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『隕石家族』8話(最終回)のネタバレ感想!隕石は地球に落ちた?答えは?

2020年5月30日に放送されたドラマ『隕石家族』8話(最終回)のネタバレを含むあらすじと感想を、放送後にSNSで最も注目を集めた出来事を含めてお伝えします。

遂に最終回、会社の倉庫からマッサージチェアを盗んだ容疑で和彦が逮捕される!
果たして、巨大隕石衝突の日、人類は門倉家はどう過ごすのか…。

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この記事には、『隕石家族』8話(最終回)のネタバレが含まれています。まだご覧になっていない方は、「FODプレミアム」で過去の放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

『隕石家族』8話(最終回)のあらすじネタバレ

隕石落下まで、あと1ヶ月。――窃盗容疑で逮捕された和彦(天野ひろゆき)。美咲(泉里香)は、和彦がリストラされた会社(アムロ電機)に電話して、そこで、退職金どころか一時金も出ていないこと、そして、盗難被害のあったマッサージチェアが納められていた倉庫から和彦の指紋が検出されたことを知らされます。
そんな時、和彦が依頼していた運送会社員がやって来て、正子(松原智恵子)が愛用しているマッサージチェアを引き取って行きます。マッサージチェアは、どうやら高額転売(買取り)される模様です。

そういう状況証拠があって、美咲だけでなく、久美子(羽田美智子)も結月(北香那)も、「お父さん(和彦)は絶対に盗みをやっている」と決め付けます。が、ほどなく真犯人、何かと問題のあった元部下の久保田直之(影山徹)が捕まり、容疑が晴れた和彦は釈放されます。正子のマッサージチェアも買取りには回されず、門倉家に戻ります。

和彦は、警察のみならず、家族にも窃盗を疑われたことに憤慨するのですが、しかし、それでは、つい先日の贅沢な牛肉などの食材購入は何処から出た金によるものなのかということになります。――実は、その金は結月と別離を切り出した直後の森本翔太(中尾暢樹)から借りたものでした。恥も外聞もない借金の申し込みの際、和彦は、もうひとつ、結月を宇宙に連れて行ってくれと翔太に頼んでいました。別れるなどと言わずに、結月を説得するよう頼んでいました。が、結果として、宇宙に二人が飛び立つことはありませんでした。

あと、隕石落下まで14日となったところで、翔太は結月にプロポーズして、指輪を渡します。

地球最後の日。結月と翔太の結婚式が門倉家内で執り行われます。
久美子のパート先のスーパーでも最後の営業が終わり、その別れ際に、パート仲間の岡田芳子(真瀬樹里)から、若い二人の結婚式のケーキをプレゼントされます。
和彦らによる結婚式準備が整い、それから、久美子が神父役になっての結婚式です。そして、庭に出て線香花火で遊びます。そこで、結月が体力不足で不合格となり、それで宇宙船に乗れなかったというのは嘘だとバレます。地球最後の日、家族と一緒にいたかった結月の嘘だと分かります。翔太は、結月の嘘に付き合ってくれていました。美咲が、「宇宙船に乗れば生き残ったのに馬鹿よね」と、憎まれ口を叩きます。翔太と結月は、ボイスメモを宇宙ステーションに送ることで、自分たちの声は永遠に残ると主張します。

隕石落下の予測時刻、深夜12時に向けてのカウントダウンが始まります。手を繋いで円陣を組む翔太を加えた門倉家の家族。その時、緊張して生理現象が発生し、トイレに行きたいと言い出す和彦、ガスの元栓を閉めたかどうかの確認に行きたいと言う久美子、携帯を取って来て最後の家族写真を撮りたいと言う美咲。地球最後の瞬間だというのに、それぞれが意味不明なことを口走り、それを結月が叱責します。――が、カウント終了後、結局、何事も起こらず、和彦は股間を抑えてトイレに走ります。「うちの家族は宇宙一」と、久美子。

それで物語の全てが完結したと思っていると、「巨大隕石が再び軌道を戻して……」という報道がなされ、「え~っ、またぁ」と、久美子が人ごとのように呟きます。

『隕石家族』8話(最終回)のネタバレ感想

50代男性

ゆの字

結局、良く分かりませんが、SNSなどのソーシャルメディアではなく、既存のマスメディアによるフェイクニュース(誤報)に翻弄される家族が、最終的に「無常」の境地、「悟りの境地」に至るという物語だったのですかね。

あるいは、本ドラマでは、無暗な個人主義、自由主義に対する反発、反省、または警鐘としての家族主義、家族制度復活を言いたいのでしょうかね。家族制度こそ個人主義の対立概念ですが、今日的な個人主義とは、自分自身以外の他者の個も認める立場になっています。

でも、まあ、家族制度こそ封建制度がもっとも完備した徳川政権の要諦だったのですね。家族制度は、徳川時代を支える社会秩序として定着、発達しています。忠義とか礼を重んじる朱子学は統治者(徳川家)に支持され、それが家族制度のみならず、士農工商システムの維持にも役立ってもいました。そういう意味では、明治以前の復古主義、原始主義が家族制度です。門倉家という「宇宙で一番の家族」は、久美子以下、各自の個人主義、自由主義を卒業し、千変万化に流転する「無常」の世を受け入れてゆくことを容認した家族ということになりましょうかね。または、「大河の一滴」としての生き方に目覚めてゆく家族の物語だったのでしょうかね。

隕石は地球に落ちた?答えは?

放送後、隕石は地球に「落ちた?」「落ちなかった?」とネットでは疑問の声が殺到しました。

和彦らが動きだした時に、外がピカッと光っていたことから、完全に隕石落ちたと思いましたよね。
でも、その後に地球と瓜二つの惑星から門倉家一同の声が…
そしてエンディング後にママ・久美子が、ラジオの隕石接近を聴いて「またあ」と溜息をついてます。

「う~ん」これはどちらとも取れますよね?
そこで、気になったドラマル編集長は、放送後に公式サイトを隈なくチェックしました。
すると、「クランクアップコメント」に答えが!
なんと、羽田美智子(門倉久美子)、泉里香(門倉美咲)、天野ひろゆき(門倉和彦)に対して、制作スタッフが次のような質問をしているのです。

続編があるとしたら何年後の、どんな状況を演じたい?

これに対して、羽田さんは「3年後…」、泉さんは「10年後…」、そして天野さんは「隕石の危機に対峙した家族ですからね…」と答えているのです。
つまり、スタッフもキャストも、隕石が地球に落ちていない前提での話をしています。
特に、天野さんの「隕石の危機に対峙した家族」という発言は、隕石が地球に落ちなかったという決め手となる発言といえます。

門倉家の家の外がピカッと光った原因は分かりませんが、「地球に隕石は落ちなかった」というのが正解(答え)でしょう。

まとめ

キャプテンというサイコキャラに振り回された門倉家でしたが、地球最後の日とされる時に素敵な家族として一つになれたところが素敵でした。
何年後かの門倉家を見たいと思った人も多いのではないでしょうか?

わたしも家族の大事さを痛感する今日この頃。『隕石家族』の世界は、まるでコロナの世界に生きるわたしたちを写し出しているようでしたね。

『隕石家族』を見てってわけでもないんですが、次の第2波(隕石)に備えて…また変わってしまった世界で、どう生きていくのかを考えさせられる日々。怖れるべきはしっかりと怖れつつ、変化を恐れずに生きていきたいと感じました。

それにしても、意図したわけではないでしょうが、視聴者の気持ちにささる絶妙なタイミングで放送された、最後まで不思議なドラマでしたね。