ドラマル

2020年1月20日

【10の秘密 考察】伏線から犯人と黒幕を探る!仲里依紗が怪しい?10年前の火災の真相とは

向井理さん主演の連続ドラマ『10の秘密』の伏線と考察をまとめました。犯人・黒幕・謎・事件の真相についてのネタバレ考察を1話から最終回まで随時更新してお届けしていきます。

『10の秘密』登場人物設定

『10の秘密』は、主人公・白河圭太(向井理)の娘・瞳(山田杏奈)が何者かに誘拐され、元妻・仙台由貴子(仲間由紀恵)を探せと指示されたことをきっかけに、自分に関わる人間の秘密が明るみになっていく物語です。

『10の秘密』に登場するキーパーソンについて、ドラマ公式サイトで判明している設定と考察の鍵になりそうな重要ポイントをまとめています。

登場人物キャスト役どころ抱えている秘密
白河圭太向井理建築確認検査員10年前の秘密
仙台由貴子仲間由紀恵圭太の元妻・弁護士10年前の秘密
白河瞳山田杏奈圭太の娘父親には話せない秘密
石川菜七子仲里依紗圭太の幼馴染とんでもない秘密
伊達翼(岩瀬真一郎)松村北斗(SixTONES)音大生・ピアニスト物語を大きく動かす秘密
長沼豊佐野史郎帝東建設社長会社の行く末に関わる秘密
宇都宮竜二渡部篤郎帝東建設社員・由貴子の恋人ある会社の秘密

全ての登場人物は掲載しておりませんが、物語の展開により加筆させていただきます。

『10の秘密』ネタバレ考察

『10の秘密』の伏線と結末ネタバレ考察を、放送後に随時更新してお届けしていきます。

第1話「消えた娘と元妻」考察

第1話では、一見バラバラの事件に思えますが、関連性がある複数の出来事が起こります。これに基づき、登場人物の秘密を整理していきます。

第1話で発生した出来事

  1. 帝東建設の現場担当者・矢吹が投身自殺
  2. 元妻・仙台由貴子(仲間由紀恵)の失踪
  3. 娘・白河瞳(山田杏奈)が誘拐される

場所は建設中のタワーマンションの屋上。仙台由貴子の目の前で、帝東建設の現場担当者・矢吹が、その手に持ったUSBと手帳とともに投身自殺してしまいます。

時期を同じくして、仙台由貴子は突然失踪。帝東建設社員であり、由貴子の恋人・宇都宮竜二(宇都宮竜二)には「探さないで」とだけメッセージを残しています。

週が明けのある日、仕事中の白河圭太(向井理)の元に一本の電話が。娘・瞳が何者かに誘拐され、元妻・仙台由貴子を探せと指示されます。

3日以内に探せなければ娘は殺すと脅迫され、慌てて元妻に連絡しましたが、すでに失踪しており電話は繋がりませんでした。

方々に聞き込みをしていると、寝耳に水な情報ばかりで困惑する白河圭太。すると、3日目に元妻から連絡が入ります。

「10年前の秘密」について

白河圭太(向井理)と仙台由貴子(仲間由紀恵)

白河圭太と仙台由貴子は、互いに墓場まで持っていくと誓った「10年前の秘密」を共有しています

10年前の回想シーンでは、別荘(?)が火事になっている様子。コテージのような場所で仲睦まじくBBQを楽しんでいる白河圭太・由貴子・瞳の姿が映しだされています。

その後の夫婦の話し合いで、秘密については、自分たちの為ではなく娘・白河瞳のために隠し通すと決めている2人。

単純に思いつくのは、3人のうちの誰かが火災の原因になっているということでしょうか?「自分たちの保身が目的ではない」ととれる発言をしていることから、娘というよりは、圭太または由貴子、どちらかまたは両方の過失を隠しているとも考えられます。

元妻・仙台由貴子(仲間由紀恵)は脅されている?

また、仙台由貴子がとある電話で「10年前の秘密」「いいかげんにして」と話しているのを、由貴子の恋人・宇都宮竜二(渡部篤郎)が聞いています。

宇都宮竜二は具体的な内容を知らないものの、10年前の出来事で仙台由貴子が脅されていたのではないかと白河圭太に話しています。白川圭太はこのことを知りませんでした。

娘・白河瞳(山田杏奈)が勘付いているコト

2人の娘・白河瞳は父と母が離婚したのは自分のせいではないかと気にしています。父・白河圭太は、上昇志向の仙台由貴子とは性格の不一致だったと伝えていますが、納得していないようすです。

さらに、父・白河圭太に不信感を抱いているようで、チェインストーリーの1.5話で「お父さんはすごく大切な秘密を隠している」と友人の泉崎真衣(河村花)に漏らしています。ただ、その根拠を問われると口をつぐんでしまいます。

白河瞳が考える「父の隠し事」が、「本当の離婚理由」なのか「10年前の秘密」なのかハッキリしていません。ただ、白河瞳に何かを焚きつける人物がいるとすれば、その人物はジャズバーのピアニスト・伊達翼(松村北斗)なのではないかと予想します。

仙台由貴子(仲間由紀恵)の借金が発覚

偽りのセレブ生活と借金の謎

仙台由貴子は「上に行きたい」が口癖。

弁護士としてバリバリ働き、SNSにそのセレブぶりを誇示していることから、傍目には裕福に見えましたが、実際には借金まみれの生活をしていました。

そんなにもお金がないのは、セレブ生活を演出するため、そして10年前の件で脅されていたせいでしょうか。そもそも、なぜ「上に行きたい」のか?

単純に人が羨むような贅沢生活がしたいのであれば、金持ちの妻になればよさそうなのに、仙台由貴子は白川圭太と結婚しています。すると上昇志向の行く先に「本当の目的」が隠されているのかもしれません。

母親は孤独死している

仙台由貴子の上昇志向が強い理由は、実家が貧しかったというのもありそうですが、実家の近所の住人が、母親が古いアパートで孤独死し、由貴子はその時も顔を出さなかったが、それも仕方がないと言っていたのが気になります。仙台由貴子の母親は酷い母親だったのかもしれません。

帝東建設・現場担当者が自殺

仙台由貴子(仲間由紀恵)失踪の原因か?

仙台由貴子の失踪のタイミングから見て、帝東建設の現場担当者・矢吹が自殺したことに関係してるのはほぼ確実でしょう。

建設中のタワーマンションの屋上にて。

矢吹の自殺直前、仙台由貴子は「私が何とかする」と言って、矢吹が持っていたUSBと手帳を回収しようとしているように見えました。また、矢吹の自殺後、矢吹のマンションに出入りする仙台由貴子の映像が残っています。

仙台由貴子は帝東建設の顧問弁護士をしています。帝東建設にまつわる不都合な事実を、仙台由貴子と矢吹は共有し、仙台由貴子はその証拠を探しているのではないでしょうか?

ちなみに新聞報道では、帝東建設の現場担当者・矢吹の自殺の動機は「過重労働」と報じられています。しかし、本当の動機は何だったのか?「耐震偽装」などの秘密を抱えて亡くなったのかもしれません。

長沼豊(佐野史郎)

帝東建設社長・長沼豊(佐野史郎)は「秘密を知りすぎた」仙台由貴子を探しています。

また、元夫・白河圭太の職業が「建築確認検査員」と知ってか知らずか、仙台由貴子が元夫と組むことを恐れています。

宇都宮竜二(渡部篤郎)の秘密

宇都宮竜二(渡部篤郎)は帝東建設の社員。

社長・長沼豊の命令で仙台由貴子を探していますが、仙台由貴子と恋人関係であるため、プライベートな意味でも由貴子を追っています。

社長・長沼豊が2人の恋人関係を知っているのかは不明ですが、宇都宮竜二は社長の前で仙台由貴子の元夫・白河圭太を「凡庸な男だから心配いらない」とこき下ろしており、その様子にはほんのりジェラシーが感じられます。

誘拐された白河瞳(山田杏奈)

白河圭太は娘の瞳と仲良し親子だと思っていましたが、一方の瞳は「父には話せない秘密」を抱えていました。

  • 時々不登校になっており、塾や部活を止めていた(約2か月前から)
  • ジャズバーに出入り。ピアニスト・伊達翼と親しくなる(約2か月前から)
  • 隠し事をする父親に不信感、母親に傾倒している様子
  • バイオリンのレッスン費用を口座から勝手に引き落とした
伊達翼(松村北斗)について

白河瞳は、ジャズバーのピアニスト・伊達翼(松村北斗)と親しくなり、色々な相談をしているようです。1話では伊達翼の登場はありませんでしたが、「物語を大きく動かす秘密」を持っているとされるので、今後要チェックな人物です。

石川菜七子(仲里依紗)について

石川菜七子(仲里依紗)は白河圭太の幼馴染で、近くに住んでいます。

白河瞳の誘拐話を打ち明けられ、表面的には協力していますが、ジャズバーに心当たりがあり、この件を自分にまかせて欲しいと言っていることから、何か裏があると感じさせる人物です。抱えているという「とんでもない秘密」が気になります。

誘拐事件について

最初、白河瞳の自作自演かと思いましたが、誘拐されているの本当で、鍵付きの部屋に監禁されています。

チェインストーリーの1.5話では、実行犯の二本松謙一(遠藤雄弥)に「逃げたら母親を殺す。父親も殺すかも」と脅され、そこで「自分の誘拐に両親が関係している」と気がついているくらいなので、この件では完全な被害者でしょう。

この二本松謙一という男も誰かの指令を受け、白河瞳を監禁しているようなので、一見動機はないようですが、ドラマ公式サイトの登場人物紹介に「謎の男」として掲載させているくらいなので、何かある人物なのでしょう。

最後に

圭太が探していると知った由貴子。誰が連絡?

さて、白河瞳が誘拐されて3日目。仙台由貴子から白河圭太に着信があり、「どうして私を探しているの?」と尋ねています。圭太が由貴子を探していることを、由貴子はなぜ知っているのでしょうか?

苦し紛れに石川菜七子(仲里依紗)が教えた?とも考えましたが、すると仙台由貴子が白河瞳誘拐の件は知らなかったというのが謎になります。

誘拐犯の黒幕は誰か?

また、白河瞳誘拐の黒幕については、仙台由貴子を探している帝東建設の人間(社長または宇都宮竜二)でバッチリつじつまが合うと思ったのですが、2話の予告を見ると、伊達翼(松村北斗)に疑いの目が向けられているようです。

第2話「誘拐犯の黒幕…危険な救出劇」考察

第2話で判明したことは以下の通りです。

  • 白河圭太(向井理)が賄賂を受け取り、謎の場所に送金
  • 伊達翼(松村北斗)と白河瞳(山田杏奈)の繋がりについて
  • 石川菜七子(仲里依紗)のジャズバーに関する「心当たり」
  • 仙台由貴子(仲間由紀恵)が帝東建設から追われている理由
  • 誘拐犯の目星

これらの点を踏まえ、以下に重要と思われるポイントとその根拠について考察していきます。

白河圭太(向井理)、新たな秘密が発覚か?

四ッ倉工務店から「赤羽のマンションの検査日を早めてほしい。謝礼は渡すので」と言われていた白河圭太。当初は「バレたらクビなので」断っていたものの、仙台由貴子と繋がりのある闇金業者から有り金を巻き上げられると、「謝礼はいくらか?」と四ッ倉工務店に自ら連絡を取っています。

賄賂を受け取った理由

ここまでが1話のやり取りです。2話では、白河圭太が謝礼(賄賂)を受け取り、部下に赤羽のマンションの検査を指示しています。

受け取った金額は正確にはわかりませんが、10万あるかないか。闇金に巻き上げられた財布の中身と近いのではないかと予測します。目的のために用意していたお金を取られてしまったので、賄賂の話に乗ってしまったのでしょう。

偽名(?)で現金書留を発送!送り先の謎

ヤバいのはココから。

白河圭太はこの謝礼金を現金書留でどこかに送る手続きをしていました。「遅くなりました。今月分です」というメッセージとともに。

送り先は、埼玉県の「岩瀬多江」、送り主は東京都台東区の「○○隆弘」と見えました(※動画を一時停止で確認した限りで読み取れたものです)。

苗字はハッキリ見えませんでしたが、少なくとも白河圭太とは別の名前で、毎月お金を送金する事情とは一体何なのでしょうか?

石川菜七子(仲里依紗)の「心当たり」について

石川菜七子(仲里依紗)は、以前夜の六本木で白河瞳と遭遇していました。そのことから、伊達翼が出入りするジャズバーが六本木にあるのではないかと推理したのでした。

白河瞳は「友人と会った帰り」と説明していましたが、中学生の身分を偽り、父から自立するためバイト先を探していたかもしれないことが聞き込み調査で判明しました。

また、石川菜七子は柔道の黒帯とのこと。気に留めておいた方が良さそうです。

伊達翼(松村北斗)、誘拐の件は白に近いグレーですが…

白河瞳(山田杏奈)が誘拐された日、伊達翼(松村北斗)と会う約束になっていたことから、誘拐犯は伊達翼と考えた白河圭太。伊達翼のジャズバーを突き止め、自宅マンションまで押しかけて娘を出せと詰め寄ります。

しかし、白河瞳の姿はありません。伊達翼の話を聞くと、バイオリンを止めたいという白河瞳のためにバイオリンを預かる約束をしていたが、白河瞳は約束の時間に現れなかったとのこと。

白河瞳(山田杏奈)の父に対する想いが判明

伊達翼の口から、娘・瞳の自分に対する想いやバイオリンについて抱えていること聞かされた白河圭太。それは「父が重い」「父の期待が辛い」「父を悲しませたくない」というものでした。

父はシングルファーザーとなり、建築家の夢をあきらめることになったので、娘の自分がバイオリンを頑張らなくてはいけない。自分たちを捨てた母を見返すため、素敵親子を演じなければいけないという思いを抱いていたのでした。

ショックで愕然とする白河圭太。見下すような伊達翼の態度が気になります。

10年前の秘密にかかわりのある人物か?

一応、誘拐の件では疑いが晴れた伊達翼ですが、白河圭太、白河瞳、仙台由貴子の3人のプロフィールや勤務先、隠し撮りしたと思われる写真をスマホに入れていることが判明しました。

3話の予告から、10年前の火災に関係する人物で、一家に何か恨みを抱いているのでははないかと予測できます。

仙台由貴子(仲間由紀恵)が帝東建設から追われている理由

仙台由貴子が帝東建設から追われている理由は、帝東建設が、自殺した帝東建設社員・矢吹幸雄と共に消えたUSBを、仙台由貴子が所持していると思い込んでいるからと判明しました。

USBの内容はマンションの欠陥を示す証拠

USBの内容は、建設中のタワーマンション「プラウドガーデン品川」の図面と現場写真です。両者を照らし合わせてみると、欠陥があることがわかってしまうのです。

帝東建設社員・矢吹幸雄は欠陥について真実を暴露しようとしてました。

顧問弁護士の仙台由貴子は建築については詳しくないので、何が欠陥を示しているのか見当がつかないが、建築確認検査員の白河圭太が見れば分かるはずだと言います。

白河瞳(山田杏奈)は「取引の材料」

仙台由貴子が誘拐犯だと目星を付けている「連中」は、やはり帝東建設であるようです。

白河瞳は「取引の材料」なので、安全だろうと言いますが、引き渡す「USB」がないと娘を取り返すこと下できません。そのUSBは失われているので、矢吹幸雄宅のPC内の原本をコピーするため、白河圭太が侵入し、新たなUSBに情報を書き出すことに成功しました。

宇都宮竜二(渡部篤郎)の立ち位置は

社長命令&プライベートで仙台由貴子を追っていた宇都宮竜二(渡部篤郎)。

白河瞳の誘拐については知らない、仙台由貴子については助けたいと発言していました。

ある意味、恋人の仙台由貴子と仙台由貴子を危険人物とみている帝東建設社長・長沼豊(佐野史郎)との間で板挟みになっているようにも見えますが…

最後に

白河圭太が任務を完了させ、ホテルでほくそ笑む仙台由貴子。白河圭太も知らない更なる秘密を抱えているようです。

また、白河瞳の誘拐事件は次回解決すると思われますが、黒幕は帝東建設社長・長沼豊(佐野史郎)ということになるでしょうか?

同時に、白河圭太が「誘拐の件」が「10年前の秘密」も関係していると疑念を抱いていることも忘れてはならないでしょう。現時点であまり確証はありませんが、仙台由貴子を脅している人物は伊達翼と予測することもできるかもしれません。

第3話「黒幕への反撃…10年前の火事」考察

第3話で判明したことは以下の通りです。

  • 誘拐犯・二本松謙一と仙台由貴子はグルだった
  • 白河瞳と二本松謙一は顔見知り?
  • 10年前の火事について
  • 伊達翼が白河親子について思うこと
  • 石川菜七子の秘密の一端

これらの点を踏まえ、以下に重要と思われるポイントとその根拠について考察していきます。

白河瞳(山田杏奈)誘拐事件~仙台由貴子(仲間由紀恵)が首謀者か

誘拐犯・二本松謙一(遠藤雄弥)と仙台由貴子(仲間由紀恵)はグルでした。

白河圭太(向井理)は、まだこのことに気がついておらず、帝東建設社長・長沼豊(佐野史郎)及び宇都宮竜二(渡部篤郎)が娘の白河瞳(山田杏奈)を誘拐したと思っています。

仙台由貴子(仲間由紀恵)はUSBをめぐり帝東建設と取引をしていますが、USBと引き換えに得たのは白河瞳ではなく「アタッシュケースに入った大金」ということになるでしょう。したがって、宇都宮竜二が知らないと言っていた通り、白河瞳誘拐事件については帝東建設は関与していなかったことになります。

仙台由貴子が元夫の白河圭太を利用して失われたUSBを入手させるため、二本松謙一に娘の白河瞳を誘拐させたと考えると、仙台由貴子は想像よりかなりヤバい人物です。

ただ、ヒントはあったのかなと思います。仙台由貴子が白河圭太からUSBを受け取る際「警察には言わないで」と念押ししていた時は、犯人臭が漂っていましたし、1話の時点で、圭太が由貴子を探していることを、由貴子はなぜ知っているのかが不明だったので、自作自演と考えると辻褄は会います。

白河瞳と二本松謙一は顔見知り?

解放の場所で白河瞳は目隠しをされていましたが、暴れた際に誘拐犯・二本松謙一の顔を見てしまう場面がありました。

ただ、自宅で白河圭太と石川菜七子(仲里依紗)と会話していた時には、この点についてお茶を濁すような態度をとっています。

ひょっとすると、白河瞳は二本松謙一の顔に思い当たることがあり、「母・仙台由貴子の知り合い」または「伊達翼の知り合い」と認識しているので黙っている可能性があるのではないでしょうか。

10年前の火事について

白河瞳(山田杏奈)の告白

第1話の考察で、「10年前の秘密」について、ジャズバーのピアニスト・伊達翼(松村北斗)が白河瞳に何か煽るようなこと言ったのではないかと予想しましたが、白河瞳自身にも10年前の火事についての記憶があることが判明しました。

以前友達とBBQしたことにより、過去の記憶がよみがえったとのこと。

白河瞳の口からは、火事は自分の過失と思っていること、母親に連絡を取っても忙しいと取り合ってもらえず、自分で探偵を雇おうと考えお金をおろしたこと。また、「父が重い」と言ったのは、いつでも会えるからこその悪口で本心ではないことなどが語られました。

白河圭太(向井理)の告白

白河瞳と石川菜七子の前で、仙台由貴子と誰にも言わないと約束した「10年前の秘密」について白河圭太が真相を語りました。

白河圭太と仙台由貴子が離婚しておらず、白河瞳が4歳か5歳の頃、白河一家は3人は友人の別荘でBBQをし家族団らんを楽しんでいました。
テラスで時を過ごす白河圭太と仙台由貴子。仕事のことで軽い口論となり、ふと気がつくと近くで遊んでいた白河瞳がいなくなっていました。
白河圭太が近隣を探していると、火に包まれた他の人の別荘の前に呆然と佇む白河瞳。近くには手に持っていたと思われるランプが転がっています。
ランプを回収し白河瞳を抱きかかえ避難する白河圭太。仙台由貴子は名乗り出るとべき言いましたが、白河圭太は白河瞳のために隠そうと言いました。

当時を振り返り「瞳の為と言いながら、仕事で躓きたくない自分の保身の為だった」と打ち明ける白河圭太。白河瞳には「瞳のせいではなく、目を離してしまった親の責任」と言い聞かせました。

10年前の火事について、ある程度の概要は説明されました。しかし、火元は特定されずじまいで、「火傷をした人がいるとは聞いているが死者はいなかった」という話は、どこか都合が良すぎるように感じます。白河圭太はまだ何か隠しているのでしょう。

伊達翼は白河親子と因縁あり?

白河圭太は、瞳誘拐事件で疑ってしまったお詫びに伊達翼を訪問しています。そこで、伊達翼は、瞳と話題になっている10年前の出来事について、何かを尋問するような態度に出ています。また、別の場所で「何でもわかり合っている風親子。壊したい」というような発言もしています。

このことから、伊達翼は白河瞳の相談に乗るふりをして、復讐めいたことを企てているように思います。10年前の火事には死者がいて、その犠牲者が伊達翼の大切な人(両親)だったとうところでしょうか?

石川菜七子(仲里依紗)の秘密

石川菜七子が、以前夜の六本木で白河瞳と遭遇していたことは2話で判明しています。

その時、石川菜七子は絡んできた酔っ払いに蹴りを入れ、ノックアウトしてしまいます。駆けつけてきた警察官に、白河瞳が酔っ払いが悪いと証言してくれたので事なきを得ました。

後日、石川菜七子は白河瞳にわざわざ「自分と六本木の男性の会話を聞いたか」と確認しています。ということは、偶然絡まれたわけではなく、石川菜七子と六本木の男性は要件があり話していたということになります。

これだけでは良くわかりませんが、石川菜七子はいつもと違う夜のお姉さん風のファッションをしていたということが気になりました。ただ白河瞳は特に驚いていなかったので、変装というのではなく、TPOにより服装を変えていただけともとれます。

最後に

白河圭太は仕事はできる人物のようですが、どこか短絡的な面があるように思います。とりあえずの保身のため場当たり的な嘘や誤魔化しをしてしまい、泥沼に落ちていますよね。

今回は、賄賂がバレて会社をクビになり、USBをネタに帝東建設社長・長沼豊をゆすっていますが…。強かな仙台由貴子とは違うので、消されそうにならないか心配です。

第4話「新展開へ…全て覆す悪女の微笑」考察

第4話で判明したことは以下の通りです。

  • 矢吹の手帳の重要性
  • 瞳誘拐の黒幕は母・由貴子と確定
  • 由貴子と二本松謙一の繋がりが判明
  • 10年前の火災で女性1名が死亡していた
  • 10年前の火災の新聞記事を瞳に送る翼の意図は?
  • 娘に軽蔑される圭太
  • 宇都宮の自分を守る切り札とは?

これらの点を踏まえ、以下に重要と思われるポイントとその根拠について考察していきます。

帝東建設の偽装建築と矢吹の手帳

会社をクビになり金に困った白河圭太(向井理)は、自殺した矢吹のUSB(偽装建築の痕跡がわかるデータのコピー)を持って帝東建設の社長室に乗り込みますが、社長・長沼豊(佐野史郎)にあしらわれ、逆に脅迫の音声データを録音されてしまう始末。

宇都宮竜二(渡部篤郎)が、「矢吹幸雄が遺したものはUSBと手帳で、手帳には会社内でのやり取りの詳細が記されているため、2つセットでないと帝東建設を脅かす証拠にはならない。矢吹の手帳を持っているのは仙台由貴子(仲間由紀恵)」と白河圭太に吹き込みます。

帝東建設との絡みでは、USBのことばかりが取り上げられてきましたが、今回からもう一つのアイテムである「手帳」の存在が重要になってくるようです。

仙台由貴子の役割

帝東建設の偽装建築における仙台由貴子の役割は、矢吹幸雄が帝東建設を告発しないよう説得する係りでした。しかし矢吹幸雄に「会社側の人間」と見破られ、自殺されてしまいます。

任務に失敗した仙台由貴子は社長・長沼豊とって知りすぎた存在となり、手帳を持って逃げる理由として「次に切り捨てられるのは自分。命も狙われるかもしれない。」と白河圭太に告白しています。

瞳誘拐の黒幕は母・由貴子と確定

第4話で、白河瞳(山田杏奈)誘拐犯・二本松謙一(遠藤雄弥)と仙台由貴子がグルだったことが判明しています。

二本松謙一と仙台由貴子の関係

そのことを知らず、誘拐は帝東建設の仕業と思い込んでいた白河圭太でしたが、白河瞳から「母の代理」を名乗る人物に呼び出されたことを聞き出し、娘誘拐の真犯人は仙台由貴子であるとの疑念を深めます。

白河瞳の証言から二本松謙一の似顔絵を作成する白河圭太。仙台由貴子の地元の商店街の店主に聞き込みをすると、地元出身の二本松謙一に似ていると言います。二本松謙一の母親が夫を刺した件で弁護を担当したのが仙台由貴子ということでした。

第4話の考察で、白河瞳と二本松謙一は顔見知りでは?と考えましたが、似顔絵のやり取りを見て、その線は違うかなと思いました。

仙台由貴子の自白

矢吹幸雄のデータを盗むため、渡されていないハズの合鍵を使って白河家に侵入した仙台由貴子。その後、家に戻った白河圭太に問い詰められると、白河瞳に10年前の件で相談されたことを利用し、誘拐事件を講じたことを悪げもなく白状。白河圭太のことは、娘の本音も知らない父親だと言ってのけます。

10年前の火災と伊達翼(松村北斗)

「死者はいないと聞いて安心した」という白河瞳に、10年前の火災の詳細について執拗に調べさせようとする相談相手のピアニスト・伊達翼(松村北斗)。最終的には「女性1人が死亡」と掲載された新聞記事の画像を送りつけています。

火災で亡くなった女性は伊達翼の関係者で、亡くなる原因を作ったのは白河瞳ということを伊達翼は本人に知らしめたいと思っているのでしょうか?

白河圭太の告白

10年前の新聞記事を見た白河瞳に問い詰められ、会社をクビになった事、お金がないこと、10年前の火災で自ら申し出なかったこと、火災で女性1人が亡くなった事を告白した白河圭太。

白河圭太は、被害女性の友人と偽り仮の名で、被害女性の子供にこっそり送金を続けていることも告白しました。送金の件は仙台由貴子もに秘密にしていたとのこと。

火災で亡くなった女性の子供が伊達翼と考えたいところですが、第2話の考察で、白河圭太は埼玉県の「岩瀬多江」という人物に送金していることが判明しています。また、第1話で登場した、10年前の件で仙台由貴子に脅迫電話をしていた人物も伊達翼と考えたいところですが…。まだ確証がありません。

最後に

白河瞳に誘拐犯は母親と言うことができず、隠し事する父親は信用できないと言われてしまう白河圭太。親子の溝が深まります。

一方、地元の闇金業者に「白石久美子」の名前で偽造パスポート作らせた仙台由貴子。大金をもって海外に高飛びするつもりでしょうか。

また、宇都宮竜二が持っているという「自分を守るための切り札」とは何なのかも気になります。宇都宮竜二と仙台由貴子がグルになっている部分もあり、社長を裏切ろうとしているとか?

今後、ストーリは伊達翼の正体に焦点が当たっていくものと思われます。

第5話「逆襲せよ…狙うは元妻の三億円」考察

第5話で判明したことは以下の通りです。

  • 由貴子の取引額、USB3億・手帳3億
  • 自殺した矢吹の遺族が臨戦態勢、弁護士をつける
  • 帝東建設社長・長沼 VS 宇都宮、水面下の戦い
  • 菜七子には夜の顔があるようだ
  • 喫茶店の闇金業者は中立の立場(金で動く)
  • 伊達翼は10年前の火災の犠牲者(岩瀬夏子)の息子
  • 岩瀬夏子は事故ではなく他殺で亡くなった可能性がある

これらの点を踏まえ、以下に重要と思われるポイントとその根拠について考察していきます。

帝東建設の偽装建築問題と金の動き

仙台由貴子(仲間由紀恵)は帝東建設と取引しており、USBと交換で3億円を取得、さらに矢吹の残した手帳と交換で3億円を手にしました。

社長・長沼 VS 宇都宮

無事、矢吹の残した手帳を入手し、自分と偽装建築の関りを抹消した帝東建設社長・長沼豊(佐野史郎)。宇都宮竜二の部下・磐城英明(高島豪志)を自らの配下に誘い入れました。宇都宮竜二(渡部篤郎)に偽装建築の責任を負わせ、切り捨てようとしているような動きを見せます。

当然、宇都宮竜二(渡部篤郎)本人も社長の不穏感に勘付いており、密かに「切り札」を用意しています。この切り札が具体的に何なのか、まだ判明してはいません。さらに、宇都宮竜二は白河一家の詳細データをリサーチさせており、白河圭太(向井理)についても切り札になりうると考えている様子。

次回以降は、自殺した矢吹の母親が弁護士を付けて帝東建設に対抗する動きを見せる中、社内では社長&磐城 VS 宇都宮&圭太という構図で食うか食われるかの戦が繰り広げられると思われます。

盗まれた3億をめぐる戦い

帝東建設社長が取引成功でほくそ笑む一方、仙台由貴子は手にした3億円を強奪されてしまいます。犯人は小物扱いされている元夫・白河圭太。喫茶店にいる闇金業者に1割を渡すという条件でグルになっていたのでした。

喫茶店にいる闇金業者は、お金と引き換えに仙台由貴子に偽造パスポートを用意しており、由貴子と共犯関係のようにも見えましたが、今回は白河圭太の話に乗って、仙台由貴子から3億円を盗んでいます。闇金の立場は中立で「とにかく金で動く闇の便利屋」といった存在のようです。

石川菜七子(仲里依紗)にけん制されたこともあり、2度目の娘誘拐という手段で3億円を取り返すことはあきらめた仙台由貴子。3億円をめぐる、仙台由貴子と白河圭太の戦いは次回に持ち越されます。

石川菜七子(仲里依紗)の秘密

前話では、石川菜七子の秘密には触れられていませんでしたが、1週空けて話が進行。夜の街で、派手な格好で男性と出歩く石川菜七子の姿を勤務先の保育園の同僚に目撃されるというシーンがありました。クラブで仲良くなった男性と2人でどこかに移動するようです。

お金のために援助交際的なことをしているのかとも思いましたが、実は援助交際と見せかけてお金だけ奪っているのかと考えました。または、ボッタクリ店と繋がっているのかなと。柔道の黒帯なら抵抗する男性に攻撃することもできますし。そんな出来事の一部を白河瞳(山田杏奈)に目撃されたのではないでしょうか。

伊達翼(松村北斗)の正体が判明

伊達翼はピアニストとして活動するときの名前でした。第4話で考察している通り、伊達翼の正体は、10年前の火災事故ので亡くなった、女性ピアニスト・岩瀬夏子の息子、岩瀬真一郎でした。2人は母子家庭です。

白河圭太が名前を偽って送金していた「岩瀬多江」は、岩瀬夏子の母親だとすると話が繋がります。伊達翼(岩瀬真一郎)は祖母を通じて現金書留を受け取っていたのです。

岩瀬夏子の死因は事故か他殺か

白河圭太の回想に出てきた新聞記事によると、10年前の火災の日、岩瀬夏子は息子と2人で別荘に来ており、母親だけ火災に巻き込まれたとされています。その時、息子は外出中だったため助かりました。すると、当時5歳の白河瞳と8~12歳の伊達翼(岩瀬真一郎)が同じキャンプ場にいたということになります。

伊達翼は、10年前の火事の日、「母を訪ねてきた男」が岩瀬夏子を殺害したと確信しており、「母を訪ねてきた男」=白河圭太と考え、凄まじい憎悪を燃やしています。白河瞳に接近したのも事件の真相を探るためでした。しかし、白河圭太にとってその話は寝耳に水だった様子。

これまで、白河夫婦が娘から目を離してしまったため、冒険した瞳がランプを落としたことに気がつかず、別荘地に火が燃え移ってしまったというのが火災のシナリオでしたが、岩瀬夏子が何らかのトラブルで訪ねてきた男に殺害され、その後火災が起きたとすると、火災自体が仕組まれたことであり、仙台由貴子もこの件に関与しているのかもしれせん

殺害に関与した人物として怪しいのは、既に登場しているとすると帝東建設社長でしょうか?第1話で、帝東建設から仙台由貴子が逃げていたのには10年前の秘密が関わっていると匂わされていたので、キャンプ場と帝東建設の間に何かあると予測できます。

最後に

伊達翼にナイフを向けられ首も絞められ絶体絶命の白河圭太。予告を見て生きていたので一安心(主人公ですしね)。伊達翼や母親にいいように洗脳されている白河瞳には「目を覚まして!」と言いたい気もしますが、圭太パパも独りよがりな行動が多いので、誰の味方をしたらいいのかわからなくなります。

第6話「娘を守れ…悪女が企む三億の罠」考察

第6話で判明したことは以下の通りです。

  • 宇都宮、偽装建築の件で白河圭太に振られる
  • 仙台由貴子の隠れ家の存在が判明
  • 矢吹の遺族に情報を流す者の存在
  • 伊達翼、母親の死の真相を探るため圭太と協力
  • 火災の別荘、現場開発責任者が宇都宮竜二だった
  • 瞳に本性を晒す由貴子、自身も毒親育ち
  • 圭太が隠した3億円が盗まれる。犯人は?
  • 石川菜七子は何がしたいのか?

これらの点を踏まえ、以下に重要と思われるポイントとその根拠について考察していきます。

帝東建設の偽装建築問題

帝東建設の偽装建築問題については、あまり大きな進展がありませんでした。また、第5話の考察で、「社長&磐城 VS 宇都宮&圭太」という構図になるかと予測しましたが、すぐにはまとまりませんでした。

社長・長沼豊(佐野史郎)に切られると察知した宇都宮竜二(渡部篤郎)。白河圭太(向井理)に対し、3億円のことを見過ごす代わりに、「偽装建築の首謀者は社長」と公表してほしいと持ち掛けますが、断られてしまいます。

一方、社長からアレコレ指示され始めている宇都宮竜二の部下・磐城英明(高島豪志)ですが、思いのほか宇都宮に対する忠誠心が篤いのか、自分の身に起きていることを律義に宇都宮に報告しています。そんな磐城英明の行動が吉と出るのか凶と出るのか、渡部佐野コンビがドロドロなだけに、今後が気になります。

矢吹の遺族に情報を流す者の存在

今後、少し気になってくるのは、矢吹の遺族が偽装建築の情報を知っているような雰囲気です。宇都宮竜二は社長に、仙台由貴子(仲間由紀恵)が情報を流しているのだろうと報告していますが、金で解決しているわけですから、あまり腑に落ちません(この点では社長に同意)。

矢吹の遺族なる存在にしても、実際の登場が無いので、今後のストーリー展開にどの程度の影響を及ぼすのか読めない一件です。

仙台由貴子の隠れ家の存在が判明

仙台由貴子にGPSを取り付けたという宇都宮竜二。二本松謙一(遠藤雄弥)と潜んでいる由貴子の隠れ家の場所を知っているといいます。白川圭太が要求を飲めば、教えても良いとのこと。一度断った話ですが、次週予告で白河圭太は宇都宮竜二の話に乗るようなので、隠れ家の場所が暴かれる流れになりそうです。

10年前の別荘火災は殺人事件か

白川圭太を自分の母親・岩瀬夏子を殺した犯人だと思い込み、襲い掛かる伊達翼(松村北斗)。誤解が解け2人は岩瀬夏子を殺した犯人を捜す協力関係に。白川圭太は一命を、伊達翼は落ち着きを取り戻します。

伊達翼による10年前の話~訪ねてきた男は誰か?

10年前の別荘に火災が起きた日。

伊達翼によると、母と自分が別荘に行ったのは、誰かに呼び出されたため。別荘に男が訪ねてくる。伊達翼は外に出されるが、母親とは言い争いの気配。その後、別荘が火災に。後日、母親は2階から転落して頭を打ったので逃げ遅れたと警察から説明があったが、母親は足を捻挫しており、2階に行くはずがない。警察に話しても取り合ってもらえなかった。

以上が、伊達翼が白川圭太に話した内容です。

別荘を訪ねてきた男が母親・岩瀬夏子を殺した犯人として一番怪しいということになります。

火災の別荘「藤が丘オリエンタルリゾート」、現場開発責任者は宇都宮竜二

白川圭太は火災の別荘が帝東建設のものであること、伊達翼は火災の別荘の現場責任者が宇都宮竜二であったことにたどり着きます。

岩瀬夏子が訪ねてきた男(=宇都宮竜二?)に「散々利用して」と言っていたことから、宇都宮竜二と岩瀬夏子は男女の関係で、伊達翼の父親であるという見方も出てきました。

第5話の考察で、帝東建設の社長が黒幕のような気がしており、もしかして仙台由貴子も協力しているのかと考えましたが、宇都宮竜二が出てくるのは予想外でした。

すると、第1話で宇都宮が圭太に「由貴子が10年前の何かの件で、誰かに脅されているようだ」と言ったのには何の意味があるのか分からなくなります。一番詳しいハズの人間だと思うので。

仙台由貴子の母娘問題

仙台由貴子の母親はネグレクトというのでしょうか、娘の世話をしない母親だったようで、これが、仙台由貴子の闇の根源となっているような気がします。第1話の考察で書いているのですが、由貴子の地元のおじさんが「母親は孤独死していたけれど、由貴子は来なかったし、それもしょうがないこと」と証言するほどです。

そして、仙台由貴子自身も自分の娘・白河瞳(山田杏奈)に対し、負のループを仕掛けています。「自分のように母親に期待しても愛は得られない」と教えてあげたと言いますが…。白河瞳(山田杏奈)にとってはたまったものではないでしょう。

ある意味母親からの洗脳は解けたともいえますが、かといって父親である白川圭太にもまだ嫌悪感を抱いているようです。祖母の白河純子(名取裕子)には懐いているようなので、その点は救いです。

圭太が隠した3億円が盗まれる。犯人は?

白河圭太の頭の中では仙台由貴子が犯人ということになってるみたいですが、石川菜七子(仲里依紗)が怪しすぎる。目が3億円に喰いついているように感じられてしまいました。菜七子が時々繁華街でオシャレして活動しているのもお金欲しさじゃないかと考えているので…。

石川菜七子が、仙台由貴子に教えてあげたということもあるかもしれませんが、特に菜七子にメリットないようにも思いますし。

圭太と一緒にクビになり、廃屋を手配してくれた業者もスーツケースの中身を気にしていたので怪しいと言えばあやしいですが、メインストーリには絡んでこないのかなと思います。

最後に~石川菜七子は何がしたいのか?

第3話あたりから、各方面で白河圭太のことが好きなのかとツッコミを入れられていますが、全て否定しています。第5話で仙台由貴子から「信用されていないのね」と鼻で笑われた時は悔しそうでしたし、本心では好きなのかなと感じる部分はありますが。

なぜ石川菜七子が白河圭太の問題に自分から絡んでくるのか、幼馴染とはいえ恋愛感情が無いとしたら動機が不明です。最終的に何を抱えているのか、つい期待してしまう人物です。

第7話「交錯する秘密…消えた三億」考察

第7話で判明したことは以下の通りです。

  • 白河純子(名取裕子)の秘密?圭太の父について
  • 10年前の訪問者は宇都宮竜二?=翼母殺害犯で正解か
  • 白河瞳と伊達翼が和解
  • 宇都宮竜二と白河圭太が結託
  • 矢吹のUSBは宇都宮が回収していた
  • その裏に石川菜七子と宇都宮竜二の策略
  • 3億円は石川菜七子→宇都宮竜二へ

これらの点を踏まえ、以下に重要と思われるポイントとその根拠について考察していきます。

白河純子の告白~圭太の父について

圭太の母・白河純子(名取裕子)の口から、圭太の父親が、無謀な事業に手を出し借金を作って逃げ、逃亡先で病死したことが語られました。

女優さんが名取裕子なのでビックな話が飛び出す期待もしましたが、「言ってなかったっけー?」からの入りでしたので、それに見合ったしょうもない話でしたね。

ただ、主人公・白河圭太(向井理)が醸し出すどうしようもない迂闊さや、金に対する姿勢が父親譲りであることがわかり、少々の納得を得ました。

瞳も?「イライラさせる性格」は遺伝かも

白河圭太(向井理)の娘・白河瞳(山田杏奈)については可哀想という感想の外に、イライラするという感想があるようです。私も同感です。

ただ、「迂闊」「行き当たりばったり」「騙されやすい」という性格は圭太に似てしまったのかと思うと仕方がないのかなと思えます。圭太の「瞳!瞳!」が瞳の「お母さん!お母さん!」に重なるんですよね。

白河瞳と伊達翼が和解

伊達翼(松村北斗)が白河瞳に、利用していたことを告白し謝罪しました。白河瞳も自分が伊達翼の母親の命を奪ったわけではないとやっと理解できたよう。

10の秘密の登場人物で、行動動機が唯一ピュアなのは母親の死の真相を知りたい伊達翼かなと思います。他の人物がドロドロなので一番感情移入しやすいキャラクターですね。

仙台由貴子(仲間由紀恵)の母としては酷すぎる言葉を、伊達翼が自分の想い出から「本気かどうかわからない」と言ってくれたのは、白河瞳にとっては救いであったと思います。

この2人がこのまま兄弟のような関係を築いていけたら良いのでしょうが、もし仙台由貴子が伊達翼の母・岩瀬夏子(中島亜梨沙)の件に絡んでいたとしたら?再び波乱の展開となりそうです。

10年前の訪問者は宇都宮竜二?=翼母殺害犯で正解か

前回、火災の別荘の管理事務所の保管されていた広報誌から「藤が丘オリエンタルリゾート」の現場開発責任者が宇都宮竜二(渡部篤郎)であることは判明しています。

また、宇都宮竜二が伊達翼の父親ではないかという考察がありました。

今回、伊達翼が、母親の岩瀬夏子が楽譜に「ウツノミヤ」という名前と電話番号をメモっていたこと、10年前の火災の日に訪ねてきた男が靴先をハンカチで払うクセがあったことを思い出したので、事件当日に岩瀬夏子の別荘を訪問したのは宇都宮竜二の可能性が高いのでしょう。

ただ、「10年前の訪問者(宇都宮竜二)=夏子殺人犯」としているのは、今のところ伊達翼の憶測によるものなので、白河圭太を犯人と決めつけたように、早とちりという可能性もあるかと思います。

登場人物の中で怪しいのは、帝東建設の長沼豊(佐野史郎)と宇都宮竜二、あるいは親子3人でキャンプ場に来ていた仙台由貴子だと思うのですが、ここにきて石川菜七子(仲里依紗)放火説も出てきています。視聴者からとことん怪しまれている菜七子。

気になる点としては、「10年前の別荘の火災」というキーワードにおいて、宇都宮竜二と仙台由貴子の間に共有情報がなさそうな点です。すると、キャンプ場の時点ではこの2人に直接的な協力関係はなかったと考えられます。

また、第1話では、仙台由貴子が10年のことで何物かの脅迫電話を受けているようだと宇都宮竜二が白河圭太に話していました。この脅迫者について、第2話で自分のスマホに仙台由貴子の情報を持っている「伊達翼」と予想したのですが、今となっては違うのかなと思います。ではその人物は誰なのか?ストーリーが進むにつれ、忘れられている項目のように思いますが、気に留めておいたようが良さそうです。

宇都宮竜二と白河圭太が結託、裏に石川菜七子

白河圭太は仙台由貴子を刑務所に入れるため、宇都宮竜二は社長・長沼豊の寝首を掻くため手を組むことになりました。

白河圭太には岩瀬夏子に関する情報を探るという裏の目的があります。そんな白河圭太の申し出を、一度断られたにも関わらず、気前よく受け入れる宇都宮竜二。

矢吹が飛び降り自殺した際、どこかに行ってしまったと思われたUSB。この矢吹のUSBを宇都宮竜二が回収しており、このUSBが宇都宮の言う切り札でした。

宇都宮に情報と3億円を流す石川菜七子

視聴者の予想通り、白河圭太が隠した3億円を持ち逃げしたのは仙台由貴子ではなく石川菜七子(仲里依紗)でした。ただ、単独行動ではなく宇都宮竜二に情報と3億円を流していたのは意外でした。

菜七子の秘密は何なのか?

石川菜七子自身が金に困っており3億円を盗んだものと思っていましたが、自他ともに「お金に興味がない」とされている宇都宮竜二のところに3億円が回ってきたことになります。このお金を宇都宮はどうするつもりなのか?

宇都宮竜二から再び仙台由貴子へという流れもあるかと思いますが、石川菜七子としてはそうなっても構わないと思っているのかもしれません。白河圭太が仙台由貴子に振り回されているのを見たくないので、むしろ国外逃亡してほしいと思っているのかも。

しかし、宇都宮竜二の方は、仙台由貴子の恋人関係であり、GPSまで仕込んでいたくらいですから、国外に行ってほしくはないと考えているのかもしれません。

ところで、宇都宮竜二と石川菜七子が初めて会ったのは矢吹のマンションの玄関前だったと思うのですが、2人の間にそれ以上のつながりがあるのでしょうか?宇都宮竜二が石川菜七子の弱みを握っているとか?菜七子の秘密によってストーリーが大きく動くような気がします。

最後に

3億円はどうでもよくなってしまった白河圭太さん。無職なのに大丈夫なのかと心配です。「瞳のためならお金は盗む」「瞳を傷つけた母親を許せないので刑務所に送る」、どちらにしろ瞳は喜ばないと思うのですが…。

第8話「裏切りの真相…元妻に裁きを」考察

第8話で判明したことは以下の通りです。

  • 石川菜七子の秘密が明らかに
  • 「宇都宮竜二 VS 社長」→現在、社長が優勢
  • 「10年前の秘密と宇都宮」関与の謎
  • 白河圭太、由貴子のパスポート略奪成功
  • 仙台由貴子のクルーズ船が爆破

これらの点を踏まえ、以下に重要と思われるポイントとその根拠について考察していきます。

石川菜七子の秘密が明らかに

全ての事件の黒幕なのではないかというくらい不穏さマックスの石川菜七子(仲里依紗)でしたが、その秘密は結局プライベートなことでした。

石川菜七子が夜の六本木に繰り出していたのは、予想通り援助交際でしたが、金銭目的という予想は外れでした。真相は、過去に男性不信になったトラウマから、男性と割り切った関係を持ちたくなってしまうというもの。

宇都宮竜二(渡部篤郎)と組んでいたのは、六本木での現場写真を撮影され、ばらすと脅されていたからでした。3億円については、石川菜七子が直接持ち逃げしたわけではなく、隠し場所を宇都宮竜二に知らせたということでした。

石川菜七子と自分の弱さを重ね、菜七子を信じぬくといった白河圭太(向井理)。彼なりの信念が見えた良いシーンのように思いますが、公式サイトの人物紹介にあった石川菜七子の「とんでもない秘密」の正体は過去のトラウマだと思うと拍子抜けという感想です。

「宇都宮竜二 VS 社長」→現在、社長が優勢

宇都宮竜二の策略による「白河圭太の雑誌記者タレコミ作戦」は、意外とあっさり長沼社長(佐野史郎)に制圧されてしまいました。

宇都宮竜二推薦の雑誌記者がチョロくない人物のようですし、宇都宮竜二の部下で社長のスパイの磐城英明(高島豪志)が淡々と仕事しているため、一気に追い込まれてしまった宇都宮。しかし、これでやられてしまうような宇都宮でもないと思うので、次の一手(切り札)を探すのでしょう。

「10年前の秘密と宇都宮」関与の謎

「10年前の訪問者=宇都宮竜二=母親殺しの犯人」の線で宇都宮竜二を尾行している伊達翼(松村北斗)。宇都宮竜二は尾行に気がついていたようで、2人は直接対面します。

別荘リゾート建設の現場責任者でありながら、その別荘で人が亡くなったことは知らない(実際は知っている)などと伊達翼に言い放つのは、あまりに見え透いた嘘をつくものだと思いますが、宇都宮竜二には「火事の当日は沖縄にいた」というアリバイがあるようです。

伊達翼が見たという「宇都宮竜二と思しき靴を拭く男」の存在は気になります。しかし、前回も考察しているように、これまでの宇都宮竜二の言動からは、別荘の件に仕事としては関与しているのものの、「10年前の秘密」に直接関与しているような確証が薄いように思いうのです。

「10年前の秘密」が長沼社長に対する切り札になるのであれば、悪いコトをしているのは宇都宮竜二ではなく長沼社長ということになります。

別荘にいた仙台由貴子が怪しいというのも前回考察したのと変わりません。

白河圭太、由貴子のパスポート略奪成功

仙台由貴子を逃がさないため、3億円ではなく偽造パスポートに目を付けたのは、白河圭太にしては冴えた作戦だったと思います。

しかし、生活がカツカツだったバズの白河圭太が、もはやお金のことを気にしていないという点が前回に引き続き気になってしまいました。クビブラザーズの元施工業者にお金を渡してホテルマンの役をやらせたりしてますよね。

白河圭太が闇金業者に3億円強奪の分け前を渡した時点で、すでに3億円ではなくなっているのですが、白河圭太も「瞳のための資金」として?自分の懐に入れているのかなと思います。すると実際の金額は2億いくらなのか?その辺ハッキリさせてほしいです。

仙台由貴子のクルーズ船が爆破

最後のクルーズ船爆発はビックリでした!

しかし、仙台由貴子が偽造パスポートを盗られたことに気がついた後だったので、直感的には自作自演の爆発劇だと思いました。最初に手に入れた3億あるわけですし、死んだということにして時間を稼げれば、パスポートはまた作ってもらえると思うので…。

予告編を見て、殺されたとかそういう話に展開していくのかと思い直した次第。

すると、一番怪しいのは仙台由貴子とまだ連絡を取り合っていることが判明した長沼社長。別れ際、グットラック的な発言をしていた宇都宮竜二も怪しいと言えば怪しいですが、演じている渡部篤郎さんの雰囲気がそうさせるのか、狡猾なりとも恋人を殺すまでするような人物には見えないし、動機がないと言えるでしょう。

最後に

そもそも何を追っているのかわかりにくくなっている本作。主人公サイドに共感できないのが混乱の原因でしょうか。

主人公・白河圭太の行動として、最初の自分の娘が誘拐されたから取り返すというのは理解できます。次の会社をクビになってお金がピンチになり、娘に満足な教育を与えてあげられないと困るから、脅迫したり強奪したりというのはイマイチ。

また、娘の罪の意識を少しでも減らしたいという理由で、伊達翼の母親の死の真相探しに協力するのは理解できます。ただ、瞳を傷つけた由貴子を許せないので告発したいというのは…自身の由貴子へのコンプレックスもあるということで、息まかれてもあんまり共感できないような。

石川菜七子については、今回明かされた秘密が全てだとすると、白河圭太に想いをよせているということでなければ、事件に首を突っ込む理由が弱すぎるかと思います。

逆に仙台由貴子と宇都宮竜二については、役者が良くダークヒーローな面を担っているように思います。宇都宮竜二に対しては社長に負けないでと応援してしまうし、仙台由貴子の悪女ぶりもカッコいいので完遂してほしいと思ってしまったり。

とにかくパンドラの箱が空いてしまったので、全て回収するまで元の生活には戻れないという話かと思ってみています。

第9話「遂に犯人の正体が…罪の告白」考察

第9話で判明したことは以下の通りです。

  • 宇都宮の靴を拭くクセ、社長からの教えだった
  • 10年前、翼の母親に会っていたのは長沼社長
  • 翼の母親と長沼社長は不倫関係で、別れ話だった
  • 2009年、長沼担当のマンションでも偽装建築が判明
  • やはり由貴子は生きていた
  • 10年前の火事の際、由貴子の行動が不明

これらの点を踏まえ、以下に重要と思われるポイントとその根拠について考察していきます。

10年前、翼の母親に会っていたのは長沼社長

10年前、別荘にいた翼の母親・夏子に会いに行った「靴を拭く男」の正体は、宇都宮ではなく長沼社長でした。ここへきて、宇都宮から自分が靴を拭くクセは、社長直伝の教えだったことが明かされたのです。

本当に沖縄に行っていた宇都宮はこの件ではシロに。一部の考察で出ていた「翼=宇都宮の息子説」の線もなくなりました。ただ、夏子の楽譜のメモ「ウツノミヤ」と電話番号が何のためだったのかについてはハッキリしていません。

夏子と長沼は不倫関係

クラブで弾かれていた夏子のピアノの音色で泣いたという長沼。以降、夏子は長沼の癒し役として付き合っていたようです。しかし、長沼には妻がおり、妻は帝東建設の会長の孫娘でした。また、妻との間には瞳と同年代の娘がいるようです。

長沼が夏子親子を別荘に招いたのは別れ話をするためでした。2人の交際期間から察するに、翼の父親は長沼ではなく、不明ということになります。

長沼に殺意はなかった?

夏子は手に持病を抱えており生活が不安でした。そこで、長沼が夏子に打ち明けていた「会社の秘密」や不倫関係をバラすなどと騒いで、長沼が自分の元から去っていくのを阻止しようとします。

長沼が縋りついてくる夏子を振りほどくと、夏子は倒れ、頭を打ち付けてしまいます。…サスペンス物でこれでもかというほど見かける展開ですね。そんなつもりはなかったらしい長沼、慌てて救急車を呼ぼうとしますが、同時に火災が目の前に迫っており、夢中になって逃げたことが長沼社長の口から語られました。

長沼は夏子と会ったのは殺害目的ではありませんでしたが、火災が起きたのは、結果的に長沼社長にとっては都合が良かったということになります。

2009年の偽装建築について

夏子がバラすと言っていた「会社の秘密」は2009年に建設されたマンションの偽装建築でした。当時長沼が担当しており、コストカットのために行われていました。

由貴子は生きていた(やっぱりね)

船爆破で仙台由貴子が行方不明(運転手は生きていた)。警察は他殺を疑い、圭太、宇都宮、長沼社長から話を聞いていましたが、結局、由貴子も生きていることが確認されました。(争奪戦の3億円は燃えてしまった?)

ただ、圭太が奪った「白石久美子」名義のパスポートがないと、すでに隠し口座に入れているお金が下せないということで困っている様子。

第1話で登場した由貴子の元勤め先の弁護士さん(迫田孝也)が、由貴子の姿を見つけて立ち止まっていたので、直前にポイ捨てした隠し口座情報を見つけてしまいそうな雰囲気でした。由貴子の足を引っ張りそうな事案ですね。

10年前の火事と由貴子

第5話の考察から、10年前の秘密には長沼社長と由貴子が絡んでいると思っていたのでやっとキター!と思いました。

瞳がいなくなった後、由貴子は何をしていたのか。火災をプロデュース?夏子に何か細工したとか?初めて出会ったのかは不明ですが、なんにせよその場で長沼と遭遇しており、由貴子は長沼に有利になるように上手に立ちまわったのではないかと予想します。そこから2人の因縁ができてしまったのかなと。

最後に

佐野史郎がいっぱい秘密を語ってくれて、見ごたえのある回でした。圭太がありのままの情けない自分を受け入れ、社長との取引を断ったのも良かったです。

最後の謎は「仙台由貴子」となりました。10年前の本当の秘密とは?圭太や瞳に対する本音が語られるのか?ラスボスの本性に期待です。

第10話(最終回)「すべてを繋げる最後の秘密」考察

第10話(最終回)で判明したことは以下の通りです。

  • 圭太ママ(名取裕子)、由貴子の母親に会っていた
  • 由貴子の母親も由貴子も、娘の幸せを望んでいた
  • 宇都宮、矢吹氏の証拠を保持していた
  • 長沼社長、会社を守るため自分の罪を公に
  • 建築偽装には直近の1件だけ公表、過去分は秘密になった
  • クルーザー爆破は由貴子が予め計画していた
  • 由貴子の火災の秘密は血が付いた長沼社長を目撃したこと
  • 由貴子は長沼社長と取引し、顧問弁護士に
  • 1話で由貴子に脅迫のような電話をしていたのは長沼社長
  • 圭太が火災の件を秘密にしたことが、由貴子の行動の引き金だった
  • 圭太は由貴子にパスポートを渡し、また2人に秘密ができた

これらの点を踏まえ、以下に重要と思われるポイントとその根拠について考察していきます。

圭太ママ・白河純子(名取裕子)が斬る

存在感をもてあましていた名取裕子が最終回よい仕事をしてました。

圭太ママ VS 由貴子のシーンにて。圭太の母親が由貴子の母親を尋ねていたことが判明しました。姑の立場で、由貴子が実母を嫌っていたこと、由貴子が瞳を突き放したのはわざとであると洞察できるのはなかなかの推理力。

由貴子の母親が、由貴子には幸せになって欲しいと涙ながらに語っており、二度と姿を現さないという言葉通り孤独死したのだと圭太ママが語ると、由貴子も瞳には幸せになって欲しいと本音を漏らす場面は刑事ドラマの自白シーンさながらでした。

圭太ママが由貴子と瞳、2人のそれぞれの母親に対する確執を解放してあげたのは凄いと思いました。

帝東建設を守った長沼社長

結局、宇都宮が矢吹氏の残したUSBと手帳を完全な形で残していました。しかし、社長に渡した手帳は「宇都宮さん手書きのコピー」だったというのは、なんともちまちました工作です。

宇都宮の持っていた偽装建築の証拠と「帝東建設を守る」という言葉で長沼社長は観念。10年前の偽装建築については明かさない条件で、矢吹氏の関わっていた品川のマンションの偽装建築を世間に謝罪することとなりました。

宇都宮の元部下で社長のスパイの磐城英明(高島豪志)くんもサラリと宇都宮派に。

伊達翼に対しても母親を死なせてしまったことを謝罪。視聴者的には物足りない感じはあったと思いますが、伊達翼の心は穏やかになったようです。

仙台由貴子の秘密

クルーザーの爆破については、由貴子が「仙台由貴子」を殺すために仕組んだことがわかりました。まさか海の中にダイバーが待機していたとは(笑)燃えたと思われた争奪戦の3億円も二本松がキープしていたのですが、最終話で二本松の身柄と3億円は警察行となってしまいました。

さて、10年前の火事で由貴子がどんなことをしでかしたのかが注目ポイントでしたが、火事の時点では「顔に血が付いた長沼氏を目撃した」というだけでした。結局、火事の原因はよくわからず、最初の通り、幼い瞳がランタンを転がしてしまったからということになるのでしょうか。

由貴子は、火事の日の目撃情報をネタに社長となった長沼を言いくるめ、帝東建設の顧問弁護士の座を得ました。そして、10年後、矢吹氏自殺の件がきっかけで、由貴子は長沼社長から顧問弁護士の座を切られたのでした。

第1話、由貴子の高級マンションで宇都宮が聞いたという、由貴子が10年前のことで脅されているようだという電話。由貴子が「いいかげんにして」という口の利き方をしているので、社長は違うかと思っていたのですが、相手は長沼社長であることが明らかに。由貴子が怖いから縁を切りたかった社長は結構小心者だったのかもしれませんね。

そして、ある意味一番驚いたのは、火災の直後は死者が出ているから警察に言おうと由貴子は言ったのに、圭太が自分たちの保身のために隠し通す選択をしました。このことが、今の由貴子の出発点になっていたことです。

また、圭太と結婚したのは、この人となら普通のお母さんになれてささやかな幸せで満足できる自分になれるかもしれないと思ったからだということが由貴子の口から語られました。由貴子の中で圭太の存在は意外と大きかったんですね。

圭太は「白石久美子」のパスポートを由貴子に渡し、それは2人の秘密となりました。

最後に

「個人的な些細な秘密が絡まって思わぬ事件を引き起こす」ことを描いていたかもしれないのですが、各秘密がたいしたことなくて盛り上がりには欠けたかもしれません。

それにしても、悪と思われた長沼社長にしても由貴子にしても、自分のしたことにおいて、初動では警察や救急に話すべきと考えたのに、まずは隠そうとしてしまう圭太は主人公ながら不誠実人間のように思います。

しかし、圭太の行動によって娘の瞳は過去や母親のことを吹っ切り自分を取り戻すことができたし、伊達翼も事件の真相がわかって新しい人生を歩むことができそうです。大人の事情に振り回された子供たちの心を救ったという意味では圭太の行動は評価できると思います。