ドラマル

2021年7月4日

『漂着者』原作ネタバレ!ドラマ最終回までのあらすじ・視聴率・結末考察

ドラマ『漂着者』の1話から最終回までのあらすじを、原作ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

斎藤工さん主演の連続ドラマ『漂着者』を200%楽しむために、キャストや各話ゲスト、視聴率の推移をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。

※『漂着者』全話ネタバレ完了済み(2021年9月25日)。

見逃し配信をチェック

当記事には、『漂着者』の第1話から最終回までのネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「TERASA」で第1話から最終回までの放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

『漂着者』の基本情報

概要(見どころ)

『漂着者』は、『あなたの番です』『共演NG』の秋元康が企画・原作を担い、神田優とブラジリィー・アン・山田が脚本を手掛けた予測不能の新感覚ドラマです。

主人公の謎多き漂着者・ヘミングウェイ(斎藤工)が、予言めいた力を発揮したことで、新聞記者・新谷詠美(白石麻衣)を巻き込みながら、世の中を狂信させていく姿を描いた物語です。

キャスト一覧

  • ヘミングウェイ(へみんぐうぇい):斎藤工
    記憶を失っている正体不明の漂着者、予知能力を持つ?
  • 新谷詠美(しんたに・えみ):白石麻衣
    28歳、やり手の新聞記者
  • ローゼン岸本(ろーぜん・きしもと):野間口徹
    47歳、 NPO法人『しあわせの鐘の家』主宰、ヘミングウェイの身元引受人になる
  • 深見龍之介(ふかみ・りゅうのすけ):リリー・フランキー
    57歳、『雲行寺』の住職
  • 国原栄一(くにはら・えいいち):船越英一郎
    57歳、『新潟医療大学病院』の精神科医、ヘミングウェイの担当医
  • 橋太(はし・ふとし):橋本じゅん
    54歳、『新潟北陸新聞社』社会部のキャップ
  • ラペ:太田奈緒、ペリ:隅田杏花、リモ:吉田志織
    謎の男性(ヘミングウェイ)を発見した女子高生3人組
  • 野間健太(のま・けんた):戸塚純貴
    29歳、『新潟県警』刑事部捜査一課の刑事
  • 佐々木文雄(ささき・ふみお):岩谷健司
    52歳、『新潟県警』刑事部捜査一課長
  • 柴田俊哉(しばた・としや):生瀬勝久
    53歳、『新潟県警』刑事部捜査一課の刑事
  • 後宮徳治郎:越村公一
    死亡した大学教授
  • 松園遥香:鈴木結和
    ヘミングウェイの不思議な予知能力によって救われた女児
  • 古郡:森準人
    後宮の研究内容を知る准教授
  • 古市琴音:シシド・カフカ
    ヘミングウェイの婚約者と名乗る着物姿の妖しい美女
  • 藤沼恵美子:峯村リエ
    臨時総理を務める外務大臣
  • 関川ふみ:根岸季衣
    和菓子屋・嘴屋を営む
  • 関川進:阿部亮平
    ふみの息子

スタッフ一覧

  • 企画・原作:秋元康
  • 脚本:神田優、ブラジリィー・アン・山田
  • 主題歌
    曲名:優しさの剣
    歌手:Novelbright
    レーベル:ユニバーサルシグマ
  • 挿入歌
    曲名:知りたいこと、知りたくないこと
    歌手:中島美嘉
    レーベル:ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
  • ゼネラルプロデューサー:横地郁英
  • プロデューサー:飯田サヤカ、菊池誠、岡美鶴
  • 演出:本橋圭太、山本大輔
  • 制作協力:アズバーズ
  • 制作著作:テレビ朝日

各話の視聴率

『漂着者』各話の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※『漂着者』は、ビデオリサーチによる視聴率の発表がないため、SNS(Twitterつぶやき数など)の反響をもとに、視聴熱を5段階(★)で発表します。

各話放送日視聴率
1話7月23日★★★★★
2話7月30日★★★★★
3話8月13日★★★★★
4話8月20日★★★★★
5話8月27日★★★★★
6話9月3日★★★★★
7話9月10日★★★★★
8話9月17日★★★★★
9話・最終回9月24日★★★★★

『漂着者』の原作ネタバレ

『漂着者』に原作となる小説や漫画はありません。秋元康が企画・原作を手掛けた完全オリジナルの作品です。

『漂着者』の最終回ネタバレ・結末考察

ヘミングウェイ(斎藤工)という正体不明の男性が、海岸で倒れていました。
すると、そこに偶然やって来た女子高生3人が珍しい事態に驚き、衝動的にヘミングウェイを写真に撮ってSNSに投稿します。
ヘミングウェイに関する投稿は、類まれな外見を持っていることや謎が多いことなどから、SNS利用客たちを中心に大きな話題を集めます。
同じ頃、少女の行方が分からなくなる事件が発生し、殺人事件である可能性が高まっていました。

その後、少女が見つかり事件に関する調べが進められる中で、ヘミングウェイが事件発生前に少女がいなくなることを予想していたことが明らかになります。
ヘミングウェイは、未来予知能力があるとされ、さらに世間の人々から注目されるようになります。

ヘミングウェイを取材することで、大きな利益が得られると踏んだ新聞記者の新谷詠美(白石麻衣)。
他の新聞記者たちにヘミングウェイを取材される前にいち早く接触しようと、ヘミングウェイが見つかった海岸に足を運んだ新谷。
そこで運よくヘミングウェイと出くわした新谷は、初対面であるにも関わらず、何者なのかなど矢継ぎ早に質問をぶつけます。
新谷の突然の訪問や自分を利用していることに戸惑ったヘミングウェイは、新谷の質問に応じることなく、急いでその場から走り去ります。
それでも、ヘミングウェイに大いに興味を持った新谷は、事件の取材などの仕事の合間を縫って何度もヘミングウェイに会いに行きます。
ヘミングウェイは、新谷の粘り強さに根負けする形で、自分が何者なのか全く記憶がないことなどを打ち明け始めます。

最初は取材目的で話を聞き始めた新谷でしたが、ヘミングウェイの孤独に共感を覚え、取材ではなく1人の人間としてヘミングウェイと向き合うことを決めます。
それから、何度も会う中でヘミングウェイに好意を寄せ始めた新谷。
その矢先、新谷はある誘拐事件に関して調べていた中で、資料の中にヘミングウェイと瓜二つの人物がいるのを見つけます。
実は、ヘミングウェイは誘拐事件によって妹の命を奪われた遺族で、大学教授をしていた人物でした。

それから、ヘミングウェイは新谷から話を聞いて記憶を取り戻します。
そして、新谷はヘミングウェイに気持ちを伝え、新聞記者を退職してヘミングウェイと結婚し、大学教授として復帰したヘミングウェイを支えながら1人の女の子を授かり、幸せな家庭を築いていくというのが、結末予想です。

『漂着者』各話のあらすじ

2021年7月23日からテレビ朝日系にて放送開始された斎藤工さん主演の連続ドラマ『漂着者』の各話あらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。

1話のあらすじネタバレ

女子高生のラベ(太田奈緒)、ペリ(隅田杏花)、リモ(吉田志織)が海辺で写真を撮りながらはしゃいでいます。ラペが海で何かを見つけます。人の様に見え、近づく3人は動画を撮りながら近づきます。
全裸で倒れている男性(斎藤工)。かなりのイケメン。
3人が声を掛けると、急に起き上がり動画を撮っているスマホに向かい何か喋りました。

その頃、新潟では4歳の女の子が行方不明になる事件が発生。女児の連続殺人が相次いで起こっていました。その事件を取材する記者の新谷詠美(白石麻衣)は刑事の柴田俊哉(生瀬勝久)と野間健太(戸塚純貴)に情報を下さいと頼みます。

海辺に倒れていた男性は病院に運ばれて検査を受けます。新潟医療大学病院の精神科医・国原栄一(船越英一郎)が担当します。記憶障害がある様子の男性。

ラペ達は事情を聞かれています。撮影した男性の動画をアップすると、イケメンだとバズり始めました。

国原は男性に話を聞きます。何も覚えていないと言う男性。国原は何か思い出したら、メモを取る様に言いました。

ラペ達は病室を訪ねます。男性は助けてくれたお礼を言うと、ラペは「いきなり起き上がり勝者には何もやるなって言ってましたよ」と言います。
その言葉を呟く男性。
国原がどう言う意味かと尋ねると、ペリは有名な小説家の言葉らしいと言います。
国原は自分の名前も思い出せずにいると言うと、ラペが「ヘミングウェイだ。勝者には何もやるなって小説を書いた人」と言い、リモは「じゃあ本当の名前が分かるまでヘミングウェイって呼ぼう」と言います。
そしてラペ達は、これからも動画を流せばヘミングウェイの事を知っている人が現れるかもしれないと言います。
ヘミングウェイは画面に向け「私の事を知りませんか?」と言いました。

柴田と野間は警察のデータベースを調べ手がかりを探します。そこに出てきた雲行寺の住職、深見龍之介(リリー・フランキー)に目をつけた柴田は深見の元に向かいます。

ラペ達はイケメンのヘミングウェイの髪型をいじり楽しそう。
そして一冊のスケッチブックを手に取り中身を見ます。何枚も描かれた絵。
思い出した事を書く様に言われたと言いますが、手が勝手に動いて書いてしまったと話し、かつて自分が見た景色かもしれないとヘミングウェイは言いました。

雲行寺に着いた柴田達。
野間は「令状もないのにヤバイですよ」と言います。
柴田は「性犯罪の再犯率ってどれぐらいか知ってるか?」と野間に聞きます。
さあ?と答える野間に、「令状なんかなくてもいいぐらいの確率だよ」と言います。

深見に話を聞きます。アリバイを聞いてみますが、柴田は用意した様なアリバイだと言います。
深見は疑われていると感じ、自分は今までの事件は不起訴になっていると言いますが、柴田は疑い「仏に仕えるド変態野郎が。いたとしたら許さないからな」と言いました。
そして柴田は「良いヒントもらったわ。鬼畜は善良なフリをするってな」と言い放ちます。

河川敷にパトカーが集まり、住人からの通報で女の子の泣き声がすると。そこに詠美も到着、柴田達もやって来て、女児が見つかりました。「良かった」と言う柴田。

詠美が勤める新聞社。
キャップの橋太(橋本じゅん)が詠美を飲みに誘います。

居酒屋で乾杯をする2人。
橋は何故、新聞社に入ったのか?と尋ねます。
詠美は「真実を知りたかったからです。自分の目で確かめた真実が知りたかったからです」と応えます。
子供の頃を思い出す詠美。父が収賄容疑で逮捕された過去がありました。
橋は「真実には2通りある。真実は1つだ。ただな、暴くべき真実と眠らせておく真実があるんだわ。隠すべきと言ってるんじゃない。ただ、その真実の上にも幾層もの時間が流れて今があるとすれば、これは眠らせて置いた方が良いって気付くんだよ」と言います。
すると「嫌です。私はそれがどんなに人を傷付けるとしても真実を知るべきだと思います。眠っているなら私が叩き起こします」と詠美は言いました。

発見された女児はマンホールに閉じ込められ下水道を歩いていたと報道。連続殺人とは関係ないとなりました。

ラペ達が慌ててヘミングウェイの病室にやって来て「知ってたっしょ?警察に言わないとヤバくない?犯人じゃないよね?」と言い、国原は驚きます。
女児が見つかった場所の映像がニュースで映し出され、そしてヘミングウェイの動画も映し出されます。
ヘミングウェイが描いたスケッチブックの絵。それと見比べると風景がとても良く似ていました。女児はピンク色の靴を履き発見され、スケッチブックの絵にはピンクの靴を履き膝を抱えて狭い道に座る人の絵が描かれていました。
そしてヘミングウェイが取り上げられ、透視、予知能力者ではないか?と話題になっていると言い、実は連続殺人犯じゃ?とも言われてしまいます。
国原は単なる偶然では済まないと言います。
そして、何かの記憶なのか?と聞く国原に、「私の記憶にはまだ霧がかかっています。手が勝手に動いて、行った事はない場所だと思います。何処か遠くから眺めていた様な気がします」とヘミングウェイは言うと、ペンを持ち、また何かを描き始めました。
描いた絵はひまわり。その花を持つ手には包帯が巻かれています。

絵を描き終えた時、病室のドアがノックされ詠美がひまわりを持ち現れました。詠美の指には包帯が。ラペ達は驚きます。
詠美は自己紹介をし、話を聞かせて欲しいと頼みます。「初めからそのつもりでした」と言うヘミングウェイ。詠美は国原達に席を外して欲しいと頼みます。
詠美が話を聞きます。するとヘミングウェイは「あなたのバッグの中にある破片に気をつけて」と言います。バッグの中身を出し破片を見つけ「また指切っちゃいますよ?」と言うと、詠美は驚きます。
詠美は居酒屋でジョッキを落として割ってしまい、その時に指を切り、破片が中に入ってしまっていたのでした。「誰のバッグの中にも思いがけない物が入っていますから」とガラスを握るヘミングウェイの手から血が流れました。
詠美は女児が何故、あの場所に居ると分かったのかと聞きます。「正確に言うとたまたま私が描いた絵の場所に彼女がいたと言う事です」とヘミングウェイは答えます。
そこに柴田と野間がやって来ました。
「お互い時間の無駄を省きましょう。タネを教えて下さい。掌になんか隠しているでしょう?」と柴田が言うと、掌を広げるヘミングウェイ。詠美は共犯者ではないか?と言います。
柴田はたまたま何故わかったかを知りたいと言うと、ヘミングウェイはひまわりの絵を見せます。驚く詠美。
野間が「僕は何歳で結婚しますか?」と聞くと、今朝描いたと言う絵を見せます。何の絵かは分からないと言うヘミングウェイ。
パトカーに乗る人が2人。1人はお腹の当たりが茶色く塗られています。それを見てお腹を押さえる柴田。スーツのボタンを外すと、ワイシャツのお腹の部分が茶色くシミになっていました。
柴田はコーヒーを溢していたのです。
柴田は驚きスケッチブックを借りたいと言い病室を出て行きました。

ヘミングウェイは「新谷さん。下の名前で呼んで良いですか?」と言うと、「どうして?」と詠美は聞きます。「その内、そう呼ぶ様になる気がするから」と言うヘミングウェイは「詠美。君に見つけて欲しい。私が掌に隠しているタネと記憶を」と言いました。

野間が女児が見つかった周辺の指紋とスケッチブックの指紋を照合したが一致しなかったと言います。ヘミングウェイは現場には行っていないと言う事。

ヘミングウェイは病院のエレベーターに乗ろうとした時、男性患者が乗って来ました。ヘミングウェイの足首にあるタトゥーを見て驚く男性は外国語を呟きます。驚いた男性はヘミングウェイを怖がり、エレベーターを降りる際に立ち止まり胸前で手を交差し何かを伝えようとしました。

翌朝。その男性がヘミングウェイに見せた胸の前で手を交差し、テープで巻かれた状態で首を吊って亡くなっていました。大学教授で遺伝子工学では有名な人物だったと言う男性。

柴田は自分でポーズを作りテープで縛ったのか?と。柴田は「たまたまなのか?あいつがいる病院でこんな事が起こるなんて」と言うと、窓から外を見ているヘミングウェイを見つけ手を振ります。手を振り返すヘミングウェイの隣には詠美がいます。
「この風景はスケッチブックに描きましたか?」と聞くと、「多分描いていないですね」と答えるヘミングウェイ。
国原がやって来て迎えが来たと言います。にこやかな笑顔の男性の名はローゼン岸本(野間口徹)。胸の前で手を交差し「お待ちしておりました」と生活に困っている人を救うNPO法人しあわせの鐘の家の代表だと言います。
ヘミングウェイは異常がない為、退院しなければならず、入院費用も出してくれるのだと言います。
岸本はヘミングウェイの全てを知っていると言い、知りたいと言う詠美に「まだ準備が出来ていない。彼も、あなたも、世界も」と岸本は言いました。
「行きましょう」と言う岸本に、「分かりました。その前に」と窓から落ちるヘミングウェイ。
落ちて行く時、静かに目を閉じて胸の前で手を交差するのでした。

2話のあらすじネタバレ

窓から飛び降りたヘミングウェイ(斎藤工)は手術室に運ばれます。
刑事の柴田俊哉(生瀬勝久)と野間健太(戸塚純貴)、記者の新谷詠美(白石麻衣)が話していると、柴田がローゼン岸本(野間口徹)に気付きヘミングウェイの詐欺仲間か?と聞きます。
野間は幼女誘拐事件のホシはヘミングウェイで疑われていると知り自殺を図ったと言いますが、柴田は自分達は追い詰めていない、逆に追い詰められたんだと言います。
「変な事は長く続かないんだ。変な事が起きる時は必ず裏でもっと大きな変な事が起こってるんだ。その死臭とやらを嗅ぎつけてくるのが刑事とか記者とか怪しげな白い男だよ」とローゼンを見て柴田は言います。
ローゼンに何を知っている?と聞く柴田。「彼が死なないと言う事なら知っています」と答えるローゼン。そこに医師の国原栄一(船越英一郎)がやって来てヘミングウェイが一命を取り留めたと知らせます。

一命を取り留めたヘミングウェイを撮影するラペ(太田奈緒)、ペリ(隅田杏花)、リモ(吉田志織)。
ヘミングウェイを心配している視聴者にコメントをする様に言われ、大丈夫ですと話すヘミングウェイ。飛び降りたのはここに居て良いのかと思ったからだと話します。そして、皆んなは真似をしない様に、悲しむ人がいるからそんな事はしてはいけないと言いました。
病室のドアがノックされ、発見された少女がお見舞いにやって来ました。何も言わず胸の前で手のひらを交差する少女。それを見てヘミングウェイは驚きます。

首を吊り発見された後宮教授は自殺の可能性が高まる中、柴田は納得が行かず、自殺なら遺書を探せと部下に命じます。

野間がヘミングウェイと後宮教授がエレベーターに一緒に乗っている映像を見て柴田を呼びます。何か怯えている様子で何かを呟く教授。「ロシア語です」と言いながら詠美がやって来ました。意味を聞く柴田に「着いたのか?」と答える詠美。そして柴田は教授はヘミングウェイが何処かからやって来たのを知っていた?と言います。
その時、また少女が誘拐されたと知らせが入りました。

病院ではヘミングウェイが教授の病室を見たいと言い、国原に連れて行って貰うヘミングウェイ。病室の壁には記号の様なものがびっしり書き込まれていました。自分の足のタトゥーを見て驚いていた教授。病室に来れば何か分かるのでは?とヘミングウェイは思いました。
そして壁に何かを書き始めるヘミングウェイを見て「遺伝子工学にも精通しているとは」と感心する国原。「私は全く理解していません。体が勝手に」と言うヘミングウェイ。

3日経っても見つからない少女。
ヘミングウェイを怪しむ柴田。
野間はずっと病院にいたと言いますが、あいつは手品師だからと言います。
病院に到着すると、ヘミングウェイは退院してローゼンの元に行ったと国原が説明。「ヘミングウェイが失った記憶は私達が持っている」とローゼンは国原に話したのだと言います。

ヘミングウェイとローゼンが車に乗っています。
「以前、私に会った事がある?」と聞くヘミングウェイに、「残念ながら。こちら側であなたに会った人間はいません」と答えるローゼンに、「こちら側?どう言う意味でしょうか?」と聞くヘミングウェイ。
「世界はこちら側とあちら側しかないと言う事です」とローゼン。
「何故、そんなまどろっこしい言い方を?」と聞きます。
「あなたの為ですよ。今のあなたは完全ではない。記憶のほとんどを喪失していますから。私達がその記憶のワンピースを繋ぎ合わせてあなたを完全なものに復元させなければならないんです。その為に我々は1400年以上前からお待ちしていたんですから」とローゼンは言いました。

詠美が会社でヘミングウェイの動画を見ていると、キャップの橋太(橋本じゅん)が声を掛けます。幼女失踪の事件が公開捜査になり市民の情報に警察が振り回されて大変な事になっていると話します。
詠美はヘミングウェイが退院した事を報告。行き先は幸せの鐘の家で、ヘミングウェイを広告塔として使いたいと思っているのでは?と橋に言います。
橋は今回も失踪した少女の居場所をヘミングウェイが言い当てるかもしれないと言い、オカルトと笑い飛ばすにはまだ早いと言いました。

国原は教授の部屋に書かれていた記号の様な物を写真に撮り、パソコンに保存し「これは何を意味しているのか?教えてくれ」と書き込みメールを送ります。

ラペ達が幸せの鐘の家に招待されました。
ローゼンは撮影を許可して動画撮影が始まりました。
ラペ達が何故ヘミングウェイを受け入れたのか?腹黒い計画か?金儲けの為か?と聞きます。
するとローゼンは「私達はずっと待っていたんですよ。未来への希望を」とヘミングウェイを見ながら言いました。
ラペ達は幼女が行方不明になっているから、また何か思い浮かばないか書いて欲しいとスケッチブックを渡します。
魚の様な絵を描き始めますが、黒く塗り潰すヘミングウェイ。そして涙を流して「何も見えないんだ」と言いました。

公園の池で少女の遺体が見つかりました。柴田達が捜査をしていると詠美が現れ、ラペ達が撮った動画を見せます。「もしかしたら彼は…」と言う詠美に、「あんたらしくないな。もっと論理的に考えよーや」と言いますが、「この前までの私なら頷いていたでしょう。でも思っちゃうんですよ。もしかしてって」と詠美は言います。

国原が誰かと電話で話しています。記号は遺伝子工学で最大の謎とされていたゲノムの解析法だと分かった様です。けれど、写真の記号は完成されていると知らされ驚く国原。
途中までは教授が、続きはヘミングウェイが書いた物。国原は何かを考え始めました。

詠美もヘミングウェイを訪ねます。話していると「何でだろうな。僕には詠美がいつも重い鎧を身につけ隠そうとしている物を見せまいとしている様に見える」とヘミングウェイは言います。
詠美はヘミングウェイこそ何か隠しているのでは?と言います。
ヘミングウェイは詠美に暴いて欲しいと頼みます。

ヘミングウェイと詠美が話している様子を離れた場所から盗聴している2人の人物。そこに柴田と野間が現れ「公安だろ?」と言います。
話を聞かせて欲しいと柴田は頼みますが、話す事はないと言われてしまいます。
柴田が脅すと諦め話し始める2人。「1ヶ月前、ある国の工作船と見られる船が座礁した。乗組員はほぼ全員死亡したが、1人国内に潜伏していると情報があってな」と言います。
「もしかして、それがヘミングウェイ?」と野間が聞き、「幸せの鐘の家との関係は?」と柴田は聞きます。
「ローゼン岸本と言う男の身元を洗っているが今の所、危険な思想を持ったカルト集団を作ろうとしている訳じゃないらしい」と説明します。
ここに目を付けた理由は、資金源が分かっておらず、別の班が偶然、出所不明の入金を確認した為だと言います。
ヘミングウェイが工作員の可能性があり、そして連続殺人犯かどうかを知りたいと柴田は言いました。

詠美がスケッチブックを見ながら話します。何故、黒く塗り潰したのか?
「始めは綺麗な魚が見えていたんだ。けれど真っ暗になった」とヘミングウェイは言います。
涙を流したのは少女が亡くなったと察したからでは?と詠美は聞きます。
「分からない」と答えるヘミングウェイ。
「過去の記憶がないからこそ事実を事実として受け入れられる。羨ましい気がします」と言い、立ち上がり景色を見つめる詠美を抱き締めるヘミングウェイ。
「どう言う事ですか?」と聞く詠美に、「こうしなきゃいけないと思って」と言います。
そして、急に絵を描き始めるヘミングウェイ。何かが風に舞っている様な絵。そこに217と数字を書きました。「頭に浮かんだんだ」とヘミングウェイは呟きました。

亡くなった少女の告別式にやって来た詠美。そこに柴田もやって来て、ヘミングウェイの絵を見せます。黒く塗り潰した絵の続きだと話す詠美に柴田はまだ何か起こるのかと言います。
その時、怪しい一台の車を見つけた詠美はナンバーを見て驚きます。
4桁のナンバー。最後の数字は泥で見えませんが、最初の3桁は217でした。その車は走り出し、柴田は車を調べる様に連絡をしました。
そして、怪しい車は盗難車と判明。

国原は工科大学を訪ね、教授が何を研究していたのか話しを聞きます。
特殊な遺伝子を探していたと言う教授。研ぎ澄まされた第六感を持つ人物を。
そして、その遺伝子を見つけるヒントは翼を広げた様な配列だと。それを聞いた国原はヘミングウェイのタトゥーを思い出します。

日が暮れた海を眺めるヘミングウェイとローゼン。「もう時間がなくなってきましたよ」とローゼンは言います。

病院で遺体の確認がされています。
2人の遺体。2人目は97歳のお年寄りのはずが、胸の前で手のひらを交差し、目と口は縫い付けられている様。白衣を着た男性。胸元には国原のネームプレートが付いていました。

3話のあらすじネタバレ

国原栄一(船越英一郎)が胸の前で掌を交差したポーズをしたまま、遺体で発見されました。
刑事の柴田俊也(生瀬勝久)と野間健太(戸塚純貴)が状況を確認しています。
野間は「ヤバくないですか?この遺体。目も口も耳も糸で縫われてるんですよ」と言います。
「見ざる、言わざる、聞かざるって事だ。メッセージだ。誰かへの。余計な事に首を突っ込むとこうなるってな。どこかの有名な大作家先生が現れてから妙な事ばかり起きやがる」と言う柴田。

新谷詠美(白石麻衣)はヘミングウェイ(斎藤工)に亡くなった少女の事を聞きます。
黒く塗りつぶした絵を描いた時、本当は気付いていたんじゃないのか?と。
ヘミングウェイは何も覚えていないと言い「急に視界が遮られた気がしました」と答えます。
217の数字の車が現れた事を話し、犯人が近くまで迫って来ていたのに何も出来なかったと悔やむ詠美。
そして、ヘミングウェイは目を閉じ「詠美。電話」と言います。
え?と言いながら鞄からスマホを出し見ると電話が掛かって来ました。
電話は国原が亡くなったと言う知らせでした。
ヘミングウェイは「亡くなったんですね。昨日の夜、電話がありました。あなたに話さないといけない事があると。電話では話せないから、今日朝1番にここに来ると」と話した内容を教えます。
「朝になっても現れない国原先生に連絡を取ろうと思わなかったんですか?」と聞く詠美に、「霊安室に横たわる姿が見えたんです」と言うヘミングウェイ。
何故、警察に言わなかったのか?と言う詠美に「僕にはもう、どこまでが現実でどこまでが想像なのか、分からなくなってしまった。その境界線がなくなってしまいました。いや、どこからが現在でどこまでが未来なのか」とヘミングウェイは言いました。
詠美が去ろうとすると「死が連鎖しています。まだ死にますよ。何人も」とヘミングウェイは言いました。

そして、この日ヘミングウェイは居場所を当て助かった少女がお礼をしたいからと幼稚園を訪問しているとの事。
ラペ(太田奈緒)、ペリ(隅田杏花)、リモ(吉田志織)がその様子を配信していました。

マスコミが幼稚園の前で待ち、その中には詠美の姿が。
そこにヘミングウェイが車でやって来ました。
園児達が出迎え、少女がピアノを弾きます。
詠美は同行したローゼン岸本(野間口徹)の横に立ち「あなたの仕掛けですね」と聞きます。
少女とヘミングウェイがピアノを一緒に弾く事に。
すると、何か思い出した様にピアノを弾き始めるヘミングウェイ。
その曲を聞きながら詠美は思い出します。

小学生の詠美が帰宅すると、レコードから音楽が流れていました。
リビングで首を吊り亡くなっている母を見つけた詠美。
流れていた曲と同じ曲をヘミングウェイは弾いていました。

帰ろうとするヘミングウェイとローゼンを見て「あいつらの向こう側には何か得体の知れない闇があるのか?」と柴田が言うと「でもヘミングウェイは犯罪者とは違う雰囲気があるっすよね」と野間は言いました。

詠美はキャップの橋太(橋本じゅん)からヘミングウェイはこれだけ人気で有名になったのに何故、まだ身元が分からないんだと言われてしまいます。
公安も動いているのに何も分からないと言う詠美に「ヘミングウェイの身元をうちが1番最初にスクープするんだ」と言いました。

工科大学では国原が話を聞いた教授の部下の古郡(森隼人)が、何故か、怯えながら歩いています。
大学の部屋に入ると何物かが2人、待っていました。
教授と一緒に遺伝子の研究をしていたと話し、その資料を受け取りに来たと説明。
古郡は、その男の胸の内ポケットに拳銃が入っているのを見てしまい走って逃げ出しました。
たまたま止まっていたトラックの荷台に乗り込む古郡。
そして詠美に電話をし「国原さんから自分に何かあればあなたに連絡する様に言われました。」と言いました。

話を聞く為、指定された場所に向かう詠美。
古郡に国原が目や鼻を縫われていた事を話すと「恐らく僕に対するメッセージです。教授の元で研究をしていました。今となっては教授が自殺だったかどうかも分かりません。研究室に大柄のロシア人の男性と通訳がいました。恐らく旧ソビエトの秘密機関の残党でしょう」と話します。
詠美は教授は本当にデータを渡す約束をしていたのでは?と聞きますが「有り得ません。教授が生きていた時はまだ解析出来ていなかった。でも教授が亡くなってから病室の壁に世界中の学者が解析出来なかった配列が完成されていました。誰かは分かりませんが、国原さんはその人に朝1番に確かめに行くと行っていました」と話します。
そして、時計を見た古郡は残り3分13秒と言い、解析された配列の写真を見せます。
詠美は何故、そんなにこの遺伝子の配列に大騒ぎするのか?と尋ねます。
「ある特別な能力を持った人種達の遺伝子配列だからです。ロシアでは冷戦時、超能力の研究に莫大な予算を投じ進められていました。そんな能力を持った戦士がいれば戦局は大きく変わる。世界中からその可能性がある人を集めましたがほとんどがイカサマだったそうです。人間は自分を守る為に五感以外の第六感を持っていると言われています。でも文明が発達し、使われなくなった第六感は失われてしまったのです」と説明を受けヘミングウェイを思い出す詠美。
そして、アジアにその能力を秘めた極少数民族を発見、その配列の研究が始まったと。
時間になったと写真と何かのチップを渡して古郡は去ろうとします。
逃げれるだけ逃げると言う古郡は「あなたは新聞記者だ。時代の目撃者になって下さい。どんな真実であろうと」と詠美に言いました。

ラペ達が少女の母とヘミングウェイを訪ねます。
泣きながら話そうとする母に「はるかちゃんは何処で居なくなったんですか?」と聞くヘミングウェイが目を閉じると、トラックの荷台に積まれたピアノを見て乗り込む少女。
そして静かに荷台の扉は閉まりました。
ローゼンはスケッチブックを差し出し、ヘミングウェイは歌を口ずさみながら描き始めました。

警察は同じ少女が居なくなったと混乱しています。

ヘミングウェイの描いた絵が映し出された動画を見てザワつく柴田達。
防犯カメラに不審なトラックが、と連絡が入り慌ただしく動き出します。

詠美は橋に古郡の話を伝え、裏を取りたいと頼みます。
少女が居なくなって、本来なら警察に古郡から渡された物を提出するべきと言いますが、1日待って欲しいと頼み、教授の部屋を調べたいと言います。
ヘミングウェイの素性や事件の関連性が分かるかもしれないと。

柴田と野間が車で走行中。
看板に書かれた「剣ヶ峰」と言う文字を見た柴田はヘミングウェイの絵に描かれていた剣の様な物を思い出します。
そして今は使われていない醸造所に向かいます。
野間は「またヘミングウェイからヒント貰っちゃいました?」と言います。

到着した2人。
タイヤ痕を見つけた柴田は応援を呼ぶ様に野間に指示。
柴田は敷地内を調べます。
使われていない倉庫に銃を構え入る柴田は慎重に進みます。
「はるかちゃん」と呼んでみると物音がし、近づくと大きな樽が沢山並んでいました。
ヘミングウェイの絵を思い出す柴田は樽の中を覗き込んで行きます。
そして縛られた少女を見つけました。
柴田は「これで奴の自作自演の可能性が濃厚になって来たな」と言いました。

幸せの鐘の家にはヘミングウェイに救われたいと沢山の人が集まっていました。

ヘミングウェイが「依然、僕を知る人が現れないのは何故ですか?」と聞くと、「もう少し待って下さい。全てお話し出来る時が来る時思いますから」とローゼンは言います。
何故、待たなくてはいけないのか?と聞くヘミングウェイに、「準備が必要だからですよ」とローゼンは答えました。

詠美は教授の研究室へ。
けれど、何一つ残されておらず事務所に聞いてみると家族が荷物を引き取りに来たと言われてしまいます。
論文は全て廃棄処分されていて、古郡のデータはなくこの大学では働いていないと言われてしまいます。
そのやり取りを見ている1人の女性。

詠美がその事を橋に報告していると様子を伺っていた女性が隣に座って来ました。
電話を切り声を掛けると女性は立ち去ってしまいます。
そして一冊のノートが置かれていました。

トイレでそのノートを開く詠美。
「これ以上、首を突っ込むな。世の中には開いては行けないノートがある」と赤い字で書かれています。

一台のタクシーが客に声を掛けてドアを開けます。
すると、お客はそのまま倒れ込んでしまいました。
背中にナイフが刺さった男性。
それは古郡でした。

幸せの鐘の家から車に乗り出掛けるヘミングウェイとローゼン。
車の前に着物を着た美しい女性が現れます。
車を降り「何処かでお会いしましたか?僕には記憶がありません。失礼ですが」と言うと、「お久しぶりです。あなたの婚約者です」と女性は言いました。

4話のあらすじネタバレ

ヘミングウェイ(斎藤工)の前に現れた、婚約者だと名乗る女性、古市琴音(シシド・カフカ)。

ヘミングウェイはローゼン岸本(野間口徹)と一緒に警察に向かい事情聴取を受ける事に。
マスコミが沢山待っていて、少女を救ったのに何故?と聞かれますが、会釈をし警察署に入って行きます。
柴田俊哉(生瀬勝久)と野間健太(戸塚純貴)が話しを聞く事に。

新谷詠美(白石麻衣)は橋太(橋本じゅん)に琴音の事を聞かれます。
ヘミングウェイが、何処かで会った事がありますよね?と反応を示した相手だからと取材を申し込んだのだと言います。
ラペ(太田奈緒)ペリ(隅田杏花)リモ(吉田志織)も同席し撮影をする事になりました。

取材が始まりました。
名前、住所、生年月日を言い、家事手伝いだと説明する琴音。
詠美はヘミングウェイの名前を教えて欲しいと言うと「知りません」と琴音。
「婚約なさってるんですよね?」と聞く詠美に、「ええ。1400年前に」と答える琴音の手首にはヘミングウェイと同じ模様のタトゥーがありました。

取材が終わり、橋に報告をする詠美。
橋は虚言だったかと言います。
嘘ではないかもしれないと言う詠美はヘミングウェイが現れてから漫画の様なおかしな事ばかり起きてしまうと言うと、起こった事件は全て現実で、それらを結ぶ重要なキーマンとしてヘミングウェイはいると橋は言い、「この入り組んだ迷宮の中から真実を見つけなきゃ行けない。それは想像や憶測だけじゃ見えて来ないぞ」と言いました。
詠美は「必ず見つけます。迷宮の出口を」と言いました。

ラペ達が琴音の動画を配信します。
ヘミングウェイがそれを見て「不思議な気持ちになるんです。婚約はしていないと思いますが」と言うヘミングウェイ。
調べる様にローゼンは言いますが、「彼女は嘘をつく様な人間ではありません。何かをずっと待ち続けている様な。誠実な方だと思います」と言って、ローゼンに琴音を呼んでほしいと頼みました。

詠美はヘミングウェイを訪ねます。
橋から残業禁止だと言われ、自分の家か男の家で仕事をする様に言われたからやって来たと話すと、詠美なら大歓迎だとヘミングウェイは言いました。
そして琴音の話しをする詠美。
やはり会った事がある様に思うヘミングウェイ。
詠美はノートを手渡し脅迫された事を明かします。
「見たい物をそのままにしておく事は出来ませんよね」と詠美は言いました。

琴美が誰かと話しています。
お茶をたてながら「私が名乗り出たのは失敗だったかしら?まさか、このタイミングで現れるとは思っていなかったんで。直接この目で確かめなければと思って」と言うと、「分かります。私もそうでしたから」と答えたのはローゼンでした。
そして「ローゼン。あの男は本物ですよ。確かに私の許婚でした」と琴音が言うと、頷くローゼン。
「警護は?」と聞く琴音。
「目立たない様に腕の立つ者をつけております」と答えるローゼン。
「あやつらは必ず手を出して来るはず」と言う2人の会話を盗聴している人物が。盗聴をしているのは警察の公安部の刑事達でした。
ローゼンは新聞記者の詠美をどうしようかと相談します。
琴音が古郡を殺したのはローゼンなのかと聞くと、まさかとローゼンは答えます。しかし、やらなければ行けない時は手段は選ばないと言います。
そして、公安の刑事達は大きな屋敷に住む琴音を何者か?と話します。

ローゼンが帰ろうとした時「あのお嬢さんの事、どう思っているのかしら?彼は」と琴音が聞くと、「いずれ愛し合う様になるのではないかと」と、ローゼンは答えました。

自宅に帰った詠美はワインを飲みながら古郡にから預かった資料を見ようとパソコンを開きます。しかしパスワードが分かりません。

その頃、ヘミングウェイは何かを感じ取り詠美の携帯に電話をかけます。
しかし、詠美は気付きません。
焦るヘミングウェイは何度も電話をかけます。
そして、詠美の部屋のドアの前には怪しい人物が。
静かに鍵を開けて侵入しました。
やっと詠美が電話に気付き出ると「今すぐ家を出るんだ。危険が迫っている。感じるんだ」とヘミングウェイは言いました。
怪しい人物が中に入ると隠れていた詠美は見つかり殴られてしまいます。
スタンガンを手にする人物。
逃げようとする詠美は叫び、繋がったままの電話の向こうでヘミングウェイは詠美の名を呼びました。

怪しい人物が詠美を布で包み運びます。
そこにやって来た柴田は怪しい人物と揉み合いになります。ですが、怪しい人物に逃げられてしまいました。
詠美を襲ったのは教授の部屋を訪ねて来たロシア人の2人。USBを盗み逃げて行きました。

何故、柴田が来たのか?と聞く詠美。柴田はヘミングウェイに頼まれたと言いました。
詠美は柴田にお礼を言い、照れ臭そうに帰って行きました。

ヘミングウェイと電話で話す詠美。
第六感が本当にあるんだと言う詠美に、誰でも持っていると言うヘミングウェイ。
けれど、詠美は誰にでもあったかもしれないけれど、不必要になり消滅してしまった。その力の遺伝子がヘミングウェイには残っていて、教授は初めてヘミングウェイを見た時に、ロシア語で「着いたのか?」と言った。つまり、教授はヘミングウェイが何処から来たかを知っていた事になると話します。
何処から来たかは分からないけれど、真実のドアの前に立てたかもしれないと詠美は言います。
そして2人は同じ月を見上げました。

警察に幼稚園バスが園児13人を乗せたまま行方不明になったと連絡が入ります。
野間は「シリアルキラーがまとめてさらったって言う事ですか?」と言いました。

そのバスはいつもと運転手とは違ったと詠美にも連絡が入り幼稚園に向かいます。

作業をしているヘミングウェイの元にローゼンが現れ、ローゼンが現れると何か嫌な事が起こっていると分かりますと言います。
テレビ中継を繋いでほしいと言われていると伝えるローゼン。
ヘミングウェイは目を閉じて「心配しなければ行けない人数が多いですね」と言いました。

幼稚園では保護者達が説明を求めています。
いつものバスの運転手は勤続30年のベテラン。けれど、今朝は違う人だったと。園長が自宅に行ったが運転手はおらず、連絡が取れないと言います。
保護者達はヘミングウェイに助けを求めます。

ヘミングウェイはワイドショーに中継で出演します。
何か見えますか?と聞かれたヘミングウェイは首を降ります。「ただ、いつものドライバーさん、幼稚園にいますね」と言います。
ラペ達はスケッチブックを使わないヘミングウェイをいつもと違うと感じます。
柴田も何故スケッチブックを使わないのか?と詠美に聞きます。「使わないのは彼の第六感が次のステージに進んだから?」と詠美は言います。

「ほら、砂場に」にと指を指すヘミングウェイ。
保護者達は驚き砂場の方を見ます。
柴田と野間が向かいます。砂を掘り始める柴田は何かを見つけます。
人の様な、それは多分、運転手の遺体。
ヘミングウェイは「残念です」と一言。

琴音の屋敷。
中継を見ながら蕎麦を食べる琴音の元にバスの運転手の服を着た男が現れました。
「見事ですね」とその男は言いました。

5話のあらすじネタバレ

幼稚園の砂場に埋められていた遺体は幼稚園バスの運転手でした。
筋弛緩剤を投与されていて、身動きが取れないまま埋められていたと考えられ、生き埋めにされ窒息したと推測されました。
消えたバスと園児の行方はまだ分かりません。
柴田俊哉(生瀬勝久)に課長の佐々木文雄(岩谷健司)が連続女児誘拐犯と今回の犯人は同じだと思うか?と尋ねます。
柴田は女児を狙う犯人が50過ぎのオヤジを埋めたりする趣味はないだろうと答えました。
そして、今回の犯人は衝動ではなく計画的だと言いました。

ヘミングウェイ(斎藤工)を訪ねる新谷詠美(白石麻衣)。
ラペ(太田奈緒)とリモ(吉田志織)が声を掛けると詠美が、ヘミングウェイが手を広げて目を瞑っているのを見て何をしているの?と尋ねます。
1時間ずっとあのままだと言い、祈っているのではと言います

ヘミングウェイは幼稚園バスを想像しても何も浮かばないと話すとラペが13人の子達、無事かな?と心配します。
「無事だよ。それは分かる」と言います。
話があると詠美を呼び出していたヘミングウェイは「少し思い出した事がある。崖から飛び降りたんだと思う。大勢の人が集まっていた」と話します。
「飛び降りたのは自らの意思?」と聞く詠美に、「多分。沢山の人が手を振ってくれていたから」と答えます。
「皆んなの声援が聞こえる。僕は皆んなに見送られていたんだ」と続けて言います。
「記憶の入り口が見えて来ましたね」と言う詠美に、「出会ったから。彼女と」と言い古市琴音(シシド・カフカ)を思い浮かべるヘミングウェイ。
「彼女は僕にとって、とても大切な存在な気がする」と言います。
彼女が婚約者だと言うのは嘘ではないと思うと話し、詠美は琴音を調べると言い出しました。
そしてヘミングウェイはラペ達が居たから話さなかったと「13人の子供達が鬼ごっこをしているのが見えたんだ。楽しそうだ。海が見える。近くで鐘が鳴っている」と丘の上の鐘を見上げ「しあわせの鐘の家にいる」とヘミングウェイは言いました。

柴田と野間健太(戸塚純貴)が動画を見ながら話しています。
ヘミングウェイが瞑想している動画を見ていると子供達の声が聞こえる気がすると保護者達は言っていると話す野間。
柴田が見ていると「パパ、どこ?」と声が聞こえて来ました。
驚き「何だ?」と言う柴田。

琴音も同じ動画を見ながら「はい、聞こえます。あなたの声が」と画面に映るヘミングウェイに話し掛けます。

橋太(橋本じゅん)に子供達がしあわせの鐘の家にいるとヘミングウェイが言った事を報告する詠美。
「彼の事は信用出来る」と言う詠美に、「危険だな。ブン屋が取材対象者に好意を寄せるのは御法度だ」と橋は心配しますが、「私なら大丈夫です」と答えました。

ラペ達は動画のコメントが良い事ばかりじゃないものが多くなって来た事が気になります。
教室に先生がやって来て、生徒達が動画を見せます。
その動画を見て顔が強ばり後退りし黒板に頭を打ちつける先生。
生徒達は驚き悲鳴を上げます。
目や鼻、頭から血を流し、涙を流しながら倒れる先生。

詠美は柴田に13人の子供達の居場所を伝えます。

琴音はりんごを投げながらバスの運転手になりすましていた男性に「13人の足型は取れたの?」と聞きます。
「はい、全員」と答える男性。
「良かった。これであなたの役目は終わったわね。お疲れ様」と言い、りんごを投げる先に象がいました。

屋上に立つ男性を説得する警察官。
ヘミングウェイの動画を見て空を飛べると思ったらしく、傘を広げ飛びました。
空など飛べるはずもなく男性は地面に叩きつけられ死亡。ニュースでも大きく取り上げられました。

琴音を調べていた公安は監視を止める様に指示され撤退しようとしていました。
外務省経由で通達され、欧州局ロシア課からだと話します。
外務省を動かす程の力を持つ琴音は一体何者なのか?

公安が撤退してすぐ、詠美が琴音を訪ねました。
自分の事を気になっていたのに来るのが遅かったと話す琴音。
何でもお見通しの琴音に予知能力があるのかと聞く詠美。
「あれは選ばれた方だけのもの」と答えます。
ヘミングウェイが何者なのか?
全てを知りたいと言う詠美に「私は彼の名前も知らなかった。その事であなた方は私を自称婚約者のネジが緩い女と認定なさったのでは?」と言います。
焦り、水を飲み出す詠美。
何故、信じようと思ったのかを尋ねる琴音に、「記憶を持たない彼が会った事がある気がすると、実際彼はあなたに会ってから少しずつ思い出した。どこかの岸壁に立っていた事。大勢の人に見送られた事。自らの意思で飛び降りた事」と詠美が言うと、「やはり彼は本物ね。ただ一つ間違っている事があるわ。あなたが知り過ぎてしまった事」と琴音が言います。
すると、段々と様子がおかしくなる詠美。意識が朦朧とし倒れてしまいました。
詠美が飲んだ水に何か仕込まれていた様子。
そこにロシア人の男と女が現れました。その2人は古郡を追いかけていたロシア人。
琴音は詠美を運ぶ様、指示しました。

柴田はしあわせの鐘の家を捜索します。が、何も見つからず撤退します。
ローゼン岸本(野間口徹)は弁護士に警察がやって来たと言う事はヘミングウェイの記憶が戻りつつあると言う事。
警察の目は節穴だと言うローゼンは近くにある土を足でかき分けると幼稚園バスの一部が現れました。それを見て驚く弁護士。

縛られたまま目を覚ました詠美は目の前の光景に驚きます。
居なくなった13人の園児達が居たのです。
話し掛ける詠美。
子供達はきちんとご飯を食べさせて貰っている様子で安心する詠美ですが、子供達が帰りたいと言い出し辛そうな顔をします。

ローゼンはヘミングウェイに「お待たせしました。13人の天使の旅立ちでございます」と足型のついた壁画を見せます。
ローゼンが「この13人の天使達がヘミングウェイ様、いや、予言者様を…」と言い掛けると、「どう言う事ですか?」と聞くヘミングウェイ

そして運転手に扮していた男性は運転手の服を燃やして、先に行ってお待ちしておりますと言い崖から海に飛び込んで行きました。

出掛け様とするヘミングウェイを1人では危険だと止めるローゼン。
ヘミングウェイは「危険なのは詠美だ」と言いました。

ご飯を運んで来たロシア人の女性に自分達をどうするつもりかと聞く詠美に、女性は「先の事は分からない。分かるのはあの人だけ」と言います。
ヘミングウェイ?と聞くと、「予言者様よ」と女性は言いました。

ヘミングウェイが来ると知った琴音は大使館に身を隠すと言い、子供達も連れて行くと言い準備する様に指示をします。
「ウラジオストックで会いましょう」と言い電話を切る琴音。
電話の相手はローゼン。

連絡が取れなくなった詠美を探す柴田と野間。
詠美の携帯の電源が落ちたであろう場所に向かうと琴音の家を見つけました。
これは偶然か?と言う柴田達。そしてチャイムを鳴らします。

捜査が進まずトイレで頭を抱える佐々木はヘミングウェイの動画を見始め引き込まれていきます。

琴音に詠美の事を聞く柴田達。知らないと言う琴音。
柴田はロシア人の男性を見かけロシア語で声を掛けます。
額の傷を見て、詠美を襲った人物を思い出す柴田は家の中に入ろうとします。すると琴音がナタの様な物で阻止。柴田が掴み掛かり、その間に野間が男を追いかけます。
その時、助けてと言う声が聞こえて向かう野間。ですが、手下達が現れ止められてしまいます。
野間が何とか応戦。その時、ヘミングウェイがやって来ました。
「予言者様。あと少し猶予を下さいまし」と言う琴音。それを無視してヘミングウェイは中に入って行きました。

ロシア人がヘミングウェイを見つけ、子供達を見せちゃいけないと言い男性は襲いかかります。
けれどヘミングウェイは全ての攻撃を交します。

女性がナイフでヘミングウェイの背後から狙います。
「よせ、琴音」と言うヘミングウェイ。ナイフは振り下ろされ刺される寸前、琴音が飛び出して来ました。
刺された琴音を抱き抱えるヘミングウェイ「1400年も先祖代々お待ち申しておりましたのにお名前さえ…」と琴音は言います。

詠美の前にヘミングウェイが現れ抱き合う2人。

警察が到着し、柴田は佐々木に何故この場所が分かったのか?と聞きます。
ヘミングウェイの動画を見てボーっとなって、ここに来ていたと答える佐々木。

そして詠美は、琴音の先祖とヘミングウェイの先祖が婚約者だったのでは?と。
だから今のヘミングウェイの名前が分からなかったのでは?と話します。
亡くなってしまった琴音が運ばれて行きます。
ロシア人や手下達はパトカーに乗った瞬間、口に含んでいた物を噛み、そしてぐったりとなりました。

柴田を呼び出したヘミングウェイは「お嬢さんに会いたくないですか?」と聞きます。
何で知ってるんだ?と驚く柴田。
公園で居なくなってしまった柴田の娘。
「最近、少しずつ思い出して来たんですよ。パパ、どこ?」とヘミングウェイは言いました。

6話のあらすじネタバレ

ヘミングウェイ(斎藤工)に娘の事を言われ考える柴田俊哉(生瀬勝久)。
野間健太(戸塚純貴)はそんな柴田が気になります。
一課長の佐々木文雄(岩谷健司)が柴田に公安から聞いた話だと言い、ローゼン岸本(野間口徹)が古市琴音(シシド・カフカ)の屋敷に出入りしていたと言い、しあわせの鐘の家には何かあると言います。

新谷詠美(白石麻衣)はヘミングウェイの動画を見て異常行動する人が次々に現れている為、心理学を教える大学の教授に話を聞きに行きました。
教授は動画を分析し、マインドコントロールの様な物は感じられなかったと言い、この映像を見て暗示に掛かるのは先入観を持ちながら見ているからだと。
ヘミングウェイの様な影響力がある人がネットで語り掛ければ世界を動かす程の集団催眠になり、その第一ステップは奇跡。科学では証明出来ない奇跡を見せる事。それを見せれば人は何だって信じ、多くの宗教が広まったのは、その伝聞なのだと教授は話します。
ヘミングウェイは本物かもしれない。けれど、彼が起こした奇跡はサクラが近くにいれば容易い事だと教授は言いました。

しあわせの鐘の家で料理をするヘミングウェイ。
ラペ(太田奈緒)達が動画を撮りながら話をしています。

詠美は橋太(橋本じゅん)に教授から聞いた話をしますが、しあわせの鐘の家や古市琴音を調べるのは危険過ぎると言い、詠美の父の話をします。
大物政治家の収賄事件を追っていた橋。
けれど、それは表に出る事はなく、お金を受け取った容疑で逮捕された議員の詠美の父に事実を聞こうとした橋。
そんな橋に「大切な事はそれが事実かそうじゃないかじゃないんだ。1番大切な事は何を歴史に残すかどうかだ」と話したのだと言います。
それが眠らせておくべき真実だと言う事なんだと。
勾留2日目、詠美の父は命を自ら命を断ち、幹事長、平塚泰三を総理として歴史に残すべきだと思ったんだろうな、と話しました。

しあわせの鐘の家を訪れた柴田と野間。
ローゼンに琴音との関係を聞くと従姉妹だと言い、遺産相続などの関係で関わらないようにしていたのだと言います。
警察に来て話を聞きたいと言う柴田に来客が来るからと断るローゼン。
その時、お客が現れ柴田は驚きます。
現れたのは、現総理大臣だったからです。
話しは後にしてくれと言う総理は仕事を中断しやって来たと言い、警視庁長官に電話をし柴田達は仕方なく帰る事に。
ローゼンの元に来た事は内密にと言う総理。
柴田はドアを出る瞬間、見てしまいました。総理が胸の前で手を交差させるポーズをしているのを。

詠美はヘミングウェイが流れ着いた海辺周辺の漁港を訪れ、地元の人達に話を聞きます。
流れ着いた時のヘミングウェイの写真を見せ、見た事はあるか?と聞くと、裸の人は知らないけれど、昔から足に入れ墨が入った人の遺体がいくつも流れ着いたと話します。
ヘミングウェイのタトゥーを見せると、同じだと言いました。

ヘミングウェイはローゼンに総理からテレビで討論会をしたいと話しが来たと言われます。
「私は政治的に利用される訳ですね」と言うヘミングウェイに「まさか。ヘミングウェイ様が総理を利用するんです」と言います。
利用すると言うのは目的がある人がする事、自分には目的がないと静かに反論し、ローゼンにはあるのか?と聞きます。
「個人的にはありません。私と同じ族は長い間、ずっと何代にも渡ってヘミングウェイ様をお待ちしておりました」と言うローゼン。
「何故?この論文が関係ありますか?」と自殺した教授の論文を出しました。
彼は知り過ぎてしまったと、これから起こり得るであろう事をと言います。
ヘミングウェイは自分が持っていると言われる第六感。それを使い何をしようとしているのか?と尋ねます。
ローゼンはまずは総理と対談をと言います。
「ローゼン、あなたは何者だ?」とヘミングウェイは言いました。

ヘミングウェイは詠美のマンションにやって来ました。
詠美は驚きますが、部屋に招き入れます。
そしてワインを飲み始める2人。
意外に自分が飲めると知ったヘミングウェイ。
教授が研究していた第六感の話をし始めるヘミングウェイは自分には第六感があるのかもしれないと言います。
詠美は調べる内に、そんな事がある訳ないと思う様にしたと話すと「ある訳ないってなんですかね?それって先入観ですよね?あるいはすっかり退化してしまった現代人の第六感なのかもしれない」とヘミングウェイは言います。
詠美は「そんな特殊な遺伝子を持ったあなたは海を泳いで何処から来たの?」と聞きます。
「分かりません。何処かで研究対象として隔離されていたとか?」と答えるヘミングウェイ。
「だからあるゆる国の情報機関が動いているんですかね?」と詠美は言います。
そして、足のタトゥーを見せ、これに意味がある気がすると。
漁村で聞いた話をする詠美に「僕は何処からやってきたのだろう」と寂しげに言うヘミングウェイ。
詠美はヘミングウェイをそっと抱き締め、同じベッドで朝まで眠りました。

目が覚め微笑み合う2人。
「こんな未来は予知してた?」と詠美が聞くと首を静かに振るヘミングウェイ。
詠美が「未来は予知出来ない方が楽しいかも」と言うと「でも記憶は残っていた方がずっと楽しいと言いました。

首相官邸。
厳重なチェックが行われる中、詠美達記者が中へと入ります。
けれど、橋はチェックに引っ掛かり荷物検査をされてしまいます。
金属探知機が橋の上着のポケット辺りで反応。
ポケットの中身を見せ、無事に中に入る事が出来ました。

柴田と野間も呼ばれていました。
長官から直々にヘミングウェイの警護をする様に言われたのだと言います。

討論会が始まりました。
総理と握手をするヘミングウェイ。
詠美を見つけ微笑み、その横に座る橋を見て視線を止めじっと見ました。

総理は予知能力があるのか?と話し始めます。
若者達に人気があると総理が言うと「先が見えなくて不安だから先が分かる誰かが欲しい。私じゃなくても誰でも良かったんです」と言うヘミングウェイ。
「そんなにこの国は先が見えなくて不安かね?」と聞く総理に「それは総理が1番ご存知なのでは?」とヘミングウェイは答えます。
総理はこの国の問題は外交か?財政か?と聞きます。
「残念ながら総理の1番の問題はこれから先、日本の役に立てる事が無いと言う事です」とヘミングウェイは言います。
騒然となる会場。
そして「あなたはもう死ぬんです」と言い出すヘミングウェイ。
「失敬な。場をわきまえなさい。このペテン師が」と怒り出す総理。
怒り続ける総理を見ながら手帳に目をやる詠美。
付箋が貼られているのに気付きページをめくると、花の様な物が幾つか描かれそこに倒れている人。
それは会場にある花の形をしたシャンデリア。
総理から退席する様に言われたヘミングウェイは歩き出します。
立ち止まり目を閉じ手を合わせるヘミングウェイ。
その時、詠美はシャンデリアを見上げながら立ち上がり「総理。頭の上」と言いました。
ネジが落ち見上げる総理。
シャンデリアが総理の頭に落ちその場の全員が叫びました。

それはニュースでも速報として放送されます。

ヘミングウェイに電話をし「あなたには見えていたんでしょう?」と聞く詠美。
「怒ってるの?」と言うヘミングウェイ。
「助ける事も出来たはず」と言う詠美に「何度も言うけど僕の手が勝手に動いて絵を描いてるだけなんだ」とヘミングウェイは言います。
あの絵は詠美の部屋で眠っていた時、急に目が覚め描いたもの。
「自分でも何を描いているか分からなかった。あの場所に行くまでは」と言うヘミングウェイ。
「未来を変える力があるとしたら皆んなを幸せにして欲しい」と言う詠美。
「未来を変えてしまって良いのかな?…もう変えてしまいました。詠美のメモ帳のポケットの部分を見て。シャンデリアの絵を描く前に描いた物があるんだ。その絵が何か詠美を不幸にする様な気がして。破いてしまった」とヘミングウェイは言いました。
その絵を見る詠美は驚きます。
メガネを掛けた人物が誰かを刺している様な絵。そこには詠美が働く新聞社の名前が書かれていました。
「君の知り合いが殺人犯になるのを避けたかったんだ」と言います。
「そんな…」と言う詠美。
その詠美の前に頭をペンで掻きながら立つ橋がいました。

7話のあらすじネタバレ

新谷詠美(白石麻衣)はヘミングウェイ(斎藤工)が描いた絵を橋太(橋本じゅん)に見せると、総理が事故で死ぬ事を予知していたのか?と驚いた様子。
そして、もう一枚絵があり、本当はその絵の出来事が起こるはずだった事を話し絵を見せます。
総理を刺すメガネの男性。
詠美はこの人物を「キャップじゃありませんか?」と聞きます。
橋は絵を見ながら「新聞社のパスをしていて、こんなメガネは俺だな」と笑います。
詠美はまさか?と聞きますが、「ヘミングウェイを信じるか、俺を信じるか?って事だ。難しいぞ。この選択は」と橋は笑いました。

ヘミングウェイはローゼン岸本(野間口徹)と話しています。
ヘミングウェイの第六感で総理の事故を言い当てたなんて警察は信じないと話す2人。
けれど、ローゼンは信じているのは何故か?
「海岸に打ち上げられた人物の足元にタトゥーがあると聞いても、そんな人は沢山いると思っていました。けれど、病院の窓から飛び降りるのを見て確信しました」とローゼンは言います。
そんなローゼンに「あなたは何者ですか?」と聞くヘミングウェイ。
「答えになりますでしょうか?」とシャツのボタンを外し、胸元を見せるローゼン。
それを見て驚くヘミングウェイ。
ローゼンの胸元にはヘミングウェイと同じタトゥーが胸元に大きく描かれていました。

ヘミングウェイと詠美が電話で話しています。
窓の外を見る様に言われベランダに出るとヘミングウェイがいました。

柴田俊哉(生瀬勝久)がヘミングウェイの行く先々で人が死んでいるので、死神だと言います。
総理が亡くなった事で臨時総理に藤沼恵美子(峯村リエ)外務大臣が務めると、一課長の佐々木文雄(岩谷健司)は話します。
藤沼は新潟が選挙区だから忙しくなると言います。
そして、後宮教授の遺書が見つかったと。
亡くなる前日、ポストに投函され大分県の施設にいる妻に郵送されていたと説明します。
ハガキには「あいつが着いた。そう言う事だ。もう一度お前に会いたかったが先に行く」と取り乱した様な字で書かれていたと話しました。
あいつと言うのは誰なのか確認する様に柴田は言いますが、妻は認知症の為、理解出来ていないのだと、子供もなく身内はいないと言われます。
けれど、教授の研究室の荷物を引き上げたのは家族と言っていた事を思い出した柴田は何か引っ掛かります。

詠美のマンションから帰るヘミングウェイを迎えに来たローゼンは、詠美はどこまで知っているのかと聞き「ご理解頂けると良いですね。色々と」と意味ありげに言いました。

詠美が出社すると皆んなが騒ついていました。
詠美がどうしたのかと聞くと、橋が退職届けを出したと言われ詠美は驚き橋を探しました。

橋を見つけ話します。
詠美の父の話しをする橋は詠美の父が墓場まで持って行くと言っていた真実を知りたくて掘り起こしてしまったと話します。
「真実って言うのは口にするのもおぞましい。汚くて洗っても洗っても落ちない。腐臭を放つものだった。収賄事件の真犯人は亡くなった総理の宮部だった。あんな奴に日本の未来を託したらどうなる?」と話します。
その宮部が亡くなり、自分も疲れてしまったのだと言います。
そして、後を頼んだぞと言い橋は立ち去りました。

デスクに戻った詠美は貰った鉛筆がおかしい事に気付きます。
金属の様なもので硬く尖った鉛筆。
それを見てハッと気付きました。
総理官邸の金属探知機に引っ掛かった橋。
鉛筆を改造し、本当に襲うつもりだったのではと詠美は気付きました。

柴田は事情聴取が始まる前にヘミングウェイを娘が居なくなった公園に連れて行き、娘に会わせてくれと頭を下げました。

野間健太(戸塚純貴)が総理が亡くなった時の事を同僚に説明していました。

ラペ(太田奈緒)達はヘミングウェイの動画を撮影しています。

詠美は図書館で予知能力について調べています。
聖徳太子からの命を受けた一族。
乱世が終わるまで子孫を絶やさず身を隠す事。
その時が来たら、天下を救う予言の血が流れた者は海を渡れと記されていました。

そして、女児がまたも誘拐される事件が発生。
佐々木一恵8歳。
一課長、佐々木の娘でした。
柴田は「犯人はわざと狙って来たんですよ。これは挑戦状ですよ」と言います。
佐々木はいつもと同じ様に捜査をする様に指示をしました。

野間は「何でこんな危ない橋を渡るんですかね?シリアルキラーは」と言います。

ローゼンは一族の事をヘミングウェイに話します。
日本人なのにローゼンなんて名乗る。
一族は予言者様を待つ為、名前や住む場所を何度も変えて来たと。
予言者様の為ならどんな手段も厭わ無い。
この広大な土地を購入したのは先々代。
幼稚園バス以外に隠さなければいけないものが沢山あり、色々な物が埋められているのだと話します。
「そうまでして、1400年漂着者を待ち続けた理由は?私はこれから何をすれば良いんですか?」と聞きます。
ローゼンは「もうすぐ自分でお気付きになります」と言いました。

柴田と野間は小学校を訪ねます。
集団登下校と朝出掛ける時、家に到着した時に学校にお知らせメールを送る様に保護者にお願いしていたと校長は話します。
一緒に帰っていた少女達に話を聞きます。
一恵の父が警察官だと言うのは皆んな知っていて、お巡りさんも一恵に敬礼していたと話す少女達。
「いつ?」と柴田が聞くと、「この間、学校から帰る時。線路の側」と答えると、柴田は監査カメラを調べる様に野間に言いました。

防犯カメラを確認。
友達と別れた後の200メートルには防犯カメラが設置されていなかったと言う野間。
敬礼をした警察官を探します。
警察官が映し出されます。
左足を引きずる様に歩く男。
佐々木は整形外科を調べる様に言いました。

詠美はヘミングウェイを訪ねます。
少しずつ自分の事が分かる様になったヘミングウェイを見て「あなたが少しずつ自分の事を思い出す度、あなたが少しずつ遠くに感じる」と言う詠美に、「こっちにおいで」と言うヘミングウェイ。
後ろから詠美を抱き締め「僕にお願いがあって来たんだよね。君がお世話になっている娘さんだよね。さっき言ったよね?僕が自分を思い出す度、遠くに感じるって。僕は未来を予知する度に詠美が遠くに行ってしまう気がするんだ」とヘミングウェイは言います。
「私は何処にも行かない」と言い、ペンと手帳を渡しました。

総理代理になった藤沼をローゼンが訪ねます。
藤沼は「あなたが仰った通りになりましたね」と言うと微笑むローゼン。

数週間前。
座敷で藤沼の秘書と会うローゼン。
しあわせの鐘の家から献金をして貰えるとか?と聞く秘書。
NPO法人だから献金は出来ないけれど、どうにでも出来ると答え、大切な話しがあるとローゼンは言いました。

藤沼はどうやって総理の死を?と聞こうとしますが、ローゼンは遮り「お約束しましたよね。もしも宮部総理がお亡くなりになって臨時総理になられた時はお願いしたい事がございますと」と。
藤沼は「何か怖いわ。悪魔と取り引きしちゃったのかしら」と言います。
そして「私はこの国の正式なトップになれるのかしら?」と聞きます。
「トップにならない未来なら私はここには参りませんよ。総理」とローゼンは答えます。
「で?私は何をすれば良いのかしら」と藤沼は言いました。

佐々木の家では妻が泣き続けていました。
チャイムが鳴り佐々木がドアを静かに開けます。
すると、ランドセルが置かれていました。
廊下や壁一面に佐々木家と書かれ、矢印が記された紙が至る所に貼られています。
それを見て驚く佐々木。
ランドセルを抱き締め佐々木は叫びました。

8話のあらすじネタバレ

一課長、佐々木文雄(岩谷健司)の自宅マンションに置かれていた娘のランドセル。
柴田俊哉(生瀬勝久)と話していると新谷詠美(白石麻衣)がやって来て、ヘミングウェイ(斎藤工)が書いた絵を見せます。
2羽の鳥が向かい合っている絵。

ヘミングウェイはローゼン岸本(野間口徹)から記憶はどこまで戻ったのか?と聞かれます。
「境界線が曖昧です。あれは夢か、現実か?崖に立っている自分。村人に見送られ、皆んなに何かを託された様な。そして私は海に飛び込んだ」とヘミングウェイが言うと、「常世島です。正式な名前はわかりませんが、私達の一族はそう呼んでいました。第六感の遺伝子を持つ者だけが暮らしていた島です」とローゼンは言います。

その時、片手を上げたヘミングウェイ。
バドミントンの羽が背後から飛んで来て手のひらに飛んで来ました。
それを掴んだヘミングウェイ。

ローゼンは話を続けます。
「言い伝えでは炎帝の頃、島1番の能力を持つ男が崖から海に飛び降り本土を目指す」と。
「私はその島から泳いで来た?」と聞くと「ええ。1400年で初めて。今まで本土を目指して生き残った者はいません。あなたより泳ぎの上手い者、能力に長けていた者がいたかもしれません。その時が来たからです。この国が滅びそうになった時、予言者様はやって来ると」と説明しました。

佐々木の娘の捜索が続いています。
防犯カメラに映っていた警察官の制服を着た、足を引きずる男。
病院などを調べた結果が出ました。

詠美はヘミングウェイが描いた鳥が何なのかを知る為に新潟理科大学を訪ねていました。
その絵を見た鳥の専門家は「朱鷺を描きたかったんじゃないかな?新潟の県の鳥。つまり県鳥です。天然の朱鷺は絶滅しましたが、2008年に佐渡へ放鳥されて450羽ぐらいまで回復しました。佐渡に行けば朱鷺が見られますよ」と言いました。

ローゼンは自分達の使命は海を渡った予言者様を迎える事。
14人の使徒と始まりの鐘を鳴らす事。
14人の使徒は未来を託す子供達。
「幼稚園バス」とヘミングウェイが言うと頷き「14人の使徒です。全国の新生児の遺伝子から使徒の能力を持つ者かを探り、親には気付かれない様、職場や友人関係を動かしてあの幼稚園に集めました」と話します。
「バスには13人しか乗っていなかった」と言うヘミングウェイ。
「ええ。14番目の使徒は既に覚醒しておりました。ご挨拶に伺ったと聞きましたが」とローゼンが言うと海を渡ったすぐ後、ヘミングウェイが予知し助けた誘拐された女の子を思い出し「あの子を誘拐したのは?」と聞きます。
「私達は関与しておりません。遥香ちゃんを攫ったのはいずれ予言者様が言い当てるでしょう」とローゼンは言います。
そして、バスの運転手は自ら死んだのだと言います。
自分の役割を果たし死んで行ったのだと。
自分の為に命を捧げる人達を思い、荷が重いと感じるヘミングウェイ。
そして「1つ聞かせて下さい。私が加担するのは…」と聞きました。

詠美は街中でヘミングウェイが描いた絵に似たマークが付いた看板を見つけお店に入ります。
そこは和菓子屋さんでした。
和菓子を買い店を出ようとした時「キャー」と言う女の子の声が聞こえて振り返ると和菓子屋の息子が立っていました。
不審に思い、店を出て佐々木に電話をする詠美。

警察では野間健太(戸塚純貴)が詠美が訪れた和菓子屋、嘴屋の息子、関川進(阿部亮平)を調べ窃盗の逮捕歴があり、女児の体操服などを盗んでいた事が分かりました。

嘴屋に集まった柴田達。
店に入り、母親の関川ふみ(根岸季衣)は柴田達に何もしていないと言います。
女の子の悲鳴が聞こえたと説明すると、知り合いの子を預かっていると言う進。
現れた女の子に話を聞くとパパと進が知り合いだと言います。
何故、叫んだの?と聞くとゴキブリが出たからと話す女の子。
そして、柴田は進が足を引きずっているのを確認。
けれど、防犯カメラに映っていたのは左足を引きずる男、進は右足を引きずっていました。

警察が帰ろうとした時、以前に見た黒い車を見つけた柴田。
その車の事で話を聞きたいと進を連行します。
柴田は女の子から妙子ちゃんもゴキブリ嫌いだった、友達だったのに死んじゃったのと話をされ驚きます。
妙子ちゃんは行方不明になった少女の1人でした。

ローゼンがヘミングウェイに「総理臨時代理から連絡があり、助けて下さいと言っています。その時が来たのでは」と。
そして、電話をヘミングウェイに渡します。

進の事情聴取が始まり、進の自宅から妙子の髪飾りが見つかったと報告が入ります。

嘴屋の饅頭を見ながら、雲行寺の深見龍之介(リリー・フランキー)を思い出します。
お寺から持ち帰った饅頭が嘴屋の物だったからです。

詠美はヘミングウェイを訪ねて佐々木の娘を助けて欲しいと言います。
ヘミングウェイは柴田が見つけた筈だと言いました。

そして柴田と野間は深見の元を訪ねました。
アリバイを聞きますが法事の打ち合わせをしていたと言う深見。
深見はヘミングウェイに頼めば良いと笑います。
柴田は嘴屋の息子と知り合いか?と聞きます。
そして、妙子ちゃん殺害事件の容疑で逮捕したと話します。
けれど、進が犯したのは妙子ちゃん殺害のみだと言う柴田。
檀家達に用心する様に言います。
シリアルキラーは目と鼻の先にいるかもしれないからと。

柴田は深見に蔵を見せて欲しいと言い、歩かそうとします。
歩き出した深見は足を引きずる事なく歩き、柴田は一瞬、悔しそうな表情を見せました。

ヘミングウェイは詠美には嘘はつけないと言うと「嘘をつく必要はないんです。本当の事さえ話さなければ」とローゼンは言います。
真実の周りには得体の知れない者が集まる、だから覚悟が必要だと言うローゼンに「もう、パンドラの箱は開けてしまいました」とヘミングウェイは言いました。

柴田の元を詠美が訪ねます。
深見は防犯カメラに気付き、わざと足を引きずって歩いたのでは?と言う柴田。
詠美は柴田が犯人に辿り着いた頃だとヘミングウェイの言葉を伝えると「刑事にも第六感ってのがあってな。犯人は深見だよ。あいつは楽しんでやがる。捕まるか逃げ切れるか。奴がゲームを楽しんでいる内は一恵ちゃんは生きている」と言います。
「犯人は警察より先にコマを進めている。だから1つコマを戻せ」とヘミングウェイが言っていると伝えました。

コインランドリー。
男性が洗濯機から衣類を出し帰ります。

総理代理は、自分が代理と言う時に日本を滅ぼす訳にはいかないと、ヘミングウェイに頼み工作員の行方を追うのだと言いました。

コインランドリーにいた男性が液体の入った装置をセットしました。

ヘミングウェイは涙を流しながら絵を描いています。

街中にはパトカーのサイレンが鳴り響いています。

柴田達は嘴屋の前に立ち「行くぞ」と中に入って行きました。
令状を見せ家宅捜査を始めます。
野間は進を逮捕した時に全て調べたと言いますが、柴田は「だからだよ。一度警察が来たら、もう来ない。奴はそれを狙ったんだよ」と言います。
すると「居ました」と声が。
部屋の隅に一恵がいました。
佐々木がやって来て抱き締めます。

柴田は「1つコマを戻したらここに来た。奴には借りが出来たな。でも、これから奴にはもっと大きな借りを作る事になりそうだ」と詠美に話しました。
その時、進の母がトボトボ歩いて行きます。
柴田はまだ話を聞きたいと声を掛けます。
柴田は気付きました。
進の母が左足を引きずり歩いている事に。

柴田は追い掛け尋ねます。
振り返った母は、口からはみ出るほど口紅を塗り「私、キレイ?」と笑います。
詠美が柴田を呼ぶと、柴田は振り返り「新谷、俺、吐きそうだよ」と言い、お腹には包丁が刺さっていました。
そして、柴田は倒れてしまいました。

9話(最終回)のあらすじネタバレ

柴田俊哉(生瀬勝久)が病院に運ばれます。
新谷詠美(白石麻衣)と野間健太(戸塚純貴)が付き添います。
手術室に入る柴田を心配する2人。
「大丈夫っすよね?キャラじゃないですもんね。もし柴田さんが死んじゃったら誰が俺の頭叩いてくれるんすか?」と泣き出しました。
詠美は野間の頭を叩き「しっかりしろ、柴田さんだって頑張ってんだ」と言いました。

柴田は夢を見ています。
娘を探す柴田。
娘が現れ、今はお仕事を頑張ってと伝えます。

関川ふみ(根岸季衣)の事情聴取が始まり、足を引きずる警察官の映像を見せ「あんただろ?」と聞きますが、ふみは知らないと言います。
一課長の佐々木文雄(岩谷健司)は「息子を庇いたいのは分かる。でもあんたが庇いたいのは息子以外の誰なんだ?調べると2人だけじゃ成立しない事件があってな。もう1人いるよな?仲間が」と聞きます。
首を振るふみ。
佐々木は辻褄が合わないと言いますが「私がやりました。全てやりました。刑事さんが言っている全てですよ。連続殺人事件でしょう?女の子の」と言いました。

ヘミングウェイ(斎藤工)はスケッチブックに絵を描いては破り丸めを繰り返します。
総理代行と話した時の事を思い出します。
話している途中、涙を流すヘミングウェイに総理代行は未来に悲しい事が起こるの?と聞きます。
「おそらく、近い未来に」と答え、それを止める力は自分にはないと言います。
前総理の死を予知したヘミングウェイに、初めは事故ではなく、暴漢に襲われると予言していた事。
その暴漢になるはずだった橋太(橋本じゅん)は総理代行の事務所に出入りしていたから知っていると話します。
彼が犯人になれば悲しむ人がいたから、1枚目に描いた絵を破り、シャンデリアが落ち事故に遭う絵を描いたのだと。
それが本当に起こり、それを知った総理代行は、その力を借りたいと「あなたが未来を選ぶしかないのよ。この国の」と言いました。

帽子を被った男が荷物を持ち歩いて行きます。
ヘミングウェイはビルが爆破する絵を描き、丸め、自然災害が起こる絵を描き破りを繰り返します。
「どんな未来を選べば良いんだ?」と呟きます。

ふみは柴田が運行寺の深見龍之介(リリー・フランキー)を疑ったから許さないと言います。
「セクシーでしょう?」とうっとりするふみ。
佐々木は「もう1人が繋がったな」と言いました。

荷物を抱えて歩いていた男性が工作員だと分かり、追跡をしているとテロを阻止すると総理代行に伝えます。
そして、何かの時に射殺許可をと。
すると「戦争はもう始まってんだよ」と総理代行は言いました。

詠美はヘミングウェイの絵を見て日本は滅びるの?と聞きます。
違う未来を描いてもどれが正解か苦悩するヘミングウェイ。

工作員は店の中に入ります。
そして見失う公安。
爆発音がし、店の隅で爆破が起こり完全に見失ってしまいました。

深見が柴田の病室を訪ねます。
「柴田さん、嘴屋のババアにやられたんでしょ?」と笑います。
「実はあのババア私のコレなんですよ。お前にしちゃ年増だなって思ってるんでしょ。ベタ惚れで何でも言う事を聞く」と言います。
そして、犯した罪を耳元で囁き「全ての完全犯罪、私がやったんですよ。女児連続殺人事件。でも犯人捕まったから。また新しい女探さなきゃ」と言い病室を出て行きました。
入れ違いで野間が到着。
嘴屋の饅頭が枕元に置かれているのを見つけ驚きます。

詠美の新聞社では官邸の様子がおかしいと話をしています。

ローゼン岸本(野間口徹)と話すヘミングウェイ。
公安が追いかけているのは、警察の気を引く為のダミーだとヘミングウェイは言います。
「陽動作戦。もう1つの未来が描けたんですね」と聞くローゼンに「ここにあります」と紙を見せます。
「本当の工作員は何処に?」と聞くローゼンに、「会えるのを楽しみにしましょう」とヘミングウェイは言いました。

柴田が目を覚まして眠っている野間を起こします。
そして饅頭を見つける柴田。
「やっぱりな。奴は自分を万能だと思っているからな。わざと危ない橋を渡るんだよ。奴はまだまだゲームを続ける気だ」と柴田は言いました。

ヘミングウェイはヘミチャンネルの動画撮影で、これが最後になると思うと、だから皆んなに話をしておきたいと言いました。

深見が警察に連れて行かれ事情聴取をされます。
そこでふみとすれ違い「愛してるよ」と。
「私も」と言い、2人は頷きました。

ローゼンが総理代行を訪れ、日本を救った総理として名を残す事になるでしょうと言いました。

深見の事情聴取に病院を抜け出した柴田と野間がやって来ました。
柴田は野間に自分に何かあった時、誰かがお見舞いに来るかもしれないから失礼のない様にと頼んでいたと言います。
野間は柴田の枕元にICレコーダーを仕込んでおいたと言い再生します。
自分の罪を自白している深見。
「やだなぁ。まるで自白しているみたいじゃないですか?お見舞いに行ったのに寝てるからびっくりさせて起こしてあげようと思った」と言う深見。
帰ろうとする柴田に「あー、柴田さん。家は寺なんでね。高温で焼かれた証拠が出てくるかもしれませんよ。慎重に」と深見は言いました。

しあわせの鐘の家に警察が集まります。
公安がヘミングウェイを守る為に来たと説明。
ヘミングウェイは工作員はこの場所にやって来るだろうと話していました。
工作員が何処を狙うのか?
もし、その国に予知能力を持つ者がいたら、まず、その人物を排除しようとするのではないか?と。
何故、決行が今日だと?と聞く公安に「今日が私が予言者様と言う者に就任する為の最初の鐘を鳴らす日だからでしょう。そこにどんな意味があるのか?私より詳しい連中が、そうさせまいと私の命を狙っているそうです」と言うヘミングウェイ。
その時、しあわせの鐘の家に銃が撃ちこまれました。

詠美は柴田と野間としあわせの鐘の家に向かいます。

そして官邸では緊急記者会見が行われると新聞社が慌ただしくなって来ました。
総理代行はテロの事実を正直に伝えたいのだと。
反対意見がある中「国民を舐めちゃいけません。皆んな日本と言う国を愛しているんです。それぞれの方法で戦ってくれるでしょう」と言いました。

ヘミングウェイが少女を連れ現れると、公安から建物の中に誘導された時、銃声が聞こえ数人が撃たれて倒れました。
森の中から工作員が現れ、近くにいた人を捕まえて人質にしながら歩いて行きます。
ヘミングウェイに向かい歩き、人質を放すと銃を降ろし、ヘミングウェイと向かい合います。
体には液状の爆弾の様な物が仕込まれています。
手にはスイッチが。
それを押した瞬間、公安の1人が飛び掛かり2人は柵の下に落下。
そして爆発しました。
ヘミングウェイは「あの工作員はダミーです」と言うと公安が「じゃあ本物は?」と聞きます。

建物から詠美が出てきました。
詠美を見つめ微笑み手を広げるヘミングウェイ。
銃声が聞こえ、ヘミングウェイは腹部を撃たれて倒れました。
撃ったのは公安の刑事。
そして、すぐにその公安の刑事も背後から撃たれてしまいました。

ヘミングウェイに駆け寄る詠美に「もう1つの未来がこれしか浮かばなかった」と言います。
詠美は分かっていたなら捕まえて貰えば良かったのにと言いますが、「それじゃ、違う未来にはならない」とヘミングウェイは言います。
死なないでと言う詠美に「初めて死にたくないと思った。もっと詠美と思い出を作りたい」と言いました。
そんな2人を見たローゼンは微笑みました。

ヘミングウェイが最後だと言った動画が流されます。
「皆さんこんにちは。ヘミングウェイです。初めてヘミングウェイと名乗ったかもしれません。皆さんに貰った名前なので大切にしたいと思います。運命ってそう言う事だと思うんです。全ての事には理由がある。今日とても辛い事や悲しい事があったら、それはこれから嬉しい事や楽しい事が起こる準備なんです。僕は予知能力者なんて言われてますけど、未来を思い浮かべる程、今どう生きているか問われている気がします。未来と言うのは、現在からの一筆書きなんです。今、とても辛くてだれも助けてくれないと思った時、もう少しだけ耐え抜いて下さい。それぞれの、あなたの運命大切にして下さい。最後に、皆さんにも第六感はあります。本当に苦しい時、なんとなく考えてみて下さい。なんとなく、こっちの方が良いと、そのなんとなくの直感があなたの大切な人を守ります。ヘミチャンネルはこれで終わります。今までありがとう。では、さようなら」とヘミングウェイは手を振りました。

鐘の隣に石碑が置かれてローゼンが予言者様の最初の鐘をと告げます。
黒い服を見に纏ったヘミングウェイ。
皆んなは微笑み胸の前で手を合わせます。
「世界に幸せを」と言い鐘を鳴らしました。
それを見ている詠美、柴田、野間。
「やっぱり予言者様は死なねーんだな」と柴田。
そして、柴田は1人の人物を見て驚きます。
そこには胸の前で手を合わせる総理代行の姿があったのでした。