ドラマル

2021年3月13日

『コントが始まる』ネタバレ!1話から最終回までのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ

ドラマ『コントが始まる』の1話から最終回までのあらすじを、ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

菅田将暉さん主演の連続ドラマ『コントが始まる』を200%楽しむために、キャストや各話ゲスト、視聴率の推移をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。

※『コントが始まる』全話ネタバレ完了済み(2021年6月20日)。

見逃し配信をチェック

当記事には、『コントが始まる』の第1話から最終回までのネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「Hulu」で第1話から最終回までの放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

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『コントが始まる』の基本情報

概要(見どころ)

『コントが始まる』は、金子茂樹が脚本を手掛けたオリジナルのドラマ。
毎話、一本の「ショートコント」から幕を開け、冒頭のコントが残りの53分間の物語の重要な伏線として繋がるという異例の構成でドラマが紡がれます。

夢を諦め解散を決意した売れないお笑い芸人のトリオ「マクベス」の3人、主人公の高岩春斗(菅田将暉)、朝吹瞬太(仲野太賀)、美濃輪潤平(神木隆之介)。会社をドロップアウトし抜け殻の様になったファミレスのウェイトレス・中浜里穂子(有村架純)と、目標もなく夜の街で働く妹・中浜つむぎ(古川琴音)。
あの頃に思い描いていた大人の自分とはかけ離れた大失敗の人生を歩んでしまった20代後半の男女5人が、失敗をしたからこそ出会う人や出来事によって、思い描きもしなかった幸せと巡り合う姿を描いた群像物語です。

キャスト一覧

  • 高岩春斗(たかいわ・はると):菅田将暉
    売れないお笑い芸人のトリオ「マクベス」のツッコミを担当
  • 中浜里穂子(なかはま・りほこ):有村架純
    ファミレス「メイクシラーズ」のウェイトレス、妹のつむぎと同居
  • 朝吹瞬太(あさぶき・しゅんた):仲野太賀
    「マクベス」のメンバー、高校から10年付き合う恋人がいる
  • つむぎ:古川琴音
    里穂子の妹
  • 美濃輪潤平(みのわ・じゅんぺい):神木隆之介
    「マクベス」のメンバー、焼き鳥屋「ボギーパット」のバイト
  • 安藤友郎(あんどう・ともろう):伊武雅刀
    焼き鳥屋「ボギーパット」の店主
  • 岸倉奈津美:芳根京子
    潤平の彼女、大手製薬会社に勤めるキャリアウーマン
  • 小林勇馬(こばやし・ゆうま):浅香航大
    奈津美の元カレ、高校時代はバスケ部のエース、現在はIT会社社長
  • 真壁権助:鈴木浩介
    春斗たちの高校時代の担任
  • 下條良枝:松田ゆう姫
    スナック「アイビス」のママ、元落研の副部長
  • 明日海りお:恩田光代
    ファミレス「メイクシラーズ」の店長、夢は女流麻雀士
  • 村主うらら:小野莉奈
    スナック「アイビス」で働く一人のミュージシャンを強烈に崇拝する
  • 坂斉凛奈:米倉れいあ
    ファミレス「メイクシラーズ」のアルバイト、天真爛漫な明るい性格
  • 楠木実籾:中村倫也
    事務所のマネージャー
  • 俊春:毎熊克哉
    春斗の兄
  • 邦広:菅原大吉
    春斗の父
  • 由加里:市毛良枝
    春斗の母
  • 友利子:西田尚美
    瞬太の母
  • 弓子:木村文乃
    潤平の姉
  • 浦添修作:石橋遼大(四千頭身)
    奈津美の知り合いの転職エージェント
  • 龍造:金田明夫
    潤平の父
  • 千葉:鈴之助
    マクベスの先輩芸人だった元マッカラン
  • 梅木:森田甘路
    千葉の相方
  • 睦実:でんでん
    奈津美の父

スタッフ一覧

  • 原作:なし
  • 脚本:金子茂樹
  • 音楽:松本晃彦
  • 主題歌
    曲名:愛を知るまでは
    歌手:あいみょん
    レーベル:unBORDE / Warner Music Japan
  • チーフプロデューサー:池田健司
  • プロデューサー:福井雄太、松山雅則
  • 演出:猪股隆一、金井紘
  • 制作協力:トータルメディアコミュニケーション
  • 製作著作:日本テレビ

各話の視聴率

『コントが始まる』各話の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※視聴率はビデオリサーチ調べ

各話放送日視聴率
1話4月17日8.9%
2話4月24日8.6%
3話5月1日7.5%
4話5月8日7.1%
5話5月15日7.0%
6話5月22日6.5%
7話5月29日6.8%
8話6月5日8.4%
9話6月12日7.4%
10話・最終回6月19日7.6%

『コントが始まる』の最終回ネタバレ(予想)

舞台上でショートコントを披露する高岩春斗(菅田将暉)、美濃輪潤平(神木隆之介)、朝吹瞬太(仲野太賀)。
お笑いトリオ「マクベス」の3人は、コントで日本一の人気者になるべく毎日コントに打ち込んできました。
しかし、全く売れる気配のないまま28歳となった3人。
将来に向けた焦りや不安を抱え、人気者になる夢も叶わないと悟った3人は、何度も話し合いを重ねた末、トリオを解散しそれぞれ異なる道に進むことを決めます。
そんな3人が披露しているのは、アルバイトや学生生活など、日常生活を切り取った何気ないものでした。
しかし、3人が披露するコントは、未来を予期する内容になっていたのでした。

一方、共同生活を送る中浜里穂子(有村架純)と中浜つむぎ(古川琴音)の姉妹。
過去には、大企業に勤務し、優秀な仕事ぶりを見せていた里穂子。
しかし、同僚たちからの嫌がらせを受けて、精神的にも肉体的にも追い詰められたことで退職せざるを得なくなってしまいました。
28歳という年齢で再就職も可能な里穂子ですが、働くことはもちろん、生きることにも希望を見出せなくなり毎日呆然と生きていました。
つむぎは、そんな里穂子を励ましながら、生活費を稼ぐためにキャバクラで働いています。
24歳という年齢で、里穂子に比べると希望を持っているつむぎですが、夢を見つけることができずに生きていました。

そんな中、休日に行く当てもなく街を歩いていた里穂子は、高校の同級生だった春斗と再会します。
高校卒業後会っていなかった2人は、再会を喜びながらお互いの近況について話します。
それから、高校生の頃に思い描いていた未来が手に入れられていないことを嘆きながら、連絡先を交換し、その日は別れます。

その後、度々会うようになった春斗と里穂子は、春斗の提案で潤平と瞬太にも会うことになります。
潤平と瞬太とは初対面ながら、同い年ということもありすぐに打ち解けていきます。

やがて、お笑いトリオを解散しようと考えていた3人は、里穂子の話を面白がり、解散前に実話をもとにしたコントを作ることにします。
そして、解散前最後の舞台でコントを披露した3人は、舞台を見に来た里穂子とつむぎはもちろん、観客たちから爆笑を取り、悔いなく新たな就職先を探し始めるという結末になると予想します。

『コントが始まる』各話のあらすじ

2021年4月17日から日本テレビ系にて放送開始された菅田将暉さん主演の連続ドラマ『コントが始まる』の各話あらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。

1話のあらすじネタバレ

高岩春斗(菅田将暉)、朝吹瞬太(神木隆之介)、美濃輪潤平(仲野太賀)のお笑いコントトリオ『マクベス』は結成して10年。鳴かず飛ばずの日々を過ごしていました。

春斗がお笑いに興味を抱き始めたのは、12年前の学園祭。
潤平が「学園祭でコントをやろう」と春斗を熱烈に誘ったのです。
ネタは春斗が作成。
緊張の面持ちで本番を迎えますが、客はまばらで、成功とはいえない結果に。
けれど、滅多に生徒を褒めない厳しかった担任・真壁権助(鈴木浩介)が「めちゃくちゃ面白かった。よく出来ていた」と評価。
それが何より嬉しかった春斗は、高校卒業時、大学には進学せずお笑い芸人の道に進むことを決意。
潤平を誘って、二人の『マクベス』を結成しました。
この時、春斗と潤平の両親は大反対。それを説得するために、「10年やっても売れなかったら芸人をキッパリ辞める」と約束したのでした。

一方、春斗たちと仲が良かった瞬太は、パズルゲーム「ぷよぷよ」の全国大会に出場し、優勝。
プロゲーマーの道に進みました。
しかしプロの道は厳しく、5年後、「若い子に歯が立たなくなってきた…」とプロゲーマーを引退します。
その頃、『マクベス』もまた全く売れず、何かテコ入れをしなければと思っていました。そこで春斗は、瞬太を『マクベス』に誘うことに。
こうして、3人の『マクベス』が誕生。
それから3人は、同じアパートで共同生活を始めたのでした。

今から一年半前に大手企業を辞めた中浜里穂子(有村架純)は、姉の世話を口実に上京して来た妹・つむぎ(古川琴音)と同居しながらファミレス『メイクシラーズ』でウェイトレスをしていました。
偶然、里穂子の働くファミレスに来店したマクベスの3人は、やがて常連客として定期的にファミレスでネタ作りをするようになります。
里穂子は、彼らがネタ作りに励む姿を見るうちになぜか興味を惹かれ、いつの間にか隠れファンに。3人が住むアパートの隣がちょうど空き部屋になっているのを知ると、そこに引っ越してしまうほど。
気づけば、マクベスの存在は、里穂子にとって生きがいのようになっていました。

そんな中、初めてマクベスの単独ライブを訪れると「マクベス解散」というショッキングな発表が。
次回の単独ライブをもって解散するとのこと。

呆然と帰路につく里穂子。
そのとき、春斗から声を掛けられます。
じつは、ファミレスで出会う前に、すでに出会っていたと話す春斗。

それは一年半前、里穂子が会社を辞め、公園のベンチで泥酔していた夜でした。
春斗が里穂子を心配して声をかけると、泥酔していたせいか、悪態をつかれ「あっちに行け!」と言われてしまいます。そこで仕方なく、酔い覚ましのためにとペットボトルの水だけ置いて、立ち去ることに。
翌朝、里穂子がいた場所に行くと、里穂子の姿はなく、置いて行ったペットボトルの水がなんとメロンソーダになっていました。これが不思議で、ずっと気になっていた春斗。
今回のライブネタ「水のトラブル」(手に触れた液体を全てメロンソーダにしてしまうラーメン店の従業員と、そのトラブルの解決にやってきた作業員のコント)も、里穂子とのエピソードから発想を得たものでした。
春斗は、その疑問を里穂子にぶつけました。
当時のことは酔っていてよく思い出せない里穂子でしたが、おそらく、食品会社を辞めた日、デスクの持ち物を持って帰っていたので、会社の製品である粉末ジュースを入れたのかもしれない、と答えました。
謎が解けた春斗は、すっきりした表情をみせます。

そんな春斗に、なぜ解散してしまうのかと問う里穂子。
両親と、10年やっても売れなかったら辞める約束だったと、正直に答えます。
すると里穂子は「売れないのはわたしのせいだ…。わたしが疫病神だから」と言い出します。
なんでも、好きになった雑誌が廃刊になったり、お気に入りのアパレルブランドが倒産したり、会社を辞めた途端に株価が上がったりと、里穂子が関わるもの気に入ったものは、すべて不運に見舞われるという。
春斗はそれを否定し、「疫病神がいるとしたら、それは自分だ」と断言。
「俺が潤平と瞬太をマクベスに誘っていなければ、彼らは順風満帆な人生を送っていたはず。きっと彼らは後悔しているに違いない」と。
すると今度は、里穂子がそれを全否定。
「ファミレスで見かけていた3人の時間は、後悔するような時間には見えなかった。嫉妬するほど、輝いて楽しそうに見えた」と力説し、最後に「マクベスは私の人生の支えです」と語りました。
それを聞いた春斗は、思わず涙してしまうのでした。

2話のあらすじネタバレ

コントトリオ「マクベス」の解散を決めた高岩春斗(菅田将暉)は、事務所のマネージャー・楠木実籾(中村倫也)から呼び出され、解散を考え直すように詰め寄られます。

一方、美濃輪潤平(仲野太賀)は、10年間交際を続ける恋人の岸倉奈津美(芳根京子)に、ついに解散することを決意したと告げます。
というのも、大手製薬会社の広報部に勤めている奈津美と売れない芸人とではつり合いが取れず、このままではさらに迷惑を掛けてしまうと思っていたのです。
けれど奈津美は、「ほんとに芸人やめちゃっていいの?私、後悔なんてしてないよ。今でも潤平選んでよかったって思ってる」と返したのでした。

潤平と奈津美の出会いは高校生の頃。
当時、奈津美はバスケ部のエース・小林勇馬(浅香航大)と付き合っていました。
奈津美のことが大好きだった潤平は、なんとか奈津美を自分に振り返らせたくて、文化祭でコントをやろうと画策。
最初に声を掛けたのはお調子者のクラスメート・倉本。けれど断られて、次に声をかけたのは朝吹瞬太(神木隆之介)。
瞬太も、文化祭当日は「ぷよぷよ」大会出場のため学校を休むからと断ります。そこで瞬太は、「春斗を誘ったらどう?」と提案。
春斗はきっと断るだろうからと誘うつもりがなかった潤平でしたが、瞬太に促されて声を掛けてみることに。
すると予想に反して、春斗が承諾してくれたのでした。

文化祭当日。
観客は少なかったものの、まさかの奈津美が観に来てくれて歓喜する潤平。
元々、奈津美の気を惹くためだけにやろうと思い立ったコント。奈津美が来て、笑ってくれただけで大満足でした。
そのため、まさか春斗が「コンビを組んで芸人をやろう」と言い出すとは思ってもみなかった潤平。
冷静に断るつもりでいたのですが、ちょうどこの時、奈津美から「コント最高に面白かった!潤平が初めてカッコ良くみえました」というメールがきたため、つい調子に乗って、春斗の提案を受け入れてしまったのでした。

だから、春斗が(芸人という茨の道に引き入れた)責任を感じる必要はなく、どちらかといえば自分の不純な動機が春斗の人生を狂わせてしまったのではないか、と潤平は思っていました。

ある日、瞬太が春斗に、「文化祭の時、潤平が声を掛けたのは春斗で3番目だ」と口を滑らせてしまいます。
これにショックを受ける春斗。
その夜、潤平に「なんで、あの日、俺より先に倉本と瞬太に声掛けたって今まで黙ってたんだ!俺は第3希望の滑り止めだったのか!?それを知ってたなら『マクベスやろう』なんて、俺は言い出さなかった!」と詰め寄ります。
すると、売り言葉に買い言葉で次第に激しい口論となる二人。
しまいには、潤平が「おめぇと組むんじゃなかったわ!」と啖呵を切って、アパートを出て行ってしまいました。

一方、最近思い詰める表情をみせることが多くなった瞬太。
中浜里穂子(有村架純)が心配します。
というのも、プロゲーマーをやっていた当時のインタビュー記事に「27歳までしか生きない」という発言があったのです。
しかも、ファミレスで遺書を書いているところも目撃。
それを春斗に相談しました。
しかし春斗は、「屋上」というコントの小道具として書いていただけだろうと説明し、取り合おうとしませんでした。

が後日、小道具の遺書の中身をあらためた春斗。
そこには、コントの役柄としてではなく、瞬太本人の境遇や心情が綴られており、本気で自殺しようとしていることに気付きます。
春斗は急ぎ瞬太に電話し、今、近所の橋の上にいるという瞬太に「そこから動くな!」と命じ、急ぎ向かったのでした。

瞬太は、高校生の時にも、自殺しようと屋上に登ったことがありました。
大好きだった父親が27歳という若さで亡くなり、母親は若い男を作り、瞬太は家で自分の居場所が無いと感じていました。
そんな折、春斗が偶然現れます。
春斗は、自殺するつもりだと言う瞬太に半信半疑になりながらも、明日、潤平が一世一代の告白をしようとしているから、思い留まってほしいと説得。
春斗の説得に応じた瞬太は、春斗と一緒に潤平の告白を覗き見。奈津美から速攻で「ごめん、無理」とフラれた潤平が可笑しくて、二人して大爆笑します。
それから瞬太は、春斗と潤平と一緒にいる時間が増えていきました。

卒業後、プロゲーマーの道に進んだ瞬太でしたが、楽しそうにコントに打ち込む二人が羨ましくて仕方ありませんでした。
優勝して自己ベストを更新するなど成績としては順調でしたが、孤独感が拭えず、「連敗続きで光が見えない」と嘆く二人のステージのほうがよっぽど輝いて見えたのです。
そこで、プロゲーマーを引退することを決意した瞬太。
それを二人に明かした日、じつは、瞬太のほうからマクベスに入れてほしいと志願するつもりでいました。
しかし、春斗のほうから先に誘ってくれて、「春斗はきっと、誰かの願いや望みを叶えることができる人なんだ。春斗の言うことを聞いていれば間違いない!」と思うように。

そのため今も、春斗の言いつけを守り、橋の上で動かず待っていた瞬太。
心配してやって来た春斗に、思いっきり叱られます。
その後、里穂子も駆けつけ、潤平については「春斗と今会うのは気が引ける」とのことで来ませんでした。
そこで瞬太は、春斗と潤平の喧嘩のキッカケとなった秘密をバラしてしまったことを詫びました。けれど、潤平がずっと黙っていたのは、本気でマクベスをやりたいと思うようになったからだと、春斗に語りかけます。
その証拠として、里穂子は、潤平がこっそり書いていたブログ記事を読み上げました。
「高校3年生のあの店での決断。オマエ(自分)の選択は間違ってないぞ!」と。

後日のライブにて。
めずらしく、潤平と瞬太がアドリブを入れます。
春斗の新妻役を演じた潤平は「お礼を言わせて。あなたを選んでよかったわ。ホントよ」と、屋上から自殺を図る青年を演じた瞬太は「命を救ってくださってありがとうございました。もう二度と死のうだなんて思いませんから、安心してください」と、春斗への感謝を口にしたのでした。

3話のあらすじネタバレ

マクベスのコント『奇跡の水』は、マルチ商法で洗脳されてしまった兄を、弟が必死になって正気に戻そうとするネタ。
このネタのモデルは、高岩春斗(菅田将暉)の兄・俊春(毎熊克哉)。
俊春は、子供の頃から頭脳明晰・スポーツ万能で、一流外資系商社に就職後、結婚して子を授かるなど、順風満帆な人生を送っていました。
そんな優秀な兄に、両親・邦広(菅原大吉)と由加里(市毛良枝)も期待をかけており、だからこそ、春斗が先の見えない「芸人」という道に進むのも多めに見てもらえてました。
また、俊春は、春斗にとって一番の良き理解者でもありました。結婚披露宴でマクベスの宣伝をしてくれたり、誰も笑ってないのに一人だけ腹を抱えて笑ってくれたり。そんな兄が春斗は大好きでした。

しかし、順風満帆だったはずの兄の人生が、ある時狂い出します。
これまで一切周囲に弱音を吐いたり助けを求めたりすることがなかった強い兄・俊春が、マルチ商法により洗脳されてしまったのです。これにより、仕事も家族も友人も全て失ってしまった俊春。以降、実家に戻って引きこもり状態に。
そんな中、春斗が芸人を辞めるという話を聞きいた敏春は、自分がこんな状態になってしまい親の期待の矛先が春斗に向いてしまったからだと、自分を責め立てました。
これを聞いた春斗は、ならば芸人を続けると宣言。ちょうどマネージャーの楠木実籾(中村倫也)からも、解散を思い留まるよう説得され、芸人続投に気持ちが傾いていたのです。
両親は「約束が違うじゃないか!」と反対しますが、春斗の意志は揺らぎませんでした。

ある日、中浜つむぎ(古川琴音)と朝吹瞬太(神木隆之介)の発案で、中浜里穂子(有村架純)の部屋でたこ焼きパーティーを開くことに。
春斗と美濃輪潤平(仲野太賀)も集まります。

話題は里穂子の身の上話に。
里穂子も俊春同様、子供の頃から優秀で、つむぎも「姉はきっと勝ち組人生を歩むのだろうな」と信じていました。
実際、一流企業に就職し、順風満帆な人生を歩んでいました。
が、親切で頑張り屋な性分が裏目に出て、つまずいてしまいます。
一流企業で働いていた頃、同僚が取引先とトラブルを起こし、その対応について助けを求められたため、里穂子は自分の仕事を抱えながらも、なんとかチカラになろうと尽力。すると、いつの間にかトラブルの矢面に立たされるようになり、気付けば、トラブルの原因まで押し付けられてしまったのです。

同じ頃、付き合っていた彼氏からも酷い裏切りが。
彼氏に頼まれ、結婚式場や段取りなど色々と調べていた里穂子でしたが、ある日突然「別の女性と結婚する」と別れを切り出されました。頼まれていた調べものは、その女性と結婚するための下調べだったのです。

里穂子は彼氏と別れ、会社も辞め、引きこもり状態に。
それを救ったのが、妹のつむぎでした。

俊春と里穂子の境遇に意外な共通点があり、春斗は不思議な縁を感じます。そんな中、俊春から珍しく電話が。
芸人を続けると宣言した春斗を応援すべく、「両親をおとなしくさせるのは長男の役目だ」と再起を誓います。そして、再婚した際には、また披露宴でマクベスのコントをやってほしいと春斗に告げたのでした。

4話のあらすじネタバレ

マクベスのコント『捨て猫』は、捨て猫演じる高岩春斗(菅田将暉)と野良猫演じる朝吹瞬太(神木隆之介)が、飼い猫と自由な野良猫どっちが幸せかだとか、飼い主のもとへ帰るべきかどうかを言い争うというネタ。
これはマクベスの中でも異色のコントで、それはネタを瞬太が作っているため。(通常は春斗がネタ作り)
コント『捨て猫』には、少なからず、瞬太の家庭事情が影響していました。

瞬太は幼い時に父親を亡くし、しばらく母子家庭で育ちます。
母・友利子(西田尚美)はとても厳しい人で、ゲームはダメ、お笑い番組見るのもダメ、手料理に調味料をかける(ミートソースに粉チーズをかける等)もダメと、何かと禁止されてばかりで息苦しさを感じていました。さらには、友利子が若い男性と再婚したことで、家に居づらくなります。
そこで瞬太は、高校卒業後、独立して一人暮らしをはじめ、友利子が猛反対していたプロゲーマーの道へと進みました。
以降ずっと、友利子とは絶縁状態の瞬太。
今から2年前に、はじめて友利子が瞬太たちが住むアパートを訪ねてきましたが、居留守を使って会いませんでした。

ここ最近になって、友利子から頻繁に電話がかかってくるように。
しかしそれも一切出ません。
しばらくすると、今度は知らない番号から電話がかかってくるようになり、それも無視しようとする瞬太に代わって春斗が出ました。
電話の相手は病院で、入院している友利子が危篤状態で今日が山場だという。
春斗と美濃輪潤平(仲野太賀)は、必死に、最期くらい顔を見せろと説得しますが、瞬太はそれでも母親には会いたくないと行こうとしません。ついには大喧嘩となり、瞬太はアパートを飛び出してしまいました。

行き場を無くして、どうしたらいいか途方に暮れた瞬太は、中浜つむぎ(古川琴音)にSOSを出します。
つむぎは、以前も病んでしまった姉・里穂子(有村架純)を献身的に支えてあげるなど、昔から面倒見がよく、傷んだ人形で遊んだり、捨て猫を拾ってきたり、とにかく傷ついた存在を放っておけない性格で、おのずとそういった人たちが集まる傾向にありました。
つむぎから「顔も見たくないほど恨んでいるのなら、面と向かって文句を言えばいい。今はそれができる最後のチャンスだよ」と言われた瞬太は、それならば行っても良いかという気持ちになり、病院へ向かうことに。
友利子に目一杯言いたいことを言って、そして、「許してやる気持ちになれるまで、長生きしてほしかった」と想いをぶつけたのでした。

一方、高校の担任・真壁権助(鈴木浩介)と飲んでいた春斗と潤平。
トリオ名「マクベス」の名づけの由来に真壁が関わっている(潤平の恋人・岸倉奈津美(芳根京子)が「真壁の生徒(Makabe’s student)」からもじった)といった昔話に花を咲かせつつ、マクベスを解散させるべきかどうか相談しました。
真壁の答えは、「解散したほうがいい」。
18歳から28歳までの10年の苦労と、これから先の苦労は、別次元の辛さになるだろうから、と。それは大学時代に落研に所属していた真壁が、卒業後に回り道をして今の教員に就いた自身の体験からくる助言でした。
けれど、きっといつもの口癖で「遮二無二にがんばれ!」と背中を押してくれるだろうと期待していた二人は、内心、ショックを受けてしまいます。
ここ最近の出来事で、すっかり続投に気持ちが傾いていた春斗たちは、さらに頭を悩ませることになるのでした。

5話のあらすじネタバレ

ある日、マネージャーの楠木実籾(中村倫也)から高岩春斗(菅田将暉)へ、IT会社社長・小林勇馬(浅香航大)から営業の依頼があったと連絡が入ります。
勇馬は高校時代の同級生で、美濃輪潤平(仲野太賀)の恋人・岸倉奈津美(芳根京子)の元カレ。勇馬から奈津美を奪ったかたちで、その恋を応援していた春斗としても勇馬にはわだかまりがありました。それ故に、なるべく勇馬との接触を避けてきた春斗でしたが、楠木から「忙しいから俺の代わりに交渉してきて」と言われ、気が進まないながらも会うことに。
勇馬は「高校時代のことだからもう何も気にしてなんかない」と話し、それを気にする春斗たちは時間が止まってるんじゃないか?と茶化してきました。さらに、卒業当初はマクベスのことが恨めしくて失敗を願ったこともあったが、後に、マクベスの頑張っている姿を見て励みになったと話す勇馬。
それを聞いた春斗は、それは俺たちを見下しているから、優越感を感じるようになったから「励み」になったんだろう、と受け止めます。
「お前たちの力になりたいんだ」という勇馬の言葉にも、同情されていると感じてしまい、同級生に情けなんてかけられたくないと依頼を突っぱねたのでした。

一方その頃、潤平がバイトしている雀荘に、常連客で学生時代の友人でもある岡部誠吾(三浦りょう太)が、会社の先輩を連れてきました。
潤平が芸人をしていると聞いた先輩たちはスマホを向けて、何か一発芸を披露してほしいと要求。
けれどコント芸人の潤平には一発ギャグなどなく、困惑してしまいます。すると彼らは、「だから売れないんだよ。これなら俺のほうがよっぽど面白いわ」などと陰口を叩きます。これに怒りと惨めさが込み上げてくる潤平でした。

その夜、マクベスの3人は、公園でいつものようにネタ合わせをしますが、潤平はまったく身が入りません。
そのやる気のなさに春斗が激怒すると、「マクベス続けても、つらいことばかりだ…」と零し始めます。マクベス続投にかなり気持ちが傾いていた春斗は、辞めたいと言い出す潤平にさらに激昂し、二人は激しい口論に。
その様子をみて、「まるであの先輩芸人さんみたいだ…」と悲しそうに呟く朝吹瞬太(神木隆之介)。
それはマクベスがまだ駆け出しだった頃、地方営業の際、一緒になった先輩芸人「マッカラン」の千葉(鈴之助)と梅木(森田甘路)が、楽屋で辞める辞めないで大揉めしており、それを見ていた春斗たちは「あんな風にはなりたくないな」と感じていたのです。その「マッカラン」は、今はもう芸人を辞めて、中古車販売員をしているという。
春斗は、今の自分たちがあの時の「マッカラン」と同じということは、自分たちももう終わりなのだろう…と思い至り、当初の予定通り、6月で解散することを決心したのでした。

春斗は中浜里穂子(有村架純)に、やはり解散することになったと伝え、続投を期待させてしまったことを詫びました。
里穂子は、「努力って報われるんでしょうか?」と問う春斗に、「過去の努力は(芸人を辞めたとしても)きっとどこかで報われる。マクベスを10年間やってきたことは、決して無駄にはならないですよ」と励ましたのでした。

とはいえ、ずっと応援してきたマクベスの解散に落ち込む里穂子。
さらに追い打ちをかけるように、妹のつむぎ(古川琴音)から、近々、家を出ることにしたと打ち明けられます。このまま二人一緒に漫然と暮らしていても、里穂子にとっても自分にとってもためにならないだろうから、と。
これにショックを受ける里穂子でした。

6話のあらすじネタバレ

マクベスの解散が決まり、美濃輪潤平(仲野太賀)は実家の酒屋を継ごうと決意し、手伝いをはじめます。
そんな潤平を姉の弓子(木村文乃)は頼もしく思いますが、付き合ってる彼女・岸倉奈津美(芳根京子)とは将来酒屋を継ぐつもりであることをきちんと話しているのかと心配します。
けれど潤平は、ここ最近、仕事で多忙な奈津美とは距離を感じており、近いうちに関係が自然消滅してしまうのではと危惧してました。そのため、将来のことを相談しようともしませんでした。

一方の奈津美も、潤平との関係に閉塞感を感じていました。
周囲からも「お笑い芸人なんてやめたほうがいい」と忠告されることが多く、気持ちが揺らぎ始めていました。
そんな中、高岩春斗(菅田将暉)から「潤平よりいい男はいくらでもいるけど、潤平みたいな男は潤平しかいない。よく考えたほうがいい」と言われます。

奈津美と潤平が付き合い始めた学生時代、こんなことがありました。
当時付き合っていた小林勇馬(浅香航大)と険悪になり落ち込んでいた奈津美を元気付けようと、潤平はあるサプライズを決行。
「723(奈津美)」と書かれたナンバープレートの写真を72枚も撮って、プレゼントしたのです。これほど大量な写真を潤平一人で撮れるわけもなく、たくさんの同級生や部活の後輩たちの協力がありました。
潤平の遊び心たっぷりな無邪気さと、それを全力でやる懸命さ、たくさんの人を呼び込んで協力してもらえるその人柄に惚れ込み、奈津美は潤平と付き合うことにしたのでした。

奈津美は当時の気持ちを思い出し、春斗発案のサプライズ企画に乗ることに。
朝吹瞬太(神木隆之介)や中浜つむぎ(古川琴音)、中浜里穂子(有村架純)も協力のもと、餃子パーティーをしました。
そこで潤平に対し、奈津美がサプライズ登場。
サプライズは見事成功し、奈津美と潤平は、かつてのように和気あいあいとふざけ合います。
奈津美は「今度両親に会ってほしい」と切り出し、潤平はそれに感激し涙を流したのでした。

春斗は、人知れず一人悩みはじめます。
潤平には実家の酒屋が、瞬太にはバイト先の焼き鳥屋店主・安藤友郎(伊武雅刀)から正社員として働かないかとの打診があり、自分だけマクベス解散後の将来が全く見えていない、と。
そんな悩みを抱えていたある夜、公園で泥酔した里穂子と遭遇。またもや絡まれてしまいます。
里穂子も、生きがいだったマクベスが解散し、支えてくれていた妹も家を出ることになり、これからどうしたらいいかと悩んでいたのです。
けれど春斗は、一流大学を出て一流企業で働いた実績のある里穂子は、自分より断然ましだと返し、自分に社会に出て働くコツを教えてほしいと語り掛けたのでした。

7話のあらすじネタバレ

酔って公園で高岩春斗(菅田将暉)に大絡みしてしまった中浜里穂子(有村架純)は、謝罪をすべくマクベスのマンションへ。
しかし春斗は面倒臭がって居留守を使ったので、代わりに美濃輪潤平(仲野太賀)と朝吹瞬太(神木隆之介)が話を聞くことに。
里穂子が深酒をしてしまったのは、アルバイト先の店長・恩田光代(明日海りお)に中途採用の話を断った後、今抱えている悩みを相談しようとするも上手く切り出せず悶々としたからだという。

里穂子の悩みを知った潤平は、後日、岸倉奈津美(芳根京子)と共にファミレスを訪れ、奈津美の知り合いの転職エージェント・浦添修作(石橋遼大/四千頭身)を紹介。
これまで再就職に二の足を踏んでいた里穂子でしたが、先日、春斗から「社会に出て働くコツを教えてほしい」と救いの手を求められたことで、心境が変化します。
マクベスがわたしを人生のどん底から救ってくれたから、今度は、わたしが春斗の力になる番だ、と。
里穂子は、浦添が選んでくれた企業の中で自分に合ったところを選び、ついに面談に臨んだのでした。

一方、引っ越し先の家具を選ぶため、瞬太と共にインテリアショップに訪れた中浜つむぎ(古川琴音)。
ソファの色を選ぶ際、「黒とオレンジ、どっちがいい?」と瞬太に聞いたところ、瞬太は「つむぎが暮らす部屋なんだから、つむぎの好みで選んだほうがいい」と答えます。この瞬太の答えにつむぎは機嫌を悪くし、帰ってしまいます。
後に、瞬太は、スナック『アイビス』(つむぎのバイト先)のママ・下條良枝(松田ゆう姫)から「女心がわかってない」と指摘され、つむぎから好意を寄せられていると知ります。
そこで、得意の「ぷよぷよ」アーケードゲームのスコアネームで、メッセージを残すことにした瞬太。
上位ランキングを独占し、縦読みで「SOFA.BLACK(ソファー・ブラック)」と記しました。これにつむぎは、「キスガロクモシタワ(逆さ読みで「わたしも黒がすき」)」と返信。
後日、瞬太はサプライズでつむぎにキス。
つむぎは「サプライズへたくそ」と毒づきながらも、抱き着いて喜んだのでした。

マクベスの解散まで一か月となり、今住んでいるマンションはどうするか、車はどうするか、といったその後のことを話し合うようになった3人。
潤平は、今後は実家に寝泊まりすることが増えるかもしれないと話します。父・龍造(金田明夫)に、酒屋を継ぐのなら本気を見せろと凄まれたという。

車については、先輩芸人だった元マッカランの千葉(鈴之助)が働く中古店に出すことに。
千葉から、「芸人をやっていたことに悔いはない」「芸人を辞めて3年経った今でも芸人への未練が捨てきれていない」「解散して以来、相方の梅木(森田甘路)とは一度も会っていない」といった話を聞いて、3人は複雑な思いを抱きます。
踏ん切りをつけるためにも、3人は、10年間マクベスと共に歩んだ車を洗車してお別れすることに。
これまでの思い出を語り合い、ふざけ合いながら、万感の思いを込めて洗車したのでした。

8話のあらすじネタバレ

酒屋を継ぐため、実家に帰る日が多くなった美濃輪潤平(仲野太賀)。
精力的に手伝いをするも、父・龍造(金田明夫)になかなか認めてもらえません。
けれど、龍造から「酒屋ナメてるだろ!」と吐き捨てられても、以前だったらここでケンカになっていたところをぐっと我慢して、「どんなことでもやるから、至らないところがあったら指導して下さい。お願いします!」と頭を下げた潤平。
その姿に、頼もしさと「酒屋を任せて大丈夫だ」という確信を得る姉の弓子(木村文乃)でした。

久々に、朝吹瞬太(神木隆之介)が働く焼き鳥屋を訪れたマクベスのマネージャー・楠木実籾(中村倫也)は、5年前初めて『マクベス』に会ってからの日々を振り返ります。
当時、楠木は、4人目のマクベスと自負するほど、積極的にネタ合わせに参加したり、懸命に3人のことを売り込んでいました。その日々は辛くもありましたが、楠木にとっての「青春」でした。
ところがある日、単独ライブのネタ順をいつものように提案した際、「俺たち3人で話したい」と言われてしまった楠木。
それ以降、だんだんと距離ができて、今ではすっかり、ネタ打ち合わせに参加することも無くなりました。それに一抹の寂しさを感じる楠木でした。

妹のつむぎ(古川琴音)が朝吹瞬太(神木隆之介)と付き合っていることをマクベスの3人から聞いた中浜里穂子(有村架純)は、つむぎの引っ越しを間近に控え、些細な言い合いから冷戦状態に突入してしまいます。
そんな中、就職先を探していたつむぎは、楠木の会社に面接を受けることに。以前、里穂子から言われた言葉「つむぎはマネージャーに向いている」に背中を押されたのです。
楠木は、「マネージャーの世界はそんなに甘くはない。一生懸命尽くしてる担当アーティストや芸人から疎まれたり、罵声を浴びせられることもある。それでも耐えられるか?」と問いました。
するとつむぎは、「野球部のマネージャーをやっているときも、そういうことがありました。でも、自分も一緒に戦う一員だから、その人のためなら、どんなに疎まれようともやり遂げる覚悟があるし、平気です」と迷いなく答えました。
これにより、つむぎは採用されることに。

そしてつむぎの言葉に心動かされた楠木は、マクベスの3人が打ち合わせしているファミレスへ。
あの頃のように、(最終ライブの)ネタ順を提案しました。「気に入らなかったら、無視してくれていいから」と一言添えて。
すると、そのネタ順を見た高岩春斗(菅田将暉)は「これ…むちゃくちゃ良いじゃないですか」と返したのでした。

つむぎが楠木の会社に就職したと聞いた里穂子は、「冷戦中とはいえ、何の連絡も無いなんて…」と、つむぎの不義理を愚痴ります。
けれど帰宅すると、つむぎの置手紙が。
手紙には、就職の報告と、里穂子への感謝、そして、同じく再就職に向けて動き出した里穂子への激励が書かれていました。
その温かさに、里穂子は、つむぎが作り置きしてくれた料理を食べながら、涙を流したのでした。

9話のあらすじネタバレ

無事に中浜里穂子(有村架純)の就職先が決まり、岸倉奈津美(芳根京子)とともにマクベス開幕の聖地「ポンペイ」にて就職祝いをするマクベスの3人。
その会話の中で、奈津美の実家への挨拶のことを尋ねられる美濃輪潤平(仲野太賀)。そんな潤平には、ずっと心のシコリになっていることがありました。それは、奈津美の元彼氏であり、現在新進気鋭の実業家として活躍している小林勇馬(浅香航大)の存在。

学生の頃、奈津美と付き合う前は、勇馬と仲が良かった潤平。とくに春斗と勇馬は大の仲良しでした。
それが、奈津美と付き合うようになってからは、友人から恋人を奪ってしまった後ろめたさから、勇馬をあからさまに避けるようになってしまいます。それにつられて、春斗も勇馬と疎遠に。
そのことに罪悪感を感じていた潤平は、勇気を振り絞って、勇馬とコンタクト。
春斗にも声をかけて、焼き鳥屋「ボギーパット」に集まりました。
最初はぎこちなかったものの、しばらくもすれば学生の頃のように3人は笑って語り合ったのでした。

後日、潤平は奈津美の実家へ挨拶に。
一人娘の奈津美を溺愛する父・睦実(でんでん)は、露骨に不愛想な態度を取ります。
そんな睦実に、「今日は結婚の挨拶に来たのではありません。結婚は、父・龍造(金田明夫)に酒屋の後継ぎとして認められてからと考えています。そのときがきたら、またあらためて挨拶に伺わせてください」と、誠心誠意語り掛ける潤平。
その誠意を感じ取った睦実は心を開き、酒を酌み交わします。
さらに、帰り際、潤平が奈津美へのプレゼントのために「723」のナンバープレートの写真を集めていると聞き、自身も車やバイクのナンバーは「723」にするというこだわりを持っていたため、シンパシーを感じるのでした。

高岩春斗(菅田将暉)は、引き篭もりを脱して印刷会社で働くようになった兄・俊春(毎熊克哉)と再会。
俊春は、手を差し伸べてくれた大切な人たちを満足させるために頑張りたい、と語ります。
その大切な人とは、春斗だったり、引き篭もり状態になっても見限らずに友人でいてくれた人だったり。その友人が、今の会社を紹介してくれたという。
エリートとしてひた走っていた頃は、「もっと金を稼ぎたい」「もっといい仕事がしたい」と、もっともっと…と望んで満足することができなかったという俊春。けれど、これからは「自分」ではなく「周りの人」を満足させたい、と考えるように。それが引いては、自分も満足できることに繋がるのだと悟ったのでした。

後日、高校の担任・真壁権助(鈴木浩介)に、バーベキューに招待された春斗と朝吹瞬太(神木隆之介)。
真壁の息子・太一から「夢って持たないほうがいいのかな?失敗した後、大変そうだし」と問われます。
二人は「俺たちは失敗したのか?負けたのか…?」と自問自答。
瞬太は、むしろ「勝者」だと言い張ります。というのも、マクベスをやっていたからこそ得ることができた人脈があり、それは何にも代えがたい人生の収穫だから、と。
何を以て「勝ち」とするのか「負け」とするのか。その捉え方次第で人生の印象がガラリと変わる、ということに、瞬太や俊春の話を聞いて気付かされる春斗。
「人生に敗者なんていない」、そう確信するのでした。

10話(最終回)のあらすじネタバレ

いよいよ、コントトリオ「マクベス」の解散ライブ当日。
客席には、中浜里穂子(有村架純)や岸倉奈津美(芳根京子)、マネージャーとしてライブを見守る楠木実籾(中村倫也)と中浜つむぎ(古川琴音)、恩師の真壁権助(鈴木浩介)と息子の太一など、これまでマクベスの人生と交差してきた様々な人たちが顔を連ねていました。

ライブ後は、その面々と共に焼き鳥屋『ボギーパット』で打ち上げ。
その後、高岩春斗(菅田将暉)、朝吹瞬太(神木隆之介)、美濃輪潤平(仲野太賀)の3人は、ラーメン屋へ。
なぜラーメン屋かというと、3人がラーメンが大好物なのと、「大事な話はラーメンを食べた後」という暗黙の風習があったため。実際、春斗がマクベスの結成や解散の話を切り出したときもラーメン屋でした。
「解散!」という明確な言葉は口にはしなかったものの、3人はラーメンを食べて「マクベス」に区切りをつけたのでした。

後日、潤平と瞬太は同じ日にマンションを出て、潤平は実家の酒屋へ、瞬太は海外へ旅行(本人曰く「冒険」)へ。
春斗は、一人で暮らすアパートを探しはじめます。
両親からは、就活に専念するためにも実家に戻ってこないかと言われましたが、家賃を稼ぐためのバイトをしながらでも自立して暮らす道を選びました。

ある日、久しぶりにファミレス「メイクシラーズ」に立ち寄ると、里穂子が驚いた顔を見せます。
というのもこの日、里穂子のバイト最終日だったのです。来週から、再就職先の会社で働き始めるという。
里穂子はバイトが終わった後、春斗が店から出てくるのを待って、マクベスに対する熱い想いを語りました。
「マクベスは、私にとって特別な存在です。人生のどん底から救い出してくれて、生きる楽しみを与えてくれて、新たな一歩を踏み出す勇気をくれました。わたしは、これからもずっとマクベスのファンであり続けます」と宣言。
この熱き想いに触れた春斗は、「あなたのようにずっとマクベスを応援して、ずっと俺たちの頑張りを見てくれていた人が一人でもいたことが、何よりうれしい。マクベスをやっててよかった…」と感謝したのでした。

3か月後。
春斗がついに就職。
水回りの作業員で、初めての現場がラーメン店。それは、奇しくもマクベスのコント『水のトラブル(第1話)』と酷似したシチュエーションで、これを聞いた潤平は思わず笑い出してしまうのでした。