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2021年3月21日

『イチケイのカラス』原作ネタバレ!ドラマの1話から最終回までのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ

ドラマ『イチケイのカラス』の1話から最終回までのあらすじを、原作ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

竹野内豊さん主演の連続ドラマ『イチケイのカラス』を200%楽しむために、キャストや各話ゲスト、視聴率の推移をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。

※『イチケイのカラス』全話ネタバレ完了済み(2021年6月15日)。

見逃し配信をチェック

当記事には、『イチケイのカラス』の第1話から最終回までのネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「FODプレミアム」で第1話から最終回までの放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

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『イチケイのカラス』の基本情報

  • タイトル:イチケイのカラス
  • ドラマ公式URL
    https://www.fujitv.co.jp/ichikei/
  • ドラマ公式Twitter
    https://twitter.com/ichikei_cx
  • 主演:竹野内豊
  • ジャンル:リーガルエンターテインメントドラマ
  • 放送局:フジテレビ系
  • 放映日時:月曜 21:00 – 21:54(初回30分拡大)
  • 放送開始日:2021年4月5日

概要(見どころ)

『イチケイのカラス』は、浅見理都の同名漫画を原作とする、浜田秀哉が脚本を手掛けたリーガルドラマ。
型破りなクセあり裁判官の主人公・入間みちお(竹野内豊)が、性格も価値観も事件へのアプローチも全て真逆の堅物な裁判官・坂間千鶴(黒木華)と出会い、難事件の裏に隠された真実を明らかにしていく姿を描いた物語です。

物語が進むにつれて、実は元弁護士という異色な経歴を持つみちおの知られざる過去も次第に明らかになっていきます。

キャスト一覧

  • 入間みちお(いるま・みちお):竹野内豊
    東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の刑事裁判官、型破りなクセあり裁判官
  • 坂間千鶴(さかま・ちづる):黒木華
    若くして特例判事補になったエリート裁判官、冗談が全く通じない堅物
  • 石倉文太(いしくら・ぶんた):新田真剣佑
    元傍聴マニア、みちおのファンを公言している裁判所書記官
  • 井出伊織(いで・いおり):山崎育三郎
    正義感の強いクールな中堅検事、元高校球児でエースで4番
  • 浜谷澪(はまや・みお):桜井ユキ
    姉御肌の裁判所書記官、三つ子の男の子を育てる母
  • 一ノ瀬糸子(いちのせ・いとこ):水谷果穂
    物おじしない新人の裁判所事務官
  • 川添博司(かわぞえ・ひろし):中村梅雀
    お人よしの主任書記官
  • 駒沢義男(こまざわ・よしお):小日向文世
    30件あまりの無罪判決に関わっている伝説の裁判官でイチケイの部長、みちおを裁判官の道へ導いた師
  • 城島怜治(じょうじま・れいじ):升毅
    井出の上司、主任検事、駒沢の司法修習時代の同期でライバル
  • 日高亜紀(ひだか・あき):草刈民代
    最高裁判所判事、坂間の司法研修所時代の上席教官
  • 志摩総一郎:羽場裕一
    国税庁OB、オメガ会計事務所所長
  • 中森:矢島健一
    次長検事
  • 小宮山:テイ龍進
    検察官
  • 仁科壮介:窪塚俊介
    東丸電気の研究部主任
  • 布施元治:中野剛
    東丸電気の経営戦略部部長
  • 由貴:臼田あさ美
    仁科の妹
  • 青山瑞希(あおやま・みずき):板谷由夏
    女性弁護士

ゲスト一覧

  • 江波和義:勝村政信(1話)
    衆院議員
  • 長岡洋一郎:松澤一之(1話)
    江波の秘書
  • 長岡誠:萩原利久(1話)
    大学生、洋一郎の息子
  • 相馬真弓:松本若菜(1話)
    洋一郎が電車に引かれた時の目撃者
  • 奈々:古川凛(1話)
    小学三年生の真弓の娘
  • みちおを見守る会のメンバー:長田庄平・松尾駿/チョコレートプラネット(1話)
  • 深瀬瑤子:前田敦子(2話)
    人気料理研究家
  • 香田健一郎:石丸謙二郎(2話)
    最高裁事務総局の事務総長
  • 傍聴人:内海崇・駒場孝/ミルクボーイ(2話)
  • 藤代省吾:岡田義徳(3話)
    ガラス工房で働く
  • 野上哲司:成松修(3話)
    市役所の職員
  • 奈緒:佐津川愛美(3話)
    哲司の妻
  • 絵真(えま):馬場ふみか(4話)
    千鶴の妹
  • 望月博人(もちづき・ひろと):田中偉登(4話)
    窃盗で捕まった17歳の被告人
  • 滝本陸(たきもと・りく):細田佳央太(4話)
  • 吉沢未希(よしざわ・みき):ついひじ杏奈(4話)
  • 美人局の罪で起訴された女:永野芽郁(4話)
  • 銃刀法違反を犯した極道妻:広瀬アリス(4話)
  • さい銭泥棒の常習犯:遠藤憲一(4話)
  • 馬場恭子(ばば・きょうこ):生田絵梨花(5話)
    世界的に活躍するバレリーナ
  • 槇原楓(まきはら・かえで):黒沢あすか(5話)
    恭子のバレエの恩師、傷害事件で起訴された被告人
  • 矢口雅也(やぐち・まさや):松木研也(5話)
    恭子が所属するバレエ団の元トレーナー
  • 岸田茂(きしだ・しげる):バカリズム(6話)
    泥棒という仕事に魅せられた男
  • 前橋幸則:渡辺佑太朗(8話)
    書記官研修生
  • 磯崎由衣:夏目愛海(8話)
    書記官研修生
  • 潮川恵子(しおかわ・けいこ):真凛(8話)
    万引き事件の審理中だった主婦
  • 山寺史絵(やまでら・ふみえ):朝加真由美(8話)
    恵子の恩師
  • 信吾:大谷亮介(8話)
    市議会議員、史絵の夫
  • みちひこ:武井壮(8話)
    みちおの甥っ子
  • 高見梓(たかみ・あずさ):春木みさよ(9話)
    家政婦
  • 桐島優香(きりしま・ゆうか):八木さおり(9話)
    梓を雇う家主
  • 桐島希美(きりしま・のぞみ):松風理咲(9話)
    優香の娘
  • 富樫浩二(とがし・こうじ):明樂哲典(9話)
    みちおのファンクラブ「みちおを見守る会」会長
  • 多恵:銀粉蝶(10話)
    瑞希の母親
  • 名無しの権兵衛:板尾創路(10話)
    無資格医
  • 朝倉純:小野寺晃良(10話)
    17歳の被害者
  • 安斎高臣:佐々木蔵之介(11話)
    代議士
  • 田之上:篠井英介(11話)
    安斎の秘書
  • 笹岡:菅原健(11話)
    自転車競技をしている大学生
  • 本庄:大西ユースケ(11話)
    イバタ工業の現場監督

スタッフ一覧

  • 原作:イチケイのカラス
    作者:浅見理都
    出版社:講談社
    雑誌・レーベル:モーニングコミックス
  • 脚本:浜田秀哉
  • 音楽:服部隆之
  • 主題歌
    曲名:-
    歌手:-
    レーベル:-
  • プロデュース:後藤博幸、有賀聡、橋爪駿輝
  • 演出:田中亮、星野和成、森脇智延、並木道子
  • 編成企画:高田雄貴
  • 制作協力:ケイファクトリー
  • 制作・著作:フジテレビ第一制作室

各話の視聴率

『イチケイのカラス』各話の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※視聴率はビデオリサーチ調べ

各話放送日視聴率
1話4月5日13.9%
2話4月12日10.5%
3話4月19日12.7%
4話4月26日12.4%
5話5月3日12.3%
6話5月10日13.4%
7話5月17日13.6%
8話5月24日11.7%
9話5月31日10.5%
10話6月7日12.7%
11話・最終回6月14日13.9%

ドラマ『イチケイのカラス』の最終回ネタバレ(予想)

2021年4月5日からのフジテレビ月9ドラマは、竹野内豊さん主演のリーガル物語『イチケイのカラス』です。
原作は、浅見理都さんの大ヒット漫画。4巻をもって完結してしまったので残念!と思っていた方も多いはずですね。
原作を元に『イチケイのカラス』最終回までのあらすじを紹介し、結末を予想します。

原作とドラマの設定の違い

物語のあらすじを紹介する前に、『イチケイのカラス』の原作とドラマとの設定の違いについて少々説明しておく必要があります。
とっても大きな相違点ですので箇条書きします。

  • 原作の主人公はエリート裁判官の坂間信平ですが、ドラマでは弁護士出身で変わり者裁判官の入間みちお(竹野内豊)に変更されています。
  • 坂間信平は、坂間千鶴(黒木華)と女性となっています。
  • 原作では舞台となっている裁判所は武蔵野地方裁判所第1刑事部ですが、ドラマでは東京地方裁判所第3支部第1刑事部で裁判所名は伏せられています。

『イチケイのカラス』原作のあらすじ

原作の物語は、特例判事補の坂間真平(ドラマでは千鶴。黒木華)が第1刑事部に配属されて来たところから始まります。
特例判事補とは裁判官を5年以上経験し、判事と同等の権限を持つ判事補のこと。
エリート裁判官の証とも言える立場です。
しかし、馴れ々しい態度の第1刑事部の書記官・石倉文太(新田真剣佑)や反応テンポの遅い一ノ瀬糸子(水谷果穂)を、坂間は少し警戒しています。
着任早々、坂間は中学生の法廷見学で質疑応答の役割をさせられることになります。

最初の「裁判官の年収ってどのくらい?」の中学生の質問に、
「自分で調べてください」と冷たくあしらった坂間。
次の「判決を下す時どのくらい悩みますか?」の質問には、
「(検察官がしっかり立証するから)悩むことは無い」と答え、
「更生とかは自分の仕事ではないし、(被告人に)説諭もしない」などと坂間は言い切りました。
そして究極の質問「裁判官って何ですか?」の問いには「誰にも干渉されず、ルールに沿って自分で判断できる仕事」だと胸を張って答える坂間。

そこに中学生の付き添い教師かと思えた男が口を挟んできました。
「現実には裁判官も自分の人事評価や他人の出世も気になり、被告人は犯罪を犯した悪い奴と決め付けている裁判官もいる」
坂間はその人物から中学生達の前で鋭く裁判官批判を受けます。

坂間がそれに反論する中、勝手に見学場所の法廷から去ったその男、実は第1刑事部の刑事裁判官・入間みちおだったのです。

第1刑事部長の駒沢義男(小日向文世)と裁判官室で右倍席に座る入間みちおの2人は坂間にとって驚くべき裁判官でした。

駒沢部長は62歳で任官してからずっと刑事事件を担当し、無罪判決を30件以上出しているベテラン判事。
しかも、そのすべてが確定しています。
99.9パーセントの有罪率と云われる日本の刑事裁判では突出して多い無罪判決件数。
その上、駒沢部長は「裁判官の為の訴訟指揮入門」なる冊子を自作していて、それを千円で坂間に売りつけたのです。

右倍席の入間みちおは、裁判官に任官する前の弁護士時代、十数件の無罪判決を刑事裁判で勝ち取っていたヤリ手の弁護士。
「入間みちおを見守る会」などというファンサイトまであります。
坂間の友人の裁判官・山之内秀作は、駒沢部長も入間みちおも要注意な人物だとの情報を入れてくれました。

そして、最初の合議事件の裁判が行われる日がやってきました。
著名な小説家の田端紀道が強制わいせつの疑いで逮捕・起訴された事件の初公判です。

田端紀道はノーボル賞を受賞している世界的な作家なので、世間も注目しマスコミの取材陣もたくさん裁判所に詰め掛けています。
駒沢部長も入間みちおも変装して出勤するほどの念の入れようですが、坂間は普段どおりだったので記者から追い掛け回されて困惑顔です。

第1回公判は型どうりの人定質問から検察官の起訴状朗読、被告人の起訴事実の認否と進みます。
ここで判事の駒沢部長は被告人に黙秘権があることを述べた上で・田端紀道に否認の場合でもその意思を明らかにするように促したのです。
左倍席に座る坂間は「黙秘権には否認の場合にも黙っている権利はあるはずだ」と心の中でつぶやきます。

誰もが予想したとおり田端紀道は「私は、やっていません」とわいせつ行為の事実を否認しました。
田端被告の弁護士も無罪を主張し、ここからが証拠調べという裁判の手続きが始まりました。

検察官の冒頭陳述。
要旨は、嵐が丘駅近くに設置されている女子トイレの中で田端被告が若い女性の背後から胸をワシ掴みにするというわいせつ行為をした というものでした。

証拠採用の段階で弁護側は、警察官と検察官による供述調書に不同意です。
そこで検察側は、被害者の証人尋問を証拠請求し、次の第2回公判で行われることになりました。

裁判官室に戻った坂間は、まだ駒沢部長が否認の場合にも黙秘権があることを云わなかったことに不満を持っています。
そんな坂間に入間は、「手続きの向こうにいるのは生身の人間だからこそ、ちゃんと伝わらなきゃダメなんだ」と坂間には理解不能なことを云います。

第2回公判では、被害者女性が田端被告を犯行現場で認知していたかどうかが争われました。
警察の事情聴取の際に犯人を写真で特定したからです。
振り向いた時、田端被告の顔を覚えていたかどうか、そこが争点でした。

弁護側の立証場面で小野弁護士は、「検証」を請求します。
「検証」とは裁判官が現場に赴き事実を確認することで、同じ状況の再現が難しく記録を取る必要もあるため手間がかかり通常、裁判所は「検証」を認めることはまずありません。

駒沢判事、入間みちお、坂間の3人の合議では、坂間ひとりが証拠は十分揃っていると「検証」に反対しますが、入間は積極的です。
「君は検察官がプリンに醤油をかけるとウニの味になると云ったら食べずにそれを信じるか?」と坂間に畳み掛けます。

結局、駒沢判事も「検証」の経験を坂間に述べるに至り、「検証」を実施することになりました。

そして、嵐が丘駅前に立った裁判官3人が自ら実証実験をすることになりました。
駒沢判事を筆頭に、女子トイレの中の暗がりで振り返って見た男を裁判官3人はみごとに言い当ててしまいます。
「今回の検証は必要なかったのでは?」
帰りの電車の中で坂間は入間に勝ち誇ったように言います。

「自分だけ納得して判決書を書いても伝わらないんだ。被告人に被害者に検察官に弁護人に」入間は坂間にだけ聞こえるように云います。

判決の日が迫る頃、世間では冤罪ではないかとの声がSNSなどで広まっていました。
ノーボル賞作家の無罪を支持する圧倒的なアンケート結果がマスコミに登場。

最終弁論でも、弁護側は無罪を主張し続けています。

駒沢から判決文を書くように指示された坂間は、検察官の請求どおり懲役2年と、それに4年の執行猶予の判決文を作成します。

しかし、坂間の思った以上の世間の判決に対する批判。
完全に裁判所は悪者にされています。

「納得なんて考える必要はないんだ」坂間の怒りは入間の言った“納得”に向けられていました。

そこに駒沢部長から言葉が坂間に掛かります。
「田端さんは上訴権を放棄したそうです」

「坂間さんの起案した判決に納得したのかもしれませんね」

本当に控訴しなかった理由はそれなのか?坂間の当惑はまだ続きます。

入間みちおの裁判指揮

川沿いの高架下で暮らすホームレスの夫婦がいました。
結婚こそしてはいなくても5年テントの中で連れ添ってきた妻が体の不調を訴え、夫の大木義晴は嵐宿町の田口綜合病院へ妻を連れて行き診察してもらいます。
結果、医師の診断は「特に異常は無い」と言うものでした。
しかし、妻は数日後、痛みを訴えることも出来ずに急性心筋梗塞で亡くなってしまいます。

夫の大木は「あの時、医者がもっとちゃんと診てくれていたら妻は死なずに済んだのに」と怒り、妻が直前まで使っていた包丁を形見にして持って病院に行き医者に会おうとします。
ところが、病院の事務局長は面談を拒否し取り合おうとしません。

憤った大木はタオルに包んだ包丁を床に叩き付けた時、刃がむき出しになってしまったのです。
それで病院中は大騒ぎとなり警察官が来てうなだれてソファに座り込んでいる大木が逮捕される騒ぎとなりました。

2ヵ月後、武蔵野地方裁判所では入間みちお裁判長が開廷を宣言します。
法廷の傍聴席には坂間が座って入間の裁判指揮を見ています。

裁判長の人定質問の後、検察官の起訴状読み上げがあり、被告人認否になりましたが、大木は「早く女房のいるところへいかせてください」と投げやりになっています。
審理が開始されると、検察官は犯行までの大木の状況や経緯を事細かに説明し始めます。

ただし、それはすべて大木の有罪を立証するために構築された論理です。
その中で、
・本件が大木の執行猶予中の犯行だったという点
・大木が担当医に危害を加えようとして凶器の包丁を持っていたという点
が強調されていました。

一方、大木の法定弁護人は検察の提出した証拠のすべてに同意し、大木への弁護人質問は傍聴人が「校長先生の説教尋問」と例えるほど形式的なものでした。

この様子を見て入間は補充質問を大木に対して行いました。
そして審理が進むに連れて、

大木の前の罪が放置自転車を拝借した占有離脱物横領罪であったこと。
大木に包丁で危害を加えようとする強い加害意思が認められないこと。
が明らかになります。

この日の裁判が終盤になり、検察官が論告求刑を申し立てます。
「懲役1年6月」
傍聴人席では意外と重い求刑に緊張した空気が流れています。
弁護側の最終弁論が、お決まりの「寛大な判決を求めます」で締めくくられるのを聞いた入間裁判長のひとこと。
「寛大とは?」
これがやる気のない弁護士に対し怒りを抑えた発言だったことは直後に解る事になります。
「即日判決します」
そう言い終えた入間は、数時間で書き終えた判決内容とは。

「被告人を罰金20万円に処する」というものでした。
しかも、未決拘留中の期間分1日5千円に換算し、実質負担なしの判決。

更に、検察官に大木の更生緊急保護の手続きを弁護人に指導するように申し添えたのです。

ある日、坂間は入間が懇意にしている占い師からアラスカのワタリガラスの話を聞きます。
カラスがこの世を創った神話です。

自由奔放で身勝手で気まぐれだけど、知恵を駆使して、人間に光や火や水を与えたりもするカラス。
神様や英雄なんかじゃないけど個性がある奴だとその占い師は云います。

そして最後に、その話は入間みちおから教えてもらったと坂間に伝えるのです。

クレプトマニア(依存症)の被告・瀬川恵子

次は、坂間が担当するクレプトマニア(依存症)の被告・瀬川恵子の話です。
盗癖がある執行猶予中の主婦がスーパーマーケットで商品を盗み、保安員に噛み付いた事件。
夫はドイツに長期出張中、義母の介護でノイローゼとなった4歳の娘のいる母親でした。

坂間が当番の日に警察から拘留期限の延長申請が出たところから物語は始まります。
弁護士の堤は、瀬川恵子に子供がいることや住居があり逃亡する恐れの無いことや病んでいることを理由に延長申請を認めないで欲しいと熱心に坂間に食い下がります。
だが坂間は瀬川の盗みが執行猶予中の犯罪であると述べて簡単には申し出に応じようとしませんでした。

しかし、本人に対する拘留質問で素直に罪を認めている瀬川に坂間は、帰宅を許可し拘留期限の延長申請を退けたのです。

弁護士は瀬川恵子を病院へつれて行き、クレプトマニア(依存症)の治療プログラムを開始させます。
けれど、急遽帰国した夫・拓馬から「裁判が終わったら離婚しよう」と切り出されてしまいます。
更に「娘のほたるは俺が引き取る」と付け加えられていました。

裁判当日、娘のほたるを家で留守番させて、瀬川夫妻は出廷します。
異変に気づいていたほたるは、その日、熱があると言い出して学校を休んでいました。

そして、夫妻が裁判所へ出かけるとベッドから抜け出し、身支度を始めたのです。
家を出たほたるは牛乳屋さんで裁判所への道を聞くと教えてくれた通り、バスに乗って両親を追いかけてゆきます。

バスの中で親切な女性と出会ったり、裁判所見学の児童に紛れたりといろいろあって、母の公判が行われている部屋へ入ることが出来ました。

そこで、ほたるちゃんは検察官から責められている自分の母親を見ています。
ついに「執行猶予中の犯行ですよね。また万引きを繰り返すのではないですか?」と容赦ない質問が女性検事の口から吐き出されたその時でした。

「ママがんばれ!」「ママは大丈夫だもん ほたるがいるから大丈夫だもん!」
法廷に幼い娘の声が響きました。

驚きの空気が流れる中、坂間は裁判官として、ほたるの父親に娘の退廷を命じます。

その後も、実刑を主張する検察官と刑罰ではなく治療を主張する堤弁護士の弁論は続きました。
そして、この日をもって結審。

だが、坂間は悩み始めています。
判例を調べても実刑か、再度の執行猶予でも再犯すれば併せて長期の実刑となる。

悩んでいる坂間をみて、駒沢部長は結審後に異例の補充質問を勧めます。
入間も躊躇(ちゅうちょ)する坂間を後押し。

坂間裁判官による瀬川恵子に対する補充質問は2問だけでした。
・娘ほたるが法廷に現われてどう思ったか?
・治療にどう取り組んでゆくのか?
この質問をすると決めた段階で坂間の判断は決まっていたのかもしれません。

瀬川恵子は素直にそして前向きに自分の気持ちを述べてくれて、坂間は満足でした。

坂間が下した判決は、執行猶予3年付きの懲役1年。
親子は別々に暮らす必要は無くなりました。

坂間の顔に初めて人間らしい笑顔が戻ってきました。

そんな坂間が宿舎に帰ると、姉の絵真がドアの前に座り込んでいます。
彼氏に浮気されて弟に愚痴をこぼしにやってきたのです。
前にもこんなことがあって、もううんざりの弟。
そんな時に、階下の入間がやってきて、なんと絵真と入間が意気投合して、姉は弟の部屋に泊まると言い出し恋人談義が始まってしまいました。

裁判員裁判

さて次は、裁判員裁判のお話です。
武蔵野地方裁判所では、裁判員裁判への辞退率が上がって改善が求められているようです。
そんな折、イチケイでも裁判員裁判がありました。

今回は傷害致死事件、当日集められた裁判員の候補者の中から8人が選ばれます。
まず、辞退を申し出た人と個別に質問のある人が、裁判官、検察官、弁護人の前で面接を受けます。
審査して残った人と面接のなかった人の中から8人が抽選でその日の裁判員に選ばれたのです。

2番落合、5番立原、7番柳田、11番西園寺、14番小中、22番大前、補充裁判員として9番津名、24番新村
名前は自己紹介の時に本人が言った苗字で、偽名でも良いそうです。
裁判では番号で呼ばれ、討議では本人が申し出た苗字で呼ばれていました。

その8人の中には主婦やサラリーマン、大きな会社の会長やウェブデザイナーや小説家志望者まで様々です。
ここで、坂間から注意事項の説明があります。
「法廷で見聞きしたことは秘密にしなくても結構です、但し、評議の内容については誰にも明かしてはいけません。例えば裁判長は有罪の意見だとか、何番さんは懲役3年だとかですね」
「それに裁判が終わるまでは自分が裁判員であることは不特定多数の人に知らせてはいけません」

裁判・評議の進行手順や着席順など事務的な説明もあって、駒沢部長が裁判員に、「裁判員に選ばれてプレッシャーもあるでしょうが、ひとりで悩まずお互いに意見を出し合ってひとつのチームとして結論を出すのが裁判員制度です」と準備を締めくくります。

そして裁判員裁判が開廷しました。
まず、検察官の起訴状朗読に沿って事件の概要をまとめると、こうなります。

被告人・小木島修二は月の森グラウンドにおいて被害者・露井清の顔面を右腕で殴り、急性硬膜下血腫の傷害により死亡させたものです。

この説明に対し、弁護人は「被告人の暴行は止むを得ない応戦だったのが経緯であるため正当防衛」と無罪を主張。

小木島修二の暴行が正当防衛に当たるのかどうかが争点となりました。

検察官の冒頭陳述は続きます。
まず、被告人・小木島修二の状況について、年齢は63歳で妻と2人暮らし、子供2人はすでに自立しています。
印刷所の職人でしたが3年前に定年退職し、現在は無職です。

当日、月の森公園で散歩をするため車で向い、途中コンビニへ寄ったところ、隣の車の運転手が窓からタバコを投げ捨てたのを目撃し、運転手に注意しました。
その運転手が被害者の露井さんです。

注意された露井さんは被告人と口論となり、被告人は逃げるように立ち去って月の森公園駐車場へ行き車を停めたのです。

すると、後を追ってきた露井さんに気が付いた被告人は、妻を散歩に行かせて「あっちにゆこう」とグラウンドに露井さんを誘導しました。
グラウンドに立った被告人小木島修二の行動が後で議論のポイントとなります。

検察側は、「被告人はメガネを外し、ファイティングポーズを取った」と言い、
弁護側は、「メガネが危険と感じたので外し、防御姿勢を取った」と言います。
双方とも、最初に殴ったのが被害者となった露井さんの方である事は一致しているのですが、被告人の反撃の度合いに差異があります。

正当防衛か否かの重要な事実が争われることになります。

裁判は、目撃証人、遺族、被告人本人への検察・弁護人双方の質問という手順で進んでゆきました。
一貫して被告人・小木島修二は、「自分は悪くない」と無罪を主張し続けますが、その態度に裁判員からは評議の場で、
「反省がない」「被害者遺族に何もしていない」「(露井さんの追跡から)逃げられたんじゃないか」など批判が一斉に湧き上がります。

しかし、7番柳田は、「自分があの状況だったら逃げられなかったし、自分の父親でも同じ状況になったら小木島さんと同じ結末になっていたかも知れない」と意見を述べています。
その他、24番新村のように真犯人目撃証人説を主張する裁判員もいましたが、無視されていました。

意見が出尽くしたところで、駒沢部長が裁判員全員に対しとても重要なサジェスチョンを与えました。
「事件の真実を知るのは被告人だけです。裁判官も検察官も弁護人も本当のことは知りません。一番避けなければならないのは冤罪」「疑わしきは被告人の利益に」を念頭において考えることが大切と伝えます。

その後、評議は続けられ判決はまとまりました。

再び、法廷のシーン。
「それでは、判決を言い渡します。被告人は無罪」

8人の裁判員はそれぞれ元の生活に戻り、新しい一歩を踏み出していました。

生徒への傷害罪で訴えられた高校教師

最後は生徒への傷害罪で訴えられた高校教師の話です。

授業に集中せず成績が悪い生徒を叱りつけた担任の更科康平先生に反発して、侮辱する言葉を吐く男子生徒・巣堂佑樹。
更科先生は「授業の妨害をするなら出て行け」と佑樹の腕を掴み廊下に連れ出して力ずくで床に座らせようとします。
その時、更科先生は誤まって佑樹の指をひねってしまい小指と中指を骨折させてしまったのです。

思わぬ事に「おい、巣堂、大丈夫か!?」と声をかけますが、その様子はすべて佑樹の仲間の生徒がスマホで撮影していたのです。
後日、佑樹の両親が抗議に校長室を訪れ、更科先生の退職を迫ります。
そこは結論を保留する形で収めたかと思っていた学校側ですが、佑樹が指を骨折したシーンの動画がSNSへ投稿され拡散されるとマスコミまでこの問題を取り上げ始めたのです。
そして遂に刑事告訴の日を迎えます。

この裁判を担当するイチケイでは、駒沢部長の提案で入間みちおと坂間真平の3人の合議制が取られることになりました。
初公判で冒頭の手続きが終わると、2回目の公判での被害者・巣堂佑樹の尋問を坂間が求めます。
検察の調書や証拠調べの前に高校生の被害者尋問は異例ですが、これは駒沢部長の指示だったのです。

次回公判で証言台に立った佑樹は、事件の経緯や被害の状況を打ち合わせたとおりに述べました。
そこで、駒沢部長は坂間に追加質問を促します。

それを感じた坂間は、「言い残したことはありませんか?」とダメ元で思いつきの質問を佑樹にしてみました。
すると、佑樹の口からは思いがけない証言が飛び出してきたのです。
「先生とボクを助けてください」

佑樹は、先生を困らせてやろう位に考えてしたことだったのに動画が拡散されてからどんどん大事になり、こんなことにまでなったのが怖くて堪らなかったのです。

裁判はこの被害者証言で大きく展開し、判決は罰金刑の微罪。

誰もが納得する結末となりました。

駒沢部長がこの裁判を異例の合議制にして、坂間に被害者証言を求めさせ追加の質問までさせた意図はこの物語の結末で明らかになります。

坂間が、再び中学生の裁判所見学の質疑応答を担当する場面です。
前回にもあった「裁判官の年収は?」「判決を出すのは怖くないですか?」の質問には平然と自分流の答えを返した坂間。
しかし最後に付け加えて、こう言います。
「ですが、僕にとっては面白い仕事です」

ドラマ『イチケイのカラス』の結末予想

原作漫画では入間真平が主人公だったため、真平の裁判官という仕事に対する心境の変化が結末に据えられていました。
しかしドラマでは設定が変わり主人公が入間みちおになったことから、みちおが弁護士から裁判官になった謎が明かされる結末になるのではと予想しています。

それは、ドラマのタイトル『イチケイのカラス』にも関係する裁判官の役割に対する入間みちおの思いが込められた部分なので見逃せません。

『イチケイのカラス』各話のあらすじ

2021年4月5日からフジテレビ系にて放送開始された竹野内豊さん主演の連続ドラマ『イチケイのカラス』の各話あらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。

1話のあらすじネタバレ

東京地方裁判所第3支部第1刑事部(イチケイ)の刑事裁判官・入間みちお(竹野内豊)は中卒で司法試験を突破した叩き上げ。
そんなイチケイに、東大法学部出身の特例判事補エリート・坂間千鶴(黒木華)が赴任。イチケイ部長の駒沢義男(小日向文世)は、千鶴に入間と組むよう指示。千鶴の異動は、事件の処理件数があまりに少なく、民間会社なら倒産しているイチケイを立て直す為であり、最高裁事務総局判事・日高亜紀(草刈民代)の指令です。

入間を裁判長に、千鶴と駒沢の三人での合議制で取り組む起訴案件は、大学生の長岡誠(萩原利久)が、代議士の江波和義(勝村政信)に全治一ヶ月の怪我を負わせた傷害事件。駒沢部長の提案による合議制裁判が千鶴の異動後の初仕事です。
誠は、江波代議士の秘書だった長岡洋一郎(松澤一之)の息子。洋一郎は、二ヶ月前、江波代議士の不正献金疑惑が発覚した矢先、電車への飛込み自殺をしていました。

第一回公判。検察側は、東京地検第3支部の井出伊織(山崎育三郎)と城島怜治(升毅)。誠は江波が先に殴りかかったと証言し、更には、父は自殺ではないと主張。自分の就職祝いをやろうと店を予約していた父が自殺などするはずが無いと誠は確信しています。入間は、洋一郎の飛び込み自殺の真相を確かめようと捜査権を発動。現場検証を実施します。
傍聴席には、みちおを見守る会のメンバー(長田庄平、松尾駿/チョコレートプラネット)がいて、入間裁判長の言動に注目しています。

洋一郎が自殺とされたのは、たまたま目撃者がいたからでした。工場での仕事終わりに踏切を通りかかった相馬真弓(松本若菜)は、洋一郎が電車に飛び込むのを目撃したと証言していました。また、江波代議士も洋一郎が自ら不正献金で得た金をクラブ女性に貢いでいたと告白して、その直後に、電車に飛び込んだと証言していました。
が、真弓の娘、小学三年生の奈々(古川凛)が踏切に折り紙の花を供えているのを、入間は現場検証の折りに見ていました。真弓は、二年前に離婚しているシングルマザーで、当日も、娘と一緒に踏切付近にいたということになります。

第三回公判を前に、真弓に対する所在尋問を実施する入間。
あの日、奈々と連れ立って帰宅の途に着いていた真弓。近くの工事現場の騒音の他、線路と併行して走る幹線道路の交通量も多い中、奈々がオルゴール音楽を聞きながら踏切に入り、そこで、オルゴール箱の中身を線路上に落としました。で、電車の接近に気付かずに、それを拾い集めようとしている奈々の背中を押して、自らは、電車に轢かれた洋一郎。洋一郎は、その時、たまたま踏切近くで江波議員と不正疑惑に関して揉めていて、奈々の危険を察知。代議士の不正献金の受け取りに関して、これを公表すると言ってから、奈々の救出に向かっていました。
で、その時、真弓は江波から虚偽証言を求められます。真弓が勤めていた工場の経営者と懇意だった江波は、仕事仲間の解雇をちらつかせて、虚偽証言を迫りました。真弓は別の大手企業を斡旋され、それで経済的には随分と楽にもなっていたので、娘の命の恩人(洋一郎)を見殺しにしていました。命を助けられた娘の奈々は、そのことに苦しんで、踏切で花を手向けていました。

結局、誠は、懲役1年6月(執行猶予付き)の判決。

11年前。「私は無実です」と書いて死んだ男がいて、それで、弁護士バッジを外す決意をしていた入間。そんな時、駒沢部長に「裁判官になってくれませんか?」と要請された入間。「あなたが司法を裁くのです」と入間に言った駒沢部長。彼の念頭には、最高裁事務総局判事の日高亜紀がいます。どうやら、入間が日高を裁く日が来るのを駒沢部長は期待しているようです。
……国から貸与されている弁護士バッジを船上から海に投げ捨て、それは国に返却すべきものであることを駒沢部長に指摘される入間がいます。

2話のあらすじネタバレ

将来を嘱望されている裁判官・坂間千鶴(黒木華)は、最高裁判官判事で新人研修時代の上官である日高亜紀(草刈民代)から事務総長の香田健一郎(石丸謙二郎)を紹介され、その際、入間みちお(竹野内豊)を見張るように言われます。

そんな時、ある裁判の一審判決の差し戻し審理が舞い込んできます。その判決を降したのは、香田事務総長の息子・隆久でした。先日、昇進をチラつかされた坂間はあからさまにその合議からはずれようとしますが、部長の駒沢義男(小日向文世)の一存により、入間を裁判長とした合議制になり、その審議に加わる事になります。
その裁判の内容は、料理研究家・深瀬瑤子(前田敦子)による乳幼児虐待という事件でした。深瀬は逮捕時に報道陣の前でほほ笑んだことで、強烈なバッシングを受けており、第一審も虐待・乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)という判決でしたが、そんな中でも本人は無実を訴え続けていました。

差し戻し審で虐待を診断した医師への証人尋問から虐待以外の可能性を感じた入間は、例のごとく検証に乗り出します。坂間は、この判決を覆したら自分の出世の障害になることを察し、合議から抜けようとします。が、入間はお構いなし。そんな入間のペースにつられて証言をたどっていくと、事件の3日前に保育所で微熱のあった娘を保育士が病院に連れて行っており、その病院で診察した医師は第一審で証言した医師と同一人物でした。
入間は、改めてその医師に証言を依頼しますが、断られます。そこには、第一審の裁判官である香田からの圧力が働いていました。香田とその医師は学生時代の先輩後輩の間柄だったのです。

その後、入間達の説得が医師の良心に届き、その医師は最初に自分が診察した際、その子がベッドから落ちたことを証言し、自分の恩師の見解も虐待でなく、落下が原因ということを証言します。それを聞いた入間は、被告の深瀬に無罪判決を言い渡し、裁判官の壇上から降りて、これまでの経緯を謝罪します。

無罪となった深瀬は、改めて娘と抱き合い、普通の生活を取り戻すことができます。

その後、事務総長の香田健一郎が東京地方裁判所第3支部第1刑事部(イチケイ)にやってきて隆久を「懲戒処分にします」と謝りに来ました。
それと前後して、日高と会食した坂間は、みちおは問題ないと報告するのでした。

3話のあらすじネタバレ

朝、イチケイにきた入間みちお(竹野内豊)は、どうやったらアインシュタインのようになれるのかと皆に聞き、その答えは裁判官にも大事なことだと言います。

部長の駒沢義男(小日向文世)は、被告人・藤代省吾(岡田義徳)が被害者の野上哲司(成松修)を殺し、死体を焼いた事件を合議制でやりたいとみちおや坂間千鶴(黒木華)に伝えます。

藤代はガラス工芸の教室を開いていて、そこに野上の娘・野上碧(渡邉心結)が通っていました。藤代は碧の母で、笹原警察署の警察官でもある奈緒(佐津川愛美)に好意を持ち、野上家に「浮気をしている」「夫と別れなければ罰をあたえる」などと無記名の嫌がらせの手紙を送り付けていました。
それに気づいた野上が工房に行き口論になり、野上は転倒した際頭を打って死んでしまい、藤代は発覚を恐れて遺体を焼却炉で燃やしたという事件でした。

実は、駒沢は18年前に藤代が犯した殺人事件の裁判長として、無期懲役の求刑に対し、4年の実刑判決を下していた過去がありました。
公判で駒沢を見た藤代は、動揺を隠せませんでした。

警察の検証に疑問を感じた駒沢の意を汲み、裁判長のみちおは検証の検証を求めます。しかし、所轄の笹原警察署からは不見当の回答が来ます。
裏があると睨んでいたみちおは、担当の警察官から匿名の証言を得ることに成功します。

同じ笹原警察署に勤める野上菜緒が絡んだ事件であることが公になることを嫌って、笹原警察署は不見当の回答をしたという裏があり、菜緒は夫からDVを受けていたということもわかります。
また、藤代と菜緒は、過去に藤代が釈放後に自殺を図ろうとした際に、警察官の菜緒が駆けつけ説得して自殺を思い止めさせていたと関係にあったのでした。

そして公判で検察は、事件当日、野上の車を運転する藤代の姿が防犯カメラに写っていたと説明します。
すると、菜緒が泣きながらこの事件の真実を話すのでした。
藤代の自殺を止めたことがキッカケで付き合い始めた二人でしたが、犯罪者であることに負い目を感じていた藤代は菜緒に別れを告げます。
その時菜緒は藤代の子を身ごもっていたのでした。その子こそが碧でした。
碧は野上哲司に暴力をされ、花瓶で野上を殴り殺してしまいます。碧から連絡を受けた病気で先の短い藤代は、碧と菜緒を守るため、自分が野上を殺したかのように装っていたのでした。

今回、被告の証言を疑ってかかったことで真実が判明しました。
みちおは千鶴に「人が罪を犯す。そこには想像もつかない理由があったりする」と話し、嘘を見逃さない部長は凄いと言います。
そして、私たちがアインシュタインに近づくには、まずは疑ってみることが大切だとみちおは言うのでした。

4話のあらすじネタバレ

坂間千鶴(黒木華)のもとに妹の絵真(馬場ふみか)が訪れます。入間みちお(竹野内豊)は、絵真に坂間の裁判を傍聴することを勧めます。
絵真が見守る中、バシバシと裁判を処理していく坂間は、傍聴マニアからベルトコンベア裁判官と評されます。

そんな中、イチケイに少年事件が回ってきます。その事件は、東京ドリームランドのアルバイトの望月博人(田中偉登)が売上金の5000万円を盗んで逃走し、警察に追い詰められビルの非常階段から盗んだ現金をばらまいたというものでした。
坂間は少年事件を担当してたことなかったが、みちおは裁判長に坂間を推薦します。坂間は初めての少年事件で、かつ初めての合議制での裁判長を務めることになります。

公判が始まりますが、博人は取調べの段階から完全黙秘を貫いていました。みちおたちは博人を理解しようと博人の身辺調査をします。施設で育った博人には兄弟のように育った滝本陸(細田佳央太)と吉沢未希(ついひじ杏奈)という存在がいたことがわかります。
そして未希はピアノが得意だったのですが、東京ドリームランドのジェットコースターの事故で腕を損傷していたこともわかります。

次の公判で法律なんてクソだと発言する博人を見て、みちおは裁判所主導の捜査をすべきと坂間を誘導し、坂間は渋々職権を発動します。
ジェットコースターの事故の裁判を調べると、メンテナンスコストを減らされていたこと、マネーのために弁護士をやっていると言い切る稲垣弁護士(前川泰之)が担当していたことがわかります。
また、博人が逃走中の行動を調べると、陸と落ち合い、盗んだお金を渡していたことがわかります。
博人が陸と会っていたことを公判で明らかにすると、博人は自分一人でやったと言い張るのでした。未希の左手は最先端手術をすれば治る可能性があり、博人はその手術費用を得るために、盗んだお金から手術費用を陸に渡し、残りをばら撒くことで手術費用分はバレないと考えたのです。つまり、陸とミキに迷惑をかけないために完全黙秘を貫いていたのです。

坂間は博人に懲役3年を伝えます。
陸は家庭裁判所で裁かれ、未希の手術が中止になったことを知った博人は公判で暴れますが、坂間はこの逆境を乗り切って人生を切り開いていってほしいと諭します。

その後、みちおは稲垣弁護士の元を訪れ、民事裁判で損害賠償を起こすことを伝えるのでした。

5話のあらすじネタバレ

イチケイに、あるバレエ団で起きた傷害事件の起訴状が届きます。そのバレエ団には書記官の石倉文太(新田真剣佑)の中高時代の同級生で初恋の人である、馬場恭子(生田絵梨花)がいたのです。

今回の傷害事件は、被告人でバレエ団の代表の槇原楓(黒沢あすか)が、バレエ団の元トレーナーの矢口雅也(松木研也)から復職を迫られ口論となり、突き飛ばされた矢口が頭を打ち、意識不明の重体となってしまったものでした。

坂間千鶴(黒木華)が裁判長を務めた第1回公判で、食い逃げ事件の裁判を担当していた入間みちお(竹野内豊)は、傍聴席から併合審理をやりたいと書いた紙を見せます。
食い逃げ事件の被告人が、食い逃げの途中で、槇原と矢口が口論する現場を見ていたのです。しかし、食い逃げの被告人はもう一人髪の長い女性がいたと証言します。

公判ではバレエ団に所属する髪の長い女性が集められますが、食い逃げの被告人は全員違うと話し、傍聴席にいた恭子を指差し、この女性が現場にいたと証言します。
しかし、恭子は事件当時はバレエ団のスタジオで練習していたと話し、それを裏付けるように同じバレエ団のメンバーも一様に恭子がスタジオで練習していたことを証言します。

メンバーへの聴取に訪れていた石倉は、体調を悪そうにしている恭子を見かけ、声を掛けます。そして石倉は公判前に体調不良で仕事を休み、恭子と会っていたのでした。

第4回公判。駒沢義男(小日向文世)裁判官はバレエのメンバーの証言の信憑性を疑います。すると、食い逃げの被告人は口論の現場を見たことは嘘の証言だったと、証言を覆します。
すると、みちおは石倉を証人として呼びます。石倉は職務を全うするとし、恭子が変形性股関節症を患うも、恩師の槇原の期待に応えるために頑張り続けていることを証言します。
その証言を受け、槇原は矢口からは恭子のケガを隠していることでゆすられていて、現場には恭子もいたと、事実を証言します。
矢口が倒れた後に、槇原はバレエ団存続のために恭子を現場から離れさせたのでした。

後日、何もかも失った恭子は「責任を取ってよ」と石倉に言いますが、自ら石倉に別れを告げて去っていくのでした。

6話のあらすじネタバレ

地検チームとの草野球の試合を終えたみちお(竹野内豊)たちは、石倉(新田真剣佑)の実家のそば屋で飲みながら、今日の試合を振り返っていました。すると、そこに、坂間(黒木華)と日高(草刈民代)が女性裁判官の会に出席して、日高の最高裁長官内定のお祝いをした後にそば屋に来たのです。
するとみちおは、蝶の羽ばたきが嵐を起こすのかという例えをみなに投げかけ、今度、志摩総一郎(羽場裕一)が被害を受けた窃盗事件を担当することになったことを日高に告げます。
12年前、みちおが弁護士を務め、日高が裁判官を務めたある事件の裁判で、この志摩を証人喚問に呼ぼうとしたが、日高に却下された経緯がありました。みちおは、今回の事件が、12年前の事件の波紋でないといいがと言い残してお店を出ていきます。

今回、みちおが裁判長を務める窃盗事件は、前科6犯の窃盗犯である岸田茂(バカリズム)が、オメガ会計事務所所長の志摩の自宅に侵入して、現金113万円を盗んだ事件でした。
岸田は盗んだ自転車で逃走を図りますが、新聞配達員の自転車とぶつかり、顔を見られたため自首していました。
公判で、岸田は自分はどんな金庫でも開けられる耳を持っていると豪語し、自分はお金が余っている家しか狙わないこと、人は絶対に傷つけない、というポリシーを持っていることを熱弁するのでした。

12年前の事件は、東丸電機の経営戦略部長の布施元治(中野剛)が何者かに殺され、倒れている布施を見つけた同社研究主任の仁科壮介(窪塚俊介)が逮捕された事件。仁科の弁護人を務めたのがみちおでした。
仁科から殺害現場から立ち去った人間がいたことを聞いていたみちおは、国税庁から天下りして東丸電機の税務顧問を務めていた志摩を証人喚問に呼びたいと裁判長の日高に申し立てますが却下され、仁科は無期懲役となり、「私は無実です」というメモを残して死んでしまうのでした。

イチケイでは岸田の逃走経路の防犯カメラの映像を取り寄せようとしたところ、新聞記者の真鍋が先に請求していたことがわかります。しかもその真鍋は何者かに突き飛ばされて意識不明の重体となっていました。それを聞いたみちおは、この事件を合議制に切り替え、職権を発動する旨を伝えます。
そして岸田が重たい荷物を盗んで逃走しており、テストを行い、20キロほどのものが入っていたことを突き止めます。

また、岸田被告を早く送検するよう、小宮山検事(テイ龍進)から指示があったこともわかり、地検側はそれを小宮山検事から理由を聞き出そうとしますが、上司の次長検事の中森(矢島健一)も出てきて、地裁の捜査協力を禁止すると告げるのでした。

公判で岸田に現金以外に何を盗んだか聞きますが、模造品だったので捨てたと証言します。
みちおは志摩を証人喚問に呼びますが、岸田と同じく模造品であったことを証言し、志摩はみちおに対し、12年前からなぜ自分に固執するのか、最高裁に抗議書を送ると言います。
そして駒沢部長は岸田の送検を早めようとした理由を地検に確認するも、不見当の回答に異様な雰囲気となります。

そんななか、真鍋は身重の妻を残して死亡します。真鍋の妻に所在尋問を行ったところ、死亡する前に真鍋の父の釣り船で釣りをしていたかもしれないと証言します。
みちおたちは真鍋の釣り仲間から真鍋がその日船板を開けていたことを聞き、船板をあけると手帳が入っていたのです。

また、初心がねじ曲がってしまったのか、失望させないでくれと駒沢部長からの伝言を伝えられた地検チームは、井出(山崎育三郎)の色仕掛けで情報を聞き出し、その情報をそば屋にいたイチケイのメンバーに小芝居で伝えます。

次の公判で小宮山検事に岸田が自首する前に小宮山検事の後輩弁護士が岸田に接触している映像を見せます。
みちおは岸田に今回の事件で、真鍋が死亡している事実を告げ、岸田の人を傷つけないというポリシーに訴えかけます。すると岸田はしつこいみちおに観念し、自分が盗んだのは113万円ではなく2億円であったこと、そして接触してきた弁護士から嘘の証言をして自首することで1千万円をもらえるという話しに乗っかったことを認めます。
真鍋の手帳には東丸電機が脱税していたことがわかる裏帳簿のデータが入っていて、真鍋はそのまま脱税の疑いで逮捕されます。

その後、坂間は真鍋の手帳を妻に返します。手帳の最後のページに息子の名前「直輝」が書かれていました。
東丸電機の脱税を疑っていた布施と、志摩の接点がつながり、坂間は仁科の妹・由貴(臼田あさ美)に再審請求するよう伝えるのでした。

7話のあらすじネタバレ

坂間千鶴(黒木華)は東丸電気殺人事件で無期懲役となり、死亡した仁科壮介(窪塚俊介)の妹の由貴(臼田あさ美)の職場を訪ね、再審請求するよう話しますが断られてしまいます。
坂間と入れ違いで由貴を訪ねてきた女性がいました。彼女は入間みちお(竹野内豊)の元同僚で、弁護士の青山瑞希(板谷由夏)でした。

坂間と青山の説得により、由貴は再審請求を決断します。その再審請求で弁護人を務めることになった青山は、由貴とともに記者会見を開き、再審請求の裁判を公開で審理することを求めると話します。
次長検事の中森(矢島健一)は公開審理を拒否すべく、期限内に即時抗告申立書を出すよう、城島(升毅)らに命じます。しかし即時抗告は期限内に提出されませんでした。城島は中森に出すのを忘れたと話し、担当者から外されます。そして、この再審公判の裁判長はみちおが担当することに決まります。
前回弁護人を務めたみちおが裁判長を務めるのは中立性の観点からおかしいと日高(草刈民代)は坂間に言いますが、珍しく坂間は反論します。

第1回公判には、仁科の遺影を持った由貴や、真鍋の妻も傍聴席にやって来ます。そして、みちおは公判の冒頭で、自分はかつてこの事件の弁護人を務めたことを伝え、中立性のない判断をしたら異議を唱えて欲しいと話すのでした。
みちおは、司法の間違いを正せるのは司法だけだとし、早速職権を発動します。志摩総一郎(羽場裕一)のアリバイの再検証、証拠物の再鑑定を行うこととします。

みちおたちは志摩の元妻の経営するブティックを訪れます。元妻は志摩が当時若い女に入れ上げいたことを理由に手に血をつけて帰ってきたと証言していたが、後からそれは偽証で、志摩は事件の時間は自宅にいたと証言していたのでした。
みちおは商品のジャケットを手に取り、良い商品だと褒め、元妻もプライベートブランドの新作ジャケットだと説明します。これを購入して店を出たみちおは、同じジャケットを志摩が着ていたことに気づいていたのです。志摩夫婦は離婚までして証言の信憑性を高めていますが、実は裏で繋がっていて、志摩が金銭的支援をしているのではないかと推測します。

駒場たちは、12年前の裁判で書記官を務めていた友坂のもとを訪れます。友坂は裁判官はみな上に忖度した判決しか出さないと言い、当時裁く側にいた駒沢を責めます。駒沢はあの判決は合議制で多数決で決まってしまったが、それを止められなかったことを悔やんでいると話し、この国の司法を裁く覚悟だと言って頭を下げるのでした。

第二回公判では、弁護側はドライブレコーダーに写っていた人物の歩き方から人物を特定できる可能性があるとして志摩側から歩く映像の提供を求めます。
また青山は志摩と元妻は金銭で繋がっていると話し、みちおも元妻からの財務資料を求めることを認めます。すると、検察官の小宮山(テイ龍進)はみちおらが最初から志摩を疑ってかかっていることを理由にみちおたちに忌避申し立てをします。坂間がそれを却下しますが、小宮山たちはすぐに高裁に申し立て、次の第3回公判を最後に強制的に外されてしまうことがわかります。みちおは第3回公判で、中森と日高の2人を証人尋問すると青山と坂間に伝えます。

第3回公判で、弁護側はドライブレコーダーの人物と志摩の歩き方の整合結果が70%であったと発表するも、みちおは証拠としては認められないと話します。そして志摩と元妻の関係については元妻が経営する会社の財務資料を提出しないことを受けて元妻の証言は偽証だとします。
証人尋問に立った中森に対し、みちおは検察が志摩と殺された布施(中野剛)の関係を知っていた上で守ろうとしていたのではないかと聞きますが、中森は否定します。すると井出(山崎育三郎)は東京地検特捜部にいた中森は国税庁の志摩からさまざまな情報提供を受けていたので、志摩の不正を見て見ぬふりをしていたと捨て身で主張します。しかし、中森はそれ以上根拠のない話をするなら名誉毀損で告訴すると言い放ちます。そして日高が証人尋問に立ちます。
当時、日高は最高裁の事務総局から早く審理を終わらせるよう言われていて、忖度したという友坂の証言に対して、裁判官になれなくてやめた友坂の証言は偽証と一蹴し、日高はみちおに明確な審理を求めるのです。日高に歩み寄ったみちおは良心に誓って忖度をして判決を下していないかと問うのでした。しかし、日高はそれを否定して、逆にみちおに裁判官失格だと告げるのでした。

公判後、日高は中森に事件の真相を知っておきたいと話し、中森は犯人が志摩であることを話します。それを録音していた日高は、緊急記者会見でその録音を聞かせ、謝罪して自分は裁判官を辞することを表明します。みちおと坂間に会った日高は、まだ終わっていないと言います。
最終的に志摩は自供し、みちおは由貴とともに仁科の墓前で報告するのでした。

8話のあらすじネタバレ

イチケイの主任書記官の川添博司(中村梅雀)は自分の書記官人生を思い起こし、担当する裁判官の引きの悪さを感じていた。
定年まで無事に過ごしたかった川添でしたが、電車で痴漢をした若者を追いかけ、逆に自分が警察に痴漢容疑で捕まってしまいます。証拠不十分で釈放されますが、弁解に追われます。
そんなときにイチケイに、書記官研修生の前橋幸則(渡辺佑太朗)と磯崎由衣(夏目愛海)がやってきます。駒沢義男(小日向文世)は、合議制で扱う案件があると言い、研修生の2人にも立ち会うよう求めます。

その案件を読み合わせていると、坂間千鶴(黒木華)と浜谷澪(桜井ユキ)は驚きます。今回の被告人の潮川恵子(真凛)は、坂間が裁判長を、浜谷が書記官を務めている現在審理中の窃盗事件の被告人だったのです。

万引きの前科があった恵子は、保釈中に再び万引きをします。それを目撃していた山寺史絵(朝加真由美)が店に伝え、恵子は捕まります。それを逆恨みした恵子が保釈中に史絵を殴打したという傷害事件でした。

恵子には6歳になる娘がおり、夫はドイツに単身赴任中で、育児と義母の介護に追われ、そのストレスから万引きをしたということで、罪を認めていて逃亡の恐れもないとして、浜谷は在宅審理で良いのではと坂間に進言していたのでした。

駒沢は窃盗事件と傷害事件を併合して審理することを決めます。

公判で恵子は、4ヵ月前に史絵の通報で逮捕されたが、そののことは恨んではおらず、史絵は自分の小学校時代の先生であったことを証言します。
そして、今回の傷害事件は、史絵が万引きをしたところを見て、それを止めようとした際に史絵に襲われ身を守ろうとしたときに史絵にケガを負わせてしまったと話すのでした。
検察の井出伊織(山崎育三郎)の話によれば、史絵が万引きをした証拠がないこと、そして史絵は恵子から暴行を受けた後に夫で市議会議員の信吾(大谷亮介)に電話で助けを求めていました。
10分後に信吾が駆けつけたときは意識を失っていて救急車で運ばれ、いまも軽度麻痺と記憶障害が残っている状態であったのです。
入間みちお(竹野内豊)は恵子に、どんな気持ちで史絵の万引きを止めようとしたのか尋ねますが、恵子は答えられませんでした。
そして坂間も何度殴打したか質問し、恵子は一度だと答えます。

公判後、みちおは甥っ子トークを始めます。なんで子供が書く絵では太陽は赤、青信号は青になのかを問いかけます。これは大人が子供に知らず知らずに教えていて、先入観を持たない子供が太陽は赤と思い込んでしまっているのだと。
そして先入観を捨てて考える必要があり、恵子はストレスからの万引きではなく、万引きの病気ではないかと疑うのでした。

実際に恵子は窃盗症とも呼ばれるクレプトマニアと診断されます。そして、面会した夫から離婚を切り出されてしまいます。育児も介護もできるから大丈夫と言う恵子を信じていたと夫は言うのでした。

次の公判で、史絵は2度殴られていたことが判明します。
井出から2度殴ったのではないかと聞かれ恵子は動揺します。それを見た川添は落ち着かせるために休憩を提案します。浜谷は恵子の娘ほたるちゃんのためにもやることがあると恵子にアドバイスをします。
再開した公判で恵子は万引き時の素直な気持ちを証言します。そして殴ったのは一度と言い切ります。
そして史絵の夫の信吾が証言台に立ちます。信吾は妻は万引きするような人間ではないと言います。証言が食い違っていたため、みちおは職権を発動します。

みちおたちは事件現場の河原で検証を行います。検証に参加していた前橋は史絵に2度目の殴打をした別の人間がいるのなら疑わしい人物がいると真犯人説を言い、信吾が自分の立場を守るために妻を殴ったのではないかと推測します。そして史絵が万引きしたことが事実なら、現場近くで盗んだものを処分される可能性があるとし、川添らが捜索します。

一方、みちおらは信吾が電話を受けたときに近くにいた人物に接触し、信吾が史絵からの電話で怒っていたとの証言を得ます。その時、恵子の夫からほたるがいなくなったとの連絡が入ります。ほたるは病院にいる史絵のもとにいたのです。

併合審理の3回目、信吾は逆恨みをされて襲われたことに憤りを感じていたと証言します。そして弁護人は現場で史絵が盗んだものが見つかったと証拠品を見せます。
するとみちおは、ほたるちゃんが史絵に謝罪すると、記憶障害のはずの史絵は涙を流していたと話し、史絵から手紙という形で証言してもらうと言います。
車椅子の史絵が現れます。史絵の手紙を信吾が代読します。教職を引退した後、人生に手応えを感じずにいたころ恵子の万引きを目撃してしまっていたのです。実は史絵もすでにクレプトマニアだったのです。
恵子に殴られた後、史絵は全てを信吾に話します。信吾は「こんなことならいっそ」と言いかけたので、死んでしまった方が良いと考え、史絵は自らの手で石を振り下ろしていたのでした。
恵子は万引きを止めようとしただけだと、それが真実だと手紙で証言したのでした。
みちおが恵子と史絵に対し、勇気を持って助けてと言ってみてはと投げかけるのでした。

公判後、恵子は夫に「大丈夫じゃない」と正直に言い、夫も恵子に大丈夫と言わせていたことに気づくのでした。

後日、みちおは恵子に執行猶予つきの懲役1年、傷害事件については無罪を言い渡します。ほたるちゃんはみちおに「ママはおうちに帰れるのですか?」と聞き、みちおは「帰れますよ」と伝えます。それを聞きながら、川添は改めて自分の書記官人生はこれで良いと思うのでした。
そして疑われた痴漢事件の真犯人が捕まったと駒沢から報告を受けます。先入観を捨てて捜査させたら、犯人は女性だったのです。
横でその話を聞いていた男性が先入観も時には大切かもしれないと話します。そこにみちおもやってきて、みちひこと声を掛けます。その男性はみちおの甥っ子みちひこ(武井壮)だったのです。

9話のあらすじネタバレ

坂間千鶴(黒木華)は何者かにつけられている気配を感じていました。裁判所で石倉文太(新田真剣佑)が怪しい男性を捕まえますが、それは裁判員候補者として裁判所にやってきていたのです。
イチケイで殺人事件を裁判員裁判で審理することになり、裁判候補者が集められ、裁判員の選任手続きが行われました。クジで6名の裁判員と2名の補充裁判員が選ばれました。

今回の殺人事件の起訴内容は、被告人の高見梓(春木みさよ)が、被害者の桐島優香(八木さおり)を3階バルコニーから破損している柵に突き飛ばし、転落させ死亡させたというものでした。
梓は家政婦として桐島家で働いました。
入間みちお(竹野内豊)が起訴内容に間違いがないか梓に聞くと、梓はあれは事故だと主張するのでした。

第一回公判後、早速ひとりの女性裁判員が降りたいと申し出ます。検察側が証拠として提示した、ホームセキュリティの映像に優香が転落する映像が残っており、それを見て気分を悪くしたのでした。
その映像では、梓は転落してまだ息があった優香を約5分間放置していました。そこに配達員がきて優香は救急搬送されるも亡くなってしまいます。
また優香は、梓に多額の遺産を相続させることを弁護士に伝えていたが、梓はそのことを知らなかったと主張します。それを聞いた裁判員からは梓が金目当てで起こした事件だと意見がでます。
さらに別の裁判員はネットニュースで、梓が5年前に火災事故で夫と娘を亡くし、譲り受けた夫の会社を売却して多額の資産を得ていたことを話します。しかし、駒沢は裁判は提出された証拠のみで判断する必要があると伝えます。
そして梓が救急車をすぐに呼ばなかったのは助からないと思って呆然として動けなかったという証言などから、裁判員はみな梓が犯人であることに同意します。

検察側の証人として配達員が呼ばれます。配達員は「お願い、助けて、許して」と優香が話していたと証言します。
また救命医は、優香が死んで梓はほっとしているように感じたと証言します。
次に優香の娘の希美(松風理咲)が弁護側の証人として証言します。希美は心臓疾患で長く入院していたが、退院してからは梓が母と自分を支えてくれ、おばさんのような存在であったと証言します。
続いて梓の同僚の家政婦が証言台に立ち、梓が桐島家に支えられていたのだと証言します。

悩む裁判員たちにみちおは姪っ子トークを始めるのです。「三度目の正直」「2度あることは3度ある」のような意味が正反対のことわざはどちらが正しいのかを例に挙げ、その人の立場によって正しさは違うと言うのでした。
裁判員たちは被告人の気持ちなどをもっと知りたいと言い、みちおと千鶴と駒沢義男(小日向文世)は3人で『職権を発動』とハモって言います。

検察の再検証によると、落ちる直前、梓が「許さない」と叫び、優香が「やめて、許して」と叫んでいました。検察が梓に優香が転落する際の話を聞くも、黙秘します。
また、弁護側の証人として被害者の知人が証言台に立ち、事件の1ヶ月前、優香がテレビで土砂崩れで身元不明の男性の遺体が見つかったというニュースを見て過呼吸になったと証言します。その身元不明の遺体は事故ではなく殺人の疑いがあったのです。そしてその遺体からあるクラブの名前が書かれたライターが見つかり、そのクラブの女性が事件の1週間前に優香の元を訪れていたのでした。
そして、浜谷澪(桜井ユキ)たちが梓と優香を調べ上げた年表を持ってきて、みちおは梓の娘の死亡日と、希美の心臓移植手術を行った日が同日であることに気付きます。
突然、別の女性裁判員が降りたいと言いだします。みちおは裁判員の意見は裁判官と同じ重みがあるとし、その重みを背負わなくても良いと伝え、その女性は裁判員を降りるのでした。
みちおたちは被告人の心の鍵を開けるため、もう一度希美に証言させることを決めます。

第4回公判でみちおは希美に、あなたの心臓は梓の娘の心臓であったことを伝えます。希美は心臓移植をしてもらえたことを新聞に投稿し、それを見た梓は優香に会いに来て、桐島家の家政婦になったのでした。
そして検察側は身元不明の男性は優香の夫であったことを報告します。証言台に立った梓は、憶測でねじ曲げられたくないとし、真実を話しはじめます。
事件の日、優香は梓に13年前に長野の別荘であったことを話します。優香は別荘で夫に殺され掛けたが夫を殴って逃げ出して助かったものの、別荘に戻ったら夫が倒れていて、山林に埋めて失踪したように見せかけました。
しかし土砂崩れで夫の遺体が発見されてしまい、所持品のライターでクラブの女性からも強請られ、警察にもバレると考えた優香は、希美を苦しめたくないとし、梓に希美を託し、自ら飛び降りたと証言するのでした。
梓も希美のもう一人の母親として苦しめたくないと言う思いがあり、救急車を呼ぶことを躊躇していたのでした。
みちおが梓に助けるべきだったか投げかけると、「わからない。教えてください」と言うのでした。

第五回公判で裁判員はみなどうすべきだったか一人ずつ意見します。
みちおは答えをこれからの人生で見つけてほしいと言い、梓に執行猶予付きの懲役1年の判決を言い渡します。梓の罪は殺人ではなく、自殺幇助と判断されたのです。

みちおは傍聴人の中に千鶴をずっと見ている男性に気付きます。その男性が千鶴が判決を下した集団カンニングの被告人の一人でした。
男は千鶴を見つけ、千鶴を階段から突き落とします。駆けつけたみちおが千鶴を庇ったことでことなきを得ます。

千鶴のスマホに千鶴の妹の絵真(馬場ふみか)からみちおを食事に誘ってみたらと、メールが入ります。するとみちおからご飯に誘われ、千鶴は「はい」と返事するのでした。

10話のあらすじネタバレ

入間みちおは愛犬の兄弟が生まれたので、元同僚の青山瑞希(板谷由夏)と、彼女の母親の多恵(銀粉蝶)の住む青山の実家を訪れていました。
青山は独立して事務所を立ち上げ、これからは国選弁護もやっていく予定であることをみちおに告げ、そして、レアケースの国選弁護案件を担当するためにイチケイに通うことになることも伝えます。

イチケイにみちおが頼んだふるさと納税が届きます。中身は伊勢エビでしたが、みちおは苦手なのでみんなにあげると言います。

駒沢義男(小日向文世)はレアケースの案件を合議制で取り扱うとみちおたちに伝えます。その案件は、被告人が名無しの権兵衛で、青山が弁護人を引き受けていた傷害事件でした。

第1回公判で被告人(板尾創路)は、名前など自らの素性を明かすことを拒否します。
検察の起訴事実によれば、被告人は17歳の被害者の朝倉純(小野寺晃良)の胸部をスパナで殴打し、外傷性気胸の重傷を負わせたのでした。
この事件の前に、朝倉ら少年たちが路上生活者に投石を行っていました。被告人は少年らを追いかけ、朝倉を捕まえて説教します。少年たちはその仕返しに再度投石を行い、ある路上生活者にケガを負わせます。
被告人が朝倉を捕まえて、朝倉のスパナを奪って殴ったというのが起訴内容でした。しかし、被告人はこの起訴事実は嘘だと言い、自分は嘘が嫌いだと証言します。路上生活のことを聞かれた被告人は生活費はシジミを取って売っていると話します。

公判後、青山はみちおたちに被告人のアリバイを証明できるかもしれないと話します。
被告人は二度目の投石で仲間がケガをしたことを知る直前に、シジミをよく買ってくれる鷹和建設の原口がほか男性2人といるところを見かけていて、『まだ5時ですよ』『店を予約しましょうか』という会話を聞いていました。
朝倉が119番したのが5時1分であることから、男性二人の身元を特定して証言を要請すれば、被告人のアリバイが成立すると踏んでいました。青山は原口に会い、法廷での証言を求めますが、拒否されてしまいます。

第二回公判で朝倉が証人台に立ち、被告人に殴られたと証言します。二人の証言が食い違い、坂間千鶴(黒木華)は妹トークを始め、嘘にいろんな種類があると話し、今回の件がどんな嘘なのかを知る必要があるとし、同調したみちおは職権を発動します。

公判後、みちおは青山が被告人の素性を知っているのに嘘をついていると言います。しかし、青山は明かすのを拒否します。
青山は再度原口に会いに行くも長期休暇で会えませんでした。そこに鷹和建設の脱税事件を捜査していた地検の城島が現れ、原口が雲隠れしたこと、二人の男のうちの一人は鷹和建設の社長だと告げます。
一方、みちおは被告人の路上生活者の仲間に被告人の素性を確認しに行きます。被告人が話していた方言からみちおは富山だと言い、笑みを浮かべます。
また、青山は朝倉を運んだ救急隊から、気胸に対する医療処置がすでに行われていたという証言を得ます。
みちおと坂間は青山の母・多恵の地元の富山県川冨村を訪れます。被告人と接点があったのは多恵だったのです。被告人は川冨村の診療所で医師をしていました。17歳の妊婦がその診療所に運ばれてくるも、妊婦は助からず、赤ちゃんは無事でしたが、その後、被告人は失踪してしまいます。そしてその診療所の看護師をしていたのが多恵でした。

青山も以前に被告人と会っていたことがあったのです。この案件を別の弁護士が引き受ける予定でしたが、被告人の顔を見て、多恵からも助けてあげてほしいと言われ、自分が担当することにしたのでした。

第三回公判で、多恵が法廷に現れ、被告人は驚きます。青山は被告人に自分の母だと伝え、素性を明かせない理由を知った上で弁護を引き受けたと話します。
その告白に被告人はついに素性を明かします。17年前失踪した件についても、自分が医師免許をもっていない無資格医だったので、17歳の妊婦を助けられなかったと話したのでした。
無医村の川冨村に流れ着いた被告人は当初お金目的で医師になりすましていましたが、村の人から必要とされることに喜びを感じて独学で医療を学んできたのでした。
多恵は被告人の嘘に加担をしていたのでした。無資格医の医療行為についてはすでに時効となっていましたが、今回、朝倉の命の危険に晒された時、医療行為をしてしまっていたのでした。
また、朝倉は17年前のあの時の子どもだったというのです。朝倉の事が気になり、被告人は朝倉の近くに住んでいたのでした。この証言を聞いた朝倉も、仲間の少年に殴られていたが仲間から嘘をつくよう脅されていて、嘘をついていたのでした。

坂間は青山から、みちおの実家が老舗旅館だったが、東南アジアのエビを伊勢エビとして出していた産地偽装で内部告発を受け、高校生だったみちおは裁判で偽装と証言した過去があることを聞きます。
その頃、みちおは日高(草刈民代)から地裁の裁判官の任期は10年だけど、問題のある裁判官は再任されないと告げられます。

11話(最終回)のあらすじネタバレ

入間みちお(竹野内豊)と青山瑞希(板谷由夏)が癒着して無罪判決を出していると言う記事が週刊誌に載ります。
日高亜紀(草刈民代)は、まもなく裁判官の任期を迎えるみちおに、再任されない可能性があることを伝えます。坂間千鶴(黒木華)はみちおに日高と話した内容を尋ねるも、みちおははぐらかします。

翌朝、イチケイのメンバーもみちおが再任されない可能性があることを知ります。すると駒沢義男(小日向文世)は政治の力が働いていると言います。裁判官の再任は最高裁事務総局の決定によるものとなり、その事務総長こそみちおと因縁の関係にある香田健一郎(石丸謙二郎)でした。
そして、みちおに関わらせたくない案件があると考えたイチケイのメンバーは、みちおが現在担当している、大学生が起こした自転車事故の事件について検証を始めます。

この事件は、大学で自転車競技をしている笹岡(菅原健)が深夜に練習していたとき、家族連れと衝突し、女の子が意識不明の重体となった事件でした。しかし、笹岡は工事のフェンスを避けるために右側を走ったことで衝突してしまったと証言していたが、検察によると深夜工事の記録はありませんでした。

事故現場での検証で、坂間はこの場所が大型複合施設に接続する地下鉄拡張工事の対象エリアであり、労働基準法に違反した深夜工事の可能性を疑います。さらに坂間は自分が担当している地下鉄拡張工事における崩落事故と関係があると考えます。この事故では、元請けの鷹和建設の現場監督の青柳と、下請けのイバタ工業の現場監督の本庄(大西ユースケ)に業務上の過失が問われていますが、事故死した本庄の母親は違法な過重労働をさせられていたと証言します。
この大型複合施設の開発プロジェクトは、大物議員を父に持つ代議士の安斎高臣(佐々木蔵之介)がリーダーを務めていました。そして、みちおはこの2つの事件を併合することにします。

併合審理で、過重労働が原因ではないという青柳の証言に対し、みちおはイバタ工業の現場作業員から話を聞くと言います。
青柳の弁護人はみちおたちに圧力をかけてきます。併合審理2日目で、イバタ工業の現場作業員は口を揃えて違法労働を否定します。
次に本庄の母親が証言台に立ち、息子は納期に間に合わせるように上から指示されたと言っていたと証言します。みちおは争点である違法労働があったか調べる必要があるとして職権を発動します。

駒沢らが労働基準監督庁に違法労働があったか確認するも、告発はあったが違法労働の事実はなかったと回答されてしまいます。
一方、みちおは大型複合施設の事務局に出向きます。そこに安斎の秘書の田之上(篠井英介)がやってきて、納期に間に合うよう指示したのは安斎で、安斎を法廷に呼んでもらっても構わないと言うも、よく考えて行動するようみちおに圧力をかけてきます。

石倉文太(新田真剣佑)の実家の蕎麦屋に集まったイチケイのメンバーを前に、みちおはこのまま国を相手に戦うことについて、みんなの仕事を奪ってしまうことを考えて迷っていると告白します。それに対し、坂間はそんな保身はいらないと切り捨て、他のメンバーも賛同します。

みちおは本庄の息子の歩に話しを聞きに行き、一緒に戦って欲しいと頼みます。そして雲隠れしていた鷹和建設人事部長の原口も探し出し、3日目の併合審理に出席させます。
安斎が証言台に立ち、自分は納期に間に合わせるよう指示はしたが、違法労働をしろとは言っていないと発言します。
そして歩が証人台に立ち、お父さんから工事現場で女の子が大けがをしたと言う話を聞いたと証言します。
みちおは法廷にいる全員に一歩踏み出す勇気の必要性を説き、証言を求めます。するとイバタ工業の作業員たちが手をあげ、さらに原口が代表して証言すると言います。労働基準監督庁に告発していたのは原口だったのです。原口は本庄の過労から事故が起きたことを知っていましたが、鷹和建設の社長から偽造を指示されたと証言します。みちおは2つの事件の責任は鷹和建設にあると言います。

法廷を去ろうとする安斎に、地検の城島が近づき、鷹和建設が脱税した資金が安斎の父親の政治資金団体に流れていたことを伝えます。安斎の父親が田之上に指示して、鷹和建設に違法労働をさせて、それを隠蔽していたことも明るみに出ます。

任期を迎えたみちおは、クビになります。それを聞いた坂間は香田にみちおの再任を直訴します。そこに駒沢らも加勢し、懲戒処分を受けた香田の息子が復帰する話を持ち出し、みちおのクビに異議を唱えます。
結果、みちおは熊本地検の裁判官として再任されるのでした。(完)