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『ミス・ジコチョー』10話(最終回)のネタバレ感想!失敗と向き合えないことが失敗。認めない清原社長は罪!

2019年12月20日に放送されたドラマ『ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~』10話(最終回)のネタバレを含むあらすじと感想を、放送後にSNSで最も注目を集めた出来事を含めてお伝えします。

いよいよ最終回、大手自動車メーカー・SIMIZUのリコール隠しを暴けるのか?
そして、ホストへの研究費使い込みを疑われる真奈子はどうなる…。

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『ミス・ジコチョー』最終回のあらすじネタバレ

交通事故の事故調で、大手自動車メーカーSIMIZU社製のポルトJに構造上の不具合があると指摘した、東京第一大学工学部教授・天ノ真奈子(松雪泰子)に研究費流用疑惑があるとの暴露記事が週刊誌に出てしまいました。
天ノ教授は大学の教授会で非難を浴びますが、心配する研究室メンバーの秘書・辻留志保(須藤理彩)助手・野津田燈(堀井新太)、助手・西峰郁美(高橋メアリージュン)に対し、時間外の余暇活動だから大学とは関係ないと言います。
SIMIZUの事故調からも降りるよう連絡が入りますが、解任動議が出される次回の委員会まで調査を続けると主張。自分は父親の事故以降ずっと考えてきたが、自動車事故は絶対になくならない、今回の事故をきっかけに見せかけの安全神話を終わらせたいと言いました。

天ノ教授の母でもある国立工学創造センター長・南雲喜里子(余貴美子)の元には、ロボットカーを共同開発しているSIMIZU自動車社長・清原明夫(前川泰之)と自動車技術部長・沼尻壮一(上杉祥三)が来て、教授に対し研究費の打ち切りを匂わせつつ実現不可能であっても、現在5年後完成予定のロボットカーを3年で完成すると発表するよう圧力を掛けます。

事故後被害者家族、加害者の牧野勇作(辻萬長)宅にマスコミが押しかけ取材を続けています。ホテルで避難生活をしている牧野は家族を心配していました。
天ノ教授は、事故原因と思われる部品から出る音を牧野に聞かせますが、覚えがないと言います。重ねて家族に指摘されたことがないか問うと、家族は車に興味がない、娘はペーパードライバーだから知らないだろうと答えます。

天ノ教授の実験に協力しているSIMIZU自動車OBで自動車整備工場社長・九坂清士(岩城滉一)が独自にポルトJについて調べた結果、この半年間にブレーキ不具合が確認できたこと、そして複数の車ではオーナーが知らないうちにブレーキの効き具合に関連する部品(チェーンテンショナー)が交換されていたことが判明します。

部品の不具合を証明するため実験を行う場に、SIMIZU自動車・沼尻が現れます。九坂社長が実験の公正性を保つため沼尻を呼んだのでした。
沼尻立会いのもと行った実験では、バキュームポンプのボルトがゆるみましたがブレーキの効きに変化はなく、今回も仮説は実証できませんでした。そこへ辻留から電話で研究室に経理部の監査が入り、例のファイルが持ち出されたと報告がありました。経理には不正は明らかだとの密告があったらしいのです。
天ノ教授達が慌ただしく帰った後、九坂社長と沼尻は昔話を始め、沼尻も慣れた様子で工具を扱います。九坂社長は沼尻に会社は誰の物かと問いかけました。

天ノ教授は助手の野津田と倉庫へ行きます。そこは天ノ教授が私費を投じて教え子たちと「粒子加速器」=タイムマシンを研究している個人ラボで、週刊誌に掲載されたホストも教え子の一人でした。
メンバーは他にそれぞれ研究所や大学に勤めていて各々のトップシークレットを持ち寄って研究を行っているので、ラボの存在が公になるとそれぞれの立場が危うくなるため、天ノ教授は誰にも言わず秘密にしていたのでした。
天ノ教授は自分が人類最大の失敗と考えるスリーマイル島事故や3.11を防ごうと真剣に考えていたのです。
ラボが立ち入り検査を受けたらすぐに解体するようメンバーに告げ、天ノ教授は野津田と帰宅します。

天ノ教授は野津田に、父親が必ずハッピーエンドのSF小説を書く売れない作家だったこと、そんな父の物語が嫌いで、自分と父を研究のために捨てた母親と同じ道を歩いたが、それを父が喜んでくれたことなどを話します。
研究室が無くなったら野津田をまた失業させてしまう、自分は失敗してしまったと謝りますが、野津田は天ノ教授の話に感動して涙するのでした。

SIMIZU自動車がアメリカの大手メーカーとの合併を発表、世界一の自動車メーカーになり、社長には清原が就任します。
南雲教授はロボットカーの研究成果が取引材料にされたのだと思い至ります。また天ノ教授の研究室でも、不具合を隠ぺいする理由がこれだったかと納得していました。

南雲教授のもとに、野津田が教授から借りたポルトJの資料を返却しに来ます。そして偶然か故意か不明だが、資料に抜けがあるようだと言います。そして天ノ教授を心配する教授に、天ノ教授がスキャンダルで書かれた金をタイムマシン研究に使っていることを話しました。

天ノ教授は父の命日前日墓参りに行き、父のことを思い出しています。それは自動車事故で亡くなる直前、母親の南雲教授にとっては自分と結婚したことは人生最大の失敗だった、だから天ノ教授は失敗の申し子だと笑っていた父でした。
するとそこへ南雲教授も来合わせ、事故の再現実験に車をたった一台しか使わないのはデータ不足だと指摘します。
そして自分は20年間ずっとロボットカーの研究を続けやっと実現まで漕ぎつけた、その間に自分の目は曇ってしまったようだ、共同研究者がそれに値するかを自分の目で確かめると言い、一緒に九坂自動車で再現実験を行います。

実験中、食事時に固い瓶のふたを開けるため、社長が瓶のふたをバーナーで温める様子を見て、天ノ教授は事故車のエンジンルームが熱くなっており、そのため部品の不具合が起きたのでは、と仮説を立てます。
しかし他の事故ではこの仮説が成り立つものの、牧野の事故ではこの仮説が成立しません。そこへ牧野の担当弁護士・守康堅一郎(寺脇康文)から牧野が示談に応じると電話が来ました。

天ノ教授と野津田が牧野に合うと、もう充分、子供が心配だから示談に応じると言います。守康弁護士も補償金は保険の範囲内で納められると言います。その書類を見た天ノ教授はあることに気付き、牧野にもう少し待ってくれるよう頼みました。

大学では教授会に辻留が呼ばれていました。
経理に不正は見つからないが、私的研究に参加している人間に疑義があると天ノ教授を辞めさせる方向のメンバーから、天ノ教授の研究について知っていることを言えと攻められた辻留は爆発し、自分は天ノ教授が大学を辞め、最先端の環境で自分の能力を最大限生かせる環境で働いて欲しいと思っている。でも天ノ教授は敢えて大学にいる、それは大学教授として未来を創る人である次の世代に、正しい知識や経験を繋ぎ、過去と同じ過ちを繰り返させない「失敗学」が大切と考えているからだ、と熱弁を振るい、失敗を乗り越えてこそ未来があると締めメンバーを圧倒しました。

守康弁護士が持つ保険証書を見た天ノ教授は、牧野がペーパードライバーと言っていた娘が実は父親を心配して、自分が代わりに運転しようと考え、最近保険に加入したうえ、一人で運転の練習をしていたことを知ります。
牧野が事故を起こした当日も2時間運転しており、エンジンは熱くなっていて天ノ教授が立てた仮説と条件が一致することが分かったのです。そこで南雲教授と図って九坂自動車にSIMIZU自動車社長・清原と沼尻を呼び実験が行われます。

仮説と同じように予めエンジンを温めておいた車は、今までの実験と違いブレーキが効かない状態になりました。
清原社長はこんな町工場で行われた車一台の実験結果など信頼に欠ける、SIMIZUの安全神話は揺るがないと言いますが、九坂が全国の町工場に声をかけ、158台で同時に実験を行っていた結果、うち9台でブレーキが効かなかったのです。これは通常リコールを報告する不具合発生件数を大きく超えており、リコール隠しに当たります。
10億で目をつぶれと教授達に言う清原社長に、沼尻はもうやめよう、自分たちは道を間違えたのですと泣きつきます。自分は失敗していないと言い張る社長に対し天ノ教授は、自動車業界に新規参入が少ないのは、自動車が最先端技術の結晶であり、それは長年の失敗を積み重ねて研究した結果である。でも社長はかけがえない失敗を私利私欲のため握りつぶした、それは失敗ではなく犯罪で、社長に安全を語る資格はないと断罪しました。
これでロボットカーは10年遅れると呪うように言う社長に対し南雲教授は、天ノ教授はスイッチが入ると誰にも止められない、私の最高傑作だと言い天ノ教授と笑い合いました。
清原社長はリコール隠しと業務上過失致死で逮捕され、アメリカメーカーとの合併は白紙となりました。

牧野は被害者宅を謝罪のため訪れますが、逆に被害者から今まで酷いことを言って申し訳なかったと頭を下げられます。
そして自分も失敗を認められず謝罪が遅れて申し訳ないと言います。そこに現れた子供に、天ノ教授はクリスマスプレゼントを渡して家を出ました。牧野は免許を返納し、これからは娘が運転する車の助手席に座る、と笑って去っていきました。

研究室で自分がいかに活躍したかを力説する辻留にお礼を言い、天ノ教授は野津田を連れて新たな事故調へと向かいました。

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『ミス・ジコチョー』最終回のネタバレ感想

50代女性

yuki

車が大好きなのに加害者になってしまった牧野さんが、事故加害者になってしまったことは残念ですが、免許を返納して家族を安心させたのは良かったと思いました。

来年は免許制度が改正され、高齢者やペーパードライバーを自認する人は運転の実技試験を経て、合格しなければ運転ができなくなるとのこと、少しでも事故が減ると良いと思います。同時にロボットカーのような安全な車の普及にも期待したいです。

天ノ教授は最後までクールビューティーで情に厚く、理想に燃える人で素敵でした。研究室メンバーとの関係性も理想的で、毎回ゲスト出演される俳優さんも素晴らしく、本当に楽しく見ていました。続編を熱望します。

失敗と向き合えないことが失敗。認めない清原社長は罪!

この期に及んで「個体差だ」などというSHIMIZU自動車の社長・清原。「失敗と向き合えないことが失敗」だと社をあげて改めないと、SHIMIZU自動車に未来はないでしょう。

また、自動車という人によっては生活の基盤であり、命を繋ぐものとなるものを提供する会社のトップが、人の命をなんとも軽く考えている姿には怒りを感じました。
そのため、真奈子たちが、清原社長をぐうの音も出ない程に徹底的に追い詰める展開にスカッとしましたね。

まとめ

テレ朝の人気ドラマ『ドクターX』の大門とは真逆の台詞、「私失敗しちゃった」を決め台詞とした『ミス・ジコチョー』。
現代社会でも話題となった出来事を扱うことも多く、「失敗から学ぶ」という姿勢が、いかに大切かを教えられました。

失敗と向き合えないことが失敗!
失敗を認める勇気を持ち、失敗から学び這い上がることの大切さを忘れないようにしたいと思わされました。

当初、『ガリレオ』のオマージュ?なんて思っていましたが、別物でしたね(似たところもありますが…)。

過去の学びから「失敗学」の重要性を説く主人公の天ノ真奈子。
真奈子が、常日頃から失敗と向き合うことをモットーとし、現代社会の「失敗」を損得抜きで赤裸々にしていく姿には、スカッとします。
最終回を見終えて、素晴らしいテーマを扱った良いドラマだったなと感じられました。

是非、失敗から学んだ真奈子たちが、宇宙エレベーターやタイムマシンを実現させるところを続編で描いてもらいたいですね。