ドラマル

2021年10月3日

『二月の勝者』原作ネタバレ!ドラマ最終回までのあらすじ・結末考察

ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』の1話から最終回までのあらすじを、原作ネタバレを含めてわかりやすく紹介しています。

『二月の勝者-絶対合格の教室-』は、脚本を成瀬活雄が手掛けた高瀬志帆の同名漫画を原作とする人生攻略ドラマです。

激変する受験界に舞い降りた、最強で最悪のスーパー塾講師の主人公・黒木蔵人(柳楽優弥)が、「絶対に全員志望校に合格させる」と断言し、「中学受験は課金ゲーム」「親はスポンサー」「子供を合格に導くのは、父親の経済力と母親の狂気」と過激な言動で波紋を投げかけ、常に周囲を圧倒していきます。

未来を生き抜くために、いま子どもたちに教えることは何か?
ただの受験ドラマではない、中学受験を舞台に人生を攻略する方法を描いた物語です。

※最新話のネタバレは、リアタイ(視聴)後に追加します。

原作漫画をチェック

漫画『二月の勝者』は、「ebookjapan」でお得に読むことができます。ドラマを200%楽しむために、放送前・後お好みでチェックしてみてください。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

『二月の勝者』の原作ネタバレ

ドラマ『二月の勝者 ー絶対合格の教室ー』の原作は、ビッグコミックスピリッツの2018年1号から連載をスタートさせた高瀬志帆による同名漫画です。

累計発行部数200万部突破の中学受験の実態をリアルに描いた人気漫画で、コミックは12巻まで発売されています。

『二月の勝者』原作漫画の結末

原作漫画の『二月の勝者-絶対合格の教室-』は、現在も連載中のため、結末はまだ分かりませんので、ここでは最新刊、最新話までの内容を紹介していきます。

物語の舞台となる「桜花ゼミナール」は、難関校合格者を数名出してはいるものの、合格実績はあまりふるわない中堅中学受験塾。

桜花ゼミナール吉祥寺校の新人講師・佐倉麻衣の初出勤の日、佐倉の後ろからボサボサ髪にウインドブレーカー姿のアルバイトらしき青年が入って来ました。
一瞬で髪を整えスーツ姿になった青年は、なんと新校舎長として着任してきた黒木蔵人でした。
黒木は業界トップの名門塾フェニックスを辞め、業績不振の吉祥寺校をテコ入れにやってきたのです。

塾経営は飽くまでビジネスで子供たちは金脈だと言い切る超合理主義の黒木に、不信感を抱く佐倉。2人はことあるごとに衝突します。

新6年生の最下位Rクラスの算数担当になった佐倉は、成績が最下位のクラスだから単純にカリキュラム通りにやれという黒木の助言を無視し、落ちこぼれの生徒・加藤匠に肩入れしてしまいます。
結果、加藤が塾に来なくなってしまいます。

加藤が今一番興味をもっているのが鉄道だと知った黒木は、三者面談の席で加藤に列車の動画を見せて刺激し、私立中学の鉄道研究部が制作したジオラマも見せて加藤の興奮をマックスにした後、鉄道研究部がある学校のパンフレットを机いっぱいに並べます。
それからはもう黒木の思う壺で、笑顔を取り戻した加藤は受験勉強を続けることに同意します。

一部始終を見ていた佐倉は、黒木のやり方に疑問を抱きながらも、何か温かいものを感じ、自分も子供たちを笑顔にするために強くなろうと決意します。

その後も黒木は、生徒やその家庭の問題を合理的かつ的確に次々と解決していき、佐倉は黒木から講師としてのノウハウをどんどん叩き込まれ、生徒たちも少しずつ成績が上がっていきます。

ところが夏期講習が始まった頃、黒木が風俗街をうろついているという噂が流れます。

気になった佐倉が黒木を探し歩いていると、男に殴られ頭から血を流して倒れる黒木を発見します。
佐倉は得意の空手で男をやっつけ、黒木の仲間と共に事務所のような部屋に黒木を担ぎ込みますが、怪我の治療をしようとする佐倉を黒木は「出ていけ!詮索するな!」と拒絶します。

その翌日、顔を合わせた黒木はいつも通りで、佐倉の疑問は残ったままとなりました。

夏期合宿が近付いたある夜、佐倉はフェニックス時代の黒木の同僚・灰谷純から、黒木が金の亡者で生徒の個人指導をして保護者から高額の報酬をもらっていたことを聞かされます。

夏期合宿が始まり、Ωクラスに上杉海斗・柴田まるみ・加藤匠の3人が昇格したことが発表になりました。
上杉海斗は偏差値の件でΩクラスのトップ・島津順からバカにされ喧嘩になったことがきっかけで島津と友情が芽生え、島津から勉強を教わるようになっていました。
また、柴田まるみは不登校で学校に通っていない自分を低く評価していましたが、黒木に促されて目標を高くすることができたのです。

夏期合宿が終わり、9月には合格判定模試が行われましたが、ほとんどの生徒は偏差値が落ちていました。
しかし、黒木が保護者会で先手を打っていたことで保護者からのパニックの電話はありませんでした。
この時期は皆が頑張って学校全体の成績が上がるために個人の偏差値は下がることを予想していた黒木は、事前の保護者会で夏の成果は9月ではなく10月に出ると言ってあったのです。
それを聞いた佐倉は、10月になっても偏差値が上がらないときのことを心配します。

10月の三者面談が始まった頃、吉祥寺校トップの島津順は教育熱心過ぎる父親との確執に悩んでいました。
順は遂に爆発してしまい、父親の身体を撥ね退けテーブルをひっくり返した後、母親と一緒に塾に逃げ込みます。

中学受験は断念し夫とも離婚して息子と二人で実家に帰ることを決心している母親に対し、黒木はあらゆる提案を出して受験を諦めないよう説得します。
そして、順が開成を受験して自分の力を試したいと言う姿を見て、母親は先生を信頼してこの子を預けますと頭を下げるのでした。

島津親子が帰宅後、離婚に至る前に助けられなかったことを悔やむ佐倉に、「塾講師は生徒の人生に責任が取れる立場じゃない」と先輩の桂が一喝していると、黒木がやって来て、フェニックス時代に生徒を潰してしまった話しを始めます。

2年前、フェニックスの最上クラス・サミット1を受け持っていた黒木は、教育熱心な親から虐待される生徒・晶を助けようとしてプライベートで彼の勉強を始めました。
そして、晶を志望校に合格させます。しかし、晶は学校の授業についていけず不登校になり、退学。親から責められた晶は暴力沙汰を起こして、祖母の家に預けられ、中3になった今も引き籠ったままなのでした。

結果的に、晶の合格は家庭問題を解決できず、むしろ家庭崩壊を生んでしまいます。
この経験から黒木は、家庭教師をしながら様々な家庭を観察し、自分に足りないのは「想像力」と「共感力」だと気付きます。
そして、黒木はこの仕事の本質と学びの意味を知るため、桜花ゼミナールにやって来たと言います。
「合格後のことを何も考えていなかった」という黒木の言葉を受けて、桂と佐倉は、生徒だけでなく保護者のメンタルケアにも全力を尽くそうと気持ちを新たにします。

ここまでが9巻までの内容です。少し長くなりすぎたので、ここからは巻毎に要点を押さえて解説していきます。

10巻のネタバレ

11月の保護者会で、黒木は受験生の親のメンタルには3回のクライシス(危機)が来ると注意を促します。

1回目のクライシスは、12月の模擬試験の直前。次のクライシスは1月受験と2月受験です。

黒木は、親との衝突は子どもに致命的なダメージを与えるので、ニコニコ明るい親を演じるようにと忠告します。

一方、フェニックスでは、灰谷が黒木をライバル視して、講義に力を入れていました。

受験が近づくと共に焦り、塾だけでなく、家庭教師という選択も気になる親たち(1回目クライシス)。
そんな中、11月模試の合否判定に一喜一憂する生徒たち。

模試の結果を受けて、桜花ゼミナールでは先生たちの会議が行われ、各家庭と志望校について話し合いをしていきます。

11巻のネタバレ

受験本番まで80日。保護者に「直前期必勝マニュアルー出願準備編ー」の冊子が配られ、「絶対合格カレンダー」を記入・提出してもらい、12月は個人面談に入っていきます。また、出願のテクニックや注意事項が黒木から周知されました。

島津順は、国公立の学校の受験料が2千円くらいと知り、黒木を通じて説明会に行くことに。
しかし、好感を感じた母に対して、学校の調査書が受験に必要など順はピンときません。

柴田まるみは志望校の受験に調査書が必要と知り出席日数を気にしています。
まるみは誰にも会わないように学校の保健室に通っていました。そのため、調査書の提出がある女子学院(JG)への受験を、母が反対したのです。

黒木に言われて学校に確認すると、まるみは保健室に来ているので出席扱いにはなるが、最高評価(3)は貰えないと聞かされます。

仲良しの樹里と一緒にJGに行きたいまるみはショックを受けます。

そんな娘を見かねた母は、黒木に相談します。
すると、「何もせず、ただひたすらお子さんの成長を待つことに徹するのみ」と忠告します。
まるみの姉も「ここは静かに見守ってあげてもいいんじゃないのかな?」とアドバイスします。

JGを諦めたくないまるみは勉強に励む毎日。そしてある日、まるみは保健室から勇気を絞って教室に向かいます。
まるみの成長を感じた母は、娘のJG受験を応援することを決断します。

12巻ネタバレ

桜花ゼミにやって来た今川里依紗の母が、受験スケジュールを提出。
里依紗の実力より高い志望校ばかりに佐倉は戸惑います。
里依紗が吉祥寺女子の合格者平均点以上を取った解答用紙を黒木と佐倉に見せる里依紗の母。
帰宅後、黒木は「カンニングです。」と佐倉に告げます。

事の真相を伝えようとする佐倉。が、黒木は静止して、里依紗自身を受験に向き合わせるように伝えます。

どうやら、里依紗は「私はまだ本気出していないだけ」と、頑張らないことで自分の心を守っている模様。

そんな中、佐倉は床に倒れている黒木を発見。黒木は部屋にあるスーツケースをある場所へと届て欲しいとお願いしてきます。

佐倉は「申し訳ないが詮索しないでくれ」と念を押され、中身が気になるも荷物を運びます。
受け取りに現れた女子高生のティアラが黒木とお揃いのミサンガをしているのを見て、佐倉は黒木先生の彼女かと勘ぐります。

ティアラに連れられて着いたのは、かつて黒木がいた雑居ビル。
黒木の「詮索しないでくれ」という言葉を思い出し、立ち去ろうとする佐倉だが、ティアラに招かれ中に入ると、さまざまな年の子が勉強しており、スーツケースの中には問題集が入っていました。

ここは塾?と尋ねる佐倉。
ティアラは「塾であってそうでもない…この場所はここに来てるみんなにとって大事な場所」だと応えます。

佐倉が塾に戻ると、黒木はもう起きて仕事をしていました。佐倉は黒木に倒れられたら困ると、健康管理に口だしすることを了承させます。

受験まで残り70日。第六希望まで合否判定の出る最後の模試の締め切りが迫り中、各家庭では模試での志望校をネットで申し込んでいました。

上杉海斗が第一志望を開成にしたことに驚く、黒木以外の講師たち。

海斗の先月模試の偏差値は57。過去の合格者の中に同じくらいの学力の子もいたが、桂は入ってからのことを心配します。

一方、フェニックスでは、海斗の双子の弟・上杉陸斗の麻布受験を灰谷は危惧していました。

最新話(13巻・14巻)までのネタバレ

最後の模試も終わり、お受験戦争に疲れ切った母親達に、小学6年生の保護者会にて、黒木が今後の流れやスケジュールを説明します。

保護者の手元には生徒1人1人に合わせて詳細な対策がかかれたレポートが配られ、募集要項や願書請求、受験当日までの過ごし方、受験中のことについて、黒木から詳細にアドバイスされます。
そして、最後に「残りの50日間は、人生で5本の指に入るくらい熱い50日です!」と伝えられます。

気になる上杉海斗の模試の結果は合格判定30%。海斗は40%以下だったので、母との約束通り受験を諦めようとします。
が、母は兄弟が同じ目標に向かう姿を見て、応援したいと心変わりしていました。

いよいよ受験勉強も大詰め、ラストスパートの冬期講習がまもなく始まります。そう受験生と講師にはクリスマスも正月もありません。

そんな中、佐倉にティアラからクリスマスパーティーへのお誘いが入ります。

黒木の許可もあるとのことで、参加することにした佐倉。会場は公民館の会議室で、行ってみるとショーマという男性が中学生たちに授業をしていました。

塾の名前は「スターフィッシュ」といい、黒木がフェニックス時代に友人と立ち上げたもので、金銭的に塾にいけない貧困状態にある子どものための無料教室でした。

そんな話を聞いている中、黒木がケーキを持参して到着。佐倉がいることに驚いた黒木は、見なかったことにして欲しいと言います。

クリスマスパーティーが始まり、楽しそうな子どもたち。黒木も穏やかな表情を浮かべています。

帰り道。佐倉は黒木がクリスマスパーティーをひらく理由と、困っている生徒を助けたいという思いを聞きます。

12月24日、冬期講習がスタート。一番早い入試まであと14日。佐倉は過去問を暗記して偏差値をあげていた今川里依紗を気にかけます。

里衣紗にとって、本当の実力で合格できるかもしれない学校の存在を知る事が、救う糸口になると考えた佐倉は、合格が見込める安全校の過去問をやらせることに。
すると、楽し気にテストを解く里衣紗。結果を確認して欲しいという里衣紗に、佐倉は「今まで頑張ってつけてきた実力で、合格をくれる学校は必ずあるよ」と伝えます。この言葉に里衣紗は涙ぐみます。

12月31日、年越し番組は何を観るかで盛り上がる教室。
黒木は木村に喝入れをお願いしますが、アイドルオタクの木村は生徒たちの気持ちに寄り添います。
しかし以前、生徒にアイドルのテレビを見ることを許可したことで、その生徒の気が緩み受験に失敗したことを、後悔していると真剣に伝えます。そんな木村の話に生徒たちは心を打たれます。

さて、遂に今年も終わり、いよいよ受験の年が訪れます。

ドラマ『二月の勝者』の最終回ネタバレ・結末考察

原作漫画が完結していないので、ドラマ版『二月の勝者-絶対合格の教室-』の正確な結末はわかりません。

またドラマでは、大森紗良(住田萌乃)などのオリジナルキャラクターが登場したり、受験塾「フェニックス」の名前が「ルトワック」に変わっていたりと、多少設定が異なっています。

物語の大筋は、公式の発表を見る限り原作通り進むはずです。ただし、原作は各生徒や、受験までの出来事をかなり細かく描いていますが、ドラマでは放送回数の制限もありますので、いくつかのエピソードは省かれるでしょう。

最終回は、原作に先んじて、全生徒の合否が出ます。もちろん、ドラマのサブタイトルと「絶対に全員志望校に合格させる」という黒木の約束通り、全員合格です。

しかし、全員が第一志望の合格とはいかず、涙する親子も出ます。
そんな受験に失敗した親子を、黒木は「受験には落ちたが、二月の勝者である」と親子二人三脚で頑張ってきた日々を称えます。

そして生徒と共に成長した講師たちは、また明日から始まる新6年生の受験に気持ちを新たに歩み出す、視聴者に力を与える結末になると予想します。

『二月の勝者』各話のあらすじ

2021年10月16日から日本テレビ系にて放送開始された柳楽優弥さん主演の連続ドラマ『二月の勝者』の各話あらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。

1話のあらすじネタバレ

2月14日 中学入試まで352日。
桜花ゼミナール吉祥寺校では説明会が行われています。
話すのは、校長で、スーパー塾講師と呼ばれている黒木蔵人(柳楽優弥)。
一年必死に勉強させたのに。
中学受験にお金が掛かりローンを組んだのに不合格。
ローンだけが残ったなど、ネットに書き込まれた悲痛な叫びを読み上げる黒木。
中学受験は甘くはないから覚悟がない方はお帰り下さいと言います。
何人かの人が立ち上がります。
すると、桜花ゼミナール社長の白柳徳道(岸部一徳)が話します。

黒木は合格実績ナンバーワンのルトワックで10年連続ナンバーワン講師で毎年沢山の子供を有名中学に合格させて来ましたと説明。
黒木は第1志望校に全員合格させてみせますと保護者に言いました。

新人講師の佐倉麻衣(井上真央)は「この男は講師達の前で宣言した。10分もあれば全員を入塾希望者に変えて見せると。そして宣言通りになった」と、保護者達が入塾の手続きを始めました。

三大有名中学に誰も合格が出来なかった責任を取り校長は左遷。
そして、黒木が校長として迎えられたのでした。

講師に挨拶をする黒木は、講師の橘勇作(池田鉄洋)のモットーと言っている「情熱」。
講師の一生懸命や情熱が合格に必要だと?と聞く黒木。
そして「合格に必要なのは父親の経済力と母親の狂気。行われる説明会は新規顧客、すなわち金脈をゲットするチャンスです」と黒木は講師達の前で言いました。

偏差値57以上のクラスに入る黒木と麻衣。
合格させる為に来たと話す黒木に生徒達は全員第1希望合格なんてあり得ないと皆んなは言います。
すると、教室にあったサッカーボールを使い、ボールを高い位置から半分落とすを繰り返して行くといつになってもボールは床に落ちないと思いませんか?
けれど、一気に落とすと床には必ず落ちる。
だからあり得ないなんて事はないと話す黒木。
そして、テストが始まりました。
このテストでクラス分けが行われます。

全体的にテストの点数が低い事に呆れる麻衣。
黒木がやって来て「この時期はこんなもの。重要なのは新規獲得。必ず第1希望合格を繰り返し伝えて親をその気にさせるんです。親すなわちスポンサー。この時期の入塾希望者はまさにネギを背負ってくるカモ。金の成る木です」と言いました。

三浦佑星(佐野祐徠)の自宅では母(西田尚美)が父(水橋研二)に塾の話しをします。
ビールを飲みながらサッカーを見ている父はちゃんと聞いてはくれません。

麻衣は講師の桂歌子(瀧内公美)と食事に向かいます。

ルトワックのエリート塾講師、灰谷純(加藤シゲアキ)は合格した保護者からお礼を言われます。
そして帰り道、偶然見かけた黒木に声を掛け、6年になって黒木先生に見てもらいたいと思っていた生徒達をどうするつもりなのか?と幾ら積まれたんだ?と聞きます。
黒木は「桜花に来る様に伝えて下さい」と言い、立ち去りました。

麻衣は自分が中学教師を辞めた時の事を思い出していました。
生徒と何かトラブルがあった様子。

そして桜花ではテスト発表が。
テスト結果でクラス分けが行われました。
麻衣はRクラス、1番成績の悪いクラスを担当する事になりました。

佑星の母が麻衣に詰め寄ります。
偏差値40なんてあり得ないと、学校では成績がトップなのにと言います。
そこに黒木が現れ「全く心配いりません。中学受験塾の子供達は5年生までに6年間の全てのカリキュラムを終了しています。その子達と同じテストを受け偏差値40を取れる子はそうはいません。首都圏で中学受験をするのは全体の約2割。成績上位の子達です。その中で偏差値40ですから6年生全体の中で佑星さんはかなり優秀だと言えます」と説明します。
すると母は安心し、お礼を言いました。

佑星は麻衣にお母さんは怒ってなかった?と聞きます。
大丈夫と言う麻衣はサッカーボールをいつも持っているねと聞きます。
父がサッカーのコーチをしていると嬉しそうに話す佑星。
そんな佑星にサッカーみたいに勉強頑張れたら良いねと言うと、佑星の表情が変わりその場から立ち去ってしまいました。
その様子を見ていた黒木。

塾では佑星の父から電話があり、サッカーを続けさせたいから塾を辞めさせたいと話していると知らされる麻衣。
そして、両親が今から来ると。
それを聞いた黒木は「来ましたか。カモがネギ背負って。あなたが何をして怒らせたかは知りませんが、これはチャンスですね。ここが勝負所です。ATMから金を引き出せるかどうか」と言いました。
「何ですか?ATMって」と聞く麻衣に「父親の事です」と答える黒木。
「お金の為に入塾させるのは違うと思います」と反論する麻衣ですが、どうすれば良いかは分かりませんでした。

「あなた息子にプレッシャー掛けたそうじゃないですか。息子が言い出しました。サッカーと勉強の両立は難しいからサッカーを辞めたいと」と話します。
父は「だから言ったんだ。佑星に受験は必要ない。金だって掛かるし。だいたい6年の伸び盛りにサッカーを中断させるのがどう言う事かお前には分からないんだよ」と言います。
黒木は「そうですね。佑星さんは平凡な子です。しかし1つだけ言える事があります。凡人こそ中学受験すべき。佑星さんはサッカーのプロを目指す事を視野に?」と聞きます。
「可能性ない事はない。これからの努力次第だ」と答える父。
「受験も同じです。佑星さんの努力次第で難関校に受かる可能性を持っています」と黒木は言います。
偏差値40なのに?
それならサッカーを続けた方が可能性があると言う父に「でしたら、その可能性を今から拝見させて頂いてもよろしいでしょうか?」と黒木は言いました。

黒木は佑星にリフティングの勝負を挑みます。
佑星が勝てば今まで通りサッカーだけをする生活をと。
乗り切がしない佑星に「絶対勝てよ。こいつに恥をかかせてやれ」と父は言います。
そして、リフティングが始まりました。

黒木は動く事なくリフティングを続けますが佑星は次第に体が動き出しボールを落としてしまいました。
「よく粘りましたね。教室に戻って良いですよ」と黒木は言い、佑星は戻って行きました。
すると「平凡ですね。サッカーの話しです。プロを目指すどうこうの話しじゃない」と言い、プロになれる確率を数字で表す黒木。
受験に合格する確率の方が高いと、勉強は努力のリターンが大きいから凡人は受験するべきだと話します。
父は、それなら高校で受験すれば良いと言いますが「中学受験でサッカーを中断するのは良くないと言うのに高校受験では中断するのは良いと言うのか?中学受験に合格すれば伸び盛りの15歳での中断はしなくて良い、大学の付属校なら18歳もなし。なのに何故6年生にこだわるのでしょうか?今が決断の時です。この桜花ゼミナールでお子様の未来の為に共に頑張りませんか?」と言うと、父は怒り帰ってしまいました。
麻衣は「このまま帰して良いんですか?」と聞きますが「良いんです」と黒木は言いました。

リフティングに負けた佑星は、父を気遣います。
父は「頑張ったな」と声を掛けます。
父は「あいつも知らない間に大人になってたんだな。先生の言う通り、今は受験させた方が良いのかもな。サッカーも勉強もやるのは佑星だもんな」と言います。

佑星は塾に通う事になりました。
良かったですと言う麻衣に、良かったと言うのは全員合格してからにして下さいと言い「我々の仕事は桜花全員、合格させる事です」と言いました。

教室に入る麻衣は佑星がボールを持たずに来ている事に気付きます。
佑星は中学に入ってからサッカーをする事にしたと麻衣に報告。
「うん。良く決意したね」と麻衣が言うと「黒木先生がね。言ってくれたんだ。この答案は解こうと粘ったのが良く分かる答案です。スポーツか何か長い事取り組んでいる事があるんでしょう。粘って頑張った経験がある人は受験でも強いですよ」とテストの答案を見ながら言ってくれたと言い、嬉しかったと佑星は言います。

麻衣は黒木に謝ります。
佑星の将来を考えて言ってたんですね、と。
すると黒木は「んが。んが。やはり原始人なんですね。あなたは何から何まで間違っています。ここは子供の将来を売る場所です。我々の仕事は教育者ではなくサービス業です。私はATMである父親の心を揺さぶったまでです。学校の真似事がしたいなら学校に戻ったらどうですか?」と黒木は言いました。

そして麻衣はお酒を一気に飲みます。
一緒に飲む歌子は黒木先生はお見事だったと言います。
麻衣は教師時代の話しをします。
ダンス部の顧問をしていた時、キャプテンをしといた女子生徒の成績が優秀で名門校から特待生として推薦を受けれる事になり、推薦入試の日とダンス大会の決勝と重なってしまいました。
部員達はキャプテンである彼女のソロパートが必要だと訴えましたが、麻衣は受験に行かせてしまった。
そして決勝は惨敗。
女子生徒に「一生恨んでやる」と言われた麻衣。
彼女は不合格。
答案用紙には麻衣への不満がびっしりと書かれていました。

2話のあらすじネタバレ

高い石碑を見上げ触ろうとする佐倉麻衣(井上真央)。
声がして振り返ると原始人がいました。
その中には桂歌子(瀧内公美)や橘優作(池田鉄洋)、木村大志(今井隆文)がいて、気付けば自分も原始人になっていました。
宇宙では宇宙船に乗った黒木蔵人(柳楽優弥)が「あなたが人間になれるのはいつなんでしょうね」と言う夢を見る麻衣。

都内の中学受験は2月1日からの1週間で終わり、どこの塾も新学期は2月半ばからスタートする。

休憩時間、橘の元にはオメガクラスの子達が質問をする為に沢山並んでいます。
そして、麻衣の元にも生徒がやって来ました。
浅井紫(市川ぼたん)が学校の宿題を持ってやって来ました。
将来の夢と言う作文でお花屋さんと書いた紫。
けれど、お母さんは6年生にもなって、それじゃ困ると言ったのだと言います。
麻衣は「本当になりたいなら良いんじゃないの?」と言います。
「本気でなりたい訳じゃない。6年生的には何て書けば大人は満足なの?」と質問します。

Rクラスの答案を見る麻衣は、点数の低さに、いつもこんな感じですか?と歌子に聞きます。
「その子達をヤル気にさせるのが私達の仕事」と言い、歌子は席を外します。

その時「一生懸命やらなくて良いですよ、空回りしてロクな結果になりませんので。Rの生徒に一生懸命にならないで下さい。Rクラスはお客さんですから」と黒木が現れました。
意味が分からない麻衣に説明する為、ファイルを渡し、これを見れば分かると言います。
それは模試の答案と成績が載ったファイル。
「これは言わば顧客の評定リストの様な物です。もっともRクラスは不良債権だらけですが」と言い、きちんと見ておく様に言いました。

そこに、Rクラスの加藤匠(山城琉飛)の母、加藤涼香(堀内敬子)がお弁当を届けにやって来ました。
匠はきちんと出来ているかと麻衣に聞き、麻衣は面談を始めました。
勉強が苦手だと話す涼香に自宅での様子を聞く麻衣。
「一応、机には向かっているのですが心ここにあらずと言うか。中学受験に向いてないんじゃないかって。こうやって家族と夕飯を食べられない生活をさせてまで受験させるのはどうなんだろうって。もう少しヤル気になってくれたら良いんですけど」と話します。
まだ始まったばかりだから、ヤル気が出る様に工夫してみますと麻衣は言いました。
そして、匠に「声を掛けてくれたらマンツーマンで見てあげるから」と言います。
それを聞いていたオメガクラスの前田花恋(田中絆菜)は「何、今の。マンツーマンって」と呟きました。

名門塾ルトワックでは、講師の灰谷純(加藤シゲアキ)の元に保護者達がやって来て、黒木が桜花に移り、ルトワックから優秀な生徒を引き抜き、その見返りにお金を受け取っていると噂が流れていると話し、黒木がいるからこの塾に来たのにと言います。
灰谷は、優秀な講師は沢山いるから大丈夫だとなだめ、自分に任せて下さいと言いました。

紫は作文をどうすれば良いかと麻衣にもう一度聞きます。
なりたい物を書くべきと言う麻衣ですが、ダメだと言う紫。
すると今川理衣沙(渡邊心結)がやって来て「良いんだよ。何でも。弁護士とか医者とか親が喜ぶ事書けば」と言いますが嘘は書けないと紫は言います。
それから制服が可愛い学校に行きたいと話し出す理衣沙達。
それを聞いていた花恋は、馬鹿みたいと言いました。

井の頭ボウルに講師達が集まります。
黒木に言われた事を気にしている麻衣。
匠の事が気になる麻衣に歌子が「加藤君の答案、ちゃんと見てる?解答のプロセスをよく見ると指導の手掛かりが見えるんじゃないかな?」と言いました。

塾に戻った麻衣は社長の白柳徳道(岸部一徳)と黒木の会話を聞いてしまいました。
「例のお金を振り込んでおきました」と白柳が黒木に言っていました。
忘れ物ですか?と聞く黒木に匠の答案を見て確認したいと話すと「ンガ。ンガッ、ンガッ。あなたには私の言葉がまるで通じません。だから原始人扱いをしているんです。Rのお客さんに一生懸命になるなと言いましたよね?お客さんと言うのは取り敢えずここに通って授業料を落としてくれれば良い生徒の事。塾とは営利目的の企業です。優秀な生徒には経営資源を利用し手厚く指導し合格実績と言うリターンをきっちり稼いでもらう。ですが、Rのお客さんには楽しくお勉強させて下さい」と黒木は言いますが、全員を合格させると言ったのに裏ではそんな事を言う、出来ない子供の気持ちが分からないんですか?と聞く麻衣に「私が1番分からないのはあなたです」と黒木は答えました。

麻衣は教室の加藤の机に書かれた数字が気になりました。

匠に塾が終わってから算数のテスト直しを一緒にしないかと麻衣が言うと戸惑いながら頷く匠。

マンツーマンでテスト直しをする麻衣と匠を見た花恋は「マジ、最悪」と言いました。
匠は答えがなかなか解けず、麻衣は今日は終わろうと言いました。
窓を見た匠は電車を嬉しそうに見ています。
机に書いていた数字は時刻表。
電車の話しを生き生きと始める匠。

塾に行く前に匠を見かけた花恋。
麻衣は塾に来ていない匠を心配します。
すると花恋は麻衣にマンツーマンなんて贔屓だと。
自分達は質問をする為に並んでいる。
だから匠に言ってやったと。
「意味あんの?落ちこぼれにマンツーマンなんて。落ちこぼれ、ダッサ」と。

そして黒木が涼香から連絡があり、塾に行ったはずが戻って来て辞めたいと言っていると説明。
マンツーマン授業を注意する黒木に放っておけないと、いつも窓の外を見ているのは電車が好きだからと麻衣は言います。
電車に反応する黒木。
鉄道ですか?と聞き、麻衣がハイと答えると全員に資料を集める様に指示をします。
木村には学校のホームページを開く様に、歌子には匠の4年生からの答案を、両親に面談の連絡を入れる様に言い、麻衣には自転車の鍵をと言いました。

自転車に乗り模型の話しを聞く黒木。

両親との面談が始まりました。
涼香は、辛そうな匠を見るのは辛いから辞めさせたいと話します。
黒木は匠にどうしたいか?と聞くと「自分の時間が欲しい」と答える匠。
時間があれば何がしたい?と聞くと、動画を見たいと言い、黒木は電車の動画を見せました。
嬉しそうな顔をし電車の説明を始める匠。
この動画を作ったのは中学生。
海堂中学の鉄道部が作った物だと黒木は言い、鉄道部がある学校のパンフレットを見せます。
興奮しだす匠はこう言う中学に行きたいと言います。
けれど、偏差値が全く足りず、無理だと言う両親。
黒木は成績を見せながら社会の点数は低いけれど地理だけを見れば70点以上ある事になる。
鉄道好きは地理に強く、記憶力も良いから成績は伸びると説明。
匠が受験に向いていないと言うのは皆さんの不安が創り出した幻想、単なる誤解だと言いました。

黒木は麻衣に「勉強が楽しくなければ受験は成功しません。あなたは勉強の苦しさだけを教えていたのではありませんか?出来ない子供の気持ちが分からないのかと聞きましたね。この際お答えしますが、私は誰一人出来ないなんて思った事はありません。私は必ず全員合格させます。あなたも他の先生と同じですね。子供を切り捨てられないと言いながら本心では無理だと思っている。違いますか?」と言いました。

麻衣は紫に園芸の授業がある学校のパンフレットを見せます。
花屋さんの夢は素敵だと言うと、紫はちゃんと考えると言いました。
匠は友達と楽しそうに勉強しています。

井の頭ボウルでご飯を食べる麻衣と歌子。
マスター大森新平(加治将樹)に娘、大森紗良(住田萌乃)が受験した時の事を聞きます。
元々頭が良かったと言い、塾には行かず知り合いに教えてもらっていたと話します。

黒木が後をついて来ていた灰谷に何の用かと声を掛けます。
ルトワックで噂が飛び交っていると。
引き抜きや父母から金銭を受け取りクビになった等。
迷惑を受け、いつまで尻拭いをさせるのか?と聞きます。
そして「私は絶対突き止めます。あなたが何をしようとしているのか?」と言いました。

黒木は街を歩きながら髪をクシャッとし、ネクタイを緩めます。
するとホステスが遅いと言い出迎えました。
そこに紗良がやって来て黒木に上がりますと言い帰ろうとします。
黒木は呼び止め沙良に封筒を渡すとありがとうございますと言って受け取りました。
そして「STARFISH」と書かれた店に黒木は入って行きました。

花恋は母(高岡早紀)に塾の事で相談があると言います。

木村が遅刻をすると走ってルトワックの近くを通っていると、花恋が母とルトワックに入って行くのを目撃。
その事を講師達に伝えると「まさか転塾か?」と皆んなは驚いていました。

3話のあらすじネタバレ

原始人の姿をした佐倉麻衣(井上真央)がうさぎを見つけ捕まえ様と追いかけますが大きな穴に落ちてしまいました。
見上げると、黒木蔵人(柳楽優弥)がいます。
「落ちこぼれ、ダッサー」と笑う黒木、と言う夢を見て目覚める麻衣。

6年生になり、新学期を迎えました。 
塾では新年度恒例の会議が行われています。
成績上位の子達の志望校と、性格や特性の報告。
何人かの報告を済ませた橘優作(池田鉄洋)に資料を読み上げるだけの会議に意味はないと黒木は言います。
その時、講師の木村大志(今井隆文)が「大変です」と言いながらやって来ました。
前田花恋(田中絆菜)と母親がルトワックに入って行ったと。
「現状に不満を持っている保護者は子供がその塾に合っていないのでは?と考えがちです。けれど年度の途中で受け入れてくれる塾は少なく効率的じゃない。つまり転塾するなら6年になる3月」だと黒木は言います。

花恋の母、前田麗子(高岡早紀)に説明をするルトワックの講師、灰谷純(加藤シゲアキ)。
花恋はルトワックを気に入った様子でした。

「転塾の恐れがあるのは前田花恋さんだけではありません。親子さん達はもしかしたらあの憧れの御三家、有名校に手が届くかもしれないと、なけなしのお金を払い、あわよくばと期待を掛け、この塾に通わせた。けれど現実は違った。全く上がらない成績。ここまで金を注ぎ込んだから引くに引けない状況。そんな時、もし自分が親ならどうしますか?私なら転塾させますね」と黒木が話すと橘は何か方法はあるのか?と聞きます。
すると「放っておきましょう。何もしなくて結構です」と黒木は言いました。

麻衣は黒木に自分のせいで花恋は転塾するのでは?と言いますが「あなたのせいでも、あなたに何が出来るんですか?」と言う黒木。

井の頭ボウルで飲む麻衣達。
橘は、自分達には死活問題だと言いながらお酒を飲みます。
「成功報酬の事。保護者には言えない事だけど、うちらのボーナスは生徒の合格実績のポイントに応じて支給される契約なの。御三家に合格出来れば他の校舎よりポイントは高いの」と桂歌子(瀧内公美)が説明します。
そこに木村達がまたも、大変ですと言いながらやって来ました。
黒木がキャバ嬢と歩いているのを見たと。
こんな時にと怒る橘にルトワックの陰謀だと言う木村。

塾にやって来た花恋は上杉海斗(伊藤駿太)にルトワックを辞めて来たのは何故か?
出来の良い双子の弟はルトワックに残っているのにと話し掛けます。
海斗は怒り席を立ち教室から出て行きました。

花恋はトイレの鏡の前で友達と話しています。
「私、桜花もう無理かも」と花恋は言いました。

麻衣は花恋の資料を見ています。
保護者の欄を見ると両親は医者と書かれていました。
「しっかりとした良いお母さんよ。思っている事をはっきり言うタイプ。お父さんは単身赴任中。働きながらは大変だと思う」と歌子は話し「あのお母さんなら黙って辞めるって事はしないと思う」と言いました。

黒木が歩いていると灰谷が声を掛けました。
「大変な事になっているんじゃないですか?」と。
「桜花のトップ前田花恋が転塾となればあなたの面目も丸潰れ。桜花の将来にも大きな影を落とす」と言います。
そして成績優秀な生徒には桜花のやり方は合わないと。
「その答えを出すのはまだ早いんじゃないですか?」と黒木は言い立ち去りました。

ルトワックの体験入学に来た花恋。
問題を解き始めますが自分より早く解く人が沢山いる事に驚きます。

桜花を休んでいる花恋を心配する直江樹里(野澤しおり)。
麻衣を見つけ、麻衣のせいで花恋が来ないと言い、花恋は自分の目標だから居なくなったら自分も辞めると言いました。

塾には麗子から連絡が入り、今から行くと言っていると言います。

橘と麻衣が話します。
自分のせいだと謝る麻衣に「先生のせいではない」と言い、学校で友達と上手く行っていない事、でも桜花では友達が出来楽しく通っていたから驚いていると言い、でも本人の意見を尊重したいと麗子は話しました。

ルトワックの体験入学2日目。
テストが返され花恋は62点。
このクラスの最低点でした。
「嘘でしょう。私がビリって」と呟く花恋。
桜花ではあり得ない屈辱的な事が続き落ち込みながら歩く花恋を見かけた黒木。

夜中1時になっても勉強をする花恋を止める麗子。
落ちこぼれになりたくないと言う花恋。
麗子は自分がお風呂に入っている間に終わらせる様にと言いました。
問題が解けず焦る花恋はシャーペンで自分の足を傷付けてしまいました。

学校に行かず公園にいる花恋を見かけた麻衣は声を掛けます。
桜花に連れ戻したいのか?
私は桜花の為に勉強しているんじゃないと言う花恋。
「分かってる。前田さんにはルトワックに行っても頑張って欲しい。前田さんの考えを尊重したいと思ってる」と言う麻衣。
そして、花恋の足の傷に気付いた麻衣。
どうしたのか?と聞くと花恋は走って行ってしまいました。
その様子を見ていた灰谷。

灰谷は黒木に「随分と手荒な真似をするじゃないですか。転塾しようとする生徒を連れ戻そうとするなんて。お宅の女性講師は」と言うと黒木は驚きました。
花恋は苦戦していて、このまま成績が伸びなければ切らざるを得ない、あなたがしたのと同じ様にと。
そして海斗の成績が伸びず退塾させたのはあなたですね?と灰谷は言いました。

桜花では麻衣が黒木に花恋の足の傷の事を報告。
自傷行為ではないか?と。
それを聞いた黒木は「そろそろなのかも知れませんね。彼女の母親にいつでも連絡出来る様にしておいて下さい」と言いました。

街を歩く花恋の前に現れた黒木はいつもと違い髪をクシャッと、ネクタイを緩めたスタイルでした。
甘酒の缶を花恋に渡します。
「甘酒は飲む点滴と言うぐらい疲労回復に良いんだ」と言う黒木。
美味しいと言い飲む花恋に「自覚ないの?顔色悪いけど」と黒木は言います。
「今から飛ばすと2月まで持たないよ」と言う黒木。
すると、ルトワックに行かれたら困るんでしょう?と、やりたくてやってる事なのに、何故止めるのか?と聞きます。
「そうだよね。勉強が出来る子は何で褒められないんだろう?リレーの選手になれば喜んでくれるのに。クラスで1番、足が速いとか1番に逆上がりが出来た子みたいにクラスで1番勉強出来る子を褒めてくれれば良いのに。私を褒めてって思うよね。ルトワックはどう?あそこはレベルが高く、優秀な生徒だけが優遇され残って行く」と言うと涙を流す花恋。
「花恋にはトップが似合っている。その他大勢の場所なんて花恋のいる所じゃない。花恋は女王になれる場所でしか輝けない。花恋は女王様だ。少なくとも僕や桜花にとって。花恋ちゃんの席を空けて待ってるよ」と言いました。

自宅に戻った花恋を心配する麗子は涙を流し、それを見た花恋は泣き出しました。

桜花に花恋が戻って来ました。

どうやって説得したのか?と聞く麻衣に「説得なんかしていません。1番元気に泳げる池を教えてあげたんです。競争を煽り子供を追い込むルトワックのやり方は彼女には必ずしも合っていない。褒めて伸ばす桜花の方が彼女には合っている。転塾を直ぐに止めれば頭が良く自尊心が強い彼女は納得しない。不安や苛立ちの原因を取り除く事は出来なかったでしょう。1度やらせてみて気付くのを待つか、誰かに頼るのを待つか。彼女の母親は受験生の母親として理想的です。子供の自立心を尊重し、最大限にサポートする。ただし、相手は6年生。失敗や間違いをおかします。その時に必要な物は必ずしも一致しない。育つ環境を見まがえず提供していく。大人達がその経験から、子供達を慎重に導いてやらなくてはいけない。助かりましたよ。あなたがタイミングを教えてくれて」と黒木は話します。

「え?黒木先生は前田さんがここまで追い詰められるのを待っていたと?」と聞きます。
「はい。何か?私は医者でも母親でもありません。私の仕事は第1志望に合格させる事です」と黒木は言いました。

教室ではテストが返されます。
満点は花恋。
すると橘はさすが!と言いながら褒め始めます。

木村がまたも大変だと言います。
海斗がルトワックからやって来たとか、双子だとかと言い出し、黒木はルトワックのスパイかと思っていたが、海斗を桜花に連れて来た事から、実は桜花のスパイだったのでは?と言いました。

井の頭ボウルには校長の白柳徳道(岸部一徳)が大森紗良(住田萌乃)と囲碁をしています。
白柳をじいじと呼ぶ紗良。
そこに黒木が書類を持ち現れました。
そして紗良にそろそろと言い、白柳はあちらの人達にと手土産を渡しました。

紗良を連れビルの地下に向かう黒木。
またもSTARFISHと言うお店へ入ります。

中にはホステスらしき人が。
そして奥には制服姿の学生や子供達がいて勉強しています。
壁には都立高校受験の文字が。
勉強を教え始める黒木は問題を解いた生徒に優しく笑ったのでした。

4話のあらすじネタバレ

4月13日 入試まで294日。
桜花ゼミナールでは統一合格判定テストがゴールデンウィーク明けに行われる事になりました。
その前に行われる特別講習には全員参加をと、橘優作(池田鉄洋)が黒木蔵人(柳楽優弥)の様子を伺いながら説明しています。
「その通りです。そして、それはノルマです」と黒木は言います。
けれど、佐倉麻衣(井上真央)のクラスだけ3人不参加だと言います。
Rの生徒は必ず参加させて下さいと言う黒木は「良いですね?ノルマです」と言います。
5日間で5万円と言う値段に首を傾げる麻衣に桂歌子(瀧内公美)は夏期講習などの値段を全て言い年間で132万円掛かると説明をします。

講習に参加希望していない武田勇人(守永伊吹)のテストを見ながら溜息をつく麻衣。
それを見ていた黒木は「嘆かわしいですね。Rクラスは全体の底上げが必要ですね。合格者と不合格者はほぼ100%算数で差がつきます。算数を制する者は中学受験を制する。Rクラスはカリキュラムを一切無視して下さい。暫くは統一合格判定テストの過去5年間の問題をして下さい。宿題は算数を大量に出して下さい」と言いました。

麻衣は勇人の母、武田香織(星野真里)に電話をし、講習参加をお願いします。
香織は父、武田正人(塚本高史)に相談しますが、ゲームをしていてちゃんと聞いてはいませんでした。
正人は連休は泊まりでディズニーランドに行くからと、しかも高いからと反対します。
正人は勇人に塾に行くか、ディズニーランドに行くかどちらを選ぶ?と聞くと、勇人はディズニーランドと答えました。

ルトワックの講習、灰谷純(加藤シゲアキ)はクロトン学園の関係者からルトワックの生徒に我が校を受験させ、合格すれば謝礼を支払うと話しを持ち掛けられます。
けれど、灰谷は断り代わりに相応しい人を紹介すると話します。
しかし、自分の名前は伏せて下さいと言いました。

黒木はノルマはどうなりましたか?と聞きます。
2名は受講意思は確認出来ましたが…と麻衣が言うと「が?」と聞き返す黒木。
勇人は受けないと連絡があり、夫婦の意見が合わないからと不参加だと言われたと言います。
「ほ~お。なるほど。では、明日、両親を呼んで面談して下さい」と黒木は言いました。

正人は仕事を抜けられないと言います。

香織は面談の為、仕事を早退する事に。
しかし店長は帰る前に在庫整理をする様に言いました。
それは店長が発注ミスをした物でした。

麻衣は黒木に勇人のお母さんだけが来ると報告。
「それであなたはどうやって説得するんですか?ノルマは達成出来るんですか?佐倉先生は結構です。桂先生。今日の面談お願いしても良いですか?武田夫妻の地雷を見つけて爆破させるんです」と言う黒木。
それを聞いた歌子はニヤリとしました。

麻衣と歌子が面談をします。
正人はスマホのゲームばかりで話しを聞いてくれないと話します。
歌子は「見えます」と言い、勇人の家の再現を始めました。
テストの成績が悪く香織に叱られた勇人に、息抜きしようとゲームに誘う正人。
それを聞いた香織、その通りと言います。
香織は勇人の将来を考えているのにと嘆きます。
「日々、感情を押し殺し平穏に過ごそうとしているお母様の気持ち分かります。でも、私の経験上、ご夫婦の意見が一致していないと中学受験は失敗します。このまま、この調子で行けば2月にしたり顔でこう言われますよ。ほら、勇人はそんなに頭良くなかっただろ?。お母様、ここは頑張り時です。勇人君の一生が懸かっているんだから」と説得しました。

テストが分からないと頭を抱えている勇人。
それを見ていた麻衣は宿題はきちんとしているのにと首を傾げます。

答案をチェックする黒木。
未だ点数が取れないRクラス。
「偏差値を一気に上げる方法があります。統合判定テストの算数問題は8問あります。1問目は計算問題。1番成功率が高い基礎問題。そして、問題が進むにつれ難易度が高くなります。4つ目の問題までで大体半分。その丁度真ん中の4問目。ここであなたのクラスの問題は終わりです。後半は解く必要がありません。最初から半分ドブに捨てさせるだけですよ。どうせ2、3割しか点数が取れない連中は後ろの半分は解く必要がない、解く資格がないと言ってるんです」と言います。
麻衣は「そんな方法、皆んなを傷付けるだけです」と言いますが「綺麗事言わないで頂きたい。今、彼らがする事は点数を上げ、偏差値を上げる事です。もう良いです。明日から私がRクラスを見ます」と黒木は言いました。

そしてRクラスのテストの前。
黒木はテスト用紙の半分を破り、勇人達3人に渡し、後半はしなくて良いと言いました。
喜ぶ勇人達。
テストが始まりました。

麻衣がテストを採点。
3人は10点以上、上がっていました。
黒木は何故かわかりますか?と「違いは焦りですよ。問題は小問を入れて25問。そこから自分が出来る問題を見極めようとするだけで時間だけが経ち焦りの元になる。それなら初めから半分はやらなくて良いと問題をバッサリ取り除いて焦りもバッサリ取り除く。ただ、この方法は本番の受験では使えません。今日、この方法をさせたのは自信と得点欲を実感して欲しかったからです」と説明しました。

答案を返す麻衣。
点数が上がった勇人達は喜んでいました。

残業を始めた香織。
帰宅すると、正人も帰って来ました。
塾代の為、残業を始めたと言う香織に家の事やご飯はどうするのかと言いながらゲームをする正人。
毎年、上がる塾代。
講習なども高く、その為に遅くまで働くなんてバカ親と一緒だと、良いカモになってるんだと言う正人。
「そう言うのなんて言うか知ってる?資本主義の奴隷って言うんだよ」と正人は言いました。
そして「リアル課金ゲームだな」と言う正人にゲームで高い正人のスマホ代を塾に回したらどうだと言う香織。
正人のスマホを取り上げて怒り出します。
「課金するなら自分の子供に課金してよ。くそ強いキャラに育ててよ。勇人にどんな敵でもラスボスにでも勝てる様にくそ強い武器持たせてよ。課金ゲーム上等」と、これから掛かる塾では全て自分が支払うと言いました。

勇人が帰り、テストの点数が上がったと正人に報告。
そして、今年はディズニーランドは我慢すると言い、宿題をする為に部屋に向かいました。

灰谷が麻衣に声を掛けます。
黒木の様子を聞く灰谷。
麻衣は「敵わないですが、最終的にいつも色々と教えられて。尊敬しています」と言う麻衣に「信用しない方が良いですよ。彼の事は。その内あなたにも分かりますよ」と言い灰谷は立ち去りました。

香織の職場では、店長が自分のミスを従業員のせいにしたと本社の人がやって来たと聞き、香織は店長試験を受ける決意をした様子。

一方、正人は塾に講師の代金を支払いに来ていました。
黒木は正人に声を掛けて話しをします。
それを聞いた麻衣は慌てて向かいます。

正人が納得していないと感じた黒木は代金を返そうとします。
スマホゲームの話しを始める黒木。
ゲームの話しで盛り上がる中、麻衣がやって来ました。
そして香織が怒った時の話しをすると「仰る通り受験は課金ゲームかもしれませんね。ゲームの達人でいらっしゃるお父様なら分かると思いますが、敵を倒し次に進む。そして何より大事なのがタイミングです。課金して武器を揃え装備させてもタイミングを間違えてはお金をドブに捨てている様な物です。勇人さんは今、自分の可能性に目覚め始めています。ここはどうかお父様とお母様が稼いだお金を勇人さんに使ってみてはどうでしょうか?私達はそのお気持ちに答えられる様に精一杯キャリーさせて頂きます」と言います。
「上手い事言いますね。勇人をよろしくお願いします」と正人はお金を渡しました。

麻衣は宿題のノートを勇人に返します。
けれど、間違いが多くどうしたの?と聞きます。
すると謝る勇人。
今まで答えを見ていたと話しました。
「子供は大人が思っている以上に子供で思っている以上に大人です」と黒木は言いました。

井の頭ボウルで酔っ払っている歌子の話しを聞く麻衣達。

灰谷が黒木を待ち伏せし声を掛けました。
麻衣と話したと言う灰谷。
「あなたの真の理解者は私だけだと思っていました。かつてはですけど。上手く味方につけた物ですね。こんな簡単に人を裏切るあなたの事をご存知ない様で。その内必ず尻尾を掴みますよ」と灰谷は言いました。

白柳徳道(岸部一徳)と話す黒木。
あちらの塾は?と聞く白柳。
ちゃんと振り込んでおいたと言い「先立つ者はお金ですからね」と白柳は言いました。

歩いている黒木にクロトン学園の関係者が声を掛けました。
そして、黒木は車に乗り込んだのでした。

5話のあらすじネタバレ

黒木蔵人(柳楽優弥)が生徒1人受験させてくれれば、1人につき100万円の謝礼を支払うと言う話しに興味深いと答えます。
そして、少し時間が欲しいと言いました。

6月15日。
受験まで231日。
成績順のクラス発表が行われました。
上がる子もいれば下がる子もいる。
木村大志(今井隆文)は、そろそろクレームの電話が鳴り始めると言います。
佐倉麻衣(井上真央)がどう言う事かと聞くと、桂歌子(瀧内公美)が「うちの子はあんなに頑張っているのに、どうしてクラス上がらないんですか?って」と答えます。
すると「その心配は無用でしょう。一点刻みの成績表を見せれば文句は言わないでしょう。これ以上はっきりした結果はありませんから。受験では努力は評価されません。全て点数評価ですから」と黒木は言います。
歌子のクラスからオメガクラスに上がった生徒がいない事から、歌子は5年の復習をさせたい、けれど親からクレームが来ると思うと話します。
そこで黒木は夏期講習に特別テストを実施すると。
「オメガクラス選抜テスト。このテストの合格者は特別にオメガクラスに昇格させます。そしてテストは5年生の問題から出ると告知します。これで嫌でも子供達は復習をしクレームもなくなります。定員は最大で3名。オメガクラス編入と言うエサを大いにばら撒いて下さい」と説明しました。

オメガクラスに上がれるチャンスと盛り上がりを見せるAクラス。
結局、クレームの電話はなかったのですが、オメガクラスの島津順(羽村仁成)の母親がお弁当を届けついでに橘優作(池田鉄洋)を訪ね、夏期講習の方針を聞かせて欲しいとは言って来たと言います。
それは、いつもの事の様子。
オメガクラス不動の一位と言う順の父は担任講師のやり方に不満があるのだと言います。
木村は、不満なら辞めれば言いのにと言うと「そう言う訳には行かないの」と橘と歌子は声を揃えて言いました。

順の自宅。
順の母、島津優子(遠藤久美子)が山積みにされた父が作った問題を見て、終わっていない事を心配しています。
その時、父の島津弘(金子貴俊)が帰宅。
塾の宿題はやらなくて良いと言う弘は塾の宿題を見て、床に放り投げます。
夏期講習のプランを見て怒り出す弘。
順にはもっと高度なプランでなければと言います。
怯える優子と順。
そして「パパの言う通り勉強すれば良いんだ」と弘は言いました。

7月21日。
入試まで195日。
夏期講習が始まりました。
13時から20時までの授業。
生徒達の前で「夏期講習は天王山。学力を上げる最後のチャンスです」と言う黒木。

予想以上に過酷な夏期講習には予想以上な事が起きる。
トイレから悲鳴が聞こえ、麻衣が向かうと濡れたトイレットペーパーが床に散乱。
それを見た歌子は「漏らしたね」と言いました。
集中する為、ギリギリまで我慢し駆け込んだが間に合わなかったのだろうと。

夏期講習中には顔色も気にする様にと歌子は言います。

そして、事件が起こりました。
順と上杉海斗(伊藤駿太)がつかみ合いの喧嘩を始めたのです。
話しを聞くと先に手を出したのは海斗。
海斗は泣きながら「あんな酷い事を言う奴に手を出すなって無理だ」と言います。
麻衣が何を言ったのかと聞くと「偏差値60以下の学校なんて学校じゃない、そんな所、目指してるなんて、マジ、ゴミだし」と言ったと言います。
黒木は順に戻る様に言い、オメガだけが使える自習室を用意すると言います。
そして海斗に「今後一切、島津さんと揉め事を起こさないで下さい」と言いました。

黒木の対応に意見する麻衣に「悪いのがどちらかを裁くのは塾の仕事ではありません。残念ながら塾では道徳と言う科目は教えていませんので」と言います。
麻衣は、黒木を尊敬しているけれど今のは違うと言いますが「あなたは見誤っている。上杉海斗はそんな弱い子じゃありません」と黒木は言いました。

海斗は麻衣に「僕、間違ってないよね?」と聞き、自習室に戻って行きました。

歌子は何故、順は海斗ばかりを目の敵にするのか?と言います。
以前も揉めていたのだと言います。
それを聞いた木村は「黒木って佐倉先生ばかりイジメますよね?そんな事ないですか?」と言います。
歌子は見込みがあるからだと言い、麻衣は打たれ強いと言います。

海斗が気になる麻衣。
道で見掛けたルトワックの講師、灰谷純(加藤シゲアキ)に声を掛け話しを聞きます。
ルトワックにいた海斗を辞めさせたのは黒木だと。
「切り捨てたと言う見方も出来るが、黒木先生なりの考えや見通しがあったって言う事なんでしょうね。実際6年になって成績が上がったと言う事ですし」と灰谷は言います。
話しを聞き帰ろうとする麻衣に「佐倉先生は黒木先生がルトワックを辞めた本当の理由、ご存知ですか?」と聞き麻衣は「いいえ」と答えました。

夏期講習を受ける順の耳の後ろに傷の様な物がありました。

弘が帰宅し怯える優子と順。
新しい参考書を買ってきたと言い順に解く様に指示します。
タイマーがセットされ「始め」と弘が言いました。
時間になり参考書を見た弘は、順にお風呂に入る様に言います。
そして、怖い顔つきになり優子に参考書を見せました。
「どう言う事だ?これは偏差値58の学校の入試問題だ。半分も出来ていないとはどう言う事だ。何やってんだよ」と参考書を壁に叩きつけます。
塾の宿題が多く弘が用意した参考書が出来ていなかったと言う優子に怒り暴れ出す弘。
そして、塾に行き、カリキュラムを変更する様にクレームをつけろと言い、順の耳の後ろに出来た傷の事を言い、そんなクズとは一緒に勉強は出来ないと言って来る様に命令しました。

社長の白柳徳道(岸部一徳)が吉祥寺のビルの1フロアを買い取ったと話し、新たに出来る吉祥寺校は黒木に任せると。
たがら意見を聞きたいと言います。
白柳から大森紗良(住田萌乃)に渡して欲しいと荷物を預かり、紗良に電話をする黒木。
そして頼みたい事があると黒木は言いました。

海斗が塾に向かう途中、神社で座り込む順を見掛けます。

優子が塾にお弁当を届けると、順はまだ来ていないといわれます。
朝、家を出たと言う優子は順に電話をしますが繋がりません。
すると黒木が現れ「家で何か変わった様子は?」と尋ねます。
参考書が出来なかったと話す優子は混乱し泣き出します。
黒木は「安心して下さい。私達が見つけますので」と言いました。
その様子を見ていた海斗が走り去って行きました。

探しに行こうとする麻衣を止める黒木。
走り去った海斗に気付いていた黒木は「きっと島津さんの居所に心当たりがあるのでしょう」と言いました。

海斗が座り込む順の前に立ちます。
「親に期待されていると塾休むのも大変なんだな」と海斗は言います。
優子が来て、動揺していた様子を教える海斗に「お前だって授業中じゃないの?」と聞く順。
「俺なんか居なくなっても誰も何も思わないよ」と言うと、海斗のスマホに塾から電話がかかって来ました。
「そうでもないんじゃね?」と言う順。
海斗が電話に出ない為、麻衣が探しに行きます。

あちこち探す麻衣。

神社で話す2人。
何故、ここが分かったのか?と聞く順に「時々見掛けてたし今日も朝、見掛けたし。お前桜花のトップで有名人だから目立つんだよ」と言う海斗。
何故、ルトワックを辞めたのかを聞く順に「分かってんじゃん。そんなの。成績落っこちてクビになっただけだよ」と答えます。
「俺さ、4年生の時ルトワックのSクラス落ちたんだよ。それが悔しくてさ。桜花で1番になってやるって」と話す順に「何かかっこ良いな。そう言うの」と海斗は言います。
ルトワックのトップクラスにいたのに、今はAクラスにいる海斗が許せなかったと話します。
海斗は自分は誰からも期待されていないと言います。
「そんな事ないよ。黒木先生が言ってたんだよ。いつかお前が俺のライバルになるって。いつか机を並べる日が来るって」と順は言い、オメガクラスの選抜テストを受ける様に言いました。

家での勉強のやり方を話す優子に「それは無茶なやり方です。この時期トップの子でも偏差値54の問題を解くのは難しい。中学受験には正しい勉強法が必要なんです」と言う黒木。
その時、麻衣から連絡が入り順が見つかったと報告。

戻って来た順を抱き締める優子。
中学受験も塾も辞めて良いと言う優子に「辞めない。辞めたらママが虐められる」と言います。
そこに弘がやって来て、優子を殴ろうとしました。
黒木と目が合い手を下ろす弘は順を怒ります。
「時間がないのにバカの相手をしている暇は無いだろ」と言う弘に「僕の友達を馬鹿って言うな」と言います。
弘は順を連れ帰ろうと廊下に出ると海斗がいました。
「待ってるからな。オメガで」と言う順に何かを決意した様子の海斗。

麻衣はどうすれば良いかと黒木に尋ねます。
「これ以上の事は何もする事はないかと。塾講師に家庭の問題に踏み込む権限はありません」と言いました。

黒木を待ち伏せし後を尾ける灰谷。
いつもの様にビルの地下の部屋に向かう黒木。
部屋からは子供達が出てきました。

桜花に紗良がやって来ました。
驚く麻衣と歌子。
黒木の手伝いで来たと紗良は言いました。

6話のあらすじネタバレ

塾を訪れた大森紗良(住田萌乃)に不登校の柴田まるみ(玉野るな)をこっそり教える黒木蔵人(柳楽優弥)。
すると紗良はまるみに声を掛けました。
教室で話す2人。
黒木との出会いを話す紗良。
紗良が通う二葉女子学院の事を聞くまるみに学校の事を話します。
制服は着ても着なくても自由だと言い、個人の自由が尊重されるのだと言います。

まるみの母、柴田美佐子(月船さらら)がまるみに声を掛けます。
眠っていたまるみはカーテンを開け、登校する近所の子達を眺めていました。

まるみは廊下に張り出されている各学校の偏差値表の二葉女子学院の所を見て小さくため息をつきました。
黒木が声を掛けるとまるみは二葉女子学院の事を相談します。
偏差値が足りない為、大変だけれど目指してみないか?と、オメガクラスの試験を受ける様に黒木は言いました。

ルトワックの講師、灰谷純(加藤シゲアキ)が、生徒を受験させればお金を渡すと言って来た男性に、黒木が通うSTARFISHの事について調べさせていました。
そこは無料の塾で色んな年代の人、学生や大人が通っているのだと言いました。
ただ、その場所は吉祥寺で家賃は相当高いはず、タダで運営なんて出来るのか?と言いました。

桂歌子(瀧内公美)が井の頭ボウルのマスター大森新平(加治将樹)に黒木と紗良の関係を聞いていました。
不登校だった紗良を黒木が救ったのだと言います。

そしてオメガクラス選抜テストが始まりました。
採点をする講師達は驚きます。
全体的に学力が上がっていたのです。
そこに黒木が現れ「テストの結果は夏合宿の初日に張り出します。子供達の部屋割りも私が決めますので」と言いました。

佐倉麻衣(井上真央)が紗良と弓道をしています。
紗良は不登校の時の話しをし、勉強の事を心配したマスターが黒木の事を知り通う様になったのだと言います。
「自分の力で自分の居場所を見つける事が出来る」と黒木が教えてくれたのだと。
麻衣は黒木が本当の事を話してくれないと言いますが、紗良は「本当の事しか言わないってイメージです」と言いました。
そして紗良は黒木がど近眼で八重歯があると黒木の秘密を教えました。

夏合宿が始まりました。
黒木は橘優作(池田鉄洋)にテストの結果と、部屋割り表を渡しました。
バスを見送る白柳徳道(岸部一徳)は隣で見送っている黒木に「参加しないんですか?」と聞きます。
「私はバスが苦手なので」と黒木は言いました。

黒木は白柳に個別指導塾の計画表を見せます。
集団が向かない子供の為にと。
そして、この塾の補習塾ではなく別塾として登記して欲しいと黒木は話します。
金額は高めに設定されている様で、白柳は黒木に任せると言いました。

生徒達はクラス割りと部屋割り表を見ています。
まるみはオメガクラスに。
直江樹里(野澤しおり)が同じ部屋だとまるみに話し掛けて来ました。
良く喋る樹里に驚くまるみ。
まるみの髪が綺麗だと、結ばせてと言いました。

灰谷は合宿に向かおうと車に荷物を積んでいる黒木に灰谷が声を掛けました。
そしてSTARFISHの事を聞く灰谷。
ずっと隠し続けていた秘密がやっと分かったと。
「あんな塾の為にルトワックを辞めたんですか?あの塾はあなたにとってどんな価値があるんですか?」と聞く灰谷。
「私は星を拾って投げてるだけです。これを」と一枚の紙を渡し、黒木は行ってしまいました。
その紙を灰谷が見ると招待状と書かれ、9月のお誕生日会と書かれていました。

合宿2日目。
小テストの結果が張り出されます。
それを見たまるみは落ち込んだ様子。

まるみは樹里の偏差値が72と聞き驚き、そして樹里の志望校が二葉女子学院と聞き驚きました。

どの授業も楽しく考え受ける樹里。

合宿も終わりを迎えました。
最終日。
皆んなでスイカを食べていると花火が打ち上がりました。

落ち込みながら帰るまるみ。
母、美佐子はまるみがオメガクラスになった事を喜びますが、まるみは泣き出しました。
「私、やっぱり二女なんか目指してバカだった。私なんかが受かりっこない」と言いました。

塾のお休みの日。
仕事をしようと立ち寄った麻衣。
黒木に会い話します。
まるみと樹里。
「私はあの2人の掛け合わせによる化学反応を期待しています。タイプの違う2人の混ぜ合わせです」と黒木は言います。
麻衣は「黒木先生の事ですから。柴田さんの実力や性格を見越しての事なんでしょけど、私には少し苦しそうに見えて」と言うと電話が鳴りました。
まるみの母、美佐子でした。

美佐子が塾にやって来て、オメガクラスから元のクラスに戻して欲しいと。
二葉女子学院ではなく、まるみの実力に合った学校を受験させたいと話します。
黒木は分かりましたと言い、合宿での様子を話す黒木と麻衣。
友達と仲良く過ごしていたと聞き驚く美佐子。
黒木は「お母さんに弱音を吐いた事も成長の1つ。そうお考えになってみてはいかがでしょうか?もう少し様子を見させて頂いてもよろしいでしょうか?ご安心下さい。我々がサポートしますから」と言いました。
「はい。よろしくお願い致します」と言う美佐子。

「中学受験は本人よりも先に親の方が根を上げます。子供は大人が思っているよりタフなものです。ですが、この夏合宿で理科、社会を遊び感覚で覚え、算数の難問を鼻歌混じりで解く。あの直江樹里の天才っぷりに驚かされたのも、また事実でしょう」と言う黒木。
「このまま、あの2人は離れて行くんでしょうか?」と心配する麻衣に「秘策があります」と黒木は言いました。

黒板には席順の表が張り出されていました。
樹里とまるみは隣同士。

漢字テストが終わり隣の人の答案の答え合わせをする事に。
樹里の満点の答案を採点しながら「凄い」と呟くまるみ。
それを見ていた歌子は幾つかの漢字に小さく丸をつけ「直江さんの答案をチェックする時の注意点。止め、払いがめちゃくちゃなの。だからきちんと採点すると」と言いながら、12点になってしまった答案を樹里に見せました。
丁寧に書く様に言う歌子に、まるみのは凄く綺麗だと言い答案を見せます。
そして「全部埋めてる直江さんより柴田さんの方が点数取れてるよ?」と歌子は言いました。
「私もまるみの几帳面さを見習わなきゃ」と言います。

樹里はまるみを自宅に連れて行きます。
樹里の自宅は美容室。
美容室の奥にあるスペースでいつも勉強していると話す樹里。

樹里がトイレに行ってる間、樹里のお母さんが樹里の話しをしてくれました。
あんな調子だから、学校で浮いていると言う樹里。
お母さんがつい、派手な髪型や服装にしてしまうのだと言います。
そして、二葉女子学院は服装が自由だと聞いて樹里は通いたいと言い出したのだと話しました。

樹里とまるみは一緒に勉強を始めます。
まるみは樹里に漢字を。
樹里はまるみに算数を教える事に。
算数は楽しくないと言うまるみ。
樹里は国語は嫌だと言います。
樹里が「私達ってまるっきり逆だね」と言うと、顔つきが変わるまるみ。
「そもそも、何でまるっきり逆な私なんかと?私は樹里とは違う。頑張っても頑張っても全然できる様にはならない。樹里の国語と一緒にしないで」と言いお店を出て行きました。

追い掛ける樹里。
暫く走りまるみが立ち止まります。
「一緒にしないでって、こっちが言いたいセリフだよ」と言う樹里に「私なんて全然出来ない。最初から一緒じゃないよ」と言うまるみ。
「だから、そう言う事じゃなくて。5年の時からオメガなのにずっと同じ位置なの」と樹里。
樹里はまるみが、コツコツと自習をする所。
嫌いな科目も一生懸命する所。
そして、本気を出せば何人も抜き、オメガに上がって来た事。
「まるみは伸びしろしかないじゃん」と言いました。
暫く間が開き「分かった。私、二女目指す。樹里と一緒に二女行きたい」とまるみは言いました。
そして2人は笑顔に。

黒木が保護者と面談し志望校を選び、それから志望校特訓授業を行うと発表。

まるみと樹里は仲良く塾にやって来ました。
それを見ている麻衣に「活発なのは似合わないと周囲に見られていた柴田さんも実際は直江さんの様になりたいと憧れていた。それは憧れの天才側も同じです」と黒木は言いました。

2人のリュックにはお揃いのぬいぐるみのキーホルダーがつけられていました。

7話のあらすじネタバレ

9月になり統一合判模試が行われました。

9月9日。
入試まで145日。

模試の結果を見て講師達が溜息をつく中、黒木蔵人(柳楽優弥)は「夏の成果は9月には出ません。全国の受験生の学力が上がっているからです。この夏、頑張った生徒も点数は上がっていても偏差値を見ると横ばい。下がる事もごく普通の現象です」と言います。
佐倉麻衣(井上真央)が「これから先、偏差値を上げる事は…」と聞くと「不可能…とは言いませんが至難の業です。皆さん良いですか?我々が心を砕かねばならないのは、上がらない偏差値を見たお客様をいかにして黙らせるか?偏差値が上がらないと知れば受験から撤退を始めます。我々の最重要課題は、そんなパニくったお客様を静め、いかに受験をいえ、この塾を辞めさせないかです。秋は収穫の季節です。日曜特訓、志望校別特訓、お正月特訓。塾の本気の集金はこれからです。皆さん明日から保護者面談が始まります。この結果に不安を訴えるお客様には、夏の成果が出るのは秋以降です。とでも言っておいて下さい」と話しました。

授業が終わり机の上にノートを忘れている石田王羅(横山歩)にノートを渡す麻衣。

橘勇作(池田鉄洋)は黒木は子供の事よりお金儲けの事ばかりだとボヤいています。
木村大志(今井隆文)が噂だと前置きし、この塾が上の階をワンフロア買い取ったと聞いたと話します。
森あおい(寺川里奈)は黒木から5階にお茶を持って来る様に頼まれ、図面を広げて業者っぽい人と話していたと言います。
だから、集金なんだと橘は言いました。

保護者面談が始まりました。
泣き出す親、合格出来る様、必死に頼む親など様々。

自習室では王羅が炭酸のジュースを吹きこぼし大騒ぎになっていました。
講師達も手を焼いている様子。
王羅が遅れ気味に塾に行こうと、マンションの階段を降りると、一階の鍼灸院で働く母、石田三枝子(岩崎ひろみ)に見つかり、早く行く様に言われてしまいます。

塾に行く途中、池でザリガニを見つけた王羅。
そして、びしょ濡れの泥まみれで塾にやって来ましたが、王羅は笑顔。
講師達は困惑していました。
その様子を廊下から見ている黒木。

橘が王羅の服を洗います。
そして、受験はどうするのか?と聞きますが、どこでも良いと答え「これからは点数をつけられる人生が続くから勉強をしておいて損はない」と言う橘に「この前没収したトレカ返して」と手を出す王羅。
橘は呆れながら「話し聞いてた?」と言いました。
麻衣は王羅の事を橘に相談します。
どうすれば勉強してくれるかと。
そして「橘先生は優しいんですね」と言う麻衣に「あいつ毎日塾に来てるじゃない。俺達はいつの間にかそれが当たり前だと思ってるけど、そもそも小学生が毎日塾に来て座ってるのが凄くねー?凄いんだよ。そこから認めてやんないと、本来の小学生なんか皆んなあんな感じだぜ。でもここから先は考えないとな。皆んな必死に勉強し始めている。他の生徒に迷惑掛けるのはちょっとな」と橘は言いました。

王羅の母、三枝子と面接をする麻衣。
父とは死別し働きながら育てていると話します。
三年生で学童保育が終わり、それからは祖母が放課後、面倒を見てくれていたと話します。
王羅はカードゲームが好きで、けれどのめり込んでしまう所がありカードを買う為、祖母の財布からお金を取ろうとした所を見てしまったのだと。
三枝子が怒ると「おばあちゃんがお小遣いくれない。凄いカードがないと仲間外れにされる。強いカードが欲しい」と大泣きしたと言います。
そして、手が掛かり過ぎて祖母も長時間見れず、預け先がない時に塾が1番長く預かっていると知り通わせる様になったと言う三枝子。
橘が凄く気に掛けてくれていて感謝していると言いました。

大森紗良(住田萌乃)から会えませんか?と麻衣に連絡が入ります。

自習室にゲームをしながら入って来た王羅に大内礼央(粟野咲莉)が我慢出来ずに怒り出しました。
橘が部屋に入ると、大声を出した礼央だけを叱り王羅には注意をしませんでした。

そして礼央の母から連絡が。
王羅がいる為、勉強が出来ず注意をしたのに礼央が怒られたとクレームが。
母の怒りは相当で、橘の対応は最低だと黒木は言いました。
橘は礼央が大声を出していた所だけを見て対応したと、そして礼央に勘違いを謝罪し、礼央から何とかしてと頼まれてしまいました。

紗良と待ち合わせSTARFISHに連れて来られた麻衣。
そこで灰谷純(加藤シゲアキ)に出会います。
紗良は今月お誕生日ですか?と灰谷に聞き、そうですと答えると中から黒木が現れました。
麻衣がいる事に動揺する黒木。
部屋では月に一度のお誕生日会が開かれていました。

麻衣と灰谷と1人の生徒の誕生日を祝うケーキと料理が用意されています。
生徒に優しい笑顔を向ける黒木に驚く麻衣と灰谷。
この塾は子供から大人まで色々な世代の人が通い、子供達は1人親やお金がなく塾に通えないのだと紗良は説明します。

麻衣と灰谷が話しながら帰ります。
黒木がルトワックを辞めた理由はあの塾だったんだと言う灰谷。
以前、ルトワックの社長が個人で塾を始めた黒木に、どちらを取るのかと迫り、そして黒木はSTAR FISHを選んだのだと言います。
辞めた理由を知りたいと思って居た灰谷は「やっぱり私には分かりません」と言い帰って行きました。
麻衣は自分が自転車を忘れて来た事に気付き引き返しました。

黒木が現れ麻衣は誰にも言わないと言いました。

黒木が王羅の母、三枝子と話しをした様で麻衣が聞くと「王羅さんにとって最善の選択をさせてもらいました。王羅さんが周りの生徒より幼く勉強に向いていないにしても塾に通わない理由にはなりません。皆さんに報告いたします。王羅さんには退塾して頂く事になりました」と黒木が説明すると橘は反対しました。
そこに社長の白柳徳道(岸部一徳)がやって来て「この上の5階に個別指導塾ブルーミングを開校する事になりました。来年からの予定でしたが黒木先生の要望で今月からプレ運営する事になりました」と説明。
そして、王羅はブルーミングに移る事になりました。
社長は橘にブルーミングの校長をお願いしたいと言いました。
それは黒木からの推薦だと。

社長は麻衣と話します。
子供達は受験に向け変わって来たと感じると話す麻衣に「変わって来たのはあなたの方じゃないですか?黒木先生を助けてあげて下さいね」と社長は言いました。

灰谷が黒木を訪ね話しをします。
「自分には理解が出来ない、あんな塾を見せられ生徒を見せられて。私が平伏して涙を見せるとでも思ったんですか?」と聞く灰谷。
「私はあの塾で感じる居心地や幸せをあなたにも感じて頂きたかった」と答える黒木に「社会貢献している気分で、それで幸せ?」と反論する灰谷。
「最初はそうだったかもしれません。でも今は私があの子達から多くのものを与えてもらっていると感じています。それがどうしてなのか?あなたに尋ねたかった。あなたは私の理解者だと言っていた。あなた程の人ならそれを私に教えてくれるのではないかと。だからあなたをパーティーに招待したんです」と黒木は言いました。

9月24日。
入試まで130日。
礼央と話す麻衣。
自分はもう気にしていない、集中力がないのを人のせいにしてはいけないと母から言われたのだと言います。
それを聞き感動する橘。

麻衣が王羅の宿題ノートを見て笑い、それを橘に見せます。
そこにはパラパラ漫画が。
怒っている顔から笑顔になる橘の顔。
それを見て嬉しそうに笑う橘は王羅にノートを返しに行こうとします。
エレベーターに向かうと王羅が。
けれど、王羅は今日から5階のはず。
間違えてしまった様です。
「いけねぇ」と頭を掻く王羅に「本当、お前は大物になるよ。5階に行ったら勉強頑張るんだぞ。俺は見てるからな」と橘は言いました。

麻衣は島津順(羽村仁成)の両親が面談の時間になっても来ない為、溜息をつきます。
すると、母から泣きながら電話が入り面談に行けないと。
すると父の声で「もう塾には頼らないと言っただろう」と怒鳴り声が。
順は無理やり勉強をさせられ、止めに入る母を突き飛ばし、黒木が鳴らし続ける電話をうるさいと放り投げました。
受話器が外れ叫び声が聞こえ黒木は走り出しました。

サイレンが鳴り順の家の前には何台ものパトカーが止まっていました。

8話のあらすじネタバレ

島津順(羽村仁成)の家に向かう黒木蔵人(柳楽優弥)と佐倉麻衣(井上真央)。
家の前にはパトカーが数台止まっていて親子喧嘩だと話しています。
中に入る黒木と麻衣。
荒らされた部屋の中に座り込む父の島津弘(金子貴俊)。
「息子も家内も出て行った。暴れるだけ暴れてね。だから警察を呼んでやった」と言う弘。

島津優子(遠藤久美子)に暴力を振るい、それを止めようと順が弘に向かって行きます。
すると、親に暴力を振るうのかと怒り出した弘は警察に電話をします。
耐えかねた優子が順に「出て行くわよ」と言ったのだと話す弘。
誰よりも順の将来を考えていると。
受験は苦しさに耐えるもの。
そうやって自分は大学に合格したと言う弘。
それを聞いた黒木は「あなたはその苦しさを乗り越えた。ご立派だ。しかしあなたが大学受験をしたのは18歳。順さんは今12歳。40キロそこそこの体重で10キロ近い勉強道具を背負って毎日塾に通ってるんです。そんな重たい荷物を毎日背負ってたんだなと、一言掛けてあげる事は出来ませんか?」と言いますが「何を甘っちょろい事を」と言う弘。

優子が順を連れ塾を訪れていました。
優子と話しをする黒木。
迷惑を掛けたと謝る優子。
受験を止めると優子は言います。
弘との離婚を考えていると涙を流します。
疲れ果てている優子を気遣い、後日改めて話しをと黒木は言いました。

2人が帰ると、黒木は麻衣に謝りました。
「家庭への介入はこれ以上出来ないとあなたに言ったばかりだったのに」と。
放ってはおけないと言う麻衣に「全ては私の未熟さ故の行動です。島津さんとの面談は私がします」と言いました。

順は優子の実家へ。
祖母におはようと言う順。
台所に優子がやって来て「順は自慢の孫だよ」と祖母が優子に言いました。

塾では講師達が順を心配していました。
成績が下がって来ていた順に何か出来ればと言う橘優作(池田鉄洋)に「それは越権行為。塾の講師が踏み入ってはいけない領域」と桂歌子(瀧内公美)が言います。
そして、黒木の今回の行動はやり過ぎだと言いました。
麻衣は「子供自信を救う事は私達がやるべき」と言いました。

面談が引き続き行われます。
色んな事を言う保護者に合わせて様々な資料を見せ受験校を紹介する黒木に麻衣は感心。
いつの間に資料を作成しているんだろうと歌子に話します。
良く子供達を見ているからだと言う歌子。

オメガクラスでは順が欠席している事を上杉海斗(伊藤駿太)が気にしていました。

黒木は一人一人の生徒に受験プランを作成していました。
立ち上がった黒木はフラつき倒れてしまいます。
物音に気付いた麻衣が部屋に入り慌てて駆け寄ります。

黒木は頼みがあると言い、大きな鞄を指差して「その荷物をSTARFISHに届けて欲しい」と言います。
向かう途中、灰谷純(加藤シゲアキ)に連絡。
灰谷が黒木を病院に連れて行くと、きちんと食事をしておらず、疲労だと診察されました。
必死になる黒木を尊敬していたと言う灰谷。
「離れてしまってから何も言ってくれない事に腹立ち、つい煽り立てる様な言い方をしてしまいました。挙句、あの人に招かれたのがあの塾でした。何なんでしょうね。STARFISHって」と話す灰谷。
「私はそのまま受け止めました。最初はあんな優しい黒木先生を見て驚きました。でも子供に接する優しさは桜花でも一緒だなって。やってる事も全て子供達の為なんだなと感じました」と話していると黒木が現れ、もう大丈夫だと。
そこに看護師がやって来て「まだ点滴終わってないですよね?」と言いました。

黒木が塾に来ていない為、麻衣は1人で保護者面談をする事に。
鈴蘭女子を希望する保護者に調べた限りの秘策を説明する麻衣。
それを廊下で見ていた黒木。

面談が終わり黒木が来ていた事に驚く麻衣。

優子はパートの面談が上手く行った様子。
順に暫くはここに居て、その内、2人で住みたいと話す優子。
その為、順が受ける中学は無理だと、志望校は弘が決めた学校だから、もう一度考え直す必要があるのだと話しました。

塾では海斗の母、上杉麻沙子(馬淵英里何)と黒木が面談。
海斗はスポーツが得意だから勉強で無理をさせたくないと言う麻沙子。
それを聞いた黒木は「それで海斗さん本人の希望と合致していないんですね」と黒木は言います。
本人の希望を見て驚く麻沙子。

順が塾にやって来ました。
黒木に話しがあると言います。
順は受験を止めると言い自分で決めたと言います。
優子と2人で住む事になれば私立は贅沢だからと。
そして、受験を止めると言ったけれど自分が解いた問題を見てほしいと言いました。
楽しそうに問題の解き方を説明する順を見つめる黒木。
問題を解き終わるとポケットから赤ペンを出して大きな花マルを書き「鮮やか」と笑顔で言う黒木。
「やっぱ最高だよね。開成の問題。こんな問題出す学校にチャレンジしたかったな」と涙を流す順。
そして優子が塾にやって来ました。

経済的に私立が難しいなら学費が格安な国立や都立の中高一貫もあるから検討してみては?と話す黒木。
順は「俺は止めるんだって」と言う順。
「私はこの子が決めた事なら。我が家はそう言う事で」と優子は言います。
すると、最後に1つだけ提案がと言う黒木。
そして開成中学の募集要項を見せながら、そこには奨学金制度の事が書かれていました。
「開成中学の他にも奨学金制度がある学校は沢山あります。でも、その多くは優秀な生徒を集める為の特待生制度です。ところが開成中学の奨学金制度は大きく違います。成績で選抜される制度ではありません。もちろん、入試で合格しなければいけません。奨学金には別の選考基準があります。その基準は年間所得218万円以下、給与収入400万円以下の世帯の指定、そして奨学金希望者は入試前の11月に個別面談を受けて頂く必要があります。開成に通いたいにも関わらず経済的理由から、それを断念しようとしている生徒の為の制度です。もしも経済的に不安をお持ちなら、こういった制度もあると言うご紹介です。つまり経済的理由は順さんが受験を諦める理由にはならないと言う事です」と説明します。

経済的理由だけではなく、父親が無理矢理に受験をさせようとしていただけだと話す優子。
黒木は「無理矢理?そうなんですか?順さん」と聞く黒木。
順は「無理矢理って訳じゃないよ。本当は自分の力を試したい。開成受験したい」と言います。
「それが正直な気持ちなの?」と聞く優子に頷く順。
優子は「先生、先生を信頼してこの子を預けます」と優子は言いました。

麻衣が黒木にお弁当を渡します。
井の頭ボウルのマスターに頼んで作って貰ったからと。
「食べるだけは食べて下さい。本当、体だけは気を付けて頂かないと。皆んな黒木先生を頼りにしています。生徒達も親御さんも私も」と伝えました。

神社の鳥居の前にいる順に声を掛ける海斗。
「どうしたの?神様にお願い事でもある訳?」と聞く海斗に「ここの神様侮るな。ここは俺の守り神。小ちゃい頃から、いつもここでお願い事してた」と言う順に「じゃあ、お願い事でもするか。合格祈願ってやつ。俺のお願い事、とっておきだけど、声に出して言うわ。神様お願いします。俺にも開成をチャレンジさせて下さい。無理だって分かってる。でも俺も1番上を目指してみたい。島津みたいにてっぺん目指してみたい。ママは絶対許してくれない。今は。でも黒木先生はきっと応援してくれる」と海斗が言います。
「開成合格。俺も海斗も。お願いします」と2人は頭を下げ祈りました。

弘を訪ねる弘。
優子には内緒で来たと言う順は「俺は開成を受験する。パパの為じゃない。俺が受けたいから受けるんだ。俺が自分の力で合格したらパパが間違っていたってママに謝って欲しい。それまで俺、パパに謝るつもりないからね」と言って走り去って行きました。

そして、桜花のエレベーターに1人の人物が乗り込みました。
事務所の前に立つ男性。
それは灰谷でした。

9話のあらすじネタバレ

『二月の勝者』9話のあらすじネタバレは、2021年12月11日(土)22:00の放送後こちらに追加します。今しばらくお待ちくださいませ。