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『いだてん』36話のネタバレ感想!前畑がんばれ!ヤーコプの死は史実

2019年9月22日に放送されたドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』36話のネタバレを含むあらすじと感想を、放送後にSNSで最も注目を集めた出来事を含めてお伝えします。

36話では、ついにロサンゼルスオリンピックの雪辱を期す前畑秀子のレースが始まる!
経験したことのないプレッシャーと闘う前畑。日本人女性初の金メダル獲得なるか…。

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『いだてん』36話のあらすじネタバレ

ロサンゼルスオリンピック後に引退するつもりでいた前畑秀子(上白石萌歌)。
しかし当時の東京市長・永田秀次郎(イッセー尾形)に「なぜ金を取れなかったんだ。あとたったひとかきだけだったのに」と責められたことで、引退を撤回。
それからは、毎日、2万メートル近く泳ぐというとんでもない猛練習を続けることに。これにより、世界新記録も叩き出し、その後も自らその記録を三度も更新したのでした。
そんな前畑のライバルは、ドイツのマルタ・ゲネンゲル。
数日おきに互いの記録を更新するなど、しのぎを削ってきました。

そうして、ベルリンオリンピックを迎え、前畑のもとには、日本中から224通もの激励電報が届いていました。
その中には、「辛いときには押し花がいい」という金栗四三(中村勘九郎)からの電報も。

日本中からの期待とプレッシャーに押しつぶされそうになる前畑。
歯に衣着せぬ田畑政治(阿部サダヲ)さえも、精神的に追い詰められた前畑の前では強く言えず、腫れ物にでも触るように気遣って接していました。

一方で、同行してきたNHKアナウンサーの河西三省(トータス松本)が風邪をこじらせてしまいます。
河西はこれではまともな実況ができないと、降板しようとしますが、それを田畑が阻止。ロス五輪のときより、前畑の実況中継は河西がやると約束していたのでした。
ただ実況の際には、前畑を追い詰める言葉「頑張れ」だけは使わないようにと、お願いする田畑でした。

そして、競泳女子200m平泳ぎ決勝当日。

思いつめた前畑は、電報の紙を食べるという奇行に走ります。
なんでも、みんなの想いを食べて「日本人みんなで泳ぐんだ」という。
これに呆気にとられる田畑や、選手仲間の松澤初穂(木竜麻生)たち。

一方、マルタのもとにヒトラーが激励にやってきました。
周囲から「ハイルヒトラー」という敬礼の声が上がり、物々しい雰囲気に包まれます。
このとき、ラトゥール会長から「ヒトラーにお礼を言いなさい」という言葉を思い出した田畑。勇気を振り絞ってヒトラーに、声をかけます。
付き添いのヤーコプに通訳を頼みますが、敬礼したまま固まってしまい、動きません。そこで、日本語で東京招致に関する感謝を伝え、最後に「ダンケシェン(ありがとう)」と付け加えました。
これにヒトラーは握手で応えたのでした。

会場にはヒトラーも観戦に来ており、客席はマルタコールで満ち溢れます。
そして日本では、皆がラジオの前に噛り付きながら、前畑の勝利を信じて今か今かとスタートの号砲を待ちます。
高石勝男(斎藤 工)や鶴田義行(大東駿介)、野田一雄(三浦貴大)も、朝日新聞社のラジオの前を陣取って実況を心待ちにしていました。

そうして、日本時間の午前0時を回った頃、号砲が鳴り、スタート。

レースは、しばらくもすると前畑とマルタの一騎打ちの様相となり、50mあたりから前畑が僅かにリード、その後、つい実況に熱が入った河西は「前畑がんばれ!前畑がんばれ!」と何度も繰り返し、日本中がそれに合わせて「頑張れ!」と声援を送って熱狂しました。

結果は、前畑の逃げ切りで勝利。
見事、ロス五輪の雪辱を果たし、金メダルを勝ち取ったのでした。
記録は、3分3秒6。ロス五輪の記録より3秒も早いタイムでした。

表彰台では、日章旗が掲げられ、感涙に咽ぶ前畑。
この勝利に日本中も泣きます。

今回のオリンピックで、水泳競技は、金メダル5個、銀メダル2個、銅メダル5個を獲得。

そうして、ベルリンオリンピックは幕を閉じ、最後に「1940 SEE YOU TOKIO」という言葉で締めくくられたのでした。

田畑は帰り際、ずっと付き添いでサポートしてくれたヤーコプに、4年後のオリンピックでも通訳が必要になるからと、東京にきてほしいと告げました。
しかし「それは難しいかもしれません」と答えるヤーコプ。そのとき、近くを通るドイツ兵に敬礼するも一瞥され、体を強張らせるヤーコプでした。

日本へ帰国すると、嘉納治五郎(役所広司)が、さっそく1940年東京オリンピックに向け、組織委員会を組閣。
メンバーには各界の大物を迎え、そのためか、其々が其々の立場で好き勝手発言し、会議ははいつも喧々囂々(けんけんごうごう)、収拾がつかない状態に。
さらには、陸軍次官の梅津美治郎(千葉哲也)が「単なるお祭り騒ぎでは困る。質実剛健、団体(軍隊)訓練にも役立つものにしてほしい」と主張。

こういった議論に、副島道正(塚本晋也)が警鐘を鳴らします。
加納が目指す「日本の文化や精神を世界中に。今の日本を広く世界に知らしめる」という言葉、これは「ドイツ」を「日本」に置き換えただけの、ベルリン流の受け売りだと指摘。
副島は、オリンピックは国家主導ではなくスポーツ精神に基づいて行うべきだと訴えます。そして田畑に、ユダヤ人のヤーコプが閉会式の翌日に自殺したことを告げたのでした。

その後、河野一郎(桐谷健太)が田畑の前に顔を出し、国威発揚、挙国一致を掲げる東京オリンピックの姿勢に異議を唱えると、「オリンピック反対論をぶち上げる」と宣言しました。

そんな雲行きが怪しくなる中、昭和12(1937)年7月8日、日中戦争が勃発します。

『いだてん』36話のネタバレ感想

40代女性

ドラマ大好きうさうさ

前畑がんばれ!前畑がんばれ!

画面を見ながら、つい自分もアツくなって、河西アナと一緒に同じフレーズを心の中で連呼しちゃいました。本来の実況解説としては、とんだ失態なんでしょうけど、これ以上に場の熱量がリアルに伝わるフレーズは他にありませんね。
河西アナ、最高です!

でも、普段、頑張ってる人に「頑張れ」という言葉は、かなりキツい言葉ですよね…。
精神的に追い詰められる前畑が痛々しかったです。

そして、ずっと付き添ってくれたヤーコプも。
まさか閉会式の翌日に自殺してしまうとは…。ショックでした。
でもユダヤ人の彼は早かれ遅かれ…。4年後、東京に来ることが難しいと答えた彼の心境を思うと、居たたまれないです。

前畑がんばれ!ヤーコプの死は史実

前畑がオリンピックのプレッシャーを飲み込み頑張る姿に感動しましたね。
そして、対比するように描かれたヤーコプの死。

頑張ることも許されない、切り捨てられたヤーコプは、オリンピック閉幕後に自ら死を選びました。

ヒトラーを前に何も言えなかったヤーコプ…
「それは……ムツカシイ」と田畑に行った時には既に死を決意していたのでしょうね。

『いだてん』37話のあらすじ

公式サイトが発表している『いだてん~東京オリムピック噺~』37話のネタバレStory(あらすじ)は以下の通りです。

嘉納治五郎(役所広司)は開催が決定した1940年東京オリンピックの準備を進めるが、日中戦争が始まった日本ではオリンピック反対論が沸き起こる。理想のオリンピックとは程遠い状況に激しく葛藤する田畑(阿部サダヲ)を金栗四三(中村勘九郎)が訪ねる。オリンピックへのあふれる思いを語り合う2人。嘉納はエジプトでのIOC総会に参加し日本開催を危ぶむ声を封じ込める。帰国の船で乗り合わせた外交官・平沢和重(星野 源)に、自らの夢を語るが──。

出典:https://www.nhk.or.jp/idaten/r/story/