ドラマル

2020年3月5日

NHKドラマ『ゴールド!』ネタバレ!あらすじ・キャスト・視聴率まとめ

NHKドラマ『ゴールド!』のあらすじを、ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

藤竜也さん主演のドラマ『ゴールド!』を200%楽しむために、キャストやゲスト、視聴率をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。

※あらすじのネタバレは、リアタイ(視聴)後に追加します。

見逃し配信をチェック

当記事には、『ゴールド!』のネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「U-NEXT」で過去の放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。
※放送前のため、今までのNHKドラマの見逃し動画配信状況から予測して記載しています。放送開始後、変更が必要な場合は正しい情報に更新します。

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『ゴールド!』の基本情報

  • タイトル:ゴールド!
  • ドラマ公式URL
    https://www4.nhk.or.jp/P6273/
  • 主演:藤竜也
  • ジャンル:ヒューマンドラマ
  • 放送局:NHK総合
  • 放送日:2020年3月27日
  • 放映時間:22:00 – 

概要(見どころ)

日本放送作家協会とNHKが共同で主催する「第43回 創作テレビドラマ大賞」で、810編の応募作から大賞に選ばれた鳴尾美希子さんの脚本をドラマ化したものです。

『ゴールド!』は、プライドの高い主人公が、周囲の人たちとの交流を通じて自らの老いを受け入れ、認知症の妻との関係を見つめ直していく姿を描くヒューマンドラマです。

主人公・柴田政継(藤竜也)は、ゴールド免許保有の高齢ドライバー。無事故無違反であることを誇りとしてる75歳の男性です。そんなある日、若い警官に信号無視で違反切符を切られてしまいますが、自分が信号無視などするわけないと、逆に警官のミスであると証明しようとするところからストーリーが展開していきます。

キャスト一覧

  • 柴田政継:藤竜也
    元教師、ゴールド免許保有の高齢ドライバー
  • 西井遼平:坂東龍汰
    正義感の強い交通課の警察官
  • 石原美咲:小川未祐
    柴田の孫娘
  • 高宮栄治:品川徹
    柴田が唯一挨拶をかわす先輩老人
  • 柴田冨美代:吉行和子
    柴田の妻、認知症
  • 川島謙吾:大野泰広
    西井の上司、係長
  • 取り締まりを受けた運転手:林和義
  • 弁護士:渋江譲二
    西井の取り締まりを受けた
  • ガードマン:鴻明
  • 春子:藤夏子
    栄治の妻

スタッフ一覧

  • 作:鳴尾美希子
  • 音楽:田中公平
  • 制作統括:樋渡典英(NHKエンタープライズ)、高橋練(NHK)
  • 演出:岡田健(NHKエンタープライズ)

各話の視聴率

『ゴールド!』の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※視聴率はビデオリサーチ調べ

ドラマ名放送日視聴率
ゴールド!2020年3月27日

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『ゴールド!』の結末ネタバレ(予想)

多発する高齢ドライバーによる交通事故という社会問題を背景に描かれた本作。「第43回 創作テレビドラマ大賞」の最終審査結果が発表されている、映人社の雑誌『ドラマ 12月号(2018)』に、大賞に選ばれた『ゴールド!』のストーリーが掲載されています。

大賞となった作品はドラマ化されることがあらかじめ決まっているので、ドラマの内容はほぼ脚本に沿ったものとなるでしょう。

主人公の柴田政継(藤竜也)は、運転免許を取得して50年以上となりますが、一度も交通違反を犯したことはなく、自分の運転に絶対の自信とプライドを持っています。
ところがある日、認知症の妻・冨美代(吉行和子)を乗せて運転していたところ、交差点で停止を求められ、若い警察官・西井遼平(坂東龍汰)に信号無視で違反切符を切られてしまいます。
生まれて初めての交通違反が信じられない柴田。間違っているのは若い警察官のほうだと考え、ビデオカメラを携えて西井の取締りの監視を始めるのですが、なかなか証拠はとれません。
一方、母親と喧嘩して突然やってきた孫娘の石原美咲(小川未祐)。認知症の冨美代は夫である柴田のことは忘れてしまっていましたが、孫娘に対しては久しぶりの笑顔を見せます。
そんな中、柴田は、唯一挨拶を交わす仲の「先輩老人」高宮栄治(品川徹)が起こした交通事故を目撃し、運転が怖くなってしまいます。さらに、冨美代がいなくなり、美咲とともに捜索することになると、意外なことに、目の敵にしていた警察官・西井が助けてくれるのでした。

タイトルの『ゴールド!』は免許証のゴールドと、主人公の築いてきた地位やプライドを表していると思われます。普段プライドが高いシニアの立場になって物事を見るということがない方も、年老いていくことの難しさを感じ、それに抗う主人公の気持ちに共感できるドラマになると予想します。

『ゴールド!』のあらすじ

2020年3月27日にNHK総合にて放送される藤竜也さん主演のドラマ『ゴールド!』のあらすじネタバレを、放送後に更新してお届けしていきます。

あらすじネタバレ

柴田政継(藤竜也)と妻の柴田冨美代(吉行和子)が手を繋ぎ家の外の階段をゆっくり降ります。
政継が車のドアを開けると「すみません」と言って車に乗る冨美代。
政継が運転席から冨美代に声を掛けようとしますが「お世話になります」とよそよそしく言われてしまいます。
そして車は動き出しました。

道路の脇で警察官の西井遼平(坂東龍汰)が笛を口にくわえ違反者がいないかを見ています。
そこを政継が通過すると、西井はすかさず笛を吹きました。
政継が止まり窓を開け「いきなり何だ。危ないじゃないか」と西井に言います。
「危ないのはあなたの方でしょう。信号無視です。免許証提示して下さい」と言われてしまいます。
「信号無視?君は新入りか?私が信号無視だと?そんな事する訳がないだろ?この私が。君の見間違えです」と言って窓を閉めようとします。

「ちょ、ちょっと待って下さい。逃げるつもりですか?」と西井が言うと車から降りる政継。
「何だ?逃げるだと?いい加減にしなさい。君はね私が誰だと思ってるんだ?」と西井に詰め寄り言います。
「あなたが何処の誰だかなんて私が知る筈ないでしょう」と西井は言います。
政継は免許証を取り出して「柴田政継だ。逃げも隠れもせん。君のとこの署長にね、後で聞いてみたらいい」と政継は言います。
「柴田政継さんですね。それでは違反の措置をします」と言う西井に、「私は違反なんかしてないって何回言えば分かるんだ」と怒る政継。

すると車から冨美代が降りて来ました。
「私行かなくちゃ」と言って歩き出そうとします。
車に戻す政継。
そんな2人を見ていた西井は大丈夫ですかと声を掛けます。
「さっさと済ませなさい」と怒る政継。
「は、はい」と少し驚きながら返事をする西井。

西井が署に戻ると川島謙吾(大野泰広)係長がどうだったかと聞きました。
西井は政継の事を話すと川島は違反切符を確認します。
それを見て驚く川島。
「お前柴田先生に違反切符切ったのか?」と言います。
どう言う事か分からない西井は川島に知っているのかと聞きます。

「知ってるも何も有名進学校の校長を定年で辞められた後、長きに渡って交通安全協会などの役員を歴任していただいた先生だよ」と言います。
「歴代の署長も頭が上がらなかったって言う伝説の人だよ」と川島は言いました。

警察署を訪ねる政継。
署長は不在だと言われてしまいます。
「川島君だったね。係長かい?偉くなったね」と政継。
「私の事覚えていて下さったんですか?」と川島は言います。

政継は「実はね近頃の新人の教育はどうなっているんだね?」と聞きます。
「何か失礼がありましたか?」と川島は聞きます。
「失礼なんてもんじゃありませんよ。逃げるの何のと人を犯人扱いしたあげくね、免許証を出した途端に話も聞かずに違反切符を切り始めるんですよ」と説明する政継。
すると「待って下さい。あなたがさっさと済ませろって言ったんでしょ?」と西井が部屋に入って来ました。
「出たな。隠れとったのか?」と政継。
「別に隠れてなんかいませんよ。だいたいさっきからあなた何言ってるんですか?あれは間違いなく信号無視でした」と西井が言います。

「いいかい?私は免許を取って50年だ。その間1度たりとも交通違反を犯した事はない。それからね、私はずっと免許証ゴールドですよ。君が生まれた時分からずっとゴールドです」と政継は言います。
「だからって今回の事とその事は全く関係ありませんよ」と西井は言います。
「関係なくは無いでしょう。50年間、無事故無違反の私とだね、失礼だが昨日今日警官になった君とどちらが正しいか考えてみりゃ分かるだろ」と政継は話します。

それを聞いていた西井は「はあ?ちょっと待って下さい。確かに僕は警察官になってまだ3か月です。でも僕は自分の取締りに100%自信があります。間違いを認めるのはお年を取られたあなたの方なんじゃないんですか?」と言います。

政継は「君は自分の取締りに100%自信があると言った。それならもし君の取締りに間違いがあると実証したら君は間違いを認めますか?」と言います。
「もちろんです」と西井は言います。

政継はビデオカメラを購入します。
駐車場で車と車の間隔が狭く乗る事が出来ない夫婦がいました。
その事に気付く政継。
声を掛けてお手伝いしましょうかと言います。

家に戻り説明書を見ながらビデオカメラの電源を探す政継。
冨美代が政継に「あのヘルパーさん。晩ご飯はまだでしょうか?」と政継に言います。
政継をヘルパーさんと思っている様です。
「あっ。すみません。今すぐやるからちょっと待ってなさい」と言う政継。
食事が出来向き合って座る2人。

「昼までに必ず戻るから何かあったら連絡しなさい」と冨美代の首に携帯を掛ける政継。
「いつもありがとうございます」と言う冨美代に戸惑いながら「うん」と答える政継。

そして政継は西井が取締りをしている場所に向かい少し離れた所からビデオカメラで撮影を始めます。
クルマが通る度信号と車そして西井を交互に撮影します。

それに気付いた西井が政継の車に近寄ります。
「柴田さん、開けて下さい」と言い、窓を開ける政継。
「一体何の真似ですか?」と西井。
「言った筈ですよ。間違いを証明する」と政継は言います。
「こんな事をしても無駄ですよ。僕は100%間違ってませんから」と西井は言います。
「だったら私も続けるしかないね。それとも何かい?撮られちゃまずい事でもあるのかい?」と政継は聞きます。
「ありませんよ」と西井は答えます。
「だったらいいじゃないか。その100%の取締りとやらを続ければ良いんだよ」と政継は言います。
「言われなくても続けます」と西井。
「言っとくけどね、僕はしつこいよ」と言って笑う政継。

駐車場で手伝った高宮と言う老夫婦にスーパーで出会った政継。
夫、栄治(品川徹)と話す政継。
高宮が「あなたお幾つですかな?」と聞きます。
「75になります」と政継は答えます。
「いやぁ。それはお若い」と高宮は驚きます。
「高宮さんとそう変わらんかと思いますが」と政継は言います。
「いやぁ。この歳になっての数年は見た目は変わらんでも中身はえらい違いです。日に日に老いを感じてくる」と高宮は言います。
「それは否定出来ませんな」と政継。
「私もあなたぐらいの時は若い者に色々意見したものですよ。あー。春子(藤夏子)です」と車で待つ妻を見ながら言います。
「元々足が悪かったのですが、最近目までやられましてな。誰かの助けを借りなきゃ生きられん以上、人様にとやかくものを言う訳にはいかんのですよ」と高宮は言います。
「お言葉ですが高宮さん。それじゃあ間違ってる事を間違ってると私ら年寄りは言えなくなりますよ」と政継は言います。

「確かにそうかもしれません。私にとっては春子と2人迷惑を掛けずただ静かに生きて居られればそれだけでいいんです」と高宮は言います。

家に帰ると政継の携帯に娘の夏美から電話がありました。
冨美代を施設に入れる為のパンフレットを見たかと言う電話でした。
自分がちゃんとするから余計な口出しをするなと言う政継。

西井の取締りを撮影し続ける政継。
西井が一台の車を止めます。
「よーし」と車から降りる政継。
西井の元に向かうと運転手(林和義)が怒っていました。

運転手に「認める必要はありません。今のは間違いなく青信号でした。私が証人になります。この若い警察官の見間違いですよ」と政継は言います。
「言い掛かりは止めて下さい」と西井。
「確かに信号は青だった」と政継。
「ええ。確かに信号は青でした。今回は運転中の携帯の使用になります。よって点数は3点。反則金は18000円になります」と西井は言います。

別の車を止める西井。
運転手(渋江譲二)は黄色だったと言います。
「このまま免許証を提示して頂けないなら本当に逮捕する事になりますよ?」と西井は言います。
「構いませんよ。私は弁護士だ。不当逮捕として国家賠償請求を行いますがいいですね?」と運転手は言います。
驚く西井に「さあ。逮捕して下さい」と言うと、「いやぁ。全く近頃の弁護士は法の正しい使い方も分からんのかね?君ねこう言う性根の腐った男は逮捕してしまえばいいんですよ」と政継は言います。
「ちょっとおじいさん。関係ない第三者はあっちに行って下さい」と運転手。
「確かにね、私は関係のない第三者だ。だからこそフェアな目撃者になる事が出来るんです」と政継は言います。
「年寄り一人の目撃証言なんて何の意味もありませんよ」と運転手は言います。
「誰が証言だと言いました?」とビデオカメラを見せます。
「ここにね、あんたの交通違反の証拠がバッチリ映ってるんですよ。一緒に見てみますか?」と政継は言います。
諦め車で走り去る運転手。

「あの。どうして助けてくれたんですか?」と西井は聞きます。
「勘違いしてもらっちゃ困るよ。別に君を助けた訳じゃないよ。ただね、間違っている事を間違っていると言っただけですよ」と政継は言います。
すると西井は「ありがとうございました」と頭を下げます。

家に帰ると冨美代が台所で野菜を切っています。
しかし回りにゴミが散乱していて「何をしてるの?」と政継が聞くと、「お腹が空いたから食事の支度を」と言います。
止めなさいと手を止めようとする政継に「そうやって私の好きな物全部取り上げるのね」と冨美代は言います。

美味しく出来たとフライパンを見せますが何も入っていません。
「どうしちゃったの?私は」と驚く冨美代。
刻んだ野菜をフライパンに入れながらどうしてと涙を流します。
政継は冨美代を後ろから抱きしめ「大丈夫。俺がちゃんとやるから。そんな顔するなよ」と言います。

係長の川島がパトカーの運転席に乗り西井に柴田先生は今日も来ていたのかと尋ねます。
ええ。と答える西井。
「でもあんなに元気なのに役員辞めた理由って何なんでしょうね?」と西井が聞きます。
「俺も詳しくは知らんが奥さんの具合が良くないって噂もあったな。ん?どうした?」と川島は言います。
「いえ。別に」と言う西井。

チャイムが鳴り政継が出ると孫娘の美咲(小川未祐)がやって来ました。
家の中に入って行く美咲は冨美代の元へ向かいます。
久しぶりと冨美代に言う美咲。
「おばあちゃん実は」と病状を説明しようとすると「美咲ちゃん」冨美代は言います。
そして政継に「この子、孫の美咲ちゃんです。そうだわ。丁度良かった。お寿司を取りましょう」と言う冨美代に驚く美咲。
「よろしかったらあなたも一緒に召し上がっていかれません?」と政継に聞く冨美代。
政継は頷く事しか出来ませんでした。

ベランダで美咲と話す政継。
「美咲に言われて来たんだろ?何と言われても私はあの人を施設には入れないからな」と言うと美咲は「ん?ちょっとお母さんと喧嘩しちゃって。暫く泊まってもいい?」と美咲は言います。
そして「おばあちゃん前に会った時よりも悪くなってるよね?もしかしておじいちゃんの事分からなくなっちゃったの?いつから?」と聞きます。

「2か月程前まではね、調子の良い時もあったんだよ。孫の顔は覚えてるのにな」と哀しげに話す政継。
すると冨美代が美咲の為にケーキを買ってあると言ってきました。

ケーキを買いに行くという政継に美咲は私が行くと言いますが、政継は道が分からないだろうから自分が行くと言います。
こんな時間だからもういいんじゃないかと言う美咲に「冨美代のあんな嬉しそうな顔久しぶりなんだよ。もう少し相手してやってくれ」と言って政継は出掛けます。

その途中、事故現場の近くを通った政継。
車が建物に突っ込んだ様で、よく見ると高宮夫妻でした。
車を降りて高宮に声を掛ける政継。
高宮も気付きましたが救急車に乗る様言われ行ってしまいます。
すると西井が政継に声を掛けます。
高宮が知り合いだと伝えると病院を教える西井。

病院に着き西井から事故の事を聞きます。
「アクセルとブレーキの踏み間違え?」と政継は言います。
「詳しい事は分かりませんが恐らく」と西井は言います。
「まさか。高宮さんはね。80歳には見えないとてもしっかりした方ですよ。運転操作を誤るなんて、私は信じませんね」と政継は話します。
「皆んなそう言うんです。まさか、あの人が。まさか自分が。でも大きな事故が起きてからじゃ遅いんです」と西井は言います。
「君ね。それじゃあ何か?年寄りは運転するなとでも言いたいのかい?」と政継は言います。
「そうは言ってません。でも高齢者の方の運転にリスクが伴うのは確かです。柴田さんだって」と言い掛けると「何だい?」と少し怖い声で言う政継。
「いえ。今日は止めときます」と西井。

「彼の奥さんはね足が不自由なんだよ。自分の足で歩くのもままならない。車を奪われたらどうやって生きて行けばいいんだよ」と政継は言います。
「でもその車に命を奪われたら元も子もありませんよね?」と西井が言うと、「それは正論だよ。正論。君らにね、若い人達にはね、私らの気持ちなんて分からんよ」と辛そうに言う政継。
「高宮さんには僕が付いてますからもうそろそろお帰りになった方がいいんじゃないんですか?柴田さんも車の運転にはくれぐれも気を付けて下さいね」と西井は言います。

車を置いて歩いて帰った政継。
美咲が遅いからと心配していました。

美咲は「おばあちゃんってアルバムばっかり見てるんだね」と言います。
「ふーん。毎日こんなもの見ていたのか」と美咲と2人でアルバムを見る政継。
政継が写っていないと美咲は言います。
「そりゃ。俺が撮ってるからだ」と政継は言います。
政継に冨美代に何と言ってプロポーズしたのかと笑顔で聞く美咲。
そんな美咲を見て「お前はいいな」と呟きました。

眠る冨美代を見ながら涙を堪える政継。

高宮を見舞う政継。
屋上で高宮と話します。
「私はね柴田さん。春子は私が居なければ生きて行けないそう思っていたんですよ。なのにこんな事になって春子の身にもしもの事が起こったら、そう考えるだけで生きてる心地がしなかった。春子がいなければ困るのは私の方だったんですよ」と高宮は話します。
「高宮さん。あなただけじゃありません。うちは結婚して50年。私が家に帰って妻がいなかった日は1日もありません。妻は私にとっては帰る場所だったんですよね。これからもずっとそうだと信じてました。ですがね、1年程前に認知症だと言われましてね。それから日に日に妻が妻で無くなって行くのが怖かったですね。まるで他人が言うように、いつもすみませんって毎日聞くのが辛いですよ。昔みたいに笑い掛けて欲しいな。そう願うのは贅沢ですかな?」と政継は話します。

家では美咲が冨美代にお茶を入れます。
写真を見ている冨美代に何の写真か聞く美咲。
「何でもない」と言う冨美代。
美咲が見ようとしますが何故か駄目だと言って片付けてしまいます。

思い悩みながら歩く政継。
病院に止めたままの車を見ているとガードマン(鴻明)に注意され、車を出そうとします。
するとアクセルをふかしてしまい驚く政継。
ガードマンが大丈夫ですか?と駆け寄ります。

美咲は「おじいちゃんを迎えに行く」と言って家を出ます。
病院に着き政継の車の運転席に座る美咲。
初心者マークを付け、政継はいつ免許を取ったか聞くと1週間前だと言います。

何とか家に着いた2人。
しかし家の中に冨美代がいません。
慌てて探す2人。
何処にいるか思い浮かばない政継。
走り過ぎた為1度家に戻る政継と美咲。
美咲は1人でもう一度探しに行きます。

その時政継の携帯が鳴り、喫茶店に向かうと西井が居ました。
その横には座りながら眠る冨美代。
安心する政継。
「何処に居た?」と政継は聞きます。
「僕が初めて柴田さんにお会いした交差点の近くです。そこにお一人で立っていらして偶然仕事帰りに見かけて」と西井は言います。
「どうしてそんな所に?」と政継は不思議そうに言います。
「それが待ち合わせだっておっしゃってました。奥さん必ず来てくれるって。なんとかここまでお連れしたんですけど」と西井は話します。
「待ち合わせねぇ」と政継は思い出します。

「あの時後ろの席で大きな声出したんだよ。それに私気を取られて信号を見ていなかったかもしれない。ハハッ。いや青だと思い込んでしまったかもしれない。なのにあんたを追いかけ回してざまあないな」と政継は話しました。

冨美代をおんぶする西井の横を歩く政継。
西井が「丁度この辺りですね。奥さんお見かけしたの」と言います。
政継は辺りを見回し気付きます。
一台の古いスポーツカーが置かれている場所。
そこに近付き政継が話し始めます。

「昔ねこれに一度だけ乗った事があるよ。昔皆んなこれに憧れてね。この人を乗せてあげたくて人に貸して貰って、迎えに行って結婚を申し込んだんだ」と言う政継。
「それじゃあ奥さんが待ち合わせていた相手って」と西井が政継を見て言います。

「日曜日の10時にこの場所で待っていて貰えますか?特別な車で迎えに行きますから」と昔、冨美代を誘った事を思い出しました。

「もう俺は君の中になんていないと思ってたよ。なのにどうして?」と嬉しそうに涙を流す政継。

ソファーで眠る冨美代に布団を掛ける美咲。

「色々世話を掛けたね」と政継は西井に言います。
「いえ。でも50年以上前の事を忘れないなんて夫婦って凄いんですね」と西井は言います。
「まっ。今回の違反でゴールド免許は無くなりましたけど本当に大事なのは免許証の色なんかじゃないと思いますよ」と西井は言います。

「誤解されちゃ困るよ。私はね信号を見落としたかもとは言ったけど、違反したとは言ってないよ」と政継は言います。
「いやいや。往生際が悪いですよ。柴田さん。あれは完全に赤でした」と嬉しそうに言う西井。
「あんたね、遠慮って言う言葉知らんのかね?」と政継。
「そこだけは絶対に譲れません」と西井。
「ただ100%自信があるって言うのは言い過ぎでした」と西井。
「当たり前だよ。修行が足りんよ」と政継は一喝します。

アルバムを見ながら眠ってしまった冨美代。
そのアルバムを見る政継。
そこに一枚の写真が挟まっていました。
それを見て「冨美代さん。これから先何があってもずっと私の車の助手席に座っていてくれますか?」とプロポーズの言葉を口にします。
そして冨美代の手を握ると目を覚ます冨美代。

「僕と結婚してくれますか?」と政継。
「政継さん?」と名前を呼ぶ冨美代。
「待ってたのよ」と笑顔で言う冨美代に笑顔を返す政継。

その写真はスポーツカーの隣に並んで写る若き日の政継と冨美代でした。

ドラマ『ゴールド!』の見どころは最後、政継がプロポーズの言葉を冨美代に伝えた時、冨美代が政継さんと呼んだ所です。
冨美代の中に自分はもういないと思っていた政継が、自分は確かにいたと感じ幸せに思えた瞬間でした。

感想

40代女性

なか

長年真面目に生きて来た政継にとってゴールド免許は違反をしない、間違った事はしていないと言う証の様な物だったのかもしれません。

西井の事を撮影したりしていたのは意地や自分は違反をしていないと言う思いもあったのだと思うのですが、それだけではなくて冨美代が自分を忘れていく日常で誰にも弱音が吐けずいる毎日。
自分と言う存在がきちんとあると確認する為でもあるのかなと思いました。
長く一緒に居た人に忘れられる現実はきっと想像以上に辛くて寂しくて虚しい日々だと思います。
きっと今の社会問題にも繋がる事なのだと思います。
お年寄りが介護をし合う現実。
それでも一緒にと思い合う深い絆に夫婦とはこうなのかもしれないと考えさせてくれるドラマでした。