女健(三浦翔平)が映り、サチが玲子に教えます。
玲子とサチは、早乙女の笑顔に魅了されるのでした。

おもちゃ会社『モンキーパス(MONKEY PASS)』の経理部、玲子は淡々と支払い伝票を処理。
営業部の板垣純(北村匠海)からの伝票には、担当者を労うメモが貼られていました。
玲子は一礼すると、その伝票を処理せず一旦よけるのでした。

営業部、板垣はデスクでパソコンに向かい、出張費の申請をしていました。
そこへ、慶太が出社、断る板垣をよそに袋いっぱいに買ってきたバームクーヘンの1つを置いて行きます。
そんな慶太を困った顔で営業部長・羽鳥茂が呼びます。
社長で父・富彦(草刈正雄)が、慶太を呼び出していたのです。

社長室を訪ねる慶太。
「会社を辞めろ!」
激怒する富彦は、慶太に言い放ちます。
先月、おもちゃショーの視察にアメリカに出張した慶太は、家族カードとはいえ776万円も散財していたのです。
不当解雇と屁理屈をこねる慶太でしたが富彦に謝罪、しかし、あと1万円でスリーセブンと笑います。
立ち上がった富彦は、慶太が置いた袋からバームクーヘンを取り出し、次から次へとバームクーヘンを投げつけ、慶太は社長室から逃げ出します。
「フンフーン、ウーン」
AIのぬいぐるみ『猿之助』が、会議卓に座りため息をつく富彦の傍に寄って来るのでした。

経理部部長・白兎吉明(池田成志)が経理部に戻って来ると、急遽異動になった慶太を紹介します。
玲子は、慶太のジャケットの袖のほつれたボタンが目に留まります。
慶太の教育担当に任命された玲子、目の前にいたのは豆皿を買っていった男でした。
怒り心頭の玲子は、目を見開いたまま黙ってしまいます。
この時、慶太が社長の御曹司だと玲子は初めて知りました。
富彦の命で、浪費癖のある慶太は経理部で修行することになったのです。

営業部、企画開発部の社員・鶴屋春人(アインシュタイン:河井ゆずる)が、慶太がクレジットカードを取り上げられたことを板垣に教えに来ていました。
浪費癖が治ることを期待する鶴屋でしたが、人は簡単に変わらないと慶太は一蹴。
すると、鶴屋はモンキーパスの非売品の販促グッズがフリマアプリに出品されていることを、板垣に教えます。
最近作ったばかりのグッズも出品されており、鶴屋は社内の人間を疑っていました。
板垣は販促グッズを1つ手に取り、外回りに出かけて行きました。

経理業務を慶太にレクチャーする玲子でしたが、慶太は直ぐに眠ってしまいます。

昼休み、弁当を食べ終えた玲子が、食後に60円の草餅を1つ食べ草餅に感謝していると、慶太が現れます。
ガパオライス弁当、エビチリ弁当、シーフードカレー弁当、そしてホイップクリームがトッピングされた甘いコーヒー、冷たいコーヒー、温かいコーヒーを買い込んでいました。
全部食べるわけではなく、それぞれ摘まみたかったのです。
玲子は、慶太が、これまでに見たことがないバカだと思います。
そんな2人の様子を、慶太の母・菜々子(キムラ緑子)がうかがっていました。

昼休みが終わると、玲子はランチに5800円も使う慶太の教育は出来ないと、白兎に教育係の辞退を申し出ます。
そこへ、財布にあった金を全部使い、お土産にデザートを買ってきた慶太が経理部に戻って来ました。
呆れる玲子はデスクに戻り、白兎は風呂敷に包まれた菜々子からの預かりものを慶太に渡します。
慶太が風呂敷をもって玲子の隣のデスクに戻ると、経理部を覗いている菜々子に気づきます。
菜々子は身振り手振りで風呂敷を開けるよう慶太に指示、指示通り慶太が風呂敷を開けると鶴亀最中でした。
更に指示する菜々子、慶太が最中の箱を持ち上げると、その下には帯封がされたままの札束が3つあったのです。
菜々子が去るのと入れ替わりに富彦が現れます。
経理部から出てきた怒り心頭の玲子をものかげから見つめ、謝罪の言葉を呟くのでした。

経理部の一同に菜々子のリサーチをする慶太、主任・鴨志田芽衣子(ファーストサマーウイカ)は、仲の良い社員もなく淡々と仕事をこなす玲子を世捨て人と称します。

その頃、営業部では、スマホ見つめる板垣が、「販売に進む」ボタンをタップしようとしていました。
ちょうどそこへ、羽鳥が声をかけ呑みに誘います。

慶太を心配する羽鳥は偶然を装い居酒屋へ行き、経理部の歓迎会に板垣と参加します。
幹事の玲子は2人からそれぞれ3000円の会費を徴収、羽鳥に奢ってもらえると思っていた板垣は後悔します。
酒が呑めない板垣はソフトドリンク2杯を呑み、焼き鳥1本に唐揚げ1つしか食べていませんでした。
そんな様子を見ていた玲子は、歓迎会が終わると板垣に会費の一部を返却するのでした。

その夜、まりあが勤める会社のビルのロビーで、慶太はまりあを待ち伏せ、バーに誘います。
まりあは恋人としては満足していましたが、金銭感覚の違う慶太を結婚相手には選びませんでした。
そんなまりあを、慶太は今夜だけと口説き、自宅マンションに持ち帰ります。
ところが、マンションを富彦が売却しマンションには入れず、まりあは帰ってしまいました。

翌朝6時、玲子はいつものように寺の鳴る鐘で目覚めます。
朝食を食べに食堂に行くと、客の中に慶太が混じっていたのです。
住むところを失った慶太は、経理部の新人・鮎川美月(中村里帆)が玲子の自宅が民宿をしていると言ったのを思い出し昨夜訪ねて来たのです。
サチは慶太が会社の同僚と知り、無料でロングステイを許可、呆れる玲子でしたが、ご飯茶碗がかけているのに気づきます。

サチに頼まれ、干していた布団を慶太が玲子の部屋に持って行きます。
玲子は部屋におらず、物のない質素なたたずまい慶太は驚きます。
玲子は方丈記を愛読、「清貧」を理想としていました。

玲子はテラスで、かけた茶碗を金継ぎし修理していました。
新しいものを買えば良いと思う慶太には、そんな玲子が理解できません。
そこへ、慶太の引っ越しの荷物が届き、玲子はイラつき、それを慶太に見透かされてしまいます。

荷物の搬送が終わり、玲子は慶太が本当に引っ越して来ると実感します。
慶太はおもちゃが好きで、小さい頃から色々なおもちゃのアイデアを書き記していました。
しかし、富彦にはダメ出しばかりされていたのです。
富彦は婿養子、高卒でモンキーパスに入社した叩き上げの社長で、慶太に会社を継がせることはないと入社に反対。
慶太は一般で入社したと胸を張るものの、役員面接の時、当時存命だった祖父の鶴の一声で入社が決定、明らかにコネ入社でした。
昔から富彦に信用されていないと愚痴をこぼす慶太、玲子は富彦に信用され夢を実現したいなら、お金の勉強をするようにと、慶太におこづかい帳を渡すのでした。

玲子は慶太を連れ早乙女の講義に出席、熱心にメモを取ります。
講義が終わり、多くの女性ファンに囲まれる早乙女は玲子に手を振ります。
早乙女は以前、玲子が通っていたテニススクールの先輩だったのです。
秘書・牛島瑠璃(大友花恋)がファンを遮り早乙女を連れ出すと、玲子も慌てて後を追うのでした。

夕方、自宅の町工場に帰宅する板垣、お腹を空かせた弟と妹が板垣にご飯をせがみます。
今月の工場の支払いが足りないと、板垣は母から相談されます。
自室で奨学金の振替案内を見つめる板垣は、パソコンに向かうのでした。

翌日、経理部でスマホを見ていた慶太は、モンキーパスの非売品グッズがフリマアプリに出品されていることに気づきます。
隣の玲子が横領と言うと、慶太は仕事もせず板垣のところへ相談に向います。
伝票を処理する玲子は、いつものように担当者を労うメモが貼られた板垣の伝票を見て違和感を覚えます。
過去に遡り伝票を調べると、ある時期から出張先への手土産の菓子が『ショコラひよ子』から『ひよ子』に変わっていたのです。

京都出張へ急ぐ板垣を慶太が引き留めようとした時、紙袋から大量の非売品の販促グッズが床に落ちます。
それを見た慶太は、横領犯が板垣だと思い込みます。

夕方、玲子は東京駅でひよ子を売る東京ひよ子を訪れ、店員にショコラひよ子について尋ねます。
そして、バスターミナルで京都・大阪行きの深夜バスの時刻表を見つめていました。

帰宅し食堂で晩ご飯を食べる玲子は、板垣を横領犯扱いする慶太を注意します。
その頃、板垣は販促グッズの入った紙袋を抱え、バスターミナルのベンチに座っていました。
夜、ひとり部屋に居た玲子は父が逮捕され自宅から警察に連行された日のことを思い出していました。

翌日、営業部を訪ねた玲子は、板垣のデスクの栄養ドリンクと寝袋に気づきます。
そして、羽鳥に話があると申し出るのでした。

翌朝4時、玲子は横領犯を捕まえに行くと、慶太を起こしに部屋に来ました。
東京駅のバスターミナルに来た玲子と慶太、到着したバスから板垣が降りて来ます。
「ほころび」が気になり、玲子は板垣の横領に気づいたのです。
これまで板垣は出張先の土産として持って行っていたのは、東京限定販売のショコラひよ子でした。
ところが、半年ほど前からひよ子に変わったのです。
慶太には、ひよ子とグッズの横領の関係が分かりませんでした。
グッズの横領犯は、板垣ではなく羽鳥の娘でした。
玲子はフリマアプリの商品画像と同じ画像を、インスタグラムで見つけていました。
そのアカウントは、羽鳥の娘のものだったのです。
羽鳥は娘からインスタグラムをブロックされ気づいていませんでした。
板垣が無実と安心する慶太、すると突如、板垣が気を失い玲子に倒れかかって来ました。

バスターミナルから広場に場所を変えた3人、板垣は自ら横領について自白します。
板垣が横領していたのは、新幹線代と深夜バス代の差額1万円ほどでした。
新幹線のチケットを購入し金券ショップに売り、その後、深夜バスのチケットを購入、会社には新幹線のチケット代を申請していたのです。
定期代も横領していました。
平日は会社や漫画喫茶、女の子に家に泊まって交通費を浮かせていたのです。
板垣は親が営む工場の経営が悪化、奨学金の返済も200万円ほどあり、弟と妹は幼く、頭の中は金のことばかりでした。

そんな破れかぶれの板垣を、玲子は朝食にそば屋に誘います。
板垣が申請する伝票が客観的で曖昧さがなく玲子は好きで、一日の最後に処理していました。
清くて美しく癒されるからです。
玲子は板垣なりのお金と仲良くなる方法があるはずと、エールをおくります。
1杯180円のかけそばを食べ、板垣はその美味さに感動します。
慶太は玲子から貰ったおこづかい帳の『つかったお金』の欄に、『かけそば180円』と記入するのでした。

板垣は玲子の口添えもあり、厳重注意で済みます。
帰りに陶器店に通りかかった玲子と慶太、玲子は豆皿について慶太に尋ねると、慶太はバーベキューした海風公園のゴミ箱に捨てたと言います。
海風公園のゴミ捨て場に駆けつけた玲子でしたが、燃えないゴミは既にありませんでした。
追いついた慶太に「何もかもほころびだらけ」と激怒する玲子は、慶太のジャケットを強引に脱がせ奪い取り帰宅、ほつれたボタンを繕います。

翌朝、出社した慶太は富彦に遭遇、「良いことあるかも」と行って去りました。

玲子と再び早乙女の講義に出席した慶太、今度は寝ませんでした。
講義室を後にする早乙女を追う玲子、玲子の後を追って慶太も講義室を出ます。
玲子は早乙女に山ほどプレゼントを贈り、早乙女の笑顔を貰います。
玲子にとって、早乙女の笑顔はプライスレスでした。
そんな玲子の貢ぐ姿を見た慶太は、玲子がほころびまくっていると思うのでした。

2話のあらすじネタバレ

玲子の朝をぶち壊す慶太

休日の朝。
中堅おもちゃメーカー・モンキーパスの経理部社員・九鬼玲子(松岡茉優)は『お試しヘッドマッサージ15分』980円を堪能。
「良き」
帰宅し庭が望む縁側でお茶をしながら、ヘッドマッサージ980円に感謝していました。
そんな玲子の心地良い朝を邪魔するかのように、玲子の自宅で民宿『みずよう館』に住むことになったモンキーパスの御曹司・猿渡慶太(三浦春馬)が玲子に声をかけます。
慶太は玲子の恋愛に「ほころび」があると言うのです。
先日、公認会計士・早乙女健(三浦翔平)の講義に玲子に連れて行かれた慶太は、早乙女に貢ぎまくる玲子の姿を目撃していたのでした。
怒り心頭の玲子は貢いでいないと否定し、離れの自室に戻ります。
玲子が恋愛に関してポンコツだと思う慶太。
玲子の母・サチ(南果歩)によると、小学校6年生の時に玲子は早乙女と出会い、以来15年間、片想いを続けていたのでした。

玲子の恋愛を慶太が判定!

翌日、モンキーパスの会議室で、ベンチャー企業『ディール』社長・山鹿眞一郎(梶裕貴)から、慶太の父で社長・富彦(草刈正雄)は所有する『わくわくスポーツランド』のリニューアルの提案を受けていました。
スポーツランドではテニスのジュニア選手権大会が毎年開催されており、富彦はそのことを気にしていました。

そんな中、経理部で修行中のはずの慶太は、経理部の社員たちに甘えまくり、見かねた玲子が経理部の社員たちに指摘するも、経理部部長・白兎吉明(池田成志)まで新人には優しくと言う始末。
昼休み、慶太は『おこづかい帳』を玲子に提出、給料を貰って1週間経たないうちに収入の38万円を超える支出をしていたのです。
お金の使い方は『消費』、『浪費』、『投資』の3つがあると説く玲子、慶太は理解できず現場で教えることになります。
浅草『ふき屋』の焼肉弁当2500円を慶太は生活に必要な消費と言うも、玲子は浪費と否定、380円の鮭弁当でも死なないと言います。
コーヒーを3種類買う慶太、飲まないと午後寝てしまい消費ではなくむしろ経費と主張、しかし玲子は浪費と否定、会社で淹れれば100円で済むと言います。
そんなふたりの様子を、通りかかった営業部の頃の慶太の後輩・板垣純(北村匠海)が見ていました。
更に慶太はショップに行き、88000円のヴィンテージ・アロハを投資と主張、しかし玲子は浪費と否定、投資というにはリターンが見込めなければならないと説明します。
そこへ、慶太の元恋人・聖徳まりあ(宝塚歌劇団:星蘭ひとみ)の婚約者・山鹿がショップに現れ、勧められた全ての服をカードで購入。
そんな買い方を慶太が否定し、玲子は呆れます。

モンキーパスに戻り、現実を直視する必要があると玲子が慶太に指摘、しかし慶太は玲子こそ直視しているのかとが逆ギレ。
貢ぐ玲子の恋愛にリターンはあったのかと詰め寄り、玲子の恋愛をありかなしか見極めると慶太は言うのでした。

投じれば動き出す、お金も、恋も

早乙女の講義に出席する玲子と慶太。
早乙女は投資の1つの目安、「有意水準」を紹介、統計学では5パーセント以上の確率で起こることを意味のある数字と説明。
具体例として20回告白し20回フラれれば脈がなく、相手を変えるべきと早乙女は主張します。
すると、告白もせず片想いを続けることについて慶太が早乙女に質問、早乙女は投資もせず貯め込んでいる状態と同じで不健全と答え、玲子は動揺します。
そして、早乙女は流れをつくることが大事、「マネーイズフロー、投じましょう」と講義を締めくくるのでした。

その頃、カフェでランチをしていたまりあは、一緒にいた同僚に結婚することを告げ祝福されていました。
そんなまりあに慶太はメッセージを送るも既読スルーされます。
一方、板垣は彼女とデート、映画館に来ていました。
老後の2000万円を貯めるには共働きが必須、彼女は公務員で安定職、将来を共にするには理想の相手でした。
映画のチケット代2枚で2400円、ポップコーン代1060円の計3460円、板垣には痛い出費でおごるか否か自問自答、しかし板垣家の将来への投資と納得しおごることにします。
これまでおごって貯めていたポイントを、彼女が勝手に使いポイントがなくなっていました。
彼女に投資して良いのか迷いが出る板垣なのでした。

夕方、帰宅した玲子は購入した早乙女の新刊『Money is…』を手に取り、早乙女の言葉を思い出していました。
「投じれば動き出します。お金も、恋も」

板垣、将来の相手を玲子に決定

翌日、経理部に慶太の母・菜々子(キムラ緑子)から差し入れが届いていました。
収入印紙を購入して戻って来た慶太が差し入れの保冷バッグを開けると、今日も札束が忍ばせてありました。
菜々子は慶太が保冷バッグを開けるのを見届けると、社長室へ行き富彦に泣きながら抗議。
慶太に酷い仕打ちをしておきながら、慶太と同じ年頃のディールの山鹿と手を組みビジネスを進めていることが気に入らなかったのです。

昼休み、慶太はショップでヴィンテージのアロハとイルカのブレスレットを購入、その頃、玲子は慶太から逃げるかのようにパン屋に居ました。
レジで1袋6個入りのポンデケージョを半分イートインで食べ、半分をテイクアウトすると言い、消費税の計算を玲子が店員にお願いしていました。
困惑する店員、居合わせた板垣が玲子にシェアを申し出、ふたりはイートインでポンデケージョを食べ、ランチにつきまとう慶太の『サルハラ』で盛り上がります。
玲子は3個60円のポンデケージョに感謝、そんな玲子との居心地の良さを感じる板垣は年老いた玲子と自身の姿を想像、老後の2000万円を一緒に貯めたいのは玲子だと気づくのでした。

慶太、わくわくスポーツランドのリニューアルに反対

企画開発部に設置された目安箱に慶太が企画書を投函、すると『Conference room』から富彦と山鹿が出てきました。
慶太は2人のもとに向い、山鹿と名刺交換します。

経理部に戻った慶太は、わくわくスポーツランドのリニューアルを知り憤っていました。
スポーツランドは、先代の慶太の祖父が大事にしていた場所だったのです。
金遣いの荒い山鹿を経理部として調査することを勝手に決めた慶太は、土曜日にスポーツランドに山鹿を誘いテニスコンペを開くことにし、玲子と板垣を誘います。
断る玲子でしたが、早乙女も来ると知り目を丸くするのでした。

テニスコンペにまりあも参加

テニスコンペ当日、わくわくスポーツランドの室内コートで玲子は早乙女を心待ちにしていました。
早乙女が現れると、玲子はいつものように早乙女を貢物攻め、そんな姿を見て板垣は驚きます。
そして、山鹿が現れ、山鹿はまりあと一緒でした。
山鹿は慶太にまりあを婚約者と紹介、まりあは慶太に初めて会ったように振る舞い慶太もまりあに合わせます。

テーブルを囲み談笑するテニスコンペ参加者たち、まりあが持参した手作りの軽食を準備していると山鹿が頼んだケータリングが到着。
山鹿は参加者たちを誘いケータリングへ向い、まりあが何も言わず軽食を片づけていると、ケータリングに行かずに残った慶太がまりあの軽食を食べます。
まりあのために慶太が買ったイルカのブレスレットをプレゼント、まりあはイルカがモチーフのものを集めていました。
しかし、まりあはプレゼントを拒みます。
慶太の口元についたソースにまりあが気づき、ふたりが笑っているところへ、玲子がふたりを呼びに戻って来ました。
玲子はふたりの様子を見て、何も言わずその場から立ち去ります。
慶太は山鹿で良いのかまりあに尋ねましたが、まりあは「関係ない」と言って走り去るのでした。

動き出す玲子、15年間の片想いに決着

玲子と早乙女がペアになることが納得できない板垣、この時、板垣は玲子の片想いの相手が早乙女であると慶太から知らされます。

玲子・早乙女、山鹿・まりあペアの試合から始まり、玲子はテニス経験者の本領を発揮し山鹿・まりあペアを粉砕。
活躍出来ずにいたまりあでしたが、玲子はテニス経験者ならではの、まりあのある仕草に注目します。
慶太・板垣ペアが山鹿・まりあペアに勝利し、決勝は玲子・早乙女ペアと慶太・板垣ペア、そして玲子・早乙女ペアが慶太・板垣ペアを軽くひねり優勝します。

夕暮れ。
「投じれば動き出します。お金も、恋も」
玲子は早乙女の言葉を思い出し早乙女に告白しようとしましたが、出来ませんでした。
そこへ、慶太が現れ、玲子のことをどう思っているか早乙女に尋ねます。
うつむく玲子を見て、早乙女は妹のようだと答えるのでした。

帰宅した玲子は、頼みもしないのに余計なことをした慶太に怒り心頭、遠くから見ているだけで良かったと言います。
しかし、プレゼントしたものを早乙女が身に着けているのを見たことがなく、玲子は早乙女の迷惑になっていたと現実を直視、泣きながら離れへ戻ります。
後悔する慶太は、サチに相談するのでした。

まりあの想い

翌日、陶器店に猿が描かれた豆皿を買いに慶太は出かけましたが、豆皿はありませんでした。
その頃、まりあがみずよう館に慶太を訪ねて来ましたが、慶太に貰ったプレゼントを玲子に返すよう頼み帰りました。

慶太は、とある場所に行き女子高生と会っていました。
鎌倉・浄智寺の仏殿『曇華殿』の前のベンチに座るまりあは、スマホでカードの支払い明細を見ていました。
まりあを追って来た玲子、まりあのほころびが気になっていたのです。
昨日のコンペで、まりあはテニスのラケットを自然と回していました。
テニス経験者がグリップの感触を確かめるためによくする仕草で、まりあはテニス上級者、山鹿を立てていたのです。
山鹿はまりあの気遣いを見ていないが、慶太は見ていると玲子は忠告、しかし、まりあはバツイチで結婚願望のない山鹿を3年かけて口説いたのです。
今、別れれば、次はもっと落ちる、まりあは26歳からの貴重な3年間を無駄にしたくありませんでした。
玲子はまりあの想いをコンコルド効果に例えます。
これまでに費やした時間やお金、そして想いが浪費だったとは思いたくない、その気持ちは玲子にも分かりました。

その夜、まりあは山鹿の自宅で夕食を用意しながら、友人たちとWeb会議で談笑する山鹿を見ていました。
山鹿はバエルか否かで結婚を決めていたのです。
まりあは婚約指輪をテーブルに置き、立ち去るのでした。

わくわくスポーツランドのリニューアルの行方

翌日、モンキーパス本社ビルのテラスに玲子が出ると、富彦が居ました。
玲子が大切にしている猿のおもちゃと同じおもちゃを、富彦は持っていたのです。
そのおもちゃは富彦が企画し、富彦の企画をくだらないと言い続けた先代に初めて採用されたものでした。

子供の頃、玲子はモンキーパス主催のテニス選手権に出場、トロフィー狙っていましたが敗れ、落ち込んで泣く玲子に父が買ってくれたのが猿のおもちゃでした。
そして、幼い玲子はくだらないと思いつつ、そのおもちゃで笑ったのです。
会議室に招いた山鹿に、富彦はわくわくスポーツランドのリニューアルを断ります。
社長室に戻った富彦は、慶太の企画書に目を通すのでした。

慶太と居る女子高生の正体

何か作業をしていた慶太は、作業を終え女子高生のところから出て行きます。
女子高生の友人とすれ違い、友人が慶太が誰か尋ねると、女子高生・鮫島ひかり(八木優希)は「お兄ちゃん」と言うのでした。

玲子の想い

早乙女の講義が終わり、ファンに囲まれた早乙女を、遠く離れた講義室の席から眺める玲子、そこへ慶太が駆けつけます。
玲子は早乙女を遠くから愛でるだけで良いと慶太に言い、自身のほころびに気づいてくれたことを慶太に感謝します。

講義室を出た玲子の後を追う慶太、すると玲子を呼び止める早乙女の声。
これまで一方的にプレゼントを押しつけ迷惑をかけてきたことを玲子が早乙女に謝罪、早乙女は玲子を特別な人と言い玲子を食事に誘い、玲子は快く受け入れます。
そんなふたりの様子を物陰から見ていた慶太の手には、自身が描いた下手な猿の絵の豆皿がありました。
慶太は豆皿をポケットにしまい、玲子とふたりで家路へと向うのでした。

早乙女の正体とは?

『鳥の戦騎カント』のヒーローショー、カントのうちわを配りながらサイン会の告知をする板垣。
目の前を「パパ」と呼ぶ男の子が走り過ぎ、その後をサングラスにマスク姿の父親がついてきました。
父親に見覚えがある板垣は客席に紛れ込み親子の様子を見ていると、父親がマスクをずらしサングラスのレンズを上げます。
その父親の正体は、早乙女だったのです。

3話のあらすじネタバレ

早乙女との初デートを前に浮かれる玲子

朝のルーティーンのウォーキング、ショーウィンドウに飾られたオレンジのワンピースを見かけ、中堅おもちゃメーカー・モンキーパスの経理部社員・九鬼玲子(松岡茉優)は足を止めました。

昼休み、モンキーパスの御曹司・猿渡慶太(三浦春馬)は元恋人・聖徳まりあ(宝塚歌劇団:星蘭ひとみ)にカフェに呼び出されます。
まりあは同僚たちの前で慶太を婚約者として紹介したのです。

モンキーパスの休憩スペース、ランチを終え、初デートに浮かれる玲子は、公認会計士・早乙女健(三浦翔平)からのメッセージの返信に悩んでいました。
そこへ、まりあとのランチから慶太が戻って来ました。
慶太は、おこづかい帳に「ランチ3500円」と記録すると、まりあに結婚を迫られたことを玲子にこぼします。
同僚に婚約を自慢していたまりあは、ベンチャー企業『ディール』社長・山鹿眞一郎(梶裕貴)と別れた責任を慶太に取らせようとしていたのです。
玲子は慶太を祝福、しかし慶太は恋愛と結婚は違うと、まりあとの結婚を否定。
すると、慶太は玲子のメモに気づきます。
メモには、早乙女との初デートのためのファションが記されていました。
玲子の人生初のデートを喜ぶ慶太、そんな中、営業部社員・板垣純(北村匠海)が突如現れます。
ヒーローショーで独身のはずの早乙女の息子・蓮と妻・三智瑠(村川絵梨)を目撃、板垣は玲子に話そうとしていました。
しかし、デートを心待ちにする玲子を見て話せなくなり、板垣はその場を後にするのでした。

デートに着る手作りワンピース

地下駐車場、秘書・牛島瑠璃(大友花恋)の待つ車に、仕事を終えた早乙女が乗り込みます。
『元プロテニスプレーヤーから公認会計士に華麗なる転身』
牛島から週刊誌のゲラを渡されましたが、牛島を信用する早乙女は確認しません。
玲子との会食をスケージュールに登録、早乙女は牛島とアプリでスケージュールを共有、会食後に仕事を入れないよう指示しました。

翌朝、玲子の自宅で民宿『みずよう館』の食堂でミシンをかける玲子、先日ショーウィンドウで見たワンピースに似たワンピースが完成。
早乙女とのデートに着ていくため、新たに作りしました。
母・サチ(南果歩)は、自身がデートするかのように喜びます。

アクセサリーは3つまで

慶太は完成したワンピースに着替えさせると、玲子を連れ出し慶太の妹・鮫島ひかり(八木優希)が出店するフリーマーケットへ出かけます。

ひかりは手作りのアクセサリーや小物を販売していました。
ひかりはバイト先の人気の洋菓子店『KAMAKURA BENIYA』で、玲子を見た覚えがありました。
玲子の手作りバッグを気に入り、ひかりは作り方を教えてもらうことにします。
慶太に頼まれたひかりは、玲子のワンピースに合うアクセサリーを選びます。
ひかりの選んだイヤリングを気に入る玲子でしたが、イヤリングの受け取りを躊躇。
玲子はアクセサリーを3つまで所有すると決めており、新たに1つ迎えるためには1つを手放す必要があったのです。
玲子の気持ちが理解できるひかりは、イヤリングと玲子のアクセサリーを交換することにします。

早乙女、板垣を洗脳

一方その頃、板垣はマネーセミナー会場で、早乙女が出て来るのを待っていました。
板垣に気づいた早乙女が声をかけ、お金のことなら何でも相談にのると言います。
同行していた牛島から1時間30万円の相談料が今なら無料と言われ、板垣はその気になります。
早乙女にそば屋に誘われ、食事をしながら父親が経営する工場のことや200万円ほど残る奨学金について板垣が相談。
早乙女は、既に生活費まで切り詰めている板垣に、収入は無限に増やせるとアドバイス。
早乙女の巧みな話術にのり、板垣は早乙女主催の『秋のマネー合宿』の申込書にサインしかけましたが、98万円と知り慌てて店を出るのでした。

妹は赤の他人

玲子とひかり、そして慶太の3人はみずよう館に帰宅、離れの玲子の部屋で玲子とひかりはアクセサリーを選んでいました。
ひかりが玲子の持つイヤリングを気に入り、交換が成立します。
そんなふたりの様子を、慶太とサチは庭から見ていました。
玲子に友だちが出来るのは中学校以来で、サチは慶太に感謝します。
玲子はバッグの作り方を、ひかりに教えていました。
ひかりと慶太が仲良し兄妹と玲子が口にすると、ひかりは慶太の勘違いだと暴露、ひかりと慶太は赤の他人だったのです。
ひかりの祖父と慶太の父でモンキーパス社長・富彦(草刈正雄)は親友で、祖父が亡くなった後、ひかりとひかりの母を気にかけよく家を訪ねていました。
幼いひかりは、いつもおもちゃをくれる富彦に懐き、「パパ」と呼んでいたのです。
その様子をこっそり見ていた高校生の慶太は、ひかりを婚外子だと思い込み、ある日、光の前に現れ兄と名乗り慶太はおこづかいを渡すようになったのでした。
困惑する玲子でしたが、嬉しそうにしている慶太を見て真実は明かせないと思うのでした。

早乙女の正体を知る慶太

翌日、バトルスピリッツの『超神星龍ジークヴルム・ノヴァ』のカードがオークションで5万円を超え、営業部で話題になっていました。
慶太が板垣を訪ねて来ると、板垣は慌てて慶太を『Conference room』に連れ込み、ブラインドを下ろします。
板垣はヒーローショーで隠し撮りした写真を見せ、早乙女に妻子が居ることを慶太に明かします。
慶太は、写真に写る蓮のヴァイオリンケースのキーホルダーに注目するのでした。

仕事を終え退社する玲子が1階の玄関ホールに降りてくると、近くまで来ていた早乙女が既に待っていました。
一緒に降りて来た経理部の同僚・鴨志田芽衣子(ファーストサマーウイカ)と鮎川美月(中村里帆)は、仲良く言葉を交わし会社を後にしたふたりに困惑します。
早乙女と歩くいつもの帰り道は、玲子には違って見えました。

その頃、慶太はキーホルダーを手掛かりに楽器店を訪れ、店主に蓮の写真を見せていました。
蓮は店の常連で、店主は蓮のことをよく知っていました。
するとそこへ、蓮の母・三智瑠が現れたのです。

玲子、人生初のデートが衝撃の結末

高級レストランで早乙女と食事をし、玲子は夢のようなひと時を過ごします。

一方、慶太は、バーで早乙女の妻から真実を明かされます。
早乙女とは妊娠を切っ掛けに結婚、独身のイケメン公認会計士として売り出し中だった早乙女はいつか公表すると妻を説得、結婚を隠したのです。

ふたりで夜道を歩いていると、早乙女が玲子に何かを告白しようとします。
すると突如フラッシュが炊かれ『週刊ペッパーズ』が早乙女を直撃、独身と偽り女性相手に高額セミナーを開催することを詐欺と記者が追及。
玲子は早乙女が結婚していることを知り驚きます。
牛島が現れ早乙女を車に乗せるとその場から走り去り、ひとり残された玲子は呆然と立ち尽くすのでした。

翌朝、みずよう館の食堂で朝食を摂る玲子と慶太、いつもの朝の番組を早乙女は欠席していました。
玲子を気遣う慶太とサチ、そんなふたりを前に玲子は気丈に振舞います。
経理部でも早乙女の詐欺が話題となり、玲子を心配する板垣が様子を見に来ました。

その夜、帰宅した玲子は早乙女の記事をネットで検索、『秋のマネー合宿』が行われる予定だった『熱海インターナショナルホテル』のサイトのイベント情報に注目するのでした。

許せないオレンジ、週刊誌にリークしたのは誰?

翌朝、玲子は早乙女の事務所を訪ね、玲子を心配する慶太もついて来ていました。
事務所の玄関周辺には、早乙女を非難するビラが大量に貼られていました。
玲子がビラをはがしているところへ、事務所から牛島が現れ玲子たちに帰るよう促していると、三智瑠が現れます。
事務所に入った三智瑠は、結婚を公表すると言う早乙女に離婚を告げます。
三智瑠は慰謝料として財産の8割を要求、早乙女は三智瑠がリークしたと思い声を荒げます。
三智瑠が事務所を後にすると、玲子は『ほころび』が気になると三智瑠のリークを否定します。
毎年恒例のマネー合宿は、いつも3カ月前にはホテルで告知されていましたが、今年は告知がありませんでした。
玲子がホテルに問い合わせると、会場は予約されていなかったのです。
完璧に仕事をこなす牛島がミスをするはずはなく、玲子はリークしたのは牛島だと言います。
牛島はリークをあっさり認めます。
牛島は早乙女とスケジュールをアプリで共有、早乙女はスケジュールを色分け、仕事は青、体調管理は緑、プライベートはオレンジでした。
月に1度、牛島を労う食事会は青だったにもかかわらず、差し入れを押し付ける玲子との食事会はオレンジ、牛島はそれが許せなかったのです。
「地に落ちてもわたしだけは先生を守ってあげますから」
そう言い残し、牛島は事務所を後にしました。

玲子が遂に早乙女に告白

玲子は三智瑠と牛島と話し合うよう早乙女を促します。
周りの女性を全て不幸にしていると早乙女に激怒する慶太は、玲子を連れて事務所を後にします。

早乙女がヴァイオリン教室に行くと、三智瑠は好きな人が居ると言い蓮と3人で暮らしたいと早乙女に告げます。
教室から出て来た蓮に、蓮に頼まれて手に入れたジークヴルム・ノヴァのカードを早乙女が渡そうとしましたが、蓮は好きではないと受け取りませんでした。

雨が振り出し帰宅を急ぐ慶太、玲子は慶太に帰るよう告げ走り出します。
雨の中、テニスコートのベンチにひとり座る早乙女、玲子は隣に座り傘をさしかけます。
早乙女は23歳で現役を引退、目標を失い人生が分からなくなりました。
大人たちに騙され選手時代に貯めたお金は瞬く間になくなり、それから勉強し公認会計士の資格を取り投資を始めました。
そして、今また早乙女は人生が分からなくなっていました。
玲子がかつて憧れた早乙女は居ないと言う早乙女、一番辛い時に傍に居てくれた早乙女のために、今度は玲子が早乙女の傍に居たいと告白。
そんなふたりを見守る慶太は、テニスコートを後にします。
玲子の気持ちに応えられないと早乙女に断られた玲子は、完璧な早乙女よりほころびのある早乙女の方が「人間らしくて素敵です」と言いテニスコートから走り去るのでした。

15年の片想いに決別

帰宅した玲子は、食堂に新聞紙を敷き自ら髪を切ります。
失恋した時のことも想定していた玲子は、忘れ方を調べランキングをメモ、1位が『髪を切る』だったのです。
帰宅した慶太は髪を切る玲子に驚き、危ないと止めます。
髪を切れば吹っ切れるはずでしたが、玲子は胸を押さえ痛がります。
「痛いの痛いの飛んでけー」
痛がる玲子に困惑する慶太は、両手で玲子の頬を押さえそう言うのでした。
泣き出した玲子は「フラれた」と声を荒げ、黙って結婚していた早乙女の愚痴を慶太にこぼします。
今頃になって怒り出す玲子に遅いと言う慶太、玲子は庭に飛び出しこれまでの早乙女への想いを慶太にぶちまけます。
庭に出た慶太が玲子を励ましていると、突然の落雷にふたりは驚き、慶太は思わず玲子を抱き寄せます。
玲子の顔が直ぐ近くにあり、慶太は思わず玲子にキス、玲子は目を丸くするのでした。

4話(最終回)のあらすじネタバレ

慶太とのキスを引きずる玲子

玲子の自宅で民宿『みずよう館』の離れの自室で、朝、目覚めた中堅おもちゃメーカー・モンキーパスの経理部社員・九鬼玲子(松岡茉優)は、モンキーパスの御曹司・猿渡慶太(三浦春馬)との昨夜のキスを思い出します。
同じ頃、慶太も目覚めていました。

食堂で朝食を摂る玲子、母・サチ(南果歩)はショートヘアになった玲子を褒めます。
いつも見ているの朝のテレビ番組に公認会計士・早乙女健(三浦翔平)の姿はなく新しい公認会計士・山田直哉が登場、驚く玲子はテレビを消しました。

そんな中、慶太が妹と思い込む鮫島ひかり(八木優希)が慶太を訪ねて来ます。
しかし、慶太は朝6時に出かけて居ませんでした。

出社した玲子は、経理部で申請された伝票を淡々と処理。
入社以来、髪型を変えたことがない玲子のショートヘアに、経理部の同僚たちはざわつきます。
営業部社員・板垣純(北村匠海)が伝票を提出しに経理部を訪れ、玲子のショートヘアに動揺。
板垣の呼ぶ声に反応せず玲子は黙々と仕事を続け、やっと板垣に気づくと伝票を受け取ります。
経理部に慶太の姿はなく、無断欠勤していました。
板垣に慶太のことを尋ねられ、玲子は激しく動揺。
そんな玲子は、請求書の計算を間違えるという玲子にはあり得ないミスをおかします。

会社から帰宅すると、サチは泊まりで同窓会に出かけ留守、玲子は慶太とふたりきりになることに困惑するのでした。

10年間毎月5万円、今も送り続けられる現金書留

玲子は、キッチンでサチが用意したカレーを温め直し炊飯器にご飯があることを確認、そしてぬか漬けのツボを取り出します。
ツボにぬか漬けはなく、大量の現金書留が入っていました。

一方、早乙女は事務所で秘書・牛島瑠璃(大友花恋)の退職を促していましたが、牛島は辞めないと言い残し事務所を後にします。
昨夜、玲子がさしかけてくれた折りたたみ傘を見て、早乙女は玲子のことを思い出していました。

夜、みずよう館の食堂のテーブルには、大量の現金書留が広げられていました。
玄関の引戸の音がし慶太が帰ってきたと思う玲子でしたが、立っていたのは早乙女でした。
傘を返しに来た早乙女は気持ちは嬉しかったと玲子に告げ、笑みを浮かべた玲子は「もう大丈夫です」と言うのでした。
お茶に誘われた早乙女は、テーブルの現金書留に気づきます。
10年間毎月5万円を玲子宛に送り続けた差出人は、静岡県伊豆市山田に住む田中三郎、玲子は田中三郎という名に覚えはありませんでした。
玲子は明日、お金を返しに行くと早乙女に告げます。

離れの自室でひとり座り、玲子は父に買って貰った古い猿のおもちゃを見つめ、逮捕された父のことを思い出していました。

ほころびを繕う旅に出る玲子

翌朝、玲子は慶太の部屋を訪ねましたが、慶太が帰った様子はありませんでした。
玲子がAIのぬいぐるみ・猿彦を連れ、みずよう館を出ると、板垣に呼び止められます。

伊豆急で伊豆へ向う玲子と板垣。
鎌倉から伊豆が定番の散歩コースと言う板垣でしたが、早乙女とのことを心配し玲子を訪ねて来たのです。
そんな、板垣にどんな時にキスをするか玲子は尋ねます。
板垣は自身は好きな人にしかしないと言う一方、慶太のようなタイプは誰にでもすると言います。

電車は片瀬白田駅で時間調整のため停車、玲子は向かいのホームで販売されている『いかめし』に気づきます。
停車時間は3分、乗り遅れれば次の電車まで1時間にもかかわらず、玲子は電車を降りいかめしを買いにダッシュします。
2人分のいかめしを買い急いで戻る玲子でしたが、電車は板垣を乗せ発車します。
「良き」
ホームのベンチに座り玲子はいかめしを堪能し400円のいかめしに感謝、もう1つのいかめしは慶太のお土産にすることにしたのでした。

伊豆で田中三郎の捜索

カフェでスマホを見つめる慶太の元恋人・聖徳まりあ(宝塚歌劇団:星蘭ひとみ)。
別れたベンチャー企業『ディール』社長・山鹿眞一郎(梶裕貴)の代わりに慶太を婚約者として同僚に紹介して以来、慶太から連絡はなく、まりあは慶太を誘おうとしていました。

結婚から慶太が逃げたと思っているまりあは慶太にメッセージを送るのを止め、慶太の母・菜々子(キムラ緑子)に電話します。
菜々子はまりあからの電話で、慶太が鎌倉に住んでいることを知ります。

その頃、板垣は伊豆急下田駅の改札口(伊豆下田関所)を出たところで、玲子を待っていました。
お金を落とした女性を助けている間に、玲子は板垣に気づかず行ってしまいます。
玲子は町行く人々に田中三郎という名を尋ねて回りましたが知る人を見つけられず、今度は桃田保男という名を尋ねて回ります。
写真がないか聞き返されましたが、玲子は無いと答えます。

橋の欄干に腰掛け写真を取り出す玲子、その写真には玲子とサチ、そして父が写っていました。
捜すのを諦めた玲子は、伊豆漁協直売所でアジの干物を買って帰ろうとします。
すると、店員の女性が「今朝ももちゃんが持って来たやつ」と直売所の奥に声を掛けます。
ももちゃんと聞き、玲子が女性に父と写った写真を見せると、女性は若いけどももちゃんと言うのでした。

玲子の過去

玲子は直売所を出て、通りを挟んで斜め向かいにある市場の食堂『朝潮丸』を見つめていましたが、再び直売所へ戻ります。
そこへ、玲子を捜しに来た板垣と再会、玲子は電車を降りた理由が目的地に着くのが怖かったと板垣に打ち明けます。
かつて玲子は、慶太のような金銭感覚で生活していました。
欲しいと望むものは、全て父・桃田保男から買い与えられていたのです。
そして、中学2年の夏、保男が逮捕されます。
会社で経理をしていた保男は、長年にわたり横領していたのです。
玲子に掛かる費用は全て、横領した金で賄われていました。

サチは家や家財を売り足りない分は親族から借金して横領した全額を返済、玲子はサチとともに亡くなった祖母の家へ移り住みます。
そして、保男は離婚届を残し出て行ったのでした。

玲子は自身が原因で保男の人生を壊したと思っており、保男には会いたくても会いたくないと考えていました。
そんな玲子に、板垣は帰ろうと手を差し出します。
今日は保男の住む町まで来ただけで良いと言うのです。
板垣の手を取る玲子、すると男性の声がし声のする方を見ると食堂で働く保男が居ました。

父との再会

「お父さん」と呼ばれた保男は、玲子に気づき突如逃げ出します。
「もう行かないで」
砂浜まで保男を追いかけて来た玲子が呼び止めると、保男は膝から崩れ落ちます。
玲子の人生を壊してしまったと後悔する保男は、玲子に謝罪します。
テニススクールで才能があると言われ、保男は金のために玲子にテニスを諦めさせたくなかったのです。
「これだけで十分だったの」
そんな保男に、罪を犯させてまで欲しくなかったと言う玲子は、保男に買って貰った猿のおもちゃ取り出しました。
玲子はモンキーパスで働き、保男と同じ経理をしていると保男に言います。
そして、玲子は保男に大丈夫と言い、お金は自分のために使うよう言います。
ぬいぐるみに気づいた保男に、玲子は猿彦と紹介しようとして猿渡と言いかけます。
この時、板垣は玲子が慶太のことを想っていることに気づきます。

慶太の才能を認めていた富彦

同窓会から戻ったサチは、慶太を訪ねてみずよう館に来た慶太の父・富彦(草刈正雄)と菜々子を歓待。
慶太は居ませんでしたが、サチの勧めで富彦と菜々子は慶太の部屋をのぞきます。
慶太が幼いころから認めてきたおもちゃの図案を眺める富彦。
富彦は自身と違い慶太には才能があると思っており、その才能を伸ばすには責任がない方がいいと考え、慶太がモンキーパスに入社することを反対していたのでした。

フラれた板垣

伊豆急で帰路につく玲子と慶太、玲子と別れひとりになった板垣は泣いていました。
偶然通りかかったまりあを暴飲暴食に誘う板垣、まりあは菜々子と仲が良く、慶太と結婚するため外堀から埋めようと企んでいました。
そんな菜々子に、板垣は「遅いかも」と言い、意味が分からないまりあは板垣に詰め寄ります。
そこへ、菜々子から連絡があり食事に誘われたまりあは、嫌がる板垣を連れ菜々子のもとへ向うのでした。

ひかりの父

玲子は帰宅する途中、ひかりに会います。
ひかりは壁に絵を描く男性の仕事を眺めていました。
その男性は、ひかりが赤ちゃんの頃、離婚して出て行った父だったのです。
養育費を払わない父に愛が無いかひかりに尋ねられた玲子は、お金と愛の相関関係は分からないと答えます。
しかし、誰かがひかりを傷つければ、全力で守ると玲子は約束します。
ひかりは父のもとへ行き、仕事を手伝うのでした。

玲子に慶太のことを頼む富彦

ひかりと別れた玲子は、鎌倉・浄智寺で富彦と偶然出会います。
富彦は、ひかりの祖父に焼香した帰りでした。
玲子と富彦は仏殿『曇華殿』の前のベンチに座ります。
ひかりのことを慶太が富彦の隠し子だと思い込んでいることを、玲子は伝えます。
富彦は慶太が九鬼家に迷惑をかけていることを詫びると、玲子は迷惑ではないと言います。
慶太が来てから、サチが楽しそうにしていたのです。
玲子は自分のことばかりで、サチを笑顔にすることを忘れていたのです。
そんな玲子に、富彦は慶太が玲子のことを好きだと言い、慶太の傍に居て欲しいとお願いします。
驚く玲子は慶太とは噛み合わないと言うと、富彦は自身も菜々子とは噛み合わないと返答。
しかし、菜々子と居ると楽しいと言う富彦は、慶太のために富彦にとっての菜々子のような存在で居て欲しいと玲子に頼むのでした。

現金書留を隠していた理由

夜、帰宅した玲子は、現金書留を見つけたことをサチに明かします。
サチは保男に生きていて欲しいと願っていました。
玲子に打ち明け、保男のお金を受け取らないと玲子が言ってしまえば、玲子に仕送りするという保男の生き甲斐がなくなることをサチは怖れていたのです。
サチは玲子が結婚する時、玲子に全てを渡すつもりでいました。

慶太に会いたい

慶太の部屋に来た玲子は、玲子が慶太にあげた『おこづかい帳』を見ていました。
すると、玲子は猿の絵が描かれた皿を見つけます。
部屋の前を通りかかったサチは、玲子が欲しがっていた豆皿の代わりになるよう、慶太がひかりから教わり皿に猿を描いたと教えます。

離れの自室に戻った玲子は、豆皿を置く予定だった場所に慶太の皿を飾ります。
庭に出た玲子は、猿彦の居る縁側に座り、いつも優しかった慶太のことを思い出します。
慶太が戻らず寂しい玲子は、慶太に会いたいと思います。
猿彦が寝てしまい、いつの間にか玲子も縁側で眠っていました。

朝になり玲子が目を覚ますと、玄関の引戸が開く音が聞えてきました。
立ち上がった玲子は、玄関の方を見て笑顔で頷くのでした。