『いだてん』21話のネタバレ感想!大正時代JKの略語が話題!
2019年6月2日に放送されたドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』21話のネタバレを含むあらすじと感想を、放送後にSNSで最も注目を集めた出来事を含めてお伝えします。
21話では、四三が新たなヘアスタイルで登場!
心機一転、女子スポーツの普及を新たな目標として奮闘する四三だったが…。
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この記事には、『いだてん~東京オリムピック噺~』21話のネタバレが含まれています。まだご覧になっていない方は、「U-NEXT」で過去の放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。
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『いだてん』21話のあらすじネタバレ
第一次世界大戦で敗戦国となったドイツは、アントワープオリンピックでは不参加となりました。
そんなドイツでしたが、そこには走ったり、槍投げしたり、球技をしたりと、力強くスポーツに励む女性たちの姿がありました。
その姿を目にして感銘を受ける金栗四三(中村勘九郎)。
大正9(1920)年 秋。
日本に帰国した四三は、シマ(杉咲花)へ、ベルリンで見た女性たちの勇姿を伝えました。
女子の体育力増強は、国力増強にも繋がる。これからは女子も大いにスポーツに励むべきだ、と。
そして「今から鍛えればシマもオリンピックに行ける!」と力強く訴えたのでした。
四三が嘉納治五郎(役所広司)に、女子体育の発展に力を注ぎたいと進言したところ、お茶ノ水と並ぶ名門・東京府立第二高等女学校(通称・竹早)に教師として配属されることになりました。
シマもその竹早の教員をしていました。
そして、それをスヤ(綾瀬はるか)に伝えると、四三の身勝手さに怒りを露にします。
アントワープオリンピックが終わったら熊本に帰る約束だったのに、このまま東京で教職に就くとは約束が違う!と。
怒ったスヤは、明日にでも熊本に帰ると、帰り支度をはじめますが、四三がこれを止めます。
スヤを抱き締め「傍にいてほしい。このまま東京で一緒に暮らそう」と頼み込む四三。その必死な四三の願いに、スヤは「はい」と返したのでした。
◆
一方、美濃部孝蔵(森山未來)のいる浜名湾では。
アントワープオリンピックで惨敗した水泳選手・内田正練(葵 揚)らが、仲間たちに「日本泳法(顔を水につけないで泳ぐ泳法)は駄目だ。これからはクロールの時代だ」と、しきりに訴えていました。これを聞いた少年・田端政治(原勇弥)は、無敵と信じていたものが敗れたことで自暴自棄になってしまい、水に飛び込みます。
それを横目で見ていた孝蔵。田端の脱ぎ捨てた制服から財布を拝借して、東京への汽車賃にしてしまいました。
東京・浅草へと戻ってきた孝蔵。
そこには、小梅(橋本 愛)と結婚して飲み屋を切り盛りする清さん(峯田和伸)の姿がありました。いろんな男と恋をして浮名を流した小梅、最終的には一緒にいて心安らぐ清さんを選んだという。
美川秀信(勝地 涼)も、結局は、間男の一人となってしまったのでした。
そして東京に戻った孝蔵は三遊亭円菊という名前をもらい、二ツ目となって再出発しました。
◆
大正10(1921)年 4月。
竹早に赴任した四三。これまでと同じく地理と歴史を担当し、その放課後、希望者に対して体育の指導にあたることに。
しかし、お嬢様学校である竹早の生徒たちは、女子にとってスポーツは野蛮なものという先入観があり、まったく興味を示してくれません。
窮した四三は、竹早でテニスの指導をして評判だという教師に助言を仰ぐことに。
その教師というのが永井道明(杉本哲太)で、驚く四三。
永井からは、汗臭いのは厳禁、香水をつけるように等の助言をもらいました。
しかし、その助言に従うも一向に希望者は現れません。
そうして懲りもせず毎日放課後、参加者を待つ四三に、我慢ならなくなった村田富江(黒島結菜)ら4人の女学生たちが、いい加減諦めるように忠告しに来ました。
「ただでさえシャンない(美人がいない)スクールと言われている竹早。そこにさらに外で運動したらよけい不細工になるし、品位が下がる。結婚ができなくなってしまう。だから体育なんて必要ない、やめてほしい」と。
富江の言葉に打ちひしがれる四三。
けれど、藁にも縋る思いで「一度だけでいい、やってみないか?」と頭を下げてお願いしました。
教師が頭を下げてまでお願いする姿に、しぶしぶ承諾する富江たち。
四三から槍を渡され、槍投げをすると、騒ぎを見守っていた生徒たちから歓声が沸き起こりました。
それに気をよくした富江たちは、だんだんと乗り気になり、スポーツの楽しさに目覚めます。
そして、着物のままでは動きにくいからと、すっかり運動用品専門店のように様変わりしたハリマヤ製作所に赴き、体操着を発注しました。
富江たちは肌の露出が多い体操着に「こんなの着たら結婚できない…」と抵抗感を示すも、シマは気にせず率先して着て、練習に励みました。
四三の働きで、さらに女子のスポーツ振興に情熱を燃やしたシマは、二階堂トクヨ(寺島しのぶ)の代わりに見合いをした相手・増野(柄本佑)に見合い写真を返し、結婚の断りを入れました。
すると増野は「結婚して子供を生んだら、オリンピックに出られないんでしょうか?」と疑問を投げ掛けます。それに対して「そんな決まりはないでしょうけど…」と戸惑うシマ。ならばと、増野は「結婚のために何も犠牲にしてほしくない。そのまま仕事や走るのを続けてください」と、シマの生き方を理解し尊重してくれたのでした。
そうして結婚したシマと増野。仲人は四三とスヤが務めました。
一方その頃、孝蔵にも見合いの話が舞い込んでいました。
『いだてん』21話のネタバレ感想
ドラマ大好きうさうさ
今までも、何度となく描かれてきた女性が運動することへの偏見や抵抗。それをいよいよ四三が破ってくれました。
「くそったれー!」と叫びながら槍を投げた富江。なにやら鬱憤が溜まっていたようですね。運動することにかなり嫌悪感を抱いていた様子ですが、じつは心の奥深くでは「思いっきり動きたいー!」とか「女だからっておしとやかでいられるかー!」なんていう欲求があったのかもしれませんね?!笑
だんだんと乗り気になって、気合が入っていく彼女たちが可愛らしかったです。
あと、「あぶさん(アブノーマル)」とか「スコドン(少し鈍くさい人)」とか、当時の若者言葉?も面白かったです。今でも使えそう。若い子たちは、いつの時代も何かと略すものなんですね~。
「結婚のために何も犠牲にしてほしくない」と言ってくれたシマの旦那さん、戦前の時代なのに、女性にこれだけ配慮してくれる先進的な考え方をもった男性がいたなんて…!感動しました。
シマちゃん、ほんっとうに良い旦那さんを見つけました。トクヨ先生に感謝ですね!
大正時代JKの略語が話題!
物事を略称するJKワードって、大正の時代からあったのね(笑) #いだてん
— nigoe@五街道踏破\(^ー^)/ (@nigoe0520) June 2, 2019
アブさんとか、田紳とか、時代は違えどJKの発想はあまり変わらない気がして安心した #いだてん
— しだも (@shidamo1008) June 2, 2019
大正時代にもJK語があったんだね!!そしてそれを丁寧に解説してくれる五りんくん♡ #いだてん
— のん。 (@non_non0519) June 2, 2019
あぶさん=アブノーマル
田紳=田舎の紳士
バウ=熱烈に思い合っている
スコドン=少し鈍臭い面白いね~ 今のJK言葉みたいな感じなの??#いだてん
— ぷちこ(本アカロック未解除) (@puchico1204) June 2, 2019
なになに
この当時もJK語なんてあったの?
今日はもうJK回だなぁ— パルナス副長 (@ojyaru5) June 2, 2019
いつの時代にもJK(高校生)は、流行する略語が作られていたことが話題を集めました。
- あぶさん=アブノーマルな人
- 田紳=田舎紳士
- バウ=熱烈に思い合う
- スコドン=少し鈍臭い
- シャンナイ=美人がいない
といった大正JK略語を五りんが丁寧に解説してくれました。
女子スポーツ回ならぬJK回でしたね。
『いだてん』22話のあらすじ
公式サイトが発表している『いだてん~東京オリムピック噺~』22話のネタバレStory(あらすじ)は以下の通りです。
東京府立第二高等女学校では、四三(中村勘九郎)の熱血指導によって女学生たちがスポーツに打ち込んでいた。教え子の富江(黒島結菜)たちは全国的なスポーツアイドルとなるが、その前に日本女性離れした見事な体格の人見絹枝(菅原小春)が立ちはだかる。四三の指導を手伝うシマ(杉咲 花)も大きな悩みを抱え、それをスヤ(綾瀬はるか)に打ち明ける。一方、真打昇進を果たしてもすさんだ生活を送る孝蔵(森山未來)には見合い話が舞い込む。
出典:https://www.nhk.or.jp/idaten/r/story/