ドラマル

2020年12月21日

『アノニマス〜警視庁”指殺人”対策室〜』ネタバレ!1話から最終回までのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ

ドラマ『アノニマス〜警視庁”指殺人”対策室〜』の1話から最終回までのあらすじを、ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

香取慎吾さん主演の連続ドラマ『アノニマス〜警視庁”指殺人”対策室〜』を200%楽しむために、キャストや各話ゲスト、視聴率の推移をあらすじと一緒に随時更新してお届けしていきます。

※『アノニマス』全話ネタバレ完了済み(2021年3月16日)。

見逃し配信をチェック

当記事には、『アノニマス〜警視庁”指殺人”対策室〜』の第1話から最終回までのネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「Paravi」で第1話から最終回までの放送をご覧になれます。また「Paravi」では、オリジナルストーリー『アノニマチュ!~恋の指相撲対策室~』を独占配信しています。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

『アノニマス〜警視庁”指殺人”対策室〜』の基本情報

概要(見どころ)

『アノニマス~警視庁”指殺人”対策室~』は、ドラマ『バイプレイヤーズ』『40万キロかなたの恋』を手掛けたテレビ東京の濱谷晃一プロデューサーによるオリジナル企画。
SNSでの誹謗中傷をテーマにした、サスペンスドラマです。

元捜査一課刑事で、現在は警視庁指殺人対策室に所属する現万丞渉(香取慎吾)が、社会問題となっているキーボードによる殺人=指殺人(ゆびさつじん)の被害者を救うため、指対メンバーたちと、顔の見えない犯罪者=アノニマスと闘う姿を描いた物語です。

タイトルの「アノニマス」とは、日本語で匿名を意味する言葉です。

キャスト一覧

  • 万丞渉(ばんじょう・わたる):香取慎吾
    「警視庁指殺人対策室」通称「指対(ゆびたい)」に所属する元捜査一課刑事
  • 碓氷咲良(うすい・さくら):関水渚
    ヒロイン、万丞の相棒、相談者に感情移入しがち
  • 菅沼凛々子(すがぬま・りりこ):MEGUMI
    特定が得意な鬼女
  • 四宮純一(しのみや・じゅんいち):清水尋也
    ホワイトハッカー、指対室のデジタル担当
  • 越谷真二郎(こしがや・しんじろう):勝村政信
    万丞の上司、指対室の室長
  • 倉木セナ(くらき・せな):シム・ウンギョン
    捜査一課の元刑事、万丞のかつての相棒
  • 羽鳥賢三(はとり・けんぞう):山本耕史
    何かと万丞につっかかる捜査一課の刑事

1話ゲスト

  • 真田光洋:松平健
    梢の父
  • 真田麻衣子:床嶋佳子
    梢の母
  • 真田梢:八木莉可子
    18歳、モデルの卵
  • 古賀有希:中田青渚
    梢のモデル仲間
  • 岩永伸介:山中崇
    43歳、証券会社勤務
  • 天野ひろゆき(キャイ~ン)
    梢が所属する事務所社長

2話ゲスト

  • 芹沢亜里沙:深川麻衣
    デマによる誹謗中傷で苦しむOL
  • 日下部翔平:田中俊介
    亜里沙の婚約者
  • 泰子:山下容莉枝
    翔平の母

3話ゲスト

  • 片山蓮:青木柚
    未成年の殺人犯として実名など個人情報が晒されてしまう高校生
  • 片山百合絵:紺野まひる
    蓮の母親
  • 片山遼太郎:戸田昌宏
    蓮の父
  • 神保彰:川島潤哉
    蓮の担任教師
  • 井田諭:剛州
    蓮に殺されたホームレス

4話ゲスト

  • 真壁澪:田中美里
    元アイドル
  • 清二:小松和重
    澪の夫
  • 柳田修:山本浩司
    澪の熱烈なファン
  • 柊有起哉:前川泰之
    「うつせみ」というハンドルネームでマッチングアプリをする歯医者を営む男性

5話ゲスト

  • さわてぃ:橋本淳
    大人気動画配信者
  • 星野秀一:萩原利久
    さわてぃが運営するオンラインサロンの元メンバー
  • 山名栞:鞘師里保
    図書館の司書
  • 城ケ崎明文:高橋克実
    刑事部長

6話ゲスト

  • 末松香:川島鈴遥
    19歳、専門学校生
  • 椚総一郎:田中偉登
    慶陽大学野球部の時期エース
  • 荒井慶太:岩上隼也
    亡くなった香の幼馴染
  • 荒井翔太:楽駆
    慶太の弟

7話ゲスト

  • 森本修造:津田寛治
    本庁長官官房首席監察官
  • 沢登一:水間ロン
    フリーライター
  • 小柳祐平:塩野瑛久
    アノニマスを崇拝して爆破予告をする大学生
  • 樺山啓一:谷充義
    カバヤマフーズの社長
  • 山室康介:山中雄輔
    大田区社長刺殺事件の真犯人?

8話(最終回)ゲスト

  • 城ヶ崎涼子:筒井真理子
    城ヶ崎明文の妻
  • 春川雅也:栁俊太郎
    倉木の協力者
  • 長谷部:桜木健一
    国務大臣、国家公安委員長

スタッフ一覧

  • 原作:なし
  • 監督:及川拓郎、湯浅弘章、大内隆弘
  • 脚本:小峯裕之、玉田真也、入江信吾
  • 音楽:山下宏明、丸橋光太郎
  • 主題歌
    曲名:Anonymous (feat.WONK)
    歌手:香取慎吾
    レーベル:WARNER MUSIC JAPAN SPECIALS
  • オープニングテーマ
    曲名:誰誰誰
    歌手:アイナ・ジ・エンド
    レーベル:avex trax
  • チーフプロデューサー:阿部真士
  • プロデューサー:濱谷晃一、北川俊樹、合田知弘、稲垣護、高橋潤、佐藤満
  • 制作:テレビ東京/ギークピクチュアズ
  • 制作協力:ギークサイト
  • 製作著作:「アノニマス」製作委員会

各話の視聴率

『アノニマス〜警視庁”指殺人”対策室〜』各話の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。
※視聴率はビデオリサーチ調べ

各話放送日視聴率
1話1月25日7.3%
2話2月1日5.7%
3話2月8日6.0%
4話2月15日5.7%
5話2月22日4.7%
6話3月1日4.4%
7話3月8日4.5%
8話・最終回3月15日

『アノニマス』の最終回ネタバレ(予想)

日本ではネット上での匿名率が非常に高く、近年、SNS上での誹謗中傷に端を発した胸の痛むような事件が数多く起こっています。ネット上での炎上事件も多発し、「言われる方が悪い」、「非難されたくなければSNSをやるな」などの意見もあり、こうしたSNS上の問題は社会の中心議題にまであがっています。

そんなテーマをもとに放送される今作が、テレビ東京のオリジナルストーリーである『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』。
主人公の万丞渉(香取慎吾)は、警視庁に新設された「指殺人対策室」に異動させられた一匹狼の刑事。万丞はもともと警視庁の捜査一課に配属されていた、洞察力に優れた切れ者の刑事だったのですが、「ある事件」をきっかけに、ほとんど左遷に近い形で「指殺人対策室」に配属されました。

「指殺人」というワードは実際に使われていて、芸能人や文化人、公人などの目立った人物を、キーボードを叩くだけで被害者にすることからつけられた言葉。そんな多発する「指殺人」に対応するため、警視庁は、仮の新設部署として「指殺人対策室」なるものを設置しました。
しかし、実際は、騒ぎ立てる世間へのパフォーマンスに過ぎないようで、「指殺人対策室」・通称 ”指対” のメンバーは、皆、万丞と同じような警視庁のはぐれ者ばかりでした。

そんな ”指対” のメンバーの一人・碓氷咲良(関水渚)は、万丞の相棒となる人物で、クールで口数の少ない万丞とは正反対の性格です。おっちょこちょいなところもある一方、捜査には前のめりの姿勢で取り組み、被害者にすぐ感情移入してしまう人情派の若手警察官。
咲良に関して勝手に予想してみると、一見、被害者に寄り添ってくれる情に熱い刑事さんというイメージですが、そのせいで咲良が何か問題を起こしてしまうような気がします。その問題を、咲良のことを序盤はうざったいと感じていた万丞がうまく解決してやり、二人の距離が少しづつ縮まっていくのではないでしょうか。このドラマのテーマは「指殺人」・「SNSの誹謗中傷」という社会的なものなので、ガッツリとした恋愛はないとは思います。ですが、碓氷咲良は一応ヒロインとされているので、万丞との付かず離れずというヤキモキするような関係性がかいま見られるのではないでしょうか。

また、警察のSNS分析に欠かせないであろう「特定」の捜査ですが、これを担うのが菅沼凛々子(MEGUMI)。海外ドラマや映画などでも、SNSのアカウントやコメントが、事件の大きな手がかりに繋がるのはよく見かけます。
勝気な性格をしていて鬼女とも称される菅沼が、万丞とぶつかることは避けられなさそうですが、彼女の「特定」捜査が事件解決の糸口になるはず。菅沼を演じるMEGUMIさんは、「菅沼が鬼女のような態度を取るのは、男性の多い警視庁という環境で生き抜くためではないか」という趣旨のコメントをされていました。ですので、物語の中盤辺りで、職場での女性と男性の対立みたいな事件も、菅沼を中心に展開されるのではないでしょうか。

さらに、”指対” の技術担当が、クラッカー並みのスキルを持つ四宮純一(清水尋也)。いわゆるホワイトハッカー。おそらく、事件解決のため、SNSから容疑者の情報を掴んだり、SNSのアカウントに侵入したりするのではないでしょうか。潜入捜査のような感じで、釣り糸となるコメントを書いて犯人をおびき寄せる、みたいな展開もあるかと思われます。

そんなはぐれ者ながらも個性豊かな”指対”のメンバーをまとめるのが、対策室室長の越谷真二郎(勝村政信)。優しい人柄のようで、対策室内で浮いている一匹狼の万丞と他のメンバーとの板挟みに苦しむ、頼れるのかそうでないのか分からない中間管理職です。
名バイプレーヤーの勝村政信さんと、最近の『凪待ち』という映画でも影のある演技が素晴しかった香取慎吾さんの掛け合いが今から楽しみです。

序盤の事件では、近年世間でも大きな議題として持ち上がった、SNS上の事件を彷彿とさせる事件が描かれます。
ある日、一人の母親が、娘を自殺で失います。警察は事件性を認めず、自殺として捜査は早々に打ち切られます。母親は納得がいかず、自分なりに調べていくと、やがて、ファッションモデルだった娘が、生前、SNS上で誹謗中傷を受けていたことが発覚。母親が最後の頼みの綱として、警視庁の ”指対” の部屋を訪れます。
ここからの展開を予想すると、まずは咲良が被害者遺族の母親に寄り添って事情を伺うだろうと思われます。その姿をクールに眺める万丞を尻目に、咲良は打ち切られた捜査の再捜査に前のめりになる。「捜査再開しましょう!」と、彼女が室長の越谷に机を叩いて訴え、「捜査一課に反対されるだろ?」みたいなセリフを万丞がクールに吐く。そんな二人の間に挟まれて困り果てる、勝村政信さん演じる越谷室長。そんなシーンが浮かんできます。

このような今まであまりなかった事件の捜査と解決を通し、はぐれ者の集まりだった ”指対” メンバーの絆は深まり、仮の部署だった「指殺人対策室」の重要性も認められていくはず。
そして、終盤の展開と結末を予想すると、鍵になってくるのは、切れ者で捜査一課での出世もありえた万丞が、”指対”に移動させられるきっかけとなった「ある事件」ではないでしょうか。
おそらく、SNS上での誹謗中傷が関わっているはず。そのせいで息子か娘を失ったのか(結婚していればですが…)、親友の刑事を失ったのか。恋人という線もありそうです。それが万丞に影を投げかけ、一匹狼にしている。その万丞の「ある事件」を、絆を深めつつある”指対”のメンバーが、今までの捜査技術と経験を総動員して、解決に導く。そんな結末につながるのではないでしょうか。

キーボードを叩く「指」が「銃」よりも怖い武器になり得るこの時代に、被害者家族の思いに寄り添って捜査することで、観る者に希望を投げかけてくれる、そんなドラマを期待します!

『アノニマス』各話のあらすじ

2021年1月25日からテレビ東京系にて放送開始された香取慎吾さん主演の連続ドラマ『アノニマス〜警視庁”指殺人”対策室〜』の各話あらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。

1話のあらすじネタバレ

日本は、ネット上の匿名比率が7割と他国に比べて顕著に高い匿名大国。
インターネットの誹謗中傷や炎上などが後を絶たず、キーボードによる殺人=指殺人(ゆびさつじん)が社会問題になっていました。
そこで警視庁は、SNS等の誹謗中傷の撲滅を目指し市民からの相談にのる専門部署「指殺人対策室」=指対(ゆびたい)を新設。
メンバーは、室長の越谷真二郎(勝村政信)、元捜査一課でタブレットよりもボロボロの黒手帳を愛用するアナログな万丞渉(香取慎吾)、サイバー犯罪に詳しいデジタル担当の四宮純一(清水尋也)、ゴシップ好きで情報収集が得意な菅沼凛々子(MEGUMI)、経験がまだ浅い若手の碓氷咲良(関水渚)。
万丞は、越谷の指示により、咲良とコンビを組むことになりました。

ある日、誹謗中傷を苦に自殺した18歳のファッションモデル・真田梢(八木莉可子)の両親・光洋(松平健)と麻衣子(床嶋佳子)から「心無い言葉で娘を死に追いやった人間を捕まえてほしい」との依頼が舞い込みます。
咲良は「絶対に犯人を逮捕してみせます!」と意気込み、一方で、まるでやる気をみせない万丞にイラつきます。

捜査を進めると、炎上の仕掛け人として、証券会社勤務の43歳の男・岩永伸介(山中崇)が浮上。
岩永に話を聞きに行くと、「誹謗中傷コメントはわたしの投稿じゃない。不正ログインによる成りすましだ」としらばっくれます。
スマホも無くしたとのことで、押収できませんでした。

しばらくすると、梢の両親に対してネットの非難が集中。
家に暴言が書かれた紙が貼られるようになって、世間からの中傷に「梢に厳しく接していた自分たちが悪かったのではないか…」とまで思い詰めるようになり、捜査依頼を取り下げてしまいます。
そんな騒ぎの中、捜査一課の羽鳥賢三(山本耕史)が指対にやってきて「おまえたちの捜査が二次的な被害を出している。真田梢の死は自殺であって事件じゃない。これ以上、ひっかき掻き回すな」と糾弾。
そして、元同僚であった万丞に「相棒を見殺しにしたヤツが…」と毒づきました。

その後、万丞は、犯人逮捕を諦めた梢の両親のもとへ。
自らを責める両親へ、万丞自身の経験と覚悟を吐露し説得を試みます。
「わたしも自分のせいで相棒を失ったことがあり、自分を責めました。でも、だからこそ、絶対に事件の真相を突き止めようと心に誓ったんです。自分に非があるからといって、相手の罪を責める権利が無くなるわけじゃない」と。
この言葉に心動かされた両親は、依頼の取り下げを取り消したのでした。

万丞たちは、炎上で出回っている画像が全て「指導者X」というアカウントから発信されており、その利用者が岩永であることを突き止めます。
岩永を、名誉棄損罪、脅迫罪で逮捕しました。

けれど、一部、あきらかに梢の自室であろうプライベート写真があり、ただのストーカーがどうやって撮ったんだろうと疑問を抱く万丞。
事務所社長(天野ひろゆき/キャイ~ン)からの「自殺した日は、オーディションの合格発表があり喜んでいた。誹謗中傷から立ち直ろうとしていた」という証言も気になっていました。
そこで、あらためて梢が自殺した当日の行動をトレースすることに。
合格発表の後、梢が、モデル仲間の古賀有希(中田青渚)と公園で会っていたことを突き止めます。有希は友人でありながら梢のことを疎ましく思っており、岩永をけしかけた張本人でした。そのことを暴露され、「うざい!消えて!」とまで暴言を吐かれた梢。心から信頼していた友人の裏切りが、自殺への引き金となったのでした。

しかしながら有希の立件は難しく、逮捕には至りませんでした。
けれど、警察しか知りえない有希黒幕説がネットに流れ、有希はネット警察の餌食に。
その情報を裏サイトに流した投稿者の名は「アノニマス」。
万丞の元相棒・倉木セナ(シム・ウンギョン)が、死に際に万丞へと伝えた言葉と同じものでした。

2話のあらすじネタバレ

指殺人対策室に、OLの芹沢亜里沙(深川麻衣)が相談にきます。
ネットで炎上中の、ガソリンスタンドで店員を土下座強要している動画の女性が、亜里沙だというデマが拡散し、顔写真や勤務先も晒され、世の中からひどい誹謗中傷を受けているという。
四宮純一(清水尋也)が動画を科学的に検証してみると、動画の女性と亜里沙が実際に別人であることが判明。
亜里沙は、悪質なデマを拡散している犯人を逮捕し、デマを収束させてほしいと依頼しました。

しかし、デマは収束するどころか、知られたくない過去の動画まで拡散されはじめます。
それは昔、街中で悪い男にダマされ、無理やり撮られたポルノ動画。のちに弁護士に相談して、動画は配信しないと約束させたものでした。にもかかわらず世に出てしまい、心を痛める亜里沙。
さらには、勤めている会社にも世間の非難が向けられてしまいます。同僚からは「気にすることはない」と優しい言葉をかけられるも、カバンの中に「これ以上騒ぎ立てるな。 社員一同」と脅すような文章が忍び込まれ、疑心暗鬼に。
さすがに耐えられなくなった亜里沙は、被害届を取り下げてしまいます。
しかし、義憤に駆られた碓氷咲良(関水渚)は、悪質なデマ拡散者を野放しにしてはいけないと、捜査続行を室長の越谷真二郎(勝村政信)に訴えます。
万丞渉(香取慎吾)は「会社への威力業務妨害と信用毀損罪の線で捜査すればいい。これならば親告罪だから被害届は不要だ」と一言。
万丞たちは捜査を続行することにしました。

咲良は、違法なポルノ動画配信している組織に乗り込み、配信停止と削除を指示。
その後、万丞とともに不確かなゴシップ記事を大量にアップしているサイト管理者のもとへ。
管理者は「記事の文責はライターに帰属する」とし、自分には罪が無いと言い逃れます。そして、ライター・小宮コージのもとへ行くと「アクセス数を稼ぐため、関連検索ワードを元に書いてるだけ。誹謗中傷ではない」と弁明。咲良がファクトチェックはしているのかと問い詰めると、「記事1本の報酬は、手数料を除くとたったの160円。まともな時給にするには本数を稼がないといけない。そんな余裕はない」と、生活の困窮を滲ませました。
これを聞いた万丞たちは「俺たちは何と戦っているんだろう…」と虚しさが込み上げてくるのでした。

一方その頃、亜里沙は婚約者・日下部翔平(田中俊介)に別れを切り出します。
亜里沙に注目が集まったことで、その婚約者にも矛先が向けられはじめたのです。

そんな中、亜里沙のカバンに入れられた怪文書の犯人が判明。
犯人は、翔平の母・泰子(山下容莉枝)でした。
じつは翔平にも、知られたくない過去があったのです。
学生時代、先輩に騙されてオレオレ詐欺の受け子をやらされ、逮捕された経歴があるのです。以後、母親の旧姓に改名するなどして人生をやり直した翔平。その過去が、今回の騒動で世に晒されてしまうのではと恐れ、「デマと戦い、犯人を逮捕する」と意気込む亜里沙への警告として「これ以上騒ぎ立てるな」と脅したのでした。

泰子が脅迫について認めた頃、会社から亜里沙が失踪したとの一報が届きます。
万丞や咲良、翔平らも共に捜索にあたり、今まさに、川に飛び込もうとしている亜里沙を見つけ出しました。
翔平は、自分の過去が明るみになったとしても、それでも亜里沙と一緒にいたい、守りたい!と訴えかけます。会社の同僚も、亜里沙の味方だと声を掛けます。
これに「よかった、私は一人じゃないんだ…」と安堵の涙を流す亜里沙。
自殺は思い留まり、一件落着したのでした。

その後、デマ情報を発信・拡散した100人を超える者たちを逮捕。その中には、ゴシップサイトの管理者やライターの小宮もいました。
これで炎上が沈静化したかと思いきや、またもや裏サイト『裏K察』に、逮捕者の個人情報や顔写真などが流出。
投降者は前回と同じ「アノニマス」でした。

3話のあらすじネタバレ

ある日、路上でタバコを吸っていた高校生・片山蓮(青木柚)が、とあるホームレスに注意され、そのホームレスを殺害するという事件が起きました。
その1か月後、蓮の個人情報がネット上に晒され、大きな話題となります。
そこで、蓮の父・片山遼太郎(戸田昌宏)が「事実とは異なるひどい中傷も多い」と、指殺人対策室に情報を晒した犯人を捕まえてほしいと依頼。

万丞渉(香取慎吾)と碓氷咲良(関水渚)は、まず蓮の交友関係から洗い出すため、学校や少年院にいる本人に聞き込み調査することに。
すると、成績優秀な蓮は、人を見下すクセがあり、友人と呼べる者がいないことが判明。
本人も「ホームレスは人間のクズだ。そんな奴を殺して何が悪い」と見下し、まったく反省していませんでした。

そんな中、四宮純一(清水尋也)が、最初に情報を晒した人物を特定。
赤松悠真(萩原護)という生徒で、ちょっとした出来心で書き込みをしてしまい、その後も、バズッたことに気を良くして書き込みを続けてしまったという。
犯人を検挙できたことに、一安心する遼太郎。「そいつも晒されればいいのに」と零しました。

けれど、その後も蓮に関する書き込みは無くならず、裏サイト『裏K察』にも書き込みが。
投稿者のHNは「蓮は俺の舎弟」。次はこの人物を特定することに。
正体は、蓮の担任・神保彰(川島潤哉)でした。
事あるごとに蓮の父親がクレームに来て嫌気が差していたため、その腹いせに、蓮を晒す書き込みをしたという。
神保もまた「あんなクズ、晒して何が悪いんですか?」と、全く反省の色を見せませんでした。

万丞たちは、主だった晒し元を逮捕できたことを蓮に報告。
しかし蓮は、万丞たちに感謝するでもなく、相変わらず、ホームレスを人とも思わない言動をし、罪悪感というものを全く抱いていませんでした。
そんな蓮に、殺害されたホームレスがどんな人となりだったかを、とくとくと語る万丞。
井田諭(剛州)という名の一人の人生の重みを訴えます。
それでも「あいつらは人間の底辺で、生きてる価値なんてない。父さんもそう言っていた!」と言い張る蓮。
というのも、ホームレスを殺害した日、蓮は学年2位という好成績をとったにも関わらず、遼太郎から「こんな成績で医者になれるか!これじゃお前は負け組だ、ホームレスのようなクズになるぞ!」と激しく罵倒されたのです。
そんなときも、怖くてただ傍観するしかできなかった母・片山百合絵(紺野まひる)は、遼太郎と離婚することを決意。
蓮に対し、人を見下す父親の間違った価値観を正すことができなかったことを謝り、「人を殺してしまったこと、一生忘れずに生きていきなさい。もしあなたが後悔するなら、お母さんも一緒に後悔します」と語り掛けます。
これに心動かされた蓮は、母とともに罪を償おうと心に決めたのでした。

一件落着した後、万丞のもとに一人の男(田中要次)がやってきます。
男は「預かり物があります」と言って、メールアドレスが書かれた紙を万丞に渡し、立ち去ります。
そのメールアドレスには「anonymous(アノニマス)」と綴られていました。

4話のあらすじネタバレ

既婚男性とのW不倫を報じられてしまった元アイドルの真壁澪(田中美里)。
世間から反感を買い、誹謗中傷を伴う芸能人叩きの標的となってしまいます。そこで、澪は夫の清二(小松和重)に連れられ「指殺人対策室」へ。
澪は、不倫についてはデマだと否定。たまたまバーで出会って少し話をしただけで、本名や連絡先も知らないという。
そこで清二は、不倫というガセネタを週刊誌にリークした犯人を捕まえて欲しいと依頼しました。

リーク犯として、柳田修(山本浩司)という男が浮上。
柳田は澪の熱烈なファンで、その行き過ぎた行為に、澪は精神を病むほどでした。3年前、ストーカー犯として逮捕されたものの、今は社会復帰をし、寿司屋で勤務。
柳田がリーク犯ではないかと聞いた澪は、過呼吸に陥るほど、また精神的なダメージを負いました。

その後、澪は警察にだけ、不倫が事実であると白状。
夫の清二から愛情を感じられなく寂しくて、ついマッチングアプリに手を出してしまったという。
相手の人は「うつせみ」というHN(ハンドルネーム)。やり取りはこのHNを使ったアプリ上のみで、澪は本当に名前すらも知りませんでした。

不倫ネタをリークしたのが、かつてのストーカー犯・柳田だということが世間に知れ渡ると、標的が、澪から柳田へと移りました。
柳田が働いている寿司店も誹謗中傷の的となり、柳田は自ら辞めることに。
その時、柳田が使っていた包丁が紛失し、従業員たちは前科者の柳田が盗んだのではないかと疑います。が、板長だけは、真面目に働いていた柳田に限ってそんなことはしないだろうと、信じていました。

そんな矢先、澪のロケ現場で不審者騒ぎが起きます。
ロケに同伴していた清二が、不審者らしき姿を追って、刃物で腕を切られたのです。
しかし、清二のほかには誰も犯人を見ておらず、清二も怪我を負ったことで犯人を取り逃がしてしまったという。
ただし、現場には凶器の刃物が残され、それは柳田が使っていた包丁でした。

指殺人対策室は、一課の羽鳥賢三(山本耕史)に応援要請することに。
おかげで、柳田を確保することができました。
けれど柳田は、一貫して容疑を否認しました。

柳田が逮捕されたことで落ち着きを取り戻した澪。
マッチングアプリを起動させると、一度は退会した「うつせみ」が、また復活していました。
「うつせみ」から、「会いたい。もし君が来なかったら、僕は諦める」というメッセージを受けた澪は、つい指定されたホテルへと向かってしまいます。

一方、万丞渉(香取慎吾)は四宮純一(清水尋也)に「うつせみ」の素性を調べるよう指示。
「うつせみ」が、歯医者を営む柊有起哉(前川泰之)であることが判明します。ただし、退会した後は、別名「すずむし」に変えて復活していたことがわかりました。
家族に不倫がバレて退会することになり、芸能人だった澪のことを恨みこそすれ、復縁したいなど思ってもいなかったのです。

それでは今、「うつせみ」と名乗っている者は誰なのか。
それは、澪の夫・清二でした。
清二は愛情表現が下手でしたが、この上なく澪のことを愛しており、不倫のことも勘付いていました。そこで、柳田に見せかけて不倫を週刊誌にリーク。
ロケの襲撃犯も、清二による自作自演でした。命を張ってでも守ろうとする自分の愛に気付いてほしかったのです。
そして、「うつせみ」を騙って澪を呼び出したのは、澪がどちらを選択するか確かめたくて。ホテルに来ないことを祈っていました。
しかし澪はやってきてしまい、絶望した清二は、澪の首を締め、自分も一緒に死のうと考えます。
そこに万丞が駆けつけ、間一髪、助けることに成功したのでした。

もともとは、清二に愛されていないと勘違いしてマッチングアプリに手を出してしまった澪。
今回の一連の騒動で、じつは愛し合っていたことに気付けた二人は、その後、離婚することなく、元の鞘に収まりました。
容疑が晴れた柳田も釈放され、信じていた板長が温かく迎え入れてくれたのでした。

指殺人対策室では、万丞のかつての相棒・倉木セナ(シム・ウンギョン)のことが話題に。
倉木は2年前、、ある殺人事件の捜査に携わり、警察が逮捕した被疑者とは別に真犯人がいるという情報を得て、単身、その容疑者の男を追っていました。
深追いしすぎた倉木は、男と相撃ちとなり、男は死亡。真相は闇の中へ。
しかも、越谷真二郎(勝村政信)曰く、後にその情報はガセネタだと判明したという。
万丞は、倉木の暴走を止められなかったことを後悔していました。

その万丞が、一人向かった先は、とある施設。
そこには、車いすに座った無表情の倉木セナいました。

5話のあらすじネタバレ

指対室に、大人気動画配信者・さわてぃ(橋本淳)から依頼が舞い込みます。
内容は、星野秀一(萩原利久)という男から誹謗中傷と「死んで詫びろ」という脅迫が大量に届くようになり、怖いから捕まえてほしいというもの。
星野は、さわてぃが運営しているオンラインサロンの元メンバーで、サロン内でも誰彼構わず噛みついていたため、強制退会させたという。

星野のことを調べると、友人がおらず、親とも何年も連絡を取っていない、バイトでも浮いていたなど、孤立無援状態であることが判明。
住所も不定だったため、まずは星野の居場所を探ることに。
万丞渉(香取慎吾)と碓氷咲良(関水渚)は、投稿に使われた端末が設置されている図書館の司書・山名栞(鞘師里保)らに聞き込みをしました。
すると栞から、「星野はいい人」という意外な証言を得ます。
以前、栞が、利用者から「この図書館、売れ筋が置いてないなんて、品揃えが悪い」とクレームを受けて落ち込んでいたところ、星野から「他に無い本があるから、いい図書館だ」と声をかけられ、その言葉に救われたという。
それ以降、海洋生物好きという共通点から、意気投合した二人。
連絡先を交わす間柄となり、星野の口下手ではあるものの誠実な人柄に、栞は惹かれていったのでした。

オンラインサロンの過去のやり取りを調べると、入会当初は、星野も穏やかで楽しそうにコミュニケーションをとっていたことが判明。
それがある一時を境に、暴言を吐くように。
そのキッカケとなったのは、さわてぃの「いじめ」でした。当時、マスターである自分を差し置いて、知識豊富な星野の投稿に皆の注目が集まったため、それが気に食わなかったのです。
さわてぃが星野の投稿にケチをつけるようになり、周囲も次第に追随。それらに反論していくうちに、星野は暴走していったのでした。

さわてぃのいじめが原因と知った咲良は、独断で、いじめのきっかけとなったやり取り(証拠)をさわてぃに突きつけ、星野に謝罪するよう要求。
当事者同士が過ちを認め謝罪すれば、丸く収まると思ったのです。
しかし、結果は逆効果。
さわてぃは動画配信で、星野の素性を晒した上で、脅迫を受けたこと、被害者なのに警察から謝罪を要求されたことを告げ、世間から同情を集めようとしました。
すると星野は、売り言葉に買い言葉で反論。
大炎上となり、咲良は「わたしのせいだ…」と、独断で動いてしまったことを悔いたのでした。

数日後、さわてぃの登録者300万人突破を記念した生配信が行われました。
そのとき、星野が包丁を手にして乱入。
しかし、星野の行動を予測していた万丞と、応援要請していた捜査一課の羽鳥賢三(山本耕史)が駆けつけ、立ちはだかります。
星野はさわてぃに近づけないことがわかると、「報いを受けろ!」と叫びながら、自らの腹を刺したのでした。

幸い、一命は取り留め、病院へ搬送。
配信を見て心配した栞が見舞いに来ました。

一方、さわてぃはチャンネルの閉鎖に追い込まれます。
「アノニマス」と名乗る者が、また『裏K察』上で、さわてぃがネットリンチの常習犯だったことをバラし、世間の批判がさわてぃに集中したのです。
結果的に、星野の宣言通り、さわてぃは報いを受けることになったのでした。

指対室の誰かとアノニマスが繋がっているのではないかと疑った刑事部長の城ケ崎(高橋克実)は、室長の越谷真二郎(勝村政信)に「アノニマスについて聞かせてくれ」と打診しました。

6話のあらすじネタバレ

刑事部長の城ケ崎(高橋克実)は、警察内部でしか知りえない情報が『裏K察』に拡散されていることを受け、指殺人対策室の誰かがアノニマスと繋がっている、もしくはアノニマス本人ではないかと、とりわけ万丞渉(香取慎吾)を疑いました。
しかし室長の越谷真二郎(勝村政信)は、警察内部のファイルは全て共有サーバーで管理されており、権限さえあれば誰でもアクセス可能であると説明し、指対室以外の可能性も示唆したのでした。

ある日、19歳の専門学校生・末松香(川島鈴遥)が指対室に相談にやってきます。
香は、慶陽大学野球部の「イケメン王子」と呼ばれ時期エースとも目されている椚総一郎(田中偉登)の恋人で、総一郎に対する誹謗中傷メールに悩んでいるという。中には「全てを奪ってやるから覚悟しろ」といった脅迫めいたメールも。
その相談を受けている最中、総一郎が拉致され監禁された様子が生配信されます。
犯人は仮面を被っており、カメラ越しに「制限時間は4時間。それまでにこの場所を特定できなければ、コイツは終わりだ!」と挑発。
これはれっきとした監禁事件だと断定し、越谷は捜査一課へ連絡。一課主導で捜査されることになりました。

犯人の正体については、香の証言もあり、すぐに特定。
香の幼馴染だった荒井慶太(岩上隼也)のひとつ下の弟・荒井翔太(楽駆)でした。
総一郎と慶太は同じ高校の野球部員で、香はそのマネージャーをしていました。
甲子園を目指していた高校3年生の春、慶太が総一郎に殴り掛かるという暴力事件が発生。その理由として、慶太がエースを総一郎に奪われて苛立っていたからと噂されます。
暴力事件のせいで、野球部は甲子園出場停止に。その直後、慶太は交通事故で亡くなってしまいました。
そのことで、翔太は総一郎に逆恨みしているのではないかという。

香は積極的に、翔太が犯人だとして目撃情報提供を求めるツイートを拡散しました。
四宮も、『裏K察』に上げられた拉致の瞬間の写真を公式ツイッターにアップして、目撃情報を募りました。これを万丞は、裏も取ってないネタを公式にアップしたら駄目だと説教。しかし四宮は、4時間という制限時間に焦り、そんな悠長なことは言ってられないと反論。ついには「そうやって相棒も見殺しにしたんじゃないですか?」と暴言を吐いてしまいます。

万丞は、ネット拡散により、不気味なまでに順調に犯人が特定し目撃情報も集まってくることに違和感を感じます。
その違和感を探ろうと、慶太の交通事故現場へ足を運びました。

そんな中、タイムリミットが近づき、翔太は、配信しながら総一郎の手をトンカチで打ち付けようと腕を振り上げます。
が、間一髪のところで、捜査一課が突入。総一郎は救助され、翔太は逮捕されました。四宮のネット情報収集により、監禁場所の場所特定ができたのです。

一方その頃、指対室にいたはずの香の姿が消え、しばらくの後、事件の真相を語る香の配信が始まりました。
香の恋人は、総一郎ではなく荒井慶太。香は、総一郎の悪事を世間に知らしめ、復讐を遂げるために、翔太と手を組んで今回の事件を企てた(自作自演した)という。
当時、総一郎は、慶太と香が幼馴染で仲睦まじい様子が気に入らず、香にちょっかいを出していました。けれど香に疎まれ続け、ついには香に性的暴行。その現場を目撃してしまった慶太が、総一郎に暴力を振るったのでした。
しかし慶太は、香が傷付かないようにと真相は語らず、「エースを奪われた腹いせ」といったデマを否定しませんでした。これにより、誤った情報が心無い生徒によって拡散され、世間から一方的に糾弾されることに。その心労がたたり、交通事故で亡くなってしまったのでした。

香は、慶太が総一郎とネットの悪意に殺されたとし、世間へ「自分の目で確かめてもいないことを真実と言い切れるんでしょうか?その指が、人を殺すこともあるんだということを想像してほしい」と訴えかけ、それを証明すべく、慶太の後を追うと宣言。
録画するスマホを手に持ちながら、ビルの屋上の縁に立ちます。
そこへ万丞が駆けつけ、寸でのところで止めました。そのビルは慶太の交通事故現場に近い場所で、その事故現場に香のブレスレットが残されていたことで、香の目論見に気付き、駆け付けることができたのでした。

香がこのような大胆なことを企てたのには、キッカケがありました。
「アノニマス」と名乗る者から、「総一郎の被害者は他にもいて、みんな名前が出るのが怖くて泣き寝入りしている。あなたは悪を許していいのか?」と焚きつけられたという。
実際、香が今回の事件を起こしたことにより、被害者は勇気をもらえ、続々と声を上げ始めたのです。

しかし、そのやり方に疑問を抱いた万丞は、以前、不審な男(田中要次)から受け取ったアノニマスのアドレスに「お前のやり方は間違っている」と送信。
すると「いいでしょう。私の正義を、お見せします」と返ってきたのでした。

7話のあらすじネタバレ

食品会社「カバヤマフーズ」が、社員をパワハラで自殺に追い込んだブラック企業として大炎上。
会社のSNSに「パワハラを認め、罪を告白しないなら爆破する」という爆破予告が届きます。その予告犯は、小柳祐平(塩野瑛久)というアノニマスの信望者でした。
カバヤマフーズの社長・樺山啓一(谷充義)はパワハラを認め、謝罪会見を開きます。ですが、世間からの非難は収まらず、社長の自宅に心無い落書きがされるなど、非難はエスカレートするばかりでした。

この状況に危機感を募らせる万丞渉(香取慎吾)や碓氷咲良(関水渚)たち。
そんな中、万丞と越谷真二郎(勝村政信)は刑事部長の城ケ崎明文(高橋克実)に呼び出され、アノニマスの正体を突き止めるよう命じられました。

それと同時に、『裏K察』上に、アノニマスと名乗る者から、過去の事件で警察に捏造があったと告発されます。
それは2年前の「大田区社長刺殺事件」。
闇金の社長がナイフで刺殺され、その容疑者として、借金に追い立てられていたフリーライター・沢登一(水間ロン)が浮上。沢登は、任意同行で取り調べ受け自供した後、留置所内で自殺してしまいます。これにより、被疑者死亡で事件は処理されました。
しかし、アノニマスの主張では、警察が捏造した証拠を沢登に突きつけ、自供を強要。そのせいで、沢登が自殺に追い込まれたというのです。そして、真犯人は別の男性・山室康介(山中雄輔)だと断定。
この情報は、瞬く間に世間に拡散され、警察を疑う声が上がってきます。
そこで、万丞たち指殺人対策室は、今一度、2年前の真相を解き明かそうと動き出しました。

2年前の「大田区社長刺殺事件」は、万丞、越谷、城ケ崎、羽鳥賢三(山本耕史)、そして万丞の元相棒・倉木セナ(シム・ウンギョン)も関わっていた事件でした。
当時、捜査責任者だった城ケ崎が、手柄を焦り、証拠を捏造。それを凶器捜索班の責任者だった越谷が知り、不正なんてやめるよう説得しようとします。がしかし、城ケ崎から「黙って従っていればいいんだ」と言われ、逆らえませんでした。
けれど、どうしても納得がいかなかった越谷は、独自で捜査を進め、真犯人が山室であることを突き止めます。
その情報を「アノニマス」という匿名を使って、組織に迎合せず正義感に溢れていた倉木に渡し、真犯人逮捕を託すことに。
アノニマスからの情報が正しいと踏んだ倉木は、相棒である万丞に、一緒に真犯人を捕まえようと促します。しかし万丞は、「匿名の情報なんて信頼に足らない。やるなら一人でやれ」と突き放してしまいました。
その後、一人で山室を追っていた倉木は、逆上した山室に銃を向けられ相撃ち。一命をとりとめるも、心神喪失状態に陥ってしまいます。
倉木を危険に晒してしまったことに責任を感じた越谷は、城ケ崎へ辞表を提出。
しかし城ケ崎は、辞表を受け取らず、越谷に「指殺人対策室」室長のポジションを与え、飼い殺しすることに。越谷としても、過去に、就職間際の息子の交通事故を城ケ崎にうまくとりなしてもらった負い目から、従うよりほかありませんでした。

真相に辿り着いた万丞に、越谷は、匿名で倉木を焚きつけてしまったことを詫びます。
けれど万丞も、自身が情報を確かめようともせず、倉木を突き放してしまった自分にも責任があると悔やみました。

万丞と越谷は、城ケ崎のもとへ行き、捏造があったことを世間に公表するよう促します。
腹を括った城ケ崎は、全て自身の口で公表することを約束。ただし、心の準備のため1日だけ時間がほしいと告げました。

その後、越谷は指対室の皆にも真相を告白。
「倉木の事件を通して、匿名の正義の怖さを思い知った。匿名の正義とは、コントロール不能なモンスターだ」と語ります。その怖さを知ったからこそ、以降、「アノニマス」を名乗ることはなかったという。
つまり今、「アノニマス」を名乗っているのは越谷とは別の人物。
その人物を突き止めようとする中、菅沼凛々子(MEGUMI)のタブレット端末にセキュリティーホールが発覚。そこへ頻繁にアクセスしていた人物が、倉木セナだと判明します。

急ぎ、倉木が入院している病院へ駆けつける万丞。
しかしそこにはすでに、倉木の姿はありませんでした。

8話(最終回)のあらすじネタバレ

姿を消した倉木セナ(シム・ウンギョン)は万丞渉(香取慎吾)に電話をし、自分がアノニマスであることを認め、2年前の捏造事件を明るみにし、真実を闇に葬った人間を暴き、裁くことが自分の目的だと明言。
そんな倉木に、万丞は、「これから城ケ崎(高橋克実)刑事部長が、定例会見の場で2年前の捏造を世間に公表するからきっと目的は達成される。これ以上は暴走するな」と釘を刺します。
しかし、会見の場に城ケ崎は現れませんでした。
城ケ崎の代わりに会見場に立ったのは、本庁長官官房首席監察官の森本修造(津田寛治)。
森本は、2年前の事件には触れず、記者からの質問にも「担当者が不在だから、答えられない」と回答。
このことで、ますます警察への不信感を深めた倉木は、2年前の捜査資料を『裏K察』にアップし、「炎上の炎で真実を炙り出しましょう。名もなき正義のみなさん、活躍に期待しています」と世間を煽ったのでした。

会見の朝から行方不明だった城ケ崎は、後に、羽鳥賢三(山本耕史)の捜査で、車の中で服毒自殺した状態で発見されます。
遺書には、捏造の告白と「一切の責任は私にあります」と綴られていました。
その後、森本も、ヒートアップした動画配信者たちに囲まれたことで交通事故に遭い、重傷を負ってしまいます。

万丞渉(香取慎吾)は、本当に捏造が城ケ崎だけの責任だったのか疑問視。
真相を探るため、城ケ崎の自宅の部屋を調べさせてほしいと、城ケ崎の妻・涼子(筒井真理子)に頼みました。
机の引き出しから、2年前の事件でフリーライターの沢登一(水間ロン)が容疑者に仕立て上げられた理由に繋がる証拠が発見されます。
それは、国家公安委員長でもある長谷部国務大臣(桜木健一)の不正献金の証拠が収められたSDカードで、沢登はその証拠を長谷部国務大臣に突きつけ、ゆすっていたのです。
そこで、長谷部国務大臣は沢登を黙らせようと、殺人事件の容疑者に仕立て上げるよう城ケ崎に指示を出したのでした。

倉木の居場所を突き止めた万丞は、城ケ崎が黒幕ではないことを示すSDカードを突きつけます。
「お前は真実を見誤った!」と迫り、「真相に辿り着くには、関わる人と顔を突き合わせ、一人一人の目を見て、直接声を聞くことが大事だ」と説きます。
そして、2年前、倉木の真実に気付いてやれなかったことも詫びました。
これに涙を流し始める倉木。
すると、その場にいた倉木の協力者・春川雅也(栁俊太郎)が、倉木に銃口を向けてきました。
春川は、PC等精密機器販売の会社員で、倉木が万丞と組む以前の3年前、あるサイバー犯罪で容疑者として浮上した男でした。けれど、倉木の捜査のお陰で潔白が証明され容疑者から外れることに。つまりは、春川にとって倉木は恩人でした。
そのため、「アノニマス」と名乗り始めた倉木を信奉し、ずっとIT面でサポートしてきた春川。
今になって揺らぎはじめた倉木に怒り、「ふざけるな!俺はお前に人生かけたんだよ!」と怒鳴って発砲します。
すると、万丞が身を挺して倉木を護り、「ようやくお前を守れた…」と呟いて意識を無くしたのでした。

万丞は幸い一命を取り留め、数日後、無事に職場へ復帰します。
2年前の捏造事件に関与していた越谷真二郎(勝村政信)も、停職処分を経て、復帰。

長谷部国務大臣は、不正献金が明るみになり家宅捜査されることに。
このとき、城ケ崎が捏造指示の黒幕ではなかったことを知った世間は、過ちを認め、冷静に報道を受け止めようと、SNSの風潮が変わり始めたのでした。