ドラマル

2020年2月29日

『不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事』ネタバレ!あらすじ・キャスト・視聴率まとめ

ドラマ『不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事』のあらすじを、ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

田中圭さん主演のドラマスペシャル『不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事』を200%楽しむために、キャストやゲスト、視聴率をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。

※あらすじのネタバレは、リアタイ(視聴)後に追加します。

見逃し配信をチェック

当記事には、『不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事』のネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「テレ朝動画」で過去の放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

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『不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事』の基本情報

概要(見どころ)

『雪冤』で第29回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をダブル受賞し、作家デビューした大門剛明の社会派ミステリー小説『不協和音 京都、刑事と検事の事件手帳』が原作。

ドラマスペシャル『不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事』では、自白強要で冤罪を生んだとして世間から糾弾された元刑事を父に持つ兄弟が、父の死後に別々の家庭に引き取られ生き別れた後、21年後に刑事と検事として再会を果たし、互いの信念をぶつけながらも共に事件に挑んでいく姿が描かれます。

生き別れ兄弟の兄役は田中圭、ノンキャリながらも真直ぐな精神で事件と向き合う炎の刑事・川上祐介を演じます。対する弟役は中村倫也、東大卒のエリートで冷静沈着に事件と向き合う氷の検事・唐沢真佐人を演じます。

正反対の兄弟が事件解決のためにバディとなり、お互い容赦なく衝突。一見不協和音を奏でるように見えますが、奥底に秘められた兄弟愛や2人の心の共鳴が見どころとなるでしょう。

キャスト一覧

  • 川上祐介(かわかみ・ゆうすけ):田中圭
    32歳、月島東署刑事課の新米熱血刑事
    唐沢真佐人の兄、父・大八木宏邦を尊敬
  • 唐沢真佐人(からさわ・まさと):中村倫也
    31歳、米東京地検の検事、知的なエリート
    川上祐介の弟、父・大八木宏邦に否定的
  • 宇都宮実桜(うつのみや・みお):趣里
    28歳、弁護士で城崎知也と町田琉太を弁護
    川上祐介とは犬猿の仲、唐沢真佐人に興味を抱く
  • 安田富夫(やすだ・とみお):相島一之
    53歳、月島東署の署長、捜査に対しては慎重
  • 城崎知也(じょうざき・ともや):岡部たかし
    46歳、月島橋外科病院の経営者で医師、妻・早苗刺殺の容疑者
  • 三津谷研太(みつや・けんた):川島潤哉
    32歳、連続放火事件の被疑者、川上祐介と唐沢真佐人が担当
  • 有村秀人(ありむら・ひでと):板倉チヒロ
    41歳、月島東署刑事課の係長、川上祐介の上司
  • 片桐寛市(かたぎり・かんいち):古河耕史
    33歳、月島橋外科病院に出入りする検体集配会社のスタッフ
  • 平松樹生(ひらまつ・みきお):笠松将
    28歳、月島東署佃川交番の巡査、連続放火事件を調査
  • 町田琉太(まちだ・りゅうた):小野寺晃良
    21歳、フリーター、窃盗の常習犯
  • 丸山与四郎(まるやま・よしろう):木下ほうか
    60歳、大企業「丸山建業」の社長、会社の倉庫に放火される
  • 加藤美喜江(かとう・みきえ):多岐川裕美
    59歳、加藤博行の妻、夫と共に町田琉太を気にかける
  • 小寺順平(こでら・じゅんぺい):杉本哲太
    56歳、警視庁捜査一課の警部補、城崎知也の取り調べ担当
  • 加藤博行(かとう・ひろゆき):生瀬勝久
    川上祐介の前の職場、月島東署佃川交番の巡査長、人情的
  • 大八木宏邦:丸山智己
    祐介と真佐人の父、警視庁捜査一課刑事

スタッフ一覧

  • 原作:不協和音 京都、刑事と検事の事件手帳
    作者:大門剛明
    雑誌・レーベル:PHP文芸文庫
  • 監 督:大谷健太郎
  • 脚本:髙橋泉
  • ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)
  • プロデューサー:飯田 サヤカ(テレビ朝日)、竹内 千賀(東阪企画)
  • 制作協力:東阪企画
  • 制作著作:テレビ朝日

各話の視聴率

『不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事』の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※視聴率はビデオリサーチ調べ

ドラマ名放送日視聴率
不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事2020年3月15日

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『不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事』の結末ネタバレ(予想)

およそ原作に沿った展開になると思いますが、原作とドラマの違いとしては、原作の舞台は京都ですが、ドラマ版では東京・月島に変更されています。

兄弟が生き別れた理由

主人公兄弟の基本的な設定は原作と同様になっています。

兄弟の祐介と真佐人が子供の頃、父親・大八木宏邦は数々の事件を解決した名刑事でしたが、「西島茂の事件」をきっかけに、自白を強要したことにより冤罪事件を引き起こした刑事として世間から叩かれることになります。今もなお、刑事が自白を強要するようなマネに対しては「大八木捜査法」という言い方が残っているほどです。

当時、小学生だった兄弟はイジメられ、父親の病死後は、母親が若い頃に亡くなっていたため別々の家庭で生きていくことに。兄・祐介は母方の祖母に引き取られて川上姓に、弟・真佐人は父親と親しかった唐沢洋太郎検事の夫婦に子供がいなかったことから、養子となり唐沢姓になっています。

容姿が父親似で体力派の祐介は、高校卒業後に交番勤務を経て刑事課に所属。容姿が母親似で賢い真佐人は東大卒業後、検事になりました。

兄弟で解決する事件について

原作小説の『不協和音 京都、刑事と検事の事件手帳』では、『偶然と必然』『箱師の鉄』『英雄の偶像』『右と左』『発火点』という5つの事件の捜査と真相が描かれています。

ドラマ『不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事』では、この中から公表されているキャストが登場する『偶然と必然(城崎早苗殺人事件)』『右と左(町田琉太と 加藤巡査長にまつわる事件)』『発火点(連続放火事件)』の3つの事件が登場すると予想します。

祐介と真佐人が21年ぶりに再会するのは、原作と同様、病院経営者の妻が殺害された城崎早苗殺人事件がきっかけとなります。

ー 検事(弟)の採決に激高した刑事(兄)が直談判に行くも、理路整然と一蹴される ー
21年ぶりの兄弟再会は確執めいた雰囲気となるわけですが、2人は根本的にはいがみ合っているわけではありません。行動が前のめりになりがちな兄・祐介に対し、洞察力の鋭い弟・真佐人は表立っては冷ややかですが、裏ではさりげなくフォローしているからです。

また、原作においては『偶然と必然』で再会したとき、真佐人は兄を役職名で呼び敬語を使っていましたが、事件解決後に「俺に向かって敬語はやめろ、真佐人」と言われると、「アニキ」と呼ぶようになるというほほえましいエピソードもあります。

父親の「自白強要」真相は解明されるか?

原作では、兄弟の生き別れの原因となった、刑事・大八木宏邦が容疑者・西島茂に対し自白を強要したとされる事件の真相(真犯人は見つかっていない)が解明されずに終わっています。

兄の祐介は、父が自白を強要したとは信じておらず、捜査は真っ当に行われたはずであると信じています。冤罪と認定された男・西島茂が有罪で、父を陥れた黒幕がいるという仮説を描き、密かに西島茂の観察を続けているのです。

また、弟の真佐人も西島茂を追っていたことが判明します。表向きには父親に対して批判的でさえありますが、子供の頃の父親に対する尊敬は兄以上だった弟、本心では兄と通じる信念があったのです。

ドラマでは原作にはない、父親が生んだとされる冤罪事件の真相が描かれるかもしれないという期待もありますが、原作の方で解決編としての続編が出る可能性もあるでしょうし(明らかではありません)、先に予測した通り、今回のドラマで映像化されない事件があるとすれば、ドラマ上で続編を作ることもできます。

とすると、やはり原作同様、今回は兄弟バディの心の交流がメインに描かれ、父親に関してはグレーまま残して終わると考えられます。

『不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事』のあらすじ

2020年3月15日にテレビ朝日系にて放送される田中圭さん主演のドラマスペシャル『不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事』のあらすじネタバレを、放送後に更新してお届けしていきます。

あらすじネタバレ

1998年6月。
無期懲役を言い渡されていたある事件が無罪判決になり大きく報道されました。
取り調べの際に自白の強要があったのではと会見で記者達に問い詰められる1人の人物。
取り調べを担当した警視庁捜査一課刑事大八木宏邦(丸山智己)。
警視庁は強要はなかったと主張しますが、新聞には冤罪と大きく取り上げられました。
週刊誌には刑事の大八木についての記事も掲載されています。

その事で大八木の2人の息子はいじめに遭っていました。
息子達が傷をつけて家に戻ると縁側で大八木が座っています。

自白を強要したかどうかを語る事なく親父はこの世を去った。

弟(石毛宏樹)が車に乗り窓から顔を出します。
兄(込江大牙)が走る車を必死に追いかけます。

ベッドで眠っていた川上祐介(田中圭)。
「そして今でも俺は20年前のあの日に取り残されたまま親父と同じ刑事になった」

ノンキャリアで交番勤務が長く刑事になったのは30を過ぎてから。
まだまだ駆け出しだ。

祐介は警視庁捜査一課警部補・小寺順平(杉本哲太)に「寺さん、勾留期間ギリギリですよ」と言います。
「状況証拠の積み重ねだけじゃ城崎は落ちねーだろうな」と小寺は言います。
「でもあいつは日常的に奥さんに暴力を振るっていたクズですよ。城崎は間違いなくクロですよ。」と祐介は断言します。
「熱いのは結構だが川上。愛だよ愛。いっちょやってみるか」と小寺は言いました。

被疑者の城崎知也(岡部たかし)は医師で月島橋外科の経営者。
元看護師で妻の早苗は城崎のDVに耐えかね友人の勧めで借りたマンションに身を隠していた。
だが、その1ヶ月後早苗は失踪しその夜返り血を浴びた城崎が目撃されていた。

「私には分かりますよ。城崎さん」と小寺が言います。
「分かるって何が?私が殺したって事でしょ?何の確証もないのに」と城崎。
いやと言いながらポケットから1枚の写真を取り出す小寺。
城崎と早苗が仲良く写っている写真でした。
写真を見つめる城崎に「早苗さんはまだあなたを愛していたと言う事です。早苗さんは昔のあなたに戻って欲しかった。そうじゃなきゃこんな写真を避難先に持って行ったりしない」と話します。
城崎にもまだ愛しているのではないか?と揺さぶる小寺。

城崎は話し始めました。
住所を突き止め訪ねた城崎。
気がつくと早苗を刺していたと話します。

小寺は写真は実家から借りた物で早苗が持っていた物ではない事を祐介に話します。
取り調べは自白が取れるかどうかだと言う小寺に勉強になりますと戸惑う祐介。

そこに「いつまで取り調べをしてるんですか?」と弁護士・宇都宮実桜(趣里)が現れました。
「またお前かよ」と祐介は言います。祐介は宇都宮をキャンキャンうるさいのでキャンキャンと呼びます。

小寺に意見する宇都宮。
長引いたのは城崎が自白した為と説明する小寺。
「大八木捜査法で自白させたんじゃないんですか?」と宇都宮は歩き出した小寺と祐介に言います。
「違法な取り調べで冤罪を作る。大八木捜査法は警察のお家芸なんでしょう?」と宇都宮は言います。
「キャンキャン。いい加減にしろよ」と怒る祐介。
小寺がそれを止めます。

小寺を見送り振り返ると男性が立っていました。
胸のバッジを見て検事と気付いた祐介は頭を下げ立ち去りました。
男性は東京地検検事・唐沢真佐人(中村倫也)でした。

検察庁では真佐人が城崎の調書を見て「なんだこの調書は」と呟きます。

城崎は早苗を埋めた場所を話さない事に苛立つ祐介。
担当検事が倒れて変更になる事を知ります。

祐介は検体集配のスタッフ片桐寛市(古河耕史)に話を聞きます。
城崎と車ですれ違ったと言う片桐。
千葉方面に向かったと話します。
「渓流釣りの話はよく聞きました。実切山だったと思いますが」と言います。
祐介がお礼を言い立ち去る姿をじっと見つめる片桐。

真佐人は5年前城崎の病院で医療事故があった時の話を聞きます。
しかし起訴には至らなかったと知ります。

祐介が街を歩いているとゴミ置き場を漁る警官を見つけます。
声を掛けると「なんだ。川上さんか」と佃川交番巡査・平松樹生(笠松将)が言います。
「ついに飯食う金までなくなったか?」と聞く祐介。
「無礼な事言わないで下さいよ。前代未聞の凶悪連続放火事件を追ってるんです」と平松は言います。
「最近多発してるボヤ騒ぎだろ?」と祐介。
「まあ、そうとも言いますけど」と平松。
佃川交番巡査長・加藤博行(生瀬勝久)が交番前でおばあちゃんに道を教えています。
声を掛ける祐介。
加藤は平松におばあちゃんを佃煮屋さんに案内する様頼みます。

城崎の事件の話をする祐介と加藤。
「大八木捜査法」と言われた事を話す祐介。
大八木宏邦の息子だと気付かれていないのか?と聞く加藤。
祐介は母方の祖母に引き取られ名字が変わっていたのです。

加藤は祐介の中で父の事は汚点だったのか?
何故刑事になったんだ?と問い掛けます。

まだ答えは見つかっていないと祐介は答えます。

そして城崎は不起訴になりました。
納得いかない祐介は月島東署署長・安田富夫(相島一之)に納得いかないと訴えます。
実切山の捜索をしましたが遺体が見つけられなかった為です。
署長は「唐沢検事に従うしかない」と言います。
聞き直す祐介。
「唐沢真佐人検事だよ」と言う署長。
それを聞いた祐介は走って検察庁に向かい、唐沢検事に面接したいと言います。

唐沢検事の部屋に入る祐介。
以前出会った事を思い出します。
「月島東署の刑事が何の用でしょう」と真佐人。
「そんな事言わなくても分かってるだろ」と祐介。
城崎を何故不起訴にしたかを聞きます。
取り調べに問題があると真佐人は言います。
事件の疑問点を話す真佐人に「20年ぶりだな」と言う祐介。
「21年振りです」と言い返す真佐人。

冷たくあしらう真佐人。
警備員に無理矢理連れて行かれる祐介。
真佐人と叫ぶ祐介。
父の死後別々に引き取られた実の弟との再会はひりつく様な苦味だけ残った。

検察庁に向かった事を叱責される祐介。
署長から連続小火騒ぎの捜査にあたれと言われます。

佃川交番で平松に事件の状況を聞く祐介。
加藤が1人の少年を連れてやって来ました。
窃盗常習犯の町田琉太(小野寺晃良)。
加藤が何かと気に掛けている様です。

そこに弁護士の宇都宮がやって来て、加藤が町田と勝手に会っている事を注意します。
「またキャンキャンかよ。お前来るとろくな事になんねーんだよ」と祐介は言います。
町田の弁護士だと言う宇都宮。
去り際「城崎さんを不起訴にした検事いい判断だったと思いますよ」と言って立ち去る宇都宮。

小寺もまた真佐人に何故不起訴にしたかを問いただします。
真佐人は5年前の城崎の医療事故の被害者の鑑定書と住民票を見せると小寺も何かに気付いた様子でした。

祐介は加藤の自宅で夕飯をご馳走になります。
加藤の妻・加藤美喜江(多岐川裕美)も嬉しそうにしています。
加藤が気に掛けている町田は弁護士をつけている為裕福なのでは?と祐介は言いますが、加藤は町田の爪を見ただろと言います。
噛み癖ではなく食いちぎっているのです。
加藤は町田が綺麗な爪でご飯を食べる所を見たいと言います。

加藤に真佐人と会った事を話す祐介。
真佐人があんなに変わってしまったのなら会わない方が良かったと言います。

公衆電話で早苗の近所に住む者と名乗り電話をする男性。
あの日城崎を見たと。
その時電話BOXがノックされ男性が振り返ると警察に取り囲まれていました。
男性は検体会社の片桐。

祐介が警察署に向かい説明を受けます。
城崎も再び逮捕されました。
早苗を殺したのは城崎。
そう仕向けたのは片桐。
5年前の城崎の医療事故。
被害者の恋人だったのが片桐。
その時の手術の助手が早苗だった。

早苗の避難場所を紹介したのも、避難場所を城崎に教えたのも片桐。
片桐は復讐の為城崎を利用して早苗を殺害させた。
それを見抜いたのは真佐人だったと署長は言います。
真佐人はわざと城崎を不起訴にし、片桐が動くのを待ったと。

祐介は不本意だがお礼を言う為真佐人に会いに行きます。
真佐人を待つ間どうやってお礼を言うかシュミレーションをしたりしますがなかなか来ず、車で眠ってしまいます。
窓をノックされ真佐人がようやくやって来ました。
遅いと怒る祐介。
敬語で話す真佐人に「敬語で話すの止めろ」と言う祐介。
「チッ。分かったよ。これでいいか兄貴」と言い何故、片桐が犯人か分かったかを説明し、「勉強になりましたか?新米刑事さん」と言う真佐人。
「一言だけ言っておく。調子に乗るな」と祐介。
「は?」と真佐人。
祐介の携帯に連絡が入り現場に向かいます。
現場には平松がいました。

炎を踏み消した跡があり平松は連続ボヤの犯人をグラフィティと呼んでいると言います。
ストリートアート的な火事を起こすつもりはない様でいつも消していると言います。

現場すぐ横の倉庫の持ち主丸山建業社長・丸山与四郎(木下ほうか)に話を聞きます。
丸山に話を聞きますが、腹立たしい事を言う丸山に怒りを堪える祐介。
平松がよく耐えましたと言います。

丸山は検察庁に働き掛け捜査が始まる事になり、担当検事として真佐人が挨拶をします。
謙虚に挨拶をする真佐人。
その態度に祐介はまたも怒りを堪えます。
廊下を歩く真佐人を警察署員の女性達が見つめています。
持っている書類を落としたら拾い近づこうと企む女性達。
書類が落ち拾ったのが弁護士の宇都宮でした。
それを見た祐介は「おい。キャンキャン。うちになんの用だよ」と言う祐介。
「唐沢検事、1度見ておきたくて。割とイケメンなんですね」と宇都宮。
「何ちょっと甘酸っぱい顔になってんだよ。あんなの街にいっぱいいんだろ」と言う祐介。
「います?あのレベル溢れてます?」と宇都宮。
「溢れ返ってるよ。人権って言っといて結局顔かよ」と祐介。

ボヤ現場で怪しい男を見つけ声を掛ける祐介。
走って逃げる男。
その男を捕まえる祐介。

男の名前は三津谷研太(川島潤哉)近隣の目撃情報と風貌が一致していました。
丸山は三津谷を知らないと言います。

署長は祐介に取り調べをやってみろと言います。

三津谷の取り調べが始まりました。
何も言わない三津谷。

しばらくして「あの。あくびしてもいい?」と言ってあくびをする三津谷。
怒りを堪える祐介。

そして真佐人も取り調べをします。
所持品にあった絵の事を聞く真佐人。
「コンビニでアルバイトをしながら画家でも目指していたんでしょうか?」と聞く真佐人。
「だったら?」と三津谷。
「止めた方がいい。小学生の写生でしたら金賞ぐらい取れるでしょうが」と言います。
「あんたに芸術わかんの?」と三津谷。
「それは私の主観が全てなのでそれは誤解を恐れず言うとすれば私を中心に世界は回っているとでも言えるでしょう」と冷静に言います。

祐介が取り調べを続けます。
「ゆっくりやろうよ」と言う三津谷に、「そんな訳にはいかない。あなた中心に世界は回っていないので」と言います。
「あの唐沢って検事は俺を中心に世界は回ってるって言ってたよ?」と三津谷は言います。
「あいつはプロだから。人をイラつかせるプロフェッショナル」と祐介は言います。
祐介が三津谷に真佐人の事をあれこれ言っていると「あの検事とどう言う関係なの?」と聞かれてしまいます。
三津谷は「今日は顎が疲れて喋る気ゼロ」と言って取り調べは終了します。

小寺は取り調べが上手く行かない祐介に「お前はな感情が透けて見える。相手もお前の事見てるんだぞ。結果を出す事に焦ってるお前なんか煙に巻くのは簡単だ」と言います。

小寺は「昔捜査一課に大八木さんって名刑事がいてな。犯人が誰にも見られたくない心の1番深い所に触れるんだと教えてもらった。現実にはそういかないまでも心を救うんだってな」と話します。

祐介は三津谷の持ち物の中から1枚の絵を手にとり眺めます。

三津谷の事件が膠着する中その事件は起きた。

万引き現場を見たと言う加藤さんが町田を捕まえようとしたが、その際頭を強く打ち脳震盪を起こした。

加藤は1週間の謹慎になった事を宇都宮から聞く祐介。
防犯カメラを確認すると言う宇都宮に同席します。
カメラを見る限り執拗な追跡もしておらず。転んだのも体勢を崩した為でした。
その後の行動も冷静で的確な加藤。
祐介は納得出来ずいました。

廊下で真佐人とすれ違う祐介。そのまま行こうとしますが「ずっと待ってたんだぞ。兄貴」と真佐人が言います。
「ここでその呼び方やめろよ」と祐介。
「これは失礼しました。川上巡査部長」と言う真佐人。
一連のグラフィティ事件と丸山建業の放火は質が違う為連続の線を捨てる様言う真佐人。

町田の件も窃盗を否定しているのに必死に逃げていた理由はなんだと言う真佐人。

三津谷の取り調べで「創作物って言うのは結局現実を超えられない。それがどうだ。ワインの箱が焦げただけで、何百人何千人が俺の事を見る。不安怒り悲しみ苦しみ、人の日常が俺のアートに」と言い掛けた三津谷に「いい加減にしろ。今の話本当だな?お前はアートとして火をつけた」と言う祐介に「んな訳ねーだろ」と三津谷は言います。
「アートの在り方話しただけよ」と言う三津谷に掴みかかる祐介。
「こんな事されたらやってない事も自白しちゃうな」と三津谷は言います。

祐介が署長に怒られている時またもボヤ騒ぎの連絡が入りました。
鑑識の調べでは2日程前。三津谷を捕まえた後。全身黒ずくめの少年が目撃されていました。
「チャンスが欲しいならもう一度最初から洗い直せ」と署長は言います。

何かを刻みこむ為存在を示す為、ストリートアートと言う考えは間違って無かったのかもしれない。

真佐人は三津谷に丸山建業と公務執行妨害での起訴になると言います。
すると「じゃあ俺やりました」と言う三津谷。
金持ちへの嫉妬だと言う三津谷。
何故今になって言うのかと聞くと「最初に認めたら他の放火も俺って事にするんでしょ?事実あの刑事に胸ぐら掴まれてるんだよ」と言う三津谷。

祐介は町田が倒れた時の防犯カメラをもう一度見てみます。
カメラに気付いた様子の加藤。
何かを拾う加藤の姿がありました。

加藤を訪ねる祐介。
本当に窃盗で追いかけていたのかと聞きます。
バッグの中身を確認したかったんじゃないのかと聞く祐介。

最初から薄々気付いていたと言う加藤。
自分の手で救いたかったと話します。
あの日、ライターを持った町田と偶然、遭遇した加藤。
逃げる町田を追いかける加藤。
町田が倒れ、近くにライターが落ちていました。
カバンの中を見るとオイルが入っていました。

それを聞いた祐介に土下座をする加藤。
町田はまた家を出て行ってしまい加藤は祐介に頼みます。
「琉太から直接話が聞きたい。放火を匂わせる物証が出ただけで現場を見ていない」と言う加藤。
「目撃証言は町田を示しているんです」と祐介。
「琉太はきっと来てくれる」と加藤が言うと、「待つんですね。父親って言うのはそうやって待ってくれるもんなんですね」と祐介は言います。

携帯に真佐人から連絡が入りました。
丸山の倉庫に入る2人。
真佐人は三津谷を放火で起訴するつもりはないと話します。

加藤が何を隠しているか聞く真佐人。
町田の事を話します。
真佐人は怒りながら加藤が黙っていなければ連続する事もなく祐介が自白を強要する事もなかったと言います。
「加藤の人間性に惚れ込むのは勝手だが英雄の偶像を作り出して崇拝する事は全てを歪めるぞ。愛する者を綺麗なまま残して置きたいって事だ。覚えがあるだろ。暴力や恫喝に頼って挙げ句の果てに証拠捏造をして冤罪を引き起こした刑事そんなどうしようもない奴を兄貴はいつまで崇拝しているつもりだ」と真佐人は言います。

「おい、それ親父の事言ってんのか」と祐介。
「そうやってすぐ激情して冤罪を起こした経緯を振り返ろうともしない。だから大八木捜査法なんて言葉が生まれるんだぞ」と真佐人。
「お前の父親でもあるんだぞ」と祐介。
「違う。俺の親父は唐沢洋太郎だ」と言うと真佐人を殴る祐介。

真佐人も祐介を殴り祐介は倒れます。
倉庫を出る真佐人に「手加減しろよ」と叫ぶ祐介。

真佐人は三津谷に家族の話を聞きます。
優秀な記者だったと言う父親。
憎んでいる様子の三津谷。
あの絵を燃やせば良かったのにと言うと顔付きが変わる三津谷。

加藤の自宅に町田が訪ねて来ました。
祐介が到着すると、町田は相変わらずな態度でいました。

「何でおっさんはそんな信じんの?アホなんじゃねーの?」と言う町田。
どうして俺なんか?と言う町田。
「そうやって琉太が疑問に思ってるからじゃないのか?なんでだろ?どうしてだろ?と思うと言う事は人の気持ちが知りたいからじゃないのか?そう思ってる間は俺はお前を諦めない」と加藤。
「だったら諦めさせてやるよ。そうだよ。火を付けたのは俺だよ。全部気に入らねーんだよ。ファミレスで飯食ってる家族も公園で遊んでる家族も。だからそんな場所全部消してしまおうと思ったんだよ」と町田は言います。
「それでもお前は自分で付けた火を消し止めただろ。お前は寸前の所で踏み止まっただろ?なあ。琉太。お前まだ終わってない」と加藤は言います。
ヤケになった町田はナイフを手に取り「そこらへんの奴ら刺して俺も死んでやるよ」と言います。
「琉太。その手で掴む物はそんな物でいいのか?拗ねてもいい。人を羨んでもいい。羨む気持ちがあるなら羨む物があるならそれを自分の手で掴み取ってくれないか?」と加藤は言います。
その言葉を聞き力が抜けて行く町田。
美喜江がナイフをそっと取ります。

「だったら教えろ、どうやったら手に入るのか教えて。教えて下さい」と座り込む町田。
「言っただろう。知りたかったら教えてやるって」と言って町田の手を握る加藤。
「俺で良ければ教えてやるから」と言う加藤。

加藤さんの思いは町田君の心を救った。それは俺が思い描いていた自白の取り方だった(祐介)。

加藤は祐介にありがとうと言います。
祐介は警察を辞めるべきだと辛そうに言います。

「俺は駄目な警官だがあの人は違うぞ。大八木さんが冤罪を作り出すとは思えない。俺は信じてる」と加藤が言うと、深く頭を下げる祐介。
「俺は自分が実績を積めば、頑張ってる姿を見せれば親父の汚名が晴れると思って刑事になったのかもしれません。俺こそ刑事失格です」と言って立ち去る祐介。
その様子を見ていた弁護士の宇都宮は後を追いかけます。
「大八木宏邦はあなたのお父さんだったんですね。そんな事知らずに私は」と言う宇都宮。

小さい頃を思い出し真佐人が弟だと話す祐介。
真佐人は変わったと話します。
宇都宮は知り合いの弁護士から真佐人が父が担当していた事件の事を聞いて回っていると話します。

真佐人と待ち合わせをする祐介。
真佐人の車にぶつかりそうになります。
わざとだろうと言う祐介。
窓を開ける真佐人。
なかなか車から降りてこない事を不思議に思う祐介。
「この間の事。報復されるんじゃないかと思って。あれ相当痛かったから」と言います。
「いいから早く降りて来いよ」と言う祐介。

真佐人は城崎の事件の事を話します。
そして三津谷は本当に放火が目的だったのかと疑問を話します。
今回の事件のポイントは発火点にあると言う真佐人。
三津谷には火がつく様な瞬間があると言う事だと説明します。
「兄貴にはまだ三津谷の心が見えていない。だから落とせない。嫌な予感がする。直ぐに目撃証言から洗い直せ」と言う真佐人。
加藤の事を言い掛けやめる真佐人。
車に乗りハンドルを握ります。
その様子を見て父親の運転の仕方を思い出す祐介。
そのハンドルの握り方をかっこいいと憧れていた祐介と真佐人。

改めて聞き込みを始める祐介。
何かに気付いた祐介。

寮で寝転ぶ祐介を真佐人が訪ねます。

「俺達はずっともやのかかった視界の中で生きてきてスッキリとこの世界を眺めた事はない。どうしてかわかるな?」と真佐人。
「真実が分からないままだからだろ?」と祐介。
「このままだと三津谷は同じ道を辿る事になる。真実を消すな。必ず三津谷を落とせ。兄貴」と真佐人は言います。

小寺がすぐに動けるようにしてあると祐介に言います。
丸山建業50周年パーティーが始まりました。

祐介は三津谷の取り調べを行います。
「現場では10時と11時に2人の男が目撃されている。靴跡は1つだった。
考えられるのはあなたがタイムラグを持って2回現場を訪れたと言う事です。あなたは最初丸山建業を訪れた時に近隣住民に見られ逃げ帰った。でもこのままでは何をしに来たのと問われる。そしてボヤ騒ぎに便乗した。違いますか?」と聞くと、違いますねと答える三津谷。
「だったら本当は何をしに訪れたのか話してください。お父さんもそれを望んでいますよ」と祐介。
三津谷は態度が変わり始めます。

「真佐人が元国土交通省の角田を調べたが何も出てこなかった。
しかし丸山か関わる公共事業が浮かび上がった。
それを追っていた河野純一と言う記者が自殺した。それがあなたのお父さんだ」と言うと、三津谷は諦め話します。

丸山に自殺に見せかけ殺された可能性があると言い、復讐の為火をつけたが出来ず消してしまったと言い三津谷。

「あなたの殺意は消えていません。三津谷さん、あんた何した?」と言う祐介に「もう遅いよ。今頃俺を逮捕したって。あの男には罪を償って死んでもらう」と言う三津谷。
「どうして親父の為に真実を追求しようとしない?真実は闇の中だと親父に言えるのか?」と言う祐介を見て小寺が「大八木さんを思い出すな。あの人はルールを破る事はあっても必ず正義があった。だから相手に届くんだ」と真佐人に話します。

「俺は丸山を殺す為に倉庫に忍び込み酒の中に青酸カリを入れた」と話す三津谷。

パーティー会場ではお酒の樽が開かれお酒が配られました。
飲む直前、警察が突入。
被害なく済みました。
祐介は丸山に事実を話します。
そして「丸山さんあなた、頭の切れるすげー嫌味なやつに目つけられちゃいましたよ」と言います。

佃川交番で加藤と祐介、平松がお別れをします。
泣き出す平松。

祐介は宇都宮と川沿いで話します。
「要するに結局の所もろもろあったけどいいコンビって言う事ですね?」と宇都宮が言います。
「誰と誰が?」と聞く祐介。
「川上さんと唐沢検事」と言います。
そして不協和音みたいと言う宇都宮。

もし真実が闇の中に消えても照らし出す光はきっとある。

感想

40代女性

なか

炎と氷とタイトル通りすぐカッとなる祐介と冷静な真佐人。
違う環境で育った2人。
父を忘れずいた祐介は真佐人の言葉に寂しさを感じたと思います。
真佐人もこっそりと父の冤罪の事を調べていたと知り、安心したのだと思いました。

あんなに信頼を得ていた父が何故自白を強要しあんなに大きく報道されたのか?
大きな力が働いている様な気がしましたが、そこを2人で暴く所が見たかったなと見終わった後思いました。

重い話なのかと思いましたが所々面白いセリフのやり取りがあり楽しく見れたので2時間と少しあっという間で見応えがあり面白く見させて頂く事が出来ました。

また2人のコンビを見たいと思いました。

不協和音、音は揃わずバラバラでも音を奏でて音楽になる。
兄弟ってそうなのかなと思いました。