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『仮面同窓会』原作ネタバレ!1話から最終回までのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ

ドラマ『仮面同窓会』の1話から最終回までのあらすじを、原作のネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

溝端淳平さん主演の連続ドラマ『仮面同窓会』を200%楽しむために、キャストや各話ゲスト、視聴率の推移をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。

※最新話のネタバレは、リアタイ(視聴)後に追加します。

見逃し配信をチェック

当記事には、『仮面同窓会』の第1話から最終回までのネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「FODプレミアム」で第1話から最新話までの放送をご覧になれます。

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『仮面同窓会』の基本情報

概要(見どころ)

仮面同窓会は、作家・雫井脩介が著した同名小説を原作とするミステリードラマ。トラウマになるほどの激しい体罰を受けた4人(新谷洋輔、皆川希一、大見和康、片岡八真人)の同級生たちが中心となって織りなしていく物語。

高校時代に暴力教師からトラウマになるほどの激しい体罰を受け、過去に蓋をしながら地元から離れた街で生きてきたが、仕事のミスで地元の支店に飛ばされた新谷洋輔(溝端淳平)。
ある日、帰宅途中に偶然、高校時代に気を持っていた女性・竹中美郷(瀧本美織)と再会します。そこで美郷から同窓会に誘われ、洋輔は参加することに。
同窓会ではかつての親友たちと再会し、思い出話に花を咲かせます。その会場には暴力教師、樫村貞茂(渡辺裕之)も来ていました。

同総会終了後、幼馴染の皆川希一(佐野岳)、大見和康(木村了)、片岡八真人(廣瀬智紀)ら3人は洋輔を昔のたまり場に誘い、そこで樫村に復讐するためのいたずらを提案します。
洋輔は乗り気ではありませんでしたが、渋々承諾。
4人は計画を実行しますが、事態は思わぬ展開…なんと殺人事件に発展!

疑心暗鬼に陥った4人がお互いの腹を探り合うドロドロのミステリードラマ、人を信じられなくなるかもしれません。

キャスト一覧

  • 新谷洋輔(28歳):溝端淳平(幼少期=柴崎楓雅)
    住宅設備機器会社の営業マン・狐狸山高校出身
  • 竹中美郷(28歳):瀧本美織
    地元の総合病院の受付勤務・狐狸山高校出身
  • 皆川希一(28歳):佐野岳(幼少期=海津陽)
    洋輔の幼馴染・親から継いだ不動産会社を経営
  • 大見和康(28歳):木村了(幼少期=松本新仁郎)
    洋輔の幼馴染・樫村に強い恨みを持つ
  • 片岡八真人(28歳):廣瀬智紀(幼少期=田代輝)
    洋輔の幼馴染・大学職員・日比野真理の恋人(高校時代)
  • 上原加奈子(38歳):雛形あきこ
    狐狸山高校の美術の教諭
  • ストーカー男(34歳):永井大
    美郷をストーキングしている
  • 樫村貞茂(54歳):渡辺裕之
    狐狸山高校の元体育教師
  • 新谷雅之(享年16歳):小林喜日
    洋輔の兄・16歳の時に事故で亡くなる
  • 日比野真理(享年18歳):吉田志織
    狐狸山高校に通う・卒業直前に飛び降り自殺
  • 井上昭一:遠山俊也
  • 祖父江兼一:森田甘路
    洋輔の同級生
  • 江藤なるみ:松本妃代
    美郷と真理をいじめていた・狐狸山高校出身
  • 里内彩香:華村あすか
    美郷と真理をいじめていたリーダー格 ・狐狸山高校出身
  • 今井奈緒:久住小春
    美郷と真理をいじめていた・狐狸山高校出身

スタッフ一覧

  • 原作:仮面同窓会
    作者:雫井脩介
    出版社:幻冬舎
    雑誌・レーベル:幻冬舎文庫
  • 脚本:山岡潤平(ドラマ「家政夫のミタゾノ」「銭型警部」、映画 「不能犯」「ピーチガール」「honey」)
  • 音楽:有田尚史
  • 主題歌
    曲名:ANOTHER MOMENT
    歌手:HYDE
    レーベル:Virgin Music
  • プロデュース:遠山圭介(東海テレビ)、石塚清和(ファインエンターテイメント)、清家優輝(ファインエンターテイメント)
  • 演出:内藤瑛亮(映画「ミスミソウ」「先生を流産させる会」)、菊地健雄(映画「体操しようよ」「望郷」)
  • 企画:横田 誠(東海テレビ)
  • 制作:東海テレビ
  • 制作著作:ファインエンターテイメント

各話の視聴率

『仮面同窓会』各話の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※視聴率はビデオリサーチ調べ

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ドラマ視聴率ランキング【2019年4~6月期(春ドラマ)】

各話放送日視聴率
1話6月1日3.0%
2話6月8日3.2%
3話6月15日3.1%
4話6月22日3.8%
5話6月29日
6話7月6日
7話7月13日
8話・最終回7月20日

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『仮面同窓会』原作ネタバレ

原作小説の「起」と「承」

起――当初、連れ去った元の場所に戻す計画だった樫村の拉致

高校の同窓会に参加した洋輔は、懐かしい顔ぶれと再会。希一、八真人、和康は、小学校から高校まで一緒だった幼馴染みです。

高校では無茶をする希一の道連れで、生徒指導の体育教師・樫村に「天突き体操」という体罰を度々加えられていました。そんな屈辱は、トラウマとして洋輔らの心に引っ掛かっています。
それで、樫村に対する、ちょっとした悪さを思い付きます。

「仮面同窓会」と名付けられたその計画は、単純な悪戯のはずでした。仮面を付けた4人で樫村を拉致し、いたぶった後は、元の場所に戻す計画でした。

放置する計画ではありませんでした。が、放置する流れになってしまい、そして、翌日、樫村が遺体で発見されます。
置き去りにした廃工場から離れた静池に、粘着テープで縛られた状態で沈められていました。

この樫村殺しについては、最初から最後まで、希一、八真人、和康、そして洋輔は、仲間同士を疑い合います。読者にも、あるいは、そういうことかというミスリードで話が進みます。

だから、真犯人、譲司の具体的な樫村殺しの描写は最後までありません。

前半の最後、和康も美郷に刺殺されますが、その具体的な描写も同様にありません。和康殺しは美郷ではなく、洋輔かと思わせるような記述になります。

二重人格の洋輔が、夢の中で和康を刺す場面が出て来るという具合に徹底されています。で、最終的に判明することですが、樫村殺しとは、高校卒業直前に飛び下り自殺した日比野真理の復讐でした。

日比野真理の兄、鑑別所上がりの「串刺しジョージ」こと日比野譲司(高校時代は旧姓を名乗っていて、真理の葬儀までは、同級生ながら兄と妹という関係は知られていなかった)と、真理の親友だった美郷による復讐でした。

兄の譲司の復讐は分かるとして、何故、最初はイジメのリーダーだった美郷が真理の復讐に立ち上がったのかというと、真理は非常に器の大きいところがあって、イジメのターゲットに転落した、かつてのイジメの首謀者(美郷)にも優しい言葉をかけ続け、そうすることで美郷を救い上げていました。で、美郷にとって真理は親友ということになっていました。

そんな真理が何故、飛び降り自殺をしたかというと、希一、八真人、和康に暴行され、その後、その件について相談した生活指導係の樫村にも重ねて暴行されて、それで自殺していたのでした。

美郷の盗聴器を使っての情報収集でそういうことが明らかになり、樫村殺しが、譲司と美郷によって実行されました。「仮面同窓会」計画に便乗する形で、真理の復讐が実行されました。こういう根幹部分は、おそらく、今後のドラマ展開でも一緒だと思われます。

なお、樫村の抵抗が思いのほか強くて、これなら放置しても自力でテープを剥いで自由になれると希一らが思い込んだことと、大量に水を浴びせかけたので、車まで運ぶ際、自分らがズブ濡れになるのを避けたくて、放置することになったのです。

また、物語開始早々、ストーカーに追われる美郷が洋輔の部屋に遊びに来て、美郷が帰った後、洋輔は「兄」と会話しています。「あそこまでいったら、あとは押し倒すだけ」と言う兄は、洋輔が優しい男を演ずるのを非難しています。
洋輔の住むアパートには、押し入れに住む寄生虫としての兄がいるのです。

また洋輔には、14歳で遥川に落ちて死んだ兄(次兄)がいます。
兄の死は、洋輔にとって樫村に加えられた体罰と同様に悲しくも苦しい記憶になっています。

洋輔の暮らす六畳一間の和室の押し入れの上段に、長男の俊彦が住みついていることは、原作では早くから明らかになります。が、読みようによっては、これは現実ではなく、多重人格という病によるものと読めるようになっています。
押し入れに住み着いている長兄(稔彦)は、次男の雅之の事故にショックを受けて引き籠りになっています。稔彦は、実家を出てアパート暮らしをする弟(洋輔)に付いて来た親公認(?)の寄生虫なのです。

承――美郷に刺殺される和康

ある集団暴行事件の実行に一番はしゃいでいた和康が、4人の中では最初に、美郷によって刺殺されます。が、このあたりの描写は複雑で、良く分からないよう巧妙に記述されます。

まず、「俺」という別人格が公園の銀杏の木の下に隠れてバイト帰りの和康を待ち伏せします。そして、和康に組み付いて口を塞ぎ、それから、樫村と同じ罪だと言って、「闇の中で鋭い光」を放つものを駆使します。
そこから、「中途半端な眠りで……悪夢」を見ていた感じで眼を覚ます洋輔。
時間は夜の7時半。そんな寝起きに美郷が部屋に飛び込んで来ます。で、「ちょっと、手洗い借りるね」と洗面所に向かいます。が、何やら、生臭さを感じて洗面所に行くと、赤色の水滴が散乱しています。

美郷は、赤色の水滴や血痕は初めからあったと言い、逆に、何があったのかと洋輔に尋ねます。洋輔は寝ていたと答える他ありません。それから、美郷は洗面台を洗剤を使って丁寧に洗い、次いで、洗濯物を全部出せと洋輔に言います。

美郷が洗濯機を回して、序に、自分が着ていた黒色のカットソーを脱いで、洗濯機に放り込みます。で、洋輔に男物のシャツを借ります。
洋輔のシャツを着た美郷は、食事に出ようと洋輔を誘います。

そして、夕方の5時からデートしていたことにしようと美郷に言われた洋輔は、美郷が自分のアリバイ作りをしてくれたものと感謝します。が、実は、和康殺しは、美郷の犯行と後で分かります。美郷が和康殺害に使用したナイフを洋輔の部屋の洗面台で洗っていたのでした。

原作小説の「転」と「結」

転――美郷と兄の稔彦の遭遇により、洋輔の二重人格否定

不意に洋輔の部屋を訪れた美郷が、押し入れ上段に住み着いている兄(稔彦)と対面します。部屋に入り込んだ美郷が押し入れの襖(ふすま)を突然に開けて、兄が発見されてしまいます。美郷は、洋輔の兄は死んだものと思っていたので驚きます。

洋輔は、「上の兄」だと説明します。
実家を出てアパート暮らしを開始して以来、ずっと、押し入れの中で寄生虫のように暮らしていると説明します。

盗聴器越しに洋輔が1人でしゃべり続けているのを聞いていた美郷は、洋輔を完全な「二重人格者」だと確信していましたが、和康が殺害された直後、美郷によって稔彦があぶり出され、洋輔の「二重人格者」性は、打ち消されます。

美郷の眼の前に稔彦が現れて、読者も、洋輔の独り言では無かったものと納得(理解)させられます。

結――稔彦、洋輔兄弟によって、岩場から突き落とされる希一と八真人

3人の中に真犯人がいるはずという相互認識により、樫村を拉致放置した大島工業の跡地に、希一、八真人、洋輔が集結します。直接対決をしようということになります。

洋輔は、現地に向かうに際して自分の身に何かが起こる可能性を感じ、美郷に電話します。これから数時間以内に自分からの連絡が無ければ、現場に誰か応援の人間を伴って来て欲しいと連絡します。
そういう手を打ったうえで、洋輔は希一と八真人と対面します。

そこで、洋輔が知らなかった真実を希一が語り始めます。
日比野真理を八真人の家に呼び出し、そこに希一と和康が乱入して酒盛りが始まりました。で、真理が酔っ払ったところで、3人で暴行に及びました。
その直後、真理は樫村の元に相談に行き、そこで樫村からも暴行を受け、それで、飛び下り自殺に至ったというのが希一の告白した真実です。八真人もそれを否定しませんから、ほぼ真実と見て良いわけです。

その時、希一、八真人、洋輔の3人に忍び寄る影があります。
情報収集目的で盗聴し、そして洋輔の恋人を演じていた竹中美郷、その美郷が洋輔に接近する為のキッカケ作りにストーカー男を演じた真理の兄の日比野譲司(高校時代は、宮本譲司)、そして何故か兄の稔彦もいます。

突如、現場に出現した譲司(鑑別所あがりの串刺しジョージ)によって、希一、八真人は制圧されます。そこから遥池の岩場まで車で運ばれます。
希一、八真人は縛り上げられ、重石を括り付けられます。そして、譲司は、洋輔に岩場の上から八真人を落とせと命じます。雅之が川に落ちて死んだのは事故ではなく、八真人が突き落としたのだと告げます。

当時小学生だった八真人は、雅之に弱みを握られていました。
八真人が盗撮騒ぎを起こした現場に、雅之が居合わせていたのでした。以来、雅之に早熟な「性癖」を見咎められた八真人は、雅之に逆らえなくなっていました。奴隷のような立場から自由になる為には、雅之を殺すほかありませんでした。

ドラマでは万引きを咎められただけでしたが、原作では、もっと深刻で、秘密にしたい出来事を見られていたことになります。奴隷のような理不尽を八真人が雅之から要求されたのは、小学6年生にしては余りに早熟な八真人の「性癖」故のことでした。

八真人は、親のビデオカメラを持ち出し、それをバッグに忍ばせ、スーパー、本屋で女性のスカートの中を盗撮していました。そういうことを重ねている内、レンタルショップの店員に盗撮現場を抑えられ捕まります。が、寛大な店員のおかげで、警察に通報されることも無く放免されます。が、その一部始終を雅之に見られます。以来、八真人は雅之の奴隷になります。

あの日、八真人を連れて上流に行った雅之は、岩場の木陰でズボンを下ろし、八真人にある「おぞましい」ことを要求しました。その瞬間、雅之に対する殺意が八真人に湧き上がりました。その一部始終を希一は遠くから秘かに目撃していたことになります。

それからというもの、八真人は希一に絶対服従しなければならなくなりました。
中学、高校生活の日々、八真人は希一に支配されながら、その一方では、洋輔の兄を殺してしまったという負い目故に、洋輔の親友として振る舞う他なかったのです。

希一を兄の捻彦が岩場から遥池に突き落とし、続いて、弟の洋輔が八真人を突き落とします。

譲司、美郷、捻彦、洋輔による新しい「鉄の結束」が始まります。それぞれが手を汚し合い、秘密を共有するのが「鉄の結束」というものの意味なのでした。

なお、譲司は年上ではありますが、洋輔のひとつ下の学年であり、留年した希一たちとは同級生(卒業時同期)。であれば、留年した3人と、とにかくストレートに卒業できている洋輔が、何故、同窓会で遭遇したのか不自然なのですが、その訳は、狐狸山高校の同窓会は毎年決まって5月の土曜日で、そして、各年次ごとに街のあちこちで開かれているからです。

つまり、洋輔が同窓会に出席した日、狐狸山ホテルの別ホールでは、洋輔の1期後の卒業生の希一らの同窓会も開催されていました。
希一らが会場から姿を消してから洋輔は祖父江兼一(森田甘路)と会話していますが、それは希一ら3人は別ホールの1期下の同窓会場に入っていたからでした。

『仮面同窓会』原作とドラマを比較考察!ドラマの最終回を予想

ドラマの「起」と「承」(第1話~第4話)

起――樫村の拉致と死、そして遺書

ストーカー男(永井大)に追われて逃げ回る竹中美郷(瀧本美織)。タクシーに乗って逃げたり、新谷洋輔(溝端淳平)の運転する車で逃げたり、建物の階段上に逃げたりするシーンがドラマでは多用されます。

原作では、美郷というのは、美少女で儚げであった日比野真理(吉田志織)と比べて、結構したたかな女です。
第一、もともとは真理に対するイジメのリーダーで、その後、立場が逆転して「竹中(美郷の姓)菌」と呼ばれていた女子生徒です。が、ドラマでは、スタート当初、か弱いだけの美郷として登場します。

原作では、真理の持つ「守ってやりたくなる力」が発揮されて、真理へのイジメは直ぐに無くなります。殆どの男子生徒が真理に取り込まれて、彼女の後ろ盾になってしまったからです。

金遣いが荒いうえに男性関係が奔放な美人美術教師・上原加奈子(雛形あきこ)というのは、ドラマでのオリジナル登場人物です。
また、串刺しジョージ(永井大)に襲われる里内彩香(華村あすか)、今井奈緒(久住小春)、江藤なるみ(松本妃代)という真理のイジメグループもオリジナルです。

そして、ドラマでの洋輔は、六畳一間の和室ではなくマンション住まいです。和室特有の押入れが無いということなのか、寄生虫の兄は起承転結の前半、起承部では一切登場しません。
だから、寄生虫の兄との会話は皆無です。一方的な幻聴があるだけです。兄の存在を思わせるものとしては、写真立てに納まる兄(下の兄の雅之)の顔写真だけです。

「仮面同窓会」で樫村貞茂(渡辺裕之)を拉致、放置した廃工場ではなく、そこから離れた池で、樫村が遺体で発見されるのは原作と一緒です。

因みに、美郷のプレゼントに仕込まれた盗聴器、原作は携帯ストラップ。ドラマではスマホケース。盗聴によって希一ら4人による「仮面同窓会」情報を事前にキャッチしていた美里と串刺しジョージ。樫村を廃工場から静池に車で運んだジョージが、樫村を池に沈めたことが後で分かります。

その後、八真人の勤務先に樫村の遺書が届きますが、原作では樫村の遺書は出て来ません。また、この時点では、串刺しジョージという存在も洋輔には良く分かっていませんし、このジョージが美郷のストーカーであり、美郷とグルであるとは、洋輔は夢にも思っていません。

承――和康の転落死と洋輔の爪に残る血痕

そもそも希一にとって、「仮面同窓会」は樫村への恨みというより、「鉄の結束」を固め直す為の儀式。
追々分かって来ますが、最初の「鉄の結束」儀式が雅之の落下事故後のこと。
次いで、洋輔の卒業後、留年した皆川希一(佐野岳)、片岡八真人、大見和康(木村了)ら3人による暴行儀式。

ドラマでは、八真人が真理に別れ話を持ち掛けて、そこに現れた希一が、「まあ、あとは任せておけ」と、何やら、意味深な言葉を投げかけています。
そして、真理の飛び下りがあった直後、3人の女子生徒の不可思議な会話。江藤なるみ(松本妃代)が、「なんで?」と呟き、今井奈緒(久住小春)が、「私たちのせいじゃないよね」と同意を求め、最後に、里内彩香(華村あすか)が、「当り前じゃない」と突き放すように言っています。真理をイジメのターゲットとしていたこの3人の女子生徒が真理の死に深く関わっていたことを匂わせています。

実際、彩香は第1話で、奈緒は第3話で「串刺しジョージ」に襲われています。
原作では、「串刺しジョージ」は父親(1年後に死亡)とその愛人を襲うだけで、3人組の女子生徒は登場しません。

前半の最後、和康がビルから落下死します。洋輔の部屋に来た美郷により、和康の死が知らされます。

そして、洋輔自身、あるいは自分が和康をビル屋上から突き落としたものかと疑います。
洋輔の爪の間に付着している血痕が、自身の多重人格性を疑わせます。爪の間の血痕こそ、和康の首を絞めた証かも知れないわけです。

ドラマでの「転」と「結」(第5話~第8話)予想考察

転――洋輔の寄生虫、兄の稔彦役は誰?

前半の第4話まで、一切登場していない長兄の新谷稔彦役のその俳優名が明らかになっていません。稔彦と美郷は、どのように対面するのでしょうか。
原作では和室六畳一間の押入れに寄生している稔彦ですが、マンションでも和室があれば押し入れはありますが、ただし、洋輔の住むマンションに和室があるようには見えません。

兄は、どこから出てくるのか?
あるいは、兄は出現しないという展開になるのか?
原作とは異なる見どころの1つです。

またドラマでは、真理の死の直前、彼女は校舎屋上で八真人と会っています。イジメられていることを見かねて、イジメグループに向かおうとする八真人に対して、自分で解決するからと、そういう行動を拒絶しています。
その時、八真人は、自分のネクタイをお守り代わりだと言って真理に渡しています。ですから、その後、両親が出払っている自宅に真理を呼び寄せ、酒を飲ましたうえで、集団(3人)で性的暴行に及ぶという原作の展開は考え難いように思います。

真理の落下現場には、八真人から貰ったと思われるネクタイがありましたし、なにより、八真人には真理を思いやる気持ちが大きいことが分かっていて、そこからどうなると、真理への集団暴行の片棒を担ぐことになるのか、ちょっと組み立てが難しいような感じがします。
原作とは違う何らかの理屈が必要になってくると思います。

結――原作には無い雛形あきこさん、久住小春さんの役割推察

長兄の稔彦は最後まで登場しないと仮定すると、雛形あきこさんが演ずる上原加奈子が、10歳も年の離れた原作での稔彦の代役になると推測できます。

希一を岩場から遥川に突き落とすのは、原作では稔彦でしたが、ドラマでは希一に虐げられてきた積年の恨みを晴らすべく、樫村拉致に使った「赤いテープ」をネタに希一をゆすって、3千万円を要求していた加奈子が、希一、八真人、洋輔の3人が集合している場に、譲司、美郷とともに現れて、3千万円が振り込まれないことに怒り、希一を突き落とすという展開が予想されます。

そしてその後、八真人を雅之の敵(?)として洋輔が落とすことになると思います。

また、串刺しジョージの襲撃を受けた元「モーニング娘」の久住小春さんが、第4話では、頬に大きな絆創膏を張った姿にて病床で苦しむ場面がありました。
あの何かと話題の絶えない元モームスの久住小春さんが、あのままで終わるとは思えません。もう一度、表に出て来るものと予想します。

いずれにせよ、真理の死がストーリーの真ん中にあるとすれば、真理の恋人だった八真人の言動が最終回に向けてのポイントとなるでしょう。

ドラマでは、真理をイジメる相手に対して八真人がアクションを起こそうとするところで、真理は自分で解決すると言っています。で、八真人は自身のネクタイを外して「お守り」にと渡しています。そして、真理はそのネクタイを持って飛び下りています。

一方、原作小説では、真理の「支えて欲しそうな目」が耐えられない八真人がいます。「誰かを支えられるほど余裕ある人間ではない」ことを自覚しています。
八真人は寧ろ、美郷のようなしたたかな女性に支えて貰いたかったのです。

原作では、真理を守り切れずに見放し、見捨てる八真人が目立ちますが、ドラマでは、真理を守ろう、救おうとする八真人がいます。

ドラマ版で、お守りにネクタイを渡していた八真人が、何故、真理を守り切れなかったのか、納得のゆく筋立てに期待して、最後までドラマを見守りたいと思います。

『仮面同窓会』各話のあらすじ

2019年6月1日から東海テレビ・フジテレビ系にて放送開始された溝端淳平さん主演の連続ドラマ『仮面同窓会』の各話あらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。

1話のあらすじネタバレ

第1話では、ストーカー男役の永井大さんの怖さが見どころです。妙な歩き方といい、美郷を追ってタクシーに取り付いた表情といい、良く研究されていると思います。

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2話のあらすじネタバレ

第2話では、美術教師・上原加奈子役の雛形あきこさんの演技が見どころです。
世間によく知られている雛形さんのご亭主は、これをどう見るのでしょうかね。雛形さん、よほど何か思うところがあって、このオファーを受けたものと思われますが、ちょっと、余計な心配をしてしまいました。

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3話のあらすじネタバレ

第3話では、上原加奈子役の雛形あきこさんの無茶苦茶な男性アタックが見どころです。
なりふり構わないアプローチが怖いです。和康へのアプローチが今後も続くとして、果たして、和康は、もちこたえられるのでしょうかね。

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4話のあらすじネタバレ

第4話では、瀧本美織さん、松本妃代さん、華村あすかさん、久住小春さんの女子高生制服姿が見どころです。表情的には、どうしても曇りがちになる場面ばかりでしたので、それが残念でした。

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5話のあらすじネタバレ

『仮面同窓会』5話のあらすじネタバレは、2019年6月29日(土)23:40の放送後こちらに追加します。今しばらくお待ちくださいませ。