ドラマル

2021年6月16日

『ボクの殺意が恋をした』ネタバレ!最終回までのあらすじと結末考察

ドラマ『ボクの殺意が恋をした』の1話から最終回までのあらすじを、ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

『ボクの殺意が恋をした』は、脚本を徳永友一と三浦希紗が手掛けたオリジナルのスリリング・ラブコメディです。

伝説の殺し屋・男虎丈一郎(藤木直人)に育てられた主人公の男虎柊(中川大志)が、殺し屋として暗殺ターゲットである漫画家・鳴宮美月(新木優子)に近づくが、生粋の間の悪さから殺すタイミングを失い、なぜか恋に落ちて行ってしまう姿を描いた物語です。

※『ボクの殺意が恋をした』全話ネタバレ完了済み(2021年9月13日)。

見逃し配信をチェック

当記事には、『ボクの殺意が恋をした』の第1話から最終回までのネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「Hulu」で第1話から最終回までの放送をご覧になれます。またHuluでは、オリジナルストーリー『ボクの殺意が恋する前』にも独占配信中。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

『ボクの殺意が恋をした』の最終回ネタバレ・結末考察

『ボクの殺意が恋をした』に原作となる小説や漫画はありません。プロデューサーの中間利彦さんが、脚本家の徳永友一さんと昨年4月のステイホーム期間中から練り始めたオリジナルドラマです。

以下は、公式発表から予想する、『ボクの殺意が恋をした』最終回の結末までです。

ある日、伝説の殺し屋の男虎丈一郎(藤木直人)は、普段は警視庁の生活安全課に所属しながら、警察組織内に秘密裏に存在している、法では裁けない人間を闇に葬り去る殺し屋組織「SOS(Secret Operation Service)」を束ねている綿谷詩織(水野美紀)から、漫画家・鳴宮美月(新木優子)の暗殺を依頼されます。
息子である男虎柊(中川大志)に真っ当な道に歩んでもらうべく、本任務を最後に殺し屋を辞める決意をしていた丈一郎ですが、返り討ちに合い、殺されてしまいます。

幼い頃に両親を事故で亡くした後、親代わりに育ててくれた丈一郎が殺し屋だったということを知った柊。丈一郎の意に反して、敵を討つため殺し屋になる決意をします。
こうして詩織の元、今までと縁のない世界に戸惑い、場違い感がありながらも、丈一郎の経営していた清掃会社を引継ぎならば、懸命に殺しのミッションに取り組んでいきます。

そして遂に、詩織から鳴宮美月の暗殺依頼が来ます。
清掃会社の職員として、用意周到に美月の漫画制作事務所へ潜り込んだ柊。憎しみを押さえながらチャンスを伺います。
しかし、殺し屋としての身体能力は申し分ないにも関わらず、自らの間の悪さが災いして、 殺そうとしても、どうしても殺せません。
それどころか、漫画大賞受賞を機に、極度の人嫌いなのに、その美貌も相まって世間から注目を浴び困っている美月を、柊は助けずにはいられなくなってしまいます。
殺したいほど憎んでいたはずの美月と距離を縮めていき、いつしか2人は恋に落ちます。
この状況に業を煮やした詩織は、世界的な人気モデルで天才肌の殺し屋・八乙女流星(鈴木伸之)に、美月の暗殺を依頼します。

流星に命を狙われる美月を、柊はあろうことか依頼に背き守ってしまいます。
そんな中、柊は、美月の悪事をでっち上げ、SOSに殺害を依頼していたのが、美月のアシスタントを長年しているチーフアシスタントの水瀬千景(田中みな実)だった事を知ります。

すべては、美月の才能と美貌に嫉妬する千景の企てなのでした。

詩織へ事のすべてを報告する柊。
しかし、詩織は美月の暗殺を撤回しようとしません。
なぜなら、数多くの汚職を秘密裏に闇に葬ってきた代議士で、美月の父の不正な金を隠す場所こそが、美月の事務所だったのです。
実は美月は一切かかわっていないのですが、親子グルとしか思えない状況。柊は、流星から美月を庇いながら、懸命に証拠を探します。

最終回、柊は、丈一郎が美月の父の手によって殺されたこと、美月は父と関わりがないことを示し、詩織から美月の父の暗殺を依頼されます。
愛する女性の父親が、育ての親の命を奪った敵という状況に、苦しむ柊。意を決して暗殺に向かいますが、どうしても引き金を引けずに、美月と共に捕まり、絶体絶命のピンチに。
すべてを美月の犯行とするため、実の娘をも殺害しようとする父。
流星の助けを得て、なんとか脱出した柊は、美月の父の言動に激怒し、遂に殺し屋として初めて人(美月の父)を撃ちます。

一命を取り留めた美月の父。
しかし、すべての悪事が明るみとなり、代議士は辞めることになり、すべての権力と金を失います。娘の美月も、漫画家として活動することはできなくなります。

一方の柊も殺し屋を辞めます。
そして、全てを失った美月と共に、丈一郎の残した清掃会社で、共に働き、幸せな日々を送るのでした。

『ボクの殺意が恋をした』各話のあらすじ

2021年7月4日から日本テレビ系にて放送開始された中川大志さん主演の連続ドラマ『ボクの殺意が恋をした』の各話あらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。

1話のあらすじネタバレ

男虎柊(中川大志)は、幼い頃に両親を亡くし、両親の友人・男虎丈一郎(藤木直人)に育てられました。
今は、丈一郎が営む清掃会社に勤務。丈一郎と知り合いの刑事・綿谷詩織(水野美紀)は、そんな柊を見守ります。

一方、とある出版社では、大人気漫画「ハリネズミ探偵・ハリー」の作者・鳴宮美月(新木優子)が会議室で取材を受けていました。
美月は大きな漫画大賞を受賞した人気漫画家。写真撮影のために美月が窓際に立つと、人影が窓の外に映りこんで邪魔をしてしまいます。それは、一心不乱に窓を拭く柊。彼は、丈一郎とともに出版社のビルの掃除に来ており、なんとも間の悪い柊に、丈一郎は頭を抱えました。

帰り道、丈一郎は、リタイアして清掃会社を柊に譲ると告げます。
突然のことに驚く柊。一方、丈一郎は、肝心な時にいつも失敗してしまう柊を心配していました。

その晩、柊は、詩織から、丈一郎が撃たれたという連絡を受けます。
丈一郎が埠頭で何者かに撃たれ亡くなったと言うのです。突然の出来事に、悲しみ、混乱する柊。
しかし、ニュースでは、丈一郎の死は海に転落した事故と報道。ますます混乱し激怒する柊に、詩織は自分が事故死として処理するように指示したと告げました。
そして、詩織は柊に、驚くべき秘密を打ち明けます。警察には「Secret Operation Service」(通称:SOS)という極秘の殺し屋組織があり、丈一郎はSOSに所属する殺し屋だったというのです。
SOSでは、テロリストや法で裁けない悪人たちを、殺し屋に始末させていました。詩織はSOSの責任者で、丈一郎はこれまでいくつもの難しいミッションを誰にも知られずに遂行してきた伝説の殺し屋だったという。
信じられないことばかり聞かされた柊は、ただただ衝撃を受けます。

さらに詩織は、丈一郎を殺したのは鳴宮美月だと断定。
というのも、事件現場付近の監視カメラに、美月が丈一郎を撃ち、海に落とすまでの一部始終が映っていたのです。
美月には、テロ組織に多額の資金提供をしている疑いがありました。丈一郎は、指令を受けて美月を狙ったのですが、逆に殺されてしまったという。
これらを聞かされた柊は、殺し屋になって丈一郎の任務を引き継ぎ、復讐することを決意したのでした。

美月が出席する漫画大賞受賞式の日。
柊は、式が開かれるホテルで美月を狙います。
一方、受賞パーティー会場では、人気モデルの八乙女流星(鈴木伸之)が美月に挨拶をしていました。

詩織からの指令では、柊が隙を見て美月に近付き、毒を仕込んだ注射針を首元に刺して殺すという計画でした。しかし、柊は、丈一郎が殺されたのと同じように撃ち殺して復讐したいと、勝手に計画を変更。
化粧室から出てきた美月を待ち伏せて、銃を向けようとします。が、ちょうどその時、清掃員(川村エミコ)がやってきて、タイミングを逸してしまいました。
美月を撃ち殺せなかった柊は、当初の計画通り毒殺しようと彼女に近付きます。するとその時、シャンデリアが美月に向かって落ちてきました。
それを見て、とっさに美月を助けてしまう柊。結局、その日の作戦は失敗に終わったのでした。

その後、美月を狙う殺し屋が他にもいたことが判明。
芸術的な殺し方で知られる、コードネーム「デス・プリンス」という殺し屋。その人物とは、人気モデルの八乙女流星でした。彼は、美月に恨みを持つ別の組織から依頼を受けており、シャンデリアを落としたのも流星の仕業だという。

柊は、今度こそ美月を仕留めるため、自宅マンションの寝室に忍び込みます。
眠っている美月に銃を突き付けると、流星が仕掛けたボールが膨らみ始めました。中には粉末が大量に仕込まれており、粉塵爆発を狙っているのだろうと察した柊は、寸前で、ベッドサイドにあったアロマキャンドルの火を消しました。
おかげで粉塵爆発は阻止できたものの、粉塵が煙のように充満して、火災報知器が作動。びっくりした美月は慌てて部屋を飛び出し、屋上へ。
疲れた美月は、屋上の手すりにもたれかかりました。が、そこにも流星の罠があり、手摺が外れて、転落しそうになる美月。
柊は、その美月の手をとっさに掴み取ります。その時、柊の目には、幼い頃(子役・柊木陽太)に遊んだ初恋の人・葵(子役・高松咲希)と美月の面影が重なって見え、柊は、どうしても美月の手を離す(殺す)ことができず、結果的にまたもや助けてしまいます。
そんな柊に、美月は「私のボディガードになって」と告げたのでした。

2話のあらすじネタバレ

自分の命が誰かに狙われていると気付いた鳴宮美月(新木優子)は、男虎柊(中川大志)に「私のボディーガードになって」と依頼。
柊は躊躇いつつも、油断させて殺すことができるのではないかと考え、美月の頼みを引き受けることに。

かくして、周囲の人間にバレないように、表向きには美月の秘書兼雑用係となった柊。
結果、柊は、美月にこき使われるハメに…。隙を突いて美月を殺そうと企みますが、思うようにいきません。
そんな柊を見るに見かねて、綿谷詩織(水野美紀)は、殺しをあきらめた方がいいと告げます。けれど柊は、男虎丈一郎(藤木直人)の仇は自分が討たなければという使命感に燃え、諦めませんでした。

八乙女流星(鈴木伸之)が、『ハリネズミ探偵 ハリー』の実写化映画に出演したいと美月に直談判。
柊は、流星の姿を見て、デス・プリンスと同一人物と分かり驚愕。流星が美月を殺すのではないかと警戒して、「お前が殺す前に、俺が殺す!」とけん制します。
二人は、美月をめぐって対決することに。
しかし柊は、美月を殺そうと罠を張るものの、相変わらずうまくいきません。

そんな中、掃除するふりをして美月の部屋を探っていた柊は、ゴミ箱から書きかけの原稿を見つけます。
美月は『ハリネズミ探偵 ハリー』ではない新作を描こうとしており、柊は、周囲に隠している美月の思いを知ることに。
美月は、新作の構想を柊に語ります。
それは、幼なじみ同士のラブストーリー。これを聞いた柊は、初恋相手の葵(子役・高松咲希)と一緒に花火大会に行くと約束したのに行けなかった幼い日の思い出を話します。
すると、花火大会のシチュエーションを描くので花火大会に行きたいと言い出す美月。

柊と美月は、デートさながら、二人きりで花火大会へ繰り出します。
柊は、彼女を殺す最大のチャンスだと気合を入れます。
一方、盗聴器を通じて、美月が柊と花火大会に行くことを知った流星もまた、殺しの画策を練るのでした。

柊は、美月を車に乗せて花火大会へ向かうものの、間が悪く渋滞にはまってしまいます。
花火大会に間に合わないとイラ立つ美月と柊が言い争っていると、バイクに乗った流星が颯爽と登場。美月は流星のバイクに乗り、柊を置いて行ってしまいました。

美月と流星が着いた時、花火大会はすでに終わっていました。そこで流星は、別れ際に、お詫びにとヨーヨーをプレゼント。
遅れて到着した柊は、美月を見つけて無事を確認しつつ、なぜ流星についていったのかと美月を厳しく問い詰め、「俺以外の男としゃべるな!」と、まるで嫉妬しているかのようなセリフを放ってしまいます。その姿は、美月が描きたいと思っていた恋愛漫画の男子そのもの。
美月は柊に、漫画を描くのをずっと応援してくれている人のために、早く新作を完成させたいという強い想いを打ち明けます。その人物とは、体を壊して入院している美月の母・京子(榊原郁恵)でした。

美月の力強い眼差しに心奪われながらも、殺す絶好のチャンスだと本来の目的を思い出した柊は、拳銃を構えようとします。
が、その時、美月の持っているヨーヨーが目に入り、そのヨーヨーが流星の仕掛けた爆弾だと気付きます。周りを見渡すと、怪しげな装置に向かって、火の点いた導火線がどんどん短くなっていきます。ヨーヨーの中には、強い光が当たると爆発する気体が入っていたのです。
遠くで、爆発までのカウントダウンをしながら2人を見つめる流星。
柊は、装置に火が点く寸前にヨーヨーを遠くに投げ捨て、美月を抱き締めました。おかげで、花火の光に反応したヨーヨーの爆発から免れることに成功。
またしても美月を救ってしまった柊は、あろうことか、抱き締めた美月に思わずときめいてしまうのでした。

3話のあらすじネタバレ

殺しのターゲットの鳴宮美月(新木優子)と初恋の人・葵(子役・高松咲希)の面影が重なり、思わずときめいてしまった男虎柊(中川大志)でしたが、育ての父・丈一郎(藤木直人)の仇である美月を殺さなければならないと気を引き締めます。
そんな中、映画化される『ハリネズミ探偵・ハリー』に、流星(鈴木伸之)の出演が決定。
美月の仕事場に流星が訪れます。柊は、流星が美月を殺しに来たのではないかと警戒。
そんな柊をよそ目に、流星は、忙しい美月たちを慰労したいとグランピングに誘います。
柊は、流星が何か企んでいると察して「のんきにグランピングなんかしてる場合じゃないだろ!」と反対しますが、美月は「あなたは黙って私を守ってればいいの」と一蹴。
柊は、グランピングに行って流星より先に美月を殺そうと決意しました。

グランピング当日。
担当編集の風岡樹生(中尾明慶)、チーフアシスタントの水瀬千景(田中みな実)、アシスタントの江村隼也(永田崇人)と皆川真希(小西はる)も同行し、皆は慰安旅行だと盛り上がります。
そんな中、虎視眈々と美月を殺すチャンスを狙う柊。
人気のない場所に美月を連れ出し、ロープで首を絞める。それが、柊の計画でした。

流星は、豪華な料理で美月たちをもてなします。
柊は、美月と流星に目を光らせますが、千景に迫られて困惑。そうして柊が千景に気を取られているうちに、流星が美月を散歩に連れ出してしまいます。それをすぐさま追いかけようとしますが、風岡に無理やり買い出しに駆り出され、2人を追いかけることができません。
その後、なんとか隙を見て買い出しから逃れ、流星を見つけたものの、そこに美月の姿がなく、「鳴宮美月はどこだ?」と流星に迫る柊。そのまま流星と激しい格闘を繰り広げます。

するとそこへ美月が現れ、流星は、柊と美月を残して去って行きました。
2人きりになった柊と美月は、キャンプ地へ戻ろうと林の中を歩きだします。
その時、美月を殺すチャンスと気付いた柊は、首を締めようとロープを取り出しました。が、間が悪く、激しい雨に見舞われてしまいます。
2人は、近くの小屋で雨宿りすることに。
雷が鳴り始め、怯えて柊に抱きつく美月。
美月は柊に、母・京子(榊原郁恵)への思いを語り出しました。
女手一つで育ててくれた母は、その無理が祟って今は入院しているという。美月のことを献身的に支え、漫画家になることも応援してくれた母を、何としてでも守りたい、守ることができるのは自分しかいない、と力強く語りました。

一方その頃、綿谷詩織(水野美紀)は美月の部屋に忍び込み、美月と京子が写った写真を手にし、神妙な表情を浮かべました。

語り合っていた柊と美月は、次第に眠気を催します。
というのも、雨宿りに駆け込んだ小屋は、実は流星の罠で、催眠ガスが仕込まれていたのです。
翌朝、柊が目を覚ますと、美月とともに拘束されて湖の上に浮かぶボートに乗せられていました。
そしてなぜかボートの周りを囲む灯籠が。柊が不思議に思っているその瞬間、流星の操作で灯籠に一斉に火が付き、七色の火が灯ります。
ボートにはガソリンがまかれていて、灯籠から引火すると爆発する仕掛けになっていました。
柊はなんとか自力で拘束を解き、美月を起こします。
この時、ふと脳裏に「このまま俺だけ逃げれば、この女は死ぬ…」と過りましたが、それとは裏腹に、美月を担ぎ出して、爆発寸前でボートから脱出。
「助けてくれて、ありがとう」と涙ながらに美月から感謝された柊は、困惑するばかりでした。

帰宅した美月は、風邪を引いて寝込んでしまいます。
その美月を看病するよう、風岡から命じられた柊。「なんで俺が…」と不貞腐れながらも看病していると、美月のデスクにあるイラストを見つけます。それは幼い頃、葵が柊に描いてくれたのと同じイラスト。
これに衝撃を受けた柊は、目を覚ました美月に思わず「葵ちゃんだったんだね…」と語り掛けるのでした。

一方、探偵を使って柊の素性を調べていた千景は、柊の育ての親が「男虎丈一郎」であることを掴みました。

4話のあらすじネタバレ

「葵ちゃんだったんだね」と男虎柊(中川大志)から問われた鳴宮美月(新木優子)は、「誰、それ?」と絵についても「わからない」としらを切ります。しかし柊は、美月が初恋の相手・葉山葵(子役・高松咲希)に違いないと確信。
美月を殺すことに迷いを感じはじめました。

美月が『ハリネズミ探偵・ハリー』の実写映画撮影に向けた打合せに参加することになり、柊も同行。
打合せの場には、八乙女流星(鈴木伸之)の姿も。柊は、流星がまた何か企んでいるのではないかと気を張り詰めます。
そんな中、綿谷詩織(水野美紀)が美月の仕事場を訪問。詩織は、柊の父の知り合いだと名乗り、美月に母・京子(榊原郁恵)のことや家族のことを尋ねます。これに警戒する美月。
美月と詩織の間に、緊張感が高まります。
その後、柊は詩織に、なぜ突然訪ねてきたのかと問い詰めると同時に、美月が実は初恋の人なのだと伝えました。そんな心揺れる柊に、詩織は、男虎丈一郎(藤木直人)の死を無駄にしないでほしいと告げたのでした。

映画『ハリネズミ探偵・ハリー』クランクインの日。
撮影現場で、原作者の美月、出演者の流星と七瀬くるみ(谷まりあ)の対談取材が行われることになり、美月は、柊と千景(田中みな実)たちを連れて撮影現場へ向かいます。
撮影現場は古い洋館。その洋館を見つめながら、「俺が…絶対に守ってみせる!」と決意する柊でした。

現場には、数匹のハリネズミが用意されてました。
ハリーは、ぬいぐるみとCG合成を使って実写化することになっており、撮影中に本物のハリネズミを見られるようにしておけば、出演者の演技にもイメージが湧きやすいだろうという流星のアイデアでした。
ハリネズミを見て「かわいい!」と声を上げる美月。そんな彼女を見て、柊は思わずときめいてしまいます。

一方、流星も、休憩中、美月からチョコレートを口元に差し出され、その可憐さに思わず恋に落ちてしまいます。
がしかし、気を取り直して、使命に徹しようと己を律する流星。ケージを開けて、ハリネズミを逃がしました。

ハリネズミがケージから逃げ出していることに気付いた柊たちは、一同でハリネズミを捜すことに。
洋館中を捜し回る柊たちを、流星はモニターで監視。
美月は、ハリネズミを追いかけて地下室に迷い込んでしまいます。柊も、彼女の後を追って地下室へ。
それは流星の罠でした。
美月と柊は地下室に閉じ込められ、逃げ場が無い中、ナイトの甲冑に仕込まれた毒針が美月に向かって飛んできます。
必死に美月を守る柊。遠隔操作により襲い掛かってくる甲冑と格闘になり、追い込まれます。その危機を救おうと、棒切れを手に、背後から甲冑を殴った美月。おかげで柊は助かりました。
が、その隙を突かれて、毒針が美月の手に。美月は不整脈を起こし、意識を失ってしまいます。その症状から、トリカブトの毒だと見抜いた柊は、急ぎ近場の診療所へ向かい、薬を手に入れます。

またしても美月を仕留められなかった流星。
しかし、彼はどこかホッとしたような表情を見せました。

柊は急いで美月に薬を飲ませようとしますが、意識がないため、なかなか飲み込めません。そこで柊は、口移しで美月に薬を飲ませることに。おかげで、美月は九死に一生を得たのでした。

目を覚ました美月に、「君は誰なんだ?」と問いかける柊。
美月は、「私は…葉山葵。鳴宮美月に頼まれて、彼女のフリをしていたの…」と答えるのでした。

5話のあらすじネタバレ

葉山葵(新木優子)は、鳴宮美月になりすましていた経緯を打ち明けます。
漫画家を目指していた葵は、出版社に何度も描いた漫画を応募するも全く相手にされず、一方で、母親・京子(榊原郁恵)の治療費がかさみ生活は苦しくなるばかり。そんな中、鳴宮美月の目に止まり、「鳴宮美月になりすましてほしい。そうすれば漫画家デビューを約束する。母親の治療費もすべて面倒をみる」と打診されたという。
ただし、葵は本物の美月がどんな人物なのかまったく知らず、美月のアシスタントをしていた水瀬千景(田中みな実)を通じてやり取りをしていたとのこと。

そこで柊は、千景を含め3人で話をすべく、千景をホテルの一室に呼び出し、今すぐ美月を呼び出すようにと迫りました。
けれど千景も、美月には会ったことがなく、向こうから一方的に連絡が来るだけなのだという。

柊は、葵をマンションから連れ出して、清掃会社の事務所に匿うことに。
綿谷詩織(水野美紀)は、葵が美月でなかったとしても、葵が丈一郎(藤木直人)を殺したという疑惑は消えていないのだからと、匿うことに反対。けれど柊は、本物の美月を見つけて丈一郎を殺した犯人を聞き出すつもりだと返し、もしも美月が殺したと分かったら、その場で殺すと宣言したのでした。

柊は、不安そうな葵を元気づけるために水族館へ。
そこは柊と丈一郎との思い出の場所でもありました。楽しいひとときを過ごす柊と葵。柊は「葵ちゃんは、俺が守るから」と、あらためて約束しました。
その夜、葵は、幼い頃に突然引っ越した理由を柊に打ち明けます。両親が離婚して、葵が母親、兄が父親と暮らすことになったという。その兄も、3年前に亡くなり、兄のことを慕っていた葵は、大事な人を亡くす悲しみや苦しみがわかる…と、丈一郎を亡くした柊の気持ちに寄り添いました。

美月が仕事を止めて姿を消してしまったことで、担当編集者の風岡樹生(中尾明慶)は大混乱。
美月が登壇する予定の「ハリネズミ探偵ハリー」の映画制作発表も近付いていたのです。風岡は葵に、仕事を再開してほしいと懇願。
そこで葵は、美月として仕事を再開し、映画の制作発表に出ると柊に告げます。当然、柊は、危険な場所へ戻ろうとする葵を止めようとしますが、葵は、これは本物の美月をおびき出すための罠だと返答。
「制作発表の場で、本当は鳴宮美月ではないことを告白する」と美月に伝えれば、それを阻止しようとして、本物の美月が現れるに違いない、と。
柊はその計画を了承し、葵は千景を通じて、すべてを暴露すると美月に伝えました。

柊は、葵を守るため、制作発表に同行。
制作発表直前、八乙女流星(鈴木伸之)が映画を降板するという連絡が入ります。柊は、流星がまた何か企んでいるのではないかと警戒。その時、流星の操作するラジコンカーが葵に接近し、ラジコンカーに「グッバイ美月」と書かれた旗が現れます。
柊は、制作発表の会場に潜んでいた流星を見つけ、どういう意味かと問い詰めます。
流星は、美月殺害の任務から解かれ、新しい仕事でロサンゼルスに旅立つことになったという。
密かに美月へのせつない思いを募らせていた流星は、美月への未練を残して、去って行ったのでした。

柊が葵から目を離した隙に、葵が覆面の男にさらわれてしまいます。
仕込んでいたGPSを頼りに必死に追い掛ける柊。間一髪、葵がナイフで刺されそうになったところを助け出します。
覆面の男は、詩織が雇った殺し屋でした。

その後、詩織に、どういうつもりなのかと問い詰める柊。
詩織は、丈一郎殺害現場を映した監視カメラの映像を解析した科捜研からの結果を手渡します。そこには、映っている人物は葵本人だと証明されていました。
詩織は、丈一郎を殺したのは葵に間違いなく、彼女を操っているのが鳴宮美月だと断言。

一方その頃、葵は「鳴宮美月」からの電話を受け、柊が殺し屋だと知らされます。
「私はこのまま、鳴宮美月のフリを続けます。すべて、あなたの計画通りに…」
そう答える葵のもとに、柊が駆け付けます。柊と葵は、複雑な思いを抱いて見つめ合うのでした。

6話のあらすじネタバレ

男虎柊(中川大志)は葉山葵(新木優子)に、男虎丈一郎(藤木直人)を殺したのかと問い詰めますが、葵は何も言わず、柊を追い返します。

柊が帰宅すると、見知らぬ女性・藤堂莉奈(松本穂香)が家の前にいました。
莉奈は、柊に封筒を渡します。その中には幼い柊と莉奈が遊んでいる写真と、「男虎柊と藤堂莉奈を結婚させることをここに誓う」と書かれた紙が入っていました。莉奈は柊の許嫁だと言うのです。
どういうことなのか理解できず、混乱する柊。莉奈の話を聞くうちに、柊の記憶がよみがえっていきます。

莉奈は、藤堂財閥の令嬢でした。
かつて、丈一郎が清掃業者として藤堂家に出入りしていた頃、丈一郎について行った柊は、莉奈と出会い、仲良しに。その様子を見ていた丈一郎と莉奈の父が、柊と莉奈を結婚させるという約束をしていたのです。
その後、莉奈の父は一族の争いに負けて財産を失い、一年前に他界。莉奈の父は、自分が死んだら柊を頼るようにと娘に言い残していました。
そこで、父の遺産が底をついた莉奈は、柊を頼ってきたのでした。

一方、葵は、しばらく休業すると宣言。
葵はマンションを出て、水瀬千景(田中みな実)から、用意したホテルに身を隠すよう指示されます。千景は葵に、柊と会わないようにと釘を刺しました。

綿谷詩織(水野美紀)は柊に、本当の鳴宮美月を見つけるまでは葵を生かしておくと知らせ、丈一郎を殺した葵をどうするのか、考えるようにと告げました。

葵が丈一郎を殺したという信じたくない事実に直面し苦悩する柊は、とりあえず、莉奈に当面の生活費を渡して家を出て行ってもらうことに。
その後、風岡樹生(中尾明慶)に、葵と会わせてほしいと懇願。葵に対する柊の思いに胸打たれた風岡は、葵を呼び出し、二人で話ができるようセッティングしてあげました。
早速、その場所へ向かう柊。道中、莉奈と遭遇します。
莉奈は柊に駆け寄り、金を盗まれてしまったのでまた家に住まわせてほしいと懇願します。そんな二人の姿を葵が目撃。距離の近い二人の関係を勘違いした葵は、急いで立ち去ろうとしますが、それを柊が引き留めます。
「丈さんを殺したのは、葵ちゃんじゃないよね?」と尋ねる柊。すると葵は「鳴宮美月に会わせる」と言い残して姿を消したのでした。

その後、何者かに連れ去られる葵。
その相手とは、詩織でした。詩織は、葵に拳銃を突きつけ、鳴宮美月にメッセージを送って呼び出すようにと迫ります。葵は、言われた通りにメッセージを送信。

柊のもとに、詩織から動画が送られてきます。それは「私が、あなたの大切な人、男虎丈一郎を殺した」「ずっと黙っていて、ごめんなさい」と葵が告白する映像でした。
続いて、詩織から「この女をどうするかはあなたに任せる」というメッセージが届き、柊は、自分を育ててくれた丈一郎への思いと、優しかった葵への思いに、激しく葛藤しました。

その後、手足を縛られて拘束された葵の前に、柊が登場。
柊は、なぜ丈一郎を殺したのかと葵を問い詰めますが、葵はただ謝るばかりで、その理由を明かそうとしません。
柊は「丈さんを殺したヤツは、誰であろうと許さない」と、震える手で葵に拳銃を突き付けます。そして、引き金を引こうとしたその瞬間、「デス・プリンス」こと八乙女流星(鈴木伸之)が葵を助けに現れました。
葵のことが心配で、ロサンゼルスから戻ってきたという。
「美月(葵)は、俺が守る!」と宣言した流星は、柊を催眠スプレーで眠らせ、颯爽と葵を連れ去ったのでした。

7話のあらすじネタバレ

葉山葵(新木優子)は、八乙女流星(鈴木伸之)を水瀬千景(田中みな実)のもとへ連れて行き、千景が本物の「鳴宮美月」であることを告げ、正体を偽ることにした経緯や、なぜ鳴宮美月が命を狙われているかの真実について明かしました。

事の発端は、3年前、葵の兄・赤坂武尊(小池徹平)(両親の離婚により別姓)が殺害されたこと。
武尊は千景の恋人でもありました。
週刊誌の記者をしていた武尊は、綿谷詩織(水野美紀)の裏の顔に気付き、証拠集めをしていました。これに勘付いた詩織は、武尊を殺害。
さらには、男虎丈一郎(藤木直人)にも不正を気付かれたため、丈一郎の殺害を企てます。
夜の港に呼び出し、丈一郎を銃で撃った詩織は、その映像を加工して、あたかも葵が殺害したように見せかけました。

そして、武尊の関係者で同じく詩織の秘密を知っているであろう「鳴宮美月」も消そうと計画。
偽りの真実を植え付けることで男虎柊(中川大志)に「鳴宮美月」への殺意を向けさせたり、プロの殺し屋である「デスプリンス」に「鳴宮美月」の殺害を命じたのも詩織でした。

葵は、柊に真実を打ち明けようとしましたが、詩織の脅迫で阻止されてしまいます。
詩織の言う通りにしなければ、手術を目前に控えた母・京子(榊原郁恵)の身が危うかったのです。

昏倒する柊を連れ帰った詩織は、柊に、一層葵に殺意を抱くよう仕向けます。
武尊はテロ組織の一員で、SOSの仕事として丈一郎に殺された。葵はその復讐として、つまりは「彼女自身の意志」で丈一郎を殺害した、と。
これを聞いた柊はショックを受け、打ちひしがれます。
詩織は、そんな柊に葵を殺せないと見限り、新しい殺し屋を派遣すると告げます。すると柊は、今度こそ葵を殺さなければならない、と思い詰めるのでした。

そんな折、藤堂莉奈(松本穂香)が、丈一郎が莉奈を柊の許嫁にした理由を語ります。
万が一、自分に何かあったときに、柊が他に頼れる場所、居場所を作ってあげたかったから、と。
育ての父としてどこまでも柊のことを案じてくれていた丈一郎の想いに、涙する柊。
そんな柊に、莉奈は、丈一郎の任務を引き継ぐことは柊が丈一郎の死から進むために必要なはずだと告げたのでした。

一方その頃、千景は、美月の仕事部屋で、復讐計画のカギとなる武尊が残したデータ(詩織が隠してきた真実を裏付ける証拠)が入っている万年筆を捜索。
すると、風岡樹生(中尾明慶)が部屋に入ってきます。風岡は、千景が美月の秘密を知っていると感づいており、何を隠しているのかと千景に迫りました。

後日、京子の手術が無事成功。
葵は胸をなで下ろします。
付き添っていた流星から、「手術も無事終わったし…柊に本当のことを話したほうがいい」と背中を押されます。

葵は真実を明かすべく、柊の清掃会社へ。
けれど、柊の姿はなく、莉奈曰く「葵に会うと言って出て行った」という。柊は詩織に「廃工場に葵を呼び出した。あなたに殺害を任せる」と告げられていたのです。

葵は、きっと詩織が柊を消すつもりだろうと察し、急ぎ、柊が呼び出された場所へ向かいます。
到着すると、柊に銃を向けられる葵。「わたしは丈一郎さんを殺してない!」と訴えますが、柊は聞き入れようとしません。
するとその時、柊に向けて発砲が。詩織が雇った何者かが、柊を狙撃したのです。
葵は寸でのところで柊をかばい、代わりに被弾して倒れてしまいました。

一方。
千景と葵も始末しようと動き始めた詩織の前に、死んだはずの丈一郎が姿を現しました。

8話のあらすじネタバレ

男虎柊(中川大志)をかばって撃たれた葉山葵(新木優子)は、病院へ運ばれて緊急手術を受けることに。
手術は成功するものの、葵の意識は戻らず危険な状態が続きます。
駆け付けた八乙女流星(鈴木伸之)は、葵を守れなかった柊を責め、「やはり葵は俺が守る!」と柊を病室から追い出しました。

柊が帰宅すると、水瀬千景(田中みな実)と男虎丈一郎(藤木直人)が待っていました。
死んだはずの丈一郎が現れ、柊は混乱。
丈一郎と千景は、柊にこれまでの事情を話しました。
3年前に、千景の恋人で週刊誌記者をしていた赤坂武尊(小池徹平)が綿谷詩織(水野美紀)の悪事(SOSを私的利用)を掴み、詩織によって殺されたことや、そのことを千景から聞いた丈一郎が、千景たちと協力することにしたなど。
「鳴宮美月」が武尊のデータを持っているとして詩織をおびき寄せた時、丈一郎は詩織に撃たれました(詩織にわざと背を向けて、詩織の良心を試した結果「撃たれた」)。が、寸でのところで急所をかわし、一命をとりとめた丈一郎。海に落ちた後、千景に救出され、それ以降、千景が用意したマンションで療養していたのでした。

そして、武尊が葵に渡した万年筆に、詩織が悪事に手を染めた証拠データが隠されているはずだと話す千景。
その話を、藤堂莉奈(松本穂香)が盗聴していました。それを詩織に連絡。
じつは莉奈は、詩織に協力を強いられていました。莉奈の父が生前、悪事に手を染めてSOSにマークされており、丈一郎の温情によって見逃がされました。そのことを盾に、詩織は「言うことを聞かなければ、わたしの権限でまたSOSを動かし、一族を殺す」と莉奈を脅していたのです。

万年筆の情報を掴んだ詩織は、鳴宮美月が銃撃された事件の家宅捜索として、警察を美月の仕事部屋に差し向けます。
そして、無事データを回収した詩織は、証拠隠滅のため、そのSDカードをへし折りました。

一方その頃、気付かぬうちに自分が葵を傷付けていたと悔やむ柊。
そんな柊を、丈一郎が叱咤します。
次に詩織が狙うのは葵に違いないと踏み、葵を病室から連れ出す作戦を立てることに。

葵が意識を取り戻し、付き添っていた流星は喜びます。
が、目が覚めて早々、柊のことを尋ねられ、葵の気持ちを思い知らされ落胆します。

柊と丈一郎は、葵を連れ出すため病院に潜入。
詩織は、そんな二人の動きを読んでおり、それを逆手に取ろうと罠を仕掛けます。防犯カメラを通じて柊たちの動きを監視し、殺し屋たちを潜ませていました。
その殺し屋たちを次々と倒して行く柊と丈一郎。流星はラジコンカーを駆使して防犯カメラの電源を落とし、詩織の視界を遮断します。
すべてが順調にいっていると思われましたが、柊が到着するより早く、詩織から葵を殺すよう命じられた莉奈が病室に現れます。
眠る葵を前に、毒を仕込んだ注射器を手にする莉奈。しかし、手が震えてしまい、彼女は何もせず立ち去りました。

その後間もなくして柊が病室に駆け込み、葵を病室から連れ出すことに成功。
そして二人はこれまでの事を話し、葵は、3年前に自殺を試みたことを打ち明けました。
兄の武尊が亡くなり、母・京子(榊原郁恵)が病気になって絶望した葵は、歩道橋の上から飛び降りようとしました。が、その時、偶然その場所に柊が通りかかったという。
もう会えないと思っていた柊の姿を見て、自殺を思い留まった葵。
「柊くんは、ずっと私を助けてくれてきた……」と、柊への変わらぬ思いを告白します。
柊は葵を抱きしめ、その様子を流星が切なく見つめていました。

そんな中、鳴宮美月を狙撃した犯人として柊が指名手配された、というニュースが飛び込むのでした。

9話のあらすじネタバレ

男虎柊(中川大志)が鳴宮美月殺害未遂の疑いで指名手配されことを知った葉山葵(新木優子)は動揺。
男虎丈一郎(藤木直人)は、綿谷詩織(水野美紀)の策略だと察します。

水瀬千景(田中みな実)に連れられて来た風岡樹生(中尾明慶)は、柊たちと合流。
丈一郎から事情を聞いた風岡は、赤坂武尊(小池徹平)と出版社で同期だったと語り、協力を約束します。

詩織はSOSを使って指名手配されて身動きが取れなくなった柊たちを皆殺しにするに違いないと読んだ丈一郎は、鳴宮美月の引退会見を開くことを提案。
集まったマスコミに柊の無実を証明し、さらに、丈一郎がSOSの殺し屋だったことを明かして詩織の不正を公表するという。
丈一郎は、詩織を止めるために自分が捕まる覚悟を決めたのでした。
丈一郎が逮捕されてしまったら、柊は再び丈一郎を失うことになってしまう…と、葵は柊のことを気遣います。けれど柊は、詩織にこれ以上罪を重ねさせたくないという丈一郎の思いが分かるとし、丈一郎の作戦に理解を示します。
しかし、葵としてみれば、兄を殺した詩織は絶対に許せず、詩織をかばおうとする柊が理解できません。柊と葵の気持ちは、次第にすれ違っていきます。
そんな中、柊は、葵を殺そうとした自分が彼女を好きになる資格はないと思うようになり、身を引く決意をします。葵も、自分の存在が柊を苦しめるのではないかと考えはじめました。

丈一郎たちの話を盗聴していた藤堂莉奈(松本穂香)のもとに、八乙女流星(鈴木伸之)が現れます。
流星は、莉奈に手を組もうと持ち掛けました。
一時は葵への恋心で、葵を守ろうとしていた流星でしたが、葵の心が完全に柊へ傾いていると知り、そのツラさからいっそ殺してしまえという心境に傾いたという。
そこで流星は、詩織とも交渉し、今度こそターゲットは必ず殺すと宣言。
莉奈を通じて丈一郎たちの動きを監視することに。

莉奈の声かけで、丈一郎は藤堂家の墓参りへ。
これは、丈一郎を準備中の会見場から遠ざけるのが目的でした。おかげで、流星は会見場にこっそり爆弾を仕掛けることに成功。
莉奈は、父の墓前で丈一郎と会話を交わすうちに、莉奈のことを気遣う丈一郎の優しさに絆され、すべてを打ち明けるべきか葛藤します。そんな莉奈に、丈一郎は「君に頼みがある」と切り出しました。

鳴宮美月の引退会見が開かれる直前、丈一郎は柊に、葵を莉奈の父が所有していた倉庫に匿うようにと指示。
莉奈が、柊と葵を倉庫まで案内しました。
しかしその倉庫には、詩織が潜んでおり、詩織に後ろから殴られた柊は気を失ってしまいます。
しばらくして意識を取り戻すと、柊と葵はともに拘束されていました。
詩織は、柊が葵を道連れにして無理心中したという筋書きで2人を葬り去るつもりだと明かし、銃口を向けました。

会見が始まり、千景が登壇して「私が鳴宮美月です」と報道陣に向かって告白。
会見を見守っていた丈一郎は、詩織から、柊と葵を人質にとったことを知らされます。詩織は、会見の中止を要求。
中止しなければ、流星の仕掛けた爆弾を爆発させて、美月がテロを起こしたことにすると脅迫しました。
丈一郎は即座に会見を中止させ、爆発を阻止。
そして、柊と葵を救うため、急いで倉庫へと向かったのでした。

10話(最終回)のあらすじネタバレ

綿谷詩織(水野美紀)は、拘束した男虎柊(中川大志)と葉山葵(新木優子)に銃口を向けながら、男虎丈一郎(藤木直人)が来るのを待って皆まとめて始末すると冷酷に告げました。SOS存続のためには人を殺すこともいとわない、と。
それでも柊は、優しかった詩織が殺人を犯したことが信じられません。
あくまで正義のためにやったと言う詩織に、「詩織さんにとっての正義って何だよ!?」と柊が問いかけると、詩織はSOSを立ち上げるきっかけとなった自らの過去を明かしました。

17年前、5歳になる詩織の息子・晴希が、水本雄馬(金井成大)という少年に殺害されました。
動機は、ただ単に「人を殺してみたかったから」。そんな救えない動機で人を殺したにもかかわらず、未成年だった水本は少年法に守られ、たいした刑罰も課せられませんでした。
それが悔しくて、恨めしくて仕方なかった詩織。そんな折、法で裁けない悪人を暗殺する組織・SOSから声がかかり、迷わず加入。

そうしてしばらくした後、少年院を出た水本とばったり出くわします。水本は仲間たちと、「人を殺すなんて簡単だ」「日本の法律はチョロい」などと騒いでいました。
全く反省のない水本に怒りを禁じえなかった詩織は、「あなたを絶対に殺す」と宣言。その後、宣言通り、詩織は射殺したのでした。
この時、水本は詩織とのやり取りを録音していました。詩織から「殺す」と言われ身の危険を感じていた水本は、ライターの赤坂武尊(小池徹平)に話を持ち掛けていたのです。
水本の遺留品から録音データを取得した武尊は、後日、詩織にこれを突きつけ、SOSの存在を非難。
SOSの存続が危ぶまれると感じた詩織は、武尊を始末したのでした。

武尊が殺された経緯を知った葵は、詩織に怒りをぶつけます。
詩織は「人を殺すことにも正義はある」と利己的な論理を主張。これを聞いた柊は、復讐のために鳴宮美月を殺そうとした自分を思い出して何も言えなくなってしまいます。

そうして詩織が再び銃の引き金を引こうとした時、丈一郎が現れます。
丈一郎は詩織に「会見は中止になっていない」と告げ、さきほどの詩織の告白が、全て会見場に流れたことを明かしました。そして、八乙女流星(鈴木伸之)が会見場に仕掛けた爆弾はフェイクだった、とも。

会見の前日、流星は丈一郎に、詩織の指示で会見に爆弾を仕掛けることを打ち明け、手を組みたいと持ち掛けていました。
流星は「叶わぬ恋に絶望して葵を殺す決意をした」とみせかけ、詩織の魔の手から葵を救う手段を模索していたのです。
詩織の計画を知った丈一郎は、自分たちが盗聴されているのを承知で、会見を開くとことを聞かせました。全ては、丈一郎の計画通りでした。

丈一郎の作戦に敗北した詩織は、自分に銃の引き金を引こうとします。
その時、柊は、復讐の愚かさや虚しさを詩織に訴え、詩織の悲しみは自分と丈一郎が受け止めるから一人で抱え込まないで、と説得。柊の気持ちに打たれた詩織は泣き崩れ、その後、自首したのでした。

柊と葵は、別れることが相手のためになると思い「もう会わない」と約束して別々の道を歩むことに。

それから半年後。
警視庁副総監の馬渕洋介(中丸新将)は、SOSは詩織が個人的に組織していたものと発表して隠ぺいを図ります。
しかし、風岡樹生(中尾明慶)が武尊の取材した証拠を記事にまとめ、SOSの真実を暴露。
水瀬千景(田中みな実)は、あらためて鳴宮美月として漫画を描き始めます。
葵は、千景のもとで新人アシスタントとして働くことに。

一方、柊は、丈一郎とともに清掃の仕事を再開。
そんな中、柊の前に流星が現れ、葵がまもなく東京を離れると伝えられます。それでも、葵への思いを抑えようとする柊。丈一郎は、葵に本当の気持ちを伝えなくていいのかと柊の背中を押しました。

柊は、葵のもとへ。
柊と葵は、お互いに想い合っている気持ちを伝え、抱き合います。その時、流星の仕掛けた爆弾が爆発した…と思いきや、くす玉が割れて「祝!お幸せに!」のメッセージが。
丈一郎がみんなを巻き込んで、柊と葵を結びつける計画を実行したのでした。
その計画を進める中、流星と莉奈(松本穂香)の距離も縮まり、恋人同士に。

丈一郎たちにまんまとはめられて、バツの悪い柊。
あらためて二人っきりで告白したいと葵に言うと、彼女はキスで返しました。不意を突かれて混乱しながらも、柊は幸せを感じるのでした。