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ドラマ『べしゃり暮らし』原作漫画の結末ネタバレ!圭介がお笑い界の頂点に?

2019年7月27日から間宮祥太朗さん主演で放送されるドラマ『べしゃり暮らし』の原作漫画のあらすじを、ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

原作はどんなストーリーで、どんな結末を迎えたのか?
森田まさのりさんの原作漫画のはじまりから結末までを詳しくお伝えします。

原作では間宮祥太朗さん演じる上妻圭右は、お笑い界の頂点に立てたのでしょうか?

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ネタバレ注意

当記事には、『べしゃり暮らし』の原作漫画のネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、原作漫画をご覧になってからお読みください。

『べしゃり暮らし』原作漫画のネタバレ

起-圭右が芸人になる決意を固める

自他ともに認める学園の爆笑王・上妻圭右と、話の創作に長け、圭右を誰よりも尊敬する子安。
この二人が通う高校に、元芸人の大阪人、辻本潤が転入してきました。

ライバル意識を燃やす圭右に対し、辻本はその天性の笑いのセンスを素直に認め、圭右となら一緒にまた芸人をやり直せるのではという思いを抱きます。

そんな圭右もすでに高校三年で、今後の進路を決めなければなりません。
今の所は実家のそば屋を継ぐ事になっており、本人もその気でいるようです。
笑いを職業にするなど考えた事もない彼の興味を引くため、辻本は先輩の売れっ子芸人「デジタルきんぎょ」のライブ見学に誘います。

圭右はデジきんのボケ担当・金本に自分のネタを一蹴されてしまいますが、怒り心頭で飛び出した所で相方の藤川に出くわし、「努力する才能を持つのが天才」と諭され、わざと自分を打ちのめして這い上がらせようとする金本の気持ちを若干勘違いしながらも理解するのでした。

一方、そのデジタルきんぎょと一緒に、静代という名の女の子が上京してきました。
彼女は辻本の行方を執拗に追っており、どうやら以前コンビを組んでいたこの相方を捨ててきたようです。
それ以外にも、大阪には何やら色々置いてきたものがあるらしい彼ですが、事情を中途半端に把握する圭右の計略でとうとう静代と鉢合わせしてしまいます。

静代とのコンビに限界を感じている辻本。
納得のいかない静代は、是否の判断のためにその場で漫才をしますが、いたたまれなくなった辻本は途中で止めてしまいます。

辻本の本気の漫才を目の当たりにした圭右はそのハイレベルさに圧倒され、何故この二人が限界なのかと不思議に思います。
隣にいた金本に「静代を愛してしまったがゆえにぶつかるのを怖れては、漫才の質を高められない、だから別れた」と教えられた圭右は、芸人の世界の凄さを肌で感じる事になりました。

圭右も辻本も、最初の思惑とはだいぶ違う成り行きにはなりましたが、お互いの意識を大きく変える出来事でした。
噂どおりプライベートでは険悪だったデジきんにとっても、この一件は転機だったようです。
圭右が圧倒されつつも辻本に言い放った「まず楽しめ」という言葉が二人の関係を少し変え、長年やっていなかった直接向き合ってのネタ合わせまでして臨んだライブは、いつも以上の勢いを生み出したのでした。

そして圭右は、卒業間際に辻本とコンビを組んで出た文化祭で、校内放送だけでは知りえなかった生の舞台と客の反応、そして漫才をする爽快感を知り、改めて芸人になる決意を固めました。

承-「べしゃり暮らし」が誕生

高校卒業を控えた圭右たちは、芸人日本一を決めるコンテストに出場します。
自信満々の圭右でしたが、完全アウェーという自分の立場を全く理解できておらず、客の薄い反応に怒って途中で舞台を降りるという暴挙に出てしまいました。

また圭右が天然ものの天才だと思い始めた辻本は、その才能を妨げている不自然な関西弁を指摘しますが、それにより二人は険悪になってしまいます。

しかし圭右は、そば屋を営む父や、先輩の藤川の死、相方の金本の心の内に触れながら、それらを一つずつ乗り越え成長していくのでした。

そば屋の二代目という逃げ道を捨て、芸人一筋の覚悟を決めた事で圭右は父の許しも得られ、いよいよ養成所での勉強が始まりました。

京都出身のげんこつロデオなど、ライバルや仲間に囲まれての厳しく楽しい毎日。
構成作家志望で一緒に入った子安のためもあり、その子安も含めてのトリオで学費免除のためのバトルに挑む事になります。

三人になって芸名も「きそばAT」から「べしゃり暮らし」となった圭右たち。
暫定的だったはずのトリオを継続する事にしたのもつかの間、やはり持ち味であるしゃべりの爆発力が殺される事に、辻本だけでなく子安本人も気付いてしまいました。

それが原因となって免除バトルの出場も叶わなかったものの、アクシデントで繋ぎの出番を与えられた圭右たちは、三人での最初で最後の舞台で伝説的な反響を呼びます。
親友だからこそ遠慮せず、芸のため涙ながらに道を分かつべしゃり暮らしと子安。
今度はそれぞれ芸人と作家として売れ、再び組もうと誓い合うのでした。

転-圭介が交通事故で記憶喪失に

前回辛酸をなめたコンテストへの再挑戦と、並行してテレビのバラエティのオーディションと、順調かに見えたべしゃり暮らしの二人。
ここで辻本に二つの大きな壁が立ちはだかります。

一つは圭右の才能についていけてないのでは、気をつかわせているのではという焦り。
辻本は彼自身認識できないほどの深層心理で、自分が惨めになるのを怖れていたのです。
彼らを妬む者の妨害も重なり、辻本はコンテストで大失敗をしてしまいました。
結局それまでの出来で辛うじて突破はするものの、辻本はスランプに陥ってしまいます。

もう一つは失踪していた父との再会です。
元々辻本は、自分と母を放ってどこかに消えた父を恨んでいました。
偶然その父を圭右が交通事故から救った事により、事態が急転します。

実は辻本の父は、大御所芸人・潤三の元付き人でした。
母の「見返してやる」という寝言を聞き、父への憎悪をますます強めていた辻本。
しかし母が見返したかったのは父を見捨てた潤三でした。
その潤三にしても、そのつもりはなく様々な誤解が重なっての事だったと知り、潤三自らの謝罪により、ようやく親子三人が和解する事ができました。

しかし喜んでばかりもいられません。
圭右は先の交通事故のショックで、周囲の人間はおろかお笑いの事まで思い出せない記憶喪失に陥ってしまったのです。

結-べしゃり暮らしが快挙を達成

コンテストの準決勝を数日後に控えているにも関わらず、一向に記憶が戻らない圭右。
辻本の必死の説得のかいもなく、自分が何者かわからず苦しみますが、隣に入院する辻本の父の「人生は笑った者勝ち」という言葉に、前を向いて漫才を覚え直そうと決意します。

しかし記憶がない副作用で台本の覚えだけは以前より良くなったものの、代わりに彼は最大の強みであるアドリブ力を失ってしまいます。
辻本も複雑な気持ちに答えが全て出せているわけではないこの状況で、はたしてうまくいくのでしょうか。

準決勝はべしゃり暮らしだけでなく、ライバル達にとっても意地と誇りをかけた正念場でした。
敢えて嫌われつつ結果を残すことで、大御所芸人である親の七光りという雑音をはねのけようとするぷりんす。
ハングリー精神でのし上がってきた梵と、惚れた女のために本気になった上原のコンビ、るのあーる。
ひたすら自分を貫き、突然降って沸いた不幸にも腐る事なく、その境遇を全て肯定し笑いに変えようとするげんこつロデオ。

彼らの姿に圭右は「自分が楽しんだ者が勝つ」事を再認識させられます。
ところが余りにも客と一体になって笑いが起きているその姿に衝撃を受けたせいで、圭右は出番直前の舞台袖で記憶を取り戻してしまいます。

突然、事故の後を全く覚えていない状態になり、当惑する圭右。
辻本がこのピンチに取った手段は、何と「ボケとツッコミ役を逆にした新ネタ」であり、アドリブ力の戻った圭右にボケさせ、自分が軌道修正していくという離れ業をやってのけたばかりか、この土壇場でコンビの新しい形を生み出しました。
それはお互いが信頼し合わなければ不可能な事であり、天才・圭右に対する負い目を長く感じていた辻本にとって、失った自信を完全に取り戻すきっかけはもちろん、「コンビとは何か」「相方とは何か」という、長い間見つからなかった疑問への答えでもありました。

後日、「残念だ」といいながら決勝のチケット二枚を手配する子安の姿がありました。
あれだけの出来にも関わらず、圭右たちは残れなかったのか。

そのチケットは辻本の両親の招待のためであり、少しづつ認められ現場が忙しくなり、生で二人の決勝を見られないのが「残念」にすぎませんでした。
べしゃり暮らしは見事、養成所在籍中にして決勝進出という快挙をなしとげたのです。

「まず(相方の)お前を笑わす」と拳を合わせ、同じく勝ち残ったライバル達と共に、べしゃり暮らしは決勝の舞台に立つのでした(完)。

原作漫画からドラマ『べしゃり暮らし』の結末予想

原作は、いわゆる俺たちの戦いはこれからだ的な、打ち切りと見えなくもない終了の仕方をしており、最近ドラマ化に合わせて短期集中連載が始まりました。
しかし、本作はトーナメントの優勝が主な目的ではなく、その先のお笑い界での天下を目指す物語なので、これはこれで綺麗に完結しているといえます。

また放送枠(土曜ナイトドラマ)のこれまでの傾向から、全7~8話ほどと予想できます。
2019年8月8日時点で放映ずみの2話では、辻本と静代の決別と圭右の決意までが描かれ、そして3話は早速お笑いコンテストに挑戦と、かなり原作準拠のバランスを意識しているように思います。

単発のスペシャルなどがないと仮定すると、ドラマもしっかり完結まで追う可能性が大です。
そうなると絶対外せないのは圭右の事故と記憶喪失です。その後のコンテストでどこまで進めるか…というのは正直あまり必要ないので、圭右の復活が最終話の大きな見所になるのではないでしょうか。