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『13(サーティーン)イギリス版』原作ネタバレ!帰還したアイビーが家族の再生を促す

桜庭ななみさん主演の連続ドラマ『13(サーティーン)』の原作ドラマ『Thirteen(イギリス版)』の1話から最終回までのあらすじを、わかりやすく紹介しています。

日本版もほぼ同様の展開になると予想されますので、ネタバレしたくない方は、日本版ドラマ『13』の放送後にご覧ください。

『13』日本版のネタバレはこちら

『13(ドラマ)日本版』ネタバレ!1話から最終回までのあらすじ・キャスト・視聴率まとめ

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当記事には、『13(イギリス版)』のネタバレが含まれています。先に内容を知りたくない方は、「FODプレミアム」で第1話から最終回までの放送をご覧になれます。
※記事の公開日(更新日)時点の情報です。

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『13』の原作ネタバレ

13歳から行方不明だった少女・アイビーが保護される

監禁場所(犯人宅)から飛び出して来た女性、アイビー・モクサム(ジョディ・カマー)が警察に保護されます。
13歳で消息を絶ち、その後、13年もの間、消息不明だった女性です。
既に26歳になっていますが、中身(精神状態)は13歳のまま。繊細で臆病、そして無邪気なままの彼女が社会復帰に向け、もがきます。

そんな彼女に、アリア・サイム(チポ・チャン)が付き添います。
アイビーにはストックホルム症候群(犯人に親近感を抱く精神的症状で共犯関係に陥る)の疑いもあって、アリアによる被疑者密着警護が帰宅条件になります。
アリアは妊娠していて、そんなことからアイビーとの会話の中で、監禁中の妊娠経験を窺い知ります。
監禁場所の警察捜索でも、アイビーが犯人と一緒のベッドで寝ていたものと推察され、ますます疑いが強まります。――因みに、誘拐犯のマーク・ホワイト(ピーター・マクドナルド)は、監禁場所での証拠隠滅を図って逃亡。行方が分かりません。

そもそも拉致監禁事件の発端となったのは、親友のエロイーズ・ワイ(エレナー・ワイルド)と学校をサボってゲームセンターに行く約束をしたからです。しかし、もともと学校をサボることを主導していた上級生にアイビーは足手まといだと言われ、エロイーズは約束の待ち合わせ場所(雑貨店前)に現れません。
そこで、親友に何かあったものと心配したアイビーは、裏道を通ってエロイーズの家に向かいます。その道中で、マークに拉致されていたのでした。監禁場所は地下室。犯人のマークは、アイビーの前ではレナードを名乗っていました。

アイビーの実家は誘拐された当時のままですが、家族は様変わりしています。
母、クリスティーナ・モクサム(ナターシャ・リトル)は、妹のエマ・モクサム(キャサリン・ローズ・モーリー)と、その婚約者クレイグ・ワッツ(ジョー・レイトン)と暮らしています。父アンガス・モクサム(スチュアート・グラハム)は、家を出て会社の秘書と暮らしています。不倫中です。が、アイビーが戻ったという妻からの連絡で実家に駆け付けます。
そして、妻クリスティーナの提案により、生還したアイビーの為にも、今後は暫くの間、仲の良い夫婦を演じることになります。
また、ボーイフレンドだったティム・ホブソン(アナイリン・バーナード)は、とりあえず、アイビーの心の平穏の為にも結婚していることを隠し、アイビーと会います。

アイビー拉致監禁事件を担当するのは、エリオット・カーン(リチャード・ランキン)警部とリサ・マーチャント(ヴァリーン・ケイン)巡査部長です。
リサは、恋人でもある上司のエリオットにアイビーが妙に親し気なのを危惧していて、ますますアイビーのストックホルム症候群を疑います。実際、アイビーは、捜査陣の前で矛盾する証言と奇行を繰り返します。

マークが10歳の少女フィーヴィーを誘拐

逃亡中のマークが、新たな誘拐事件を起こします。10歳の少女フィーヴィーが標的になりました。警察は新体制で新たな事件にのぞみます。ロンドン警視庁から事件指揮者としてバリッジ(アリヨン・バカーレ)警視正、それに、ジェシー(チャールズ・ババローラ)が投入され、誘拐されたフィーヴィーの大捜索が開始されます。

そんな中、アイビーがマークと外出した時のショッピングモール内での防犯カメラ映像が見付かります。アイビーは一人で女子トイレに向かい、その数分後、自らマークを探す動きをして、彼の元に戻り手を繋いでいます。
リサは、アイビーがマークを愛しているのではという疑いを強め、バリッジ警視も、アイビーがフィーヴィー誘拐の共犯者かと疑います。

誘拐犯マークとの男女関係を疑われるアイビーが、ティムに愛の告白をします。
しかし、彼には妻(ヤズミン)がいます。それを打ち明けられたアイビーは傷心し落ち込みます。で、警護官のアリアに家まで送って貰うことになります。

マークの弟ディロンとアイビーの関係は?

アリアに付添われ帰宅したアイビーは、自宅前で見知らぬ男に襲われます。アイビーの危機を目撃した家族が家を飛び出し、危ういところで彼女を救います。
アイビーを襲った犯人はフィーヴィーの父親でした。誘拐された娘フィーヴィーの監禁場所を聞き出そうという一心で、共犯者のアイビーを襲ったのでした。が、アイビーはマークの共犯者ではありません。フィーヴィーの監禁場所など知る由もありません。――この襲撃事件で、アリアは職務怠慢を理由に警護任務を外され、アイビーの元を去ります。

警察はエロイーズから、アイビーの隠し事を何とか探り出そうとします。アイビーが誘拐犯のマークと親しくしていた可能性を尋ねます。が、エロイーズはそれを一蹴。しかし、その後、マークからの手紙がアイビーの自宅に届きます。そこには、「君を一人にしない。僕らの愛は永遠」と、記されています。
この手紙を、警察は囮捜査で使おうということになります。マークへの返信をアイビーに代わって警察が書き、マークをおびき出そうという作戦です。

一方、マークの母キャロル・ホワイトは既に老人ホームで他界していましたが、生前の隣人に話を聞きますと、マークは16歳で家を追われたことが知れます。そして、彼にはディロン・ホーソーンという8歳下の異父兄弟がいたことも分かります。
そこで、アイビーにディロンの居場所の心当たりを尋ねますが、彼女はディロンを知らないと言います。が、監禁されていた地下室にはディロンの指紋が多数残されていて、アイビーの嘘が明らかになります。また、それ以前には、兄マークの勤務先中学を弟ディロンが訪ねていたことも明らかになります。

アイビーの帰還が家族の絆を取り戻させる

リサがひとり監禁場所を再検証して不審な壁を見付けます。そして、応援の警官を呼び、壁の中から白骨死体を発見します。
アイビーが監禁されていた地下室で発見された白骨死体(死後7年)の主はマークの弟のディロンで、後頭部に傷痕がありました。そして、ディロンの遺体からもアイビーのDNAが検出されて、ディロンを知らないと言い張っていたアイビーは偽証罪で逮捕されます。

ことの真相は、アイビーを逃がそうとしたディロンが、マークに殺害されていたのでした。監禁されているアイビーにとって、ディロンは友達なのでした。
アイビーは、自分さえ逃げ出そうとしなければディロンは殺されずに済んだ筈と今でも悔やんでいて、それで、ディロンを知らない男と言い張っていたのでした。しかも、ディロン殺害後、その遺体処理をアイビーはマークに命じられ、それに従っていました。ある意味、アイビーは共犯行動をしていたことになり、それでますます真相を警察に語れなかったことになります。

母のクリスティーナが中学校のストーン校長に会います。二人は心を通わせる仲であり、13年前のアイビー拉致事件時も秘かに会っていました。そんなわけで、この校長は、拉致監禁事件発生の責任を感じています。
今でも母の校長に対する気持は微妙なのですが、とりあえず、父アンガスは秘書(愛人)と別れ不倫状態を解消します。アイビーが戻ったことを契機に、家族の絆が修復されつつあります。

アイビーの偽証の罪での逮捕を聞いたティムは、事件発生時、アイビーとの約束の場所に行かなかったことを今でも悔やんでいるエロイーズと一緒に警察へ向かいます。
結局、アイビーは証拠不十分で、警察から解放され帰宅。その後、マークから警察に連絡が入って、アイビーと話がしたいとのこと。それを拒否した場合、監禁しているフィーヴィーを殺すということでもあり、アイビーは要求通りマークと会うことになります。
警察は、アイビーを囮にしてマーク逮捕を画策。アイビーが警察内で待機していると、マークからの電話。無線器を渡されたアイビーは、ショッピングモールの映画館前でマークと待ち合わせることになります。

待ち合わせ場所の厳重な包囲網の中、マークはフィーヴィーを解放し、代わりにアイビーを拉致して車で逃亡します。アイビーの手にあった無線器は捨てられています。
アイビーを攫(さら)ったマークの車を追ったエリオットとリサは事故に巻き込まれて重傷を負い、病院に搬送されてしまいます。

アイビーは、椅子に縛られた状態で目覚めます。そこは知らない家の中です。マークはアイビーを再び服従させようとしますが、アイビーの愛は得られません。
マークの子を生むのが嫌で、7年前、弟ディロンに手伝って貰って逃げ出したことも告げられ、覚悟を決めます。

学校をサボって拉致されたアイビーのことを家族は許さない筈とマークに洗脳教育されていたアイビー。そういう悪い子には、帰る場所は無いのだと洗脳されていたアイビー。が、自宅に戻ったアイビーを、家族全員が温かく受け入れてくれたことをアイビーは実感しています。
家族の温かな愛を知ったアイビーには、マークの言葉など届きません。それを悟ったマークは、アイビーが流産した赤子、母キャロル、弟ディロンと天国で再会することを望み、家に火を放ちます。アイビーを道連れに心中を図ります。そんな絶体絶命の中、マークの隙をついて、アイビーが監禁場所から脱出します。脱出した直後、家が大爆発します。

解放されたフィーヴィーから得られた情報としての拉致場所の絵をヒントに、マークの隠れ家を特定したのが、車事故で重傷を負っていたエリオットでした。病院を抜け出したエリオットがフィーヴィーに会いに行き、そして、彼の機転により、多くのパトカーが爆発するマークの隠れ家に集結します。母親とヨリを戻した父親を含めたアイビーの家族全員もそこに駆け付けます。
当初、生還して家に戻った姉を快く思わず、距離を保とうとしていた妹も、姉アイビーの気持ちに寄り添えるようになっています。

13年ぶりに帰還したアイビーが家族の再生を促しました。家族崩壊を免れ、失われた時と家族の絆を取り戻しました。誘拐された娘の心の回復を願って仲の良い家族を演じ続けたことで、13年間の空白が埋められました。娘の失踪の責任を互いに擦り付け合って険悪になっていた夫婦関係が修復されました。【完】