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『監察医 朝顔』特別編のネタバレ感想!総集編でありながら新しいシーンもあり視聴者満足!

2019年9月30日に放送されたドラマ『監察医 朝顔』特別編のネタバレを含むあらすじと感想を、放送後にSNSで最も注目を集めた出来事を含めてお伝えします。

特別編では、身元不明の高齢者の遺体と朝顔たちが向き合う!
そして、気になっていた朝顔と桑原の出会いのきっかけが明らかに…。

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この記事には、『監察医 朝顔』特別編のネタバレが含まれています。まだご覧になっていない方は、「FODプレミアム」で過去の放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

『監察医 朝顔』特別編のあらすじネタバレ

朝顔(上野樹里)は、父の万木平(時任三郎)、夫の桑原真也(風間俊介)、娘のつぐみ(加藤柚凪)とともに、震災で行方不明の里子(石田ひかり)の故郷、仙ノ浦を訪れます。朝顔は、祖父の嶋田浩之(柄本明)と八年ぶりに再会します。
それ以前、一度は平と仙ノ浦駅に降り立ったものの、そこから前に進めなかった朝顔でしたが、桑原とつぐみの後押しで駅の階段を下りることが出来て、それで母(里子)の故郷の地を踏むことになります。
そして、大自然(海)に里子の優しい「魂」を見出し、父の平とともに心の平穏を回復します。平が探し求めていた里子は大自然の中にいたのです。

朝顔が興雲大学法医学教室に出勤すると、安岡光子(志田未来)、藤堂雅史(板尾創路)、絵美(平岩紙)、高橋涼介(中尾明慶)、熊田祥太(田川隼嗣)がミーティングの準備をしています。どうやら、検視官の丸屋大作(杉本哲太)が要請したミーティングのようです。――推定70歳から80歳の外傷の無い高齢者の遺体が、鶴屋町近くの汽水域護岸で発見されたとのこと。身元が分かるものを所持していません。指紋からも身元は分からず、歯も1本もない状態なので法歯学者の絵美としても何も出来ません。
とりあえず、主任教授の夏目茶子(山口智子)が不在なので、朝顔と藤堂が解剖。で、汽水域と言えば、第一話での、倉庫内で遺体で発見された女性が溺死であったことが思い出されますが、今回の高齢者遺体は、水を飲んでいた形跡がありません。フグ毒を含む毒物検査でも、その痕跡はありません。

野毛山署強行犯係の係長・山倉伸彦(戸次重幸)以下、岡島浩司(斉藤陽一郎)、森本琢磨(森本慎太郎)、愛川江梨花(坂ノ上茜)らは、解剖に一縷の望みをかけていましたが空振りです。そんな中、丸屋は執拗に身元解明に拘り、法医学教室に居残ります。解剖室で沈思黙考です。そこに、山梨県警の検視官・伊東純(三宅弘城)がやって来て、丸屋に山梨に異動してくれと迫ります。神奈川と山梨の勤務地を交換しようと無茶を言い出します。

伊東は、自分の優秀性をアピールすべく神奈川県警での功績を丸屋の前で並べ立てますが、実際は、それらはみな朝顔が解明したこと。負けじと丸屋も神奈川県警に異動した後の功績をアピールしますが、伊東と似たような論調で説得力がありません。そこに、かねてから丸屋が思いを寄せている検事の石田季子(山本未來)がやって来ます。十億円の遺産を手にしようとしていた美魔女事件は、朝顔が美魔女の夫の慢性水銀中毒死を解明することで裁判に決着が付きましたが、今回の鶴屋町での遺体が、もうひとつの美魔女事件に関連しているのではないかということで、朝顔を再訪しています。
美魔女が、もう一人その前の夫も殺害している可能性がある為、その件で再び、朝顔に協力要請しようということのようです。つまり、もう一人の夫と今回の鶴屋町遺体の特徴が似ているのです。

それを聞いて、「これは一大事」と、丸屋と伊東のライバル心に火が付いたところに、もう一人、県警本部の神崎譲治(市川右團次)がやって来ます。こんなところで油を売っているから現場の検視が止まっていると丸屋を叱る神崎警部補でしたが、そこに石田検事がいると分かって、「相変わらずお綺麗ですね」と態度が急変する神崎。「アンタもか!」と丸屋と伊東。――臨床検査技師の高橋涼介(中尾明慶)に、血液検査の結果が分かったと告げられた石田検事は、三人を残して解剖室を去ります。血液検査の結果、遺体は、石田検事が探していた人物とは別人でした。

その前後の某日。浅井三郎(きづき)と小野佳代(喜多乃愛)が出張営業です。妻の浅井結衣(松長ゆり子)に先立たれ、二人の子供は結衣の両親に引き取られて一人ぼっちの三郎が「小野ちゃん」と一緒に法医学教室にやって来て、もんじゃ焼き「さぶちゃん」の味を提供します。

朝顔、身元不明の高齢者遺体を再解剖。――その結果、骨髄による造血機能が失われているほか、筋委縮が起こっていることが分かります。満足な食事が得られておらず、栄養失調が原因です。意図的に放置されていた可能性が高まります。そうなりますと、それはネグレクトという虐待です。意図的に家族に放置されるという虐待です。

結局、推定70~80歳の遺体の身元は不明のまま。
朝顔は、以前、似た症状の幼い兄妹(たつや、渚)を診ていました。たつやの身体には、打撲痕や煙草の火を押し付けられた跡がありました。一方、渚の身体には傷がありませんでしたが、こちらの方が医学的にはネグレクトとして重症でした。歯がポロポロで、特に、顎周辺の骨が脆くなっていました。

この兄妹を法医学教室の朝顔の元に連れて来たのが桑原でした。それが桑原と朝顔の最初の出会いになりました。兄妹の虐待を知って泣くお巡りさんが桑原でした。
朝顔は兄妹の施設保護を桑原に依頼し、そして、ハンカチを手渡します。主任教授の夏目茶子が、「好い方ですね」と桑原を評し、そして、この「泣き虫お巡りさん」を朝顔とお似合いだと言い当てます。
それから半年間、桑原の猛アタックが続き、朝顔はそのプロポーズを受け入れます。そして、つぐみが生まれ、父の平の元での四人暮らし。――ビールの「つまみ」は、朝顔が編集したつぐみ映像(動画)。スマホを買ったので、つぐみの動画を送れと祖父の嶋田浩之に言われた朝顔が、リクエストに応えます。朝顔がパソコン操作して、その編集動画を平と見ていると、二階に寝ていたつぐみが起き出したのか、桑原に抱かれて下に降りて来ます。つぐみも桑原も動画を見たいと言って、そこに座り込みます。
朝顔編集の動画は、仙ノ浦駅に降り立った日の早朝の説明から。パパが六時に起きて弁当作り。六時半に起きた朝顔とつぐみ。パパとママの料理はパパの方が美味しいと答えるつぐみ。カレーはお父さんが美味(おいし)いんですと桑原。動画の最後は、「眠り姫さん、起きてください」と言うたったひとつのセリフ練習をしてから保育園のお遊戯会に出掛けるリス衣装のつぐみ。平、朝顔、桑原がつぐみに付添い、同行します。

出掛ける前にタイマーでの静止画像撮影。つぐみを真ん中に四人の集合写真を撮ります。

『監察医 朝顔』特別編のネタバレ感想

50代男性

ゆの字

脱恋愛モノ。高視聴率を狙うなら、ミステリー、医療、ホームドラマというのが今日的には定番。これまでの全11話を通して、最初に、まず不思議(不自然)な遺体が出現しました。ミステリー要素を盛り込むということでスタートしました。そこから、中盤以降で、主人公の法医としての信念のようなものが語られます。で、ラストシーンが、つぐみのお遊戯会に家族全員で出掛けるというホームドラマ仕立てです。

特別編は、その延長であって、桑原との出会いを描くなどして、ホームドラマとしての総仕上げです。法医学教室に連れて来た子供が虐待されていると知って泣く桑原に、然るべき施設への保護を頼み、そして、ハンカチを手渡した朝顔。暴力による虐待も怖いのですが、それ以上に怖いのがネグレクトという放棄虐待です。無視されたり、放置されることの怖さを、特別編では高齢者の遺体を通してアピールします。
結局、特別編では遺体の身元は解明されませんし、その家族背景も明確には浮かび上がっておらず、ただネグレクトが疑われるということで決着(着地)します。

謎解き要素(ミステリー要素)も医療要素(法医学者要素)も放棄されて、特別編では、ホームドラマ要素が強調されます。つまり、制作側の力点は、「朝ドラ感覚」にあったものと推察されるわけですね。

総集編でありながら新しいシーンもあり視聴者満足!

特別編は大部分が本編の再放送でしたが、いいポイントを抑えていて、繰り返しでも飽きずに見れました。
多くの時間が割かれた震災シーンは、非常に丁寧に描かれていて、失った人達の痛みがズシンと感じられました。
茶子先生の「あなた生きてるのよね?」という名言もやっぱり良い!

震災シーンと対比するように、付けたされた平和な日常シーンもあって、『監察医 朝顔』のほっこりした空気感に浸ることもできましたよね。

まとめ

『監察医 朝顔』は、突然に訪れる災害・哀しみと、何気ない日常の平和・幸せが見事に対比して描かれていたことが素晴らしかった。

法医として働く朝顔らの姿も絶妙!
妙にカッコつけていたり、構えている様子がなく、日常の仕事にただ真摯に向き合っている姿から、監察医という職の魅力が伝わってきました。

そして、平(時任三郎)の優しい雰囲気、可愛いつぐみちゃん(加藤柚凪)、感情的な桑原くん(風間俊介)、そして、真面目でしっかり者の朝顔(上野樹里)の家族が最高のドラマでした。

平さんと同居して本当に良かった!